(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
【0014】
<全体構成>
まず、
図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
【0015】
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
【0016】
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
【0017】
本体104は、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。
【0018】
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。
【0019】
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(
図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。
【0020】
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
【0021】
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
【0022】
図2は、
図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
【0023】
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
【0024】
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。
【0025】
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
【0026】
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を不図示の払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
【0027】
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源管理部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および、払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。
【0028】
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
【0029】
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
【0030】
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208(液晶表示装置208)を配設し、装飾図柄表示装置208の下部に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222と、を配設し、装飾図柄表示装置208の右側に演出可動体224を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
【0031】
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成するが、本発明はこれに限られるものではなく、EL等を用いた表示装置を用いてもよい。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
【0032】
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
【0033】
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
【0034】
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234と、を配設している。
【0035】
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。
【0036】
なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
【0037】
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
【0038】
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
【0039】
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根232aを備え、羽根232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
【0040】
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212、214が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。
【0041】
可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
【0042】
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
【0043】
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
【0044】
上述の打球方向変換部材236や遊技釘238などの遊技球が接触可能な部品が、遊技領域に配置されると共に発射された遊技球が接触可能な遊技部品である。
【0045】
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206は、第1副制御部400や第2副制御部500により駆動制御される。
【0046】
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
【0047】
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
【0048】
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や、遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能である。転動領域であるステージ244上で、受入孔244bに進入した遊技球は放出部である放出孔244aから放出され、放出した球が第1特図始動口230へ入球し易くなる場合を設けている。
【0049】
演出可動体224は、本実施例では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
【0050】
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。
【0051】
遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。
【0052】
なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
【0053】
<コネクタ接続の構成>
ここで、本発明に係るコネクタ接続の構成の一例について説明する。
【0054】
<<第1の実施例>>
図4は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第1の実施例を示す斜視図である。
【0055】
また、
図5(a)は、
図4に示したコネクタ接続の構成を上方から見た平面図であり、
図5(b)は、(a)に示したA−A断面図である。
【0056】
この第1の実施例では、第一の部品である基板700に設けた第一のコネクタ700aと第二の部品である基板701に設けた第二のコネクタ701aとを接続する構成を示す。なお、基板700は遊技枠に設け、基板701は遊技盤に設けている。
【0057】
第一のコネクタ700aは、その当接面700asにて基板700に接し、電気的に接続されて実装される。
【0058】
第二のコネクタ701aと基板701との間には、コネクタ接続部701bを有する。第二のコネクタ701aは、その当接面701asにてコネクタ接続部701bに接し、第二のコネクタ701aは基板701に対し、コネクタ接続部701bを介し電気的に接続されて実装される。
【0059】
この構成において、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとを比較すると、第一のコネクタ700aの基板700に対する突出具合よりも、第二のコネクタ701aの基板701に対する突出具合の方がより突出しており、破損機会にさらされ易く、第一のコネクタ700aよりも第二のコネクタ701aの方が破損可能性が高いことがわかる。
【0060】
第一のコネクタ700aよりも第二のコネクタ701aの方が破損可能性が高いことから、第二のコネクタ701aを検査して正常であれば、第一のコネクタ700aも正常であり、第一のコネクタ700aをさらに検査する手間が不要となる場合がある。さらに、遊技枠は複数種類の遊技盤を取り付けて使用されることがあるが、遊技枠の破損可能性を低くし、遊技枠の長期使用を可能とすることができる。
【0061】
<<第2の実施例>>
図6は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第2の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
【0062】
また、
図7は、
図6のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
【0063】
また、
図8は、
図7のB−B断面図であり、(a)は遊技盤200を取り外した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
【0064】
この第2の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104aと第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200aとを接続する構成を示す。
【0065】
第一のコネクタ104aは、その当接面104asにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
【0066】
第二のコネクタ200aと遊技盤200との間には、コネクタ接続部200bを有する。第二のコネクタ200aは、その当接面200asにてコネクタ接続部200bに接し、第二のコネクタ200aは遊技盤200に対し、コネクタ接続部200bを介し電気的に接続されて実装される。
【0067】
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
【0068】
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとの接続は解除される。
【0069】
この構成において、第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとを比較すると、第一のコネクタ104aの本体104に対する突出具合よりも、第二のコネクタ200aの遊技盤200に対する突出具合の方がより突出しており、破損機会にさらされ易く、第一のコネクタ104aよりも第二のコネクタ200aの方が破損可能性が高いことがわかる。
