【実施例1】
【0039】
以下、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。
【0040】
本発明品1〜23および比較品1〜14:水中油型乳化化粧料
表1〜表5に示す水中油型乳化化粧料を下記の製法により調整した。得られた水中油型乳化化粧料の乳化状態、セラミド類の結晶の有無、保湿効果について下記の方法により評価し、結果と併せて表1〜表5に示した。
なお、本発明において、セラミド類の溶存状態が、温度変化に起因して変化することから、高温安定性試験だけでなく、低温及び、サイクル温度試験(20℃、40℃の各温度を48時間おきに設定変更する20−40℃サイクル)にて評価を行った。
また表4、表5において、評価結果の「−」は、乳化不良状態若しくは結晶析出が認められたもので、経時観察は省略したものを表している。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】
*1 レシノールS−10(日光ケミカルズ社製)
*2 CERAMIDE3(コスモファーム社製)
*3 レオパールTT2(千葉製粉社製)
(グルコースの平均重合度30、脂肪酸置換率1.6、パルミチン酸:2−エチルヘキサン酸=87:13)
*4 レオパールKL2(千葉製粉社製)
(グルコースの平均重合度20、脂肪酸置換率2.1)
*5 レオパールTL2(千葉製粉社製)
(グルコースの平均重合度20、脂肪酸置換率1.5)
*6 ユニフィルマーHVY(千葉製粉社製)
(グルコースの平均重合度30、脂肪酸置換率2.2)
*7 レオパールISL2(千葉製粉社製)
(グルコースの平均重合度23、脂肪酸置換率2.7)
【0047】
(製造方法)
A:成分(1)〜(31)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(32)および成分(33)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、水中油型乳化化粧料を得た。
【0048】
(評価方法:乳化安定性)
製造直後および5℃、15℃、40℃、20−40℃(48時間サイクル)の恒温槽に1ヶ月間保管した各試料の乳化滴の平均粒子径を、コールターカウンター(ベックマン・コールター株式会社製:サブミクロン粒子アナライザーN5)による測定でおこない、製造直後を基準に平均粒子径の変化率を以下の基準にて評価した。
また外観性状は目視にて、以下の4段階判定基準に従って乳化状態を評価した。なお、各表の判定基準が「−」のものは、製造直後から乳化不良のため経時観察省略を意味する。
【0049】
4段階評価判断基準
(評価) (判定基準)
平均粒子径の変化率が、±25%未満 :◎
平均粒子径の変化率が、±25%以上±50%未満 :○
平均粒子径の変化率が、±50%以上、乳液にわずかな離しょう :△
平均粒子径の変化率が、±50%以上、乳化不良もしくは著しく離しょう :×
【0050】
(評価方法:結晶析出抑制)
製造直後および5℃、15℃、40℃、20−40℃(48時間サイクル)の恒温槽に1ヶ月間保管した各試料を、倍率100倍、露光時間1/200秒にて正立型顕微鏡(オリンパス社製)を用いて偏光下にて観察した。偏光下では、セラミド類が組成物中に結晶として存在する場合、白色の光輝物として観察される。また結晶光輝物になっていなくても、結晶化が進行している場合、顕微鏡にて不明瞭なセラミド類の光輝物として灰色調の像として観察される。セラミド類の結晶析出の有無を、以下の4段階判定基準に従って評価した。なお、各表の判定基準が「−」のものは、製造直後からセラミドの結晶光輝物が観察されるので経時観察省略を意味する。
【0051】
4段階評価判断基準
(評価) (判定基準)
全くセラミドの結晶光輝物が観察されない :◎
不明瞭なセラミドの光輝物が観察される :○
一部に小さなセラミドの結晶光輝物が観察される :△
明瞭なセラミドの結晶光輝物が観察される :×
【0052】
(評価方法:保湿効果)
はじめに前腕内側部において何も化粧料が塗布されていない皮膚の初期水分量を、SKICON−200EX(アイ・ビイ・エス社製)にて測定した後、製造直後の各サンプルを塗布してから24時間後における皮膚水分量を測定する。各サンプルは、5人の健常人にて測定し、初期状態の水分量を100とした場合、24時間後の水分量を相対値として算出し、各パネルの相対値平均水分量により以下の4段階判定基準に従って保湿効果を評価した。
【0053】
4段階評価判断基準
(評価) (判定基準)
初期水分量に対して相対値平均水分量が150%以上 :◎
初期水分量に対して相対値平均水分量が150%未満130%以上 :○
初期水分量に対して相対値平均水分量が130%未満110%以上 :△
初期水分量に対して相対平均水分量が110%未満 :×
【0054】
表1〜表5の結果からも明らかなように、本発明に係わる本発明品1〜23は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミド類の有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化化粧料であった。比較例1〜3は、本発明と異なる構成のデキストリンおよび脂肪酸のエステル化物、比較例4は、本発明のデキストリンとは異なる糖化合物であるイヌリンと脂肪酸のエステル化物を用いた場合、製造直後からエステル化合物自身が析出したり、均一な乳化滴の製造ができなかったり、セラミド類の結晶化抑制効果が見られなかった。比較例5〜7は、本発明から外れるHLBの活性剤を用いた場合、HLBが10未満のものでは乳化滴は不均一で10−50μmの大きな乳化滴となり、HLB15.5より大きいものでは0.1μm未満の非常に微細な乳化滴になり、40℃や20−40℃サイクルにおける経時保管において、乳化滴の崩壊や合一により、乳化滴におけるセラミド類を含む油相が外側の水相に分散した結果、セラミド類の結晶が観察された。比較例8〜11は、本発明とは異なる高級アルコールもしくは脂肪酸と一価アルコールのエステルを用いた場合、比較例10を除いて乳化ができなかった。比較例10は、乳化状態は良好であるが、セラミド類との相溶性が低下するため、偏光下における顕微鏡観察において、セラミドの結晶光輝物が見られた。本発明において乳化剤として働くリン脂質を抜去した比較例12は、これ以外で構成される本発明の成分を乳化することができない。本発明におけるセラミド類の結晶化防止と乳化安定性に寄与するデキストリンと脂肪酸とのエステル化物を抜去した比較例13は、乳化状態はあまり良好でなく、セラミド類の結晶も多く観察された。発明において乳化剤として働くHLB10〜15.5の非イオン性界面活性剤を抜去した比較例14は、これ以外で構成される本発明の成分を乳化できなかった。
【0055】
実施例2:化粧水
