【文献】
Joe Kwak,Coexistence Services System proposal,IEEE P802.19.1 Wireless Coexistence Task Group,2010年11月10日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記共存マネージャから他の共存マネージャの運用チャネルに関する情報を受信することをさらに有することを特徴とする、請求項1に記載のTVBDネットワークもしくはデバイスのサービス間の切替方法。
前記他の共存マネージャの運用チャネルに関する情報は、前記共存マネージャが前記他の共存マネージャから獲得した情報であることを特徴とする、請求項3に記載のTVBDネットワークもしくはデバイスのサービス間の切替方法。
前記共存マネージャから他の共存マネージャの運用チャネルに関する情報を受信することをさらに有することを特徴とする、請求項7に記載のTVBDネットワークもしくはデバイスのサービス間の切替方法。
前記他の共存マネージャの運用チャネルに関する情報は、前記共存マネージャが前記他の共存マネージャから受信した情報であることを特徴とする、請求項9に記載のTVBDネットワークもしくはデバイスのサービス間の切替方法。
前記測定結果を送信することは、前記共存マネージャに、周期的に又は前記共存マネージャの要求に応じて、前記測定結果を送信することであることを特徴とする、請求項11に記載のTVBDネットワークもしくはデバイスのサービス間の切替方法。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本明細書で使われる技術用語は、単に、特定の実施例を説明するためのもので、本発明を限定するためのものではないことに留意されたい。また、本明細書で使われる技術用語は、本明細書で特に定義しない限り、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとって一般的に理解される意味として解釈されなければならず、過度に包括的な意味や過度に限定した意味として解釈されてはならない。また、本明細書で使われる技術用語が本発明の思想を正確に表現していない誤った技術用語になっている場合、それは、当業者が正しく理解できるような技術用語に直して理解されるべきである。また、本発明で使われる一般的な用語は、辞書に定義されている通りに、又は前後文脈に照らして解釈されなければならず、過度に限定した意味として解釈されてはならない。
【0030】
また、本明細書で使われる単数の表現は、文脈から明らかでない限り、複数の表現をも含む。本出願で、「構成される」もしくは「有する」などの用語は、明細書上に記載された種々の構成要素もしくは種々の段階を全て必然的に有するという意味で解釈されるものではなく、それらの一部の構成要素もしくは一部の段階を有しないこともあり、又は追加の構成要素もしくは段階をさらに有することもあるという意味で解釈されるべきである。
【0031】
また、本明細書で使われる第1、第2のような序数を含む用語は、種々の構成要素を説明するのに使われているが、それらの構成要素を限定するものではなく、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的にのみ使われる。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく、第1構成要素が第2構成要素と命名され、同様に第2構成要素が第1構成要素と命名されることもある。
【0032】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」又は「接続」されているとした場合、ある構成要素が他の構成要素に直接連結又は接続されていることもあり、両構成要素の間にさらに他の構成要素が介在されていることもある。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」又は「直接接続」されているとした場合は、両構成要素の間に他の構成要素が存在していないと理解すべきである。
【0033】
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。ただし、図面を通じて同一又は類似の構成要素には同一の参照番号を付し、その重複する説明は省略するものとする。また、本発明を説明するにあたって、関連の公知技術に関する具体的な説明が本発明の要旨をあいまいにさせる可能性があると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。また、添付の図面は、本発明の思想を容易に理解させるためのもので、本発明の思想を制限するためのものではないことに留意しなければならない。本発明の思想は、添付の図面の他、あらゆる変更、均等又は代替のものにまで拡張されるものとして解釈されるべきである。
【0034】
以下で使われる端末という用語は、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動装置(Mobile Equipment;ME)、移動局(Mobile Station;MS)、ユーザ端末(User Terminal;UT)、加入者局(Subscriber Station;SS)、移動加入者局(Mobile Subscriber Station;MSS)、無線機器(Wireless Device)、携帯機器(Handheld Device)、アクセス端末(Access Terminal;AT)と呼ぶこともできる。
【0035】
IEEE 802.11無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network;WLAN)標準は、2.4GHz又は5GHzの無認可帯域(unlicensed band)を用いた11Mbps(IEEE 802.11b)、54Mbps(IEEE 802.11a)の伝送速度を提供する。
【0036】
IEEE 802.11gは、2.4GHzで直交周波数分割多重(Orthogonal frequency-division multiplexing;OFDM)を適用して、54Mbpsの伝送速度を提供する。
【0037】
IEEE 802.11nは、MIMO−OFDMを適用して、4個の空間ストリーム(spatial stream)に対して300Mbpsの伝送速度を提供する。IEEE 802.11nではチャネル帯域幅(channel bandwidth)を40MHzまでサポートし、この場合、600Mbpsの伝送速度を提供する。
【0038】
TVホワイトスペース(TV Whitespace;TVWS)は、放送TVシステム(broadcast TV)に割り当てられたVHF帯域(54〜60、76〜88、174〜216MHz)とUHF帯域(470〜698MHz)とを有し、該当の当周波数帯域で動作する認可されたデバイス(TV及び無線マイクなど)の通信を妨害しないという条件下で、非認可の無認可デバイスに対して使用許可された周波数帯域のことを意味する。
【0039】
一方、TVWSはTV WhiteSpace(ホワイトスペース)の略語であり、ホワイトスペースとは、TV放送用に分配されたVHF及びUHF周波数帯域において放送事業者が使用しない空いている周波数帯域を意味し、政府の電波規制条件を満たしさえすれば誰でも使用可能な無認可帯域も意味する。すなわち、TVホワイトスペースは、放送のための周波数情報を意味することができる。詳細には、空間的には、放送事業者間の周波数干渉を回避するため空けておいた帯域、地域によって使われない周波数帯域、又は放送用電波が届かない地域を意味し、時間的には、放送業者が放送を送出しない夜明けなどの時間帯に空いている放送周波数を意味する。絶対に、放送業者の顧客であるTV視聴者に干渉を与えて受信を妨害してはならない他、この帯域の一部を用いて小出力で通信する無線マイク装置に影響を与えてもいけない。
【0040】
512〜608MHz、614〜698MHz帯域では、いくつかの特殊な場合を除けば、全ての無認可デバイスに動作が許可されているが、54〜60MHz、76〜88MHz、174〜216MHz、470〜512MHz帯域では、固定デバイス(fixed device)間の通信のみ許可されている。固定デバイスとは、定められた位置でのみ送信を行うデバイスのことを指す。
【0041】
IEEE 802.11 TVWS端末は、TVホワイトスペーススペクトル(TV Whitespace spectrum)でIEEE 802.11 MAC及びPHYを用いて動作する無認可デバイスを意味する。
【0042】
TVホワイトスペースを使用したい無認可使用者は、認可使用者に対する保護(protection)機能を提供しなければならない。そのため、TV帯域で送信を始める前に、必ず認可使用者が該当帯域を占有しているか否かを確認する。
【0043】
