特許第5752783号(P5752783)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5752783マルチ−セルTDD通信システムにおける応答信号の送信に対するリソースインデクシング
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5752783
(24)【登録日】2015年5月29日
(45)【発行日】2015年7月22日
(54)【発明の名称】マルチ−セルTDD通信システムにおける応答信号の送信に対するリソースインデクシング
(51)【国際特許分類】
   H04L 1/16 20060101AFI20150702BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20150702BHJP
   H04J 11/00 20060101ALI20150702BHJP
   H04J 13/14 20110101ALI20150702BHJP
   H04J 3/00 20060101ALI20150702BHJP
【FI】
   H04L1/16
   H04W72/04 111
   H04W72/04 136
   H04J11/00 Z
   H04J13/14
   H04J3/00 A
【請求項の数】10
【全頁数】34
(21)【出願番号】特願2013-502480(P2013-502480)
(86)(22)【出願日】2011年3月31日
(65)【公表番号】特表2013-526121(P2013-526121A)
(43)【公表日】2013年6月20日
(86)【国際出願番号】KR2011002224
(87)【国際公開番号】WO2011122874
(87)【国際公開日】20111006
【審査請求日】2012年9月27日
(31)【優先権主張番号】61/319,524
(32)【優先日】2010年3月31日
(33)【優先権主張国】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】アリス・パパサケラリオウ
(72)【発明者】
【氏名】ジュン−ヨン・チョ
【審査官】 谷岡 佳彦
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2010/106786(WO,A1)
【文献】 国際公開第2010/013963(WO,A2)
【文献】 国際公開第2010/019522(WO,A1)
【文献】 国際公開第2011/041445(WO,A1)
【文献】 Huawei,PUCCH design for carrier aggregation[online], 3GPP TSG-RAN WG1#58 R1-093046,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_58/Docs/R1-093046.zip>,2009年 8月
【文献】 ZTE,ACK/NACK Design for LTE-Advanced[online], 3GPP TSG-RAN WG1#58 R1-093208,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_58/Docs/R1-093208.zip>,2009年 8月
【文献】 NEC Group,PDCCH Structure for LTE-Advanced System[online], 3GPP TSG-RAN WG1#57 R1-091692,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_57/Docs/R1-091692.zip>,2009年 5月
【文献】 CATT,Benefits of PDCCH Active component carrier set for UL Control Channel[online], 3GPP TSG-RAN WG1#59 R1-094539,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_59/Docs/R1-094539.zip>,2009年11月
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 1/16
H04J 3/00
H04J 11/00
H04J 13/14
H04W 72/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ装備(UE)が通信システムにおける応答信号送信電力を調整するための各々のダウンリンク(DL)スケジューリング割当(SA)に含まれた送信電力制御(TPC:Transmission Power Control)IE(Information Element)とDL SAを表すための各々のDL SAに含まれたダウンリンク割当インデックス(DAI:Downlink Assignment Index)情報エレメント(IE:Information Element)を使用して応答信号送信に対するリソースを決定する方法であって、
前記UEは基地局から送信された複数のDL SAsを受信し、前記DL SAsの各々は、各々のDLコンポーネントキャリア(CC)と関連し、前記UEが前記DL SAsの受信に応答して、アップリンク(UL)CCで前記応答信号を送信するステップを含み、
前記送信するステップは、
1と等しいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連したDL SAでのTPC IE値から応答信号送信のための電力調整を決定するステップと、
1より大きいDAI IE値を有する前記第1のDL CCと関連した各々のDL SAでのTPC IE値と、前記第1のDL CCの他の異なるDL CCと関連した各々のDL SAでのTPC IE値から前記応答信号送信に対するリソースを決定するステップと、
を含むことを特徴とする、リソース決定方法。
【請求項2】
通信システムにおける応答信号送信電力を調整するための各々のダウンリンク(DL)スケジューリング割当(SA)に含まれた送信電力制御(TPC:Transmission Power Control)IE(Information Element)とDL SAを表すための各々のDL SAに含まれたダウンリンク割当インデックス(DAI:Downlink Assignment Index)情報エレメント(IE:Information Element)を使用して応答信号送信に対するリソースを決定するユーザ装備(UE)装置であって、
前記UE装置は基地局から送信された複数のダウンリンク(DL)スケジューリング割当(SAs)を受信し、前記DL SAsの各々は、各々のDLコンポーネントキャリア(CC)と関連し、前記UEが前記DL SAsの受信に応答して、アップリンク(UL)CCで前記応答信号を送信し、
前記UE装置は、
1と等しいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連したDL SAでのTPC IE値を使用して応答信号送信電力を調整するための送信電力コントローラと、
1より大きいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連した各々のDL SAでのTPC IE値と、前記第1のDL CCの他の異なるDL CCと関連した各々のDL SAでのTPC IE値から応答信号を送信するためのリソースを割り当てるためのリソース割当コントローラと、
割り当てられたリソースで調整された送信電力を有する応答信号を送信するための送信機と、
を含む、
ことを特徴とする、ユーザ装備装置。
【請求項3】
前記TPC IE値が1より大きいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連した各々のDL SAと、前記第1のDL CCの他の異なるDL CCと関連した各々のDL SAで同一であることを特徴とする、請求項に記載のリソース決定方法。
【請求項4】
1より大きいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連した各々のDL SAと前記第1のDL CCの他の異なるDL CCと関連した各々のDL SAで前記TPC IE値は応答信号を送信するための無線リソース制御シグナリングを通じて基地局により前記UEに対して構成されるリソースに対するインデックスであることを特徴とする、請求項に記載のリソース決定方法。
【請求項5】
1と等しいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連したDL SAのみ受信された場合に、応答信号を送信するための割り当てられたリソースは、前記DL SAを送信することに使われるCCEsから導出されることを特徴とする、請求項に記載のリソース決定方法。
【請求項6】
