特許第5750006号(P5750006)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5750006
(24)【登録日】2015年5月22日
(45)【発行日】2015年7月15日
(54)【発明の名称】麻雀牌
(51)【国際特許分類】
   A63F 9/20 20060101AFI20150625BHJP
【FI】
   A63F9/20 514Z
   A63F9/20 514E
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2011-171080(P2011-171080)
(22)【出願日】2011年8月4日
(65)【公開番号】特開2013-34540(P2013-34540A)
(43)【公開日】2013年2月21日
【審査請求日】2014年7月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】000110217
【氏名又は名称】トッパン・フォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123788
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 昭夫
(74)【代理人】
【識別番号】100127454
【弁理士】
【氏名又は名称】緒方 雅昭
(72)【発明者】
【氏名】大石 教博
【審査官】 佐藤 久則
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−008701(JP,A)
【文献】 特開2010−253015(JP,A)
【文献】 特開2003−126539(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F9/00−9/20
9/26−11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
背面部材と腹面部材とが対向接合してなり、磁性体と非接触情報記録媒体が内蔵された麻雀牌であって、
前記背面部材は、平面部上に側壁が前記腹面部材側に起立してなり、前記磁性体を収容した収容部を有し、
前記非接触情報記録媒体は、前記収容部を取り囲むように配置されている麻雀牌。
【請求項2】
請求項1に記載の麻雀牌において、
前記背面部材と前記腹面部材との少なくともいずれか一方は、前記非接触情報記録媒体の少なくとも一部が収容される溝を有する麻雀牌。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁性体と非接触情報記録媒体を内蔵する麻雀牌に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、雀荘等においては、麻雀牌の山を卓上にセットする築牌を自動で行う自動麻雀卓が普及している。このような自動麻雀卓に用いられる麻雀牌は、磁石に吸着される磁性体が内蔵されており、この磁性体によって特定の方向から麻雀牌が吸着されることで同じ向きになるように卓上に築牌されることになる。
【0003】
さらには、非接触状態にて情報の読み取りが可能なICチップを内蔵した麻雀牌も考えられており、ICチップを内蔵した麻雀牌を麻雀ゲームに使用することにより、点数を自動的に計算したり、ゲームの進め方を参加者に教示したりすることができる(例えば、特許文献1,2参照)。
【0004】
ところで、自動麻雀卓用に磁性体を内蔵したものにおいては、ICチップ等の非接触情報記録媒体と、この非接触情報記録媒体から非接触状態にて情報を読み取る読み取り手段との間に磁性体が介在した場合、非接触情報記録媒体からの情報の読み取りが阻害されてしまう。そのため、非接触情報記録媒体を、麻雀牌のうち情報の読み取りが行われる面側に配置しておく必要がある(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特公平7−100087号公報
【特許文献2】特開2004−8701号公報
【特許文献3】特開2008−289763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、磁性体と非接触情報記録媒体を内蔵した麻雀牌においては、非接触情報記録媒体と、この非接触情報記録媒体から非接触状態にて情報を読み取る読み取り手段との間に磁性体が介在した場合、非接触情報記録媒体に対する情報の読み取りが阻害されてしまうため、その読み取り方向が制限されてしまうという問題点がある。麻雀ゲームにおいては、麻雀牌を麻雀卓上に様々な向きで置くことになるため、読み取り方向が制限されてしまうと、麻雀牌が特定の向きで麻雀卓上に置かれた場合にしか非接触情報記録媒体に対する情報の読み取りを行うことができなくなってしまい、配牌された状態、捨てられた状態等、牌があらゆる状態であっても非接触情報記録媒体に対する情報の読み取りを行うということが不可能となってしまう。
