(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5759077
(24)【登録日】2015年6月12日
(45)【発行日】2015年8月5日
(54)【発明の名称】半導体装置の製造方法、及び、半導体装置
(51)【国際特許分類】
H01L 21/336 20060101AFI20150716BHJP
H01L 29/78 20060101ALI20150716BHJP
【FI】
H01L29/78 301X
【請求項の数】15
【全頁数】31
(21)【出願番号】特願2014-536013(P2014-536013)
(86)(22)【出願日】2013年8月7日
(86)【国際出願番号】JP2013071355
【審査請求日】2014年7月25日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】311014428
【氏名又は名称】ユニサンティス エレクトロニクス シンガポール プライベート リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Unisantis Electronics Singapore Pte Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100092093
【弁理士】
【氏名又は名称】辻居 幸一
(74)【代理人】
【識別番号】100082005
【弁理士】
【氏名又は名称】熊倉 禎男
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(72)【発明者】
【氏名】舛岡 富士雄
(72)【発明者】
【氏名】中村 広記
【審査官】
宇多川 勉
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−061067(JP,A)
【文献】
特開2009−081377(JP,A)
【文献】
国際公開第2013/093988(WO,A1)
【文献】
国際公開第2012/077178(WO,A1)
【文献】
国際公開第2013/038553(WO,A1)
【文献】
米国特許第05158901(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/336
H01L 29/78
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体基板上にフィン状半導体層を形成し、前記フィン状半導体層の周囲に第1の絶縁膜を形成する第1工程と、
前記第1工程の後、
第1の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第1のダミーゲートと第2の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第2のダミーゲートを形成する第2工程と、
前記第2工程の後、前記第1のダミーゲートと前記第1の柱状半導体層と前記第2のダミーゲートと前記第2の柱状半導体層の側壁に、第3のダミーゲートと第4のダミーゲートを形成する第3工程と、
前記第3工程の後、
前記フィン状半導体層上部と前記第1の柱状半導体層下部と前記第2の柱状半導体層下部に第3の拡散層を形成する第4工程と、
前記第4の工程の後、層間絶縁膜を堆積し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとの上部を露出し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとを除去し、第1のゲート絶縁膜を前記第1の柱状半導体層の周囲と前記第2の柱状半導体層の周囲に形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去し、第1の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、前記第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、前記第2の柱状半導体層の周囲にコンタクト電極及びコンタクト配線を形成する第5工程と、前記第5の工程の後、前記第1の柱状半導体層周囲と前記ゲート電極と前記ゲート配線上と、前記第2の柱状半導体層周囲と前記コンタクト電極と前記コンタクト配線上に第2のゲート絶縁膜を堆積し、前記ゲート配線上の一部と前記コンタクト電極及び前記コンタクト配線上の少なくとも一部の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第2の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層の上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、前記第1の柱状半導体層上の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第3の金属を堆積し、前記第3の金属と前記第2の金属の一部をエッチングすることで、第2の金属が前記第1の柱状半導体層上部側壁を取り囲む第1のコンタクトと、前記第1のコンタクトの上部と前記第1の柱状半導体層上部とを接続する第2のコンタクトと、前記ゲート配線上に形成された前記第2の金属と前記第3の金属からなる第3のコンタクトと、第2の金属が前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と接続する第4のコンタクトと、前記第4のコンタクトの上部と前記第2の柱状半導体層上部とを接続する第5のコンタクトと、を形成する第6の工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
【請求項2】
前記第2の工程は、
前記フィン状半導体層の周囲に第2の絶縁膜を形成し、
前記第2の絶縁膜の上に第1のポリシリコンを堆積し平坦化し、
第1のゲート配線と第1の柱状半導体層を形成するための第2のレジストと、第1のコンタクト配線と第2の柱状半導体層を形成するための第3のレジストを、前記フィン状半導体層の方向に対して垂直の方向に形成し、
前記第1のポリシリコンと前記第2の絶縁膜と前記フィン状半導体層をエッチングすることにより、
第1の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第1のダミーゲートと第2の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第2のダミーゲートを形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記第2の絶縁膜の上に第1のポリシリコンを堆積し平坦化後、前記第1のポリシリコン上に第3の絶縁膜を形成することをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記第2工程の後、前記第1の柱状半導体層前記第2の柱状半導体層と前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートの周囲に第4の絶縁膜を形成し、前記第4の絶縁膜の周囲に第2のポリシリコンを堆積し、エッチングをすることにより、前記第1のダミーゲートと前記第1の柱状半導体層と前記第2のダミーゲートと前記第2の柱状半導体層の側壁に残存させ、第3のダミーゲートと第4のダミーゲートを形成する第3工程を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記フィン状半導体層上部と前記第1の柱状半導体層下部と前記第2の柱状半導体層下部に第3の拡散層を形成し、前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとの周囲に、第5の絶縁膜を形成し、エッチングをし、サイドウォール状に残存させ、前記第5の絶縁膜からなるサイドウォールを形成し、前記第3の拡散層上に金属と半導体の化合物を形成する第4工程を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記第4の工程の後、層間絶縁膜を堆積し、化学機械研磨し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートの上部を露出し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとを除去し、前記第2の絶縁膜と前記第4の絶縁膜を除去し、第1のゲート絶縁膜を前記第1の柱状半導体層の周囲と前記第2の柱状半導体層の周囲と前記第5の絶縁膜の内側に形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺のゲート絶縁膜を除去するための第4のレジストを形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去し、第1の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、エッチバックを行い、前記第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、前記第2の柱状半導体層の周囲にコンタクト電極及びコンタクト配線を形成する第5工程と、を有することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
