【文献】
ZTE, Qualcomm, Huawei, HiSilicon, Samsung, ETRI, NEC,Way Forward on REG Definition for Interleaved R-PDCCH,3GPP TSG-RAN WG1#62b R1-105809,2010年10月16日
【文献】
ZTE, Details of REG-level Interleaving and REG Size for R-PDCCH,3GPP TSG-RAN WG1#62b R1-105447,2010年10月15日
【文献】
Panasonic,R-PDCCH interleaving details,3GPP TSG-RAN WG1#62 R1-105052,2010年 8月27日
【文献】
Qualcomm Incorporated,Details of R-PDCCH interleaver,3GPP TSG-RAN WG1#62b R1-105586,2010年10月15日
【文献】
ZTE, Qualcomm, Huawei, HiSilicon, Samsung, ETRI, NEC, Panasonic,Way Forward on REG Definition for Interleaved R-PDCCH[online], 3GPP TSG-RAN WG1#63 R1-105958
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記8ポートのCSI−RSパターンの数量に基づいて前記リソース要素グループのサイズを確定する時は、前記8ポートCSI−RSパターンにおけるリソース要素がいずれも前記リソース要素グループのデータマッピングに用いない、請求項1に記載の方法。
前記分配されるリソースのOFDM符号に共通参照信号(CRS)伝送のみを有する場合に、前記OFDM符号に位置する前記リソース要素グループのサイズは6つの連続のリソース要素に確定され、
前記分配されるリソースのOFDM符号にいずれの参照信号の伝送がない場合に、前記OFDM符号に位置する前記リソース要素グループのサイズは4つの連続リソース要素に確定される、請求項1に記載の方法。
前記リソース要素グループサイズ確定モジュールは、前記8ポートCSI−RSパターンにおけるリソース要素が前記リソース要素グループのデータマッピングに用いないと確定するように設置される、請求項6に記載の装置。
【背景技術】
【0002】
従来、移動通信の発展要求はより高い伝送レート、より完全な信号カバレッジ及びより高いリソース利用率をサポートできることである。リレー(Relay)技術はカバレッジを増加し及びセルスループットをバランス且つ増加することができ、且つ、リレーノード(Relay Node、RNと略称される)が基地局に比べて、比較的低い配置コストを有するため、リレーは3GPP(3rd Generation Partnership Project、第3世代パートナーシッププロジェクト、3GPPと略称される)ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTEと略称され、通常、Release 8又はRelease 9プロトコルバージョンと指し、Rel−8又はRel−9と略称される)のエボリューションシステム−ロングタームエボリューションアドバンストシステム(LTE−Advanced、LTE−Aと略称され、通常、Release 10プロトコルバージョンと指し、Rel−10と略称される)におけるキー技術とみなされる。
【0003】
LTE/LTE−AシステムダウンリンクはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重)技術を基礎とする。OFDMシステムにおいて、通信リソースは時間−周波数二次元の形式である。
【0004】
LTE/LTE−Aシステムにおいて、ダウンリンクの通信リソースは時間領域にフレーム(frame)を単位として分割し、
図1に示すように、各無線フレーム(radio frame)は長さが10 msで、10個の長さが1 msのサブフレーム(sub−frame)を含む。
図2に示すように、各サブフレームは時間領域にまた2つのスロット(slot)に分けられる。異なるCP(Cyclic Prefix、サイクリックプレフィックス、CPと略称される)長さに基づいて、各サブフレームは14個或いは12個のOFDM符号を含む可能である。サブフレームは通常CP(Normal CP)長さを採用する時、サブフレーム内に14個のOFDM符号を含み、各スロットが7つの符号を有し、サブフレームは拡張CP(Extended CP)長さを採用する時、サブフレーム内に12個のOFDM符号を含み、各スロットが6個の符号を有する。
【0005】
LTE/LTE−Aシステムにおいて、ダウンリンクの通信リソースは周波数領域に、リソースはサブキャリア(sub−carrier)を単位として分割し、具体的に通信において、リソース分配の最小単位がRB(Resource Block、リソースブロック)であり、物理リソースの1つのPRB(Physical RB、物理リソースブロック)に対応する。
図2に示すように、1つのPRBは周波数領域で12個のサブキャリアを含み、時間領域で1つのスロットに対応する。サブフレーム内の時間領域が隣接する2つのRBはRB対と称される。各OFDM符号上におけ1つのサブキャリアに対応するリソースはリソース要素(Resource Element、REと略称される)と称される。
【0006】
図2に示すように、通常CP長さの下での1つの物理リソース構成が与えられた。以下、特別に説明しないと、通常CP長さの時、サブフレームにおけるOFDM符号の番号は0−13で、スロットにおけるOFDM符号の番号は0−6であり、拡張CP長さの時、サブフレームにおけるOFDM符号の番号は0−11で、スロットにおけるOFDM符号の番号は0−5である。
【0007】
リレー局を導入した後、データの伝送に1ホップが多くなると相当する。2ホップシステムを例として、元の基地局−端末の通信モードが基地局−リレー局−端末の通信モードになり、そのうち、基地局−リレー局リンクがバックホール リンク(backhaul link、又はUnインターフェースと称される)と称され、リレー局−端末リンクがアクセスリンク(access link、又はUuインターフェースと称される)と称され、基地局−端末リンクが直接リンク(direct link)と称される。マルチホップシステムにおいて、一部の端末はリレー局にアクセスし、リレー局によって通信業務を完成する。
【0008】
