【実施例1】
【0024】
図1A〜
図2Cに示すコネクタは、図示しない基板に接続可能なDIPタイプのレセプタクルコネクタであって、図示しないプラグコネクタが第2方向Yから接続可能となっている。前記コネクタは、ボディ100と、第1端子群T1と、第2端子群T2(特許請求の範囲の端子群に相当)と、シールドケース300とを備えている。以下、前記コネクタの各構成要素について詳しく説明する。なお、
図1A〜
図3Aにおいて、前記コネクタの幅方向であり且つ第2端子群T2の配列方向である第1方向をX、前記コネクタの長さ方向であり且つプラグコネクタの接続方向である第2方向をY、前記コネクタの高さ方向である第3方向をZとして示している。第2方向Yは第1方向Xに直交しており、第3方向Zは第1、第2方向X、Yに直交している。
【0025】
ボディ100は、
図2A及び
図2Bに示すように、絶縁樹脂製のボディ本体100a及びカバー100bを有している。ボディ本体100aは、
図3A〜
図4Cに示すように、ベース110aと、一対の側壁120aと、底壁130aと、第1、第2凸部140a、150aとを有している。
【0026】
ベース110aは略直方体状のブロックである。ベース110aは、第1方向Xの第1、第2面(両端面)と、第2方向Yの第3、第4面(前面、後面)と、第3方向Zの第5、第6面(上面、下面)を有している。ベース110aの第1、第2面には、一対の係止凹部111aが設けられている。この係止凹部111aの底面には、係止突部112aが設けられている。ベース110aの第3面の第1方向Xの両端には一対の側壁120aが設けられ、第2方向Yに延びている。各側壁120aには、係止凹部111aに連通する
横孔121aが設けられている。ベース110aの
第3面の中央部には、角柱状の第1凸部140aが設けられ、第2方向Yに延びている。ベース110aの第3面の第1凸部140aの下側(第3方向Zの
他方側)には、平板状の底壁130aが設けられ、第2方向Yに延びている。底壁130a及び側壁120aが、プラグコネクタが挿入可能な接続穴160aを区画している。ベース110aの第3面の第1凸部140aの上側(第3方向Zの
一方側)には、平板状の第2凸部150aが設けられ、第2方向Yに延びている。第2凸部150aは側壁120aの間に位置している。
【0027】
ベース110aの第4面の中央部には、
図4Cに示すように矩形状の第1収容凹部113aが設けられている。このベース110aの第4面の第1収容凹部113aの下側部分には、矩形状の第2収容凹部114aが第1収容凹部113aに連通するように設けられている。第2収容凹部114aの深さ寸法は、第1収容凹部113aの深さ寸法よりも大きい。第2収容凹部114aの底面には、一対の第1収容孔115aが第1方向Xに間隔をあけて設けられている。第1収容孔115aは、第2収容凹部114aの底面からベース110aの第3面にかけて貫通している。第1収容凹部113aの底面には一対の第2収容孔116aが第1収容孔115aと同じ間隔をあけて設けられている。第2収容孔116aは、第1収容凹部113aの底面からベース110aの第3面にかけて貫通している。
【0028】
ベース110aの第4面の第2収容凹部114aの下側には、第3方向Zに延びた一対の第3収容凹部117aが設けられている。第3収容凹部117aは、下側が開放され、上側が第2収容凹部114aに連通している。ベース110aの第4面の第1収容凹部113aの上側には、5つの第3収容孔118aが第1方向Xに間隔をあけて設けられている。この第3収容孔118aは、
ベース110aの第3面から第4面にかけて貫通している。
【0029】
底壁130aは、
図4Aに示すように、第3方向Zの第1、第2面(上面、下面)を有している。底壁130aの第2面は
ベース110aの第6面と面一となっている。底壁130aの第2面及び
ベース110aの第6面の第1方向
Xの両端には、一対の係止溝170aが設けられている。この係止溝170aは第2方向Yに延びており且つ第2方向Yの一方側(前側)が開口している。
【0030】
第1凸部140aは、
図4A及び
図4Bに示すように、第3方向Zの第1、第2面(上面、下面)を有している。第1凸部140aの
第2、第1面には、一対の第1、第2収容溝141a、142aがベース110aの第1、第2収容孔115a、116aと同じ間隔をあけて設けられている。第1収容溝141aはベース110aの第1収容孔115aに、第2収容溝142aはベース110aの第2収容孔116aに連通している(
図2B及び
図2C参照)。第2凸部150aは、
図4A及び図4Bに示すように、第3方向Zの第1、第2面(上面、下面)を有している。第2凸部150aの第2面には、5つの第3収容溝151aがベース110aの第3収容孔118aと同じ間隔をあけて設けられている。第3収容溝151aは、ベース110aの第3収容孔118aに連通している(
図2A及び
図2B参照)。
【0031】
カバー100bは、
図5に示すように、カバー本体110bと、一対の係止アーム120bとを有している。カバー本体110bは、ボディ本体100aのベース110aの第4面及び当該第4面に沿って配置された第2端子群T2の後述する垂下部213b、223b、233b、243b、253bを覆うことが可能な板である(
