【実施例】
【0222】
化学的方法
以下の実施例に記述する化合物及び対応する分析データを得ようとする時、特に明記しない限り、以下の実験及び分析プロトコルに従った。
【0223】
特に明記しない限り、反応混合物は室温(rt)で磁気撹拌した。溶液が「乾燥される」場合、それらは一般的にNa2SO4又はMgSO4などの乾燥剤上で乾燥した。混合物、溶液及び抽出液を「濃縮」する場合、それらは典型的にはロータリーエバポレーターを用いて減圧下で濃縮した。反応は、典型的には、薄層クロマトグラフィー(TLC)、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、液体クロマトグラフィー質量分析(LCMS)などのクロマトグラフ法を用いてモニターした。カラムクロマトグラフィーは、フラッシュクロマトグラフィー用の使い捨てシリカゲルカラム(Teledyne Isco,Inc.)上で通常行った。
【0224】
分析用逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、Agilent 1100シリーズの装置で以下のプロトコルのうちの1つを用いて行った:[Waters XTerra MS C18(5μm、4.6×100mm)カラム又はPhenomenex Synergi max−RP(4μm、4.6×150mm)カラム]流速1mL/分で5.0分〜7.0分かけて1〜99%アセトニトリル/水(0.05%トリフルオロ酢酸)を使用、あるいは(Phenomenex Gemini C18(5μm、3.0×150mm)カラム)流速1.5mL/分で5.0分〜7.0分かけて1〜99%アセトニトリル/水(20mMのNH4OH)を使用。分析用逆相LC/MSは、以下のいずれかを行った:Agilent 1100シリーズの装置で(Waters XTerra RP18(5μm、3.0×100mm)カラム)流速0.6mL/分で5.0分又は7.0分かけて5〜99%アセトニトリル/水(0.05%トリフルオロ酢酸)を使用、あるいはWaters 2790装置で(Waters XTerra RP18(5μm、3.0×100mm)カラム)流速0.6mL/分で5分かけて5〜99%アセトニトリル/水(0.1%ギ酸)を使用。
【0225】
分取逆相HPLCは、Dionex APS2000 LC/MSで、又はPhenomenex Gemini C18(5μm、30×100mm)カラム又はWaters XBridge C18(5μm、30×100mm)カラムにより流速30mL/分でアセトニトリル/水(20mM NH4OH)の勾配変化を用いたHPLCにより行った。あるいは、Phenomenex Gemini C18(5μm、50×100mm)カラム又はWaters XBridge C18(5μm、50×100mm)カラムにより、アセトニトリル/水(20mM NH4OH)の勾配変化を流速80mL/分で用いて精製を行った。所望の化合物のギ酸塩又はトリフルオロ酢酸塩は、46℃にて、アセトニトリル/水(0.1%ギ酸又は0.05% TFA)の可変勾配を流速90mL/分で用いてInertsil ODS−3 C18(3μm、30×100mm)カラムを使用し、これらの塩のそれぞれを精製することで得られた。特定の実施形態では、NaOH、NaHCO3又は同様物などの試薬を用いて、このような塩を中和することで、遊離塩基化合物が得られた。
【0226】
特に断らないかぎり、質量スペクトル(MS)は、Agilentシリーズ1100 MSD上でエレクトロスプレーイオン化(ESI)をポジティブモードで行って得た。質量の計算値(Cald)は、正確な質量に相当する。
【0227】
核磁気共鳴(NMR)スペクトルをBrukerモデルDRX分光計を用いて得た。以下に示す1H NMRデータのフォーマットは、テトラメチルシランを基準物質とした低磁場側への化学シフトをppmで示したものである。(多重度、結合定数J(Hz)、積分値)。NMRの解析には、MestReC又はMestReNovaソフトウエアを使用して行って化学シフト及び多重度を求めた。高さが等しいか又は等しくない2本の隣り合うピークが観察された場合、これらの2本のピークは、マルチプレット又はダブレットのいずれかに分類することができる。ダブレットの場合には、このソフトウエアを用いた結合定数を割り当てることができる。特定の例では、プロトンシグナルのピークは、溶媒のピークと重なることにより消失し、記録されない場合がある。特定の例では、回転異性体混合物の存在に起因し、積分値が分裂する。
【0228】
化合物名は、概してChemDraw Ultra Version 6.0.2(CambridgeSoft.com,Cambridge,MA,USA)を用いて付した。
【0229】
中間体1:2−(1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0230】
【化37】
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【0231】
6−ヒドロキシインドール(5.0g、37.6mmol)とCs2CO3(36.7g、112.8mmol)のMeCN(75mL)懸濁液に2−クロロベンゾチアゾール(6.4g、4.7mL、37.6mmol)を添加し、得られた懸濁液を撹拌した(室温、2日)。反応混合物を食塩水とEtOAc(各200mL)に分配し、水層をEtOAc(200mL)で抽出した。有機層を合わせ、食塩水で洗浄し(300mL)、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜40%)を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄褐色固体として得た(6.1g、61%)。MS(ESI):C15H10N2OSについての質量計算値266.3;m/z実測値267.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.57(s,1H),7.72(dd,J=8.4,0.6,1H),7.65−7.63(m,2H),7.39−7.35(m,2H),7.27−7.22(m,1H),7.19−7.18(m,1H),7.08(dd,J=8.4,2.1,1H),6.55−6.53(m,1H)。
【0232】
中間体2〜7は中間体1について記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0233】
中間体2:2−(1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0234】
【化38】
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【0235】
MS(ESI):C15H10N2OSについての質量計算値266.3;m/z実測値267.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.47(s,1H),7.75−7.72(m,1H),7.63−7.63(m,1H),7.59(d,J=2.4,1H),7.41−7.35(m,2H),7.28−7.22(m,2H),7.15(dd,J=8.7,2.4,1H),6.58−6.57(m,1H)。
【0236】
中間体3:2−(1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0237】
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0238】
MS(ESI):C14H9N3OSについての質量計算値267.0;m/z実測値268.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.51(d,J=4.9,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.66(d,J=8.6,1H),7.55(d,J=1.8,1H),7.30(d,J=3.2,1H),7.21(dd,J=7.9,4.9,1H),7.06(dd,J=8.5,2.2,1H),6.57(d,J=2.4,1H)。
【0239】
中間体4:2−(1H−インドール−6−イルオキシ)−[5,4−b]ピリジン。
【0240】
【化40】
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【0241】
MS(ESI):C14H9N3OSについての質量計算値267.3;m/z実測値268.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.47(s,1H),8.41(dd,J=4.8,1.5,1H),7.96(dd,J=8.2,1.5,1H),7.70(d,J=8.5,1H),7.41−7.40(m,1H),7.35−7.32(m,1H),7.29−7.26(m,1H),7.11(dd,J=8.5,2.2,1H),6.62(br s,1H)。
【0242】
中間体5:4−フルオロ−2−(1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0243】
【化41】
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【0244】
MS(ESI):C15H9FN2OSについての質量計算値284.0;m/z実測値285.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.43(br s,1H),7.68(d,J=8.4,1H),7.46(d,J=1.6,1H),7.41(d,J=8.0,1H),7.28−7.26(m,1H),7.22−7.18(m,1H),7.15−7.11(m,2H),6.61−6.59(m,1H)。
【0245】
中間体6:2−(1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾオキサゾール。
【0246】
【化42】
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【0247】
MS(ESI):C15H10N2O2に対する質量計算値250.0;m/z実測値251.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.40(s,1H),7.66(d,J=8.6,1H),7.55−7.39(m,3H),7.36−7.19(m,3H),7.12(dd,J=8.6,2.1,1H),6.55(s,1H)。
【0248】
中間体7:2−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0249】
【化43】
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【0250】
MS(ESI):C14H9N3OSについての質量計算値267.0;m/z実測値268.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.99(br s,1H),5.84(d,J=2.4,1H),7.77(d,J=2.3,1H),7.72−7.69(m,2H),7.42−7.39(m,2H),7.33−7.29(m,1H),6.74(br s,1H)。
【0251】
中間体8:3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−オールナトリウム塩。
【0252】
【化44】
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【0253】
酢酸1H−インドール−6−イルエステル。1H−インドール−6−オール(1.5g、11.4mmol)と無水酢酸(1.2mL、12.6mmol)のDCM(114mL)溶液にEt3N(3.18mL、22.8mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、64時間)。反応混合物をH2O(4×25mL)及び食塩水(50mL)で洗浄した。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を生成した(2.0g、100%)。MS(ESI):C10H9NO2に対する質量計算値175.1;m/z実測値176.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.23(s,1H),7.62(d,J=8.5,1H),7.21(dd,J=3.2,2.4,1H),7.18−7.15(m,1H),6.87(dd,J=8.5,2.1,1H),6.55(ddd,J=3.1,2.0,0.9,1H),2.35(s,3H)。
【0254】
酢酸3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルエステル。酢酸1H−インドール−6−イルエステル(2.0g、11.4mmol)のジオキサン/酢酸(1:1、114mL)溶液にホルムアルデヒド(0.85mL、0.93g、11.4mmol)及びモルホリン(1mL、1g、11.4mmol)を添加し、得られた混合物を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物を減圧下で濃縮し、DCM(200mL)で希釈し、1NのNaOH(20mL)、4NのNaOH(20mL)及び食塩水(2×10mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物(2.87g、92%)を生成した。MS(ESI):C15H18N2O3に対する質量計算値274.1;m/z実測値275.1[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.09(s,1H),7.73(d,J=8.5,1H),7.11(dd,J=11.7,2.1,2H),6.85(dd,J=8.5,2.0,1H),3.71−3.68(m,4H),3.67(s,2H),2.48(s,4H),2.32(s,3H)。
【0255】
3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−オールナトリウム塩。DCM:MeOH:H2O(3:2:1、24mL)混合物に、NaOH(413mg、10.32mmol)と、続いて酢酸3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルエステル(2.83g、10.3mmol)を添加し、得られた懸濁液を撹拌した(室温、15分)。溶液を減圧下で濃縮すると、表題化合物を黒色固体として生成した(2.62g、100%)。MS(ESI):C13H16N2O2(フェノール)に対する質量計算値232.1;m/z実測値233.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):7.35(d,J=8.5,1H),6.94(s,1H),6.69(d,J=2.1,1H),6.59(dd,J=8.5,2.1,1H),3.72−3.65(m,6H),2.54(s,4H)。
【0256】
中間体9:2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピラジン。
【0257】
【化45】
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【0258】
3H−チアゾロ[4,5−b]ピラジン−2−チオン。2−アミノ−3−クロロピラジン(5g、38.6mmol)とカリウムエチルキサンタート(9.28g、57.9mmol)の混合物に、1−メチル−2−ピロリジンオン(68mL)を添加し、この溶液を加熱した(150℃、16時間)。懸濁液を冷却し(室温)、氷酢酸(10mL)及びH2O(1500mL)により処理した。懸濁液を濾過し、得られた固体を懸濁し、エタノール:H2O(1:1、500mL)中でソニケーションした。懸濁液を濾過し、固体をH2Oで洗浄し、減圧下で乾燥させる(硫酸カルシウム)と、表題化合物を固体として生成した(4.36g、67%)。MS(ESI):C5H3N3S2に対する質量計算値168.98;m/z実測値170.00[M+H]+.1H NMR(500MHz,DMSO−d6):14.69(s,1H),8.42(d,J=2.8,1H),8.39(d,J=2.8,1H)。
【0259】
2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピラジン。3H−チアゾロ[4,5−b]ピラジン−2−チオン(4.36g、25.8mmol)とDCM(60mL)の混合物をソニケーションした(5分)。懸濁液を塩化スルフリル(99.9g、740mmol、60mL)により処理し、加熱した(40℃、16時間)。反応混合物を冷却し(0℃)、H2O(250mL)により、次いで4NのNaOH(550mL)によりゆっくり処理した。水層混合物をEtOAcで抽出した(2×1800mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮することで、表題化合物を固体として生成した(2.63g、53%)。MS(ESI):C5H2ClN3Sに対する質量計算値170.9;m/z実測値172.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,DMSO−d6):8.84(d,J=2.5,1H),8.75(d,J=2.5,11H)。
【0260】
中間体10〜14は中間体9について記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0261】
中間体10:2−クロロ−7−メチル−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0262】
【化46】
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【0263】
MS(ESI):C7H5ClN2Sに対する質量計算値183.9;m/z実測値185.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,DMSO−d6):8.61(d,J=4.9,1H),7.41(dd,J=4.8,0.6,1H),2.58(s,3H)。
【0264】
中間体11:2−クロロ−6−フルオロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0265】
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
【0266】
MS(ESI):C6H2ClFN2Sに対する質量計算値187.9;m/z実測値189.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,DMSO−d6):8.75(dd,J=2.8,0.9,1H),8.58(dd,J=8.2,2.9,1H)。
【0267】
中間体12:2,6−ジクロロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0268】
【化48】
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【0269】
MS(ESI):C6H2Cl2N2Sに対する質量計算値203.9;m/z実測値204.9[M+H]+.1H NMR(500MHz,DMSO−d6):8.78(s,1H),8.75(s,1H)。
【0270】
中間体13:2−クロロ−6−フルオロ−[5,4−b]ピリジン。
【0271】
【化49】
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【0272】
MS(ESI):C6H2ClFN2Sに対する質量計算値187.9;m/z実測値189.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,DMSO−d6):8.77(s,1H),8.55−8.46(m,1H)。
【0273】
中間体14:2−クロロ−[5,4−b]ピリジン。
【0274】
【化50】
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【0275】
MS(ESI):C6H3ClN2Sに対する質量計算値170.0;m/z実測値171.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.58(dd,J=4.7,1.5,1H),8.19(dd,J=8.2,1.6,1H),7.45(dd,J=8.2,4.7,1H)。
【0276】
中間体15:meso−endo−[アセチル−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アミノ]−酢酸エチルエステル。
【0277】
【化51】
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【0278】
meso−endo−3−(エトキシカルボニルメチル−アミノ)−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチルエステル。meso−endo−3−アミノ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.525g、2.3mmol)のDCM(46mL)溶液に、エチルグリオキシラート(50%トルエン、0.46mL、0.24g、2.3mmol)を添加し、得られた溶液を加熱した(還流、2時間)。反応混合物を冷却し(室温)、NaBH(OAc)3(1.23g、5.8mmol)により処理し撹拌した(室温、14時間)。反応混合物をEtOAc及び1MのNaOH水溶液(各200mL)に分配した。有機層を、1MのNaOH(200mL)及び食塩水(200mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を透明な油として生成した(0.6g、83%)。MS(ESI):C16H28N2O4についての質量計算値312.2;m/z実測値313.2[M+H]+。
【0279】
meso−endo−[アセチル−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アミノ]−酢酸エチルエステル。meso−endo−3−(エトキシカルボニルメチル−アミノ)−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.6g、1.92mmol)とEt3N(0.54mL、389mg、3.84mmol)のDCM(19mL)溶液に塩化アセチル(0.28mL、302mg、3.84mmol)を添加し、得られた溶液を撹拌した(室温、15時間)。反応混合物をEtOAcと食塩水(各75mL)に分配し、有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を2MのHClジオキサン(20mL)により処理し、撹拌した(室温、4時間)。反応混合物を濃縮し、得られた残渣をMeOH(30mL)に溶解させ、塩基性樹脂Dowexにより処理し、撹拌した(室温、2時間)。懸濁液を濾過し、樹脂をMeOH(30mL)で洗浄した。減圧下で溶媒を除去すると、透明な油として表題化合物を生成した(310g、83%)。MS(ESI):C13H22N2O3についての質量計算値354.1;m/z実測値355.1[M+H]+。
【0280】
中間体16:meso−endo−[(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−tert−ブトキシカルボニル−アミノ]−酢酸tert−ブチルエステル。
【0281】
【化52】
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【0282】
meso−endo−[(8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−tert−ブトキシカルボニル−アミノ]−酢酸tert−ブチルエステル。8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルアミン(3.0g、13.9mmol)のMeCN(15mL)スラリーに、DIEA(7mL、41.6mmol)を添加し、次いでブロモ酢酸tert−ブチル(2.0mL、13.9mmol)のMeCN(15mL)溶液を滴加することで処理し(5時間)、次いで撹拌した(室温、16時間)。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH3):DCM(0〜10%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、黄色油を生成した。この油とDCM(35mL)溶液に、DIEA(3.6mL、20.9mmol、1.5当量)と二炭酸ジ−tert−ブチル(3.2mL、13.9mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物を二炭酸ジ−tert−ブチル(1mL、4.6mmol)で処理し、撹拌した(室温、23時間)。反応混合物を1NのNaOH、H2O及び食塩水で洗浄した。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH3):DCM(0〜10%)を用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色油として生成した(5.4g、90%)。MS(ESI):C25H38N2O4についての質量計算値430.2;m/z実測値431.3[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.42−7.34(m,2H),7.32−7.18(m,5H),3.39(s,2H),3.30−3.16(m,2H),2.39−2.24(m,2H),2.16−2.07(m,2H),1.52−1.37(m,20H)。
【0283】
meso−endo−[(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−tert−ブトキシカルボニル−アミノ]−酢酸tert−ブチルエステル。フラスコに充填した20%のPd(OH)2(537mg、10重量%)とエタノール(10mL)に、[(8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−tert−ブトキシカルボニル−アミノ]−酢酸tert−ブチルエステル(5.4g、12.5mmol)のエタノール(20mL)溶液を添加した。この溶液を更にエタノール(15mL)で希釈し、水素ガス(101.3kPa(1atm)、17時間)で撹拌した。溶液を濾過し(Celite(登録商標))、固体をMeOHでリンスした。濾液を減圧下で濃縮すると、表題化合物を黒褐色油として生成した(2.8g,66%)。MS(ESI):C18H32N2O4についての質量計算値340.2;m/z実測値341.3[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):3.74−3.66(m,2H),3.65−3.57(m,2H),2.38−2.18(m,3H),1.89−1.79(m,2H),1.67−1.57(m,2H),1.50−1.40(m,18H),1.39−1.30(m,2H)。
【0284】
中間体17:(1S,4S)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド塩酸塩。
【0285】
【化53】
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【0286】
(1S,4S)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルエステル(35.6g、179mmol)のCH2Cl2(600mL)溶液に、トリメチルシリルイソシアナート(82.5g、716mmol、4当量)を添加した。反応を室温で2時間撹拌した。濃縮後、得られた白色固体をジクロロメタン(500mL)に溶解し、HClの溶液(ジオキサン中4M、135mL、3当量)で処理した。溶液は急速に不均質となった。生じた懸濁液を室温で一晩撹拌した。濃縮することで、所望される生成物を、白色固体として単離した(33g、104%)。[注記:質量バランスは104%であると判明した。これは真空下での標準的なエバポレーションにより除去することができないHClの追加により生じる。]1H NMR(500MHz,CD3OD):4.77(s,1H),4.55(s,1H),3.69及び3.64(AB,JAB=12.1,2H),3.47及び3.40(AB,JAB=11.3,2H),2.22及び2.15(AB,JAB=11.5,2H)。
【0287】
中間体18〜23は、中間体17について記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0288】
中間体18:(1R,4R)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド塩酸塩。
【0289】
【化54】
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【0290】
MS(ESI):C6H11N3Oについての質量計算値141.1;m/z実測値142.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,DMSO−d6):9.82(s,1H),9.21(s,1H),4.50(s,1H),4.34−4.31(m,2H),3.57(s,1H),3.54−3.45(m,1H),3.33−3.25(m,1H),3.18−3.09(m,1H),1.96−1.87(m,1H),1.84−1.77(m,1H)。
【0291】
中間体19:meso−endo−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−尿素塩酸塩。
【0292】
【化55】
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【0293】
1H NMR(400MHz,CD3OD):4.16−4.07(m,1H),4.06−3,99(m,1H),3.95−3.88(m,0.5H),3.75−3.60(m,0.5H),2.60(ddd,J=16.4,7.3,4.7,1H),2.40−2.23(m,3H),2.23−2.12(m,2H),2.12−1.98(m,21H)。
【0294】
中間体20:meso−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸アミド塩酸塩。
【0295】
【化56】
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【0296】
MS(ESI):C7H13N3Oに対する質量計算値155.11;m/z実測値156.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):4.41−4.24(m,1H),4.17−4.07(m,2H),4.02−3.87(m,2H),3.71−3.60(m,1H),3.56−3.49(m,1H),3.41−3.33(m,3H)。
【0297】
中間体21:meso−exo−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−尿素塩酸塩。
【0298】
【化57】
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【0299】
MS(ESI):C8H15N3Oに対する質量計算値169.12;m/z実測値170.10[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):4.09(s,2H),4.07−3.99(m,1H),2.20−2.06(m,6H),1.81(t,J=12.3,2H)。
【0300】
中間体22:ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−カルボン酸アミド塩酸塩。
【0301】
【化58】
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【0302】
1H NMR(400MHz,DMSO−d6):9.84(s,1H),3.75(s,6H),3.48−3.17(m,4H),3.04−2.89(m,2H)。
【0303】
中間体23:(1S,4S)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カルボン酸アミド塩酸塩。
【0304】
【化59】
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【0305】
MS(ESI):C7H13N3Oに対する質量計算値155.11;m/z実測値156.15[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):4.36(s,1H),3.89−3.78(m,2H),3.66(s,2H),3.65−3.59(m,1H),3.53−3.39(m,2H),2.24−2.04(m,2H),2.03−1.88(m,2H)。
【0306】
中間体24:meso−endo−N−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アセトアミド塩酸塩。
【0307】
【化60】
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【0308】
meso−endo−3−アミノ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチルエステル(3.4g、15mmol)のCH2Cl2(50mL)液に、無水酢酸(1.2mL、16.5mmol、1.1当量)を添加した。反応を室温で2時間撹拌した。濃縮後、得られた白色固体をジクロロメタン(50mL)に溶解し、HCl(ジオキサン中4M、15mL、4当量)で処理した。溶液は急速に不均質となった。生じた懸濁液を室温で一晩撹拌した。濃縮することで、所望の生成物を白色固体として単離した(3.35g、109%)。[注記:質量バランスは109%であると判明した。これは真空下での標準的なエバポレーションにより除去することができないHClの追加により生じる。]1H NMR(400MHz,CD3OD):4.05−3.99(m,2H),3.99−3.94(m,1H),2.40−2.24(m,4H),2.21−2.07(m,4H),2.04(s,3H)。
【0309】
中間体24の別の合成法
meso−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オン塩酸塩。meso−8−メチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オン(1.0当量)のトルエン(1.2M)溶液を、1−クロロエチルクロロホルマート(1.5当量)により処理した。反応混合物を一晩(18時間)加熱環流した後、室温にまで冷却して褐色油状物に濃縮した。この褐色油状物を激しく撹拌しながらメタノール(開始物質に対して1.2M)を10分かけてゆっくり加えた。3時間の加熱環流後、反応を室温にまで冷却し濃縮すると、暗色油状物を得た。激しく撹拌しながらMeCN(開始物質に対し4.8M)を添加すると、沈殿物を生成した。この混合物に酢酸エチルを加えた(開始物質に対して1.2M)。得られたスラリーを一晩撹拌し、濾過して表題化合物を褐色固体として回収した。濾液を濃縮後、MeCN/EtOAc(1:4)を加えた。固体を精製品の他の部分から濾別すると、全体として78%を得た。MS(ESI):C7H11NOに対する質量計算値125.08;m/z実測値126.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):1.96〜2.00(q,J=7.0,15.5,2H),2.24〜2.27(m,2H),2.55(d,J=17.3,2H),2.95(dd,J=4.8,17.7,2H),4.33〜4.35(m,2H)。
【0310】
meso−8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オン。meso−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オン塩酸塩(1.0当量)と、ベンジルブロミド(1.0当量)と、Na2CO3(2.5当量)のMeCN(0.8M)混合物を、還流しながら2時間にわたって加熱し、元の容量の半分にまで濃縮した。混合物に水(開始物質に対して1.2M)及びtert−ブチルメチルエーテル(開始物質に対して1.2M)を加えて反応を停止させた後、激しく撹拌しながら濃塩酸でpH 1〜2にまでゆっくりと酸性化した。分離した水層を水酸化ナトリウムのペレットで、pH 13〜14となるまで塩基性化し、tert−ブチルメチルエーテルで抽出した。合わせた有機層を乾燥、濾過、濃縮すると、表題化合物を得た(75%)。MS(ESI):C14H17NOに対する質量計算値215.13;m/z実測値216.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):1.62〜1.64(d,J=7.9,2H),2.11〜2.13(m,2H),2.21(dd,J=1.5,17.1,2H),2.69(dd,J=4.4,16.1,2H),3.49〜3.5(m,2H),3.75(s,2H),7.28(d,J=7.3,1H),7.35(t,J=7.5,2H),7.42(d,J=7.5,2H)。
【0311】
meso−8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オンオキシム.meso−8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オン(1.0当量)のEtOH(0.78M)と水(0.78M)の溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩(2.0当量)を添加した。この添加により、温和な発熱反応が生じた。激しく撹拌しながら炭酸水素ナトリウムを6回に分けて15分かけてゆっくりと加えてガスの発生を抑えた。反応混合物を50℃で1時間撹拌したところ、曇りを生じた後、沈殿が起こった。室温で48時間撹拌した後、生じた白色のスラリーを濾過し、9:1の水/エタノール(開始物質に対して0.25M)で洗浄した。白色固体を乾燥して表題化合物を回収した(93%)。MS(ESI):C14H18N2Oに対する質量計算値230.14;m/z実測値231.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):1.47〜1.68(m,2H),1.97〜2.09(m,2H),2.13(d,J=14.7,1H),2.23(dd,J=3.9,15.5,1H),2.59(dd,J=3.5,14.7,1H),2.96〜3.0(d,J=15.5,1H),3.33〜3.36(m,2H),3.65(s,2H).7.24〜7.27(m,1H),7.31〜7.35(m,2H),7.39〜7.41(m,2H),8.22(s,1H)。
【0312】
meso−endo−N−(8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アセトアミド。meso−8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オンオキシム(1.0当量)のEtOAc(1.6M)溶液に無水酢酸(1.05M)、酢酸(15重量%)及び10%のPt/C(41重量%)を添加した。混合物を、379.2kPa(55psi)H2(g)下で一晩室温で撹拌した。反応終了後、触媒を濾過して酢酸エチルで洗浄した。濾液に水を加えて反応を停止させた後、氷浴中で過剰量の水酸化ナトリウムペレットを用いてpH 10〜11に注意深く塩基性化した。高発熱反応によってアミンが部分的に脱アシル化及び加水分解してメソ−8−ベンジル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オンを生じるため、注意を要した。水層を酢酸エチル(x6)で抽出した。合わせた有機層を乾燥、濾過、濃縮して粗固体を得た。この粗生成物を1:1のtert−ブチルメチルエーテル/ヘキサン(開始物質に対して0.6M)中で一晩スラリー化し、濾過するとにより表題化合物を約75%の収率で回収した。その少なくとも約95%がエンド体であった。MS(ESI):C16H22N2Oに対する質量計算値258.17;m/z実測値259.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):1.58(d,J=14.8,2H),1.73〜1.77(m,2H),1.96(s,3H),2.13〜2.17(m,2H),2.19〜2.24(m,2H),3.19(s,2H),3.52(s,2H),4.11(q,J=7.1,14.3,1H),5.82(s,1H),7.24(t,J=7.2,1H),7.31(t,J=7.7,2H)7.36(d,J=6.9,2H)。
【0313】
他の実施形態では、meso−8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オンオキシム(1.0当量)のEtOAc(0.1M)の溶液にAcOH(0.5当量)と無水酢酸(10当量)を添加し、およそ0.1Mの、酢酸エチルと無水酢酸と酢酸の溶液を調製した。10% Pt/Cを用い、H−Cube Midi(商標)連続フロー水素化装置を使用して、混合物を、60℃にて3ml/分の流速及び80barで水素化した。反応終了後、GC/MS分析によりエンド/エナミン異性体の比が95/5であることが示された。連続フロー水素化装置からの反応混合物を油状物に濃縮した後、1N水酸化ナトリウム溶液及び酢酸エチルで洗浄した。有機層を抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過、濃縮して表題化合物を回収した(80%)。
【0314】
meso−endo−N−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アセトアミド。meso−endo−N−(8−ベンジル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アセトアミド(1.0当量)のEtOH(0.5M)溶液に、20%のPd(OH)2(16重量%)を添加した。混合物を、379.2kPa(55psi)H2(g)下で一晩、室温にて撹拌した。反応終了後、触媒を濾過し、エタノール(開始物質に対して1.2M)で洗浄した。濾液を白色固体に濃縮し、一晩乾燥して表題化合物を得た(100%)。MS(ESI):C9H16N2Oに対する質量計算値168.13;m/z実測値169.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):1.68(dd,J=1.4,14.8,2H),1.84〜1.94(m,4H),1.97(s,3H),2.07〜2.12(m,2H),3.54(s,2H),4.11(q,J=6.9,14.0,1H),5.84(s,11H).13C NMR(500MHz,CDCl3):169.01,53.31,41.97,37.34,29.08,23.55。
【0315】
中間体25〜30は中間体24について記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0316】
中間体25:meso−1−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−エタノン塩酸塩。
【0317】
【化61】
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【0318】
MS(ESI):C8H14N2Oに対する質量計算値154.14;m/z実測値155.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):4.45−4.36(m,1H),4.35−4.29(m,2H),4.15−4.08(m,2H),3.97−3.86(m,1H),3.71−3.58(m,2H),3.57−3.47(m,2H),2.15(s,3H)。
【0319】
中間体26:meso−exo−N−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アセトアミド塩酸塩。
【0320】
【化62】
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【0321】
MS(ESI):C9H16N2Oに対する質量計算値168.13;m/z実測値169.20[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):4.20(tt,J=11.6,5.6,1H),4.09(s,2H),2.19−2.03(m,6H),1.96(d,J=3.0,3H),1.85−1.76(m,2H)。
【0322】
中間体27:(1S,4S)−1−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル)−エタノン塩酸塩。
【0323】
【化63】
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【0324】
MS(ESI):C7H12N2Oに対する質量計算値140.09;m/z実測値141.10[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):4.98−4.78(m,1H),4.52(d,J=17.2,1H),3.79−3.66(m,1H),3.63−3.52(m,1H),3.43(q,J=11.6,1H),3.36(s,1H),2.23(d,J=11.5,0.6H),2.20−2.13(m,2H),2.12−2.03(m,2H),2.01(d,J=11.5,0.4H)。
【0325】
中間体28:(1R,4R)−1−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル)−エタノン塩酸塩。
【0326】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0327】
MS(ESI):C7H12N2Oに対する質量計算値140.1;m/z実測値141.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,DMSO−d6):9.86−9.62(m,1H),9.48−9.10(m,1H),6.38(s,1H),4.70−4.63(m,1H),4.43−4.34(m,1H),3.81−3.76(m,0.5H),3.55−3.46(m,1H),3.34−3.28(m,0.5H),3.28−3.08(m,2H),2.04−2.01(m,1H),2.01−1.90(m,1H),1.88−1.86(m,1H)。
【0328】
中間体29:1−(ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル)−エタノン塩酸塩。
【0329】
【化65】
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【0330】
1H NMR(500MHz,DMSO−d6):9.59(s,1H),3.86(s,8H),3.50−3.42(m,1H),3.38−3.29(m,2H),3.09−2.90(m,2H)。
【0331】
中間体30:(1S,4S)−1−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−イル)−エタノン塩酸塩。
【0332】
【化66】
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【0333】
MS(ESI):C8H14N2Oに対する質量計算値154.11;m/z実測値155.20[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):4.72−4.67(m,0.5H),4.26−4.20(m,0.5H),3.92(dt,J=12.0,2.6,0.5H),3.87−3.80(m,1H),3.80−3.56(m,1.5H),3.55−3.39(m,2H),2.76(brs,1H),2.22−1.87(m,6H)。
【0334】
中間体31:ヘキサヒドロ−フロ[3,4−c]ピロール。
【0335】
【化67】
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【0336】
1−ベンジル−ピロリジン−3,4−ジカルボン酸ジメチルエステル。冷却した(0℃)、ベンジル−メトキシメチル−トリメチルシラニルメチル−アミン(9.25g、39mmol)とマレイン酸ジメチル(6.19g、43mmol)のDCM(80mL)溶液を、0℃にて15分にわたって撹拌した。反応混合物をTFA(300μL、3.9mmol)により処理し、撹拌した(0℃、1時間)。反応混合物を飽和NaHCO3水溶液(80mL)により処理し、ゆっくりと加温しながら撹拌した(室温、30分)。反応混合物を食塩水で洗浄し(60mL)、水層をDCMで抽出した(2×80mL)。水層のpHをpH>12に調整し、DCMにより抽出した(2×80mL)。合わせた有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜40%)を用いて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製すると、純度約90%の表題化合物を黄色油として生成した(8.66g)。1H NMR(500MHz,CDCl3):7.36−7.23(m,5H),3.72−3.65(m,8H),3.39−3.29(m,2H),3.22−3.12(m,2H),2.80−2.70(m,2H)。
【0337】
(1−ベンジル−4−ヒドロキシメチル−ピロリジン−3−イル)−メタノール。冷却した(0℃)、1−ベンジル−ピロリジン−3,4−ジカルボン酸ジメチルエステル(8.66g、31.2mmol)のTHF(40mL)溶液に、LAH(THF中2M、62mL、62mmol)を10分かけて添加した。反応混合物を、加温しながら撹拌した(室温、17時間)。次いで反応混合物を冷却し(0℃)、撹拌し(15分)、続いて順にゆっくりとH2O(2.8mL)、2MのNaOH(4.3mL)及びH2O(8.5mL)を加えることで処理した。次いで反応混合物を加熱し、還流した(64℃、1時間)。反応混合物を冷却し、Celite(登録商標)で濾過し、固体をEtOAcで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮すると、表題化合物を黄色油として得た(7.89g、100%)。1H NMR(500MHz,CDCl3):7.38−7.21(m,5H),3.84−3.70(m,4H),3.65−3.59(m,2H),2.70−2.58(m,4H),2.58−2.47(m,2H)。
【0338】
5−ベンジル−ヘキサヒドロ−フロ[3,4−c]ピロール。(1−ベンジル−4−ヒドロキシメチル−ピロリジン−3−イル)−メタノール(7.89g、31.2mmol)とp−トルエンスルホン酸一水和物(7.12g、37.4mmol)のトルエン(150mL)溶液を、ディーン・スターク装置(120℃、20時間)下で加熱した。反応混合物を冷却し(室温)、1NのNaOH(50mL)により処理した。水層をメチルtert−ブチルエーテルで抽出した(3×50mL)。合わせた有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH3):DCM(0〜5%)を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄色油として得た(5.08g、80%)。1H NMR(500MHz,CDCl3):7.37−7.29(m,4H),7.29−7.24(m,1H),3.87−3.79(m,2H),3.65−3.56(m,4H),2.86−2.75(m,2H),2.75−2.66(m,2H),2.34(dt,J=12.2,6.1,2H)。
【0339】
ヘキサヒドロ−フロ[3,4−c]ピロール。触媒量の10%のPd/CとEtOH(5mL)をフラスコに充填し、5−ベンジル−ヘキサヒドロ−フロ[3,4−c]ピロール(1.0g、4.9mmol)のEtOH(15mL)溶液を添加した。101.3kPa(雰囲気)のH2(g)下でスラリーを撹拌した(室温、16時間)。反応混合物をCelite(登録商標)で濾過し、濾液を減圧下で濃縮すると、表題化合物を黄色油として得た(0.6g、100%)。MS(ESI):C6H11NOに対する質量計算値113.08;m/z実測値114.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):3.87−3.77(m,2H),3.59−3.53(m,2H),3.06−2.94(m,2H),2.82−2.66(m,4H)。
【0340】
中間体32は、実施例139に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。
【0341】
中間体32:(4R)−1−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−ピロリジン−2−オン。
【0342】
【化68】
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【0343】
MS(ESI):C
31H
40N
4O
3SSiに対する質量計算値576.8;m/z実測値577.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.44(s,1H),7.77(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=8.1,1H),7.65(d,J=7.4,1H),7.41−7.37(m,2H),7.27−7.24(m,1H),7.16(d,J=2.2,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),4.33(t,J=7.9,1H),3.99−3.94(m,1H),3.70(s,2H),3.35(dt,J=9.2,2.6,1H),3.19−3.14(m,1H),3.06−3.02(m,2H),2.33−2.28(m,1H),2.13−2.08(m,2H),1.89−1.85(m,1H),1.75−1.65(m,4H),0.92(s,9H),0.18(s,3H),0.16(s,3H)。
【0344】
中間体33:[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−ピペリジン−1−イル−メタノン。
【0345】
【化69】
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【0346】
5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸.5−ヒドロキシインドール−2−カルボキシラート(5g、28.2mmol)とCs
2CO
3(20g、62.1mmol)のDMSO(56mL)懸濁液に、2−クロロベンゾチアゾール(3.5mL、4.8g、28.2mmol)を添加し、得られた反応混合物を加熱した(70℃、2日)。反応混合物を冷却し(室温)、H
2OとEtOAc(各50mL)に分配した。水層を濃HClで処理すると、固体を形成した。懸濁液を濾過し、固体をH
2Oにより洗浄し、減圧下で乾燥すると、表題化合物を茶色固体として得た(7.55g、86%)。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):12.03(s,1H),7.88(d,J=7.5,1H),7.73(d,J=2.4,1H),7.67(d,J=7.5,1H),7.55(d,J=8.9,1H),7.43−7.40(m,1H),7.31−7.28(m,2H),7.15(d,J=1.4,1H),CO
2Hプロトンは検出されなかった。
【0347】
[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−ピペリジン−1−イル−メタノン。EDC(370mg、1.9mmol)と、ピペリジン(0.24mL、0.21g、2.4mmol)と、DIEA(0.33mL、0.25g、1.9mmol)と、ヒドロキシベンゾトリアゾール(257mg、1.9mmol)のDCM(15mL)溶液に、5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸(500mg、1.6mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、48時間)。反応混合物を飽和NaHCO
3(10mL)とDCM(20mL)に分配した。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×25mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜70%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色固体として生成した(374mg、63%)。MS(ESI):C
21H
19N
3O
2Sについての質量計算値377.1;m/z実測値378.2[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):9.77(s,1H),7.74(d,J=7.6,1H),7.67−7.59(m,2H),7.48(d,J=8.8,1H),7.37(t,J=7.1,1H),7.27−7.20(m,2H),6.78(d,J=1.3,1H),3.99−3.74(m,4H),1.90−1.64(m,J=11.3,5.8,6H)。
【0348】
中間体34〜35は中間体33について記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0349】
中間体34:[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−モルホリン−4−イル−メタノン。
【0350】
【化70】
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【0351】
MS(ESI):C
20H
17N
3O
3Sについての質量計算値379.1;m/z実測値380.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.62(s,1H),7.73(d,J=7.5,1H),7.64(dd,J=9.4,1.5,2H),7.48(d,J=8.9,1H),7.38(td,J=7.8,1.3,1H),7.32−7.18(m,2H),6.79(s,1H),4.02−3.88(m,4H),3.86−3.71(m,4H)。
【0352】
中間体35:[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−ピロリジン−1−イル−メタノン。
【0353】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0354】
MS(ESI):C
20H
17N
3O
2Sについての質量計算値363.1;m/z実測値364.2[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):9.74(s,1H),7.74(d,J=8.0,1H),7.64(d,J=8.2,2H),7.51(d,J=8.8,1H),7.37(dd,J=11.3,4.2,1H),7.31−7.19(m,2H),6.91(d,J=1.5,1H),4.01−3.68(m,4H),2.22−1.83(m,4H)。
【0355】
中間体36:6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボアルデヒド。
【0356】
【化72】
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【0357】
6−ヒドロキシ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステル。6−ヒドロキシ−1H−インドール−2−カルボン酸(5.0g、28.2mmol)のMeOH(250mL)溶液に濃HCl(3mL)を添加し、反応混合物を加熱した(90℃、3時間)。反応混合物を冷却し(室温)、減圧下で濃縮した。得られた残渣をEtOAc(50mL)とH
2O(200mL)に分配した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×200mL)。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を黄色固体として生成した(4.2g、77%)。MS(ESI):C
10H
9NO
3についての質量計算値191.1;m/z実測値192.1[M+H]
+。
【0358】
6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステル。6−ヒドロキシ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステル(4.7g、24.5mmol)のDMF(250mL)溶液に、Cs
2CO
3(8.0g、24.5mmol)と、続いて2−クロロ−ベンゾチアゾール(3.0mL、4.2g、24.5mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(70℃、12時間)。反応混合物を冷却し(室温)、減圧下で濃縮した。得られた残渣をEtOAc(200mL)と食塩水(100mL)に分配した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×300mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜40%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色発泡体として生成した(3.6g、45%)。MS(ESI):C
17H
12N
2O
3Sについての質量計算値324.1;m/z実測値325.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):9.17(s,1H),7.77−7.63(m,3H),7.46−7.42(m,1H),7.42−7.34(m,1H),7.30−7.26(m,1H),7.23−7.19(m,1H),7.14(dd,J=8.7,2.1,1H),3.94(s,3H)。
【0359】
[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−メタノール。冷却した(−78℃)、6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステル(200mg、0.61mmol)のTHF(6mL)溶液に、LAH(THF中2M、0.34mL、0.31g、0.68mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(−78℃、1時間)。反応混合物をH
2O(5mL)とEtOAc(10mL)により処理した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×25mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH
3):DCM(0〜4%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物をベージュ色固体として生成した(97mg、53%)。MS(ESI):C
16H
12N
2O
2Sについての質量計算値296.1;m/z実測値297.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.63(s,1H),7.72(d,J=8.1,1H),7.64(dd,J=8.0,0.7,1H),7.57(d,J=8.5,1H),7.41−7.31(m,2H),7.27−7.21(m,1H),7.07(dd,J=8.5,2.2,1H),6.39(s,1H),4.80(d,J=5.9,2H),1.87(t,J=5.9,1H)。
【0360】
6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボアルデヒド。[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−メタノール(97mg、0.32mmol)のCHCl
3(5mL)溶液に、MnO
2(280mg、3.2mmol)を添加し、加熱した(80℃、2時間)。反応混合物を冷却し(室温)、濾過し(Celite(登録商標))、EtOAcで洗浄した(100mL)。有機層を食塩水で洗浄し(50mL)、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜50%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物をベージュ固体として生成した(47mg、49%)。MS(ESI):C
16H
10N
2O
2Sについての質量計算値294.1;m/z実測値295.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):9.80(s,1H),9.80(s,1H),7.79(d,J=8.8,1H),7.73(d,J=8.1,1H),7.68(d,J=8.0,1H),7.49(s,1H),7.40(dd,J=11.3,4.1,1H),7.31−7.24(m,2H),7.15(dd,J=8.8,2.1,1H)。
【0361】
中間体37:6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボアルデヒド。
【0362】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0363】
6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステル。6−ヒドロキシ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステル(4.0g、21mmol)と2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩(4.3g、21mmol)のMeCN:DMF(4:1、250mL)溶液に、Cs
2CO
3(13.8g、42mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(60℃、4時間)。反応混合物を冷却し(室温)、EtOAc(300mL)と飽和NH
4Cl(200mL)に分配した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×200mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH
3):DCM(0〜15%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物をベージュ色固体として生成した(3.6g、53%)。MS(ESI):C
16H
11N
3O
3Sに対する質量計算値325.1;m/z実測値326.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):12.18(s,1H),8.52(dd,J=4.8,1.7,1H),8.39(dd,J=8.0,1.7,1H),7.82(d,J=8.7,1H),7.53(d,J=2.2,1H),7.34(dd,J=8.0,4.8,1H),7.26(dd,J=2.2,0.9,1H),7.19(dd,J=8.7,2.2,1H),3.88(s,3H)。
【0364】
[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−メタノール。冷却した(0℃)、6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステル(1.0g、3.1mmol)のDCM(30mL)溶液に、DIBALH(THF中1M、15.4mL、13.2g、15.4mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(0℃、2時間)。反応混合物を飽和NH
4Cl(1mL)水溶液により処理し、EtOAc(50mL)と、ロッシェル塩の飽和水溶液(50mL)に分配した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×50mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH
3):DCM(0〜15%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄色固体として生成した(287mg、31%)。MS(ESI):C
15H
11N
3O
2Sについての質量計算値297.1;m/z実測値298.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3/CD
3OD 10:1):8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),7.99(dd,J=7.9,1.6,1H),7.53(d,J=8.5,1H),7.43(d,J=2.0,1H),7.20(dd,J=7.9,4.9,1H),6.99(dd,J=8.5,2.2,1H),6.36(s,1H),4.77(s,2H)。
【0365】
6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボアルデヒド。[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−メタノール(0.89g、3.0mmol)のCHCl
3(30mL)溶液に、MnO
2(2.6g、30mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(80℃、3時間)。反応混合物を冷却し(室温)、濾過し(Celite(登録商標))、イソプロパノール:DCM(15%、300mL)で洗浄した。濾液を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を無色固体として生成した(139mg、16%)。MS(ESI):C
15H
9N
3O
2Sについての質量計算値295.0;m/z実測値296.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):9.94(s,1H),8.59(dd,J=4.8,1.7,1H),8.46(dd,J=8.0,1.7,1H),7.95(t,J=18.7,1H),7.61(d,J=2.2,1H),7.55(s,1H),7.40(dd,J=8.0,4.8,1H),7.34−7.15(m,1H)。
【0366】
中間体38:メタンスルホン酸2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチルエステル。
【0367】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0368】
2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル−エタノール。3−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−インドール−5−オール(1.0g、5.6mmol)とK
2CO
3(1.29g、9.4mmol)のDMF(10mL)懸濁液に、2−クロロベンゾチアゾール(0.58mL、4.7mmol)を添加し、得られた反応混合物を加熱した(80℃、16時間)。反応混合物を冷却し(室温)、飽和NaHCO
3水溶液(10mL)により処理し、DCMにより抽出した(3×15mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(20%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(1.05g、72%)。MS(ESI):C
17H
14N
2O
2Sについての質量計算値310.3;m/z実測値311.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):7.74(d,J=7.3,1H),7.67(d,J=7.6,1H),7.56(d,J=2.1,1H),7.48−7.40(m,2H),7.32−7.27(m,1H),7.25(s,1H),7.10(dd,J=8.7,2.4,1H),3.82(t,J=7.1,2H),2.98(t,J=6.8,2H)。
【0369】
メタンスルホン酸2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチルエステル。2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル−エタノール(556mg、1.79mmol)と4−ジメチルアミノピリジン(43.6mg、0.358mmol)のMeCN(13mL)溶液に、DIEA(0.74mL、4.29mmol)と、次いでMsCl(0.33mL、4.29mmol)を添加し、得られた反応混合物を撹拌した(室温、15分)。反応混合物を飽和Na
2CO
3水溶液(10mL)、5%硫酸水溶液(10mL)及び食塩水(10mL)で洗浄した。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物をオレンジ色油として生成した(676mg、97%)。MS(ESI):C
18H
16N
2O
4S
2についての質量計算値388.4;m/z実測値389.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.92(s,1H),7.68(dd,J=33.2,7.9,2H),7.52(d,J=2.2,1H),7.44−7.33(m,2H),7.26(dd,J=13.2,5.6,1H),7.19−7.10(m,2H),4.43(t,J=6.8,2H),2.93−2.76(m,3H),1.28(t,J=7.1,2H)。
【0370】
中間体39:5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1−エチル−1H−インドール−2−カルボアルデヒド。
【0371】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0372】
5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1−エチル−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル。5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸(1.24g、4mmol)とCs
2CO
3(1.3g、4mmol)のDMF(8mL)懸濁液に、臭化エチル(0.3mL、0.44g、4mmol)を添加し、得られた反応混合物を撹拌した(室温、2時間)。反応混合物を追加の臭化エチル(0.3mL、0.44g、4mmol)とCs
2CO
3(1.3g、4mmol)により処理し、撹拌した(室温、14時間)。反応混合物を食塩水とEtOAcに分配した(各50mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(10〜60%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄褐色固体として生成した(1.05g、72%)。MS(ESI):C
20H
18N
2O
3Sについての質量計算値366.1;m/z実測値367.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):7.76(d,J=8.0,1H),7.67−7.65(m,2H),7.47(d,J=9.0,1H),7.41−7.38(m,1H),7.36−7.34(m,2H),7.28−7.24(m,1H),4.66(q,J=7.2,2H),4.41(q,J=7.2,2H),1.46−1.43(m,6H)。
【0373】
[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1−エチル−1H−インドール−2−イル]−メタノール。冷却した(−78℃)、[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1−エチル−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル(1.05g、3.1mmol)のTHF(30mL)溶液に、LAH(THF中1M、0.8mL、0.72g、7.8mmol)を添加し、反応混合物を撹拌し(−78℃、1時間)、加温した(室温、12時間)。反応混合物をH
2O(10mL)により処理した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(3×30mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH:DCM(5〜15%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色発泡体として生成した(0.5g、49%)。MS(ESI):C
18H
16N
2O
2Sについての質量計算値324.0;m/z実測値325.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):7.85(d,J=7.2,1H),7.68(d,J=7.6,1H),7.56(s,1H),7.55(d,J=6.4,1H),7.45−7.37(m,1H),7.32−7.25(m,1H),7.16(dd,J=8.8,2.4,1H),6.44(s,1H),5.32(s,1H),4.67(s,2H),4.29(q,J=7.1,2H),1.33(t,J=7.1,3H)。
【0374】
5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1−エチル−1H−インドール−2−カルボアルデヒド。[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1−エチル−1H−インドール−2−イル]−メタノール(0.5g、1.6mmol)のCHCl
3(16mL)溶液に、MnO
2(1.4g、16mmol)を添加し、加熱した(80℃、3時間)。反応混合物を冷却し(室温)、濾過し(Celite(登録商標))、EtOAc(100mL)で洗浄した。有機層を食塩水で洗浄し(50mL)、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(1:3)を用いて再結晶化すると、表題化合物をベージュ固体として生成した(0.3g、59%)。MS(ESI):C
18H
14N
2O
2Sについての質量計算値322.1;m/z実測値323.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.91(s,1H),7.78−7.68(m,2H),7.66(dd,J=8.0,0.7,1H),7.49(d,J=9.1,1H),7.43−7.34(m,2H),7.30−7.23(m,2H),4.63(q,J=7.1,2H),1.42(t,J=7.1,3H)。
【0375】
中間体40:[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール。