半導体基板上に形成されたフィン状半導体層と、前記フィン状半導体層の周囲に形成された第1の絶縁膜と、
前記フィン状半導体層上に形成された第2の柱状半導体層と、
前記第2の柱状半導体層の周囲に形成された金属からなるコンタクト電極と、
前記コンタクト電極に基板に対して水平方向に接続された前記フィン状半導体層に直交する方向に延在する金属からなるコンタクト配線と、
前記フィン状半導体層の上部と前記第2の柱状半導体層の下部に形成された第3の拡散層と、
前記コンタクト電極は前記第3の拡散層と接続され、
前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と直接接する第4のコンタクトと、前記第4のコンタクトの上部と前記第2の柱状半導体層上部とを接続する第5のコンタクトと、
前記第2の柱状半導体層と前記コンタクト電極との間に形成された絶縁膜と、
前記第2の柱状半導体層上部側壁と前記第4のコンタクトとの間に形成された絶縁膜と、
を有することを特徴とする半導体装置。
【請求項8】
前記第2の柱状半導体層の前記フィン状半導体層に直交する方向の幅は前記フィン状半導体層の前記フィン状半導体層に直交する方向の幅と同じであることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記コンタクト電極と前記コンタクト配線の周囲に形成された絶縁膜をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記コンタクト電極のコンタクト配線に直交する方向の幅と前記コンタクト配線のコンタクト配線に直交する方向の幅は同じであることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
【請求項11】
前記第4のコンタクトの前記コンタクト配線に直交する方向の幅は、前記コンタクト電極の前記コンタクト配線に直交する方向の幅と等しいことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
【請求項12】
前記第5のコンタクトの前記コンタクト配線に直交する方向の幅は、前記第4のコンタクトの前記コンタクト配線に直交する方向の幅と等しいことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
【請求項13】
半導体基板上に形成されたフィン状半導体層と、
前記フィン状半導体層の周囲に形成された第1の絶縁膜と、
前記フィン状半導体層上に形成された第1の柱状半導体層と、
前記第1の柱状半導体層の周囲にさらに形成された前記第1のゲート絶縁膜と、
前記第1のゲート絶縁膜の周囲に形成された金属からなるゲート電極と、
前記ゲート電極に接続された前記フィン状半導体層に直交する方向に延在する金属からなるゲート配線と、
前記ゲート電極と前記ゲート配線の周囲と底部に形成された前記第1のゲート絶縁膜と、前記ゲート電極の前記ゲート配線に直交する方向の幅と前記ゲート配線の前記ゲート配線に直交する方向の幅は同じであり、
前記フィン状半導体層の上部と前記第1の柱状半導体層の下部に形成された前記第3の拡散層と、前記第1の柱状半導体層の上部側壁の周囲に形成された前記第2のゲート絶縁膜と、
前記第2のゲート絶縁膜の周囲に形成された第2の金属からなる第1のコンタクトと、
前記第1のコンタクトの上部と前記第1の柱状半導体層上部とを接続する第3の金属からなる第2のコンタクトと、
前記ゲート配線上に形成された前記第2の金属と前記第3の金属からなる第3のコンタクト
をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
【請求項14】
前記第1のコンタクトの第2の金属の仕事関数は、4.0eVから4.2eVの間であることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
【請求項15】
前記第1のコンタクトの第2の金属の仕事関数は、5.0eVから5.2eVの間であることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は半導体装置の製造方法、及び、半導体装置に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体集積回路、特にMOSトランジスタを用いた集積回路は、高集積化の一途を辿っている。この高集積化に伴って、その中で用いられているMOSトランジスタはナノ領域まで微細化が進んでいる。このようなMOSトランジスタの微細化が進むと、リーク電流の抑制が困難であり、必要な電流量確保の要請から回路の占有面積をなかなか小さくできない、といった問題があった。このような問題を解決するために、基板に対してソース、ゲート、ドレインが垂直方向に配置され、ゲート電極が柱状半導体層を取り囲む構造のSurrounding Gate Transistor(以下、「SGT」という。)が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)。
【0003】
従来のSGTの製造方法では、シリコン柱を描画するためのマスクを用いて窒化膜ハードマスクが柱状に形成されたシリコン柱を形成し、平面状シリコン層を描画するためのマスクを用いてシリコン柱底部に平面状シリコン層を形成し、ゲート配線を描画するためのマスクを用いてゲート配線を形成している(例えば特許文献4を参照)。
すなわち、3つのマスクを用いてシリコン柱、平面状シリコン層、ゲート配線を形成している。
【0004】
また、従来のSGTの製造方法では、平面状シリコン層の上部と金属配線とを接続するために、深いコンタクト孔を形成している(例えば特許文献4を参照)。素子の微細化に伴い、コンタクト孔のアスペクト比(深さ/開口)は増大する。アスペクト比の増加と共にエッチング速度が低下する。また、パターンの微細化に伴い、レジストの膜厚は薄くなる。レジストの膜厚が薄くなると、エッチング中にレジストもエッチングされるため、深いコンタクト孔を形成することが難しくなる。
【0005】
また、従来のMOSトランジスタにおいて、メタルゲートプロセスと高温プロセスを両立させるために、高温プロセス後にメタルゲートを作成するメタルゲートラストプロセスが実際の製品で用いられている(非特許文献1)。ポリシリコンでゲートを作成し、その後、層間絶縁膜を堆積後、化学機械研磨によりポリシリコンゲートを露出し、ポリシリコンゲートをエッチング後、メタルを堆積している。そのためSGTにおいてもメタルゲートプロセスと高温プロセスを両立させるために、高温プロセス後にメタルゲートを作成するメタルゲートラストプロセスを用いる必要がある。
【0006】
メタルゲートラストプロセスでは、ポリシリコンゲートを形成後、イオン注入により拡散層を形成している。SGTでは、柱状シリコン層上部がポリシリコンゲートに覆われるため工夫が必要である。
【0007】
シリコン柱が細くなると、シリコンの密度は5×10
22個/cm
3であるから、シリコン柱内に不純物を存在させることが難しくなってくる。
【0008】
従来のSGTでは、チャネル濃度を10
17cm
-3以下と低不純物濃度とし、ゲート材料の仕事関数を変えることによってしきい値電圧を決定することが提案されている(例えば、特許文献5を参照)。
【0009】
平面型MOSトランジスタにおいて、LDD領域のサイドウォールが低濃度層と同一の導電型を有する多結晶シリコンにより形成され、LDD領域の表面キャリアがその仕事関数差によって誘起され、酸化膜サイドウォールLDD型MOSトランジスタに比してLDD領域のインピーダンスが低減できることが示されている(例えば、特許文献6を参照)。その多結晶シリコンサイドウォールは電気的にゲート電極と絶縁されていることが示されている。また図中には多結晶シリコンサイドウォールとソース・ドレインとは層間絶縁膜により絶縁していることが示されている。