リレー局を導入した後、端末に対する後方互換性を保証する必要があり、即ち前のバージョンの端末(例えばLTE Release−8であり、Rel−8と略称される)もLTE−Aシステムのリレー局にアクセスできることを保証し、この時、リレー局従属端末の通信に影響しない前提で、一部のリソースを分割して基地局とリレー局の間の通信を確保する必要がある。従来、LTE−Aシステムにおいて基地局−リレー局通信とリレー局−端末通信を確定するのは時分割方式で行い、具体的に、ダウンリンクサブフレームから一部を分割して基地局−リレー局通信に用い、これらのサブフレームはリレー(Relay)サブフレーム(或いはUnサブフレームと称される)と称される。リレー局の従属Rel−8端末に対して、リレー(Relay)サブフレームがMBSFN(Multicast Broadcast Single Frequency Network、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク、MBSFNと略称される)サブフレームに指示され、それによってRel−8端末はこれらのサブフレームをスキップすることができ、基地局−リレー局通信を完成するとともに、Rel−8端末に対する後方互換性を保証する。LTE−Aシステムにおいて、リレー(Relay)サブフレームの構成は
図3に示す。
【0009】
リレーノード(Relay Node)はリレーサブフレームの前1つ又は2つのOFDM符号で従属端末に制御情報を送信し、その後、送信状態から受信状態に切り替える変換時間間隔を経て、基地局からリレーリンクダウンリンクデータ情報を受信する。リレー局は基地局から送信されたPDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理ダウンリンク制御チャネル、PDCCHと略称される)を受信できないため、リレーリンクに改めて1つの物理チャネルR−PDCCH(Relay−PDCCH、リレーリンクPDCCH)を定義してリレーリンクダウンリンク制御情報の伝送に用いる必要がある。
【0010】
従来、3GPP LTE−A関連技術の検討において、R−PDCCHの詳細課題に関する検討、例えばリソース要素グループREG等は、まだ十分に展開していない。従って、どのように有効なリレーリンク物理ダウンリンク制御チャネル(R−PDCCH)を生成するREGを確定するかは解決に必要な技術課題になっている。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を詳しく説明する。ただし、衝突しない場合に、本出願における実施例及び実施例の中の特徴は任意に互いに組み合せることができる。
【0028】
LTE/LTE−Aシステムにおいて、1つのPDCCHは1つ或いはいくつかの連続のCCE(Control Channel Element、制御チャンネル要素、CCEと略称される)に伝送し、且つ1つのサブフレーム内のCCEはインターリービングした後リソースマッピングを行う。CCEがインターリービングする要素はREG(Resource Element Group、リソース要素グループ、REGと略称される)であり、共通参照信号(Cell−specific Reference Signal、セル固有参照信号、或いは共通参照信号と称され、CRSと略称される)の伝送情況によって、REGのサイズは4つの或いは6つの連続のREであり、各REGに4つの有効なREを含む。
【0029】
R−PDCCHの伝送リソースはRel−8システムの業務ドメインに位置するため、Rel−10に検討された新な最大に8ポートまでのチャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal、或いはチャネル測定参照信号、CSI−RSと略称される)がR−PDCCHドメインに位置する可能性があり、ひいては復調参照信号(Demodulation Reference Signal、DMRSと略称され、UE−specific RS、UE固有参照信号も称される)がR−PDCCHドメインに位置する可能性もある。上記原因のため、R−PDCCHのREGの設計と伝送は直接に従来のPDCCHのREG設計と伝送方法をそのまま使用できないことを引き起こす可能性がある。
【0030】
リレーリンクリソース要素グループ(REG)の設計はRel−8バージョンにおけるPDCCHのREG設計と異なり、リレーリンクのREGにその特別なところがあり、例えはCSI−RSの伝送、DMRS伝送等を考慮する必要がある。本発明のREG設計方法は従来のプロトコルへの変更が小さく、リレーリンクがダウンリンク制御情報を伝送する時、直接に前記確定したREGに応じて制御情報のベアリングを行えばよい。
【0031】
Rel−10に、チャネル測定参照信号(CSI−RS)を導入し、主にダウンリンクチャネル状況の測定に用いる。従来確定された、サブフレームが普通サイクリックプレフィックス(normal CP)を有する時の4ポートと8ポートCSI−RSの1つのRB対でのパターン(pattern)はそれぞれ
図4と
図5に示す。
図4と
図5での同一の数字番号は同一のCSI−RSパターンを代表し、即ち、
4ポートの時、合計で16個のCSI−RSパターン(番号1〜16)をサポートし、
図5に示し、
8ポートの時、合計で8つのCSI−RSパターン(番号1〜8)をサポートし、
図4に示す。
【0032】
図4と
図5では、破線間隔の左側部分に示すCSI−RSパターンはFDD(周波数分割複信、Frequency Division Dual、FDDと略称される)とTDD(時分割複信、Time Division Dual、TDDと略称される)システムのいずれもがサポートすべきパターンであり、破線間隔の右側部分はTDDシステムが必ずサポートするパターンで、FDDに対して選択可能である。
【0033】
拡張サイクリックプレフィックスの長さ下のCSI−RSパターンは
図6に示すように、破線間隔の左側部分が8アンテナポートのCSI−RSパターンで、右側部分が4アンテナポートのCSI−RSパターンである。そのうち、7、8個のOFDM符号におけるパターン(即ち8ポート時のCSI−RSパターン5〜7と4ポート時のCSI−RSパターン9〜14)がFDDに対して選択可能で、TDDに対して必ず選択し、他のパターンがFDDとTDDのいずれかに対して必ず選択するものである。
【0034】
CSI−RSにより送信されるサブフレーム位置は配置でき、送信サブフレーム内に、CSI−RSは全帯域幅伝送する。隣接するセルにより送信されるCSI−RSの間の干渉を避けるために、一般的に、隣接するセルが異なるCSI−RSパターンを使用するように配置してCSI−RSの伝送を行う。
