(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記イメージングカートリッジチップは、前記イメージングカートリッジチップの内部電源端子および内部電源接地端子にそれぞれ接続される内部電源獲得回路をさらに備え、
前記内部電源獲得回路は、各接点を前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源端子に接続するように構成される第1のリード線グループと、各接点を前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源接地端子に接続するように構成される第2のリード線グループと、前記第1のリード線グループおよび前記第2のリード線グループ上にそれぞれ配置されている一方向導電性装置とを備え、
前記第1のリード線グループ上の前記一方向導電性装置は、前記接点から前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源端子への導通を達成するように構成され、
前記第2のリード線グループ上の前記一方向導電性装置は、前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源接地端子から接点への導通を達成するように構成される、請求項1から3のいずれか1項に記載の自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップ。
前記イメージングカートリッジチップは、前記イメージングカートリッジチップの内部電源端子および内部電源接地端子にそれぞれ接続される内部電源獲得回路をさらに備え、
前記内部電源獲得回路は、各接点を前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源端子に接続するように構成される第1のリード線グループと、各接点を前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源接地端子に接続するように構成される第2のリード線グループと、前記第1のリード線グループおよび前記第2のリード線グループ上にそれぞれ配置されている一方向導電性装置とを備え、
前記第1のリード線グループ上の前記一方向導電性装置は、前記接点から前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源端子への導通を達成するように構成され、
前記第2のリード線グループ上の前記一方向導電性装置は、前記内部電源接地端子から接点への導通を達成するように構成される、請求項4に記載の自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップ。
前記ステップBにおいて、第1に通電された接点は、電力接点であり、第2に標準レベルが高である接点は、リセット接点であり、最高信号周波数をもつ接点は、クロック接点であり、信号周波数が電力接点およびリセット接点の信号周波数よりも高くクロック接点の信号周波数よりも低い接点は、データ線の接点であり、いつでも低レベルである接点は、接地接点である、請求項8に記載の自己適応方法。
前記ステップBにおいて、第1に安定した高レベルを有する接点は、電力接点であり、第2に安定して通電された接点は、リセット接点であり、次に高レベルに変換された接点は、クロック接点であり、クロック接点の信号が高レベルに変換された後に高レベルに変換された信号は、データ線の信号であり、いつでも低レベルである接点は、接地接点である、請求項8に記載の自己適応方法。
前記ステップBにおいて、第1に安定した高レベルを有する接点は、電力接点であり、第2に安定して通電された接点は、リセット接点であり、次に高レベルに変換された接点は、データ接点であり、データ接点の信号が高レベルに変換された後に高レベルに変換された信号は、クロック線の信号であり、いつでも低レベルである接点は、接地接点である、請求項8に記載の自己適応方法。
前記ステップBにおいて、第1に安定した高レベルを有する接点は、電力接点であり、第2にいつでも低レベルである接点は、接地接点であり、第3に通信の開始の場合に、データ接点およびクロック接点の両方が高レベルであるときに、信号が最初に低レベルに変換されて通信を開始する接点は、データ接点であり、他の接点は、前記クロック接点である、請求項8に記載の自己適応方法。
【背景技術】
【0002】
様々な形式のイメージング装置、たとえば、プリンタ、コピー機、スキャナなどが存在する。イメージング装置は、概して、イメージングボディと、イメージングカートリッジとを備え、現在のところ、全てのイメージングカートリッジは、イメージング装置に着脱自在に搭載され、インクカートリッジおよびトナーカートリッジのようなイメージングカートリッジは、イメージングのための記録素材が充填され、イメージングボディは、紙のような媒体素材上に像を形成するためにイメージングカートリッジ
が搭載され、チップは、通常はイメージングカートリッジに固定され、イメージングカートリッジチップまたはインクカートリッジチップと称され、インクカートリッジチップは、通常はイメージングカートリッジまたはイメージングカートリッジの回路基板に搭載され、回路基板は、チップとチップの周辺回路とを主に備える。チップは、概して、記憶ユニットと、通信インターフェースユニットとを備え、記憶ユニットは、インクの種類、インクカートリッジの製造日に関するデータ、印刷ページ数、インクカートリッジの製造番号およびインク残量のような情報を記憶するように構成されている。さらに、イメージングボディは、通信インターフェースユニットを介して記憶ユニットに読み書きする。現在のところ、イメージングカートリッジチップの記憶ユニットへのイメージングボディの読み書き動作は、以下の2つのモードを採用する。