【0376】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0377】
5−ヒドロキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸.冷却した(−78℃)、5−メトキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸(5.0g、26.0mmol)のDCM(100mL)溶液に、BBr
3(7.4mL、19.5g、78.0mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(2時間)。反応混合物を加温し(室温)、続いて冷却し(0℃)、飽和NH
4Cl(100mL)により処理した。得られた二相混合物を分配し、水層をEtOAcで抽出し(3×100mL)、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を生成した(4.6g、100%)。
【0378】
5−ヒドロキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル。5−ヒドロキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸(4.6g、26.0mmol)のMeOH(100mL)溶液に、濃硫酸(1.2g、13.0mmol)を添加し、得られた溶液を加熱した(還流、18時間)。反応を冷却し(室温)、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH:DCM(10%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を生成した(4.14g、83%)。MS(ESI):C
10H
8O
4に対する質量計算値192.0;m/z実測値193.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):7.47(s,1H),7.39(d,J=9.0,1H),7.04(d,J=2.5,1H),6.97(dd,J=9.0,2.5,1H),3.92(s,3H)。
【0379】
5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル。5−ヒドロキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル(300mg、1.56mmol)のDMF(5mL)溶液に、2−クロロベンゾチアゾール(263mg、1.56mmol)とCs
2CO
3(590mg、1.87mmol)を添加した。得られた懸濁液を加温した(50℃、18時間)。窒素流下で反応混合物を濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(10〜30%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を生成した(406mg、80%)。MS(ESI):C
17H
11NO
4Sに対する質量計算値325.0;m/z実測値326.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.76−7.72(m,2H),7.70(d,J=8.0,1H),7.67(d,J=9.0,1H),7.57(s,1H),7.49−7.44(m,1H),7.43−7.38(m,1H),7.32−7.27(m,1H),4.01(s,3H)。
【0380】
[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール。冷却した(0℃)、5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル(170mg、0.52mmol)のDCM(2mL)溶液に、DIBALH(0.63mL、89mg、0.63mmol)を添加し、反応混合物を加温した(室温、2.5時間)。反応混合物をロッシェル塩の飽和水溶液(2mL)により処理し、撹拌した(室温、2時間)。二相混合物に飽和NH
4Cl水溶液を注ぎ、DCMにより抽出した(2×50mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH:DCM(3〜40%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を生成した(55mg、36%)。MS(ESI):C
16H
11NO
3Sに対する質量計算値297.04;m/z実測値298.1[M+H]
+。
【0381】
中間体41〜43は中間体40について記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0382】
中間体41:[5−(4−フルオロ−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール。
【0383】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0384】
MS(ESI):C
16H
10NO
3SFに対する質量計算値315.0;m/z実測値316.1[M+H]
+。
【0385】
中間体42:[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール。
【0386】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0387】
MS(ESI):C
15H
10N
2O
3Sに対する質量計算値298.0;m/z実測値299.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):8.47(dd,J=4.9,1.6,1H),8.28(dd,J=8.0,1.6,1H),7.65(d,J=2.5,1H),7.59(d,J=8.8,1H),7.35−7.29(m,2H),6.79(s,1H),4.71(s,2H)。
【0388】
中間体43:[5−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール。
【0389】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0390】
MS(ESI):CH
10N
2O
3Sに対する質量計算値298.0;m/z実測値299.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.39(dd,J=4.8,1.5,1H),7.99(dd,J=8.2,1.5,1H),7.62(d,J=2.5,1H),7.58(d,J=8.8,1H),7.46(dd,J=8.2,4.8,1H),7.29(dd,J=8.8,2.5,1H),6.79(d,J=0.8,1H),4.71(d,J=0.6,2H),3.54(t,J=6.6,1H)。
【0391】
中間体44:[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール。
【0392】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0393】
6−ベンジルオキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル。4−ベンジルオキシ−2−ヒドロキシ−ベンズアルデヒド(10.0g、44mmol)のDMF(400mL)溶液に、K
2CO
3(18.6g、131mmol)と、続いてブロモ−酢酸エチルエステル(5.4mL、8.1g、48mmol)を添加し、得られた混合物を加熱した(80℃、12時間)。反応混合物を冷却し(室温)、H
2O(200mL)により処理した。固体を濾過すると、表題化合物をベージュ色固体として生成した(8.1g、62%)。MS(ESI):C
18H
16O
4に対する質量計算値296.1;m/z実測値297.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.53(d,J=8.7,1H),7.48−7.30(m,6H),7.12(d,J=2.0,1H),7.01(dt,J=6.1,3.1,1H),5.09(d,J=28.6,2H),4.42(q,J=7.1,2H),1.37(dt,J=36.6,9.6,3H)。
【0394】
6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル。6−ベンジルオキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル(8.1g、27mmol)のEtOAc/EtOH(3/1、130mL)溶液に、Pd/C(0.8g)を添加した。Parr振とう器中で、H
2(344.7kPa(50psi)、12時間)下で反応混合物を振とうした。反応混合物を濾過し(Celite(登録商標))、EtOAC(400mL)及びEtOH(100mL)により洗浄した。濾液を濃縮し、得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜50%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色固体として生成した(3.9g、70%)。MS(ESI):C
11H
10O
4に対する質量計算値206.1.0;m/z実測値207.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.50(d,J=8.6,1H),7.46(d,J=0.8,1H),7.25−7.23(m,1H),6.90(dd,J=8.5,2.2,1H),6.12(s,1H),4.57−4.30(m,2H),1.49−1.31(m,3H)。
【0395】
6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル。6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル(2.0g、10mmol)のMeCN(100mL)溶液に、Cs
2CO
3(6.3g、19mmol)と、続いて2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩(2.0g、10mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、12時間)。反応混合物をH
2Oにより処理し(50mL)、固体を濾過すると、表題化合物をベージュ色固体として生成した(2.3g、69%)。MS(ESI):C
17H
12N
2O
4Sに対する質量計算値340.1;m/z実測値341.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.58(dd,J=4.8,1.6,1H),8.04(dd,J=7.9,1.6,1H),7.75−7.69(m,2H),7.55(d,J=0.8,1H),7.42(dd,J=8.6,2.1,1H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),4.46(q,J=7.1,2H),1.44(t,J=7.1,3H)。
【0396】
[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール。冷却した(0℃)、6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸エチルエステル(300mg、0.8mmol)のDCM(8mL)溶液に、DIBALH(THF中1M、3mL、3mmol)を添加し、反応混合物を加温した(室温、8時間)。反応混合物をロッシェル塩の飽和水溶液(2mL)でクエンチし、DCMに分配した。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×15mL)。有機層を合わせ、乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH:DCM(0〜10%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄色固体として生成した(197mg、82%)MS(ESI):C
15H
10N
2O
3Sに対する質量計算値298.1;m/z実測値299.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):8.53(dd,J=4.8,1.7,1H),8.40(dd,J=8.0,1.7,1H),7.84(d,J=1.7,1H),7.74(d,J=8.4,1H),7.44−7.26(m,2H),6.86(s,1H),5.54(t,J=5.9,1H),4.60(d,J=5.9,2H)。
【0397】
中間体45は、実施例44に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。
【0398】
中間体45:[6−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール。
【0399】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0400】
MS(ESI):C
15H
10N
2O
3Sに対する質量計算値298.0;m/z実測値299.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.39(dd,J=4.8,1.5,1H),7.99(dd,J=8.2,1.5,1H),7.67(d,J=8.4,1H),7.63−7.57(m,1H),7.46(dd,J=8.2,4.8,1H),7.27(dd,J=8.5,2.2,1H),6.79(d,J=0.8,1H),4.68(s,J=10.3,2H)。
【0401】
中間体46:2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0402】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0403】
[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イル]−メタノール(55mg、0.19mmol)とDIEA(0.042mL、34mg、0.24mmol)のDCM(0.8mL)溶液に、塩化チオニル(0.017mL、26mg、0.22mmol)を添加し、得られた混合物を撹拌した(室温、2時間)。反応混合物を窒素流下で濃縮すると、表題化合物を生成した(50mg、100%)。MS(ESI):C
16H
10NO
2SClに対する質量計算値315.0;m/z実測値316.1[M+H]
+。
【0404】
中間体47〜51は中間体46について記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0405】
中間体47:2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−4−フルオロ−ベンゾチアゾール。
【0406】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0407】
MS(ESI):C
16H
9NO
2SClFに対する質量計算値333.0;m/z実測値334.1[M+H]
+。
【0408】
中間体48:2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0409】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0410】
MS(ESI):C
15H
9N
2O
2SClに対する質量計算値316.0;m/z実測値317.1[M+H]
+。
【0411】
中間体49:2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0412】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0413】
MS(ESI):C
15H
9ClN
2O
2Sについての質量計算値316.0;m/z実測値、317.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):8.55(dd,J=4.9,1.6,1H),8.46(dd,J=8.0,1.6,1H),7.92(d,J=1.6,1H),7.81(d,J=8.5,1H),7.46−7.35(m,2H),7.12(s,1H),5.03(s,2H)。
【0414】
中間体50:2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−[5,4−b]ピリジン。
【0415】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0416】
MS(ESI):C
15H
9ClN
2O
2Sに対する質量計算値316.0;m/z実測値317.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.52(dd,J=5.6,1.2,1H),8.42(dd,J=8.3,1.2,1H),7.83−7.70(m,1H),7.60(d,J=8.9,1H),7.56(d,J=2.5,1H),7.29(dd,J=8.9,2.5,1H),6.82(s,1H),4.72(s,2H)。
【0417】
中間体51:2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[5,4−b]ピリジン。
【0418】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0419】
MS(ESI):C
15H
9ClN
2O
2Sに対する質量計算値316.0;m/z実測値317.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.51(dd,J=5.5,1.1,1H),8.39(dd,J=8.3,1.2,1H),7.73(dd,J=8.2,5.6,1H),7.66(d,J=8.5,1H),7.56(d,J=2.0,1H),7.28−7.23(m,1H),6.82(s,1H),4.72(s,2H)。
【0420】
中間体52:メタンスルホン酸2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチルエステル。
【0421】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0422】
(6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル。6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−オン(5.0g、33.3mmol)のキシレン(100mL)懸濁液に、メチル(トリフェニルホスホラニリデン)アセタート(11.1g、33.3mmol)を添加し、得られた反応混合物を加熱した(120℃、24時間)。反応混合物を減圧下で濃縮し、1MのHClで処理することで残渣をpH 3に調整した。有機層をEtOAcで抽出した(2×100mL)。合わせた有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜70%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を透明な油として生成した(1.6g、23%)。MS(ESI):C
10H
10NO
4についての質量計算値206.2;m/z実測値207.2[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.03〜7.07(m,1H),7.37(d,J=8.4,1H),6.93(d,J=2.2,1H),6.77(dd,J=8.4,2.2,1H),5.20(br s,1H),3.74(s,3H),3.67(s,2H)。
【0423】
3−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンゾフラン−6−オール。冷却した(0℃)、(6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−イル)−酢酸メチルエステル(0.42g、2.0mmol)のTHF(18mL)溶液に、LAH(THF中2M、3.1mL、6.1mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(0℃、1時間)。反応混合物を加温した(室温、1時間)。反応混合物をロッシェル塩(20mL)により処理し、飽和NH
4Cl(20mL)により中和した。水層をEtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗い、乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH:DCM(0〜15%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄褐色半固体として生成した(0.34g、94%)。
1H NMR(500MHz,CDCl
3):7.41(s,1H),7.37(d,J=8.3,1H),6.95(d,J=2.5,1H),6.78(dd,J=8.3,2.5,1H),3.93−3.91(br s,2H),2.92−2.89(m,2H),2つのヒドロキシルプロトンは検出されなかった。
【0424】
2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エタノール。3−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンゾフラン−6−オール(0.42g、2.4mmol)のMeCN(10mL)溶液にCs
2CO
3(0.77g、2.4mmol)と2−クロロベンゾチアゾール(0.29mL、2.4mmol)を添加し、反応混合物を撹拌し(室温、15時間)、次いで加熱した(60℃、2時間)。反応混合物を冷却し(室温)、EtOAcと食塩水(各50mL)に分配した。水層をEtOAcで抽出した(50mL)。有機層を合わせ、食塩水で洗浄し(50mL)、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜100%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を琥珀油として生成した(0.37g、50%)。MS(ESI):C
17H
13NO
3Sについての質量計算値311.4;m/z実測値312.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):7.73(d,J=8.0,1H),7.67(d,J=8.0,1H),6.61(d,J=8.5,1H),7.58(br s,1H),7.53(d,J=2.0,1H),7.41−7.37(m,1H),7.29−7.26(m,2H),3.97−3.93(m,2H),3.96(t,J=6.5,2H),ヒドロキシプロトンは検出されなかった。
【0425】
メタンスルホン酸2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチルエステル。2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エタノール(0.32g、1.0mmol)のDCM(15mL)溶液に、4−ジメチルアミノピリジン(13mg、0.10mmol)、DIEA(0.22mL、1.2mmol)及びMs
2O(0.22g、1.2mmol)を添加し、得られた溶液を撹拌した(室温、15分)。反応混合物をDCMで希釈した(40mL)。有機層を飽和NH
4Cl(2×50mL)及び食塩水(2×50mL)で洗浄し、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を透明な油として生成した(0.41g、100%)。MS(ESI):C
18H
15NO
5S
2に対する質量計算値389.5;m/z実測値390.1[M+H]
+。
【0426】
中間体53:メタンスルホン酸2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチルエステル。
【0427】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0428】
2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エタノール。3−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンゾフラン−6−オール(0.42g、2.4mmol)のDMF(24mL)溶液に、Cs
2CO
3(0.77g、2.4mmol)及び2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩(0.49g、2.4mmol)を添加し、反応混合物を撹拌し(室温、15時間)、次いで加熱した(50℃、2時間)。反応混合物を冷却し(室温)、EtOAcと食塩水(各50mL)に分配した。水層をEtOAcで抽出した(50mL)。有機層を食塩水で洗浄し(50mL)、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜100%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製することで、表題化合物を琥珀油として生成した(0.42g、57%)。MS(ESI):C
16H
12N
2O
3Sに対する質量計算値312.3;m/z未検出.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.02(dd,J=8.0,1.6,1H),7.61−7.57(m,3H),7.30(dd,J=8.4,2.2,1H),7.21(dd,J=8.0,4.8,1H),3.95(q,J=6.1,2H),2.97−2.94(m,2H),1.75(t,J=5.5,1H)。
【0429】
メタンスルホン酸2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチルエステル。2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エタノール(0.4g、1.3mmol)のDCM(13mL)溶液に、4−ジメチルアミノピリジン(16mg、0.13mmol)、DIEA(0.27mL、1.5mmol)、及びMs
2O(0.27g、1.5mmol)を添加し、得られた溶液を撹拌した(室温、15分)。反応混合物をDCMで希釈した(40mL)。有機層を飽和NH
4Cl(2×50mL)及び食塩水(2×50mL)で洗浄し、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を透明な油として生成した(0.52g、100%)。MS(ESI):C
17H
14N
2O
5S
2に対する質量計算値390.4;m/z実測値391.1[M+H]
+。
【0430】
中間体54:2−(2−クロロメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0431】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0432】
6−メトキシ−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル。2−フルオロ−4−メトキシ−ベンズアルデヒド(4.0g、26mmol)のDMSO(200mL)溶液に、メルカプト酢酸メチルエステル(3.6mL、3.9g、39mmol)及びEt
3N(10.8mL、7.8g、78mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(80℃、12時間)。反応混合物を冷却し(室温)、H
2O(100mL)により処理した。懸濁液を濾過すると、表題化合物を黄色固体として得た(4.1g、71%)。MS(ESI):C
11H
10O
3Sに対する質量計算値222.0;m/z実測値223.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.97(d,J=0.6,1H),7.74(d,J=8.8,1H),7.28(d,J=2.3,1H),7.02(dt,J=8.7,4.3,1H),3.92(s,3H),3.89(s,3H)。
【0433】
6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル。冷却した(−78℃)、6−メトキシ−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル(4.7g、21mmol)のDCM(210mL)溶液に、BBr
3(6.0mL、15.9g、63mmol)を滴加し、反応混合物を加温した(室温、4時間)。反応混合物を冷却し(0℃)、EtOAc(200mL)で希釈し、H
2O(25mL)により処理した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×100mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣をMeCN(150mL)に溶解させ、Cs
2CO
3(9.8g、30mmol)及び2−クロロベンゾチアゾール(1.9mL、2.5g、15mmol)により処理し、反応混合物を加熱した(60℃、4時間)。反応混合物を冷却し(室温)、1MのHCl(50mL)により処理し、EtOAc(100mL)及びH
2O(50mL)に分配した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×100mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜60%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製することで、表題化合物を無色発泡体として生成した(0.27g、5%)。MS(ESI):C
11H
10O
3S
2に対する質量計算値341.0;m/z実測値342.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.07(s,J=0.6,1H),7.93(dd,J=5.4,3.2,2H),7.75(dd,J=8.1,0.6,1H),7.70(dd,J=8.0,0.7,1H),7.50−7.37(m,2H),7.35−7.27(m,1H),3.96(s,3H)。
【0434】
[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル]−メタノール。冷却した(0℃)、6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル(274mg、0.8mmol)のDCM(8mL)溶液に、LAH(THF中2M、0.4mL、0.3g、0.8mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(0℃、3時間)。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液(2mL)により処理し、DCM(20mL)に分配した。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×15mL)。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を黄色固体として生成した(259mg、77%)。MS(ESI):C
16H
11O
2S
2に対する質量計算値313.0;m/z実測値314.0[M+H]
+。
【0435】
2−(2−クロロメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。冷却した(0℃)、[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル]−メタノール(256mg、0.8mmol)のDCM(8mL)溶液に、塩化チオニル(60μL、98mg、0.8mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(0℃、2時間)。反応混合物をEtOAc(20mL)と飽和NaHCO
3(10mL)に分配した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×20mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜40%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄色固体として生成した(0.17g、65%)。MS(ESI):C
16H
10ClNOS
2に対する質量計算値331.0;m/z実測値332.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.84(d,J=2.2,1H),7.78(d,J=8.7,1H),7.74(dd,J=8.1,0.6,1H),7.68(dd,J=8.0,0.7,1H),7.43−7.26(m,4H),4.86(s,2H)。
【0436】
中間体55:2−(2−クロロメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0437】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0438】
4−ベンジルオキシ−2−フルオロ−ベンズアルデヒド。2−フルオロ−4−ヒドロキシ−ベンズアルデヒド(1.0g、7.1mmol)のDMF(70mL)溶液に、ベンジルブロミド(0.85mL、1.2g、7.1mmol)及びK
2CO
3(1.1g、7.9mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、12時間)。反応混合物をH
2Oにより処理し(50mL)、濾過すると、表題化合物を無色固体として生成した(1.4g、85%)。MS(ESI):C
14H
11FO
2に対する質量計算値230.1;m/z実測値231.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):10.21(s,1H),7.82(t,J=8.8,1H),7.48−7.32(m,5H),6.85(dd,J=8.8,2.3,1H),6.71(dd,J=12.3,2.3,1H),5.11(d,J=14.8,2H)。
【0439】
6−ベンジルオキシ−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル。4−ベンジルオキシ−2−フルオロ−ベンズアルデヒド(1.3g、5.6mmol)のDMSO(55mL)溶液に、メルカプト−酢酸メチルエステル(1.2mL、11.3mmol)及びEt
3N(2.4mL、1.7g、16.8mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(80℃、12時間)。反応混合物を冷却し(室温)、H
2O(100mL)により処理し、濾過した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜30%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄色固体として生成した(1.6g、96%)。MS(ESI):C
17H
14O
3Sに対する質量計算値298.1;m/z実測値299.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):7.98(s,1H),7.75(d,J=8.8,1H),7.53−7.30(m,6H),7.10(dd,J=8.8,2.3,1H),5.14(s,2H),3.92(s,3H)。
【0440】
6−ヒドロキシ−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル。4−ベンジルオキシ−2−フルオロ−ベンズアルデヒド(0.6g、2.2mmol)のエタノール:AcOH(3:2、25mL)溶液に、Pd/C(10%、0.1g)及びAcOH(0.10mL)を添加した。反応混合物を、H
2ガス(379.2kPa(55psi)、24時間)下でParr振とう器に配置した。追加のPd/C(2×0.1g)及びAcOH(2×0.10mL)を添加し、反応の完了を促進させた。反応混合物を濾過し(Celite(登録商標))、エタノール(200mL)により洗浄し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜50%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄色固体として生成した(0.2g、44%)。MS(ESI):C
10H
8O
3Sに対する質量計算値208.0;m/z実測値209.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.95(s,1H),7.70(d,J=8.7,1H),7.24(d,J=2.2,1H),6.96(dd,J=8.7,2.2,1H),3.92(s,3H),2.30(s,1H)。
【0441】
6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル。6−ヒドロキシ−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル(0.18g、0.9mmol)のMeCN(9mL)溶液に、Cs
2CO
3(0.6g、1.8mmol)と2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩(0.18g、0.9mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、3時間)。反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮することで、表題化合物をピンク固体として生成した(0.18g、60%)。MS(ESI):C
11H
10N
2O
3S
2に対する質量計算値342.0;m/z実測値343.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.58(dd,J=4.8,1.6,1H),8.12−8.00(m,3H),7.92(d,J=8.8,1H),7.46(dd,J=8.8,2.2,1H),7.24−7.18(m,1H),3.96(s,3H)。
【0442】
[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル]−メタノール。冷却した(0℃)、6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸メチルエステル(0.18g、0.5mmol)のDCM(5mL)溶液に、LAH(THF中2M、0.3mL、0.3g、0.5mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(0℃、1時間)。反応混合物をロッシェル塩の飽和水溶液(2mL)により処理し、EtOAc(15mL)に分配した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(2×15mL)。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮することで、表題化合物をオレンジ色固体として生成した(0.13mg、82%)。MS(ESI):C
15H
10O
2S
2に対する質量計算値314.0;m/z実測値315.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.7,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.95(d,J=2.2,1H),7.76(d,J=8.7,1H),7.38(dd,J=8.6,2.3,1H),7.21(dd,J=7.9,4.9,2H),4.94(s,2H),2.14(s,1H)。
【0443】
2−(2−クロロメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。冷却した(0℃)、[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル]−メタノール(0.13g、0.4mmol)のDCM(5mL)溶液に、塩化チオニル(30μL、49mg、0.4mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(0℃、3時間)。反応混合物をDCM(20mL)と飽和NaHCO
3(10mL)に分配した。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×20mL)。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を黄色固体として生成した(0.11g、77%)。MS(ESI):C
15H
9ClN
2OS
2に対する質量計算値332.0;m/z実測値333.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.07−7.91(m,2H),7.77(d,J=8.7,1H),7.40(dd,J=8.7,2.2,1H),7.31(d,J=0.4,1H),7.25−7.14(m,1H),4.86(s,2H)。
【0444】
中間体56:2−(3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0445】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0446】
6−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−ベンゾフラン−3−オン。tert−ブチル−クロロ−ジメチル−シラン(12.6g、83.9mmol)のDMF(120mL)溶液に、DIEA(18.4g、24.9mL、142.7mmol)を添加し、混合物を撹拌した(室温、0.5時間)。反応混合物を6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−オン(12.0g、79.9mmol)により処理し、撹拌した(室温、0.25時間)。反応混合物を水(100mL)により処理すると、固体を形成した。固体を濾過し、表題化合物を黄色固体として得た(20.4g、98%)。MS(ESI):C
14H
20O
3Siに対する質量計算値264.1;m/z実測値265.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.55(d,J=8.4,1H),6.57(dd,J=8.5,2.0,1H),6.51(d,J=1.9,1H),4.60(s,2H),0.99(s,9H),0.26(s,6H)。
【0447】
トリフルオロ−メタンスルホン酸6−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルエステル。冷却した(0℃)、6−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−ベンゾフラン−3−オン(20.4g、77.0mmol)のDCM(385mL)溶液に、DIEA(18.4g、24.9mL、142.7mmol)と、続いてトリフルオロ無水物(23.9g、84.7mmol)を添加し、混合物を撹拌した(0℃、1時間)。反応混合物をEtOAc(250mL)及び水(150mL)に分配した。有機層を分離し、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜30%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色液体として生成した(23.5g、77%)。MS(ESI):C
15H
19F
3O
5SSiに対する質量計算値396.07;m/z実測値396.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.71(s,1H),7.42(d,J=8.5,1H),6.95(d,J=1.9,1H),6.89(dd,J=8.5,2.0,1H),1.00(s,J=3.0,9H),0.23(s,6H)。
【0448】
6−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸メチルエステルの調製。トリフルオロ−メタンスルホン酸6−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルエステル(2.4g、6.1mmol)のDMSO(20mL)及びDCE(7mL)溶液に、TEA(1.2g、1.7mL、6.1mmol)を添加し、得られた溶液をN
2(g)でパージした(20分)。反応混合物をPd(OAc)
2(81.5mg、0.36mmol)及びdppp(149.8mg、0.36mmol)により処理し、N
2(g)によりパージした。反応混合物に、脱ガスしたMeOH(3.0mL)を添加し、CO(g)流でパージし、撹拌した(70℃、2時間)。反応混合物を冷却し(室温)、Celite(登録商標)により濾過し、EtOAcで洗浄した(500mL)。濾液を食塩水で洗浄し(3×200mL)、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜40%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製することで、表題化合物を透明油として生成した(0.85g、46%)。MS(ESI):C
16H
22O
4Siに対する質量計算値306.13;m/z実測値326.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.15(s,1H),7.86(d,J=8.5,1H),6.99(d,J=2.0,1H),6.89(dd,J=8.5,2.1,1H),3.92(s,3H),1.00(s,J=3.0,9H),0.22(s,6H)。
【0449】
6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−カルボン酸メチルエステル。6−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸メチルエステル(2.4g、7.7mmol)に、1% HCl/MeOH(70mL)を添加し、得られた溶液を撹拌した(室温、14時間)。反応混合物を真空下で濃縮した。得られた固体をDCM(100mL)に溶解させ、飽和NaHCO
3(50mL)を添加した。固体を形成し、濾過すると、表題化合物を白色固体として生成した(1.4g、94%)。MS(ESI):C
10H
8O
4に対する質量計算値192.04;m/z実測値193.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.24(s,1H),7.77(d,J=8.5,1H),6.94(d,J=1.4,1H),6.86(dd,J=8.5,1.7,1H),3.90(s,3H)。
【0450】
6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸メチルエステル。6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−カルボン酸メチルエステル(1.7g、8.8mmol)のDMF(88mL)溶液に、Cs
2CO
3(8.6g、1.8mmol)と、続いて2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩(1.8g、8.8mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、3時間)。反応混合物を水(50mL)により処理し、固体を形成した。固体を濾過し、表題化合物を白色固体として得た(2.5g、87%)。MS(ESI):C
16H
10N
2O
4Sに対する質量計算値326.0;m/z実測値327.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.30(s,1H),8.11(d,J=8.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.75(d,J=2.1,1H),7.41(dd,J=8.6,2.1,1H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),3.97(s,3H)。
【0451】
[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノール。冷却した(0℃)、6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル(6.0g、18.3mmol)のDCM(183mL)溶液に、DIBALH(THF中1M、54.8mL、54.8g、54.8mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(0℃、1時間)。反応混合物をロッシェル塩の飽和水溶液(100mL)により処理し、DCM(50mL)に分配した。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×100mL)。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を黄色固体として生成した(4.9g、90%)。MS(ESI):C
15H
10N
2O
3Sに対する質量計算値298.04;m/z実測値299.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):8.53(dd,J=4.8,1.7,1H),8.40(dd,J=8.0,1.7,1H),8.00(s,1H),7.86(d,J=2.1,1H),7.84(s,1H),7.45−7.37(m,1H),7.38−7.31(m,1H),5.25(t,J=5.5,1H),4.67(dd,J=5.5,0.8,2H)。
【0452】
2−(3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノール(1.0g、3.4mmol)のDCM(34mL)溶液に、SOCl
2(0.49mL、0.83g、7.0mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、2時間)。反応混合物を濾過すると、表題化合物の塩酸塩を、黄色固体として生成した(1.0g、84%)。MS(ESI):C
15H
9ClN
2O
2Sに対する質量計算値316.01;m/z実測値317.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.93(dd,J=8.1,1.4,1H),8.69(dd,J=5.9,1.4,1H),8.02(s,1H),7.90(d,J=8.5,1H),7.81−7.75(m,2H),7.45(dd,J=8.5,2.2,1H),4.90(s,2H)。
【0453】
中間体57は、実施例56に記載の方法と類似の手順を用いて調製した。
【0454】
中間体57:2−(3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0455】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0456】
6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸メチルエステル。MS(ESI):C
17H
11NO
4Sに対する質量計算値325.0;m/z実測値326.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.30(s,1H),8.12(d,J=8.6,1H),7.74(d,J=7.5,1H),7.69(d,J=6.7,1H),7.65(d,J=1.9,1H),7.43−7.36(m,2H),7.31−7.26(m,1H),3.96(s,3H)。
【0457】
[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノール。MS(ESI):C
16H
11NO
3Sに対する質量計算値297.1;m/z実測値297.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.76−7.64(m,4H),7.56(d,J=2.0,1H),7.42−7.36(m,1H),7.31−7.26(m,2H),4.86(dd,J=5.6,0.7,2H),1.67(t,J=5.7,1H)。
【0458】
2−(3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。MS(ESI):C
16H
10ClNO
2Sに対する質量計算値315.0;m/z実測値315.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.77−7.70(m,3H),7.70−7.66(m,1H),7.58(d,J=2.0,1H),7.42−7.36(m,1H),7.33(dd,J=8.5,2.1,1H),7.30−7.26(m,1H),4.75(s,J=0.8,2H)。
【0459】
中間体58:酢酸3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルエステル
【0460】
【化94】
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【0461】
6−メトキシ−ベンゾフラン−3−カルボン酸エチルエステル。2−ヒドロキシ−4−メトキシベンズアルデヒド(45g、295.76mmol)のDCM(80mL)溶液に、触媒のHBF
4エーテラート(4mL、29.4mmol)を添加し、撹拌した(室温、10分)。反応混合物を冷却し(0℃)、制御温度(0℃〜23℃)を維持しながら、ジアゾ酢酸エチル(86mL、704.7mmol)を30分かけてゆっくりと滴加することで処理した。得られた混合物を撹拌した(室温、1時間)。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた暗色油を、ロータリーエバポレータ(60℃)を用いトルエン(200mL)と共沸混合した。ディーン・スターク装置を用いて、粗混合物を還流した(24時間)。反応を冷却し(室温)、減圧下で濃縮した。得られた暗色油を、EtOAc:ヘキサン(10%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製することで、表題化合物を白色固体として生成した(24.9g、38.2%)。MS(ESI):C
12H
12O
4に対する質量計算値220.2;m/z実測値221.2[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.16(s,1H),7.90(d,J=8.6,1H),7.03(d,J=2.2,1H),6.98(dd,J=6.4,2.3,1H),4.39(q,J=7.2,2H),3.86(s,3H),1.41(t,J=7.2,3H)。
【0462】
6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−カルボン酸エチルエステル。冷却した(0℃)、6−メトキシ−ベンゾフラン−3−カルボン酸エチルエステル(90.0g、408.67mmol)のDCM(700mL)溶液に、制御温度(<5℃)を維持しながら、BBr
3(159.0g、634.67mmol)のDCM(200mL)溶液をゆっくりと加えた。得られた混合物を撹拌した(10℃、6時間)。温度勾配下で激しく撹拌しながら反応混合物をゆっくりと氷/水に注いだ(0℃〜室温、18時間)。固体を濾別し、濾液をEtOAcで抽出した(2×250mL)。合わせた有機層に固体を溶解させた(要加熱)。有機相を飽和NaHCO
3(700mL)及びH
2O(700mL)で洗浄し、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、黄色固体を生成した。粗固体をEtOAc:ヘキサン(20%)に懸濁し、撹拌し(24時間)、濾過すると、表題化合物を固体として生成した(75.6g)。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(20%)を用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物(2.4g)を白色固体として生成した(組み合わせた収率93%)。MS(ESI):C
11H
10O
4に対する質量計算値206.2;m/z実測値207.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.15(s,1H),7.88(d,J=8.5,1H),7.01(s,1H),6.90(dd,J=8.5,2.3,1H),5.05(s,1H),4.4(q,J=7.1,2H)1.42(t,J=7.2,3H)。
【0463】
3−ヒドロキシメチル−ベンゾフラン−6−オール。冷却した(0℃)、6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−カルボン酸エチルエステル(5.85g、28.4mmol)のTHF(250mL)溶液に、DIBALHをTHF(100mL、100mmol)溶液として添加し、反応混合物を加温した(室温、1時間)。反応物を冷却し(−78℃)、ロッシェル塩(120mL)を滴加して処理した。得られた混合物を撹拌した(室温、一晩)。層を分離し、水層をDCM(2×200mL)及びEtOAc(2×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を白色固体として生成した(4.72g、100%)。
1H NMR(500MHz,CD
3OD):7.53(s,1H),7.45(d,J=8.4,1H),6.85(d,J=2.1,1H),6.76(dd,J=8.4,2.1,1H),4.70(s,2H)。
【0464】
酢酸3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルエステル。3−ヒドロキシメチル−ベンゾフラン−6−オール(4.72g、28.6mmol)のiPrOH(120mL)溶液に、NaOH(2.30g、57.5mmol)のH
2O(25mL)溶液と、続いて無水酢酸(5.4mL、57.5mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、1時間)。反応物を減圧下で濃縮し、得られた残渣を飽和NaHCO
3(100mL)及びEtOAc(100mL)に分配した。層を分離し、水層をEtOAc(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をDCM(150mL)に溶解させ、CCl
4(3.2mL、32.9mmol)、及びトリフェニルホスフィン(8.64g、32.9mmol)のCH
2Cl
2(50mL)溶液により処理し、撹拌した(室温、12時間)。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣をDCM:ヘキサン(0〜100%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(3.45g、65%)。MS(ESI):C
11H
9ClO
3に対する質量計算値224.0;m/z実測値225.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.68−7.64(m,2H),7.28(d,J=2.0,1H),7.05(dd,J=8.5,2.0,1H),4.73(d,J=0.8,2H),2.33(s,3H)。
【0465】
中間体59:N−[1−(6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−イルメチル)−ピペリジン−4−イル]−アセトアミド。
【0466】
【化95】
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【0467】
4−アセトアミドピペリジン(429mg、3.00mmol)とK
2CO
3(1.14g、8.25mmol)のMeCN(5mL)溶液に、酢酸3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルエステル(450mg、2.0mmol)のMeCN(5mL)溶液を添加した。反応混合物を更にMeCN(10mL)で希釈し、加熱した(50℃、15時間)。減圧下で溶媒を除去し、残った残渣を5〜10%のCH
3OHの水溶液に懸濁し、固体が溶解するまでの間、十分に濃縮した酢酸を添加した(pH約7〜8)。4NのKOHを用いて、沈殿が観察されるまで溶液をゆっくり塩基化した。沈殿を濾過し、水ですすいだ。母液のpHを更に調節すると(4NのKOH及び濃酢酸)、更なる沈殿を生じ、これを濾過し水ですすいだ。更なる沈殿が観察されなくなるまで、このpH調節及び固体濾過プロセスを繰り返した。沈殿を合わせ、減圧下で乾燥させると、表題化合物をオフホワイトの固体として生成した(419mg、73%)。MS(ESI):C
16H
20N
2O
3に対する質量計算値288.15;m/z実測値289.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):9.44(s,1H),7.69(d,J=7.6,1H),7.63(s,1H),7.47(d,J=8.4,1H),6.86(d,J=2.0,1H),6.72(dd,J=8.4,2.1,1H),3.56−3.44(m,3H),2.86−2.74(m,2H),1.99(t,J=10.6,2H),1.76(s,3H),1.74−1.62(m,2H),1.43−1.27(m,2H)。
【0468】
中間体60〜63は中間体59について記載のものと同様の手順を用いて調製した。
【0469】
中間体60:3−[4−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−ピペリジン−1−イルメチル]−ベンゾフラン−6−オール。
【0470】
【化96】
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【0471】
MS(ESI):C
17H
23NO
3に対する質量計算値289.2;m/z実測値290.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):7.52(s,1H),7.46(d,J=8.4,1H),6.85(d,J=2.0,1H),6.75(dd,J=8.4,2.1,1H),3.60(s,2H),3.06(d,J=11.6,2H),2.03(t,J=10.9,2H),1.75(d,J=13.0,2H),1.39(qd,J=12.5,3.6,2H),1.30−1.24(m,1H),1.12(s,6H)。
【0472】
中間体61:1−[1−(6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−イルメチル)−ピペリジン−4−イル]−ピロリジン−2−オン。
【0473】
【化97】
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【0474】
MS(ESI):C
18H
22N
2O
3に対する質量計算値314.16;m/z実測値315.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):9.44(s,1H),7.64(s,1H),7.47(d,J=8.4,1H),6.86(d,J=2.0,1H),6.73(dd,J=8.4,2.1,1H),3.77−3.64(m,1H),3.52(s,2H),2.99−2.87(m,2H),2.19(t,J=8.1,2H),2.05−1.94(m,2H),1.94−1.82(m,2H),1.71−1.55(m,2H),1.53−1.44(m,2H).残りのプロトンは、検出されなかったことから、溶媒ピーク中に埋もれているものと考えられる。
【0475】
中間体62:meso−endo−N−[8−(6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−イルメチル)−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル]−アセトアミドトリフルオロ酢酸。
【0476】
【化98】
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【0477】
MS(ESI):C
18H
22N
2O
3に対する質量計算値314.2;m/z実測値315.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):7.91(s,1H),7.58(d,J=8.5,1H),6.96(d,J=1.9,1H),6.88(dd,J=8.5,2.1,1H),4.34(s,2H),4.04(s,2H),3.92(t,J=6.4,1H),2.47(dd,J=30.0,10.4,4H),2.32(d,J=16.7,2H),2.16(d,J=16.3,2H),1.98(s,3H)。
【0478】
中間体63:(1R,4R)−5−(6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−イルメチル)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミドトリフルオロ酢酸。
【0479】
【化99】
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【0480】
MS(ESI):C
15H
17N
3O
3に対する質量計算値287.1;m/z実測値288.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):7.91(s,1H),7.59(d,J=8.5,1H),6.95(d,J=1.8,1H),6.87(dd,J=8.5,1.9,1H),4.67(s,1H),4.61(d,J=13.8,1H),4.51(d,J=17.5,1H),3.62(s,2H),3.57(s,J=20.5,2H),3.45(s,1H),2.40(s,1H),2.20(s,J=11.3,1H)。
【0481】
中間体64:(1S,4S)−1−[5−(6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−イルメチル)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル]−エタノン。
【0482】
【化100】
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【0483】
(1S,4S)−1−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル)−エタノン塩酸塩(330mg、2.35mmol)とK
2CO
3(0.831g、6.01mmol)のMeCN(20mL)溶液に、酢酸3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルエステル(450mg、2.00mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(50℃、20時間)。減圧下で溶媒を除去し、残った残渣を水(10mL)に溶解させ、2〜3mLの4MのKOHをゆっくりと加えpH 13〜14にした。暗緑色の溶液を撹拌し(10分)、溶液のpHが10になるまで濃酢酸により処理した。水層混合物を20%のIPA/DCM(4×30mL)で抽出した。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物をゴム状の黄色固体として生成した(540mg、94%)。MS(ESI):C
16H
18N
2O
3に対する質量計算値286.1;m/z実測値287.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):7.54−7.51(m,1H),7.48(dd,J=8.4,2.5,1H),6.84(t,J=1.8,1H),6.75(ddd,J=8.4,2.9,2.2,1H),4.66(s,0.5H),4.44(s,0.5H),3.89−3.75(m,2H),3.69−3.58(m,2H),3.40(dd,J=9.8,2.3,0.5H),3.23(dd,J=11.4,2.0,0.5H),2.96(dd,J=10.0,2.2,0.5H),2.88(dd,J=9.9,2.2,0.5H),2.73(dd,J=9.4,7.0,1H),2.09(s,1.5H),2.03−1.92(m,2.5H),1.80(d,J=10.1,0.5H),1.71(d,J=10.1,0.5H)。
【0484】
中間体65:(2S,4S,5S)−N−(2−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イル)−アセトアミド塩酸塩。
【0485】
【化101】
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【0486】
(2S,4S,5S)−5−アミノ−2−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.29g、1.4mmol)のDCM(8mL)溶液に、無水酢酸(0.14mL、1.5mmol、1.1当量)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、1時間)。反応混合物を真空下で濃縮した。得られた透明の油をDCM(15mL)に溶解させ、HCl(ジオキサン中4M、3mL、7.9当量)により処理し、溶液を撹拌した(室温、1.5時間)。反応混合物を減圧下で濃縮すると、所望の生成物を黄褐色固体として生成した(0.30g、104%)。[注記:質量回収率(mass recovery)104%は真空下での標準的なエバポレーションにより除去することができないHClの追加により生じる。]MS(ESI):C
8H
14N
2O・HClに対する質量計算値154.21;m/z実測値155.1[M+H]
+。
【0487】
中間体66:1−(3,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデカ−3−イル)−エタノン塩酸塩。
【0488】
【化102】
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【0489】
3,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルエステル(400mg、1.57mmol)のDCM(16mL)溶液に、無水酢酸(177μL、1.88mmol)及びトリエチルアミン(656μL、4.71mmol)を添加し、混合物を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物をDCM(16mL)で希釈し、水(3×10mL)及び食塩水(1×10mL)により洗浄した。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、9−アセチル−3,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデカン−3−カルボン酸tert−ブチルエステル(466mg、100%)を生成した。この中間体をDCM(4mL)に溶解させ、HCl(ジオキサン中4M、4mL)により処理し、撹拌した(室温、16時間)。分散体を減圧下で濃縮すると、表題化合物を白色粉末として生成した(365mg、100%)。MS(ESI):C
11H
20N
2Oに対する質量計算値196.16;m/z実測値197.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,MeOD):3.63−3.51(m,4H),3.23−3.17(m,4H),2.13(s,3H),1.82−1.73(m,4H),1.67−1.53(m,4H)。
【0490】
中間体67:1−(2,7−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−7−イル)−エタノン塩酸塩。
【0491】
【化103】
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【0492】
2,7−ジアザ−スピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルエステル(140mg、0.58mmol)のDCM(5.8mL)溶液に、無水酢酸(82μL、0.87mmol)及びトリエチルアミン(244μL、1.75mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物をDCM(6mL)で希釈し、水(3×4mL)及び食塩水(1×4mL)により洗浄した。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、7−アセチル−2,7−ジアザ−スピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルエステルを茶色油として生成した(164mg、100%)。この中間体をDCM(0.75mL)に溶解させ、HCl(ジオキサン中4M、0.75mL)により処理し、撹拌した(室温、16時間)。分散体を減圧下で濃縮すると、所望の生成物を生成した(128mg、100%)。MS(ESI):C
10H
18N
2Oに対する質量計算値182.14;m/z実測値183.1[M+H]
+。
【0493】
中間体68:(S,S)−1−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−イル)−エタノン塩酸塩。
【0494】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0495】
(S,S)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カルボン酸tert−ブチルエステル塩酸塩(645mg、2.59mmol)のDCM(26mL)溶液に、無水酢酸(490μL、5.19mmol)及びトリエチルアミン(1.08mL、7.77mmol)を添加し、混合物を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物を水(3×8mL)及び食塩水(1×8mL)で洗浄した。有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、(S,S)−5−アセチル−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カルボン酸tert−ブチルエステルを生成した(658mg、100%)。この中間体をDCM(3.5mL)に溶解させ、HCl(ジオキサン中4M、3.5mL)により処理し、撹拌した(室温、16時間)。分散体を減圧下で濃縮すると、表題化合物をベージュ色の粉末として生成した(494mg、100%)。MS(ESI):C
8H
14N
2Oに対する質量計算値154.11;m/z実測値155.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,MeOD):4.71(s,0.5H),4.25(s,0.5H),3.97(dt,J=12.1,2.8,0.5H),3.87(d,J=2.6,1H),3.84−3.73(m,1H),3.68(m,1H),3.64(dd,J=13.8,1.6,0.5H),3.54(m,0.5H),3.45(m,1.5H),2.12(m,4.5H),2.06−1.91(m,2.5H)。
【0496】
中間体69:6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸ホルマート。
【0497】
【化105】
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【0498】
6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸エチルエステル(200mg、0.59mmol)のTHF(6mL)溶液に、4NのLiOH(0.15mL、0.59mmol)を添加した。追加の4NのLiOHのアリコート2つを(各0.30mL)を2時間かけて添加した。混合物を撹拌した(室温、24時間)。反応混合物を部分的に減圧下で濃縮した。残りの水溶液を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(92mg、44%)。MS(ESI):C
15H
8N
2O
4Sに対する質量計算値312.02;m/z実測値312.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):8.78(s,1H),8.53(dd,J=4.8,1.7,1H),8.43(dd,J=8.0,1.7,1H),8.09(d,J=8.6,1H),8.04(d,J=2.1,1H),7.56−7.50(m,1H),7.41−7.32(m,1H).残りのプロトンは、検出されなかったことから、溶媒ピーク中に埋もれているものと考えられる。
【0499】
中間体70〜71は中間体9について記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0500】
中間体70:2−クロロ−6−メチル−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0501】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0502】
MS(ESI):C
7H
5ClN
2Sに対する質量計算値183.99;m/z実測値184.95[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):8.61(d,J=2.0,1H),8.46(dd,J=2.1,0.8,1H),2.50(s,3H)。
【0503】
中間体71:2−クロロ−5−メチル−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0504】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
MS(ESI):C
7H
5ClN
2Sに対する質量計算値183.99;m/z実測値185.00[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):8.46(d,J=8.3,1H),7.42(d,J=8.3,1H),2.61(s,3H)。
【0506】
中間体72:[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−メタノール。
【0507】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0508】
2−(ヒドロキシメチル)フロ[3,2−b]ピリジン−6−オール(200mg、1.21mmol)と2−クロロ−チアゾロ−[4,5−b]ピリジン塩酸塩(300mg、1.45mmol)とCs
2CO
3(800mg、2.46mmol)の混合物に、DMF(12mL)を添加した。懸濁液を撹拌し(室温、16時間)、次いで氷冷飽和NH
4Cl水溶液に注いだ。得られた沈殿を濾過し、水ですすぎ、乾燥させると、生成物をベージュ色固体(326mg、90%)として生成した。MS(ESI):C
14H
9N
3O
3Sに対する質量計算値299.04;m/z実測値300.0[M+H]
+.