図4に示す通常CP長さを例として、セル1とセル2が隣接し且つCSI−RSがいずれも8ポート伝送であると仮定し、セル1が
図4での破線間隔の左側部分のCSI−RSパターン1を使用するように、セル2が左側部分のCSI−RSパターン2を使用するように配置され、このようにして、2つのセルにはCSI−RSの相互干渉がない。しかし、ある特別な技術を採用するため、異なるセルのCSI−RSが異なるリソース位置に位置することのみを保証すると、CSI−RSの伝送が干渉されないことを保証できない可能性があり、この時ミューティング(muting)処理を行う必要がある。いわゆるmutingは、セル1があるREところでいずれの情報を送信しないように配置されたが、これらのREはセル2がCSI−RSを伝送する位置である可能性があることを指す。一般的に、具体的なmutingのREはCSI−RSパターンで表れ、ゼロパワー(zero power)CSI−RSも称され、相応的に伝送するCSI−RSが非ゼロパワー(non−zero)CSI−RSと称される。例えばセル1が
図5のCSI−RSパターン2に対応するREところでmutingするように配置される。mutingが配置される時、同時に複数のCSI−RSのパターンに対応するREところに対してmutingを行うように配置することができる。従来にリレーリンクの制御情報が伝送する時にmuting参加するかどうかを検討していない。
【0035】
図4−
図6に示すCSI−RSパターンは8ポートと4ポートが伝送する時のCSI−RSパターンである。従来CSI−RSは1、2、4、8アンテナポートの配置をサポートする。配置するCSI−RSポート数は4より小さいと、ネストするパターンを採用し、即ち、CSI−RSが、2ポートが送信するように配置されれば、2ポートのCSI−RSは4ポートパターンのうちの2つのポートに対応するリソースところで送信し、図に示す4ポートと8ポートのCSI−RSパターン関係と同様に、パターンの数が倍増し、例えば通常CPの時、4ポートCSI−RSパターンが16個であり、2ポートのCSI−RSパターンが32個である。1つのポートのCSI−RSパターンは2ポートCSI−RSパターンと同じである。CSI−RSパターンにおけるCSI−RSを伝送しないREはデータの伝送に用いられる。
【0036】
同時に、Rel−10にさらに復調参照信号DMRS(Demodulation Reference Signal、UE−specific RSも称される)を導入し、主に業務データ伝送の復調に用いられる。リレーリンクに対して、従来確定された、サブフレームが通常CP長さを採用する時のDMRSパターンは
図7における破線左側部分に示す。通常CP長さの情況に対して、伝送層の数が2の以下である時、図における
充填或いは
充填で表されるDMRSパターンを使用し、伝送層の数が2より大きい時、同時にこの2種類のパターンを採用する。即ち、伝送層の数が2の以下である時、DMRSのオーバーヘッドは各RB対で12個のREで、2より大きい時、各RB対で24個のREである。Rel−10において、拡張CPの下でDMRSは最大両層伝送のみをサポートし、
図7での破線右側部分に示す。一般的に、DMRSは業務スケジューリングがあるRBのみで伝送する。なお、リレー局がダウンリンクリレーサブフレームの最後の1つのOFDM符号を受信できない時、リレーリンクのDMRSは第2のスロットでマッピングしない。
【0037】
リレーリンク物理ダウンリンク制御チャネル(R−PDCCH)に対して、その伝送周波数領域位置は一般的にシステム帯域幅の一部だけである。且つ、ダウンリンク業務伝送をスケジューリングするためのダウンリンクグラント情報(Downlink grant、DL grantと略称される)に対して、それはサブフレームの第1のスロットのみで伝送し、アップリンク業務伝送をスケジューリングするためのアップリンクグラント情報(Uplink grant、UL grantと略称される)はサブフレームの第2のスロットのみで伝送する。本実施形態において、リレーリンクリソース要素グループ(REG)を設計する時、それを1つのOFDM符号内に位置するように制限でき、且つ同一のREGが周波数領域でRBを跨がなく、リレーリンク制御情報マッピングと受信端処理の簡単さを保証する。同時に、本実施形態のリレーリンクREGの設計は1つのREGが4つのREのデータをマッピングできるのを保証することができて、Rel−8システムとの互換性を保証する。
【0038】
上記の分析に基づいて、本発明のリレーリンクリソース要素グループを確定する方法が得られ、
分配されるリソースにおける非ゼロパワーチャネル測定参照信号(CSI−RS)パターン、及び/又はゼロパワーチャネル測定参照信号パターン、及び/又は共通参照信号(CRS)のパターン、及び/又はリソース要素グループが所在のリソースブロックに伝送する復調参照信号(DMRS)のパターンに基づいて、リレーリンクリソース要素グループのサイズを確定することと、
前記分配されるリソースをリレーリンク物理ダウンリンク制御チャネルの伝送に用い、周波数領域にいくつかの連続或いは離散に分布するリソースブロックを含み、時間領域にいくつかの直交周波数分割多重(OFDM)符号を含むこととを含む。
【0039】
前記分配されるリソースにおける非ゼロパワーCSI−RSパターン、及び/又はゼロパワーCSI−RSパターンに基づいて、前記リソース要素グループのサイズを確定する時、いずれも8ポートのCSI−RSパターンに応じて前記リソース要素グループのサイズを確定する。
【0040】
前記分配されるリソースのOFDM符号に伝送するのは共通参照信号(CRS)のみがある場合に、前記OFDM符号に位置する前記リソース要素グループのサイズは6つの連続のリソース要素に確定され、前記分配されるリソースのOFDM符号にいずれの参照信号の伝送がない場合に、前記OFDM符号に位置する前記リソース要素グループのサイズは4つの連続リソース要素に確定される。
【0041】
前記分配されるリソースが所在のサブフレームに普通サイクリックプレフィックス長さを有し且つ前記分配されるリソースのリソースブロックに伝送する復調参照信号(DMRS)がある時、前記リソースブロックに伝送するDMRSがあるOFDM符号における前記リソース要素グループのサイズは実際に伝送するDMRSパターンに応じて確定され、或いはシングルユーザの4層伝送時のDMRSパターンに応じて確定され、
前記分配されるリソースが所在のサブフレームに拡張サイクリックプレフィックス長さを有し且つ前記分配されるリソースのリソースブロックに伝送する復調参照信号(DMRS)がある時、前記リソースブロックに伝送するDMRSがあるOFDM符号における前記リソース要素グループのサイズは実際に伝送するDMRSパターンに応じて確定される。