図2C参照)。カバー本体110bの第1方向Xの両端には、係止アーム120bが設けられ、第2方向Yに延びている。各係止アーム120bは略U字状であって、係止孔121bを有している。係止アーム120bがボディ本体100aの係止凹部111aに挿入され、係止突部112aが係止孔121bに係止可能となっている。
【0032】
第1端子群T1は、
図6A及び
図6Bに示すように、一対の端子210a、220aを有している。端子210aは、導電性を有する下向き略L字状の金属板である。端子220aは、外形が端子210aの外形よりも大きい導電性を有する下向き略L字状の金属板である。端子210aは、一列でボディ本体100aに第1方向Xに間隔をあけて配列されている。端子220aは、ボディ本体100aの端子210aの上側に一列で第1方向Xに間隔をあけて配列されている。
【0033】
端子210aは、保持部211aと、接触部212aと、垂下部213aと、テール部214aとを有している。保持部211aは矩形状の板であって、第1方向Xの両端に係止片が設けられている。保持部211aの前記係止片を含む第1方向Xの寸法は、ボディ本体100aの第1収容孔115aの第1方向Xの寸法よりも若干大きい。保持部211aがボディ本体100aの第1収容孔115aに圧入可能となっている。接触部212aは、保持部211aの第2方向Yの一端(第1端)に連続し且つ当該第2方向Yに延びた矩形状の板であって、下り傾斜している。接触部212aの先端部には、下側に凸のV字部が設けられている。接触部212aはボディ本体100aの第1収容溝141aに収容可能となっている。接触部212aのV字部は、接触部212aが第1収容溝141aに収容された状態で、第1収容溝141aから下方に突出可能である。
【0034】
垂下部213aは、保持部211aの第2方向Yの他端(第2端)に連続し且つ当該保持部211aに対して略直角に折り曲げられた矩形状の板であって、第3方向Zに延びている。垂下部213aの第1方向Xの両端には係止片が設けられている。垂下部213aの前記係止片を含む第1方向Xの寸法は、ボディ本体100aの第3収容凹部117aの第1方向Xの寸法よりも若干大きい。垂下部213aがボディ本体100aの第3収容凹部117aに圧入可能となっている。テール部214aは、垂下部213aに連続し、第3方向Zに延びた矩形状の板である。テール部214aは、垂下部213aがボディ本体100aの第3収容凹部117aに圧入保持された状態で、第3収容凹部117aから下方に突出する。これにより、テール部214aが上記基板のスルーホール電極に接続可能になっている。
【0035】
端子220aは、保持部221aと、接触部222aと、垂下部223aと、テール部224aとを有している。保持部221aは矩形状の板であって、第1方向Xの両端に係止片が設けられている。保持部221aの前記係止片を含む第1方向Xの寸法は、ボディ本体100aの第2収容孔116aの第1方向Xの寸法よりも若干大きい。保持部221aがボディ本体100aの第2収容孔116aに圧入可能となっている。接触部222aは、保持部221aの第2方向Yの一端(第1端)に連続し且つ当該第2方向Yに延びた矩形状の板であって、上り傾斜している。接触部222aの先端部には、上側に凸のV字部が設けられている。接触部222aはボディ本体100aの第2収容溝142aに収容可能となっている。接触部222aのV字部は、接触部222aが第2収容溝142aに収容された状態で、第2収容溝142aから上方に突出可能である。
【0036】
垂下部223aは、保持部221aの第2方向Yの他端(第2端)に連続し且つ当該保持部221aに対して略直角に折り曲げられた矩形状の板であって、第3方向Zに延びている。垂下部223aの第1方向Xの両端には係止片が設けられている。垂下部223aの前記係止片を含む第1方向Xの寸法は、ボディ本体100aの第3収容凹部117aの第1方向Xの寸法よりも若干大きい。垂下部223aがボディ本体100aの第3収容凹部117aに圧入可能となっている。テール部224aは、垂下部223aに連続し、第3方向Zに延びた矩形状の板である。テール部224aは、垂下部223aがボディ本体100aの第3収容凹部117aに圧入された状態で、第3収容凹部117aから下方に突出する。これにより、テール部224aが上記基板のスルーホール電極に接続可能となっている。
【0037】
第2端子群T2は、
図7A及び
図7Bに示すように、ボディ本体100aに第1方向Xに一列で配列可能な一対の差動信号端子210b、220b(第1信号端子)、一対の差動信号端子230b、240b(第2信号端子)及びグランド端子250b(第3端子)を有している。差動信号端子210b、220bは、第1方向Xにおいて互いに隣り合う導電性を有する下向き略L字状の金属板であって、数十MHz〜数GHzの差動信号を伝送可能となっている。差動信号端子230b、240bは、第1方向Xにおいて互いに隣り合う導電性を有する下向き略L字状の金属板であって、数十MHz〜数GHzの差動信号を伝送可能となっている。グランド端子250bは、差動信号端子220bと差動信号端子240bとの間に配置可能な導電性を有する下向き略L字状の金属板である。
