特許第5749863号(P5749863)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 日本コルモ株式会社の特許一覧

<>
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000002
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000003
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000004
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000005
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000006
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000007
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000008
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000009
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000010
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000011
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000012
  • 特許5749863-フラップ式LEDランプ 図000013
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5749863
(24)【登録日】2015年5月22日
(45)【発行日】2015年7月15日
(54)【発明の名称】フラップ式LEDランプ
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20060101AFI20150625BHJP
   F21S 8/04 20060101ALI20150625BHJP
   F21V 14/02 20060101ALI20150625BHJP
   F21V 19/02 20060101ALI20150625BHJP
   F21V 21/30 20060101ALI20150625BHJP
   F21Y 101/02 20060101ALN20150625BHJP
【FI】
   F21S2/00 230
   F21S8/04 100
   F21S8/04 110
   F21V14/02 200
   F21V19/02 300
   F21V21/30 310
   F21Y101:02
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-531041(P2014-531041)
(86)(22)【出願日】2014年3月4日
(86)【国際出願番号】JP2014055376
【審査請求日】2014年7月1日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】394020044
【氏名又は名称】日本コルモ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104639
【弁理士】
【氏名又は名称】早坂 巧
(72)【発明者】
【氏名】石谷 清
【審査官】 大谷 謙仁
(56)【参考文献】
【文献】 欧州特許出願公開第02314908(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
F21S 8/04
F21V 14/02
F21V 19/02
F21V 21/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手方向に離れた両端部とそれらの間に延びる中間部とを含んでなるランプ本体と,該両端部で該ランプ本体を支持する一対の支持手段とを含んでなり,
該ランプ本体が,筒状の空洞を取り囲む外壁と,その空洞内に備えられた1個又は2個以上のLED素子とを含んで構成されており,LED用インバーターを含まず,少なくとも該中間部の側面の片側が,該LED素子から放射される光を外部へと透過させるものである扁平な光透過部をなしており,
該支持手段が,該ランプ本体を該長手方向の両端部において回動可能に支持しており,
該支持における回動軸が,該ランプ本体の長手方向の中心軸に平行に,且つ該ランプ本体の,該扁平な光透過部を間に挟んで延びる2つの長手方向縁部のうちの一方に沿って,配置されており,
