特許第5750448号(P5750448)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5750448リッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体
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  • 特許5750448-リッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5750448
(24)【登録日】2015年5月22日
(45)【発行日】2015年7月22日
(54)【発明の名称】リッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体
(51)【国際特許分類】
   B65D 77/20 20060101AFI20150702BHJP
【FI】
   B65D77/20 J
   B65D77/20 H
【請求項の数】2
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2012-536675(P2012-536675)
(86)(22)【出願日】2010年10月27日
(65)【公表番号】特表2013-509336(P2013-509336A)
(43)【公表日】2013年3月14日
(86)【国際出願番号】KR2010007432
(87)【国際公開番号】WO2011052997
(87)【国際公開日】20110505
【審査請求日】2013年10月25日
(31)【優先権主張番号】10-2009-0102720
(32)【優先日】2009年10月28日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】508139664
【氏名又は名称】シージェイ チェイルジェダン コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】CJ CHEILJEDANG CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】110000981
【氏名又は名称】アイ・ピー・ディー国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】チョン テホン
(72)【発明者】
【氏名】チャ グホァン
(72)【発明者】
【氏名】ジョ キョンシク
(72)【発明者】
【氏名】リュ キミン
【審査官】 八木 誠
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−196308(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D77/20、53/00、43/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内容物が収容され、上端部に外側に延びたフランジが形成され、内周面にロッキング部が形成された容器と、
前記ロッキング部に結合されて容器を開閉可能に密封させる密封キャップと、
前記密封キャップの上面に具備され、前記密封キャップの端から外側に突出するリッドフィルムとを含み、
前記密封キャップは、前記密封キャップの端に形成され、前記ロッキング部にロッキングまたはロッキング解除可能なロッキングリブを含み、
前記リッドフィルムのは、前記ランジに接着されたリッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体。
【請求項2】
前記密封キャップの底面に、密封キャップの開放方向を横切る方向に長く折曲溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体に関し、特に、リッドフィルムの損傷なく開封および再密封を可能にしたリッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、コチュジャン(唐辛子味噌)、ハムのような液体または固体状態の内容物は容器に密閉されて流通する。
【0003】
図1は、通常の密封容器を示すものであって、これは、内容物が収容される容器10と、容器10の上端の端に熱融着されるリッドフィルム11と、容器10に開閉可能に結合される蓋20とからなる。
【0004】
このような密封容器は、使用時、リッドフィルム11を容器10から分離させて密封状態を解除して用いるが、ほとんどの場合、アルミニウム薄板のようなフィルム形状のリッドフィルム11を容器10から除去させる時、リッドフィルム11が破れるなどの損傷があり、再使用が不可能になる。
【0005】
この場合、リッドフィルム11の表面に商標名などの広告文言を印刷する必要性がなくなり、消費者への便宜提供サービスの質が低下してしまう。
【0006】
さらに、破れたリッドフィルム11は、そのまま一部が容器10の上端の端に熱融着状態で残留し、内容物がそのまま残留するリッドフィルム11に付いて蓋20などに汚染するため、使用が不便になる。
【0007】
前記のように、従来の密封容器は、リッドフィルム11が容器10の上端の端に熱融着された後、蓋20によって最終的に密封されるが、このような構造は、リッドフィルム11を開封する時、内容物が容器10の上端の端に付くなどの汚染を誘発しやすく、リッドフィルム11が破れやすくなるため、蓋20の汚染を防止しながら再密閉して用いるのに不利になる。
【0008】
また、流通中または生産中に蓋20が開放された場合、リッドフィルム11の損傷が発生することがあり、不良品を量産するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】韓国特許出願第10−2005−0051490A号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、開封時、リッドフィルムの損傷を防止しながら再密閉を可能にしたリッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体を提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、容器から容易に開封できるようにしたリッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体を提供することである。
