【課題を解決するための手段】
【0005】
発明の概要
本発明は、ダウンロードされるべきフォントファイルのサイズがユーザに対応するゲートウェイの限界よりも大きい場合にユーザがファイルサーバから必要なフォントファイルをダウンロードできないという先行技術の課題を解決するために用いられることができるフォントファイルをダウンロードする方法およびシステムを提供する。
【0006】
本発明は、フォントファイルをダウンロードする方法であって、
ユーザデバイスによってダウンロードされるべきフォントファイルのサイズが、当該ユーザデバイスに対応するゲートウェイの伝送限界閾値よりも大きい場合に、各々が当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有する複数のサブフォントファイルに当該フォントファイルを分割するステップと、
全ての当該サブフォントファイルを当該ユーザデバイスに伝送するステップとを備える、方法を提供する。
【0007】
好ましくは、当該フォントファイルを分割するステップは、
当該フォントファイルの中のグリフアウトラインデータのサイズが当該伝送限界閾値よりも大きい場合には、各々が当該グリフアウトラインデータの一部を含み、かつ、当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有する当該複数のサブフォントファイルを得るために、当該グリフアウトラインデータを分割するステップと、
当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外のデータのサイズが当該伝送限界閾値よりも大きい場合には、各々が当該グリフアウトラインデータ以外の当該データの一部を含み、かつ、当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有する当該複数のサブフォントファイルを得るために、当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを分割し、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データのサイズが当該伝送限界閾値よりも大きくない場合には、当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを単一のサブフォントファイルとみなすステップとを備える。
【0008】
好ましくは、当該フォントファイルを分割するステップは、
当該フォントファイルの中のグリフアウトラインデータ以外のデータのサイズが当該伝送限界閾値よりも大きくない場合には、各々が当該グリフアウトラインデータの一部を含む当該複数のサブフォントファイルを得るために、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータを分割するステップと、
当該複数のサブフォントファイルの各々のサブフォントファイルごとに、当該グリフアウトラインデータ以外の全てのデータを当該サブフォントファイルに入れるステップとを備え、当該サブフォントファイルのサイズは当該伝送限界閾値よりも大きくない。
【0009】
フォントファイルをダウンロードする当該方法は、
全ての当該サブフォントファイルを当該ユーザデバイスにダウンロードするステップと、
使用可能なフォントファイルを得るために、全ての当該サブフォントファイルを当該ユーザデバイスによって処理するステップとをさらに備える。
【0010】
好ましくは、全ての当該サブフォントファイルを当該ユーザデバイスによって処理するステップは、
各々がグリフアウトラインデータの一部を含むサブフォントファイルが、当該グリフアウトラインデータ以外のデータを含まない場合には、当該使用可能なフォントファイルを得るために、各々が当該グリフアウトラインデータの一部を含む全てのサブフォントファイルと、当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを含む全てのサブフォントファイルとを結合するステップ、または
各々がグリフアウトラインデータの一部を含む当該サブフォントファイルが、当該グリフアウトラインデータ以外のデータを含まない場合には、当該使用可能なフォントファイルを得るために、当該グリフアウトラインデータの一部を含む各々のサブフォントファイルごとに、当該サブフォントファイルと、当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを含む全てのサブフォントファイルとを結合するステップを備える。
【0011】
好ましくは、全ての当該サブフォントファイルを当該ユーザデバイスによって処理するステップは、
グリフアウトラインデータを含む当該サブフォントファイルが当該グリフアウトラインデータ以外の全てのデータを含む場合に、各々のダウンロードされた当該サブフォントファイルを単一の使用可能なフォントファイルとみなすステップを備える。
【0012】
本発明は、フォントファイルをダウンロードするシステムであって、
ユーザデバイスによってダウンロードされるべきフォントファイルのサイズが、当該ユーザデバイスに対応するゲートウェイの伝送限界閾値よりも大きい場合に、各々が当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有する複数のサブフォントファイルに当該フォントファイルを分割し、全ての当該サブフォントファイルを当該ユーザデバイスに伝送するためのサーバと、
全ての当該サブフォントファイルをダウンロードし、使用可能なフォントファイルを得るために全ての当該サブフォントファイルを処理するための当該ユーザデバイスとを備える、システムを提供する。