【0070】
第一のコネクタ104aよりも第二のコネクタ200aの方が破損可能性が高いことから、第二のコネクタ200aを検査して正常であれば、第一のコネクタ104aも正常であり、第一のコネクタ104aをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
【0071】
<<第3の実施例>>
図9は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であって、
図8の断面図に相当する図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
【0072】
図10は、
図9のコネクタ部分を拡大して示す図である。
【0073】
この第3の実施例では、第一の部品である遊技盤200に設けた第一のコネクタ200a2と第二の部品である本体104に設けた第二のコネクタ104a2とを接続するとともに、第一の部品である遊技盤200に設けた第三のコネクタ200a1と第二の部品である本体104に設けた第四のコネクタ104a1とを接続する構成を示す。
【0074】
第一のコネクタ200a2は、その当接面200a2sにて遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
【0075】
第二のコネクタ104a2と本体104との間には、コネクタ接続部104b2を有する。第二のコネクタ104a2は、その当接面104a2sにてコネクタ接続部104b2に接し、第二のコネクタ104a2は本体104に対し、コネクタ接続部104b2を介し電気的に接続されて実装される。
【0076】
第三のコネクタ200a1と遊技盤200との間には、コネクタ接続部200b1を有する。第三のコネクタ200a1は、その当接面200a1sにてコネクタ接続部200b1に接し、第三のコネクタ200a1は遊技盤200に対し、コネクタ接続部200b1を介し電気的に接続されて実装される。
【0077】
第四のコネクタ104a1は、その当接面104a1sにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
【0078】
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
【0079】
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2との接続、および第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1との接続は解除される。
【0080】
ここで、支持部104dから各コネクタまでの距離を考えると、支持部104dから第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2までの距離L1(
図9(b)参照)は、支持部104dから第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1までの距離L2(
図9(b)参照)よりも短い。この場合、遊技盤200を閉じたときに、最初に接触するのは第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とであり、次に接触するのが第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とである。最初に接触する場合、遊技盤200と本体104とのぐらつきも大きく、閉じる勢い等もあり、破損可能性が高い。これに対して、第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とは、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2との接触、接続が進み、遊技盤200と本体104とのぐらつきや閉じる勢い等が抑えられた状態で接触するため、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1は、第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2よりも破損可能性が低い。
【0081】
なお、支持部104dから第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2までの距離を、支持部104dから第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1までの距離よりも長い構成であってもよく、この場合、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1は、第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2よりも破損可能性が高い。
【0082】
また、第一の部品である遊技盤200の所定の面を、第一のコネクタ200a2の当接面200a2sと平行であり、第一のコネクタ200a2と逆側で当接面200a2sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、第一のコネクタ200a2における第二のコネクタ104a2と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH1(
図10参照)とし、
また、第二の部品である本体104の所定の面を、第二のコネクタ104a2の当接面104a2sと平行であり、第二のコネクタ104a2と逆側で当接面104a2sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、コネクタ接続部104b2を介し第二のコネクタ104a2における第一のコネクタ200a2と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH2(
図10参照)とし、
また、第一の部品である遊技盤200の所定の面を、第三のコネクタ200a1の当接面200a1sと平行であり、第三のコネクタ200a1と逆側で当接面200a1sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、コネクタ接続部200b1を介し第三のコネクタ200a1における第四のコネクタ104a1と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH3(
図10参照)とし、
また、第二の部品である本体104の所定の面を、第四のコネクタ104a1の当接面104a1sと平行であり、第四のコネクタ104a1と逆側で当接面104a1sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、第四のコネクタ104a1における第三のコネクタ200a1と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH4(
図10参照)とすると、
支持部104dから各コネクタまでの距離が同じであれば、この高さが高いコネクタの方が、破損可能性が高い。
【0083】
したがって、この例では、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とでは、第二のコネクタ104a2の方が突出し、高さが高いので、第二のコネクタ104a2が最も破損可能性が高いことがわかる。
【0084】
このことから、第二のコネクタ104a2を検査して正常であれば、第一のコネクタ200a2、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
【0085】
なお、第一の部品(例えば遊技盤200)に設けたコネクタの高さの基準となる第一の部品の所定面としては、この第一の部品と第二の部品(例えば本体104)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第一の部品が第二の部品と当接する面としてもよい。第一の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第二の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
【0086】
同様に、第二の部品(例えば本体104)に設けたコネクタの高さの基準となる第二の部品の所定面としては、この第二の部品と第一の部品(例えば遊技盤200)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第二の部品が第一の部品と当接する面としてもよい。第二の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第一の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
【0087】
<<第4の実施例>>
図11は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
【0088】
また、
図12は、
図11のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
【0089】
また、
図13は、
図12のC−C断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
【0090】
また、
図14(a)は、
図11のパチンコ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、
図14(b)は、
図11のパチンコ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図であり、
図14(c)は、(b)に示した一転鎖線の円Dで囲った箇所を拡大して示す図である。
【0091】
この第3の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a3と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a3とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a4と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a4とを接続する構成を示す。
【0092】
第一のコネクタ104a3は、その当接面104a3sにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
【0093】
第二のコネクタ200a3と遊技盤200との間には、コネクタ接続部200b3を有する。第二のコネクタ200a3は、その当接面200a3sにてコネクタ接続部200b3に接し、第二のコネクタ200a3は遊技盤200に対し、コネクタ接続部200b3を介し電気的に接続されて実装される。
【0094】
第三のコネクタ104a4と本体104との間には、コネクタ接続部104b4を有する。第三のコネクタ104a4は、その当接面104a4sにてコネクタ接続部104b4に接し、第三のコネクタ104a4は本体104に対し、コネクタ接続部104b4を介し電気的に接続されて実装される。
【0095】
第四のコネクタ200a4は、その当接面200a4sにて遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
【0096】