【0010】
また、ゲート配線と基板間の寄生容量を低減するために、従来のMOSトランジスタでは、第1の絶縁膜を用いている。例えばFINFET(非特許文献2)では、1つのフィン状半導体層の周囲に第1の絶縁膜を形成し、第1の絶縁膜をエッチバックし、フィン状半導体層を露出し、ゲート配線と基板間の寄生容量を低減している。そのためSGTにおいてもゲート配線と基板間の寄生容量を低減するために第1の絶縁膜を用いる必要がある。SGTではフィン状半導体層に加えて、柱状半導体層があるため、柱状半導体層を形成するための工夫が必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】特開平2−71556号公報
【特許文献2】特開平2−188966号公報
【特許文献3】特開平3−145761号公報
【特許文献4】特開2009−182317号公報
【特許文献5】特開2004−356314号公報
【特許文献6】特開平11−297984号公報
【非特許文献】
【0012】
【非特許文献1】IEDM2007 K.Mistry et.al, pp 247-250
【非特許文献2】IEDM2010 CC.Wu, et. al, 27.1.1-27.1.4.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
そこで、第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、同時に第2の柱状半導体層の周囲にフィン状半導体層上部と接続するコンタクト電極及びコンタクト配線を形成するゲートラストプロセスであって、さらに自己整合で柱状半導体層上部を金属と半導体との仕事関数差によってn型半導体層もしくはp型半導体層として機能させる構造を持つSGTの製造方法と、その結果得られるコンタクト構造とSGTの構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上にフィン状半導体層を形成し、前記フィン状半導体層の周囲に第1の絶縁膜を形成する第1工程と、前記第1工程の後、第1の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第1のダミーゲートと第2の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第2のダミーゲートを形成する第2工程と、前記第2工程の後、前記第1のダミーゲートと前記第1の柱状半導体層と前記第2のダミーゲートと前記第2の柱状半導体層の側壁に、第3のダミーゲートと第4のダミーゲートを形成する第3工程と、前記第3工程の後、前記フィン状半導体層上部と前記第1の柱状半導体層下部と前記第2の柱状半導体層下部に第3の拡散層を形成する第4工程と、前記第4の工程の後、層間絶縁膜を堆積し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとの上部を露出し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとを除去し、第1のゲート絶縁膜を前記第1の柱状半導体層の周囲と前記第2の柱状半導体層の周囲に形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去し、第1の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、前記第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、前記第2の柱状半導体層の周囲にコンタクト電極及びコンタクト配線を形成する第5工程と、前記第5の工程の後、前記第1の柱状半導体層周囲と前記ゲート電極と前記ゲート配線上と、前記第2の柱状半導体層周囲と前記コンタクト電極と前記コンタクト配線上に第2のゲート絶縁膜を堆積し、前記ゲート配線上の一部と前記コンタクト電極及び前記コンタクト配線上の少なくとも一部の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第2の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層の上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、前記第1の柱状半導体層上の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第3の金属を堆積し、前記第3の金属と前記第2の金属の一部をエッチングすることで、第2の金属が前記第1の柱状半導体層上部側壁を取り囲む第1のコンタクトと、前記第1のコンタクトの上部と前記第1の柱状半導体層上部とを接続する第2のコンタクトと、前記ゲート配線上に形成された前記第2の金属と前記第3の金属からなる第3のコンタクトと、第2の金属が前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と接続する第4のコンタクトと、前記第4のコンタクトの上部と前記第2の柱状半導体層上部とを接続する第5のコンタクトと、を形成する第6の工程と、を有することを特徴とする。
【0015】
また、前記第2の工程であって、前記フィン状半導体層の周囲に第2の絶縁膜を形成し、前記第2の絶縁膜の上に第1のポリシリコンを堆積し平坦化し、第1のゲート配線と第1の柱状半導体層を形成するための第2のレジストと、第1のコンタクト配線と第2の柱状半導体層を形成するための第3のレジストを、前記フィン状半導体層の方向に対して垂直の方向に形成し、前記第1のポリシリコンと前記第2の絶縁膜と前記フィン状半導体層をエッチングすることにより、第1の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第1のダミーゲートと第2の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第2のダミーゲートを形成することを特徴とする。
【0016】
また、前記第2の絶縁膜の上に第1のポリシリコンを堆積し平坦化後、前記第1のポリシリコン上に第3の絶縁膜を形成することをさらに含むことを特徴とする。
【0017】
また、前記第2工程の後、前記第1の柱状半導体層前記第2の柱状半導体層と前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートの周囲に第4の絶縁膜を形成し、前記第4の絶縁膜の周囲に第2のポリシリコンを堆積し、エッチングをすることにより、前記第1のダミーゲートと前記第1の柱状半導体層と前記第2のダミーゲートと前記第2の柱状半導体層の側壁に残存させ、第3のダミーゲートと第4のダミーゲートを形成する第3工程を有することを特徴とする。
【0018】
また、前記フィン状半導体層上部と前記第1の柱状半導体層下部と前記第2の柱状半導体層下部に第3の拡散層を形成し、前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとの周囲に、第5の絶縁膜を形成し、エッチングをし、サイドウォール状に残存させ、前記第5の絶縁膜からなるサイドウォールを形成し、前記第3の拡散層上に金属と半導体の化合物を形成する第4工程を有することを特徴とする。
【0019】
また、前記第4の工程の後、層間絶縁膜を堆積し、化学機械研磨し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートの上部を露出し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとを除去し、前記第2の絶縁膜と前記第4の絶縁膜を除去し、第1のゲート絶縁膜を前記第1の柱状半導体層の周囲と前記第2の柱状半導体層の周囲と前記第5の絶縁膜の内側に形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺のゲート絶縁膜を除去するための第4のレジストを形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去し、第1の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、エッチバックを行い、前記第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、前記第2の柱状半導体層の周囲にコンタクト電極及びコンタクト配線を形成する第5工程と、を有することを特徴とする。
