特許第5753314号(P5753314)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5753314ビデオ会議の実現方法、システム及びブロードバンドモバイルホットスポット機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5753314
(24)【登録日】2015年5月29日
(45)【発行日】2015年7月22日
(54)【発明の名称】ビデオ会議の実現方法、システム及びブロードバンドモバイルホットスポット機器
(51)【国際特許分類】
   H04N 7/15 20060101AFI20150702BHJP
   H04M 3/56 20060101ALI20150702BHJP
【FI】
   H04N7/15 610
   H04M3/56 C
【請求項の数】13
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2014-500230(P2014-500230)
(86)(22)【出願日】2011年7月19日
(65)【公表番号】特表2014-513459(P2014-513459A)
(43)【公表日】2014年5月29日
(86)【国際出願番号】CN2011077294
(87)【国際公開番号】WO2012159333
(87)【国際公開日】20121129
【審査請求日】2013年9月24日
(31)【優先権主張番号】201110132920.5
(32)【優先日】2011年5月20日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】▲ご▼ 建 寧
【審査官】 古川 哲也
(56)【参考文献】
【文献】 特表平10−509571(JP,A)
【文献】 特開2000−115737(JP,A)
【文献】 特開2003−087250(JP,A)
【文献】 特開2004−096495(JP,A)
【文献】 特開2009−135589(JP,A)
【文献】 国際公開第2010/073563(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 7/14 − 7/15
H04M 3/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ会議の実現方法であって、
会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器はローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を多地点会議サーバに伝送することと、
前記多地点会議サーバは受信されたパノラマビデオ画像及び音声信号を送信側以外の他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器に伝送することと、
前記した会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器は前記した他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器のパノラマビデオ画像及び音声信号を受信した後、ローカルパノラマビデオ画像と受信されたパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングし、前記会議パノラマビデオ画像と受信された音声信号を同期させた後、前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器に送信することと、を含むビデオ会議の実現方法。
【請求項2】
前記会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器はローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を前記多地点会議サーバに送信する前に、それにおける会議に参加する端末機器が送信したビデオ画像信号と音声信号を受信し、前記ビデオ画像信号と音声信号を分離し、前記ビデオ画像信号に対して画像モザイキング処理を行い、前記ローカルパノラマビデオ画像を生成し、前記ローカルパノラマビデオ画像と前記音声信号を同期し、前記多地点会議サーバに送信することをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器がブロードバンドモバイルホットスポット機器に前記ビデオ画像信号と音声信号を送信する前に、ユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集し、同期処理を行い、前記ビデオ画像信号と音声信号をパッケージングし、マルチメディアパッケージを取得し、無線LANアダプタによって前記マルチメディアパッケージを属するブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信することをさらに含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器がユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集する前に、無線LANアダプタによって属するブロードバンドモバイルホットスポット機器に登録し、前記多地点会議サーバへ会議に加入するのを要求することと、
前記多地点会議サーバが前記端末機器を確証し、許容情報或いは拒否情報を前記端末機器にリターンすることと、