【0042】
全部で8ポートのチャネル測定参照信号(CSI−RS)パターンに応じて該リソース要素グループのサイズを確定する時、前記分配されるリソースにおけるリソース要素グループは1つのOFDM符号内に位置し、前記OFDM符号内に非ゼロパワーCSI−RS伝送及び/又はゼロパワーCSI−RSがある時、且つ、
前記OFDM符号における非ゼロパワーCSI−RSパターン及び/又はゼロパワーCSI−RSに対応する8ポートCSI−RSパターンが合計で1つある時、前記OFDM符号内の前記リソース要素グループのサイズは6つの連続のリソース要素に確定され、前記6つの連続のリソース要素に4つの使用可能なリソース要素を含み、
前記OFDM符号における非ゼロパワーCSI−RSパターン及び/又はゼロパワーCSI−RSに対応する8ポートCSI−RSパターンが合計で2つある時、前記OFDM符号内の前記リソース要素グループのサイズは12個の連続のリソース要素に確定され、前記12個の連続のリソース要素に4つの使用可能なリソース要素を含み、
前記OFDM符号における非ゼロパワーCSI−RSパターン及び/又はゼロパワーCSI−RSに対応する8ポートCSI−RSパターンが合計で3つある時、前記OFDM符号内にリソース要素グループマッピングがないと確定される。
【0043】
前記分配されるリソースに伝送する復調参照信号(DMRS)があり、且つ前記復調参照信号を伝送するOFDM符号に非ゼロパワーCSI−RS伝送及び/又はゼロパワーCSI−RSがある時、前記リソース要素グループが1つのOFDM符号内に位置し、
以下の4種の方式の1つに応じて前記復調参照信号を伝送するOFDM符号における前記リソース要素グループのサイズを確定し、CSI−RSの最大ポート数とDMRS最大ポート数、又はCSI−RSの実際ポート数とDMRSの実際ポート数、又はCSI−RSの最大ポート数とDMRSの実際ポート数、又はCSI−RSの実際ポート数とDMRSの最大ポート数、
或いは、分配されるリソースにリソース要素グループがないと確定される。
【0044】
前記リソース要素グループのサイズ及び前記分配されるリソースに基づいてリレーリンクにおけるリソース要素グループの数量を確定する。前記方法はさらに、まず時間領域後周波数領域の順序に応じて、前記リソース要素グループを分配されるリソースにマッピングすることを含む。
【0045】
REGのサイズを確定した後、確定されたリソース要素グループに基づいて、本発明はさらにリレーリンクリソース要素グループREGのマッピング方法を提供し、
リソース要素グループをマッピング要素として、且つまず時間領域後周波数領域の順序に応じて、前記リソース要素グループを分配されるリレーリンク物理ダウンリンク制御チャネルリソースにマッピングすることと、
前記リレーリンク物理ダウンリンク制御チャネルリソースが周波数領域に1つの又は複数の連続或いは離散分布のリソースブロックを含み、時間領域に1つのスロット内のリレーリンク使用可能な直交周波数分割多重(OFDM)符号を含むこととを含む。
【0046】
上記方法に基づいて、本発明のリレーリンクリソース要素グループを確定する装置は、
前記リソース要素グループが所在の直交周波数分割多重(OFDM)符号における非ゼロパワーチャネル測定参照信号(CSI−RS)パターンを取得するように設置される伝送チャネル測定参照信号取得モジュールと、
前記リソース要素グループが所在の直交周波数分割多重(OFDM)符号におけるチャネル測定参照信号(CSI−RS)のミューティング配置情報を取得し、且つ前記配置情報に基づいてゼロパワーチャネル測定参照信号パターンを確定するように設置されるチャネル測定参照信号ミューティング配置取得モジュールと、
前記リソース要素グループが所在の直交周波数分割多重(OFDM)符号に伝送する共通参照信号(CRS)のパターンを取得するように設置される共通参照信号取得モジュールと、
前記リソース要素グループが所在のリソースブロックに伝送する復調参照信号(DMRS)のパターンを取得するように設置される復調参照信号取得モジュールと、
リソース要素グループが所在の直交周波数分割多重(OFDM)符号における非ゼロパワーチャネル測定参照信号(CSI−RS)パターン、及び/又はゼロパワーチャネル測定参照信号(CSI−RS)パターン、及び/又は共通参照信号(CRS)のパターン、及び/又はリソース要素グループが所在のリソースブロックに伝送する復調参照信号(DMRS)のパターンに基づいてリソース要素グループのサイズを確定するように設置されるリソース要素グループサイズ確定モジュールとを含む。
【0047】
前記リソース要素グループサイズ確定モジュールは前記リソース要素グループが所在の直交周波数分割多重(OFDM)符号におけるチャネル測定参照信号(CSI−RS)パターンに基づいて前記リソース要素グループのサイズを確定する時、8ポートのチャネル測定参照信号(CSI−RS)パターンに応じて前記リソース要素グループのサイズを確定することを採用し、
そのうち、前記チャネル測定参照信号(CSI−RS)パターンは前記リソース要素グループが所在のOFDM符号における非ゼロパワーCSI−RSパターン及び/又は所在のOFDM符号におけるゼロパワーCSI−RSパターンである。
【0048】
前記リソース要素グループサイズ確定モジュールは、前記リソース要素グループが所在のサブフレームが普通サイクリックプレフィックス長さを有し且つ所在のOFDM符号に伝送するのが復調参照信号(DMRS)のみある時、実際に伝送するDMRSパターンに応じてリソース要素グループのサイズを確定し、或いはシングルユーザの4層伝送時のDMRSパターンに応じてリソース要素グループのサイズを確定し、前記リソース要素グループが所在のサブフレームが拡張サイクリックプレフィックス長さを有し且つ所在のOFDM符号に伝送するのが復調参照信号(DMRS)のみある時、実際に伝送するDMRSパターンに応じてリソース要素グループのサイズを確定する。
【0049】
前記リソース要素グループが1つのOFDM符号内に位置し、前記リソース要素グループが所在のリソースブロックに対応する該前記OFDM符号に伝送する復調参照信号(DMRS)があり、且つ前記OFDM符号にCSI−RS伝送があり及び/又はほかのセルのCSI−RSをミューティングすると、
リソース要素グループサイズ確定モジュールは、以下の方式の1つに応じてリソース要素グループのサイズを確定し、CSI−RSの最大ポート数とDMRS最大ポート数、又はCSI−RSの実際ポート数とDMRSの実際ポート数、又はCSI−RSの最大ポート数とDMRSの実際ポート数、又はCSI−RSの実際ポート数とDMRSの最大ポート数、
