特許第5750425号(P5750425)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5750425-サーボバルブ駆動装置及びサーボバルブ 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5750425
(24)【登録日】2015年5月22日
(45)【発行日】2015年7月22日
(54)【発明の名称】サーボバルブ駆動装置及びサーボバルブ
(51)【国際特許分類】
   F15B 13/043 20060101AFI20150702BHJP
【FI】
   F15B13/043 F
   F15B13/043 D
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-264334(P2012-264334)
(22)【出願日】2012年12月3日
(65)【公開番号】特開2014-109328(P2014-109328A)
(43)【公開日】2014年6月12日
【審査請求日】2014年6月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000232357
【氏名又は名称】横河電子機器株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(74)【代理人】
【識別番号】100108578
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 詔男
(74)【代理人】
【識別番号】100089037
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邊 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100094400
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(72)【発明者】
【氏名】杉目 道史
【審査官】 冨永 達朗
(56)【参考文献】
【文献】 特開平5−240209(JP,A)
【文献】 特開2011−185422(JP,A)
【文献】 米国特許第5465757(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F15B 13/00−13/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アーマチュアと、アーマチュアの周囲に巻回されると共に外部から駆動電力が供給されるコイルと、前記アーマチュアの両端において前記アーマチュアの端部を挟んで対向する第1の磁極及び第2の磁極を有する磁石と、前記アーマチュアの中央部に垂直状態で固定される棒状のフラッパと、前記フラッパを挟んで対向すると共に作動油を噴出する一対のノズルと、一端部が前記フラッパの先端部に結合される弾性変形可能なフィードバックワイヤと、前記ノズルにおける背圧の差に応じて移動する外部のスプール弁機構におけるスプールの凹部に摺動自在に設けられると共に前記フィードバックワイヤの他端部に設けられるボールとを備えるサーボバルブ駆動装置であって、
前記アーマチュアと前記第1の磁極との間に形成される第1のギャップと、前記アーマチュアと前記第2の磁極との間に形成される第2のギャップとは、不均衡に設定され、さらに前記第1のギャップと前記第2のギャップとのギャップ比は、前記ボールの変位の往路と復路との間に生じる変位差に起因する前記駆動電力の電流の変位ヒステリシスが小さくなるように設定されていることを特徴とするサーボバルブ駆動装置。
【請求項2】
請求項1に記載される前記サーボバルブ駆動装置と、外周面に凹部が設けられると共に前記ノズルにおける背圧の差に応じて移動するスプールを有するスプール弁機構とを備えることを特徴とするサーボバルブ。




【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーボバルブ駆動装置及びサーボバルブに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、作動油を用いてバルブの開度を調整するサーボバルブが開示されている。このようなサーボバルブは、アーマチュアと、アーマチュアの周囲に巻回されるコイルと、アーマチュアの両端においてアーマチュアの端部を挟んで対向する磁極を有する磁石と、アーマチュアの中央部に垂直状態で固定される棒状のフラッパと、フラッパを挟んで対向すると共に作動油を噴出する一対のノズルと、外周面に凹部が設けられると共にノズルにおける背圧の差に応じて移動するスプールを有するスプール弁機構と、一端部がフラッパの先端部に結合される弾性変形可能なフィードバックワイヤと、フィードバックワイヤの他端部に設けられると共にスプールの凹部に摺動自在に設けられるボールとを備え、コイルに電力が供給されることでアーマチュアの両先端部に磁極を生じさせ、磁石との間に働く力によりアーマチュアを傾けることでフラッパと各ノズルとの間隔を調整し、各ノズルから噴出する作動油の流量を変化させることで各ノズルにおける背圧を変化させてスプール弁機構(バルブ)の開度を調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平4−64702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来技術において、スプール弁機構の開度を調整するたびにスプールを移動させるのでボールが変位するが、磁気等の影響によってボールの変位の往路と復路との間に変位差が生じ、この変位差によってコイルに供給される駆動電力の電流に変位ヒステリシスが発生する。