特許第5762911号(P5762911)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5762911
(24)【登録日】2015年6月19日
(45)【発行日】2015年8月12日
(54)【発明の名称】電子機器
(51)【国際特許分類】
   G04G 99/00 20100101AFI20150723BHJP
【FI】
   G04G1/00 313Z
【請求項の数】4
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2011-216486(P2011-216486)
(22)【出願日】2011年9月30日
(65)【公開番号】特開2013-76630(P2013-76630A)
(43)【公開日】2013年4月25日
【審査請求日】2014年7月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000250502
【氏名又は名称】理想科学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100158757
【弁理士】
【氏名又は名称】▲濱▼田 敏雄
(74)【代理人】
【識別番号】100121094
【弁理士】
【氏名又は名称】藤原 亮
(72)【発明者】
【氏名】早坂 和博
【審査官】 大谷 純
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−065366(JP,A)
【文献】 特開2005−164284(JP,A)
【文献】 特開2008−060928(JP,A)
【文献】 特開平09−297191(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G04G 99/00
G04G 9/00
G04G 21/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基準時を計時する時間計時部と電源が投入されたことを検知する電源検知部を有する電子機器であって、
前記電源検知部が検知したことに基づいて、前記時間計時部の時間を取得する時間取得部と、
各国の時差情報と所定時間を記憶した記憶部と、
前記時間取得部の取得した時間と前記記憶部に記憶された各国の時差情報とに基づいて算出された時間が前記所定時間内である国を候補国として抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された前記候補国を表示する表示部と
を備えることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
さらに、前記抽出部により抽出された前記候補国が単数の場合、前記候補国を使用国として設定する国設定部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
さらに、前記記憶部は各国の言語を記憶しており、
前記抽出部により抽出された前記候補国のうちから1つを使用国として設定する国設定部を備え、
前記国設定部により設定された使用国に対応した言語が単数の場合、前記使用国に対応した言語を使用言語として設定する言語設定部を備える
ことを特徴とする請求項1乃至2に記載の電子機器。
【請求項4】
さらに、前記記憶部は各国の言語を記憶しており、
前記抽出部は、抽出した前記候補国が複数の場合、前記記憶部に記憶された前記候補国の言語に対応した言語を抽出し、
前記表示部は、抽出された各々の言語で前記候補国を表示する
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器の初期設定操作に関する。
【背景技術】
【0002】
印刷機などの電子機器は、各国特有の規格に適合した設定で使用される。たとえば、アメリカ合衆国では、長さの単位をmmではなくinchで尺度を示すように設定しなければならない。そのような規格に対応するため、初めて電子機器を起動させる際、初期設定が必要となる。
【0003】
特許文献1記載の発明は、パネルを介して、現在時刻を入力すると、入力時刻と基準時間との時差などから使用する候補国を抽出して、抽出された国の規格を装置に設定するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011−65366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の発明は、設定者が電子機器のパネルに表示される入力指示に従って時刻を入力しなければならない。
【0006】
本発明は、電子機器の電源を投入するだけで、電子機器を使用する候補となる国を抽出し、初期設定を容易にする電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器の第1の特徴は、基準時を計時する時間計時部と電源が投入されたことを検知する電源検知部を有する電子機器であって、前記電源検知部が検知したことに基づいて、前記時間計時部の時間を取得する時間取得部と、各国の時差情報と所定時間を記憶した記憶部と、前記時間取得部の取得した時間と前記記憶部に記憶された各国の時差情報とに基づいて算出された時間が前記所定時間内である国を候補国として抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された前記候補国を表示する表示部とを備える。
【0008】
また、本発明に係る電子機器の第2の特徴は、前記抽出部により抽出された前記候補国が単数の場合、前記候補国を使用国として設定する国設定部を備える。
【0009】