【0020】
また、本発明の半導体装置は、半導体基板上に形成されたフィン状半導体層と、前記フィン状半導体層の周囲に形成された第1の絶縁膜と、前記フィン状半導体層上に形成された第2の柱状半導体層と、前記第2の柱状半導体層の周囲に形成された金属からなるコンタクト電極と、前記コンタクト電極に接続された前記フィン状半導体層に直交する方向に延在する金属からなるコンタクト配線と、前記フィン状半導体層の上部と前記第2の柱状半導体層の下部に形成された第3の拡散層と、前記コンタクト電極は前記第3の拡散層と接続され、前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と接続する第4のコンタクトと、前記第4のコンタクトの上部と前記第2の柱状半導体層上部とを接続する第5のコンタクトと、を有することを特徴とする。
【0021】
また、前記第2の柱状半導体層と前記コンタクト電極との間に形成された第1のゲート絶縁膜を有することを特徴とする。
【0022】
また、前記第2の柱状半導体層上部側壁と前記第4のコンタクトとの間に形成された第2のゲート絶縁膜を有することを特徴とする。
【0023】
また、前記第2の柱状半導体層の前記フィン状半導体層に直交する方向の幅は前記フィン状半導体層の前記フィン状半導体層に直交する方向の幅と同じであることを特徴とする。
【0024】
また、前記コンタクト電極と前記コンタクト配線の周囲に形成された前記第1のゲート絶縁膜を有することを特徴とする。
【0025】
また、前記コンタクト電極のコンタクト配線に直交する方向の幅と前記コンタクト配線のコンタクト配線に直交する方向の幅は同じであることを特徴とする。
【0026】
また、前記第4のコンタクトの前記コンタクト配線に直交する方向の幅は、前記コンタクト電極の前記コンタクト配線に直交する方向の幅と等しいことを特徴とする。
【0027】
また、前記第5のコンタクトの前記コンタクト配線に直交する方向の幅は、前記第4のコンタクトの前記コンタクト配線に直交する方向の幅と等しいことを特徴とする。
【0028】
また、半導体基板上に形成されたフィン状半導体層と、前記フィン状半導体層の周囲に形成された第1の絶縁膜と、前記フィン状半導体層上に形成された第1の柱状半導体層と、前記第1の柱状半導体層の周囲に形成された前記第1のゲート絶縁膜と、前記第1のゲート絶縁膜の周囲に形成された金属からなるゲート電極と、前記ゲート電極に接続された前記フィン状半導体層に直交する方向に延在する金属からなるゲート配線と、前記ゲート電極と前記ゲート配線の周囲と底部に形成された前記第1のゲート絶縁膜と、前記ゲート電極の前記ゲート配線に直交する方向の幅と前記ゲート配線の前記ゲート配線に直交する方向の幅は同じであり、前記フィン状半導体層の上部と前記第1の柱状半導体層の下部に形成された前記第3の拡散層と、前記第1の柱状半導体層の上部側壁の周囲に形成された前記第2のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜の周囲に形成された第2の金属からなる第1のコンタクトと、前記第1のコンタクトの上部と前記第1の柱状半導体層上部とを接続する第3の金属からなる第2のコンタクトと、前記ゲート配線上に形成された前記第2の金属と前記第3の金属からなる第3のコンタクトをさらに有することを特徴とする。
【0029】
また、前記第1のコンタクトの第2の金属の仕事関数は、4.0eVから4.2eVの間であることを特徴とする。
【0030】
また、前記第1のコンタクトの第2の金属の仕事関数は、5.0eVから5.2eVの間であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0031】
本発明によれば、第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、同時に第2の柱状半導体層の周囲にフィン状半導体層上部と接続するコンタクト電極及びコンタクト配線を形成するゲートラストプロセスであって、さらに自己整合で柱状半導体層上部を金属と半導体との仕事関数差によってn型半導体層もしくはp型半導体層として機能させる構造を持つSGTの製造方法と、その結果得られるコンタクト構造とSGTの構造を提供することができる。
【0032】
ゲート絶縁膜を前記第1の柱状半導体層の周囲と前記第2の柱状半導体層の周囲と前記第5の絶縁膜の内側に形成した後、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去するための第4のレジストを形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去することにより、第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、同時に第2の柱状半導体層の周囲にフィン状半導体層上部と接続するコンタクト電極及びコンタクト配線を形成することができる。従って、第1のゲート絶縁膜の膜厚分エッチングすればよく、深いコンタクト孔を形成する工程が不要となる。
【0033】
第5の工程の後、ゲート電極とゲート配線の上方には、ゲート電極とゲート配線と同じ形状の孔が残っている。また、コンタクト電極とコンタクト配線の上方には、コンタクト電極とコンタクト配線と同じ形状の孔が残っている。従って、露出した前記第1のゲート絶縁膜を除去し、前記第1の柱状半導体層周囲と前記ゲート電極と前記ゲート配線上と前記第2の柱状半導体層周囲と前記コンタクト電極と前記コンタクト配線上に第2のゲート絶縁膜を堆積し、前記ゲート配線上の一部と前記コンタクト電極及び前記コンタクト配線上の少なくとも一部の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第2の金属を堆積し、エッチバックを行うと、ゲート電極とゲート配線と同じ形状の孔とコンタクト電極とコンタクト配線と同じ形状の孔とに金属が埋め込まれ、自己整合で、第2の金属が前記柱状半導体層上部側壁を取り囲む第1のコンタクトと第2の金属が前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と接続する第4のコンタクト、を形成することができる。
【0034】
また、前記ゲート配線上の一部の前記第2のゲート絶縁膜を除去しているため、同時にゲート配線のための第3のコンタクトを形成することができ、ゲート配線のためのコンタクトを容易に形成できる。
【0035】
従って、コンタクト形成のために、第1のゲート絶縁膜の膜厚分と第2のゲート絶縁膜の膜厚分エッチングすればよく、深いコンタクト孔を形成する工程が不要となる。
【0036】
また、第2の柱状シリコン層110と第2の柱状シリコン層110周囲に形成されるコンタクト電極140cとコンタクト配線140dと、前記第2の柱状シリコン層110上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極140cと接続する第4のコンタクト146と、前記第4のコンタクト146の上部と前記第2の柱状シリコン層110上部とを接続する第5のコンタクト148とで形成される構造は、コンタクト電極が前記第3の拡散層と接続することと第4のコンタクト146が前記コンタクト電極と接続すること以外はトランジスタ構造と同じ構造であるため、工程数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【
