特許第5751618号(P5751618)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5751618
(24)【登録日】2015年5月29日
(45)【発行日】2015年7月22日
(54)【発明の名称】LEDランプ及び照明装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20060101AFI20150702BHJP
【FI】
   F21S2/00 215
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2011-90289(P2011-90289)
(22)【出願日】2011年4月14日
(65)【公開番号】特開2012-221930(P2012-221930A)
(43)【公開日】2012年11月12日
【審査請求日】2014年3月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】300022353
【氏名又は名称】NECライティング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(72)【発明者】
【氏名】古川 敦
【審査官】 石田 佳久
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−286615(JP,A)
【文献】 特開2010−199062(JP,A)
【文献】 特開2005−243520(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3152234(JP,U)
【文献】 特開2009−048920(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0162845(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
F21V 14/06
F21K 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
LED発光素子を有する光源部と、前記光源部が発する発光を照明対象に投射するレンズと、前記レンズを前記光源部に対して進退させる進退機構と、を備えるLEDランプであって、
前記レンズを内蔵するとともに前記光源部を閉囲するグローブを備え、
前記進退機構は、
前記光源部に直接又は間接に固定されて、前記光源部の光軸回りに旋回するねじ溝と、
前記ねじ溝に螺合するとともに前記グローブに固定される環状部材と、
から構成され、
前記グローブの中に固定されるレンズ保持体を備え、
前記レンズは前記レンズ保持体を介して、前記グローブに固定保持され、
前記レンズ保持体は、前記レンズを前記グローブの内部に保持するとともに、前記環状部材に固定されている、
ことを特徴とするLEDランプ。
【請求項2】
前記光源部を固定保持する円柱状の基体部を備えるとともに、
前記ねじ溝は前記基体部の外周面に螺刻されて、雄ねじを形成し、
前記環状部材は前記雄ねじと螺合する雌ねじを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ。
【請求項3】
前記レンズ保持体の内径は、前記環状部材に接する側から前記レンズを保持する側に向けて漸減し、前記レンズを保持する側で最小になる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のLEDランプ。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のLEDランプを備える照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDランプ及び照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
LEDランプは、発光ダイオード(以下、LED)と点灯回路を共通の筐体に納めて一体化した照明器具であり、電源に接続するだけで点灯することができる。また、LEDランプは、白熱電球に比べて消費電力が小さいので、つまり省エネ性に優れるので、近年、白熱電球に代わって広く普及しつつある。なお、外形および寸法を白熱電球に準じたものにするとともに、白熱電球と同じ形式の口金を備えるLEDランプを、特に、LED電球、あるいは電球型LEDランプと呼ぶことがある。
【0003】
LEDランプの光源部は、一般に、複数のLEDを平面状の基板に配列して構成されるので、そのままでは、主として該基板に垂直な方向に発光が投射される。そこで、LEDランプはLEDの発光を拡散するレンズを備えている。また、発光が照射される範囲(配光範囲)を調整できるように、レンズとLEDの距離を任意に変更、つまりレンズをLEDに対して自在に進退できるようにしたLEDランプも知られている。
【0004】
例えば、特許文献1には、グローブを兼ねたガラスレンズを回転させることにより移動させ、ガラスレンズと光源部との間の距離を調節することで、配光範囲の調整が可能な電球形LEDランプが開示されている。また、特許文献2には、グローブを兼ねた集光レンズを、光源部が設けられた外郭部材の内ネジ部にねじ込むことで、配光範囲の調整が可能な電球形LEDランプが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−243770号公報
