特許第5754583号(P5754583)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5754583-バーナおよびボイラ 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5754583
(24)【登録日】2015年6月5日
(45)【発行日】2015年7月29日
(54)【発明の名称】バーナおよびボイラ
(51)【国際特許分類】
   F23D 11/24 20060101AFI20150709BHJP
【FI】
   F23D11/24 B
【請求項の数】2
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2011-60019(P2011-60019)
(22)【出願日】2011年3月18日
(65)【公開番号】特開2012-193929(P2012-193929A)
(43)【公開日】2012年10月11日
【審査請求日】2013年12月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000175272
【氏名又は名称】三浦工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110685
【弁理士】
【氏名又は名称】小山 方宜
(72)【発明者】
【氏名】蔵野 雅夫
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 務
(72)【発明者】
【氏名】明上 鉄平
【審査官】 木村 麻乃
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−281451(JP,A)
【文献】 特開2006−145121(JP,A)
【文献】 特開2007−064522(JP,A)
【文献】 特開平11−237041(JP,A)
【文献】 特開2008−134037(JP,A)
【文献】 特開2004−138267(JP,A)
【文献】 特開2007−64522(JP,A)
【文献】 特開2005−344982(JP,A)
【文献】 特開2010−133652(JP,A)
【文献】 特開2002−243117(JP,A)
【文献】 特開2003−302010(JP,A)
【文献】 実開昭63−080416(JP,U)
【文献】 米国特許第04588375(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F23D 11/00−11/46
F23N 1/00
F22B 33/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
噴霧量の異なる複数のノズルを備え、その内のいずれのノズルから噴霧するかを択一的に切り替えて燃焼量を変更するバーナであって、
噴霧量が最大のノズルは、バーナ中心軸に沿って配置されるか、他のノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置され
高燃焼用ノズルと中燃焼用ノズルと低燃焼用ノズルとを備え、高燃焼、中燃焼、低燃焼および停止の四位置で燃焼量を変化させるバーナであって、
高燃焼時には高燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧し、中燃焼時には中燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧し、低燃焼時には低燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧し、
中燃焼用ノズルからの噴霧量は、高燃焼用ノズルよりは少ないが低燃焼用ノズルよりは多くなるよう設定され、
高燃焼用ノズルは、バーナ中心軸に沿って配置されるか、中燃焼用ノズルおよび低燃焼用ノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置され、中燃焼用ノズルは、低燃焼用ノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置されることで、噴霧量の多いノズルほどバーナ中心軸に近くなるよう配置される
ことを特徴とするバーナ。
【請求項2】
円筒状の燃焼室の上部中央に、下方へ向けて前記バーナが設けられ、
前記高燃焼用ノズルは、燃焼室中心軸に沿って配置されるか、他のノズルよりも燃焼室中心軸に近くなるよう配置される
ことを特徴とする請求項1に記載のバーナを備えたボイラ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のノズルを備えるバーナと、そのようなバーナを備えたボイラに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、高燃焼用ノズルと低燃焼用ノズルとの二つのノズルを備えるバーナが知られている。この種のバーナでは、低燃焼時には、低燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧し、高燃焼時には、高燃焼用ノズルと低燃焼用ノズルとの双方から燃料を噴霧する。
