【0050】
この実施形態で述べられた諸オプションは、アップリンク送信のCELL_FACH状態およびアイドルモードでE−DHCを使用するWTRU 110に適用可能することもでき、述べられた諸オプションは、肯定応答が受信され、かつ/またはWTRUにリソースが割り当てられるまで適用可能である。WTRU 110は、CELL_FACHでE−DCHを使用してアップリンク送信を開始する場合、リソースが解放されるまでCRX動作を継続する。
実施形態
1.DRX(Discontinuous Reception)で動作する無線送信/受信装置のためのセル再選択を可能にする方法。
2.CELL_FACH状態にある間にDRX動作をイネーブルまたはディセーブルするトリガ基準を提供するステップ
を備える実施形態1の方法。
3.トリガ基準は、セル再選択、セル更新またはRRC(radio resource control)接続確立のいずれか1つを実施する間のWTRUのDRX振舞いに関する実施形態1または2のいずれか1つの方法。
4.RNTI(radio network temporary identifier)は、RRC接続の間にUTRAN(universal terrestrial radio access network)によってWTRUに割り当てられる他の任意の専用の識別子を含む実施形態1から3のいずれか1つの方法。
5.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがそのRNTI(radio network temporary identifier)を解放することを含む実施形態1から4のいずれか1つの方法。
6.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがRNTIを有さないことを含む実施形態1から5のいずれか1つの方法。
7.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがセル再選択をトリガすることを含む実施形態1から6のいずれか1つの方法。
8.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがE−RACH(enhanced random access channel)を使用してCELL_UPDATEを送信することを含む実施形態1から7のいずれか1つの方法。
9.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがE−RACHを使用してセル再選択のためのCELL UPDATEメッセージを送信することを含む実施形態1から8のいずれか1つの方法。
10.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがE−RACHを使用して、無線リンク障害のためのCELL UPDATEメッセージを送信することを含む実施形態1から9のいずれか1つの方法。
11.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがRACHを使用してCELL UPDATEを送信することを含む実施形態1から10のいずれか1つの方法。
12.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがRACH(Random Access Channel)を使用してセル再選択のためのCELL_UPDATEメッセージを送信することを含む実施形態1から11のいずれか1つの方法。
13.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがRACHを使用して無線リンク障害のためのCELL_UPDATEメッセージを送信することを含む実施形態1から12のいずれか1つの方法。
14.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがRRC接続要求メッセージを送信することを含む実施形態1から13のいずれか1つの方法。
15.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUが、BCCH(broadcast control channel)を介してブロードキャストされるシステム情報を読み出し始めることを含む実施形態1から14のいずれか1つの方法。
16.DRX動作をディセーブルするトリガ基準は、WTRUがブロードキャストおよび/またはマルチキャストデータの受信を開始することを含む実施形態1から15のいずれか1つの方法。
17.DRX動作をイネーブルするトリガ基準は、WTRUが任意のタイプの個別のRNTIを受信することを含む実施形態1から16のいずれか1つの方法。
18.DRX動作をイネーブルするトリガ基準は、WTRUがUTRANからCELL_UPDATE CONFIRMメッセージを受信することを含む実施形態1から17のいずれか1つの方法。