【0003】
1.非同期通信モードであって、通信モードの物理インターフェースは、以下の信号線、電圧源信号線と接続された電源端子VCCと、クロック信号線と接続され、同期クロックを供給するクロック端子CLKと、リセット信号線と接続され、リセット信号を供給するリセット端子RSTと、データ線と接続され、チップとイメージング装置との間で情報相互作用を達成するデータ端子I/Oと、接地端子GNDとを、すなわち、全部で5本の信号線を含む。
【0004】
2.I2Cバスとしても知られているIICバスは、多方向制御バスであって、IICバスの物理インターフェースは、4本の信号線、電源端子VCCと、クロック信号端子SCLと、データ端子SDAと、接地端子GNDとがさらに設けられている。
【0005】
イメージングボディは、インクカートリッジチップに読み書きするために上記2つの通信プロトコルを採用する。主な物理接続は、電気接点部、すなわち、チップに配置された、しばしば使用される接点である。接点に対応するイメージン
グボディのサイド端子は、それぞれイメージングボディに配置されている。インクカートリッジがイメージン
グボディに搭載されたとき、イメージン
グボディのサイド端子は、インクカートリッジチップとイメージング
ボディとの間でデータ伝送が達成できるようにインクカートリッジチップの接点と電気接触する。
【0006】
現在の市場に出ている端子付きのイメージングカートリッジチップの接点は、全て電源、クロック、リセット線、接地線およびデータのような固定機能付きの接点であり、すなわち、接点は、特定の機能を有し、設計中、処理中、使用中、およびチップの他のリンク中に再変更できない。
【0007】
固定接点設計は、低コストであり、チップの接点配分は、直観的である1対1で、対応する装置の接点配分に対応し、インクカートリッジチップの機能的必要性を満たすことができる。しかし、インクカートリッジチップの接点機能がロックされ、接点が固定されているので、回路基板のレイアウト自由度は、チップを使用する場合、低下させられる可能性がある。特に、1個のチップが種々の接点配分モード付きの装置に対応するために必要とされるとき、種々の接点配分モード付きの装置に対応する様々な種類の接点配分モード付きの回路基板がこの時点で設計されなければならない。1個のチップが最初に生産されることが必要であるが、様々な異なったチップ製品が種々の装置の種々の接点配分モードのために拡張される。その結果、複数の問題が生産および処理と、生産管理と、製品在庫とに生じる可能性があり、様々な接点配分モードに対応するチップの使用上の利便性が制限される可能性がある。
【0008】
たとえば、プリンタ消耗品で使用されるインクカートリッジまたはトナーカートリッジについては、非常に長期間にプリンタ製造業者によって生産された全てのプリンタは、同じ消耗品チップに対応する。しかし、プリンタ製造業者による新しいモデルのプリンタの持続的な生産と一緒に、プリンタに対応するインクカートリッジチップの更新が遅れる傾向があり、それ故に、チップは変更されないが、チップの接点配分がプリンタ装置のサイド端子の変更と一緒に絶えず変更されるという現象が起こることがある。これまでのチップの接点は、固定機能を有するので、プリンタ装置のサイド端子の機能が変更された場合、たとえ、新しいデータがこれまでのチップに書き込まれる場合でも、チップは、
接点機能の制限に起因して再び使用される可能性はない。その結果、古いモデルのチップが使用されるとき、接点位置は、新しいモデルのプリンタに適応するように回路基板の再設計によって変更され、多数の種々の接点チップ在庫および管理およびコストの態様における対応する問題が結果として生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、プリンタのような現在のイメージング装置の中のイメージングカートリッジチップの生産中に管理およびコストの問題を対象として、イメージングカートリッジチップが自己適応型機能を達成できるように自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップと、接点識別方法とを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の目的を達成するために、本発明により採用された技術提案は、イメージングボディに配置された静的接点と接触する動的接点のグループを備え、前記動的接点と前記静的接点との接触を介して前記イメージングボディと通信される自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップであって、前記動的接点における各接点は、全種類の接点機能を有し、前記イメージングカートリッジチップは、前記動的接点から獲得される信号に従って前記動的接点のグループにおける各接点の特定の機能を決定するように構成される接点識別モジュールをさらに備える。
【0011】