【0007】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、磁性体を内蔵しながらも非接触情報記録媒体に対して読み取り方向の制限なく情報の読み取りを行うことができる麻雀牌を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、
背面部材と腹面部材とが対向接合してなり、磁性体と非接触情報記録媒体が内蔵された麻雀牌であって、
前記背面部材は、平面部上に側壁が前記腹面部材側に起立してなり、前記磁性体を収容した収容部を有し、
前記非接触情報記録媒体は、前記収容部を取り囲むように配置されている。
【0009】
上記のように構成された本発明においては、背面部材と腹面部材とが対向接合してなる構成において、内蔵された磁性体によって特定の方向から麻雀牌が吸着されることで同じ向きになるように麻雀卓上に築牌されることになり、また、内蔵された非接触情報記録媒体に対して情報の読み取りが行われることにより、点数を自動的に計算したり、ゲームの進め方を参加者に教示したりすることができる。ここで、背面部材は、平面部上に側壁が腹面部材側に起立してなる収容部を有し、この収容部に磁性体が収容されており、非接触情報記録媒体が収容部を取り囲むように配置されているので、非接触情報記録媒体から非接触状態にて情報を読み取る読み取り手段によって非接触情報記録媒体に対する情報の読み取りをいかなる方向から行った場合でも、読み取り手段と磁性体との間に非接触情報記録媒体の一部が存在することとなり、それにより、非接触情報記録媒体に対して読み取り方向の制限なく情報の読み取りを行うことができる。
【0010】
また、背面部材と腹面部材との少なくともいずれか一方に、非接触情報記録媒体の少なくとも一部が収容される溝を設けることにより、背面部材と腹面部材とを接合させる際に、非接触情報記録媒体への圧力による負荷が軽減されて、非接触情報記録媒体が破損してしまうことが回避される。
【0011】
また、前記背面部材は、前記収容部の周囲であって前記腹面部材と当接する領域に第1の溝を有し、
前記腹面部材は、前記第1の溝に対向する領域に、前記第1の溝と併せた容積が前記非接触情報記録媒体の特定部分が収容可能な程度となる第2の溝を有し、
前記非接触情報記録媒体の特定部分が、前記第1の溝と前記第2の溝とが対向してなる収容溝に収容されている構成としてもよい。
【0012】
また、前記溝や前記収容溝の容積が、前記非接触情報記録媒体の特定部分の体積よりも大きく、前記溝や前記収容溝に生じた空隙に振動低減部材が充填されている構成としてもよい。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したように本発明においては、磁性体を収容した収容部を取り囲むように非接触情報記録媒体が配置されている構成としたため、非接触情報記録媒体から非接触状態にて情報を読み取る読み取り手段によって非接触情報記録媒体に対する情報の読み取りをいかなる方向から行った場合でも、読み取り手段と磁性体との間に非接触情報記録媒体の一部が存在することとなり、それにより、磁性体を内蔵しながらも非接触情報記録媒体に対して読み取り方向の制限なく情報の読み取りを行うことができる。
【0014】
また、背面部材と腹面部材との少なくともいずれか一方が、非接触情報記録媒体の少なくとも一部が収容される溝を有するものにおいては、背面部材と腹面部材とを接合させる際に、非接触情報記録媒体への圧力による負荷が軽減されて、非接触情報記録媒体が破損してしまうことを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の麻雀牌の実施の一形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は内部構造を示す断面図、(c)は背面部材の外観斜視図、(d)は背面部材を上から見た図である。
図2図1に示した麻雀牌のICチップに対する情報の読み取り状態を説明するための図である。
図3】本発明の麻雀牌の他の実施の形態を示す図であり、(a)は背面部材の断面図、(b)は背面部材の側面図である。
図4】本発明の麻雀牌の他の実施の形態を示す図であり、(a)は背面部材の断面図、(b)は背面部材を上から見た図である。
図5】本発明の麻雀牌の他の実施の形態を示す図であり、(a)は腹面部材の断面図、(b)は内部構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明の麻雀牌の実施の一形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は内部構造を示す断面図、(c)は背面部材10の外観斜視図、(d)は背面部材10を上から見た図である。
【0018】
本形態の麻雀牌は図1に示すように、樹脂材料からなる背面部材10と腹面部材20とが対向して熱融着によって接合されて構成されている。
【0019】