或いは、前記リソース要素グループサイズ確定モジュールは、該OFDM符号内にリソース要素グループがないと確定する。
【0050】
以下の記述に、便利のために、1つのリソースブロック(RB)内の1つのOFDM符号に対応するリソースを「リソース基礎グループ」と称し、即ち1つのリソース基礎グループは周波数領域で1つのRB内の12個のサブキャリアを含み、時間領域で1つのOFDM符号を含む。このように名づけるのはただ下記実施例の記述を簡便にするだけである。以下、具体的に説明する。
【0051】
実施例1
本実施例において、リソース基礎グループにいずれの参照信号RS(Reference Signal、即ち、いずれのCRS、DMRS、非ゼロパワーCSI−RS、ゼロパワーCSI−RSがない)がなく、或いはセル固有参照信号CRS(Cell−specific Reference Signal、或いは共通参照信号と称され、CRSと略称される)のみがあると仮定する。このような場合に、REGの設計はRel−8の規則をそのまま使用でき、即ち、いずれの参照信号RSがない時、REGのサイズが4であり、
図8における破線間隔左側部分に示すように、即ちREGのサイズが4つのREであり、リソース基礎グループにCRSのみが存在する時、REGのサイズが6であり、
図8における破線間隔の右側部分に示すように、且つCRSが1つのみのポートを有する時2ポートCRSの情況に応じて処理し、即ちCRSポート1(ポート番号は0、1)ところで制御チャネルデータをマッピングしない。
【0052】
実施例2
本実施例において、リソース基礎グループにCSI−RSマッピングがあると仮定する。ここで言われたCSI−RSは、本セルに送信されたCSI−RSであってもよいし、或いはミューティング(muting)が配置された本セルのCSI−RSであってもよい。実際のREG設計に、常時にCSI−RSの最大ポートと仮定する方式を採用することができる。
【0053】
常時にCSI−RSの最大ポートと仮定するのとは、本セルに送信されたCSI−RS(即ち、非ゼロパワーCSI−RS)であれば、実際にCSI−RSを配置伝送するのは1、2又は4ポートである可能性があるが、常時に8ポートのCSI−RSパターンに応じてREGの設計を行い、即ち、REGを設計する時に8ポートCSI−RSが占めるREを取り除くのを考慮することであり、
本セルがmuting(即ちゼロパワーCSI−RSがある)するように配置されれば、mutingが4ポートCSI−RSパターンに応じて配置される可能性があるが、常時に8ポートのCSI−RSパターンに応じてREG設計を行う。例えば、
図4の左側部分に示す5つの8ポートCSI−RSパターンに対して、あるCSI−RSパターンにおいてREがCSI−RS伝送に用いられれば或いは前記REところでmutingするように配置されれば、REGを設計する時、該CSI−RSパターンが占めるREの全部が取り除かれ、即ちREGデータのマッピングに用いられない。
【0054】
リソース基礎グループが所在のOFDM符号に伝送するCSI−RS(即ち非ゼロパワーCSI−RS)或いは配置されるmuting(即ちゼロパワーCSI−RS)に対応する8ポートCSI−RSパターンは合計で1つある時、CSI−RSポートが最大であると仮定する前提の下で剰余の8つのREが使用可能で、それでREGのサイズを6に設計することができ。以下、対応の8ポートCSI−RSパターンが合計で1つある意味を解釈する。例えば、サブフレームが通常CPを有する時、本セルによりCSI−RSを伝送するのが8ポートであり、且つmutingすることがなく、対応の8ポートCSI−RSパターンが1つあり、或いは本セルによりCSI−RSを伝送するのが4ポートであり、例えば
図5のCSI−RSパターン2であり、且つパターン2が所在のOFDM符号にCSI−RSを配置するmutingがないと、伝送するCSI−RSパターンが1つの8ポートCSI−RSパターン、即ち、
図4のCSI−RSパターン2に対応し、或いは本セルによりCSI−RSを伝送するのが4ポートであり、例えば
図5のCSI−RSパターン1であり、同時に該セルにおいてCSI−RSパターン6に対応するREところでmutingが配置され、即ち同時にCSI−RS伝送とCSI−RSのmuting配置があるが、伝送するCSI−RSとmutingのREに対応する8ポートCSI−RSパターンが1つのみあり、即ち
図4のCSI−RSパターン1である。他の情況は順次に類推する。拡張CP長さの時同様にする。上記の場合に、該リソース基礎グループのいずれもが8つのREを剰余してREGデータのマッピングに用いられ、
図9に示す。そのうち、破線左側部分における3つのリソース基礎グループは通常CP長さの時に確定されたREGを表し、破線右側部分における3つのリソース基礎グループは拡張CP長さの時に確定されたREGを表す。
図9における
充填領域はCSI−RSの1つのリソース基礎グループでのパターンを表し、楕円形は楕円形に囲まれたREが1つのREGに対応するのを表す。
【0055】
リソース基礎グループが所在のOFDM符号に伝送するCSI−RS及び/又はmutingのREに対応する8ポートCSI−RSパターンは合計で2つある時、CSI−RSポートが最大であると仮定する前提の下で剰余の4つのREが使用可能で、それでREGサイズの12に設計することができ、即ち1つのリソース基礎グループは1つのREGであり、
図10に示す。そのうち、左側部分における3つのリソース基礎グループは通常CP時の情況を表し、右側部分における3つのリソース基礎グループは拡張CP時の情況を表す。図における同一の図案充填は同一の8ポートCSI−RSパターン
(
と
)に属する。いわゆる対応の8ポートCSI−RSパターンが合計で2つあることの意味は、前一段における対応の8ポートCSI−RSパターンが1つあるという記述に基づいて類推ことができ、ここで贅言しない。
【0056】
拡張CPの事情の下で、リソース基礎グループが所在のOFDM符号に伝送するCSI−RS及び/又はmutingに対応する8ポートCSI−RSパターンは合計で2つある時、該リソース基礎グループにREGをマッピングしなくてもよい。あるデータ伝送モード(例えば送信ダイバーシチであり、LTEダウンリンクに主に周波数−空間ブロック符号、Space−Frequency Blocking Codeと指し、SFBCと略称される)に対して、その復号アルゴリズムが隣接変調符号のチャネル応答に平均を求める可能性があり、拡張CPの下でREG使用可能なリソースの周波数領域での間隔が大きく(