図1】(a)は本発明に係る半導体装置の平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図2】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図3】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図4】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図5】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図6】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図7】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図8】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図9】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図10】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図11】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図12】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図13】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図14】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図15】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図16】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図17】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図18】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図19】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図20】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図21】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図22】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図23】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図24】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図25】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図26】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図27】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図28】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図29】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図30】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図31】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図32】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図33】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図34】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図35】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図36】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図37】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図38】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図39】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図40】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【
図41】(a)は本発明に係る半導体装置の製造方法に係る平面図である。(b)は(a)のX−X’線での断面図である。(c)は(a)のY−Y’線での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下に、本発明の実施形態に係るSGTの構造を形成するための製造工程を、
図2〜
図41を参照して説明する。
【0039】
まず、半導体基板上にフィン状半導体層を形成し、前記フィン状半導体層の周囲に第1の絶縁膜を形成する第1工程を示す。本実施例では、シリコン基板としたが、半導体であればよい。
【0040】
図2に示すように、シリコン基板101上にフィン状シリコン層を形成するための第1のレジスト102を形成する。
【0041】
図3に示すように、シリコン基板101をエッチングし、フィン状シリコン層103を形成する。今回はレジストをマスクとしてフィン状シリコン層を形成したが、酸化膜や窒化膜といったハードマスクを用いてもよい。
【0042】
図4に示すように、第1のレジスト102を除去する。
【0043】
図5に示すように、フィン状シリコン層103の周囲に第1の絶縁膜104を堆積する。第1の絶縁膜として高密度プラズマによる酸化膜や低圧CVD(Chemical Vapor Deposition)による酸化膜を用いてもよい。
【0044】
図6に示すように、第1の絶縁膜104をエッチバックし、フィン状シリコン層103の上部を露出する。ここまでは、非特許文献2のフィン状シリコン層の製法と同じである。
【0045】
以上により半導体基板上にフィン状半導体層を形成し、前記フィン状半導体層の周囲に第1の絶縁膜を形成する第1工程が示された。
【0046】
次に、前記フィン状半導体層の周囲に第2の絶縁膜を形成し、前記第2の絶縁膜の上に第1のポリシリコンを堆積し平坦化し、第1のゲート配線と第1の柱状半導体層を形成するための第2のレジストと、第1のコンタクト配線と第2の柱状半導体層を形成するための第3のレジストを、前記フィン状半導体層の方向に対して垂直の方向に形成し、前記第1のポリシリコンと前記第2の絶縁膜と前記フィン状半導体層をエッチングすることにより、第1の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第1のダミーゲートと第2の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第2のダミーゲートを形成する第2工程を示す。
【0047】
図7に示すように、前記フィン状シリコン層103の周囲に第2の絶縁膜105を形成する。第2の絶縁膜105は、酸化膜が好ましい。
【0048】
図8に示すように、前記第2の絶縁膜105の上に第1のポリシリコン106を堆積し平坦化する。
【0049】
図9に示すように、前記第1のポリシリコン106上に第3の絶縁膜107を形成する。第3の絶縁膜107は、窒化膜が好ましい。
【0050】
図10に示すように、ゲート配線と第1の柱状シリコン層を形成するための第2のレジスト108と、第1のコンタクト配線と第2の柱状シリコン層を形成するための第3のレジスト109を、前記フィン状シリコン層103の方向に対して垂直の方向に形成する。
【0051】
図11に示すように、前記第3の絶縁膜107と前記第1のポリシリコン106と前記第2の絶縁膜105と前記フィン状シリコン層103をエッチングすることにより、第1の柱状シリコン層111と前記第1のポリシリコンによる第1のダミーゲート115と第2の柱状シリコン層110と前記第1のポリシリコンによる第2のダミーゲート114を形成する。このとき、第3の絶縁膜は、分離され、第3の絶縁膜113、112となる。また、第2の絶縁膜は分離され、第2の絶縁膜117、116となる。このとき、第2のレジスト108と第3のレジスト109がエッチング中に除去された場合、第3の絶縁膜113、112がハードマスクとして機能する。第2のレジストがエッチング中に除去されないとき、第3の絶縁膜を使用しなくてもよい。
【0052】
図12に示すように、第2のレジスト108、第3のレジスト109を除去する。
【0053】
