(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の目的、特定の長所及び新規の特徴は、添付の図面と関連する以下の詳細な説明と好ましい実施例から、より明白になるものである。本明細書における各図面の構成要素に参照番号を付加するにおいて、同一の構成要素に限っては、たとえ異なる図面上に表示されてもできるだけ同一の番号を有するようにしている。また、第1、第2等の用語は、多様な構成要素を説明するにおいて用いられているが、上記構成要素は、上記用語によって限定されるべきではない。上記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで用いられる。また、本発明を説明するにおいて、関連した公知技術に関する具体的な説明が、本発明の要旨を不明瞭にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
【0020】
以下において、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図2は、本願発明によるディスプレイ装置の結合斜視図であり、
図3a〜
図3cは、本願発明によるディスプレイ装置の第1実施例に対するI−I’方向(
図2参照)の断面図である。図示されたように、上記ディスプレイ装置は、液晶パネル(100)と上記液晶パネル(100)に光を提供するための光源(図示せず)を含むバックライトユニット(110a)及び上記液晶パネル(100)の外部と上記バックライトユニット(110a)の外部のうち、少なくとも1つの外部を囲む偏光部(120)を含む。
【0021】
上記液晶パネル(100)は、
図3a〜
図3cに図示されたようにアレイ基板(101)とカラー基板(102)及び上記アレイ基板(101)と上記カラー基板(102)の間に配置される液晶層(図示せず)から構成される。
【0022】
そして、上記液晶パネル(100)の外部には、外部の衝撃によるパネルの破損及び光の漏れを防止するためのサイドシーリング部を形成することができる。
また、上記液晶パネル(100)は、上記光源から提供される光が上記液晶層を通過することによって映像を出力するようになる。
【0023】
そして、上記光源が位置する方向には、上記液晶パネル(100)に上記外部電源とゲート及びデータ信号を供給するための電源データ供給部材(160)を連結することができる。
また、上記電源データ供給部材(160)は、軟性材質の回路基板、及び一端が上記回路基板と連結され、他端が上記液晶パネル(100)と連結されるCOF(chip on film)からなることができる。
【0024】
そして、上記COFは、高分子物質であるポリマイドに銅箔を積んだ後、回路を形成して基板を構成するものであって、上記基板上に上記液晶パネルの動作のためのソース信号とゲート信号を生成する回路である駆動回路をボンディングして実装することができる。
【0025】
図2に図示されたように、上記偏光部(120)は、上記液晶パネル(100)の外側方向に延長形成されて、上記ディスプレイ装置の外部を囲むようになる。
即ち、上記偏光部(120)は、上記ディスプレイ装置に結合される位置に応じて、上記液晶パネル(100)の外部と上記バックライトユニット(110a)の外部のうち、少なくとも1つの外部を囲むようになる。
【0026】
より具体的には、
図3a〜
図3cに図示されたように、上記液晶パネル(100)の外部と上記バックライトユニット(110a)の外部のうち、少なくとも1つの外部を囲むために、上記偏光部(120)は、第1偏光部材(120a)と第2偏光部材(120b)を含む。
【0027】
また、上記第1偏光部材(120a)及び第2偏光部材(120b)のうち、少なくとも1つの偏光部材の一面には、ベンディング部が形成される。
即ち、具体的に後述する上記ベンディング部は、上記第1偏光部材(120a)または第2偏光部材(120b)が上記液晶パネル(100)の外部または上記バックライトユニット(110a)の外部方向に曲げられることをガイドするためのものである。
【0028】
図4a及び
図4bは、本願発明のディスプレイ装置を構成する偏光部材の斜視図である。図示されたように、上記偏光部(120)を構成する上記第1偏光部材(120a)を例として説明すると、上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)には、ベンディング部(122a、122b)が互いに一定間隔で離隔されて複数に形成される。
【0029】
より具体的には、上記ベンディング部(122a、122b)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むために延長形成された上記第1偏光部材(120a)の延長部(EA)に形成される。
【0030】
即ち、上記ベンディング部(122a、122b)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むために、上記第1偏光部材(120a)が容易に曲げられるように、ガイドするためのものであるだ。
【0031】
図3aに図示されたように、上記第1偏光部材(120a)は、上記液晶パネル(100)の上部に結合される。
これにより、
図4aに図示されたように、上記第1偏光部材(120a)は、上記ベンディング部(122a)を用いて上記液晶パネル(100)の上部終端で1次に曲げられる。
【0032】
以後、上記第1偏光部材(120a)は、上記バックライトユニット(110a)外部、即ち、側面を囲んだ後に背面を囲むために上記ベンディング部(122b)を用いて2次に曲げられる。
