(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ユーザ要求を受信することは、複数の同一のユーザ命令を所定回数だけ受信することを含み、該複数の同一のユーザ命令の各々は、前記メディアガイダンスアプリケーションに、番組項目が表示される期間を別の隣接する期間に移転させる、請求項1に記載の方法。
前記第1のユーザ入力は、ハイライト領域を前記第1の複数のセルのうちの前記1つまでナビゲートすることと、所定の期間の間、該第1の複数のセルのうちの該1つの上に該ハイライト領域を維持することとを含む、請求項5に記載の方法。
表示される第2の複数のセルの一部分によって表される期間が、現在の時間よりも前の期間に対応することを示すように、該表示される第2の複数のセルの該一部分とともにインジケータを表示のために生成することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
前記第2の複数のインジケータの各々によって表される前記期間は、同一の長さを有し、該同一の長さは、番組項目が同時に表示される時間の区間に対応する、請求項7に記載の方法。
前記表示される動作インジケータのうちの選択された1つに対応する前記予定される動作を修正するように、該表示される動作インジケータのうちの1つについてのユーザ選択を受信することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
前記処理回路は、前記ユーザ要求として、複数の同一のユーザ命令を所定回数だけ受信するようにさらに構成され、該複数の同一のユーザ命令の各々は、前記メディアガイダンスアプリケーションに、番組項目が表示される期間を別の隣接する期間に移転させる、請求項11に記載のシステム。
前記処理回路は、ハイライト領域を前記第1の複数のセルのうちの前記1つまでナビゲートすることと、所定の期間の間、該第1の複数のセルのうちの該1つの上に該ハイライト領域を維持することとを行うようにさらに構成される、請求項15に記載のシステム。
前記処理回路は、表示される第2の複数のセルの一部分とともにインジケータを表示のために生成して、該表示される第2の複数のセルの該一部分によって表される前記期間が、現在の時間よりも前の期間に対応することを示すようにさらに構成される、請求項15に記載のシステム。
前記第2の複数のインジケータの各々によって表される前記期間は、同一の長さを有し、該同一の長さは、番組項目が同時に表示される時間の区間に対応する、請求項17に記載のシステム。
前記処理回路は、前記表示される動作インジケータのうちの1つについてのユーザ選択を受信して、該表示される動作インジケータのうちの該選択された1つに対応する前記予定される動作を修正するようにさらに構成される、請求項19に記載のシステム。
前記ユーザ要求を受信する手段は、複数の同一のユーザ命令を所定回数だけ受信する手段を備え、該複数の同一のユーザ命令の各々は、前記メディアガイダンスアプリケーションに、番組項目が表示される期間を別の隣接する期間に移転させる、請求項21に記載の装置。
前記第1のユーザ入力は、ハイライト領域を前記第1の複数のセルのうちの前記1つまでナビゲートし、所定の期間の間、該第1の複数のセルのうちの該1つの上に該ハイライト領域を維持することを含む、請求項25に記載の装置。
表示される第2の複数のセルの一部分によって表される前記期間が、現在の時間よりも前の期間に対応することを示すように、該表示される第2の複数のセルの該一部分とともにインジケータを表示のために生成する手段をさらに備える、請求項25に記載の装置。
前記第2の複数のインジケータの各々によって表される前記期間は、同一の長さを有し、該同一の長さは、番組項目が同時に表示される時間の区間に対応する、請求項27に記載の装置。
前記表示される動作インジケータのうちの選択された1つに対応する前記予定される動作を修正するように、該表示される動作インジケータのうちの1つについてのユーザ選択を受信する手段をさらに備える、請求項29に記載の装置。
前記複数の同一のユーザ命令の各々は、前記メディアガイダンスアプリケーションに、番組項目が表示される期間を別の隣接する期間に移転させる、請求項33に記載の方法。
前記複数の同一のユーザ命令のうちの第1の命令は、前記メディアガイダンスアプリケーションに、前記第1の期間に隣接する第3の期間に対応する第3の番組項目を表示させる、請求項33に記載の方法。
前記複数の同一のユーザ命令のうちの第1の命令は、前記メディアガイダンスアプリケーションに、前記第1の期間に隣接する第3の期間に対応する第3の番組項目を表示のために生成させる、請求項39に記載のシステム。
前記複数の同一のユーザ命令のうちの第1の命令は、前記メディアガイダンスアプリケーションに、前記第1の期間に隣接する第3の期間に対応する第3の番組項目を表示させる、請求項45に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明は、概して、メディアガイダンスアプリケーションにおいて番組項目をナビゲートするためのシステムおよび方法に関する。具体的には、ユーザが、番組項目を表示する任意の将来または過去の期間を選択することを可能にするためのシステムおよび方法が提供される。
【0017】
任意の所与のメディア送達システムにおいて、ユーザに利用可能なメディアの量は膨大となり得る。結果として、多くのユーザは、ユーザがメディアの選択肢を効率的にナビゲートし、所望し得るメディアコンテンツを容易に識別することを可能にする、インターフェースを介したメディアガイダンスの形態を所望している。そのようなガイダンスを提供するアプリケーションは、本明細書において、双方向メディアガイダンスアプリケーションと称されるが、メディアガイダンスアプリケーションまたはガイダンスアプリケーションと称されることもある。
【0018】
双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ガイダンスを提供するメディアに応じて種々の形態をとり得る。1つの一般的な種類のメディアガイダンスアプリケーションは、双方向テレビ番組ガイドである。双方向テレビ番組ガイド(電子番組ガイドと呼ばれることもある)は、とりわけ、従来のテレビ番組(従来の放送、ケーブル、衛星、インターネットまたは他の手段を介して提供される)、ならびに有料番組、オンデマンド番組(ビデオオンデマンド(VOD)システムのような)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能なメディア、ウェブキャスト等)、および他の種類のメディアまたはビデオコンテンツを含む多くの種類のメディアコンテンツ間を、ユーザがナビゲートおよび検索することを可能にする周知のガイダンスアプリケーションである。ガイダンスアプリケーションはまた、ユーザが、例えば、ビデオクリップ、記事、広告、チャットセッション、ゲーム等を含むビデオコンテンツに関連するコンテンツ間をナビゲートし、検索することも可能にする。ガイダンスアプリケーションはまた、ユーザが、マルチメディアコンテンツ間をナビゲートすることも可能にする。用語「マルチメディア」とは、本明細書において、テキスト、オーディオ、静止画、画像、動画、ビデオ、および双方向コンテンツ形態等の、少なくとも2つの異なるコンテンツ形態を利用するメディアならびにコンテンツとして定義される。マルチメディアコンテンツは、コンピュータおよび電子デバイス等の情報コンテンツ処理デバイスによって、記録および再生、表示またはアクセスされてもよいが、また、ライブパーフォーマンスの一部であることも可能である。メディアコンテンツに関連して論議される本発明の実施形態はまた、ビデオ、オーディオ、および/またはマルチメディア等の他の種類のコンテンツにも適用可能であることを理解されたい。
【0019】
インターネット、モバイルコンピューティング、高速無線ネットワークの登場に伴い、ユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)や、手持ち式コンピュータ、携帯端末(PDA)、携帯電話、または他のモバイルデバイス等の従来はアクセスしなかった他のデバイス上でメディアにアクセスしている。これらのデバイス上で、ユーザは、テレビを介して利用可能な同じメディア間をナビゲートおよび検索することができる。その結果として、メディアガイダンスは、これらのデバイス上でも必要である。提供されるガイダンスは、テレビのみを介して利用可能なメディアコンテンツ、これらのデバイスのうちの1つ以上のみを介して利用可能なメディアコンテンツ、またはテレビおよびこれらのデバイスのうちの1つ以上の両方を介して利用可能なメディアコンテンツのためのものであってもよい。メディアガイダンスアプリケーションは、手持ち式コンピュータ、PDA、携帯電話、または他のモバイルデバイス上で、オンラインアプリケーション(すなわち、ウェブサイト上で提供される)として、あるいは独立型アプリケーションまたはクライアントとして提供されてもよい。メディアガイダンスアプリケーションを実装し得る種々のデバイスおよびプラットフォームは、以下でより詳細に説明される。
【0020】
メディアガイダンスアプリケーションの機能のうちの1つは、メディア項目およびメディア情報をユーザに提供することである。
図1−2は、メディアガイダンス、具体的にはメディア項目を提供するために使用され得る例示的な表示画面を示す。
図1−2および5−9に示された表示画面は、任意の好適なデバイスまたはプラットフォーム上で実装されてもよい。
図1a−b−2および5−9の表示は、全画面表示として図示されているが、それらはまた、表示されているメディアコンテンツ上に完全または部分的にオーバーレイされてもよい。ユーザは、表示画面に提供された選択可能なオプション(例えば、メニューオプション、項目オプション、アイコン、ハイパーリンク等)を選択することによって、あるいはリモートコントロールまたは他のユーザ入力インターフェースもしくはデバイス上の専用ボタン(例えば、「ガイド」ボタン)を押下することによって、メディア情報へのアクセス欲求を指示してもよい。ユーザの指示に応じて、メディアガイダンスアプリケーションは、グリッド内の時間およびチャンネル別、時間別、チャンネル別、メディアの種類別、カテゴリ別(例えば、映画、スポーツ、ニュース、子供向け、または他の番組カテゴリ)、または、他の所定、ユーザ定義、あるいは他の組織化基準等のいくつかの方法のうちの1つで組織化されたメディア情報を有する表示画面を提供してもよい。
【0021】
図1aは、単一表示内の異なる種類のメディアコンテンツへのアクセスをも可能にする、時間およびチャンネル別に配設された例示的なグリッド番組項目表示100を示す。表示100は、(1)各チャンネル/メディア種類識別子(列内のセル)が利用可能な異なるチャンネルまたはメディアの種類を識別する、チャンネル/メディア種類識別子104の列、および(2)各時間識別子(行内のセル)が番組の時間帯を識別する時間識別子106の行を有するグリッド102を含んでもよい。時間識別子106の組み合わせによって示される時間の長さは、期間と呼ばれる。グリッド102はまた、番組項目108等の番組項目のセルも含み、各項目は、項目の関連チャンネルおよび時間において提供される番組のタイトルを提供する。いくつかの実施形態において、グリッド102内に表示される期間は、3時間の時間区間に及ぶ。具体的には、グリッド102内に表示される第1組の番組項目108は、3時間の期間または時間窓に対応する。任意の他の期間(または時間区間)が、番組項目を表示するために使用されるデバイスの物理的制約のみによって制限される、グリッド102内に表示されてもよい。例えば、手持ち式デバイスを使用するときに、フォントサイズを手持ち式デバイスの表示の物理的制約に収めなければならないので、より小さい期間(例えば、1時間)がより好適であってもよい。したがって、手持ち式デバイスを使用するときに、グリッド102は、1時間の期間に対する番組項目108を表示してもよい。
【0022】
ユーザ入力デバイスを用いて、ユーザは、ハイライト領域110を移動させることによって番組項目を選択することができる。ハイライト領域110によって選択される番組項目に関する情報が、番組情報領域112の中に提供されてもよい。領域112は、例えば、番組タイトル、番組内容、番組が提供される時間(該当する場合)、番組が放送されるチャンネル(該当する場合)、番組の評価、および他の所望の情報を含んでもよい。