図10における右の3つのリソース基礎グループは、2つのREを間隔する)、即ち隣接変調符号のチャネル応答の差別が大きい場合があり、平均を求めるとデータ復調性能に影響する可能性があるためである。従って、拡張CPの下で、リソース基礎グループが所在のOFDM符号に伝送するCSI−RS及びmutingに対応する8ポートCSI−RSパターンは合計で2つある時、このようなリソース基礎グループにREGがないと規定してもよい。
【0057】
REG基礎グループが所在のOFDM符号に伝送するCSI−RS及びmutingに対応する8ポートCSI−RSパターンは合計で3つある時、本実例仮定の下でREGデータマッピングに用いられるREがないため、このようなリソース基礎グループにREGがない。
【0058】
実施例3
本実施例はリソース基礎グループにDMRSが存在する情況を考慮する。制御と業務が同一の物理リソースブロック対(PRB pair)に多重化して伝送する可能性がるため、リソース基礎グループには業務データの復調に用いられるDMRSが存在する可能性がある。リソース基礎グループにDMRSが存在する時、該リソース基礎グループの中のREGの設計はDMRSが占めるREを考慮すべき、この両者の相互衝突を避ける。実際のREG設計において、2種類の方式があり、3.1と3.2に記述する。
【0059】
3.1 常時にDMRSポート数が最大であると仮定する
DMRSは業務データの復調に用いられ、その伝送ポート数(或いは層数と称される)が実際のデータ伝送層数と一致する。常時にDMRSの最大ポートと仮定するのとは、実際に伝送するDMRSポート数が2の以下である可能性があるが、常時にDMRSポート数が2より大きいパターンに応じて仮定にREGの設計を行う。例えば、サブフレームが通常CP長さを有する場合に、DMRSが2ポート伝送であると仮定し、
図7における左側部分
充填で表されるDMRSパターンを使用し、即ちDMRSを含むリソース基礎グループにおけるDMRSのオーバーヘッドは3つのREであるが、REGを設計する時、
と
充填で表されるDMRSパターンを採用すると仮定し、即ち、DMRSを含むリソース基礎グループにおけるDMRSのオーバーヘッドは6つのREであると仮定する。
【0060】
該仮定の下で、サブフレームが通常CP長を有する時、DMRS伝送があるリソース基礎グループにおいてDMRS以外の剰余REが2つのREGの制御データをベアリングできないため、REGのサイズを12に設計し、即ちリソース基礎グループ全体は1つのREGである。このようにして、REGをマッピングした後、各リソース基礎グループに2つの空きREがあり、
図12における
充填に示す。そのうち、
充填は1つのリソース基礎グループにおけるDMRSパターンを表す。ここで記述している空きの2つのRE
の位置がただ模式的であると理解されるべきである。
【0061】
該仮定の下で、サブフレームが拡張CP長さを有する時、従来にRel−10のDMRSが最大で2ポート伝送のみをサポートし、即ち、伝送層数が異なる時にDMRSオーバーヘッドが異なる情況が存在しない。DMRSの以外、各リソース基礎グループにはREGをベアリングできるREが8つあるため、REGのサイズを6つの連続のREサイズに設計し、
図12における破線間隔の右側部分に示す。
【0062】
常時にDMRSのポート数が最大であると仮定すると、DMRSが存在する時にREGのサイズがDMRSポート数の変化につれて変化することを避け、ブラインド検出の複雑度が高くなることを避け、送信端と受信端で簡単に処理する。
【0063】
3.2 実際DMRSポートに応じて処理する
サブフレームが通常CP長さを有する時、実際のDMRSポート数に応じて処理してもよい。伝送のDMRSポート数が2の以下である時、DMRSがマッピングされたリソース基礎グループにおいてDMRSが3つのREを占用し、即ち、依然としてREGデータマッピングに用いることができるREが9つあり、このような場合に該REG基礎グループにおけるREGを6つの連続REのサイズに設計することができ、
図13に示す。このような場合に、1つのREがデータ伝送に占用されなく、
図13の
充填に示す。ここで記述している空きの1つのRE
の位置がただ模式的であると理解されるべきである。
【0064】
伝送のDMRSポート数が2より大きい時、DMRSがマッピングされたリソース基礎グループにおけるDMRSが6つのREを占用し、このような場合に本実施例3.1部分の記述に応じてREGを設計することができ、
図12の左側部分に示す。
【0065】
実際DMRSポート数に応じてREGを確定するのは、サブフレームが通常CP長さを有する時にリソースの利用率を向上させ、リソース浪費を避けることができる。
【0066】
実施例4
本実施例はリソース基礎グループに同時にCSI−RSとDMRSが存在する情況を考慮する。制御と業務が同一の物理リソースブロック対(PRB pair)に多重化して伝送する可能性がるため、リソース基礎グループには業務データの復調に用いられるDMRSが存在する可能性がある。同時に、該サブフレームにCSI−RS伝送がある可能性もあり、ここで記述しているCSI−RS伝送がmutingの配置も含む。リソース基礎グループに同時にCSI−RSとDMRSが存在する時、該リソース基礎グループにおけるREGの設計はCSI−RSとDMRSが占用するREを考慮すべき、参照信号とREGデータの相互衝突を避ける。実際にREGのサイズを確定する時、2種類の方式があり、4.1と4.2の両部分に記述する。
【0067】
4.1 常時にCSI−RSのポート数が最大であると仮定する
常時にCSI−RSの最大ポートと仮定するのは、実施例2に記述するように、本セルにより送信されるCSI−RSであれば、CSI−RSを配置伝送するのは1、2又は4ポートである可能性があるが、常時に8ポートのCSI−RSパターンに応じてREGの確定を行い、本セルがmutingするように配置されれば、mutingが4ポートのCSI−RSパターンに応じて配置される可能性があるが、常時に8ポートのCSI−RSパターンに応じてREGの確定を行うことと指す。即ち、REGのサイズを確定する時、8ポートCSI−RSが占めるREを取り除くのを考慮する。DMRSに対しても、2種類の処理方式がある。
【0068】
4.1−1 常時にDMRSのポート数が最大であると仮定する
即ち、前述実施例3に記述するように、サブフレームが通常CP長さを有する時、リソース基礎グループにDMRSを含む時、常時にDMRS伝送の層数が2よりおおきく、即ち該リソース基礎グループに6つのREを占用すると仮定し。同時にCSI−RSのポート数が最大であると仮定する前提で、同時にCSI−RSとDMRSがマッピングされたリソース基礎グループにおいてRSの以外に2つのREを剰余し、即ち、1つのREGのデータをマッピングするのに足りない。このような場合に該リソース基礎グループにREGをマッピングしない。