そのために、無認可デバイスは、インターネットあるいは専用回線を介して位置情報データベース(geo-location database)に接続して、該当地域で使用可能なチャネルリスト情報を獲得しなければならない。位置情報データベースは、自体に登録されている認可デバイスの情報、認可デバイスの位置情報、及び使用時間によって動的に変化するチャネル使用情報を保存し管理するデータベースである。
【0044】
ステーション(Station;STA)は、スペクトル感知メカニズム(spectrum sensing mechanism)を行う。スペクトル感知メカニズムには、エネルギー検出(Energy Detection)方式、特徴検出(Feature Detection)方式などが用いられる。受信信号の強度が一定値以上であれば、優先使用者(incumbent user)が使用中であると判断したり、DTVプリアンブル(DTV Preamble)が検出されると、優先使用者が使用中であると判断したりする。そして、STAとアクセスポイント(Access Point;AP)が現在使用中のチャネルと直接隣接しているチャネルを優先使用者が使用中であると判断されると、STA及びAPは送信電力を下げなければならない。
【0045】
図1は、本明細書の一実施例に係る共存(coexistence)システムを示すブロック図である。
図1に示すように、共存システムは、機能によって、共存イネーブラ(Coexistence Enabler;CE)200と、共存マネージャ(Coexistence Manager;CM)300と、共存発見及び管理サーバ(Coexistence Discovery and Information Server;CDIS)又は共存データベース(Coexistence Database;CDB)400と、を有する。
【0046】
共存マネージャ(CM)300と共存イネーブラ(CE)200は、TVホワイトスペースにおいて無認可状態で動作する、相互に異なった無線システムや無線事業者間の共存のために定義された論理的エンティティ(logical entity)である。共存マネージャ(CM)300は、TVWSデータベースとのインターフェースを有しており、TVWSで動作する相互に異なったシステム及び事業者間の共存のために、共存に関連したポリシ、ガイドラインを提供することによって、自体に接続された共存イネーブラ(CE)200間のインターフェースの問題を解決するようリソース割当が行える客体である。
【0047】
共存イネーブラ(CE)200は、テレビ帯域デバイス(TeleVision Band Device;TVBD)ネットワークもしくはデバイス100とのインターフェースを有しており、共存マネージャ(CM)300から受信した情報及び命令をTVBDネットワークもしくはデバイス100に伝達する役割を果たす客体である。本明細書では、STAが共存イネーブラ(CE)200の機能を担うことができ、これらの複数の共存イネーブラ(CE)200を制御しうる上位客体として共存マネージャ(CM)300などの管理エンティティが存在する、共存ネットワーク構造について扱う。
【0048】
共存イネーブラ(CE)200は、共存マネージャ(CM)300から、共存に関連した情報や命令を受信する。受信した情報や命令は、該当のメッセージが要求するTVBDネットワークもしくはデバイス100の動作のために、共存イネーブラ(CE)200がメディア固有(media specific)の形態の情報あるいは命令に変換してTVBDネットワークもしくはデバイス100に伝達する。同様に、TVBDネットワークもしくはデバイス100から受信した情報は、共存イネーブラ(CE)200により、共存システムで定義されたメッセージの形態に変換されて、共存マネージャ(CM)300に送信されてもよい。共存イネーブラ(CE)200は、TVBDネットワークもしくはデバイス100中に位置しているため、共存のための情報、命令が伝達されるには、TVBDネットワークもしくはデバイス100の管理エンティティとのサービスアクセスポイント(service access point;SAP)及びプリミティブ(primitive)が定義されなければならない。
【0049】
共存マネージャ(CM)300は、1つあるいは2つ以上の共存イネーブラ(CE)200をサービスすることができる。共存マネージャ(CM)300は、TVWSデータベースなどの外部エンティティ、自体がサービスする共存イネーブラ(CE)200、又は他の共存マネージャ(CM)300’から必要な情報を獲得することができる。共存マネージャ(CM)300は、他の共存マネージャ(CM)300’と情報や命令メッセージをやり取りしたり、自体がサービスする共存イネーブラ(CE)200に情報や命令を送信したりする。共存マネージャ(CM)300は、獲得した情報に基づいて共存決定(coexistence decision making)をするが、自体がサービスする共存イネーブラ(CE)200の動作チャネル、最大送信電力値を決定することなどが、その決定に含まれてもよい。
【0050】
TVBDネットワークもしくはデバイス100は、TV帯域を使用する無認可使用者でもよく、デバイスもしくはネットワークでもよい。例えば、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、アクセスポイント(Access Point;AP)や基地局(Base Station;BS)などの、マスターモードとして動作するデバイスでもよい。これらはマスターモードとして動作しながら、共存のために共存マネージャ(CM)300と通信し、スレーブモードとして動作するデバイスを管理/制御することができる。
【0051】
CDIS 400は、共存マネージャ(CM)300とのインターフェースを有しており、自体がサービスする共存マネージャ(CM)300及び該共存マネージャ(CM)300がサービスする共存イネーブラ(CE)200に関連した情報、例えば、共存イネーブラ(CE)200がサービスするTVBDネットワークもしくはデバイス100の位置情報(geo-location)、TVBDネットワークもしくはデバイス100がTVWSデータベースから獲得した使用可能チャネルリスト情報、TVBDネットワークもしくはデバイス100の測定(measurement)結果、共存マネージャ(CM)300がサービスしている共存イネーブラ(CE)200のリストなどを、共存マネージャ(CM)300から獲得して管理することができる。
【0052】
CDIS 400は、自体がサービスする共存マネージャ(CM)300間、そして共存イネーブラ(CE)200間の近隣(neighbor)関係を計算することができる。すなわち、特定のTVBDネットワークもしくはデバイス100を考慮した場合、この特定のTVBDネットワークもしくはデバイス100と干渉(interfering)関係にあるTVBDネットワークもしくはデバイス100、そして該TVBDネットワークもしくはデバイス100をサービスする共存イネーブラ(CE)200及び共存マネージャ(CM)300を計算することができる。
【0053】
共存サービスを使用するために、共存イネーブラ(CE)200は、共存マネージャ(CM)300との接続(connection)を確立し、当該共存マネージャ(CM)300に自体を登録する。共存マネージャ(CM)300も、隣接した共存マネージャ(CM)300との接続を確立しなければならない。共存マネージャ(CM)300は、自体に登録された共存イネーブラ(CE)200を管理して共存のためのサービスを提供する。このように、共存マネージャ(CM)300が複数の共存イネーブラ(CE)200を管理しながら共存のための意思決定を行うトポロジ(topology)を、中央集中型トポロジ(centralized topology)と呼ぶ。中央集中型トポロジにおいて意思決定者は共存マネージャ(CM)300であるから、共存イネーブラ(CE)200は共存マネージャ(CM)300の意思決定に従う。
【0054】
以下では、共存システム内の各構成要素についてより詳細に説明する。
【0055】
共存イネーブラ(CE)200は共存マネージャ(CM)300とインターフェースB1で接続され、共存マネージャ(CM)300はCDIS又はCDB 400とインターフェースB2で接続され、共存マネージャ(CM)300は他の共存マネージャ(CM)300’とインターフェースB3で接続されている。
【0056】
また、共存イネーブラ(CE)200は、TVBDネットワークもしくはデバイス100とインターフェースAで接続されている。ここで、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、米国連邦通信委員会(Federal Communication Commission;FCC)でTVホワイトスペース利用を可能にした端末を意味する。TVBDネットワークもしくはデバイス100は、TVWSデータベース600とインターフェースCで接続されている。
【0057】