【0003】
この種のバーナでは、高燃焼用ノズルと低燃焼用ノズルとの二つのノズルを備えるので、両ノズル間の中点をバーナ中心軸に合わせて配置されるのが通常である。そのため、いずれのノズルもバーナ中心軸から偏心して配置され、それ故、燃焼室内で火炎に偏りが生じ、燃焼性に改善の余地があった。
【0004】
そこで、下記特許文献1に開示されるように、低燃焼時の燃焼性を改善するために、低燃焼用ノズル(4)を高燃焼用ノズル(5)よりもバーナ中心軸(8)(燃焼室中心軸(7))に近くなるよう配置したバーナ(1)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−302010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、そもそも高燃焼時に、高燃焼用ノズルと低燃焼用ノズルとの二つのノズルから燃焼を噴霧するのでは、各ノズルからの燃料や火炎に重なりが生じてしまい、局所的に高温部が生成されてしまうことが避けられない。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、各燃焼段階の燃焼性を改善するバーナおよびボイラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、噴霧量の異なる複数のノズルを備え、その内のいずれのノズルから噴霧するかを択一的に切り替えて燃焼量を変更するバーナであって、噴霧量が最大のノズルは、バーナ中心軸に沿って配置されるか、他のノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置され、高燃焼用ノズルと中燃焼用ノズルと低燃焼用ノズルとを備え、高燃焼、中燃焼、低燃焼および停止の四位置で燃焼量を変化させるバーナであって、高燃焼時には高燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧し、中燃焼時には中燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧し、低燃焼時には低燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧し、中燃焼用ノズルからの噴霧量は、高燃焼用ノズルよりは少ないが低燃焼用ノズルよりは多くなるよう設定され、高燃焼用ノズルは、バーナ中心軸に沿って配置されるか、中燃焼用ノズルおよび低燃焼用ノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置され、中燃焼用ノズルは、低燃焼用ノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置されることで、噴霧量の多いノズルほどバーナ中心軸に近くなるよう配置されることを特徴とするバーナである。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、噴霧量の異なる複数のノズルの内、燃焼段階に応じて択一的に噴霧するノズルを切り替えて、各燃焼段階ではいずれか一本のノズルからのみ燃料が噴霧される。これにより、各ノズルからの燃料や火炎の重なりを防止して、局所的な高温部の発生を防止し、燃焼性を改善することができる。しかも、噴霧量が最大のノズルを、バーナ中心軸に沿って配置するか、他のノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置するので、最大燃焼時における燃焼性を最もよく改善することができる。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、高燃焼時にも、高燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧するので、低燃焼用ノズルからの噴霧も併用した場合と比較して、燃料や火炎の重なりを防止して、局所的な高温部の発生を防止し、燃焼性を改善することができる。しかも、高燃焼用ノズルを、バーナ中心軸に沿って配置するか、低燃焼用ノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置するので、高燃焼時における燃焼性を最もよく改善することができる。
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、四位置制御のバーナでも、各燃焼段階でいずれか一本のノズルからのみ燃料を噴霧することで、燃料や火炎の重なりを防止して、局所的な高温部の発生を防止し、燃焼性を改善することができる。しかも、高燃焼用ノズルを、バーナ中心軸に沿って配置するか、他のノズルよりもバーナ中心軸に近くなるよう配置するので、高燃焼時における燃焼性を最もよく改善することができる。