通信が単一UL CC及び単一DL CCを通じてのみ構成され、通信システムが時分割デュプレクシングを使用することを特徴とする、請求項に記載のリソース決定方法。
【請求項7】
前記TPC IE値が1より大きいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連した各々のDL SAと、前記第1のDL CCの他の異なるDL CCと関連した各々のDL SAで同一であることを特徴とする、請求項に記載のユーザ装備装置。
【請求項8】
1より大きいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連した各々のDL SAと前記第1のDL CCの他の異なるDL CCと関連した各々のDL SAで前記TPC IE値は応答信号を送信するための無線リソース制御シグナリングを通じて基地局により前記UEに対して構成されるリソースに対するインデックスであることを特徴とする、請求項に記載のユーザ装備装置。
【請求項9】
1と等しいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連したDL SAのみ受信された場合に、応答信号を送信するための割り当てられたリソースは、前記DL SAを送信することに使われるCCEsから導出されることを特徴とする、請求項に記載のユーザ装備装置。
【請求項10】
通信が単一UL CC及び単一DL CCを通じてのみ構成され、通信システムが時分割デュプレクシングを使用することを特徴とする、請求項に記載のユーザ装備装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般的に無線通信システムに関し、より詳しくは、時分割マルチプレキシング(TDM:time division multiplexing)を用いた通信システムのアップリンク(UL:UpLink)での応答信号の送信に関する。
【背景技術】
【0002】
通信システムは、ダウンリンク(DL:DownLink)、基地局(BSまたはNodeB)からユーザ装備(UEs:User Equipments)への送信信号の伝達、UL、及びUEsからNodeBへの送信信号の伝達を含む。通常的に、端末または移動局とも呼ばれるUEは、無線デバイス、セルラーホン、個人用コンピュータデバイスなどのように固定型または移動型でありうる。NodeBは一般的に固定局であり、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント、または幾つかの他の類似の用語と呼ばれることもできる。
【0003】
ULは、情報コンテンツを搬送するデータ信号、DLのデータ信号の送信と関連した情報を提供する制御信号、及び通常的にパイロット信号とも呼ばれるRSs(Reference Signals)の送信をサポートする。また、DLはデータ信号、制御信号、及びRSsの送信をサポートする。
【0004】
ULデータ信号は、PUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)を介して搬送される。DLデータチャンネルは、PDSCH(Physical Downlink Shared CHannel)を介して搬送される。PUSCH送信のない場合に、UEはPUCCH(Physical Uplink Control CHannel)を介してUCI(Uplink Control Information)を搬送する。PUSCH送信が存在する場合に、UEはPUSCHを介してデータと共にUCIを搬送することができる。
【0005】
DL制御信号は、ブロードキャストまたはUE−特定特性を有することもある。例えば、PDSCH受信(DL SAs)またはPUSCH送信(UL SAs)のためにSAs(Scheduling Assignments)を提供するために、UE−特定制御信号が使用できる。NodeBは、PDCCH(Physical Downlink Control CHannel)を使用してSAを送信する。
【0006】
UL制御信号はHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)と関連したアクナレッジメント(ACKnowledgement)信号を含み、通常的にPDSCH受信に応答して送信される。
【0007】
図1は、1つのサブ−フレームからなるTTI(Transmission Time Interval)でのHARQ−ACK信号に対する通常的なPUCCH構造を図示する。
【0008】
図1を参照すると、サブ−フレーム110は2つのスロット120を含む。各スロット120はHARQ−ACK信号のコヒーレント変調を可能にするHARQ−ACK信号130及びRSs 140に対するNULSYMbシンボルを含む。各シンボルは、チャンネル伝播効果による干渉を緩和させるためのCP(Cyclic Prefix)をさらに含む。第1スロットでの送信は周波数ダイバーシティを提供するために第2スロットとは異なる動作BW(BandWidth)の部分にありうる。動作BWは、PRBs(Physical Resource Blocks)と呼ばれる周波数リソースユニットを含む。各PRBはNRBSCサブ−キャリアまたはREs(Resource Elements)を含み、UEは1つのPRB 150の間HARQ−ACK信号とRSsを送信する。
【0009】
図2は、図1のPUCCH構造に対するサブ−フレームスロットでのHARQ−ACK信号送信を図示する。
【0010】
図2を参照すると、b HARQ−ACKビット210が、例えばBPSK(Binary Phase Shift Keying)またはQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調を使用して変調器220でCAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)シーケンス230を変調する。その後、変調されたCAZACシーケンスは、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を遂行した後に送信される。各RSは、IFFT 240を遂行した後、変調されていないCAZACシーケンスを通じて送信される。
【0011】
図3は、図1のPUCCH構造に対する送信機のブロック図である。
【0012】
図3を参照すると、情報は変調無しでRSに対しても使われるCAZACシーケンス310を変調する。コントローラ320は、PUCCHサブ−フレームの第1及び第2スロットでのCAZACシーケンスの送信に対する第1及び第2のPRBsを選択してサブ−キャリアマッパー(mapper)330を制御する。サブ−キャリアマッパー330はコントローラ320からの制御信号に従って第1及び第2のPRBsをCAZACシーケンスに各々マッピングし、IFFT 340はIFFTを遂行し、CS(Cyclic Shift)マッパー350はIFFT 340の出力を循環的にシフトする。最後に、CP挿入器360はCSマッパー350により出力された信号にCPを挿入し、フィルタ370はタイムウィンドウイング(time windowing)を遂行して送信された信号380を生成する。UEはその信号送信に使われないREsとガード(guard)REs(図示せず)にゼロパディングを適用するように想定される。また、簡略化のために、本技術分野に知られたディジタル対アナログコンバーター、アナログフィルタ、増幅器、及び送信機アンテナのような追加的な送信機回路は図示していない。
【0013】
図4は、図1のPUCCH構造に対する受信機のブロック図である。
【0014】
図4を参照すると、アンテナはアナログ信号を受信し、例えば、フィルタ、増幅器、周波数ダウン−コンバーター、及びアナログ対ディジタルコンバーター(図示せず)のような追加的な処理ユニットを経た後に受信されたディジタル信号410は、フィルタ420によりフィルタリングされ、CPはCP除去器430により除去される。その後、CSがCSデマッパー440により復旧され、FFT(Fast Fourier Transform)がFFT 450により適用され、コントローラ465が第1スロット及び第2スロットでの信号送信の第1及び第2のPRBsを各々選択してサブ−キャリアデマッパー460を制御する。サブ−キャリアデマッパー460は、コントローラ465からの制御信号に従って第1及び第2のPRBsをデマッピングし、信号がマルチプライヤー470によりCAZACシーケンス480のレプリカ(replica)とコリレーティングされる。その後、出力490はRSに対して時間−周波数インターポレータのようなチャンネル推定ユニット、またはHARQ−ACKビットにより変調されたCAZACシーケンスに対して検出ユニットに伝達できる。
【0015】
同一なCAZACシーケンスの相異するCSsは直交CAZACシーケンスを提供し、相異するUEsに割り当てられて同一なPRBでHARQ−ACK信号送信の直交多重化を達成することができる。Tsがシンボル区間であれば、このようなCSsの数は略