19.DRX動作をイネーブルするトリガ基準は、WTRUが、セル再選択のためのCELL_UPDATEを送信した後にUTRAN(UMTS(Universal mobile telephone)terrestrial radio access channel)からCELL_UPDATE CONFIRMメッセージを受信することを含む実施形態1から18のいずれか1つの方法。
20.DRX動作をイネーブルするトリガ基準は、WTRUがUTRANからRRC接続設定メッセージを受信することを含む実施形態1から19のいずれか1つの方法。
21.DRX動作をイネーブルするトリガ基準は、WTRUが、BCCHを介してブロードキャストされるシステム情報の読出しを完了することを含む実施形態1から20のいずれか1つの方法。
22.WTRUは、第1のHS−SCCH(high speed shared control channel)をWTRUのH−RNTIで復号した後、かつ/または第1のダウンリンク(DL)MAC(medium access control)−ehs PDU(packet data unit)をうまく受信した後、事前構成された時間TxまたはN TTIの間DRXをディセーブルするように構成され、ただし、TxまたはNは、上位層によって構成されることも、WTRU内で事前構成されることもある実施形態1から21のいずれか1つの方法。
23.WTRUは、期限切れの後にDRXをイネーブルし、DRXをイネーブルした後にHS−SCCHまたは第1のPDUを受信すると連続受信に移るようにさらに構成される実施形態22の方法。
24.WTRUは、新しいNode BからCELL_UPDATE CONFIRMメッセージを受信するように構成される実施形態1から23のいずれか1つの方法。
25.WTRUは、セル再選択を実施する間にDRX動作をディセーブルするように構成される実施形態1から24のいずれか1つの方法。
26.WTRUは、CELL UPDATE CONFIRMおよび専用のRNTIが受信されるまで連続受信にとどまる実施形態1から25のいずれか1つの方法。
27.無線リンク障害が生じる場合、WTRUはCELL UPDATE CONFIRMまでDRXをディセーブルする実施形態1から26のいずれか1つの方法。
28.WTRUは、専用のRNTIなしでCELL_PCHにあり、CELL_FACHに移る場合、CELL UPDATE CONFIRMが受信されるまでDRXをディセーブルし、専用のRNTIを取得する実施形態1から27のいずれか1つの方法。
29.CELL UPDATE CONFIRMの受信時、および専用のRNTIが割り当てられる場合、WTRUは、CELL_FACHにとどまる場合はDRX動作をイネーブルする実施形態28の方法。
30.WTRUは、UTRANとのRRC接続を確立しようと試みる場合、アイドルモードからRRC接続要求メッセージを送信しようとするときにCELL_FACH状態のDRXをディセーブルする実施形態1から29のいずれか1つの方法。
31.WTRUの1つがUTRANからRRC接続設定メッセージを受信するとき、WTRUは、CELL_FACH状態のDRXをイネーブルする実施形態1から30のいずれか1つの方法。
32.WTRUは、UTRANによってRNTIが割り当てられるとき、CELL_FACH状態のDRXをイネーブルする実施形態1から31のいずれか1つの方法。
33.WTRUは、セル再選択を実施する間、DRX動作を継続する実施形態1から32のいずれか1つの方法。
34.WTRUは、共通のDRXパターンにマップされる共通のRNTIを選択することによって、使用すべきDRXパターンを決定する実施形態1から33のいずれか1つの方法。
35.共通のDRXパターンは、セル内のすべてのWTRUに共通であり、その場合、DRXパターン(またはそのインデックス)は、ブロードキャストチャネルなどの共通の制御チャネルを介して知らされ得る実施形態34の方法。
36.共通のDRXパターンは、セル内のWTRUの一群に共通である実施形態34の方法。
37.共通のDRXパターンは、WTRUにブロードキャストされた共通のHS−DSCH(high speed downlink shared channel)リソースに結び付けられることを特徴とする実施形態36の方法。
38.共通のDRXパターンは、選択された共通のH−RNTIに基づく実施形態34の方法。
39.共通のDRXパターンは、事前構成され、RRC接続の間に構成され、またはブロードキャストチャネルなどの共通の制御チャネルを介して知らされる実施形態34の方法。
40.固定のDRXパターンは、RRC接続の間、またはRRC再構成メッセージの間にWTRUに知らされる実施形態34の方法。DRXパターンは事前構成することもできる。
41.WTRUは、UTRANとのRRC接続を確立しようと試みる場合、UTRANからRRC接続設定メッセージを受信するまで共通のDRXパターンを使用する実施形態1から40のいずれか1つの方法。