前記端末機器が前記許容情報を受信した後、ユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集し始めることとをさらに含む請求項3に記載の方法。
【請求項5】
ビデオ会議の実現システムであって、ブロードバンドモバイルホットスポット機器と多地点会議サーバを含み、
前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器は、ローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を前記多地点会議サーバに送信し、前記多地点会議サーバから他のブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信したパノラマビデオ画像と音声信号を受信した後、前記ローカルパノラマビデオ画像と受信されたパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングし、前記会議パノラマビデオ画像と受信された音声信号を同期した後、前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器に送信するように設置され、
前記多地点会議サーバは、前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信したローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を送信側以外の他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信するように設置されるビデオ会議の実現システム。
【請求項6】
前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器は無線アクセスノードとビデオ画像モザイキングプロセッサを含み、
前記無線アクセスノードは、ローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を前記多地点会議サーバに送信し、他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信したパノラマビデオ画像と音声信号を受信し、前記ビデオ画像モザイキングプロセッサが同期した会議パノラマビデオ画像と音声信号を前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器に送信するように設置され、
前記ビデオ画像モザイキングプロセッサは、ローカルパノラマビデオ画像と前記無線アクセスノードが受信したパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングし、前記会議パノラマビデオ画像と受信された音声信号を同期するように設置される請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記無線アクセスノードはさらに、ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器が送信したビデオ画像信号と音声信号を受信するように設置され、
前記ビデオ画像モザイキングプロセッサはさらに、前記無線アクセスノードが受信したビデオ画像信号と音声信号を分離し、前記ビデオ画像信号に対して画像モザイキング処理を行い、前記ローカルパノラマビデオ画像を生成し、前記ローカルパノラマビデオ画像と前記音声信号を同期するように設置される請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器は、ユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集し、同期処理を行い、前記ビデオ画像信号と音声信号を組み合わせてパッケージングし、マルチメディアパッケージを取得し、無線LANアダプタによって前記マルチメディアパッケージを属するブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信するように設置される請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器はさらに、無線LANアダプタによって属する無線アクセスノードに登録し、前記多地点会議サーバへ会議に加入するのを要求し、許容情報を受信した後、ユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集し始めるように設置され、
前記多地点会議サーバはさらに、前記端末機器を確証し、許容情報或いは拒否情報を前記端末機器にリターンするように設置される請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記ビデオ画像モザイキングプロセッサは増分モザイキング方式でローカルパノラマビデオ画像と前記無線アクセスノードが受信したパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングするように設置される請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
ブロードバンドモバイルホットスポット機器であって、無線アクセスノードとビデオ画像モザイキングプロセッサを含み、