さらに、自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップにおいては、前記接点識別モジュールは、信号獲得ユニットと、自動接点識別モジュールと、接点配分ロックモジュールとを備え、前記信号獲得ユニットは、前記動的接点と接続され、前記動的接点が前記静的接点と接触する際に各静的接点の電気信号特性を獲得するように構成され、前記自動接点識別モジュールは、前記信号獲得ユニットと接続され、前記信号獲得ユニットによって獲得された各接点の前記電気信号特性を受信して前記イメージングボディの各静的接点の対応する機能を取得するように構成され、前記接点配分ロックモジュールは、前記自動接点識別モジュールに接続され、各接点に含まれた全種類の接点機能から前記静的接点の対応する機能を選択しかつ前記静的接点の対応する機能をロックするように構成される。
【0012】
さらに、自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップにおいては、前記接点配分ロックモジュールは、ロック用電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)と、接点配分実行ユニットとを備え、前記ロック用EEPROMは、前記自動接点識別モジュールによって読み書きされ、前記自動接点識別モジュールは、自動識別された接点機能を前記EEPROMに書き込むことにより、対応する静的接点上の対応する静的接点機能をロックし、前記接点配分実行ユニットは、前記ロック用EEPROMを読み込み、全種類の前記接点機能から選択された前記ロック用EEPROMの中の特定の機能を実行するように構成される。
【0013】
さらに、自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップにおいては、全種類の前記接点機能は、各動的接点における対応する機能を含む、
【0014】
さらに、自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップにおいては、前記接点識別モジュールは、記憶ユニットと、信号獲得ユニットと、自動接点識別モジュールと、ロック用EEPROMと、接点配分実行ユニットとを備え、前記記憶ユニットは、前記接点機能の配分に対応するデータを様々な形式のイメージング
ボディに記憶するように構成され、前記信号獲得ユニットは、前記動的接点と接続され、各静的接点の電気信号特性を獲得するように構成され、前記自動接点識別モジュールは、前記信号獲得ユニットと接続され、前記信号獲得ユニットによって獲得された各接点の前記電気信号特性を受信し、前記イメージングボディの各静的接点の対応する機能を取得し、別々に定義された接点の位置に従って前記記憶ユニットの中の前記対応する接点機能の配分に対応するデータを呼び出し、前記データを前記ロック用EEPROMに書き込むように構成され、前記接点配分実行ユニットは、前記ロック用EEPROMを読み込んで全種類の前記接点機能から前記ロック用EEPROMの中の特定の機能を選択するように構成される。
【0015】
さらにその上に、自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップにおいては、前記イメージングカートリッジチップは、前記イメージングカートリッジチップの内部電源端子および内部電源接地端子にそれぞれ接続される内部電源獲得回路をさらに備え、前記内部電源獲得回路は、各接点を前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源端子に接続するように構成される第1のリード線グループと、各接点を前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源接地端子に接続するように構成される第2のリード線グループと、前記第1のリード線グループおよび前記第2のリード線グループ上にそれぞれ配置されている一方向導電性装置とを備え、前記第1のリード線グループ上の前記一方向導電性装置は、前記接点から前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源端子への導通を達成するように構成され、前記第2のリード線グループ上の前記一方向導電性装置は、前記内部電源接地端子から接
点への導通を達成するように構成される。
【0016】
さらにその上に、自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップにおいては、前記一方向導電性装置は、ダイオードであり、前記第1のリード線グループ上において、前記ダイオードのP極は、前記接点と接続され、N極は、前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源端子と接続され、前記第2のリード線グループ上において、前記ダイオードのN極は、前記接点と接続され、P極は、前記イメージングカートリッジチップの前記内部電源接地端子と接続される。
【0017】
本発明は、さらに、上述のイメージングカートリッジチップを備えるイメージングカートリッジを提供する。
【0018】
本発明は、さらに、自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップの自己適応方法を提供し、該方法は、前記動的接点を前記静的接点と接触させ、前記自動接点識別モジュールに各接点の前記電気信号特性を獲得させるステップAと、前記自動接点識別モジュールに各接点の前記電気信号特性に従って接点を自動識別させるステップBと、各接点の全種類の機能から前記ステップBにおいて自動識別された機能を選択し、前記接点で前記機能をロックするステップCと、を含む。