これにより、上記第1偏光部材(120a)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むようになる。
ただし、上記第1偏光部材(120a)の一面に形成される上記ベンディング部(122a、122b)の数は、本願発明において限定されない。
【0033】
図4aにおいては、座標軸を基準にY方向と水平な方向に上記ベンディング部(122a、122b)を形成しているが、X方向にもベンディング部を形成し、上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)の全ての方向にベンディング部を形成することができる。
そして、
図4aに図示されたように、上記ベンディング部(122a、122b)は、線形形状を有するように形成されることができる。
また、
図4bに図示されたように、上記ベンディング部(122a、122b)は、不連続的な形状を有するように形成することができる。
【0034】
図5a〜
図5cは、
図4aに図示された偏光部材を製造する製造方法に関する断面図である。図示されたように、上記ベンディング部(122a、122b)は、多様な製造方法によって上記第1偏光部材(120a)に形成することができる。
【0035】
図5aに図示されたように、プレス製造方法を用いて上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)に上記ベンディング部(122a、122b)を形成することができる。
まず、ベンディング部を形成する上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)に、後述する光漏れ防止部材(140)を結合する。
【0036】
以後、上記ベンディング部(122a、122b)と同一形状の陰極パターン(S1)を含むステージ(S)上部に上記第1偏光部材(120a)を載置させた後、プレス装置(P)を加圧する。
これにより、上記ベンディング部(122a、122b)は、上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)、より具体的には上記光漏れ防止部材(140)が結合された領域に形成される。
【0037】
図5bに図示されたように、真空成形製造方法を用いて上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)に上記ベンディング部(122a、122b)を形成することができる。
まず、上記第1偏光部材(120a)を一定の温度状態で一定時間延伸させる。
【0038】
次に、ベンディング部を形成する上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)に、後述する光漏れ防止部材(140)を結合する。
次に、上記ベンディング部(122a、122b)と同一形状の陰極パターン(V1)を備え、上記陰極パターン(V1)として多数のホール(h)が形成された真空吸着ステージ(V)上部に、上記第1偏光部材(120a)を載置させる。
【0039】
次に、上記ホール(h)を通じて上記真空吸着ステージ(V)方向に上記第1偏光部材(120a)を吸着させる。
これにより、上記ベンディング部(122a、122b)が上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)に形成される。
そして、
図5cに図示されたように、レーザ照射方法を用いて、上記第1偏光部材(120a)に上記ベンディング部(122a、122b)を形成することができる。
【0040】
上記レーザ照射方法によって形成される上記ベンディング部(122a、122b)は、上述したプレス製造方法と真空成形製造方法によって形成されるベンディング部の形状とは異なる溝形状を有するようになる。
【0041】
まず、上記第1偏光部材(120a)の上部に互いに一定間隔で離隔された複数のレーザ照射部(R)を位置させる。
次に、上記第1偏光部材(120a)にレーザを照射することで、上記第1偏光部材(120a)に溝形状の上記ベンディング部(122a、122b)が形成される。
次に、上記第1偏光部材(120a)の一面(121a)に後述する光漏れ防止部材(140)を結合する。
【0042】
これにより、
図5a〜
図5cに基づいて、多様な実施例で説明されたベンディング部製造方法を用いて、上記第1偏光部材(120a)または上記第2偏光部材(120b)を容易に曲げられるようにガイドするベンディング部を、上記第1偏光部材(120a)または上記第2偏光部材(120b)の一面に形成することができる。
【0043】
本願発明によるディスプレイ装置のI−I’方向に対する第1実施例断面図を示す
図3a〜
図3cに図示されたように、上記偏光部(120)は、第1偏光部材(120a)及び第2偏光部材(120b)を含む。
【0044】
より具体的には、上記第1偏光部材(120a)は、上記液晶パネル(100)の上部に付着され、上記第2偏光部材(120b)は、上記液晶パネル(100)の下部に付着される。
【0045】
これにより、上記第2偏光部材(120b)は、上記バックライトユニット(110a)を通過する光を偏光させて、上記液晶パネル(100)に入射させる。
また、外部の使用者が映像を視聴できるように、上記第1偏光部材(120a)は、上記液晶パネル(100)を通過した光を偏光させる。
【0046】
図3aに図示されたように、上記第1偏光部材(120a)は、上記液晶パネル(100)の外側方向に延長形成される。
より具体的には、