前記無線アクセスノードは、ローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を多地点会議サーバに送信し、前記多地点会議サーバから他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信したパノラマビデオ画像と音声信号を受信し、前記ビデオ画像モザイキングプロセッサが同期した会議パノラマビデオ画像と音声信号を前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器に送信するように設置され、
前記ビデオ画像モザイキングプロセッサは、ローカルパノラマビデオ画像と前記無線アクセスノードが受信したパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングし、前記会議パノラマビデオ画像と受信された音声信号を同期するように設置されるブロードバンドモバイルホットスポット機器。
【請求項12】
前記無線アクセスノードはさらに、前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器が送信したビデオ画像信号と音声信号を受信するように設置され、
前記ビデオ画像モザイキングプロセッサはさらに、前記無線アクセスノードが受信したビデオ画像信号と音声信号を分離し、前記ビデオ画像信号に対して画像モザイキング処理を行い、前記ローカルパノラマビデオ画像を生成し、前記ローカルパノラマビデオ画像と前記音声信号を同期するように設置される請求項11に記載のブロードバンドモバイルホットスポット機器。
【請求項13】
前記ビデオ画像モザイキングプロセッサは、増分モザイキング方式でローカルパノラマビデオ画像と前記無線アクセスノードが受信したパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングするように設置される請求項12に記載のブロードバンドモバイルホットスポット機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はワイヤレスフィデリティ技術と第三世代移動通信技術に関し、特にビデオ会議の実現方法、システム及びブロードバンドモバイルホットスポット機器に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信技術は人間の生活に巨大な影響を及ぼす。人間は無線技術を使用する方式が不断に更新している。無線通信技術の応用が既に人間の生活と仕事のそれぞれ方面に進入し、通常に用いられる携帯電話、無線電話などを含み、そのうち、3G(第三世代移動通信技術)、WLAN(無線ローカルエリアネットワーク)、UWB(ウルトラワイドバンド)、ブルートゥース及びブロードバンド衛星システムなどの技術はともに21世紀で最も人気のある無線通信技術であり、特にブロードバンド無線通信技術の検討と応用がさらに十分に活発である。
【0003】
3Gブロードバンド無線通信ネットワークがハニカムアーキテクチャに建てられ、モバイル環境におけるデータサービスをサポートする。ハニカムアーキテクチャが異なるハニカムの間の信号切り替えをサポートすることによって、ユーザーにネットワーク全体のカバレッジの移動性を提供しており、サポートされた応用が主に3G携帯電話業務である。Wi−Fi(ワイヤレスフィデリティ)無線ローカルエリアネットワークは短距離無線伝送技術であり、数百フィートの範囲内にインターネットがアクセスした無線電信号をサポートでき、サポートされた応用が主にノートパソコンのような携帯用であるデータを中心とする機器によってアクセスするが、携帯電話を中心とする機器によってアクセスすることではない。
【0004】
Wi−Fiが高帯域幅を提供したが、限られたカバレッジ領域内にあり、Wi−Fiに比べ、3Gネットワークが広域ネットワークにわたる移動性をサポートするが、データスループット速度がWi−Fiより著しく低い。3GとWi−Fiがカバレッジ領域と帯域幅において異なる優位性と制限性を有するため、この2種類の技術が異なる応用をサポートして異なる需要にこたえる。
【0005】
無線通信ネットワークにおいて帯域幅の需要と無線ネットワーク帯域幅と不足である矛盾、ユーザーの地域分布と応用需要が不平衡である矛盾、及び異なる技術優位性が共有する矛盾が存在しているため、無線通信ネットワークの発展は、総合に各種の技術手段を活用し、異なる技術の個性を発揮し、総合にレイアウトする必要があって、異なる領域、異なるユーザーグループが帯域幅及び業務に対する異なる需要を解決し、無線通信ネットワークの全体優位性と総合能力に達することを決める。
【0006】
従来の無線ネットワークビデオ会議システムは有線ブロードバンドネットワークビデオ会議システムの元で、ユーザーのネットワークにアクセスする部分を無線ブロードバンドアクセスによって有線ブロードバンドアクセスに代わって、端末機器が移動ネットワークによって会議システムにアクセスする。モバイルネットワークがアクセスした帯域幅に制限されるため、マルチメディア信号の伝送に遅延の問題が存在し、ビデオ会議の一方の参加者が会議端末機器の周囲に集めて1つの端末機器に臨んで会議を行わなければならなく、会議場所が相対的に集まる必要がある制限を受けた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は解决しようとする技術問題はモバイルネットワークの伝送遅延によるビデオ会議システムへの制限を避けることができるビデオ会議の実現方法、システム及びブロードバンドモバイルホットスポット機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の技術問題を解決するために、本発明におけるビデオ会議の実現方法は、