1H NMR(600MHz,CD
3OD):8.63(d,J=2.3,1H),8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.36(dd,J=8.0,1.6,1H),8.23(dd,J=2.3,0.9,1H),7.37(dd,J=8.0,4.9,1H),6.95(s,1H),4.76(s,2H)。
【0509】
中間体73:2−(2−クロロメチル−フロ[3,2−b]ピリジン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0510】
【化109】
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【0511】
[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イル]−メタノール(50mg、0.17mmol)のDCM(1.6mL)懸濁液に、塩化チオニル(0.020mL、0.25mmol)を添加した。5分後、追加の塩化チオニル(0.020mL、0.25mmol)を懸濁液に添加した。2時間後、追加の塩化チオニル(0.020mL、0.25mmol)を添加した。溶液を撹拌し(室温、16時間)、濃縮して、全ての揮発物質を除去すると、生成物をベージュ色固体(53mg、99%)として生成した。MS(ESI):C
14H
8ClN
3O
2Sに対する質量計算値317.0;m/z実測値317.9[M+H]
+。
【0512】
中間体74:2−(3−アジドメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0513】
【化110】
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【0514】
2−(3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン(2.7g、8.5mmol)のDMF(42mL)溶液に、0℃にてアジ化ナトリウム(0.61g、9.3mmol)を添加した。混合物を撹拌し(室温、3時間)、酢酸エチル及び食塩水に分配し、乾燥し、濾過し、濃縮した。酢酸エチル及びヘキサンを添加し、沈殿を形成させ、濾過した。酢酸エチル/ヘキサンを用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより濃縮及び生成することで、あらかじめ濾過した沈殿物と合わせた固体を表題化合物として生成した(1.8g、65%)。MS(ESI):C
15H
9N
5O
2Sに対する質量計算値323.05;m/z実測値324.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.09−7.95(m,1H),7.74−7.64(m,3H),7.36(dd,J=8.5,2.1,1H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),4.50(s,2H)。
【0515】
中間体75:2[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル。
【0516】
【化111】
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【0517】
2−(3−アジドメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン(1.8g、5.5mmol)とトリフェニルホスフィン(1.6g、6.1mmol)のTHF(55mL)溶液に水(0.3mL)を添加した。混合物を撹拌した(55℃、3時間)。反応の経過をTLCによりモニターしながら、更に追加のトリフェニルホスフィン(80mg)を添加した。55℃にて30分後、反応を完了させ、室温に冷却した。この混合物に二炭酸ジ−tert−ブチル(1.2g、5.5mmol)を添加した。反応混合物を撹拌し(室温、3時間)、次いで濾過してトリフェニルホスフィンオキシドを除去した。溶液を酢酸エチルで希釈し、食塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)により精製することで、表題化合物を無色発泡体として生成した(1.2g、52%)。MS(ESI):C
20H
19N
3O
4Sに対する質量計算値397.11;m/z実測値398.1[M+H]
+。
【0518】
中間体76:C−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メチルアミン塩酸塩。
【0519】
【化112】
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【0520】
2[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.10g、0.25mmol)のDCM(1.2mL)溶液に、2MのHCl/ジエチルエーテル(0.38mL)を添加した。反応物を撹拌した後(室温、16時間)、追加のHCl(0.38mL)を添加した。反応物を撹拌し(室温、24時間)、濃縮すると、表題化合物を白色固体として生成した(98mg、130%)。質量の増加は、HCl及び/又は溶媒の持ち込みに起因するものと考えられる。MS(ESI):C
15H
11N
3O
2Sに対する質量計算値297.06;m/z実測値298.1[M+H]
+。
【0521】
中間体77:N−シクロプロピル−N−ピペリジン−4−イル−アセトアミド塩酸塩。
【0522】
【化113】
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【0523】
4−(アセチル−シクロプロピル−アミノ)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル。4−シクロプロピルアミノ−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(1.0g、4.2mmol)のDCM(22mL)溶液に、DIEA(0.8mL、4.6mmol)及び無水酢酸(0.42mL、4.4mmol)を添加した。混合物を撹拌した(室温、16時間)。溶液を1NのNaOH及び食塩水で洗浄した後、有機層を乾燥させ、濃縮すると、オレンジ色油を生成した(1.15g、98%)。MS(ESI):C
15H
26N
2O
3に対する質量計算値282.19;m/z実測値283.2[M+H]
+。
【0524】
N−シクロプロピル−N−ピペリジン−4−イル−アセトアミド塩酸塩。4−(アセチル−シクロプロピル−アミノ)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.50g、1.8mmol)のDCM(9mL)溶液に、2MのHClのジエチルエーテル(4.5mL)溶液を添加した。反応混合物を撹拌した(30℃、16時間)。混合物をオレンジ色固体へと濃縮し、更なる精製は行わずに使用した。MS(ESI):C
10H
18N
2Oに対する質量計算値182.14;m/z実測値183.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):4.07−3.95(m,1H),3.48−3.40(m,2H),3.11−2.98(m,2H),2.77(s,1H),2.49−2.36(m,2H),2.22(s,3H),1.97−1.89(m,2H),1.00−0.94(m,2H),0.90−0.82(m,2H)。
【0525】
中間体78:N−イソプロピル−N−ピペリジン−4−イル−アセトアミド塩酸塩。
【0526】
【化114】
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【0527】
中間体77について記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
10H
20N
2Oに対する質量計算値184.16;m/z実測値185.1[M+H]
+。
【0528】
中間体79:N−エチル−N−ピペリジン−4−イル−アセトアミド塩酸塩。
【0529】
【化115】
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【0530】
中間体77について記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
9H
18N
2Oに対する質量計算値170.14;m/z実測値、171.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):4.39−4.18(m,1H),3.78−3.72(m,0.4H),3.71−3.64(m,0.6H),3.61−3.56(m,0.25H),3.56−3.40(m,3.75H),3.33−3.30(m,0.4H),3.27−3.18(m,0.6H),3.15−3.06(m,1H),2.36(s,1H),2.33−2.11(m,3H),2.09−2.02(m,1H),1.98−1.91(m,1H),1.27(t,J=7.2,1.75H),1.19(t,J=7.1,1.25H)。
【0531】
中間体80:meso−endo−1−(3−アミノ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノン。
【0532】
【化116】
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【0533】
meso−endo−(8−アセチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル。meso−endo−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(300mg、1.3mmol)のDCM(6.5mL)溶液に、DIEA(0.35mL、2.0mmol)及び無水酢酸(0.135mL、1.4mmol)を添加した。反応混合物を撹拌し(室温、16時間)、1NのNaOHにより洗浄し、DCMにより抽出した。有機層を乾燥させ、白色固体へと濃縮した(341mg、96%)。MS(ESI):C
14H
24N
2O
3に対する質量計算値268.18;m/z実測値269.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):5.00−4.77(m,1H),4.73−4.62(m,1H),4.17−4.06(m,1H),3.94−3.76(m,1H),2.32−2.19(m,1H),2.15−1.96(m,7H),1.95−1.82(m,2H),1.74−1.65(m,1H),1.45(s,9H)。
【0534】
meso−endo−1−(3−アミノ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノン。meso−endo−(8−アセチル−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(341mg、1.3mmol)のDCM(5mL)溶液に、4NのHCl/ジオキサン(1mL)を添加した。混合物を撹拌し(室温、19時間)、濃縮した。残渣をDCM(20mL)に再溶解した。シリカゲル結合炭酸塩(3g、充填濃度0.71mmol/g)を混合物に添加し、オービタルシェーカー上で穏やかに撹拌した(室温、16時間)。追加のシリカゲル結合炭酸塩(1g)を添加し、混合物を更に6時間にわたって撹拌した。シリカゲルを濾過し、DCM及び2NのNH
3の1:9:90比MeOH/MeOH/DCM溶液で溶出した。濾液を濃縮すると、表題化合物を黄色油として生成した(229mg、108%)。質量の増加は、溶媒の持ち込みに起因するものと考えられる。MS(ESI):C
9H
16N
2Oに対する質量計算値168.13;m/z実測値169.2[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):4.61−4.47(m,1H),4.28−4.18(m,1H),3.20−3.05(m,1H),2.26−2.00(m,8H),2.00−1.85(m,1H),1.72−1.52(m,2H)。
【0535】
中間体81:meso−exo−1−(3−アミノ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノン。
【0536】
【化117】
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【0537】
中間体80について記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
9H
16N
2Oに対する質量計算値168.13;m/z実測値169.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):4.66−4.54(m,1H),4.38−4.26(m,1H),3.46−3.35(m,1H),2.15−1.67(m,9H),1.59−1.42(m,2H)。
【0538】
中間体82:meso−1−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノン。
【0539】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0540】
meso−1−(3−ベンジル−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノン。meso−3−ベンジル−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン(1.0g、4.9mmol)のDCM(24mL)溶液に無水酢酸(0.55mL、5.4mmol)を添加した。反応混合物を撹拌し(室温、2時間)、1NのNaOHにより洗浄し、DCMにより抽出した。有機層を乾燥させ、ろう様黄色固体へと濃縮した(1.1g、89%)。MS(ESI):C
15H
20N
2Oに対する質量計算値244.16;m/z実測値245.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):7.35−7.28(m,4H),7.28−7.22(m,1H),4.63(d,J=7.0,1H),4.01(d,J=6.4,1H),3.56−3.42(m,2H),2.77−2.60(m,2H),2.37−2.19(m,2H),2.05(s,3H),2.04−1.73(m,4H)。
【0541】
meso−1−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノン。20%のPd(OH)
2/C(130mg)のEtOH(5mL)溶液に、meso−1−(3−ベンジル−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノン(1.1g、4.5mmol)のEtOH(10mL)溶液を添加した。混合物を追加のEtOH(10mL)により希釈し、101.3kPa(1atm)のH
2(g)下で撹拌した(室温、14時間)。混合物をCeliteパッドで濾過し、MeOHによりすすぎ、濃縮すると、表題化合物をろう様淡黄色固体として生成した(726mg、96%)。MS(ESI):C
8H
14N
2Oに対する質量計算値154.11;m/z実測値155.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):4.51−4.42(m,1H),4.19−4.09(m,1H),2.93−2.81(m,2H),2.78−2.61(m,2H),2.13−1.83(m,7H)。
【0542】
中間体83:1−(3,7−ジアザ−ビシクロ[3.3.1]ノナ−3−イル)−エタノン。
【0543】
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0544】
中間体82について記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
9H
16N
2Oに対する質量計算値168.13;m/z実測値169.20[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):4.58(d,J=13.8,1H),3.87(d,J=12.5,1H),3.46−3.40(m,1H),3.14−3.08(m,2H),3.08−3.02(m,1H),2.97(dd,J=13.3,2.9,2H),2.13(s,3H),2.10−1.98(m,1H),1.97−1.90(m,1H),1.87−1.80(m,1H),1.80−1.69(m,2H)。
【0545】
中間体84:5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸。
【0546】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0547】
5−ヒドロキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル。4−(2−メトキシ−プロペニル)−フラン−2−カルボン酸(10.0g、52mmol)のCH
2Cl
2(520mL)溶液に、−78℃にてBBr
3(24.6mL、260mmol)を滴加した。反応混合物を加温した(室温、4時間)。反応混合物を冷却し(0℃)、飽和NH
4Cl水溶液(300mL)により処理した。得られた混合物を濾過すると、7.9gのオレンジ色固体を得た。粗固体をMeOH(500mL)に溶解し、濃HCl(2mL)を添加した。得られた反応混合物を加熱した(70℃、10時間)。反応混合物を冷却し(室温)、容量を50%に減じ、飽和NaHCO
3水溶液(100mL)を添加し、固体を濾過した。濾液をCH
2Cl
2(3×200mL)で抽出し、乾燥させ、濃縮し、濾過した固体と合わせると、表題化合物を黄色固体として生成した(6.5g、65%)。MS(ESI):C
10H
8O
4に対する質量計算値192.0;m/z実測値193.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):7.61(s,1H),7.51(d,J=8.9,1H),7.06(d,J=2.5,1H),6.98(dd,J=8.9,2.5,1H),3.94−3.82(m,3H),3.25(br s,1H)。
【0548】
5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル。5−ヒドロキシ−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル(1.5g、7.8mmol)のDMF(78mL)溶液に、Cs
2CO
3(7.6g、26mmol)及び2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン(1.6g、7.8mmol)を添加した。反応混合物を加熱し(50℃、10時間)、冷却し(室温)、水を添加した(50mL)。得られた固体を濾過すると、表題化合物を無色固体として生成した(2.6g、100%)。MS(ESI):C
16H
10N
2O
4Sに対する質量計算値326.0;m/z実測値327.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.84(d,J=2.4,1H),7.64(d,J=9.0,1H),7.54(d,J=0.9,1H),7.47(dd,J=9.0,2.5,1H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),4.04−3.86(m,3H)。
【0549】
[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸.5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸メチルエステル(0.5g、1.5mmol)のIPA(15mL)溶液に、2MのKOHの水(0.8mL、15mmol)溶液を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、1時間)。pHを6に調整し、反応混合物をCH
2Cl
2:IPA(10:1、3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を無色固体として生成した(0.5g、102%)。MS(ESI):C
15H
8N
2O
4Sに対する質量計算値312.0;m/z実測値312.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):8.52(dd,J=4.8,1.5,1H),8.41(dd,J=8.0,1.5,1H),7.91(d,J=2.4,1H),7.85(d,J=9.0,1H),7.63−7.55(m,2H),7.38−7.31(m,1H)。
【0550】
中間体85:5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボニルクロリド塩酸塩。
【0551】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0552】
5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸(326mg、1.04mmol)と塩化チオニル(10mL)の混合物を、加熱し、2時間にわたって還流した。粗混合物を濃縮し、CH
2Cl
2に再溶解し、再度濃縮すると、生成物を黄色固体として生成した(375mg、98%)。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):8.61−8.51(m,2H),7.97(d,J=2.5,1H),7.94−7.86(m,1H),7.74(s,1H),7.68−7.61(m,1H),7.46−7.38(m,1H)。
【0553】
中間体86:6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニルクロリド塩酸塩。
【0554】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
中間体85について記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
15H
7ClN
2O
3Sに対する質量計算値329.99;m/z実測値330.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):8.82(s,1H),8.64−8.57(m,2H),8.15−8.04(m,2H),7.58−7.53(m,1H),7.51−7.44(m,1H)。
【0556】
実施例1〜33は、実施例139に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0557】
実施例1:2−(3−ピロリジン−1−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0558】
【化123】
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【0559】
MS(ESI):C
20H
19N
3OSに対する質量計算値349.4;m/z実測値350.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.52(s,1H),7.75(d,J=8.6,2H),7.65(dd,J=8.0,0.8,1H),7.39(dt,J=7.8,1.2,1H),7.32(d,J=2.1,1H),7.28−7.25(m,1H),7.18(d,J=2.2,1H),7.10(dd,J=8.6,2.2,1H),3.85(s,2H),2.64−2.61(m,4H),1.84−1.79(m,4H)。
【0560】
実施例2:2−(3−ピペリジン−1−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0561】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0562】
MS(ESI):C
21H
21N
3OSに対する質量計算値363.4;m/z実測値364.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.31(s,1H),7.79(d,J=8.6,2H),7.75(d,J=8.2,1H),7.65(d,J=8.2,1H),7.40(dt,J=8.2,1.2,1H),7.28−7.25(m,1H),7.18(d,J=2.2,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),3.70(s,2H),2.48(br s,4H),1.63−1.58(m,4H),1.48−1.42(m,2H)。
【0563】
実施例3:2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0564】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0565】
MS(ESI):C
20H
19N
3O
2Sに対する質量計算値365.4;m/z実測値366.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.33(s,1H),7.81(d,J=8.6,1H),7.74(d,J=8.1,1H),7.66(d,J=8.1,1H),7.41−7.37(m,2H),7.28−7.25(m,1H),7.18(d,J=2.2,1H),7.12(dd,J=8.6,2.2,1H),3.74(t,J=4.6,4H),3.71(s,2H),2.52(br s,4H)。
【0566】
実施例4:2−[3−(4−メタンスルホニル−ピペリジン−1−イルメチル)−1H−インドール−6−イルオキシ]−ベンゾチアゾール。
【0567】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0568】
MS(ESI):C
22H
23N
3O
3S
2に対する質量計算値441.5;m/z実測値442.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.35(br s,1H),7.75−7.72(m,2H),7.65(d,J=7.8,1H),7.38−7.35(m,2H),7.28−7.24(m,1H),7.14−7.09(m,2H),+3.72(s,2H),3.18−3.14(m,2H),2.84−2.80(m,1H),2.82(s,3H),2.14−2.09(m,2H),2.05−2.00(m,2H),1.90−1.86(m,2H)。
【0569】
実施例5:[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ベンジル−メチル−アミン。
【0570】
【化127】
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【0571】
MS(ESI):C
24H
21N
3OSに対する質量計算値399.5;m/z実測値400.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.36(br s,1H),7.78−7.44(m,2H),7.65(d,J=8.0,1H),7.41−7.30(m,6H),7.28−7.25(m,2H),7.16(d,J=1.5,1H),7.12−7.10(m,1H),3.72(s,2H),3.58(s,2H),2.24(s,3H)。
【0572】
実施例6:2−[3−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イルメチル)−1H−インドール−6−イルオキシ]−ベンゾチアゾール。
【0573】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0574】
MS(ESI):C
24H
19N
3OSに対する質量計算値397.5;m/z実測値398.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.57(br s,1H),7.82(d,J=8.6,1H),7.76−7.75(m,1H),7.67−7.65(m,1H),7.41−7.38(m,1H),7.31(d,J=2.1,1H),7.28−7.25(m,1H),7.21−7.18(m,5H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),4.11(s,2H),4.01(s,4H)。
【0575】
実施例7:2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン。
【0576】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
MS(ESI):C
25H
21N
3OSに対する質量計算値411.5;m/z実測値412.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.28(br s,1H),7.83(d,J=8.6,1H),7.76(d,J=8.1,1H),7.67−7.65(m,1H),7.41−7.38(m,2H),7.28−7.26(m,2H),7.15−7.10(m,4H),7.03−7.01(m,1H),3.91(s,2H),3.73−3.41(m,2H),2.94−2.91(m,2H),2.84−2.81(s,2H)。
【0578】
実施例8:2−[3−(4−フェニル−ピペリジン−1−イルメチル)−1H−インドール−6−イルオキシ]−ベンゾチアゾール。
【0579】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0580】
MS(ESI):C
27H
25N
3OSに対する質量計算値439.5;m/z実測値440.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.35(br s,1H),7.82(d,J=8.6,1H),7.76(d,J=8.2,1H),7.68−7.65(m,1H),7.41−7.37(m,2H),7.28−7.19(m,7H),7.13(dd,J=8.6,2.1,1H),3.79(s,2H),3.16−3.13(m,2H),2.53−2.50(m,1H),2.19−2.14(m,2H),1.86−1.81(m,4H)。
【0581】
実施例9:2−(3−ピロリジン−1−イルメチル−1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0582】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
MS(ESI):C
20H
19N
3OSに対する質量計算値349.4;m/z実測値350.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.33(s,1H),7.76(d,J=8.2,1H),7.71(d,J=2.3,1H),7.64(d,J=8.0 1H),7.41−7.38(m,2H),7.28−7.24(m,2H),7.18(dd,J=8.7,2.3,1H),3.82(s,2H),2.60−2.57(m,4H),1.80−1.78(m,4H)。
【0584】
実施例10:2−(3−ピペリジン−1−イルメチル−1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0585】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0586】
MS(ESI):C
21H
21N
3OSに対する質量計算値363.4;m/z実測値364.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.33(s,1H),7.76(d,J=8.1,1H),7.73(d,J=2.3,1H),7.64(d,J=7.4,1H),7.41−7.38(m,2H),7.28−7.24(m,1H),7.22(d,J=2.2,1H),7.17(dd,J=8.7,2.3,1H),3.67(s,2H),2.45(br s,4H),1.59−1.55(m,4H),1.46−1.40(m,2H)。
【0587】
実施例11:2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0588】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0589】
MS(ESI):C
20H
19N
3O
2Sに対する質量計算値365.4;m/z実測値366.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.34(s,1H),7.77−7.75(m,2H),7.65(d,J=7.2,1H),7.42−7.38(m,2H),7.28−7.25(m,1H),7.21(d,J=8.7,2.4,1H),3.71(t,J=4.6,4H),3.69(s,2H),2.50(br s,4H)。
【0590】
実施例12:(1S,4S)−2−[3−(2−オキサ−5−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルメチル)−1H−インドール−6−イルオキシ]−ベンゾチアゾール。
【0591】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0592】
MS(ESI):C
21H
19N
3O
2Sに対する質量計算値377.4;m/z実測値378.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.26(br s,1H),7.80(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=8.1,1H),7.66(d,J=7.3,1H),7.41−7.38(m,1H),7.37(d,J=2.2,1H),7.28−7.25(m,1H),7.19(d,J=2.1,1H),7.12(dd,J=8.6,2.2,1H),4.45(s,1H),4.16(d,J=7.7,1H),3.99(d,J=13.4,1H),3.92(d,J=13.4,1H),3.67−3.65(m,1H),3.56(s,1H),2.95(dd,J=10.3,1.7,1H),2.69(d,J=10.3,1H),1.94(d,J=7.7,1H),1.75(d,J=9.7,1H)。
【0593】
実施例13:meso−endo−N−{8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0594】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0595】
MS(ESI):C
25H
26N
4O
2Sに対する質量計算値446.5;m/z実測値447.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.05(br s,1H),7.78−7.72(m,2H),7.62(d,J=7.9,1H),7.38−7.35(m,1H),7.29−7.22(m,2H),7.12−7.06(m,2H),5.96(d,J=6.7,1H),4.12−4.07(m,1H),3.67(s,2H),2.28(s,2H),2.22−2.16(m,4H),1.98(s,3H),1.78−1.75(m,2H),1.61−1.58(m,2H)。
【0596】
実施例14:meso−endo−N−{8−[6−(4−フルオロ−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0597】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0598】
MS(ESI):C
25H
25FN
4O
2Sに対する質量計算値464.5;m/z実測値465.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.23(br s,1H),7.75(d,J=8.6,1H),7.37−7.33(m,2H),7.19−7.16(m,2H),7.11−7.02(m,2H),5.97(d,J=7.1,1H),4.12−4.07(m,1H),3.67(s,2H),2.28(br s,2H),2.20−2.16(m,4H),1.98(s,3H),1.77−1.75(m,2H),1.61−1.58(m,2H)。
【0599】
実施例15:2−(3−ピペリジン−1−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾオキサゾール。
【0600】
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0601】
MS(ESI):C
21H
21N
3O
3に対する質量計算値347.1;m/z実測値348.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):7.75(d,J=8.7,1H),7.58−7.40(m,3H),7.38−7.24(m,3H),7.10(dd,J=8.6,2.2,1H),3.79(s,2H),2.57(s,4H),1.73−1.58(m,4H),1.47(s,2H)。
【0602】
実施例16:2−(3−ピペリジン−1−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0603】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0604】
MS(ESI):C
20H
20N
4OSに対する質量計算値364.1;m/z実測値365.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):8.51−8.47(m,1H),8.28−8.23(m,1H),7.78(d,J=8.6,1H),7.45(d,J=2.2,1H),7.37(s,1H),7.35−7.30(m,1H),7.12−7.06(m,1H),3.77(s,2H),2.75−2.41(m,4H),1.76−1.52(m,4H),1.54−1.34(m,2H)。
【0605】
実施例17:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0606】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0607】
MS(ESI):C
21H
21N
5O
2Sに対する質量計算値407.1;m/z実測値408.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):11.16(s,1H),8.51(dd,J=4.8,1.7,1H),8.34(dd,J=7.9,1.7,1H),7.76(d,J=8.6,1H),7.47(d,J=2.2,1H),7.40−7.22(m,2H),7.15(s,1H),7.07(dd,J=8.6,2.2,1H),6.65(s,1H),3.63(s,2H),2.90(d,J=11.3,2H),2.14−1.98(m,1H),1.95−1.79(m,2H),1.72−1.42(m,4H)。
【0608】
実施例18:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0609】
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
【0610】
MS(ESI):C
24H
25N
5O
2Sに対する質量計算値447.2;m/z実測値448.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3/CD
3OD,10:1):8.50−8.40(m,1H),8.26−8.16(m,1H),7.80(d,J=8.6,1H),7.45−7.39(m,J=2.1,1H),7.37(s,1H),7.32−7.26(m,1H),7.04(s,1H),5.48(s,2H),3.97−3.83(m,1H),3.79(s,2H),3.33(s,1H),2.28−2.10(m,4H),2.03−1.86(m,5H),1.72(d,J=14.5,2H)。
【0611】
実施例19:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【0612】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0613】
MS(ESI):C
22H
21N
5O
2Sに対する質量計算値419.1;m/z実測値420.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD,1:1回転異性体混合物):8.47(dd,J=4.9,1.5,1H),8.22(dd,J=7.9,1.5,1H),7.79(dd,J=8.6,3.0,1H),7.44−7.39(m,1H),7.37−7.32(m,1H),7.32−7.26(m,1H),7.09−7.02(m,1H),4.68(s,0.5H),4.45(s,0.5H),4.16−4.02(m,0.5H),4.03−3.86(m,1H),3.75−3.55(m,1.5H),3.44−3.37(m,0.5H),3.27−3.18(m,0.5H),3.04−2.94(m,1H),2.95−2.85(m,1H),2.83−2.71(m,1H),2.12−1.88(m,3H),1.85−1.65(m,1H),1.26−1.15(m,1H)。
【0614】
実施例20:1−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−2−オン。
【0615】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0616】
MS(ESI):C
24H
25N
5O
2Sに対する質量計算値447.2;m/z実測値448.2[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.78(s,1H),8.61−8.48(m,1H),7.97(d,J=6.6,1H),7.75(d,J=8.6,1H),7.44(s,1H),7.22−6.89(m,3H),4.10−3.88(m,1H),3.70(s,2H),3.34(t,J=7.0,2H),3.09−2.96(m,2H),2.38(t,J=8.0,2H),2.19−2.05(m,2H),2.07−1.87(m,2H),1.82−1.46(m,4H)。
【0617】
実施例21:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0618】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
MS(ESI):C
22H
22N
4O
2Sに対する質量計算値406.5;m/z実測値407.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.21(s,1H),7.79(d,J=8.6,1H),7.76(d,J=8.1,1H),7.66(d,J=7.6,1H),7.40−7.37(m,2H),7.26−7.23(m,1H),7.19(br s,1H),7.12(dd,J=8.6,2.1,1H),5.46(br s,1H),5.24(br s,1H),3.73(s,2H),3.05(d,J=11.7,2H),2.20−2.17(m,1H),2.04−2.09(m,2H),1.91−1.89(m,2H),1.83−1.79(m,2H)。
【0619】
実施例22:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸メチルアミド。
【0620】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0621】
MS(ESI):C
24H
24N
4O
2Sに対する質量計算値420.5;m/z実測値421.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.45(s,1H),7.78(d,J=8.6,1H),7.74(d,J=8.1,1H),7.65(d,J=8.0,1H),7.41−7.38(m,1H),7.38(d,J=2.1,1H),7.28−7.25(m,1H),7.17(d,J=2.3,1H),7.10(dd,J=8.6,2.1,1H),5.54(br s,1H),3.71(s,2H),3.05−3.01(m,2H),2.82(d,J=4.8,1H),2.12−2.01(m,3H),1.85−1.69(m,6H)。
【0622】
実施例23:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−1−イル−メタノン。
【0623】
【化145】
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【0624】
MS(ESI):C
26H
28N
4O
2Sに対する質量計算値460.6;m/z実測値461.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.72(br s,1H),7.77(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=8.2,1H),7.65(d,J=8.0,1H),7.41−7.37(m,1H),7.36(d,J=2.1,1H),7.28−7.25(m,1H),7.19(d,J=2.3,1H),7.10(dd,J=8.6,2.2,1H),3.73(s,2H),3.49−3.46(m,4H),3.08−3.05(m,2H),2.37−2.31(m,1H),2.07−2.03(m,2H),1.97−1.90(m,4H),1.87−1.82(m,2H),1.72−1.70(m,2H)。
【0625】
実施例24:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピペリジン−1−イル−メタノン。
【0626】
【化146】
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【0627】
MS(ESI):C
27H
30N
4O
2Sに対する質量計算値474.6;m/z実測値475.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.42(br s,1H),7.78(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=8.1,1H),7.66(d,J=7.4,1H),7.41−7.38(m,1H),7.37(d,J=2.2,1H),7.28−7.25(m,1H),7.20(d,J=2.3,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),3.74(s,2H),3.58−3.54(m,2H),3.44−3.40(m,2H),3.08−3.04(m,2H),1.48−1.43(m,1H),2.09−2.04(m,2H),1.93−1.88(m,2H),1.70−1.65(m,4H),1.58−1.52(m,4H)。
【0628】
実施例25:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−モルホリン−4−イル−メタノン。
【0629】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0630】
MS(ESI):C
26H
28N
4O
3Sに対する質量計算値476.6;m/z実測値477.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.34(br s,1H),7.79(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=8.1,1H),7.66(d,J=7.3,1H),7.41−7.38(m,1H),7.37(d,J=2.3,1H),7.28−7.25(m,1H),7.19(d,J=2.2,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),3.74(s,2H),3.73−3.51(m,8H),3.09−3.04(m,2H),2.46−2.42(m,1H),2.09−2.03(m,2H),1.93−1.89(m,2H),1.70−1.64(m,2H)。
【0631】
実施例26:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−メタノン。
【0632】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0633】
MS(ESI):C
27H
31N
5O
2Sに対する質量計算値489.6;m/z実測値490.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.38(br s,1H),7.79(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=8.2,1H),7.66(d,J=8.0,1H),7.41−7.38(m,1H),7.37(d,J=2.2,1H),7.28−7.25(m,1H),7.19(d,J=2.1,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),3.74(s,2H),3.65(br s,2H),3.53−3.49(m,2H),3.08−3.03(m,2H),2.47−2.36(m,5H),2.31(s,3H),2.09−2.03(m,2H),1.94−1.88(m,2H),1.70−1.66(m,2H)。
【0634】
実施例27:(3S)−1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−3−カルボン酸アミド。
【0635】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0636】
MS(ESI):C
22H
22N
4O
2Sに対する質量計算値406.5;m/z実測値407.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.75(s,1H),7.73(d,J=8.1,1H),7.66−7.63(m,2H),7.40−7.37(m,2H),7.28−7.25(m,1H),7.12−7.08(m,2H),5.41(br s,1H),3.72(d,J=13.3,1H),3.60(d,J=13.3,1H),2.93−2.85(m,2H),2.51(br s,1H),2.42(br s,1H),2.26(br s,1H),1.91(br s,1H),1.81−1.76(m,2H),1.65−1.59(m,2H)。
【0637】
実施例28:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−メタノール。
【0638】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0639】
MS(ESI):C
22H
23N
3O
2Sに対する質量計算値393.5;m/z実測値394.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.01(s,1H),7.72−7.70(m,2H),7.62(d,J=7.8,1H),7.38−7.35(m,1H),7.28−7.23(m,2H),7.10−7.06(m,2H),3.69(s,2H),3.46(d,J=6.3,2H),3.00(d,J=11.0,2H),2.20(br s,1H),2.04−1.99(m,2H),1.72−1.69(m,2H),1.49(br s,1H),1.30−1.27(m,2H)。
【0640】
実施例29:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−カルバミン酸エチルエステル。
【0641】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0642】
MS(ESI):C
24H
26N
4O
3Sに対する質量計算値450.5;m/z実測値451.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.14(s,1H),7.71(d,J=9.0,2H),7.62(d,J=7.5,1H),7.38−7.34(m,1H),7.26−7.22(m,2H),7.07−7.04(m,2H),4.68(br s,1H),4.11(d,J=6.7,2H),3.66(s,2H),3.53(br s,1H),2.87(d,J=10.8,2H),2.14(d,J=10.8,2H),1.91(d,J=10.6,2H),1.48−1.42(m,2H),1.24(t,J=7.0,3H)。
【0643】
実施例30:1−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−2−オン。
【0644】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0645】
MS(ESI):C
25H
26N
4O
2Sに対する質量計算値446.5;m/z実測値447.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.01(s,1H),7.75−7.72(m,2H),7.63(d,J=7.9,1H),7.38(t,J=7.4,1H),7.31(br s,1H),7.27−7.23(m,1H),7.11−7.07(m,2H),4.01−3.96(m,1H),3.69(s,2H),3.34(t,J=6.9,2H),3.02(d,J=11.4,2H),2.39(d,J=8.1,2H),2.12−1.97(m,4H),1.75−1.69(m,2H),1.65−1.60(m,2H)。
【0646】
実施例31:2−(3−ピペリジン−1−イルメチル−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0647】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0648】
MS(ESI):C
20H
20N
4OSに対する質量計算値364.4;m/z実測値365.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.25(br s,1H),8.52(d,J=2.4,1H),7.69(dd,J=7.5,6.0,1H),7.63(d,J=2.4,1H),7.41−7.37(m,2H),7.31−7.25(m,1H),3.83(s,2H),2.55(br s,4H),1.62−1.59(m,4H),1.44(br s,2H)。
【0649】
実施例32:2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0650】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0651】
MS(ESI):C
19H
18N
4O
2Sに対する質量計算値366.4;m/z実測値367.1[M+H]
+。
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.71(br s,1H),8.56(d,J=2.4,1H),7.75(d,J=2.4,1H),7.70(dd,J=7.7,0.8,1H),7.42−7.39(m,2H),7.32−7.29(m,1H),3.86(s,2H),3.76−3.72(m,4H),3.60(br s,4H)。
【0652】
実施例33:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0653】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0654】
MS(ESI):C
21H
21N
5O
2Sに対する質量計算値407.5;m/z実測値408.1[M+H]
+。
1H NMR(500MHz,CD
3OD):8.44(d,J=2.4,1H),7.94(d,J=2.4,1H),7.81(d,J=7.4,1H),7.70(br s,1H),7.66(d,J=7.7,1H),7.45−7.42(m,1H),7.35−7.32(m,1H),3.91(s,2H),3.11−3.07(m,2H),2.23−2.18(m,3H),1.82−1.76(m,4H)。
【0655】
実施例34:2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[3,2−c]ピリジンホルマート。
【0656】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0657】
[4,5−b]ピリジン(50mg、0.19mmol)のジオキサン(0.9mL)溶液に、1,2,3,4−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[3,2−c]ピリジン(35mg、0.19mmol)、ホルムアルデヒド(水中35重量%、14μL、15mg、0.19mmol)及び酢酸(0.9mL)を添加した。反応混合物を加熱した(50℃、16時間)。反応混合物を冷却し(室温)、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(49mg、56%)。MS(ESI):C
26H
20N
4OS
2に対する質量計算値468.1;m/z実測値469.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.25(dd,J=8.0,1.6,1H),7.86(d,J=8.6,1H),7.78(d,J=7.8,1H),7.51(d,J=7.9,1H),7.49−7.44(m,2H),7.36−7.30(m,2H),7.30−7.24(m,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),4.08(s,2H),3.84(s,2H),3.07−2.92(m,4H)。
【0658】
実施例35〜43は、実施例34に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0659】
実施例35:2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−c]ピリジン。
【0660】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0661】
MS(ESI):C
26H
20N
4OS
2に対する質量計算値468.1;m/z実測値469.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.26(dd,J=8.0,1.6,1H),7.85(d,J=8.6,1H),7.79(d,J=7.9,1H),7.63(d,J=7.9,1H),7.52−7.41(m,2H),7.40−7.25(m,3H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),4.07(s,2H),3.86(s,2H),3.06(t,J=5.8,2H),2.96−2.89(m,2H)。
【0662】
実施例36:8−クロロ−2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[3,2−c]ピリジンホルマート。
【0663】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0664】
MS(ESI):C
26H
19ClN
4OS
2に対する質量計算値502.0;m/z実測値503.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):8.48(d,J=4.9,1H),8.23(d,J=7.9,1H),7.85(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.52(s,1H),7.47(d,J=8.6,2H),7.34−7.29(m,1H),7.28−7.21(m,1H),7.13−7.05(m,1H),4.07(s,2H),3.80(s,2H),3.00(s,4H)。
【0665】
実施例37:6−クロロ−2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[2,3−c]ピリジンホルマート。
【0666】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0667】
MS(ESI):C
26H
19ClN
4OS
2に対する質量計算値502.0;m/z実測値503.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.37(dd,J=4.9,1.6,1H),8.13(dd,J=8.0,1.6,1H),7.74(d,J=8.6,1H),7.66(d,J=8.5,1H),7.46−7.38(m,3H),7.26−7.12(m,2H),7.02(dd,J=8.6,2.2,1H),4.13(s,2H),3.88(s,2H),3.12−3.02(m,2H),3.00−2.91(m,2H)。
【0668】
実施例38:8−フルオロ−2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[3,2−c]ピリジン。
【0669】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0670】
MS(ESI):C
26H
19FN
4OS
2に対する質量計算値486.1;m/z実測値487.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.38(dd,J=4.9,1.6,1H),8.14(dd,J=8.0,1.6,1H),7.75(d,J=8.6,1H),7.65(dd,J=8.8,4.8,1H),7.37(d,J=1.9,1H),7.35(s,1H),7.21(dd,J=8.0,4.9,1H),7.13(dd,J=9.7,2.4,1H),7.03−6.91(m,2H),3.97(s,2H),3.70(s,2H),2.90(app s,4H)。
【0671】
実施例39:2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−ベンゾ[4,5]チエノ[3,2−c]ピリジンホルマート。
【0672】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0673】
MS(ESI):C
27H
21N
3OS
2に対する質量計算値467.1;m/z実測値468.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):7.71(d,J=8.6,1H),7.68(d,J=7.4,1H),7.61(d,J=8.0,1H),7.52(d,J=7.6,1H),7.44(s,1H),7.41(d,J=7.2,1H),7.34(d,J=2.0,1H),7.31−7.12(m,4H),6.99(dd,J=8.6,2.2,1H),4.27(s,2H),4.05(s,2H),3.27−3.20(m,2H),3.05−2.94(m,2H)。
【0674】
実施例40:2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0675】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0676】
MS(ESI):C
19H
18N
4O
2Sに対する質量計算値366.4;m/z実測値367.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.93(br s,1H),8.57(dd,J=4.9,1.7,1H),7.99(dd,J=7.9,1.7,1H),7.77(d,J=8.6,1H),7.46(br s,1H),7.24−7.17(m,2H),7.11(dd,J=8.6,2.1,1H),3.74(s,6H),2.56(s,4H)。
【0677】
実施例41:(3S)−2−[3−(3−メチル−モルホリン−4−イルメチル)−1H−インドール−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0678】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0679】
MS(ESI):C
20H
20N
4O
2Sに対する質量計算値380.4;m/z実測値381.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.9,1.7,1H),8.50(br s,1H),7.97(dd,J=7.9,1.6,1H),7.79(d,J=8.6,1H),7.46(d,J=2.2,1H),7.19−7.16(m,2H),7.10(dd,J=8.6,2.2,1H),4.22(d,J=13.4,1H),3.73−3.70(m,2H),3.57−3.53(m,1H),3.38(d,J=13.4,1H),3.34−3.29(m,1H),2.70−2.67(m,1H),2.53−2.49(m,1H),2.25−2.19(m,1H),1.17(d,J=6.2,3H)。
【0680】
実施例42:2−(3−チオモルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0681】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0682】
MS(ESI):C
19H
18N
4OS
2に対する質量計算値382.5;m/z実測値383.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):11.22(br s,1H),8.51(dd,J=4.8,1.7,1H),8.35(dd,J=8.0,1.7,1H),7.76(d,J=8.6,1H),7.47(d,J=2.2,1H),7.35−7.30(m,2H),7.07(dd,J=8.6,2.2,1H),2.67−2.64(m,4H),2.59−2.55(m,4H)。
【0683】
実施例43:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0684】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0685】
MS(ESI):C
24H
25N
5O
2Sに対する質量計算値447.5;m/z実測値448.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.18(br s,1H),8.38(d,J=4.0,1H),7.92(d,J=8.0,1H),7.78(d,J=8.5,1H),7.33−7.28(m,2H),7.17(br s,1H),7.07−7.04(m,1H),5.98(d,J=6.9,1H),4.12−4.08(m,1H),3.68(s,2H),3.29(br s,2H),2.20−2.16(m,4H),1.98(s,3H),1.79−1.74(m,2H),1.61−1.58(m,2H)。
【0686】
実施例44:(4R)−1−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−4−ヒドロキシ−ピロリジン−2−オン。
【0687】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0688】
(R)−1−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−ピロリジン−2−オン(200mg、0.35mmol)のMeOH:DCM(1:1、15mL)溶液に、4MのHClのジオキサン(5mL)溶液を添加し、得られた反応混合物を撹拌した(室温、3時間)。反応混合物を減圧下で濃縮すると、表題化合物を黄褐色固体として生成した(112g、70%)。MS(ESI):C
25H
26N
4O
3Sに対する質量計算値462.5;m/z実測値463.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.00(br s,1H),7.73−7.71(m,2H),7.62(d,J=7.9,1H),7.39−7.33(m,2H),7.28−7.23(m,1H),7.12−7.07(m,2H),4.35(t,J=8.4,1H),3.95−3.90(m,1H),3.69(s,2H),3.37−3.33(m,1H),3.21−3.15(m,1H),3.04−3.02(m,2H),3.41−3.38(m,1H),2.10−2.04(m,2H),1.94−1.89(m,1H),1.77−1.73(m,2H),1.64−1.60(m,2H)
実施例45:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸。
【0689】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0690】
1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル(410mg、0.094mmol)のイソプロパノール(10mL)溶液に、KOH水溶液(2M、53mg、0.42mL、0.94mmol)を添加し、得られた溶液を加熱した(90℃、24時間)。反応混合物をH
2O(10mL)で希釈し、1MのHCl水溶液により中和した。懸濁液を濾過し、固体をEtOAcで洗浄し(20mL)減圧下で乾燥させると、表題化合物を黄褐色固体として生成した(128mg、33%)。MS(ESI):C
22H
21N
3O
3Sに対する質量計算値407.4;m/z実測値408.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):11.18(s,1H),7.88(d,J=9.7,1H),7.73(d,J=10.8,1H),7.68(d,J=10.0,1H),7.44−7.40(m,2H),7.35−7.28(m,2H),7.06−7.03(m,1H),3.66(s,2H),2.88−2.84(m,2H),2.22−2.16(m,1H),2.04−2.00(m,2H),1.80−1.77(m,2H),1.58−1.55(m,2H),CO
2Hは検出されなかった。
【0691】
実施例46〜49は、実施例45に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0692】
実施例46:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−酢酸。
【0693】
【化168】
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【0694】
MS(ESI):C
23H
23N
3O
3Sに対する質量計算値421.5;m/z実測値422.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):11.70(br s,1H),10.15(br s,1H),7.91−7.89(m,2H),7.70(d,J=3.1,1H),7.67(d,J=9.5,1H),7.54(d,J=2.7,1H),7.44−7.41(m,1H),7.33−7.30(m,1H),7.18(dd,J=10.8,2.7,1H),4.45−4.40(m,2H),3.46−3.41(m,2H),3.00−2.84(m,2H),2.20−2.17(m,2H),1.90−1.84(m,3H),1.50−1.44(m,2H)。
【0695】
実施例47:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−3−カルボン酸。
【0696】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0697】
MS(ESI):C
22H
21N
3O
3Sに対する質量計算値407.4;m/z実測値408.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6):11.78(s,1H),10.70(br s,1H),7.93(d,J=8.7,1H),7.89(d,J=8.0,1H),7.76(d,J=2.5,1H),7.67(d,J=7.7,1H),7.55(d,J=2.2,1H),7.44−7.40(m,1H),7.33−7.30(m,1H),7.18(dd,J=8.6,2.2,1H),4.52−4.47(m,2H),3.60−3.56(m,2H),2.96−2.92(m,3H),2.06−2.00(m,1H),1.90−1.84(m,2H),1.43−1.40(m,1H)。
【0698】
実施例48:meso−endo−(アセチル−{8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アミノ)−酢酸。
【0699】
【化170】
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【0700】
MS(ESI):C
27H
28N
4O
4Sに対する質量計算値504.6;m/z実測値505.2[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):11.43−11.27(m,1H),8.31(s,1H),7.80〜7.88(m,2H),7.66(d,J=7.8,1H),7.57−7.49(m,2H),7.42−7.39(m,1H),7.30−7.26(m,1H),7.16−7.13(m 1H),4.70−4.60(m,0.5H),4.26(br s,0.5H),3.95(br s,1H),3.69(s,2H),2.24−2.12(m,4H),1.82−1.60(m,5H),1.35−1.20(m,2H),残りの3種のプロトンは、検出されなかったことから、3.39ppm及び2.50ppmの溶媒ピークに隠れているものと考えられる。
【0701】
実施例49:meso−endo−(アセチル−{8−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アミノ)−酢酸。
【0702】
【化171】
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【0703】
MS(ESI):C
27H
28N
4O
4Sに対する質量計算値504.6;m/z実測値505.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):11.40−11.20(m,1H),8.31(s,1H),7.90−7.83(m,2H),7.67(d,J=8.1,1H),7.48−7.41(m,3H),7.32−7.28(m,1H),7.10−7.05(m,1H),4.76−4.70(m,0.5H),4.35(br s,0.5H),3.98(br s,1H),3.74(s,2H),2.26−2.15(m,4H),2.05(s,2H),1.87(s,1H),1.76−1.60(m,2H),1.32−1.24(m,2H),残りの3種のプロトンは、検出されなかったことから、3.39ppm及び2.50ppmの溶媒ピークに隠れているものと考えられる。
【0704】
実施例50:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イルアミン2HCl。
【0705】
【化172】
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【0706】
{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(500mg、1.04mmol)のDCM(20mL)溶液に、4MのHClのジオキサン(20mL)溶液を添加し、得られた反応混合物を撹拌した(室温、4時間)。反応混合物を減圧下で濃縮すると、表題化合物を黄褐色固体として生成した(470mg、100%)。MS(ESI):C
21H
22N
4OSに対する質量計算値378.5;m/z実測値379.2[M+H]
+。
【0707】
実施例51〜52は、実施例50に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0708】
実施例51:2−[3−(ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イルメチル)−1H−インドール−6−イルオキシ]−ベンゾチアゾール2HCl。
【0709】
【化173】
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【0710】
MS(ESI):C
22H
22N
4OSに対する質量計算値390.51;m/z実測値391.2[M+H]
+。
【0711】
実施例52:(1S,4S)−2−[3−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イルメチル)−1H−インドール−6−イルオキシ]−ベンゾチアゾール2HCl。
【0712】
【化174】
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【0713】
MS(ESI):C
21H
20N
4OSに対する質量計算値376.48;m/z実測値377.1[M+H]
+。
【0714】
実施例53:N−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミド。
【0715】
【化175】
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【0716】
1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イルアミン2HCl(200mg、0.44mmol)のDCM(4mL)懸濁液に、Et
3N(0.37mL、270mg、2.7mmol)及び無水酢酸(0.067mL、68mg、0.66mmol)を添加し、得られた反応混合物を撹拌した(室温、24時間)。反応混合物をEtOAc(50mL)と食塩水(50mL)に分配し、有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH
3):DCM(0〜15%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(111mg、60%)。MS(ESI):C
23H
24N
4OSに対する質量計算値420.5;m/z実測値421.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.00(s,1H),7.73(d,J=6.0,1H),7.71(d,J=5.2,1H),7.63(d,J=7.5,1H),7.39−7.36(m,1H),7.31(br s,1H),7.26−7.24(m,1H),7.10(br s,1H),7.07(dd,J=8.6,2.1,1H),5.55(br d,1H),3.80−3.70(m,1H),3.68(s,2H),2.89(d,J=11.7,2H),2.17−2.13(m,2H),1.96(s,3H),1.89(d,J=11.0,2H),1.48−1.40(m,2H)。
【0717】
実施例54〜55は、実施例53に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0718】
実施例54:1−{5−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル}−エタノン。
【0719】
【化176】
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【0720】
MS(ESI):C
24H
24N
4O
2Sに対する質量計算値432.5;m/z実測値433.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):9.48(s,1H),7.71−7.68(m,2H),7.61(d,J=7.7,1H),7.37−7.34(m,1H),7.30(br s,1H),7.24−7.21(m,1H),7.07−7.04(m,2H),3.80−3.78(m,1H),3.72−3.66(m,2H),3.62−3.58(m,1H),3.46−3.41(m,1H),3.29−3.27(m,1H),2.85(br s,1H),2.78(br s,1H),2.65−2.60(m,2H),2.55−2.46(m,2H),2.03(s,3H)。
【0721】
実施例55:(1S,4S)−1−{5−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【0722】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0723】
MS(ESI):C
23H
22N
4O
2Sに対する質量計算値418.5;m/z実測値419.2[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.27−8.25(m,1H),7.80(t,J=8.0,1H),7.75(d,J=8.0,1H),7.66(d,J=8.0,1H),7.41−7.38(m,2H),7.28−7.26(m,1H),7.18−7.16(m,1H),7.14−7.11(m,1H),4.80(s,0.53H),4.25(s,0.47H),3.99−3.88(m,2H),3.78(d,J=11.2,0.53H),3.63−3.58(m,1.47H),3.23〜3.27(m,1H),3.05−3.04(m,0.47H),2.88−2.85(m,1H),2.65(d,J=9.7,0.47H),2.11(s,1.44H),2.02−1.99(m,2H),1.93(d,J=10.3,0.53H),1.79(d,J=9.6,0.47H),1.66(d,J=9.6,0.53H)。
【0724】
実施例56:2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピラジン。
【0725】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0726】
3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−オールナトリウム塩(130mg、0.51mmol)と2−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピラジン(70mg、0.41mmol)のDMF(1.4mL)溶液に、Cs
2CO
3(43mg、0.12mmol)を添加し、得られた懸濁液を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物を濾過し、固体をEtOAcですすいだ。反応混合物を真空下で濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色粉末として生成した(39.3mg、26%)。MS(ESI):C
18H
17N
5O
2Sに対する質量計算値367.1;m/z実測値368.1[M+H]
+.