であり、ここで、Dはチャンネル伝播遅延拡散であり、

は数をその真下の低い整数に下げる床関数である。
【0016】
CAZACシーケンスの相異するCSsを使用して同一なPRBで相異するUEsからHARQ−ACK信号の直交多重化に追加して、OCC(Orthogonal Covering Codes)を使用して時間領域で直交多重化が達成されることもできる。
【0017】
例えば、図2で、HARQ−ACK信号はWH(Walsh-Hadamard)OCC(図示せず)のような長さ−4 OCCにより変調できる一方、RSはDFT OCC(図示せず)のような長さ−3 OCCにより変調できる。したがって、多重化容量は(より小さい長さを有するOCCにより決まる)3の因数だけ増加する。WH OCCs、{W、W、W、W}とDFT OCCs、{D、D、D}のセットは、各々、

及び、

である。
【0018】
<表1>は、シンボル当たり6 CS及び長さ−3 OCCを想定するOCC noc及びCS αに対し、HARQ−ACK信号及びRS送信に使われるPUCCHリソースnPUCCHに対するマッピングを表す。基準PUCCH PRB内の全てのリソースが使われれば、基準PUCCH PRBに真後ろに後続する次のPRB内のリソースが使用できる。
【0019】
【表1】
【0020】
PDCCHの内のSAsは、CCEs(Control Channel Elements)と呼ばれる基本単位で送信される。OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)がDL送信方法により想定される。各CCEはREsの数を含み、UEsはNodeBによるPCFICH(Physical Control Format Indicator CHannel)の送信を通じてDLサブ−フレームでCCEsの総数、NCCEの通知を受ける。PCFICHは、各DLサブ−フレームでのPDCCH送信に使われるOFDMシンボルの数を表す。
【0021】
FDD(Frequency Division Duplex)システムにおいて、UEはnPUCCH=nCCE+NPUCCHとしてnPUCCHを決定し、ここで、nCCEは各DL SAの第1のCCEであり、NPUCCHはRRC(Radio Resource Control)レイヤのような上位レイヤにより構成されるオフセットであり、DLブロードキャストチャンネルを介してUEsに通知できる。
【0022】
HARQ−ACK信号送信と各DL SA送信のCCEsに対し、PUCCHリソース(PRB、CS、OCC)の間に一対一マッピングが存在することができる。例えば、単一リソースがHARQ−ACK信号送信に使われれば、単一リソースは各DL SAに対する最下のインデックスを有するCCEに対応することができる。
【0023】
図5は、各PDCCHsでCCEsを使用するDL SAsの送信を図示する。
【0024】
図5を参照すると、UE1に対するDL SAはCCEs 501、502、503、及び504を使用し、UE2に対するDL SAはCCEs 511、512を使用し、UE3に対するDL SAはCCEs 521、522を使用し、UE4に対するDL SAはCCE 531を使用する。DL REs 540に対するセル−特定ビットスクランブリング、変調、及びマッピング後、各DL SAはPDCCH 550に送信される。その後、UE1、UE2、UE3、及びUE4は、そのHARQ−ACK信号送信に対し、nPUCCH=0、nPUCCH=4、nPUCCH=6、及びnPUCCH=8を各々使用することができる。代案的に、複数のCCEsがDL SAを送信することに使われれば、HARQ−ACK情報が変調されたHARQ−ACK信号により、そして選択されたPUCCHリソースによっても搬送できる。
【0025】
TDD(Time Division Duplex)システムにおいて、このような複数のDLサブ−フレームのDL SA受信に応答するUEsからのHARQ−ACK信号送信が同一なULサブ−フレームで発生するという観点で、複数のDLサブ−フレームが単一ULサブ−フレームに連結できる。このようなDLサブ−フレームのセットをバンドリング(bundling)ウィンドウと称する。バンドリングウィンドウにおいて各DLサブ−フレームの最大PDCCHサイズをいつも想定することによって、最大PUCCH HARQ−ACKリソースをいつも提供しなければならないことを回避するために、HARQ−ACK信号送信に対するPUCCHリソースインデクシングはDLサブ−フレームのうちからPDCCHサイズの可能な変動を利用することができる。
【0026】
バンドリングウィンドウのDLサブ−フレームの数をMと表記し、DLサブ−フレームインデックスをm=0,1,...,M−1と表記し、p(N=0)のPCFICH値に対するCCEsの数をNpと表記し、サブ−フレームmの第1のDL SA CCEをnCCE(m)と表記すれば、HARQ−ACK信号送信に対するPUCCHリソースインデクシングは下記のように説明できる。UEは、まず