上記従来技術では、この変位ヒステリシスによってスプール弁機構の制御精度が低下するという問題が発生していた。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ボールの変位に起因するコイルに供給される駆動電力の電流の変位ヒステリシスを低減して、スプール弁機構の制御精度を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、サーボバルブ駆動装置に係る解決手段として、アーマチュアと、アーマチュアの周囲に巻回されると共に外部から駆動電力が供給されるコイルと、アーマチュアの両端においてアーマチュアの端部を挟んで対向する第1の磁極及び第2の磁極を有する磁石と、アーマチュアの中央部に垂直状態で固定される棒状のフラッパと、フラッパを挟んで対向すると共に作動油を噴出する一対のノズルと、一端部がフラッパの先端部に結合される弾性変形可能なフィードバックワイヤと、ノズルにおける背圧の差に応じて移動する外部のスプール弁機構におけるスプールの凹部に摺動自在に設けられると共にフィードバックワイヤの他端部に設けられるボールとを備えるサーボバルブ駆動装置であって、アーマチュアと第1の磁極との間に形成される第1のギャップと、アーマチュアと第2の磁極との間に形成される第2のギャップとは、不均衡に設定され、さらに第1のギャップと第2のギャップとのギャップ比は、ボールの変位の往路と復路との間に生じる変位差に起因する駆動電力の電流の変位ヒステリシスが小さくなるように設定されている、という手段を採用する。
【0007】
また、本発明では、サーボバルブに係る解決手段として、上記解決手段に係るサーボバルブ駆動装置と、外周面に凹部が設けられると共にノズルにおける背圧の差に応じて移動するスプールを有するスプール弁機構とを備える、という手段を採用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、アーマチュアと第1の磁極との間に形成される第1のギャップと、アーマチュアと第2の磁極との間に形成される第2のギャップとは、不均衡に設定され、さらに第1のギャップと第2のギャップとのギャップ比は、ボールの変位の往路と復路との間に生じる変位差に起因する駆動電力の電流の変位ヒステリシスが小さくなるように設定されているので、ボールの変位に起因するコイルに供給される駆動電力の電流の変位ヒステリシスを低減して、スプール弁機構の制御精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係るサーボバルブAの断面図である。
図2】本発明の実施形態における第1のギャップG1及び第2のギャップG2を示す図である。
図3】本発明の実施形態におけるギャップ比(第1のギャップG1/第2のギャップG2)の理想値との差と、ボール32の変位に起因する駆動電力の電流の変位ヒステリシスとの関係を示すグラフである。
図4】従来における駆動電力の電流の変位ヒステリシスと、本発明の実施形態における駆動電力の電流の変位ヒステリシスとを示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係るサーボバルブAは、図1に示すように、駆動部1、スプール弁機構2及びフィードバック部3から構成されており、駆動部1により生成された油圧によってスプール弁機構2の開度を調整する。なお、駆動部1及びフィードバック部3は、本実施形態におけるサーボバルブ駆動装置を構成するものである。
【0011】
上記駆動部1は、磁石11、コイル12、アーマチュア13、フラッパ14、支持部15及びノズル16から構成されている。このような駆動部1は、図示しない制御装置からコイル12に駆動電力が供給されることによってスプール弁機構2を駆動するためのノズル16における背圧を生成するものである。
【0012】
磁石11は、図1に示すように、コイル12及びアーマチュア13の上方を覆う上部カバー片11aと、上部カバー片11aの端部に設けられると共にN極としての性質を有する第1の磁極片11bと、第1の磁極片11bを上部カバー片11aにネジ止めする第1のネジ11cと、コイル12及びアーマチュア13の下方を覆う下部カバー片11dと、下部カバー片11dの端部に設けられると共にS極としての性質を有する第2の磁極片11eと、第2の磁極片11eを下部カバー片11dにネジ止めする第2のネジ11fとを備える。
【0013】