1H NMR(600MHz,CDCl
3):8.51(d,J=2.6,1H),8.32(d,J=2.6,1H),8.21(s,1H),7.83(d,J=8.6,1H),7.45(d,J=2.2,1H),7.21(d,J=2.3,1H),7.12(dd,J=8.6,2.2,1H),3.75−3.69(m,6H),2.51(s,4H)。
【0727】
実施例58〜60は、実施例56に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0728】
実施例57:7−メチル−2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0729】
【化179】
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【0730】
MS(ESI):C
20H
20N
4O
2Sに対する質量計算値380.1;m/z実測値381.1[M+H]
+.
1H NMR(600MHz,CDCl
3):8.45(d,J=5.0,1H),8.23(s,1H),7.81(d,J=8.6,1H),7.50(d,J=2.1,1H),7.20(d,J=2.3,1H),7.12(dd,J=8.6,2.2,1H),7.00(d,J=5.0,1H),3.76−3.68(m,6H),2.51(s,4H),2.47(s,3H)。
【0731】
実施例58:6−フルオロ−2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0732】
【化180】
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【0733】
MS(ESI):C
19H
17FN
4O
2Sに対する質量計算値384.1;m/z実測値385.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.42(dd,J=2.8,1.1,1H),8.24(s,1H),7.81(d,J=8.6,1H),7.73(dd,J=7.4,2.8,1H),7.47(d,J=2.1,1H),7.19(d,J=2.3,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),3.76−3.66(m,6H),2.53−2.47(m,4H)。
【0734】
実施例59:6−クロロ−2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0735】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0736】
MS(ESI):C
19H
17ClN
4O
4Sに対する質量計算値400.0;m/z実測値401.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.51(d,J=2.3,1H),8.40(s,1H),7.98(d,J=2.4,1H),7.82(d,J=8.6,1H),7.47(d,J=2.1,1H),7.22(d,J=2.3,1H),7.12(dd,J=8.6,2.2,1H),3.80−3.66(m,6H),2.52(s,4H)。
【0737】
実施例60:6−フルオロ−2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−[5,4−b]ピリジン。
【0738】
【化182】
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【0739】
MS(ESI):C
19H
17FN
4O
2Sに対する質量計算値384.1;m/z実測値385.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.32(dd,J=2.6,0.9,1H),8.21(s,1H),7.86(d,J=8.6,1H),7.70(dd,J=9.1,2.6,1H),7.38(d,J=2.1,1H),7.23(d,J=2.3,1H),7.12(dd,J=8.6,2.2,1H),3.77−3.70(m,6H),2.53(s,4H)。
【0740】
実施例61:2−(1−メチル−3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0741】
【化183】
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【0742】
冷却した(0℃)、2−(3−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール(280mg、0.77mmol)のDMF(4mL)溶液に、NaH(95%、29mg、1.15mmol)を添加し、得られた懸濁液を撹拌し(0℃、15分)、次いで加温した(室温、30分)。反応混合物を冷却し(0℃)、ヨウ化メチル(72μL、163mg、1.15mmol)により処理し、次いで加温した(室温、30分)。反応混合物をEtOAc及び食塩水に分配した(各20mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH:DCM(0〜20%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を透明油として生成した(126mg、43%)MS(ESI):C
21H
21N
3O
2Sに対する質量計算値379.4;m/z実測値380.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):7.79(d,J=8.6,1H),7.76(d,J=7.7,1H),7.66(d,J=8.0,1H),7.41−7.38(m,1H),7.29(d,J=2.1,1H),7.29−7.25(m,1H),7.12(dd,J=8.6,2.1,1H),3.77(s,3H),3.74(t,J=4.6,4H),3.71(s,2H),2.53(br s,4H)。
【0743】
実施例62:2−(1−エチル−2−ピペリジン−1−イルメチル−1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0744】
【化184】
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【0745】
5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1−エチル−1H−インドール−2−カルボアルデヒド(100mg、0.3mmol)のDCE(3mL)懸濁液に、ピペリジン(0.06mL、51mg、0.62mmol)及びNa(OAc)
3BH(131mg、0.62mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、60時間)。反応混合物を飽和NaHCO
3(10mL)とDCM(20mL)に分配した。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×25mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH
3):DCM(0〜8%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄色固体として生成した(82mg、68%)。MS(ESI):C
23H
25N
3OSに対する質量計算値391.2;m/z実測値392.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.73(d,J=8.1,1H),7.59(d,J=7.9,1H),7.49(d,J=2.3,1H),7.39−7.29(m,2H),7.23(d,J=13.2,1H),7.12(dd,J=8.8,2.4,1H),6.35(s,1H),4.36−4.21(m,2H),3.56(s,2H),2.49−2.25(m,4H),1.54(d,J=5.3,4H),1.51−1.32(m,5H)。
【0746】
実施例63〜64は、実施例62に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0747】
実施例63:2−(1−エチル−2−モルホリン−4−イルメチル−1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0748】
【化185】
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【0749】
MS(ESI):C
22H
23N
3O
2Sに対する質量計算値393.2;m/z実測値394.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.73(d,J=8.1,1H),7.60(d,J=8.0,1H),7.50(d,J=2.3,1H),7.40−7.30(m,2H),7.22(td,J=7.9,1.2,1H),7.14(dd,J=8.8,2.4,1H),6.38(s,1H),4.34−4.19(m,2H),3.70(dd,J=10.0,5.3,4H),3.62(s,2H),2.55−2.39(m,4H),1.42(t,J=7.2,3H)。
【0750】
実施例64:2−(1−エチル−2−ピロリジン−1−イルメチル−1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0751】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0752】
MS(ESI):C
22H
23N
3OSに対する質量計算値377.2;m/z実測値378.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.74(dd,J=8.1,0.6,1H),7.59(dd,J=7.9,0.7,1H),7.49(d,J=2.3,1H),7.38−7.33(m,1H),7.31(d,J=8.8,1H),7.20(td,J=7.9,1.2,1H),7.12(dd,J=8.8,2.4,1H),6.36(s,1H),4.28(q,J=7.2,2H),3.73(s,2H),2.56−2.46(m,4H),1.84−1.66(m,4H),1.37(t,J=7.2,3H)。
【0753】
実施例65:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0754】
【化187】
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【0755】
冷却した(−78℃)、[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−ピペリジン−1−イル−メタノン(150mg、0.40mmol)のTHF(5mL)溶液に、LAH(THF中2M、0.2mL、18mg、0.40mmol)を添加し、反応混合物を撹拌し(−78℃、1時間)、加温した(室温、1時間)。反応混合物を冷却し(0℃)、H
2O(5mL)により処理した。有機層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(3×15mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH:DCM(0〜8%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色発泡体として生成した(78g、54%)。MS(ESI):C
21H
21N
3OSに対する質量計算値363.1;m/z実測値364.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.64(s,1H),7.77−7.70(m,1H),7.61(dd,J=7.9,0.7,1H),7.48(d,J=2.3,1H),7.40−7.32(m,2H),7.22(dd,J=11.0,4.3,1H),7.10(dd,J=8.7,2.4,1H),6.35(s,1H),3.62(s,2H),2.60−2.30(m,4H),1.65−1.54(m,4H),1.53−1.41(m,2H)。
【0756】
実施例66は、実施例65に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。
【0757】
実施例66:2−(2−ピロリジン−1−イルメチル−1H−インドール−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0758】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0759】
MS(ESI):C20H19N3OSに対する質量計算値349.1;m/z実測値350.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.69(s,1H),7.74(d,J=7.6,1H),7.61(dd,J=7.9,0.7,1H),7.49(d,J=2.3,1H),7.42−7.29(m,2H),7.25−7.18(m,1H),7.10(dd,J=8.7,2.4,1H),6.36(d,J=1.1,1H),3.79(s,2H),2.69−2.47(m,4H),1.90−1.72(m,4H)。
【0760】
実施例67:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0761】
【化189】
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【0762】
6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボアルデヒド(47mg、0.16mmol)のDCM(3mL)懸濁液に、ピペリジン(0.14mL、0.12g、0.48mmol)及びNa(OAc)3BH(51mg、0.24mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、12時間)。反応混合物を飽和NaHCO3(10mL)とDCM(20mL)に分配した。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×25mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2M):DCM(0〜8%)を用いて、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製することで、表題化合物を黄色固体として生成した(18mg、31%)。MS(ESI):C21H21N3OSに対する質量計算値363.1;m/z実測値364.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.80(s,1H),7.76−7.71(m,1H),7.62(dd,J=7.9,0.7,1H),7.54(d,J=8.5,1H),7.41−7.33(m,1H),7.30(d,J=2.0,1H),7.25−7.20(m,1H),7.04(dd,J=8.5,2.2,1H),6.34(d,J=1.0,1H),3.61(s,J=5.4,2H),2.62−2.26(m,4H),1.72−1.53(m,J=10.9,5.6,4H),1.54−1.30(m,J=5.1,2H)。
【0763】
実施例68〜70は、実施例67に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0764】
実施例68:2−(2−ピロリジン−1−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0765】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0766】
MS(ESI):C20H19NOSに対する質量計算値349.1;m/z実測値350.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):9.12(s,1H),7.73(d,J=7.7,1H),7.61(d,J=7.3,1H),7.54(d,J=8.5,1H),7.40−7.32(m,1H),7.28(s,1H),7.24−7.20(m,1H),7.03(dd,J=8.5,2.2,1H),6.35(s,1H),3.78(s,2H),2.70−2.45(m,4H),1.88−1.68(m,4H)。
【0767】
実施例69:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0768】
【化191】
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【0769】
MS(ESI):C22H22N4O2Sに対する質量計算値406.1;m/z実測値407.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):7.72(d,J=7.4,1H),7.65(d,J=8.1,1H),7.57(d,J=8.5,1H),7.41(t,J=7.2,1H),7.34(d,J=2.0,1H),7.28(t,J=7.1,1H),6.98(dd,J=8.5,2.2,1H),6.42(s,1H),3.88−3.59(m,2H),2.96−2.68(m,2H),2.60−2.42(m,1H),2.42−2.11(m,2H),1.92−1.43(m,4H)。
【0770】
実施例70:meso−endo−N−{8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0771】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0772】
MS(ESI):C25H26N4O2Sに対する質量計算値446.18;m/z実測値447.2[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):7.71(d,J=7.9,1H),7.65(d,J=8.0,1H),7.55(d,J=8.5,1H),7.44−7.32(m,2H),7.27(t,J=7.2,1H),6.97(dd,J=8.5,2.2,1H),6.41(s,1H),3.90(t,J=6.9,1H),3.70(s,2H),3.25−3.17(m,2H),2.33−2.01(m,4H),2.01−1.89(m,5H),1.70(d,J=14.7,2H)。
【0773】
実施例71:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0774】
【化193】
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【0775】
6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボアルデヒド(76mg、0.26mmol)のDCM(3mL)懸濁液に、ピペリジン(0.05mL、43mg、0.51mmol)及びNa(OAc)3BH(65mg、0.31mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、12時間)。反応混合物を飽和NaHCO3(10mL)とDCM(20mL)に分配した。有機層を分離し、水層をDCMで抽出した(2×25mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCにより精製することで、表題化合物を無色固体として生成した(12mg、13%)。MS(ESI):C20H20N4OSに対する質量計算値364.1;m/z実測値365.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3/CD3OD,10/1):8.51(d,J=4.8,1H),7.97(d,J=7.9,1H),7.54(d,J=8.5,1H),7.40(s,1H),7.18(dd,J=7.9,4.9,1H),7.02(d,J=8.5,1H),6.36(s,1H),3.63(s,2H),2.53−2.47(m,2H),2.47−2.36(m,2H),1.76−1.44(m,6H)。
【0776】
実施例72は、実施例71に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。
【0777】
実施例72:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0778】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0779】
MS(ESI):C24H25N5O2Sに対する質量計算値447.2;m/z実測値448.2[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.55(dd,J=4.9,1.6,1H),7.98(dd,J=7.9,1.7,1H),7.55(d,J=8.6,1H),7.46(d,J=2.1,1H),7.18(dd,J=7.9,4.9,1H),7.05(dd,J=8.5,2.2,1H),6.34(s,1H),5.90(s,1H),4.23−4.01(m,1H),3.68(s,2H),3.31−3.14(m,2H),2.29−2.10(m,4H),1.99(s,3H),1.89−1.75(m,2H),1.73−1.60(m,2H)。
【0780】
実施例73:1−{2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−ピペリジン−4−カルボン酸。
【0781】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0782】
1−{2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル(44mg、0.098mmol)のイソプロパノール(2.5mL)溶液に、H2O(1.1mL)と、続いてKOH(11mg、0.19mmol)のH2O(2.5mL)溶液を添加し、得られた反応混合物を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物を6NのHClによりpH 6へと酸性化し、DCM(10mL)により処理した。層を分離し、水層を25%イソプロパノール/DCM(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮すると、表題化合物を白色固体として生成した(43mg、100%)。MS(ESI):C23H23N3O3Sに対する質量計算値421.5;m/z実測値422.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):7.76(d,J=8.0,1H),7.66(m,2H),7.51(d,J=8.7,1H),7.43(m,1H),7.36(s,1H),7.31(m,1H),7.16(dd,J=8.7,2.3,1H),5.20(s,2H),3.94(m,1H),3.30−3.14(m,2H),2.54−2.30(m,1H),2.23−2.04(m,2H),1.30(s,2H),1.17(d,J=6.2,4H)。
【0783】
実施例74:2−[3−(2−ピペリジン−1−イル−エチル)−1H−インドール−5−イルオキシ]−ベンゾチアゾール。
【0784】
【化196】
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【0785】
メタンスルホン酸2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチルエステル(100mg、0.26mmol)のMeCN(3mL)の溶液に、ピペリジン(0.03mL、0.31mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(80℃、2時間)。反応混合物を冷却し(室温)、濾過し、塩基性逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(47.2mg、49%)。MS(ESI):C22H23N3OSに対する質量計算値377.5;m/z実測値378.3[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.08(s,1H),7.77(d,J=7.6,1H),7.65(d,J=8.0,1H),7.59(d,J=2.3,1H),7.43−7.36(m,2H),7.26(s,1H),7.18(dd,J=8.7,2.3,1H),7.14(s,1H),3.02−2.90(m,2H),2.71−2.63(m,2H),2.51(s,4H),1.63(dd,J=11.3,5.6,4H),1.47(s,2H)。
【0786】
実施例75:1−{2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0787】
【化197】
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【0788】
メタンスルホン酸2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチルエステル(100mg、0.26mmol)とイソニポコタミド(isonipocotamide)(39mg、0.31mmol)のMeCN(3mL)溶液に、K2CO3(36mg、0.26mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(80℃、16時間)。反応混合物を冷却し(室温)、濾過し、逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(8.5mg、8%)。MS(ESI):C23H24N4O2Sに対する質量計算値420.5;m/z実測値421.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.21(s,1H),7.76(d,J=7.6,1H),7.65(d,J=8.0,1H),7.57(d,J=2.3,1H),7.39(dd,J=11.9,4.9,2H),7.28−7.23(m,1H),7.20−7.13(m,2H),3.09(d,J=11.8,2H),2.99−2.88(m,2H),2.70(dd,J=8.9,6.9,2H),2.27−2.13(m,1H),2.08(m,2H),1.93(d,J=11.5,2H),1.79(m,2H),1.64(s,2H)。
【0789】
実施例76〜80は、実施例45に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0790】
実施例76:1−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸。
【0791】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0792】
MS(ESI):C22H20N2O4Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.72(d,J=7.6,1H),7.66(d,J=7.2,1H),7.55(d,J=2.4,1H),7.51(d,J=8.9,1H),7.40−7.34(m,1H),7.30−7.22(m,2H),6.81(s,1H),3.95(s,2H),3.11(s,2H),2.66−2.29(m,3H),2.17−1.89(m,4H),カルボキシラートプロトンは検出されなかった。
【0793】
実施例77:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸。
【0794】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0795】
MS(ESI):C22H20N2O4Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.73(d,J=7.6,1H),7.67(d,J=8.0,1H),7.60−7.49(m,2H),7.43−7.33(m,1H),7.30−7.26(m,1H),7.24(dd,J=8.5,2.2,1H),6.72(s,1H),3.84(s,2H),3.15−2.93(m,2H),2.48−2.23(m,3H),2.01−1.77(m,4H),カルボキシラートプロトンは検出されなかった。
【0796】
実施例78:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−酢酸ホルマート。
【0797】
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0798】
MS(ESI):C23H22N2O4Sに対する質量計算値422.1;m/z実測値423.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.73(d,J=8.0,1H),7.67(d,J=7.9,1H),7.61−7.49(m,2H),7.38(s,1H),7.30−7.17(m,2H),6.86(s,1H),4.06(s,2H),3.30(s,2H),2.53−2.38(m,2H),2.32(s,2H),1.88−1.67(m,5H)。
【0799】
実施例79:{4−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−酢酸ホルマート。
【0800】
【化201】
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【0801】
MS(ESI):C22H21N3O4Sに対する質量計算値423.1;m/z実測値424.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.73(d,J=7.6,1H),7.66(s,1H),7.56(d,J=8.5,2H),7.39(s,1H),7.31−7.18(m,2H),6.65(s,1H),3.76(s,2H),3.59(s,1H),3.37(s,2H),3.09(s,4H),2.81(s,4H)。
【0802】
実施例80:1−{2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチル}−ピペリジン−4−カルボン酸。
【0803】
【化202】
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【0804】
MS(ESI):C23H22N2O4Sに対する質量計算値422.5;m/z実測値423.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,DMSO−d6):7.93−7.91(m,2H),7.77−7.75(m,2H),7.68(d,J=7.5,1H),7.44−7.42(m,1H),7.36−7.31(m,2H),2.91−2.83(m,4H),2.61−2.58(m,2H),2.02−1.96(m,3H),1.77−1.75(m,2H),1.57−1.52(m,2H),カルボキシラートプロトンは検出されなかった。
【0805】
実施例81:meso−endo−{8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イルアミノ}−酢酸。
【0806】
【化203】
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【0807】
({8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−tert−ブトキシカルボニル−アミノ)−酢酸tert−ブチルエステル(186mg、0.3mmol)のDCM(3mL)溶液に、TFA(1.3mL、1.92g、17mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、12時間)。反応混合物を1MのNaOHによりpH 7へと中和し、DCM:イソプロパノールにより抽出した(10:1、3×30mL)。有機層を合わせ、乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣をDMF(5mL)に懸濁し、固体を回収し、乾燥させ、表題化合物を無色の結晶として生成した(22mg、15%)。MS(ESI):C25H25N3O4Sに対する質量計算値463.2;m/z実測値464.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,DMSO−d6):7.92(d,J=7.4,1H),7.79(s,1H),7.69(d,J=8.4,2H),7.43(s,1H),7.32(d,J=8.3,2H),6.85(s,1H),3.60(s,3H),3.45−3.27(m,4H),2.23−2.07(m,2H),2.08−1.94(m,2H),1.84(s,2H),1.58−1.41(m,2H),1.04(d,J=6.1,1H)。
【0808】
実施例82:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾールホルマート。
【0809】
【化204】
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【0810】
K2CO3(33mg、0.24mmol)のMeCN(1mL)懸濁液に2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾール(27mg、0.08mmol)及びピペリジン(5mg、0.09mmol)を添加し、反応混合物を加温した(55℃、12時間)。反応混合物を濾過し、濃縮し、得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を生成した(22mg、67%)。MS(ESI):C21H20N2O2Sに対する質量計算値364.1;m/z実測値365.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):7.75(d,J=8.0,1H),7.64(d,J=8.1,1H),7.62−7.55(m,2H),7.40(dt,J=8.0,1.3,1H),7.35−7.18(m,2H),6.85(s,1H),3.85(s,2H),2.76−2.53(m,4H),1.73−1.60(m,4H),1.56−1.42(m,2H)。
【0811】
各具体的な実施例に記載のように修正して、実施例83〜114を、実施例82に記載されるものと同様の方法を用いて調製した。
【0812】
実施例83:meso−endo−N−{8−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミドホルマート。
【0813】
【化205】
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【0814】
MS(ESI):C25H25N3O3Sに対する質量計算値447.2;m/z実測値448.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):7.77(d,J=8.0,1H),7.67−7.61(m,3H),7.42(dt,J=8.0,1.3,1H),7.37−7.27(m,2H),6.99(s,1H),4.08(s,2H),3.93(t,J=6.7,1H),3.66−3.56(m,2H),2.35−2.23(m,4H),2.23−2.14(m,2H),1.97(s,3H),1.95−1.87(m,2H)。
【0815】
実施例84:4−フルオロ−2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−ベンゾチアゾールホルマート。
【0816】
【化206】
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【0817】
MS(ESI):C21H19N2O2SFに対する質量計算値382.1;m/z実測値383.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):7.64(d,J=2.4,1H),7.59(d,J=8.9,1H),7.55(dd,J=8.0,1.0,1H),7.35−7.23(m,2H),7.16(ddd,J=10.7,8.2,1.0,1H),6.87(s,1H),3.89(s,2H),2.83−2.53(m,4H),1.76−1.60(m,4H),1.57−1.44(m,2H)。
【0818】
実施例85:meso−endo−N−{8−[5−(4−フルオロ−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0819】
【化207】
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【0820】
MS(ESI):C25H24N3O3SFに対する質量計算値465.1;m/z実測値466.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):7.68(d,J=2.3,1H),7.63(d,J=8.9,1H),7.58(dd,J=8.0,1.0,1H),7.36(dd,J=8.9,2.5,1H),7.30(dt,J=8.0,4.7,1H),7.18(ddd,J=10.7,8.2,1.0,1H),6.99(s,1H),4.08(s,2H),3.98−3.87(m,1H),3.66−3.51(m,2H),2.37−2.22(m,4H),2.22−2.10(m,2H),1.96(s,3H),1.95−1.84(m,2H)。
【0821】
実施例86:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0822】
【化208】
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【0823】
MS(ESI):C20H19N3O2Sに対する質量計算値365.1;m/z実測値366.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.67(d,J=2.3,1H),7.61(d,J=8.8,1H),7.39−7.26(m,2H),6.83(s,1H),3.75(s,2H),2.65−2.45(m,4H),1.73−1.58(m,4H),1.56−1.42(m,2H)。
【0824】
実施例87:meso−endo−N−{8−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0825】
【化209】
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【0826】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.16;m/z実測値449.10[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50(d,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.67(d,J=2.3,1H),7.61(d,J=8.8,1H),7.38−7.27(m,2H),6.84(s,1H),4.00−3.82(m,1H),3.77(s,2H),2.30−2.09(m,4H),2.09−1.98(m,2H),1.96(s,3H),1.83−1.67(m,2H)。
【0827】
実施例88:1−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0828】
【化210】
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【0829】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.1[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.00(dd,J=7.9,1.7,1H),7.65−7.57(m,1H),7.57−7.45(m,1H),7.25(dd,J=8.8,2.5,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.62(s,1H),5.46(s,1H),5.28(s,1H),3.72(s,2H),3.07−2.99(m,2H),2.20−2.12(m,3H),1.98−1.88(m,2H),1.87−1.78(m,2H)。
【0830】
実施例89:2−{2−[4−(ピリミジン−2−イルオキシ)−ピペリジン−1−イルメチル]−ベンゾフラン−5−イルオキシ}−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0831】
【化211】
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【0832】
MS(ESI):C24H21N5O3Sに対する質量計算値459.1;m/z実測値460.1[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.50−8.49(m,2H),8.00(dd,J=7.9,1.7,1H),7.60−7.59(m,1H),7.54−7.51(m,1H),7.26−7.23(m,1H),7.19(dd,J=7.9,4.8,1H),6.91−6.89(m,1H),6.64(s,1H),5.13−5.05(m,1H),3.75(s,2H),2.91−2.82(m,2H),2.56−2.46(m,2H),2.15−2.06(m,2H),2.03−1.93(m,2H)。
【0833】
実施例90:1−{5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル}−エタノン。
【0834】
【化212】
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【0835】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.1[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.61−7.58(m,1H),7.52−7.47(m,1H),7.24(dd,J=6.9,3.3,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.60(s,1H),3.81−3.76(m,2H),3.70−3.63(m,2H),3.51−3.44(m,1H),3.38−3.32(m,1H),3.00−2.91(m,1H),2.91−2.83(m,3H),2.56−2.46(m,2H),2.05(s,3H)。
【0836】
実施例91:5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−カルボン酸アミド。
【0837】
【化213】
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【0838】
MS(ESI):C22H21N5O3Sに対する質量計算値435.1;m/z実測値436.1[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.60−7.58(m,1H),7.51−7.48(m,1H),7.25(dd,J=8.8,2.5,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.61(s,1H),4.40(s,2H),3.80(s,2H),3.61−3.53(m,2H),3.35−3.25(m,2H),2.97−2.92(m,2H),2.91−2.86(m,2H),2.56−2.48(m,2H)。
【0839】
実施例92:2−[2−(4−メタンスルホニル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−5−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0840】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0841】
MS(ESI):C21H21N3O4S2に対する質量計算値443.1;m/z実測値444.1[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.63−7.59(m,1H),7.53−7.49(m,1H),7.28−7.25(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.64(s,1H),3.75(s,2H),3.20−3.12(m,2H),2.84−2.79(m,4H),2.23−2.14(m,4H),1.98−1.89(m,2H)。
【0842】
実施例93:meso−1−{8−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−エタノン。
【0843】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
【0844】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57−8.53(m,1H),8.03−7.98(m,1H),7.62−7.58(m,1H),7.54−7.49(m,1H),7.29−7.24(m,1H),7.22−7.17(m,1H),6.66(s,1H),4.24−4.18(m,1H),3.68(s,2H),3.43(s,2H),3.38−3.29(m,2H),2.99−2.91(m,1H),2.07(s,3H),2.04−1.96(m,2H),1.73−1.62(m,2H)。
【0845】
実施例94:meso−8−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸アミド。
【0846】
【化216】
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【0847】
MS(ESI):C22H21N5O3Sに対する質量計算値435.1;m/z実測値436.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.58−8.54(m,1H),8.03−7.98(m,1H),7.62−7.59(m,1H),7.53−7.49(m,1H),7.26−7.23(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.9,1H),6.66(s,1H),4.43(s,2H),3.70(s,2H),3.60−3.48(m,2H),3.36−3.30(m,2H),3.25−3.19(m,2H),2.07−2.01(m,2H),1.81−1.74(m,2H)。
【0848】
実施例95:(1S,4S)−1−{5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【0849】
【化217】
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【0850】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.58−8.53(m,1H),8.03−7.98(m,1H),7.62−7.58(m,1H),7.52−7.46(m,1H),7.26−7.23(m,1H),7.22−7.17(m,1H),6.65−6.60(m,1H),4.82−4.78(m,0.5H),4.27−4.22(m,0.5H),3.93−3.90(m,1H),3.90−3.87(m,1H),3.81−3.75(m,0.5H),3.69−3.65(m,1H),3.63−3.58(m,0.5H),3.38−3.33(m,0.5H),3.33−3.27(m,0.5H),3.19−3.12(m,0.5H),2.98−2.88(m,1H),2.70−2.64(m,0.5H),2.10(s,1H),2.00(s,2H),1.92−1.81(m,1H),1.76−1.65(m,1H)。
【0851】
実施例96:1−{1−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−2−オン。
【0852】
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
【0853】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.59−8.54(m,1H),8.02−7.97(m,1H),7.61−7.58(m,1H),7.53−7.49(m,1H),7.26−7.24(m,1H),7.19(dd,J=7.9,4.8,1H),6.63(s,1H),4.07−3.95(m,1H),3.70(s,2H),3.40−3.31(m,2H),3.08−2.99(m,2H),2.44−2.35(m,2H),2.28−2.16(m,2H),2.05−1.93(m,2H),1.86−1.75(m,2H),1.72−1.63(m,2H)。
【0854】
実施例97:2−(2−モルホリン−4−イルメチル−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0855】
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0856】
MS(ESI):C19H17N3O3Sに対する質量計算値367.1;m/z実測値368.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.55(dd,J=4.8,1.7,1H),8.00(dd,J=7.9,1.6,1H),7.60(d,J=2.4,1H),7.51(d,J=8.9,1H),7.25(dd,J=8.9,2.5,1H),7.19(dd,J=7.9,4.8,1H),6.64(d,J=0.6,1H),3.80−3.73(m,4H),3.70(s,2H),2.61−2.50(m,4H)。
【0857】
実施例98:(3S)−2−[2−(3−メチル−モルホリン−4−イルメチル)−ベンゾフラン−5−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0858】
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
【0859】
MS(ESI):C20H19N3O3Sに対する質量計算値381.1;m/z実測値382,0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.55(dd,J=4.8,1.7,1H),7.99(dd,J=7.9,1.7,1H),7.59(d,J=2.4,1H),7.50(d,J=8.8,1H),7.25(dd,J=8.8,2.5,1H),7.18(dd,J=7.9,4.8,1H),6.63(s,1H),4.03(d,J=14.8,1H),3.80(dt,J=11.3,2.5,1H),3.77−3.58(m,3H),3.38−3.24(m,1H),2.74(dt,J=11.7,2.5,1H),2.61−2.40(m,2H),1.11(d,J=6.3,3H)。
【0860】
実施例99:(1S,4S)−2−[2−(2−オキサ−5−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルメチル)−ベンゾフラン−5−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0861】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
【0862】
MS(ESI):C20H17N3O3Sに対する質量計算値379.1;m/z実測値380.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.55(dd,J=4.8,1.6,1H),7.99(dd,J=7.9,1.7,1H),7.59(d,J=2.4,1H),7.50(d,J=8.8,1H),7.24(dd,J=8.8,2.5,1H),7.18(dd,J=7.9,4.8,1H),6.62(d,J=0.6,1H),4.44(s,1H),4.13(d,J=8.0,1H),3.92(q,J=14.4,2H),3.68(dd,J=8.0,1.7,1H),3.59(s,1H),3.01(dd,J=10.2,1.6,1H),2.71(d,J=10.2,1H),1.94(dd,J=9.9,1.9,1H),1.83−1.72(m,1H)。
【0863】
実施例100:(1S,4S)−5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド。
【0864】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0865】
MS(ESI):C21H19N5O3Sに対する質量計算値421.1;m/z実測値422.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.55(dd,J=4.8,1.6,1H),8.00(dd,J=7.9,1.6,1H),7.58(d,J=2.5,1H),7.49(d,J=8.9,1H),7.24(dd,J=8.9,2.5,1H),7.19(dd,J=7.9,4.8,1H),6.62(s,1H),4.54(s,2H),3.96−3.84(m,2H),3.71−3.60(m,1H),3.57(s,1H),3.27(dd,J=9.1,2.1,1H),3.27(dd,J=9.1,2.1,1H),3.02(dd,J=9.7,1.8,1H),2.86(d,J=9.7,1H),1.93(d,J=9.8,1H),1.78(d,J=9.8,1H)。
【0866】
実施例101:(1R,4R)−5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド。
【0867】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0868】
MS(ESI):C21H19N5O3Sに対する質量計算値421.1;m/z実測値422.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.55(dd,J=4.8,1.7,1H),7.99(dd,J=7.9,1.7,1H),7.59(d,J=2.4,1H),7.50(d,J=8.8,1H),7.30−7.21(m,1H),7.21−7.14(m,1H),6.63(s,1H),4.09−3.99(m,1H),3.85−3.75(m,1H),3.75−3.60(m,3H),3.37−3.25(m,1H),2.80−2.69(m,1H),2.62−2.45(m,2H),1.13(d,J=6.3,3H)。
【0869】
実施例102:(1R,4R)−1−{5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【0870】
【化224】
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【0871】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD,回転異性体混合物1:1):8.55(dd,J=4.8,1.6,1H),8.00(dt,J=7.9,1.5,1H),7.60(dd,J=3.8,2.5,1H),7.49(d,J=8.8,1H),7.25(dt,J=8.9,2.3,1H),7.19(ddd,J=7.9,4.8,0.9,1H),6.65−6.58(m,1H),4.80(s,0.5H),4.26(s,0.5H),3.91(s,1H),3.88(s,1H),3.78(d,J=11.6,0.5H),3.67(s,1H),3.60(d,J=9.5,0.5H),3.36(dd,J=9.5,2.3,0.5H),3.31(dd,J=11.6,1.9,0.5H),3.15(dd,J=9.6,2.1,0.5H),2.99−2.83(m,1H),2.69−2.64(m,0.5H),2.09(s,1H),2.01(d,J=9.8,2H),1.90−1.77(m,J=22.6,9.9,1.5H),1.70(d,J=10.0,0.5H)。
【0872】
実施例103:meso−endo−N−{8−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−尿素。
【0873】
【化225】
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【0874】
MS(ESI):C23H23N5O3Sに対する質量計算値449.2;m/z実測値450.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.54(d,J=4.7,1H),8.00(dd,J=7.9,1.4,1H),7.55(s,1H),7.49(d,J=8.8,1H),7.24−7.15(m,2H),6.62(s,1H),5.54(s,1H),4.79(s,2H),3.95−3.78(m,1H),3.66(s,2H),3.26(s,2H),2.34−2.14(m,2H),2.13−1.99(m,2H),1.97−1.80(m,2H),1.68(d,J=14.3,2H)。
【0875】
実施例104:meso−exo−N−{8−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0876】
【化226】
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【0877】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.00(dd,J=7.9,1.7,1H),7.59(d,J=2.5,1H),7.50(d,J=8.8,1H),7.25−7.17(m,2H),5.16(s,1H),4.25−4.03(m,1H),3.68(s,2H),3.41−3.25(m,2H),2.16−1.99(m,2H),1.91(s,3H),1.89−1.71(m,4H),1.65−1.52(m,3H)。
【0878】
実施例105:1−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0879】
【化227】
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【0880】
MS(ESI):C22H21N3O3Sに対する質量計算値407.1;m/z実測値408.0[M+H]+。1H NMR(400MHz,CDCl3):7.72(d,J=8.0,1H),7.65(d,J=7.8,1H),7.51(dd,J=5.4,3.0,2H),7.37(t,J=7.4,1H),7.29−7.17(m,2H),6.61(s,1H),5.61(s,2H),3.70(s,2H),3.08−2.91(m,2H),2.24−2.03(m,3H),1.99−1.66(m,4H)。
【0881】
実施例106:meso−exo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0882】
【化228】
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【0883】
実施例82に記載の合成手順に対して、MeCNとK2CO3を55℃にて用いる代わりに1:5のDMF/CH3CNの溶媒とK2CO3を50℃にて使用した。MS(ESI):C24H24N24O3Sに対する質量計算値448.1;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.56(d,J=1.7,1H),7.54(d,J=8.5,1H),7.25(dd,J=8.4,2.2,1H),7.20(dd,J=8.4,2.2,1H),6.61(d,J=2.2,1H),5.48(d,J=8.3,1H),4.23−4.08(m,1H),3.67(s,2H),3.37−3.30(m,2H),2.10−2.02(m,2H),1.94(s,3H),1.88−1.81(m,2H),1.80−1.74(m,2H),1.61−1.52(m,2H)。
【0884】
実施例107:(1R,4R)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【0885】
【化229】
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【0886】
実施例82に記載の合成手順に対して、MeCNとK2CO3を55℃にて用いる代わりに1:5のDMF/CH3CNの溶媒とK2CO3を使用した。MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体混合物):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.04−7.99(m,1H),7.58−7.53(m,2H),7.28−7.24(m,1H),7.22−7.18(m,1H),6.65−6.61(m,1H),4.80(s,0.5H),4.26(s,0.5H),3.91(s,1H),3.88(s,1H),3.80−3.76(m,0.5H),3.70−3.66(m,1H),3.62−3.59(m,0.5H),3.37(dd,J=9.5,2.3,0.5H),3.31(dd,J=11.6,1.8,0.5H),3.16(dd,J=9.7,2.1,0.5H),2.96−2.90(m,1H),2.68(dd,J=9.7,0.9,0.5H),2.10(s,1.3H),2.03−2.00(m,0.5H),2.00(s,1.7H),1.89(d,J=10.0,0.5H),1.83(d,J=9.8,0.5H),1.72−1.68(m,0.5H)。
【0887】
実施例108:1−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−2−オンホルマート。
【0888】
【化230】
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【0889】
実施例82に記載の合成手順に対して、MeCNとK2CO3を55℃にて用いる代わりにDMFの溶媒とK2CO3を50℃にて使用した。MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.1;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.49(s,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.74(d,J=8.5,1H),7.72−7.70(m,1H),7.37−7.32(m,2H),7.07(s,1H),4.20(s,2H),4.06−3.94(m,1H),3.45(t,J=7.0,2H),3.41−3.34(m,2H),2.83−2.71(m,2H),2.37(t,J=8.1,2H),2.08−1.94(m,4H),1.86−1.76(m,2H)。
【0890】
実施例109:(1S,4S)−2−[2−(2−オキサ−5−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【0891】
【化231】
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【0892】
実施例82に記載の合成手順に対して、MeCNとK2CO3を55℃にて用いる代わりにDMFの溶媒とK2CO3を50℃にて使用した。MS(ESI):C20H17N3O3Sに対する質量計算値379.1;m/z実測値380.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.53−8.45(m,1H),8.30(dd,J=8.0,1.5,1H),7.76−7.69(m,2H),7.37−7.30(m,2H),7.14(s,1H),4.63−4.59(m,1H),4.50(d,J=14.4,1H),4.41(d,J=14.4,1H),4.25−4.16(m,2H),3.79(dd,J=9.4,1.8,1H),3.30−3.24(m,2H),2.25−2.16(m,1H),2.07−2.01(m,1H)。
【0893】
実施例110:2−[2−(テトラヒドロ−フロ[3,4−c]ピロール−5−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【0894】
【化232】
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【0895】
実施例82に記載の合成手順に対して、MeCNとK2CO3を55℃にて用いる代わりにDMFの溶媒とK2CO3を50℃にて使用した。MS(ESI):C21H19N3O3Sに対する質量計算値393.1;m/z実測値394.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.51−8.45(m,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.76−7.69(m,2H),7.37−7.31(m,2H),7.09(s,1H),4.35(s,2H),3.77(d,J=8.4,2H),3.66−3.60(m,2H),3.54−3.47(m,2H),3.11−3.06(m,2H),2.90−2.82(m,2H)。
【0896】
実施例111:2−[2−(4−フルオロ−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−5−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0897】
【化233】
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【0898】
MS(ESI):C20H18FN3O2Sに対する質量計算値383.1;m/z実測値384.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.58−8.52(m,1H),8.00(d,J=7.9,1H),7.60(d,J=2.4,1H),7.51(d,J=8.9,1H),7.26−7.15(m,2H),6.62(s,1H),4.81〜4.56(m,1H),3.71(s,2H),2.76−2.64(m,J=6.4,2H),2.61−2.45(m,J=5.7,2H),2.10−1.87(m,4H)。
【0899】
実施例112:ジメチル−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−アミン。
【0900】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【0901】
MS(ESI):C17H15N3O2Sに対する質量計算値325.1;m/z実測値326.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.5,1H),7.99(dd,J=7.9,1.6,1H),7.60(d,J=2.5,1H),7.50(d,J=8.8,1H),7.24(dd,J=8.8,2.5,1H),7.19(dd,J=7.9,4.8,1H),6.61(s,1H),3.63(s,2H),2.35(s,6H)。
【0902】
実施例113:2−[2−(テトラヒドロ−フロ[3,4−c]ピロール−5−イルメチル)−ベンゾフラン−5−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0903】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0904】
MS(ESI):C21H19N3O3Sに対する質量計算値393.1;m/z実測値394.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),7.99(dd,J=7.9,1.7,1H),7.59(d,J=2.5,1H),7.49(d,J=8.8,1H),7.24(dd,J=8.8,2.5,1H),7.19(dd,J=7.9,4.9,1H),6.60(d,J=0.6,1H),3.77(s,2H),3.77−3.73(m,2H),3.64(dd,J=8.9,2.7,2H),2.95−2.81(m,4H),2.41−2.33(m,2H)。
【0905】
実施例114:ベンジル−メチル−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−アミン。
【0906】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【0907】
MS(ESI):C23H19N3O2Sに対する質量計算値401.1;m/z実測値402.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),7.99(dd,J=7.9,1.6,1H),7.60(d,J=2.5,1H),7.51(d,J=8.8,1H),7.42−7.30(m,4H),7.30−7.21(m,2H),7.19(dd,J=7.9,4.8,1H),6.63(s,1H),3.74(s,2H),3.64(s,2H),2.34(s,3H)。
【0908】
実施例115:2−(2−モルホリン−4−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0909】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0910】
2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン(110mg、0.3mmol)のMeCN(3mL)溶液に、DIEA(209μL、0.155mg、0.8mmol)と、次いでモルホリン(27μL、27mg、0.3mmol)を添加し、撹拌した(室温、12時間)。反応混合物をDCM(15mL)と飽和NaHCO3(5mL)に分配した。有機層を飽和NH4Cl(10mL)で洗浄し、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相クロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色結晶として生成した(41mg、37%)。MS(ESI):C19H17N3O3Sに対する質量計算値367.1;m/z実測値368.1.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.59−7.51(m,2H),7.28−7.25(m,1H),7.20(dd,J=8.0,4.8,1H),6.65(s,1H),3.75(dd,J=15.5,10.8,4H),3.70(s,2H),2.62−2.49(m,4H)。
【0911】
実施例116〜126は、実施例115に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0912】
実施例116:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0913】
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【0914】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(d,J=4.8,1H),8.01(d,J=8.0,1H),7.55(d,J=9.2,2H),7.26−7.16(m,J=7.9,4.9,2H),6.62(s,1H),5.25(s,2H),3.71(s,2H),3.03(d,J=11.6,2H),2.17(t,J=11.5,3H),1.86(m,4H)。
【0915】
実施例117:(1S,4S)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド。
【0916】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0917】
MS(ESI):C21H19N5O3Sに対する質量計算値421.1;m/z実測値422.2[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.29(dt,J=6.5,3.2,1H),7.65(dd,J=12.9,4.9,2H),7.38−7.23(m,2H),6.81(s,1H),4.40(s,1H),3.94(s,2H),3.78−3.48(m,2H),3.29−3.24(m,1H),2.99(dd,J=9.9,2.0,1H),2.83(d,J=9.9,1H),1.94−1.75(m,2H)。
【0918】
実施例118:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0919】
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
【0920】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.55(d,J=8.5,2H),7.25(d,J=2.2,1H),7.23−7.18(m,1H),6.64(s,1H),5.84(s,1H),4.18−4.03(m,1H),3.68(s,2H),3.38−3.26(m,2H),2.33−2.09(m,4H),1.97(s,3H),1.83(m,2H),1.72−1.60(m,2H)。
【0921】
実施例119:meso−1−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−エタノン。
【0922】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0923】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.57(d,J=4.8,1H),8.02(d,J=7.9,1H),7.63−7.48(m,2H),7.30−7.23(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),4.22(d,J=12.8,1H),3.68(s,2H),3.44(s,2H),3.34(s,2H),2.95(d,J=12.6,1H),2.07(s,4H),2.07−1.97(m,2H),1.68(m,2H)。
【0924】
実施例120:N−(1−{[6−([1,3]チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1−ベンゾフラン−2−イル]メチル}ピロリジン−3−イル)アセトアミドホルマート。
【0925】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0926】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.49(d,J=4.0,1H),8.31(dd,J=8.0,1.5,1H),7.76−7.71(m,2H),7.39−7.31(m,2H),7.18(s,1H),4.53(s,2H),4.50−4.43(m,1H),3.62−3.52(m,2H),3.36−3.33(m,2H),2.48−2.36(m,1H),2.10−2.02(m,1H),1.93(s,3H)。
【0927】
実施例121:(1S,4S)−1−{5−[5−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【0928】
【化243】
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【0929】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体混合物,1:1):8.39(dd,J=4.8,1.4,1H),7.92(dd,J=8.1,1.5,1H),7.56−7.48(m,2H),7.32(dd,J=8.2,4.8,1H),7.25−7.18(m,1H),6.64(dd,J=4.9,0.6,1H),4.80(s,0.5H),4.26(s,0.5H),3.90(d,J=11.1,2H),3.78(dd,J=11.6,1.4,0.5H),3.68(s,1H),3.60(dd,J=9.5,1.0,0.5H),3.36(dd,J=9.5,2.3,0.5H),3.31(dd,J=11.7,1.9,0.5H),3.16(dd,J=9.6,2.1,0.5H),3.00−2.87(m,1H),2.67(dd,J=9.6,1.2,0.5H),2.09(s,1H),2.06−2.00(m,0.5H),2.00(s,2H),1.94−1.87(m,0.5H),1.88−1.80(m,0.5H),1.74−1.67(m,0.5H)。
【0930】
実施例122:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【0931】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0932】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3,回転異性体混合物,1:1):8.43−8.37(m,1H),7.94(dd,J=8.1,1.5,1H),7.58(dd,J=8.4,2.0,1H),7.52(s,1H),7.33(dd,J=8.1,4.8,1H),7.23(dt,J=8.4,2.3,1H),6.65(dd,J=12.3,6.9,1H),4.80(s,0.5H),4.26(s,0.5H),3.90(d,J=8.0,1H),3.89(s,1H),3.79(d,J=11.7,0.5H),3.68(s,1H),3.64−3.56(m,0.5H),3.37(dd,J=9.5,2.2,0.5H),3.31(dd,J=11.7,1.7,0.5H),3.17(dd,J=9.7,2.1,0.5H),3.00−2.86(m,1H),2.67(dd,J=9.7,0.9,0.5H),2.10(s,1.5H),2.04−2.01(m,0.5H),2.00(s,1.5H),1.90−1.81(m,0.5H),1.71(d,J=10.1,0.5H)。
【0933】
実施例123:meso−1−{8−[5−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−エタノン。
【0934】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0935】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.39(dd,J=4.8,1.6,1H),7.92(dd,J=8.1,1.5,1H),7.54(d,J=8.8,1H),7.52(d,J=2.4,1H),7.32(dd,J=8.1,4.8,1H),7.23(dd,J=8.8,2.5,1H),4.21(dd,J=12.8,2.6,1H),3.78−3.64(m,2H),3.43(d,J=2.2,2H),3.38−3.28(m,2H),2.94(d,J=12.4,1H),2.07(s,3H),2.06−1.95(m,3H),1.80−1.57(m,2H)。
【0936】
実施例124:meso−1−{8−[6−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−エタノン。
【0937】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0938】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.41(dd,J=4.8,1.5,1H),7.94(dd,J=8.1,1.5,1H),7.59(d,J=8.4,1H),7.54(d,J=1.7,1H),7.34(dd,J=8.1,4.8,1H),7.23(dd,J=8.4,2.2,1H),6.67(s,1H),4.27−4.15(m,1H),3.72−3.64(m,2H),3.44(d,J=2.1,2H),3.39−3.27(m,2H),2.95(d,J=12.5,1H),2.14−2.06(m,3H),2.06−1.99(m,2H),1.73−1.59(m,2H)。
【0939】
実施例125:meso−endo−N−{8−[5−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0940】
【化247】
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【0941】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.39(dd,J=4.8,1.5,1H),7.93(dd,J=8.1,1.5,1H),7.52(d,J=8.8,1H),7.50(d,J=2.4,1H),7.32(dd,J=8.2,4.8,1H),7.21(dd,J=8.8,2.5,1H),6.64(s,1H),5.77(s,1H),4.21−4.04(m,1H),3.69(s,2H),3.32(s,2H),2.38−2.07(m,4H),1.97(s,3H),1.87−1.76(m,2H),1.64(d,J=14.9,2H)。
【0942】
実施例126:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0943】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0944】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.45−8.35(m,1H),7.94(dt,J=8.1,1.5,1H),7.61−7.55(m,1H),7.53(s,1H),7.36−7.31(m,1H),7.26−7.17(m,1H),6.65(s,1H),5.85(d,J=6.3,1H),4.19−4.04(m,1H),3.67(d,J=10.9,2H),3.32(s,2H),2.34−2.22(m,2H),2.21−2.09(m,2H),1.97(d,J=1.4,3H),1.85−1.77(m,2H),1.65(d,J=14.4,2H)。