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
【0097】
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3との接続、および第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4との接続は解除される。
【0098】
ここで、
図14(b)および(c)を参照すると、第二のコネクタ200a3の接続面における長辺の長さ(接続相手のコネクタと同時に接触する辺の長さ)L4は、第四のコネクタ200a4の接続面における長辺の長さL3よりも短い。接続面の長辺の長さすなわち接続相手のコネクタと同時に接触する辺の長さが長いと、コネクタ同士を接続する際の接触、衝突の衝撃が分散され、破損しにくくなる場合がある。
【0099】
したがって、この例では、第二のコネクタ200a3の接続面における長辺の長さは、第四のコネクタ200a4の接続面における長辺の長さよりも短く、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とでは接続面の長辺の長さは同じであり、また第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とでは、第二のコネクタ200a3の方が突出し、高さが高いので、第二のコネクタ200a3が最も破損可能性が高いことがわかる。また、支持部104dから各コネクタまでの距離を考慮しても、支持部104dから第一のコネクタ104a3および第二のコネクタ200a3までの距離は、支持部104dから第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4までの距離よりも短いので、このことからも第二のコネクタ200a3が最も破損可能性が高いことがわかる。
【0100】
このことから、第二のコネクタ200a3を検査して正常であれば、第一のコネクタ104a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
【0101】
<<第5の実施例>>
図15は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第5の実施例を示す斜視図であり、(a)はパチンコ機100における、前面枠扉106を開いて遊技盤200を取り外した状態の本体104を示す図であり、(b)は遊技盤200の背面図である。
【0102】
図16は、
図15に示した遊技盤200を本体104に収容する様子を示す図であって、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
【0103】
図17は、
図16に示した支持部104dの近傍を示す斜視図である。
【0104】
本実施例では、パチンコ機100の主基板を702で示し、副基板を703で示している。
【0105】
主基板702に接続されたコネクタ702aは、例えばハーネスによってコネクタ705aと接続される。また、副基板703に接続されたコネクタ703aは、例えばハーネスによってコネクタ704aと接続され、副基板703に接続されたコネクタ703bは、例えばハーネスによってコネクタ704bと接続される。
【0106】
コネクタ705aとコネクタ706aとは例えば後述の基板705のプリント配線にて接続され、コネクタ704aとコネクタ706bとは例えば後述の基板704のプリント配線にて接続され、コネクタ704bとコネクタ706cとは例えば後述の基板704のプリント配線にて接続される。
【0107】
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
【0108】
この遊技盤200を閉じる動作によって、本体104側のコネクタ707aと遊技盤200側のコネクタ706aとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707bと遊技盤200側のコネクタ706bとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707cと遊技盤200側のコネクタ706cとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、コネクタ707aとコネクタ706aとの接続、コネクタ707bとコネクタ706bとの接続、およびコネクタ707cとコネクタ706cとの接続は解除される。
【0109】
図18は、本体104側のコネクタと遊技盤200側のコネクタの詳細を示す斜視図であり、(a)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を分解した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を組み立てた状態を示す図である。また、
図19(a)は
図18(a)の背面斜視図であり、
図19(b)は
図18(b)の背面斜視図である。
【0110】
コネクタ706aは、当接面706asを基板705に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706bは、当接面706bsを基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706cは、当接面706csを基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。
【0111】
互いに接続されるコネクタ706aとコネクタ707aとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707aは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706aとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
【0112】
互いに接続されるコネクタ706bとコネクタ707bとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707bは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706bとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
【0113】
互いに接続されるコネクタ706cとコネクタ707cとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707cは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706cとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
【0114】
コネクタ707a、コネクタ707bおよびコネクタ707cは、そのフローティング機構の故にフローティングではないコネクタと比べて破損しやすい場合がある。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cの端子部分は電極が例えば同であるのに対して、その周辺を例えば黒色にしておけば、その周辺色の変色で、破損の進行を視認可能な場合がある。
【0115】
コネクタ706aを実装した基板705、並びにコネクタ706bおよびコネクタ706cを実装した基板704は、ドロワベース708に固定され、その後、遊技盤200に取り付けられる。
【0116】
コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、フローティングではないので、破損しにくい。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、一般にハウジングと呼ばれ、金属製の枠に覆われているので、破損しにくい。
【0117】
コネクタ707aは、当接面707asを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707bは、当接面707bsを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707cは、当接面707csを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。このとき、コネクタ707aは図示しないコネクタ接続部によって、その高さを高くしている。
【0118】
以上のように構成することによって、コネクタ707aを最も破損しやすい構成とすることができ、コネクタの検査時にはすべてのコネクタを検査せずとも、コネクタ707aを検査すればよい場合がある。
【0119】
また、複数のコネクタにおいては、そのすべての中で最も破損しやすいもののみを検査するようにしてもよいし、複数のコネクタの中のいくつかだけを対象にしてそのいくつかの中で最も破損しやすいものの検査により、他のコネクタの破損状態を知ることができる場合がある。
【0120】
また、コネクタは、その長辺が長い方が接続時の衝撃が分散して破損しにくいが、意図的に破損しやすいように長辺が短いコネクタを用意し、その破損を確認することによって、他のコネクタの破損状態を知り得るように構成することができるが、この場合、長辺が短いコネクタは安価であることから、安価な構成で他のコネクタの破損状態を知り得る場合がある。
【0121】
<スロットマシンへの適用>
本発明に係る遊技台は、「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段を備え、この演出手段が、所定の遊技領域に球を発射する発射装置と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口と、入賞口に入球した球を検知する検知手段と、検知手段が球を検知した場合に球を払出す払出手段と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置と、可変表示装置を遮蔽する位置に移動可能なシャッタと、所定動作態様で動作する可動体と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置、であるスロットマシン」にも好適である。
【0122】
<付記>
なお、以上説明した本発明は、
1. 第一のコネクタ(例えば700a、104a、104a1、200a2、104a3、200a4)を設けた第一の部品(例えば700、104、200)と、
第二のコネクタ(例えば701a、200a、200a1、104a2、200a3、104a4)を設けた第二の部品(例えば701、200、104)と、を備え、
前記第一のコネクタと前記第二のコネクタとを接続することにより、前記第一の部品と前記第二の部品とが電気的に接続状態となる遊技台であって、
コネクタ接続部(例えば701b、200b、200b1、104b2、200b3、104b4)が前記第二のコネクタと前記第二の部品との間に設けられ、
前記第一の部品から、前記第一のコネクタにおける前記第二のコネクタと接触する接触部まで、の高さは第一の高さであり、
前記第二の部品から、前記コネクタ接続部を介し前記第二のコネクタにおける前記第一のコネクタと接触する接触部まで、の高さは第二の高さであり、
前記第一の高さと前記第二の高さを異ならせた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第二のコネクタと第二の部品との間にコネクタ接続部を設けることにより、壊れやすいコネクタを明確にし、故障を発見しやすくなる場合がある。また、組み立て作業をおこなう際、壊れやすいコネクタが明確であると、慎重に組み立て作業をおこなうので、接続不良による故障を減らすことができる場合がある。
