特許第5762988号(P5762988)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5762988フリーゲート改札システム及びその改札処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5762988
(24)【登録日】2015年6月19日
(45)【発行日】2015年8月12日
(54)【発明の名称】フリーゲート改札システム及びその改札処理方法
(51)【国際特許分類】
   G07B 15/00 20110101AFI20150723BHJP
   G06Q 50/30 20120101ALI20150723BHJP
【FI】
   G07B15/00 A
   G06Q50/30 110
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-13792(P2012-13792)
(22)【出願日】2012年1月26日
(65)【公開番号】特開2013-152665(P2013-152665A)
(43)【公開日】2013年8月8日
【審査請求日】2014年6月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000173784
【氏名又は名称】公益財団法人鉄道総合技術研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100089635
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 守
(74)【代理人】
【識別番号】100096426
【弁理士】
【氏名又は名称】川合 誠
(72)【発明者】
【氏名】松原 広
(72)【発明者】
【氏名】明星 秀一
【審査官】 宮下 浩次
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−302390(JP,A)
【文献】 特開2007−272842(JP,A)
【文献】 特開2008−094335(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07B 15/00
G06Q 10/00 − 50/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)制御部と、該制御部に接続される改札情報送受信部と、前記制御部に接続される人体検知部と、前記制御部に接続される表示部とを具備する、駅コンコースの特定エリアの床に敷設される床ユニットと、
(b)該床ユニットが個別に接続される制御部と、該制御部に接続される判定処理部と、前記制御部に接続される利用者追跡部とを具備する改札情報処理装置と、
(c)制御部と、該制御部に接続される記憶部と、前記制御部に接続されるとともに前記床ユニットの前記改札情報送受信部との間の通信が可能な改札情報送受信部とを具備する改札情報記録媒体とを設けるフリーゲート改札システムにおいて、
前記床ユニットの前記表示部は、前記改札情報記録媒体が有効であれば青又は緑色光で表示し、有効でなければ赤色光又は黄色光で表示することを特徴とするフリーゲート改札システム。
【請求項2】
請求項1記載のフリーゲート改札システムにおいて、前記改札情報記録媒体に対する判定結果を監視し記録する改札情報センターを配置することを特徴とするフリーゲート改札システム。
【請求項3】
(a)駅コンコースの特定エリアの床に敷設される床ユニットにおいて利用者の通行を検知すると、前記床ユニットと改札情報記録媒体との間の通信を行い、
(b)前記改札情報記録媒体の有効性を確認し、
(c)前記利用者による前記改札情報記録媒体の不携帯、又は前記改札情報記録媒体の有効・無効を前記床ユニットの表示部によって表示するフリーゲート改札システムの改札処理方法において、
前記床ユニットの前記表示部は、前記改札情報記録媒体が有効であれば青又は緑色光で表示し、有効でなければ赤色光又は黄色光で表示することを特徴とするフリーゲート改札システムの改札処理方法。
【請求項4】
請求項記載のフリーゲート改札システムの改札処理方法において、前記改札情報記録媒体に対する判定結果を監視し記録する改札情報センターを配置することを特徴とするフリーゲート改札システムの改札処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フリーゲート改札システム及びその改札処理方法に係り、特に、人体を通信媒体としたフリーゲート改札システム及びその改札処理方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の改札システムは、確実な運賃収受を行うために改札ゲートを設け、そこで利用者が持っている乗車券類をチェックし、有効な乗車券を持っていれば通過を許可し、持っていなければ通過を許可しない方式を採用している。これは、自動改札機だけではなく、駅員による改札業務においても同じ仕組みである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−352317号公報
