(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記相互係合のための手段は、前記突出部(24)と、前記内側ケース(5)の前壁(7)とを結合するための手段(56)を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシガレット箱。
前記フラップ(58)は、前記外側ケース(6)の側壁(19)と、前記内側ケース(5)の側壁(9)との間に介挿されることを特徴とする、請求項9に記載のシガレット箱。
前記フラップ(58)は、前記外側ケース(6)のサイド(19)を形成する2つのフラップ(51、52)の間に介挿されることを特徴とする、請求項9に記載のシガレット箱。
前記突出部(24)は、折り目線(23)によって前記蓋(21)に接続される部分を含み、該部分は、前記蓋(21)の前壁(32)を形成することを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のシガレット箱。
前記蓋が開放位置にあるときに、前記蓋(21)の前壁(32)は、前記グループ(2)の上面(12)と接触するように位置決めされることを特徴とする、請求項14に記載のシガレット箱。
前記蓋が開放位置にあるときに、前記蓋(21)の前壁(32)は、前記外側ケース(6)の後壁(18)と同じ平面上となることを特徴とする、請求項14に記載のシガレット箱。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明に係る箱の斜視図であって、閉蓋された形態を示す。
【
図2】本発明に係る箱の斜視図であって、半開きの形態を示す。
【
図3】本発明に係る箱の斜視図であって、開蓋された形態を示す。
【
図4】
図1に示す箱の斜視図であって、他の要素をより明確に示すために、一部を切り取った図である。
【
図5】
図2に示す箱の斜視図であって、他の要素をより明確に示すために、一部を切り取った図である。
【
図7】前述の図に示された箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図8】前述の図に示された箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図10】
図9に示す箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図13】
図12に示す箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図15】本発明のさらなる実施形態に係る箱の斜視図である。
【
図16】本発明のさらなる実施形態に係る箱の斜視図であって、
図15と異なる角度から見た図である。
【
図17】
図15および
図16に示す箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図18】
図15および
図16に示す箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図19】本発明のさらなる実施形態に係る箱の斜視図である。
【
図20】
図19に示す箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図21】
図19に示す箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図22】本発明のさらなる実施形態に係る箱の斜視図である。
【
図23】
図22に示す箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【
図24】
図22に示す箱を作製するために用いられるブランクを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
符号1は、全体を通して、長方形断面を有する実質平行6面体の形状の箱に付されており、この箱1の縦方向軸には、文字Aが付されている。
【0011】
箱1は、シガレット3のグループ2と、内側ケース5と、外側ケース6とを備える。なお、
図1、
図2、および
図3に図示されている第1の実施形態においては、箱1には、符号1aが付されている。シガレット3のグループ2は、実質平行6面体の形状で、ホイル4の一部に包まれている。シガレット3は、3つの層3a、3b、3cに配置されている。内側ケース5および外側ケース6は、板紙または同様の半剛性材料から作製される。
【0012】
図4〜
図6を参照して、内側ケース5は、グループ2の周囲に巻き付けられたホイル4の部分と直接接触し、上端部にて開口している。内側ケース5は、より大きな2つの側壁、すなわち、前壁7および後壁8の各々と、より小さな2つの側壁またはサイド9と、軸Aに交差する下側壁またはベース10とによって、形成されている。
【0013】
その上端部にて、内側ケース5は、L字状のフラップ11を2つ有している。これらフラップ11は、サイド9の上端部から延び、これらフラップ11の間にて、開口11aを画定している。
【0014】
前壁7および後壁8は、それぞれの上端部にて、U字状の刻み目13によって画定される。刻み目13の凹部は、グループ2の上面12に向かっており、開口11bの各々を画定している。