【0023】
スケジュールに従って提供される線形番組へのアクセスを提供することに加えて、メディアガイダンスアプリケーションはまた、スケジュールに従って提供されない非線形番組へのアクセスも提供する。非線形番組は、オンデマンドメディアコンテンツ(例えば、VOD)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能なメディア等)、ローカルに記憶したメディアコンテンツ(例えば、デジタルビデオレコーダ(DVR)、デジタルビデオディスク(DVD)、ビデオカセット、コンパクトディスク(CD)に記憶されたビデオコンテンツ等)、または時間的制約のない他のメディアコンテンツを含む、異なるメディアソースからのコンテンツを含んでもよい。オンデマンドコンテンツは、映画および特定のメディアプロバイダによって提供されるオリジナルのメディアコンテンツの両方を含んでもよい(例えば、「The Sopranos」や「Curb Your Enthusiasm」を提供するHBO On Demand)。HBO ON DEMANDは、Time Warner Company L.P.らによって所有されるサービスマークであり、THE SOPRANOSおよびCURB YOUR ENTHUSIASMは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。インターネットコンテンツは、チャットセッションまたはウェブキャスト等のウェブイベント、あるいは、インターネットウェブサイトまたは他のインターネットアクセス(例えば、FTP)を介して、ストリーミングメディアまたはダウンロード可能なメディアとしてオンデマンドで利用可能なコンテンツを含んでもよい。
【0024】
グリッド102は、オンデマンド項目114、録画メディア項目116、およびインターネットコンテンツ項目118を含む、非線形番組の項目を提供してもよい。異なる種類のメディアソースからのコンテンツのための項目を組み合わせる表示は、「混合メディア」表示と呼ばれることもある。表示100とは異なる、表示され得る項目の種類の種々の順列は、ユーザ選択またはガイダンスアプリケーション定義に基づいてもよい(例えば、録画および放送項目のみの表示、オンデマンドおよび放送の項目のみの表示等)。例示されるように、項目114、116、および118は、これらの項目の選択が、各々、オンデマンド項目、録画項目、またはインターネット項目専用の表示へのアクセスを提供してもよいことを示すように、グリッド102内に表示される時間ブロックまたは期間全体に及ぶものとして示されている。他の実施形態において、これらのメディア種類の項目は、グリッド102に直接含まれてもよい。ユーザがナビゲーションアイコン120のうちの1つを選択することに応じて、付加的な項目が表示されてもよい。(ユーザ入力デバイス上の矢印キーを押すことは、ナビゲーションアイコン120を選択することと同様に表示に影響を及ぼしてもよい)。
【0025】
例えば、ユーザは、右アイコン120を選択するか、またはユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押して、メディアガイダンスアプリケーションに、表示された期間に隣接する期間を表示させてもよい。具体的には、ユーザは、グリッド102内に表示された最後の項目(例えば、Joe Millionaire)にカーソル110をナビゲートしてもよい。カーソル110がグリッド102内に表示された最後の項目の上に配置され、ユーザがユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押すと、メディアガイダンスアプリケーションは、表示された期間に隣接する期間に対応する第2組の番組項目を表示の中へスライドしてもよい。より具体的には、メディアガイダンスアプリケーションは、右矢印キーのユーザ入力の受信時に、
図1bに示されるように期間10:00PM−12:00AM(例えば、現在表示されている期間7−9PMに隣接する次の期間)に対する番組項目を取り出し、表示してもよい。具体的には、
図1bの表示100bは、時間インジケータ10:00PMに対応する第1の番組項目(例えば、Joe Millionaire)の上に配置されたカーソル110を示す。表示100bは、時間区間10:00PM−12:00AMに及ぶ第2の期間510に対応する番組項目を示す。
【0026】
いくつかの実装では、メディアガイダンスアプリケーションは、期間全体に対応する番組項目の代わりに、次の隣接する時間インジケータ106に対応する番組項目を取り出し、表示してもよい。そのような状況では、最も早い表示された時間インジケータ106(例えば、7:00PM)が表示の外に移転され、次の隣接する時間インジケータ106(例えば、10:00PM)が、その時間(例えば、10:00PM)に対する対応する番組項目とともに表示の中へ移転される。
【0027】
いくつかの実施形態において、表示100は、ホップスコッチオプション140を含む。ホップスコッチオプション140の選択は、メディアガイダンスアプリケーションに、ホップスコッチ表示600または700(
図6または7)を表示の中へスライドさせてもよい。ホップスコッチ表示600および700は、ユーザが任意の過去または将来の期間を選択することを可能にして、メディアガイダンスアプリケーションに、選択された期間に対応するグリッド102内の番組項目を表示させる。ホップスコッチ表示600および700ならびにそれらの関連機能性は、
図6−9に関連して以下でより詳細に論議される。
【0028】
いくつかの実施形態において、ホップスコッチオプション140は、ユーザ入力デバイス上の専用ボタンを押すことによってユーザによって選択されてもよい。いくつかの実施形態において、ホップスコッチオプション140は、グリッド102の外縁(例えば、右端)に表示された項目へカーソル110をナビゲートし、ユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押すことによって選択されてもよい。カーソル110は、ホップスコッチオプション140の上に配置されてもよく、ユーザがユーザ入力デバイス上の選択キーを押した時に、ホップスコッチ表示600または700を提供させてもよい。カーソル110がホップスコッチオプション140の上に配置され、ユーザがユーザ入力デバイス上の方向矢印キー(例えば、ホップスコッチオプション140がグリッド102の右端上に提供された時は右矢印キー)を押すと、メディアガイダンスアプリケーションは、次の隣接する期間(例えば、期間10−12AMに対する番組項目、または次の時間インジケータ10PMに対する番組項目)に対する番組項目を表示してもよい。
【0029】
いくつかの実施形態において、ユーザがユーザ入力デバイス上の右矢印キーを所定回数(例えば、3回)押した後(例えば、制御回路が同一のユーザ入力を受信した後)、メディアガイダンスアプリケーションは、表示ホップスコッチ表示600または700の中へ自動的にスライドしてもよい。具体的には、メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザの挙動および相互作用に基づいて、ユーザが番組の将来の放送時間または日に対する番組項目にアクセスする、または閲覧することを所望することを予測してもよい。したがって、所望の番組項目が表示されるまで、ユーザ入力デバイスを使用して右矢印キーを押すというユーザにとっての負担を低減するために、メディアガイダンスアプリケーションは、自動的に(すなわち、将来のユーザ入力なしで)ホップスコッチ表示600または700を提供して、ユーザが所望の期間に迅速かつ容易に飛ぶことを可能にする。
【0030】
同一のユーザ入力が連続的に受信されてもよい、または他のユーザ入力間に散在されてもよいことを理解されたい。より具体的には、所定回数だけ受信される同一のユーザ入力は、所定回数だけ受信される同一の命令に対応する。例えば、ユーザは、番組ガイドをナビゲートし、制御回路への命令を伝送して、隣接する(以前または将来の)第2の期間に対する番組項目を表示の中へ移転またはスライドしてもよい。隣接する期間に対する番組項目が表示された後、ユーザは、表示された番組項目内でカーソル110を上/下/左/右に移動させる命令を伝送することによって、これらの番組項目の間でナビゲートしてもよい。次いで、ユーザは、現在表示されている期間に隣接する第3の期間(以前または将来)に対する別の1組の番組項目を表示する別の命令を発行してもよい。この命令は、第2の期間に対する番組項目を表示するために制御回路に以前に伝送された命令と同一である。したがって、所定回数が2回である時、制御回路は、第3の期間に対する番組項目を表示するユーザ命令を受信すると、自動的にホップスコッチ表示を提供してもよい。たとえユーザが隣接する期間に対する番組項目を表示する同一の命令の間に他の命令を提供してもこのような場合となる。
【0031】
例えば、ユーザは、第1の期間7−9PMに対する番組項目を閲覧していてもよく、右矢印アイコン120またはユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押して、メディアガイダンスアプリケーションに、第2の期間(例えば、10PM−12AM)に対する番組項目を表示の中へスライドさせてもよい。制御回路がユーザ入力を受信し、第2の期間に対する番組項目を表示の中へスライドするようにメディアガイダンスアプリケーションに命令した後、ユーザは、再び右矢印アイコン120を選択するか、ユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押して、メディアガイダンスアプリケーションに、第3の期間(例えば、1AM−3AM)に対する番組項目を表示の中へスライドさせてもよい。ユーザが再び右矢印アイコン120を選択するか、ユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押して、メディアガイダンスアプリケーションに、第4の期間(例えば、4AM−6AM)に対する番組項目を表示の中へスライドさせると、メディアガイダンスアプリケーションは、第4の期間に対する所望の番組項目を表示する代わりに、自動的にホップスコッチ表示600または700(
図6または7)を表示の中へスライドするか、または運び込んでもよい。
【0032】
いくつかの実装では、メディアガイダンスアプリケーションは、第4の期間に対する所望の番組項目を表示する前に、ユーザがホップスコッチ表示600または700にアクセスしたいかどうかを尋ねるプロンプト(図示せず)をユーザに提供してもよい。ユーザがホップスコッチ表示にアクセスする所望を確認すると、メディアガイダンスアプリケーションは、ホップスコッチ表示600または700を表示の中へスライドするか、または運び込んでもよく、そうでなければ、メディアガイダンスアプリケーションは、第4の期間に対する所望の番組項目を表示してもよい。上記の実施例は、ユーザが(右矢印オプションまたはキーを選択することによって)将来の期間に対する番組項目を表示するようにメディアガイダンスアプリケーションに2回命令した後、メディアガイダンスアプリケーションが自動的にホップスコッチ表示600または700を提供した状況を例示した。しかしながら、メディアガイダンスアプリケーションは、将来の期間に対する番組項目を表示するようにメディアガイダンスアプリケーションに命令する、任意の数の所定のユーザ選択または入力を受信した後、ホップスコッチ表示600または700を提供するという、そのような自動機能性を提供するように構成されてもよいことを理解されたい。
【0033】
また、上記の例示は、(例えば、表示内の番組項目より前の期間に対する番組項目を閲覧するように)ユーザが左矢印120を選択するか、またはユーザ入力デバイス上の左矢印キーを押す状況にも同様に該当することを理解されたい。例えば、ユーザは、所定回数(例えば、3回)左矢印オプション120を選択するか、またはユーザ入力デバイス上の左矢印キーを押してもよく、以前の期間に対する番組項目を表示する代わりに、メディアガイダンスアプリケーションは、ホップスコッチ表示600または700(
図6または7)を表示の中へスライドするか、または運び込んでもよい。