図2に基づいて上記電源データ供給部材(160)が連結された方向(X軸方向)に位置する上記光源と垂直な方向にある上記第1偏光部材(120a)の側面が、X軸方向に延長形成される。
【0047】
即ち、
図3a〜
図3cに図示されたように、上記第1偏光部材(120a)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を全て囲むようになる。
【0048】
これにより、従来のディスプレイ装置を構成するトップケース及びガイドパネルのような構造物を不要とし、上記偏光部(120)を構成する上記第1偏光部材(120a)を用いて上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)を一体化させることによって、上記ディスプレイ装置の軽量化を具現できる効果がある。
【0049】
そして、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)を上記第1偏光部材(120a)を用いて完璧に密着させることによって、ディスプレイ装置の薄型化及び結合力を向上させることができる効果がある。
【0050】
また、
図3a〜
図3cに図示された上記第1偏光部材(120a)は、上記光源と垂直な側面のみがX軸方向に延長形成されたが、上記光源と平行な方向にある上記第1偏光部材(120a)の側面も、Y軸方向に延長形成することができる。
【0051】
これにより、
図2に図示されたように、上記電源データ供給部材(160)を除いた上記ディスプレイ装置の一部領域であるCA領域、及びこれと反対方向の領域(DA)を、上記第1偏光部材(120a)が囲むことができる。
【0052】
即ち、上記第1偏光部材(120a)は、上記光源と平行な面も延長形成されることによって、
図2に図示されたように、上記ディスプレイ装置のCA領域とその反対側領域(DA)まで囲むようになるため、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)の結合力を向上させることができる効果がある。
【0053】
図3b及び
図3cに図示されたように、上記偏光部(120)には、上記光源の光の漏れを遮断する光漏れ防止部材(140)を結合することができる。
より具体的には、上記光漏れ防止部材(140)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲む上記偏光部(120)の一面または他面のうち、少なくとも1つの面に結合することができる。
【0054】
即ち、
図3b及び
図3cに図示されたように、上記光漏れ防止部材(140)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲む上記第1偏光部材(120a)の外側面に結合される。
【0055】
また、上記光漏れ防止部材(140)は、上記第1偏光部材(120a)の内側面に結合することができる。
これにより、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを遮断する。
【0056】
また、上記光漏れ防止部材(140)は、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを遮断するために、遮光テープ、プリント印刷方式を通じて形成することができるブラックプリント部材、光吸収部材、またはインクジェット方式を通じて形成することができるブラック染料のうち、少なくとも1つの材質からなることができる。
【0057】
そして、上記光漏れ防止部材(140)が上記第1偏光部材(120a)の内側面に結合される場合、上記第1偏光部材(120a)の外側面には、黒色ではなく他の色を有する部材を結合することができる。
【0058】
例えば、上記第1偏光部材(120a)の内側面に上記光漏れ防止部材(140)が結合される場合、上記第1偏光部材(120a)の外側面には、蛍光色を有する部材が結合され、使用者に美麗なデザインを提供する効果がある。
【0059】
図6は、本願発明によるディスプレイ装置を構成するバックライトユニットに対するII−II’方向(
図2参照)の断面図である。図示されたように上記ディスプレイ装置を構成する上記バックライトユニット(110a)は、導光板(113a)、複数の光学シート(115a)、収納部材(117a)及び反射シート(119a)を含む。
【0060】
上記導光板(113a)は、光源(111)から入射される光を面光源形態に変換して、上記液晶パネル(100)に提供するためのものである。
また、上記複数の光学シート(115a)は、上記導光板(113a)から出射された上記光を拡散及び集光するためのものである。
より具体的には、上記複数の光学シート(115a)は、少なくとも1つの拡散シートと上記拡散シートの上部に配置される少なくとも1つの集光シートからなることができる。
【0061】
上記拡散シートは、上記導光板(113a)を通じて上記液晶パネル(100)方向に入射された光を拡散させると同時に、上記拡散された光が上記集光シート方向に進行するように、上記拡散された光の方向を調節することもできる。
また、上記集光シートは、上記拡散シートを通じて入射される光を上記液晶パネル(100)に垂直な方向に集光させる。
【0062】
そして、上記収納部材(117a)は、上記導光板(113a)及び上記複数の光学シート(115a)を収容するために、内部に収納部が形成される。
また、上記収納部材(117a)は、上記液晶パネル(100)を支持するための複数の支持部(118a)を含む。
【0063】
そして、上記支持部(118a)の上部には、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)を互いに固定結合するために両面が接着材質からなり弾性力を有するフォームパッド形状の結合部材(116a)が配置される。