共存イネーブラ(CE)200は、TVBDネットワークもしくはデバイス100から、共存(Coexistence)に必要な情報を要求して獲得することができ、共存マネージャ(CM)300から受信した構成変更(reconfiguration)要求/命令(requests/commands)と制御情報(control information)を、TVBD固有の構成変更(reconfiguration)要求/命令(requests/commands)に変換してTVBDネットワークもしくはデバイス100に送ることができる。
【0058】
共存マネージャ(CM)300は、TVBDネットワーク間の共存問題を解決するために、他のCMを探索(discovery)する機能、対応する共存要求/命令と制御情報を生成して共存イネーブラ(CE)200に提供する共存意志決定(coexistence decision making)機能、CM間の共存のために必要な情報の交換をサポートする機能(これは、CMを配置するにあって階層的(hierarchical)及び/又は同等な(ピアツーピア(peer-to-peer))意志決定能力(capabilities)を有することができる。)を有することができる。
【0059】
また、共存マネージャ(CM)300は、複数の共存マネージャに関する情報を共有して代表共存マネージャを選択する機能、後述するように、相互に異なったネットワーク同士及びシステム同士において周波数リソースを効率的に共有するための共存ホワイトスペースマップ(Coexistence Whitespace Map)を生成する機能、及びTVWS共存に関連した管理を行う際にネットワークオペレータ(operators)を補助する機能を有することができる。
【0060】
このような共存マネージャ(CM)300は、アクセスポイント(Access Point;AP)又は基地局(Base-station)などのデバイス内に組み込まれた(embedded)形態になっていてもよく、デバイスの外部に設けられていてもよい。
【0061】
CDIS/CDB 400は、機能によって、CDIS又はCDBなどで表すことができる。CDIS/CDB 400は、相互に異なったネットワーク間やシステム間において周波数リソースを効率的に共有するために共存ホワイトスペースマップ(Coexistence Whitespace Map)又は共存マップ(Coexistence MAP)を生成する機能、TVWS共存に関連した管理を行う際に複数個のオペレータを制御する機能、共存マネージャ(CM)同士の通信オーバーヘッド(overhead)を減らし、且つ共存問題を解決するために、代表CMを選出する機能、を有することができる。
【0062】
また、CDIS/CDB 400は、隣接したネットワーク/システムを探索するために共存輪郭線(coexistence contour)を計算する機能、共存問題を解決するために共存ホワイトスペースマップ(Coexistence Whitespace Map)又は共存マップ(Coexistence MAP)をTVBDに合わせて再設定(Redirection)する機能、共存マネージャ(CM)間のインターフェースの開放を促して共存マネージャ(CM)の探索をサポートする機能、及び共存を促しうる情報を収集し総合して提供する機能(これは、データ記憶、データ処理を有する。)を果たすことができる。
【0063】
CDIS/CDB 400は、リソースを割り当てる際に万能(omnipotent)にリソースを配分したり、仲介者(intermediary)として共存マネージャ(CM)300間の優先権(priority)の基準を提示し、各共存マネージャ(CM)300のリソース選択に対して調停を行ったり、DB(DataBase)として共存マネージャ(CM)300間で情報を共有するための外部及び異種ネットワーク媒体として動作することができる。
【0064】
一方、インターフェースAは、共存イネーブラ(CE)200とTVBDネットワークもしくはデバイス100との間のインターフェースで、TVBDネットワークもしくはデバイス100からは、共存のために必要な情報、共存のための構成(configuration)/情報要求、共存のための構成/測定/情報応答、及び必要に応じて他の情報が提供されてもよい。共存イネーブラ(CE)200からTVBDネットワークもしくはデバイス100には、再構成要求/命令と制御情報(CMから受信した共存要求/命令と制御情報に対応する)、TVBDネットワークもしくはデバイス100によって行われる測定値を制御することに関連した要求/命令、使用可能なリソースを通知する情報、及び必要に応じて他の情報が提供されてもよい。
【0065】
インターフェースB1は、共存イネーブラ(CE)200と共存マネージャ(CM)300との間のインターフェースで、共存イネーブラ(CE)200から共存マネージャ(CM)300には、共存のために必要な情報(TVBDネットワークもしくはデバイス100から得た情報)、及び必要に応じて他の情報が提供されてもよい。共存マネージャ(CM)300から共存イネーブラ(CE)200には、共存要求/命令及び制御情報、及び必要に応じて他の情報が提供されてもよい。
【0066】
インターフェースB2は、共存マネージャ(CM)300とCDIS/CDB 400との間のインターフェースで、共存マネージャ(CM)300からCDIS/CDB 400には、共存マップのために必要な情報、近隣セット(neighbor set)のために必要な情報、登録(register)/未登録(unenrolled)のために必要な情報、(現在使用されるCMによって獲得される)探索のために必要な情報、(現在使用されるCMによって獲得される)共存のために必要な情報、及び必要に応じて他の情報などが提供されてもよい。
【0067】
CDIS/CDB 400から共存マネージャ(CM)300には、共存マップのために通知される情報、近隣セット(neighbor set)(又は近隣リスト(neighbor list))のために通知される情報、代表CMのために通知される情報、(他のCMによって獲得される)探索のために必要な情報、(他のCMによって獲得される)共存のために必要な情報、及び必要に応じて他の情報などが提供されてもよい。
【0068】
インターフェースB3は、共存マネージャ(CM)300と他の共存マネージャ(CM)300’との間のインターフェースで、共存マネージャ(CM)300から他の共存マネージャ(CM)300’に、探索と共存のために必要な情報及びメッセージ、登録(register)/未登録(unresgister)のために(共存マネージャ(CM)から代表共存マネージャ(CM)に、又はデバイスの共存マネージャ(CM)からサーバの共存マネージャ(CM)に)通知される情報、共存マップのために(CMから代表CMに、又はサーバのCMからデバイスのCMに)通知される情報、ポリシ交換/交渉に必要な情報、並びに必要に応じて他の情報などが提供されてもよい。
【0069】
インターフェースCは、TVBDネットワークもしくはデバイス100とTVWSデータベース600との間のインターフェースで、TVWSデータベース600からTVBDネットワークもしくはデバイス100に使用可能チャネルに関して通知される情報が提供されてもよい。
【0070】
インターフェースDは、共存マネージャ(CM)300とオペレータ管理エンティティ(Operator Management Entity;OME)700との間のインターフェースで、OME 700から共存マネージャ(CM)300に、情報に関連したネットワーク動作情報(例えば、スペクトルポリシ/ネットワークの運用に関連した制限要因)、及び必要に応じて他の情報が提供されてもよい。
【0071】
図2は、本明細書の他の実施例に係る共存システムを示すブロック図である。
【0072】
図2を参照すると、共存イネーブラ200と共存マネージャ(CM)300はそれぞれ、アクセスポイント(AP)及び基地局(BS)内に組み込まれてもよい。
【0073】
また、CDIS/CDB 400は、TVWSデータベース600に接続されてもよい。このような接続により、CDIS/CDB 400はTVWSデータベース600からTVホワイトスペース情報を受信することができる。
【0074】
図3は、本明細書の一実施例に係る共存システムが配置されている例を示す図である。
【0075】
図3を参照すると、垂直方向には、ネットワークA及びネットワークBが存在している。また、水平方向には、通信システムA、通信システムB及び通信システムCが存在している。通信システムA、通信システムB、通信システムCは、それぞれ異なった無線接続方式、すなわち、通信方式を用いる。例えば、通信システムAは、セルラ通信、例えば、CDMA、GSM(登録商標)、CDMA−2000、WCDMA(登録商標)、LTE、LTE−Advanced、IEEE 802.16などのシステムでもよい。システムBは、通信システムAよりもセルカバレッジのサイズが小さいセルラシステムでもよい。又は、システムBはWi−Fiなどのシステムであってもよい。システムCは、システムBよりもセルカバレッジのサイズが小さいセルラシステム、例えば、フェムトセルでもよい。通信システムA、通信システムB、通信システムCのそれぞれには共存マネージャ(CM)が存在している。
【0076】