【0123】
なお、第一のコネクタおよび第二のコネクタは第一の部品と第二の部品を電気的に接続可能なものであれば、種類を問わない。
【0124】
コネクタの具体例として、ハーネスで接続するコネクタやフローティングコネクタなどが挙げられる。
【0125】
また、本発明は、
2. 1.に記載の遊技台であって、
前記第一の部品および前記第二の部品のうちの一方は遊技領域を有する遊技盤であり、
他方は該遊技盤を収容する収容部(例えば104e)を有する本体であり、
前記収容部に前記遊技盤が収容された状態では、前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタは接続状態であり、
前記収容部の一側縁には、前記遊技盤を前記収容部へ収容する際に該遊技盤を回転支持する支持部(例えば104d)が設けられ、
前記支持部に回転支持された前記遊技盤を前記収容部へ収容すると、前記第一のコネクタと前記第二のコネクタとが接続するよう構成されており、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうち少なくとも一方は接続方向に対し直交する面内で移動自在に設けられている
ことを特徴とする遊技台、としたので、
遊技盤と本体の複雑な配線を解消し、組み立て時の接続ミスを減らす場合がある。また、壊れやすいコネクタを明確にし、接続不良や故障を発見しやすくすることができる場合がある。
【0126】
なお、「接続方向に対し直交する面内で移動自在」とは、「少なくとも接続方向に対し直交する面内で移動自在」との意味であり、接続方向に対し直交する面内以外であっても移動自在であってもよい。
【0127】
「第一のコネクタおよび第二のコネクタのうち少なくとも一方は接続方向に対し直交する面内で移動自在に設けられている」ので、第一のコネクタと第二のコネクタの一方または両方にフローティングコネクタを使用しても良い。
【0128】
また、本発明は、
3. 2.に記載の遊技台であって、
第三のコネクタ(例えば200a1、104a3)が前記遊技盤における前記第一のコネクタ(例えば200a2、104a4)と隣り合う位置に設けられ、
第四のコネクタ(例えば104a1、200a4)が、前記本体における前記第二のコネクタ(例えば104a2、200a3)と隣り合い、
かつ、前記収容部に前記遊技盤が収容された状態において前記第三のコネクタと接続される位置に設けられ、
前記支持部から前記第二のコネクタまでは第一の距離があり、
前記支持部から前記第四のコネクタまでは第二の距離があり、
前記第一の距離よりも前記第二の距離が長い
ことを特徴とする遊技台、としたので、
支持部を中心に回転して遊技盤を収容部に収容することで、内周側の第一のコネクタが第二のコネクタに接した後、外周側の第三のコネクタが第四のコネクタに接するので、第一のコネクタもしくは第二のコネクタを確認すれば接続不良や故障を発見できる場合がある。
【0129】
なお、第三のコネクタおよび第四のコネクタのうち一方または両方にフローティングコネクタを使用してもよいし、またはフローティングコネクタを使用しなくてもよい。
【0130】
第一のコネクタ(第二のコネクタ)と第三のコネクタ(第四のコネクタ)との間に他のコネクタを配置してもよいし、または配置しなくてもよい。
【0131】
また、本発明は、
4. 3.に記載の遊技台であって、
前記コネクタ接続部は、
前記第二のコネクタと前記本体との間に設けられた第二のコネクタ接続部と、
前記第三のコネクタと前記遊技盤との間に設けられた第三のコネクタ接続部と、からなり、
前記遊技盤から、前記コネクタ接続部を介し前記第三のコネクタにおける前記第四のコネクタと接触する接触部まで、の高さは第三の高さであり、
前記本体から、前記第四のコネクタにおける前記第三のコネクタと接触する接触部まで、の高さは第四の高さであり、
前記第一の高さは前記第三の高さと異なり、前記第二の高さは第四の高さと異なる
ことを特徴とする遊技台、としたので、
隣り合うコネクタの高さを異ならせることにより、コネクタが複数接続される場合であっても壊れやすいコネクタを明確にし、故障を発見しやすくなる場合がある。
【0132】
なお、第一のコネクタ(第二のコネクタ)と第三のコネクタ(第四のコネクタ)との間に他のコネクタを配置する場合、他のコネクタの高さは第一のコネクタまたは第三のコネクタと等しくしてもよいし、または異ならせてもよい。
【0133】
また、本発明は、
5. 3.または4.に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタは、前記支持部に支持される前記遊技盤の第一の端よりも該第一の端とは逆の第二の端に近い位置に配置され、
前記第三のコネクタの接続面における長辺は、前記第一のコネクタの接続面における長辺より長く、
前記第三のコネクタは、前記第三のコネクタの接続面における長辺と前記第二の端が平行になるように配置されている
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第三のコネクタの接続面における長辺を第一のコネクタの接続面における長辺より長くすることにより、第三のコネクタは外部からの衝撃を吸収しやすく(長いことにより衝撃を分散し)、第一のコネクタよりも壊れにくくなる場合がある。
【0134】
なお、第一のコネクタ(第二のコネクタ)と第三のコネクタ(第四のコネクタ)との間に他のコネクタを配置する場合、他のコネクタの長辺は第一のコネクタまたは第三のコネクタと等しくしてもよいし、または異ならせてもよい。
【0135】
「第三のコネクタの接続面における長辺は、前記第一のコネクタの接続面における長辺より長く」とは、「第三のコネクタの接続面における長辺は、少なくとも前記第一のコネクタの接続面における長辺より長く」の意味であり、第一のコネクタと第三のコネクタとの間に他のコネクタを配置する場合、第三のコネクタの接続面における長辺は他のコネクタの接続面における長辺と等しくしてもよいし、または長くしてもよいし、もしくは短くしてもよい。
【0136】
また、本発明は、
6. 3.乃至5.のうちのいずれか1項に記載の遊技台であって、
遊技動作を制御する主基板(例えば156、702)と、
前記主基板の指令により制御をおこなう副基板(例えば160、164、703)と、を備え、
前記主基板は、前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタにより接続され、
前記副基板は、前記第三のコネクタおよび前記第四のコネクタにより接続される
ことを特徴とする遊技台、としたので、
主基板へ接続される第一のコネクタおよび第二のコネクタを支持部に近い位置に置くことで、第一のコネクタおよび第二のコネクタは壊れやすい位置に配置され、故障した際は完全に遊技ができない状態にし、誤動作による遊技者やホールへの不利益を最小限にすることができる場合がある。
【0137】
なお、「前記主基板は、前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタにより接続」とは、「少なくとも前記主基板は、前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタにより接続」の意味であり、他の基板(例えば、払出基板、発射基板、電源基板など)を接続してもよい。
【0138】
また、「前記副基板は、前記第三のコネクタおよび前記第四のコネクタにより接続」とは、「少なくとも前記副基板は、前記第三のコネクタおよび前記第四のコネクタにより接続」の意味であり、他の基板(例えば、払出基板、発射基板、電源基板など)を接続してもよい。
【0139】
<<第6の実施例>>
なお、以下に説明する第6の実施例においては、上述の本体104を遊技枠104と呼び、主基板702を主制御基板702と呼び、副基板703を副制御基板703と呼び、基板704を盤枠副制御接続基板704と呼び、基板705を盤枠主制御接続基板705と呼ぶ。
【0140】
また、本実施例では、パチンコ機100の電源基板182を電源基板710で示している。
【0141】
また、本実施例では、主制御基板702に、遊技に係る情報を記憶する記憶装置であるRAM308を実装し、このRAM308に記憶した情報を保持可能なように電力供給する構成において、蓄電装置であるバッテリ(以下の各実施例ではコンデンサ711を用いているがこれ以外の蓄電装置であってもよい。)とRAM308とを接続する構成について開示する。
【0142】
図20は、第6の実施例における各基板の接続構成を示すブロック図である。
【0143】
この実施例では、遊技枠104に電源基板710を設け、遊技盤200に主制御基板702を設けている。主制御基板702は、RAM308を実装し、盤枠主制御接続基板705に実装したコネクタ705aに接続する。
【0144】
盤枠主制御接続基板705は、コネクタ705a、コネクタ706a、コンデンサ711を実装し、遊技盤200に設けている。
【0145】
遊技枠104には電源基板710に接続したコネクタ707aを設けており、遊技枠104に遊技盤200を収容すると、コネクタ707aとコネクタ706aとが接続され、電源基板710による電力が、盤枠主制御接続基板705のコンデンサ711や主制御基板702のRAM308等に供給される。
【0146】
図21は、
図20に示した各基板の構成例を示すブロック図であり、(a)は電源基板710の構成の例であり、(b)は主制御基板702の構成の例であり、(c)は盤枠主制御接続基板705および主制御基板702の構成の例である。
【0147】
図21(a)に示すように、電源基板710では、例えば、AC24Vの供給を受け、内部のAC/DC変換装置710zによってDC32Vに変換し、これを内部のDC/DC変換装置710yによって、DC12Vに変換し、このDC12Vを、コネクタ707aを介して外部に供給するようにしてもよい。
【0148】
また、
図21(b)に示すように、主制御基板702では、電源基板710によるDC12Vの供給を、コネクタ707a、コネクタ706a、盤枠主制御接続基板705およびコネクタ705aを介して受け、内部のDC/DC変換装置702zによって、DC5Vに変換し、これをRAM308等の内部回路に供給するようにしてもよい。
【0149】
また、
図21(c)に示すように、盤枠主制御接続基板705に実装したコンデンサ711には例えば電源基板710による電力によってあらかじめ充電しておき、このコンデンサ711の放電電力をRAM308等に供給する場合には、主制御基板702のCPU304やRAM308は、盤枠主制御接続基板705のコンデンサ711からの電力を、コネクタ705aを介して受ける。
【0150】
図22は、本発明に係る第6の実施例の遊技台を示す斜視図であり、(a)はパチンコ機100における、前面枠扉106を開いて遊技盤200を取り外した状態の遊技枠104を示す図であり、(b)は遊技盤200の背面図である。
【0151】
本実施例では、
図22(b)に示すように、主制御基板702用のコネクタ706aと、副制御基板703用のコネクタ706c、706bとの配置位置関係を、副制御基板703用のコネクタ706c、706bを遊技盤200の外縁に配置し、主制御基板702用のコネクタ706aを遊技盤200の内縁に配置している。このように配置することによって、詳しくは後述するコンデンサを内側に配置することができ、外側から不正器具を侵入させ、このコンデンサに対し不正を働こうという行為を防ぐことができる場合がある。
【0152】