【0019】
そこで、前記ステップBにおいて、第1に通電された接点は、電力線の接点であり、第2に標準レベルが高である接点は、リセット信号線の接点であり、最高信号周波数をもつ接点は、クロック線の接点であり、信号周波数が電力接点およびリセット接点の信号周波数よりも高くクロック接点の信号周波数よりも低い接点は、データ線の接点であり、いつでも低レベルである接点は、接地線の接点である。
【0020】
または、代替方法として、前記ステップBにおいて、第1に安定した高レベルを有する接点は、電力線の接点であり、第2に安定して通電された接点は、リセット信号線の接点であり、次に高レベルに変換された接点は、クロック線の接点であり、クロック線接点の信号が高レベルに変換された後に高レベルに変換された信号は、データ線の信号であり、いつでも低レベルである接点は、接地線の接点である。
【0021】
または、代替方法として、前記ステップBにおいて、第1に安定した高レベルを有する接点は、電力線の接点であり、第2に安定して通電された接点は、リセット信号線の接点であり、次に高レベルに変換された接点は、データ線の接点であり、データ線接点の信号が高レベルに変換された後に高レベルに変換された信号は、クロック線の信号であり、いつでも低レベルである接点は、接地線の接点である。
【0022】
または、代替方法として、記ステップBにおいて、第1に安定した高レベルを有する接点は、電力線の接点であり、いつでも低レベルである接点は、接地線の接点であり、通信の開始の場合に、データ信号およびクロック信号線の両方の接点が高レベルであるときに、信号が最初に低レベルに変換されて通信を開始する接点は、データ線の接点であり、他の接点は、前記クロック信号線の接点である。
【0023】
または、代替方法として、前記ステップBは、前記イメージングカートリッジチップによって適応され得る全ての形式のチップの対応する接点機能の配分に対応するデータを、事前に種々の記憶領域に記憶するステップB00と、獲得された前記接点の電気信号特性に従って前記チップの形式を獲得し、前記
イメージングボディと通信するために前記記憶領域のデータを呼び出すステップB01と、をさらに含む。
【0024】
さらに、上述の方法において、前記ステップCは、前記自動接点識別モジュールに、前記ステップBにおいて識別された各接点の位置を前記接点配分ロック用EEPROMに書き込ませるステップC01と、前記チップの前記動的接点に、前記EEPROMの中の情報に従って接点配分モジュールを介して、全種類の接点機能の中で対応する接点機能に対応させるステップC02と、をさらに含む。
【0025】
本発明のチップ
接点は、柔軟性のある機能を有し、プリンタ本体の更新と一緒にプリンタ本体の端子機能に自己適応することが可能であるので、チップ接点が
イメージングボディ端子の変更の観点から変更されなければならないことに起因して回路設計が再設計されなければならない、または、そうではない場合、回路基板を使用することができない、という現象は、回避することができる。その結果、チップの汎用性は、効果的に改善される可能性があり、生産コストは、削減される可能性がある。
【0026】
その一方で、チップデータは、種々のデータ構造体に設計される可能性がある。このチップは、チップの様々な接点定義を自己適応的に変更する可能性があるだけでなく、別々に定義された接点の位置に従って接点定義に対応させるために種々の記憶ユニットを呼び出す可能性があり、それ故に、1つのチップが種々の接点機能付きの種々のプリンタのモデルに対応するという目的を達成する可能性がある。その結果、チップの汎用性は、最大限に満たされる可能性があり、チップの在庫および管理コストは、削減される可能性がある。
【0027】
詳細な説明は、添付図面の好ましい実施形態を参照して本発明の技術的提案に向けて以下に記載される。
【発明を実施するための形態】
【0029】
図1に示されるように、実施形態は、自己適応型接点付きのイメージングカートリッジチップに関する。チップは、イメージングカートリッジの表面に配置され、チップ表面の数個の接点を介してイメージングボディと通信される。現在のところ、それぞれバス通信プロトコルおよびI2Cバスプロトコルである2つの主流の通信プロトコルが存在する。バス通信プロトコルについて、それぞれV
CC、CLK、RST、GNDおよびI/Oである5個の接点が存在する。I2Cバスプロトコルについて、それぞれV
CC、GND、SDAおよびSCLである4個の有効接点が存在する。
図1に示されるように、実施形態によって提供されるイメージングカートリッジチップは、記憶ユニットと、通信インターフェースユニットとを備え、記憶ユニットは、イメージングカートリッジの特性データを記憶するように構成され、通信インターフェースユニットは、イメージングボディに配置された静的接点と接触し、イメージングボディの静的接点の電気信号を受信するか、または、情報をイメージングボディに送信する動的接点のグループを備える。さらに、他のイメージングカートリッジチップと比較すると、実施形態により提供されたイメージングカートリッジチップは、自動接触識別および配分モジュールをさらに備え、全ての動的接点の中の各接点は、全種類の接点機能を有している。すなわち、