このような磁石11は、アーマチュア13の両端においてアーマチュア13の端部を挟んで対向するN極(第1の磁極片11b)及びS極(第2の磁極片11e)を有する。また、磁石11において、上記6つの構成要素(上部カバー片11a、第1の磁極片11b、第1のネジ11c、下部カバー片11d、第2の磁極片11e及び第2のネジ11f)は鉄や磁性合金等の磁性材からなり、これらに図示しない永久磁石が固定されることで第1の磁極片11bがN極としての性質を有し、一方第2の磁極片11eがS極としての性質を有する。
【0014】
コイル12は、アーマチュア13の周囲に巻回されており、上述した制御装置から駆動電力が供給されることでアーマチュア13の両先端部に磁極を生じさせる。
アーマチュア13は、鉄や磁性合金等の磁性材からなり、周囲にコイル12が巻回され、磁石11における第1の磁極片11bと第2の磁極片11eとの間で水平かつ傾斜自在に設けられている。
【0015】
フラッパ14は、棒状部材からなり、アーマチュア13の中心部に垂直状態で上端部が固定されると共に支持部15によって傾斜自在に支持されている。
支持部15は、フラッパ14を傾斜自在に支持するものである。
すなわち、上述した制御装置からコイル12に駆動電力が供給されると、コイル12に通電される駆動電力の大きさに応じた角度でアーマチュア13が水平状態から所望の角度だけ傾く、つまりフラッパ14が支持部15を支点として垂直状態から左側あるいは右側に所望の角度だけ傾斜するようになっている。
【0016】
ノズル16は、フラッパ14を挟んで対向して設けられる一対のノズルであり、各先端とフラッパ14との間には、例えば数十μの隙間が形成されている。また、ノズル16は、後述するスプール弁機構2のケーシング21のシリンダ室21aの両端部に連通されている。つまり、上述したフラッパ14の傾斜角度に応じて各ノズル16とフラッパ14との間隔が調整されるので、ノズル16から噴出する作動油の流量はフラッパ14の傾斜角度に応じて変化して、各ノズル16における背圧が、作動油を介して、ケーシング21のシリンダ室21aの両端部、すなわち後述するスプール弁機構2のスプール22の両端面に導かれるようになっている。
【0017】
スプール弁機構2は、内部にシリンダ室21aが設けられたケーシング21と、ケーシング21のシリンダ室21a内を摺動自在に移動するスプール22とから構成されている。
ケーシング21は、シリンダ室21aの両端部に駆動部1の両ノズル16の背圧が導かれるように構成されている。
【0018】
スプール22は、両ノズル16の背圧の差に応じてケーシング21のシリンダ室21aを軸心方向に移動するように構成されている。また、スプール22には、軸心方向に沿って間隔を保って4個のランド22a〜22dが設けられている。これらランド22a〜22dの内、22a、22bは軸心方向の両端側にそれぞれ設けられ、ランド22c,22dは軸心方向の中心部にそれぞれ設けられている。そして、ランド22c、22d間にはこれらランド22c、22dによって凹部22eが形成、つまりスプール22の軸心方向の中心部の外周面には凹部22eが環状に設けられ、この凹部22e内に後述するフィードバック部3のボール32が摺動自在に設けられている。
【0019】
なお、スプール弁機構2では、図面を簡略化するために省略されているが、スプール22の中心部に設けられるランド22c、22dに対応するケーシング21に、液体の入出用ポートが設けられ、スプール22の移動によってランド22c,22dが移動することによりポート開度、すなわち弁開度を調節できるように構成されている。
【0020】
フィードバック部3は、一端部がフラッパ14の先端部に結合される弾性変形可能なフィードバックワイヤ31と、フィードバックワイヤ31の他端部に設けられると共にスプール22の凹部22eに摺動自在に設けられるボール32とから構成されている。
【0021】
フィードバックワイヤ31は、スプール22の変位に追従して撓ると、その撓った状態から元の状態に復帰することにより、フラッパ14を中立位置に押し戻し、スプール22をその位置に停止させ、スプール22を介しての液体の流量を決定する。すなわち、フィードバックワイヤ31は、スプール22の変位をフラッパ14にフィードバックさせる機能を有するものである。
【0022】
ここで、駆動部1において、図2に示すように、アーマチュア13と磁石11の第1の磁極片11bとの間に形成される第1のギャップG1(L/2−g)と、アーマチュア13と磁石11の第2の磁極片11eとの間に形成される第2のギャップG2(L/2+g)とは、不均衡に設定され、第1のギャップG1と第2のギャップG2とのギャップ比(G1/G2)は、ボール32の変位の往路と復路との間に生じる変位差に起因する駆動電力の電流の変位ヒステリシスが小さくなるように設定されている。つまり、コイル12に供給される駆動電力の電流の変位ヒステリシスが小さくなる第1のギャップG1及び第2のギャップG2が形成されるように、第1の磁極片11bと第2の磁極片11eとの間にアーマチュア13を配置している。なお、この第1のギャップG1及び第2のギャップG2による作用の詳細については後述する。
【0023】
次に、このように構成された本サーボバルブAの動作及び作用について図3、4を参照して説明する。