【0064】
また、上記収納部材(117a)は、
図3cに図示されたように、上記液晶パネル(100)方向に突出形成され、上記導光板(113a)、上記複数の光学シート(115a)及び上記反射シート(119a)を外部の衝撃から保護するための側面補強部材(S)をさらに含むことができる。
【0065】
そして、上記反射シート(119a)は、上記導光板(113a)と上記収納部材(117a)の間に位置し、上記導光板(113a)から漏れる光を上記液晶パネル(100)方向に反射させるためのものである。
【0066】
総合すると、
図2、
図3a〜
図3c及び
図4a、
図4bに基づいて上述したように、上記光源(111)と垂直な方向の上記第1偏光部材(120a)の側面が延長形成されて、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むようになる。
【0067】
そして、これだけでなく、上記光源(111)と平行な方向の上記第1偏光部材(120a)の側面もまた、上記液晶パネル(100)の外側方向に延長形成されることによって、
図2及び
図6に図示されたように、上記第1偏光部材(120a)は、上記ディスプレイ装置のCA領域とその反対側領域(DA)まで囲むようになる。
【0068】
これにより、上記第1偏光部材(120a)を用いて上記ディスプレイ装置の全ての外部を囲むことができる。
より具体的には、
図6に図示されたように、上記第1偏光部材(120a)は、上記光源(111)が配置された方向(
図2のCA領域)の上記収納部材(117a)の外部を囲むことができる。
【0069】
また、上記第1偏光部材(120a)は、カメラのレンズ部を外部に露出させるための貫通孔(h)が形成された方向(
図2のDA領域)の上記収納部材(117a)の外部を囲むことができる。
【0070】
これにより、上記第1偏光部材(120a)が上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)を構成する上記収納部材(117a)の外部を一緒に囲むことができるため、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)の結合力が向上する効果がある。
【0071】
図7は、本願発明によるディスプレイ装置を構成するバックライトユニットの他の実施例に対するII−II’方向(
図2参照)の断面図である。図示されたように、上記ディスプレイ装置を構成するバックライトユニット(110b)は、導光板(112b)、複数の光学シート(113b)、光源収容部材(114b)、支持部(115b)及び反射シート(116b)を含む。
【0072】
上記導光板(112b)は、上記光源(111)から入射される光を面光源形態に変換して、上記液晶パネル(100)に提供するためのものである。
また、上記複数の光学シート(113b)は、上記導光板(112b)から出射された上記光を拡散及び集光するためのものである。
より具体的には、上記複数の光学シート(113b)は、少なくとも1つの拡散シートと少なくとも1つの集光シートからなることができる。
【0073】
上記拡散シートは、上記導光板(112b)を通じて上記液晶パネル(100)方向に入射された光を分散させながら上記集光シート方向に光が進むように光の方向を調節する。
また、上記集光シートは、上記拡散シートを通じて入射される光を上記液晶パネル(100)に垂直な方向に集光させる。
【0074】
そして、
図7に図示されたように、上記光源収容部材(114b)は、上記導光板(112b)を収容するために内部に収納空間が形成され、上記光源収容部材(114b)の断面は、「逆コの字」形状になされる。
【0075】
また、上記光源収容部材(114b)は、上記光源(111)と向かい合う上記導光板(112b)の入光部の一部分を覆うと同時に、上記液晶パネル(100)を支持するための支持部(115b)を含む。
【0076】
そして、上記反射シート(116b)は、上記導光板(112b)から漏れる光を上記液晶パネル(100)方向に反射させるためのものである。
また、上記液晶パネル支持部(117b)は、上記導光板(112b)、複数の光学シート(113b)、上記光源(111)が内部に結合された上記光源収容部材(114b)及び上記反射シート(116b)を収容するために、内部に収納空間が形成される。
【0077】
そして、上記液晶パネル支持部(117b)は、上記液晶パネル(100)を支持するための複数の支持部材(118b)を含む。
より具体的には、上記液晶パネル支持部(117b)は、第1支持部材(118b)及び第2支持部材(118b)を含む。
【0078】
上記第1支持部材(118b)は、断面が「逆コの字」形状である上記光源収容部材(114b)の外周面を囲むように上記液晶パネル支持部(117b)から上記液晶パネル(100)の方向に突出形成される。
【0079】
また、上記第2支持部材(118b)は、上記導光板(112b)の反入光部と対向するように、上記液晶パネル支持部(117b)から上記液晶パネル(100)の方向に突出形成される。
【0080】
そして、上記第2支持部材(118b)は、上記反射シート(116b)、上記導光板(112b)及び上記複数の光学シート(113b)が上記液晶パネル支持部(117b)の内部に順次積層されるように複数の段差部を具備する。
【0081】
これにより、
図7に図示されたように、上記第1支持部材(118b)及び上記第2支持部材(118b)と、上記光源収容部材(114b)は、同時に上記液晶パネル(100)を支持することができる。