【0945】
実施例127:1−(1−{[6−([1,3]チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1−ベンゾフラン−2−イル]メチル}ピロリジン−3−イル)尿素ホルマート。
【0946】
【化249】
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【0947】
1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピロリジン−3−イルアミン塩酸塩(70mg、0.174mmol)のDCM(3mL)懸濁液に、Et3N(0.12mL、0.869mmol)と、続いてトリメチルシリルイソシアナート(0.19mL、1.39mmol)を添加し、得られた溶液を撹拌した(室温、14時間)。反応混合物を濃縮し、得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(33mg、42%)。MS(ESI):C20H19N5O3Sに対する質量計算値409.1;m/z実測値410.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.49(bs,1H),8.31(dd,J=8.0,1.4,1H),7.74(d,J=8.5,1H),7.70(d,J=1.8,1H),7.38−7.32(m,2H),7.10(s,1H),4.36−4.29(m,2H),4.33(s,1H),3.52−3.38(m,2H),3.25−3.14(m,2H),2.45−2.34(m,1H),1.99−1.89(m,1H)。
【0948】
実施例128:N−(1−{[6−([1,3]チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1−ベンゾフラン−2−イル]メチル}ピロリジン−3−イル)メタンスルホンアミドホルマート。
【0949】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
【0950】
1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピロリジン−3−イルアミン(126mg、0.313mmol)のDMF(2mL)溶液に、DIEA(125μL、0.938mmol)と、続いてMsCl(72μL、0.938mmol)を添加し、得られた溶液を撹拌した(室温、1時間)。反応混合物を濾過し(Celite(登録商標))、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(46mg、30%)。MS(ESI):C20H4N4O4S2に対する質量計算値444.1;m/z実測値445.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.49(d,J=3.9,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.72(d,J=8.5,1H),7.70(d,J=1.9,1H),7.37−7.32(m,2H),7.01(s,1H),4.26(s,2H),4.16−4.07(m,1H),3.41−3.34(m,1H),3.24−3.17(m,1H),3.14−3.03(m,2H),2.97(s,3H),2.45−2.35(m,1H),1.99−1.90(m,1H)。
【0951】
実施例129〜131は、実施例149に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0952】
実施例129:meso−endo−N−(8−{2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチル}−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アセトアミド。
【0953】
【化251】
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【0954】
MS(ESI):C26H27N3O3Sに対する質量計算値461.6;m/z実測値462.2[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):7.75−7.74(m,1H),7.68−7.66(m,1H),7.59(d,J=8.5,1H),7.54(s,1H),7.52(d,J=2.0,1H),7.41−7.37(m,1H),7.29−7.25(m,2H),5.81−5.79(m,1H),4.13−4.10(m,1H),3.33(br s,2H),2.87−2.83(m,2H),2.70−2.66(m,2H),2.26−2.21(m,2H),2.11−2.08(m,2H),1.97(s,3H),1.79−1.75(m,2H),1.65−1.62(m,2H)。
【0955】
実施例130:meso−1−(8−{2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチル}−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−エタノン。
【0956】
【化252】
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【0957】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.6;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.5,1H),8.02(dd,J=7.9,1.5,1H),7.59−7.57(m,3H),7.30−7.28(m,1H),7.22−7.19(m,1H),4.19(d,J=12,1H),3.44−3.27(m,4H),2.92−2.86(m,3H),2.68(t,J=7.5,2H)2.07(s,3H),1.97−1.91(m,2H),1.65−1.57(m,2H)。
【0958】
実施例131:meso−endo−N−(8−{2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチル}−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アセトアミド。
【0959】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
【0960】
MS(ESI):C25H26N4O3Sに対する質量計算値462.6;m/z実測値463.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):855(br s,1H),8.02(d,J=7.7,1H),7.59−7.55(m,3H),7.29−7.21(m,2H),5.95(br s,1H),4.09(br s,1H),3.32(s,2H),2.85−2.83(m,2H),2.68−2.65(m,2H),2.22(br s,2H),2.07(br s,2H),1.97(s,3H),1.79−1.77(m,2H),1.66−1.62(m,2H)。
【0961】
実施例132:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0962】
【化254】
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【0963】
2−(2−クロロメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール(86mg、0.26mmol)のMeCN(3mL)溶液に、DIEA(0.014mL、11mg、0.8mmol)と、次いでピペリジン(0.051mL、44mg、0.52mmol)を添加し、撹拌した(室温、12時間)。反応混合物をDCM(15mL)と飽和NaHCO3(5mL)に分配した。有機層を飽和NH4Cl(10mL)で洗浄し、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相クロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色固体として生成した(48mg、49%)。MS(ESI):C21H20N2OS2に対する質量計算値380.1;m/z実測値381.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.79(d,J=2.3,1H),7.75−7.72(m,1H),7.70(d,J=8.6,1H),7.65(dd,J=8.0,0.7,1H),7.40−7.35(m,1H),7.29(dd,J=8.6,2.3,1H),7.28−7.21(m,1H),7.13(s,1H),3.75(s,2H),2.55−2.40(m,4H),1.69−1.54(m,4H),1.52−1.32(m,2H)。
【0964】
実施例133〜134は、実施例132に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0965】
実施例133:(2−モルホリン−4−イルメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【0966】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
【0967】
MS(ESI):C20H18N2O2S2に対する質量計算値382.1;m/z実測値383.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.80(d,J=2.3,1H),7.77−7.69(m,2H),7.66(ddd,J=7.9,1.2,0.5,1H),7.42−7.35(m,1H),7.33−7.25(m,2H),7.16(s,1H),3.78(s,2H),3.76−3.70(m,4H),2.67−2.34(m,4H)。
【0968】
実施例134:meso−endo−N−{8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0969】
【化256】
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【0970】
MS(ESI):C25H25N3O2S2に対する質量計算値463.1;m/z実測値、464.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.83−7.79(m,1H),7.76−7.63(m,J=16.3,14.9,7.8,3H),7.42−7.35(m,1H),7.33−7.23(m,2H),7.14−7.11(m,1H),5.90−5.68(m,J=3.8,3.2,1H),4.20−4.03(m,1H),3.88−3.72(m,2H),3.36−3.15(m,2H),2.33−2.20(m,2H),2.20−2.08(m,2H),1.96(s,3H),1.84−1.74(m,2H),1.67−1.58(m,2H)。
【0971】
実施例135:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【0972】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0973】
2−(2−クロロメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール(56mg、0.17mmol)のMeCN(3mL)溶液に、DIEA(0.058mL、44mg、0.33mmol)、N−(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−アセトアミド(28mg、0.17mmol)、及び反応混合物を添加し、撹拌した(室温、12時間)。反応混合物をDCM(15mL)と飽和NaHCO3(5mL)に分配した。有機層を分離し、飽和NH4Cl(10mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相クロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色固体として生成した(14mg、18%)。MS(ESI):C24H24N4O2S2に対する質量計算値464.13;m/z実測値、465.2[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.5,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.88(d,J=2.1,1H),7.70(d,J=8.6,1H),7.34(dd,J=8.6,2.2,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),7.13(s,1H),5.81(s,1H),4.18−4.05(m,J=6.9,1H),3.80(s,2H),3.30(s,2H),2.38−2.05(m,4H),1.99(s,J=25.8,3H),1.88−1.53(m,4H)。
【0974】
実施例136〜138は、実施例135に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0975】
実施例136:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0976】
【化258】
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【0977】
MS(ESI):C20H19N3OS2に対する質量計算値381.1;m/z実測値382.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.7Hz,1H),8.04−7.95(m,1H),7.88(d,J=2.25Hz,1H),7.73−7.69(m,1H),7.33(dd,J=8.6,2.3Hz,1H),7.20(dd,J=8.0,4.8Hz,1H),7.14(s,1H),3.76(s,2H),2.48(s,4H),1.68−1.53(m,4H),1.53−1.39(m,2H)。
【0978】
実施例137:2−(3−モルホリン−4−イルメチル−ベンゾ[b]チオフェン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【0979】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0980】
MS(ESI):C19H17N3O2S2に対する質量計算値383.1;m/z実測値384.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6Hz,1H),7.90(d,J=2.2Hz,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6Hz,1H),7.72(d,J=8.6Hz,1H),7.35(dd,J=8.6,2.3Hz,1H),7.20(dd,J=7.9,4.9Hz,2H),7.17(s,1H),3.79(s,1H),3.77−3.72(m,4H),2.62−2.39(m,4H)。
【0981】
実施例138:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【0982】
【化260】
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【0983】
MS(ESI):C21H20N4O2S2に対する質量計算値424.1;m/z実測値425.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6Hz,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6Hz,1H),7.89(d,J=2.2Hz,1H),7.71(d,J=8.6Hz,1H),7.34(dd,J=8.6,2.2Hz,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8Hz,1H),7.15(s,1H),5.61−5.17(m,2H),3.79(s,2H),3.11−2.93(m,2H),2.29−2.05(m,3H),2.04−1.65(m,4H)。
【0984】
実施例139:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル。
【0985】
【化261】
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【0986】
2−(1H−インドール−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール(500mg、1.9mmol)のジオキサン:AcOH(1:1、19mL)溶液に、ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル(0.29mL、296mg、1.9mmol)と、次いでホルムアルデヒド(140μL、56mg、1.9mmol)を添加し、得られた溶液を撹拌した(室温、18時間)。反応混合物を一部濃縮し、1MのNaOH及びEtOAc(各100mL)に分配した。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH(0.2MのNH):DCM(0〜20%)を用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を黄褐色固体として得た(568g、69%)。MS(ESI):C24H25N3O3Sに対する質量計算値435.5;m/z実測値436.2[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.31(s,1H),7.79(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=7.6,1H),7.66(dd,J=8.0,0.7,1H),7.41−7.36(m,2H),7.28−7.25(m,1H),7.16(d,J=2.3,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),4.14(q,J=7.2,2H),3.71(s,2H),2.98−2.95(m,2H),2.31−2.27(m,1H),2.11−2.07(m,2H),1.92−1.88(m,2H),1.81−1.75(m,2H),1.26(t,J=7.2,3H)。
【0987】
実施例140〜147は、実施例139に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【0988】
実施例140:1−[6−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル。
【0989】
【化262】
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【0990】
MS(ESI):C23H24N4O3Sに対する質量計算値436.5;m/z実測値437.1[M+H]+。
【0991】
実施例141:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−酢酸メチルエステル。
【0992】
【化263】
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【0993】
MS(ESI):C24H25N3O3Sに対する質量計算値435.5;m/z実測値436.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.37(s,1H),7.76(t,J=8.9,2H),7.65(d,J=8.0,1H),7.41−7.38(m,1H),7.34(d,J=2.2,1H),7.28−7.25(m,1H),7.16(d,J=2.2,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),3.71(s,2H),3.68(s,3H),2.97(d,J=11.6,2H),2.25(d,J=7.1,2H),2.07−2.03(m,2H),1.81−1.77(m,1H),1.72−1.68(m,2H),1.37−1.31(m,2H)。
【0994】
実施例142:meso−endo−(アセチル−{8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アミノ)−酢酸エチルエステル。
【0995】
【化264】
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【0996】
MS(ESI):C29H32N4O4Sに対する質量計算値532.2;m/z実測値533.2[M+H]+。
【0997】
実施例143:meso−endo−(アセチル−{8−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アミノ)−酢酸エチルエステル。
【0998】
【化265】
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【0999】
MS(ESI):C29H32N4O4Sに対する質量計算値532.2;m/z実測値533.1[M+H]+。
【1000】
実施例144:(3R)−1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチルエステル。
【1001】
【化266】
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【1002】
MS(ESI):C24H25N3O3Sに対する質量計算値435.5;m/z実測値436.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.37(s,1H),7.77(d,J=8.6,1H),7.76(d,J=8.1,1H),7.65(d,J=7.9,1H),7.41−7.38(m,1H),7.35(d,J=2.1,1H),7.28−7.25(m,1H),7.14(d,J=2.0,1H),7.10(dd,J=8.6,2.1,1H),4.14−4.08(m,2H),3.73(d,J=13.6,1H),3.71(d,J=13.6,1H),3.05(d,J=9.5,1H),2.84−2.81(m,1H),2.62−2.58(m,1H),3.11−3.08(m,1H),2.12−2.08(m,1H),1.95−1.90(m,1H),1.76−1.73(m,1H),1.62−1.58(m,2H),1.52−1.48(m,1H),1.23(t,J=7.1,1H)。
【1003】
実施例145:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル。
【1004】
【化267】
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【1005】
MS(ESI):C26H30N4O3Sに対する質量計算値478.6;m/z実測値479.2[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.30(s,1H),7.79−7.75(m,2H),7.66(d,J=8.0,1H),7.41−7.37(m,2H),7.28−7.25(m,1H),7.17(br s,1H),7.11(dd,J=8.6,2.1,1H),4.44(br s,1H),3.70(s,2H),3.50(br s,1H),2.89(br d,2H),2.18−2.13(br t,2H),1.93(br d,2H),1.48−1.44(m,2H),1.46(s,9H)。
【1006】
実施例146:5−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1007】
【化268】
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【1008】
MS(ESI):C27H30N4O3Sに対する質量計算値490.6;m/z実測値491.2[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.34(s,1H),7.77−7.74(m,2H),7.65(d,J=8.0,1H),7.41−7.37(m,2H),7.27−7.25(m,1H),7.16(br d,J=2.3,1H),7.11(dd,J=8.6,2.2,1H),3.80(s,2H),3.55(br s,2H),2.27(br s,2H),2.81(br m,2H),2.74−2.70(m,2H),2.48(br s,2H),1.47(s,9H)。
【1009】
実施例147:(1S,4S)−5−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1010】
【化269】
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【1011】
MS(ESI):C26H28N4O3Sに対する質量計算値476.6;m/z実測値477.2[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.27(s,1H),7.81−7.75(m,2H),7.65(d,J=8.0,1H),7.41−7.38(m,2H),7.28−7.25(m,1H),7.18(br s,1H),7.11(d,J=8.6,1H),4.41(s,0.46H),4.27(s,0.54H),3.95−3.8(m,2H),3.66(d,J=10.5,0.54H),3.55−3.50(m,1.46H),3.20−3.16(m,1H),2.97〜3.89(m,1H),2.83−2.80(m,0.46H),2.66−2.63(m,0.54H),1.88(d,J=9.3,1H),1.74−1.70(m,1H),1.49(s,9H)。
【1012】
実施例148:1−{2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチル}−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル。
【1013】
【化270】
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【1014】
メタンスルホン酸2−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−1H−インドール−3−イル]−エチルエステル(250mg、0.64mmol)のMeCN(7mL)溶液に、イソニペコチン酸エチル(ethyl isonipocoate)(0.11mL、0.77mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物を濾過し、逆相HPLCにより精製すると、表題化合物をオフホワイト固体として生成した(44.3mg、15%)。MS(ESI):C25H27N3O3Sに対する質量計算値449.5;m/z実測値450.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.19(s,1H),7.76(d,J=7.6,1H),7.65(d,J=7.3,1H),7.57(d,J=2.3,1H),7.39(dd,J=10.3,5.0,2H),7.27−7.22(m,1H),7.20−7.11(m,2H),4.15(q,J=7.1,2H),3.07−2.91(m,5H),2.73−2.63(m,2H),2.32(s,1H),2.13(s,2H),1.95(d,J=10.1,3H),1.87−1.74(m,3H)。
【1015】
実施例149:1−{2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチル}−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル。
【1016】
【化271】
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【1017】
メタンスルホン酸2−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチルエステル(200mg、0.5mmol)とK2CO3(78mg、0.6mmol)のMeCN(5.2mL)懸濁液に、イソニペコチン酸エチル(0.08mL、0.5mmol)を添加し、反応混合物を加熱した(70℃、8時間)。反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮し、得られた残渣をEtOAc及び食塩水に分配した(各20mL)。有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(20〜80%)を用いてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を透明油として生成した(108mg、47%)。MS(ESI):C25H26N2O4Sに対する質量計算値450.6;m/z実測値451.2[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):7.43(d,J=8.5,1H),7.65(d,J=8.0,1H),7.58(d,J=8.5,1H),7.54(s,1H),7.51(d,J=1.5,1H),7.39−7.36(m,1H),7.27−7.24(m,2H),4.14(q,J=7.0,2H),2.98(d,J=11.5,2H),2.89−2.85(m,2H),2.69−2.66(m,2H),2.34−2.29(m,1H),2.14−2.10(m,2H),1.96〜2.94(m,2H),1.85−1.77(m,2H),1.26(t,J=7.0,3H)。
【1018】
実施例150:meso−endo−({8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−tert−ブトキシカルボニル−アミノ)−酢酸tert−ブチルエステル。
【1019】
【化272】
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【1020】
2−(2−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール(200mg、0.6mmol)のMeCN(6mL)溶液に、K2CO3(236mg、1.7mmol)と、meso−endo−[(8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−tert−ブトキシカルボニル−アミノ]−酢酸tert−ブチルエステル(194mg、0.6mmol)を添加し、撹拌した(室温、12時間)。反応混合物をEtOAc(30mL)と飽和NaHCO3に分配した(10mL)。水相をEtOAcで抽出した(3×30mL)。有機層を合わせ、乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、EtOAc:ヘキサン(0〜50%)を用いて、フラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、表題化合物を無色結晶として生成した(186mg、53%)。MS(ESI):C34H41N3O6Sに対する質量計算値619.3;m/z実測値620.3[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.74(d,J=7.6,1H),7.66(d,J=7.3,1H),7.55(d,J=8.4,1H),7.49(d,J=1.7,1H),7.42−7.34(m,1H),7.29−7.23(m,2H),7.21(dd,J=8.4,2.1,1H),3.68(s,2H),3.52(s,2H),3.38(s,2H),2.39(dd,J=21.8,8.9,2H),2.13(d,J=4.4,2H),1.57(s,1H),1.43(s,18H),1.34−1.19(m,3H),1.01−0.80(m,1H)。
【1021】
実施例151は、実施例150に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。
【1022】
実施例151:{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピロリジン−3−イル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルホルマート。
【1023】
【化273】
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【1024】
MS(ESI):C24H26N4O4Sに対する質量計算値466.2;m/z実測値467.1[M+H]+。
【1025】
実施例152:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピロリジン−3−イルアミン塩酸塩。
【1026】
【化274】
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【1027】
{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピロリジン−3−イル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルホルマート(435mg、0.849mmol)のDCM(10mL)懸濁液に、4MのHClのジオキサン(1.06mL、4.25mmol)溶液を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、14時間)。反応混合物を減圧下で濃縮し、表題化合物を黄色固体として得た(320mg、95%)。MS(ESI):C19H18N4O2Sに対する質量計算値366.1;m/z実測値367.1[M+H]+。
【1028】
実施例153:1−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−エタノン。
【1029】
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
【1030】
2−(3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン(120mg、0.31mmol)のCH3CN/DMF(4:1、3mL)溶液に、K2CO3(169mg、1.2mmol)と、次いで1−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル)−エタノン(47mg、0.31mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、8時間)。反応混合物をDCM(10mL)と飽和NaHCO3(5mL)に分配した。有機層を分離し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を無色固体として生成した(47mg、35%)。MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.14;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.84(d,J=8.5,1H),7.63−7.56(m,2H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),4.20(dd,J=12.7,1.5,1H),3.72−3.58(m,2H),3.48−3.19(m,4H),2.89(d,J=12.3,1H),2.06(s,J=2.8,3H),2.03−1.93(m,2H),1.72−1.63(m,2H)。
【1031】
実施例154〜189は、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1032】
実施例154:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1033】
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
【1034】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.13;m/z実測値421.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3,1:1回転異性体混合物):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dt,J=7.9,1.6,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.61−7.56(m,2H),7.32−7.26(m,1H),7.20(ddd,J=7.9,4.8,1.1,1H),4.80(s,0.5H),4.24(s,0.5H),3.93−3.78(m,2H),3.76−3.71(m,0.5H),3.62−3.57(m,1H),3.57−3.52(m,1H),3.32(dd,J=9.3,2.3,0.5H),3.28(dd,J=11.5,2.0,0.5H),3.02(dd,J=9.6,2.1,0.5H),2.85(s,J=1.2,1H),2.65−2.59(m,0.5H),2.09(s,1.5H),2.00(s,1.5H),1.99−1.86(m,1H),1.84−1.77(m,0.5H),1.70−1.66(m,1H)。
【1035】
実施例155:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【1036】
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
【1037】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.16;m/z実測値449.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.81(d,J=8.5,1H),7.58(d,J=1.7,2H),7.29−7.27(m,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),5.83(d,J=6.9,1H),4.16−4.02(m,1H),3.63(s,J=4.0,2H),3.27(s,2H),2.26−2.10(m,4H),1.97(s,3H),1.82−1.75(m,2H),1.62(d,J=14.1,2H)。
【1038】
実施例156:2−(3−モルホリン−4−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1039】
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
【1040】
MS(ESI):C19H17N3O3Sに対する質量計算値367.16;m/z実測値368.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.79(d,J=8.5,1H),7.60(s,1H),7.58(d,J=2.0,1H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),3.75−3.70(m,4H),3.63(d,J=0.7,2H),2.55−2.42(m,4H)。
【1041】
実施例157:(1R,4R)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1042】
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
【1043】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.13;m/z実測値421.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3,1:1回転異性体混合物):8.56(d,J=4.8,1H),8.02(d,J=7.1,1H),7.75(d,J=8.4,1H),7.59(d,J=1.6,2H),7.30(d,J=7.0,1H),7.25−7.15(m,1H),4.79(s,0.5H),4.24(s,0.5H),3.97−3.77(m,2H),3.74(d,J=11.4,0.5H),3.59(d,J=6.3,1H),3.54(d,J=9.4,0.5H),3.38−3.23(m,1H),3.02(d,J=9.6,0.5H),2.85(s,1H),2.62(d,J=9.6,0.5H),2.08(s,1.5H),2.00(s,1.5H),1.98−1.78(m,1.5H),1.70−1.66(m,0.5H)。
【1044】
実施例158:(1S,4S)−2−[3−(2−オキサ−5−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1045】
【化280】
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【1046】
MS(ESI):C20H17N3O3Sに対する質量計算値379.10;m/z実測値380.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.76(d,J=8.5,1H),7.60−7.57(m,2H),7.28(dd,J=8.5,2.1,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),4.43(s,1H),4.10(d,J=7.7,1H),3.87(dd,J=17.7,1.0,2H),3.66(dd,J=7.7,1.8,1H),3.52(s,1H),2.90(dd,J=10.1,1.7,1H),2.66(d,J=10.2,1H),1.89(d,J=1.9,1H),1.77−1.72(m,1H)。
【1047】
実施例159:(S)−2−[3−(3−メチル−モルホリン−4−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1048】
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
【1049】
MS(ESI):C20H19N3O3Sに対する質量計算値381.11;m/z実測値382.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.79(d,J=8.5,1H),7.61−7.55(m,2H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),4.13(dd,J=13.7,1.1,1H),3.82−3.67(m,2H),3.64−3.53(m,1H),3.40−3.24(m,2H),2.68(dt,J=11.8,2.7,1H),2.56−2.46(m,1H),2.32−2.15(m,1H),1.15(d,J=6.3,3H)。
【1050】
実施例160:(1R,4R)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド。
【1051】
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
【1052】
MS(ESI):C21H19N5O3Sに対する質量計算値421.12;m/z実測値422.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.58(d,J=2.2,2H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.20(dd,J=8.0,4.8,1H),4.42(s,1H),4.35(s,2H),3.85(qd,J=13.8,1.0,2H),3.58(s,1H),3.51(d,J=8.6,1H),3.23(dd,J=8.8,2.2,1H),3.00−2.73(m,2H),1.92(d,J=9.7,1H),1.75(d,J=9.6,1H)。
【1053】
実施例161:5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−カルボン酸アミド。
【1054】
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
【1055】
MS(ESI):C22H21N5O3Sに対する質量計算値435.14;m/z実測値435.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.74(d,J=8.5,1H),7.58(d,J=2.2,2H),7.28(dd,J=8.3,2.0,1H),7.20(dd,J=8.0,4.8,1H),4.35(s,2H),3.73(s,2H),3.65−3.54(m,2H),3.27(dd,J=10.3,3.2,2H),2.95−2.83(m,2H),2.68−2.51(m,4H)。
【1056】
実施例162:N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イルメチル}−アセトアミド。
【1057】
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
【1058】
MS(ESI):C23H24N4O3Sに対する質量計算値436.16;m/z実測値437.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.63−7.52(m,2H),7.29−7.27(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),5.65(s,1H),3.62(d,J=0.8,2H),3.14(t,J=6.4,2H),2.94(d,J=11.5,2H),2.06−1.95(m,5H),1.72(d,J=26.9,2H),1.56−1.43(m,1H),1.35−1.22(m,2H)。
【1059】
実施例163:2−[3−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1060】
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
【1061】
MS(ESI):C21H18F3N3O2Sに対する質量計算値433.11;m/z実測値434.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.61−7.54(m,2H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),3.64(d,J=0.8,2H),3.09−2.97(m,2H),2.08−1.92(m,3H),1.90−1.80(m,2H),1.69−1.56(m,2H)。
【1062】
実施例164:(1S,4S)−1−{5−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1063】
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
【1064】
MS(ESI):C23H21N3O3Sに対する質量計算値419.13;m/z実測値420.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3,1:1回転異性体混合物):7.77−7.71(m,2H),7.67(d,J=8.0,1H),7.58(d,J=6.4,1H),7.55−7.52(m,1H),7.39(t,J=7.5,1H),7.31−7.23(m,2H),4.80(s,0.5H),4.24(s,0.5H),3.98−3.71(m,2.5H),3.61(s,1.0H),3.55(d,J=9.1,0.5H),3.37−3.24(m,1H),3.02(dd,J=9.6,2.1,0.5H),2.91−2.80(m,1H),2.63(d,J=10.7,0.5H),2.09(s,1.5H),2.00(s,1.5H),1.99−1.86(m,1H),1.81(d,J=9.8,0.5H),1.73−1.63(m,0.5H)。
【1065】
実施例165:2−(3−モルホリン−4−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【1066】
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
【1067】
MS(ESI):C20H18N2O3Sに対する質量計算値366.10;m/z実測値367.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.77(d,J=8.5,1H),7.73(d,J=8.1,0.4,1H),7.67−7.63(m,1H),7.57(s,1H),7.53(d,J=2.1,1H),7.41−7.34(m,1H),7.30−7.21(m,2H),3.75−3.67(m,4H),3.61(s,2H),2.53−2.41(m,4H)。
【1068】
実施例166:1−{2−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,7−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−7−イル}−エタノン。
【1069】
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
【1070】
MS(ESI):C25H26N4O3Sに対する質量計算値476.2;m/z実測値477.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3,回転異性体混合物1:2):8.60−8.52(m,1H),8.00(ddd,J=7.9,2.8,1.7,1H),7.59(dd,J=13.2,2.4,1H),7.53−7.45(m,1H),7.24(td,J=8.9,2.5,1H),7.21−7.17(m,1H),6.62(s,0.4H),6.59(s,0.6H),3.83(t,J=13.0,1.6H),3.73(t,J=15.0,1H),3.49(s,0.4H),3.45(s,1H),3.38−3.31(m,0.6H),3.24−3.14(m,0.6H),3.09(d,J=13.0,0.6H),3.03−2.94(m,0.6H),2.87−2.78(m,0.4H),2.73(d,J=9.4,0.6H),2.72−2.66(m,0.4H),2.58−2.49(m,1H),2.42(d,J=9.4,0.4H),2.13(d,J=9.4,0.6H),2.10(s,1H),2.04(s,2H),1.76−1.51(m,5.6H),1.51−1.38(m,0.6H)。
【1071】
実施例167:1−{9−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,9−ジアザ−スピロ[5.5]ウンデカ−3−イル}−エタノン。
【1072】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【1073】
MS(ESI):C26H28N4O3Sに対する質量計算値476.2;m/z実測値477.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.60(d,J=2.4,1H),7.51(d,J=8.8,1H),7.24(dd,J=8.8,2.5,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.61(s,1H),3.72(s,2H),3.63−3.45(m,2H),3.44−3.28(m,2H),2.53(d,J=5.2,4H),2.08(d,J=8.6,3H),1.60(t,J=5.5,4H),1.52−1.40(m,4H)。
【1074】
実施例168:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1075】
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
【1076】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD,回転異性体混合物1:1):8.59−8.51(m,1H),8.04−7.99(m,1H),7.61−7.51(m,2H),7.26(ddd,J=8.5,2.1,0.7,1H),7.23−7.17(m,1H),6.63(dd,J=6.8,0.7,1H),4.80(s,0.5H),4.26(s,0.5H),3.89(d,J=13.8,2H),3.78(d,J=11.6,0.5H),3.68(s,1H),3.61(d,J=10.4,0.5H),3.37(dd,J=9.5,2.3,0.5H),3.31(dd,J=11.6,1.9,0.5H),3.16(dd,J=9.7,2.1,0.5H),2.99−2.87(m,1H),2.72−2.64(m,0.5H),2.10(s,1.5H),2.05−1.96(m,2H),1.86(m,1H),1.70(d,J=10.1,0.5H)。
【1077】
実施例169:meso−1−{5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−イル}−エタノン。
【1078】
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
【1079】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3;回転異性体混合物):8.55(dd,J=4.8,1.7,1H),8.04−7.93(m,1H),7.60(t,J=2.8,1H),7.50(d,J=8.9,1H),7.27−7.22(m,J=8.9,2.5,1.3,1H),7.19(ddd,J=8.0,4.8,0.8,1H),6.63(d,J=3.0,1H),4.59(s,0.5H),3.98−3.76(m,3.5H),3.44(ddd,J=12.5,11.6,2.0,1H),3.20−3.07(m,1H),3.05−2.91(m,2H),2.23−2.09(m,1H),2.08(s,1.5H),2.03(s,1.5H),1.94−1.77(m,2H),1.73−1.58(m,1H)。
【1080】
実施例170:meso−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−イル}−エタノン。
【1081】
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
【1082】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3;回転異性体混合物,1:1):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.04−7.96(m,1H),7.60−7.48(m,2H),7.29−7.24(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.64(d,J=3.6,1H),4.59(s,0.5H),3.97−3.72(m,3.5H),3.47(d,J=12.7,0.5H),3.40(dd,J=10.5,2.0,0.5H),3.21−3.06(m,1H),3.06−2.92(m,2H),2.25−2.09(m,0.5H),2.08(s,1.5H),2.03(s,1.5H),1.95−1.78(m,2H),1.68(s,1.5H)。
【1083】
実施例171:1−{4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン。
【1084】
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
【1085】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.57(dd,J=10.1,5.1,2H),7.31−7.26(m,J=2.1,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.64(s,1H),3.73(s,2H),3.72−3.60(m,2H),3.58−3.45(m,2H),2.64−2.46(m,J=10.7,6.1,4H),2.09(s,3H)。
【1086】
実施例172:meso−endo−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−尿素。
【1087】
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
【1088】
MS(ESI):C23H23N5O3Sに対する質量計算値449.2;m/z実測値450.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.54(dd,J=4.9,1.6,1H),8.04(dd,J=7.9,1.6,1H),7.55(dd,J=7.9,5.0,2H),7.28−7.19(m,2H),6.67(s,1H),3.84(s,1H),3.69(s,2H),3.30(s,2H),2.50(s,3H),2.32−2.04(m,4H),1.92(t,J=7.3,2H),1.67(d,J=14.3,2H)。
【1089】
実施例173:meso−8−[5−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸アミド。
【1090】
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
【1091】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.73(d,J=8.0,1H),7.65(d,J=7.4,1H),7.52(dd,J=5.7,3.1,2H),7.38(t,J=7.2,1H),7.30−7.25(m,1H),7.25−7.19(m,1H),6.65(s,1H),4.48(s,2H),3.69(s,2H),3.52(s,1H),3.33(s,2H),3.22(d,J=11.6,2H),2.12−1.95(m,J=8.1,3H),1.84−1.70(m,J=7.0,2H)。
【1092】
実施例174:(1S,4S)−5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド。
【1093】
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
【1094】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.73(d,J=8.1,1H),7.65(d,J=8.0,1H),7.57−7.48(m,2H),7.44−7.33(m,1H),7.30−7.24(m,1H),7.24−7.19(m,1H),6.61(s,1H),3.69(s,2H),2.94(d,J=11.7,2H),2.36−2.22(m,1H),2.18(dd,J=11.2,8.5,2H),2.06−1.73(m,5H)。
【1095】
実施例175:meso−endo−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−尿素。
【1096】
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
【1097】
MS(ESI):C23H23N5O3Sに対する質量計算値449.2;m/z実測値450.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3Cl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.81(d,J=8.5,1H),7.58−7.54(m,2H),7.29−7.25(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.9,1H),5.04(d,J=6.8,1H),4.44(s,2H),3.88−3.80(m,1H),3.62(d,J=0.9,2H),3.25(s,2H),2.26−2.05(m,4H),1.88−1.78(m,2H),1.73−1.65(m,2H)。
【1098】
実施例176:フラン−2−イルメチル−メチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1099】
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
【1100】
MS(ESI):C21H17N3O3Sに対する質量計算値391.10;m/z実測値392.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.00(dd,J=7.9,1.6,1H),7.71(d,J=8.5,1H),7.64−7.54(m,2H),7.42(dd,J=1.8,0.8,1H),7.28(dd,J=8.5,2.1,1H),7.19(dd,J=7.9,4.8,1H),6.36−6.33(m,1H),6.25−6.20(m,1H),3.66(s,2H),3.65(s,2H),2.30(s,3H)。
【1101】
実施例177:メチル−ピリジン−4−イルメチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1102】
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
【1103】
MS(ESI):C22H18N4O2Sに対する質量計算値402.12;m/z実測値403.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.59−8.53(m,3H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.83−7.72(m,1H),7.62−7.59(m,2H),7.32(dd,J=8.5,2.1,1H),7.30−7.27(m,2H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),3.74−3.66(m,2H),3.54(d,J=16.9,2H),2.28(d,J=21.8,3H)。
【1104】
実施例178:メチル−ピリジン−3−イルメチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1105】
【化300】
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【1106】
MS(ESI):C22H18N4O2Sに対する質量計算値402.1;m/z実測値403.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.60−8.55(m,2H),8.51(dd,J=4.8,1.5,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.74(d,J=8.5,1H),7.71−7.65(m,1H),7.62−7.59(m,2H),7.33−7.24(m,2H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),3.68(s,J=0.6,2H),3.58(s,2H),2.24(s,3H)。
【1107】
実施例179:1−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−2−オン。
【1108】
【化301】
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【1109】
MS(ESI):C25H25N3O3Sに対する質量計算値447.2;m/z実測値448.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.78−7.72(m,2H),7.67(d,J=7.3,1H),7.58(s,1H),7.53(d,J=2.1,1H),7.39(td,J=7.8,1.2,1H),7.32−7.21(m,2H),4.09−3.93(m,1H),3.63(s,2H),3.36(t,J=7.0,2H),3.02(d,J=11.3,2H),2.38(t,J=8.1,2H),2.15(t,J=10.4,2H),2.07−1.91(m,2H),1.81−1.61(m,4H)。
【1110】
実施例180:N−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミド。
【1111】
【化302】
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【1112】
MS(ESI):C23H23N3O3Sに対する質量計算値421.2;m/z実測値422.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.78−7.71(m,2H),7.67(dd,J=7.9,0.8,1H),7.57(s,1H),7.53(d,J=2.1,1H),7.39(td,J=7.8,1.3,1H),7.42−7.36(m,1H),7.30−7.22(m,1H),5.36−5.20(m,1H),3.88−3.74(m,1H),3.62(s,J=0.6,2H),2.97−2.78(m,2H),2.17(t,J=10.4,2H),1.96(s,3H),1.96−1.89(m,2H),1.49−1.37(m,2H)。
【1113】
実施例181:meso−endo−N−{8−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【1114】
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
【1115】
MS(ESI):C25H25N3O3Sに対する質量計算値447.2;m/z実測値448.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.80(d,J=8.5,1H),7.74(d,J=8.1,1H),7.67(dd,J=7.9,0.7,1H),7.56(s,1H),7.52(d,J=2.1,1H),7.39(td,J=7.8,1.3,1H),7.31−7.22(m,2H),5.78(s,1H),4.23−3.98(m,1H),3.63(s,2H),3.28(s,2H),2.36−2.06(m,4H),1.96(s,3H),1.84−1.72(m,2H),1.62(d,J=14.2,2H)。
【1116】
実施例182:1−{4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−[1,4]ジアゼパン−1−イル}−エタノン。
【1117】
【化304】
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【1118】
MS(ESI):C22H22N4O3Sに対する質量計算値422.14;m/z実測値423.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3,1:1回転異性体混合物):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.04−7.99(m,1H),7.76(dd,J=8.5,5.0,1H),7.64−7.54(m,2H),7.30−7.27(m,1H),7.24−7.15(m,1H),3.76(dd,J=5.7,0.8,2H),3.72−3.60(m,2H),3.58−3.43(m,2H),2.78−2.60(m,4H),2.10(s,1.5H),2.07(s,1.5H),1.93−1.82(m,2H)。
【1119】
実施例183:2−[3−(4−メタンスルホニル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1120】
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
【1121】
MS(ESI):C21H21N3O4S2に対する質量計算値443.55;m/z実測値444.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.61−7.55(m,2H),7.28(dd,J=8.3,1.9,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),3.66(s,2H),3.13(d,J=11.6,2H),2.90−2.76(m,4H),2.19−2.01(m,4H),1.87(qd,J=12.4,3.9,2H)。
【1122】
実施例184:(2−メトキシ−エチル)−メチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1123】
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
【1124】
MS(ESI):C21H21N3O4S2に対する質量計算値369.1;m/z実測値370.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.74(d,J=8.5,1H),7.64−7.55(m,2H),7.28(dd,J=8.3,2.3,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),3.71(s,2H),3.56(t,J=5.7,2H),3.37(d,J=7.1,3H),2.67(t,J=5.7,2H),2.32(s,3H)。
【1125】
実施例185:2−(3−ピロリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1126】
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
【1127】
MS(ESI):C19H17N3O2Sに対する質量計算値351.43;m/z実測値352.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.73(d,J=8.5,1H),7.62(s,1H),7.58(d,J=2.1,1H),7.31−7.26(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),3.76(s,2H),2.58(t,J=5.8,4H),1.81(dt,J=6.6,3.1,4H)。
【1128】
実施例186:(2S)−2−[3−(2−メトキシメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1129】
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
【1130】
MS(ESI):C21H21N3O3Sに対する質量計算値395.48;m/z実測値396.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.5,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.76(d,J=8.5,1H),7.60(s,1H),7.57(d,J=2.0,1H),7.32−7.25(m,1H),7.19(dd,J=7.9,4.8,1H),4.22(d,J=13.8,1H),3.62(d,J=13.8,1H),3.56−3.47(m,1H),3.46−3.36(m,4H),3.00(dd,J=11.2,4.7,1H),2.78(dq,J=11.8,5.9,1H),2.28(dt,J=16.8,8.4,1H),1.94(tt,J=12.2,11.7,1H),1.81−1.67(m,2H),1.66−1.56(m,1H)。
【1131】
実施例187:(1S,4S,5S)−N−{2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イル}−アセトアミド。
【1132】
【化309】
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【1133】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.52;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.72(d,J=8.5,1H),7.61−7.52(m,2H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),5.83(s,1H),4.21(dd,J=10.6,6.5,1H),3.82(dd,J=13.7,0.9,1H),3.66(dd,J=13.8,0.8,1H),3.21(s,1H),2.89(d,J=10.2,1H),2.67(s,1H),2.55−2.42(m,1H),2.06(ddd,J=11.2,9.3,3.4,1H),1.99(s,3H),1.80(d,J=10.2,1H),1.44(d,J=10.3,1H),1.25(dt,J=12.9,3.7,1H)。
【1134】
実施例188:(1S,4S,5S)−N−{2−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イル}−アセトアミド。
【1135】
【化310】
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【1136】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.52;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.60−8.51(m,1H),8.01(d,J=7.9,1H),7.59(s,1H),7.49(d,J=8.4,1H),7.26−7.16(m,2H),6.62(s,1H),6.17(s,1H),4.22(s,1H),3.86(d,J=14.4,1H),3.76(d,J=14.3,1H),3.29(s,1H),3.03(d,J=10.0,1H),2.71(s,1H),2.59(d,J=10.3,1H),2.14−2.02(m,1H),1.98(s,3H),1.77(d,J=10.1,1H),1.47(d,J=10.4,1H),1.38−1.31(m,1H)。
【1137】
実施例189:(1S,4S,5S)−N−{2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イル}−アセトアミド。
【1138】
【化311】
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【1139】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.52;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(d,J=3.2,1H),8.07−7.97(m,1H),7.61−7.48(m,2H),7.27−7.17(m,2H),6.62(d,J=6.6,1H),6.31(d,J=43.9,1H),4.22(s,1H),3.86(d,J=14.4,1H),3.75(dd,J=14.3,5.4,1H),3.30(s,1H),3.08−2.98(m,1H),2.70(s,1H),2.58(d,J=10.1,1H),2.11−1.99(m,1H),1.97(d,J=3.9,3H),1.77(d,J=10.1,1H),1.51−1.42(m,1H),1.36(d,J=13.5,1H)。
【1140】
各具体的な実施例に記載のように修正して、実施例190〜222を、以下の変更を加え実施例153のように調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を50℃にて16時間使用した。
【1141】
実施例190:2−[2−(4−フルオロ−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1142】
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
【1143】
MS(ESI):C20H18FN3O2Sに対する質量計算値383.11;m/z実測値384.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(d,J=4.0,1H),8.30(dd,J=8.0,1.3,1H),7.71(dd,J=16.1,5.0,2H),7.37−7.30(m,2H),7.11(s,1H),4.87−4.73(m,1H),4.26(s,2H),3.14−3.00(m,4H),2.21−1.98(m,4H)。
【1144】
実施例191:2−[2−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1145】
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
【1146】
MS(ESI):C21H18F3N3O2Sに対する質量計算値433.11;m/z実測値434.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.51−8.45(m,1H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.69(d,J=8.5,1H),7.65(d,J=1.8,1H),7.37−7.27(m,2H),6.87(s,1H),3.87(s,2H),3.19−3.10(m,2H),2.35−2.27(m,2H),2.26−2.15(m,1H),1.95−1.86(m,2H),1.74−1.61(m,2H)。
【1147】
実施例192:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1148】
【化314】
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【1149】
MS(ESI):C20H19N3O2Sに対する質量計算値365.12;m/z実測値366.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.76−7.64(m,2H),7.39−7.26(m,2H),6.95(s,1H),4.04(s,2H),2.93−2.75(m,4H),1.83−1.63(m,4H),1.60−1.47(m,2H)。
【1150】
実施例193:(1R,4R)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド。
【1151】
【化315】
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【1152】
MS(ESI):C21H19N5O3Sに対する質量計算値421.12;m/z実測値422.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.52−8.46(m,1H),7.98−7.92(m,1H),7.54−7.47(m,2H),7.22−7.17(m,1H),7.16−7.12(m,1H),6.70(s,1H),4.54−4.38(m,2H),4.00−3.89(m,2H),3.77−3.68(m,1H),3.67−3.57(m,1H),3.25(d,J=7.8,1H),3.10−3.01(m,1H),3.01−2.91(m,1H),1.96−1.87(m,1H),1.76(d,J=9.6,1H).残りのプロトンは、検出されなかったことから、溶媒ピーク中に埋もれているものと考えられる。
【1153】
実施例194:5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−カルボン酸アミド。
【1154】
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
【1155】
MS(ESI):C22H21N5O3Sに対する質量計算値435.14;m/z実測値435.9[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.47(dd,J=4.9,1.6,1H),8.28(dd,J=8.0,1.6,1H),7.69−7.59(m,2H),7.37−7.22(m,2H),6.78(s,1H),3.81(s,2H),3.55−3.46(m,2H),3.30−3.26(m,1H),2.96−2.84(m,4H),2.57−2.44(m,2H),2.03(d,J=5.2,1H)。
【1156】
実施例195:1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル}−エタノン。
【1157】
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
【1158】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.14;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.51−8.43(m,1H),8.27(dd,J=8.0,1.6,1H),7.68−7.58(m,2H),7.35−7.24(m,2H),6.77(s,1H),3.81(s,2H),3.75−3.66(m,1H),3.64−3.54(m,1H),3.47−3.36(m,2H),3.02−2.93(m,1H),2.92−2.78(m,3H),2.63−2.54(m,2H),2.03(s,3H)。
【1159】
実施例196:1−{4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−エタノンホルマート。