該中間部は両端に末端キャップを有し,該末端キャップは,該支持手段により回動可能に拘束されていると共にそれ自身の中心面に対し対称であって,該中心面は,該扁平な光透過部に垂直に且つ該ランプ本体の長手方向に延在するものである該ランプ本体の中心面に一致しており,且つ
該一対の支持手段の形状が,互いに鏡像の関係にある
ことを特徴とする,フラップ式LEDランプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,LEDランプに関し,特に,天井その他に取り付けられている状態で照明の方向を所望により変更することのできるLEDランプに関する。
【背景技術】
【0002】
LED(発光ダイオード)は,長寿命であり,消費電力が小さく,瞬時に点灯し,低温環境でも光量に影響を受けないという利点のため,照明器具の分野では,従来の白熱灯や蛍光灯に代わるものとして,急速に広まりつつある。例えば,天井,壁面等に既に設置されていた照明器具の直管型蛍光ランプと置き換えることのできる,同様の形状(直管状)のLEDランプや,LED用インバーターを入れたケースと一体となっており従来の直管型蛍光ランプ及び蛍光灯用安定器やインバーターのケースとをそっくり置き換えることのできるタイプのものが種々知られている。そのような,従来の蛍光ランプを置き換えるタイプのもの以外にも,最初から天井面や壁面に取り付けることを前提としたタイプの直管型等の長細いタイプのLEDランプも知られている。
【0003】
しかしながらそれら従来のLEDランプは,設置された後は,放射される光の分布は固定されてしまい,照明の方向を変更することはできない。従って,設置後に場合に応じて照明の方向を変更するといった,設置場所における細かな使用の態様からくる,またその時々に変化する照明ニーズに個々に対応できるものではない。また,店舗の商品陳列棚の中に設置した場合でも,陳列される種々の商品内容や配置の頻繁な変化に応じて,その都度商品が最も映えるように照明方向を変更することもできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の背景において,本発明の目的は,設置された場所において,照明の方向を変更することのできるLEDランプの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は,下記の構成になるLEDランプとすれば,装置の複雑さを招くことなしに,天井,壁,陳列棚等任意の設置場所において,何時でも,ランプ本体部分を回動させて照明方向を自由に変更することができることを見出した。即ち,本発明は以下を提供する。
【0006】
1.長手方向に離れた両端部とそれらの間に延びる中間部とを含んでなるランプ本体と,該両端部で該ランプ本体を支持する一対の支持手段とを含んでなり,
該ランプ本体が,1個又は2個以上のLED素子を内部に備えると共に,少なくとも該中間部の側面の片側が,該LED素子から放射される光を外部へと透過させるものである扁平な光透過部をなしており,
該支持手段が,該ランプ本体を該長手方向の両端部において回動可能に支持しており,
該支持における回動軸が,該ランプ本体の長手方向の中心軸に平行に,且つ該ランプ本体の,該扁平な光透過部を間に挟んで延びる2つの長手方向縁部のうちの一方に沿って,配置されていることを特徴とする,フラップ式LEDランプ。
【発明の効果】
【0007】
上記構成になる本発明によれば,支持手段によって天井その他の支持体に取り付けられているランプ本体を,何時でも手で回動軸周りに回動させて照らす方向を変更することができる。また,ランプ本体の主要部分をなす中間部が,その側面の片側において扁平な光透過部をなし,且つ回動軸がランプ本体の長手方向縁部のうちの一方に沿って配置されていることから,フラップ式に回動し,そのため回動の角度の範囲を大きくとりつつも,支持体(例えば,天井,壁,棚,或いはそれらの表面に又は埋め込みで設置されたインバーターケースや反射板等)の表面と回動軸とを近接させておくことができ,スペースの限られた場所にも設置し易い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は,実施例1のLEDランプの端部付近の,末端カバーがない状態での斜視図である。
図2図2は,実施例1のLEDランプの,端部付近の斜め前方側からの分解図である。
図3図2は,実施例1のLEDランプの,端部付近の斜め後方側からの分解図である。
図4図4は,実施例1におけるランプ本体端部付近の斜視図である。図において,末端カバーは取り外してある。
図5図5は,ランプ本体が支持手段により支持され且つ閉じられた状態を示す,実施例1のLEDランプの端部付近の斜視図である。図において,末端カバーは取り外してある。
図6図6は,図5に更に末端カバーを取り付けた状態を示す実施例1のLEDランプの端部付近の斜視図である。
図7図7は,実施例1のLEDランプの(A)平面図,(B)側面図,及び(C)底面図である。
図8図8は,実施例1のLEDランプの端面図である。