以上により、前記フィン状半導体層の周囲に第2の絶縁膜を形成し、前記第2の絶縁膜の上に第1のポリシリコンを堆積し平坦化し、第1のゲート配線と第1の柱状半導体層を形成するための第2のレジストと、第1のコンタクト配線と第2の柱状半導体層を形成するための第3のレジストを、前記フィン状半導体層の方向に対して垂直の方向に形成し、前記第1のポリシリコンと前記第2の絶縁膜と前記フィン状半導体層をエッチングすることにより、第1の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第1のダミーゲートと第2の柱状半導体層と前記第1のポリシリコンによる第2のダミーゲートを形成する第2工程が示された。
【0054】
次に、前記第2工程の後、前記第1の柱状半導体層と前記第2の柱状半導体層と前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートの周囲に第4の絶縁膜を形成し、前記第4の絶縁膜の周囲に第2のポリシリコンを堆積し、エッチングをすることにより、前記第1のダミーゲートと前記第1の柱状半導体層と前記第2のダミーゲートと前記第2の柱状半導体層の側壁に残存させ、第3のダミーゲートと第4のダミーゲートを形成する第3工程を示す。
【0055】
図13に示すように、前記第1の柱状シリコン層111と前記第2の柱状シリコン層110と前記第1のダミーゲート115と前記第2のダミーゲート114の周囲に第4の絶縁膜118を形成する。第4の絶縁膜118は、酸化膜が好ましい。
【0056】
図14に示すように、前記第4の絶縁膜118の周囲に第2のポリシリコン122を堆積する。
【0057】
図15に示すように、第2のポリシリコン122をエッチングをすることにより、前記第1のダミーゲート115と前記第1の柱状シリコン層111と前記第2のダミーゲート114と前記第2の柱状シリコン層110の側壁に残存させ、第3のダミーゲート124と第4のダミーゲート123を形成する。このとき、第4の絶縁膜は分離され、第4の絶縁膜126、125となってもよい。
【0058】
以上により、前記第2工程の後、前記第1の柱状半導体層と前記第2の柱状半導体層と前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートの周囲に第4の絶縁膜を形成し、前記第4の絶縁膜の周囲に第2のポリシリコンを堆積し、エッチングをすることにより、前記第1のダミーゲートと前記第1の柱状半導体層と前記第2のダミーゲートと前記第2の柱状半導体層の側壁に残存させ、第3のダミーゲートと第4のダミーゲートを形成する第3工程が示された。
【0059】
次に、前記フィン状半導体層上部と前記第1の柱状半導体層下部と前記第2の柱状半導体層下部に第3の拡散層を形成し、前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとの周囲に、第5の絶縁膜を形成し、エッチングをし、サイドウォール状に残存させ、前記第5の絶縁膜からなるサイドウォールを形成し、前記第3の拡散層上に金属と半導体の化合物を形成する第4工程を示す。
【0060】
図16に示すように、不純物を導入し、前記第1の柱状シリコン層111下部と前記第2の柱状シリコン層110下部に第3の拡散層127を形成する。n型拡散層のときは、砒素やリンを導入することが好ましい。p型拡散層のときは、ボロンを導入することが好ましい。拡散層形成は、後述の第5の絶縁膜からなるサイドウォール形成後に行ってもよい。
【0061】
図17に示すように、前記第3のダミーゲート124と前記第4のダミーゲート123との周囲に、第5の絶縁膜128を形成する。第5の絶縁膜128は、窒化膜が好ましい。
【0062】
図18に示すように、第5の絶縁膜128をエッチングし、サイドウォール状に残存させ、前記第5の絶縁膜からなるサイドウォール130、129を形成する。
【0063】
図19に示すように、前記第3の拡散層127上に金属と半導体の化合物131を形成する。このとき、第3のダミーゲート124上部、第4のダミーゲート125上部にも金属と半導体の化合物133、132が形成される。
【0064】
以上により、前記フィン状半導体層上部と前記第1の柱状半導体層下部と前記第2の柱状半導体層下部に第3の拡散層を形成し、前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとの周囲に、第5の絶縁膜を形成し、エッチングをし、サイドウォール状に残存させ、前記第5の絶縁膜からなるサイドウォールを形成し、前記第3の拡散層上に金属と半導体の化合物を形成する第4工程が示された。
【0065】
次に、前記第4の工程の後、層間絶縁膜を堆積し、化学機械研磨し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートの上部を露出し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとを除去し、前記第2の絶縁膜と前記第4の絶縁膜を除去し、第1のゲート絶縁膜を前記第1の柱状半導体層の周囲と前記第2の柱状半導体層の周囲と前記第5の絶縁膜の内側に形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺のゲート絶縁膜を除去するための第4のレジストを形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去し、第1の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、エッチバックを行い、前記第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、前記第2の柱状半導体層の周囲にコンタクト電極及びコンタクト配線を形成する第5工程を示す。
【0066】
図20に示すように、層間絶縁膜134を堆積する。コンタクトストッパ膜を用いてもよい。
【0067】
図21に示すように、化学機械研磨し、前記第1のダミーゲート115と前記第2のダミーゲート114と前記第3のダミーゲート124と前記第4のダミーゲート123の上部を露出する。このとき、第3のダミーゲート124上部、第4のダミーゲート125上部における金属と半導体の化合物133、132を除去する。
【0068】
図22に示すように、前記第1のダミーゲート115と前記第2のダミーゲート114と前記第3のダミーゲート124と前記第4のダミーゲート123とを除去する。
【0069】
図23に示すように、前記第2の絶縁膜117、116と前記第4の絶縁膜126、125を除去する。
【0070】
図24に示すように、第1のゲート絶縁膜135を前記第1の柱状シリコン層111の周囲と前記第2の柱状シリコン層110の周囲と前記第5の絶縁膜130、129の内側に形成する。
【0071】
図25に示すように、前記第2の柱状シリコン層110の底部周辺の第1のゲート絶縁膜135を除去するための第4のレジスト136を形成する。
【0072】
図26に示すように、前記第2の柱状シリコン層110の底部周辺の第1のゲート絶縁膜135を除去する。第1のゲート絶縁膜は分離され、第1のゲート絶縁膜137、139、138となる。また、等方性エッチングにより、第1のゲート絶縁膜137、139を除去してもよい。
【0073】
図27に示すように、第4のレジスト136を除去する。
【0074】
図28に示すように、第1の金属140を堆積する。
【0075】
図29に示すように、第1の金属140のエッチバックを行い、前記第1の柱状シリコン層111の周囲にゲート電極140a及びゲート配線140bを形成し、前記第2の柱状シリコン層110の周囲にコンタクト電極140c及びコンタクト配線140dを形成する。コンタクト配線長は短くてもよい。
【0076】
ゲート絶縁膜を前記第1の柱状半導体層の周囲と前記第2の柱状半導体層の周囲と前記第5の絶縁膜の内側に形成した後、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去するための第4のレジストを形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去することにより、第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、同時に第2の柱状半導体層の周囲にフィン状半導体層上部と接続するコンタクト電極及びコンタクト配線を形成することができる。従って、第1のゲート絶縁膜の膜厚分エッチングすればよく、深いコンタクト孔を形成する工程が不要となる。
【0077】
また、第2の柱状半導体層と第2の柱状半導体層周囲に形成されるコンタクト電極とコンタクト配線とで形成される構造は、コンタクト電極が前記第3の拡散層と接続すること以外はトランジスタ構造と同じ構造であるため、工程数を削減することができる。