背面部材10は、平面部13上に側壁12が腹面部材20側に起立してなる収容部11を有している。収容部11は、その外形が平面部13よりも一回り小さくなっており、それにより、平面部13には収容部11の外側にフランジ部14が存在している。収容部11には、真ちゅう32と磁性体であるフェライト31が積み重ねられて収容されており、これらフェライト31と真ちゅう32は、収容部11の側壁12に設けられた凹部16によって固定されている。フェライト31は、この麻雀牌1を同じ向きになるように麻雀卓上に築牌する際に特定の方向から麻雀牌1を磁石に吸着するためのものである。そのため、フェライト31と真ちゅう32がこのように積み重ねられた状態では、麻雀牌1は背面部材10側から磁石に吸着されることになる。真ちゅう32は、麻雀牌1を、樹脂のみや樹脂と竹材等からなる一般的な麻雀牌と同程度の重さとするための重量調整用の部材である。
【0020】
収容部11の側壁12には、フランジ部14上にてアンテナ42が巻き付けられており、このアンテナ42にはICチップ41が接続されている。これらアンテナ42とICチップ41とから本願発明の非接触情報記録媒体が構成されている。これにより、非接触情報記録媒体が、収容部11を取り囲むように配置されていることになる。ICチップ41は、固有のIDが書き込まれており、この固有のIDが電磁誘導によってアンテナ42を介して非接触状態にて読み取られる。また、ICチップ41は不図示の耐熱樹脂によって覆われている。これは、背面部材10と腹面部材20との熱融着が、例えば150℃にて行われるのに対して、ICチップ41の耐熱温度が50℃程度であることが多いことから、背面部材10と腹面部材20とが熱融着によって接合される際にICチップ41を熱から保護するためである。なお、アンテナ42が側壁12に巻き付けられる位置は、フランジ部14上に限らないが、アンテナ42が真ちゅう32に近づくとICチップ41に対する読み取り可能距離が短くなってしまうため、フランジ部14上に近接した位置であることが最も好ましい。
【0021】
腹面部材20は、中空の箱型形状のものであり、収容部11を覆って背面部材10と対向接合されており、その表面には、牌の種類を示す文字21や数字が刻み込まれている。
【0022】
以下に、上記のように構成された麻雀牌1の利用方法について説明する。
【0023】
図1に示した麻雀牌1は、背面部材10の収容部11にフェライト31と真ちゅう32が収容されており、フェライト31が背面部材10側となるようにこれらが積み重ねられているため、麻雀牌1に磁石を近づけると麻雀牌1が背面部材10側から磁石に吸着され、それにより、麻雀牌1が同じ向きになるように麻雀卓上に築牌される。
【0024】
麻雀牌1が麻雀卓上に築牌された後、麻雀ゲームが開始される。麻雀卓には、ICチップ41に書き込まれたIDをアンテナ42を介して読み取るための読み取り手段が主要な箇所に設けられており、この読み取り手段にてICチップ41からIDが読み取られると、このIDに基づいて牌の種類が特定される。なお、ICチップ41に書き込まれたIDとその牌の種類とは、読み取り手段に接続されたデータベースにて対応づけられている。
【0025】
そして、特定された牌の種類に基づいて、点数を自動的に計算したり、ゲームの進め方を参加者に教示したりすることになる。
【0026】
ここで、麻雀ゲームが開始された後においては、麻雀牌1は、配牌された状態、捨てられた状態等、様々な向きで麻雀卓上に置かれることになる。そのため、麻雀卓に設けられた読み取り手段には、麻雀牌1を構成する6面のいずれかが対向することになる。
【0027】
図2は、図1に示した麻雀牌1のICチップ41に対する情報の読み取り状態を説明するための図であり、腹面部材20を省略した外観斜視図である。
【0028】
上述したように本形態の麻雀牌1においては、アンテナ42が、フェライト31を収容した収容部11の側壁12に巻き付けられることにより、アンテナ42及びICチップ41からなる非接触情報記録媒体がフェライト31を取り囲むように配置されているため、図2に示すように、麻雀牌1を構成する6面に対向するA〜F方向のいかなる方向からICチップ41に対する読み取りを行った場合でも、その読み取り手段と、読み取り手段によるICチップ41からの情報の読み取りを阻害するフェライト31との間にアンテナ42の一部が存在することとなり、それにより、ICチップ41に対して読み取り方向の制限なくIDの読み取りを行うことができる。なお、ICチップ41に対するIDの読み取り可能距離は、例えば、一人の参加者の手牌のIDのみを読み取るために、他の参加者の麻雀牌1のIDを読み取ることができない程度の距離となる数十mm程度であることが好ましい。
【0029】
これにより、麻雀ゲームが開始された後、麻雀牌1が配牌された状態においても、麻雀牌1が捨てられた状態においても、麻雀卓に設けられた読み取り手段によって、ICチップ41からIDを読み取りことができ、任意のタイミングで点数を自動的に計算したり、ゲームの進め方を参加者に教示したりすることができる。
【0030】