さらに、本発明に係る電子機器の第3の特徴は、さらに、前記記憶部は各国の言語を記憶しており、前記抽出部により抽出された前記候補国のうちから1つを使用国として設定する国設定部を備え、前記国設定部により設定された使用国に対応した言語が単数の場合、前記使用国に対応した言語を使用言語として設定する言語設定部を備える。
【0010】
さらに、本発明に係る電子機器の第4の特徴は、前記記憶部は各国の言語を記憶しており、前記抽出部は、抽出した前記候補国が複数の場合、前記記憶部に記憶された前記候補国の言語に対応した言語を抽出し、前記表示部は、抽出された各々の言語で前記候補国を表示する。
【発明の効果】
【0011】
本発明の請求項1は、電子機器の初期設定をする際、電子機器が起動した基準時間に基づいて電子機器の存在する可能性のある国を候補国として抽出して、候補国を表示機器等に表示させている。よって、電子機器を起動しただけで、電子機器の存在する候補となる国を抽出するので、設定者にとって初期設定が容易になる。
【0012】
本発明の請求項2は、国設定部は、抽出部が抽出した候補国が単数である場合、候補国を使用国として設定する。よって、抽出された国が電子機器を使用する国として設定されるので、初期設定時に設定者が操作することなく使用国を設定ができる。
【0013】
本発明の請求項3は、言語設定部は、使用国に対応する言語が単数の場合、使用国の言語を使用言語として設定する。よって、使用国に対応する言語を使用言語として設定するので、初期設定時に設定者が操作することなく使用言語を設定できる。
【0014】
本発明の請求項4は、抽出された国が複数ある場合、抽出した国に対応した言語で国名等を表示機器等に表示させるので、初期設定時に設定者にとって国の選択が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】電子機器の構成ブロック図
図2】使用国や使用する言語の設定フロー図
図3】候補国から使用国や使用する言語を選択する設定画面図
図4】記憶部に記憶されている国と時差情報との関係図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して、本発明について説明する。図1は、電子機器の構成ブロック図である。図2は、使用国や使用する言語の設定フロー図である。図3は、候補国から使用国や使用する言語を選択する設定画面図である。図4は、記憶部に記憶されている国と時差情報との関係図である。
【0017】
図1に示すように、電子機器101は、電源部102と電源検知部103と時間計時部104と制御部105と記憶部106と表示部107とから構成されている。また、制御部105は、電源部102と電源検知部103と時間計時部104と記憶部106と表示部107と接続されている。
【0018】
電源部102は、電子機器101に備え付けられており、ON/OFFの切り替えを制御部105によって制御されている。
【0019】
電源検知部103は、電源部102がON状態のとき、すなわち電源部102が投入されたときに生じる電流を検知し、制御部105に検知情報を出力する。
【0020】
時間計時部104は、世界標準時間を計時している。世界標準時間はGMT(Greenwich Mean Time)やUTC(Universal Time Coordinated)などを利用する。時間計時部104は、電子機器101の電源部102とは別電源を有しており、電子機器101に電源を投入する前から世界標準時間を計時し続けている。
【0021】
図1に示すように、制御部105は、時間取得部108と抽出部109と設定部110とから構成されている。
【0022】
記憶部106は、ROM(Read Only Memory)とHDD(Hard disk drive)とRAM(Random Access Memory)とで構成されている。ROMは、各国の国名や各国の規格や言語などを記憶する。HDDは、電子機器101の設定条件や各国の時差情報、営業時間などを記憶する。RAMは表示部107などに表示させる画像データ、時間取得部108が取得した世界標準時間を記憶する。たとえば、制御部105は、各国の言語などをROMデータから読み出し、表示部107に展開する。また、営業時間を変更したい場合、表示部107に展開された時間を変更して、HDDに記憶できる構成である。
【0023】
表示部107は、制御部105と入出力する構成である。電子機器101の設定をする際、ユーザは、表示部107から各種設定情報を入力する。すると、表示部107は、制御部105の制御により各種設定情報やリスト画像などを表示する。
【0024】
時間取得部108は、制御部105が電源検知部103の検知情報をうけた場合、時間計時部104の世界標準時間を取得し、取得した時間をRAMに記憶させる。
【0025】
抽出部109は、時間取得部108に取得された時間と記憶部106に記憶された各国の時差情報とに基づいて算出された時間が記憶部106に記憶された所定時間内である国を抽出する。ここで、所定時間は営業時間としてHDDに記憶されている。また、抽出部109は、抽出した国を電子機器101や電子機器101に接続された表示機器に表示させてもよい。なお、言語は公用語に限定されず、電子機器101の出荷段階に所望の言語を設定できる構成である。また、営業時間は、電子機器101の電源部102を投入する段階でHDDに記憶されており、電子機器101の出荷段階で任意の時間に設定できる構成である。
【0026】
図1に示すように、設定部110は、国設定部111と言語設定部112と国規格設定部113とから構成されている。
【0027】
国設定部111は、抽出部109が抽出した国、又は、表示部107で選択された国を使用国としてHDDに設定する。ここで設定とは、使用している電子機器の記憶部や電子機器に接続された別の機器の記憶部に記憶させることをいう。