【0013】
好ましくは、当該ユーザデバイスは、ダウンロードされるべき当該フォントファイルを得るために、対応する当該ゲートウェイを介してダウンロード要求を当該サーバに送るようにさらに適合され、
当該サーバは、当該ユーザデバイスが送った当該ダウンロード要求を受取ると、当該ユーザデバイスの識別(ID)情報に従って当該ユーザデバイスに対応する当該ゲートウェイを決定し、それによって当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値を決定し、当該ユーザデバイスが送った当該ダウンロード要求に従って、ダウンロードされるべき当該フォントファイルを決定し、当該フォントファイルの当該サイズと当該伝送限界閾値との関係に従って、当該フォントファイルを分割するか否かを判断するようにさらに適合される。
【0014】
好ましくは、当該ユーザデバイスの当該ID情報は、国際携帯電話機体識別番号(IMEI)、国際移動電話加入者識別番号(IMSI)、移動局ディレクトリ番号(MSDN)および加入者識別モジュール(SIM)のうちの少なくとも1つを含む。
【0015】
好ましくは、当該サーバは、
当該ユーザデバイスによってダウンロードされるべき当該フォントファイルの当該サイズが、当該ユーザデバイスに対応する当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値よりも大きい場合に、各々が当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有する当該複数のサブフォントファイルに当該フォントファイルを分割するための分割処理モジュールと、
全ての当該サブフォントファイルを当該ユーザデバイスに伝送するための伝送モジュールとを備える。
【0016】
好ましくは、当該分割処理モジュールは、
ダウンロードされるべき当該フォントファイルの当該サイズが、当該ユーザデバイスに対応する当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値よりも大きい場合に、当該伝送限界閾値に従って、ダウンロードされるべき当該フォントファイルの分割単位を決定し、各々が当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有する複数のサブフォントファイルを得るために、当該分割単位に従って当該フォントファイルを分割するように適合され、当該分割単位は、一回の分割により得られるサブフォントファイルのサイズであり、当該分割単位のサイズは、当該伝送限界閾値よりも大きくない。
【0017】
好ましくは、当該分割処理モジュールは、当該分割単位に従って当該サブフォントファイルの数を決定し、複数のブランクファイルを作成して、当該分割単位の当該サイズに従って当該フォントファイルの中のデータを当該複数のブランクファイルのうちの対応するブランクファイルに順次コピーし、それによって、各々が当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有する当該複数のサブフォントファイルを得るようにさらに適合され、当該ブランクファイルの数は当該サブフォントファイルの数と同じである。
【0018】
好ましくは、当該分割処理モジュールは、各々が当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有する当該複数のサブフォントファイルを得るために、当該フォントファイルを保持することなく、当該分割単位の当該サイズに従って当該フォントファイルの中のデータを順次分割するようにさらに適合される。
【0019】
好ましくは、当該分割処理モジュールは、当該サブフォントファイルのネーミングルールを決定するようにさらに適合され、
当該伝送モジュールは、当該サブフォントファイルの当該ネーミングルールを当該ユーザデバイスに伝送するようにさらに適合され、
当該ユーザデバイスは、全ての当該サブフォントファイルおよび当該サブフォントファイルの当該ネーミングルールをダウンロードした後、当該サブフォントファイルの当該ネーミングルールに従って全ての当該サブフォントファイルの順序を決定し、当該順序に従って1つずつ次のサブフォントファイルが前のフォントファイルの末尾に付加されるように全ての当該サブフォントファイルを結合し、それによって当該使用可能なフォントファイルを得るようにさらに適合される。
【0020】
好ましくは、当該分割処理モジュールは、当該サブフォントファイルのネーミングルールを決定し、ダウンロードされるべき当該フォントファイルのインデックスファイルを作成するようにさらに適合され、当該インデックスファイルは、当該フォントファイルの当該サイズ、当該分割単位および当該サブフォントファイルの当該ネーミングルールを含み、
当該伝送モジュールは、当該インデックスファイルを当該ユーザデバイスに伝送するようにさらに適合され、
当該ユーザデバイスは、全ての当該サブフォントファイルおよび当該インデックスファイルをダウンロードした後、当該インデックスファイルに従って、ダウンロードされる必要がある各々のサブフォントファイルのファイル名を決定し、当該伝送モジュールからダウンロードされた当該サブフォントファイルを順次格納するための対応するブランクファイルを作成するようにさらに適合され、当該使用可能なフォントファイルを得るためのダウンロードされた当該サブフォントファイルの結合を容易にするために、当該サブフォントファイルをダウンロードする手順中は、各々のサブフォントファイルのオフセット量はゼロから始まり、現在ダウンロードされているサブフォントファイルのダウンロードオフセット量はリアルタイムで記録される。