図9図9は,支持体面に取り付けられた実施例1のLEDランプの,ランプ本体のフラップ式回動による種々の状態のうちの2つを示す端面図である。
図10図10は,支持体面に取り付けられた実施例1のLEDランプの,(A)閉じられた状態,(B)45°開かれた状態,(C)90°開かれた状態,及び(D)110°開かれた状態を,各状態での光の放射方向と共にそれぞれ示す,概念的端面図である。
図11図11は,支持体面に取り付けられた実施例1のLEDランプの,(A)閉じられた状態,(B)20°開かれた状態,(C)45°開かれた状態,(D)90°開かれた状態,及び(E)110°開かれた状態を,各状態での光の放射方向と共に示す,概念的端面図である。
図12図12は,実施例2のLEDランプの端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明において,ランプ本体の「両端部」は,支持手段によって回動可能な形で直接に支持される部分であり,「中間部」はそれら両端部の間に延びている部分であり,LED素子からの光を外部に放射するための部分である。
【0010】
本発明において,「LEDランプ」の語は,その内部にLED用インバーターを含むものも含まないものも,共に包含する。インバーターを内部に含まないLEDランプの場合には,インバーターが備えられるのは,天井面や壁その他の支持体の側である。LED素子とインバーターとが一般に異なった製品寿命を有することを考慮すると,本発明のLEDランプは,インバーターとは別体とした方が好ましいという面もあるが,交換の便からは一体とした方が好ましいという面もあることから,何れにするかは,想定される使用状態に応じて選択すればよい。
【0011】
本発明において,「フラップ式」とは,ドアや飛行機の方向舵のように,物体が,その片側に沿って設けられている軸周りにある角度範囲内で回動する形式をいう。
【0012】
本発明において,「光透過部」について「扁平な」とは,光透過部の表面が,直管型蛍光ランプのようなランプの中心軸周りの円柱面ではなく全体として平たく広がった形状の面であることを意味し,平面であることまでは要しない。また,全体として平たく広がった形状である限り,表面に凹凸等のような部分形状を含むことや,光透過部の縁部に回り込む丸みや角(かど)を有することを排除しない。そのような部分的形状は,光透過部の両側にある縁部の一方に沿って回動軸を配置してランプ本体を広い角度でフラップ式に回動可能にする上で,障害にならないからである。
【0013】
ランプ本体は,例えば,筒状の空洞を取り囲む外壁と,その空洞内に備えられたLED素子とを含んで構成されているものであってよい。ランプ本体の側面を形成するそのような外壁は,一体の成形体であっても,複数の部材を結合して構成されたものであってもよいが,一体の成形体(例えば,樹脂製の)とするのが,簡単且つ低コストでもある点で,好ましい。なお,ランプ本体の長さや幅に特に限定はない。
【0014】
ランプ本体の内部におけるLED素子の個数や配列形態は,本発明がもたらす特有の効果には関係がないから,任意であり,適宜決定することができる。
【0015】
ランプ本体の「光透過部」は,透光性の(透明,半透明,光拡散性)の材料(例えば,合成樹脂)で構成される。ランプ本体の他の部分は,透光性であることを要しないが,透光性であってもよい。
【0016】
本発明において,「支持手段」とは,それ自身が支持体表面(天井面,壁面,棚面,或いはそれらの表面にそのまま又は埋め込まれる形で設置されたインバーターケースや反射板の表面等)に固定されて,その状態で本発明のLEDランプのランプ本体の両端部を支持する部材である。本発明において,「支持手段」によるランプ本体の支持は,ランプ本体がある角度範囲内で回動可能であるようになされる。
【0017】
回動可能な角度の範囲に特に限定はなく,適宜設定すればよい。想定される使用態様に応じて例えば180°まで回動可能にしておくこともできるが,通常は約110°あたりまで回動可能であれば大半の要求には十分応えることができる。より狭い範囲での回動で十分な使用態様が想定されるのであれば,例えば約45°まで回動可能,等としてもよい。ある角度を超えて回動しないようにするには,例えば,ランプ本体の回動がその最大角度に至ったときにランプ本体のどこかの部分(例えば,端部)と当接することになる突起や段差等のようなストッパーを支持手段に設けておく等,当業者に自明な種々の方法を任意に選んで適宜行えばよい。
【0018】
本発明において,「回動軸」の語は,回動運動における回転中心たる軸(直線)を意味しており,シャフト等の具体的な物理的構造物を意味しない。ランプ本体を回動可能にするための具体的構造は任意である。ランプ本体の両端部の各々とこれに対応する各支持手段との係合関係としては,例えば,一方側のシャフトとそれを通す他方側の穴との組合せ,双方の穴とそれに通されるシャフト,円柱状の突起とその周囲を全周にわたり又は部分的に取り囲む複数の突起,円周状に配列された複数の突起とその内側又は外側に嵌る円柱状又は円環上の突起等,当業者に自明な様々な組み合わせが可能であり,それらから適宜選んで用いてよい。