また、これとは逆に、副制御基板703用のコネクタ706c、706bを遊技盤200の内縁に配置し、主制御基板702用のコネクタ706aを遊技盤200の外縁に配置する場合もある。この場合、コンデンサを外側から目視しやすく、コンデンサに対して不正がされた場合に発見がしやすくなる場合がある。
【0153】
図23は、
図22に示した遊技盤200を遊技枠104に収容する様子を示す図であって、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する遊技枠104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を遊技枠104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
【0154】
図24は、
図23に示した支持部104dの近傍を示す斜視図である。
【0155】
主制御基板702に接続されたコネクタ702aは、例えばハーネスによってコネクタ705aと接続される。また、副制御基板703に接続されたコネクタ703aは、例えばハーネスによってコネクタ704aと接続され、副制御基板703に接続されたコネクタ703bは、例えばハーネスによってコネクタ704bと接続される。
【0156】
コネクタ705aとコネクタ706aとは例えば盤枠主制御接続基板705のプリント配線にて接続され、コネクタ704aとコネクタ706bとは例えば後述の基板704のプリント配線にて接続され、コネクタ704bとコネクタ706cとは例えば後述の基板704のプリント配線にて接続される。
【0157】
遊技枠104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は遊技枠104の収容部104eに収容される。
【0158】
この遊技盤200を閉じる動作によって、遊技枠104側のコネクタ707aと遊技盤200側のコネクタ706aとが押し付けられて接続し、遊技枠104側のコネクタ707bと遊技盤200側のコネクタ706bとが押し付けられて接続し、遊技枠104側のコネクタ707cと遊技盤200側のコネクタ706cとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、コネクタ707aとコネクタ706aとの接続、コネクタ707bとコネクタ706bとの接続、およびコネクタ707cとコネクタ706cとの接続は解除される。
【0159】
図25は、遊技枠104側のコネクタと遊技盤200側のコネクタの詳細を示す斜視図であり、(a)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を分解した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を組み立てた状態を示す図である。また、
図26(a)は
図25(a)の背面斜視図であり、
図26(b)は
図25(b)の背面斜視図である。
【0160】
盤枠主制御接続基板705は、遊技盤200に配置した主制御基板702と、遊技枠104に配置した例えば電源基板710との接続を仲介し、盤枠副制御接続基板704は、遊技盤200に配置した副制御基板703と、遊技枠104に配置した例えば電源基板710との接続を仲介する。
【0161】
コネクタ706aは、当接面706asを盤枠主制御接続基板705に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706bは、当接面706bsを盤枠副制御接続基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706cは、当接面706csを盤枠副制御接続基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。
【0162】
互いに接続されるコネクタ706aとコネクタ707aとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707aは、遊技枠104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706aとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。フローティングコネクタはフローティング(移動可能)であるがネジ等により固定して配置されたコネクタである。
【0163】
互いに接続されるコネクタ706bとコネクタ707bとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707bは、遊技枠104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706bとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
【0164】
互いに接続されるコネクタ706cとコネクタ707cとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707cは、遊技枠104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706cとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
【0165】
コネクタ707a、コネクタ707bおよびコネクタ707cは、そのフローティング機構の故にフローティングではないコネクタと比べて破損しやすい場合がある。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cの端子部分は電極が例えば同であるのに対して、その周辺を例えば黒色にしておけば、その周辺色の変色で、破損の進行を視認可能な場合がある。
【0166】
コネクタ706aを実装した盤枠主制御接続基板705、並びにコネクタ706bおよびコネクタ706cを実装した盤枠副制御接続基板704は、ドロワベース708に固定され、その後、遊技盤200に取り付けられる。
【0167】
コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、フローティングではないので、破損しにくい。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、一般にハウジングと呼ばれ、金属製の枠に覆われているので、破損しにくい。
【0168】
コネクタ707aは、当接面707asを遊技枠104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707bは、当接面707bsを遊技枠104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707cは、当接面707csを遊技枠104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。このとき、コネクタ707aは図示しないコネクタ接続部によって、その高さを高くしている。
【0169】
本実施例では、遊技枠104側において、コネクタ707a、コネクタ707bおよびコネクタ707cのそれぞれは、基板に実装されずに、ハーネス等が直接に取り付けられ、例えば電源基板710に接続する。
【0170】
また、
図26(a)および(b)に示すように、本実施例では、盤枠主制御接続基板705に、例えば電解二重層コンデンサであるコンデンサ711を実装している。
【0171】
図27は、盤枠主制御接続基板705の配線状態の例を示す回路図である。
【0172】
盤枠主制御接続基板705には、例えばプリント配線が施され、コネクタ705a、コネクタ706a、コンデンサ711を接続する。
【0173】
コネクタ705aおよびコネクタ706aは、外部から不正に短絡等されにくいように、コンデンサ711に電力を供給するコネクタ705aピン5、6を両端ピン(A1−1、B10−22)を除く内側ピンに設定し、両端のピンにGND(グランド)を設定した。また、両端のピンに外部から不正短絡等された場合に異常動作が生じ得る信号線を設定してもよい。例えば、両端のピンに電源基板710で生成された電力供給線(DC12DV、DC12DS)を設定し、外部から不正短絡等された場合に異常動作が生じることで異常の発見を容易にするようにしてもよい。例えば、両端のピンに遊技機外部に信号出力する遊技機外部信号出力線を設定し、外部から不正短絡等された場合に異常信号が出力され、異常の発見を容易にするようにしてもよい。
【0174】
コネクタ705aとコネクタ706aとは、電源基板710から供給された電力を伝えるよう接続されており、コンデンサ711は、少なくともコネクタ705aに接続され、充電されている電力を主制御基板702に供給可能にしている。
【0175】
図28は、盤枠主制御接続基板705における各部品の配置を示す平面図である。
【0176】
図28に示すように、本実施例では、盤枠主制御接続基板705上に、コネクタ705a、コネクタ706aおよびコンデンサ711を実装しており、これらは、上述のように例えば盤枠主制御接続基板705に施したプリント配線で接続している。
【0177】
図29は、コネクタ705a、コネクタ706aおよびコンデンサ711を実装した盤枠主制御接続基板705を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)を右方から見た右側面図であり、(c)は(a)を下方から見た正面図である。
【0178】
本実施例では、
図29(c)に示すように、コネクタ705aの高さは最も低く、コンデンサ711の高さL21はコネクタ706aの高さL22よりも高く、コンデンサ711がコネクタ705aおよびコネクタ706aよりも高い位置に備わっている。
【0179】
コンデンサ711は2本の足(端子)で盤枠主制御接続基板705に接続されるが、コンデンサ711への応力が1本の足に偏ってかかるとコンデンサ711が盤枠主制御接続基板705から外れやすくなってしまうので、コンデンサ711の2本の足(端子)の盤枠主制御接続基板705への実装の向きは、盤枠主制御接続基板705を遊技盤200に取り付ける際などの応力の向きに応じコンデンサ711の2本の足(端子)に均等にテンションがかかるよう配置している場合がある。例えば、遊技盤200が遊技枠104の収容部104eに移動する際に水平方向の移動をするようになるが、このとき遊技盤200がコンデンサ711に接触した場合であっても2本の足(端子)に均等にテンションがかかるように2本の足(端子)を垂直方向の二位置に配置するようにする。
【0180】
図30は、
図29に示した例において、コネクタ706aとコネクタ707aとを接続する状態を示す側面図であり、(a)はコネクタ706aとコネクタ707aとを接続の向きで対向して示す図であり、(b)はコネクタ706aとコネクタ707aとを接続した状態を示す図である。
【0181】
本実施例では、コネクタ707aを取り付けた遊技枠104に、コンデンサ711の頭部を収納可能な収納孔104zを設けている。収納孔104zは、基板705に対して垂直上方からコンデンサ711をみた場合のコンデンサ711の外形のおよそ1.2倍の大きさに開口部を形成している。この開口部を1.2倍以上の大きさとすることにより遊技盤200の取り付けの際に遊技枠104がコンデンサ711に衝突する可能性を低くすることができる。この収納孔104zは貫通孔であっても貫通していない孔であってもよいが、収納孔104zが貫通孔の場合には、各基板に実装された電子部品等の発熱部品による熱を放熱する効果を有する放熱孔としての役割も果たす場合がある。
【0182】
また、収納孔104zが貫通孔の場合には、遊技枠104の図中左側から、収納孔104z中にコンデンサ711を目視可能であり、コンデンサ711に対する不正を発見しやすい場合がある。