【0034】
表示100はまた、ビデオ領域122、広告124、およびオプション領域126を含んでもよい。ビデオ領域122は、ユーザが、ユーザに現在利用可能である、今後利用可能となる、または利用可能であった番組を視聴および/またはプレビューすることを可能にしてもよい。ビデオ領域122のコンテンツは、グリッド102に表示される項目のうちの1つに対応するか、またはそれから独立してもよい。ビデオ領域を含むグリッド表示は、ピクチャインガイド(PIG)表示と呼ばれることもある。PIG表示およびそれらの機能は、2003年5月13日発行のSatterfieldらの米国特許第6,564,378号、および2001年5月29日発行のYuenらの米国特許第6,239,794号でさらに詳細に説明されており、それらは全体を参照することによって本明細書に組み込まれる。PIG表示は、本発明の他のメディアガイダンスアプリケーション表示画面に含まれてもよい。
【0035】
広告124は、(例えば、購読番組に対する)視聴者のアクセス権に応じて、現在利用可能である、将来利用可能となる、または決して利用可能とはなり得ない、メディアコンテンツの広告を提供してもよく、グリッド102内のメディア項目のうちの1つ以上に対応するか、または無関係であってもよい。広告124はまた、グリッド102内に表示されるメディアコンテンツに関係するか、または無関係である製品またはサービスに対するものであってもよい。広告124は、選択可能であってもよく、メディアコンテンツに関するさらなる情報を提供する、製品またはサービスに関する情報を提供する、メディアコンテンツ、製品、またはサービスの購入を可能にする、広告に関するメディアコンテンツを提供する等を行ってもよい。広告124は、ユーザのプロファイル/選好、監視されたユーザ活動、提供される表示の種類、または他の好適な標的化された広告基盤に基づいて標的化されてもよい。
【0036】
広告124は、長方形またはバナー形状として示されているが、広告は、ガイダンスアプリケーション表示内の任意の好適なサイズ、形状、および場所で提供されてもよい。例えば、広告124は、グリッド102に水平方向に隣接する長方形として提供されてもよい。これは、パネル広告と呼ばれることもある。加えて、広告は、メディアコンテンツまたはガイダンスアプリケーション表示上にオーバーレイされるか、または表示内に埋め込まれてもよい。広告はまた、テキスト、画像、回転画像、ビデオクリップ、または他の種類のメディアコンテンツを含んでもよい。広告は、ガイダンスアプリケーションを伴うユーザ機器内、ユーザ機器に接続されたデータベース内、遠隔場所(ストリーミングメディアサーバを含む)内、あるいは他の記憶手段またはこれらの場所の組み合わせ上に記憶されてもよい。メディアガイダンスアプリケーションに広告を提供することは、例えば、それらの全体で参照することにより本明細書に組み込まれる、2003年1月17日出願のKnudsonらの米国特許出願第10/347,673号、2004年6月29日発行のWard,IIIらの米国特許第6,756,997号、および2002年5月14日発行のScheinらの米国特許第6,388,714号で、さらに詳細に論議されている。広告は、本発明の他のメディアガイダンスアプリケーション表示画面に含まれてもよいことが理解されるであろう。
【0037】
オプション領域126は、ユーザが、異なる種類のメディアコンテンツ、メディアガイダンスアプリケーション表示、および/またはメディアガイダンスアプリケーション特徴にアクセスすることを可能にしてもよい。オプション領域126は、ディプレイ100(および本発明の他の表示画面)の一部であってもよく、あるいは画面上のオプションを選択すること、またはユーザ入力デバイス上の専用または割当可能ボタンを押下することによって、ユーザによって呼び出されてもよい。オプション領域126内の選択可能オプションは、グリッド102内の番組項目に関連する特徴に関してもよく、またはメインメニュー表示から利用可能なオプションを含んでもよい。番組項目に関連する特徴は、他の放送時間または番組の受信方法の検索、番組の録画、番組の連続録画の有効化、番組および/またはチャンネルをお気に入りとして設定、番組の購入、あるいは他の特徴を含んでもよい。メインメニュー表示から利用可能オプションは、検索オプション、VODオプション、ペアレンタルコントロールオプション、種々の種類の項目表示へのアクセス、プレミアムサービスへの加入、ユーザのプロファイルの編集、ブラウザオーバーレイにアクセス、または他のオプションを含んでもよい。
【0038】
メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザの選好に基づいて個人化されてもよい。個人化されたメディアガイダンスアプリケーションは、ユーザが、メディアガイダンスアプリケーションによって個人化された「体験」を生成するように、表示および特徴をカスタマイズすることを可能にする。この個人化された体験は、ユーザがこれらのカスタマイズを入力できるようにすることによって、および/または種々のユーザ選好を決定するようにメディアガイダンスアプリケーションがユーザ活動を監視することによって、生成されてもよい。ユーザは、ログインすることによって、または別様にガイダンスアプリケーションに対して自らを識別することによって、個人化されたガイダンスアプリケーションにアクセスしてもよい。メディアガイダンスアプリケーションのカスタマイズは、ユーザプロファイルに従って作成されてもよい。カスタマイズは、提示方式(例えば、表示のカラー方式、テキストのフォントサイズ等)、表示されるメディアコンテンツ項目の態様(例えば、HDTV番組のみ、お気に入りチャンネル選択に基づいたユーザ指定の放送チャンネル、チャンネルの表示の並び替え、推奨メディアコンテンツ等)、所望の録画特徴(例えば、特定のユーザに対する録画または連続録画、録画の質等)、ペアレンタルコントロール設定、および他の所望のカスタマイズを変動させることを含んでもよい。
【0039】
メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザがユーザプロファイル情報を提供することを可能にしてもよく、またはユーザプロファイル情報を自動的に編成してもよい。メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、ユーザがアクセスするメディア、および/またはユーザがガイダンスアプリケーションと行ってもよい他の対話を監視してもよい。加えて、メディアガイダンスアプリケーションは、特定のユーザに関連する他のユーザプロファイルの全体または一部を取得し(例えば、www.tvguide.com等のユーザがアクセスするインターネット上の他のウェブサイトから、ユーザがアクセスする他のメディアガイダンスアプリケーションから、ユーザがアクセスする他の双方向アプリケーションから、ユーザの手持ち式デバイスから等)、および/またはメディアガイダンスアプリケーションがアクセスしてもよい他のソースから、ユーザに関する情報を取得してもよい。結果として、ユーザの異なるデバイスにわたって、統一されたガイダンスアプリケーション体験をユーザに提供することができる。 この種類のユーザ体験は、
図4に関連して以下でより詳細に説明される。付加的な個人化メディアガイダンスアプリケーション特徴は、例えば、それらの全体で参照することにより本明細書に組み込まれる、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第11/179,410号、1999年11月9日発行のBoyerらの米国特許出願第09/437,304号、および2002年2月21日発行のEllisらの米国特許出願第10/105,128号で、さらに詳細に論議されている。
【0040】
メディアガイダンスを提供するための別の表示配設が
図2に示されている。ビデオモザイク表示200は、メディアの種類、ジャンル、および/または他の組織化基準に基づいて組織化されたメディアコンテンツ情報のための選択可能オプション202を含む。表示200では、テレビ項目オプション204が選択されているため、放送番組項目として、項目206、208、210、および212を提供している。
図1の項目とは異なり、表示200内の項目は、メディアを説明する簡単なテキスト(例えば、番組のタイトル)およびアイコンに限定されない。むしろ、表示200では、項目は、カバーアート、メディアコンテンツからの静止画像、ビデオクリップのプレビュー、メディアコンテンツからのライブビデオ、または項目によって説明されているメディアコンテンツをユーザに示す他の種類のメディアを含む、グラフィック画像を提供してもよい。グラフィック項目の各々はまた、項目と関連するメディアコンテンツに関するさらなる情報を提供するように、テキストを同伴してもよい。例えば、項目208は、メディア部分214およびテキスト部分216を含む、1つより多くの部分を含んでもよい。メディア部分214および/またはテキスト部分216は、ビデオを全画面で視聴するように、またはメディア部分214に表示されるビデオに関連する番組項目を閲覧するように(例えば、ビデオが表示されるチャンネルの項目を閲覧するように)、選択可能であってもよい。
【0041】
表示200の項目は、異なるサイズである(すなわち、項目206は、項目208、210、および212より大きい)が、所望の場合、全ての項目が同じサイズであってもよい。項目は、メディアプロバイダの所望に応じて、またはユーザ選好に基づいて、ユーザに関心の程度を示すように、または、あるコンテンツを強調するように、異なるサイズであるか、またはグラフィックが強調されてもよい。メディア項目をグラフィック的に強調するための種々のシステムおよび方法は、例えば、全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、2005年12月29日出願のYatesの米国特許出願第11/324,202号で論議されている。
【0042】
ユーザは、ユーザ機器デバイスのうちの1つ以上から、メディアコンテンツおよびメディアガイダンスアプリケーション(ならびに上記および下記で説明されるその表示画面)にアクセスしてもよい。
図3は、例示的なユーザ機器デバイス300の一般化実施形態を示す。ユーザ機器デバイスのより具体的な実装は、
図4に関連して以下で論議される。ユーザ機器デバイス300は、入出力(以降では「I/O」)経路302を介して、メディアコンテンツおよびデータを受信してもよい。I/O経路302は、処理回路306および記憶装置308を含む制御回路304に、メディアコンテンツ(例えば、放送番組、オンデマンド番組、インターネットコンテンツ、および他のビデオまたはオーディオ)およびデータを提供してもよい。制御回路304は、I/O経路302を使用して、コマンド、要求、および他の好適なデータを送受信するために使用されてもよい。I/O経路302は、制御回路304(具体的には処理回路306)を1つ以上の通信経路(以下で説明される)に接続してもよい。I/O機能は、これらの通信経路のうちの1つ以上によって提供されてもよいが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、
図3では単一経路として示されている。
【0043】
制御回路304は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、プログラム可能な能論理素子等に基づく処理回路等の任意の好適な処理回路306に基づいてもよい。いくつかの実施形態において、制御回路304は、メモリ(すなわち、記憶装置308)に記憶されたメディアガイダンスアプリケーションに対する命令を実行する。クライアント・サーバに基づく実施形態において、制御回路304は、ガイダンスアプリケーションサーバあるいは他のネットワークまたはサーバと通信するための好適な通信回路を含んでもよい。通信回路は、ケーブルモデム、総合デジタル通信網(ISDN)モデム、デジタル加入者回線(DSL)モデム、電話モデム、または他の機器との通信用無線モデムを含んでもよい。そのような通信は、インターネットあるいは任意の他の好適な通信ネットワークまたは経路を有してもよい(
図4に関連してさらに詳細に説明される)。加えて、通信回路は、ユーザ機器デバイスのピアツーピア通信、または相互から遠隔の場所にあるユーザ機器デバイスの通信を可能にする回路を含んでもよい(以下でさらに詳細に説明される)。