【0028】
言語設定部112は、使用国に対応する言語を使用言語としてHDDに設定する。また、言語設定部112は、国設定部111により使用国が設定されれば使用言語を設定可能である。
【0029】
国規格設定部113は、使用国に対応する規格をHDDに設定する。各国の規格は、印刷機に限らず他の電子機器の規格であってもよい。印刷機であれば、長さ単位の変換や行間、フォントの設定などあり、テレビ受像機であれば、通信方式や扱う周波数等がある。
【0030】
図2に示すように、まず、電子機器101の電源部102が投入されると(ステップS201)、制御部105は、電子機器101に国の規格が設定されているか判定する(ステップS202)。具体的には、制御部105は、電源検知部103から検知情報をうけると、電子機器101のHDDに国の規格が既に設定されているか否かを判定する。
【0031】
ステップS202において、HDDに国の規格が設定されていると判定された場合(NOの場合)、設定動作を完了とする(ステップS215)。
【0032】
ステップS202において、HDDに国の規格が設定されていないと判定された場合(YESの場合)、時間取得部108は、電子機器101の電源部102が投入されたときの世界標準時間を時間計時部104から取得する(ステップS203)。
【0033】
抽出部109は、時間取得部108が取得した時間と各国の時差情報に基づいて算出された時間を算出する(ステップS204)。
【0034】
また、抽出部109は、算出された時間が営業時間内である国を候補国として抽出する(ステップS205)。なお、国抽出部109により抽出される国はROMに記憶された国である。
【0035】
抽出部109は、候補国が単数であるか否か判定する(ステップS206)。
【0036】
抽出部109は、候補国が単数でない場合、候補国に対応する言語を抽出する。候補国に対応する言語は、候補国の公用語である。公用語が複数ある国の場合、抽出部109は候補国の公用語の一つを抽出する。
【0037】
表示部107は、候補国の国名及び入力指示を抽出部109に抽出された各々の言語で表示する(ステップS207)。
【0038】
制御部105は、表示部107に表示された候補国のうちの一つがユーザに選択されたか否か判定する(ステップS208)。
【0039】
ステップS208において、表示部107に表示された候補国が選択されなかった場合(NOの場合)、候補国が選択されるまで表示を繰り返す。また、表示部107に表示された候補国が選択された場合(YESの場合)、国設定部111は、選択された候補国を使用国としてHDDに設定する(ステップS209)。
【0040】
ステップS206において、候補国が単数であると判定した場合(YESの場合)、国設定部111は、候補国を使用国としてHDDに設定する(ステップS209)。
【0041】
制御部105は、使用国の公用語が単数であるか否か判定する(ステップS210)。具体的には、ROMに記憶された使用国の公用語が単数であるか判定する。
【0042】
ステップS210において、使用国の公用語が単数でない場合(NOの場合)、制御部105は、ROMに記憶された使用国の複数の公用語を表示部107に表示させる(ステップS211)。
【0043】
制御部105は、表示部107に表示された言語が選択されたか否か判定する(ステップS212)。
【0044】
ステップS212において、表示部107に表示された使用国の言語が選択されない場合(NOの場合)、言語が選択されるまで表示を繰り返す。また、表示部107に表示された言語が選択された場合(YESの場合)、言語設定部112は、選択された言語を使用言語としてHDDに設定する(ステップS213)。
【0045】
ステップS210において、使用国の公用語が単数である場合(YESの場合)、言語設定部112は、使用国の言語を使用言語としてHDDに設定する(ステップS213)。
【0046】
国規格設定部113は、言語設定部112によりHDDに使用言語が設定されると、使用国の規格をHDDに設定する(ステップS214)。なお、使用国の言語と使用国の規格はどちらから設定してもよく、いずれも設定されるまで、設定作業を繰り返すようにしてもよい。
【0047】
使用国の規格がHDDに設定されると、制御部105は、HDDに使用国の規格が設定されたと判定して、電子機器101の初期設定動作を完了する(ステップS215)。
【0048】
(具体例1)
候補国が複数であり、かつ、使用国の公用語も複数である場合を具体的に説明する。予めシンガポール、韓国、日本の国名及び公用語での入力指示及び各国の時差情報がROMやHDDに記憶されており、電源部102が投入された世界標準時間が3:00であった場合を例示する。(ステップS203)
【0049】
図4(a)に示すように、時差情報に関してシンガポールはGMT+8、韓国はGMT+9、日本はGMT+9で記憶されている。また、所定時間を営業時間として、10:00から17:00で記憶されている。
【0050】
これら前提条件の場合について、以下のフローに沿って説明する。
【0051】
時間取得部108は、世界標準時間3:00を取得して抽出部109に出力する(ステップ203)。
【0052】
抽出部109は、時間取得部108により出力された時間と各国の時差情報からシンガポールは11:00、韓国は12:00、日本は12:00と算出する(ステップS204)。
【0053】
抽出部109は、算出された時間が設定された営業時間である10:00から17:00内であるシンガポール、韓国、日本の3カ国を候補国として抽出する(ステップS205)。このようにすることで、電子機器101を起動しただけで、候補国を抽出するので、設定者にとって初期設定が容易になる。