を提供する値

を選択し、DLサブ−フレームmでのDL SA受信に応答してHARQ−ACK信号送信に対し、

をPUCCHリソースとして使用し、ここで、

であり、

はDL動作BWでのPRBsの数であり、CCEは36 REsを含む。
【0027】
前述したインデクシングは、各DLサブ−フレームの第1、第2、または第3のPDCCH OFDMシンボルに位置したCCEsのブロックに連結されたULサブ−フレームでのHARQ−ACK信号送信に対するPUCCHリソースのブロックをインターリービングすることに基づく。各DLサブ−フレームで最大PDCCHサイズを想定するHARQ−ACKリソースの直列連接の代わりに、インターリービングは幾つかのDLサブ−フレームのPDCCHサイズが最大でない場合に、HARQ−ACK信号送信に対するPUCCHリソースの節約を可能にする。
【0028】
図6は、バンドリングウィンドウで3 DLサブ−フレームが存在する場合に、PUCCHリソースのブロックインターリービングを図示する。
【0029】
図6を参照すると、PDCCHサイズは第1のDLサブ−フレーム610の1つのOFDMシンボルであり、3個のOFDMシンボルが第2のDLサブ−フレーム620にあり、2つのOFDMシンボルが第3のDLサブ−フレーム630にある。3N PUCCHリソース640の全体は3個のDLサブ−フレーム 640A、640B、及び640Cの各々に対し、第1のPDCCH OFDMシンボルに対する第1反転である。次に、2N PUCCHリソース650の全体は、第2(650B)及び第3(650C)のDLサブ−フレームの第2のPDCCH OFDMシンボルに対する反転である。最後に、N PUCCHリソース660は、第2(660B)DLサブ−フレームの第3のPDCCH OFDMシンボルに対する反転である。
【0030】
通信システムでサポート可能なデータ速度を増加させるために、複数のCCs(Component Carriers)の集合がDL及びUL両者で考慮されて、より高い動作BWsを提供する。例えば、60MHz超過の通信をサポートするために3個の20MHzのCCsのCA(Carrier Aggregation)が使用できる。DL CCのPDSCH受信は、図5に示すように送信される各DL SAによりスケジューリングされる。
【0031】
複数のDL CCsのPDSCH受信と関連したHARQ−ACK信号の送信は、単一UL CCのPUCCHにあることがあり、これをUL PCC(UL Primary CC)と称し、UE−特定でありうる。別途のリソースが複数のDL CCSのDL SA受信に応答してHARQ−ACK信号送信に対するUL PCCで構成されるRRCでありうる。
【0032】
図7は、3 DL CCsで受信されたDL SAsに対応するHARQ−ACK信号送信に対するUL CCでのリソース割当を示す図である。
【0033】
図7を参照すると、3 DL CCs、DL CC1 710、DL CC2 720、及びDL CC3 730でのPDSCH受信に対応するHARQ−ACK信号がUL PCC 740で発生する。DL CC1、DL CC2、及びDL CC3でのDL SA受信に対応するHARQ−ACK信号送信に対するリソースは、各々PUCCHリソースの第1セット750、第2セット760、及び第3セット770である。
【0034】
HARQ−ACK信号送信に対して用意されたPUCCHリソースがPDCCH CCEsの最大数を考慮すれば、結果的なオーバーヘッドが相当である。DL CCsのサブセットでPDCCHを受信するUEは、他のDL CCsのPDCCHサイズを知らないことがあり、各PUCCHリソースの数を知らないことがある。したがって、各DL CCのPDCCH CCEsの最大数に対応するPUCCHリソースの最大数が想定される。PUCCHリソースの最大未満がサブ−フレームで使われれば、残りのPUCCHリソースは他の送信のために通常的に利用できず、BW浪費をもたらす。
【0035】
図1のPUCCH構造に追加して、複数のDLサブ−フレーム(TDD)及び/または複数のDL CCs(CA)でのDL SA受信に応答してHARQ−ACK信号に対する更に他のPUCCH構造が、例えば、(32、OHARQ−ACK)RM(Reed-Mueller)コードのようなブロックコードを使用してOHARQ−ACKHARQ−ACK情報ビットを共にコーディングする。
【0036】
図8は、HARQ−ACK信号送信に対してDFT−S−OFDM(DFT Spread OFDM)を使用して1つのサブ−フレームスロットにおける通常的なPUCCH構造を示す図である。
【0037】
図8を参照すると、エンコーディング及び変調後に、例えば、(24、OHARQ−ACK)RMコード及びQPSK変調(図示せず)に穿孔された(32、OHARQ−ACK)RMブロックコードを各々使用して、同一なHARQ−ACKビット810のセットがマルチプライヤー820によりOCC 830の要素と掛けられ、次に、DFTプリコーディングされる(840)。例えば、HARQ−ACK信号送信に使われるスロット当たり5DFT−S−OFDMシンボルに対し、OCCは5の長さを有し{1,1,1,1,1}、または{1,exp(j2π/5)、exp(j4π/5),exp(j6π/5)、exp(j8π/5)}のうちの1つ、または{1,exp(j4π/5)、exp(j8π/5)、exp(j2π/5)、exp(j6π/5)}、または{1,exp(j6π/5)、exp(j2π/5)、exp(j8π/5)、exp(j4π/5)}、または{1,exp(j8π/5)、exp(j6π/5)、exp(j4π/5)、exp(j2π/5)}でありうる。
【0038】
出力はIFFT 850を通過した後、DFT−S−OFDMシンボル860にマッピングされる。以前の演算が線形であれば、その相対的な順序が交換できる。PUCCHのHARQ−ACK信号送信が