42.WTRUは、CELL UPDATE CONFIRMを受信するまで、セル再選択の実施前にそれが使用していたDRXパターンを使用し続ける実施形態1から41のいずれか1つの方法。
43.WTRUが使用しているDRXパターンをターゲットセルがうまく決定するために、RNCは、ソースセル内でWTRUが使用していたRNTIをターゲットセルに知らせ、次いで、ネットワークは、CELL UPDATE CONFIRMを送信するときにWTRUのDRXパターンを計算する実施形態1から42のいずれか1つの方法。あるいはRNCは、ソースセル内でWTRUが使用していたDRXパターンを知らせる。
44.WTRUは、セル再選択の間、常にDRXにとどまり、WTRUのU−RNTIを使用してそのDRXサイクルおよびパターンを決定する実施形態1から43のいずれか1つの方法。
45.RNCは、ターゲットNode BにU−RNTIを知らせ、このターゲットNode Bは、U−RNTIを使用してWTRU DRXパターンを知り、CELL UPDATE CONFIRMを送信する実施形態1から44のいずれか1つの方法。
46.WTRUは、U−RNTIを使用してDRXパターンを導出する実施形態1から45のいずれか1つの方法。
47.WTRUは、E−DCHリソースが解放される場合、DRX動作をイネーブルする実施形態1から46のいずれか1つの方法。
48.リソースは、E−DCH(evolved dedicated channel)リソースタイマが終了し、タイマ終了によりWTRUがリソースを解放しなければならないので解放される実施形態47の方法。
49.リソースは、Node Bからの明示的な指示によりWTRUがリソースを解放するので解放される実施形態47の方法。
50.リソースは、WTRUがUL上で送信するデータをもはや有さないときにリソースを解放するので解放される実施形態47の方法。
51.WTRUは、E−DCH解放タイマが終了した後にしかDRXモードをイネーブルできない実施形態1から50のいずれか1つの方法。これは、E−DCHリソースが自律的に解放される場合でもWTRUがタイマを実行し続けること必要とする。Node Bの明示的な解放指示が受信されると、WTRUは、タイマを停止し、DRX動作をイネーブルする。
52.WTRUがN DRXサイクルの後にしかDRX動作モードをイネーブルすることができず、ただし、Nは、上位層よって構成されることも、WTRUによって事前構成または計算されることもある実施形態1から51のいずれか1つの方法。
53.WTRUは、安全ガードタイマ(Tg)が終了した後にDRX動作をイネーブルすることができ、ただし、Tgは、WTRUがリソースを解放するときに開始される実施形態1から52のいずれか1つの方法。
54.WTRUは、リソースが解放されると知られていることの肯定応答がNode Bから受信された後にしかDRXモードに入ることができない実施形態1から53のいずれか1つの方法。
55.DRXパターンはWTRUのRNTIに基づく実施形態1から54のいずれか1つの方法。
56.DRX動作は、
WTRUがRACHプリアンブルを送信し、DRX動作をディセーブルすることであって、
DRX動作は、AICH(acquisition indicator channel)応答が受信されるまでディセーブルされたままであること、
AICHが受信されない場合は、DRXはディセーブルされたままであり、WTRUが電力ランプを実施して、別のプリアンブルを送信すること、
AICH上で肯定応答が受信される場合は、WTRUがメッセージ部を送信し、DRX動作をイネーブルすること、
否定応答が受信される場合は、WTRUが、RACHアクセス手順が再開されるまでDRXをイネーブルすること
を含む実施形態1から55のいずれか1つの方法。
57.WTRUは、メッセージがRACHを介して送信されるとすぐにDRXをイネーブルする実施形態1から56のいずれか1つの方法。
58.WTRUは、応答を受信するとDRX動作をイネーブルする実施形態1から57のいずれか1つの方法。
59.RACHプリアンブルが送信されるときでもDRXがイネーブルされたままである実施形態1から58のいずれか1つの方法。
60.WTRUは、AICHをうまく受信できることを保証するためにプリアンブル送信後にDL Tp−aを監視するように構成され、ただし、Tp−aは、プリアンブルからAIへの距離である、実施形態1から59のいずれか1つの方法。
61.WTRUは、CELL_FACHでE−DCHを使用してUL送信を開始するとき、リソースが解放されるまでCRX(Continuous Reception)を継続する実施形態1から60のいずれか1つの方法。
62.実施形態1〜61のいずれか1つの方法のいずれかの部分を実施するように構成された無線送受信装置。
63.実施形態1〜61のいずれか1つの方法のいずれかの部分を実施するように構成された基地局。
64.実施形態1〜61のいずれか1つの方法のいずれかの部分を実施するように構成された無線ネットワーク。