【0078】
以上により、前記第4の工程の後、層間絶縁膜を堆積し、化学機械研磨し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートの上部を露出し、前記第1のダミーゲートと前記第2のダミーゲートと前記第3のダミーゲートと前記第4のダミーゲートとを除去し、前記第2の絶縁膜と前記第4の絶縁膜を除去し、第1のゲート絶縁膜を前記第1の柱状半導体層の周囲と前記第2の柱状半導体層の周囲と前記第5の絶縁膜の内側に形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺のゲート絶縁膜を除去するための第4のレジストを形成し、前記第2の柱状半導体層の底部周辺の第1のゲート絶縁膜を除去し、第1の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、エッチバックを行い、前記第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、前記第2の柱状半導体層の周囲にコンタクト電極及びコンタクト配線を形成する第5工程が示された。
【0079】
次に、前記第5の工程の後、前記第1の柱状半導体層周囲と前記ゲート電極と前記ゲート配線上と、前記第2の柱状半導体層周囲と前記コンタクト電極と前記コンタクト配線上に第2のゲート絶縁膜を堆積し、前記ゲート配線上の一部と前記コンタクト電極及び前記コンタクト配線上の少なくとも一部の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第2の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層の上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、前記第1の柱状半導体層上の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第3の金属を堆積し、前記第3の金属と前記第2の金属の一部をエッチングすることで、第2の金属が前記第1の柱状半導体層上部側壁を取り囲む第1のコンタクトと、前記第1のコンタクトの上部と前記第1の柱状半導体層上部とを接続する第2のコンタクトと、前記ゲート配線上に形成された前記第2の金属と前記第3の金属からなる第3のコンタクトと、第2の金属が前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と接続する第4のコンタクトと、前記第4のコンタクトの上部と前記第2の柱状半導体層上部とを接続する第5のコンタクトと、を形成する第6の工程を示す。
【0080】
第5の工程の後、ゲート電極とゲート配線の上方には、ゲート電極とゲート配線と同じ形状の孔が残っている。また、コンタクト電極とコンタクト配線の上方には、コンタクト電極とコンタクト配線と同じ形状の孔が残っている。従って、露出した前記第1のゲート絶縁膜を除去し、前記第1の柱状半導体層周囲と前記ゲート電極と前記ゲート配線上と前記第2の柱状半導体層周囲と前記コンタクト電極と前記コンタクト配線上に第2のゲート絶縁膜を堆積し、前記ゲート配線上の一部と前期コンタクト電極及び前記コンタクト配線上の少なくとも一部の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第2の金属を堆積し、エッチバックを行うと、ゲート電極とゲート配線と同じ形状の孔とコンタクト電極とコンタクト配線と同じ形状の孔とに金属が埋め込まれ、自己整合で、第2の金属が前記柱状半導体層上部側壁を取り囲む第1のコンタクトと第2の金属が前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と接続する第4のコンタクト、を形成することができる。
【0081】
図30に示すように、露出した第1のゲート絶縁膜139、137、138を除去する。
【0082】
図31に示すように、第1の柱状シリコン層111周囲とゲート電極140aとゲート配線140b上と、第2の柱状シリコン層110周囲とコンタクト電極140cとコンタクト配線140d上に第2のゲート絶縁膜141を堆積する。
【0083】
図32に示すように、ゲート配線140b上の一部とコンタクト電極140c及び前記コンタクト配線140d上の少なくとも一部の第2のゲート絶縁膜141を除去するための第5のレジスト142を形成する。
【0084】
図33に示すように、ゲート配線140b上の一部とコンタクト電極140c及び前記コンタクト配線140d上の少なくとも一部の第2のゲート絶縁膜141を除去する。第2のゲート絶縁膜141は分離され、第2のゲート絶縁膜143、144、145となる。また、等方性エッチングにより、第2のゲート絶縁膜143、144を除去してもよい。
【0085】
前記ゲート配線上の一部の前記第2のゲート絶縁膜を除去しているため、同時にゲート配線のための第3のコンタクトを形成することができ、ゲート配線のためのコンタクトを容易に形成できる。
【0086】
従って、コンタクト形成のために、第1のゲート絶縁膜の膜厚分と第2のゲート絶縁膜の膜厚分エッチングすればよく、深いコンタクト孔を形成する工程が不要となる。
【0087】
図34に示すように、第5のレジスト142を除去する。
【0088】
図35に示すように、第2の金属146、147を堆積し、エッチバックを行い、第1の柱状シリコン層111の上部と第2の柱状シリコン層110上部を露出する。第2の金属146、147の金属の仕事関数は、トランジスタがn型のときは、4.0eVから4.2eVの間であることが好ましい。また、第2の金属146、147の仕事関数は、トランジスタがp型のときは、5.0eVから5.2eVの間であることを特徴とすることが好ましい。
【0089】
図36に示すように、露出した第1の柱状シリコン層111上の第2のゲート絶縁膜145を除去する。
【0090】
図37に示すように、第3の金属148、149を堆積する。第3の金属は第2の金属と同じ金属でもよい。
【0091】
図38に示すように、金属配線のための第4の金属150を堆積する。
【0092】
図39に示すように、金属配線を形成し、第3の金属148、149と第2の金属146、147の一部をエッチングするための第6のレジスト151、152、153を形成する。
【0093】
図40に示すように、第4の金属150をエッチングし、金属配線154、155、156を形成する。また、第3の金属148、149と第2の金属146、147の一部をエッチングすることで、第2の金属147が前記第1の柱状シリコン層111上部側壁を取り囲む第1のコンタクト147aと、前記第1のコンタクト147aの上部と前記第1の柱状シリコン層111上部とを接続する第2のコンタクト149aと、前記ゲート配線140b上に形成された前記第2の金属147bと前記第3の金属149bからなる第3のコンタクト157と、第2の金属が前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と接続する第4のコンタクト146と、前記第4のコンタクト146の上部と前記第2の柱状シリコン層110上部とを接続する第5のコンタクト148を形成する。 金属配線形成前に、第3の金属148、149と第2の金属146、147の一部をエッチングしてもよい。
【0094】
図41に示すように、第6のレジスト151、152、153を除去する。
【0095】
以上により、前記第5の工程の後、前記第1の柱状半導体層周囲と前記ゲート電極と前記ゲート配線上と、前記第2の柱状半導体層周囲と前記コンタクト電極と前記コンタクト配線上に第2のゲート絶縁膜を堆積し、前記ゲート配線上の一部と前記コンタクト電極及び前記コンタクト配線上の少なくとも一部の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第2の金属を堆積し、前記第1の柱状半導体層の上部と前記第2の柱状半導体層上部を露出し、前記第1の柱状半導体層上の前記第2のゲート絶縁膜を除去し、第3の金属を堆積し、前記第3の金属と前記第2の金属の一部をエッチングすることで、第2の金属が前記第1の柱状半導体層上部側壁を取り囲む第1のコンタクトと、前記第1のコンタクトの上部と前記第1の柱状半導体層上部とを接続する第2のコンタクトと、前記ゲート配線上に形成された前記第2の金属と前記第3の金属からなる第3のコンタクトと、第2の金属が前記第2の柱状半導体層上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極と接続する第4のコンタクトと、前記第4のコンタクトの上部と前記第2の柱状半導体層上部とを接続する第5のコンタクトと、を形成する第6の工程が示された。