【0044】
メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ、読み取り専用メモリ、または任意の他の好適なメモリ)、ハードドライブ、光学ドライブ、あるいは任意の他の好適な固定またはリムーバブル記憶デバイス(例えば、DVDレコーダ、CDレコーダ、ビデオカセットレコーダ、または他の好適な録画デバイス)は、制御回路308の一部である記憶装置304として提供されてもよい。記憶装置308は、上記の種類の記憶デバイスのうちの1つ以上を含んでもよい。例えば、ユーザ機器デバイス300は、DVR(パーソナルビデオレコーダまたはPVRと称されることもある)用のハードドライブおよび2次記憶装置としてのDVDレコーダを含んでもよい。記憶装置308は、番組情報、ガイダンスアプリケーション設定、ユーザ選好またはプロファイル情報、あるいはガイダンスアプリケーションを操作する際に使用される他のデータを含む、本明細書で説明される種々の種類のメディアおよびガイダンスアプリケーションデータを記憶するために使用されてもよい。非揮発性メモリもまた、使用されてもよい(例えば、ブートアップルーチンや他の命令を起動するために)。
【0045】
制御回路304は、1つ以上のアナログチューナ、1つ以上のMPEG−2デコーダ、または他のデジタル復号回路、高解像度チューナ、または任意の他の好適な同調あるいはビデオ回路、もしくはそのような回路の組み合わせ等の、ビデオ生成回路および同調回路を含んでもよい。符号化回路(例えば、記憶のために、無線、アナログ、またはデジタル信号をMPEG信号に変換するためのもの)もまた、提供されてもよい。回路304はまた、メディアをユーザ機器300の好ましい出力形式に上方変換および下方変換するためのスケーラ回路を含んでもよい。回路304はまた、デジタルおよびアナログ信号間で変換するためのデジタルからアナログへの変換回路およびアナログからデジタルへの変換回路を含んでもよい。同調および符号化回路は、メディアコンテンツを受信して表示すること、再生すること、または録画することのために、ユーザ機器によって使用されてもよい。同調および符号化回路はまた、ガイダンスデータを受信するために使用されてもよい。例えば、同調、ビデオ生成、符号化、復号、スケーラ、およびアナログ/デジタル回路を含む、本明細書で説明される回路は、1つ以上の汎用または専門プロセッサ上で稼働するソフトウェアを使用して実装されてもよい。複数のチューナが、同時同調機能に対処するように提供されてもよい(例えば、視聴および録画機能、ピクチャインピクチャ(PIP)機能、多重チューナ録画機能等)。記憶装置308が、ユーザ機器300とは別のデバイスとして提供される場合、同調および符号化回路(複数のチューナを含む)は、記憶装置308と関連付けられてもよい。
【0046】
ユーザは、ユーザ入力インターフェースまたはデバイス310を使用して制御回路304を制御してもよい。ユーザ入力インターフェース310は、リモートコントロール、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチ画面、タッチパッド、スタイラス入力、ジョイスティック、音声認識インターフェース、または他のユーザ入力インターフェース等の、任意の好適なユーザインターフェースであってもよい。 例えば、ユーザがユーザ入力デバイス310上のボタン(例えば、選択あるいは右矢印または左矢印方向キー)を押すと、対応するコマンド(例えば、選択する、または右に移動する)を有する通信またはメッセージが、制御回路304による受信および処理のためにユーザ入力デバイス310から伝送される。ディスプレイ312は、独立型デバイスとして提供されるか、またはユーザ機器デバイス300の他の要素と一体化してもよい。ディスプレイ312は、モバイルデバイスまたは視覚画像を表示するための任意の他の好適な機器用のモニタ、テレビ、液晶ディスプレイ(LCD)のうちの1つ以上であってもよい。いくつかの実施形態において、ディスプレイ312は、HDTV対応型であってもよい。スピーカ314は、ユーザ機器デバイス300の他の要素との統合として提供されてもよく、または独立型ユニットであってもよい。ディスプレイ312上に表示されるビデオおよび他のメディアコンテンツのオーディオ構成要素は、スピーカ314を介して再生されてもよい。いくつかの実施形態において、音声は、スピーカ314を介して音声を処理および出力する受信機(図示せず)に配信されてもよい。
【0047】
ガイダンスアプリケーションは、任意の好適なアーキテクチャを使用して実装されてもよい。例えば、それは、ユーザ機器デバイス300上で完全に実装される独立型アプリケーションであってもよい。そのようなアプローチでは、アプリケーションの命令は、ローカルに記憶され、アプリケーションによって使用するためのデータは、周期的にダウンロードされる(例えば、テレビチャンネルのVBIから、帯域外フィードから、または別の好適なアプローチを使用して)。別の実施形態において、メディアガイダンスアプリケーションは、クライアント・サーバベースのアプリケーションである。ユーザ機器デバイス300上に実装されるシックまたはシンクライアントによって使用するためのデータは、ユーザ機器デバイス300の遠隔にあるサーバに要求を発行することによって、オンデマンドで読み出される。クライアント・サーバベースのガイダンスアプリケーションの一実施例では、制御回路304は、遠隔サーバによって提供されるウェブページを解釈するウェブブラウザを実行する。
【0048】
さらに他の実施形態において、メディアガイダンスアプリケーションは、インタープリタまたは仮想マシン(制御回路304によって実行される)によって、ダウンロードされ、解釈または別様に実行される。いくつかの実施形態において、ガイダンスアプリケーションは、ETVバイナリ交換形式(ETV Binary Interchange Format/EBIF)で符号化され、好適なフィードの一部として制御回路304によって受信され、制御回路304上で稼働するユーザエージェントによって解釈されてもよい。例えば、ガイダンスアプリケーションは、EBIFウィジェットであってもよい。他の実施形態において、ガイダンスアプリケーションは、制御回路304によって実行されるローカル仮想マシンまたは他の好適なミドルウェアによって受信および実行される、一連のJAVA(登録商標)ベースのファイルによって定義されてもよい。そのような実施形態のうちのいくつか(例えば、MPEG−2または他のデジタルメディア符号化スキームを採用するもの)では、ガイダンスアプリケーションは、例えば、番組のMPEGオーディオおよびビデオパケットを用いたMPEG−2オブジェクトカルーセルにおいて符号化および伝送されてもよい。
【0049】
図3のユーザ機器デバイス300は、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、無線ユーザ通信デバイス406、または非携帯型ゲーム機等のメディアにアクセスするために好適な任意の他の種類のユーザ機器として、
図4のシステム400に実装することができる。簡単にするために、これらのデバイスは、本明細書では総称して、ユーザ機器またはユーザ機器デバイスと呼ばれ得る。メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器デバイスは、独立型デバイスとして機能してもよく、またはデバイスのネットワークの一部であってもよい。デバイスの種々のネットワーク構成が実装されてもよく、以下でさらに詳細に論議される。
【0050】
ユーザテレビ機器402は、セットトップボックス、衛星放送用受信機(IRD)、テレビセット、デジタル記憶デバイス、DVDレコーダ、ビデオカセットレコーダ(VCR)、ローカルメディアサーバ、または他のユーザテレビ機器を含んでもよい。これらのデバイスのうちの1つ以上は、所望の場合、単一のデバイスとなるように統合されてもよい。ユーザコンピュータ機器404は、PC、ラップトップ、タブレット、WebTVボックス、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、PCメディアサーバ、PCメディアセンタ、または他のユーザコンピュータ機器を含んでもよい。WEBTVは、Microsoft Corp.によって所有される商標である。無線ユーザ通信デバイス406は、PDA、携帯電話、携帯用ビデオプレーヤ、携帯用音楽プレーヤ、携帯用ゲーム機、または他の無線デバイスを含んでもよい。
【0051】
PC用テレビチューナーカード、WebTV、および他のユーザ機器デバイスへのビデオの統合の出現に伴って、デバイスを上記のデバイスのうちの1つとして分類しようとすると、明確に区分できなくなることに留意されたい。実際、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、および無線通信デバイス406の各々は、
図3に関連して上記で説明されるシステム特徴のうちの少なくともいくつかを利用し、結果として、デバイス上で利用可能なメディアコンテンツの種類に関する融通性を含んでもよい。例えば、ユーザテレビ機器402は、インターネットコンテンツへのアクセスを可能にするインターネット対応型であってもよい一方で、ユーザコンピュータ機器404は、テレビ番組へのアクセスを可能にするチューナを含んでもよい。メディアガイダンスアプリケーションはまた、種々の種類のユーザ機器上で同一レイアウトを有してもよく、またはユーザ機器の表示能力に合わせられてもよい。例えば、ユーザコンピュータ機器上では、ガイダンスアプリケーションは、ウェブブラウザによってアクセスされるウェブサイトとして提供されてもよい。別の実施例では、ガイダンスアプリケーションは、無線ユーザ通信デバイス用に縮小されてもよい。
【0052】
システム400において、一般的には、各種類のユーザ機器デバイスが2つ以上存在するが、図面が複雑になり過ぎることを回避するために、各々1つだけが
図4に示されている。加えて、各ユーザは、2つ以上の種類のユーザ機器デバイスを利用し(例えば、ユーザはテレビセットおよびコンピュータを有してもよい)、また各種類のユーザ機器デバイスを2つ以上利用してもよい(例えば、ユーザはPDAおよび携帯電話および/または複数のテレビセットを有してもよい)。
【0053】
ユーザはまた、家庭内デバイスおよび遠隔デバイスにわたって一貫したメディアガイダンスアプリケーション設定を維持するために、種々の設定を設定してもよい。設定は、本明細書において説明される設定、ならびに、お気に入りのチャンネルおよび番組、番組を推奨するためにガイダンスアプリケーションが利用する番組選好、表示選好、および他の望ましいガイダンス設定を含む。例えば、ユーザが、オフィスのパソコンで、例えば、ウェブサイトwww.tvguide.comの上でチャンネルをお気に入りとして設定した場合、所望であれば、同じチャンネルが、ユーザの家庭内デバイス(例えば、ユーザテレビ機器およびユーザコンピュータ機器)、ならびにユーザのモバイルデバイス上でお気に入りとして表示される。したがって、同じかまたは異なる種類のユーザ機器デバイスであるか否かにかかわらず、1つのユーザ機器デバイス上で行われる変更は、別のユーザ機器デバイス上のガイダンス体験を変更することができる。さらに、行われる変更は、ユーザによる設定入力、ならびにガイダンスアプリケーションによって監視されるユーザ活動に基づいてもよい。
【0054】
ユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク414に連結されてもよい。すなわち、ユーザ機器402、ユーザコンピュータ機器404、および無線通信デバイス406は、各々、通信経路408、410、および412を介して、通信ネットワーク414に連結される。通信ネットワーク414は、インターネット、携帯電話ネットワーク、モバイルデバイス(例えば、Blackberry)ネットワーク、ケーブルネットワーク、公衆交換電話ネットワーク、または他の種類の通信ネットワーク、あるいは通信ネットワークの組み合わせを含む、1つ以上のネットワークであってもよい。BLACKBERRYは、Research In Motion Limited Corp.によって所有されるサービスマークである。経路408、410、および412は、別個または一緒に、衛星経路、光ファイバ経路、ケーブル経路、インターネット通信をサポートする経路(例えば、IPTV)、フリースペース接続(例えば、放送または他の無線信号用)、あるいは任意の他の好適な有線または無線通信経路、もしくはそのような経路の組み合わせ等の、1つ以上の通信経路を含んでもよい。経路412は、