【0082】
また、上記液晶パネル(100)と向かい合う上記第1支持部材(118b)及び上記第2支持部材(118b)と上記支持部(115b)の上部には、両面が接着材質からなり弾性力を有するフォームパッド形状の結合部材(119b)が配置されて、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110b)を固定結合させることができる。
【0083】
そして、上記液晶パネル支持部(117b)は、上記液晶パネル(100)方向に突出形成されて、上記導光板(112b)、複数の光学シート(113b)、上記光源収容部材(114b)及び上記反射シート(116b)を外部の衝撃から保護するための側面補強部材(図示せず)をさらに含むことができる。
【0084】
図2、
図3a及び
図4aに基づいて上述したように、上記光源(111)と垂直な上記第1偏光部材(120a)の両側の面だけでなく、上記光源(111)と平行な上記第1偏光部材(120a)の両側の面を、上記液晶パネル(100)の外側方向に延長形成することができる。
【0085】
これにより、
図2及び
図7に図示されたように、上記第1偏光部材(120a)は、上記ディスプレイ装置のCA領域とその反対側領域(DA)まで囲むようになって、上記ディスプレイ装置の全ての面を囲むことができる。
【0086】
即ち、
図7に図示されたように、上記第1偏光部材(120a)は、上記光源(111)が配置された方向(
図2のCA領域)の上記液晶パネル支持部(117b)を構成する上記第1支持部材(118b)の外部を囲むことができる。
【0087】
また、上記第1偏光部材(120a)は、カメラのレンズ部を外部に露出させるための貫通孔(h)が形成された方向(
図2のDA領域)の上記液晶パネル支持部(117b)を構成する第2支持部材(118b)の外部を囲むことができる。
【0088】
これにより、上記第1偏光部材(120a)が上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110b)を構成する上記液晶パネル支持部(117b)の外部を一緒に囲むことができ、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110b)の結合力が向上する効果がある。
【0089】
図8a〜
図8bは、本願発明によるディスプレイ装置の第2実施例に対するI−I’方向(
図2参照)の断面図である。本第2実施例を説明するにおいて、以前の第1実施例と同一または対応する構成要素に関する説明は、省略する。以下では、本第2実施例によるディスプレイ装置について説明する。
【0090】
本願発明の第2実施例によるディスプレイ装置は、液晶パネル(100)と上記液晶パネル(100)に光を提供する光源を含むバックライトユニット(110a)及び偏光部(220)を含む。
【0091】
そして、上記ディスプレイ装置を構成する上記偏光部(220)は、第1偏光部材(220a)及び第2偏光部材(220b)を含む。
より具体的には、上記第1偏光部材(220a)は、上記液晶パネル(100)の上部に付着され、上記第2偏光部材(220b)は、上記液晶パネル(100)の下部に付着される。
【0092】
また、
図8aに図示されたように、上記第2偏光部材(220b)は、上記液晶パネル(100)の外側方向に延長形成される。
即ち、
図2及び
図8aに基づいて上記電源データ供給部材(160)が連結された方向(X軸方向)に位置する上記光源と垂直な方向にある上記第2偏光部材(220b)の側面が、X軸方向に延長形成される。
【0093】
そして、
図4a及び
図4bに基づいて上述した上記第1偏光部材(120a)と同じく、上記第2偏光部材(220b)の一面には、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むために曲げられることをガイドするためのベンディング部が形成される。
これにより、
図8bに図示されたように、上記第2偏光部材(220b)は、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むようになる。
【0094】
このように、従来のディスプレイ装置を構成するトップケース及びガイドパネルのような構造物を不要とし、上記偏光部(220)を構成する上記第2偏光部材(220a)を用いて上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)を一体化させることによって、上記ディスプレイ装置の軽量化を具現できる効果がある。
【0095】
そして、
図8a及び
図8bに図示された上記第2偏光部材(220b)は、上記光源と垂直な側面がX軸方向に延長形成されたが、さらに、上記光源と平行な側面もY軸方向に延長形成することができる。
【0096】
これにより、
図2に図示されたように、上記電源データ供給部材(160)を除いた上記ディスプレイ装置の外部一部領域であるCA領域及びこれと反対方向の外部領域(DA)を、上記第2偏光部材(220a)によって囲むことができる。
【0097】
即ち、上記第2偏光部材(220a)は、上記光源と平行な面がさらに延長形成されることによって、
図2に図示されたように、上記ディスプレイ装置のCA領域とその反対側領域(DA)まで囲むようになり、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)の結合力を向上させることができる効果がある。
【0098】
図8bに図示されたように、上記偏光部(220)には、上記光源の光の漏れを遮断する光漏れ防止部材(140)を結合することができる。