会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器はローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を多地点会議サーバに伝送すること、
多地点会議サーバは受信されたパノラマビデオ画像及び音声信号を送信側以外の他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器に伝送すること、及び
会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器は他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器のパノラマビデオ画像及び音声信号を受信した後、ローカルパノラマビデオ画像と受信されたパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングし、会議パノラマビデオ画像と受信された音声信号を同期させた後、ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器に送信すること、を含む。
【0009】
選択的に、前記方法はさらに、
会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器はローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を多地点会議サーバに送信する前に、それにおける会議に参加する端末機器が送信したビデオ画像信号と音声信号を受信し、ビデオ画像信号と音声信号を分離し、ビデオ画像信号に対して画像モザイキング処理を行い、ローカルパノラマビデオ画像を生成し、ローカルパノラマビデオ画像と音声信号を同期し、多地点会議サーバに送信することを含む。
【0010】
選択的に、前記方法はさらに、
会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器がブロードバンドモバイルホットスポット機器にビデオ画像信号と音声信号を送信する前に、ユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集し、同期処理を行い、ビデオ画像信号と音声信号をパッケージングし、マルチメディアパッケージを取得し、無線LANアダプタによってマルチメディアパッケージを属するブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信することを含む。
【0011】
選択的に、前記方法はさらに、
会議に参加する各ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器はユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集する前に、無線LANアダプタによって属するブロードバンドモバイルホットスポット機器に登録し、多地点会議サーバへ会議に加入するのを要求すること、
多地点会議サーバが端末機器を確証し、許容情報或いは拒否情報を端末機器にリターンすること、及び
端末機器が許容情報を受信した後、ユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集し始めることを含む。
【0012】
ビデオ会議の実現システムであって、ブロードバンドモバイルホットスポット機器と多地点会議サーバを含み、
ブロードバンドモバイルホットスポット機器は、ローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を多地点会議サーバに送信し、多地点会議サーバから他のブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信したパノラマビデオ画像と音声信号を受信した後、ローカルパノラマビデオ画像と受信されたパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングし、会議パノラマビデオ画像と受信された音声信号を同期した後、ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器に送信するように設置され、
多地点会議サーバは、ブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信したローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を送信側以外の他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信するように設置される。
【0013】
選択的に、ブロードバンドモバイルホットスポット機器は無線アクセスノードとビデオ画像モザイキングプロセッサを含み、
無線アクセスノードは、ローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を多地点会議サーバに送信し、他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信したパノラマビデオ画像と音声信号を受信し、ビデオ画像モザイキングプロセッサが同期された会議パノラマビデオ画像と音声信号をブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器に送信するように設置され、