=12REsを含む1つのPRB内にあることと想定されるため、エンコーディングされたHARQ−ACKビットがQPSK変調(12 QPSKシンボル)により各スロットで送信される。同一または相異するHARQ−ACKビットがサブ−フレームの第2スロットから送信できる。前述したように、RSsもCAZACシーケンス870を使用して各スロットで送信されてHARQ−ACK信号のコヒーレント復調を可能にする。
【0039】
図9は、図8のPUCCH構造に対するUE送信機のブロック図である。
【0040】
図9を参照すると、HARQ−ACKビット905がエンコーダ/変調器910によりエンコーディング及び変調された後、各々のDFT−S−OFDMシンボルに対し、OCC 925のエレメントとマルチプライヤー920により掛けられる。DFT 930によるDFTプリコーディング後、コントローラ950は割り当てられたPUCCH PRB及びREsを選択し,サブ−キャリアマッパー940はコントローラ950からの制御信号に従ってREsをマッピングする。IFFTはIFFT 960により遂行され、CP挿入器970及びフィルタ980はCPを挿入し、送信された信号990を各々フィルタリングする。
【0041】
図10は、図8のPUCCH構造に対するNodeB受信機のブロック図である。
【0042】
図10を参照すると、アンテナがアナログ信号を受信し、追加的な処理を行った後、ディジタル信号1010はフィルタ1020によりフィルタリングされ、CPはCP除去器1030により除去される。その後、FFT 1040はFFTを適用し、コントローラ1055はUE送信機により使われるREsを選択し、サブ−キャリアデマッパー1050はコントローラ1055からの制御信号に従ってREsをデマッピングする。IDFT 1060はIDFTを適用し、マルチプライヤー1070は各DFT−S−OFDMシンボルに対するOCCエレメント1075とIDFT 1060からの出力を掛けて、加算器1080は各スロットでHARQ−ACK信号を搬送するDFT−S−OFDMシンボルに対する出力を加算し、復調器/デコーダ1090は両者のサブ−フレームスロットで加算されたHARQ−ACK信号を復調及びデコーディングして送信されたHARQ−ACKビット1095を取得する。チャンネル推定、復調、及びデコーディングのような公知の受信機機能は簡略化のために図示していない。
【0043】
図8に図示されたPUCCH構造が数ビットより大きいARQ−ACKペイロードをサポートできるが、多くとも5 UEs(OCC長さにより決まる)からのHARQ−ACK信号として大きいPUCCHオーバーヘッドがPRB当たり収容できるものを相変らず要求する。図1に図示されたPUCH構造とは異なり、図8に図示されたPUCCH構造に対するHARQ−ACK信号送信リソースは、PDCCH CCEsから潜在的に決定できず、RRCシグナリングを通じて各UEに対して構成される。大部分のUEsがサブ−フレームでHARQ−ACK信号送信を通常的に有しないので、提供されたPUCCHリソースが各UEに対して固有のリソースを収容すれば、使われないリソースが他の送信に対しては通常的に使用できないので、結果的なオーバーヘッドが相当であり、BW浪費をもたらす。
【0044】
各UEに対して別途のHARQ−ACKリソースを有する代わりに、HARQ−ACKリソース圧縮がUL PCCでのPUCCHオーバーヘッドを減少させるために適用できる。しかしながら、HARQ−ACKリソース圧縮がリソース浪費の可能性を減少させるとしても、HARQ−ACKリソースの衝突が共有されたHARQ−ACKリソースを有するUEsに対して回避されなければならないので、NodeBスケジューラの制限が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0045】
したがって、複数のDL CCsまたは複数のDLサブ−フレームで受信されたDL SAsに応答してHARQ−ACK信号送信に対するPUCCHリソースを減少させる必要がある。
【0046】
厳格なNodeBスケジューラ制限を与えず、PUCCHリソースの同一なセットを共有する複数のUEsからのHARQ−ACK信号送信に対して衝突を回避する更に他の必要性がある。
【0047】
最後に、UEsからのHARQ−ACK信号送信に対するPUCCHリソースを割り当てるためのルールを決定する更に他の必要性がある。
【課題を解決するための手段】
【0048】
したがって、本発明は少なくとも前述した限界と問題点を解決するように設計されたものであり、少なくとも後述する利点を提供する。
【0049】
本発明の一態様は、UEが複数のDL CCsまたは複数のDLサブ−フレームでのNodeBにより送信された複数のDL SAsの受信に応答して、HARQ−ACK信号を送信するための方法及び装置を提供するものである。UEが単一UL CC及び単一DL CCを通じた通信により構成される場合に、UL CC及び第1のDL CCは通信リンクを確立する。
【0050】
本発明の一態様によれば、全てのDL SAsが第1のDL CCで受信される場合に、UEはPUCCHでのHARQ−ACK信号送信に対するリソースの第1セットを決定し、少なくとも1つのDL SAが第1のDL CCの他の異なるDL CCで受信される場合に、PUCCHでのHARQ−ACK信号送信に対するリソースの第2セットを決定する。
【0051】
本発明の更に他の態様によれば、UEは応答信号送信電力を調整するための各々のDL SAに含まれた送信電力制御(TPC)IEとDL SA数を表すために、各々のDL SAに含まれたダウンリンク割当インデックス(DAI)情報エレメント(IE)を用いてPUCCHでのHARQ−ACK信号送信に対するリソースを決定する。このようなIEsの役割は、HARQ−ACK信号送信に対する電力制御が1と等しいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連したDL SAでのTPC IE値から決まり、HARQ−ACK信号送信に対するリソースが1より大きいDAI IE値を有する第1のDL CCと関連した各々のDL SAでのTPC IE値と、第1のDL CCの他の異なるDL CCと関連した各々のDL SAでのTPC IE値から決まることと再解釈される。
【図面の簡単な説明】
【0052】
図1】HARQ−ACK信号送信に対する通常的なPUCCHサブ−フレーム構造を示す図である。
図2図1に図示されたPUCCH構造に対するサブ−フレームスロットでのHARQ−ACK信号送信を示す図である。
図3図1に図示されたPUCCH構造に対する送信機を示すブロック図である。
図4図1に図示されたPUCCH構造に対する受信機を示すブロック図である。
図5】PDCCHでCCEsを使用するDL SAの送信を示す図である。
図6】バンドリングウィンドウで3 DLサブ−フレームを有する時分割デュプレックスシステムを想定したPUCCHリソースのブロックインターリービングを示す図である。
図7】3DL CCsで受信されたDL SAsに対応するHARQ−ACK信号送信に対するUL CCでのリソース割当を示す図である。
図8】HARQ−ACK信号送信に対してDFT拡散OFDMを使用した1つのサブ−フレームスロットでの通常的なPUCCH構造を示す図である。
図9図8に図示したPUCCH構造に対する送信機を示すブロック図である。
図10図8に図示したPUCCH構造に対する受信機を示すブロック図である。
図11】本発明の一実施形態に従うHARQ−ACK信号の送信に対して利用可能な各々の3リソースのマッピングとDL PCCでの3 DL SAsの送信を示す図である。
図12】本発明の一実施形態に従う同一なDL PCCを有するUEsが同一な順序の活性化した(非活性化した)DL SCCsである制限を示す図である。
図13】本発明の一実施形態に従う各DL SAsの送信に対して使われるDL CCに従う5 DL CCsに対する活性化及び非活性化の順序を示す図である。
図14】本発明の一実施形態に従うHARQ−ACK信号送信に対して各リソースに対するインデックスを提供するための残りのDL SAsでのTPC IEの用法とHARQ−ACK信号送信に対するTPCコマンドを提供するためにDAI IE値により決まる最初のDL SAでのTPC IEの用法を示す図である。
図15】本発明の一実施形態に従うDAI IEの値から決まる最初のDL SAの他のDL SAでのTPC IE値によりHARQ−ACK信号送信に対するリソースがインデクシングされるPUCCH構造に対する送信機を示すブロック図である。
図16】本発明の一実施形態に従うDAI IEの値から決まる最初のDL SAの他のDL SAでのTPC IE値によりHARQ−ACK信号受信に対するリソースがインデクシングされるPUCCH構造に対する受信機を示すブロック図である。
図17】本発明の一実施形態に従うDL CC特定オフセットを用いて各々その自身のDL SAを送信する2 DL CCsに対するHARQ−ACK信号送信に対するリソースマッピングを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0053】
以下、添付図面を参照して本発明の多様な実施形態についてより詳細に説明する。しかしながら、本発明は多様な様式で具現されることができ、本明細書に開示された実施形態に限定して解釈されてはならない。むしろ、このような実施形態らは、本発明が徹底し、かつ完全になって、本技術分野の当業者に本発明の範囲を完全に伝達するように提供される。
【0054】
また、本発明がDFT−S−OFDMまたはSC−FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)送信を用いる通信システムに対して説明されたが、OFDMを含む他のFDM(Frequency Division Multiplexing)に対しても一般的に適用可能である。
【0055】
方法及び装置は、UEが複数のDL CCsまたは複数のDLサブ−フレームでの複数のDL SA受信に応答して、HARQ−ACK信号送信に対してPUCCHリソースを決定することについて説明される。
【0056】
本発明の一実施形態によれば、PUCCHリソースは、UL PCCでのHARQ−ACK信号送信(本明細書でHARQ−ACKリソースと称する)に対し、PUCCHリソースがインデクシングされる。HARQ−ACKリソースは(例えば、図8に図示されたPUCCH構造を用いて)UEに対しRRC−構成できるか、(例えば、図1に図示されたPUCCH構造を用いて)各DL SAsに対してCCEsのインデックスを使用してUEにより動的に決定できる。
【0057】
ここで、PUCCHでのHARQ−ACK信号送信は、以下の2つの原理に基づくことと想定される:
1.単一UE−特定UL CC(UL PCC)がUE構成の複数のDL CCsに対してPUCCHでHARQ−ACK送信に対してRRC−構成される。
2.FDDのUE構成の単一UL/DLキャリア対の演算とTDDのDL PCCの単一DLサブ−フレームのDL SA受信に対し、前述したように、HARQ−ACKリソースは各DL SAのCCEsから潜在的に導出される。
【0058】
RRC−構成CCsは、例えば媒体アクセス制御シグナリングにより活性化または非活性化できる。ここで、DL(または、UL)CCの活性化は、UEがこのようなCCでPDSCHを受信(または、PUSCHを送信)することができることを意味する。同様に、その逆がDL(または、UL)CCの非活性化に対して適用される。通信を維持するために、1つのDL CCが活性のままで残り、DL第1CC(DL PCC)と称される。残りのDL CCsは、DL第2 CCs(DL SCCs)と称される。DL PCCはUL PCCに連結されることと想定され、両者はUE−特定である。
【0059】
UL PCCでのHARQ−ACKリソースマッピングに対し、複数のDL CCsでの通信を有するUEについて以下の2つの場合が存在する:
1.複数のDL CCsでの全てのDL SAsスケジューリングPDSCHがDL PCCで送信される。
例えば、2 DL CCsと2 UL CCsを有する異種ネットワーク演算である。
2.複数のDL CCsでの一部DL SAsスケジューリングPDSCHは、DL PCCで送信されない。
【0060】
例えば、単一UL/DLキャリア対を有する名目演算を並列化する。
【0061】
図1に図示されたPUCCH構造を使用して、本発明の一実施形態によれば、HARQ−ACKリソースマッピングは、以前の2つ場合の最初または2番目が適用されるか否かに従う。最初の場合に、単一DL/UL CC対を有するFDDシステムに使われるHARQ−ACKリソースマッピングルールが一般化され拡張される。2番目の場合に、単一UL/DL CC対を有するTDDシステムに使われるHARQ−ACKリソースマッピングルールが追加的な条件下で一般化され拡張される。
【0062】
最初の場合に(全てのDL SAsがDL PCCで送信される)、UEがM DL CCsでの各PDSCH受信に対してM DL SAsを受信すると想定し、M DL SAsの各々に対する最初のCCEを