【特許文献2】特開2008−251512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載された電球形LEDランプでは、ガラスレンズを手で回転させて配光範囲を調整する、つまり、ガラスレンズに手を触れるので、ガラスレンズが手垢で汚れ、照度が低下する場合があった。また、特許文献2に記載された電球形LEDランプにおいても、集光レンズを手でねじ込んで配光範囲を調整するため、集光レンズが手垢で汚れ、照度が低下する場合があった。さらに、特許文献1及び特許文献2に記載された電球形LEDランプでは、グローブを兼ねたレンズを移動させて配光範囲を調整するため、電球形LEDランプの本体から外れて、地面に衝突して破損する場合があった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、手垢等の付着による照度の低下を抑制し、レンズ破損の危険性を低減し、かつ、簡便に配光範囲を調整することができるLEDランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るLEDランプは、
LED発光素子を有する光源部と、前記光源部が発する発光を照明対象に投射するレン
ズと、前記レンズを前記光源部に対して進退させる進退機構と、を備えるLEDランプで
あって、
前記レンズを内蔵するとともに前記光源部を閉囲するグローブを備え、
前記進退機構は、
前記光源部に直接又は間接に固定されて、前記光源部の光軸回りに旋回するねじ溝と

前記ねじ溝に螺合するとともに前記グローブに固定される環状部材と、
から構成され、
前記グローブの中に固定されるレンズ保持体を備え、
前記レンズは前記レンズ保持体を介して、前記グローブに固定保持され、
前記レンズ保持体は、前記レンズを前記グローブの内部に保持するとともに、前記環状部材に固定されている、
ことを特徴とする。
【0009】
本発明の第2の観点に係る照明装置は、
上記の第1の観点に係るLEDランプを備える、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、手垢等の付着による照度の低下を抑制し、レンズ破損の危険性を低減し、かつ、簡便に配光範囲を調整することができるLEDランプ及び照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施形態に係るLEDランプを示す外観模式図であり、レンズと光源部との間の距離を最小にした状態を示している。
図2】LEDランプのレンズと光源部との間の距離を最大にした状態を示す外観模式図である。
図3】LEDランプのベゼルを基体部から取り外した状態を示す外観模式図である。
図4】LEDランプの一部を切り欠いて示す外観模式図である。
図5】LEDランプの環状部材(ベゼル)の外観模式図である。
図6】LEDランプの配光範囲を示す模式図である。(a)は配光範囲を狭くした状態を、(b)は配光範囲を広くした状態を、それぞれ示している。
図7】本発明の実施形態に係る照明装置を示す外観模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を実施するための形態に係るLEDランプについて、図面を参照しつつ説明する。
【0013】
図1図4に示すように、本実施形態に係るLEDランプ100は、いわゆる電球形LEDランプであり、従来の(伝統的な)白熱電球に準じた外形を備える。また、LEDランプ100は、光源部102、外郭部材108、口金110と、ねじ溝112、基体部114、環状部材(以下、ベゼルという)116、レンズ保持体118、レンズ120、及びグローブ122を備える。
【0014】
光源部102は、例えば、アルミニウム等の金属材料、又はセラミック等の絶縁材料を用いて平板状に形成された基板に、1個又は複数個のLEDが実装されて構成される。該LEDの形式や形態は特に限定されず、例えば、COB(Chip On Board)タイプ、SMD(Surface Mount Device)タイプ等を目的用途に応じて選択すればよい。また、該LEDの発光色は、LEDランプ100の目的、用途等に応じて、白色、赤色、青色、緑色等、又はこれらの組み合わせから選択される。例えば、室内照明に使用する場合は、一般に白色が選択される。また光源部102は、例えば、接着、ねじ止め等によって、基体部114に固定される。
【0015】
外郭部材108は、白熱電球のネック部の形状に近似した外形を有する筐体であり、その内部に、図示しない点灯回路を内蔵している。また前記点灯回路と外郭部材108の間には、図示しない絶縁体があって、外郭部材108と点灯回路の間を電気的に絶縁している。また、外郭部材108の上端には、基体部114が取り付けられ、前述したように、基体部114には光源部102が取り付けられている。また、外郭部材108の下端には、口金110が取り付けられている。なお、外郭部材108の素材は、特に限定されないが、例えば、金属、合成樹脂等が選ばれる。
【0016】