ビデオ画像モザイキングプロセッサは、ローカルパノラマビデオ画像と無線アクセスノードが受信したパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングし、会議パノラマビデオ画像と受信された音声信号を同期するように設置される。
【0014】
選択的に、無線アクセスノードはさらに、ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器が送信したビデオ画像信号と音声信号を受信するように設置され、
ビデオ画像モザイキングプロセッサはさらに、無線アクセスノードが受信したビデオ画像信号と音声信号を分離し、ビデオ画像信号に対して画像モザイキング処理を行い、ローカルパノラマビデオ画像を生成し、ローカルパノラマビデオ画像と音声信号を同期するように設置される。
【0015】
選択的に、ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器は、ユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集し、同期処理を行い、ビデオ画像信号と音声信号を組み合わせてパッケージングし、マルチメディアパッケージを取得し、無線LANアダプタによってマルチメディアパッケージを属するブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信するように設置される。
【0016】
選択的に、ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器はさらに、無線LANアダプタによって属する無線アクセスノードに登録し、多地点会議サーバへ会議に加入するのを要求し、許容情報を受信した後、ユーザーのビデオ画像信号と音声信号を採集し始めるように設置され、
多地点会議サーバはさらに、端末機器を確証し、許容情報或いは拒否情報を端末機器にリターンするように設置される。
【0017】
選択的に、ビデオ画像モザイキングプロセッサは、増分モザイキングするようにローカルパノラマビデオ画像と無線アクセスノードが受信したパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングするように設置される。
【0018】
ブロードバンドモバイルホットスポット機器であって、無線アクセスノードとビデオ画像モザイキングプロセッサを含み、
前記無線アクセスノードは、ローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を多地点会議サーバに送信し、前記多地点会議サーバから他の会議に参加するブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信したパノラマビデオ画像と音声信号を受信し、前記ビデオ画像モザイキングプロセッサが同期された会議パノラマビデオ画像と音声信号を前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器に送信するように設置され、
前記ビデオ画像モザイキングプロセッサは、ローカルパノラマビデオ画像と前記無線アクセスノードが受信したパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングし、前記会議パノラマビデオ画像と受信された音声信号を同期するように設置される。
【0019】
選択的に、
前記無線アクセスノードはさらに、前記ブロードバンドモバイルホットスポット機器における会議に参加する端末機器が送信したビデオ画像信号と音声信号を受信するように設置され、
前記ビデオ画像モザイキングプロセッサはさらに、前記無線アクセスノードが受信したビデオ画像信号と音声信号を分離し、前記ビデオ画像信号に対して画像モザイキング処理を行い、前記ローカルパノラマビデオ画像を生成し、前記ローカルパノラマビデオ画像と前記音声信号を同期するように設置される。
【0020】
選択的に、前記ビデオ画像モザイキングプロセッサは、増分モザイキングするようにローカルパノラマビデオ画像と前記無線アクセスノードが受信したパノラマビデオ画像を会議パノラマビデオ画像にモザイキングするように設置される。
【発明の効果】
【0021】
以上のように、ブロードバンドモバイルホットスポット機器の3GとWi−Fi特性及びフレキシブルな移動性を利用し、1つの分布式と拡張性しやすい無線ネットワークビデオ会議システムを組成し、マルチメディア信号の伝送遅延の問題をよく解決でき、会議場所に集める必要がある制限を解決し、ユーザーがいつでもどこでもビデオ会議システムにアクセスすることができ、理論的に実現可能性を有するだけでなく、実践に完全に操作性可能性を有し、比較的理想的にWi−Fi無線ローカルエリアネットワーク技術と3G無線技術の結合を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本実施形態におけるブロードバンドモバイルホットスポット機器に基づいた無線ローカルエリアネットワークの構造図である。
図2】本実施形態におけるブロードバンドモバイルホットスポット機器に基づいた無線ネットワークビデオ会議システムのトポロジーマップである。
図3】本実施形態におけるブロードバンドモバイルホットスポット機器に基づいたビデオ会議の実現方法のフローチャートである。
図4】本実施形態が採用されたパノラマビデオ画像のモザイキング方法である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