【0069】
サブフレームが拡張CP長さを有する時、従来にRel−10のDMRSが最大で2ポート伝送のみをサポートし、即ち、伝送層数が異なる時にDMRSオーバーヘッドが異なる情況が存在しなく、DMRSの1つのリソース基礎グループでのオーバーヘッドが4つのREである。常時にCSI−RSのポート数が最大であると仮定する前提で、リソース基礎グループに伝送するCSI−RS或いはmutingのREに対応する8ポートCSI−RSパターンは1つのみあれば、該リソース基礎グループにまた4つのREがあってREGに用いられるため、REGのサイズを12に設計することができ、即ち1つのリソース基礎グループは1つのREGであり、
図14に示す。そのうち、
充填はDMRSパターンを表し、
充填はCSI−RSパターンを表す。
【0070】
上記場合に、該リソース基礎グループにREGをマッピングしなくてもよく、実施例2に記述する。リソース基礎グループが所在のOFDM符号に伝送するCSI−RSとmutingのREに対応する8ポートCSI−RSパターンは合計で2つある時、CSI−RSのポートが最大であり及びDMRSのポートが最大であると仮定する前提でREGデータ伝送に用いられるREがないため、このようなリソース基礎グループにREGマッピングがない。
【0071】
4.1−2 実際DMRSポート数に応じて処理する
即ち、前述実施例3に記述するように、サブフレームが通常CP長さを有する時、リソース基礎グループにDMRSを含む場合に、DMRSはそのポート数が異なることに基づいて占用するRE数が異なり、DMRS伝送ポート数が2の以下である時、DMRSを含むリソース基礎グループにおけるDMRSオーバーヘッドが3つのREであり、DMRS伝送ポート数が2より大きい時、DMRSを含むリソース基礎グループにおけるDMRSオーバーヘッドが6つのREである。
【0072】
CSI−RSのポート数が最大であると仮定する前提で、DMRS伝送ポート数が2の以下である時、同時にCSI−RSとDMRSがマッピングされたリソース基礎グループにおいてRSの以外に5つのREを剰余し、1つのREGのデータをマッピングすることができ、即ち、REGのサイズを12個のREに確定し、
図15(そのうち、
充填はDMRSパターンを表し、
充填はCSI−RSパターンを表し、
充填は該REがデータをマッピングしないことを表す)に示し、DMRS伝送ポート数が2より大きい時、同時にCSI−RSとDMRSがマッピングされたリソース基礎グループにおいてRSの以外に3つのREを剰余し、即ち剰余のREが1つのREGのデータをマッピングするのに足りなく、このような場合に該リソース基礎グループにREGをマッピングしない。
【0073】
4.2 実際CSI−RSポート数に応じて処理する
CSI−RS伝送の真実ポート数に基づいてREGのサイズを確定してもよい。ここで言われたCSI−RS伝送の真実ポート数はmutingが配置される時にmutingのREに対応するCSI−RSパターンのポート数も含む。リソース基礎グループに同時にDMRSが存在する時、2種類の処理方式がある。
【0074】
4.2−1 常時にDMRSのポート数が最大であると仮定する
換言すれば、サブフレームが通常CP長さを有する時、リソース基礎グループにDMRSを含む場合に、常時にDMRS伝送のポート数が2より大きいと仮定し、即ちDMRSは該リソース基礎グループに6つのREを占用する。該リソース基礎グループに同時にCSI−RSが存在し且つ実際CSI−RSポート数に応じてREGを確定する前提で、具体的な原則は、リソース基礎グループにおけるREGのサイズが各REGに4つの有効なREをベアリングさせることができるのを保証すべき、且つ浪費のRE数ができるだけ少ないと総括することができる。CSI−RS伝送ポート数が1、2或いは4である時、リソース基礎グループにおいてCSI−RSが1つの或いは2つのREを占用し、DMRSの6つのREのオーバーヘッドを加えて、リソース基礎グループにおいてまた5つ或いは4つの使用可能なREを剰余し、この時、REGのサイズを12に設計することができ、
図16(それぞれCSI−RSが2ポート或いは4ポートで伝送される時のリソース占用情況を表し、
充填図案はDMRSパターンを表し、
充填はCSI−RSパターンを表し、
充填は該REがデータをマッピングしないことを表す)に示す。CSI−RS伝送ポート数或いはmutingのREに対応するCSI−RSパターンポート数が8である時、該リソース基礎グループにREGをマッピングしない。
【0075】
サブフレームが拡張CP長さを有する時、従来にRel−10のDMRSが最大で2ポート伝送のみをサポートし、即ち伝送層数が異なる時にDMRSオーバーヘッドが異なる情況が存在しなく、DMRSの1つのリソース基礎グループでのオーバーヘッドが4つのREである。実際CSI−RSポート数に応じてREGを確定する前提で、REGサイズの確定原則は、REGのサイズが各REGに4つの有効なREをベアリングさせるのを保証すべき、且つ浪費のRE数ができるだけ少ないと総括することができる。具体的に、REGが所在のOFDM符号に対して、該OFDM符号が1つのRBのリソース内で、伝送するCSI−RSが占用するREがN1個で、mutingのREがN2個で、DMRSオーバーヘッドがN3個であると仮定し、4<N1+N2+N3≦8である時、REGのサイズが12で、N1+N2+N3>8である時、該リソース基礎グループにREGマッピングがない、そのうち、N3=4である。
【0076】
例えば、サブフレームが拡張CPを有する時、あるリソース基礎グループ内に、4ポートCSI−RS伝送を配置し、且つ該CSI−RSが所在のOFDM符号内に、同時にmutingを配置し、前記mutingのREに対応するCSI−RSパターンも4ポートであると仮定し、
図17に示すように、
充填は本セルにより伝送される4ポートCSI−RSが所在のREを表し、
充填はカレントのセルによりmutingされるREを表し、即ち本セルは
ところでいずれの情報を送信しなく、
充填はDMRSがREを占用することを表す。このようにして、本セルCSI−RSが占用するRE、muting他のセルCSI−RSが占用するRE、及びDMRSが占用するREの以外に、
図17に示すリソース基礎グループに4つの使用可能なREを剰余し、本発明方法に応じてREGのサイズを12に設計することができ、即ち、該リソース基礎グループに1つのREGがあり、
図17の楕円に示す。
【0077】
4.2−2 実際DMRSポートに応じて処理する