より具体的には、上記光漏れ防止部材(140)は、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲む上記偏光部(220)の一面または他面のうち、少なくとも1つの面に結合されることができる。
【0099】
即ち、
図8bに図示されたように、上記光漏れ防止部材(140)は、上記液晶パネル(100)の外側方向に延長形成されて上記バックライトユニット(110a)の外部を囲む上記第2偏光部材(220b)の外側面に結合される。
【0100】
また、上記光漏れ防止部材(140)は、上記第2偏光部材(220b)の内側面に結合することができる。
これにより、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを遮断する。
【0101】
また、上記光漏れ防止部材(140)は、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを遮断するために、遮光テープ、プリント印刷方式を通じて形成することができるブラックプリント部材、光吸収部材、またはインクジェット方式を通じて形成することができるブラック染料のうち、少なくとも1つの材質からなることができる。
【0102】
そして、上記光漏れ防止部材(140)が上記第2偏光部材(220b)の内側面に結合される場合、上記第2偏光部材(220b)の外側面には、黒色ではなくて他の色を有する部材を結合することができる。
【0103】
例えば、上記第2偏光部材(220b)の内側面に上記光漏れ防止部材(140)が結合される場合、上記第2偏光部材(220b)の外側面には蛍光色を有する部材が結合され、使用者に美麗なデザインを提供する効果がある。
【0104】
そして、
図8a及び
図8bに図示されたように、上記液晶パネル(100)の側面には、外部の衝撃によるパネルの破損及び光の漏れを防止するためのサイドシーリング部を形成することができる。
【0105】
また、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲む上記光漏れ防止部材(140)の外側面と上記液晶パネル(100)の外部には、シーリング部材(150)を塗布することができる。
これにより、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)の結合力が向上する効果がある。
【0106】
図9a及び
図9bは、本願発明によるディスプレイ装置の第3実施例に対するI−I’方向(
図2参照)の断面図である。本第3実施例を説明するにおいて、以前の第1、第2実施例と同一または対応する構成要素に関する説明は、省略する。以下では、本第3実施例によるディスプレイ装置について説明する。
【0107】
本願発明の第3実施例によるディスプレイ装置は、液晶パネル(100)と上記液晶パネル(100)に光を提供する光源を含むバックライトユニット(110a)及び偏光部(320)を含む。
そして、上記ディスプレイ装置を構成する上記偏光部(320)は、第1偏光部材(320a)及び第2偏光部材(320b)を含む。
【0108】
より具体的には、上記第1偏光部材(320a)は、上記液晶パネル(100)の上部に付着され、上記第2偏光部材(320b)は、上記液晶パネル(100)の下部に付着される。
【0109】
また、
図9aの拡大図に図示されたように、上記第1偏光部材(320a)は、トリアセチルセルロース層(Triacetyl Cellulose layer、以下「TAC層」という)(321a)を含む。
【0110】
そして、上記第1偏光部材(320a)は、上記TAC層(321a)の上部に積層されるPSA層(Pressure sensitive adhesive layer、322a)と上記PSA層(322a)上部に積層される保護フィルム層(324a)を含む。
【0111】
また、上記第1偏光部材(320a)は、上記TAC層(321a)の下部に積層されるPVA層(Poly Vinyl alcohol layer、323a)と上記PVA層(323a)下部に積層されるTAC層(325a)及び上記TAC層(325a)下部に付着されるPSA層(327a)を含む。
【0112】
図9aの拡大図に基づいて、上記第1偏光部材(320a)を構成する各層について詳察する。
上記TAC層(321a)は、上記PVA層(323a)を保護するための保護層であって、透明な材質からなることを特徴とする。
【0113】
そして、上記PSA層(322a)は、光学用透明粘着層であって、上記TAC層(321a)の上部に上記保護フィルム層(324a)を付着する機能を有する。
また、上記保護フィルム層(324a)は、外部衝撃、スクラッチ、異物などから上記第1偏光部材(320a)を保護するためのフィルムである。
【0114】
そして、上記PVA層(323a)は、上記液晶パネル(100)を通過する光を偏光させる機能を有する。
また、上記TAC層(325a)は、上述した上記TAC層(321a)と同一の材質及び機能を有する。
【0115】
さらに、上記PSA層(327a)は、上述した上記PSA層(322a)と同一の材質及び機能を有する。
そして、上述した
図4aに基づいて説明された上記第1偏光部材(120a)と同じく、上記第1偏光部材(320a)を構成する上記TAC層(321a)の一面には、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むために曲げられることをガイドするためのベンディング部を形成することができる。
【0116】
これにより、