【0019】
本発明において,ランプ本体の「回動軸」は,ランプ本体の長手方向中心軸上にはなく,偏心しており,ランプ本体の,光透過部を間に挟んで延びている2つの長手方向縁部のうちの一方に沿って,配置されている。そうすることにより,天井面その他の支持体面に固定された支持手段によって支持されているランプ本体を,支持体面との干渉を引き起こすことなしに大きな角度で回動させることが容易になる。これとは逆に,もし回動軸をランプ本体の長手方向中心軸と一致させた場合には,回動に伴いランプ本体の片側が支持体面へ向けて回り込んで行くため,回動軸を支持体面から十分大きく離しておくことが必要となり,支持体面とランプ本体との間にそれだけ余分な隙間を設けることが必要となってコンパクトな設計ができなくなる。
【0020】
本発明のLEDランプは,家庭のシーリングライトや,オフィス,店舗その他の施設のベースライトとして,また,店舗の商品陳列棚,商品の冷蔵ケース,冷蔵庫,鏡(三面鏡,一面鏡等)等の,照明の方向を使用者が随時変更できる照明装置として,利便性が高い。
【実施例】
【0021】
以下実施例を参照して本発明を更に詳細に説明するが,実施例はあくまでも例示であって,本発明が実施例に限定されることは意図しない。
【0022】
〔実施例1〕
図1は本発明の実施例1のLEDランプ1の端部付近の斜視図である。図において,端部の配線部位を示すため,末端カバーは取り外してある。図において,2はランプ本体であり,扁平な光透過部3を側面の片側に有している。ランプ本体2は,末端において支持手段4によって回動可能に支持されている。一点鎖線Axは回動軸を示しており,図から明らかなように,回動軸はランプ本体2の中心軸上にはなく,光透過部3の縁部の一方に沿って,本実施例ではランプ本体を通るように,配置されている。5は配線,6は配線固定ベルトである。本実施例のランプ本体2は,末端において,例えば,幅が45mmであるが,そのサイズは,支持手段4のサイズ及びランプ本体の長さと共に,任意に変更可能である。LEDランプ1は,図では見えない反対側の端部にも,支持手段を備え,それら両端にある一対の支持手段の形状は,互いに鏡像(面対称)の関係にある。なお,配線は一方の側のみにあれば足りる。
【0023】
図2及び3は,実施例1におけるランプ本体2及び支持手段4の,端部の斜め前方側及び斜め後方側からの分解図である。これらの図において,10は,ランプ本体2の側面を構成する外壁としてのカバーであり,半透明の樹脂製であって,実際は末端まで延びており,両端にある後述の末端キャップ及び末端カバーに挟まれた中間部を構成するが,内部を示すために途中で切除した形で示されている。ランプ本体2の内部には,LED素子を備えたLED基板12の複数が,押出成形アルミニウムの補強板14上に配列された形で収容されている。
【0024】
16は,カバー10の末端に他の部材を取付けるための取付金具であり,ネジ18によって補強板14に取り付けられるように構成されている。20はパッキンであり,末端キャップ22の内側に嵌め込まれる。末端キャップ22は,カバー10の末端の外周に嵌合してカバー10の末端を塞ぐことができるように構成されている。末端キャップ22は,先端付近にネジ山を有する2本のネジ24a,24bを,取付金具16の両端付近にあるネジ穴に留めるために通す管状部26a,26bを有している。管状部26aにはワッシャー28,29,30が嵌められ,これらのうちワッシャー29は,バネワッシャーである。
【0025】
支持手段4は,壁面その他の支持体面に固定される基部4aと,基部4aから立ち上がった支柱上に形成されている円盤状の支持部4bとを備えており,支持部4bは,ネジ24aを通すための貫通穴4cを有する。32は末端カバーであり,取付金具20に螺着されるネジ24a,24bで留められて,ランプ本体の末端キャップ22から支持部4bに至るまでの構造部分及び部材を覆うように構成されている。
【0026】
ネジ18により補強板14に固定された取付金具16に,末端カバー32までの部材がネジ24a,24bにより取り付けられると,それにより末端カバー32は,末端キャップ22,パッキン20及び取付金具16に一体として固定され,従って,補強版14及びカバー10とも一体化する。末端キャップ22の管状部26aは,支持手段4の支持部4bの貫通穴4cに通されていることにより拘束され,支持手段4に対する位置が固定されているが,回動運動までがそれにより阻止されている訳ではなく,一方,管状部26bはそのような拘束を何も受けていない。従って,ランプ本体2は,ネジ24aの中心軸を回動軸として,回動させることができる。
【0027】