図2に示されるように、実施形態のイメージングカートリッジチップにおいて、各動的接点は、全ての接点機能を有するように設計され、接点の機能は、選択スイッチによって選択され、一旦機能が選択され、接点に配分されると、機能は、ロックされ、将来の作業で使用される可能性がある。自動接点識別および配分モジュールは、信号獲得ユニットと、自動接点識別モジュールと、接点配分ロックモジュールとを備え、信号獲得ユニットは、通信インターフェースユニットと接続され、通信インターフェースユニットと接続された各静的接点の電気信号特性を獲得するように構成され、自動接点識別モジュールは、信号獲得ユニットに接続され、信号獲得ユニットによって獲得された各接点の電気信号特性を受信し、イメージングボディの各静的接点の対応する機能を取得するように構成され、接点配分ロックモジュールは、自動接点識別モジュールに接続され、接点に含まれた全種類の接点機能から各接点の対応する機能を選択し、接点の対応する機能をロックするように構成されている。様々な形式の接点配分ロックモジュールが存在する。
図2に示されるように、実施形態における接点配分ロックモジュールは、ロック用EEPROMと、接点配分実行ユニットとを備え、ロック用EEPROMは、自動接点識別モジュールによって読み込まれ、接点配分実行ユニットは、ロック用EEPROMを読み込み、全種類の接点機能からロック用EEPROMの特定の機能を選択するように構成されている。
図2は、外部接点の最初の高レベルが到着したとき、
該高レベル
接点によって電力が供給された後に作業を開始し、最後の高レベルが低に変換されるまでに作業を終了する自動接点識別および配分モジュールを示す。自動接点識別及び配分モジュールは、チップの全ての
接点を監視し、そして、自動識別し、決定するように構成されている。一般に、第1の高レベル
接点は、電力線に対応する。最も安全なチップ動作モードは、最初にチップに電力を供給することであり、それ故に、チップの他の動作が達成される可能性がある。さらに、リセット信号線は、第2の寄与信号線である。リセット線が無効である場合、チップの他の動作が無効であるので、リセット信号線は、チップが動作する前に有効に変換されなければならない。その上、クロック信号およびデータ信号は、明白な違いがある。第1に、データ信号の周期性は、クロック信号の周期性ほど強くなく、第2に、データ信号の周波数は、クロック信号の周波数ほど高くない。上記違いに基づいて、自動接点識別および配分モジュールは、論理回路を介してハードウェアによって自動識別および決定を達成できるだけでなく、ソフトウェアプログラミングを介してプログラムによって自動識別および決定を達成できる。接点が決定された後、接点は、将来の動作のためもう一度決定され、適応される必要はないが、チップが最初に搭載されたときに決定された接点が固定される。たとえば、
図2の事例を対象として、接点配分ロックEEPROMは、5ビットEEPROM番号を有することが仮定される。チップが搭載されていないとき、5ビットEEPROM番号は、00000であり、チップが最初に搭載されたとき、外部接点がRESET接点であると決定された場合、自動接点識別モジュールは、EEPROMによって永久に記憶される01000を5ビット番号に書き込み、チップが通電させられ、次に使用されるとき、5ビット番号は、オール0ではなく、5ビット番号の2桁目が1であるので、チップは、接点を再び自動識別する必要がなく、接点は、RESETに接続される。他
の接点は、同様の方法で指定される。
【0030】
実施形態におけるイメージングカートリッジチップは、内部電源獲得回路をさらに備える。
図1に示されるように、イメージングカートリッジチップがイメージングボディに搭載されたとき、動的接点は、静的接点と接触する。この時点で、イメージングカートリッジチップが動的接点の電源信号を識別しないので、電気エネルギーは、接点識別前に通信インターフェースの接点から獲得できない。静的接点内の電源および接地線は、電源獲得回路を介してイメージングカートリッジ
チップ内の電源および接地線と接続されるので、イメージングカートリッジ
チップは、通電され、自動接点識別および接点機能ロックを達成する可能性がある。
【0031】
図1に示されるように、内部電源獲得回路は、イメージングカートリッジチップの内部電源端子および内部電源接地端子とそれぞれ接続され、各接点をイメージングカートリッジチップの内部電源端子に接続するように構成されている第1のリード線グループと、各接点をイメージングカートリッジチップの内部電源接地端子に接続するように構成されている第2のリード線グループと、第1のリード線グループおよび第2のリード線グループの中の各リード線にそれぞれ配置されているダイオードとを備える。第1のリード線グループ上において、ダイオードのP極は、接点と接続され、N極は、イメージングカートリッジチップの内部電源端子と接続され、第2のリード線グループ上において、ダイオードのN極は、接点と接続され、P極は、イメージングカートリッジチップの内部電源
接地端子と接続されている。他の実施形態では、ダイオードは、第1のリード線グループ上の一方向導電性素子の向きが動的接点からイメージングカートリッジチップの
内部電源端子までであり、第2のリード線グループ上の一方向導電性素子の向きがイメージカートリッジチップの
内部電源接地端子から