【0038】
差動信号端子210b、220bは、保持部211b、221bと、接触部212b、222bと、垂下部213b、223bと、テール部214b、224bとを有している。保持部211bは略矩形状の板であって、第1方向Xの両端に係止片が設けられている。保持部211bの前記係止片を含む第1方向Xの寸法は、当該保持部211bに対応するボディ本体100aの第3収容孔118aの第1方向Xの寸法よりも若干大きい。保持部211bが、対応する第3収容孔118aに圧入可能となっている。保持部221bは、第1方向Xの寸法が保持部211bの第1方向Xの寸法よりも小さい点で保持部211bと相違する以外、保持部211bと同じ構成である。よって、保持部221bの説明は省略する。
【0039】
接触部212bは、保持部211bの第2方向Yの一端(第1端)に連続し且つ当該第2方向Yに延びた矩形状の板である。接触部212bの第1方向Xの寸法は、保持部211bの第1方向Xの寸法よりも小さく且つ接触部212bに対応するボディ本体100aの第3収容溝151aの第1方向Xの寸法より若干小さい。接触部212bの先端部には、上方に傾斜した当接部が設けられている。接触部212bは対応する第3収容溝151aに収容可能となっている。接触部212bが対応する第3収容溝151aに収容された状態で、接触部212bの当接部が第3収容溝151aの第2方向Yの一方側の縁に係止され、接触部212bの下面が第3収容溝151aから下方に露出する。接触部222bは、第1方向Xの寸法が保持部221bの第1方向Xの寸法と同じである点で接触部212bと相違する以外、接触部212bと同じ構成である。よって、接触部
222bの説明は省略する。
【0040】
垂下部213bは、保持部211bの第2方向Yの他端(第2端)に連続し且つ当該保持部211bに対して略直角に折り曲げられた板であって、第3方向Zに延びている。垂下部213bの
第3方向Zの一方側の端部(グランド端子250bの後述する拡張部253b1の周囲の部分)が、第1方向Xの一方側に湾曲している。垂下部223bは、保持部221bの第2方向Yの他端に連続し且つ当該保持部221bに対して略直角に折り曲げられた板であって、第3方向Zに延びている。垂下部223bの
第3方向Zの一方側の端部及び
第3方向Zの他方側の端部(グランド端子250bの後述する拡張部253b1の周囲の部分)が、第1方向Xの一方側に湾曲している。垂下部213b、223bは、保持部211b、221bが、第3収容孔118aに圧入保持された状態で、ボディ本体100aの第4面に沿って配置可能となっている(
図2C及び
図3B参照)。
【0041】
テール部214b、224bは、垂下部213b、214bに連続し第3方向Zに直線状に延びた矩形状の板である。テール部214b、224bは、保持部211b、221bが第3収容孔118aに圧入保持された状態で、ボディ本体100aの第6面よりも下方に突出する。これにより、テール部214b、224bが上記基板のスルーホール電極に接続可能となっている。
【0042】
差動信号端子230bは差動信号端子210bの対称形状となっている。差動信号端子240bは差動信号端子220bの対称形状となっている。差動信号端子230b、240bは、保持部231b、241bと、接触部232b、242bと、垂下部233b、243bと、テール部234b、244bとを有している。垂下部233bの
第3方向Zの一方側の端部(グランド端子250bの後述する拡張部253b1の周囲の部分)が、第1方向Xの他方側に湾曲している。垂下部243bの
第3方向Zの一方側の端部及び
第3方向Zの他方側の端部(グランド端子250bの後述する拡張部253b1の周囲の部分)が、第1方向Xの他方側に湾曲している。これ以外の差動信号端子230b、240bの各部の説明については、差動信号端子210b、220bと重複するため、省略する。
【0043】
グランド端子250bは、保持部251bと、接触部252bと、垂下部253bと、テール部254bとを有している。保持部251b及び接触部252bは、保持部221b及び接触部222bと同じ構成となっている。垂下部253bは、保持部251bの第2方向Yの他端(第2端)に連続し且つ当該保持部251bに対して略直角に折り曲げられた板であって、第3方向Zに延びている。垂下部253bは、第1方向Xに延びた略六角形状の拡張部253b1を有している。拡張部253b1の第1方向Xの寸法は、グランド端子250bの他の部分(保持部251b、接触部252b及びテール部254b)の第1方向Xの寸法よりも大きい。拡張部253b1の中間部には矩形状の開口が設けられている。拡張部253b1の中間部の開口の第1方向Xの両縁部は、第2方向Yに観音開き状に開かれ、一対の遮蔽部253b2となっている。すなわち、遮蔽部253b2は、拡張部253b1の中間部が切り上げられ、第2方向Yに直角(第1方向Xに直角に交差する方向)に延びた