【特許文献2】特開2006−352318号公報
【特許文献3】特開2010−122999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した改札ゲートを設ける方式は乗車券(ICカードを含む)を何らかのかたちでチェックする必要があるために、駅の利用者に特定の場所(改札口)の通過を強いている。これにより大勢の乗降客が改札口に集中し、駅の混雑の原因になっており、駅の快適性や利便性を損なっている。
【0005】
ところで、昨今、人体通信を用いることにより、簡単に改札機を通過できるような工夫がなされた人体通信を用いた自動改札システム(上記特許文献1〜3参照)が提案されている。
【0006】
しかし、改札口を通過する必要があることには変わりなく、抜本的な改善にはなっていない。
【0007】
本発明は、上記状況に鑑みて、駅のコンコースの特定のエリアを自由に歩くだけで、改札処理を行うことができる、フリーゲート改札システム及びその改札処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕フリーゲート改札システムであって、制御部と、この制御部に接続される改札情報送受信部と、前記制御部に接続される人体検知部と、前記制御部に接続される表示部とを具備する、駅コンコースの特定エリアの床に敷設される床ユニットと、この床ユニットが個別に接続される制御部と、この制御部に接続される判定処理部と、前記制御部に接続される利用者追跡部とを具備する改札情報処理装置と、制御部と、この制御部に接続される記憶部と、前記制御部に接続されるとともに前記床ユニットの前記改札情報送受信部との間の通信が可能な改札情報送受信部とを具備する改札情報記録媒体とを設けるフリーゲート改札システムにおいて、前記床ユニットの前記表示部は、前記改札情報記録媒体が有効であれば青又は緑色光で表示し、有効でなければ赤色光又は黄色光で表示することを特徴とする。
【0009】
〕上記〔1〕記載のフリーゲート改札システムにおいて、前記改札情報記録媒体に対する判定結果を監視し記録する改札情報センターを配置することを特徴とする。
【0010】
〕フリーゲート改札システムの改札処理方法であって、駅コンコースの特定エリアの床に敷設される床ユニットにおいて利用者の通行を検知すると、前記床ユニットと改札情報記録媒体との間の通信を行い、前記改札情報記録媒体の有効性を確認し、前記利用者による前記改札情報記録媒体の不携帯、又は前記改札情報記録媒体の有効・無効を前記床ユニットの表示部によって表示するフリーゲート改札システムの改札処理方法において、前記床ユニットの前記表示部は、前記改札情報記録媒体が有効であれば青又は緑色光で表示し、有効でなければ赤色光又は黄色光で表示することを特徴とする。
〕上記〔〕記載のフリーゲート改札システムの改札処理方法において、前記改札情報記録媒体に対する判定結果を監視し記録する改札情報センターを配置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、駅コンコースの特定エリアを自由に歩くだけで、改札処理を行うことができるので、利用者にとって利便性が向上した、駅などにおける改札システムとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明のフリーゲート改札システムの模式図である。
図2】本発明のフリーゲート改札システムの概略ブロック図である。
図3】本発明のフリーゲート改札システムの処理動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
フリーゲート改札システムであって、制御部と、この制御部に接続される改札情報送受信部と、前記制御部に接続される人体検知部と、前記制御部に接続される表示部とを具備する、駅コンコースの特定エリアの床に敷設される床ユニットと、この床ユニットが個別に接続される制御部と、この制御部に接続される判定処理部と、前記制御部に接続される利用者追跡部とを具備する改札情報処理装置と、制御部と、この制御部に接続される記憶部と、前記制御部に接続されるとともに前記床ユニットの前記改札情報送受信部との間の通信が可能な改札情報送受信部とを具備する改札情報記録媒体とを設けるフリーゲート改札システムにおいて、前記床ユニットの前記表示部は、前記改札情報記録媒体が有効であれば青又は緑色光で表示し、有効でなければ赤色光又は黄色光で表示する
【0014】