動的接点までである限り、他の一方向導電性素子によって置き換えられることもある。
【0032】
図1は、チップの最も簡単な電源モードを示し、
接点は、どれでもダイオードを介してチップ内の
内部電源と接続されている。機能が決定されていない外部
接点が高レベルであるとき、この
接点は、ダイオードを介して
該内部電源に電力を供給する可能性がある。さらに、ダイオードの一方向電力供給に起因して、他の
接点は、影響されないものである。チップ内部の電力供給が始まると、自動接点識別および配分モジュールは、作業を開始し、
接点機能を自動識別し、ロックする。
【0033】
同様に、様々な外部
接点は、それぞれのダイオードを介してチップの内部接地とさらに接続されるが、ダイオードの向きは、内部電源と接続されたダイオードの向きと逆向きである。その結果、外部
接点が低レベルであるとき、内部接地は、低レベル
接点と接続されたダイオードを介して放電する可能性がある。すなわち、電力供給および接地放電は、チップの正常動作を保証するために動作回路を形成する可能性がある。
【0034】
実施形態における解析処理ユニットは、接点の自己適応型動作を完了する主要ユニットであり、インテリジェント化されたユニットであり、イメージングボディ上の様々な動的接点の対応する機能を取得するように構成されている。
【0035】
実施形態では、チップの第1の実際の動作中に、チップは、標準的な基本チップ機能だけでなく、自己適応型
接点および識別の機能をさらに有している。標準的なプロトコルの事例では、電源が最初に通電されるので、電力
接点がロックされる可能性があり、リセット線が存在する場合、かつ、
図4に示されるように、特に、低レベルリセットが有効であるとき、リセット線は、標準レベルが高である第2の
接点であり、ここで、リセット線が低レベルである場合、他の信号線は機能しないので、リセット線は、チップの正常動作の前に高レベルであることが必要であり、クロック線の作動周波数は、データ線の作動周波数より高いので、クロック
接点およびデータ
接点は、同様にロックされることがある。その上、対応するEEPROMは、チップの中に配置される。対応する機能線は、対応する
接点上に固定して配分される可能性があり、第2の自己適応型識別は、将来の使用のため必要とされないので、チップの使用安定性を保証することが可能になる。その上、
接点機能は、チップが
イメージングボディから完全なデータ通信信号のグループを受信した後にロックされる可能性があるので、ピン機能の正確さを保証することが可能になる。
【0036】
実施形態における接点の自己適応型動作のフローチャートは、
図3に示されるとおりである。具体的なステップは、以下のとおりである。
ステップA:動的接点を静的接点と接触させ、自動接点識別モジュールに各
接点の電気信号特性を獲得させる。
ステップB:自動接点識別モジュールに各接点の電気信号特性に従って接点を自動識別させる。
ステップC:各接点の全種類の機能からステップBで自動識別された機能を選択し、接点の機能をロックする。
【0037】
実施形態では、ステップBは、重要なステップである。これらの機能は、各静的接点の機能がステップBで正しく識別された後に、対応する接点だけでロックされる可能性がある。
【0038】
接点識別フローは、以下に示されるとおりである。
【0039】
図4は、作業の開始中の通信プロトコルのオシログラムを示す。電源VCCは、最初、安定した高レベルであり、この時点で、自己適応型チップは、VCC
線を固定することが分かる。ここでは、安定した通電は、通電後にレベルが安定的に高く、変動またはパルスが起こらないことを指す。リセット信号線、すなわち、RST線が次に安定的に通電される。EPSON製プリンタは、最初に、データ零を送信し、すなわち、クロック線CLKは、高レベルになるように変換され、I/O線は、高レベルに変換される次の線であり、接地GNDは、いつでも低レベルにある。その上、対応する
接点機能は、チップが
イメージングボディによって送信された以前の数桁を採用した後、または、完全もしくはほぼ完全な
イメージングボディ波形のグループを受けた後、さらにロックされることがある。クロック
線の周波数がデータ信号線の周波数より確実に高いという現象は、同様に決定パラメータである。
【0040】
要約すると、本発明は、自己適応型接点機能付きの
イメージングカートリッジチップに関する。
イメージングカートリッジチップが製造されて工場から出荷されるとき、各接点は、全種類の接点機能を有し、
イメージングカートリッジチップは、ある種の特定の機能をある種の接点にロックすることなく、
イメージングカートリッジがイメージング装置に搭載されているときに限り、チップは、初期搭載の場合に周辺電気信号特性を自動決定し、この周辺電気信号特性に従って対応する接点で対応する機能を自動ロックし、将来使用されるときにこれらの機能をロックする。その結果、正規のチップの使用のため便利になる可能性がある。
【0041】
より具体的には、標準的な周知技術を採用するシリアル通信チップでは、対応するシリアル通信プロトコルがチップの各
接点の機能定義をロックするために使用され、対応する
接点機能定義の下での通信プロトコルの通信パラメータ、たとえば、電
力線、クロック
線、データ線およびリセット線の間の電気信号関係は、同様に固定される。波形の中のこの
接点機能は、対応する波形関係と通信プロトコルとに従って決定される可能性がある。実施形態における自己適応型機能付きのチップは、この方法により