切り起こし片である。遮蔽部253b2は、保持部251bがボディ本体100aの第3収容孔118aに圧入保持された状態で、ボディ本体100aの第1収容凹部113a、第2収容凹部114a及び第3収容凹部117aに挿入可能となっている(
図2A及び
図2C参照)。
【0044】
図7Bにおいて、差動信号端子210b、220b、差動信号端子230b、240b及びグランド端子250bの中心を通る中心線が破線で示されている。差動信号端子210b、220bの垂下部213b、223bの中心線間の距離及び差動信号端子230b、240bの垂下部233b、243bの中心線間の第1方向Xの距離が各々αとされている。グランド端子250bの垂下部253bの拡張部253b1の中心線と差動信号端子220bの垂下部223bの中心線との間の第1方向Xの距離及びグランド端子250bの垂下部253bの拡張部253b1の中心線と差動信号端子240bの垂下部243bの中心線との間の第1方向Xの距離が各々βとされている。β>αに設定されている。これにより、拡張部253b1の第1方向Xの寸法を大きくすることができる。遮蔽部253b2は、拡張部253b1の中間部が切り起こされた切り起こし片であるので、拡張部253b1から高さ寸法(第2方向Yの寸法)の大きな遮蔽部253b2を得ることができる。遮蔽部253b2の高さ寸法は、グランド端子250bの板厚の2倍以上であることが好ましい。
【0045】
図7Bにおいて、差動信号端子210b、220bの垂下部213b、223b間の距離及び差動信号端子230b、240bの垂下部233b、243b間の第1方向Xの距離が各々γ1とされている。グランド端子250bの垂下部253bと差動信号端子220bの垂下部223bとの間の第1方向Xの距離及びグランド端子250bの垂下部253bと差動信号端子240bの垂下部243bとの間の第1方向Xの距離が各々δ1とされている。δ1>γ1に設定されている。これにより、差動信号端子220bの垂下部223b又は差動信号端子240bの垂下部243bから第1方向Xに対して角度をもって放射される電磁波(電磁界エネルギー)が差動信号端子240bの垂下部243b又は差動信号端子220bの垂下部223bに対して干渉し難くしている。
【0046】
図7Bにおいて、差動信号端子210bの保持部211b及び接触部212bと差動信号端子220bの保持部221b及び接触部222bとの間の第1方向Xの距離がε1として示されている。差動信号端子230bの保持部231b及び接触部232bと差動信号端子240bの保持部241b及び接触部242bとの間の第1方向Xの距離がε2として示されている。グランド端子250bの保持部251b及び接触部252bと差動信号端子220bの保持部221b及び接触部222bとの間の第1方向Xの距離がε3として示されている。グランド端子250bの保持部251b及び接触部252bと差動信号端子240bの保持部241b及び接触部242bとの間の第1方向Xの距離がε4として示されている。ε1=ε2=ε3=ε4に設定されている。
【0047】
テール部254bは、垂下部253bに連続し第3方向Zに直線状に延びた矩形状の板である。テール部254bは、保持部251bが第3収容孔118aに圧入保持された状態で、ボディ本体100aの第6面よりも下方に突出する。これにより、テール部254bが上記基板のスルーホール電極に接続され、グランド接続可能となっている。
【0048】
シールドケース300は、
図8A及び
図8Bに示すように、ボディ100を収容可能な導電性を有する金属板で構成された角箱である。シールドケース300は、天板310と、一対の側板320と、前板330と、一対の拡張板340と、後板350と、4つの係止片360と、一対の係止脚370と、支持板380とを有している。
【0049】
天板310は矩形状の板であって、ボディ本体100aのベース110aの第5面に当接可能になっている(
図2A及び
図2B参照)。天板310の中央部には、下方に凸であり且つベース110aの第3面に当接可能な突起311が設けられている。側板320は、天板310の第1方向Xの両端に設けられ且つ当該天板310に対して直角に折り曲げられた矩形状の板である。側板320は、ベース110aの第1、第2面及びベース110aに係止されたカバー100bの係止アーム120bに当接可能となっている(
図2C参照)。
【0050】
前板330は、天板310の第2方向Yの一端に設けられ且つ当該天板310に対して直角に折り曲げられた矩形状の板である。前板330には、ボディ100の接続穴160aを外部に露出させるための開口331が設けられている。後板350は、後板本体351と、一対のタブ352とを有している。後板本体351は、天板310の第2方向Yの他端に設けられ且つ当該天板310に対して直角に折り曲げられた矩形状の板である。後板本体351は、カバー100bのカバー本体110bを覆うことが可能である。タブ352は、後板本体351の第1方向Xの両端に設けられ、当該後板本体351に対して直角に折り曲げられている。このタブ352が側板320の外面に当接し係合される。
【0051】