また、フリーゲート改札システムの改札処理方法であって、駅コンコースの特定エリアの床に敷設される床ユニットにおいて利用者の通行を検知すると、前記床ユニットと改札情報記録媒体との間の通信を行い、前記改札情報記録媒体の有効性を確認し、前記利用者による前記改札情報記録媒体の不携帯、又は前記改札情報記録媒体の有効・無効であることを前記床ユニットの表示部によって表示するフリーゲート改札システムの改札処理方法において、前記床ユニットの前記表示部は、前記改札情報記録媒体が有効であれば青又は緑色光で表示し、有効でなければ赤色光又は黄色光で表示する
【実施例】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明のフリーゲート改札システムの模式図、図2はその概略ブロック図、図3はその処理動作例を示すフローチャートである。
【0017】
図1において、1はフリーゲート改札システム、2は駅コンコースの特定エリア、3は駅コンコースの特定エリア2の床に敷設される床ユニット、5は改札情報処理装置、6は改札情報センター、7はフリーゲート改札システム1が配置された領域を監視する監視用カメラ、8はICカード等の乗車媒体としての改札情報記憶媒体である。また、10Aは有効な改札情報記憶媒体8を携帯している利用者、10Bは無効な改札情報記憶媒体8を携帯している利用者、10Cは改札情報記憶媒体8を携帯していない利用者である。
【0018】
さらに、図2に示すように、床ユニット3は、制御部3A、改札情報送受信部3B、人体検知部3C、および表示部3Dを備え、改札情報処理装置5は、制御部5A、判定処理部5B、および利用者追跡部5Cを備え、改札情報センター6は、制御部6Aおよび改札ログ記録部6Bを備え、改札情報記憶媒体8は、制御部8A、記憶部8B、および改札情報送受信部8Cを備えている。
【0019】
本発明のフリーゲート改札システム1が設置される駅コンコースの特定エリア2は、利用者が電車に乗るために必ず通行するエリアであれば駅コンコースのどのエリアであってもよい。利用者が駅コンコースの特定エリア2を通行すると、床ユニット3は、人体検知ユニットが利用者の有無を検知し、次に利用者が改札情報記憶媒体8を所持しているか否かを判定し、さらにその改札情報記憶媒体8に記憶されている情報を読み取って、その改札情報記憶媒体8が有効か無効かを判定する。判定結果は、床ユニット3の表示部3Dによって特定色の点灯や点滅などで表示され、また、改札情報処理装置5の利用者追跡部5Cが利用者の移動を追跡することにより、利用者の移動に伴って発光する床ユニット3も移動する。そのため、利用者自身だけではなく、駅員や周囲の他の利用者が容易に視認できることから、不正利用を防止する心理的効果も期待できる。
【0020】
なお、図1および2では、床ユニット3が人体検知部3Cを含む構成を示しているが、人体検知部を床ユニット3に含まず、別途センサー等を設けるようにしてもよい。また、人体検知部3Cを改札情報送受信部3Bと一体化するようにしてもよい。さらに、改札情報処理装置5により、改札情報記憶媒体8が無効であると判定されると、その情報は改札情報センター6および改札情報記憶媒体8にログとして記録される。その回数の上限を予め設定しておき、特定の改札情報記憶媒体8の無効判定が上限回数を超えた場合に、通常の無効判定よりも強い警告(赤色光を点滅表示する、ブザーを鳴らすなど)を与えるようにしてもよい。
【0021】
次に、本発明のフリーゲート改札システムの処理動作例を、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0022】
(1)まず、利用者が駅コンコース内の特定エリア2に足を踏み入れると、床ユニット3の人体検知部3Cが人体を検知して、表示部3Dが白色光の点滅を表示する(ステップS1)。
【0023】
(2)次いで、床ユニット3の改札情報送受信部3Bと利用者が携帯している改札情報記憶媒体8の改札情報送受信部8Cとの間の通信を行う(ステップS2)。
【0024】
(3)ここで、図1に示される利用者10Cのように、改札情報記憶媒体8を検知できなかった場合(ステップS3のNO)、表示部3Dは黄色光の点滅を表示して、改札情報記憶媒体8が検知できない旨を報知する(ステップS4)。
【0025】
(4)改札情報記憶媒体8を検知できた場合(ステップS3のYES)、改札情報送受信部3Bは改札情報記憶媒体8から改札情報を読み出し、制御部3Aを介して改札情報処理装置5に改札情報を送信する(ステップS5)。このとき、表示部3Dは依然として白色光の点滅を表示している。
【0026】
(5)改札情報処理装置5の判定処理部5Bが改札情報の有効性をチェックする(ステップS6)。
【0027】