図4に示された例示的実施形態において、無線経路であることを示すように破線で描かれ、経路408および410は、有線経路であることを示すように実線で描かれている(しかし、これらの経路は、所望であれば無線経路であってもよい)。ユーザ機器デバイスとの通信は、これらの通信経路のうちの1つ以上によって提供されてもよいが、
図4において、図面が複雑になり過ぎることを回避するために単一経路として示されている。
【0055】
通信経路がユーザ機器デバイス間に描かれていないが、これらのデバイスは、経路408、410、および412に関連して上記で説明されるもの、ならびにUSBケーブル、IEEE 1394ケーブル、無線経路(例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線、IEEE 802−11x等)等の他の短距離ポイントツーポイント通信経路、あるいは有線または無線経路を介した他の短距離通信等の通信経路を介して、相互に直接通信してもよい。BLUETOOTH(登録商標)は、Bluetooth(登録商標)SIG,INC.によって所有される認証マークである。ユーザ機器デバイスはまた、通信ネットワーク414を介した間接的経路を介して、直接相互に通信してもよい。
【0056】
システム400は、各々通信経路420および422を介して通信ネットワーク414に連結されるメディアコンテンツソース416およびメディアガイダンスデータソース418を含む。経路420および422は、経路408、410、および412に関連して上記で説明される通信経路のうちのいずれかを含んでもよい。メディアコンテンツソース416およびメディアガイダンスデータソース418との通信は、1つ以上の通信経路上で交信されてもよいが、
図4において、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一経路として示されている。加えて、メディアコンテンツソース416およびメディアガイダンスデータソース418の各々が2つ以上あってもよいが、
図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するために、各々1つだけが示されている。(これらのソースの各々の異なる種類を以下で論議する)。所望であれば、メディアコンテンツソース416およびメディアガイダンスデータソース418は、1つのソースデバイスとして統合されてもよい。ソース416および418と、ユーザ機器デバイス402、404、および406との間の通信は、通信ネットワーク414を通したものとして示されているが、いくつかの実施形態において、ソース416および418は、経路408、410、および412に関連して上記で説明されるもの等の通信経路(図示せず)を介して、ユーザ機器デバイス402、404、および406と直接通信してもよい。
【0057】
メディアコンテンツソース416は、テレビ配信施設、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星配信施設、番組ソース(例えば、NBC、ABC、HBO等のテレビ放送会社)、中間配信施設および/またはサーバ、インターネットプロバイダ、オンデマンドメディアサーバ、および他のメディアコンテンツプロバイダを含む、1つ以上の種類のメディア配信機器を含んでもよい。NBCは、National Broadcasting Company,Inc.によって所有される商標であり、ABCは、ABC,INC.によって所有される商標であり、HBOは、Home Box Office,Inc.によって所有される商標である。メディアコンテンツソース416は、メディアコンテンツの発信元であってもよく(例えば、テレビ放送会社、ウェブキャストプロバイダ等)、またはメディアコンテンツの発信元でなくてもよい(例えば、オンデマンドメディアコンテンツプロバイダ、ダウンロード用放送番組のビデオコンテンツのインターネットプロバイダ等)。メディアコンテンツソース416は、ケーブルソース、衛星プロバイダ、オンデマンドプロバイダ、インターネットプロバイダ、または他のメディアコンテンツプロバイダを含んでもよい。メディアコンテンツソース416は、ユーザ機器デバイスのうちのいずれかから遠隔の場所にある異なる種類のメディアコンテンツ(ユーザによって選択されるビデオコンテンツを含む)を記憶するために使用される、遠隔メディアサーバを含んでもよい。メディアコンテンツの遠隔記憶のため、および遠隔に記憶されたメディアコンテンツをユーザ機器に提供するためのシステムおよび方法は、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、1999年6月11日出願のEllisらの米国特許出願第09/332,244号に関連して、さらに詳細に論議されている。
【0058】
メディアガイダンスデータソース418は、メディア項目、メディア関連情報(例えば、放送時間、放送チャンネル、メディアのタイトル、メディア内容、評価情報(例えば、ペアレンタルコントロール評価、批評家の評価等)、ジャンルまたはカテゴリ情報、俳優情報、放送会社またはプロバイダのロゴのロゴデータ等)、メディア形式(例えば、標準解像度、高解像度等)、広告情報(例えば、テキスト、画像、メディアクリップ等)、オンデマンド情報、および、ユーザが所望のメディア選択間でナビゲートし、検索するために役立つ、任意の他の種類のガイダンスデータ等のメディアガイダンスデータを提供してもよい。
【0059】
メディアガイダンスアプリケーションデータは、任意の好適なアプローチを使用して、ユーザ機器デバイスに提供されてもよい。いくつかの実施形態において、ガイダンスアプリケーションは、データフィード(例えば、連続フィード、トリクルフィード、またはチャンネルの垂直帰線消去区間内のデータ)を介して番組ガイドデータを受信する独立型双方向テレビ番組ガイドであってもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、テレビチャンネルの垂直帰線消去区間内において、テレビチャンネルのサイドバンド上に、帯域内デジタル信号を使用して、帯域外デジタル信号を使用して、または任意の他の好適なデータ伝送技術によって、ユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上でユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジュールデータおよび他のガイダンスデータは、任意の好適な頻度で(例えば、連続して、毎日、ユーザ指定期間で、システム指定期間で、ユーザ機器からの要求に応じて等)ユーザ機器に提供されてもよい。いくつかのアプローチでは、メディアガイダンスデータソース418からのガイダンスデータは、クライアントサーバアプローチを使用して、ユーザの機器に提供されてもよい。例えば、ユーザの機器上に存在するガイダンスアプリケーションクライアントは、必要なときにガイダンスデータを取得するように、ソース418とのセッションを開始してもよい。メディアガイダンスデータソース418は、ユーザ機器デバイス402、404、および406に、メディアガイダンスアプリケーション自体、またはメディアガイダンスアプリケーションのソフトウェア更新を提供してもよい。
【0060】
メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、ユーザ機器デバイス上に実装される独立型アプリケーションであってもよい。他の実施形態において、メディアガイダンスアプリケーションは、クライアントがユーザ機器デバイス上に常駐する場合のみ、クライアントサーバアプリケーションであってもよい。例えば、メディアガイダンスアプリケーションは、部分的にユーザ機器デバイス300の制御回路304上のクライアントアプリケーションとして、および部分的に遠隔サーバ上のサーバアプリケーションとして(例えば、メディアガイダンスデータソース418)実装されてもよい。ガイダンスアプリケーション表示は、メディアガイダンスデータソース418によって生成され、ユーザ機器デバイスに伝送されてもよい。メディアガイダンスデータソース418はまた、ユーザ機器上での記憶のためにデータを伝送してもよく、次いで、ユーザ機器は、制御回路によって処理される命令に基づいて、ガイダンスアプリケーション表示を生成する。
【0061】
メディアガイダンスシステム400は、いくつかのアプローチ、またはネットワーク構成を例示することを目的としており、これによって、ユーザ機器デバイスならびにメディアコンテンツおよびガイダンスデータのソースは、メディアにアクセスし、メディアガイダンスを提供する目的で、相互に通信してもよい。本発明は、これらのアプローチのいずれか1つまたは一部において、またはメディアを送達し、メディアガイダンスを提供するための他のアプローチを採用するシステムにおいて、適用されてもよい。以下の3つのアプローチは、
図4の一般化実施例の具体的例示を提供する。
【0062】
1つのアプローチにおいて、ユーザ機器デバイスは、ホームネットワーク内で相互に通信してもよい。ユーザ機器デバイスは、上記で説明される短距離ポイントツーポイント通信方式を介して、ホームネットワーク上に提供されるハブまたは他の類似デバイスを通る間接経路を介して、あるいは通信ネットワーク414を介して、直接相互に通信することができる。1つの家庭内の複数の個人の各々が、ホームネットワーク上の異なるユーザ機器デバイスを操作してもよい。結果として、種々のメディアガイダンス情報または設定が、異なるユーザ機器デバイス間で伝達されることが望ましくてもよい。例えば、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第11/179,410号でさらに詳細に説明されているように、ホームネットワーク内の異なるユーザ機器デバイス上で、ユーザが一貫したメディアガイダンスアプリケーション設定を維持することが望ましくてもよい。ホームネットワーク内の異なる種類のユーザ機器デバイスはまた、メディアコンテンツを伝送するように相互に通信してもよい。例えば、ユーザは、ユーザコンピュータ機器から携帯用ビデオプレーヤまたは携帯用音楽プレーヤにメディアコンテンツを伝送してもよい。
【0063】
第2のアプローチでは、ユーザは、複数の種類のユーザ機器を有してもよく、これによって、メディアコンテンツにアクセスしてメディアガイダンスを取得する。例えば、一部のユーザは、家庭内およびモバイルデバイスによってアクセスされる、ホームネットワークを有してもよい。ユーザは、遠隔デバイス上に実装されるメディアガイダンスアプリケーションを介して、家庭内デバイスを制御してもよい。例えば、ユーザは、オフィスのパーソナルコンピュータ、あるいはPDAまたはウェブ対応携帯電話等のモバイルデバイスを介して、ウェブサイト上のオンラインメディアガイダンスアプリケーションにアクセスしてもよい。ユーザは、オンラインガイダンスアプリケーション上で種々の設定(例えば、録画、リマインダ、または他の設定)を設定して、ユーザの家庭内機器を制御してもよい。オンラインガイドは、直接、またはユーザの家庭内機器上のメディアガイダンスアプリケーションと通信することによって、ユーザの機器を制御してもよい。ユーザ機器デバイスが相互から遠隔の場所にある、ユーザ機器デバイスの通信のための種々のシステムおよび方法は、例えば、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、2004年8月26日出願のEllisらの米国特許出願第10/927,814号で論議されている。
【0064】
第3のアプローチでは、家庭内外のユーザ機器デバイスのユーザは、メディアコンテンツソース416と直接通信してメディアコンテンツにアクセスするために、メディアガイダンスアプリケーションを使用することができる。具体的には、家庭内では、ユーザテレビ機器404およびユーザコンピュータ機器406のユーザは、メディアガイダンスアプリケーションにアクセスし、望ましいメディアコンテンツ間でナビゲートし、検索してもよい。ユーザはまた、無線ユーザ通信デバイス406を使用して、家庭外のメディアガイダンスアプリケーションにアクセスし、望ましいメディアコンテンツ間でナビゲートし、検索してもよい。