【0015】
さらに、前壁7における刻み目13の下端縁14は、軸Aと交差しており、折り目線15によって、フラップ16に接続されている。なお、フラップ16の機能については、後述する。フラップ16は、底壁10に向かって折り曲げられ、同じ前壁7の外面と接触する。
【0016】
図6を特に参照して、外側ケース6は、より大きな2つの側壁、すなわち、前壁17および後壁(またはバック)18と、より小さな2つの側壁(またはサイド)19とによって、形成されている。前壁17および後壁18は、壁7および8に面している。また、サイド19は、内側ケース5のサイド9と面している。
【0017】
符号20は、底壁またはベースを示しており、この底壁20は、内側ケース5の底壁10に面している。また、符号21は、上壁または蓋を示しており、この上壁21は、折り目線(またはヒンジ)22によって、後壁18の上端縁に接続されている。
【0018】
上壁21は、突出部24を有し、突出部24は、折り目線22と平行な折り目線23によって、上壁21に接続されている。
【0019】
突出部24は、壁17と実質同じ縦方向および横方向の寸法を有し、上記したケース5の前壁7と、ケース6の前壁7との間に、介挿される。
【0020】
まず、折り目線23から延びるものとして、突出部24は、少なくとも1本の折り目線27によって互いに接続された第1パネル25および第2パネル26を有する。
【0021】
折り目線27は、折り目線23と平行であり、延伸S’だけ、該折り目線23から離隔している。延伸S’の長さは、箱1の厚さSと実質同じである。
【0022】
突出部24は、閉じられた刻み目28を有し、この刻み目28は、2つのパネル25および26を接続する領域において、開口29を形成している。
【0023】
刻み目28は、上端縁30と下端縁31とによって画定されている。上端縁30および下端縁31は、それぞれ、軸Aと交差し、パネル25およびパネル26の内部に配置されている。
【0024】
パネル25における、上端縁30と折り目線23と間の部分は、蓋21の前壁32を形成する。
【0025】
側方において、開口29の、互いに対向する側端縁30aは、第1延伸部において、互いに平行であり、2つのストリップ33を形成するように、上端縁30から延在している。そして、側端縁30aは、第2延伸部31aにおいて、下端縁31に向かって収束している。
【0026】
開口29の下端縁31のレベルは、フラップ16の折り目線25から、所定の長さDだけ下方側の位置である。フラップ16の側端縁は、開口29の側端縁31aとは反対方向において、互いに近づくように延在している(
図4)。
【0027】
さらに、
図4および
図5を参照して、フラップ16は、外側に向かって折り曲げられ、フォーク形状となり、且つ、以下のようなサイズとなる。すなわち、フォークの尖端である下端部35が、外側ケース6の前壁17と、突出部24の第2パネル26との間で、開口29を通って挿入される。
【0028】
前壁17の中央領域には、実質長方形の開口36が設けられており、この開口36は、その内側に位置するパネル26上において、領域37を画定する。領域37は、蓋21の開蓋および閉蓋を制御すべく、突出部24を操作するための部材である。なお、これについては、後述する。
【0029】
パネル26の領域37は、バンド37aに配置されている。バンド37aは、軸Aに平行に延在しており、高い摩擦係数を有する。この高い摩擦係数は、例えば、スリット37b(特に、
図4および
図5を参照)によって得られる。
【0030】
図7および
図8に示すように、内側ケース5および外側ケース6は、ブランク38およびブランク39から作製される。ブランク38およびブランク39は、双方とも、板紙または同様の包装材からなる。
【0031】
以下のブランクの説明においては、対応する箱1の部材は、添え字によって区別された、同じ参照符号により示す。
【0032】
内側ケース5のブランク38は、実質長方形状であり、その縦方向軸A’を基準として、対称である。縦方向の2本の折り目線40と、横方向の2本の折り目線34および41とが、ブランク38を横断している。2つの折り目線34および41は、上側パネル7’、中央パネル10’および下側パネル8’を形成している。
【0033】
上側パネル7’と下側パネル8’の自由端は、U字状の刻み目13’によって画定される。
【0034】
フラップ16’は、上側パネル7’における刻み目13’の下端縁14’から延在し、同じ上側パネル7’に、横方向の折り目線15’によって接続される。フラップ16’の上端部は、2つの尖端35’を含むフォーク形状を有する。
【0035】
縦方向の2本の折り目線40は、それぞれ、上側パネル7’と下側パネル8’の両側において、サイドフラップ42および43の各々を画定する。
【0036】
2つのタブ44’は、折り目線41によって、2つのフラップ43の端部に接続され、フラップ42に向かって延びる。
【0037】
2つのL字状のフラップ11’は、タブ44の反対側において、折り目線45によって、2つのフラップ42の端部に接続される。
【0038】
パネル7’、8’、および10’は、それぞれ、前壁7、後壁8、および底壁10を形成する。その一方で、2組のフラップ42および43の対は、一旦、互いに重ね合わされ、2つのサイド9を形成する。