(他の実施の形態)
図3は、本発明の麻雀牌の他の実施の形態を示す図であり、(a)は背面部材の断面図、(b)は背面部材の側面図である。
【0031】
本形態における麻雀牌は、図1に示したものに対して背面部材の構成のみが異なるものであり、図3に示すように、側壁112のフランジ部114との境界部分にその全周に渡って溝115が設けられている。そして、この溝115に、ICチップ41とアンテナ42が収容されている。
【0032】
上述したように背面部材110と腹面部材20とを熱融着によって接合する場合、ICチップ41やアンテナ42には、熱による負荷がかかるとともに、圧力による負荷がかかることになる。そのため、背面部材110と腹面部材20とを熱融着した後に、背面部材110と腹面部材20を構成する樹脂材料が冷えて収縮した際、ICチップ41の破損やアンテナ42との接続不良等が生じてしまう虞れがある。
【0033】
そこで、本形態のように、側壁112のフランジ部114との境界部分にその全周に渡って溝115を設け、この溝115にICチップ41とアンテナ42を収容することにより、背面部材110と腹面部材20とを熱融着によって接合する際、ICチップ41やアンテナ42への圧力による負荷が軽減されて、ICチップ41の破損やアンテナ42との接続不良が生じてしまうことを回避することができる。
【0034】
図4は、本発明の麻雀牌の他の実施の形態を示す図であり、(a)は背面部材の断面図、(b)は背面部材を上から見た図である。
【0035】
本形態における麻雀牌は、図1に示したものに対して背面部材の構成のみが異なるものであり、図4に示すように、フランジ部214の側壁212との境界部分にその全周に渡って溝215が設けられている。そして、この溝215に、ICチップ41とアンテナ42が収容されている。
【0036】
本形態においても、フランジ部214の側壁212との境界部分に設けられた溝215にICチップ41とアンテナ42が収容されていることにより、背面部材210と腹面部材20とを熱融着によって接合する際、ICチップ41やアンテナ42への圧力による負荷が軽減されて、ICチップ41の破損やアンテナ42との接続不良が生じてしまうことを回避することができる。
【0037】
図5は、本発明の麻雀牌の他の実施の形態を示す図であり、(a)は腹面部材の断面図、(b)は内部構造を示す断面図である。
【0038】
本形態における麻雀牌は、図1に示したものに対して腹面部材の構成のみが異なるものであり、図5に示すように、腹面部材320の、背面部材10のフランジ部14に当接する部分に、側壁12に沿うようにしてその全周に渡って溝325が設けられている。そして、この溝325に、ICチップ41とアンテナ42が収容されている。
【0039】
本形態においても、腹面部材320に設けられた溝325にICチップ41とアンテナ42が収容されていることにより、背面部材10と腹面部材320とを熱融着によって接合する際、ICチップ41やアンテナ42への圧力による負荷が軽減されてり、ICチップ41の破損やアンテナ42との接続不良が生じてしまうことを回避することができる。
【0040】
なお、図3図5に示したものにおいては、ICチップ41とアンテナ42が、背面部材110,210や腹面部材320に設けられた溝115,215,325に収容されているが、ICチップ41のみが溝に収容される構成であってもよい。すなわち、図3図4に示したものにおいては、背面部材110の側壁112や背面部材210のフランジ部214の一部に、ICチップ41が側壁112や平面部213の表面から突出しない程度の深さと面積の溝を設ければよい。また、図5に示したものにおいては、腹面部材320のフランジ部14に当接する位置または近傍の位置に、ICチップ41の厚みに相当する深さでICチップ41を収容可能な面積の溝を設けてもよい。
【0041】
また、背面部材のうち腹面部材と当接する領域となる側壁やフランジ部の一部に第1の溝を設けるとともに、腹面部材の第1の溝に対向する領域に、第1の溝と併せた容積が非接触情報記録媒体の特定部分となるICチップ41が収容可能な程度となる第2の溝を設け、これら第1の溝と第2の溝とが対向してなる収容溝にICチップ41が収容された構成とすることも考えられる。
【0042】
さらに、上述した溝115,215,315や収容溝の容積が、ICチップ41の体積より大きな場合には、溝115,215,315や収容溝内に、これら容積と体積との差により生じる空隙を埋める程度に、振動抑止部材となる樹脂等のような材料を充填することにより、ICチップ41の振動を低減させることも考えられる。
【符号の説明】
【0043】
1 麻雀牌
10,110,210 背面部材
11,111,211 収容部
12,112,212 側壁
13,113,213 平面部
14,114,214,314 フランジ部
16 凹部
20,320 腹面部材
21 文字
31 フェライト
32 真ちゅう
41 ICチップ
42 アンテナ
115,215,325 溝
図1
図2
図3
図4
図5