即ち、DMRSとCSI−RSが実際に占用するRE数に応じてREG設計を行う。REG設計原則は、REGのサイズが各REGに4つの有効なREをベアリングさせることができるのを保証すべき、且つ浪費のRE数ができるだけ少ないと総括することができる。具体的に、1つのリソース基礎グループ内に、伝送するCSI−RSが占用するREがN1個で、mutingのREがN2個で、DMRSオーバーヘッドがN3個であると仮定し、0<N1+N2+N3≦4である時、REGサイズが6で、4<N1+N2+N3≦8である時、REGサイズが12で、N1+N2+N3>8である時、該リソース基礎グループにREGマッピングがない。
【0078】
例えば、サブフレームが通常CP長さを有し、リソース基礎グループに同時にCSI−RSとDMRSが存在し、且つCSI−RSが4ポートで、DMRSも4ポートであると仮定し、
図18に示すように、このようにして1つのリソース基礎グループに4つの使用可能なREを剰余し、該リソース基礎グループにおけるREGのサイズを12個のREサイズに設計することができる。図における
はDMRSが占用するREを表し、
はCSI−RSが占用するREを表す。ここで言われたCSI−RSは本セルにより伝送されるCSI−RSであってもよいし、或いは本セルにより配置されるmutingのREであってもよい。
【0079】
例えば、サブフレームが拡張CP長さを有し、リソース基礎グループに同時にCSI−RSとDMRSが存在し、伝送するCSI−RS及びmutingするCSI−RSを含み、且つこの2つのCSI−RSがいずれも4ポートであり、DMRSが2ポートであると仮定し、
図19に示すように、このようにして1つのリソース基礎グループにおいてCSI−RS、DMRS及びmutingのREの以外に4つの使用可能なREを剰余し、該リソース基礎グループにおけるREGのサイズを12個のREサイズに設計することができる。図における
はDMRSが占用するREを表し、
は本セルCSI−RSが占用するREを表し、
充填はカレントのセルによりmutingされるREを表し、即ち本セルが
ところでいずれの情報を送信しない。
【0080】
CSI−RSとDMRSが并存する時、上記4種類のリソース要素グループを確定する方式の以外に、分配されるリソース内でリソース要素グループがないと確定することもでき、即ちリソース要素グループのマッピングを行わない。
【0081】
実施例5
本実施例はREGのマッピング方法を提供する。本実施例のREGに4つの変調符号をマッピングでき、このような4つの変調符号は1つの四元グループを構成する。REGのサイズは4つ、6つ或いは12個のREのサイズである可能性があるが、1つのみの四元グループをマッピングできる。
【0082】
本実施例に係るマッピング方式は、リソース要素グループREGがリレー物理ダウンリンク制御チャネルにより分配されるリソース内で、まず時間領域後周波数領域の順序に応じてリソースマッピングを行う。ここで言われたリレー物理ダウンリンク制御チャネルにより分配されるリソースは、周波数領域にいくつかの連続或いは離散分布のリソースブロックを含み、時間領域に1つのスロット内のリレーリンクに用いられるOFDM符号を含む。
【0083】
例えば、サブフレームの第1のスロットにおいて第3〜第6のOFDM符号である可能性があり、サブフレームの第2个スロットにおいて第0〜第6或いは第0〜第5のOFDM符号である可能性があり、OFDM符号の各スロットでの番号は0〜6である。
【0084】
ここで言われたリレー物理ダウンリンク制御チャネルにより分配されるリソースは各スロットで複数ある可能性があり、即ち各スロットにリレー物理ダウンリンク制御チャネルをマッピングするリソースがNグループに分けられ、各グループ内にそれぞれREGマッピングを行い、そのうち、N≧1である。以下、特別に説明しなければ、言われたリレー物理ダウンリンク制御チャネルのリソースはいずれもこのような1つのグループを指す。
【0085】
図20の破線左側部分に示すのは1つのRB内のRS分布模式図である。
はCSI−RS伝送とmuting配置が占用するREを表し、
はCRS伝送が占用するREを表す。このようにして、
図20に示すRB内に合計で13個のREGを含む。ただし、ここでのRSの分布はただ本発明に記述するREGマッピング方法を説明するためであり、このような1種類の分布方式のみがあることを表れないものである。
【0086】
以下、
図20を例として、まず時間領域後周波数領域のマッピング順序を具体的に解釈する。具体的なアルゴリズムは表1に示す。表1において、
はREG索引を表し、Mはリレー物理ダウンリンク制御チャネルリソースにマッピングするREGの数を表す。
は周波数領域サブキャリア索引を表し、即ち
はリレー物理ダウンリンク制御チャネルリソースの開始サブキャリア番号で、
はリレー物理ダウンリンク制御チャネルリソースの終了サブキャリア番号である。
は時間領域OFDM符号索引を表し、本例に
は開始OFDM符号番号を表し、
は終了OFDM符号番号を表す。
表1における
はリレー物理ダウンリンク制御チャネル伝送のアンテナポート番号を表し、即ちリレー物理ダウンリンク制御チャネルがマルチアンテナ伝送(例えば、送信ダイバーシチの伝送方式を採用する)できる。
ステップ4)におけるリソース要素
が1つのR−PDCCHに分配するREGを代表するのとは、該
がREGの開始REであることであり、即ち、該REGを構成する各REにおける周波数領域索引が最小のREである。
表1 REGリソースマッピング示例
【0087】
表1に示すまず時間領域後周波数領域のマッピング方法に応じて、確定した
図20に示すREGのマッピング順序は
図20における破線右側部分のREGの記号に示す。
【0088】
本分野の普通技術者は前記方法における全部或いは一部ステップがプログラムによって関係ハードウェアを指令して完成できることを理解することができ、前記プログラムがコンピューターの読み取り可能な記憶媒体、例えば、ROM、ディスク又は光ディスクなどに記憶することができる。選択可能的に、上記実施例の全部或いは一部ステップは1つ又は複数の集積回路で実現してもよい。相応的に、前記実施例における各モジュール/ユニットはハードウェアの形式で実現してもよく、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現してもよい。本発明はいずれの特定形式のハードウェアとソフトウェアの結合に限定されない。
【0089】
以上の実施例はただ本発明の技術案を説明することに用いられ、制限されるものではなく、好ましい実施例のみを参照して本発明を詳しく説明する。本分野の普通技術者は、本発明の技術案に対して修正或いは同等置き換を行うことができて、本発明技術案の精神と範囲を離脱しなく、本発明の請求項範囲に含まれるべきであると理解すべきである。