【0039】
最後に、2つのタブ44は、底壁10と両側壁9との間の接続要素を構成し、且つ、2つのフラップ11’は、上面12と接触して、内側ケースの開口11aに位置決めされる。
【0040】
図8に示すように、外側ケース6のブランク39は、実質長方形の形状を有し、縦方向軸A’’を基準として対称となっている。ブランク39は、第1の部分46および第2の部分47を有し、第1の部分46および第2の部分47は、軸A’’と交差する折り目線23’によって、互いに接続されている。
【0041】
縦方向の2本の折り目線48と、横方向の3本の折り目線49、50、および22’とが、第1の部分46を横断している。折り目線49、50、および22’は、上から下へ向かって、第1パネル17’、第2パネル20’第3パネル18’、および第四パネル21’を画定する。第1パネル17’、第2パネル20’第3パネル18’、および第四パネル21’は、それぞれ、外側ケース6の前壁17、底壁20、後壁18、および上壁21を構成する。
【0042】
第1パネル17’および第3パネル18’は、側方フラップ51および52を有する。側方フラップ51および52は、互いに重ね合わされて、接着剤Gによって固定されると、外側ケース6の2つのサイド19を構成する。
【0043】
2つのタブ53は、折り目線50によって、2つのフラップ52の端部に接続され、フラップ51に向かって延在する。これらタブ53は、外側ケース6の底壁20とサイド19との間の接続要素を構成する。
【0044】
符号54は、折り目線55によってパネル17’の上端部に接続されたフラップに付されている。このフラップ54は、パネル17’の内面と接触するように折り曲げられるべく構成されており、前壁17の上端縁のための強化要素を形成する。
【0045】
パネル17’は、その中央領域において実質長方形の開口36’を有する。
【0046】
第2の部分47は、パネル17’と実質同じ縦方向寸法を有しており、蓋21の突出部24を構成する。第2の部分47は、上から下に向かって、第1パネル25’および第2パネル26’を有し、第1パネル25’および第2パネル26’は、少なくとも1本の折り目線27’によって、互いに接続されている。
【0047】
第1パネル25’の縦方向寸法は、上壁21を構成するパネル21’と
実質同じである。
【0048】
第2の部分47は、閉じられた刻み目28’を有する。刻み目28’2つのパネル25’と26’を接続する領域において、開口29’を形成する。
【0049】
刻み目28’は、軸A’’と交差する上端縁30’と下端縁31’とによって画定され、パネル25’およびパネル26’の各々の内部に配置されている。
【0050】
側方には、開口29’の、互いに対向する側端縁は、2つのストリップ33’を形成するように、上端縁30’から延び、第1延伸部において互いに平行であり、且つ、下端縁31’の近傍において互いに近づくように延びる。
【0051】
箱1が閉じられると、突出部24は、
図4に示す構造となる。すなわち、この状態においては、突出部24は、蓋21を閉蓋状態に維持するように、外側ケース6の前壁17と、内側ケース5の前壁7との間に、挿入される。
【0052】
より具体的には、この状態において、上壁21は、グループ2の上面12と接触しており、且つ、蓋21の前壁32は、前壁7と内側ケース5との間に介挿されている。
【0053】
箱1を開くと、使用者は、開口36を通して、矢印Fによって示されている方向に、パネル26の高摩擦係数領域37に対して押し動作を行う。
【0054】
押し動作によって、まず、前壁7および17に対してパネル26を摺動させる。なお、前壁7と17との間には、同じパネル26が介装されている。これにより、折り目線22周りの上壁または蓋21の回転によって、箱1を部分的に開くことができる。
【0055】
突出部24の移動の間に、フラップ16は、開口29の、互いに対向する両側端縁の間にて、自由に摺動する。
【0056】
このステップの最後において、刻み目28の下端縁31が折り目線15と接触すると、突出部24の2つのストリップ33は、ケース5および6の外方へ延在する。その一方で、蓋21は、最初の位置に対して約45°の角度で傾斜する(
図2および
図5)。
【0057】
押し動作を継続するにつれて、刻み面28の下端縁31は、フラップ16の折り目線15と係合し、これにより、内側ケース5と、該内側ケース5内のグループ2とは、外側ケース6に対して摺動する。
【0058】
このように、フラップ16および下端縁31は、相互係合手段56を構成する。より具体的には、フラップ16および下端縁31は、突出部24と内側ケース5の前壁7とを結合する手段を構成する。
【0059】
上壁21が後壁18と実質同じ平面となり、且つ、シガレット3のグループ2の上面12が、2つのストリップ33および前壁32と実質的に接触する位置になると、摺動動作は停止する。このように、2つのストリップ33および前壁32は、内側ケース5と、該内側ケース5内のシガレット3のグループ2のための、外部制限ストップ要素を構成する。
【0060】