【0183】
本実施例では、コンデンサ711がコネクタ705aおよびコネクタ706aよりも高い位置に備わっており、
図30(b)に示すように、コネクタ706aとコネクタ707aとを接続したとき、コンデンサ711の頭部は収納孔104zに収納され、コンデンサ711が遊技枠104に衝突することがない。
【0184】
<<第7の実施例>>
この第7の実施例は、上述の第6の実施例と同様の構成において、遊技枠104の収納孔104zに係る構成が異なる。
【0185】
図31は、第7の実施例において、コネクタ706aとコネクタ707aとを接続する状態を示す側面図であり、(a)はコネクタ706aとコネクタ707aとを接続の向きで対向して示す図であり、(b)はコネクタ706aとコネクタ707aとを接続した状態を示す図である。
【0186】
本実施例では、コネクタ707aを取り付けた遊技枠104に、コネクタ707aの取り付け面よりも突出するコンデンサカバー104yを設けている。このコンデンサカバー104yは中空でコンデンサ711を収納可能な収納孔を設けている。この収納孔は貫通孔であっても貫通していない孔であってもよいが、収納孔が貫通孔の場合には、各基板に実装された電子部品等の発熱部品による熱を放熱する効果を有する放熱孔としての役割も果たす場合がある。
【0187】
コネクタ706aとコネクタ707aとを接続する際、このコネクタ706aとコネクタ707aとが嵌まり合う前にコンデンサカバー104yの収納孔にコンデンサ711を収納する構成であると、遊技枠104と遊技盤200とが多少ずれていたとすると、コンデンサカバー104yの頭部にコンデンサカバー104yの頭部が衝突してしまう虞がある。そこで、本実施例では、この衝突を回避するため、コンデンサカバー104yの高さをコネクタ707aの高さよりも高さH5だけ低くしている。H5は、コネクタ706aとコネクタ707aが接した場合にコンデンサカバー104yがコンデンサ711の頭部を僅かに収納する高さとしたが、H5は、コネクタ706aとコネクタ707aが接した場合にコンデンサカバー104yがコンデンサ711の頭部を収納しない高さとし、コネクタ706aがコネクタ707aに接した位置からさらにコネクタ707a方向に移動した場合(コネクタ706aとコネクタ707aの接続がより確実となった位置)に、コンデンサカバー104yがコンデンサ711の頭部を収納し始める高さとしてもよい。
【0188】
<<第8の実施例>>
この第8の実施例は、上述の第6の実施例と同様の構成において、コンデンサ711の高さがコネクタ706aの高さよりも低く、さらに、このコンデンサ711を覆うコンデンサカバーを兼ねたコネクタ706aのカバーであるコネクタカバー712を遊技盤200に備えている点で、第6の実施例と異なる。
【0189】
図32は、第8の実施例において、コネクタ706aとコネクタ707aとを接続する状態を示す側面図であり、(a)はコネクタ706aとコネクタ707aとを接続の向きで対向して示す図であり、(b)はコネクタ706aとコネクタ707aとを接続した状態を示す図である。
【0190】
コネクタカバー712は中空であり、コネクタ706aを遊技盤200に固定するコネクタ固定用ネジ705zによって、コネクタカバー712も遊技盤200に固定する。すなわち、コネクタカバー712は、コネクタ固定用ネジ705zによってコネクタ706aと同時に遊技盤200に固定する。
【0191】
コネクタカバー712は、コネクタ706aのカバーであるコネクタカバー部712aと、コンデンサ711を覆うコンデンサカバー部712bとを有し、コネクタカバー部712aの高さは、コンデンサカバー部712bの高さよりも低い。これにより遊技盤200を遊技枠104に取り付ける際に、コンデンサ711に遊技枠104の一部が衝突する虞がなくなる。
【0192】
<<第9の実施例>>
この第9の実施例は、上述の第6の実施例と同様の構成において、コンデンサ711の高さがコネクタ706aの高さよりも低く、さらに、このコンデンサ711を覆うコンデンサカバー713を遊技盤200に備えている点で、第6の実施例と異なる。
【0193】
図33は、第9の実施例において、コネクタ706aとコネクタ707aとを接続する状態を示す側面図であり、(a)はコネクタ706aとコネクタ707aとを接続の向きで対向して示す図であり、(b)はコネクタ706aとコネクタ707aとを接続した状態を示す図である。
【0194】
コンデンサカバー713は中空であり、このコンデンサカバー713はコンデンサ711を収納して遊技盤200に固定する。
【0195】
本実施例では、コネクタ707aを取り付けた遊技枠104に、コンデンサカバー713の頭部を収納可能な収納孔104xを設けている。この収納孔104xは貫通孔であっても貫通していない孔であってもよいが、収納孔104xが貫通孔の場合には、各基板に実装された電子部品等の発熱部品による熱を放熱する効果を有する放熱孔としての役割も果たす場合がある。これによりコンデンサカバー713の形状等の設計の自由度が増す。さらに、貫通孔とした場合には遊技枠104の裏面からコンデンサ711の取り付け状況の確認が容易になる。
【0196】
<<第10の実施例>>
この第10の実施例は、上述の第6の実施例と同様の構成において、盤枠主制御接続基板705上のコンデンサ711の配置位置が異なり、さらに、コンデンサ711の高さが低い点で、第6の実施例と異なる。
【0197】
図34は、第10の実施例において、コネクタ705a、コネクタ706aおよびコンデンサ711を実装した盤枠主制御接続基板705を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)を下方から見た正面図である。
【0198】
本実施例では、
図34(b)に示すように、コネクタ705aの高さは最も低く、コンデンサ711の高さL31はコネクタ706aの高さL32よりも低く、コンデンサ711がコネクタ706aよりも低い位置に備わっている。
【0199】
また、コンデンサ711は、盤枠主制御接続基板705上の、コネクタ705aとコネクタ706aとの間に配置している。このとき、コンデンサ711は、盤枠主制御接続基板705に設けたコネクタ705aとコネクタ706aとを接続するプリント配線を避けて配置する。
【0200】
この例によれば、コンデンサ711は、コネクタ705aとコネクタ706aとに挟まれた位置に配置しているので、コンデンサ711の両脇のコネクタ705aやコネクタ706aが邪魔をして、コンデンサ711に対する不正がしづらいという効果を奏する場合がある。
【0201】
<<第11の実施例>>
この第11の実施例は、上述の第6の実施例と同様の構成において、遊技盤200に対するコンデンサ711の配置位置が異なる点で、第6の実施例と異なる。
【0202】
図35は、第11の実施例において、例えば盤枠副制御接続基板704や盤枠主制御接続基板705等を介して遊技盤200に配置するコネクタおよびコンデンサの配置位置を模式的に示す図である。
【0203】
本実施例では、
図35に示すように、副制御接続基板用のコネクタであるコネクタ706cおよび706bを最も外枠に配置し、その内側にコネクタ706aを配置し、最も内側にコネクタ705aを配置している。コンデンサ711はコネクタ705aとコネクタ706aとに挟まれた位置に配置している。
【0204】
この例によれば、コンデンサ711の外側には、コネクタ706c、コネクタ706bおよびコネクタ706aを配置しており、コネクタ706c、コネクタ706bおよびコネクタ706aが邪魔をして、コンデンサ711に対する不正がしづらいという効果を奏する場合がある。また、遊技盤200が遊技枠104の収容部104eに移動する際に水平方向の移動をするようになるが、収納部104eに収納しきれない遊技盤200を垂直方向の移動してしまうと、遊技枠104の一部がコンデンサ711に垂直方向に接触する可能性があるので、コンデンサ711の2本の足(端子)に均等にテンションがかかるように2本の足(端子)を水平方向の二位置に配置するようにする。
【0205】
<<第12の実施例>>
この第12の実施例は、上述の第6の実施例と同様の構成において、盤枠主制御接続基板705を遊技枠104側に設ける点で、第6の実施例と異なる。
【0206】
図36は、第12の実施例における各基板の接続構成を示すブロック図である。
【0207】
この実施例では、遊技枠104に電源基板710および盤枠主制御接続基板705を設け、遊技盤200に主制御基板702を設けている。主制御基板702は、RAM308を実装し、コネクタ715cに接続する。
【0208】
盤枠主制御接続基板705は、コネクタ715a、コネクタ715b、コンデンサ711を実装し、遊技枠104に設けている。
【0209】
遊技枠104に設けた電源基板710は、盤枠主制御接続基板705に実装したコネクタ715aに接続する。電源基板710による電力が、盤枠主制御接続基板705のコンデンサ711等に供給される。
【0210】
遊技枠104に遊技盤200を収容すると、コネクタ715bとコネクタ715cとが接続され、電源基板710による電力が、主制御基板702のRAM308等に供給される。
【0211】
なお、上述の第6の実施例では、遊技盤200に盤枠主制御接続基板705を設け、この第12の実施例では、遊技枠104に盤枠主制御接続基板705を設けたが、本発明はこれに限られるものではなく、遊技盤200および遊技枠104の両方に盤枠主制御接続基板705を設けるものである場合もある。
【0212】
<<第13の実施例>>
この第13の実施例は、上述の第12の実施例と同様の構成において、電源基板710とコネクタ716aとの間に払出制御基板が仲介する点で、第12の実施例と異なる。
【0213】
なお、本実施例では、パチンコ機100の払出基板170を払出制御基板720で示している。
【0214】
図37は、第13の実施例における各基板の接続構成を示すブロック図である。
【0215】
この実施例では、遊技枠104に電源基板710および払出制御基板720を設け、遊技盤200に主制御基板702を設けている。主制御基板702は、RAM308を実装し、盤枠主制御接続基板705に実装したコネクタ716cに接続する。
【0216】
盤枠主制御接続基板705は、コネクタ716b、コネクタ716c、コンデンサ711を実装し、遊技盤200に設けている。
【0217】
遊技枠104に設けた電源基板710は払出制御基板720に接続し、さらに払出制御基板720はコネクタ716aに接続する。遊技枠104に遊技盤200を収容すると、コネクタ716aとコネクタ716bとが接続され、電源基板710による電力が、払出制御基板720を介して、盤枠主制御接続基板705のコンデンサ711や主制御基板702のRAM308等に供給される。
【0218】
<<第14の実施例>>
上述の第12の実施例では、遊技枠104に、コンデンサ711を実装した盤枠主制御接続基板705を設け、また、上述の第13の実施例では、遊技盤200に、コンデンサ711を実装した盤枠主制御接続基板705を設けたが、この第14の実施例では、遊技枠104および遊技盤200の両方に、コンデンサ711を実装した盤枠主制御接続基板705を設ける。
【0219】
本実施例において、遊技枠104に設けた盤枠主制御接続基板705は、払出制御基板720を介して電源基板710に接続されるものでもよいし、直接に電源基板710に接続されるものでもよい。
【0220】
<付記2>
なお、以上説明した本発明は、
1. 遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技盤に取り付けられ、遊技の進行を制御する主制御基板と、