【0014】
さらに、請求項2に記載の発明は、円筒状の燃焼室の上部中央に、下方へ向けて前記バーナが設けられ、前記高燃焼用ノズルは、燃焼室中心軸に沿って配置されるか、他のノズルよりも燃焼室中心軸に近くなるよう配置されることを特徴とする請求項1に記載のバーナを備えたボイラである。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、高燃焼用ノズルを、燃焼室中心軸に沿って配置するか、他のノズルよりも燃焼室中心軸に近くなるよう配置することで、高燃焼時における燃焼性が最もよいボイラを実現することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、各燃焼段階の燃焼性を改善したバーナおよびボイラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明のバーナの一実施例を示す概略縦断面図である。
図2図1におけるバーナのノズル先端部の拡大図である。
図3図1におけるIII−III矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のバーナの一実施例を示す概略縦断面図である。また、図2は、図1におけるバーナのノズル先端部の拡大図であり、図3は、図1におけるIII−III矢視図である。
【0019】
本実施例のバーナ1は、液体燃料を燃焼させるバーナであり、高燃焼用ノズル2と低燃焼用ノズル3との二つのノズルを備える。各ノズル2,3は、それぞれ、ノズルパイプ4,5の先端部にノズルチップ6,7が設けられて構成される。
【0020】
各ノズル2,3は、それぞれ、軸線を上下方向へ沿って配置され、近接して並列に設けられる。この際、各ノズル2,3のノズルチップ6,7同士は、近接して同一高さに配置される。
【0021】
低燃焼用ノズル3には、点火装置8が設けられる。具体的には、低燃焼用ノズル3に近接して着火碍子9が設けられ、その下端部の電極10,10間にスパークを発生させることで、低燃焼用ノズル3からの噴霧燃料に点火することができる。
【0022】
各ノズル2,3には、それぞれ、オイルタンク11からの燃料が、給油路12を介して供給可能とされる。具体的には、オイルタンク11からの給油路12は、燃料ポンプ13と燃料元弁14とを介した後、二股に分岐され、一方の給油路15は高燃焼用燃料弁16を介して高燃焼用ノズル2に接続され、他方の給油路17は低燃焼用燃料弁18を介して低燃焼用ノズル3に接続される。
【0023】
燃料元弁14は、ボイラの運転時には開放状態に維持される。従って、燃料ポンプ13を作動させた状態で高燃焼用燃料弁16を開くと、高燃焼用ノズル2へ燃料が供給され、そのノズルチップ6から下方へ燃料が略円錐状に噴霧される。一方、燃料ポンプ13を作動させた状態で低燃焼用燃料弁18を開くと、低燃焼用ノズル3へ燃料が供給され、そのノズルチップ7から下方へ燃料が略円錐状に噴霧される。
【0024】
本実施例では、バーナ1は、高燃焼、低燃焼および停止の三位置で燃焼量を制御されるが、低燃焼時には、低燃焼用ノズル3からのみ燃料を噴霧し、高燃焼時には、低燃焼用ノズル3からは燃料を噴霧せず、高燃焼用ノズル2からのみ燃料を噴霧する。低燃焼用ノズル3と高燃焼用ノズル2との噴霧量(噴霧流量)の比は、典型的には1対2であるが、高燃焼用ノズル2の噴霧量が低燃焼用ノズル3の噴霧量より多い限り、その噴霧量の比は適宜に変更可能である。
【0025】
バーナ1は、さらに、各ノズル2,3を取り囲むように、整流筒19とエアレジスタ20とを備える。整流筒19とエアレジスタ20とは、それぞれ円筒状であり、その軸線を上下方向へ沿って配置されると共に、同心円筒状に配置される。そして、各ノズル2,3は、整流筒19の径方向中央部において、整流筒19の上部開口から下端部付近まで差し込まれた状態で保持される。これにより、各ノズル2,3を取り囲むように整流筒19が設けられ、その整流筒19を取り囲むようにエアレジスタ20が設けられる。なお、各ノズル2,3の下端部は、整流筒19およびエアレジスタ20の下端部よりも若干上方に配置される。また、エアレジスタ20の上端部は、上方へ行くに従って拡径する逆円錐台状に形成されている。
【0026】
整流筒19の下部開口には、バッフル板21が設けられる。このバッフル板21は、整流筒19の下部開口を塞ぐように設けられる邪魔板であるが、図2および図3に示すように、各ノズルチップ6,7および点火装置8の下端部と対応した箇所に開口22が形成されている。
【0027】
整流筒19とエアレジスタ20との間の円筒状空間の下端部には、所望により空気開口形成板23が設けられる。本実施例では、円環状の板材からなる空気開口形成板23が設けられ、この空気開口形成板23には周方向等間隔に同一形状の複数の開口24,24,…が形成されている。複数の開口24を備える空気開口形成板23を用いる場合、バーナ1からの火炎を分割させて、火炎の表面積の拡大を図り、放熱による火炎温度の低下により、NOxの発生を防止することができる。但し、空気開口形成板23に設ける開口24の個数や形状は適宜に変更可能である。また、場合により、空気開口形成板23の設置を省略して、整流筒19とエアレジスタ20との間の円筒状空間の全域を開口させてもよい。