図9bに図示されたように、上記第1偏光部材(320a)を構成する上記TAC層(321a)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むようになる。
【0117】
図9aに図示されたように、上記TAC層(321a)は、上記液晶パネル(100)の外側方向に延長形成される。
即ち、
図2及び
図3aに基づいて、上記電源データ供給部材(160)が連結された方向に位置する上記光源と垂直な方向の上記TAC層(321a)の側面が、X軸方向に延長形成される。
【0118】
これにより、
図9bに図示されたように、上記第1偏光部材(220a)を構成する上記TAC層(321a)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を全部囲むようになる。
【0119】
このように、従来のディスプレイ装置を構成するトップケース及びガイドパネルのような構造物を不要とし、上記TAC層(321a)を用いて上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)を一体化させることによって、上記ディスプレイ装置の軽量化を具現できる効果がある。
【0120】
そして、
図9a及び
図9bに図示された上記第1偏光部材(320a)を構成する上記TAC層(321a)は、上記光源と垂直な側面がX軸方向に延長形成されたが、さらに、上記光源と平行な側面もY軸方向に延長形成することができる。
【0121】
これにより、
図2に図示されたように、上記電源データ供給部材(160)を除いた上記ディスプレイ装置の外部一部領域であるCA領域及びこれと反対方向の外部領域(DA)を上記第1偏光部材(320a)によって囲むことができる。
【0122】
即ち、上記第1偏光部材(320a)を構成する上記TAC層(321a)は、上記光源と平行な面がさらに延長形成されることによって、
図2に図示されたように、上記ディスプレイ装置のCA領域とその反対側領域(DA)まで囲むようになり、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)の結合力を向上させることができる効果がある。
【0123】
図9bに図示されたように、上記偏光部(320)には、上記光源の光の漏れを遮断する光漏れ防止部材(140)を結合することができる。
より具体的には、本第3実施例によって上記光漏れ防止部材(140)は、上記第1偏光部材(320a)を構成する上記TAC層(321a)の一面または他面のうち、少なくとも1つの面に結合されることができる。
【0124】
即ち、図示されたように、上記光漏れ防止部材(140)は、上記液晶パネル(100)の外部及び上記バックライトユニット(110a)の外部を囲む上記TAC層(321a)の外側面に結合される。
また、上記光漏れ防止部材(140)は、上記TAC層(321a)の内側面に結合することができる。
【0125】
また、上記光漏れ防止部材(140)は、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを遮断するために、遮光テープ、プリント印刷方式を通じて形成することができるブラックプリント部材、光吸収部材、またはインクジェット方式を通じて形成することができるブラック染料のうち、少なくとも1つの材質からなることができる。
これにより、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを遮断する。
【0126】
そして、上記光漏れ防止部材(140)が上記TAC層(321a)の内側面に結合される場合、上記TAC層(321a)の外側面には、黒色ではなくて他の色を有する部材を結合することができる。
【0127】
例えば、上記TAC層(321a)の内側面に上記光漏れ防止部材(140)が結合される場合、上記TAC層(321a)の外側面には蛍光色を有する部材が結合され、使用者に美麗なデザインを提供する効果がある。
【0128】
図10a〜
図10bは、本願発明によるディスプレイ装置の第4実施例に対するI−I’方向(
図2参照)の断面図である。本第4実施例を説明するにおいて、以前の第1〜第3実施例と同一または対応する構成要素に関する説明は、省略する。以下では、本第4実施例によるディスプレイ装置について説明する。
【0129】
本願発明の第4実施例によるディスプレイ装置は、液晶パネル(100)と上記液晶パネル(100)に光を提供する光源を含むバックライトユニット(110a)及び偏光部(420)を含む。
【0130】
そして、上記ディスプレイ装置を構成する上記偏光部(420)は、第1偏光部材(420a)及び第2偏光部材(420b)を含む。
より具体的には、上記第1偏光部材(420a)は、上記液晶パネル(100)の上部に付着され、上記第2偏光部材(420b)は、上記液晶パネル(100)の下部に付着される。
【0131】
また、
図10aの拡大図に図示されたように、上記第2偏光部材(420b)は、TAC層(421b)を含む。
そして、上記第2偏光部材(420b)は、上記TAC層(421b)の上部に積層されるPSA層(422b)を含む。
【0132】
また、上記第2偏光部材(420b)は、上記TAC層(421b)の下部に積層されるPVA層(423b)と上記PVA層(423b)下部に積層されるTAC層(425b)及び上記TAC層(425b)下部に付着されるPSA層(427b)を含む。
【0133】
図10aの拡大図に基づいて、上記第2偏光部材(420b)を構成する各層について詳察する。
上記TAC層(421b)は、上記PVA層(423b)を保護するための保護層であって、透明な材質からなることを特徴とする。