【1160】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
【1161】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.13;m/z実測値409.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.47(dd,J=4.9,1.6,1H),8.28(dd,J=8.0,1.6,1H),7.89−7.84(m,1H),7.82(s,1H),7.65(d,J=2.1,1H),7.36−7.29(m,2H),3.77(s,2H),3.65−3.59(m,2H),3.59−3.52(m,2H),2.63−2.57(m,2H),2.57−2.51(m,2H),2.08(s,3H)。
【1162】
実施例197:N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミドホルマート。
【1163】
【化319】
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【1164】
MS(ESI):C22H22N4O3Sに対する質量計算値422.14;m/z実測値423.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.51−8.45(m,1H),8.33−8.27(m,1H),7.99(s,1H),7.90−7.80(m,1H),7.75−7.68(m,1H),7.43−7.29(m,2H),4.15(s,2H),3.86−3.73(m,1H),2.86−2.69(m,2H),2.06−1.95(m,2H),1.92(s,3H),1.76−1.60(m,2H).残りのプロトンは、検出されなかったことから、溶媒ピーク中に埋もれているものと考えられる。
【1165】
実施例198:ジエチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−アミンホルマート。
【1166】
【化320】
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【1167】
MS(ESI):C19H3N3O2Sに対する質量計算値353.1;m/z実測値353.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(d,J=3.9,1H),8.31(dd,J=8.0,1.6,1H),7.79−7.76(m,2H),7.38(dd,J=8.5,2.2,1H),7.35(dd,J=8.0,4.9,1H),7.30(s,1H),4.59(s,2H),3.22(q,J=7.2,4H),1.42(t,J=7.3,6H)。
【1168】
実施例199:(1S,4S)−1−{5−[5−(チアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノンホルマート。
【1169】
【化321】
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【1170】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.2;m/z実測値421.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.82(s,1H),8.36(d,J=5.4,1H),7.91(d,J=5.3,1H),7.64(d,J=2.4,1H),7.59(d,J=8.9,1H),7.31(ddd,J=8.9,2.5,0.7,1H),6.84(s,1H),4.71(s,0.5H),4.50(s,0.5H),4.07−3.94(m,2H),3.83−3.62(m,2H),3.48(dd,J=10.1,2.3,0.5H),3.30−3.25(m,0.5H),3.09(dd,J=10.1,2.1,0.5H),3.00(dd,J=10.0,2.2,0.5H),2.90−2.82(m,1H),2.11(s,1.5H),2.03−1.99(m,2H),1.95(d,J=10.3,0.5H),1.91−1.85(m,0.5H),1.79(d,J=10.3,0.5H)。
【1171】
実施例200:meso−endo−N−{8−[5−(チアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミドホルマート。
【1172】
【化322】
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【1173】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.81(s,1H),8.43(br s,1H),8.37(d,J=5.5,1H),7.93(d,J=5.5,1H),7.72(d,J=2.4,1H),7.67(d,J=8.9,1H),7.40(dd,J=8.9,2.5,1H),7.09(s,1H),4.25(s,2H),3.93(t,J=6.7,1H),3.76(br s,2H),2.40−2.24(m,6H),2.02−1.97(m,5H)。
【1174】
実施例201:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【1175】
【化323】
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【1176】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):9.00(s,1H),8.44(d,J=5.3,1H),7.64(d,J=5.3,1H),7.58(d,J=8.4,1H),7.54(d,J=1.5,1H),7.23(dd,J=8.4,2.1,1H),6.65(s,1H),5.81(d,J=6.2,1H),4.11(q,J=6.9,1H),3.68(s,2H),3.33(br s,2H),2.31−2.25(m,2H),2.21−2.14(m,2H),1.97(s,3H),1.85−1.79(m,2H),1.64−1.62(m,1H)。
【1177】
実施例202:meso−1−{8−[6−(チアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−エタノン。
【1178】
【化324】
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【1179】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):9.00(s,1H),8.45(d,J=5.3,1H),7.65(d,J=5.3,1H),7.59(d,J=8.4,1H),7.56(d,J=1.5,1H),7.24(dd,J=8.4,2.1,1H),6.68(s,1H),4.21(dd,J=12.9,2.5,1H),3.68(s,2H),3.45−3.42(m,2H),3.36−3.31(m,2H),2.94(d,J=12.9,1H),2.07(s,3H),2.05−1.96(m,2H),1.75−1.62(m,2H)。
【1180】
実施例203:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1181】
【化325】
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【1182】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):9.00(d,J=0.8,1H),8.45(d,J=5.4,1H),7.66−7.64(m,1H),7.59(dd,J=8.4,1.6,1H),7.55−7.53(m,1H),7.24(dt,J=8.4,2.1,1H),6.65(dd,J=5.0,0.8,1H),4.81(s,0.6H),4.26(s,0.4H),3.91(s,1H),3.88(s,1H),3.79(dd,J=11.7,1.4,0.4H),3.68(br s,1H),3.61(dd,J=9.5,1.0,0.6H),3.37(dd,J=9.5,2.3,0.6H),3.31(dd,J=11.7,1.9,0.4H),3.17(dd,J=9.7,2.1,0.4H),2.97−2.88(m,1H),2.67(dd,J=9.6,1.2,0.4H),2.10(s,1.5H),2.06−1.98(m,2.5H),1.93−1.82(m,1H),1.73−1.69(m,1H)。
【1183】
実施例204:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸メチルアミド。
【1184】
【化326】
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【1185】
MS(ESI):C22H22N4O3Sに対する質量計算値422.1;m/z実測値423.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.60−7.51(m,2H),7.26−7.23(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.61(s,1H),5.62(br s,1H),3.70(s,2H),3.04−2.98(m,2H),2.79(d,J=4.8,3H),2.20−2.03(m,3H),1.92−1.75(m,4H)。
【1186】
実施例205:ピロリジン−1−イル−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−メタノン。
【1187】
【化327】
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【1188】
MS(ESI):C25H26N4O3Sに対する質量計算値462.2;m/z実測値463.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.58−7.54(m,2H),7.28−7.23(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.61(s,1H),3.74(s,2H),3.46(t,J=6.8,4H),3.07−3.01(m,2H),2.36−2.28(m,1H),2.18(td,J=11.7,2.4,2H),2.02−1.89(m,4H),1.88−1.78(m,2H),1.73(d,J=12.4,2H)。
【1189】
実施例206:meso−1−{8−[5−(チアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−エタノン。
【1190】
【化328】
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【1191】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.99(d,J=0.7,1H),8.44(d,J=5.3,1H),7.64(dd,J=5.3,0.8,1H),7.56−7.53(m,2H),7.24(dd,J=8.8,2.5,1H),6.68(s,1H),4.21(dd,J=12.8,2.6,1H),3.69(s,2H),3.44(d,J=2.3,2H),3.36−3.31(m,2H),2.95(d,J=11.5,1H),2.07(s,3H),2.07−1.99(m,2H),1.74−1.62(m,2H)。
【1192】
実施例207:meso−exo−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−尿素。
【1193】
【化329】
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【1194】
MS(ESI):C23H23N5O3Sに対する質量計算値449.1;m/z実測値450.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.06(dd,J=7.9,1.6,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.55(s,1H),7.51(d,J=2.0,1H),7.31(dd,J=8.5,2.1,1H),7.24(dd,J=7.9,4.8,1H),5.48(br s,1H),4.45(s,2H),3.96−3.86(m,1H),3.61(s,2H),3.28(br s,1H),2.07−2.02(m,2H),1.88−1.83(m,2H),1.79−1.70(m,1H),1.48(t,J=11.0,2H)。
【1195】
実施例208:meso−exo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【1196】
【化330】
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【1197】
MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.5,1H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.92(d,J=8.5,1H),7.81(s,1H),7.65(d,J=2.1,1H),7.36−7.29(m,2H),4.11〜4.03(m,1H),3.74(s,2H),3.36−3.31(m,2H),2.19−2.09(m,2H),1.89(s,3H),1.81−1.69(m,4H),1.63−1.57(m,2H)。
【1198】
実施例209:(1S,4S)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミドホルマート。
【1199】
【化331】
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【1200】
MS(ESI):C21H19N5O3Sに対する質量計算値421.1;m/z実測値422.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.95(s,1H),7.88(d,J=8.5,1H),7.70(d,J=2.1,1H),7.38−7.31(m,2H),4.50(s,1H),4.21(d,J=13.9,1H),4.13(d,J=13.9,1H),3.97(s,1H),3.62(d,J=10.3,1H),3.36(dd,J=10.4,2.2,1H),3.14−3.06(m,2H),2.13(d,J=10.5,1H),1.93(d,J=10.5,1H)。
【1201】
実施例210:meso−8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸アミド。
【1202】
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
【1203】
MS(ESI):C22H21N5O3Sに対する質量計算値435.1;m/z実測値436.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.7,1H),7.95(d,J=8.5,1H),7.83(s,1H),7.65(d,J=2.2,1H),7.36−7.32(m,2H),3.73(d,J=0.8,2H),3.60(d,J=10.7,2H),3.06(d,J=11.8,2H),2.14−2.06(m,2H),1.73−1.66(m,2H).残りのプロトンは、検出されなかったことから、溶媒ピーク中に埋もれているものと考えられる。
【1204】
実施例211:meso−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル}−エタノン。
【1205】
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
【1206】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.31−8.24(m,1H),7.83(d,J=8.5,1H),7.80(s,1H),7.65(d,J=2.0,1H),7.35−7.29(m,2H),3.83−3.69(m,3H),3.61(dd,J=12.4,8.5,1H),3.46−3.38(m,2H),3.01−2.82(m,2H),2.72−2.57(m,4H),2.03(s,3H)。
【1207】
実施例212:2−(3−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1208】
【化334】
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【1209】
MS(ESI):C20H19N3O2Sに対する質量計算値365.1;m/z実測値366.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.7,1H),7.85(d,J=8.5,1H),7.82(s,1H),7.66(d,J=2.3,1H),7.37−7.31(m,2H),3.69(d,J=0.7,2H),2.52(br s,4H),1.66−1.59(m,4H),1.51−1.43(m,2H)。
【1210】
実施例213:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【1211】
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
【1212】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.81(s,1H),7.66(d,J=2.1,1H),7.35−7.31(m,2H),3.71(s,2H),3.06−3.00(m,2H),2.26−2.17(m,1H),2.12(td,J=11.4,3.2,2H),1.85−1.70(m,4H)。
【1213】
実施例214:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸メチルアミド。
【1214】
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
【1215】
MS(ESI):C22H22N4O3Sに対する質量計算値422.1;m/z実測値423.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.81(s,1H),7.66(d,J=1.9,1H),7.36−7.31(m,2H),3.71(s,2H),3.06−3.00(m,2H),2.69(s,3H),2.20−2.06(m,3H),1.80−1.72(m,4H)。
【1216】
実施例215:1−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−2−オン。
【1217】
【化337】
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【1218】
この実施例では、16時間加熱した後、溶液を70℃に加熱しながら2当量のTEAを添加した。分配及び後続の工程は実施例153に記載のように実施した。MS(ESI):C24H24N4O3Sに対する質量計算値448.2;m/z実測値449.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.38(dd,J=4.9,1.6,1H),8.20(dd,J=8.0,1.6,1H),7.77(d,J=8.5,1H),7.73(s,1H),7.57(d,J=2.0,1H),7.26−7.22(m,2H),3.78(tt,J=12.1,4.2,1H),3.63(s,2H),3.34(t,J=7.0,2H),3.01−2.95(m,2H),2.27(t,J=8.1,2H),2.09(td,J=11.9,2.3,2H),1.96−1.87(m,2H),1.70(qd,J=12.4,3.9,2H),1.60−1.52(m,2H)。
【1219】
実施例216:(3S)−1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−3−カルボン酸アミド。
【1220】
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
【1221】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.39(dd,J=4.9,1.6,1H),8.20(dd,J=8.0,1.6,1H),7.77−7.72(m,2H),7.57(d,J=1.9,1H),7.26−7.22(m,2H),3.62(s,2H),2.81(d,J=9.5,1H),2.75−2.68(m,1H),2.45−2.36(m,1H),2.30−2.10(m,2H),1.77−1.62(m,2H),1.59−1.37(m,2H)。
【1222】
実施例217:2−{3−[4−(ピリミジン−2−イルオキシ)−ピペリジン−1−イルメチル]−ベンゾフラン−6−イルオキシ}−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1223】
【化339】
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【1224】
MS(ESI):C24H21N5O3Sに対する質量計算値459.1;m/z実測値460.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.53(d,J=4.8,2H),8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.88(d,J=8.5,1H),7.83(s,1H),7.66(d,J=2.1,1H),7.37−7.30(m,2H),7.05(t,J=4.8,1H),5.15−5.08(m,1H),3.76(s,2H),2.91−2.84(m,2H),2.52−2.43(m,2H),2.15−2.04(m,2H),1.93−1.83(m,2H)。
【1225】
実施例218:2−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−プロパン−2−オール。
【1226】
【化340】
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【1227】
MS(ESI):C23H25N3O3Sに対する質量計算値423.2;m/z実測値424.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.85(d,J=8.5,1H),7.82(s,1H),7.65(d,J=2.1,1H),7.36−7.30(m,2H),3.71(s,2H),3.12−3.05(m,2H),2.07(t,J=11.7,2H),1.77(d,J=12.7,2H),1.42(qd,J=12.4,3.6,2H),1.34−1.26(m,1H),1.14(s,6H)。
【1228】
実施例219:ジエチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1229】
【化341】
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【1230】
MS(ESI):C19H19N3O2Sに対する質量計算値353.1;m/z実測値354.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.84(d,J=8.5,1H),7.81(s,1H),7.65(d,J=2.1,1H),7.35−7.31(m,2H),3.79(s,2H),2.61(q,J=7.2,4H),1.13(t,J=7.2,6H)。
【1231】
実施例220:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロ−[4,4']ビピリジニル。
【1232】
【化342】
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【1233】
MS(ESI):C25H22N4O2Sに対する質量計算値442.1;m/z実測値443.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(d,J=3.6,1H),8.42(br s,2H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.89(d,J=8.5,1H),7.84(s,1H),7.66(d,J=2.0,1H),7.38−7.30(m,4H),3.77(s,2H),3.17−3.11(m,2H),2.62(tt,J=11.8,3.9,1H),2.25(td,J=11.7,2.6,2H),1.93−1.74(m,4H)。
【1234】
実施例221:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[5,4−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1235】
【化343】
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【1236】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値421.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.40(dd,J=4.8,1.5,1H),8.00(dd,J=8.2,1.5,1H),7.86(dd,J=8.5,2.2,1H),7.83−7.80(m,1H),7.63−7.60(m,1H),7.46(dd,J=8.2,4.8,1H),7.30(dt,J=8.5,2.1,1H),4.69(s,0.5H),4.46(s,0.5H),3.99−3.85(m,2H),3.71−3.61(m,2H),3.43(dd,J=9.9,2.3,0.5H),3.26(dd,J=11.4,2.0,0.5H),2.98(dd,J=9.9,2.1,0.5H),2.91(dd,J=9.8,2.2,0.5H),2.79−2.71(m,1H),2.10(s,1.5H),2.05−1.95(m,2.5H),1.83(d,J=10.1,0.5H),1.74(d,J=10.0,0.5H)。
【1237】
実施例222:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1238】
【化344】
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【1239】
MS(ESI):C22H20N4O3Sに対する質量計算値420.1;m/z実測値420.9[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):7.52(d,J=4.2,1H),7.48(dd,J=8.4,2.5,1H),6.84(t,J=1.8,1H),6.75(ddd,J=8.4,2.9,2.2,1H),4.66(s,0.5H),4.44(s,0.5H),3.89−3.75(m,2H),3.69−3.58(m,2H),3.40(dd,J=9.8,2.3,0.5H),3.23(dd,J=11.4,2.0,0.5H),2.96(dd,J=10.0,2.2,0.5H),2.88(dd,J=9.9,2.2,0.5H),2.73(dd,J=9.4,7.0,1H),2.09(s,1.5H),2.03−1.92(m,2.5H),1.80(d,J=10.1,0.5H),1.71(d,J=10.1,0.5H)。
【1240】
各具体的な実施例に記載のように修正して、実施例223〜230を、実施例153に記載されるものと同様の方法を用いて調製した。
【1241】
実施例223:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル。
【1242】
【化345】
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【1243】
MS(ESI):C24H24N2O4Sに対する質量計算値436.2;m/z実測値437.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.77(d,J=8.5,1H),7.74(dd,J=8.2,0.5,1H),7.67(dd,J=7.9,0.8,1H),7.56(s,1H),7.52(d,J=2.1,1H),7.39(td,J=7.8,1.3,1H),7.30−7.23(m,2H),4.13(d,J=7.1,2H),3.62(s,J=0.6,2H),2.97−2.88(m,2H),2.34−2.23(m,1H),2.08(td,J=11.3,2.2,2H),1.94−1.85(m,2H),1.84−1.71(m,2H),1.25(t,J=7.1,3H)。
【1244】
実施例224:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル。
【1245】
【化346】
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【1246】
MS(ESI):C23H23N3O4Sに対する質量計算値437.1;m/z実測値438.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.78(d,J=8.5,1H),7.60−7.56(m,2H),7.27(dd,J=8.5,2.1,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),4.23−4.02(m,2H),3.61(t,J=10.5,2H),2.92(s,J=11.5,2H),2.36−2.21(m,1H),2.15−2.04(m,2H),1.90(dd,J=13.2,3.2,2H),1.77(ddd,J=24.5,11.4,3.7,2H),1.32−1.14(m,3H)。
【1247】
実施例225:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1248】
【化347】
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【1249】
4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて用いる代わりに、DMFの溶媒とK2CO3を50℃にて使用した。MS(ESI):C25H27N3O4Sに対する質量計算値465.2;m/z実測値466.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.58−7.53(m,2H),7.28−7.24(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),6.62(s,1H),3.69(s,2H),2.96−2.90(m,2H),2.24−2.12(m,3H),1.92−1.86(m,2H),1.84−1.75(m,2H),1.43(s,9H)。
【1250】
実施例226:4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1251】
【化348】
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【1252】
MS(ESI):C24H26N4O4Sに対する質量計算値466.56;m/z実測値467.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.77(d,J=8.5,1H),7.59(d,J=2.4,2H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.20(dd,J=8.0,4.8,1H),3.65(d,J=0.7,2H),3.49−3.41(m,4H),2.45(s,4H),1.46(s,9H)。
【1253】
実施例227:{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル。
【1254】
【化349】
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【1255】
MS(ESI):C25H28N4O4Sに対する質量計算値480.59;m/z実測値481.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.57(d,J=2.3,2H),7.31−7.26(m,1H),7.20(dd,J=8.0,4.8,1H),4.43(s,1H),3.61(d,J=0.6,2H),3.48(s,1H),2.86(d,J=11.6,2H),2.15(t,J=10.3,2H),2.04(s,1H),1.93(d,J=11.3,2H),1.69(s,1H),1.50−1.36(m,9H)。
【1256】
実施例228:4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−[1,4]ジアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1257】
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
【1258】
MS(ESI):C25H28N4O4Sに対する質量計算値480.2;m/z実測値481.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.07−7.97(m,1H),7.76(t,J=7.4,1H),7.58(s,2H),7.27(d,J=7.1,1H),7.23−7.17(m,1H),3.75(d,J=0.8,2H),3.58−3.38(m,4H),2.78−2.59(m,4H),1.90−1.75(m,2H),1.47(s,J=1.7,9H)。
【1259】
実施例229:(1S,4S)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カルボン酸tert−ブチルエステルトリフルオロ酢酸塩。
【1260】
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
【1261】
MS(ESI):C26H28N4O4Sに対する質量計算値492.2;m/z実測値493.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50(dd,J=5.0,1.6,1H),8.35(dd,J=8.0,1.6,1H),8.22(s,1H),7.95(d,J=8.6,1H),7.82(d,J=2.1,1H),7.48(dd,J=8.6,2.1,1H),7.37(dd,J=8.0,5.0,1H),4.75(s,2H),4.36−4.30(m,1H),3.92(d,J=14.1,1H),3.73−3.55(m,3H),2.16−1.94(m,3H),1.48(d,J=8.3,9H)。
【1262】
実施例230:4−{シクロプロピル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1263】
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
【1264】
MS(ESI):C28H32N4O4Sに対する質量計算値520.2;m/z実測値521.1[M+H]+。
【1265】
実施例231:2−(3−ピペラジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩。
【1266】
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
【1267】
4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.22g、0.47mmol)のDCM(5mL)溶液に、HCl(ジオキサン中4M、1mL、8.5当量)を添加し、溶液を撹拌した(室温、1時間)。反応混合物を減圧下で濃縮すると、所望の生成物を白色固体として生成した(0.25g、129%)。[注記:質量バランス129%は、真空下での標準的なエバポレーションにより除去することができないHClの追加により生じる。].MS(ESI):C19H18N4O2Sに対する質量計算値366.44;m/z実測値367.1[M+H]+。
【1268】
実施例232〜235は、実施例231に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1269】
実施例232:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イルアミン塩酸塩。
【1270】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
【1271】
MS(ESI):C20H20N4O2Sに対する質量計算値380.47;m/z実測値381.0[M+H]+。
【1272】
実施例233:2−(3−[1,4]ジアゼパン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1273】
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【1274】
MS(ESI):20H20N4O2Sに対する質量計算値380.1;m/z実測値381.1[M+H]+。
【1275】
実施例234:(1S,4S)−2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン塩酸塩。
【1276】
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
【1277】
MS(ESI):C21H20N4O2Sに対する質量計算値392.1;m/z実測値393.0[M+H]+。
【1278】
実施例235:シクロプロピル−ピペリジン−4−イル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1279】
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
【1280】
MS(ESI):C23H24N4O2Sに対する質量計算値420.2;m/z実測値421.0[M+H]+。
【1281】
実施例236:2,2−ジメチル−N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピロリジン−3−イル}−プロピオンアミドホルマート。
【1282】
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
【1283】
1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピロリジン−3−イルアミン塩酸塩(65mg、0.161mmol)のDCM(2mL)溶液に、DIEA(64μL、0.484mmol)と、続いて塩化ピバロイル(20μL、0.484mmol)を添加し、得られた溶液を撹拌した(室温、1時間)。反応混合物をDCM(5mL)と飽和NaHCO3(5mL)に分配した。層を分離し、水層をDCMで抽出した(3×10mL)。有機層を合わせ、乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、MeOH:DCM(0〜10%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーと、次いで逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を黄色固体として生成した(32mg、40%)。MS(ESI):C24H26N4O3Sに対する質量計算値450.2;m/z実測値451.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.8,1.3,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,2H),7.72−7.68(m,2H),7.38−7.29(m,2H),6.92(s,1H),4.47−4.37(m,1H),4.13−4.02(m,2H),3.19−3.04(m,2H),2.89−2.75(m,2H),2.38−2.30(m,1H),1.84−1.77(m,1H),1.16(s,9H)。
【1284】
実施例237〜238は、実施例53に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1285】
実施例237:(1S,4S)1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−イル}−エタノン。
【1286】
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【1287】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50(dd,J=4.9,1.5,1H),8.32(dd,J=8.0,1.6,1H),7.91(dd,J=8.5,2.5,1H),7.85(s,1H),7.67(d,J=2.1,1H),7.38−7.33(m,2H),4.49−4.44(m,0.5H),4.02−3.89(m,3H),3.84−3.79(m,0.5H),3.52(dd,J=10.9,2.0,0.5H),3.42(dd,J=12.6,1.8,0.5H),3.11−2.96(m,3H),2.25−2.14(m,1H),2.10(s,1.5H),2.07(s,1.5H),1.99−1.84(m,2H),1.76−1.63(m,1H)。
【1288】
実施例238:1−(4−{シクロプロピル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−ピペリジン−1−イル)−エタノン。
【1289】
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
【1290】
MS(ESI):C25H26N4O3Sに対する質量計算値462.2;m/z実測値463.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.65(d,J=8.5,1H),7.58(d,J=2.1,1H),7.55(s,1H),7.28−7.23(m,2H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),4.69(dd,J=13.2,2.2,1H),3.96(s,2H),3.83(d,J=13.4,1H),2.95(td,J=13.3,2.4,1H),2.85−2.72(m,1H),2.43(td,J=13.0,2.3,1H),2.02−1.93(m,1H),1.91−1.78(m,2H),1.73−1.57(m,4H),0.59−0.38(m,4H)。
【1291】
実施例239:4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペラジン−1−カルボン酸アミド。
【1292】
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
【1293】
2−(3−ピペラジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩(122mg、0.30mmol)のDCM(3mL)懸濁液に、Et3N(0.21mL、1.51mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、15分)。得られた溶液をトリメチルシリルイソシアナート(0.14mL、0.91mmol)で処理し、撹拌した(室温、4時間)。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(55mg、44%)。MS(ESI):C20H19N5O3Sに対する質量計算値409.47;m/z実測値410.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.77(d,J=8.5,1H),7.59(d,J=1.9,2H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),4.43(s,2H),3.66(d,J=0.7,2H),3.47−3.36(m,4H),2.55−2.46(m,4H)。
【1294】
実施例240〜242は、実施例239に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1295】
実施例240:{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−尿素。
【1296】
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
【1297】
MS(ESI):C21H21N5O3Sに対する質量計算値423.50;m/z実測値424.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.54(dd,J=4.8,1.6,1H),8.04(dd,J=7.9,1.6,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.57(s,1H),7.53(d,J=2.1,1H),7.28−7.19(m,2H),5.30(d,J=7.5,1H),4.50(s,2H),3.65(s,2H),3.63−3.46(m,1H),2.83(d,J=11.6,2H),2.20(t,J=9.9,2H),1.99−1.85(m,2H),1.57−1.40(m,2H)。
【1298】
実施例241:(1S,4S)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カルボン酸アミドホルマート。
【1299】
【化363】
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【1300】
MS(ESI):C22H21N5O3Sに対する質量計算値435.1;m/z実測値435.9[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.92−7.89(m,2H),7.69(d,J=2.0,1H),7.38−7.31(m,2H),4.18−4.05(m,3H),3.87−3.83(m,1H),3.41−3.36(m,1H),3.22(s,1H),3.17−3.08(m,2H),2.25−2.17(m,1H),2.00−1.82(m,2H),1.78−1.72(m,1H)。
【1301】
実施例242:4−{シクロプロピル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−ピペリジン−1−カルボン酸アミド。
【1302】
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
【1303】
MS(ESI):C24H25N5O3Sに対する質量計算値463.17;m/z実測値464.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.65(d,J=8.5,1H),7.58(d,J=2.1,1H),7.55(s,1H),7.26−7.17(m,2H),4.44(s,2H),4.01(s,1H),3.96(s,2H),2.84−2.65(m,3H),2.04−1.92(m,1H),1.83(d,J=12.1,2H),1.77−1.61(m,3H),0.60−0.38(m,4H)。
【1304】
実施例243:2−[3−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1305】
【化365】
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【1306】
2−(3−ピペラジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩(122mg、0.30mmol)のDCM(3mL)懸濁液に、DIEA(158μL、0.91mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、15分)。得られた溶液をMsCl(26μL、0.33mmol)で処理し、得られた溶液を撹拌した(室温、2時間)。反応混合物をEtOAcと食塩水(各20mL)に分配し、有機層を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(42mg、31%)。MS(ESI):C20H20N4O2Sに対する質量計算値444.54;m/z実測値445.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.7,1H),7.74(d,J=8.5,1H),7.62−7.56(m,2H),7.30(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=8.0,4.8,1H),3.69(d,J=0.5,2H),3.32−3.21(m,4H),2.79(s,3H),2.67−2.54(m,4H)。
【1307】
実施例244〜247は、実施例243に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1308】
実施例244:N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−メタンスルホンアミド。
【1309】
【化366】
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【1310】
MS(ESI):C21H22N4O4S2に対する質量計算値458.56;m/z実測値459.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.74(d,J=8.5,1H),7.58(d,J=2.1,2H),7.28(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),4.40(dd,J=5.3,3.6,1H),3.64(s,2H),3.42−3.28(m,1H),2.98(s,3H),2.89(d,J=11.2,2H),2.18(t,J=10.5,2H),2.00(d,J=11.3,2H),1.60(td,J=13.9,3.6,2H)。
【1311】
実施例245:(1S,4S)−2−メタンスルホニル−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン。
【1312】
【化367】
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【1313】
MS(ESI):C22H22N4O4S2に対する質量計算値470.1;m/z実測値471.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.5,1H),8.30(dd,J=8.0,1.7,1H),7.89(d,J=4.2,1H),7.82(s,1H),7.65(d,J=1.9,1H),7.37−7.30(m,2H),3.94(s,2H),3.81−3.76(m,2H),3.34(d,J=10.1,2.0,1H),3.11(dt,J=10.7,2.8,1H),3.07−3.02(m,1H),2.95−2.87(m,4H),2.21−2.09(m,1H),2.07−1.95(m,1H),1.90−1.82(m,1H),1.77−1.68,1H)。
【1314】
実施例246:シクロプロピル−(1−メタンスルホニル−ピペリジン−4−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1315】
【化368】
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【1316】
MS(ESI):C24H36N4O4S2に対する質量計算値498.1;m/z実測値498.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.55(dd,J=4.8,1.7,1H),8.03(dd,J=7.9,1.7,1H),7.65(d,J=8.5,1H),7.58(d,J=2.1,1H),7.55(s,1H),7.25(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),3.97(s,J=0.7,2H),3.94−3.80(m,4H),2.74(s,J=4.6,3H),2.72−2.51(m,2H),1.95−1.85(m,2H),1.03−0.95(m,1H),0.90−0.80(m,1H),0.61−0.52(m,2H),0.51−0.41(m,2H)。
【1317】
実施例247:2−[3−(4−メタンスルホニル−[1,4]ジアゼパン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1318】
【化369】
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【1319】
MS(ESI):C21H22N4O4S2に対する質量計算値458.1;m/z実測値459.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.59(d,J=1.6,2H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),3.83−3.72(m,2H),3.52−3.38(m,4H),2.83(s,3H),2.82−2.75(m,4H),2.00−1.86(m,2H)。
【1320】
実施例248:1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸ホルマート。
【1321】
【化370】
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【1322】
1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル(342mg、0.783mmol)のIPA(8mL)溶液に、2MのKOH(3.9mL、7.8mmol)を添加し撹拌した(室温、2時間)。反応混合物のpHを、1MのHCl(1.7mL)によりpH 8に調整し、DCM(30mL)に分配した。水相をDCMで抽出した(3×30mL)。有機層を合わせ、乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を無色固体として生成した(86mg、24%)。MS(ESI):C22H20N2O4Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値408.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):7.78−7.64(m,4H),7.56(d,J=2.0,1H),7.41−7.35(m,1H),7.31−7.27(m,1H),3.90(s,2H),3.61(s,J=135.2,1H),3.17(d,J=11.3,3H),2.36(t,J=10.9,3H),2.11−1.77(m,4H)。
【1323】
実施例249:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸。
【1324】
【化371】
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【1325】
1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル(77mg、0.18mmol)のIPA(1.7mL)溶液に、2MのKOH(0.9mL、1.8mmol)を添加し、撹拌した(室温、2時間)。反応混合物のpHを、1MのHCl(1.7mL)によりpH 8に調整し、DCM(30mL)に分配した。水相をDCMで抽出した(3×30mL)。有機層を合わせ、乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮することで、表題化合物を黄色固体として生成した(28g、39%)。MS(ESI):C21H19N3O4Sに対する質量計算値409.1;m/z実測値410.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.49(dd,J=4.8,1.4,1H),8.31(dd,J=8.0,1.5,1H),7.98(s,1H),7.89(d,J=8.6,1H),7.75−7.70(m,1H),7.44−7.29(m,2H),4.06(s,2H),3.28−3.08(m,2H),2.72−2.47(m,2H),2.34−2.22(m,1H),2.09−1.95(m,2H),1.93−1.72(m,2H)。残りのプロトンは検出されなかった(COOH)。
【1326】
実施例250:N−{1−[6−(5−メチル−チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミドホルマート。
【1327】
【化372】
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【1328】
N−[1−(6−ヒドロキシ−ベンゾフラン−3−イルメチル)−ピペリジン−4−イル]−アセトアミド(50mg、0.17mmol)とCs2CO3(170mg、0.52mmol)のDMF(1.73mL)懸濁液に、2−クロロ−5−メチル−チアゾロ[4,5−b]ピリジン(40mg、0.22mmol)を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、16時間)。反応混合物を濾過し、逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(67mg、79%)。MS(ESI):C23H24N4O3Sに対する質量計算値436.16;m/z実測値437.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):7.91(d,J=8.1,1H),7.83(s,1H),7.71(d,J=8.3,1H),7.63(s,1H),7.32(d,J=7.9,1H),7.09(d,J=8.1,1H),5.77(s,1H),3.93(s,3H),3.17(s,2H),2.61(s,3H),2.47(s,2H),1.97(s,5H),1.78(s,2H)。
【1329】
実施例251〜255は、実施例250に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1330】
実施例251:N−{1−[6−(6−メチル−チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミドホルマート。
【1331】
【化373】
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【1332】
MS(ESI):C23H24N4O3Sに対する質量計算値436.16;m/z実測値437.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.43−8.36(m,1H),7.85−7.80(m,1H),7.72(d,J=8.5,1H),7.63(s,1H),7.59(d,J=2.1,1H),7.30(dd,J=8.5,2.2,1H),5.38(d,J=7.1,1H),3.88−3.79(m,1H),3.72(s,2H),2.98(d,J=10.6,2H),2.43(s,3H),2.26(t,J=10.9,2H),1.98−1.93(m,5H),1.59−1.48(m,2H)。
【1333】
実施例252:N−{1−[6−(7−メチル−チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミドホルマート。
【1334】
【化374】
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【1335】
MS(ESI):C23H24N4O3Sに対する質量計算値436.16;m/z実測値437.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.45(d,J=5.0,1H),7.72(d,J=8.5,1H),7.66(s,1H),7.60(d,J=2.0,1H),7.31(dd,J=8.5,2.1,1H),7.03(dd,J=5.0,0.7,1H),5.47(d,J=7.9,1H),3.90−3.81(m,1H),3.77(s,2H),3.03(d,J=11.1,2H),2.51(s,3H),2.31(t,J=11.1,2H),1.99−1.94(m,5H),1.62−1.54(m,2H)。
【1336】
実施例253:N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピラジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミドホルマート。
【1337】
【化375】
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【1338】
MS(ESI):C21H21N5O3Sに対する質量計算値423.14;m/z実測値424.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.52(d,J=2.6,1H),8.35(d,J=2.5,1H),7.77(d,J=8.5,1H),7.66(s,1H),7.58(d,J=1.8,1H),7.32−7.27(m,1H),5.47−5.36(m,1H),3.91−3.78(m,1H),3.73(s,2H),3.07−2.94(m,2H),2.26(t,J=11.0,2H),2.04−1.93(m,5H),1.62−1.48(m,2H)。
【1339】
実施例254:N−{1−[6−(6−クロロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミドホルマート。
【1340】
【化376】
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【1341】
MS(ESI):C22H21ClN4O3Sに対する質量計算値456.10;m/z実測値456.9[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.50(s,1H),8.03(d,J=2.3,1H),7.94(s,1H),7.76(d,J=8.5,1H),7.61(s,1H),7.32(d,J=8.4,1H),6.08(s,1H),4.02(s,2H),3.92(s,1H),3.34−3.17(m,2H),2.63−2.50(m,2H),2.05−1.95(m,5H),1.87(s,2H)。
【1342】
実施例255:N−{1−[6−(6−フルオロ−チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミドホルマート。
【1343】
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
【1344】
MS(ESI):C22H21FN4O3Sに対する質量計算値440.13;m/z実測値441.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.43(s,1H),7.93(s,1H),7.83−7.73(m,2H),7.65−7.61(m,1H),7.33(dd,J=8.5,2.0,1H),5.98(s,1H),4.01(s,2H),3.98−3.88(m,1H),3.25(d,J=11.1,2H),2.64−2.54(m,2H),2.07−1.95(m,5H),1.93−1.82(m,2H)。
【1345】
実施例256〜258は、実施例149に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1346】
実施例256:2−[3−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1347】
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
【1348】
MS(ESI):C20H19N3O3Sに対する質量計算値381.45;m/z実測値382.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.5,1H),8.01(dd,J=7.9,1.5,1H),7.58(dd,J=6.7,4.4,3H),7.30(dd,J=8.5,2.0,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),3.82−3.71(m,4H),2.93−2.83(m,2H),2.76−2.67(m,2H),2.56(s,4H)。
【1349】
実施例257:1−(4−{2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン。
【1350】
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
【1351】
MS(ESI):C22H22N4O3Sに対する質量計算値422.51;m/z実測値423.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.58(d,J=9.3,3H),7.30(dd,J=8.4,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),3.71−3.64(m,2H),3.55−3.48(m,2H),2.89(t,J=7.5,2H),2.73(t,J=7.6,2H),2.61−2.48(m,4H),2.11(s,3H)。
【1352】
実施例258:(1S,4S)−1−(5−{2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−エチル}−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル)−エタノン。
【1353】
【化380】
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【1354】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.52;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=3.6,1.2,1H),8.04−8.00(m,1H),7.57(dd,J=13.6,5.2,3H),7.32−7.28(m,1H),7.23−7.18(m,1H),4.79(s,0.6H),4.24(s,0.4H),3.74−3.53(m,2H),3.31(dd,J=24.7,10.5,1H),3.13(d,J=9.5,0.4H),3.01−2.71(m,5.2H),2.58(d,J=9.4,0.4H),2.09(s,1.4H),2.03−1.93(m,1.8H),1.90(d,J=10.1,0.6H),1.81(d,J=9.7,0.6H),1.69(d,J=9.5,0.6H)。
【1355】
実施例259:1−{4−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−エタノンホルマート。
【1356】
【化381】
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【1357】
MeCNとK2CO3を55℃にて用いる代わりに、DMFとK2CO3を35℃にて使用することで、実施例82に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した。MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.13;m/z実測値408.9[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.51−8.45(m,1H),8.31−8.25(m,1H),7.65(d,J=2.5,1H),7.59(d,J=8.8,1H),7.36−7.27(m,2H),6.83(s,1H),3.81(s,2H),3.66−3.55(m,4H),2.66−2.53(m,4H),2.09(s,3H)。
【1358】
実施例260:5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1359】
【化382】
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【1360】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を60℃にて16時間使用。MS(ESI):C26H28N4O4Sに対する質量計算値492.18;m/z実測値493.0[M+H]+。
【1361】
実施例261:(1S,4S)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1362】
【化383】
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【1363】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を60℃にて16時間使用。MS(ESI):C25H26N4O4Sに対する質量計算値478.17;m/z実測値479.0[M+H]+。
【1364】
実施例262:2−[3−(ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンジヒドロクロリド。
【1365】
【化384】
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【1366】
この化合物は実施例152に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。MS(ESI):C21H20N4O2Sに対する質量計算値392.13;m/z実測値393.0[M+H]+。
【1367】
実施例263:(1S,4S)−2−[3−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンジヒドロクロリド。
【1368】
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
【1369】
この化合物は実施例152に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。MS(ESI):C20H18N4O2Sに対する質量計算値378.12;m/z実測値378.9[M+H]+。
【1370】
実施例264:2−[3−(2,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1371】
【化386】
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【1372】
この化合物は実施例152に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。MS(ESI):C23H24N4O2Sに対する質量計算値420.16;m/z実測値421.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):9.02(d,J=8.0,1H),8.73(d,J=5.4,1H),8.31(s,1H),8.19−8.13(m,1H),7.90(d,J=1.7,1H),7.83(dd,J=8.0,5.9,1H),7.58−7.53(m,1H),3.77−3.71(m,2H),3.69−3.64(m,2H),3.64−3.56(m,2H),3.50−3.33(m,4H),2.21−1.92(m,6H)。
【1373】
実施例265:1−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−2−イル}−エタノン。
【1374】
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
【1375】
この化合物は実施例53に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。MS(ESI):C25H26N4O3Sに対する質量計算値462.17;m/z実測値463.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.61−8.54(m,1H),8.07−8.01(m,1H),7.76−7.66(m,2H),7.65−7.60(m,1H),7.36−7.29(m,1H),7.25−7.19(m,1H),3.85(d,J=13.7,3H),3.55−3.46(m,2H),3.36(s,1.25H),3.26(s,0.75H),2.88(s,1H),2.65(s,1H),2.52(s,1H),2.05(s,3H),1.84(t,J=7.1,1H),1.79−1.60(m,5H)。
【1376】
実施例266〜278を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を50℃にて16時間使用。
【1377】
実施例266:2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−デカヒドロ−イソキノリンホルマート。
【1378】
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
【1379】
MS(ESI):に対する質量計算値C24H25N3O2Sに対する質量計算値419.17;m/z実測値420.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.31(dd,J=8.0,1.6,1H),7.95−7.83(m,2H),7.72−7.68(m,1H),7.40−7.36(m,1H),7.36−7.32(m,1H),4.31−0.68(m,18H)。
【1380】
実施例267:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−デカヒドロ−キノリンホルマート。
【1381】
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
【1382】
MS(ESI):C24H25N3O2Sに対する質量計算値419.17;m/z実測値420.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.50−8.45(m,1H),8.32−8.27(m,1H),7.91−7.88(m,1H),7.82(d,J=8.5,1H),7.71−7.68(m,1H),7.40−7.29(m,2H),4.29(d,J=14.3,1H),3.85(d,J=14.3,1H),3.33−3.29(m,1H),3.13(d,J=11.0,1H),2.51−2.43(m,1H),2.40−2.30(m,1H),2.16−2.07(m,1H),1.96−1.89(m,1H),1.77−1.58(m,4H),1.46−1.23(m,4H),1.14−1.01(m,2H)。
【1383】
実施例268:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−オール。
【1384】
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
【1385】
MS(ESI):C20H19N3O3Sに対する質量計算値381.11;m/z実測値381.9[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.77(d,J=8.5,1H),7.60−7.56(m,2H),7.32−7.26(m,1H),7.23−7.17(m,1H),3.73(s,1H),3.67−3.63(m,2H),2.87−2.77(m,2H),2.28−2.19(m,2H),1.95−1.87(m,2H),1.67−1.55(m,3H)。
【1386】
実施例269:{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−メタノール。
【1387】
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
【1388】
MS(ESI):C21H21N3O3Sに対する質量計算値395.13;m/z実測値396.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.76(d,J=8.5,1H),7.62−7.55(m,2H),7.31−7.24(m,1H),7.23−7.17(m,1H),3.66(d,J=19.1,2H),3.51(d,J=6.4,2H),3.03−2.95(m,2H),2.08−1.99(m,2H),1.78−1.71(m,2H),1.56−1.46(m,1.5H),1.36−1.22(m,2.5H)。
【1389】
実施例270:2−[3−(4−フルオロ−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1390】
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
【1391】
MS(ESI):C20H18FN3O2Sに対する質量計算値383.11;m/z実測値384.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.50−8.46(m,1H),8.32−8.28(m,1H),7.94(s,1H),7.89−7.84(m,1H),7.71−7.68(m,1H),7.39−7.32(m,2H),4.80(s,0.5H),4.70(s,0.5H),4.03(s,2H),3.00−2.81(m,4H),2.07−1.91(m,4H)。
【1392】
実施例271:2−[3−(4−メトキシ−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1393】
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
【1394】
MS(ESI):C21H21N3O3Sに対する質量計算値395.13;m/z実測値396.2[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.50−8.47(m,1H),8.33−8.28(m,1H),8.02(s,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.73(d,J=2.1,1H),7.41−7.37(m,1H),7.36−7.32(m,1H),4.23(s,2H),3.48−3.42(m,1H),3.34(d,J=11.4,3H),3.23−3.15(m,2H),3.01−2.90(m,2H),2.06−1.95(m,2H),1.89−1.78(m,2H)。
【1395】
実施例272:1'−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−[1,4']biピペリジニル−2−オンホルマート。
【1396】
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
【1397】
MS(ESI):C25H26N4O3Sに対する質量計算値462.17;m/z実測値463.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.31(dd,J=8.0,1.6,1H),7.98(s,1H),7.91−7.85(m,1H),7.73(d,J=2.1,1H),7.42−7.31(m,2H),4.53−4.40(m,1H),4.11(s,2H),3.42−3.33(m,2H),3.29−3.22(m,2H),2.76−2.62(m,2H),2.41−2.31(m,2H),2.07−1.92(m,2H),1.86−1.69(m,6H)。
【1398】
実施例273:N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミドホルマート。
【1399】
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
【1400】
MS(ESI):C21H21N5O3Sに対する質量計算値423.14;m/z実測値423.9[M+H]+.1H NMR(600MHz,CDCl3):8.63−8.60(m,1H),8.58(dd,J=4.8,1.6,1H),8.09(dd,J=8.0,1.6,1H),8.04(dd,J=2.3,0.9,1H),7.27−7.24(m,1H),6.92(d,J=0.5,1H),3.94−3.77(m,3H),3.10−2.98(m,2H),2.44−2.32(m,2H),2.02−1.92(m,5H),1.69−1.51(m,2H)。
【1401】
実施例274:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノンホルマート。
【1402】
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
【1403】