として表記し、DL CC mでのPDSCH受信に応答してHARQ−ACK信号送信に対して利用可能なリソースが<数式1>に表すように決まる。
【0063】
【数1】
【0064】
図11は、UEのDL PCCでの3個のDL SAsの送信と3個の各HARQ−ACKリソースをマッピングすることを図示する。
【0065】
図11を参照すると、DL SA 1 1110は2 CCEs 1111、1112を含み、ここで、最初のCCE 1111は最初のHARQ−ACKリソース(RSRC)1140にマッピングされる。DL SA2 1120は4 CCEs 1121、1122、1123、及び1124を含み、ここで、最初のCCE 1121は2番目のHARQ−ACKリソース(RSRC)1150にマッピングされる。DL SA 3 1130は2 CCEs 1131、1132を含み、ここで、最初のCCE 1131は3番目のHARQ−ACKリソース(RSRC)1160にマッピングされる。
【0066】
2番目の場合に(UEに対する一部のDL SAsがDL PCCで送信されない)、RRCシグナリングにより構成される同一な順序に同一なDL PCCを有するUEが活性化された(非活性化された)DL SCCsという制限がある。
【0067】
図12は、本発明の一実施形態に従う同一なDL PCCを有するUEsが同一な順序に活性化された(非活性化された)DL SCCsという制限を示す図である。
【0068】
図12を参照すると、DL PCCとしてDL CC2 1210を有するUEsが同一な順序に活性化される(非活性化される)DL SCCsであり、例えば、DL CC3 1220から始まって、DL CC4 1230、DL CC5 1240、及びDL CC 1 1250に続く。DL PCCとしてDL CC 2を有するUEsは異なる数の活性化されたDL SCCsを有することができる。そして、UEがその活性化されたDL CCsでPCFICHをデコーディングすれば、PDCCHサイズから対応する反転HARQ−ACKを識別することができる。このような制限はPDCCH送信を有するDL SCCsに対してのみ適用される。
【0069】
図13は、本発明の一実施形態に従う各々のDL SAsの送信に使われるDL CCによって5 DL CCsに対する活性化及び非活性化の順序を示す図である。
【0070】
図13を参照すると、基準UEに対し、DL CC2(DL PCC)1310はDL CC2 1310A、DL CC3 1310B、及びDL CC4 1310Cに対してDL SAsを搬送する。DL CC5 1320は、DL CC5 1320Aに対してDL SAsを搬送する。DL CC1 1330は、DL CC1 1330Aに対してDL SAsを搬送する。DL CC3及びDL CC4でのスケジューリングがDL CC2で送信されたDL SAsを通じるので(例えば、DL SAでのインデックスはDL CCを表すことができる)、DL CC3及びDL CC4は任意の順序に活性化(非活性化)できる。しかしながら、それらのDL PCCとしてDL CC2を有する全てのUEsに対して同一な順序に活性化(非活性化)されるDL CC5及びDL CC1の場合ではない。また、DL CC5及びDL CC1でのDL SA受信に応答するHARQ−ACK信号送信は、このようなDL CCsに連結されたUL CC(s)にあるものではなく、(DL CC2に想定されたDL PCCに連結された)UL PCCにある。
【0071】
以前の制限を想定し、簡略化のために、同一なBWのDL CCsを考慮して、HARQ−ACKリソースマッピングについて後述する。
【0072】
ここで、MはこのようなUEへのDL SA送信を有するUEに対する活性化されたDL SCCsの数であり、m=0,1,...,M−1は、M活性化されたDL CCsのセットのDL SCCのインデックスであり、NpはpのPCFICH値に対するCCEsの数(ここで、No=0)であり、nCCE(m)はDL SCCmでのDL SAスケジューリングPDSCHでの最初のCCEである。
【0073】
UEは、まず

を提供する値を選択し、DL SCC mでのPDSCHに対応するHARQ−ACKリソースとして<数式2>を使用する。
【0074】
【数2】
【0075】
DL PCCで送信されたDL SAsに対し、HARQ−ACKリソースマッピングは<数式1>で説明した通りである。
【0076】
UEに対してDL SA送信を有するM=4活性化されたDL SCCSに対し、各DL SCCは3OFDMシンボルの最大PDCCHサイズ、

PRBs、

REs、及びCCE当たり36REsを有し、PDCCHでのCCEsの最大数は87であり、DL SCC m=0,1,...,M−1でのPDSCH受信に対応するHARQ−ACKリソースインデクシングは<表2>に与えられる。
【0077】
【表2】
【0078】
複数のDL CCに対する以前のHARQ−ACKリソースマッピングは、単一DL/ULキャリアを備えたTDDシステムのHARQ−ACKリソースマッピングの原理に従う。しかしながら、HARQ−ACKリソース圧縮を利用しない時、UL PCCのHARQ−ACKリソースの最大数は非常に大きいことがある。例えば、以前のセットアップに対して<表2>を使用すれば、M=5 DL CCsに対するUL PCCの最大HARQ−ACKリソースは