イメージングボディの対応する端子の
接点機能をさらに決定し、これらの機能をインクカートリッジチップの中でロックし、将来使用されるときにこれらの機能をロックするので、チップのユニバーサル
接点機能は、ロックされる可能性があり、チップは、
接点機能をロックするチップになる可能性がある。その上、いくつかの事例では、チップは、使用されるときあらゆる時点で機能をロックすることがなく、
イメージングボディと接続されるたびに様々な接点の機能に自己適応し、
イメージングボディと適合させられる。明らかに、この方法は、トナーカートリッジチップにも適用されることがある。
【0042】
実施形態では、チップデータは、種々のデータ構造体に設計される。
イメージング装置が種々の接点を有しているとき、このチップは、チップの様々な接点定義を自己適応的に変更する可能性があるだけでなく、別々に定義された接点の位置に従って様々な接点定義に対応させるために種々の記憶ユニットを呼び出す可能性がある。その結果、1つのチップが種々の接点機能付きの種々の形式の
イメージング装置のモデルに対応するという目的を達成する可能性がある。
【0043】
標準的なシリアル通信チップでは、対応するシリアル通信プロトコルがチップの各
接点機能定義をロックするために使用され、対応する
接点機能定義の下での通信プロトコルの通信パラメータ、たとえば、電
力線、クロック
線、データ線およびリセット線の間の電気信号関係は、同様に固定される。ユーザは、対応する波形関係と通信プロトコルとに従って波形の中のこの
接点機能を決定する可能性がある。実施形態における自己適応型機能付きのチップは、この方法により
イメージングボディの対応する端子の
接点機能をさらに決定し、これらの機能をインクカートリッジチップの中でロックし、将来使用されるときにこれらの機能をロックするので、チップのユニバーサル
接点機能は、ロックされる可能性があり、チップは、
接点機能をロックするチップになる可能性がある。
【0044】
チップの当初の固定した機能関係の他に、チップの様々な
接点間の接続関係に関して、電源フルブリッジ整流器に類似する機能がさらに設計され、すなわち、どんな2つの
接点もそれぞれ正極および負極である。一方の
接点が低レベルにある限り、チップが正常に動作できるように、高レベルに達したとき、どんな
接点も通常はチップの電力を供給することが保証される可能性がある。
【0045】
初めての実際の動作の場合に、チップは、標準的な基本チップ機能だけでなく、自己適応型
接点機能を識別する機能も有している。標準的なプロトコルの下で、電源は、電力
接点が固定できるように、最初に通電される。リセット線が存在し、特に、リセット線が低レベルにあるときにリセットが有効である場合、
図4に示されるように、リセット線は、標準レベルが高である第2の
接点である。リセット線が低レベルにあるとき、他の信号線は、機能しないので、リセット線は、チップの正常動作の前に高レベルでなければならない。クロック線の動作周波数がデータ線の動作周波数より高いとき、クロック線およびデータ線も同様に固定されることがある。チップは、対応するEEPROMが設けられている。対応する機能線は、EEPROMのデータ制御を介して対応する
接点に固定して配分される可能性があるので、第2の自己適応型識別は、将来の使用のため必要とされず、従って、チップの使用安定性を保証することが可能になる。その上、
接点機能は、チップが
イメージングボディから完全なデータ通信信号のグループを受信した後にロックされることもあるので、
接点機能の正確さを保証することが可能になる。安定した
電気信号は
、容易に
決定される可能性があり、デジタル信号に対して、電源オン時間、電源オフ時間、および期間中のパルス数によって決定される可能性がある。たとえば、
図4に示されるように、VCCは、電源を指すので、パルスの上側部分を電源オン期間とし、下側部分を電源オフ期間として、ただ1つのパルスが電源オン期間内および電源オフ期間内に存在する。
RSTは、電源タイムスライス全体の範囲内で有効であることが必要であり、パルス数は、VCCのパルス数より僅かに少ない。CLKは、全てのデータ桁を有するので、電源オン期間内に最大パルス数を有している。
I/Oは、毎回変化するわけではないので、パルス数は、CLKのパルス数未満であるが、RESETのパルス数より遥かに多い。その結果、VCCおよび
RSTの信号だけが安定し、CLKおよびI/O接点
の信号は、絶えず変化している。
【0046】
図4に示されるように、通信プロトコルチップが動作を開始するとき、電源VCCは、最初に安定した高レベルを有し、この時点で、自己適応型チップは、VCCを固定し、リセット信号線、すなわち、RST線は、次に、安定して通電され、そして、EPSONプリンタがデータ零を最初に送信する場合、クロック線CLKは、高レベルに変換され、I/O線は、次に、高レベルに変換されるべきであり、接地GNDは、いつでも低レベルである。その上、対応する
接点機能は、チップが
イメージングボディによって送信された以前の数桁を採用した後、または、完全もしくはほぼ完全な
イメージングボディ波形のグループを受信した後、さらにロックされることがある。クロック
線の周波数がデータ信号線の周波数より高いという現象は、同様に決定パラメータである。
【0047】
IIC(I2C)通信プロトコルは、