この状態においては、突出部24は、開口29が内側ケースの開口(全体を通して符号57が付されている)に配置される。この開口57は、L字状のフラップ11によって形成された上記開口11aと、U字状の刻み目13によって形成された前方側の開口11bとからなる。
【0061】
結果的に、グループ2は、所定量だけ外側ケース6から突出し、これにより、従来のヒンジ蓋付箱と実質同様にして、箱からシガレット3を容易に取り出すことが可能となる。
【0062】
明らかなように、箱を閉じるためには、使用者は、開口36を通して矢印Fと反対の方向に、高摩擦係数領域37に対して、押し動作を行う。これにより、蓋21は面12に再度接着し、前壁32は、前壁17の内面と内側ケース5との間に復帰する。
【0063】
図9〜
図11は、第2の実施形態に係る箱1(符号1bを付している)を示している。
【0064】
箱1bは、箱1aと以下の点が異なっている。すなわち、この実施形態においては、突出部24を動作させるための領域37が、突出部自体の上に配置されているのではなく、側方フラップ58上に配置されている。このフラップ58は、突出部24のパネル26に、折り目線58’によって接続されている。フラップ58の表面は、スリット37bを設けることによって、高い摩擦係数を有しており、フラップ58は、開口59を通してアクセス可能である。開口59は、外側ケース6の一方のサイド19に形成される。箱1bが開かれると、フラップ58は、外側ケース6の側壁19と、内側ケース5の側壁9との間にて摺動する。
【0065】
本実施形態の変形例として、フラップ58を1つのみ設ける代わりに、2つのフラップ58が反対となるように設けられており、これらフラップ58は、それぞれの開口59を通して、アクセス可能である(
図10)。
【0066】
本発明の第3の実施形態に係る箱1が、
図12〜
図14に示されている。
【0067】
この実施形態においては、箱1(符号1cを付している)は、箱1bと、以下の点においてのみ、異なっている。すなわち、この実施形態においては、フラップ58は、2つのフラップ51と52との間にて摺動する。ここで、フラップ51および52は、互いに重ね合わされて、外側ケース6の側壁19を形成する。このような構成のため、開口59は、側方フラップ51の一方のみ、または、側方フラップ51の両方に、形成される。
【0068】
明らかなように、この場合においては、接着剤Gは、フラップ58が摺動する部分には塗布されない。
【0069】
また、この場合においては、互いに反対側となる2つのフラップ58を備える変形例も可能である。
【0070】
図15および
図16に示す、符号1dが付された実施形態においては、本発明に係る箱は、上記した箱よりも薄くなっている。何故ならば、グループ2が、3層の代わりに、シガレット3の2つの層3aおよび3bのみを有するからである。
【0071】
この実施形態が上記の物と異なる点は、開口29の端縁30と31との間の距離と、箱が閉じられたときの、端縁31と折り目線15との間の距離が、以下のようなサイズとなる点である。すなわち、箱が開かれたときに、蓋21の前壁32は、グループ2の上面12と接触する代わりに、壁18と同じ平面上に配置され、且つ、端縁30は、グループ2の端縁12’と実質的に一致する(
図16を参照)。
【0072】
図17および
図18を参照して、参照符号23’’は、折り目線23’と平行な折り目線を示す。折り目線23’’は、開口29’の端縁30’と実質整列しており、パネル25’を端縁12’で折り曲げるのを容易とするように構成される。
【0073】
本実施形態においては、シガレット3を取り出すのが、より容易となっていることが明らかである。何故ならば、箱1aと異なって、内側ケース5が外方規制位置まで押し出されたときに、グループ2の上面12が、蓋21の前壁32から開放されるからである。
【0074】
図19に示す、符号1eが付された実施形態は、
図9の実施形態1bと、以下の点で異なっている。すなわち、この実施形態においては、突出部24を操作するための領域37は、突出部24の一部と、側方フラップ59の一部とに亘って設けられている。
【0075】
明らかなように、この場合、操作領域3へのアクセスを可能とする開口36は、
図21に示すように、折り目線58’に配置されている。
【0076】
図19の実施形態に係る箱1eに関連する、
図20のブランク38においては、フラップ16’およびフラップ11’の形状が、上記したものと異なる。
【0077】
最後に、
図22〜
図24に示す、符号1fが付された実施形態は、
図1の実施形態1aと、以下の点で異なっている。すなわち、この実施形態においては、相互係合手段56が、内側ケース5の前壁7上に形成された2つのフラップ61の折り目線61aと協働する、突出部24の2つの側方刻み目60の下端縁60aによって、構成されている。
【0078】
最後の実施形態(
図23を参照)の内側ケース5のためのブランク38においては、後壁8に関連するパネル8’は、前述の実施形態には設けられていたU字状の刻み目13’を有していない。
【0079】
上記したように、本発明に係る箱が、従来技術に係るヒンジ蓋付箱よりも、閉蓋したときに、良好な封止を保証することが明らかである。何故ならば、蓋21の前壁32が、外側ケース6の前壁17と、内側ケースの前壁7との間で、安定して保持されるからである。