一方、通信システムA、通信システムB及び通信システムCは地理的にネットワークA内で共存しており、ネットワークB内でも共存している。このように相互共存しうるように、CDIS/CDB 400は共存マップ(Coexistence MAP)を生成して、それぞれの共存マネージャ(CM)に送信してもよい。
【0077】
図4は、本明細書の一実施例に係る共存システムの動作を示す図である。
【0078】
図4を参照すると、共存マネージャ(CM)300がAP及びBS内に組み込まれていないが、これは説明のための例示に過ぎず、共存マネージャ(CM)300はAP及びBS内に組み込まれてもよい。また、AP及びBS内には共存イネーブラ(CE)200が組み込まれてもよい。
【0079】
一方、APとBSはそれぞれ、共存マネージャ(CM)300、CDIS/CDB 400、及びTVWSデータベース600に登録する。
【0080】
共存マネージャ(CM)300も同様に、CDIS/CDB 400及びTVWSデータベース600に登録する。
【0081】
一方、CDIS/CDB 400は、TVWSデータベース600から放送のためのチャネルリストを受信することができる。ここで、チャネルリストとは、放送のための周波数情報でもよい。また、チャネルリストは、放送の運用チャネル(operating channel)及び送信電力制限(transmit power limitation)に関する情報を有してもよい。
【0082】
CDIS/CDB 400は、BSとAPの位置情報及び使用可能チャネル情報を用いて両者が任意の地域内で共存しているか否かを確認する。相互共存している場合、AP及びBSのカバレッジ半径を計算し、チャネルリスト、すなわち、放送のための周波数情報に基づいて、任意の地域内に位置している、相互に異なった種類のアクセスポイント、すなわち、上記AP及び上記BSが使用可能なチャネル(もしくはリソース)、又は一つもしくは複数の周波数帯域を割り当て、該チャネル(もしくはリソース)、帯域に関す情報、例えば共存マップ(Coexistence MAP)を生成して送信することができる。
【0083】
図5は、本明細書の一実施例に係る共存システムが配置された他の例を示す。
【0084】
図5を参照すると、共存マネージャ(CM)又はCDIS/CDB 400は、複数のAPが無線上で共存するように調整することができる。複数のAPはインターネットなどの物理接続を用いてCDIS/CDB 400に接続してもよい。
【0085】
CDIS/CDB 400は、TVWSデータベース600から、前述のように、放送のためのチャネル情報を獲得することができる。また、CDIS/CDB 400は、特定の地理的領域における放送のためのチャネル情報、例えば、放送チャネルセットを獲得することができる。また、CDIS/CDB 400は、共存輪郭線を計算することができる。特に、TV放送用ホワイトスペース又はTV放送用周波数上で動作する、相互に異なったシステム上で、近隣探知機能を有することができる。
【0086】
また、CDIS/CDB 400は、前述したように、共存ホワイトスペースマップ又は共存マップを生成することができる。また、CDIS/CDB 400は、共通クロック(common clock)情報を提供することができる。また、相互に異なったシステム間に時間同期のための情報を提供することができる。
【0087】
CDIS/CDB 400は、各装置の無線範囲及び干渉範囲に関するパラメータを提供することができる。CDIS/CDB 400は、前述した共存輪郭線に関するパラメータを提供することができる。CDIS/CDB 400は、異なったシステム間の共存のために隣接したネットワーク装置を識別することができる。CDIS/CDB 400は、各ネットワークの送信電力、アンテナの高さ、他の物理パラメータに関する情報を提供することができる。
【0088】
図6A及び
図6Bは、CDIS/CDB 400の動作を示す例示図である。
【0089】
図6Aを参照すると、第1共存マネージャCM1と第2共存マネージャCM2が存在しており、これらは、TVWSデータベース600及びCDIS/CDB 400にそれぞれ接続している。第1共存マネージャCM1と第2共存マネージャCM2は、TVWSデータベース600から、位置情報及び放送のための周波数情報、例えば、ホワイトスペースマップ(WM:Whitespace MAP)に関する情報を受信する。ホワイトスペースマップとは、TV放送用に分配されたVHF及びUHF周波数帯域のうち、放送事業者が使用しない空いている周波数帯域に関する情報のことを意味することができる。
【0090】
一方、CDIS/CDB 400はTVWSデータベース600に接続し、該TVWSデータベース600から放送のための周波数情報、例えば、ホワイトスペースマップを受信することができる。そして、CDIS/CDB 400は、該放送のための周波数情報、例えば、ホワイトスペースマップに基づいて、前述したように、共存ホワイトスペースマップ(Coexistence Whitespace MAP;CWM)又は共存マップを生成することができる。そして、該生成された共存ホワイトスペースマップCWM又は共存マップを第1共存マネージャCM1及び第2共存マネージャCM2に伝達することができる。
【0091】
一方、
図6Bを参照すると、第1共存マネージャCM1及び第2共存マネージャCM2は、TVWSデータベース600に接続している。そして、TVWSデータベース600はCDIS/CDB 400に接続している。
【0092】
CDIS/CDB 400は、前述した共存ホワイトスペースマップCWM又は共存マップをTVWSデータベース600に伝達することができ、TVWSデータベース600は、受信した共存ホワイトスペースマップCWM又は共存マップを、第1共存マネージャCM1及び第2共存マネージャCM2に伝達することができる。この場合、TVWSデータベース600は、受信した共存ホワイトスペースマップCWM又は共存マップを、放送のための周波数情報、例えば、ホワイトスペースマップとして伝達することができる。
【0093】
或いは、TVWSデータベース600は、当該受信した共存ホワイトスペースマップCWM又は共存マップに加えて、放送のための周波数情報、例えば、ホワイトスペースマップも、第1共存マネージャCM1及び第2共存マネージャCM2に伝達することができる。この場合、第1共存マネージャCM1及び第2共存マネージャCM2は、当該受信した共存ホワイトスペースマップCWM又は共存マップCMの他、放送のための周波数情報、例えば、ホワイトスペースマップWMをも受信した場合、それらのうち、適切なものを選択して用いてもよい。
【0094】
図7は、共存輪郭を示す例示図である。
【0095】
図7を参照すると、ネットワークA、ネットワークB、ネットワークCが相互に近接して存在している。各ネットワークの共存輪郭は実線で示されており、各ネットワークの離間距離は点線で示されている。この共存輪郭は各ネットワーク自体の特性によって決定される。これに対し、離間距離は、他のネットワークとの特性によって決定されてもよい。
図8を参照すると、ネットワークAとネットワークBとは、共存輪郭線が略当接しており、ネットワークAとネットワークCとは、共存輪郭線が一部重なっている。
【0096】
図8には、
図7の環境における共存ホワイトスペースマップ(Coexistence Whitespace MAP;CWM)又は共存マップ(Coexistence MAP;CM)の例を示す。
【0097】
図8の右上段に示すように、チャネル1からチャネル6が存在するとしよう。このとき、チャネル1及びチャネル2は、例えばホワイトスペースマップなどの放送のための周波数情報によれば、放送のために使用中のチャネルであるとしよう。
【0098】
CDIS/CDB 400は、同図に示すように、チャネル4が遊休チャネルであることを示す共存ホワイトスペースマップ又は共存マップをネットワークAに送信する。これによりネットワークAがチャネル4を使用すると決定すると、CDIS/CDB 400は、チャネル3、チャネル5、チャネル6が遊休チャネルであることを示す共存ホワイトスペースマップ又は共存マップをネットワークBに送信する。これによりネットワークBが、例えばチャネル6を使用すると決定すると、CDIS/CDB 400は、チャネル3及びチャネル5が遊休チャネルであることを示す共存ホワイトスペースマップ又は共存マップをネットワークCに送信することができる。
【0099】
このように、CDIS/CDB 400はネットワークA、B及びCにそれぞれ共存ホワイトスペースマップ又は共存マップを送信することによって、ネットワークA、B及びCが無線上で共存できるようにする。
【0100】
図9は、本明細書に開示された一実施例に係る共存マネージャ(CM)300が、TVBDネットワークもしくはデバイス100から、使用チャネル情報及び干渉レベル情報を受信する過程を説明するための図である。
【0101】