【0021】
好ましくは、当該ユーザデバイスは、
当該サブフォントファイルをダウンロードする手順中に、当該サーバとの接続が切断され、当該サーバとの通常の接続が回復した後にダウンロードを継続する必要がある場合には、まずダウンロードされた当該サブフォントファイルの全体サイズを求め、次いでダウンロードされた当該サブフォントファイルの当該全体サイズおよびダウンロードされるべき当該フォントファイルの当該分割単位に基づいて計算を行なって、ダウンロードされるべき当該サブフォントファイルをその後設定し、ダウンロードを更新するための要求を送り、それによってダウンロードを再開するようにさらに適合される。
【0022】
好ましくは、当該ユーザデバイスは、
当該フォントファイルの当該サイズおよび当該分割単位を決定するために、ダウンロードされるべき当該フォントファイルの当該インデックスファイルを読取り、ダウンロードされた当該サブフォントファイルが完全なものであるか否かを判断するために各々のダウンロードされた当該サブフォントファイルのサイズを順次判断するようにさらに適合され、
当該サブフォントファイルの当該サイズがゼロではなく、かつ、当該サブフォントファイルの当該サイズが当該サーバ内の対応するサブフォントファイルの実際のサイズと同じである場合には、各々のダウンロードされた当該サブフォントファイルごとに、当該サブフォントファイルが完全にダウンロードされたと判断するようにさらに適合され、
当該サブフォントファイルの当該サイズが当該サーバ内の当該対応するサブフォントファイルの実際のサイズよりも小さい場合には、当該ユーザデバイスによってダウンロードされた当該サブフォントファイルの当該サイズに対応する量だけ当該サーバ内の当該対応するサブフォントファイルのポインタをオフセットするようにさらに適合され、ダウンロードされるべき当該サブフォントファイルの残りのサイズは、当該サーバ内の当該対応するサブフォントファイルの実際のサイズと当該サブフォントファイルの局所的にダウンロードされたサイズとの差である。
【0023】
好ましくは、当該分割処理モジュールは、
当該ユーザデバイスによってダウンロードされるべき当該フォントファイルの当該サイズが、当該ユーザデバイスに対応する当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値よりも大きい場合に、
当該フォントファイルの中のグリフアウトラインデータのサイズが当該伝送限界閾値よりも大きくなく、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外のデータのサイズが当該伝送限界閾値よりも大きくなければ、
当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータを含む単一のサブフォントファイルと、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを含む単一のサブフォントファイルとを得るために、当該フォントファイルを分割するように適合されるか、または
各々が当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータの一部および当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを含む複数のサブフォントファイルを得るために、当該フォントファイルを分割するように適合され、
当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きく、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きくなければ、
当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを含む単一のサブフォントファイルと、各々が当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有し、かつ、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータの一部を含む複数のサブフォントファイルとを得るために、当該フォントファイルを分割するように適合されるか、または
各々が当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有し、かつ、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータの一部および当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを含む複数のサブフォントファイルを得るために、当該フォントファイルを分割するように適合され、
当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きく、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データの当該サイズも当該伝送限界閾値よりも大きければ、各々が当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有し、かつ、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータの一部を含む複数のサブフォントファイルと、各々が当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有し、かつ、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データの一部を含む複数のサブフォントファイルとを得るために、当該フォントファイルを分割するように適合され、