この反応物を、16時間加熱する代わりに8時間加熱した。MS(ESI):C21H19N5O3Sに対する質量計算値421.12;m/z実測値422.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.63(dd,J=2.3,1.2,1H),8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.37−8.33(m,1H),8.25−8.22(m,1H),7.36(dd,J=8.0,4.9,1H),7.01−6.97(m,1H),4.71(s,0.5H),4.51(s,0.5H),4.12−4.01(m,2H),3.79(d,J=12.8,1H),3.74−3.69(m,0.5H),3.68−3.62(m,0.5H),3.51−3.46(m,0.5H),3.33−3.28(m,0.5H),3.14−3.07(m,0.5H),3.05−2.99(m,0.5H),2.91−2.83(m,1H),2.14−1.99(m,3.5H),1.99−1.94(m,0.5H),1.92−1.85(m,0.5H),1.83−1.77(m,0.5H)。
【1404】
実施例275:4−フェニル−1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−オール。
【1405】
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
【1406】
MS(ESI):C26H23N3O3Sに対する質量計算値457.2;m/z実測値458.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50(dd,J=4.9,1.6,1H),8.32(dd,J=8.0,1.6,1H),7.92(d,J=8.5,1H),7.90(s,1H),7.70(d,J=2.1,1H),7.53−7.49(m,2H),7.40−7.30(m,4H),7.25−7.20(m,1H),3.83(s,2H),2.93−2.87(m,2H),2.74−2.64(m,2H),2.17(td,J=13.4,4.4,2H),1.81−1.75(m,2H)。
【1407】
実施例276:シクロプロピル−{4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−メタノンホルマート。
【1408】
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
【1409】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.1;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.90(d,J=8.5,1H),7.85(s,1H),7.67(d,J=2.1,1H),7.37−7.31(m,2H),3.80(s,4H),3.67−3.60(m,2H),2.67−2.54(m,4H),1.98−1.91(m,1H),0.90−0.76(m,4H)。
【1410】
実施例277:2−[3−(4−シクロプロピル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1411】
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
【1412】
MS(ESI):C22H22N4O2Sに対する質量計算値406.2;m/z実測値407.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.82(s,1H),7.66(d,J=2.1,1H),7.36−7.31(m,2H),3.72(d,J=0.6,2H),2.75−2.45(m,8H),1.70−1.64m,1H),0.51−0.45(m,2H),0.44−0.38(m,2H)。
【1413】
実施例278:8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,8−ジアザ−スピロ[4.5]デカン−2−カルボン酸tert−ブチルエステル。
【1414】
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
【1415】
MS(ESI):C28H32N4O4Sに対する質量計算値520.21;m/z実測値521.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.5,1H),7.78−7.73(m,1H),7.62(s,1H),7.59(d,J=2.1,1H),7.30(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),3.70(s,2H),3.42−3.31(m,2H),3.21(s,1H),3.13(s,1H),2.73−2.24(m,4H),1.70(t,J=7.0,2H),1.66−1.57(m,4H),1.49−1.44(m,9H)。
【1416】
実施例279〜296を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を35℃にて16時間使用。
【1417】
実施例279:2−[3−(4−ベンジル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1418】
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
【1419】
MS(ESI):C27H25N3O2Sに対する質量計算値455.17;m/z実測値456.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.60−7.54(m,2H),7.31−7.10(m,7H),3.65−3.60(m,2H),2.98−2.88(m,2H),2.53(d,J=7.1,2H),2.03−1.90(m,2H),1.68−1.60(m,2H),1.58−1.46(m,1H),1.39−1.23(m,2H)。
【1420】
実施例280:2−[3−(4−フェニル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1421】
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
【1422】
MS(ESI):C26H23N3O2Sに対する質量計算値441.15;m/z実測値441.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50−8.46(m,1H),8.34−8.28(m,1H),7.98(s,1H),7.91(d,J=8.5,1H),7.72(d,J=2.1,1H),7.44−7.13(m,7H),4.07(s,2H),3.41−3.27(m,2H),2.72−2.54(m,3H),1.98−1.79(m,4H)。
【1423】
実施例281:2−[3−(3,5−ジメチル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1424】
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
【1425】
MS(ESI):C22H23N3O2Sに対する質量計算値393.15;m/z実測値394.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.52−8.46(m,1H),8.35−8.29(m,1H),8.11−7.97(m,1H),7.92−7.87(m,1H),7.78−7.71(m,1H),7.46−7.31(m,2H),4.31(s,1.5H),4.18−4.07(m,0.5H),3.38−3.29(m,1.5H),3.02−2.91(m,0.5H),2.70−2.57(m,0.5H),2.41−2.29(m,1.5H),2.14−2.05(m,0.5H),1.98−1.76(m,2H),1.49−1.39(m,0.5H),1.07−0.89(m,6H),0.85−0.71(m,1H)。
【1426】
実施例282:ジメチル−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アミンホルマート。
【1427】
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
【1428】
MS(ESI):C22H24N4O2Sに対する質量計算値408.16;m/z実測値409.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.31(dd,J=8.0,1.6,1H),7.91−7.81(m,2H),7.67(d,J=2.1,1H),7.39−7.29(m,2H),3.78(s,2H),3.23−3.10(m,3H),2.83(s,6H),2.27−2.16(m,2H),2.12−2.05(m,2H),1.84−1.69(m,2H)。
【1429】
実施例283:2−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1430】
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
【1431】
MS(ESI):C24H26N4O2Sに対する質量計算値434.18;m/z実測値435.3[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.51−8.47(m,1H),8.33−8.27(m,1H),7.88−7.82(m,2H),7.67(d,J=2.1,1H),7.38−7.30(m,2H),3.77(s,2H),3.42−3.28(m,4H),3.18−3.06(m,3H),2.24−2.11(m,4H),2.10−2.00(m,4H),1.82−1.71(m,2H)。
【1432】
実施例284:1'−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−[1,4']ビピペリジニルホルマート。
【1433】
【化406】
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【1434】
MS(ESI):C25H28N4O2Sに対する質量計算値448.19;m/z実測値449.1[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.51−8.46(m,1H),8.33−8.28(m,1H),7.88−7.81(m,2H),7.67(d,J=2.1,1H),7.37−7.30(m,2H),3.79(s,2H),3.32−3.08(m,7H),2.29−2.17(m,2H),2.15−2.07(m,2H),1.93−1.75(m,6H),1.66(s,2H)。
【1435】
実施例285:2−[3−(4−モルホリン−4−イル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1436】
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
【1437】
MS(ESI):C24H26N4O3Sに対する質量計算値450.17;m/z実測値451.2[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.34−8.28(m,1H),7.97(s,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.72(d,J=2.1,1H),7.40−7.32(m,2H),4.09(s,2H),3.80−3.74(m,4H),3.40−3.33(m,2H),2.88−2.80(m,4H),2.74−2.67(m,1H),2.65−2.55(m,2H),2.14−2.06(m,2H),1.82−1.71(m,2H)。
【1438】
実施例286:2−[3−(4−メチル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1439】
【化408】
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【1440】
MS(ESI):C21H21N3O2Sに対する質量計算値379.14;m/z実測値380.1[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.50−8.46(m,1H),8.33−8.29(m,1H),8.04(s,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.74(d,J=2.1,1H),7.42−7.38(m,1H),7.37−7.32(m,1H),4.25(s,2H),3.38(d,J=12.1,2H),2.83−2.73(m,2H),1.88−1.79(m,2H),1.66−1.54(m,1H),1.47−1.36(m,2H),1.01−0.96(m,3H)。
【1441】
実施例287:2−[3−(4−フェニル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1442】
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
【1443】
MS(ESI):C25H22N4O2Sに対する質量計算値442.15;m/z実測値443.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.7,1H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.80(d,J=8.5,1H),7.64(s,1H),7.60(d,J=2.0,1H),7.32−7.18(m,4H),6.97−6.91(m,2H),6.89−6.83(m,1H),3.72(s,2H),3.27−3.19(m,4H),2.75−2.64(m,4H)。
【1444】
実施例288:2−[3−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1445】
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
【1446】
MS(ESI):C24H21N5O2Sに対する質量計算値443.14;m/z実測値444.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.59−8.54(m,1H),8.22−8.17(m,1H),8.05−8.00(m,1H),7.82−7.76(m,1H),7.68−7.63(m,1H),7.61(d,J=2.0,1H),7.52−7.45(m,1H),7.30(dd,J=8.5,2.1,1H),7.24−7.17(m,1H),6.68−6.59(m,2H),3.76(s,2H),3.64−3.54(m,4H),2.74−2.64(m,4H)。
【1447】
実施例289:2−[3−(4−ピリジン−4−イル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1448】
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
【1449】
MS(ESI):C24H21N5O2Sに対する質量計算値443.14;m/z実測値444.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.31−8.25(m,2H),8.04(dd,J=7.9,1.7,1H),7.78(d,J=8.5,1H),7.62(app s,1H),7.61(d,J=2.0,1H),7.33−7.29(m,1H),7.24−7.20(m,1H),6.74(d,J=7.1,2H),3.72(s,2H),3.52−3.45(m,4H),2.69−2.62(m,4H)。
【1450】
実施例290:2−{3−[4−(4−メトキシ−フェニル)−ピペラジン−1−イルメチル]−ベンゾフラン−6−イルオキシ}−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1451】
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
【1452】
MS(ESI):C26H24N4O3Sに対する質量計算値472.16;m/z実測値473.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.7,1H),7.78(d,J=8.5,1H),7.67(s,1H),7.61(d,J=2.0,1H),7.31(dd,J=8.5,2.1,1H),7.24−7.18(m,1H),6.93〜6.88(m,2H),6.86−6.81(m,2H),3.79(s,2H),3.77(s,3H),3.18−3.11(m,4H),2.79−2.74(m,4H)。
【1453】
実施例291:2−[3−(4−フェネチル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1454】
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
【1455】
MS(ESI):C27H26N4O2Sに対する質量計算値470.18;m/z実測値471.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.75(d,J=8.5,1H),7.62(s,1H),7.58(d,J=2.1,1H),7.33−7.25(m,3H),7.25−7.17(m,4H),3.72(s,2H),3.10−2.49(m,12H)。
【1456】
実施例292:2−[3−(4−ピリミジン−2−イル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1457】
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
【1458】
MS(ESI):C23H20N6O2Sに対する質量計算値444.14;m/z実測値444.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.30(d,J=4.8,2H),8.02(dd,J=7.9,1.7,1H),7.81(d,J=8.5,1H),7.64−7.59(m,2H),7.32−7.28(m,1H),7.24−7.17(m,1H),6.48(t,J=4.7,1H),3.89−3.81(m,4H),3.69(s,2H),2.61−2.53(m,4H)。
【1459】
実施例293:2−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリンホルマート。
【1460】
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
【1461】
MS(ESI):C24H19N3O2Sに対する質量計算値413.12;m/z実測値414.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.47(dd,J=4.9,1.6,1H),8.28(dd,J=8.0,1.6,1H),7.94−7.85(m,2H),7.68(d,J=2.1,1H),7.36−7.30(m,2H),7.15−7.06(m,3H),7.05−6.99(m,1H),3.96(s,2H),3.78(s,2H),2.97−2.88(m,4H)。
【1462】
実施例294:メチル−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1463】
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
【1464】
MS(ESI):C22H24N4O2Sに対する質量計算値408.16;m/z実測値409.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50−8.46(m,1H),8.32−8.27(m,1H),7.86−7.80(m,2H),7.65(d,J=2.1,1H),7.37−7.29(m,2H),3.80(s,2H),3.03−2.91(m,2H),2.61−2.48(m,1H),2.35−2.23(m,6H),2.12−1.99(m,2H),1.97−1.85(m,2H),1.80−1.65(m,2H)。
【1465】
実施例295:meso−1−{3−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル}−エタノンホルマート。
【1466】
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
【1467】
MS(ESI):C23H22N4O3Sに対する質量計算値434.14;m/z実測値435.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.91(d,J=8.5,1H),7.78(s,1H),7.66(d,J=2.1,1H),7.39−7.32(m,2H),4.56(d,J=6.8,1H),4.23(d,J=5.7,1H),3.75−3.64(m,2H),2.90−2.72(m,2H),2.35−2.24(m,2H),2.08(s,3H),2.06−1.71(m,4H)。
【1468】
実施例296:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミドホルマート。
【1469】
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
【1470】
MS(ESI):C23H23N5O3Sに対する質量計算値449.15;m/z実測値450.0[M+H]+.1H NMR(600MHz,CD3OD):8.70−8.66(m,1H),8.50(dd,J=4.9,1.6,1H),8.39−8.34(m,1H),8.32−8.28(m,1H),7.41−7.35(m,1H),7.18(s,1H),4.20(s,2H),3.95−3.90(m,1H),3.68(br s,2H),3.33−3.29(m,1H),2.37−2.17(m,6H),2.00−1.92(m,5H)。
【1471】
実施例297〜301を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3及び1当量の適切なアミン求核試薬を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3及び5当量の適切なアミン求核試薬を35℃にて16時間にわたって使用した。
【1472】
実施例297:シクロプロピル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1473】
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
【1474】
MS(ESI):C18H15N3O2Sに対する質量計算値337.09;m/z実測値338.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.7,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.67(d,J=8.5,1H),7.62(s,1H),7.61−7.57(m,1H),7.32−7.28(m,1H),7.23−7.18(m,1H),3.99(s,2H),2.29−2.19(m,1H),0.54−0.39(m,4H)。
【1475】
実施例298:シクロペンチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1476】
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
【1477】
MS(ESI):C20H19N3O2Sに対する質量計算値365.12;m/z実測値366.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.57(dd,J=4.8,1.7,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.67(d,J=8.5,1H),7.62(d,J=0.9,1H),7.59(d,J=2.0,1H),7.30(dd,J=8.5,2.1,1H),7.23−7.17(m,1H),3.91(d,J=1.0,2H),3.24−3.16(m,1H),1.95−1.35(m,9H)。
【1478】
実施例299:シクロヘキシル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1479】
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
【1480】
MS(ESI):C21H21N3O2Sに対する質量計算値379.14;m/z実測値380.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.66(d,J=8.5,1H),7.62(s,1H),7.59(dd,J=7.4,2.3,1H),7.32−7.26(m,1H),7.23−7.17(m,1H),3.96(s,2H),2.63−2.49(m,1H),2.02−1.90(m,2H),1.83−1.71(m,2H),1.69−1.57(m,1H),1.37−1.08(m,6H)。
【1481】
実施例300:[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−チオフェン−2−イルメチル−アミン。
【1482】
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
【1483】
MS(ESI):C20H15N3O2S2に対する質量計算値393.06;m/z実測値393.06[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.04−7.98(m,1H),7.71(d,J=8.5,1H),7.63(d,J=7.2,1H),7.59(d,J=2.1,1H),7.32−7.17(m,3H),7.00−6.92(m,2H),4.07(s,2H),3.97(s,2H),1.90(br s,1H)。
【1484】
実施例301:tert−ブチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミンホルマート。
【1485】
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
【1486】
MS(ESI):C19H19N3O2Sに対する質量計算値353.12;m/z実測値354.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.46(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),8.12(s,1H),7.88(d,J=8.6,1H),7.75(d,J=2.1,1H),7.41(dd,J=8.6,2.1,1H),7.37−7.30(m,1H),4.41(s,2H),1.54(s,9H)。
【1487】
実施例302:2−[3−(4−tert−ブチル−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1488】
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
【1489】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を35℃にて15時間使用し、その後、50℃にて8時間加熱した。MS(ESI):C24H27N3O2Sに対する質量計算値421.18;m/z実測値422.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.51−8.46(m,1H),8.33−8.28(m,1H),7.95(s,1H),7.86(d,J=8.5,1H),7.71(d,J=2.1,1H),7.41−7.30(m,2H),4.01(s,2H),3.35−3.25(m,2H),2.51−2.38(m,2H),1.87−1.76(m,2H),1.52−1.37(m,2H),1.22−1.11(m,1H),0.88(s,9H)。
【1490】
実施例303:プロピル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミンホルマート。
【1491】
【化425】
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【1492】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3及び1当量のアミン求核試薬を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3及び1.5当量のアミン求核試薬を室温にて16時間用いた後、追加の1.5当量のアミンを加え、室温にて更に2時間にわたって撹拌した。MS(ESI):C18H17N3O2Sに対する質量計算値339.10;m/z実測値340.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.31(dd,J=8.0,1.6,1H),8.03(s,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.73(d,J=2.0,1H),7.40(dd,J=8.5,2.1,1H),7.37−7.31(m,1H),4.31(s,2H),3.03−2.92(m,2H),1.81−1.67(m,2H),1.06−0.97(m,3H)。
【1493】
実施例304:イソブチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミンホルマート。
【1494】
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
【1495】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3及び1当量のアミン求核試薬を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3及び1.5当量のアミン求核試薬を室温にて16時間用いた後、追加の1.5当量のアミンを加え、室温にて更に2時間にわたって撹拌した。MS(ESI):C19H19N3O2Sに対する質量計算値353.12;m/z実測値354.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.34−8.29(m,1H),8.07(s,1H),7.88(d,J=8.6,1H),7.74(d,J=2.1,1H),7.40(dd,J=8.6,2.1,1H),7.37−7.32(m,1H),4.34(s,2H),2.89(d,J=7.2,2H),2.11−1.96(m,1H),1.02(d,J=6.7,6H)。
【1496】
実施例305〜316を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を室温にて48時間使用。
【1497】
実施例305:(2−ピペリジン−1−イル−エチル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1498】
【化427】
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【1499】
MS(ESI):C22H24N4O2Sに対する質量計算値408.16;m/z実測値409.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.60−8.54(m,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.72−7.66(m,1H),7.66−7.56(m,2H),7.32−7.28(m,1H),7.23−7.18(m,1H),3.95(app s,2H),2.84−2.73(m,2H),2.55−2.26(m,6H),1.64−1.36(m,6H)。
【1500】
実施例306:(2−モルホリン−4−イル−エチル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミンホルマート。
【1501】
【化428】
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【1502】
MS(ESI):C21H22N4O3Sに対する質量計算値410.14;m/z実測値411.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.50−8.47(m,1H),8.35−8.31(m,1H),8.09(s,1H),7.93−7.90(m,1H),7.78(d,J=1.9,1H),7.46−7.43(m,1H),7.38−7.33(m,1H),4.42(s,2H),3.70−3.65(m,4H),3.22−3.16(m,2H),2.71−2.65(m,2H),2.54−2.45(m,4H)。
【1503】
実施例307:N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピロリジン−3−イル}−アセトアミドホルマート。
【1504】
【化429】
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【1505】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値408.9[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.31(dd,J=8.0,1.6,1H),8.01(s,1H),7.90(d,J=8.5,1H),7.74(d,J=2.0,1H),7.40(dd,J=8.5,2.1,1H),7.35(dd,J=8.0,4.9,1H),4.40−4.33(m,1H),4.29−4.19(m,2H),3.30−3.21(m,2H),3.04(dt,J=10.4,7.7,1H),2.98(dd,J=11.0,4.7,1H),2.41−2.33(m,1H),1.92(s,3H),1.91−1.83(m,1H)。
【1506】
実施例308:2−[3−(4−イソブチル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンホルマート。
【1507】
【化430】
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【1508】
MS(ESI):C23H26N4O2Sに対する質量計算値422.2;m/z実測値423.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.89−7.83(m,2H),7.67(d,J=2.1,1H),7.36−7.31(m,2H),3.79(s,2H),2.95−2.78(br s,4H),2.78−2.60(br s,4H),2.48(d,J=7.2,2H),2.00−1.89(m,1H),0.96(s,3H),0.95(s,3H)。
【1509】
実施例309:N−メチル−N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピロリジン−3−イル}−アセトアミド。
【1510】
【化431】
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【1511】
MS(ESI):C22H22N4O3Sに対する質量計算値422.1;m/z実測値423.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.88−7.80(m,2H),7.67−7.64(m,1H),7.37−7.30(m,2H),5.23−5.12(m,0.6H),4.63−4.53(m,0.4H),3.85−3.70(m,2H),3.03(s,1.7H),3.00−2.91(m,1H),2.89(s,1.3H),2.80−2.64(m,1.4H),2.56(dd,J=10.2,8.4,0.6H),2.48−2.35(m,1H),2.30−2.13(m,1H),2.12(s,1.3H),2.04(d,J=4.6,1.7H),1.91−1.72(m,1H)。
【1512】
実施例310:(S)−N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピロリジン−3−イル}−アセトアミド。
【1513】
【化432】
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【1514】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.86(d,J=8.5,1H),7.83(s,1H),7.66(d,J=2.1,1H),7.36−7.31(m,2H),4.35−4.28(m,1H),3.87−3.78(m,2H),2.91−2.77(m,2H),2.62−2.55(m,1H),2.52(dd,J=9.8,4.7,1H),2.30−2.20(m,1H),1.90(s,3H),1.72−1.63(m,1H)。
【1515】
実施例311:4−(2−{[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−エチル)−ベンゼンスルホンアミド。
【1516】
【化433】
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【1517】
MS(ESI):C24H21N3O4S2に対する質量計算値479.10;m/z実測値480.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):7.83(d,J=8.4,2H),7.75(dd,J=8.1,0.5,1H),7.68(dd,J=8.0,0.7,1H),7.60−7.54(m,2H),7.51(d,J=2.0,1H),7.42−7.36(m,1H),7.35(d,J=8.3,2H),7.28(dd,J=10.6,3.8,1H),7.24(dd,J=8.5,2.1,1H),3.93(s,2H),2.95(br s,4H),1.49(br s,3H)。
【1518】
実施例312:(S)−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピロリジン−2−イル}−メタノール。
【1519】
【化434】
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【1520】
MS(ESI):C21H20N2O3Sに対する質量計算値380.12;m/z実測値m/z381.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.50(s,1H),7.83(s,1H),7.74(d,J=8.5,2H),7.70(d,J=7.1,1H),7.61(d,J=2.1,1H),7.43−7.38(m,1H),7.34(dd,J=8.5,2.1,1H),7.33−7.27(m,1H),4.46(d,J=14.1,1H),4.16(d,J=14.0,1H),3.85(d,J=5.3,2H),3.45−3.29(m,2H),2.85−2.74(m,1H),2.09−1.77(m,4H)。
【1521】
実施例313:{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル。
【1522】
【化435】
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【1523】
MS(ESI):C26H29N3O4Sに対する質量計算値479.19;m/z実測値480.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):7.78−7.72(m,2H),7.70−7.65(m,1H),7.57(s,1H),7.52(d,J=2.1,1H),7.42−7.37(m,1H),7.30−7.27(m,1H),7.26−7.23(m,1H),4.43(s,1H),3.61(s,2H),3.48(s,1H),2.90−2.81(m,2H),2.15(t,J=10.8,2H),1.93(d,J=10.3,2H),1.44(s,9H),1.48−1.39(m,2H)。
【1524】
実施例314:2−[3−(3−プロポキシ−アゼチジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1525】
【化436】
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【1526】
MS(ESI):C21H21N3O3Sに対する質量計算値395.48;m/z実測値396.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.53(dd,J=4.9,1.6,1H),8.08(dd,J=8.0,1.6,1H),7.74−7.69(m,2H),7.61(d,J=2.0,1H),7.36−7.30(m,1H),7.26(dd,J=8.0,4.9,1H),4.20(t,J=6.0,1H),3.93(s,2H),3.88−3.81(m,2H),3.36−3.30(m,2H),3.20(dd,J=9.0,6.2,2H),1.58(dd,J=14.2,6.9,2H),0.92(t,J=7.4,3H)。
【1527】
実施例315:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アゼチジン−3−オール。
【1528】
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
【1529】
MS(ESI):C18H15N3O3Sに対する質量計算値353.40;m/z実測値354.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.43(s,1H),8.34−8.24(m,1H),7.97−7.69(m,2H),7.44−7.38(m,2H),4.59−4.47(m,1H),4.27(s,2H),4.13−4.01(m,2H),3.67−3.55(m,2H)。
【1530】
実施例316:2−[3−(3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1531】
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
【1532】
MS(ESI):C18H13F2N3O2Sに対する質量計算値373.38;m/z実測値374.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.57−8.47(m,1H),8.21(d,J=7.5,1H),7.85−7.70(m,2H),7.62(s,1H),7.33(d,J=8.4,2H),3.92(s,2H),3.69(t,J=12.0,4H)。
【1533】
実施例317:N,N−ジエチル−N'−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−エタン−1,2−ジアミン。
【1534】
【化439】
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【1535】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3及び1当量のアミン求核試薬を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3及び1.5当量のアミン求核試薬を室温にて16時間用いた後、追加の1.0当量のアミンを加え、室温にて更に2時間にわたって撹拌した。MS(ESI):C21H24N4O2Sに対する質量計算値396.16;m/z実測値397.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CDCl3):8.59−8.56(m,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.68(d,J=8.5,1H),7.63(d,J=2.8,1H),7.59(d,J=2.1,1H),7.29(dd,J=8.5,2.1,1H),7.24−7.17(m,1H),3.95(app s,2H),2.82−2.71(m,2H),2.64−2.46(m,6H),1.08−0.93(m,6H)。
【1536】
実施例318:シクロヘキシル−エチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミンホルマート。
【1537】
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
【1538】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を35℃にて20.5時間使用した後、75℃にて1.5時間にわたって撹拌した。MS(ESI):C23H25N3O2Sに対する質量計算値407.17;m/z実測値408.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.97(s,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.71(d,J=2.1,1H),7.40−7.31(m,2H),4.18(s,2H),3.05−2.90(m,3H),2.07−1.97(m,2H),1.94−1.84(m,2H),1.75−1.63(m,1H),1.61−1.45(m,2H),1.41−1.14(m,6H)。
【1539】
実施例319〜321を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3及び1当量のアミン求核試薬を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3及び1.5当量のアミン求核試薬を室温にて17時間にわたって使用した後、35℃にて3時間にわたって撹拌した。
【1540】
実施例319:(2−フェノキシ−エチル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミンホルマート。
【1541】
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
【1542】
MS(ESI):C23H19N3O3Sに対する質量計算値417.11;m/z実測値417.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.46(dd,J=4.9,1.6,1H),8.28(dd,J=8.0,1.6,1H),7.97(s,1H),7.84(d,J=8.5,1H),7.69(d,J=2.0,1H),7.39−7.22(m,4H),6.99−6.87(m,3H),4.26(s,2H),4.23−4.18(m,2H),3.34−3.26(m,2H)。
【1543】
実施例320:インダン−2−イル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミンホルマート。
【1544】
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
【1545】
MS(ESI):C24H19N3O2Sに対する質量計算値413.12;m/z実測値414.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CDCl3):8.54(dd,J=4.8,1.7,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.76−7.66(m,2H),7.57(d,J=2.1,1H),7.31−7.25(m,1H),7.24−7.11(m,5H),4.75(br s,1H),4.03(s,2H),3.83−3.74(m,1H),3.28−3.16(m,2H),3.03−2.91(m,2H)。
【1546】
実施例321:フェネチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミンホルマート。
【1547】
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
【1548】
MS(ESI):C23H19N3O2Sに対する質量計算値401.12;m/z実測値402.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.47(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.90(s,1H),7.76(d,J=8.5,1H),7.69(d,J=2.0,1H),7.38−7.17(m,7H),4.12(s,2H),3.12−3.02(m,2H),2.96−2.87(m,2H)。
【1549】
実施例322〜331を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH3CN/DMFとK2CO3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK2CO3を40℃にて16時間使用。
【1550】
実施例322:N−シクロプロピル−N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミド。
【1551】
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
【1552】
MS(ESI):C25H26N4O3Sに対する質量計算値462.17;m/z実測値463.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.90−7.81(m,2H),7.67(d,J=2.0,1H),7.40−7.29(m,2H),4.01−3.88(m,1H),3.72(s,2H),3.15−3.01(m,2H),2.71−2.58(m,1H),2.27−2.06(m,7H),1.79−1.62(m,2H),1.00−0.77(m,4H)。
【1553】
実施例323:N−イソプロピル−N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミド。
【1554】
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
【1555】
MS(ESI):C25H28N4O3Sに対する質量計算値464.19;m/z実測値465.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(d,J=4.3,1H),8.36−8.27(m,1H),7.88(dd,J=8.5,3.8,1H),7.83(d,J=5.0,1H),7.70−7.64(m,1H),7.40−7.30(m,2H),4.12−4.00(m,1H),3.73(d,J=11.9,2H),3.64−3.50(m,1H),3.15−2.97(m,2H),2.84−2.67(m,1H),2.26−2.12(m,2H),2.08(d,J=4.0,3H),1.99−1.85(m,1H),1.78−1.67(m,1H),1.52−1.42(m,1H),1.35(d,J=6.8,3H),1.22(d,J=6.7,3H)。
【1556】
実施例324:(R)−N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピロリジン−3−イル}−アセトアミド。
【1557】
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
【1558】
MS(ESI):C21H20N4O3Sに対する質量計算値408.1;m/z実測値409.1[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.86(d,J=8.5,1H),7.83(s,1H),7.66(d,J=2.0,1H),7.36−7.32(m,2H),4.35−4.28(m,1H),3.86−3.78(m,2H),2.88(dd,J=9.8,7.1,1H),2.81(td,J=8.6,5.6,1H),2.61−2.56(m,1H),2.52(dd,J=9.8,4.7,1H),2.29−2.22(m,1H),1.90(s,3H),1.71−1.64(m,1H)。
【1559】
実施例325:2−[3−(4−チオフェン−2−イルメチル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1560】
【化447】
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【1561】
MS(ESI):C24H22N4O2S2に対する質量計算値462.1;m/z実測値462.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.86(d,J=8.5,1H),7.82(s,1H),7.66(d,J=2.1,1H),7.37−7.29(m,3H),6.98−6.92(m,2H),3.75(s,2H),3.72(d,J=0.6,2H),2.57(br s,8H)。
【1562】
実施例326:2−[3−(ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1563】
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
【1564】
MS(ESI):C22H22N4O2Sに対する質量計算値406.2;m/z実測値407.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.83(s,1H),7.66(d,J=2.2,1H),7.36−7.31(m,2H),3.83−3.71(m,2H),3.09−3.00(m,3H),2.95−2.90(m,1H),2.39−2.27(m,2H),2.24−2.13(m,2H),1.99(t,J=10.4,1H),1.87−1.72(m,3H),1.45−1.33(m,1H)。
【1565】
実施例327:ジエチル−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピロリジン−3−イル}−アミン。
【1566】
【化449】
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【1567】
MS(ESI):C23H26N4O2Sに対する質量計算値422.2;m/z実測値423.1[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.6,1H),7.86−7.82(m,2H),7.66(d,J=2.1,1H),7.37−7.31(m,2H),3.84(d,J=14.0,1H),3.76(d,J=13.9,1H),3.46−3.37(m,1H),2.88(dd,J=9.3,7.5,1H),2.79−2.56(m,6H),2.51(dd,J=9.4,7.2,1H),2.10−1.98(m,1H),1.83−1.73m,1H),1.04(t,J=7.2,6H)。
【1568】
実施例328:(R)−2−[3−(3−フルオロ−ピロリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1569】
【化450】
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【1570】
MS(ESI):C19H16FN3O2Sに対する質量計算値369.1;m/z実測値370.0[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.29(dd,J=8.0,1.6,1H),7.89−7.81(m,2H),7.66(d,J=2.0,1H),7.37−7.30(m,2H),5.28−5.21(m,0.5H),5.11(td,J=5.1,1.6,0.5H),3.91−3.79(m,2H),3.02−2.90(m,2H),2.80(dd,J=11.6,5.0,0.5H),2.73(dd,J=11.7,5.0,0.5H),2.57−2.47(m,1H),2.31−2.12(m,1H),2.11−1.92(m,1H)。
【1571】
実施例329:ジエチル−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−イルメチル]−アミンホルマート。
【1572】
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
【1573】
MS(ESI):C19H19N3O2Sに対する質量計算値353.1;m/z実測値354.0[M+H]+.1H NMR(500MHz,CD3OD):8.47(dd,J=4.9,1.6,1H),8.27(dd,J=8.0,1.6,1H),7.64(d,J=2.4,1H),7.58(d,J=8.8,1H),7.35−7.28(m,2H),6.81(s,1H),3.88(s,2H),2.63(q,J=7.2,4H),1.15(t,J=7.2,6H)。
【1574】
実施例330:2−[3−(5−フルオロ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1575】
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
【1576】
MS(ESI):C23H16FN3O2Sに対する質量計算値417.09;m/z実測値417.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50(dd,J=4.9,1.6,1H),8.36(dd,J=8.0,1.6,1H),8.25(s,1H),7.99(d,J=8.6,1H),7.85(d,J=1.9,1H),7.50(dd,J=8.6,2.2,1H),7.46−7.36(m,2H),7.24−7.13(m,2H),4.83−4.75(m,4H)。
【1577】
実施例331:2−[3−(1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1578】
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
【1579】
MS(ESI):C23H17N3O2Sに対する質量計算値399.10;m/z実測値399.9[M+H]+.1H NMR(400MHz,CD3OD):8.50(dd,J=4.9,1.6,1H),8.35(dd,J=8.0,1.6,1H),8.25(s,1H),7.99(d,J=8.6,1H),7.85(d,J=2.0,1H),7.50(dd,J=8.6,2.1,1H),7.46−7.34(m,5H),4.82(s,4H)。
【1580】
実施例332:meso−endo−1−(3−{[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノンホルマート。
【1581】
【化454】
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【1582】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK
2CO
3を75℃にて1時間使用。MS(ESI):C
24H
24N
4O
3Sに対する質量計算値448.16;m/z実測値449.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.33−8.28(m,1H),7.92(s,1H),7.84(d,J=8.5,1H),7.71(d,J=2.0,1H),7.40−7.32(m,2H),4.65−4.58(m,1H),4.33−4.27(m,1H),4.15(s,2H),3.18−3.07(m,1H),2.41−2.27(m,2H),2.18−2.01(m,6H),2.01−1.89(m,1H),1.87−1.67(m,2H)。
【1583】
実施例333:meso−exo−1−(3−{[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)−エタノンホルマート。
【1584】
【化455】
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【1585】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK
2CO
3を75℃にて2時間使用した後、75℃にて2時間にわたって撹拌した。MS(ESI):C
24H
24N
4O
3Sに対する質量計算値448.16;m/z実測値449.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.32(dd,J=8.0,1.6,1H),8.06(s,1H),7.88(d,J=8.6,1H),7.77(d,J=2.0,1H),7.48−7.41(m,1H),7.39−7.32(m,1H),4.76−4.68(m,1H),4.49−4.40(m,1H),4.35(s,2H),3.83−3.71(m,1H),2.34−1.66(m,11H)。
【1586】
実施例334:3−{メチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−プロピオン酸エチルエステル。
【1587】
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
【1588】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK
2CO
3を75℃にて7時間使用。MS(ESI):C
21H
21N
3O
4Sに対する質量計算値411.13;m/z実測値411.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.8,1.7,1H),8.04−7.98(m,1H),7.76−7.70(m,1H),7.61−7.56(m,2H),7.29−7.24(m,1H),7.23−7.16(m,1H),4.17−4.08(m,2H),3.66(s,2H),2.85−2.75(m,2H),2.59−2.49(m,2H),2.25(s,3H),1.30−1.18(m,3H)。
【1589】
実施例335:3−{メチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−プロピオン酸ホルマート。
【1590】
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
【1591】
3−{メチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミノ}−プロピオン酸エチルエステル(30mg、0.07mmol)のTHF(0.75mL)溶液に、4NのLiOH(0.1mL)を添加した。混合物を撹拌した(室温、6.5時間)。逆相HPLCにより精製することで、表題化合物を白色固体として生成した(7mg、21%)。MS(ESI):C
19H
17N
3O
4Sに対する質量計算値383.09;m/z実測値384.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.32(dd,J=8.0,1.6,1H),8.15(s,1H),7.97−7.92(m,1H),7.80(d,J=2.1,1H),7.44(dd,J=8.6,2.1,1H),7.38−7.32(m,1H),4.48(s,2H),3.35(t,J=6.5,2H),2.80(s,3H),2.66(t,J=6.5,2H)。
【1592】
実施例336〜337を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH
3CN/DMFと4当量のK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFと6当量のK
2CO
3を50℃にて16時間にわたって使用した。
【1593】
実施例336:meso−exo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【1594】
【化458】
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【1595】
MS(ESI):C
23H
23N
5O
3Sに対する質量計算値449.15;m/z実測値450.0[M+H]
+.
1H NMR(600MHz,CDCl
3):8.62−8.55(m,2H),8.07(dd,J=8.0,1.6,1H),8.02−7.99(m,1H),7.28−7.22(m,1H),6.87(s,1H),5.27−5.22(m,1H),4.23−4.13(m,1H),3.72(s,2H),3.39−3.32(m,2H),2.11−2.04(m,2H),1.95(s,3H),1.91−1.84(m,2H),1.84−1.77(m,2H),1.61−1.52(m,2H)。
【1596】
実施例337:(1S,4S)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミドホルマート。
【1597】
【化459】
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【1598】
MS(ESI):C
20H
18N
6O
3Sに対する質量計算値422.12;m/z実測値423.0[M+H]
+.
1H NMR(600MHz,CD
3OD):8.67−8.62(m,1H),8.51−8.47(m,1H),8.38−8.32(m,1H),8.27−8.23(m,1H),7.41−7.34(m,1H),7.04−6.99(m,1H),4.44(br s,1H),4.13−4.04(m,2H),3.80(s,1H),3.64−3.56(m,1H),3.37−3.27(m,3H),3.10−3.03(m,1H),2.97−2.90(m,1H),2.02−1.96(m,1H),1.89−1.82(m,1H)。
【1599】
実施例338〜341を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH
3CN/DMFと4当量のK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFと6当量のK
2CO
3を75℃にて1〜2時間使用した。
【1600】
実施例338:meso−1−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−エタノンホルマート。
【1601】
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
【1602】
MS(ESI):C
22H
21N
5O
3Sに対する質量計算値435.14;m/z実測値435.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.66−8.62(m,1H),8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.36(dd,J=8.0,1.6,1H),8.24(dd,J=2.3,0.9,1H),7.41−7.33(m,1H),7.07−7.00(m,1H),4.19−4.11(m,1H),3.84(s,2H),3.67−3.59(m,1H),3.47−3.39(m,3H),2.99−2.87(m,1H),2.21−1.98(m,5H),1.82−1.56(m,2H)。
【1603】
実施例339:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−イル}−エタノンホルマート。
【1604】
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
【1605】
MS(ESI):C
22H
21N
5O
3Sに対する質量計算値435.14;m/z実測値435.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.63(d,J=2.3,1H),8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.35(dd,J=8.0,1.6,1H),8.25−8.21(m,1H),7.40−7.33(m,1H),7.00(s,1H),4.51−4.45(m,0.5H),4.13−3.93(m,3H),3.84−3.75(m,0.5H),3.59−3.50(m,0.5H),3.48−3.38(m,0.5H),3.19−3.01(m,3H),2.27−1.61(m,7H)。
【1606】
実施例340:(1R,4R)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノンホルマート。
【1607】
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
【1608】
MS(ESI):C
21H
19N
5O
3Sに対する質量計算値421.12;m/z実測値422.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.66−8.62(m,1H),8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.35(dd,J=8.0,1.6,1H),8.27−8.22(m,1H),7.41−7.33(m,1H),7.00(s,1H),4.71(app s,0.5H),4.51(app s,0.5H),4.14−4.00(m,2H),3.83−3.77(m,1H),3.75−3.62(m,1H),3.53−3.46(m,0.5H),3.15−2.99(m,1H),2.94−2.81(m,1H),2.15−1.75(m,5H)。
【1609】
実施例341:1−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−2−オン。
【1610】
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
【1611】
MS(ESI):C
23H
23N
5O
3Sに対する質量計算値449.15;m/z実測値450.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.60(d,J=2.3,1H),8.58(dd,J=4.8,1.7,1H),8.07(dd,J=8.0,1.7,1H),8.01−7.97(m,1H),7.26−7.22(m,1H),6.86(d,J=0.6,1H),4.09−3.99(m,1H),3.75(s,2H),3.40−3.33(m,2H),3.11−3.00(m,2H),2.43−2.36(m,2H),2.30−2.20(m,2H),2.06−1.96(m,2H),1.89−1.75(m,2H),1.73−1.66(m,2H)。
【1612】
実施例342:4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペラジン−2−オン。
【1613】
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
【1614】
この化合物を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3及び1当量のアミン求核試薬を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK
2CO
3及び2.0当量のアミン求核試薬を室温にて16時間にわたって使用した。MS(ESI):C
19H
16N
4O
3Sに対する質量計算値380.1;m/z実測値381.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.30(dd,J=8.0,1.7,1H),7.90−7.85(m,2H),7.68(d,J=2.0,1H),7.36−7.32(m,2H),3.81(s,2H),3.34−3.31(m,2H),3.17(s,2H),2.76−2.71(m,2H)。
【1615】
実施例343:1−{4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−フロ[3,2−b]ピリジン−2−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−エタノンホルマート。
【1616】
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
【1617】
2.2当量のアミン求核試薬を使用し、実施例322に記載のものと同様の方法を用いることで、この化合物を調製した。MS(ESI):C
20H
19N
5O
3Sに対する質量計算値409.12;m/z実測値410.0[M+H]
+.
1H NMR(600MHz,CD
3OD):8.63(dd,J=6.2,2.3,1H),8.49(dd,J=4.9,1.6,1H),8.38−8.32(m,1H),8.24(dd,J=2.3,0.9,1H),7.40−7.34(m,1H),7.00(d,J=0.6,1H),3.88(s,2H),3.67−3.55(m,4H),2.69−2.55(m,4H),2.11(s,3H)。
【1618】
実施例344〜348を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK
2CO
3を70℃にて16時間使用。
【1619】
実施例344:ベンジル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1620】
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
【1621】
MS(ESI):C
22H
17N
3O
2Sに対する質量計算値387.16;m/z実測値388.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.49(dd,J=4.8,1.6,1H),7.96(dd,J=7.9,1.5,1H),7.65(s,1H),7.56(d,J=8.4,1H),7.46(d,J=1.7,1H),7.33(d,J=7.5,2H),7.31−7.25(m,2H),7.22(t,J=7.2,1H),7.15(dd,J=7.9,4.8,1H),7.11(d,J=8.3,1H),3.93(s,2H),3.88(s,2H)。
【1622】
実施例345:(4−フルオロ−ベンジル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1623】
【化467】
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【1624】
MS(ESI):C
22H
16FN
3O
2Sに対する質量計算値405.45;m/z実測値406.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.49(dd,J=4.8,1.4,1H),7.96(d,J=7.8,1H),7.62(d,J=5.0,1H),7.56(t,J=8.8,1H),7.48(s,1H),7.33−7.24(m,2H),7.14(dd,J=7.7,5.0,2H),7.00−6.92(m,2H),3.90(s,2H),3.82(s,2H)。
【1625】
実施例346:(4−メトキシ−ベンジル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1626】
【化468】
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【1627】
MS(ESI):C
23H
19N
3O
3Sに対する質量計算値417.49;m/z実測値418.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.49(dd,J=4.8,1.6,1H),7.99−7.95(m,1H),7.68(s,1H),7.54(dd,J=7.3,3.3,1H),7.44(d,J=2.0,1H),7.25(dd,J=12.3,5.4,2H),7.15(ddd,J=10.0,8.0,4.9,1H),7.07(d,J=8.1,1H),6.84−6.78(m,2H),3.93(s,2H),3.84(s,2H),3.77−3.71(m,3H)。
【1628】
実施例347:4−(4−クロロ−フェニル)−1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−オール。
【1629】
【化469】
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【1630】
MS(ESI):C
26H
22ClN
3O
3Sに対する質量計算値491.99;m/z実測値492.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.50−8.44(m,1H),7.96(dd,J=7.9,1.5,1H),7.71(d,J=8.5,1H),7.65(d,J=13.9,1H),7.51(d,J=2.0,1H),7.41−7.36(m,2H),7.23(dd,J=8.6,2.2,3H),7.14(dd,J=7.9,4.8,1H),3.71(s,2H),2.85(s,2H),2.58(s,2H),2.13(s,2H),1.70(d,J=13.6,2H)。
【1631】
実施例348:4−(4−ブロモ−フェニル)−1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−オール。
【1632】
【化470】
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【1633】
MS(ESI):C
26H
22BrN
3O
3Sに対する質量計算値535.1;m/z実測値535.8[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.47(dd,J=4.8,1.6,1H),7.96(dd,J=7.9,1.6,1H),7.71(d,J=8.5,1H),7.68−7.63(m,1H),7.51(d,J=2.1,1H),7.42−7.35(m,2H),7.34−7.29(m,2H),7.23(dd,J=8.5,2.1,1H),7.14(dd,J=7.9,4.8,1H),3.75(s,2H),2.86(s,2H),2.63(s,2H),2.15(s,2H),1.70(d,J=13.0,2H)。
【1634】
実施例349〜352を、以下の変更を加え実施例153と同様の方法を用いて調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとEt
3Nを50℃にて16時間使用。
【1635】
実施例349:2−[3−(2,6−ジメチル−モルホリン−4−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1636】
【化471】
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【1637】
MS(ESI):C
21H
21N
3O
3Sに対する質量計算値395.13;m/z実測値396.0[M+H]
+.
1H NMR(600MHz,CDCl
3):8.58−8.56(m,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.81−7.76(m,1H),7.60−7.56(m,2H),7.29(dd,J=8.4,2.2,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),4.07−4.01(m,0.4H),3.74−3.66(m,1.6H),3.61(s,1.6H),3.56(s,0.4H),2.77(d,J=10.4,1.6H),2.52(dd,J=10.9,2.7,0.4H),2.23−2.16(m,0.4H),1.79(t,J=10.7,1.6H),1.24(d,J=6.4,1H),1.16(d,J=6.3,5H)。
【1638】
実施例350:2−[3−(3−フルオロ−ピペリジン−1−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン。
【1639】
【化472】
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【1640】
MS(ESI):C
20H
18FN
3O
2Sに対する質量計算値383.11;m/z実測値384.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.02(dd,J=7.9,1.6,1H),7.76(d,J=8.5,1H),7.63−7.55(m,2H),7.28(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),4.74−4.67(m,0.5H),4.64−4.57(m,0.5H),3.74−3.65(m,2H),2.92−2.78(m,1H),2.61−2.42(m,2H),2.38−2.27(m,1H),1.95−1.79(m,2H),1.70−1.50(m,2H)。
【1641】
実施例351:4−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−2,4−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾール−3−オン。
【1642】
【化473】
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【1643】
MS(ESI):C
22H
20N
6O
3Sに対する質量計算値448.13;m/z実測値449.0[M+H]
+.