ブロードバンドモバイルホットスポット機器はブロードバンド無線通信技術とブロードバンド無線アクセス技術を一体に組み合わせる無線技術総合応用機器である。ブロードバンドモバイルホットスポット機器は3Gブロードバンド無線通信技術とWi−Fiブロードバンド無線アクセス技術の機能を備える。
【0024】
以下で、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。なお、衝突しない場合に、本願における実施例及び実施例における特徴は互いに任意に組み合わせることができる。
本実施形態はブロードバンドモバイルホットスポット機器の3GとWi−Fi特性に基づいてビデオ会議システムを実現し、Wi−Fiブロードバンド無線アクセス技術を利用してローカルエリアネットワークのユーザーがビデオ会議システムにアクセスすることを実現し、3Gブロードバンド無線通信技術を利用して近端ブロードバンドモバイルホットスポット機器と遠端ブロードバンドモバイルホットスポット機器との間の通信を実現する。
【0025】
本実施形態におけるビデオ会議の実現システムは、
端末機器のアクセス機器に属し、Wi−Fi信号によって端末機器とブロードバンドモバイルホットスポット機器を接続する無線LANアダプタ(Wireless LAN Adapter,WLA)と、
Wi−Fiローカルエリアネットワークによって端末機器にアクセスし、3G無線通信技術によって遠端ブロードバンドモバイルホットスポット機器に音声とビデオ通信を行うブロードバンドモバイルホットスポット機器とを含む。
【0026】
ブロードバンドモバイルホットスポット機器には無線アクセスノード(AP)が携帯されており、無線APが無線アクセス点、無線ルーター及び3Gモジュールの集合体である。
【0027】
ブロードバンドモバイルホットスポット機器にはビデオ画像モザイキングプロセッサがさらに携帯されており、ブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信した離散ビデオ画像に対してビデオ画像モザイキング処理を行い、パノラマビデオ会議シーン画像を生成し、ビデオ画像モザイキングプロセッサがブロードバンドモバイルホットスポット機器に集積される。
【0028】
多地点会議サーバはモバイルホットスポット機器が送信したローカルパノラマビデオ画像及び音声信号を送信側以外の他の会議に参加するモバイルホットスポット機器に送信する。
【0029】
端末機器にはビデオ画像収集装置と音声オーディオプロセッサが配置され、ビデオ画像収集装置がユーザーのビデオ画像信号を取得し、音声オーディオプロセッサがユーザーの音声信号をサンプリングし、アナログ音声信号をPCM(Pulse Code Modulation,パルスコード変調)データレート信号に変換する。
【0030】
上記のビデオ会議の実現システムは無線APと無線LANアダプタをネットワーク要素とするトポロジーネットワークであり、ブロードバンドモバイルホットスポット機器がWi−Fi無線ローカルエリアネットワークにおいて、ブロードバンドモバイルホットスポット機器の間に3G無線ネットワークによって接続される。
【0031】
本実施形態におけるビデオ会議の実現方法は、
会議に参加する端末機器が無線LANアダプタによってブロードバンドモバイルホットスポット機器に携帯される無線APにアクセスするステップA、
端末機器は離散ビデオ画像信号と音声信号を無線LANアダプタによってブロードバンドモバイルホットスポット機器における無線APに送信するステップB、
ブロードバンドモバイルホットスポット機器におけるビデオ画像モザイキングプロセッサが無線APに受信された離散ビデオ画像信号に対してモザイキング処理を行い、ローカルパノラマビデオ会議シーン画像を生成するステップC、
ブロードバンドモバイルホットスポット機器における3Gモジュール(無線APに集積される)がモザイキングされたローカルパノラマビデオ会議シーン画像と音声信号を無線多地点会議サーバに送信するステップD、
無線多地点会議サーバがブロードバンドモバイルホットスポット機器により送信したパノラマビデオ会議シーン画像と音声信号(マルチメディア信号)を遠端ブロードバンドモバイルホットスポット機器に転送するステップE、
遠端ブロードバンドモバイルホットスポット機器が無線LANアダプタによってマルチメディア信号をローカルエリアネットワークにおける会議に参加する端末機器に放送するステップF、及び
端末機器がブロードバンドモバイルホットスポット機器により送信したマルチメディア信号を受信した後、会議パノラマビデオ画像を表示すると同時に、会議講演者の音声を放送するステップGを含む。
【0032】
以上のステップにおいて、ローカルエリアネットワークにおける音声信号と画像信号がWi−Fi無線ローカルエリアネットワークのブロードバンド技術によって実現され、ブロードバンドモバイルホットスポット機器の間の音声信号とビデオ信号は3G無線通信技術によってサポートされ、2種類の技術の特性と差異を利用してビデオ会議システムを実現する。
【0033】
以下で、図面に基づいて技術方案の実施をさらに詳細に説明する。
【0034】
図1に示すように、本実施形態におけるビデオ会議の実現システムがローカルエリアネットワークにおけるアーキテクチャであり、無線LANアダプタ、無線AP(ブロードバンドモバイルホットスポット機器に携帯される)、端末機器におけるビデオ画像収集装置及び音声オーディオプロセッサを備え、
