技術分野
通常は自動車道、遊歩道等のスペースとして利用され、例えば津波、洪水等が押し寄せた際には、これを阻止するための防波的作用が自動的に展開されるようにしたスペース
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】通常は自動車道、遊歩道等スペースとして利用され、例えば津波等が押し寄せた際には、これを阻止するための堤防的作用が自動的に展開されるスペースを提供する。 【解決手段】スペース面形成用板状体2を、1枚以上必要枚数その側面において連なるように並べると共に、その一側端縁において防潮制御板部3を介して起伏自在に枢着し、スペース面形成用板状体2の下面に取付けるか或いはスペース面形成用板状体2に一体化して設けたフロート5を具え、フロート5に対する浮力が働かない状態にあっては、スペース面形成用板状体2は地表に立設した脚柱1によって水平状態に支持され、水位が上がって浮力が働いた際、スペース面形成用板状体2が垂直状に浮き上がることに依る防潮制御板部3の斜状立ち上がりに基づき防潮作用を生じさせる。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
したような従来のものであると、堤防または防潮壁の高さは、想定津波高さをこえたものに設定するため、必然、著しく丈高なものとされる。 そのため、海岸線の美感は著しく損ねられるばかりでなく、海岸線が隠されてしまうと言うような景観的劣化を招いてしまうことを余儀なくされた。
本発明はこのような従来の問題を解決するために、「水害回避機能を具えたスペース」と言う新規の技術の提供を図ったものであって、通常高さの津波の場合は、上昇に基づきスペース面を平坦を保った状態での防潮壁としての通常的展開が、そして、稀的に発生した大きな津波の場合は、当該スペース面全体が斜状に立ち上がらせることに依るこれに即応した著しく丈高な堤防高さを得るような展開が図られるようにしたことを特徴とするものである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、基端部において起伏自在に枢着した防潮制御板部の先端に、通常は自動車道、遊歩道、その他の水上施設用のスペースとして利用されるスペース面形成用板状体を枢着し、これを1枚以上必要枚数その側面において連なるように列設すると共に、当該板状体の下面にフロートを設け、当該フロートに対して浮力が働かない状態にあっては、当該板状体は地表に立設した脚柱によって水平状態に支持され、水位が上がって浮力が働いた・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る水害回避用機能を具えたスペースは、
基端部において起伏自在に枢着した防潮制御板部の先端に、 通常は自動車道、遊歩道、その他の水上施設用のスペースとして利用されるスペース面形成用板状体を枢着し、これを1枚以上必要枚数その側面において連なるように列設すると共に、
当該板状体の下面にフロートを設け、当該 フロートに対
して 浮力が働かない状態にあっては、当該板状体は地表に立設した脚柱によって水平状態に支持され、水位が上がって浮力が働いた際、当該板状体が
平坦を保って上方に浮き上がり、これに連動して 防潮制御板部を斜状に立ち上がらせることによって防潮作用を生じさせ、
水位の更なる上昇に基づき防潮制御板部の斜状化が制限位置に達した後は、スペース面形成用板状体の浮き上がりに基づく斜状化が開始され、当該板状体はスペース面形成の役割から斜状化により防潮用としての役割を果たすように 構成したから、下記のような作用効果を奏する事となる。
すなわち、本発明を津波対策用として実施した場合、通常は平板状を保つために、海岸線等の景観を損ねることがない。 従って、その地域の風光性に対する悪影響を及ぼすことがないばかりでなく、人工的施設としての利用が図られる。 そして、津波が押し寄せた場合はフロート
5 に依る浮力、すなわち、潮流による押上げ力でスペース面形成用板状体2
が、平坦を保って上方に浮き上がるため、その役割は継続された状態で押し上げられる。 同時に、これと連動して防潮制御板部3が斜状に立ち上がり、防潮壁として 作動することとなる。 そして、
水位の更なる上昇に基づき防潮制御板部の斜状化が制限位置に達した後は、スペース面形成用板状体の浮き上がりに基づく斜状化が開始され、当該板状体はスペース面形成の役割から斜状化により防潮用としての役割を果たすこととなる。 そして水が引くことに依り、スペース面形成用板状体2及び
防潮制御板部3 の復元に基づき今までと同様のスペースとしての利用が再開される。
更に本発明はのように海岸ではなく、河川の堤防付近または山道等に設置することに依り、河川による洪水の阻止、山道での鉄砲水、或いは土石流に対して対応させるような実施も可能とされる。
そして、潮流の高さが著しいものとなった際は、スペース面形成用板状体2自体も斜状化されこれが防潮作用に参加することとなり、これにより非常に高い水位の潮流が発生してもその防潮作用が果たされることとなる。
結局、本発明によれば、通常時は自動車道、遊歩道、その他の水上施設用のスペースとしての役割を果たし、非常時には防潮壁として機能するものであるから、通常時及び非常時の何れの場合にあっても社会的役割を果たすこととなる。 従って、本発明に依れば防潮設備の有効的利用が図られると言う社会的有用性が奏されることとなる。
更に、本発明に依れば防潮制御板部3の斜状化に基づく防潮作用と、スペース面形成用板状体2の斜状化に基づく防潮作用と言うように、2段階での防潮作用が奏され、比較的低い潮流の場合は、スペース面形成用板状体2は水平状態に保たれているため、高波中であっても当該板状体2上での作業の継続が許容されると共に、当該部分に対する載置備品が傾きに基づく落下又は混乱化する様な事がない。 そして、著しく大きな高波の場合は、当該スペース面形成用板状体2の斜状化に基づき著しく大きな高波に対する防衛対策が果たされる。 そして、これらの対策は発生高波に基づき自動的に展開可能とするため、その管理の簡易化に大きく貢献する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の全体を表した説明用側面図である。
【図2】 本発明の要部を表した説明用平面図である。
【図3】 図2におけるX−X線部分の説明用断面図である。
【図4】 本発明の他の実施例を表した説明用側面図である。
1 脚柱
2 スペース面形成用板状体
2a 軸状部分
3 防潮制御板部
3a 背当て的板部
4 枢着用ブロック
5 フロート
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