(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5748215
(24)【登録日】2015年5月22日
(45)【発行日】2015年7月15日
(54)【発明の名称】絵柄描出布帛の製造方法
(51)【国際特許分類】
D06C 23/00 20060101AFI20150625BHJP
B23K 26/066 20140101ALI20150625BHJP
B23K 26/00 20140101ALI20150625BHJP
D04D 7/00 20060101ALI20150625BHJP
【FI】
D06C23/00
B23K26/066
B23K26/00 G
D04D7/00
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2011-159341(P2011-159341)
(22)【出願日】2011年7月20日
(65)【公開番号】特開2013-23781(P2013-23781A)
(43)【公開日】2013年2月4日
【審査請求日】2014年6月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】510045438
【氏名又は名称】TBカワシマ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100081891
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 茂雄
(74)【代理人】
【識別番号】100150153
【弁理士】
【氏名又は名称】堀家 和博
(72)【発明者】
【氏名】宮崎 玄
【審査官】
松岡 美和
(56)【参考文献】
【文献】
特開昭59−106560(JP,A)
【文献】
特開昭59−137564(JP,A)
【文献】
特開2006−045706(JP,A)
【文献】
特開平08−318386(JP,A)
【文献】
特開2001−232487(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06C 23/00−23/02
B23K 26/00−26/066
D04D 7/00−7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
レーザー照射装置(11)から布帛(12)にレーザービーム(13)を照射し、そのレーザービーム(13)によって布帛(12)に絵柄を描出するレーザー絵柄描出工程において、
前記レーザー照射装置(11)から布帛(12)に到るレーザービーム(13)の直進経路(14)に、回転軸(15)が布帛(12)に平行に支持された回転体(16)の回転周面(17)の外面側に突設された突起片(81)を選択的に作用させ、前記レーザービーム(13)の直進を妨げ、前記突起片(81)の作用の有無によって布帛(12)に絵柄を描出する絵柄描出布帛の製造方法であって、
前記回転体(16)を回転駆動して突起片(81)をレーザービーム(13)の直進経路(14)に出没させる際に、
その直進経路(14)を、前記レーザービーム(13)が布帛(12)の幅方向に振幅し前記布帛(12)の横幅を底辺として、前記レーザー照射装置(11)を頂点とする三角形状に形成する絵柄描出布帛の製造方法。
【請求項2】
前記回転体(16)の回転周面(17)には円周方向と軸芯方向に一定の間隔をおいて多数の螺子孔が設けられ、
その螺子孔に合わせて前記突起片(81)が回転周面(17)の外面側に螺子止めされている前掲請求項1に記載の絵柄描出布帛の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザー照射装置から布帛にレーザービームを照射し、そのレーザービームによって布帛表面に露出している繊維の露出部分を加熱溶融して布帛表面を平滑にし、或いは、そのレーザービームによって布帛表面の色調を変え、或いは又、そのレーザービームによって布帛表面に絵柄を描出する絵柄描出布帛の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
熱可塑性繊維に成る立毛布帛にレーザービームを部分的に照射し、部分的にパイルを加熱溶融して凹部を形成し、もって立毛面に凹凸図柄を描出することは公知である(例えば、特許文献1と特許文献2と特許文献3参照)。
【0003】
アルカリ性化合物を含有する反応性染料染液を付与した布帛の表面にレーザービームを部分的に照射し、部分的に反応性染料を布帛に染着させて絵柄を描出することは公知である(例えば、特許文献4参照)。
【0004】
レーザー照射装置から発射されて直進するレーザービームを揺動回転駆動される第一鏡面において反射し、その反射されたレーザービームを、揺動回転駆動され、その回転中心軸の長さ方向が第一鏡面の回転中心軸の長さ方向と90度異なる第二鏡面において再び反射して布帛表面に照射することとし、それら第一鏡面と第二鏡面を揺動して鏡面でのレーザービームの反射角度を変えて布帛表面の所要箇所へのレーザービームの照射位置を合わせ、布帛表面に露出している一部の熱可塑性繊維の表面露出部分を加熱溶融させ、その加熱溶融の有無によって布帛表面に絵柄を描出することは公知である(例えば、特許文献5参照)。