無線LANアダプタは、端末機器と無線APの通信リンクを作成することに用いられ、端末機器(コンピュータなど)は外部或いは内蔵無線LANアダプタによってWi−Fi無線APを捜索して無線ローカルエリアネットワークにアクセスし、端末機器がWi−Fi通信リンクによって無線APにビデオと音声通信を行う。
【0035】
無線APは、Wi−Fi無線ローカルエリアネットワークのアクセスと3G無線通信のサポートを提供し、端末機器が会議システムに接続されるブリッジである。無線APが無線ルーターと3Gモジュールの集積体に相当する。ブロードバンドモバイルホットスポット機器の無線ルーターは主に端末機器にWi−Fiアクセスを提供してマルチメディア信号に対してルーティングプロトコルスタック処理を行う役割を果たし、データ送受信の正確性とリアルタイム性を保証する。
【0036】
3Gモジュールは主に3G無線通信のサポートを提供する役割を果たし、回路切り替えネットワークをサポートすることができるだけでなく、パッケージ切り替えネットワークをサポートすることもできる。本実施形態における3G無線ネットワークは以上の2種類の伝送方式をサポートする。3G無線ネットワークと遠端ブロードバンドモバイルホットスポット機器によって無線通信を行う。
【0037】
本実施形態におけるブロードバンドモバイルホットスポット機器は無線ルーターと3Gモジュールの機能を備える以外、同時に、ビデオ画像モザイキングプロセッサが集積される。ビデオ画像モザイキングプロセッサは主に入力した離散ビデオ画像に対して画像モザイキング処理を行い、1つのパノラマビデオ画像を出力する役割を果たす。ビデオ画像モザイキングプロセッサは増分モザイキングを採用し、会議システムのパノラマビデオ画像が1つのブロードバンドモバイルホットスポット機器のパノラマビデオ画像を基準として他のすべてのブロードバンドモバイルホットスポット機器のパノラマビデオ画像を基準ビデオ画像にモザイキングする。
【0038】
ビデオ画像収集装置はユーザーのビデオ画像情報を取得し、一般的に、外付けと内蔵という2種類のビデオ画像収集装置が存在する。
【0039】
音声オーディオプロセッサは、ユーザーが送話器によって伝送してきたアナログ音声信号をPCMデータレートに変換してネットワークユーザーに送信し、ユーザーに放送するPCMデータレートをアナログ音声信号に変換し、受話器によってユーザーに放送する。
【0040】
図2に示すように、ブロードバンドモバイルホットスポット機器に基づいたビデオ会議の実現システムのトポロジーマップであり、
ユーザーが無線APによってビデオ会議システムにアクセスし、無線APの可移動性がアクセスAPのユーザーもそれに伴って移動することを決めるため、ブロードバンドモバイルホットスポット機器が地域と空間に制限されていない移動ユニットである。ブロードバンドモバイルホットスポット機器のユーザー数が無線APのアクセス容量によって決められ、ユーザーが自在に切り替え、フレキシブルに会議システムを加入したり退出したりすることができる。
【0041】
ブロードバンドモバイルホットスポット機器の間に無線多地点会議サーバによって複数の会議を実現し、ブロードバンドモバイルホットスポット機器が3Gモジュールによってマルチメディア信号を多地点会議サーバに送信し、多地点会議サーバにより他のブロードバンドモバイルホットスポット機器に転送する。
【0042】
ビデオ会議のリアルタイム性がブロードバンドモバイルホットスポット機器内とブロードバンドモバイルホットスポット機器の間のビデオ画像と音声のリアルタイム性を決めた。端末機器のリアルタイムビデオ画像信号と音声信号はWi−Fiネットワークによって無線APに送信し、ビデオ画像モザイキングプロセッサがユーザーの離散ビデオ画像に対してリアルタイム画像モザイキング及び音声同期を行い、同期されたマルチメディア信号はリアルタイムに他のブロードバンドモバイルホットスポット機器における端末機器に送信する。
【0043】
会議パノラマビデオ画像は無線APローカルローカルエリアネットワークユーザーのパノラマビデオ画像と他のすべての無線APにおけるローカルエリアネットワークユーザーのパノラマビデオ画像によりモザイキングしてなるため、無線APの間に伝送されたのはブロードバンドモバイルホットスポット機器を単位とするパノラマビデオ画像である。
【0044】
ビデオ会議システムの音声信号は発言者の無線APによって決められる。会議システムの特性が毎回発言するのが一人だけであることを決めるため、音声信号の伝送が一方向であり、伝送の形式で各ブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信する。
【0045】
ビデオ会議システムに伝送するデータが主にビデオと音声信号であり、これらの信号の伝送が主に携帯されたネットワークに依頼する。会議に参加する端末機器が会議システムへの加入は無線LANアダプタによってWi−Fi無線ローカルエリアネットワークにおける無線APにアクセスすることによって実現し、図3に示すように、ブロードバンドモバイルホットスポット機器に基づいてビデオ会議の処理プロセスを実現し、以下のステップを含み、
ステップ301、Wi−Fi無線ローカルエリアネットワークのアクセスが身元認証メカニズムを有し、ユーザーが無線LANアダプタによってWi−Fiネットワークを登録する際に、身元認証をする必要があって、認証が成功した後、Wi−Fiネットワークに登録し、
ステップ302、ユーザーがWi−Fi無線ローカルエリアネットワークにアクセスした後ビデオ会議に加入する要求を開始し、この要求が無線APに送信され、