バネワッシャーであるワッシャー29は,ネジ24aの螺着により,支持部4bと末端キャップ22との間で圧縮された状態となり,両側のワッシャーを一定の反発力で圧した状態に維持される。この反発力は,両側のワッシャー28,30から支持部4b及び末端キャップ22までの全体に及び,支持手段4に対するランプ本体2の回動に抵抗する摩擦力を生じさせる。この摩擦力により,ランプ本体2が自然に回動するのを防ぐことができる一方,この摩擦力より大きい力を手で加えればランプ本体2は所望の角度だけ簡単に回動させることができ,その後に手を放してもランプ本体2の位置は回動後のままに維持される。こうして,実施例1のLEDランプによれば,支持体面に取り付け後,ネジ24aの中心軸を回動軸として回動させて,照明方向を随時変更することができる。なお,末端キャップ22はそれ自身の中心面に対し対称である。このため,図の支持手段4をこれと鏡像関係(面対称)にある他端側の支持手段と取り換えて,末端キャップ22と組み合わせることもできる。そのようにした場合,支持手段の貫通穴に末端キャップ22の管状部26bが通るから,ランプ本体2は,ネジ24bの中心軸を回動軸とする回動が可能となり,その結果,開く方向を逆にすることができる。こうして,本実施例のLEDランプでは,天井その他の支持体に取り付けるに際し,ランプ本体の開く方向をその場で自由に選ぶことができる。
【0028】
図4は,本実施例におけるランプ本体端部付近の,末端カバー32を被せていない状態の斜視図であり,図5は,これに支持手段4を嵌めた状態の斜視図であり,図6は,これに末端キャップ32を被せてネジ24a,24bを螺着した固定した状態の斜視図である。
【0029】
図7は,本実施例のLEDランプの,(A)平面図,(B)側面図,(C)底面図であり,図8は端面図である。
【0030】
図9は,支持体面に取り付けられた実施例1のLEDランプの,ランプ本体2のフラップ式回動による種々の状態のうち,支持手段4に対して閉じられた状態(実践)及び開かれた状態(破線)の2つを示す端面図である。S1は,天井等,支持体を示す。
【0031】
図10は,支持体S2に取り付けられた本実施例のLEDランプにおいて,それぞれ,ランプ本体2が支持手段4に対して,閉じられた状態(A),45°開かれた状態(B),90°開かれた状態,及び110°開かれた状態(D)にあるときの端面図である。図においてランプ本体から延びる矢印は,光の放射方向(即ち,照明方向)を示す。
【0032】
図11は,支持体S3に取り付けられた本実施例の向かい合わせの2本のLEDランプにおいて,それぞれ,ランプ本体2が支持手段4に対して,共に閉じられた状態(A),共に20°開かれた状態(B),共に45°開かれた状態(C),共に90°開かれた状態(D),及び共に110°開かれた状態(E)にあるときの端面図である。図においてランプ本体から延びる矢印は,光の放射方向を示す。
【0033】
〔実施例2〕
図12は,実施例2のLEDランプの端面図である(図で,配線は省略されている)。本実施例のLEDランプは,実施例1のものと較べて左右が反転しており,相対的に幅広であり,LED素子の個数を増やした点で実施例1のものと相違するが,他の点及び回動に関する機能の点では,実施例1のものと同じである。図において,4’は支持手段,4a’は基部,32’は末端カバーを示す。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明のフラップ式LEDランプは,所望により,何時でも照明方向を変更することが可能であり,また,回動範囲を大きくとりつつも,支持手段が固定される支持体面と回動軸の距離を小さくとることができるため,スペースの限られた場所にも設置し易い。このため,本発明のフラップ式LEDランプは,家庭のシーリングライトや,オフィス,店舗その他の施設のベースライトとして,また,店舗の商品陳列棚,商品の冷蔵ケース,冷蔵庫,鏡(三面鏡,一面鏡等)等の,照明の方向を使用者が随時変更できる照明装置として,利便性が高い。
【符号の説明】
【0035】
1:LEDランプ
2:ランプ本体
3:光透過部
4,4’:支持手段
4a,4a’:基部
4b:支持部
4c:
5:配線
6:配線固定ベルト
10:カバー
12:LED基板
14:補強板
16:取付金具
18:ネジ
20:パッキン
22:末端キャップ
24a,24b:ネジ
26a,26b:管状部
28,30:ワッシャー
29:バネワッシャー
32,32’:末端カバー
Ax:回動軸
S1,S2,S3:支持体
【要約】
設置された場所において,照らす方向を変更することのできるフラップ式LEDランプ(1)が開示されている。該LEDランプは,両端部とそれらの間に延びる中間部とを含むランプ本体(2)と,これを両端部でを支持する一対の支持手段(4)とを含み,ランプ本体が,LED素子を内部に備えると共に,少なくとも中間部の側面の片側が扁平な光透過部(3)をなしており,該支持手段が,該ランプ本体を該長手方向の両端部において回動可能に支持し,回動軸(Ax)が,ランプ本体の光透過部を間に挟んで延びる2つの長手方向縁部のうちの一方に沿って,配置されていることを特徴とする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12