前記遊技盤に取り付けられ、前記主制御基板から情報を受け取って遊技の演出を制御する副制御基板と、
前記遊技盤を取り外し可能に支持する遊技枠と、
前記遊技枠に取り付けられ、外部から電源を供給する電源装置と、
を有し、
前記主制御基板は、電力供給があることで情報を記憶可能になる記憶装置を備え、
前記電源装置によって外部からの電源が供給されなくなった場合に前記記憶装置に電力を供給する蓄電装置を備えた遊技台であって、
前記遊技盤および前記遊技枠は、
互いを電気的接続する、遊技盤コネクタと遊技枠コネクタとを、それぞれ固定配置して備え、
前記遊技盤コネクタは、
前記主制御基板と電気的接続する遊技盤主制御盤コネクタと、
前記副制御基板と電気的接続する遊技盤副制御コネクタと、
を備え、
前記遊技枠コネクタは、
前記遊技盤主制御コネクタと電気的接続する遊技枠主制御コネクタと、
前記遊技盤副制御コネクタと電気的接続する遊技枠副制御コネクタと、
を備え、
前記遊技盤主制御盤コネクタと前記遊技枠主制御コネクタとを接続することで、前記電源装置から前記主制御基板に電力を供給可能になり、
前記遊技盤副制御盤コネクタと前記遊技枠副制御コネクタとを接続することで、前記電源装置から前記副制御基板に電力を供給可能になり、
さらに、
前記遊技盤に備えた前記遊技盤副制御コネクタを、前記遊技盤主制御コネクタより外縁に備え、
前記遊技枠に備えた前記遊技枠副制御コネクタを、前記遊技枠主制御コネクタより外縁に備え、
さらに、
前記遊技盤主制御コネクタまたは/および前記遊技枠主制御コネクタは、
電子部品を配置可能な回路基板に固定配置して備え、
一の前記回路基板は、
前記蓄電装置を備え、かつ、前記主制御基板に備える前記記憶装置と接続する主制御基板接続コネクタを備え、
前記遊技枠は、
前記遊技盤を収容する収容部を有し、
前記収容部は、
一側縁に前記遊技盤を該収容部へ収容する際に該遊技盤を回転支持する支持部を備え、前記支持部に回転支持された前記遊技盤を前記収容部へ収容すると、前記収容部に前記遊技盤が収容された状態で、前記遊技盤主制御コネクタと遊技枠主制御コネクタとが接続状態となり、前記遊技盤副制御コネクタと前記遊技枠副制御コネクタとが接続状態となる、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
遊技台として組みあがった場合に不正器具を進入させることが困難であり、かつ、点検時に正常配置されているかの確認をし易くすることができる遊技台を提供することができる。
【0221】
ところで、主制御基板にコンデンサ(バッテリ)を備えると、主制御基板の交換毎に、交換しなくてもよいコンデンサ(バッテリ)までも交換されることになる。また、電源基板にコンデンサ(バッテリ)を備えると、接続ハーネスが長くなり電気的損失が大きい。
【0222】
また、他の新たな基板にコンデンサを備えると、短絡させてバックアップデータを損失させるなどの不正がされる虞がある。また、コンデンサ(バッテリ)から電源供給する配線におけるコネクタが取り外されると遊技者に不利益となることがある。例えば、主制御部が記憶する遊技状態と、副制御部が実行する演出状態とを、ミスマッチさせているパチンコ機がある。また、主制御部が記憶する遊技状態が確変状態の場合であっても、副制御部が実行する演出状態を通常状態にする場合があり、前日の閉店時に遊技者は主制御部が記憶する遊技状態が確変状態であると認識しつつ(副制御部が実行する演出状態は通常状態)遊技終了した場合、翌日に確変状態から開始できることを期待する。この場合、翌日に演出状態は通常状態となるが、例えば店側でコンデンサ(バッテリ)に破壊等を施すと、主制御部が記憶する遊技状態が初期状態(通常状態)になりってしまう。遊技者はこれを知らず通常状態の演出状態を見つつ現金投資を続けることになり、遊技者に不利益な状態が生じることとなる。
【0223】
また、本発明によれば、遊技台として組みあがった場合に不正器具を進入させることが困難であり、かつ、点検時に正常配置されているか確認が容易である場合がある。
【0224】
また本発明は、
2. 1.に記載の遊技台であって、
前記回路基板は、
前記遊技盤に備えた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
盤交換時に情報を記憶し続けることができる場合がある。
【0225】
また本発明は、
3. 2.に記載の遊技台であって、
前記遊技枠は、
前記遊技枠コネクタを所定壁に固定配置し、
前記所定壁は、
前記遊技盤コネクタと前記遊技枠コネクタとを接続した場合に、前記蓄電装置をカバーするカバー部を備えた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
不正器具を進入させることが困難な場合がある。
【0226】
また本発明は、
4. 2.または3.に記載の遊技台であって、
前記回路基板は、
前記遊技枠と対向する基板面に、前記遊技盤主制御コネクタと、前記主制御基板接続コネクタと、を備え、
さらに、
前記蓄電装置を、前記基板面であって、前記遊技盤主制御コネクタと前記主制御基板接続コネクタとの間に備えた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
バッテリ(例えばコンデンサ)の基板接続部位に不正な操作をすることが困難になる場合がある。
【0227】
また本発明は、
接続に係る全てのコネクタが縦配置の場合がある。
【0228】
また本発明は、
5. 1.ないし4.のうちのいずれか1項に記載の遊技台であって、
前記遊技盤コネクタおよび前記遊技枠コネクタが左右方向のピン数よりも上下方向のピン数のほうが多い縦配置であり、
前記遊技盤副制御コネクタおよび前記遊技枠副制御コネクタのピン数が、前記遊技盤主制御コネクタおよび前記遊技枠主制御コネクタのピン数よりも多く、
前記遊技盤副制御コネクタおよび前記遊技枠副制御コネクタのコネクタ長が、前記遊技盤主制御コネクタおよび前記遊技枠主制御コネクタのコネクタ長よりも長く、
前記遊技盤副制御コネクタおよび前記遊技枠副制御コネクタよりも内側の領域であって且つ前記遊技盤主制御コネクタおよび前記遊技枠主制御コネクタよりも内側の領域に前記蓄電装置を備えた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
前記遊技盤コネクタおよび前記遊技枠コネクタが障害となり、蓄電装置(例えばコンデンサ)に対して不正な操作をすることが困難になる場合がある。
【0229】
<付記3>
なお、以上説明した本発明は、
1. 遊技盤と、
前記遊技盤を少なくとも取り付け可能な枠体と、
複数種類の制御手段と、
情報を少なくとも記憶可能な記憶手段と、
前記複数種類の制御手段に電力を少なくとも供給可能な電源手段と、
前記電源手段が電力の供給をできない場合に前記記憶手段に電力を少なくとも供給可能な蓄電手段と、
を備えた遊技台であって、
前記複数種類の制御手段のうちの少なくとも一の制御手段は、第一の制御手段であり、
前記複数種類の制御手段のうちの少なくとも一の制御手段は、第二の制御手段であり、
前記第一の制御手段は、前記記憶手段を少なくとも備えるものであり、
前記第一の制御手段は、第一の制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第二の制御手段は、第二の制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記遊技盤は、複数種類の遊技盤側コネクタを備えたものであり、
前記複数種類の遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一のコネクタは、第一のコネクタであり、
前記複数種類の遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一のコネクタは、第二のコネクタであり、
前記枠体は、複数種類の枠体側コネクタを備えたものであり、
前記複数種類の枠体側コネクタのうちの少なくとも一のコネクタは、第三のコネクタであり、
前記複数種類の枠体側コネクタのうちの少なくとも一のコネクタは、第四のコネクタであり、
前記第一のコネクタは、前記第一の制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記第二のコネクタは、前記第二の制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記第三のコネクタは、前記第一の制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記第四のコネクタは、前記第二の制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記遊技盤を前記枠体に取り付けた状態で、前記遊技盤側コネクタと前記枠体側コネクタが接続状態とされ、
前記第一の制御手段は、前記第一のコネクタと前記第三のコネクタが接続されることで、前記電源手段から電力が供給可能とされるものであり、
前記第二の制御手段は、前記第二のコネクタと前記第四のコネクタが接続されることで、前記電源手段から電力が供給可能とされるものであり、
前記第一のコネクタおよび前記前記第三のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、基板に配設されており、
前記基板は、前記蓄電手段が備えられた基板であり、
前記第一のコネクタおよび前記第三のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
遊技台として組みあがった場合に不正器具を進入させることが困難であり、かつ、点検時に正常配置されているかの確認をし易くすることができる遊技台を提供することができる。
【0230】
また、フローティングコネクタにより他の干渉範囲が広がるので蓄電手段を保護できる場合がある。
【0233】
また本発明は、
2. 1.に記載の遊技台であって、
前記電源手段は、前記枠体に配設されるものであり、
前記第一の制御手段は、前記遊技盤に配設されるものであり、
前記第二の制御手段は、前記遊技盤に配設されるものである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
【0234】
また本発明は、
3. 1.または2.に記載の遊技台であって、
前記第一の制御手段は、遊技の進行に関する制御を少なくとも実行可能な主制御手段であり、
前記第二の制御手段は、遊技の演出に関する制御を少なくとも実行可能な副制御手段である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
【0235】
また本発明は、
4. 1.乃至3.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二のコネクタは、前記第一のコネクタよりも外縁側に配設されたものであり、
前記第四のコネクタは、前記第三のコネクタよりも外縁側に配設されたものである、
ことを特徴とする遊技台とした。
【0236】
また本発明は、
5. 遊技盤と、
前記遊技盤を少なくとも取り付け可能な枠体と、
制御手段と、
前記制御手段に電力を少なくとも供給可能な蓄電手段と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技盤は、遊技盤側コネクタを備えたものであり、
前記枠体は、枠体側コネクタを備えたものであり、
前記遊技盤側コネクタは前記制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記枠体側コネクタは、前記制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記遊技盤を前記枠体に取り付けた状態で、前記遊技盤側コネクタと前記枠体側コネクタが接続状態とされ、