【0096】
以上により、第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、同時に第2の柱状半導体層の周囲にフィン状半導体層上部と接続するコンタクト電極及びコンタクト配線を形成するゲートラストプロセスであって、さらに自己整合で柱状半導体層上部を金属と半導体との仕事関数差によってn型半導体層もしくはp型半導体層として機能させる構造を持つSGTの製造方法が示された。
【0097】
上記製造方法によって得られる半導体装置の構造を
図1に示す。
シリコン基板101上に形成されたフィン状シリコン層103と、前記フィン状シリコン層103の周囲に形成された第1の絶縁膜104と、前記フィン状シリコン層103上に形成された第2の柱状シリコン層110と、前記第2の柱状シリコン層110の周囲に形成された金属からなるコンタクト電極140cと、前記コンタクト電極140cに接続された前記フィン状シリコン層103に直交する方向に延在する金属からなるコンタクト配線140dと、前記フィン状シリコン層103の上部と前記第2の柱状シリコン層110の下部に形成された第3の拡散層127と、前記コンタクト電極140cは前記第3の拡散層127と接続するのであって、前記第2の柱状シリコン層110上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極140cと接続する第4のコンタクト146と、前記第4のコンタクト146の上部と前記第2の柱状シリコン層110上部とを接続する第5のコンタクト148と、を有する。
【0098】
また、前記第2の柱状シリコン層110と前記コンタクト電極140cとの間に形成された第1のゲート絶縁膜137を有することを特徴とする。
【0099】
また、 前記第2の柱状シリコン層110上部側壁と前記第4のコンタクト146との間に形成された第2のゲート絶縁膜143を有することを特徴とする。
【0100】
また、前記第2の柱状シリコン110層の前記フィン状シリコン層103に直交する方向の幅は前記フィン状シリコン層103の前記フィン状シリコン層103に直交する方向の幅と同じであることを特徴とする。
【0101】
また、前記コンタクト電極140cと前記コンタクト配線140dの周囲に形成された前記第1のゲート絶縁膜139を有することを特徴とする。
【0102】
また、前記コンタクト電極140cのコンタクト配線140dに直交する方向の幅と前記コンタクト配線140dのコンタクト配線140dに直交する方向の幅は同じであることを特徴とする。
【0103】
また、前記第4のコンタクト146の前記コンタクト配線140dに直交する方向の幅は、前記コンタクト電極140cの前記コンタクト配線140dに直交する方向の幅と等しいことを特徴とする。
【0104】
また、前記第5のコンタクト148の前記コンタクト配線140dに直交する方向の幅は、前記第4のコンタクト146の前記コンタクト配線140dに直交する方向の幅と等しいことを特徴とする。
【0105】
また、シリコン基板101上に形成されたフィン状シリコン層103と、前記フィン状シリコン層103の周囲に形成された第1の絶縁膜104と、前記フィン状シリコン層103上に形成された第1の柱状シリコン層111と、前記第1の柱状シリコン層111の周囲に形成された前記第1のゲート絶縁膜138と、前記第1のゲート絶縁膜138の周囲に形成された金属からなるゲート電極140aと、前記ゲート電極140aに接続された前記フィン状シリコン層103に直交する方向に延在する金属からなるゲート配線140bと、前記ゲート電極140aと前記ゲート配線140bの周囲と底部に形成された前記第1のゲート絶縁膜138と、前記ゲート電極140aの前記ゲート配線140bに直交する方向の幅と前記ゲート配線140bの前記ゲート配線140bに直交する方向の幅は同じであって、前記フィン状シリコン層103の上部と前記第1の柱状シリコン層111の下部に形成された前記第3の拡散層127と、前記第1の柱状シリコン層111の上部側壁の周囲に形成された前記第2のゲート絶縁膜145と、前記第2のゲート絶縁膜145の周囲に形成された第2の金属からなる第1のコンタクト147aと、前記第1のコンタクト147aの上部と前記第1の柱状シリコン層111上部とを接続する第3の金属からなる第2のコンタクト149aと、前記ゲート配線140b上に形成された前記第2の金属147bと前記第3の金属149bからなる第3のコンタクト157をさらに有することを特徴とする。
【0106】
第1のコンタクト147aの第2の金属の仕事関数は、トランジスタがn型のときは、4.0eVから4.2eVの間であることが好ましい。また、第2の金属146、147の仕事関数は、トランジスタがp型のときは、5.0eVから5.2eVの間であることが好ましい。
【0107】
第2の柱状シリコン層110と第2の柱状シリコン層110周囲に形成されるコンタクト電極140cとコンタクト配線140dと、前記第2の柱状シリコン層110上部側壁を取り囲み前記コンタクト電極140cと接続する第4のコンタクト146と、前記第4のコンタクト146の上部と前記第2の柱状シリコン層110上部とを接続する第5のコンタクト148とで形成される構造は、コンタクト電極が前記第3の拡散層と接続することと第4のコンタクト146が前記コンタクト電極と接続すること以外はトランジスタ構造と同じ構造であるため、工程数を削減することができる。
【0108】
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明の一実施例を説明するためのものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0109】
例えば、上記実施例において、p型(p
+型を含む。)とn型(n
+型を含む。)とをそれぞれ反対の導電型とした半導体装置の製造方法、及び、それにより得られる半導体装置も当然に本発明の技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0110】
101.シリコン基板
102.第1のレジスト
103.フィン状シリコン層
104.第1の絶縁膜
105.第2の絶縁膜
106.第1のポリシリコン
107.第3の絶縁膜
108.第2のレジスト
109.第3のレジスト
110.第2の柱状シリコン層
111.第1の柱状シリコン層
112.第3の絶縁膜
113.第3の絶縁膜
114.第2のダミーゲート
115.第1のダミーゲート
116.第2の絶縁膜
117.第2の絶縁膜
118.第4の絶縁膜
122.第2のポリシリコン
123.第4のダミーゲート
124.第3のダミーゲート
125.第4の絶縁膜
126.第4の絶縁膜
127.第3の拡散層
128.第5の絶縁膜
129.サイドウォール
130.サイドウォール
131.金属と半導体の化合物
132.金属と半導体の化合物
133.金属と半導体の化合物
134.層間絶縁膜
135.第1のゲート絶縁膜
136.第4のレジスト
137.第1のゲート絶縁膜
138.第1のゲート絶縁膜
139.第1のゲート絶縁膜
140.第1の金属
140a.ゲート電極
140b.ゲート配線
140c.コンタクト電極
140d.コンタクト配線
141.第2のゲート絶縁膜
142.第5のレジスト
143.第2のゲート絶縁膜
144.第2のゲート絶縁膜
145.第2のゲート絶縁膜
146.第2の金属、第4のコンタクト
147.第2の金属
147a.第1のコンタクト
147b.第2の金属
148.第3の金属、第5のコンタクト
149.第3の金属
149a.第2のコンタクト
149b.第3の金属
150.第4の金属
151.第6のレジスト
152.第6のレジスト
153.第6のレジスト
154.金属配線
155.金属配線
156.金属配線
157.第3のコンタクト
【要約】
第1の柱状半導体層の周囲にゲート電極及びゲート配線を形成し、同時に第2の柱状半導体層の周囲にフィン状半導体層上部と接続するコンタクト電極及びコンタクト配線を形成するゲートラストプロセスであって、さらに自己整合で柱状半導体層上部を金属と半導体との仕事関数差によってn型半導体層もしくはp型半導体層として機能させる構造を持つSGTの製造方法と、その結果得られるコンタクト構造とSGTの構造を提供する。