TVBDネットワークもしくはデバイス100は、測定メッセージ(measurement message)を用いて共存マネージャ(CM)300に使用チャネル情報及び干渉レベル情報を送信することができる。この場合、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、共存マネージャ(CM)300の要求に応じて測定フレームのフォーマットを共存マネージャ(CM)300に送信することができる。
【0102】
すなわち、共存マネージャ(CM)300は共存イネーブラ(CE)200に測定要求(measurement_request)を送信し(S112)、共存イネーブラ(CE)200は、受信した測定要求を、TVBDネットワークもしくはデバイス100に送信する(S114)。また、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、測定要求に応答して測定報告(measurement_report)を共存イネーブラ(CE)200に送信し(S116)、共存イネーブラ(CE)200は、受信した測定報告を共存マネージャ(CM)300に送信する(S118)。
【0103】
図10は、本明細書に開示された他の実施例に係る共存マネージャ(CM)300が、TVBDネットワークもしくはデバイス100から、使用チャネル情報及び干渉レベル情報を受信する過程を説明するための図である。
【0104】
一方、TVBDネットワークもしくはデバイス100は周期的に測定フレームのフォーマットを共存マネージャ(CM)300に送信してもよい。すなわち、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、共存イネーブラ(CE)200に周期的に測定報告を送信し(S122)、共存イネーブラ(CE)200は、受信した測定報告を、TVBDネットワークもしくはデバイス100に送信する(S122)。
【0105】
測定要求(measurement request)のフレームフォーマットを下記の表1のように定義することができる。
【0107】
共存フレームヘッダ(Coexistence frame header)によって、フレームを識別する。情報タイプ(Information type)フィールドの値は、例えば、3(measurement request)に設定される。測定要求エレメント(Measurement request elements)フィールドは、1つ又は複数の測定要求エレメント(Measurement request element)を有することができる。単一の測定要求フレームにおいて測定要求エレメント(Measurement request elements)の個数及び長さは、最大限に許可された共存プロトコルデータユニット(Coexistence Protocol Data Unit;CXPDU)のサイズによって制限されてもよい。測定要求エレメント(Measurement request elements)は、測定要求を受信するTVBDネットワークもしくはデバイス100の、指定された測定動作の実行要求を有することができる。
【0108】
測定要求エレメント(Measurement request element)のフレームフォーマットを下記の表2のように定義することができる。
【0110】
測定タイプ(Measurement type)フィールドを下記の表3のように定義することができる。
【0112】
測定要求エレメント(Measurement request element)において測定タイプ(Measurement type)が干渉レベル(Interference Level)を表すことができる。干渉レベル要求エレメント(Interference Level request element)に対応する測定要求(measurement request)フィールドを、下記の表4のように定義することができる。
【0114】
測定開始時間(Measurement Start Time)フィールドには、要求された測定が始まる時間が設定される。0の値は、要求された測定が直ちに始まる旨を表す。測定期間(Measurement Duration)フィールドには、時間単位(Time Units;TUs)で表現される要求された測定の期間が設定される。TVチャネル番号(TV Channel Numbers)は、測定要求が適用されるTVチャネル番号を表す。チャネル番号(Channel Number)は、各国又は地域別に異なるように定義されてもよい。
【0115】
測定報告(measurement report)のフレームフォーマットは、下記の表5のように定義されてもよい。
【0117】
共存フレームヘッダ(Coexistence frame header)によって、フレームを識別する。測定報告の情報タイプ(Information type)フィールドの値は、例えば、4に設定される。測定報告エレメント(Measurement report elements)フィールドは、一つ又は複数の測定報告エレメント(Measurement report element)を有することができる。単一の測定報告フレームにおいて測定報告エレメント(Measurement report elements)の個数及び長さは、最大限に許可されたCXPDUのサイズによって制限されてもよい。
【0118】
測定報告エレメント(Measurement report elements)のフレームフォーマットを、下記の表6のように定義することができる。
【0120】
測定タイプ(Measurement type)フィールドは、前述の表3のように定義されてもよい。測定報告エレメント(Measurement report element)において測定タイプ(Measurement type)が干渉レベル(Interference Level)を表すことができる。干渉レベル報告エレメント(Interference Level report element)に対応する測定報告(measurement report)フィールドを、下記の表7のように定義することができる。
【0122】
実際の測定開始時間(Actual Measurement Start Time)フィールドには、TVBD測定が始まった時間が設定される。測定期間(Measurement Duration)フィールドには、時間単位(Time Units;TUs)で表現されるTVBD報告が測定された期間が設定される。測定TVBDアドレス(Measuring TVBD Address)には、実際に測定を行ったTVBDネットワークもしくはデバイス100のMACアドレス(MAC Address)が設定される。干渉レベル報告(Interference Level Report)フィールドは周期的に反復されてもよい。干渉レベル報告(Interference Level Report)フィールドは、検出されたTVBDネットワークもしくはデバイス100を表すことができる。
【0123】
測定報告エレメント(measurement report element)において測定タイプ(measurement type)は使用チャネル情報(Occupied Channel Information)を表すことができる。使用チャネル情報(Occupied Channel Information)に対応する測定報告(measurement report)フィールドを、下記の表8のように定義することができる。
【0125】
使用チャネル情報報告(Occupied Channel Information Report)を下記の表9のように定義することができる。
【0127】
実際の測定開始時間(Actual Measurement Start Time)フィールドには、TVBD測定が始まった時間が設定される。測定期間(Measurement Duration)フィールドには、時間単位(Time Units;TUs)で表現されるTVBD報告が測定された期間が設定される。チャネル番号(Channel Number)には、TVBD使用者が使用するチャネル番号が設定されてもよい。
【0128】
図11は、本明細書に開示された一実施例に係る共存マネージャ(CM)300がTVBDネットワークもしくはデバイス100の近隣セットを発見する過程を説明するための図である。
【0129】
まず、CDIS 400は、TVBDネットワークもしくはデバイス100又は共存マネージャ(CM)300から、近隣情報、タイミング情報、リソース情報、干渉レベルなどを受信して、近隣セット(neighbor set)を計算し、計算された近隣セットを共存マネージャ(CM)300に伝達する(S210)。
【0130】
共存マネージャ(CM)300は、近隣共存マネージャ(CM)300’に、近隣セットを有する近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネル情報の要求を送信する(S220)。共存マネージャ(CM)300は、近隣共存マネージャ(CM)300’から、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネル情報を受信する(S230)。
【0131】