前記遊技盤側コネクタおよび前記枠体側コネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、基板に配設されており、
前記基板は、前記蓄電手段が備えられた基板であり、
前記遊技盤側コネクタおよび前記枠体側コネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタである、
ことを特徴とする遊技台とした。
【0237】
また本発明は、
6. 1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記蓄電手段は、コンデンサである、
ことを特徴とする遊技台とした。
【0238】
<付記4>
なお、以上説明した本発明は、
1. 遊技盤(例えば、遊技盤200)と、
前記遊技盤を少なくとも取り付け可能な枠体(例えば、遊技枠104)と、
複数の制御手段(例えば、主制御基板702、副制御基板703)と、
情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM308)と、
前記複数の制御手段に電力を少なくとも供給可能な電源手段(例えば、電源基板710)と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技盤は、複数の遊技盤側コネクタ(例えば、コネクタ706a、706b、706c)を備え、
前記枠体は、複数の枠体側コネクタ(例えば、コネクタ707a、707b、707c)を備え、
前記遊技盤側コネクタは、前記遊技盤が前記枠体に取り付けられた状態において前記枠体側コネクタと接続状態となるコネクタであり、
前記複数の遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一つ(以下、「第一のコネクタ(例えば、コネクタ706a)」という。)は、前記複数の制御手段のうちの少なくとも一つ(以下、「第一の制御手段(例えば、主制御基板702)」という。)と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記複数の遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一つ(以下、「第二のコネクタ(例えば、コネクタ706b、706c)」という。)は、前記複数の制御手段のうちの少なくとも一つ(以下、「第二の制御手段(例えば、副制御基板703)」という。)と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記複数の枠体側コネクタのうちの少なくとも一つ(以下、「第三のコネクタ(例えば、コネクタ707a)」という。)は、前記第一の制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記複数の枠体側コネクタのうちの少なくとも一つ(以下、「第四のコネクタ(例えば、コネクタ707b、707c)」という。)は、前記第二の制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記第一の制御手段は、前記記憶手段を少なくとも備えた制御手段であり、
前記電源手段は、前記第一のコネクタと前記第三のコネクタが接続されることで前記第一の制御手段に電力を供給可能な手段であり、
前記電源手段は、前記第二のコネクタと前記第四のコネクタが接続されることで前記第二の制御手段に電力を供給可能な手段であり、
前記第一のコネクタは、第一の基板(例えば、基板705)に設けられたコネクタであり、
前記第二のコネクタは、第二の基板(例えば、基板704)に設けられたコネクタであり、
前記第三のコネクタと前記第四のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタであり、
前記第三のコネクタの先端は、第三の位置であり、
前記第四のコネクタの先端は、第四の位置であり、
前記第三の位置と前記第四の位置は、前後方向において異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
・コネクタに特徴を有する遊技台を提供することができる。
・また
図13に示すように、第一のコネクタと第三のコネクタとの接続および、第二のコネクタと第四のコネクタとの接続をほぼ同時に行うことができる場合がある。
・また、各コネクタの先端の位置と枠体に対する遊技盤の回動を考慮して、先に接触する側のフローティングコネクタが他のコネクタよりも破損しやすくなるようにし、先に接触する側のフローティングコネクタを検査することで破損を、容易に早期発見することができる場合がある。
また本発明は、
2. 1.に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタの先端は、第一の位置であり、
前記第二のコネクタの先端は、第二の位置であり、
前記第一の位置と前記第二の位置は、前後方向において異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
3. 1.または2.に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタと前記第三のコネクタとの接触位置は、前記第二のコネクタと前記第四のコネクタとの接触位置と、前後方向において異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
4. 1.乃至3.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、パチンコ機であり、
前記枠体は、左右方向の左側に前記遊技盤の支持部(例えば、ヒンジ部112)が設けられたものであり、
前記枠体側コネクタは、左右方向の右側に設けられたコネクタであり、
前記遊技盤は、前記支持部により支持された状態で回動させることで前記枠体に取り付け可能であり、
前記第三のコネクタは、前記第四のコネクタと左右方向に並んで設けられたコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
5. 4.に記載の遊技台であって、
前記第三のコネクタは、前記支持部からの距離が第一の距離であり、
前記第四のコネクタは、前記支持部からの距離が第二の距離であり、
前記第二の距離は、前記第一の距離よりも長い、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
6. 4.または5.に記載の遊技台であって、
前記第三のコネクタは、長手方向の長さが第一の長さであり、
前記第四のコネクタは、長手方向の長さが第二の長さであり、
前記長手方向とは、上下方向のことであり、
前記第二の長さは、前記第一の長さよりも長い、
ことを特徴とする遊技台、とした。
<付記5>
なお、以上説明した本発明は、
1. 遊技盤(例えば、遊技盤200)と、
前記遊技盤を少なくとも取り付け可能な枠体(例えば、遊技枠104)と、
複数の制御手段(例えば、主制御基板702、副制御基板703)と、
情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM308)と、
前記複数の制御手段に電力を少なくとも供給可能な電源手段(例えば、電源基板710)と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技盤は、複数の遊技盤側コネクタを備え、
前記枠体は、複数の枠体側コネクタを備え、
前記遊技盤側コネクタは、前記遊技盤が前記枠体に取り付けられた状態において前記枠体側コネクタと接続状態となるコネクタであり、
前記複数の遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一つ(以下、「第一のコネクタ」という。)は、前記複数の制御手段のうちの少なくとも一つ(以下、「第一の制御手段という。)と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記複数の遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一つ(以下、「第二のコネクタ」という。)は、前記複数の制御手段のうちの少なくとも一つ(以下、「第二の制御手段」という。)と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記複数の枠体側コネクタのうちの少なくとも一つ(以下、「第三のコネクタ」という。)は、前記第一の制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記複数の枠体側コネクタのうちの少なくとも一つ(以下、「第四のコネクタ」という。)は、前記第二の制御手段と電気的に少なくとも接続可能なコネクタであり、
前記第一の制御手段は、前記記憶手段を少なくとも備えた制御手段であり、
前記電源手段は、前記第一のコネクタと前記第三のコネクタが接続されることで前記第一の制御手段に電力を供給可能な手段であり、
前記電源手段は、前記第二のコネクタと前記第四のコネクタが接続されることで前記第二の制御手段に電力を供給可能な手段であり、
前記第一のコネクタは、第一の基板に設けられたコネクタであり、
前記第二のコネクタは、第二の基板に設けられたコネクタであり、
前記第一の基板は、第五のコネクタが設けられた基板であり、
前記第一のコネクタと前記第五のコネクタは、前記第一の基板のプリント配線により接続される構成であり、
前記第五のコネクタは、前記第一の基板の表面と平行な方向から該第一の基板に接続可能なコネクタであり、
前記第五のコネクタは、前記第一のコネクタの先端よりも前後方向において後方に突出しないように前記第一の基板に接続されるコネクタであり、
前記第三のコネクタは、フローティングコネクタであり、
前記第四のコネクタは、フローティングコネクタであり、
前記第三のコネクタの先端は、第三の位置であり、
前記第四のコネクタの先端は、第四の位置であり、
前記第三の位置と前記第四の位置は、前後方向において異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
2. 1.に記載の遊技台であって、
前記第一の制御手段は、前記第五のコネクタと電気的に接続された手段であり、
前記第一の制御手段は、前記第五のコネクタが前記第一の基板のプリント配線を介して前記第一のコネクタと接続されることによって、前記第一のコネクタと電気的に接続される手段であり、
前記第一のコネクタの先端は、第一の位置であり、
前記第二のコネクタの先端は、第二の位置であり、
前記第一の位置と前記第二の位置は、前後方向において異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
3. 1.または2.に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタは、フローティングコネクタではなく、
前記第二のコネクタは、フローティングコネクタではなく、
前記第一のコネクタと前記第三のコネクタとの接触位置は、前記第二のコネクタと前記第四のコネクタとの接触位置と、前後方向において異なる位置である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
本発明の態様は、上述した個々の実施例に限定されるものではなく、個々の実施例の各要素のいかなる組合せも本発明に含み、また、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。