口金110は、LEDランプ100を商用電源に接続する一種の接続装置であり、従来の白熱電球用のソケットに装着することができる形式のもの、例えば、エジソンタイプE26形、同E17形等が選ばれる。なお、口金110は外郭部材108に内蔵された前記点灯回路に電気的に接続され、前記点灯回路は光源部102に電気的に接続されている。
【0017】
さて、基体部114は、外郭部材108と光源部102の間にあって、両者を連結する円柱状の部材であり、例えば、接着等により、外郭部材108に固定される。また、基体部114の外周にはねじ溝112が螺刻されている。なお、基体部114(円柱)の中心軸は光源部102の光軸と一致するように配置され、ねじ溝112は基体部114の中心軸(光源部102の光軸)回りに旋回する。その結果、基体部114は雄ねじとして機能する。なお、基体部114の素材は、特に限定されないが、例えば、放熱性が良好な金属、合成樹脂等が選ばれる。
【0018】
図5に示すように、ベゼル116は、環状の部材であり、ベゼル116の内周面には、ねじ溝117が形成される。そして、ねじ溝117は基体部114のねじ溝112と螺合する。つまりベゼル116は基体部114に螺合するナット(雌ねじ)としての機能を有する。そのため、ベゼル116を、基体部114の(円柱の)軸回りに回転させると、ベゼル116は基体部114の軸方向に移動する。また、ベゼル116はグローブ122に接着固定されている。したがって、ベゼル116を回転させると、グローブ122も基体部114の軸方向に移動する。また、ベゼル116の外周は、指でつまみやすい形状、例えば、図5に示すような多角形状に形成される。なお、ベゼル116の素材は、特に限定されないが、例えば、金属、合成樹脂等が選ばれる。
【0019】
レンズ保持体118は、グローブ122に固定されて、レンズ120を保持する部材である。つまり、レンズ120をグローブ122の内部に保持する部材である。また、レンズ保持体118はベゼル116にも固定される。なお、レンズ保持体118とグローブ122、及びレンズ保持体118とベゼル116の間の結合手段は、特に限定されないが、例えば、接着であってもよい。
【0020】
また、図4に示すように、レンズ保持体118は漏斗形の形状を有し、レンズ120は該漏斗形の一方の開口に保持され、該漏斗形の他方の開口はベゼル116に接する。レンズ保持体118の内径は、ベゼル116に接する側からレンズ120を保持する側に向けて漸減し、レンズ120を保持する側で最小になる。レンズ保持体118の素材には、例えば、ガラス、透明な合成樹脂等が選ばれる。
【0021】
レンズ120は、光源部102の発光を所定の配光範囲に拡散させる機能を有する。本実施形態のレンズ120は、円錐台状に形成されて、円錐台の底面の周縁部が、レンズ保持体118に接着等されて、レンズ保持体118に固定されている。レンズ120の素材には、例えば、ガラス、透明な合成樹脂等が選ばれる。
【0022】
グローブ122は、光源部102を閉囲して、光源部102を保護する半球状の部材である。また、前述したように、グローブ122の内部には、レンズ保持体118を介してレンズ120が保持されている。グローブ122の素材には、光拡散性を有する透明、乳白色等のガラス、合成樹脂等が選ばれる。
【0023】
さて、LEDランプ100は、ベゼル116を備えるので、ベゼル116を手で回転させることによって、つまり、グローブ122に手を触れないで、グローブ122を外郭部材108に対して進退させることができる。例えば、ベゼル116を反時計回りに回転させれば、図1に示すように、グローブ122は外郭部材108に接近する。逆に、ベゼル116を時計回りに回転させれば、図2に示すように、グローブ122は外郭部材108から遠ざかる。また、光源部102は基体部114に固定され、レンズ120はグローブ122に固定されているから、グローブ122を外郭部材108に対して進退させると、レンズ120は光源部102に対して進退する。
【0024】
言い替えると、LEDランプ100はレンズ120を光源部102に対して進退させる進退機構を備え、該進退機構は、光源部102に直接又は間接に固定されて、光源部102の光軸回りに旋回するねじ溝112と、ねじ溝112に螺合するとともにグローブ122に固定されるベゼル(環状部材)116とから構成される。
【0025】
そして、レンズ120を光源部102に対して進退すると、LEDランプ100の配光範囲が変更される。ここで、レンズ120と光源部102との間の距離L(L1,L2)と、LEDランプ100の配光範囲の面積S(S1,S2)との関係を図6に示す。すなわち、レンズ120と光源部102との間の距離を大きく(L=L1)すると、配光範囲の面積は狭く(S=S1)なる(図6(a)参照)。逆に、レンズ120と光源部102との間の距離を小さく(L=L2)すると、配光範囲の面積は広く(S=S2)なる(図6(b)参照)。
【0026】
このように、本実施形態に係るLEDランプ100は、ベゼル116を回転させることでレンズ120を光源部102に対して進退させて、配光範囲を変更することができる。このため、配光範囲を変更する際に、レンズ120及びグローブ122を直接手で触ることがなく、レンズ120及びグローブ122を手垢で汚すことがないことから、LEDランプ100の照度の低下を抑制することができる。
【0027】