【0065】
メディアコンテンツの論議は、ビデオコンテンツを中心としているが、メディアガイダンスの原則は、音楽、画像等の他の種類のメディアコンテンツに適用できることが理解されるであろう。
【0066】
いくつかの実施形態において、制御回路304は、番組または見ている番組のビデオと同時に番組項目を表示してもよい。具体的には、制御回路304は、ディスプレイ上で番組を見ている間に、ユーザが他の番組に対する番組項目をブラウズすることを可能にしてもよい。制御回路304は、
図1a−bに関して論議されるグリッド102と同様の表示を提供することによって、番組項目または複数の番組項目を表示してもよい。番組を見ると同時に番組項目を介してブラウズしている間に、制御回路304は、異なる期間に対応する番組項目へのより迅速かつ容易なアクセスのために、ホップスコッチ表示(例えば、表示600または700)へのアクセスをユーザに提供してもよい。
【0067】
図5は、本発明の実施形態による、番組のビデオと同時にメディアガイダンスアプリケーション項目を提供するために使用され得る例示的な表示500を示す。表示500は、ビデオ510と、ブラウズ表示520と、ホップスコッチ表示540とを含む。ビデオ510は、現在同調されているチャンネルの画像またはビデオ、あるいはビデオオンデマンドメディアアセット、インターネット配信コンテンツ(例えば、HULU.comまたはYOUTUBE.com)、ウェブサイト、または主要ディスプレイ上に提供される任意の他の好適なコンテンツの主要ディスプレイ上において現在見られている画像またはビデオであってもよい。
【0068】
ブラウズ表示520は、制御回路304がユーザ入力デバイスを介してユーザから命令(例えば、表示ガイド命令)を受信したときに、ユーザに表示されてもよい。例えば、ユーザがビデオ510を見ながらユーザ入力デバイス上のガイドボタンを押してもよく、それに応じて、制御回路304がブラウズ表示520を提供してもよい。ブラウズ表示520は、ビデオ510と同時に、または一緒に表示されてもよい。いくつかの実装では、ブラウズ表示520は、ビデオ510の上にオーバーレイされてもよい。ブラウズ表示520は、ユーザが表示画面の同じ部分を介してブラウズ表示520およびビデオ510の両方を閲覧することを可能にするために、部分的に透明であってもよい。
【0069】
ブラウズ表示520は、現在の時間と、期間522に対応する番組項目524と、ホップスコッチアイコン530とを含んでもよい。いくつかの実施形態において、ホップスコッチアイコン530は、ブラウズ表示520から除外されてもよい。例えば、ホップスコッチアイコン530は、所定数の同一の命令を受信した(例えば、ユーザ入力デバイス上の右/左矢印キーを3回押すことを受信した)後に、ホップスコッチ表示がユーザに自動的に提供されたときに除外されてもよい。
【0070】
いくつかの実施形態において、期間522は、1時間、30分、または任意の他の好適な時間区間のうちの1つの時間区間長さに対応してもよい。番組項目524は、期間522中に提供されるタイトルおよびチャンネルを含んでもよい。隣接する期間に対する番組項目は、(例えば、画面上オプション(方向矢印)を選択すること、またはユーザ入力デバイス上の右/左矢印キーを押すことによって)隣接する期間に対する番組項目を表示の中へ移転またはスライドするために、ユーザが命令を制御回路304に伝送するときに表示されてもよい。いくつかの実施形態において、制御回路304は、(例えば、隣接する期間に対する番組項目を表示の中へ移転またはスライドするために)ユーザが同一の命令を発行する回数を数えてもよい。ユーザが同一の命令を発行した回数が所定数(例えば、3つの同一の命令)に一致するか、または所定数を超えていると制御回路304が決定した後に、制御回路304は、自動的にホップスコッチ表示540を表示してもよい。いくつかの実施形態において、ホップスコッチ表示540は、ユーザが画面上ホップスコッチアイコン530を選択するか、またはユーザ入力デバイス上の専用キーを押したときに提供されてもよい。
【0071】
ホップスコッチ表示540は、各々異なる連続的な期間を表す複数のセルを含んでもよい。例えば、第1のセル544は、5−6PMの期間を表してもよく、第2のセル542は、7−8PMの期間を表してもよく、第3のセル546は、8−9PMの期間を表してもよい。連続的な期間を表すために、表される期間に中断がなくてもよい。具体的には、6時間の時間区間(時間の長さ)がホップスコッチ表示540内に表され、各セルが1時間の期間を表す場合、ホップスコッチ表示540は、6つの異なるセルを含む。いくつかの実装では、セルは、期間7−8PMを表すセルが期間6−7PMおよび8−9PMを表す両方のセルに隣接するうように連続的な順序で配設されてもよい。
【0072】
いくつかの実施形態において、ホップスコッチ表示540が最初に提供されると、現在の期間を表すセルが自動的にハイライトまたは選択される。例えば、現在の期間を表すセルは、影付き、または異なる色であってもよく、ホップスコッチ540内の他のセルとは異なるサイズを有してもよく、あるいは任意の他の好適な方式でホップスコッチ540内の他のセルと区別されてもよい。具体的には、表示510内の現在の時間が7:02PMであると示されているのfで、期間7−8PMを表すセル542が、最初にカーソルによってハイライトされる(ホップスコッチ540内の他のセルとは異なるサイズであるものとして図示されている)。
【0073】
別の期間または代替期間を表すセルをナビゲートし、選択するために、ユーザは、カーソルが移動させられる方向に対応する、ユーザ入力デバイス上の方向矢印キーを押してもよい。例えば、カーソルがセル542の上に配置されると、ユーザは、ユーザ入力デバイス上の左方向矢印キーを押して、セル542の左側のセルに向かって、またはセル544に向かってカーソルを移動させてもよい。制御回路304が右に向かってカーソルまたはハイライト領域を移動させる命令(例えば、ユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押すこと)を受信すると、カーソルがセル546に向かって移動させられてもよい。いくつかの実装では、セルは、垂直配向で配設されてもよく、したがって、ユーザは、同様に上/下方向矢印キーを押して、特定の期間を表す所望のセルへとカーソルをナビゲートしてもよい。
【0074】
ホップスコッチ表示540は、1日(例えば、火曜日)の中の期間へのアクセスを提供するが、異なる日に対応する期間がアクセスまたは表示されてもよい。例えば、ユーザが、表示された1日(例えば、火曜日)の中の最後の期間を表すセルへとカーソルをナビゲートし、次の期間に進む命令を発行する(例えば、ユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押す)と、制御回路304は、次の隣接する日(例えば、水曜日)に対する期間を表すセルを表示してもよい。代替として、ユーザが表示された1日(例えば、火曜日)の中の第1の期間を表すセルへとカーソルをナビゲートし、前の期間に進む命令を発行する(例えば、ユーザ入力デバイス上の左矢印キーを押す)と、制御回路304は、前の隣接する日(例えば、月曜日)に対する期間を表すセルを表示してもよい。
【0075】
いくつかの実施形態において、現在の期間より前の期間を表すセルは、グレーアウトされるか、または異なる色の影付きであってもよく、あるいはホップスコッチ表示540内の他のセルと視覚的に区別されてもよい。例えば、表示510で示されるように、セル542の左側のセルが7−8PMの現在の期間より前の期間を表すので、それらは異なる色で示されてもよい。具体的には、セル544は、セル544が現在の期間より前の期間を表すことをユーザに視覚的に示すためにグレーアウトされる。いくつかの実装では、現在の期間より前の期間を表すセルは、ユーザがそのようなセルへとナビゲートできないように、選択可能ではない。
【0076】
いくつかの実施形態において、ホップスコッチ表示540内のセルによって表される期間は、各々ブラウズ表示520内の期間522と同一である。例えば、ブラウズ表示520内の期間522が1時間の時間区間を表すとき、ホップスコッチ表示540内のセルの各々は、1時間の時間区間によって期間を表す。
【0077】
制御回路304は、ユーザ入力デバイスから命令を受信して、ホップスコッチ表示540内の特定のセルへとカーソルをナビゲートしてもよい。ユーザは、例えば、ユーザ入力デバイス上の選択キーを押すことによって、その上にカーソルが配置されるセルを選択するために、命令を制御回路304に発行してもよい。制御回路304が、その上にカーソルが配置されるセルを選択する命令を受信すると、制御回路304は、選択されたセルによって表される期間に対応する番組項目をメモリから取り出してもよい。ブラウズ表示520は、番組項目が選択されたチャンネルに対して表示される、単一のチャンネルガイドを提供してもよい。したがって、制御回路304は、選択されたセルによって表される期間に対するブラウザ表示520内において識別されるチャンネルに対応する、番組項目を取り出してもよい。番組項目は、ブラウズ表示520内に表示されてもよく、期間522は、選択されたセルによって表される期間を反映するように更新されてもよい。
【0078】
単一のチャネルに対する単一の番組項目のみがブラウズ表示520内で示されているが、1つ以上のチャネルに対する任意の数の付加的な番組項目がブラウズ表示520内に表示されてもよいことを理解されたい。例えば、制御回路304は、
図1に関して論議されるグリッド102の小型バージョンを表示してもよい。
【0079】
いくつかの実施形態において、制御プロセッサ304が(例えば、自動的に、または特定のユーザ入力あるいは選択に応じて)ホップスコッチ表示を提供する必要性を決定すると、制御プロセッサ304は、一部分または全画面を占めてもよいホップスコッチ表示を提供してもよい。ユーザは、ホップスコッチ表示を介してナビゲートし、番組項目を表示する代替期間を選択してもよい。
【0080】
図6は、本発明の実施形態による例示的なホップスコッチ表示600を示す。表示600は、第1の複数のセル610と、第2の複数のセル630と、動作またはイベントウィンドウ620と、ビデオウィンドウ650とを含む。ビデオウィンドウ650は、見ているチャンネルまたは番組に同調された最後のビデオを表示してもよい。ビデオウィンドウ650は、同じかまたは同様の機能性を提供し、ビデオ510(
図5)として表示してもよく、限定ではなく、簡潔にするために論議は省略される。いくつかの実施形態において、ビデオウィンドウ650は、イベントウィンドウ620内に表示されるメディアアセット情報に対応する短いプレビュークリップを提供してもよい。いくつかの実施形態において、ビデオウィンドウ650は、表示600内の広告で提供される情報に対応する短いプレビュークリップを提供してもよい。
【0081】
第1の複数のセル610の各々は、連続的な期間(例えば、一週間のうちの数日)を表してもよい。例えば、セル610aは、日曜日を表してもよく、セル610bは、月曜日を表してもよく、セル610cは、火曜日を表してもよい。任意の数のセル610が提供されてもよく、各セルは、現在の週または後続あるいは前の週の1日を表す。連続的な期間を表すために、表される期間に中断がなくてもよい。具体的には、6日の間隔(時間の長さ)がホップスコッチ表示600内に表され、各セルが一週間の1日を表す場合、ホップスコッチ表示600は、6つの異なるセルを含む。いくつかの実装では、セルは、月曜日という期間を表すセルが、日曜日および火曜日という期間を表す両方のセルに隣接するうように、連続的な順序で配設されてもよい。
【0082】