拡張板340は、係止板341と、保持アーム342とを有している。係止板341は、前板330の第1方向Xの両端に設けられ且つ前板330に対して直角に折り曲げられた矩形状の板である。係止板341は側板320の内面に当接し且つ係合されている。保持アーム342は、係止板341の第2方向Yの他端に設けられ、第1方向Xの
内側に折り返されている。保持アーム342は、シールドケース300にボディ100が収容された状態で、ボディ100の横孔121aから接続穴160a内に挿入される。保持アーム342の間の第1方向Xの距離は、上記プラグコネクタの第1方向Xの寸法よりも小さい。よって、保持アーム342は、ボディ本体100aの接続穴160aに挿入されたプラグコネクタを弾性的に当接可能になっている。
【0052】
係止片360は、側板320の下端に2つずつ第2方向Yに間隔をあけて設けられている。この係止片360は、内側に略U字状に湾曲している。係止片360の先端部がボディ本体100aの係止溝170aに係止可能となっている。係止脚370は、側板320の下端の係止片360の間に設けられている。係止脚370は、上記基板の係止孔に挿入され、グランド接続可能となっている。支持板380は、前板330の第3方向Zの他方側の端に設けられ且つ当該前板330に対して直角に折り曲げられた矩形状の板である。支持板380は、ボディ本体100aの底壁130aに当接可能となっている。
【0053】
以下、上記レセプタクルコネクタの組み立て手順について説明する。まず、絶縁樹脂を射出成型することにより作成されたボディ本体100aを用意する。その一方で、導電性を有する金属板がプレス成型されることにより形成された端子210aを用意する。その後、端子210aの接触部212a及び保持部211aをボディ本体100aの第1収容孔115aに各々挿入する。このとき、端子210aの保持部211aがボディ本体100aの第1収容孔115aに各々圧入され、保持される。端子210aの接触部212aはボディ本体100aの第1収容溝141aに各々収容され、接触部212aのV字部は第1収容溝141aから下方に各々突出する。端子210aの垂下部213aはボディ本体100aの第3収容凹部117aに各々圧入され、保持される。テール部214aはボディ本体100aの第3収容凹部117aから下方に各々突出する。このようにして2つの端子210aがボディ本体100aに一列で配列される。
【0054】
その後、導電性を有する金属板がプレス成型されることにより形成された端子220aを用意する。その後、端子220aの接触部222a及び保持部221aをボディ本体100aの第2収容孔116aに各々挿入する。このとき、端子220aの保持部221aはボディ本体100aの第2収容孔116aに各々圧入され、保持される。端子220aの接触部222aはボディ本体100aの第2収容溝142aに各々収容され、接触部222aのV字部が第2収容溝142aから上方に各々突出する。端子220aの垂下部223aはボディ本体100aの第3収容凹部117aの垂下部213aの後側に各々圧入され、保持される。テール部224aはボディ本体100aの第3収容凹部117aから下方に各々突出する。このようにして2つの端子220aが端子210aの上側でボディ本体100aに一列で配列される。
【0055】
その後、導電性を有する一枚の金属板がプレス成型されることにより形成された差動信号端子210b、220b、差動信号端子230b、240b及びグランド端子250bを用意する。その後、差動信号端子210bの接触部212b及び保持部211bをボディ本体100aの第3収容孔118aに挿入する。このとき、差動信号端子210bの保持部211bはボディ本体100aの第3収容孔118aに圧入され、保持される。差動信号端子210bの接触部212bはボディ本体100aの第3収容溝151aに収容され、接触部212bの当接部が第3収容溝151aの第2方向Yの一方側の縁に係止されると共に、接触部212bの下面が第3収容溝151aから下方に露出する。差動信号端子210bの垂下部213bはボディ本体100aの第4面に沿って配置される。テール部214bはボディ本体100aの第6面より下方に突出する。同様に、差動信号端子220b及び差動信号端子230b、240bをボディ本体100aに取り付ける。
【0056】
その後、グランド端子250bの接触部252b及び保持部251bをボディ本体100aの第3収容孔118aに挿入する。このとき、グランド端子250bの保持部251bはボディ本体100aの第3収容孔118aに圧入され、保持される。グランド端子250bの接触部252bはボディ本体100aの第3収容溝151aに収容され、接触部252bの当接部が第3収容溝151aの第2方向Yの一方側の縁に係止されると共に、接触部252bの下面が第3収容溝151aから下方に露出する。グランド端子250bの垂下部253bはボディ本体100aの第4面に沿って配置され、垂下部253bの遮蔽部253b2がボディ本体100aの第1収容凹部113a、第2収容凹部114a及び第3収容凹部117aに挿入される。テール部254bはボディ本体100aの第6面より下方に突出する。なお、差動信号端子210b、220b、差動信号端子230b、240b及びグランド端子250bをボディ本体100aに取り付ける順番は順不同であり、また、同時に取り付けることも可能である。