1H NMR(600MHz,CDCl
3):8.61(s,1H),8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.77(d,J=8.4,1H),7.60(s,1H),7.59(d,J=2.0,1H),7.47−7.46(m,1H),7.31(dd,J=8.5,2.0,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),3.97−3.91(m,1H),3.68(s,2H),3.11−3.07(m,2H),2.22−2.16(m,2H),2.06−2.01(m,2H),1.85−1.77(m,2H)。
【1644】
実施例352:1−{7−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−3,7−ジアザ−ビシクロ[3.3.1]ノナ−3−イル}−エタノン。
【1645】
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
【1646】
MS(ESI):C
24H
24N
4O
3Sに対する質量計算値448.16;m/z実測値449.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.7,1H),7.66(d,J=8.4,1H),7.60−7.55(m,2H),7.28−7.26(m,1H),7.20(dd,J=7.9,4.8,1H),4.60(d,J=13.4,1H),3.68−3.58(m,2H),3.32(dd,J=3.8,1.6,0.5H),3.31−3.27(m,1H),3.26(s,0.5H),3.16(d,J=10.8,1H),2.97−2.89(m,2H),2.37−2.32(m,1H),2.21−2.16(m,1H),2.00(s,1H),1.94−1.87(m,4H),1.78−1.70(m,1H),1.70−1.65(m,1H)。
【1647】
実施例353:N−エチル−N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミド。
【1648】
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
【1649】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとEt
3Nを室温にて16時間使用。MS(ESI):C
24H
26N
4O
3Sに対する質量計算値450.17;m/z実測値451.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.48(dd,J=4.9,1.6,1H),8.32−8.28(m,1H),7.87(d,J=8.5,1H),7.83(s,1H),7.68−7.65(m,1H),7.38−7.31(m,2H),4.31〜4.20(m,0.5H),3.73(d,J=11.0,2H),3.70−3.61(m,0.5H),3.39−3.33(m,2H),3.14−3.05(m,2H),2.19(q,J=11.8,2H),2.11(d,J=3.6,3H),1.96−1.78(m,2H),1.78−1.69(m,1H),1.69−1.61(m,1H),1.20(t,J=7.1,1.5H),1.10(t,J=7.0,1.5H)。
【1650】
実施例354:(テトラヒドロ−フラン−3−イル)−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル}−メタノン。
【1651】
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
【1652】
2−[3−(ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジン二塩酸塩(50mg、0.11mmol)とN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(21mg、0.11mmol)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(73mg、0.54mmol)とN−メチルモルホリン(33mg、0.32mmol)とテトラヒドロ−フラン−3−カルボン酸(13mg、0.11mmol)のDMF(0.4mL)溶液を室温にて撹拌した。反応完了後に混合物を濃縮し、DMFに再溶解し、逆相HPLCを用いて精製すると、表題化合物を生成した(24mg、45%)。MS(ESI):C
26H
26N
4O
4Sに対する質量計算値490.17;m/z実測値491.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=8.0,1.5,1H),7.70(dd,J=8.5,2.9,1H),7.59(dd,J=5.6,3.4,2H),7.27−7.18(m,2H),4.08−3.95(m,1H),3.94−3.60(m,7H),3.53−3.42(m,1H),3.40−3.26(m,1H),3.17−3.06(m,1H),2.99−2.77(m,2H),2.71−2.46(m,4H),2.29−2.14(m,1H),2.14−1.99(m,1H)。
【1653】
実施例355:2−ヒドロキシ−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル}−エタノン。
【1654】
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
【1655】
この化合物は実施例354に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。MS(ESI):C
23H
22N
4O
4Sに対する質量計算値450.14;m/z実測値451.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.69(d,J=8.5,1H),7.62−7.54(m,2H),7.33−7.25(m,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),4.13−4.00(m,2H),3.86−3.73(m,2H),3.71−3.44(m,4H),3.20−3.09(m,1H),3.00−2.79(m,2H),2.71−2.58(m,2H),2.58−2.51(m,2H)。
【1656】
DIEAの代わりにEt
3Nを用いて、実施例236に記載のものと同様の方法を用いて、実施例356〜359を調製した。
【1657】
実施例356:(1S,4S)−ピラジン−2−イル−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−メタノン。
【1658】
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
【1659】
MS(ESI):C
25H
20N
6O
3Sに対する質量計算値484.13;m/z実測値485.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):9.09−9.00(m,1H),8.73−8.68(m,1H),8.68−8.63(m,1H),8.50−8.45(m,1H),8.34−8.25(m,1H),7.93−7.80(m,2H),7.70−7.63(m,1H),7.39−7.27(m,2H),4.99−4.91(m,1H),4.08−3.88(m,2H),3.87−3.66(m,2H),3.61−3.52(m,1H),3.07−2.90(m,2H),2.12−1.98(m,1H),1.92−1.80(m,1H)。
【1660】
実施例357:(1S,4S)−シクロブチル−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−メタノン。
【1661】
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
【1662】
MS(ESI):C
25H
24N
4O
3Sに対する質量計算値460.16;m/z実測値461.2[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.59−8.53(m,1H),8.05−7.99(m,1H),7.77−7.71(m,1H),7.60−7.55(m,2H),7.32−7.27(m,1H),7.24−7.18(m,1H),4.77(s,0.5H),4.17(s,0.5H),3.89−3.75(m,2H),3.74−3.63(m,1H),3.62−3.53(m,1H),3.51−3.44(m,1H),3.33−3.08(m,2H),3.02−2.96(m,0.5H),2.91−2.83(m,0.5H),2.83−2.75(m,0.5H),2.56−2.48(m,0.5H),2.46−2.26(m,2H),2.24−2.04(m,2H),2.04−1.80(m,3H)。
【1663】
実施例358:(1S,4S)−イソオキサゾール−5−イル−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−メタノン。
【1664】
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
【1665】
MS(ESI):C
24H
19N
5O
4Sに対する質量計算値473.12;m/z実測値474.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):8.52(d,J=1.9,1H),8.50−8.46(m,1H),8.32−8.26(m,1H),7.92−7.80(m,2H),7.68−7.63(m,1H),7.37−7.29(m,2H),6.98(d,J=1.9,0.5H),6.94(d,J=1.9,0.5H),5.02−4.88(m,1H),4.07−3.87(m,3H),3.87−3.71(m,2H),3.12−3.05(m,0.5H),3.03−2.96(m,0.5H),2.95−2.84(m,1H),2.16−2.03(m,1H),1.94−1.82(m,1H)。
【1666】
実施例359:フラン−3−イル−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ヘキサヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル}−メタノン。
【1667】
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
【1668】
MS(ESI):C
26H
22N
4O
4Sに対する質量計算値486.14;m/z実測値486.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.5,1H),8.03(dd,J=7.9,1.5,1H),7.79−7.68(m,2H),7.63−7.55(m,2H),7.43−7.38(m,1H),7.25−7.15(m,2H),6.70(s,1H),4.06−3.58(m,4H),3.49(s,2H),3.01−2.84(m,2H),2.78−2.44(m,4H)。
【1669】
実施例360:(1S,4S)−4−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イルメチル}−安息香酸メチルエステル。
【1670】
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
【1671】
(1S,4S)−2−[3−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イルメチル)−ベンゾフラン−6−イルオキシ]−チアゾロ[4,5−b]ピリジンジヒドロクロリド(50mg、0.11mmol)と4−ブロモメチル−安息香酸メチルエステル(28mg、0.12mmol)とK
2CO
3(38mg、0.28mmol)のCH
3CN(0.4mL)混合物を、室温にて撹拌した。反応完了後に混合物を濃縮し、DMFに再溶解し、逆相HPLCを用いて精製すると、表題化合物を生成した(10mg、16%)。MS(ESI):C
29H
26N
4O
4Sに対する質量計算値526.17;m/z実測値527.0[M
+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.05−7.96(m,3H),7.77(d,J=8.5,1H),7.58(dd,J=7.8,4.3,2H),7.45(d,J=8.3,2H),7.32−7.28(m,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),3.91(s,3H),3.90−3.69(m,2H),3.41−3.27(m,2H),2.96−2.90(m,1H),2.85−2.81(m,1H),2.74−2.66(m,2H),1.77(s,2H),1.47(s,2H)。
【1672】
実施例361:ジメチル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。
【1673】
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
【1674】
C−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メチルアミン塩酸塩(67mg、0.20mmol)のメタノール(1.7mL)溶液にホルムアルデヒド(20μL、0.34mmol)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(143mg、0.67mmol)を添加した。LCMSによりモニタリングし、反応が未完了であることを示した。反応を完了させるために更にホルムアルデヒド(20μL)を添加した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液で洗浄し、DCMで抽出し、乾燥させ、濃縮した。逆相HPLCにより精製すると、表題化合物をわずかに黄色がかった油として生成した(29mg、43%)。MS(ESI):C
17H
15N
3O
2Sに対する質量計算値325.09;m/z実測値326.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.01(dd,J=7.9,1.6,1H),7.73(d,J=8.5,1H),7.63−7.57(m,2H),7.29(dd,J=8.5,2.2,1H),7.21(dd,J=7.9,4.9,1H),3.56(s,2H),2.30(s,6H)。
【1675】
実施例362:(2−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−エチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル。
【1676】
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
【1677】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK
2CO
3を室温にて16時間使用。MS(ESI):C
28H
33N
3O
4Sに対する質量計算値507.22;m/z実測値508.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):7.80−7.71(m,2H),7.67(d,J=8.0,1H),7.57(s,1H),7.52(d,J=1.9,1H),7.39(t,J=7.7,1H),7.31−7.21(m,2H),3.62(s,2H),3.15(d,J=5.9,2H),2.97−2.89(m,2H),1.99(t,J=10.4,2H),1.68(d,J=10.0,2H),1.44(s,9H),1.47−1.37(m,2H),1.34−1.21(m,4H)。
【1678】
実施例363:N−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−メタンスルホンアミド。
【1679】
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
【1680】
{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(110mg、0.23mmol)のDCM(1.1mL)溶液に、2MのHClのジエチルエーテル(0.34mL)溶液を添加した。反応混合物を撹拌し(室温、16時間)、次いで40℃に加熱した(24時間)。追加のHCl(1mL)を添加し、混合物を加熱した(40℃、4時間)。濃縮後、残渣をDCM(1.5mL)に再溶解した。この溶液にEt
3N(0.16mL、0.92mmol)及びメタンスルホン酸無水物(44mg、0.25mmol)を添加した。混合物を撹拌した(室温、16時間)。追加のメタンスルホン酸無水物を添加し、反応混合物を撹拌した(室温、30分)。濃縮後、粗材料を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(22mg、21%)。MS(ESI):C
22H
23N
3O
4S
2に対する質量計算値457.11;m/z実測値458.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.77−7.72(m,2H),7.68(dd,J=7.9,0.7,1H),7.57(s,1H),7.53(d,J=2.1,1H),7.42−7.36(m,1H),7.32−7.22(m,2H),4.31(d,J=7.6,1H),3.63(s,2H),3.43−3.30(m,1H),2.98(s,3H),2.89(d,J=11.5,2H),2.23−2.12(m,2H),2.00(d,J=11.2,2H),1.68−1.52(m,2H)。
【1681】
実施例364:N−(2−{1−[6−(ベンゾチアゾール−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−ピペリジン−4−イル}−エチル)−メタンスルホンアミド。
【1682】
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
【1683】
この化合物は実施例363に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。MS(ESI):C
24H
27N
3O
4S
2に対する質量計算値485.14;m/z実測値486.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):7.78−7.70(m,2H),7.67(dd,J=8.0,0.7,1H),7.58(s,1H),7.52(d,J=2.1,1H),7.43−7.35(m,1H),7.31−7.21(m,2H),4.23(t,J=5.7,1H),3.63(s,2H),3.22−3.12(m,2H),2.95(s,3H),3.01−2.92(m,2H),2.00(d,J=11.2,2H),1.68(d,J=12.1,2H),1.52(dd,J=14.1,6.9,2H),1.37−1.22(m,3H)。
【1684】
実施例365:5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボン酸ベンジル−メチル−アミド。
【1685】
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
【1686】
5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボニルクロリド塩酸塩(150mg、0.43mmol)のCH
2Cl
2(4.3mL)溶液に、N−ベンジル−N−メチルアミン(55μL、0.43mmol)及びEt
3N(0.12mL、0.86mmol)を添加した。反応混合物を撹拌した後(室温、2時間)、追加のN−ベンジル−N−メチルアミン(55μL、0.43mmol)を添加した。混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーにより精製すると、表題生成物をオレンジ色油として生成した(27mg、15%)。MS(ESI):C
23H
17N
3O
3Sに対する質量計算値415.10;m/z実測値416.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.60(d,J=3.7,1H),8.09(dd,J=7.9,1.5,1H),7.75(br s,1H),7.66−7.49(m,1H),7.46−7.28(m,8H),5.05−4.62(m,2H),3.45−2.94(m,3H)。
【1687】
実施例366:(1R,4R)−1−{5−[5−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−2−カルボニル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1688】
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
【1689】
この化合物は実施例365に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。MS(ESI):C
22H
18N
4O
4Sに対する質量計算値434.10;m/z実測値435.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.52(d,J=4.2,1H),8.42(d,J=8.0,1H),7.90−7.82(m,1H),7.81−7.68(m,1H),7.61−7.48(m,2H),7.47−7.36(m,1H),5.48(d,J=21.1,0H),5.10(d,J=14.0,1H),5.02−4.90(m,1H),4.21−3.92(m,1H),3.88−3.41(m,3H),2.27−1.89(m,5H)。
【1690】
実施例367:6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸メチルアミド。
【1691】
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
【1692】
6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニルクロリド塩酸塩(256mg、0.77mmol)のCH
2Cl
2(7.7mL)溶液に、Et
3N(0.32mL、2.32mmol)及びメチルアミン二塩酸塩(81mg、0.77mmol)を添加した。反応混合物を撹拌した(室温、1時間)。水と、次いで飽和NaHCO
3水溶液を混合物に添加した。得られた沈殿を濾過し、濃縮すると、表題化合物を生成した(115mg、45%)。MS(ESI):C
16H
11N
3O
3Sに対する質量計算値325.05;m/z実測値326.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.23(s,1H),8.17−8.01(m,2H),7.37(dd,J=8.6,2.2,1H),7.24(dd,J=7.9,4.8,1H),7.01(d,J=26.5,1H),3.00(d,J=4.8,3H)。
【1693】
実施例368〜369は、実施例367に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1694】
実施例368:N−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−ピペリジン−4−イル}−アセトアミド。
【1695】
【化490】
[この文献は図面を表示できません]
【1696】
MS(ESI):C
22H
20N
4O
4Sに対する質量計算値436.12;m/z実測値437.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.9,1.6,1H),8.05(dd,J=7.9,1.6,1H),7.90(s,1H),7.76−7.65(m,2H),7.38(dd,J=8.5,2.2,1H),7.28−7.15(m,1H),5.69−5.53(m,1H),4.18−3.99(m,1H),3.14(s,2H),2.15−1.92(m,5H),1.85−1.58(m,2H),1.54−1.31(m,2H)。
【1697】
実施例369:meso−endo−N−{8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−3−イル}−アセトアミド。
【1698】
【化491】
[この文献は図面を表示できません]
【1699】
MS(ESI):C
24H
22N
4O
4Sに対する質量計算値462.14;m/z実測値462.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.05(dd,J=7.9,1.6,1H),7.95(s,1H),7.78(d,J=8.5,1H),7.70(d,J=2.1,1H),7.38(dd,J=8.5,2.1,1H),7.26−7.19(m,1H),6.11(d,J=6.4,1H),4.88(br s,1H),4.42(br s,1H),4.25−4.15(m,1H),2.35(br s,1H),2.22−2.11(m,2H),2.06−1.94(m,6H),1.89−1.80(m,2H)。
【1700】
実施例370:1−{1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−2−オン。
【1701】
【化492】
[この文献は図面を表示できません]
【1702】
反応を1時間ではなく16時間で実施するという変更を加え、実施例367に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
24H
22N
4O
4Sに対する質量計算値462.14;m/z実測値462.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.05(dd,J=7.9,1.7,1H),7.93(s,1H),7.74−7.68(m,2H),7.40(dd,J=8.6,2.1,1H),7.26−7.19(m,1H),4.36−4.22(m,1H),3.37(t,J=7.0,2H),2.48−2.37(m,2H),2.17(s,1H),2.10−1.96(m,2H),1.85−1.75(m,2H),1.75−1.54(m,5H)。
【1703】
実施例371:(1S,4S)−1−{5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル}−エタノン。
【1704】
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
【1705】
(1S,4S)−1−(2,5−ジアゾ−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル)−エタノン塩酸塩(94mg、0.53mmol)のDCM(3.8mL)混合物に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(103mg、0.76mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(146mg、0.76mmol)、DIEA(0.27mL、1.53mmol)、及び6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸(119mg、0.38mmol)を添加した。反応混合物を撹拌し(室温、16時間)、濃縮し、逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(35mg、21%)。MS(ESI):C
22H
18N
4O
4Sに対する質量計算値434.10;m/z実測値435.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.58(dd,J=4.8,1.5,1H),8.19(d,J=8.2,1H),8.05(dd,J=7.9,1.7,1H),7.94(d,J=8.5,1H),7.74(dd,J=4.1,2.1,1H),7.44−7.35(m,1H),7.23(dd,J=8.0,4.8,1H),5.29−4.97(m,1.4H),4.85−4.67(m,0.3H),4.56(s,0.3H),3.89−3.44(m,4H),2.25−1.84(m,5H)。
【1706】
実施例372〜380は、実施例371に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1707】
実施例372:1−{4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−[1,4]ジアゼパン−1−イル}−エタノン。
【1708】
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
【1709】
MS(ESI):C
22H
20N
4O
4Sに対する質量計算値436.12;m/z実測値437.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=3.4,1.4,1H),8.08−8.01(m,1H),7.89(s,1H),7.81−7.67(m,2H),7.42−7.33(m,1H),7.26−7.20(m,1H),4.08−3.41(m,8H),2.14(s,3H),2.03−1.66(m,2H)。
【1710】
実施例373:6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸イソプロピル−メチル−アミド。
【1711】
【化495】
[この文献は図面を表示できません]
【1712】
MS(ESI):C
19H
17N
3O
3Sに対する質量計算値367.10;m/z実測値368.0M+H]
+。
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.58(d,J=3.7,1H),8.04(dd,J=7.9,1.6,1H),7.87(s,1H),7.75(d,J=8.6,1H),7.70(d,J=2.1,1H),7.37(dd,J=8.6,2.1,1H),7.23(dd,J=7.9,4.8,1H),3.02(d,J=20.0,3H),1.24(t,J=10.2,7H)。
【1713】
実施例374:meso−8−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボン酸アミド。
【1714】
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
【1715】
MS(ESI):C
22H
19N
5O
4Sに対する質量計算値449.12;m/z実測値450.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.62(dd,J=5.0,1.5,1H),8.15(dd,J=8.0,1.6,1H),8.00(s,1H),7.78(d,J=8.6,1H),7.73(d,J=1.9,1H),7.41(dd,J=8.6,2.1,1H),7.32(dd,J=8.0,5.0,1H),5.45(s,2H),3.76(s,4H),3.30(s,2H),2.16−2.02(m,2H),1.91(d,J=7.9,2H)。
【1716】
実施例375:(1S,4S)−5−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸アミド。
【1717】
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
【1718】
MS(ESI):C
21H
17N
5O
4S,435.10;m/z実測値435.9[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.60(dd,J=4.9,1.5,1H),8.20−8.07(m,2H),7.97(s,1H),7.72(d,J=2.1,1H),7.40(dd,J=8.6,2.2,1H),7.30−7.27(m,1H),5.20(s,2H),4.83(s,1H),3.85−3.72(m,3H),3.66−3.44(m,2H),2.09−1.95(m,2H)。
【1719】
実施例376:(4−フルオロ−ピペリジン−1−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1720】
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
【1721】
MS(ESI):C
20H
16FN
3O
3Sに対する質量計算値397.09;m/z実測値398.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.61(dd,J=5.0,1.6,1H),8.11(dd,J=8.0,1.6,1H),7.93(d,J=6.2,1H),7.71(dd,J=5.4,3.1,2H),7.39(dd,J=8.6,2.1,1H),7.32−7.27(m,1H),5.04−4.96(m,0.5H),4.94−4.87(m,0.5H),3.76−3.64(m,2H),3.38(s,2H),2.04−1.85(m,4H)。
【1722】
実施例377:(4−フェニル−ピペリジン−1−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1723】
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
【1724】
MS(ESI):C
26H
21N
3O
3Sに対する質量計算値455.13;m/z実測値456.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.60(dd,J=4.9,1.6,1H),8.12−8.07(m,1H),7.95(d,J=6.2,1H),7.76(d,J=8.6,1H),7.71(d,J=2.0,1H),7.39(dd,J=8.6,2.2,1H),7.37−7.30(m,2H),7.30−7.27(m,1H),7.25−7.20(m,3H),4.17(br s,2H),3.11(br s,2H),2.89−2.79(m,1H),2.05−1.93(m,2H),1.76(br s,2H)。
【1725】
実施例378:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド。
【1726】
【化500】
[この文献は図面を表示できません]
【1727】
MS(ESI):C
21H
18N
4O
4Sに対する質量計算値422.10;m/z実測値423.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.61(dd,J=4.9,1.6,1H),8.10(dd,J=8.0,1.6,1H),7.93(s,1H),7.73−7.69(m,2H),7.38(dd,J=8.7,2.1,1H),7.28(dd,J=7.1,4.0,1H),5.83−5.53(m,2H),3.21−2.99(m,2H),2.57−2.44(m,1H),2.07−1.91(m,2H),1.89−1.73(m,2H)。
【1728】
実施例379:(4−シクロヘキシル−ピペラジン−1−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1729】
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
【1730】
MS(ESI):C
25H
26N
4O
3Sに対する質量計算値462.17;m/z実測値463.1[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.60(dd,J=4.9,1.5,1H),8.13(dd,J=8.0,1.6,1H),7.99(s,1H),7.73(dd,J=12.3,5.3,2H),7.44−7.39(m,1H),7.33−7.27(m,1H),3.93−3.65(m,1H),3.65−3.50(m,2H),3.22−3.13(m,2H),2.95−2.76(m,3H),2.19−2.06(m,2H),2.03−1.91(m,2H),1.78−1.69(m,1H),1.53−1.28(m,5H),1.23−1.10(m,1H)。
【1731】
実施例380:1−{4−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン。
【1732】
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
【1733】
MS(ESI):C
21H
18N
4O
4Sに対する質量計算値422.10;m/z実測値423.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.64−8.57(m,1H),8.10(dd,J=8.0,1.6,1H),7.95(s,1H),7.73(dd,J=9.7,5.3,2H),7.40(dd,J=8.6,2.1,1H),7.30−7.27(m,1H),3.87−3.66(m,5H),3.57(s,2H),2.17(s,4H)。
【1734】
実施例381:6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸シクロヘキシル−エチル−アミド。
【1735】
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
【1736】
反応を16時間ではなく5日実施するという変更を加え、実施例371に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
23H
23N
3O
3Sに対する質量計算値421.15;m/z実測値422.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.60−8.56(m,1H),8.07−8.03(m,1H),7.81(s,1H),7.74(d,J=8.6,1H),7.72−7.68(m,1H),7.36(dd,J=8.6,2.1,1H),7.26−7.20(m,1H),3.49(s,2H),1.90−1.73(m,4H),1.72−1.54(m,4H),1.37−1.02(m,6H)。
【1737】
実施例382:[4−(ピリミジン−2−イルオキシ)−ピペリジン−1−イル]−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1738】
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
【1739】
反応を30時間実施し、MeOH/DCM(0〜10%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる二次精製を要したことを除き、実施例371に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
24H
19N
5O
4Sに対する質量計算値473.12;m/z実測値474.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.58(dd,J=4.9,1.6,1H),8.53(d,J=4.8,2H),8.05(dd,J=7.9,1.6,1H),7.94(s,1H),7.72(dd,J=5.3,3.0,2H),7.38(dd,J=8.7,2.1,1H),7.23(dd,J=8.0,4.9,1H),6.96(t,J=4.8,1H),5.35(q,J=6.9,3.5,1H),4.01(s,2H),3.72(s,2H),2.00(s,2H),1.65−1.52(m,2H)。
【1740】
実施例383:ピペリジン−1−イル−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1741】
【化505】
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【1742】
反応を30時間実施し、酢酸エチル/ヘキサン(0〜60%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる二次精製を要したことを除き、実施例371に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
20H
17N
3O
3Sに対する質量計算値379.10;m/z実測値380.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.04(dd,J=7.9,1.6,1H),7.89(s,1H),7.70(dd,J=7.4,5.4,2H),7.37(dd,J=8.6,2.2,1H),7.23(dd,J=7.9,4.8,1H),3.77−3.54(m,4H),1.75−1.60(m,6H)。
【1743】
実施例384:[4−(ピペリジン−1−カルボニル)−ピペリジン−1−イル]−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1744】
【化506】
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【1745】
反応を30時間実施し、酢酸エチル/ヘキサン(0〜60%)及びMeOH/DCM(0〜5%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる二次精製を要したことを除き、実施例371に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
26H
26N
4O
4Sに対する質量計算値490.17;m/z実測値491.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.05(dd,J=7.9,1.6,1H),7.92(s,1H),7.73−7.69(m,2H),7.37(dd,J=8.7,2.0,1H),7.23(dd,J=7.9,4.8,1H),3.61−3.43(m,4H),3.09(s,2H),2.88−2.76(m,1H),1.94−1.74(m,4H),1.72−1.51(m,8H)。
【1746】
実施例385:(オクタヒドロ−イソキノリン−2−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1747】
【化507】
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【1748】
反応を30時間実施し、酢酸エチル/ヘキサン(0〜70%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる更なる精製後に、更に逆相HPCLを要したことを除き、実施例371に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
24H
23N
3O
3Sに対する質量計算値433.15;m/z実測値434.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.7,1H),8.04(dd,J=8.0,1.6,1H),7.89(s,1H),7.71(d,J=8.6,1H),7.68(d,J=2.1,1H),7.36(dd,J=8.6,2.1,1H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),3.73−3.41(m,3H),2.32(d,J=8.0,1H),1.89−1.63(m,6H),1.56−1.05(m,6H)。
【1749】
実施例386:(3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1750】
【化508】
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【1751】
反応を30時間実施し、酢酸エチル/ヘキサン(0〜70%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる更なる精製後に、更に逆相HPCLを要したことを除き、実施例371に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
24H
17N
3O
3Sに対する質量計算値427.10;m/z実測値428.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.58(dd,J=4.8,1.6,1H),8.05(dd,J=7.9,1.6,1H),7.96(s,1H),7.82−7.71(m,2H),7.37(dd,J=8.6,2.1,1H),7.25−7.15(m,5H),4.88(s,2H),3.94(s,2H),2.93(d,J=41.7,2H)。
【1752】
実施例387:(4−ベンゾイル−ピペリジン−1−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メタノン。
【1753】
【化509】
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【1754】
反応を30時間実施し、酢酸エチル/ヘキサン(0〜60%)及びMeOH/DCM(0〜5%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる二次精製を要したことを除き、実施例371に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
27H
21N
3O
4Sに対する質量計算値483.13;m/z実測値484.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.5,1H),8.04(dd,J=7.9,1.6,1H),8.00−7.92(m,3H),7.73(d,J=8.8,2H),7.60(t,J=7.4,1H),7.50(t,J=7.6,2H),7.38(dd,J=8.5,2.2,1H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),3.66−3.54(m,1H),3.23(s,2H),1.99(s,2H),1.93−1.78(m,2H),1.60(s,1H),1.32−1.21(m,1H)。
【1755】
実施例388:6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−カルボン酸(3−ジメチルアミノ−プロピル)−メチル−アミド。
【1756】
【化510】
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【1757】
反応を30時間実施し、MeOH/DCM(0〜20%)を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィーによる二次精製を要したことを除き、実施例371に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
21H
22N
4O
3Sに対する質量計算値410.14;m/z実測値411.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.04(dd,J=7.9,1.7,1H),7.96(s,1H),7.82(d,J=8.4,1H),7.71(d,J=2.0,1H),7.37(dd,J=8.6,2.1,1H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),3.77−3.48(m,2H),3.19(s,3H),2.62(s,3H),2.60−1.59(m,7H)。
【1758】
実施例389:endo−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミド。
【1759】
【化511】
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【1760】
endo−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸(38mg、0.27mmol)のDCM(2.7mL)混合物に、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(73mg、0.54mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(103mg、0.54mmol)、DIEA(0.19mL、1.08mmol)、及びC−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メチルアミン塩酸塩(90mg、0.27mmol)を添加した。反応混合物を撹拌し(室温、16時間)、濃縮し、逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を白色固体として生成した(36mg、32%)。MS(ESI):C
23H
21N
3O
3Sに対する質量計算値419.3;m/z実測値420.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.68−7.60(m,3H),7.30(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),5.66(s,1H),4.67−4.54(m,2H),2.69−2.60(m,1H),2.44−2.36(m,1H),2.31−2.24(m,1H),1.75−1.59(m,2H),1.54−1.29(m,6H)。
【1761】
実施例390〜393は、実施例389に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1762】
実施例390:2−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−N−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アセトアミド。
【1763】
【化512】
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【1764】
MS(ESI):C
23H
23N
5O
4Sに対する質量計算値465.16;m/z実測値466.1[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.05(dd,J=7.9,1.6,1H),7.68−7.62(m,3H),7.30(dd,J=8.5,2.1,2H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),4.63(d,J=6.0,2H),3.61−3.54(m,2H),3.46−3.36(m,2H),3.11(s,2H),2.52−2.43(m,4H),2.06(s,3H)。
【1765】
実施例391:2−(3−メチル−イソオキサゾール−5−イル)−N−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アセトアミド。
【1766】
【化513】
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【1767】
MS(ESI):C
21H
16N
4O
4Sに対する質量計算値420.09;m/z実測値420.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.9,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.65−7.57(m,3H),7.28(dd,J=8.6,2.1,1H),7.22(dd,J=7.9,4.8,1H),6.19−6.13(m,1H),6.08(s,1H),4.58(d,J=5.7,2H),3.74(s,2H),2.28(s,3H)。
【1768】
実施例392:4−ヒドロキシ−シクロヘキサンカルボン酸[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミド。
【1769】
【化514】
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【1770】
MS(ESI):C
22H
21N
3O
4Sに対する質量計算値423.13;m/z実測値423.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.57−8.54(m,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.65−7.59(m,3H),7.31−7.27(m,1H),7.22(m,1H),5.93−5.78(m,1H),4.58(t,J=5.2,2H),4.04−3.95(m,0.6H),3.67−3.55(m,0.4H),2.28−2.15(m,0.6H),2.14−1.98(m,1.4H),1.97−1.75(m,3.6H),1.72−1.65(m,1.4H),1.54(m,2H),1.34−1.18(m,1H)。
【1771】
実施例393:N−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−テレフタルアミド酸メチルエステル。
【1772】
【化515】
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【1773】
MS(ESI):C
24H
17N
3O
5Sに対する質量計算値459.09;m/z実測値459.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CDCl
3):8.54(dd,J=4.8,1.6,1H),8.12−8.07(m,2H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.89−7.83(m,2H),7.69(dd,J=11.7,2.9,2H),7.61(d,J=2.1,1H),7.31−7.26(m,2H),7.21(dd,J=8.0,4.8,1H),4.78(d,J=5.5,2H),3.94(d,J=5.9,3H)。
【1774】
実施例394:2−(4−クロロ−フェニル)−N−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アセトアミド。
【1775】
【化516】
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【1776】
C−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イル]−メチルアミン塩酸塩(100mg、0.30mmol)のDCM(3mL)溶液に、4−クロロフェニルアセチルクロリド(57mg、0.30mmol)及びEt
3N(0.13mL、0.90mmol)を添加した。反応混合物を撹拌した(室温、16時間)。更なる当量の4−クロロフェニルアセチルクロリド(57mg、0.30mmol)を添加したが反応率は50%のままとどまった。2当量の4−クロロフェニルアセチルクロリド(114mg、0.60mmol)及び3当量のEt
3N(0.13mL、0.90mmol)を添加した。反応完了後に混合物を濃縮し、混合物を飽和NaHCO
3水溶液により洗浄し、DCMにより抽出した。乾燥し、濃縮した後、残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を生成した(47mg、35%)。MS(ESI):C
23H
16ClN
3O
3Sに対する質量計算値449.06;m/z実測値449.9[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.56(dd,J=4.8,1.6,1H),8.04(dd,J=7.9,1.6,1H),7.60(d,J=2.0,1H),7.58−7.53(m,2H),7.33−7.29(m,2H),7.28−7.24(m,1H),7.24−7.18(m,3H),5.70(s,1H),4.55(d,J=5.8,2H),3.58(s,2H)。
【1777】
実施例395:N−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アセトアミド。
【1778】
【化517】
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【1779】
反応を完了させるのに追加的な等量の試薬を必要としなかったことを除き、この化合物を実施例394に記載のものと同様の方法を用いて調製した。MS(ESI):C
17H
13N
3O
3Sに対する質量計算値339.07;m/z実測値339.9[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.55(dd,J=4.8,1.6,1H),8.03(dd,J=7.9,1.6,1H),7.65(d,J=8.5,1H),7.63(s,1H),7.60(d,J=2.0,1H),7.28(dd,J=8.5,2.1,1H),7.21(dd,J=7.9,4.8,1H),5.92(s,1H),4.73−4.44(m,2H),2.14−1.90(m,3H)。
【1780】
実施例396:N−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−テレフタルアミド酸。
【1781】
【化518】
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【1782】
この化合物は実施例248に記載の方法と類似の方法を用いて調製した。MS(ESI):C
23H
15N
3O
5Sに対する質量計算値445.07;m/z実測値446.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.59(dd,J=4.9,1.6,1H),8.12−8.06(m,3H),7.86(d,J=8.4,2H),7.69(s,1H),7.67(d,J=8.5,1H),7.58(d,J=2.0,1H),7.33−7.27(m,3H),6.73(s,1H),4.77(d,J=5.6,2H)。
【1783】
実施例397:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン。
【1784】
【化519】
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【1785】
60%のNaH(68mg、1.7mmol)のDMF(2.5mL)溶液に、0℃にて3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン(208mg、1.4mmol)のDMF(2.0mL)溶液を添加した。反応混合物を撹拌した後(0℃、30分)、2−(3−クロロメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−チアゾロ[4,5−b]ピリジン塩酸塩(50mg、0.14mmol)を添加した。反応混合物を撹拌し(室温、30分)、水により洗浄し、酢酸エチルにより抽出し、乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣を逆相HPLCにより精製すると、表題化合物を生成した(22mg、36%)。MS(ESI):C
24H
17N
3O
3Sに対する質量計算値427.10;m/z実測値428.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CD
3OD):8.54−8.48(m,1H),8.43−8.36(m,1H),7.88−7.81(m,1H),7.78(d,J=8.5,1H),7.64(d,J=2.1,1H),7.44−7.38(m,2H),7.36−7.30(m,1H),7.30−7.16(m,2H),7.05−6.98(m,1H),5.38(s,2H),2.98−2.85(m,2H),2.79−2.70(m,2H)。
【1786】
実施例398〜403を、実施例397に記載のものと同様の方法を用いて調製した。
【1787】
実施例398:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−6−トリフルオロメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン。
【1788】
【化520】
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【1789】
MS(ESI):C
24H
14F
3N
3O
3Sに対する質量計算値481.07;m/z実測値482.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.51(dd,J=5.1,1.6,1H),8.43−8.37(m,1H),7.73(d,J=8.6,1H),7.61(d,J=2.0,1H),7.50(s,1H),7.46−7.34(m,2H),7.33−7.24(m,2H),7.03(s,1H),4.04−3.94(m,1H),3.59−3.49(m,1H),3.42−3.35(m,1H)。
【1790】
実施例399:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン。
【1791】
【化521】
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【1792】
MS(ESI):C
23H
15N
3O
3Sに対する質量計算値413.08;m/z実測値413.9[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.63(dd,J=5.0,1.6,1H),8.12(dd,J=8.0,1.6,1H),7.64(s,1H),7.61(d,J=8.5,1H),7.55(d,J=1.9,1H),7.34−7.28(m,2H),7.25−7.18(m,2H),7.13−7.08(m,1H),7.06−6.99(m,1H),6.84−6.78(m,1H),3.90−3.80(m,1H),3.52−3.36(m,1H),3.34−3.24(m,1H)。
【1793】
実施例400:1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−5−トリフルオロメチル−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン。
【1794】
【化522】
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【1795】
MS(ESI):C
24H
14F
3N
3O
3Sに対する質量計算値481.07;m/z実測値482.0[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.62(dd,J=5.0,1.6,1H),8.11(dd,J=7.9,1.6,1H),7.73(s,1H),7.57(d,J=8.6,1H),7.53(d,J=2.1,1H),7.51−7.46(m,1H),7.41(s,1H),7.32−7.27(m,2H),7.25−7.20(m,1H),6.87(d,J=8.1,1H),3.91−3.83(m,1H),3.50−3.33(m,2H)。
【1796】
実施例401:5−クロロ−1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン。
【1797】
【化523】
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【1798】
MS(ESI):C
23H
14ClN
3O
3Sに対する質量計算値447.04;m/z実測値447.9[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.66−8.60(m,1H),8.13(dd,J=7.9,1.5,1H),7.68(s,1H),7.62(d,J=8.6,1H),7.54(d,J=2.1,1H),7.37−7.29(m,3H),7.21−7.15(m,1H),7.15−7.10(m,1H),6.74(d,J=8.2,1H),3.88−3.77(m,1H),3.45−3.37(m,1H),3.38−3.28(m,1H)。
【1799】
実施例402:6−クロロ−1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン。
【1800】
【化524】
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【1801】
MS(ESI):C
23H
14ClN
3O
3Sに対する質量計算値447.04;m/z実測値447.9[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.66−8.60(m,1H),8.17−8.12(m,1H),8.00(s,1H),7.63(dd,J=12.0,5.4,1H),7.56−7.53(m,1H),7.36−7.29(m,2H),7.26−7.23(m,1H),7.02−6.96(m,2H),6.84(s,1H),3.87−3.74(m,1H),3.49−3.37(m,1H),3.33−3.20(m,1H)。
【1802】
実施例403:5−フルオロ−1−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン。
【1803】
【化525】
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【1804】
MS(ESI):C
23H
14FN
3O
3Sに対する質量計算値431.07;m/z実測値431.9[M+H]
+.
1H NMR(500MHz,CDCl
3):8.69−8.56(m,1H),8.16−8.06(m,2H),7.62(d,J=8.5,1H),7.54(d,J=2.1,1H),7.38−7.28(m,2H),7.26−7.20(m,1H),6.96−6.82(m,2H),6.81−6.70(m,1H),3.89−3.78(m,1H),3.47−3.38(m,1H),3.34−3.24(m,1H)。
【1805】
実施例404:(R)−N−(1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−3−イル)−N−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アセトアミドホルマート。
【1806】
【化526】
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【1807】
(R)−(1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−3−イル)−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アミン。以下の変更を加え、この化合物を実施例153に記載のものと同様の方法を用いて調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を、室温にて48時間用いる代わりに、DMFとEt
3Nを50℃にて16時間にわたって使用。粗材料を、更なる精製を行わずに次工程に使用した。MS(ESI):C
22H
22N
4O
2Sに対する質量計算値406.15;m/z実測値407.0[M+H]
+。
【1808】
(R)−N−(1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタ−3−イル)−N−[6−(チアゾロ[4,5−b]ピリジン−2−イルオキシ)−ベンゾフラン−3−イルメチル]−アセトアミドホルマート。10当量の塩化アセチル及び10当量のEt
3Nを用いたことを除き、実施例53に記載のものと同様の方法を用いてこの化合物を調製した。MS(ESI):C
24H
24N
4O
3Sに対する質量計算値448.16;m/z実測値449.0[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):8.52−8.46(m,1H),8.34(dd,J=8.0,1.6,1H),8.25(s,1H),7.94−7.84(m,2H),7.55−7.47(m,1H),7.41−7.32(m,1H),4.70−4.59(m,2H),4.31−4.20(m,1H),4.05−3.90(m,1H),3.70−3.44(m,5H),2.28−2.16(m,2H),2.16−2.04(m,2H),2.04−1.87(m,4H)。
【1809】
実施例405:2−(3−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【1810】
【化527】
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【1811】
以下の変更を加え、この化合物を実施例153に記載のものと同様の方法を用いて調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK
2CO
3を室温にて16時間にわたって使用。MS(ESI):C
21H
20N
2O
2Sに対する質量計算値364.1;m/z実測値364.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):7.83(d,J=8.5,1H),7.81(s,1H),7.79−7.76(m,1H),7.67−7.64(m,1H),7.60(d,J=2.1,1H),7.44−7.42(m,1H),7.33−7.28(m,2H),3.70(s,2H),2.54(br s,4H),1.70−1.57(m,4H),1.47(d,J=4.9,2H)。
【1812】
実施例406:2−(2−ピペリジン−1−イルメチル−ベンゾフラン−6−イルオキシ)−ベンゾチアゾール。
【1813】
【化528】
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【1814】
以下の変更を加え、実施例153に記載のものと同様の方法を用いて、この化合物を調製した:4:1のCH
3CN/DMFとK
2CO
3を室温にて48時間用いる代わりに、DMFとK
2CO
3を室温にて16時間使用。MS(ESI):C
21H
20N
2O
2Sに対する質量計算値364.1;m/z実測値364.9[M+H]
+.
1H NMR(400MHz,CD
3OD):7.77−7.74(m,1H),7.65(d,J=8.5,2H),7.57(d,J=1.9,1H),7.43−7.38(m,1H),7.32−7.27(m,1H),7.24(dd,J=8.5,2.2,1H),6.79(s,1H),3.71(s,2H),2.54(br s,4H),1.67−1.58(m,4H),1.51−1.41(m,2H)。
【1815】
生物学的方法
本発明の化合物を、その遊離塩基(‘)、塩酸塩(“)又はギ酸塩(^)の形態について下記のアッセイにおいて試験した。
【1816】
アッセイ1:LTA
4加水分解酵素阻害活性についての組み換えヒトLTA
4加水分解酵素アッセイ
本発明の化合物の、遺伝子組み換えヒトLTA
4加水分解酵素(rhLTA
4H)に対するLTA
4加水分解酵素阻害活性が試験された。rhLTA
4Hを発現するベクターは本質的に以下のように調製して用いた:LTA
4加水分解酵素をコードするDNAを、ヒト胎盤cDNAライブラリーをテンプレートとして用いるポリメラーゼ連鎖反応(PCR)により増幅した。PCR反応のためのオリゴヌクレオチドプライマーは、5’−末端に基づき、公開されたヒトLTA
4ヒドロラーゼ遺伝子をコードする領域の3’−末端側の相補体である(C.D.Funk et al,Proc.USA 1987,84:6677〜6681)。LTA
4加水分解酵素をコードする増幅された1.9kbのDNA断片を単離し、pFastBaC1ベクター(Invitrogen)にクローン化した。組み換えバキュロウイルスを製造者により述べられる方法に従って作製し、Spodoptera frugiperda(Sf−9)細胞に感染させるために用いた。遺伝子組み換えLTA
4加水分解酵素酵素は、感染させたSf−9細胞から本質的にJ.K.Gierse et al.(Protein Expression and Purification 1993,4:358〜366)により記載されるようなものである。精製された酵素溶液を、0.29mg/mL LTA
4加水分解酵素、50mM Tris(pH 8.0)、150mM NaCl、5mMジチオスレイトール、50%グリセリンを含有し、EDTAは不含のコンプリート・プロテアーゼ阻害剤カクテル(Roche)に含まれるように調整した。酵素の特異的活性は約3.8μmol/分/mgであった。
【1817】
LTA
4(Cayman Chemical)のメチルエステルから、窒素下、室温にて40分にわたって67当量のNaOHで処理することにより、LTA
4基質を調製した。使用するまでの間、遊離酸形態のLTA
4基質を−80℃にて凍結保存した。各化合物を、10% DMSOを含むアッセイ用バッファー(Assay Designs)で異なる濃度に希釈した。各化合物の希釈液の25μLの一定分量を、10ngの組み換えヒトLTA
4Hを含む当量のアッセイ用バッファーと室温で10分インキュベートした。次いで溶液をアッセイ用バッファーで200μLに調整した。LTA
4(遊離酸)を解凍し、アッセイ用バッファーで313ng/mLの濃度に希釈し、LTA
4基質の25μL(8ng)を、ゼロ時間で反応混合物(合計容積=225μL)に加えた。各反応を室温にて30分にわたって実施した。10μLの反応混合物を、200μLのアッセイ用バッファーにより希釈することで、反応を停止した。希釈されたサンプル中のLTB
4は、製造業者により推奨される、市販の酵素結合免疫アッセイ(Cayman Chemical Co.)により定量した。阻害化合物を添加しない以外は基本的に同じ条件であるポジティブコントロール、及び酵素以外の全てのアッセイ成分を含むネガティブコントロールを各実験で常に使用した。Graphpad Prism 4.0(1部位結合競合モデル)を使用し、異なる化合物濃度における活性データの非線形回帰によってIC
50値を求めた。
【1818】
本アッセイで試験した各化合物について得られたIC
50値を表1に示す。これらの値は、この種のアッセイでは典型的な3倍のばらつきの範囲内に含まれることが予想される。ここに示した値は、1回の測定結果又は2回以上の測定結果の平均値である。試験しなかった化合物については、「NT」表記などにより示す。
【1819】
【表1-1】
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【1820】
【表1-2】
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【1821】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【1822】
【表3-1】
[この文献は図面を表示できません]
【1823】
【表3-2】
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【1824】
アッセイ2:LTA
4H阻害活性に対するカルシウムイオノフォア刺激マウス血液によるLTB
4産生
CD−1マウスを屠殺し、心穿刺によりヘパリン含有シリンジ中に血液を採取した。血液をRPMI−1640培地により1:15に希釈し、希釈血液の200μLの一定分量を96ウェルマイクロタイタープレートの各ウェルに加えた。LTA
4H阻害試験化合物を、1% DMSO含有RPMI−1640培地中で異なる濃度にて調製し、20μLの各試験溶液を希釈した全血の入ったウェルに加えた(DMSOの最終濃度=0.1%)。マイクロタイタープレートの内容物を加湿インキュベーター中、37℃で15分インキュベートした後、カルシウムイオノフォアA23187(Sigma Chemical Co.,St.Louis,Mo.)を各試料ウェルに加えた(最終濃度=7μg/mL)。同じ条件下で更に30分インキュベーションを継続してLTB
4を生成させた。遠心(833×g、4℃で10分)により反応を停止させ、市販の酵素結合免疫アッセイ(Cayman Chemical Co.)により製造者の指示に従って上清をLTB
4について分析した。阻害化合物を添加しない以外は基本的に同じ条件であるポジティブコントロール、及びカルシウムイオノフォア以外の全てのアッセイ成分を含む非刺激ネガティブコントロールを各実験で常に使用した。本アッセイで試験した各化合物のIC
50値を、Graphpad Prism 4.0(1部位結合競合モデル)を使用して、異なる化合物濃度における活性データの非線形回帰によって求め、表2に示した。ここに示した値は、1回の測定結果又は2回以上の測定結果の平均値である。
【1825】
【表4】
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【1826】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【1827】
【表6】
[この文献は図面を表示できません]
【1828】
アッセイ3:マウスアラキドン酸誘導炎症モデル
本発明のLTA
4H阻害化合物を3mg/mLの濃度で20%シクロデキストラン/H
2O中に溶解した。各溶液を、体重約20gの雌性Balb/c系マウスに経口ゾンデにより投与した(マウス1頭当たり0.2mL、1kg当たり30mgのLTA
4H阻害剤)。LTA
4阻害剤投与の60分後、各マウスの左耳に20μLのアラキドン酸(アセトン中100mg/mL)、右耳には20μLのアセトンのみを局所投与した。3時間後にマウスを屠殺し、血液をヘパリン処理したシリンジ中に採取し、8mmの耳組織生検を採取した。耳組織生検は、重量を測定して浮腫の有無を判定した後、好中球流入の判定に使用するまで−80℃で凍結した。
【1829】
ヘパリン処理血液の100μLの一定分量を当量のRPMI−1640培地とともにマイクロタイタープレートの各ウェルに加え、各試料ウェルにカルシウムイオノフォアA23187を加えた(最終濃度=7μg/μL)。マイクロタイタープレートの内容物を加湿インキュベーター中、37℃で30分インキュベートした。反応を遠心(833×g、4℃で10分)により停止させた。市販の酵素結合免疫アッセイ(Cayman Chemical Co.)により製造者の指示に従って上清をLTB
4について分析した。経口ゾンデにより投与した溶液が阻害化合物を不含であったことを除き同様の処理を施した動物と比較することで、エクスビボで刺激した場合のLTB4産生の阻害率(% Inh.LTB
4)を求めた。
【1830】
好中球流入を、好中球特異的な酵素であるミエロペルオキシダーゼ(MPO)の活性を測定することによって定量した。耳組織生検を、0.5mLの抽出用バッファー(0.3Mスクロース、0.22%(w/v)ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)、及び0.5Mクエン酸ストック溶液(pH 5.0)から調製した2.5mMクエン酸塩)中で、Fast−Prep−24(MP(商標))(6mpsで40秒)によりホモジナイズした。14000×gで10分遠心することによって破片を取り除いた。得られた上清の10μLの一定分量を、希釈用バッファー(10mMクエン酸塩、0.22% CTAB)の90μLの一定分量とともにマイクロタイタープレートの各ウェルに加え、次いで20μLのTMB液体基質システム(Sigma Chemical Co.)を各試料ウェルに加えた。マイクロタイタープレートの内容物を、MPOの濃度が最も高い試料の650nmの吸光度の値が0.4に達するまで室温に保った。50μLの1M硫酸を各試料ウェルに加えることによって反応を停止させ、各試料のミエロペルオキシダーゼ活性を405nmの吸光度から求めた。各動物について、アセトンのみで処理した右耳から得られたバックグラウンドの値をアラキドン酸のアセトン溶液で処理した左耳の値から差し引いた。経口ゾンデにより投与した溶液が阻害化合物を不含であったことを除き同様の処理を施した動物と比較することで、本発明の化合物による好中球流入の阻害率(% Inh.MPO)を求めた。この検定で試験された化合物の結果を表3に示す。全ての化合物はその遊離塩基形態でアッセイした。
【1831】
【表7】
[この文献は図面を表示できません]
【1832】
【表8】
[この文献は図面を表示できません]
【1833】
【表9】
[この文献は図面を表示できません]
【1834】
実施例に言及することで本発明を例証してきたが、本発明を上記で行った詳細な説明に限定することを意図するものでないと理解する。