【0005】
製織技術分野においては、織機の綜絖枠を回転移動するドビーによって選択的に昇降駆動して織成される織物の表面に絵柄を描出することは周知である(例えば、特許文献6参照)。又、製織技術分野においては、織機の複数本の綜絖をソレノイドを使用した電子ジャカード装置によって選択的に昇降駆動して織成される織物の表面に絵柄を描出することは周知である(例えば、特許文献7参照)。
タフテッド技術分野においては、タフテッド機の複数本のルーパーと協働する板バネをエアーシリンダを介して選択的に駆動して基布に植設されるパイル面に絵柄を描出することは周知である(例えば、特許文献8参照)。
インクジェット捺染技術分野においては、インクを噴射する複数個のノズルを布帛に平行に一直線状に配列し、その複数個のノズルからインクを選択的に噴射して布帛に絵柄を描出することは周知である(例えば、特許文献9参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開昭59−137564号公報
【特許文献2】実公平03−018552号公報(実開平2−57993)
【特許文献3】特公昭63−025108号公報(特開昭58−174676)
【特許文献4】特開2007−046191号公報
【特許文献5】特許第4665249号公報(特開2007−100257)
【特許文献6】特許第4405198号公報(特開2004−036074)
【特許文献7】特公平05−024258号公報(特開昭61−225345)
【特許文献8】特公平02−000465号公報(特開昭62−263362)
【特許文献9】特許第2632042号公報(特開平03−045774)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
布帛の表面にレーザービームを部分的に照射するためには、レーザー照射装置にレーザービームを選択的に発射する選択発射演算素子やレーザービームの屈折角度を変化させてレーザー照射装置からのレーザービームの発射をオン・オフする屈折角度変更素子等を組み込まなければならない。
しかし、そのためには専門技術を要し、現存のレーザー照射装置に選択発射演算素子やオン・オフ発振素子、屈折角度変更素子等を簡便に組み込むことは困難である。
【0008】
そこで本発明は、既存の絵柄描出装置をレーザー照射装置に応用し、レーザービームによって簡便に布帛表面に絵柄を描出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る絵柄描出布帛の製造方法は、レーザー照射装置11から布帛12にレーザービーム
13を照射し、そのレーザービーム
13によって布帛
12に絵柄を描出するレーザー絵柄描出工程において、
前記レーザー照射装置11から布帛12に到るレーザービーム13の直進経路14に
、回転軸15が布帛12に平行に支持された回転体16の回転周面17の外面側に突設された突起片81を選択的に作用させ、
前記レーザービーム13の直進を妨げ、
前記突起片81の作用の有無によって布帛12に絵柄を描出する絵柄描出布帛の製造方法
であって、前記回転体16を回転駆動して突起片81をレーザービーム13の直進経路14に出没させる際に、その直進経路14を、前記レーザービーム13が布帛12の幅方向に振幅し前記布帛12の横幅を底辺として、前記レーザー照射装置11を頂点とする三角形状に形成することを第1の特徴とする。
【0010】
本発明に係る絵柄描出布帛の製造方法の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、
前記回転体16の回転周面17には円周方向と軸芯方向に一定の間隔をおいて多数の螺子孔が設けられ、その螺子孔に合わせて前記突起片81が回転周面17の外面側に螺子止めされている点にある。
【発明の効果】
【0011】
前記の通り、レーザービーム照射技術以外の分野において、布帛表面に絵柄を描出することは周知である。
本発明によると、レーザービーム照射装置に他の技術分野において周知の絵柄描出装置を組み込むのではなく、レーザー絵柄描出工程においてレーザービームをレーザービーム照射装置から照射し続け、そのレーザービームによって布帛に絵柄を描出するレーザー絵柄描出工程において、レーザー照射装置11から布帛12に到るレーザービーム13の直進経路14に障害体を選択的に作用させ、レーザービーム13の直進を妨げことで絵柄を描出することとしたので、レーザービーム選択発射演算素子やレーザービームの屈折角度を変化させてレーザー照射装置からのレーザービームの発射をオン・オフする屈折角度変更素子等のレーザー照射装置に関する専門技術を必要とせず、簡便にレーザービームによって絵柄を布帛表面に描出することが可能となる。
【0012】
本発明では、レーザービーム選択発射演算素子やレーザービームの屈折角度を変化させてレーザー照射装置からのレーザービームの発射をオン・オフする屈折角度変更素子等によってレーザービーム照射装置から断続的にレーザービームを照射するのではなく、レーザー絵柄描出工程においてレーザービーム照射装置からレーザービームを照射し続けるので、レーザービームの照射光量にバラツキが生じ難く、柄歪みのない絵柄描出布帛が得られる。