【0057】
その後、絶縁樹脂を射出成型することにより作成されたカバー100bを用意する。その後、カバー100bの係止アーム120bをボディ本体100aの係止凹部111aに挿入し、ボディ本体100aの係止突部112aを係止アーム120bの係止孔121bに係止させる。すると、カバー100bのカバー本体110bがボディ本体100aのベース110aの第4面及び垂下部213b、223b、233b、243b、253bを覆う。これにより、ボディ本体100aにカバー100bが取り付けられ、ボディ100となる。
【0058】
その後、導電性を有する一枚の金属板がプレス成型されることにより形成されたシールドケース300を用意する。このシールドケース300は、後板350の後板本体351が天板310に対して折り曲げられておらず、タブ352も折り曲げられていない。その後、ボディ100をシールドケース300に後方から挿入する。このとき、ボディ100の係止溝170aにシールドケース300の係止片360の先端部が挿入され、案内される。その後、シールドケース300の突起311がボディ100のベース110aの第3面に当接する。これにより、ボディ100の接続穴160aがシールドケース300の開口331に連通する。このとき、シールドケース300の保持アーム342がボディ100の横孔121aからボディ100の接続穴160a内に挿入される。
【0059】
その後、後板350の後板本体351を天板310に対して直角に折り曲げる。これにより、後板本体351がボディ100のカバー100bに当接し、当該カバー100bを覆う。その後、タブ352を後板本体351に対して直角に折り曲げ、側板320に係合させる。
【0060】
以上のようなレセプタクルコネクタによる場合、グランド端子250bの拡張部253b1の遮蔽部253b2が第2方向Yに延びている。この遮蔽部253b2により、差動信号端子210b、220bの垂下部213b、223b又は差動信号端子230b、240bの垂下部233b、243bから第1方向Xに対して角度をもって放射される電磁波(電磁界エネルギー)を遮蔽することができる。よって、グランド端子250bを挟んで隣り合う差動信号端子220bと差動信号端子240bとの間及び/又は差動ペアの差動信号端子210b、220bと、差動ペアの差動信号端子230b、240bとの間のクロストークの低減を図ることができる。
【0061】
しかも、β>αである。また、垂下部213bの
第3方向Zの一方側の端部が第1方向Xの一方側に湾曲し、垂下部223bの
第3方向Zの一方側の端部及び
第3方向Zの他方側の端部が第1方向Xの一方側に湾曲している。垂下部233bの
第3方向Zの一方側の端部が、第1方向Xの他方側に湾曲し、垂下部243bの
第3方向Zの一方側の端部及び
第3方向Zの他方側の端部が、第1方向Xの他方側に湾曲している。よって、拡張部253b1の第1方向Xの寸法が大きくなっている。遮蔽部253b2は拡張部253b1の中間部が切り起こされた切り起こし片であるので、第1方向Xの寸法が大きい拡張部253b1
から高さ寸法の大きな遮蔽部253b2を得ることができる。遮蔽部253b2の高さ寸法が大きいと、上記電磁波(電磁界エネルギー)を遮蔽する効率が上昇し、上記クロストークの更なる低減を図ることができる。また、β>αであるので、一枚の金属板をプレス成型することにより、差動信号端子210b、220b、差動信号端子230b、240b及びグランド端子250bを一度に作成することができる。よって、前記コネクタの低コスト化を図ることができる。
【0062】
なお、上述したコネクタは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
【0063】
上記実施例1では、コネクタは、第1、第2端子群T1、T2を備えているとしたが、少なくとも下記第2端子群(段落
0064参照)を備えていれば良い。
【0064】
上記実施例1では、第2端子群T2は、第1方向Xに一列で配列可能な一対の差動信号端子210b、220b、一対の差動信号端子230b、240b及びグランド端子250b(第3端子)を有するとした。しかし、第2端子群は、第1方向に一列で配列された一対の第1信号端子、第2信号端子及び第3端子を少なくとも有している限り任意に設計変更することが可能である。
【0065】
上記実施例1では、第1信号端子は、一対の下向き略L字状の差動信号端子であるとしたが、第1方向において互いに隣り合うものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第1信号端子は、差動信号以外の信号を伝送する端子として用いることが可能である。また、第1信号端子は、直線状の金属板とすることが可能である。上記実施例1では、第2信号端子は、一対の下向き略L字状の差動信号端子であるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、第2信号端子は、シングルエンド用の信号端子とすることが可能である。すなわち、第2信号端子は少なくとも一本あれば良い。また、第2信号端子は、直線状の金属板とすることが可能である。