として算出できる。オフセットのみの時のようにNPUCCHを無視し、

に対するnCCE=87の最大値をPRBsとして想定すれば、UL PCCでのHARQ−ACKの最大数は253+87=340である。PRB当たり18 HARQ−ACKチャンネルの最大マルチプレキシング容量を想定すれば、UL PCCのPUCCHでのHARQ−ACK送信を収容することに約19 PRBsが使われる。これは、全体UL PCCリソースの19%を表す。また、DL PCCがDL SA送信を有するDL SCCsに対するHARQ−ACKリソースマッピングに参加することと想定されなければ(例えば、DL PCCは単一DL/UL CC対で構成されるUEsをサポートすることもできる)、NodeBスケジューラ制限がHARQ−ACKリソースの衝突を防止するために使われる。(第2の以前のケースの場合)複数のDL CCsに対する通信をサポートすることに要求されるHARQ−ACKを減少させるために、本発明の実施形態によれば、DL SCCsのDL SAsスケジューリングPDSCH送信に対し、NodeBスケジューラは第1の22 CCEs内にあるように第1のCCEの配置(placement)を優先順位にすることができる(<表2>のセットアップの場合)。サブフレーム当たり複数のDL CCsでスケジューリングされたUEsの数が典型的に小さくなるにつれて、全体CCE有効性に対する優先順位の影響は小さい。また、CCEsがUE−CSS(UE-Common Search Space)のみに存在するCCEsとUE−DSS(UE-Dedicated Search Space)に存在するCCEsとに分割されると仮定すれば、DL SCCsでのUE−CSSに相応するCCEsはnCCEの計算から省略できる。次に、88+22=110 HARQ−ACKリソースの最大が使われ、PRB当たり18 HARQ−ACKチャンネルで、UL PCCで約6 PRBsは充分である。これは、全てのUEsに対してHARQ−ACK送信をサポートすることに約6%の最大オーバーヘッドを表す。このようなオーバーヘッドは、UEsが単一DL/UL CC対のみで構成される時、約5 PRBsの最大オーバーヘッドに比べて耐えることができ、比較されることができる。
【0079】
(第2の以前のケースの場合)HARQ−ACKリソースが複数のDL CCsに対する通信を有するUEへのRRCシグナリングで構成される時、このようなUEsがサブフレームでスケジューリングされるか否かに関わらず、複数のDL CCsで構成された全てのUEsに対して最大HARQ−ACKリソース用に設けられることによって、追加的なHARQ−ACKリソースオーバーヘッドが発生する。DL CAサポートに対するピーク条件で、RRCシグナリングによるHARQ−ACKリソース割当によるオーバーヘッドは相当に増加できる一方、動的HARQ−ACKリソース割当によって単に適当な増加が発生することができる。複数のUEsの間で分配されるHARQ−ACKリソースは、RRCシグナリングを通じてHARQ−ACKリソース割当により増加したオーバーヘッドを軽減することができるが、このような分配は同一なHARQ−ACKリソースを分配するUEsが同一なサブフレームでDL SAを有することができないので、NodeBスケジューラ制限を与える。
【0080】
本発明の他の実施形態によれば、HARQ−ACKリソース圧縮はイネーブルされる。例えば、HARQ−ACKオーバーヘッドの減少はDL SCCsに対する各々のDL SAsの第1のCCEを第1の22 CCEsに位置させることによって(以前の例の場合)、NodeBスケジューラ制限を通じて達成できる。また、スケジューラは、その後、DL PCCのDL SAが

と表記される第1のCCEを有しないということを保証する。
【0081】
これと異なり、全てのDL CCsに対する同一なリソースマッピングは、UL PCCのHARQ−ACK信号送信及び

に対して使用できる。その後、スケジューラは

はUEがDL SAを受信する全てのDL CCsの間で相異することを保証する。
【0082】
NodeBスケジューラに対するこのような制約を防止するために、HARQ−ACKリソースに対するオフセットは、各々のDL SAにより備えられることができる。DL SAの対応するIE(Information Element)はHRI(HARQ-ACK Resource Index)IEと称される。DL SCC mに対するHRI IE値をHRI(m)と表せば、DL SCC mでPDSCHに対応するHARQ−ACKリソースは、次の通り得られる。
【0083】
【数3】
【0084】
例えば、HRI IEが2ビットで構成されると仮定すれば、その解釈は<表3>の通りである。
【0085】
【表3】
【0086】
また、HRI IEはNodeBスケジューラがDL SCCsのDL SAsを送信することに使用する第1のCCEが第1の22 CCEs内に(UE−CSSに割り当てられたCCEsを考慮するか考慮しない)あることに対する制限を防止することに利用することができ、即ち、

である。代わりに、HARQ−ACKリソースと関連したCCEインデックスは最大CCEインデックス値、

に対するモジュロ演算、及び<数式4>に表すようなnPUCCH(m)を使用して限定できる。
【0087】
【数4】
【0088】

の値はNodeBによりシグナリング(RRCシグナリングまたはブロードキャストシグナリング)されるか、予め限定できる。2つの整数、x、y(y>0)の間のモジュロ演算は

として定義され、ここで、

である。
【0089】
一般に、DL CC mのPDSCHに対応するHARQ−ACKリソースは、各々のDL SAに対して使われる第1のCCEの関数として決まることができ、HRI IEの値は<数式5>に表す。
【0090】
【数5】
【0091】
例えば、DL CC mのDL SA受信に応答するHARQ−ACKリソースは、<数式6>に表す通り決まることができる。
【0092】
【数6】
【0093】
HARQ−ACKリソース衝突をより軽減するために、DL CCスペシフィックオフセット