【0013】
又、前記レーザー絵柄描出工程においてレーザービームを照射し続けるレーザービーム照射装置には、連続発振やパルス発振の何れの発振方法の装置であっても使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明に係るレーザー絵柄描出方法の概念図である。
【
図2】本発明に係るレーザー絵柄描出方法の概念図である。
【
図3】本発明に係るレーザー絵柄描出方法の概念図である。
【
図4】
図3に図示したレーザー絵柄描出装置の要部拡大図である。
【
図5】本発明に係るレーザー絵柄描出方法の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1は、レーザービーム13の直進を妨げる障害体を、回転軸15が布帛12に平行に支持された回転体16の回転周面17に突設された突起片81によって構成し、回転体16を回転駆動して突起片81をレーザービーム13の直進経路14に出没させるレーザー絵柄描出装置を図示する。回転体16の周面17には、円周方向と軸芯方向に一定の間隔をおいて多数の螺子孔が設けられており、その所要の螺子孔に合わせて、周面17の所要の部位に突起片81が螺子止めされるようになっている。
回転体16が回転するとき、回転周面17に突設された突起片81は、調整カムのようにレーザービームの直進経路14に突出し、レーザービーム13は、突起片81に遮られて布帛12の表面に当らず、布帛12の表面には、そのレーザービームが突起片81に遮られて出来る影絵18が描出されることになる。
【0016】
図2は、レーザービーム13の直進を妨げる障害体を、布帛12に対して平行移動する平行移動体82によって構成し、その移動体82にレーザービーム13の透過し得る透過空隙21を設け、その透過空隙21が布帛12に対して平行移動してレーザービーム13の直進経路14を横切るか否かによって布帛12へレーザービーム13を照射して絵柄を描出するレーザー絵柄描出装置を図示する。
このレーザー絵柄描出装置の下を布帛12が定速で通過する過程において、布帛12の幅方向に移動体82を往復駆動すると、透過空隙21も布帛12の幅方向に往復移動することになるので、布帛12の表面には、移動体82に設けられた透過空隙21の数に応じた複数条の波形曲線22が描出されることになる。
図2において、符号『23』は移動体82を布帛12の幅方向に導くガイドレールを示し、符号『24』は移動体82を布帛12の幅方向に駆動するスライダー・クランク機構のクランクを示し、符号『25』はクランク24と移動体82を繋ぐ連結桿を示す。
【0017】
図3は、レーザービーム13の直進を妨げる障害体を、レーザービームの直進経路14に向けて出没駆動される複数個の出没片83によって構成し、その複数個の出没片83を、布帛12に対して平行に一直線状に配列し、その複数個の各出没片83を、レーザービームの直進経路14に向けて選択的に出没駆動するレーザー絵柄描出装置を図示する。
図4は、
図3に示すレーザー絵柄描出装置の出没片83をレーザービーム13の直進経路14に向けて出没駆動する駆動装置を図示し、出没片83は、エアーシリンダ31に押し出されるピストン桿32の先端に搭載されている。
ピストン桿32は、コイルスプリング33によってエアーシリンダ31へと押し返されるようになっている。エアーシリンダ31には、バルブ34を介して給気管35が接続されている。符号『36』はバルブ34を開閉する制禦桿であり、制禦桿36によってバルブ34が開かれ、給気管35からエアーシリンダ31へと圧縮空気が送られ、コイルスプリング33に抗してピストン桿32が押し出され、出没片83がレーザービーム13の直進経路14へと突き出されるようになっている。従って、
図3に示すレーザー絵柄描出装置では、圧縮空気が送られないエアーシリンダ31のピストン桿32に搭載されている出没片83は、レーザービーム13の直進経路14から後退しており、その出没片83の後退している出没片後退部分37ではレーザービーム13が布帛12の表面に照射され、出没片83の出没に応じた絵柄が描出さることになる。
【0018】
図5は、レーザービーム13の直進経路14に向けて流体84を選択的に噴射する複数個のノズル41を布帛12に対して平行に一直線状に配列し、その複数個の各ノズルから噴射される流体84をもってレーザービーム13の直進を妨げる障害体とし、その複数個の各ノズル41から流体84を選択的に噴射するレーザー絵柄描出装置を図示する。
複数個の各ノズル41は、
図4に示すバルブ34と同様に、制禦桿によって制禦されるバルブによって開閉される。
【0019】
ノズル41から噴射される流体84は、レーザービームを遮蔽するものであればよく、それには液体(水)も気体(空気)も適用することが出来る。流体84は、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、カオリンクレー、ゼオライト、ベントナイト等のレーザービームを遮蔽する性質を有する微粉末を含むものであってもよい。ノズル41から流体84が噴射される先方には、流体84を吸引するバキューム42を配置するとよい。