いくつかの実施形態において、ホップスコッチ表示600が最初に提供されると、現在の期間を表すセルが自動的にカーソルによってハイライトまたは選択される。例えば、現在の期間を表すセル610cは、異なる色で影付きであってもよく、ホップスコッチ表示600内の他のセルとは異なるサイズを有してもよく、または任意の他の好適な方式でホップスコッチ表示600内の他のセルと区別されてもよい。具体的には、表示600内の現在の時間が火曜日の9:02PMであってもよく、したがって、火曜日という期間を表すセル610cが、最初にカーソルによってハイライトされる(ホップスコッチ表示600内の他のセルとは異なるサイズであるものとして図示されている)。別の期間を表すセルをナビゲートし、選択するために、ユーザは、カーソルが移動させられる方向に対応する、ユーザ入力デバイス上の方向矢印キーを押してもよい。例えば、カーソルがセル610cの上に配置されると、ユーザは、ユーザ入力デバイス上の左方向矢印キーを押して、セル610cの左側のセルに向かって、またはセル610bに向かってカーソルを移動させてもよい。制御回路304が右に向かってカーソルまたはハイライト領域を移動させる命令(例えば、ユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押すこと)を受信すると、カーソルが右側の次の隣接するセルに向かって移動させられてもよい。いくつかの実装では、セルは、垂直配向で配設されてもよく、したがって、ユーザは、同様に上/下方向矢印キーを押して、特定の期間を表す所望のセルへとカーソルをナビゲートしてもよい。
【0083】
いくつかの実施形態において、セル610のうちの所与の1つが所定の期間(例えば、2秒)にわたってハイライトされると、所与のセルは、第2の複数のセル630を表示するように拡張されてもよい。いくつかの実装では、所与の期間後に所与のセルを拡張する代わりに、またはそれに加えて、ユーザは、ユーザ入力デバイス上の好適なキー(例えば、選択ボタン)を押して、その上にカーソルが配置されるセルを拡張するように制御回路304に命令してもよい。セル610内に表示される第2の複数のセル630は、セル610によって表される1日の中の期間を表してもよい。例えば、セル610cは、火曜日という期間を表してもよく、セル610c内のセル630は、火曜日である1日の中の期間(例えば、期間9AM−12PM)を表してもよい。
【0084】
各セル630によって表される期間の時間区間の長さは、グリッド102(
図1)内に表示される時間区間の長さ(例えば、3時間)と同一であるか、または対応してもよい。例えば、各セル630は、3時間の期間を表してもよい。上記で論議されるように、現在の期間より前の期間を表すセルは、グレーアウトされるか、または異なる色の影付きであってもよく、あるいはホップスコッチ表示600内の他のセルと視覚的に区別されてもよい。
【0085】
第2の複数のセル630の各々は、連続的な期間(例えば、一週間の所与の1日の中の数時間)を表してもよい。例えば、セル630aは、2−5AMの時間を表してもよく、セル630bは、5−8AMの時間を表してもよく、セル640は、9AM−12PMの時間を表してもよい。連続的な期間を表すために、セル630によって表される期間に中断がなくてもよい。具体的には、6時間の時間区間(時間の長さ)がホップスコッチ表示600のセル610内に表され、各セルが一週間の所与の1日の中の1時間を表す場合、ホップスコッチ表示600は、6つの異なるセル630を含む。いくつかの実装では、セルは、期間9AM−12PMを表すセルが、期間6AM−9AMおよび12PM−3PMを表す両方のセルに隣接するように、連続的な順序で配設されてもよい。
【0086】
いくつかの実施形態において、ホップスコッチ表示600が最初に提供されると、現在の期間を表すセルが自動的にカーソルによってハイライトまたは選択される。例えば、現在の期間を表すセル640は、異なる色で影付きであってもよく、ホップスコッチ表示600内の他のセルとは異なるサイズを有してもよく、または任意の他の好適な方式でホップスコッチ表示600内の他のセルと区別されてもよい。具体的には、表示600内の現在の時間が火曜日の9:02AMであってもよく、したがって、火曜日の期間9AM−12PMを表すセル610c内のセル640が、最初にカーソルによってハイライトされる(ホップスコッチ表示600内の他のセルとは異なるサイズであるものとして図示されている)。異なるセル630の間のナビゲーションは、セル610およびホップスコッチ表示540(
図5)に関して上記で論議されたことと同様に行われる。
【0087】
いくつかの実施形態において、ユーザが、一週間の異なる日を表すセル610の上でカーソルをナビゲートするとき、制御回路304は、その日に予定された動作またはイベントをメモリから取り出してもよい。例えば、ユーザが5月22日月曜日を表すセル610bの上でカーソルをナビゲートすると、制御回路304は、その日(5月22日月曜日)に以前に予定された動作またはイベントをメモリから取り出してもよい。具体的には、カーソルによってハイライトされるセルによって表される日に録画が予定された任意の番組、あるいはカーソルによってハイライトされるセルによって表される日に放送または提供される番組に設定されたリマインダが、メモリから取り出されてもよい。メモリから取り出された動作またはイベントのリストは、イベントウィンドウ620内に表示されてもよい。
【0088】
例えば、イベントウィンドウ620は、カーソルによってハイライトされるセルによって表される日に予定された録画を識別する情報を表示してもよい。情報は、番組のタイトル、短い説明、放送時間およびチャンネル、番組が録画に予定されたシリーズのエピソードであるか否かをユーザに示すインジケータ、およびの他の好適な情報を含んでもよい。いくつかの実装では、ユーザは、イベントウィンドウ620までカーソルをナビゲートして、イベントウィンドウ620内に記載される特定のイベントを選択してもよい。具体的には、ユーザは、記載される特定のイベントを選択して、修正を行う(例えば、録画時間またはリマインダ時間を変更する)か、あるいは動作またはイベントを完全にキャンセルしてもよい。いくつかの実装では、イベントウィンドウ620内に記載されるイベントの一部が修正されなくてもよく、ペアレンタルコントロール設定に基づいて阻止されてもよい。ペアレンタルコントロール設定は、異なるかまたは不十分なアクセス権を有する別のユーザが、特定の動作またはイベントをキャンセルまたは修正することを防止する。
【0089】
いくつかの実施形態において、ユーザがイベントウィンドウ620に記載される異なる動作またはイベントの上にカーソルをナビゲートすると、短いプレビュークリップまたは宣伝セグメントがビデオウィンドウ650内に表示されてもよい。例えば、ユーザがKing of the Hillの予定録画の上にカーソルをナビゲートすると、ビデオウィンドウ650は、放送予定または関連番組の宣伝またはプレビュークリップ、あるいは予定録画のプレビューを表示してもよい。ビデオウィンドウ650が放送予定または関連番組のプレビューまたは宣伝クリップを表示すると、ユーザは、ビデオウィンドウ650へとカーソルをナビゲートするか、またはユーザ入力デバイス上の好適なボタンを押して、動作またはイベント(例えば、録画またはリマインダ)を対応する番組に予定させてもよい。ユーザが他の動作またはイベント(例えば、The Dark Knight)へとナビゲートするとき、ビデオウィンドウ650は、その上にカーソルが配置される動作またはイベントに対応する番組(例えば、The Dark Knight)の宣伝またはプレビュークリップを表示するように変化してもよい。
【0090】
図7は、本発明の実施形態による、例示的なホップスコッチ表示700を示す。ホップスコッチ表示700は、上記で論議されるホップスコッチ表示600(
図6)と同様である。具体的には、ホップスコッチ表示700は、第1の複数のセル710と、第2の複数のセル720と、ビデオウィンドウ650と、イベントウィンドウ750とを含む。
【0091】
第1の複数のセル710は、セル610(
図6)と同じまたは同様の機能性を有してもよい。具体的には、第1の複数のセル710の各々は、連続的な期間(例えば、一週間のうちの数日)を表してもよい。例えば、第1のセル710は、日曜日を表してもよく、第2のセル710は、月曜日を表してもよく、第3のセル710は、火曜日を表してもよい。任意の数のセル710が提供されてもよく、各セルは、現在の週または後続あるいは前の週の1日を表す。連続的な期間を表すために、表される期間に中断がなくてもよい。具体的には、6日の区間(時間の長さ)がホップスコッチ表示700内に表され、各セルが一週間のうちの1日を表す場合、ホップスコッチ表示700は、7つの異なるセルを含む。いくつかの実装では、セルは、月曜日という期間を表すセルが、日曜日および火曜日という期間を表す両方のセルに隣接するように、連続的な順序で配設されてもよい。代替として、セル710および/またはセル610は、任意の好適な順序で(例えば、ランダムに、疑似ランダムに、またはユーザ選択/指定順に)配設されてもよい。
【0092】
いくつかの実施形態において、ホップスコッチ表示700が最初に提供されると、現在の期間を表すセルが自動的にカーソルによってハイライトまたは選択される。例えば、現在の期間を表すセル710は、異なる色で影付きであってもよく、ホップスコッチ表示700内の他のセルとは異なるサイズを有してもよく、または任意の他の好適な方式でホップスコッチ表示700内の他のセルと区別されてもよい。具体的には、表示700内の現在の時間が日曜日の9:02AMであってもよく、したがって、日曜日という期間を表すセル710が、最初にカーソルによってハイライトされる(ホップスコッチ表示700内の他のセルとは異なり際立っているものとして図示されている)。別の期間を表すセルをナビゲートし、選択するために、ユーザは、カーソルが移動させられる方向に対応する、ユーザ入力デバイス上の方向矢印キーを押してもよい。例えば、カーソルがセル710の上に配置されると、ユーザは、ユーザ入力デバイス上の左方向矢印キーを押して、セル710の左側のセルに向かって、またはセル710に向かってカーソルを移動させてもよい。制御回路304が右に向かってカーソルまたはハイライト領域を移動させる命令(例えば、ユーザ入力デバイス上の右矢印キーを押すこと)を受信すると、カーソルが右側の次の隣接するセルに向かって移動させられてもよい。いくつかの実装では、セルは、垂直配向で配設されてもよく、したがって、ユーザは、同様に上/下方向矢印キーを押して、特定の期間を表す所望のセルへとカーソルをナビゲートしてもよい。
【0093】
第2の複数のセル720は、セル630(
図6)と同じかまたは同様の機能性を有してもよい。具体的には、第2の複数のセル720の各々は、連続的な期間(例えば、一週間のうちの所与の1日の中の数時間)を表してもよい。例えば、第1のセル720は、1−3:59AMの時間を表してもよく、第2のセル720は、4−6:59AMの時間を表してもよく、第3のセル720は、7AM−9:59AMの時間を表してもよい。連続的な期間を表すために、セル720によって表される期間に中断がなくてもよい。具体的には、6時間の時間区間(時間の長さ)がホップスコッチ表示700のセル720によって表され、各セル720が一週間のうちの所与の1日の中の1時間を表す場合、ホップスコッチ表示700は、6つの異なるセル720を含む。いくつかの実装では、セル720は、期間7AM−9:59AMを表すセル720が期間4AM−6:59AMおよび10AM−12:59PMを表す両方のセルに隣接するうように、連続的な順序で配設されてもよい。
【0094】
ホップスコッチ表示700が最初に提供されると、現在の期間を表すセルが自動的にカーソルによってハイライトまたは選択される。例えば、現在の期間を表すセル722は、異なる色で影付きであってもよく、ホップスコッチ表示700内の他のセルとは異なるサイズを有してもよく、または任意の他の好適な方式でホップスコッチ表示700内の他のセルと区別されてもよい。具体的には、表示700内の現在の時間が日曜日の10:02AMであってもよく、したがって、日曜日の期間10AM−12:59PMを表すセル730の下のセル722が、最初にカーソルによってハイライトされる。いくつかの実施形態において、ホップスコッチ表示700が最初に提供されると、以前に表示されたグリッド102の期間を表すセルが自動的にカーソルによってハイライトまたは選択される。具体的には、ユーザは、現在の時間よりも後の週に対する項目をブラウザしていてもよく、したがって、その後の週の期間を表すセルが自動的にカーソルによってハイライトまたは選択される。