(成分) (%)
(1)セラミド2(*8) 0.1
(2)(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)(*3) 0.1
(3)水素添加大豆リゾリン脂質*9 0.1
(4)POE(60)硬化ヒマシ油(HLB14.0) 0.3
(5)オレイン酸エチル 1
(6)精製水 10
(7)1,3−ブチレングリコール 20
(8)防腐剤 適量
(9)クインスシードエキス 1
(10)精製水 残量
*8 セラミドTIC−001(高砂香料工業社製)
*9 HP70H(日本精化社製)
【0056】
下記の製法により、化粧水を調製した
(製造方法)
A:成分(1)〜(5)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(6)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(7)〜(10)と混合し、化粧水を得た。
【0057】
実施例2の化粧水は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミド類の有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化化粧料であった。
【0058】
実施例3:乳液(水中油型)
(成分) (%)
(1)セラミド1(*10) 1
(2)(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン(*3) 1
(3)水素添加大豆リン脂質*11 2
(4)POE(20)硬化ヒマシ油(HLB10.5) 2
(5)ラウリン酸ポリグリセリル(HLB15.5) 2
(6)イソステアリルアルコール 15
(7)イソノナン酸イソトリデシル 10
(8)防腐剤 適量
(9)カルボキシビニルポリマー 0.1
(10)水酸化ナトリウム 0.05
(11)グリセリン 5
(12)1,3−ブチレングリコール 7
(13)精製水 残量
(14)エタノール 3
(15)香料 適量
*10 CeramideI(和光純薬社製)
*11 ニッコールS−10EZ(日光ケミカルズ社製)
【0059】
下記の製法により、乳液を調製した
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(9)〜(13)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:BにAを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(14)および(15)と混合し、乳液(水中油型)
を得た。
【0060】
実施例3の乳液(水中油型)は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミド類の有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化組成物であった。
【0061】
実施例4:クリーム(水中油型)
(成分) (%)
(1)セラミド6(*12) 2
(2)(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン(*3) 1
(3)水素添加レシチン(*13) 3
(4)POE(20)硬化ヒマシ油(HLB10.5) 4
(5)テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(30)ソルビット 2
(HLB11.5)
(6)2−デシルテトラデカノール 5
(7)2−エチルヘキサン酸セチル 20
(8)防腐剤 適量
(9)精製水 残量
(10)カルボキシビニルポリマー 0.2
(11)水酸化ナトリウム 0.1
(12)グリセリン 7
(13)1,3−ブチレングリコール 3
(14)ポリアクリルアミド 0.1
(15)香料 適量
*12 Ceramid VI Evonik Goldschmidt GmbH社製
*13 卵黄レシチンPL−100P(キューピー社製)
【0062】
下記の製法により、クリームを調製した
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(9)〜(13)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:BにAを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(14)および(15)と混合し、クリーム(水中油型)
を得た。
【0063】
実施例4のクリーム(水中油型)は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミド類の有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化組成物であった。
【0064】
実施例5:美容液(水中油型)
(成分) (%)
(1)セラミド3(*14) 0.25
(2)(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン(*3) 1
(3)水素添加大豆リン脂質(*13) 2
(4)ジイソステアリン酸ポリグリセリル−10(HLB10.0) 2
(5)オレイン酸ポリグリセリル−10(HLB12.0) 2
(6)ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 15
(7)防腐剤 適量
(8)キサンタンガム 0.3
(9)グリセリン 5
(10)1,3−ブチレングリコール 15
(11)精製水 残量
(12)エタノール 2
(13)ヘキシジルカルバミン酸コレステリルプルラン 0.05
(14)香料 適量
*14 CeramideI(和光純薬社製)
【0065】
下記の製法により、美容液を調製した
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(8)〜(11)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(12)〜(13)と混合し、美容液(水中油型)を得た。
【0066】
実施例5の美容液(水中油型)は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミド類の有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化化粧料であった。
【0067】
実施例6:ボディ用化粧料(水中油型)
(成分) (%)
(1)セラミド2(*15) 1.5
(2)(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン(*3) 2