【0066】
上記実施例1では、第3端子は、差動信号端子220b、240bの間に配置される下向き略L字状のグランド端子250bであるとした。しかし、第3端子は、一対の第1信号端子のうち一方の第1信号端子と第2信号端子との間に配置されており且つ第1方向に交差する方向に延びた遮蔽部を有する限り任意に設計変更することが可能である。例えば、前記第3端子としては、差動信号端子間に配置される電源端子等の擬似的にグランド端子として機能し得るものを用いることが可能である。また、第3端子も、直線状の金属板とすることが可能である。
【0067】
上記実施例1では、保持部211b〜251bは、ボディ100の第3収容孔118aに圧入可能な矩形状の板であるとした。しかし、第1、第2信号端子及び第3端子の保持部は、第2方向に延びており且つ下記ボディ(段落0079参照)に保持され得るものである限り任意に設計変更することが可能である。接触部212b〜252bは、保持部211b〜251bの第2方向Yの一端に連続し且つ当該第2方向Yに延びた矩形状の板であって、第3収容溝151aに収容可能であるとした。しかし、第1、第2信号端子及び第3端子の接触部は、保持部の前記第2方向の第1端から前記第2方向に延びている限り任意に設計変更することが可能である。
【0068】
上記実施例1では、垂下部213b〜253bは、保持部211b〜251bの第2方向Yの他端に連続し且つ当該保持部211b〜251bに対して略直角に折り曲げられた板であって、第3方向Zに延びているとした。しかし、第1、第2信号端子及び第3端子の垂下部は、保持部の第2方向の第2端から第3方向に延びている限り任意に設計変更することが可能である。上記実施例1では、テール部214a〜254aは、垂下部213b〜253bに連続し第3方向Zに直線状に延びた矩形状の板であって、基板のスルーホール電極に接続可能であるとした。しかし、第1、第2信号端子及び第3端子のテール部は、垂下部に連設されている限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第1、第2信号端子及び第3端子のテール部は、垂下部に対して略直角に折り曲げられ、基板表面の電極に接続可能な態様とすることができる。
【0069】
上記実施例1では、遮蔽部253b2は、グランド端子250bの垂下部253bの拡張部253b1の中間部の開口の両縁部が切り起こされた切り起こし片であるとした。しかし、遮蔽部は、上記第3端子の一部に設けられ、上記第2端子群の配列方向である第1方向に交差する方向に延びるものである限り任意に設計変更することが可能である。
【0070】
例えば、
図9Aに示すように、遮蔽部253b2は、拡張部253b1の中間部の開口の両縁部のうちの一方が切り起こされた切り起こし片とすることが可能である。また、
図9Bに示すように、拡張部253b1の中間部の開口の両縁部のうちの一方が第2方向Yの一方側に切り起こされた切り起こし片を遮蔽部253b2とし、他方が第2方向Yの他方側に切り起こされた切り起こし片を遮蔽部253b2’とすることができる。
【0071】
図10Aに示すように、遮蔽部253b2’’は、拡張部253b1’’の第1方向Xの一端部に連設され、第2方向に延びた折り曲げ片とすることが可能である。また、
図10Bに示すように、遮蔽部253b2’’’は、拡張部253b1
’’’の第1方向Xの両端部に連設され、第2方向に延びた折り曲げ片とすることが可能である。
図10Cに示すように、拡張部253b1’’’’の第1方向Xの一端部に連設され、第2方向Yの一方側に折り曲げられた折り曲げ片を遮蔽部253b2’’’’とし、拡張部253b1’’’’の第1方向Xの他端部に連設され、第2方向Yの他方側に折り曲げられた折り曲げ片を遮蔽部253b2’’’’’とすることができる。
【0072】
また、第1、第2信号端子及び第3端子が第1方向の寸法が大きい場合、遮蔽部は、拡張部ではなく、第3端子の一部を切り起こした片部材又は折り曲げた片部材とすることが可能である。また、別体の遮蔽部が、第3端子に半田付けや溶接などで取り付けられる態様とすることが可能である。更に、上述した遮蔽部は、保持部及び垂下部に設けられた態様とすることが可能であり、また、保持部のみに設けられた態様とすることが可能である。遮蔽部が保持部に設けられている場合、遮蔽部は、第1方向に交差する第3方向に延びている。なお、遮蔽部の高さ寸法は、グランド端子の板厚の2倍以上に限定されるものではなく、2倍未満とすることが可能である。
【0073】
上記実施例1では、拡張部253b1は垂下部253bに設けられているとした。しかし、拡張部は省略することが可能である。また、拡張部は、第3端子の一部に設けられ、第1方向に延びており且つ遮蔽部が設けられ得る限り任意に設計変更することが可能である。
【0074】
上記実施例1では、グランド端子250bの垂下部253bの拡張部253b1の中心線と差動信号端子220bの垂下部223bの中心線との間の第1方向Xの距離及びグランド端子250bの垂下部253bの拡張部253b1の中心線と差動信号端子240bの垂下部243bの中心線との間の第1方向Xの距離βが、差動信号端子210b、220bの垂下部213b、223bの中心線間の距離及び差動信号端子230b、240bの垂下部233b、243bの中心線間の第1方向Xの距離αよりも大きく設定されているとした。しかし、前記距離は任意に設計変更することが可能である。