ステップ303、無線APが多地点会議サーバに要求を送信し、会議の秘密性を保証するように、多地点会議サーバがユーザーによりダイヤルした番号とパスワードによってユーザーを確証し、確証して許容或いは拒否情報を端末機器にフィードバックし、
ステップ304、端末機器が加入許容のフィードバック情報を受信した後、ビデオ画像収集装置と音声オーディオプロセッサをオンにし、
ステップ305、画面と音声を同期にさせることを保持するように、端末機器が収集したビデオ画像信号と音声信号に対して同期処理を行い、同時に、マルチメディアプロトコルスタックによってビデオと音声を組み合わせてパッケージングし、マルチメディアパッケージになり、無線LANアダプタによってマルチメディアパッケージをWi−Fi無線ローカルエリアネットワークによってブロードバンドモバイルホットスポット機器における無線APに送信し、
ステップ306、ブロードバンドモバイルホットスポット機器がマルチメディアパッケージを受信した後、ビデオ画像モザイキングプロセッサがビデオと音声を分離し、分離されたビデオ信号に対して画像モザイキング処理を行い、1つのローカルパノラマビデオ画像を生成すると同時に、分離された音声信号をキャッシュし、
ステップ307、ブロードバンドモバイルホットスポット機器のビデオ画像モザイキングプロセッサがローカルパノラマビデオ画像とキャッシュした音声信号を同期し、3Gモジュールがローカルパノラマビデオ画像と音声信号をネットワーク側の無線多地点会議サーバに送信し、
ステップ308、無線多地点会議サーバがネットワークプロトコルに応じてマルチメディアデータパッケージを解析し、解析結果に応じて対応なパッケージを遠端ブロードバンドモバイルホットスポット機器に送信し、
無線多地点会議サーバは、ブロードバンドモバイルホットスポット機器の間の通信データを伝送する役割を果たし、各ブロードバンドモバイルホットスポット機器を接続するブリッジである。
【0046】
ステップ309、遠端ブロードバンドモバイルホットスポット機器のビデオ画像モザイキングプロセッサが受信したパノラマビデオ画像と音声信号を分離処理し、ローカルパノラマビデオ画像と他のブロードバンドモバイルホットスポット機器が送信してきたパノラマビデオ画像をモザイキング処理し、会議パノラマビデオ画像を生成し、会議パノラマビデオ画像と音声信号の同期を行い、
それぞれブロードバンドモバイルホットスポット機器の会議パノラマビデオ画像がローカルユーザーのパノラマビデオとシステムにおける他のブロードバンドモバイルホットスポット機器のパノラマビデオ画像によりモザイキングしてなる。
【0047】
ステップ310、ブロードバンドモバイルホットスポット機器は会議パノラマビデオ画像と音声信号をWi−Fi無線ローカルエリアネットワークによってローカルエリアネットワークにおける会議に参加する端末機器に送信し、
ステップ311、端末機器がブロードバンドモバイルホットスポット機器により送信してきた会議パノラマビデオ画像と音声信号を受信した後、会議パノラマビデオ画像を表示すると同時に、会議講演者の音声を放送する。
【0048】
図4に示すように、無線ネットワーク会議システムパノラマビデオ画像のモザイキング方法であり、本実施形態がフレームからモザイキング画像までのモザイキング方式を採用し、即ち現在の画像フレームとモザイキング画像をモザイキングし、このような合成方式は動的画像モザイキング技術とも呼ばれ、即ち増分処理の方式を採用し、現在の画像内容を採用して現在のモザイキング画像内容を更新する。増分モザイキング方式を採用するため、シーンに運動目標が存在する際に、動的画像モザイキング技術を利用して得られたモザイキング画像に運動目標が消える現象がない。図4に示すのがフレームからモザイキング画像までの合成方式の模式図であり、ここで、図f1が参考ビデオ画像である。
【0049】
本分野の普通な当業者にとっては、上記方法における全部或いは一部のステップはプログラムによって関連ハードウェアを指令して完成することができ、上記プログラムはコンピュータの読み取り可能な記憶媒体、例えば、読み取り専用メモリ、ディスク或いはCD等に記憶されることができることが分ることができる。選択的に、上記実施例における全部或いは一部のステップは、1つ或いは複数の集積回路を用いて実現することもできる。相応的に、上記実施例における各モジュール/ユニットはハードウェアの形式で実現でき、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現しても良い。本発明はいずれかの特定形式のハードウェアとソフトウェアとの結合に限られない。
【0050】
以上のものはただ本発明の好ましい実施例であり、本発明を制限するものではなく、当業者にとって、本発明は様々な変更や変化を加えることができる。本発明の精神と原則を逸脱しない限りにおいて、加えたいずれかの修正、等同切替、改善などは本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0051】
上記実施形態はブロードバンドモバイルホットスポット機器の3GとWi−Fi特性及びフレキシブルな移動性を利用し、1つの分布式と拡張性しやすい無線ネットワークビデオ会議システムを組成し、マルチメディア信号の伝送遅延の問題をよく解決でき、会議場所に集める必要がある制限を解決し、ユーザーがいつでもどこでもビデオ会議システムにアクセスすることができ、理論的に実現可能性を有するだけでなく、実践に完全に操作性可能性を有し、比較的理想的にWi−Fi無線ローカルエリアネットワーク技術と3G無線技術の結合を実現することができる。
図1
図2
図3
図4