共存マネージャ(CM)300は、TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネルと、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネルとを比較する。そして、共存マネージャ(CM)300は、TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネルに含まれたチャネルから、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネルに含まれたチャネルを確認する(重複チャネルを計算)。そして、共存マネージャ(CM)300は、TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネルに含まれたチャネルのうち、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネルに含まれたチャネルの優先順位と含まれていないチャネルの優先順位とが異なるチャネルテーブル(又は、優先順位テーブル)を生成する(S240)。
【0132】
ここで、TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネルに含まれたチャネルのうち、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネルに含まれたチャネルを、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネルに含まれていないチャネルと比べて優先順位を低くすることができる。そして、チャネルテーブル(もしくは、優先順位テーブル)は、使用チャネル情報に基づくテーブルと、それぞれの共存マネージャ(CM)300がサービスするTVBDネットワークもしくはデバイス100の数に基づくテーブルとに分けることができる。又は、これらの2種のテーブルを組み合わせたテーブルを構成してもよい。
【0133】
共存マネージャ(CM)300は、生成されたチャネルテーブル(もしくは、優先順位テーブル)をTVBDネットワークもしくはデバイス100に伝達する(S250)。
【0134】
近隣セット発見過程で使用可能な近隣発見情報(Neighbor discovery information)のフレームフォーマットは、下記の表10のように定義することができる。
【0136】
共存フレームヘッダ(Coexistence frame header)によって、フレームを識別する。情報タイプ(Information type)フィールドは、例えば、3(measurement request)に設定される。近隣発見情報エレメント(Neighbor discovery information elements)は、一つ又は複数の近隣発見情報エレメント(Neighbor discovery information element)を有する。単一の近隣発見情報フレームにおいて近隣発見情報エレメント(Neighbor discovery information elements)の個数及び長さは、最大限に許可されたCXPDUのサイズによって制限される。
【0137】
近隣発見情報エレメント(Neighbor discovery information element)のフォーマットを、下記の表11のように定義することができる。
【0139】
近隣発見情報(Neighbor discovery information)フィールドを下記の表12のように定義することができる。
【0141】
近隣発見情報テーブルエレメント(Neighbor discovery information table element)は、使用チャネル情報を表すことができる。近隣発見情報要求エレメント(Neighbor discovery information request element)に対応する近隣発見情報(Neighbor discovery information)フィールドは、下記の表13のように定義することができる。
【0143】
TVチャネル番号(TV Channel Numbers)は、近隣発見情報要求(neighbor discovery information request)が適用されるTVチャネル番号を表す。チャネル番号(Channel Number)は、各国又は地域別に異なるように定義される。
【0144】
近隣発見情報要求エレメント(Neighbor discovery information request element)は、近隣共存マネージャ(CM)300(又は、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100)の使用チャネル情報を表すことができる。近隣発見情報要求エレメント(Neighbor discovery information request element)に対応する近隣発見要求エレメント(Neighbor discovery request element)フィールドを、下記の表14のように定義することができる。
【0146】
図12は、本明細書に開示された一実施例に係るTVBDネットワークもしくはデバイス100、又は共存マネージャ(CM)300のサービス切替過程を示す図である。
【0147】
共存システムにおいて2種類のサービスが提供されることがある。その第1サービス(管理サービス(management service))は、近隣情報、タイミング情報、リソース情報、干渉レベル情報などの種々の情報に基づいて、共存マネージャ(CM)300がTVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネルを決定し、決定した使用可能チャネル情報をTVBDネットワークもしくはデバイス100に伝達及び管理するサービスでもよい。
【0148】
その第2サービス(発見/情報サービス(discovery/information service))は、TVBDネットワークもしくはデバイス100が、CDIS 400から近隣セットを受信し、且つTVWSデータベース600から使用可能チャネルリストを受信して、TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネルを決定するサービスでもよい。第1サービスと第2サービスとの切替は、TVBDネットワークもしくはデバイス100、又は共存マネージャ(CM)300により行われてもよい。また、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、共存マネージャ(CM)300からサービス情報を受信し、受信したサービス情報に基づいて、第1サービス又は第2サービスのいずれかを共存システムのサービスとして選択してもよい。
【0149】
TVBDネットワークもしくはデバイス100は、共存マネージャ(CM)300から受信した使用可能チャネル情報に基づいて、サービスを切り替えるか否かを決定してもよい。TVBDネットワークもしくはデバイス100は、必要とする使用可能チャネルがないとき(例えば、隣接した複数のチャネルを組み合わせても充分なサイズのチャネルを確保できないとき)、第1サービスから第2サービスに切り替わるように決定してもよい。この場合、TVBDネットワークもしくはデバイス100は共存イネーブラ(CE)200にサービス変更要求を伝達し(S312)、共存イネーブラ(CE)200は共存マネージャ(CM)300にサービス変更要求を送信する(S314)。共存マネージャ(CM)300は、サービス変更要求に応答して第1サービス情報(C−MAP)又は第2サービス情報(TVBD近隣情報)を共存イネーブラ(CE)200に送信し(S316)、共存イネーブラ(CE)200は、受信したサービス情報をTVBDネットワークもしくはデバイス100に伝達する(S318)。
【0150】
図13は、本明細書に開示された他の実施例に係るTVBDネットワークもしくはデバイス100、又は共存マネージャ(CM)300のサービス切替過程を示す図である。
【0151】
共存マネージャ(CM)300は、CDIS/CDB 400、及びTVBDネットワークもしくはデバイス100から受信した近隣情報、タイミング情報、リソース情報、干渉レベル情報などの種々の情報に基づいて、サービス切替命令(Service_switch_command)を生成し(S322)、生成されたサービス切替命令を共存イネーブラ(CE)200に送信し(S324)、共存イネーブラ(CE)200は、受信したサービス切替命令をTVBDネットワークもしくはデバイス100に伝達する(S326)。
【0152】
サービス変更要求(Service Changing Request)のフレームフォーマットを、下記の表15のように定義することができる。
【0154】
共存ヘッダ(Coexistence header)によって、フレームを識別する。情報タイプ(Information Type)フィールドは、サービス変更要求(Service Changing Request)フレームを表す9(Service Changing Request frame)に設定されてもよい。サービス変更要求エレメントのフォーマット(Service Changing Request element format)は、下記の表16のように定義される。