また、本実施形態に係るLEDランプ100においては、グローブ122の内部にレンズ120を配置している。このため、グローブ122が外郭部材108から外れても、レンズ120が地面へ直接衝突することがないから、レンズ120が破損する危険性を低減させることができる。
【0028】
さらに、本実施形態に係るLEDランプ100においては、ベゼル116を回転させることでレンズ120を進退させるため、ベゼル116の可動範囲内において、レンズ120と光源部102との間の距離を無段階に調節することができる。これにより、LEDランプ100の配光範囲の微妙な調整が可能となる。
【0029】
以上のように、本実施形態に係るLEDランプ100においては、手垢等の付着による照度の低下を抑制し、レンズ破損の危険性を低減し、かつ、簡便に配光範囲を調整することができ、場所、用途、雰囲気等に応じた配光設定が可能となる。
【0030】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記実施形態では、「光源部に直接又は間接に固定されて、光源部の光軸回りに旋回するねじ溝」の具体例として、ねじ溝112を示したが、「ねじ溝」は基体部114の外周に螺刻されたものには限定されない。外郭部材108に、このような「ねじ溝」が螺刻されてもよいし、光源部102自体を円柱状に形成して、その外周に「ねじ溝」が螺刻されてもよい。また、「ねじ溝」は雄ねじを形成するものには限定されない。例えば、外郭部材108に雌ねじを形成し、ベゼル116に雄ねじを備えるようにしてもよい。また、「環状部材」は、ベゼル116のように、グローブ122と別途に製造されて、組み立ておよび固定されるものには限定されない。「環状部材」は「グローブ」と一体に成形されるものであってもよい。
【0031】
また、LEDランプ100は、いわゆる電球型LEDランプであるが、本発明は電球型LEDランプだけに適用されるものではない。本発明は各種様々な形態、形式のLEDランプに適用される。また、本実施形態においては、ベゼル116を手動で回転させる形態を示したが、ベゼル116を機械によって回転させてもよい。例えば、ベゼル116を歯車、ローラ、ベルト等を介して、サーボモータと連結して、サーボモータでベゼル116を回転させるようにすれば、例えば、リモコン操作等による遠隔操作が可能になる。
【0032】
また、本実施形態においては、ベゼル116にレンズ保持体118及びグローブ122が連結されている例を示したが、ベゼル116とレンズ120とグローブ122が一体になって、外郭部材108に対して回転及び進退するように構成されていれば十分である。例えば、ベゼル116とグローブ122は直接に連結されていなくてもよい。つまり、レンズ保持体118を介して、ベゼル116とグローブ122が間接的に連結されてもよい。また、ベゼル116とレンズ保持体118は直接に連結されていなくてもよい。つまり、グローブ122を介して、ベゼル116とレンズ保持体118が間接的に連結されてもよい。あるいは、レンズ保持体118を省いて、レンズ120をグローブ122に直接又はベゼル116を介して連結するようにしてもよい。
【0033】
なお、図7に示すように、本実施形態に係るLEDランプ100を、照明装置200に用いることができる。照明装置200は、照明装置本体202と、反射板204と、ソケット206と、ソケット206に装着されたLEDランプ100と、から構成される。これにより、手垢等の付着による照度の低下を抑制し、レンズ破損の危険性を低減し、かつ、簡便に配光範囲を調整することができる照明装置200が実現する。
【0034】
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
【0035】
(付記1)LED発光素子を有する光源部と、前記光源部が発する発光を照明対象に投射するレンズと、前記レンズを前記光源部に対して進退させる進退機構と、を備えるLEDランプであって、
前記レンズを内蔵するとともに前記光源部を閉囲するグローブを備え、
前記進退機構は、
前記光源部に直接又は間接に固定されて、前記光源部の光軸回りに旋回するねじ溝と、
前記ねじ溝に螺合するとともに前記グローブに固定される環状部材と、
から構成される、
ことを特徴とするLEDランプ。
【0036】
(付記2)前記光源部を固定保持する円柱状の基体部を備えるとともに、
前記ねじ溝は前記基体部の外周面に螺刻されて、雄ねじを形成し、
前記環状部材は前記雄ねじと螺合する雌ねじを備える、
ことを特徴とする付記1に記載のLEDランプ。
【0037】
(付記3)前記グローブの中に固定されるレンズ保持体を備え、
前記レンズは前記レンズ保持体を介して、前記グローブに固定保持される、
ことを特徴とする付記1又は2に記載のLEDランプ。
【0038】
(付記4)付記1乃至3のいずれか1つに記載のLEDランプを備える照明装置。
【符号の説明】
【0039】
100 LEDランプ
102 光源部
108 外郭部材
110 口金
112 ねじ溝
114 基体部
116 環状部材(ベゼル)
117 ねじ溝
118 レンズ保持体
120 レンズ
122 グローブ
200 照明装置
202 照明装置本体
204 反射板
206 ソケット
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7