本サーボバルブAでは、駆動部1へ供給される駆動電力が0の場合、フラッパ14は両ノズル16から等距離に位置し、両ノズル16から同量・同圧の作動油が噴出し、両ノズル16の背圧はバランスがとれた状態となる。このとき、スプール22は中立位置に位置している。
【0024】
上述した制御装置から駆動部1に駆動電力が供給されると、その駆動電力に比例して駆動部1にトルクが発生し、アーマチュア13が傾く。アーマチュア13が傾くと、アーマチュア13の傾きに追従してフラッパ14が一方のノズル16の方向に変位し、両ノズル16から等距離に位置していたフラッパ14と両ノズル16との距離が変化する。フラッパ14と両ノズル16との距離が変化することで、両ノズル32の背圧に差が生じる。この両ノズル16の背圧が変化することで、スプール22の両端面にかかる圧力に差が生じ、圧力の低い方へ向けてスプール22が移動することとなる。
【0025】
スプール22が移動すると、スプール22の移動に伴ってフィードバック部3のフィードバックワイヤ31が撓る。フィードバックワイヤ31が撓ると、フィードバックワイヤ31が元の形態に戻ろうとし、フラッパ14が押し戻される。この結果、スプール22の両端面にかかる圧力差が減少し、ついには、アーマチュア13にかかるトルクとスプール22の位置に基づくフィードバックワイヤ31にかかるトルクとが釣り合った位置でスプール22がその位置に停止する。このようにして、スプール弁機構2におけるケーシング21とスプール22との相対位置により、ケーシング21に設けられた入出用ポートを流れる液体の流量が決定される。
【0026】
この際、本サーボバルブAにおいて、アーマチュア13と磁石11の第1の磁極片11bとの間に形成される第1のギャップG1(L/2−g)と、アーマチュア13と磁石11の第2の磁極片11eとの間に形成される第2のギャップG2(L/2+g)とが、図2に示すように、アーマチュア13と第1の磁極片11bとの間に形成される第1のギャップG1と、アーマチュア13と第2の磁極片11eとの間に形成される第2のギャップG2とは、不均衡に設定され、第1のギャップG1と第2のギャップG2とのギャップ比(G1/G2)は、ボール32の変位の往路と復路との間に生じる変位差に起因する駆動電力の電流の変位ヒステリシスが小さくなるように設定されているので、駆動電力の電流の変位ヒステリシスは低減される。
【0027】
第1のギャップG1と第2のギャップG2とのギャップ比(G1/G2)には、駆動電力の電流の変位ヒステリシスを極小にするような理想値が存在する。図3は、その理想値との差と、ボール32の変位によって生じる駆動電力の電流の変位ヒステリシスとの関係を示したグラフである。
【0028】
図3に示すように、ギャップ比の理想値との差に比例して駆動電力の電流の変位ヒステリシスは大きくなる。つまり、第1のギャップG1と第2のギャップG2とを理想値に近づけて設定した場合には、駆動電力の電流の変位ヒステリシスを小さくすることができる。
【0029】
例えば、従来のように第1のギャップG1及び第2のギャップG2を調整しない場合には、図4(a)に示すように、ボールの往路における駆動電力の電流が5mAである場合における駆動電力の電流の変位ヒステリシスは1.0mAである。一方、本実施形態において、第1のギャップG1及び第2のギャップG2を理想値になるように調整した場合には、図4(b)に示すように、ボールの往路における駆動電力の電流が5mAである場合における駆動電力の電流の変位ヒステリシスは0.6mAである。
【0030】
なお、その際、本サーボバルブAにおける圧力ゲインは、40.34psig/mAである。また、本サーボバルブAでは、上述した制御装置からコイル12へ供給される駆動電力が0である場合でも、アーマチュア13を一定の初期傾斜に保持するために、ナルバイアスが印加されているが、このナルバイアスについては、−6.23mAであり、ギャップの調整前と同等である。
【0031】
このような本実施形態によれば、アーマチュア13と第1の磁極片11bの間に形成される第1のギャップG1と、アーマチュア13と第2の磁極片11eとの間に形成される第2のギャップG2とは不均衡に設定され、さらに第1のギャップG1と第2のギャップG2とのギャップ比は、ボール32の変位の往路と復路との間に生じる変位差に起因する駆動電力の電流の変位ヒステリシスが小さくなるように設定されているので、ボール32の変位に起因するコイル12に供給される駆動電力の電流の変位ヒステリシスを低減して、スプール弁機構2の制御精度を向上できる。
【0032】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【符号の説明】
【0033】
A…サーボバルブ、1…駆動部、2…スプール弁機構、3…フィードバック部、11…磁石、12…コイル、13…アーマチュア、14…フラッパ、15…支持部、16…ノズル、11a…上部カバー片、11b…第1の磁極片、11c…第1のネジ、11d…下部カバー片、11e…第2の磁極片、11f…第2のネジ、21…ケーシング、22…スプール、21a…シリンダ室、22a、22b、22c、22d…ランド、22e…凹部、31…フィードバックワイヤ、32…ボール、G1…第1のギャップ、G2…第2のギャップ
図1
図2
図3
図4