【0075】
例えば、前述の通り第3端子が拡張部を有していない態様である場合又は第1、第2信号端子及び第3端子が、個別の金属板がプレス成型されることによって作成される場合、β=α又はβ<αとすることが可能である。
【0076】
なお、上記βは、第3端子の一部の中心線と当該第3端子の一部に隣り合う第1、第2信号端子の一部の中心線との間の第1方向の距離である限り任意に設定することが可能である。上記αは、第1信号端子の一部の中心線間の第1方向の距離である限り任意に設定することが可能である。例えば、前記第3端子の一部が保持部である場合、保持部の中心線と第1、第2信号端子の保持部の中心線との間の第1方向の距離βが、第1信号端子の
保持部の中心線間の第1方向の距離αより大きく設定することができる。
【0077】
上記実施例1では、垂下部213bの
第3方向Zの一方側の端部が第1方向Xの一方側に湾曲し、垂下部223bの
第3方向Zの一方側の端部及び
第3方向Zの他方側の端部が第1方向Xの一方側に湾曲し、垂下部233bの
第3方向Zの一方側の端部が第1方向Xの他方側に湾曲し、及び、垂下部243bの
第3方向Zの一方側の端部及び
第3方向Zの他方側の端部が第1方向Xの他方側に湾曲しているとした。しかし、これに限定されるものではない。
【0078】
例えば、前述の通り第3端子が拡張部を有していない態様である場合又は第1、第2信号端子及び第3端子が、個別の金属板がプレス成型されることによって作成される場合、第1、第2信号端子は湾曲させなくても良い。また、遮蔽部が設けられる第3端子の一部に応じて、第1、第2信号端子の周囲の部分を第1方向に湾曲させることができる。すなわち、第1、第2信号端子の湾曲させる部分は、垂下部に限定されない。
【0079】
上記実施例1では、グランド端子250bの垂下部253bと差動信号端子220bの垂下部223bとの間の第1方向Xの距離及びグランド端子250bの垂下部253bと差動信号端子240bの垂下部243bとの間の第1方向Xの距離δ1が、差動信号端子210b、220bの垂下部213b、223b間の距離及び差動信号端子230b、240bの垂下部233b、243b間の第1方向Xの距離γ1よりも大きく設定されているとした。しかし、これに限定されるものではない。例えば、δ1>γ1に代えて、δ2>γ2に設計変更することが可能である。また、δ1>γ1及びδ2>γ2に設計変更することが可能である。なお、δ2は、グランド端子250bの保持部251bと差動信号端子220bの保持部221bとの間の第1方向Xの距離及びグランド端子250bの保持部251bと差動信号端子240bの保持部241bとの間の第1方向Xの距離である。γ2は差動信号端子210b、220bの保持部211b、221b間の距離及び差動信号端子230b、240bの保持部231b、241b間の第1方向Xの距離である。
【0080】
上記実施例1では、ボディ100は、ボディ本体100aと、カバー100bとを有するとした。しかし、ボディは、一対の第1信号端子、第2信号端子及び第3端子が一列で配列し得る限り任意に設計変更することが可能である。例えば、一対の第1信号端子、第2信号端子及び第3端子をボディにインサート成型することにより、一列で配列する態様とすることが可能である。
【0081】
上記実施例1では、シールドケース300は、ボディ100を収容可能な導電性を有する金属板で構成された角箱であるとした。しかし、シールドケースは、上記ボディを収容し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。
【0082】
なお、上記実施例1では、コネクタの各部を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上記実施例1では、本発明はレセプタクルコネクタであるとしたが、プラグコネクタにも適応可能である。
【0083】
また、本発明は、コネクタに限定されるものではなく、信号線路の構造にも適応可能である。この場合、上述した第1端子が第1信号線路に相当し、上述した第2信号端子が第2信号線路に相当し、上述した第3端子が第3線路に相当する。例えば、
図11A及び
図11Bに示すように、一対の第1差動信号線路11、一対の第2差動信号線路12及びGND線路13(第3線路)が基板20の表面上又は内部に第1方向Xに一列で設けられている。この場合、一対の第1差動信号線路11は第1方向Xにおいて互いに隣り合っている。一対の第2差動信号線路12も第1方向Xにおいて互いに隣り合っている。GND線路13は内側の第1差動信号線路11と内側の第2差動信号線路12との間に配置されている。GND線路13の一部には第1方向Xに交差する方向に延びる遮蔽部13aが設けられている。この遮蔽部13aについても、上述したコネクタの遮蔽部と同様の態様とすることが可能である(
図7A、
図7B及び
図9A〜
図10C参照)。