【0156】
命令タイプ(Command Type)フィールドは、下記の表17のように定義される。
【0158】
サービス変更命令要求エレメント(Service Changing Command Request element)において、命令タイプ(Command Type)はサービス変更(service changing)を表すことができる。サービス変更命令要求エレメント(Service changing command request element)に対応するサービス変更要求フィールド(Service Changing request field)は、下記の表18のように定義することができる。
【0160】
長さ(Length)は、サービスタイプ(Service Type)フィールドの長さ(Length)値に依存する可変値である。
【0161】
サービス変更応答(Service Changing Response)のフレームフォーマットは、下記の表19のように定義することができる。
【0163】
共存ヘッダ(Coexistence header)によって、フレームを識別する。情報タイプ(Information Type)フィールドは、サービス変更応答(Service Changing Response)フレームを表す10(Service Changing Response frame)に設定される。サービス変更応答エレメント(Service Changing Response element)のフォーマットは、下記の表20のように定義される。
【0165】
命令タイプ(Command Type)フィールドは、前述した表18のように定義される。
【0166】
サービス変更命令応答エレメント(Service Changing Command response element)において、命令タイプ(Command Type)はサービス変更(service changing)を表すことができる。サービス変更命令応答エレメント(Service changing command response element)に対応するサービス変更応答フィールド(Service Changing response field)は、下記の表21のように定義することができる。
【0168】
状態コード(Status Code)フィールドは、要求された動作の成功又は失敗を表す。状態コード(Status Code)フィールドの長さは1でもよい。割り当てられた状態コード(Status code)は、下記の表22のように定義することができる。
【0170】
図14は、本明細書に開示された他の実施例に係るTVBDネットワークもしくはデバイス100のサービス選択過程を示す図である。
【0171】
共存マネージャ(CM)300は、第1サービスのためのC−MAP(Coexistence MAP)と第2サービスのための近隣情報を共存イネーブラ(CE)200に送信し(S332)、共存イネーブラ(CE)200は、受信した近隣情報をTVBDネットワークもしくはデバイス100に伝達する(S334)。TVBDネットワークもしくはデバイス100は、受信した近隣情報に基づいて、サービスを選択する。
【0172】
サービス切替(service switching)のフレームフォーマットは、下記の表23のように定義される。
【0174】
共存フレームヘッダ(Coexistence frame header)によって、フレームを識別する。情報タイプ(Information type)フィールドの値は3(Service Switching request)に設定される。情報切替要求エレメント(Service Switching request elements)フィールドは、一つ又は複数のサービス切替要求エレメント(Service Switching request elements)を有することができる。単一の測定要求フレームにおいてサービス切替要求エレメント(Service Switching request elements)の個数及び長さは、最大限に許可されたCXPDUのサイズによって制限されてもよい。サービス切替要求エレメント(Service Switching request element)は、サービス切替要求を受信するTVBDネットワークもしくはデバイス100の、指定されたサービス切替動作の実行要求を有することができる。
【0175】
サービス切替要求エレメント(Service Switching request element)のフォーマットは、下記の表24のように定義することができる。
【0177】
サービスタイプ(Service type)フィールドは、下記の表25のように定義することができる。
【0179】
サービスタイプ(Service type)フィールドは、下記の表26のように定義することができる。
【0181】
管理サービスサブ−エレメント(Management service sub-element)フィールドは、下記の表27のように定義することができる。
【0183】
発見/情報サービスサブ−エレメント(Discovery/Information service sub-element)フィールドは、下記の表28のように定義することができる。
【0185】
サービス切替要求エレメント(Service Switching Request element)フィールドは、下記の表29のように定義することができる。
【0187】
図15の(a)は、本明細書に開示された一実施例に係る共存サービス変更要求のサービスプリミティブのセマンティックス(semantics)を示す図である。
【0188】
COEX_Servicechanging.requestは、サービスタイプを変更するためにCOEX使用者により使われる。COEX_Servicechanging.requestのパラメータは、下記の表30のように定義される。
【0190】
COEX_Servicechanging.requestは、サービスタイプを変更するために、共存(COEX)使用者により生成される。要求のあて先がローカル共存(COEX)エンティティ自体である場合に、ローカル共存(COEX)エンティティは、COEX_Servicechanging.confirmで応答する。要求のあて先がリモート共存(COEX)エンティティである場合に、ローカル共存(COEX)エンティティは、リモート共存(COEX)エンティティに対応するServicechanging Requestメッセージを生成することができる。
【0191】
図15の(b)は、本明細書に開示された一実施例に係る共存サービス変更報知のサービスプリミティブのセマンティックスを示す図である。
【0192】
COEX_Servicechanging.indicationは、共存(COEX)使用者に同等な(peer)共存(COEX)エンティティからのサービス変更報告(Service changing Request)メッセージの受信を知らせるために、共存(COEX)エンティティにより用いられる。COEX_Servicechanging.indicationのパラメータは、下記の表31のように定義される。
【0194】
COEX_Servicechanging.requestメッセージが受信されたとき、COEX_Servicechanging.requestメッセージの受信を共存(COEX)使用者に知らせるために共存(COEX)エンティティによりCOEX_Servicechanging.indicationが使用される。共存(COEX)使用者は、インディケーション(indication)が受信されると、COEX_servicechanging.reponse primitiveで応答する。
【0195】
図15の(c)は、本明細書に開示された一実施例に係る共存サービス変更応答のサービスプリミティブのセマンティックスを示す図である。
【0196】
COEX_Servicechanging.responseは、サービス変更要求(Servicechanging request)を呼び出した共存(COEX)使用者に、ローカルサービス変更情報(servicechanging information)を伝達するために共存(COEX)使用者により使用される。COEX_Servicechanging.responseのパラメータは、下記の表32のように定義される。
【0198】
これは、受信されたCOEX_Servicechanging.indicationに対する応答として共存(COEX)使用者により使用される。共存(COEX)エンティティは応答(response)を受信すると、対応するCOEX_servicechanging.reportメッセージを生成してあて先COEXエンティティに送信してもよい。
【0199】
図15の(d)は、本明細書に開示された一実施例に係る共存サービス変更確認のサービスプリミティブのセマンティックスを示す図である。