【0054】
抽出部109は、候補国が単数でないと判定し、シンガポール、韓国、日本に関する各国の公用語の一つを抽出する(ステップS206)。具体的には、シンガポールの公用語であるマレー語、英語、中国語のうちマレー語を抽出し、韓国語の公用語であるハングル語、日本の公用語である日本語を抽出する。
【0055】
表示部107は、抽出部109により抽出された各国の公用語でシンガポール、韓国、日本の3カ国の国名と入力指示を表示する(ステップS207)。図3(a)に示すように、表示部107は、抽出部109に抽出された各々の言語で候補国の国名及び入力指示を表示する。このようにすることで、候補国が複数ある場合、候補国に対応した言語で国名等を表示機器等に表示させるので、初期設定時に設定者にとって国の選択が容易になる。
【0056】
ステップS208において、表示部107に表示された候補国のうちシンガポールが選択された場合(YESの場合)、国設定部111は、シンガポールを使用国としてHDDに設定する(ステップS209)。
【0057】
ステップS210において、シンガポールの公用語が単数でないので(NOの場合)、図3(b)に示すように、表示部107は、マレー語で「言語を選択してください」と入力指示を表示する。また、表示部107は、シンガポールの公用語であるマレー語、英語、中国語で「シンガポール語」と表示する(ステップS211)。
【0058】
ステップS212において、表示部107に表示された言語のうち、マレー語が選択された場合、言語設定部112は、マレー語を使用言語としてHDDに設定する(ステップS213)。図3(c)に示すように、マレー語が電子機器101に設定された旨の画像として、マレー語で「マレー語が設定されました」と表示部107に表示される。このようにすることで、言語の設定操作することなく使用言語を設定できる。
【0059】
国規格設定部113は、言語設定部112によりマレー語が設定されると、シンガポールの規格をHDDに設定する(ステップS214)。すると、図3(d)に示すように、シンガポールの規格が電子機器101に設定された旨の画像として、マレー語で「シンガポールの規格が設定されました」と表示部107に表示される。
【0060】
シンガポールの規格がHDDに設定されると、制御部105は、HDDに使用国の規格が設定されたと判定して、電子機器101の初期設定動作を完了する(ステップS215)。
【0061】
(具体例2)
候補国が単数であり、かつ、使用国の公用語が単数である場合を具体的に説明する。予めアメリカ合衆国、ベルギー、日本の国名及び公用語での入力指示及び各国の時差情報がROMやHDDに記憶されており、電源部102が投入された世界標準時間が6:00であった場合を例示する。(ステップS203)。
【0062】
図4(b)に示すように、時差情報に関してベルギーはGMT+1、アメリカ合衆国はGMT−5から−9の間、日本の時差はGMT+9でROMに記憶されている。営業時間は、10:00から17:00で記憶されている。
【0063】
これら前提条件の場合について、以下のフローに沿って説明する。
【0064】
時間取得部108は、世界標準時間6:00を取得して抽出部109に出力する(ステップ203)。
【0065】
抽出部109は、取得した時間6:00と候補国の時差情報とからアメリカ合衆国は21:00から1:00、ベルギーは7:00、日本は15:00と算出する(ステップS204)。
【0066】
抽出部109は、算出された時間が営業時間である10:00から17:00内に含まれる日本を候補国として抽出する(ステップS205)。このようにすることで、電子機器101を起動しただけで、候補国を抽出するので、設定者にとって初期設定が容易になる。
【0067】
国抽出109は、候補国が単数であると判定する(ステップS206)。
【0068】
国設定部111は、候補国である日本を使用国としてHDDに設定する(ステップS209)。このようにすることで、抽出された国が電子機器101を使用する国として設定されるので、初期設定時に設定者が操作することなく国を設定できる。
【0069】
ステップS210において、日本のように公用語が日本語のみしかない場合(YESの場合)、言語設定部112は、日本語を使用言語としてHDDに設定する。すると、日本語に設定された旨の画像が表示部107に表示される(ステップS213)。このようにすることで、電子機器101を起動しただけで、使用する国と使用する言語を設定するので、初期設定時に設定者が操作することなく国と言語を設定できる。
【0070】
国規格設定部113は、言語設定部112により日本語が設定されると、日本の規格をHDDに設定する。すると、日本語の規格に設定された旨の画像が表示部107に表示される。(ステップS214)。
【0071】
日本の規格がHDDに設定されると、制御部105は、HDDに使用国の規格が設定されたと判定して、電子機器101の初期設定動作を完了する(ステップS215)。
【0072】
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定されるものである。
【0073】
上述した実施形態の表示の順序は適宜変更可能である。たとえば、候補国をアルファベット順に並べることや営業時間に基づいて順序を決定する構成にしてもよい。
【符号の説明】
【0074】
101 電子機器
102 電源部
103 電源検知部
104 時間計時部
105 制御部
106 記憶部
107 表示部
108 時間取得部
109 抽出部
110 設定部
111 国設定部
112 言語設定部
113 国規格設定部

図1
図2
図3
図4