図5に示されるとおりである。データ線は、最初に低レベルに変換され、通信の開始の場合に、データ信号線およびクロック信号線が両方共に高レベルであるとき、通信を開始する信号線である。クロック線が高レベルにあるとき、データ線は、低レベルから高レベルに変換され、通信の終了を指示する。全部の通信プロセスが終了するとき、自己適応型チップの中のEEPROMは、SCLクロック線およびSDAデータ線をロックし、SCLクロック線およびSDAデータ線を将来的に固定して使用する。その上、対応する
接点機能は、チップが
イメージングボディによって送信された以前の数桁を採用した後、または、完全もしくはほぼ完全な
イメージングボディ波形のグループを受信した後、さらにロックされることがある。クロック
線の周波数がデータ信号線の周波数より高いという現象は、
図5に示されるように、同様に決定パラメータである。
【0048】
チップデータは、種々のデータ構造体に設計される。
イメージング装置が種々の接点を有しているとき、このチップは、チップの様々な接点定義を自己適応的に変更する可能性があるだけでなく、別々に定義された接点の位置に従って様々な接点定義に対応させるために種々の記憶ユニットを呼び出す可能性がある。その結果、1つのチップが種々の接点機能付きの種々の形式の
イメージング装置のモデルに対応するという目的を達成する可能性がある。
【0049】
たとえば、自己適応型接点付きのチップは、IIC通信プロトコルに準拠する。チップの中には、3つのチップ形式に対応する3つのデータ記憶領域、すなわち、A、BおよびCが存在する。すなわち、チップは、3つの形式のチップに自己適合する可能性がある。チップが動作を開始するとき、IIC通信プロトコルに基づいて、4本の通信線のうちの3本が確実に高レベルであり、1本の接地線が低レベルであると仮定し、接点1、2および3が高レベルであり、接点4が低レベルであると仮定すると、チップは、接点4がこの時点で接地線であることを自動識別する。IICプロトコル通信の開始の場合に、クロック線SCLが高レベルであるとき、データ線SDAは、最初に、低レベルに変換され、このことが通信の開始を指示し、クロック線SCLは、低レベルに変換される次の線である。接点1が最初に低レベルに変換され、接点2が接点1と一緒に低レベルに変換されると仮定すると、チップは、接点1がデータ線SDAであり、接点2がクロック線SCLであり、接点3が電源VCCであることを識別する可能性がある。この時点で、チップは、第1の形式のチップであることが分かり、それ故に、記憶領域Aの中のデータは、
イメージングボディと通信状態にあると考えることができる。
【0050】
接点2が最初に低レベルに変換され、接点1が接点2と一緒に低レベルに変換されると仮定すると、チップは、接点2がデータ線SDAであり、接点1がクロック線SCLであり、接点3が電源VCCであることを識別する可能性がある。この時点で、チップは、第2の形式のチップであることが分かり、記憶領域Bの中のデータは、
イメージングボディと通信状態にあると考えることができる。
【0051】
接点1が最初に低レベルに変換され、接点3が接点1と一緒に低レベルに変換されると仮定すると、チップは、接点1がデータ線SDAであり、接点3がクロック線SCLであり、接点2が電源VCCであることを識別する可能性がある。この時点で、チップは、第3の形式のチップであることが分かり、記憶領域Cの中のデータは、類推によって、
イメージングボディと通信状態にあると考えることができる。
【0052】
実施形態の具体的なステップは、
図6に示されるように、イメージングカートリッジチップによって適応され得る全ての形式のチップの対応するデータ構造体であって、種々の静的接点配分事例を示し、かつ、種々の記憶ユニットの対応する関係データ構造体に対応するデータ構造体を事前に種々の記憶領域に記憶するステップと、接点の獲得された電気信号特性に従ってチップの形式を獲得し、
イメージングボディと通信するために記憶領域の中のデータを呼び出すステップと、で与えられる。
【0053】
その結果、メモリは、イメージングカートリッジチップ内に配置されなければならない。実施形態における接点識別モジュールは、記憶ユニットと、信号獲得ユニットと、自動接点識別モジュールと、ロック用EEPROMと、接点配分実行ユニットとを備え、記憶ユニットは、対応する関係データ構造体であって、種々の静的接点配分事例を示し、かつ、種々の記憶ユニットに対応している関係データ構造体を様々な形式のイメージング
ボディに記憶するように構成され、信号獲得ユニットは、動的接点と接続され、動的接点が静的接点と接触するときに各静的接点の電気信号特性を獲得するように構成され、自動接点識別モジュールは、信号獲得ユニットと接続され、信号獲得ユニットによって獲得された各接点の電気信号特性を受信し、イメージングボディの様々な静的接点の対応する機能を取得し、別々に定義された接点の位置に従って記憶ユニットの中の対応する関係データ構造体を呼び出し、データをロック用EEPROMに書き込むように構成され、接点配分実行ユニットは、ロック用EEPROMを読み込み、全種類の接点機能からロック用EEPROMの中の特定の機能を選択するように構成されている。
【0054】
チップは、チップの接点が自己適応能力を有する場合に、簡便に設計することができ、そして、いくつものチップ製品に拡張され、かつ、適用でき、その結果、製品管理コストを削減できることが以上の説明から分かる。