【0028】
バーナ1は、さらに、下方へのみ開口した略円筒状のウィンドボックス25を備える。ウィンドボックス25の下部開口付近に設けた円環状の取付板26に、エアレジスタ20の外周部に設けたフランジ27が保持される。これにより、ウィンドボックス25は、整流筒19の開口22、およびエアレジスタ20の開口24を介してのみ、下方へ開口する。
【0029】
ウィンドボックス25の周側壁上部には、送風機(図示省略)からの空気路28が接続される。従って、送風機からの空気は、空気路28およびウィンドボックス25を介して、整流筒19およびエアレジスタ20の各上部開口へ送り込まれる。そして、その空気は、整流筒19の内側を通りバッフル板21の開口22から吐出されると共に、整流筒19とエアレジスタ20との間の円筒状空間を通り空気開口形成板23の開口24から吐出される。各ノズル2,3から燃料を噴霧して燃焼を図る際には、空気路に設けたダンパ(図示省略)の位置、および/または、送風機の回転数を制御して、燃焼量に応じた量の空気が燃焼用空気として燃焼室内へ送り込まれる。
【0030】
このようなバーナ1は、ボイラ29の缶体30上部に設けられる。この缶体30は、典型的には、多数の水管を円筒状に配列して構成される。そして、その円筒状の水管列の径方向中央上部に、バーナ1が下方へ向けて設けられる。バーナ1から吐出される燃料は、円筒状の水管列の内側で燃焼を図られる。つまり、円筒状の水管列の内側が、燃焼室として機能する。
【0031】
本実施例では、高燃焼用ノズル2は、バーナ中心軸Xに沿って配置されるか、低燃焼用ノズル3よりもバーナ中心軸Xに近くなるよう配置される。バーナ中心軸Xとは、整流筒19の中心軸であり、また通常、缶体30や燃焼室の中心軸と一致する。
【0032】
本実施例のボイラ29は、高燃焼、低燃焼および停止の三位置で燃焼量が制御される。この燃焼量の制御は、周知のとおり、ボイラ29からの蒸気圧に基づき、蒸気の使用負荷を監視して、圧力センサ(圧力スイッチを含む)により行うことができる。
【0033】
前述したように、本実施例では、高燃焼時には高燃焼用ノズル2からのみ燃料を噴霧し、低燃焼時には低燃焼用ノズル3からのみ燃料を噴霧する。停止状態からボイラ29を起動させる際には、点火装置8を用いて、低燃焼用ノズル3からの噴霧燃料に点火すればよく、また低燃焼状態から高燃焼状態への移行時には、低燃焼用ノズル3からの噴霧燃料の火炎を高燃焼用ノズル2からの噴霧燃料に移した後、低燃焼用ノズル3からの燃料の噴霧を停止すればよい。
【0034】
本実施例のバーナ1およびボイラ29によれば、高燃焼時にも、高燃焼用ノズル2からのみ燃料を噴霧するので、低燃焼用ノズル3からの噴霧も併用した場合と比較して、燃料や火炎の重なりを防止して、局所的な高温部の発生を防止し、燃焼性を改善することができる。しかも、高燃焼用ノズル2を、バーナ中心軸Xに沿って配置するか、低燃焼用ノズル3よりもバーナ中心軸Xに近くなるよう配置するので、高燃焼時における燃焼性を最もよく改善することができる。
【0035】
本発明のバーナ1およびボイラ29は、前記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。たとえば、前記実施例では、高燃焼用ノズル2と低燃焼用ノズル3との二本のノズルを備えたが、中燃焼用ノズルをさらに備えてもよい。この場合、バーナ1は、高燃焼、中燃焼、低燃焼および停止の四位置で燃焼量を変化させることになる。中燃焼用ノズルからの噴霧量は、高燃焼用ノズル2よりは少ないが低燃焼用ノズル3よりは多くなるよう設定される。この場合も、高燃焼時には高燃焼用ノズル2からのみ燃料を噴霧し、中燃焼時には中燃焼用ノズルからのみ燃料を噴霧し、低燃焼時には低燃焼用ノズル3からのみ燃料を噴霧する。そして、高燃焼用ノズル2は、バーナ中心軸Xに沿って配置されるか、中燃焼用ノズルおよび低燃焼用ノズル3よりもバーナ中心軸Xに近くなるよう配置される。また、中燃焼用ノズルは、低燃焼用ノズル3と同じかそれよりもバーナ中心軸Xに近くなるよう配置されるのが好ましい。つまり、好ましくは、噴霧量の多いノズルほど、バーナ中心軸Xに近くなるよう配置される。
【0036】
さらに、ノズルの本数は二本または三本に限らず、それ以上の本数としてもよい。つまり、本発明は、噴霧量の異なる複数のノズルを備え、その内のいずれのノズルから噴霧するかを択一的に切り替えて燃焼量を変更するバーナに適用可能である。そして、噴霧量が最大のノズルを、バーナ中心軸Xに沿って配置するか、他のノズルよりもバーナ中心軸Xに近くなるよう配置すればよい。
【符号の説明】
【0037】
1 バーナ
2 高燃焼用ノズル
3 低燃焼用ノズル
19 整流筒
20 エアレジスタ
29 ボイラ
X バーナ中心軸
図1
図2
図3