【0020】
図1〜
図5に図示するレーザー絵柄描出装置のレーザー照射装置11は所定の位置に据え付け、布帛12は、それを拡布して平坦に支持し、その据え付けられたレーザー照射装置11の下を定速で搬送されるようになっている。又、
図1〜
図5に図示するレーザー絵柄描出装置のレーザー照射装置11では、発射されて直進するレーザービームが揺動回転駆動される第一鏡面において反射され、その反射されたレーザービームは、揺動回転駆動され、その回転中心軸の長さ方向が第一鏡面の回転中心軸の長さ方向と90度異なる第二鏡面において再び反射して布帛表面に照射され、その第一鏡面と第二鏡面を揺動することで、布帛12の幅方向に一直線状にレーザービーム13が走査するようになっている。
従って、レーザービーム13の直進経路14は、レーザービーム13が布帛12の幅方向に振幅し、布帛12の横幅を底辺とし、レーザー照射装置11を頂点とする三角形状に形成される。
【0021】
従って、その三角形状に形成されるレーザービーム13の直進経路14の布帛12の横幅に沿った底辺に平行に、
図1に示される回転体16が配置され、
図2に示す移動体82が駆動され、
図4に示される複数個の出没片83と
図4に示される複数個のノズル41がそれぞれ一直線状に配列されることになる。
【0022】
図1〜
図5が図示するように、本発明においては、回転周面17に突起片81が突設された回転体16(
図1)、透過空隙21の設けられた平行移動体82(
図2)、一直線状に配列された複数個の出没片83(
図4)、一直線状に配列された複数個のノズル41(
図5)によって構成されるレーザー絵柄描出装置については、レーザー照射装置11から切り離されており、それらのレーザー絵柄描出装置にはレーザービーム選択発射演算素子やレーザービームの屈折角度を変化させてレーザー照射装置からのレーザービームの発射をオン・オフする屈折角度変更素子等のレーザー照射装置に関する専門技術を必要とせず、レーザー照射装置11から布帛12に到るレーザービーム13の直進経路14に障害体を選択的に作用させ、レーザービーム13の直進を妨げことで絵柄を描出するレーザー絵柄描出工程においては、レーザービームを照射装置から照射し続けるだけで済むので、簡便にレーザービームによって絵柄を布帛表面に描出することが可能となる。
【0023】
回転周面17に突起片81が突設された回転体16(
図1)は、製織技術分野において織機の綜絖枠を選択的に昇降駆動するドビー装置にも使用されており、レーザービーム13の直進を妨げる障害体に適用し易い。
透過空隙21の設けられた平行移動体82(
図2)は、スライダー・クランク機構のスライダーを成すものであり、レーザービーム13の直進を妨げる障害体に適用し易い。
一直線状に配列された複数個の出没片83(
図4)は、タフテッド技術分野においてルーパーと協働して基布に植設されるパイル面に絵柄を描出するための板バネに似ており、レーザービーム13の直進を妨げる障害体に適用し易い。
一直線状に配列された複数個のノズル41(
図5)は、インクジェット捺染技術分野においてインクを選択的に噴射するノズルに似ており、そのノズルから噴射される流体84をレーザービーム13の直進を妨げる障害体に適用し易い。
【0024】
図3に示すエアーシリンダ31や
図5に示すノズル41のバルブを開閉には、製織技術分野において周知のドビー装置やジャカード装置を利用することが出来る。このように、布帛12へのレーザービーム13の照射の有無を選定する手段となる障害体には、既存の手段を応用することが出来る。従って、本発明によると、レーザービームを照射して布帛に絵柄を描出し易くなる。
【0025】
一直線状に配列された複数個の出没片83(
図4)や一直線状に配列された複数個のノズル41(
図5)は、布帛12の搬送方向に出没させたり流体84を噴射させたりするだけではなく、
図2に示す移動体82と同様に、スライダー・クランク機構やカム機構によって布帛12の幅方向に往復移動させることも出来る。
図2に示す移動体82の透過空隙21は、開閉可能に構成することが出来、その透過空隙21を選択的に開閉することによって、布帛12に描出される絵柄を変化させることも出来る。
【産業上の利用可能性】
【0026】
レーザービームを照射して布帛に絵柄を描出する本発明のレーザー絵柄描出法は、レーザービームの照射部分の繊維の加熱溶融、繊維の色調の変化、繊維の染色性の変化の何れにも適用される。又、本発明のレーザー絵柄描出法は、繊維布帛以外のプラスチックフイルムの表面の部分的加熱溶融、部分的色調の変化、部分的染色性の変化等によってプラスチックフイルムの表面に絵柄を描出するためにも利用することが出来る。
【符号の説明】
【0027】
11:レーザー照射装置
12:布帛
13:レーザービーム
14:直進経路
15:回転軸
16:回転体
17:周面
18:影絵
21:透過空隙
22:波形曲線
23:ガイドレール
24:クランク
25:連結桿
31:エアーシリンダ
32:ピストン桿
33:コイルスプリング
34:バルブ
35:給気管
36:制禦桿
37:出没片後退部分
41:ノズル
42:バキューム
81:突起片
82:移動体
83:出没片
84:流体