は、例えば、RRCシグナリングにより導入されることができ、nPUCCH(m)は<数式7>に表す通りである。
【0094】
【数7】
【0095】
類似するように、<数式4>でHARQ−ACKリソースインデクシングのために、nPUCCH(m)は<数式8>に表す通り決まることができる。
【0096】
【数8】
【0097】
DL SAsの明白なHRI IEの追加は、現在のIEがHRIを提供することと解釈できる場合に防止できる。DL SAsがDL SA数に対するカウントを提供するDAI(Downlink Assignment Index)IEを含むと想定すれば、DL SAsは順序が決まることができる。
【0098】
例えば、UEがDL CC1、DL CC2、DL CC3、及びDL CC4でDL SAsを受信し、NodeBがDL SAsをDL CC1、DL CC2、及びDL CC4に送信すると想定すれば、DL SAsでのDAI IEはDL CC2の場合は1の値、DL CC4の場合は2の値、及びDL CC1の場合は3の値を有することができる。したがって、UEは、DL CC2のDL SAは第1順位であり、DL CC4のDL SAは第2順位であり、DL CC1のDL SAは第3順位である。類似の方式により、単一または複数のCCsを有するTDDシステム及び、例えばバンドリングウィンドウの4DLサブフレームの場合、DAI IEは、UEがサブフレームで受信するDL SAが与えられたCCに対して第1、第2、第3、または第4送信されたDL SAであるかを表すことができる。
【0099】
DL SAsはUEがHARQ−ACK信号送信電力を調整するようにするために、TPCコマンドを順次に提供するTPC(Transmission Power Control)IEを含むように想定される。ここで、全てのDL SAsはTPC IEを含むと想定される。しかしながら、HARQ−ACK信号送信がUL PCCのみにあるため、単一TPCコマンドが充分である。本発明の実施形態によれば、TPCコマンドはDAI IE値により決定された通り、第1のDL SAでTPC IEにより提供される。残っているDL SAsのTPC IEsはHRI IEsとして使用できる。
【0100】
図14は、本発明の実施形態に従うHARQ−ACK信号送信に対するリソースをインデクシングするDL SAsでのIEのビットを識別し使用する原理を図示する。図14がTPC IEを考慮するが、代わりに明白なHRI IEが使用できる。
【0101】
図14を参照すると、(DAI IE値により決定されたように)最初のDL SA 1410のTPC IEはDL SAsの受信に応答してHARQ−ACK信号送信1420に対するTPCコマンドを提供する。DL SA K 1450を通じて残りのDL SA2 1430の各々のTPC IEは各々1460を通じてHARQ−ACKリソース1440に対するインデックスとして用いられる。
【0102】
動的にインデクシングされたHARQ−ACKリソースが考慮されるが、HRI機能性はHARQ−ACKリソースがどのように決まるかとは独立的であり、リソース圧縮がHARQ−ACKリソースマッピングに適用される場合に衝突を回避するためにHARQ−ACKリソースを追加的にインデクシングする役割をする。また、HRI機能性は図1に図示されたPUCCH構造と図8に図示されたPUCCH構造のうち、いずれか1つに適用可能であり、動的に決まるかRRC−構成されたHARQ−ACKリソースをさらにインデクシングする。
【0103】
最初のDL SA(DAI=1)がUEにより欠落されれば、HARQ−ACK送信に対するTPCコマンドが欠落され、UEは各々の電力調整を遂行しない。しかしながら、これは低い確率のイベントであり、DL CAを有するUEsが良好な連結品質を有してDL SAsが欠落され難く、TPC調整が通常的に小さいので、顕著な影響を有することと予測されない。DAI=1を有するDL SAのみ(FDDに対してDL PCCと、TDDに対してDL PCCの最初のサブ−フレームのうちのいずれか1つで)UEにより受信されれば、HARQ−ACKリソースが各々のDL SAのCCEsから潜在的に導出される(本発明により想定されるHARQ−ACK信号送信に対する2番目の原理)。
【0104】
図15は、本発明の一実施形態に従うDAI IEの値から決まる最初のDL SAの他の異なるDL SAでのTPC IE値によりHARQ−ACK信号送信に対するリソース(HARQ−ACKリソース)がインデクシングされるPUCCHでのHARQ−ACK信号に対する送信機を示すブロック図である。図15で、UEが各々のDL SAs(DL PCCで1より大きいDAI IE値を有する)から取得し、HARQ−ACKリソースを導出するために使用するTPC IE(または、HRI IE)をマッピングするために、HRI値コントローラ1510により特定されるオフセットにHARQ−ACKリソースが依存する点を除いては、主要要素が前述した図3で説明したものと同一である。HARQ−ACKリソースは、CSマッパー1520により実施されるCSと、PRB選択コントローラ1530(また、OCC−簡略化のために図示しない)により決まるPRBを含む。図9に図示された送信機構造は同一な方式により変形できる。
【0105】
図16は、本発明の一実施形態によって、DAI IEの値から決まる最初のDL SAの他の異なるDL SAでのTPC IE値によりHARQ−ACK信号受信に対するリソース(HARQ−ACKリソース)がインデクシングされるPUCCHでのHARQ−ACK信号に対する受信機を示すブロック図である。図16で、各々のDL SAにNodeBが含まれるTPC IE(または、HRI IE)のマッピングのためにHRI値コントローラ1610により特定されるオフセットにHARQ−ACKリソースが依存するという点を除いては、主要要素が前述した図4で説明したものと同一である。リソースは、CSデマッパー1630により実施されるCSとPRB選択コントローラ1620(また、OCC−簡略化のために図示しない)により決まるPRBを含む。図10に図示された受信機構造も同一な方式により変形できる。
【0106】
図17は、本発明の一実施形態に従うDL CC特定オフセットを使用して各々その自身のDL SAを送信する2 DL CCsに対してHARQ−ACK信号送信に対するリソースマッピングを示す図である。
【0107】
図17を参照すると、PRB 0 1710から始まる外部BW領域がPUSCH送信と動的HARQ−ACK送信1720の他の異なるPUCCH送信に使われる(動的HARQ−ACK送信はDL SAsの受信に応答する)。例えば、NPUCCH/18PRBs(PRB当たり18 HARQ−ACKチャンネルを想定する)に対応するNPUCCH HARQ−ACKリソース1730の後に、DL PCCでのDL SAsに応答してHARQ−ACKリソースがマッピングされる(1740)。例えば、NPUCCH+NHARQ−ACK(0)/18PRBsに対応するNPUCCH+NHARQ−ACK(0)HARQ−ACKリソース1750の後に、DL SCCでのDL SAsに応答してHARQ−ACKリソースがマッピングされる(1760)。DL PCCでのDL SAsとDL SCCでのDL SAsに対するHARQ−ACKリソースは、一部または完全に重畳できる(例えば、<数式7>でnCCE(m)=nCCE及びNHARQ−ACK(m)=0に対して完全重畳が発生する)。最後に、他のPUCCHまたはPUSCH送信に対して割り当てられたリソースが後続する(1770)。同一なマッピングが(簡略化のために図示していないが)BWの他の端部から適用できる。
【0108】
特定の実施形態を参照して本発明を図示及び説明したが、本技術分野の当業者に、添付された請求項とその等価物により規定される本発明の事象及び範囲を逸脱することなく様式と詳細事項で多様な変形が可能であることを理解することができる。

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図17
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