【0200】
COEX_Servicechanging.confirmは、サービス変更要求(Servicechanging request)を呼び出した共存(COEX)使用者にサービス変更情報(servicechanging information)を伝達するために、共存(COEX)エンティティにより使用される。COEX_Servicechanging.confirmのパラメータは、下記の表33のように定義される。
【0202】
これは、以前の共存(COEX)使用者からのCOEX_Servicechanging.requestプリミティブの結果を伝達するために、ローカル共存(COEX)エンティティにより呼び出される。共存(COEX)使用者は、このプリミティブを受信すると、適切な決定をし、適切な動作を行う。しかし、ResultsCodeが「成功」(「Success」)を表さない場合、受信者は適切なエラー処理(error handling)を行う。
【0203】
図16は、本明細書に開示された実施例に係る共存マネージャ(CM)300のサービス切替過程を示す図である。
【0204】
まず、TVBDネットワークもしくはデバイス100、及び近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’は、共存マネージャ(CM)300及びCDIS/CDB 400に登録する。また、共存マネージャ(CM)300及び近隣共存マネージャ300’は、CDIS/CDB 400に登録する。
【0205】
共存マネージャ(CM)300及びCDIS/CDB 400に登録されたTVBDネットワークもしくはデバイス100は、前述したように、共存マネージャ(CM)300に周期的に又は共存マネージャ(CM)300の要求に応じて測定報告(measurement report)を送信する(S410)。また、近隣共存マネージャ(CM)300’及び近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’は、前述したように、近隣共存マネージャ(CM)300に周期的に又は近隣共存マネージャ(CM)300の要求に応じて測定報告(measurement report)を送信する(S410’)。
【0206】
上記測定報告は、TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用チャネル情報及び干渉レベル情報を有することができる。測定報告がTVBDネットワークもしくはデバイス100の干渉レベル情報をも有する方が、既存のCDIS/CDB 400がTVBDネットワークもしくはデバイス100の使用チャネル情報のみを用いて近隣セットを計算することに比べてより正確に近隣セットを計算することができる。
【0207】
そして、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、リソース割当が要求されたとき、共存マネージャ(CM)300にリソース割当を要求することができる(S422)。この場合、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、TVWSデータベース600から使用可能チャネル情報を受信して共存マネージャ(CM)300に送信することができる。共存マネージャ(CM)300は、TVBDネットワークもしくはデバイス100からリソース割当要求がある場合、CDIS/CDB 400に近隣セットを要求する(S424)。
【0208】
ここで、近隣セットは、TVBDネットワークもしくはデバイス100の近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’に関する情報、及び近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’をサービスする近隣共存マネージャ(CM)300’に関する情報を有することができる。CDIS/CDB 400は、CDIS 400に登録された各TVBDネットワークもしくはデバイス100の地理的位置情報(又は、地理的位置情報及び使用可能チャネル情報)に基づいて近隣セットを計算してもよい(S426)。共存マネージャ(CM)300は、計算された近隣セットをCDIS/CDB 400から受信することができる(S428)。
【0209】
共存マネージャ(CM)300は、近隣セットに基づいて、近隣共存マネージャ(CM)300’に、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネル情報を要求することができる(S432)。この場合、共存マネージャ(CM)300は、近隣共存マネージャ(CM)300’に、TVBDネットワークもしくはデバイス100の近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’に関する情報を送信することができる。
【0210】
近隣共存マネージャ(CM)300’は、近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’から受信した測定報告に基づいて、共存マネージャ(CM)300に近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネル情報を送信することができる(S434)。
【0211】
共存マネージャ(CM)300は、TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネル情報、及び近隣共存マネージャ(CM)300’から受信した近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネル情報に基づいて、優先順位テーブルを生成することができる(S436)。TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネル情報は、TVBDネットワークもしくはデバイス100がTVWSデータベース600から受信して共存マネージャ(CM)300に伝達してもよく、共存マネージャ(CM)300がTVWSデータベース600から受信してもよく、CDIS/CDB 400がTVWSデータベース600から受信して共存マネージャ(CM)300に伝達してもよい。
【0212】
そして、共存マネージャ(CM)300は、生成した優先順位テーブルを、TVBDネットワークもしくはデバイス100に送信することができる(S438)。共存マネージャ(CM)300が近隣共存マネージャ(CM)300’から近隣TVBDネットワークもしくはデバイス100’の使用チャネル情報を受信することは、TVBDネットワークもしくはデバイス100の実質的な使用可能チャネルを判断するためである。
【0213】
TVBDネットワークもしくはデバイス100は、共存マネージャ(CM)300から受信した優先順位テーブルに基づいて、サービスを切り替えるか否かを判断する(S442)。すなわち、TVBDネットワークもしくはデバイス100の使用可能チャネルに含まれたチャネルのうち、所望のチャネルがあるか否かを確認し、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、所望のチャネルがない場合、サービスを切り替えるように決定する。
【0214】
この場合、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、共存マネージャ(CM)300にサービス切替を要求する(S444)。共存マネージャ(CM)300は、TVBDネットワークもしくはデバイス100からの要求に応答してサービスを切り替える(S446)。この場合、共存マネージャ(CM)300は、TVBDネットワークもしくはデバイス100に近隣セットを送信することができる。TVBDネットワークもしくはデバイス100は、所望のチャネルを確保するために、共存マネージャ(CM)300から受信した近隣セットに基づいて、近隣共存マネージャ(CM)300’と使用可能チャネルについて交渉することができる。
【0215】
図17は、本明細書に開示されたTVBDネットワークもしくはデバイス100のブロック図である。
【0216】
図17に示すように、TVBDネットワークもしくはデバイス100は、記憶手段110、コントローラ120、及び送受信部130を有している。
【0217】
記憶手段110は、
図1乃至
図16に示した実施例に係る方法を記憶する。
【0218】
コントローラ120は、記憶手段110及び送受信部130を制御する。具体的には、コントローラ120は、記憶手段110に記憶された方法をそれぞれ実行させる。そして、コントローラ120は、送受信部130を介して前述の信号を送受信する。
【0219】
以上では、本発明の好適な実施例について説明してきたが、本発明の範囲はこれらの特定の実施例に限定されるものではない。したがって、本発明は、本発明の思想及び特許請求の範囲に記載された範ちゅう内で種々の形態に修正、変更、又は改善され得ることは明らかである。