【0134】
そして、上記PSA層(422b)は、光学用透明粘着層であって、上記第2偏光部材(420b)を上記液晶パネル(100)の下部に付着する機能を有する。
また、上記PVA層(423b)は、上記液晶パネル(100)を通過する光を偏光させる機能を有する。
【0135】
そして、上記TAC層(425b)は、上述した上記TAC層(421b)と同一の材質及び機能を有する。
【0136】
さらに、上記PSA層(427b)は、上述した上記PSA層(422b)と同一の材質及び機能を有する。
【0137】
図4aに基づいて説明された上記第1偏光部材(120a)と同じく、上記第2偏光部材(420b)を構成する上記TAC層(421b)の一面には、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むために曲げられることをガイドするためのベンディング部を形成することができる。
【0138】
これにより、
図10bに図示されたように、上記第2偏光部材(420b)を構成する上記TAC層(421b)は、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むようになる。
【0139】
より具体的には、
図10aに図示されたように、上記TAC層(421b)は、上記液晶パネル(100)の外側方向に延長形成される。
即ち、
図2及び
図3aに基づいて上記電源データ供給部材(160)が連結された方向(X軸方向)に位置する上記光源と垂直な方向にある上記TAC層(421b)の側面が、X軸方向に延長形成される。
【0140】
そして、
図10bに図示されたように、上記第2偏光部材(420b)を構成する上記TAC層(421b)は、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲むようになる。
これにより、従来のディスプレイ装置を構成するトップケース及びガイドパネルのような構造物を不要とし、上記TAC層(421b)を用いて上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)を一体化させることによって、上記ディスプレイ装置の軽量化を具現できる効果がある。
【0141】
そして、
図10a及び
図10bに図示された上記TAC層(421b)は、上記光源と垂直な側面がX軸方向に延長形成されたが、さらに、上記光源と平行な側面もY軸方向に延長形成することができる。
これにより、
図2に図示されたように、上記電源データ供給部材(160)を除いた上記ディスプレイ装置の外部一部領域であるCA領域及びこれと反対方向の外部領域(DA)を上記第2偏光部材(420b)によって囲むことができる。
【0142】
即ち、上記第2偏光部材(420b)を構成する上記TAC層(421b)は、上記光源と平行な面がさらに延長形成されることによって、
図2に図示されたように、上記ディスプレイ装置のCA領域とその反対側領域(DA)まで囲むようになり、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)の結合力を向上させることができる効果がある。
【0143】
図10bに図示されたように、上記偏光部(420)には、上記光源の光の漏れを遮断する光漏れ防止部材(140)を結合することができる。
より具体的には、本第4実施例によって上記光漏れ防止部材(140)は、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを防止するために上記第2偏光部材(420b)を構成する上記TAC層(421b)の一面または他面のうち、少なくとも1つの面に結合されることができる。
【0144】
即ち、図示されたように、上記光漏れ防止部材(140)は、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲む上記TAC層(421b)の外側面に結合される。
また、上記光漏れ防止部材(140)は、上記TAC層(421b)の内側面に結合することができる。
【0145】
また、上記光漏れ防止部材(140)は、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを遮断するために、遮光テープ、プリント印刷方式を通じて形成することができるブラックプリント部材、光吸収部材、またはインクジェット方式を通じて形成することができるブラック染料のうち、少なくとも1つの材質からなることができる。
これにより、上記光源の光が上記ディスプレイ装置の外部に漏れることを遮断する。
【0146】
そして、上記光漏れ防止部材(140)が上記TAC層(421b)の内側面に結合される場合、上記TAC層(421b)の外側面には、黒色ではなくて他の色を有する部材を結合することができる。
【0147】
例えば、上記TAC層(421b)の内側面に上記光漏れ防止部材(140)が結合される場合、上記TAC層(421b)の外側面には蛍光色を有する部材が結合され、使用者に美麗なデザインを提供する効果がある。
【0148】
そして、
図10a及び
図10bに図示されたように、上記液晶パネル(100)の側面には、外部の衝撃によるパネルの破損及び光の漏れを防止するためのサイドシーリング部を形成することができる。
【0149】
また、上記バックライトユニット(110a)の外部を囲む上記光漏れ防止部材(140)の外側面と上記液晶パネル(100)の外部には、シーリング部材(150)を塗布することができる。
【0150】
これにより、上記液晶パネル(100)と上記バックライトユニット(110a)の結合力が向上する効果がある。