(3)水素添加大豆リン脂質(*16) 1
(4)POE(20)硬化ヒマシ油(HLB10.5) 3
(5)テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(60)ソルビット 1
(HLB14.0)
(6)2−オクチルドデカノール 4
(7)イソノナン酸イソノニル 16
(8)防腐剤 適量
(9)ヒドロキシエチルセルロース 0.2
(10)カラギーナン 0.1
(11)グリセリン 10
(12)ジプロピレングリコール 15
(13)精製水 残量
(14)香料 適量
*15 CeramideII(和光純薬社製)
*16 レシノールS−PIE(日光ケミカルズ社製)
注)(2)は 平均重合度30 脂肪酸置換率1.6 パルミチン酸:2−エチルヘキサン酸=87:13*3
【0068】
下記の製法により、ボディ用化粧料を調製した
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(9)〜(13)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:BにAを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(14)と混合し、ボディ用化粧料を得た。
【0069】
実施例6のボディ用化粧料(水中油型)は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミド類の有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化組成物であった。
【0070】
実施例7:パック化粧料(水中油型)
(成分) (%)
(1)セラミド2(*1) 0.05
(2)(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン(*3) 0.05
(3)水素添加大豆リン脂質 0.5
(4)オレイン酸ポリグリセリル(HLB12.0) 1
(5)ミリスチン酸イソプロピル 4
(6)精製水 15
(7)エタノール 5
(8)防腐剤 適量
(9)ポリエチレングリコール6000 5
(10)カルボキシビニルポリマー 1
(11)水酸化ナトリウム 0.5
(12)精製水 残量
(13)香料 適量
【0071】
下記の製法により、パック化粧料を調製した
(製造方法)
A:成分(1)〜(5)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(6)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(7)〜(13)と混合し、乳化物を得た。
E:Dで得た乳化物を、不織布(目、鼻、口部分に穴や切り込みのある略顔形)に不織布質量の10倍程度含浸させてパック料を調製した。
【0072】
実施例7のパック化粧料(水中油型)は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミド類の有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化組成物であった。
【0073】
実施例8:マッサージ化粧料(水中油型)
(成分) (%)
(1)セラミド1(*17) 1
(2)(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)(*3) 1
(3)水素添加大豆リゾリン脂質(*9) 0.5
(4)水素添加卵黄リン脂質(*18) 0.5
(5)POE(60)硬化ヒマシ油(HLB14.0) 1
(6)ジイソステアリン酸ポリグリセリル(HLB10.0) 3
(7)イソステアリルアルコール 2
(8)2−デシルテトラデカノール 15
(9)防腐剤 適量
(10)カルボキシビニルポリマー 0.3
(11)水酸化ナトリウム 0.15
(12)ポリアクリル酸ナトリウム 0.05
(13)1,3−ブチレングリコール 10
(14)精製水 残量
(15)香料 適量
*17 CeramideI(Evonik Goldschmidt GmbH社製)
*18 粉末卵黄レシチンR−20(旭化成工業社製)
【0074】
下記の製法により、マッサージ化粧料を調製した
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(10)〜(14)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:BにAを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(15)と混合し、マッサージ化粧料を得た。
【0075】
実施例9のマッサージ化粧料(水中油型)は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミド類の有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化組成物であった。
【0076】
実施例10:化粧用下地化粧料(水中油型)
(成分) (%)
(1)セラミド2(*8) 0.05
(2)セラミド6(*12) 0.05
(3)(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン(*3) 1
(4)水素添加大豆リン脂質(*16) 3
(5)POE(40)硬化ヒマシ油 2
(6)POE(60)硬化ヒマシ油 1
(7)イソノナン酸イソトリデシル 5
(8)2−エチルヘキサン酸セチル 15
(9)精製水 50
(10)ポリエチレングリコール400 1.5
(11)カルボキシビニルポリマー 0.2
(12)アルギニン 0.2
(13)精製水 残量
(14)エタノール 7
(15)防腐剤 適量
(16)ポリビニルピロリドン 0.5
(17)合成金雲母 1
(18)メタクリル酸メチルクロスポリマー 0.5
(19)酸化亜鉛 0.1
(20)シリカ 0.05
(21)酸化鉄 0.05
(22)タルク 0.5
*12 Ceramid VI Evonik Goldschmidt GmbH社製
【0077】
下記の製法により、化粧用下地化粧料を調製した
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(9)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cに成分(10)〜(13)を加え均一に混合する
E:Dを室温まで冷却し、成分(14)〜(22)と混合し、化粧用下地化粧料を得た。
【0078】
実施例10の化粧用下地化粧料(水中油型)は、セラミド類の結晶を抑制することができ、セラミドの有する保湿効果を十分に発揮させることが可能であり、また乳化安定性に優れる水中油型乳化組成物であった。