【0095】
いくつかの実施形態において、一週間のうちの7日および後続/前の週のうちの1日に対応する8個だけのセル710が提供される。しかしながら、任意の数の付加的なセルまたはより少ないセル710が提供されてもよい。後続または前の週の1日である、表示されていない隣接する日に対するセル710を表示するために、ユーザは、オプション760を選択するか、またはユーザ入力デバイス上の方向矢印を押してもよい。例えば、ユーザは、表示700に示される最後の日(例えば、土曜日)および選択オプション760(右矢印)へとカーソルをナビゲートするか、またはユーザ入力デバイス上の右方向矢印を押してもよい。制御回路304がユーザから入力(右矢印)を受信すると、制御回路304は、表示内のセル710を1日だけ移転して、セル710内の次の隣接する日(例えば、日曜日)を表示してもよい。いくつかの実装では、制御回路304がユーザから入力(右矢印)を受信すると、制御回路304は、表示内のセル710を丸一週間と1日(例えば、8日)だけ移転して、セル710内の次の/隣接する8日を表示してもよい。
【0096】
異なるセル720の間のナビゲーションは、上記で論議されることと同様に行われる。具体的には、セル720が垂直配列にあるものとして図示されるので、特定のセル720の選択は、上/下ナビゲーション矢印キーを使用すること、またはユーザ入力デバイスを使用するオプションによって行われてもよい。同様に、一週間のうちの数日を表すセル710が水平配列にあるものとして図示されているので、特定のセル710の選択は、左/右ナビゲーション矢印キーを使用すること、またはユーザ入力デバイスするオプションによって行われてもよい。
【0097】
いくつかの実施形態において、カーソルは、上/下ナビゲーション矢印キーを使用して、第1の期間(例えば、日曜日の10AM−12:59PMの時間)を表すセル720のうちの特定の1つの上に配置されてもよい。左/右ナビゲーション矢印キー等のユーザ入力を受信すると、制御回路304は、隣接する日(例えば、左ナビゲーション命令については土曜日、または右ナビゲーション命令については月曜日)における同じ時間の期間(例えば、10AM−12:59PM)上に配置されるように、カーソルを移動させてもよい。表示700は、日曜日の第1の期間を表すセル722の上に配置されているカーソルを示し、(例えば、ユーザ入力デバイス上の右ナビゲーション矢印キーを押すことによって)カーソルを右に移動させるユーザ命令を受信した後に、カーソルは、月曜日である隣接する日の同じ期間上に配置されるということが、
図8の表示800において示されている。より具体的には、制御回路304は、制御回路304が第1の対の方向矢印命令(例えば、左/右矢印)のうちの1つを受信する度に、カーソルを移動させて、一週間のうちの1日に対応する期間を表す隣接するセルを選択し得る。同様に、制御回路304は、制御回路304が第2の対の方向矢印命令(例えば、上/下矢印)のうちの1つを受信する度に、カーソルを移動させて、一週間のうちの特定の1日の中の1時間に対応する期間を表す隣接するセルを選択してもよい。
【0098】
各セル720によって表される期間の時間区間の長さは、グリッド102(
図1)内に表示される時間区間の長さ(例えば、3時間)と同一であるか、または対応してもよい。例えば、各セル720は、3時間の期間を表してもよい。
【0099】
図7は、水平方向に沿って配設されたセル710によって表されるものとして、一週間のうちの数日を示し、1日の中の数時間は、垂直方向に沿って対応する日の下に配設されたセル720によって表されるものとして示される。しかしながら、いくつかの実装では、一週間のうちの数日が、垂直方向に沿って配設されたセルによって表されてもよく、1日の中の数時間が、水平方向に沿って対応する日の隣に配設されたセルによって表されてもよいことを理解されたい。いくつかの実装では、現在の時間よりも前にある期間を表すセル710および720は、(例えば、異なる色または影を使用することによって)表示内の他のセルと視覚的に区別されてもよい。
【0100】
イベントウィンドウ750は、カーソルによってハイライトされるセル710によって表される日に予定された動作またはイベント(例えば、録画またはリマインダ)を識別するインジケータ752および754の形式で情報を表示してもよい。インジケータ752および754は、番組のタイトル、短い説明、放送時間およびチャンネル、番組が録画に予定されたシリーズのエピソードであるか否かをユーザに示すインジケータ、およびの他の好適な情報を含んでもよい。インジケータ752および754は、動作またはイベントが予定されるアセットを表す視覚的識別子756(例えば、画像、写真、またはビデオ)を含んでもよい。例えば、識別子756は、アセットと関連付けられるプレビュークリップ、アルバムカバー画像、テーマ画像であってもよい。
【0101】
いくつかの実装において、ユーザは、イベントウィンドウ750までカーソルをナビゲートして、イベントウィンドウ750内に示される特定のイベントインジケータ752または754を選択してもよい。具体的には、ユーザは、記載されている特定のイベントを選択して、修正を行う(例えば、録画時間またはリマインダ時間を変更する)か、あるいは動作またはイベントを完全にキャンセルしてもよい。いくつかの実装において、イベントウィンドウ750内に記載されているイベントの一部が修正されなくてもよく、ペアレンタルコントロール設定に基づいて阻止されてもよい。ペアレンタルコントロール設定は、異なるかまたは不十分なアクセス権を有する別のユーザが、特定の動作またはイベントをキャンセルまたは修正することを防止する。方向矢印キー(例えば、左/右キー)を使用してカーソルをナビゲートすること、およびユーザ入力デバイス上の選択キーを押すことによって、異なるイベントインジケータが選択されてもよい。
【0102】
期間を表すセル710からカーソルをナビゲートするために、ユーザは、方向矢印キー(例えば、上矢印キー)を押してもよい。制御回路304は、カーソルがセル710のうちの1つの上にある間に、ユーザがユーザ入力デバイス上の上矢印キーを押すと、ウィンドウ750内に示される第1のイベントインジケータ752へとカーソルをナビゲートし得る。戻るオプション740が、表示700内に提供されてもよい。戻るオプション740の選択は、ホップスコッチ表示の前に、そこからユーザがナビゲートされた以前の画面を表示するように、制御回路304に命令してもよい。例えば、制御回路304は、ユーザを、ユーザが中止したグリッド102まで戻るようにナビゲートしてもよく、またはユーザを以前に見たチャンネルまたは番組まで戻るように同調してもよい。
【0103】
図9は、本発明の実施形態による、イベント修正の例示的な表示900を示す。具体的には、表示900は、イベントウィンドウ750内に示されているイベントインジケータのうちの1つの上に配置されるカーソル930を示している。ユーザが特定のイベントインジケータを選択すると、制御回路304は、イベントプロンプトウィンドウ910を表示してもよい。イベントプロンプトウィンドウ910は、選択されたイベントインジケータに対応するアセットに予定されたイベントまたは動作を、ユーザが修正することを可能にするオプションを含んでもよい。具体的には、イベントウィンドウ910は、ユーザが、アセットに予定された録画をキャンセルするため、(以前に予定されていなかった場合に)アセットの録画を予定するため、アセットに予定されたリマインダをキャンセルするため、(以前に予定されていなかった場合に)アセットのリマインダを予定するため、リマインダ設定を修正する(例えば、リマインダを提供するために、アセットの開始前の時間の長さを変更する)、およびアセットに関する詳細情報を要求することを可能にすオプションを含んでもよい。
【0104】
いくつかの実装において、ユーザは、カーソルがイベントの上に配置されている間に、ユーザ入力デバイス上の専用キー(例えば、情報キー)を押してもよい。カーソルがイベントインジケータの上に配置されている間に、制御回路304が情報キーのユーザ入力を受信すると、制御回路304は、動作またはイベントが予定されるアセットに関する詳細情報をメモリから取り出してもよい。詳細情報が、ウィンドウ910の代わりに表示されてもよい。
【0105】
キャンセルオプション920の選択は、ウィンドウ910内において行われる選択を無視し、イベントインジケータの選択のためにユーザをイベントウィンドウ750に戻すように制御回路304に命令してもよい。
【0106】
図10は、本発明の実施形態による、メディアガイダンスアプリケーションをナビゲートするためのフロー
図1000を図示する。ステップ1010において、第1の期間に対応する第1の複数の番組項目が表示される。例えば、制御回路304は、第1の複数の番組項目104(
図1a)をグリッド102上に表示してもよい。同様に、制御回路304は、ビデオ510(
図5)と同時に(またはその上にオーバーレイされた)第1の番組項目524を表示してもよい。
【0107】
ステップ1020において、表示されている期間を変更することのユーザ要求が受信される。例えば、制御回路304は、ホップスコッチオプション140または530(
図1または5)のユーザ選択を受信してもよい。いくつかの実装において、制御回路304は、オプション120の選択および/またはリモートコントロール上の専用ボタン(例えば、方向矢印キー)を介して、表示された期間に隣接する期間に対する番組項目を表示するように制御回路304に命令するユーザ入力を受信してもよい。
【0108】
ステップ1030において、ユーザ要求がホップスコッチオプションの選択であるか否かに関して決定が行われる。ユーザ要求がホップスコッチオプションの選択であるとき、処理はステップ1060まで進み、そうでなければ処理はステップ1040まで進む。
【0109】
ステップ1040において、ユーザ要求が次/前の隣接する期間への移転であるか否かに関して決定が行われる。ユーザ要求が次/前の隣接する期間への移転であるとき、処理はステップ1050まで進み、そうでなければ、処理はステップ1042まで進む。
【0110】
ステップ1042において、ユーザ要求に対応する動作が行われる。例えば、ユーザ要求が選択コマンドであるとき、制御回路304は、(例えば、チャンネルに同調することによって)ハイライトされた番組項目に対応する番組にアクセスしてもよい。
【0111】
ステップ1050において、ユーザ要求に対応する命令が、所定回数だけ受信されているか否かに関して決定が行われる。ユーザ要求に対応する命令が、所定回数だけ受信されているとき、処理はステップ1052まで進み、そうでなければ、処理はステップ1060まで進む。例えば、制御回路304は、ユーザが隣接する期間に対する番組項目を表示するように制御回路304に命令した回数を数えてもよい。(例えば、隣接する期間に対する番組項目を表示する)同じかまたは同一の命令が所定回数(例えば、3回)だけ受信されると、制御回路304は、ステップ1052まで進み得る。
【0112】
ステップ1052において、次/前の隣接する期間に対応する番組項目が表示される。例えば、制御回路304は、以前に表示された7PM−9PMの期間(
図1a)に隣接する10PM−12AMの期間(
図1b)に対する番組項目を表示してもよい。
【0113】
ステップ1060において、表示された番組項目の一部分の代わりに、複数の連続的な代替期間が表示される。例えば、制御回路304は、ホップスコッチ表示540、600、または700(
図5、6、または7)の中へ表示をスライドしてもよい。
【0114】
ステップ1070において、表示された代替期間のうちの1つのユーザ選択が受信される。
【0115】
ステップ1080において、代替期間のうちの選択された1つに対応する、第2の複数の番組項目が表示される。
【0116】
図10のフロー図の上記のステップは、図に示され、説明される順番または順序に限定されない任意の順番または順序で実行または実施されてもよいことを理解されたい。また、
図10のフロー図の上記のステップのうちのいくつかは、待ち時間および処理時間を削減するために、適切な場合に、実質的に同時に、または並行して実行または実施されてもよい。
【0117】
本開示の上記の実施形態は、限定ではなく例示の目的で提示され、本開示は、以下の請求項のみによって限定される。