当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きくなく、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きければ、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータを含む単一のサブフォントファイルと、各々が当該伝送限界閾値よりも大きくないサイズを有し、かつ、当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータ以外の当該データの一部を含む複数のサブフォントファイルとを得るために、当該フォントファイルを分割するように適合される。
【0024】
好ましくは、当該分割処理モジュールは、各々が当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータの一部を含む当該サブフォントファイルを得るために当該フォントファイルを分割する際、各々のグリフアウトラインデータに対応する国際的な文字符号化、ID通し番号または中国標準規格に従って当該フォントファイルの中の当該グリフアウトラインデータを分割し、分割ルールを確立するようにさらに適合され、
当該伝送モジュールは、当該分割ルールを当該ユーザデバイスに伝送するようにさらに適合され、
当該ユーザデバイスは、全ての当該サブフォントファイルをダウンロードした後、当該使用可能なフォントファイルを得るために当該分割ルールに従って全ての当該サブフォントファイルを結合するようにさらに適合される。
【0025】
好ましくは、当該ユーザデバイスは、
全ての当該サブフォントファイルをダウンロードするためのダウンロードモジュールと、
当該使用可能なフォントファイルを得るために全ての当該サブフォントファイルを処理するための処理モジュールとを備える。
【0026】
好ましくは、当該処理モジュールは、
グリフアウトラインデータの一部を含むサブフォントファイルが、当該グリフアウトラインデータ以外のデータを含まない場合には、
当該使用可能なフォントファイルを得るために、各々が当該グリフアウトラインデータの一部を含む全ての当該サブフォントファイルと、当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを含む全ての当該サブフォントファイルとを結合するように適合されるか、または
単一の使用可能なフォントファイルを得るために、各々が当該グリフアウトラインデータの一部を含む各々の当該サブフォントファイルごとに、当該サブフォントファイルと、当該グリフアウトラインデータ以外の当該データを含む全ての当該サブフォントファイルとを結合するように適合され、
当該グリフアウトラインデータを含むサブフォントファイルが、当該グリフアウトラインデータ以外のデータを含む場合には、各々のダウンロードされた当該サブフォントファイルを単一の使用可能なフォントファイルとみなすように適合される。
【0027】
好ましくは、当該サーバは、
当該ユーザデバイスによってダウンロードされるべき当該フォントファイルの当該サイズが、当該ユーザデバイスに対応する当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値よりも大きいか否かを判断するための判断モジュールをさらに備え、
当該判断モジュールは、当該フォントファイルの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きい場合には、当該分割処理モジュールを動作させ、
当該判断モジュールは、当該フォントファイルの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きくない場合には、当該伝送モジュールが当該フォントファイルを当該ユーザデバイスに直接伝送するようにさせる。
【0028】
好ましくは、当該サーバは圧縮処理モジュールをさらに備え、
当該圧縮処理モジュールは、当該フォントファイルの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きいことを当該判断モジュールが判断した場合であって、当該判断モジュールが当該分割処理モジュールを動作させる前に、当該フォントファイルを圧縮し、圧縮処理後に当該判断モジュールを再び動作させるように適合され、
当該判断モジュールは、当該圧縮処理モジュールによって動作させられた後に、圧縮された当該フォントファイルの当該サイズが当該ユーザデバイスに対応する当該ゲートウェイの当該伝送限界閾値よりも大きいか否かを再度判断し、圧縮された当該フォントファイルの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きい場合には当該分割処理モジュールを動作させ、圧縮された当該フォントファイルの当該サイズが当該伝送限界閾値よりも大きくない場合には当該伝送モジュールが圧縮された当該フォントファイルを当該ユーザデバイスに直接伝送するようにさせるようにさらに適合され、
当該ユーザデバイスは、全ての当該サブフォントファイルをダウンロードした後、使用可能な圧縮されたフォントファイルを得るために全ての当該サブフォントファイルを処理するようにさらに適合され、当該ユーザデバイスは、当該使用可能なフォントファイルを得るために、圧縮された当該フォントファイルを復元するように適合された復元処理モジュールを備える。