【0012】
本発明のさらに他の目的は、容器に収容された内容物に切断案内突起が形成できるようにしたリッドフィルム一体型密封キャップを有する容器構造体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の目的を達成するための本発明は、内容物が収容され、上端部に外側に延びたフランジが形成され、内周面にロッキング部が形成された容器と、前記ロッキング部に結合されて容器を開閉可能に密封させる密封キャップとを備える容器構造体において、前記密封キャップの端に、前記ロッキング部にロッキングまたはロッキング解除可能なロッキングリブが形成され、前記密封キャップの上面に熱融着され、その端が前記密封キャップの端から外側に突出するリッドフィルムを備え、前記リッドフィルムの端が前記容器のフランジに熱融着されていることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の容器構造体は、前記密封キャップの底面に、密封キャップの開放方向を横切る方向に長手方向に長く折曲溝が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明の容器構造体は、リッドフィルム40と密封キャップ50とが一体に熱接着されることにより、リッドフィルム40を損傷なく開封させることができ、これにより、リッドフィルム40に印刷された商標名などの広告文言が長持ちできるようにして使用者への便宜を提供することができる。
【0016】
また、密封キャップ50の底面に折曲溝51を形成させることにより、密封キャップ50の開封を容易にし、かつ、内容物の上面に切断案内突起101を形成するようにして内容物の一定間隔での切断を便利にする。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】従来の容器構造体を示す斜視図である。
図2】本発明の実施形態の容器構造体を示す断面図である。
図3図2の容器構造体の密封キャップを開封させる状態の断面図である。
図4】本発明の容器構造体に内容物が収容された状態の断面図である。
図5】本発明の容器構造体に収容された内容物を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施形態の容器構造体は、リッドフィルムを損傷なく開封させることができ、これにより、リッドフィルムに印刷された商標名などの広告文言が長持ちできるようにして使用者への便宜を提供することができる。
【0019】
本発明の実施形態の容器構造体を示す図2図4を参照すると、これは、内容物100が収容され、上端部に外側に延びたフランジ31が形成され、内周面にロッキング部32が形成された容器30と、前記ロッキング部32に結合されて容器30を開閉可能に密封させる密封キャップ50とを備える。
【0020】
前記密封キャップ50の端には、前記ロッキング部32にロッキングまたはロッキング解除可能なロッキングリブ52が形成されており、前記密封キャップ50の上面には、リッドフィルム40が熱融着されて一体型に形成されている。
【0021】
一方、密封キャップ50の上面に熱融着されたリッドフィルム40の端は、密封キャップ50の端から外側に突出し、すなわち、リッドフィルム40は、密封キャップ50より大きく製作され、リッドフィルム40の端が前記容器30のフランジ31に熱融着される。
【0022】
前記密封キャップ50とリッドフィルム40との融着力は、ロッキング部32とロッキングリブ52との結合力より大きくし、リッドフィルム40とフランジ31との融着力を解除させた後、ロッキング部32からロッキングリブ52のロッキング力を解除させる時、リッドフィルム40が密封キャップ50から分離される現象が防止されるようにした。
【0023】
一方、前記密封キャップ50の底面には、密封キャップ50の開放方向を横切る方向に長手方向に長く折曲溝51が形成される。この場合、図3のように、密封キャップ50が反りながら開放される時、その反りを容易にして開放しやすくする。
【0024】
また、密封キャップ50の底面に形成された折曲溝51は、容器30に収容される内容物100の上面に、図5のように切断案内突起101を形成し、以後、内容物100を切断するにあたって一定の大きさに切断できるようにする。
【0025】
上記のような構成の容器構造体は、再密封機能を有する密封キャップ50を提供するために、リッドフィルム40に認識マークを用いて指定された位置に密封キャップ50を熱接着させ、これを容器30に強制的に挿入した後(ロッキングリブ52とロッキング部32との結合)、容器30のフランジ31にリッドフィルム40の端を熱接着させる方法によって容器構造体を生産する。
【0026】
一方、開封時に、密封キャップ50とリッドフィルム40とが分離されないようにするために、まず、リッドフィルム40と密封キャップ50とを熱接着させ、続いて、密封キャップ50を容器30に結合させた後に、リッドフィルム40の端とフランジ31とを熱接着させる。
【0027】
上記のような容器構造体は、リッドフィルム40と密封キャップ50とが一体に熱接着されることにより、リッドフィルム40を損傷なく開封させることができ、これにより、リッドフィルム40に印刷された商標名などの広告文言が長持ちできるようにして使用者への便宜を提供することができる。
【0028】
また、密封キャップ50の底面に折曲溝51を形成させることにより、密封キャップ50の開封を容易にし、かつ、内容物の上面に切断案内突起101を形成するようにして内容物の一定間隔での切断を便利にする。
図1
図2
図3
図4
図5