(6)図1に示される利用者10Aのように、改札情報が有効である場合(ステップS6のYES)、改札情報処理装置5はその判定結果を床ユニット3に送信し、床ユニット3は改札情報記憶媒体8に判定結果を伝送する(ステップS7)。改札情報記憶媒体8に判定結果が書き込まれると、表示部3Dは青又は緑色光の点灯を表示し、利用者10Aの改札情報記憶媒体8が有効であると確認されたことを報知する。また、改札情報記憶媒体8に表示部3Dが存在するときに、その表示部3Dに改札の結果を表示することができる。
【0028】
(7)図1に示される利用者10Bのように、改札情報が無効である場合(ステップS6のNO)も、同様に、改札情報処理装置5から床ユニット3へ、床ユニット3から改札情報記憶媒体8へと判定結果を伝送する(ステップS8)。改札情報記憶媒体8に判定結果が書き込まれると、表示部3Dは赤色光の点灯を表示して、利用者10Bの改札情報記憶媒体8が無効であると確認されたことを報知する。なお、改札情報記憶媒体8に表示部3Dがあれば、無効の理由(乗車券の有効期限切れ等)を表示するようにしても良い。
【0029】
このように構成したので、例えば、有効な改札情報記憶媒体8を携帯している利用者10Aが、フリーゲート改札システム1が配置されたエリアを通行した場合、床ユニット3の表示部3Dによる表示は白色光の点滅から青又は緑色光の点灯へと変化し、改札情報記憶媒体8を携帯していない利用者10Cが通行した場合、表示は白色光の点滅から黄色光の点滅へと変化し、無効な改札情報記憶媒体8を携帯している利用者10Bが通行した場合、表示は白色光の点滅から赤色光の点灯へと変化する。なお、上記した表示色や点灯・点滅の選択は単なる一例であり、様々な組み合わせを適宜選択して設定することができる。また、利用者追跡部5Cによって利用者の移動を追尾するので、色の点灯や点滅を表示する床ユニット3は、常に利用者が接触している(利用者の足の下にある)床ユニット3である。
【0030】
また、無効な改札情報記憶媒体8が検知された場合、その情報を改札情報記憶媒体8および改札情報センター6の改札ログ記録部6Bに記録することにより、常習的な不正利用を検知することができるようにした。これにより、例えば任意に設定した回数を超える不正利用が確認された場合に、赤色光を点滅させたりブザーを鳴らしたりするよう設定することによって、より強力な警告を与えることができる。また、改札情報記憶媒体を持たない利用者が通過した時に監視カメラの画像を記録して、不正利用者の特定に利用してもよい。
【0031】
さらに、改札情報処理装置5によって改札情報記憶媒体8の改札情報を読み出した際に、その判定結果をメールなどによって利用者に通知するようにしてもよい。例えば、改札情報が有効であれば、改札情報記憶媒体8の利用可能残額を通知し、改札情報が無効であれば、無効の理由(残額不足など)を通知するようにしてもよい。
【0032】
このように、従来のように改札機を設置することなく、駅コンコースの特定エリア2の床に敷設される床ユニット3とこれに接続される改札情報処理装置5を配備するようにしたので、駅員は、床ユニット3の表示の視認と改札情報センター6および監視用カメラ7による監視のみによって、利用者の改札処理を実行することができ、利用者側は改札機を通過するのではなく、駅コンコースを通るだけで改札処理を実行することができる。
【0033】
また、例えば、駅のコンコースの特定エリアの通過の際、通過不可能であることを、改札情報記憶媒体8および改札情報センター6の改札ログ記録部6Bに記憶する。なお、6Aは改札情報センター6の制御部である。
【0034】
更に、本発明の変形例として、駅コンコースにこのような床ユニット3を導入した上で、さらに本発明のシステム1を駅のホームや電車内の床などに導入することで、検札エリアを構築することができる。
【0035】
さらに、指定券(自由席、特急券なども含む)などの情報を改札情報記録媒体8に記録し、電車の座席の足下に本発明のシステム1を導入することで、自動検札が可能になる。この場合、有効な乗車券(改札情報記録媒体)を携行している利用者が着席すると、青又は緑色光を表示したのちに消灯するようにし、無効な乗車券(改札情報記録媒体)を携行しているか、もしくは乗車券(改札情報記録媒体)を携行していない利用者が着席すると、赤色光を表示したまま点灯し続けるようにすることで、不正利用を抑止するようにしてもよい。
【0036】
このように、本発明によれば、駅コンコースの特定エリアを利用者が自由に歩くだけで改札処理を行うことができ、特に、利用者にとっての利便性が向上した、駅などにおける改札システムとして利用することができる。
【0037】
また、ホームの検札システムとして利用したり、列車内における検札システムとして利用するなど、発展的に利用することができる。
【0038】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明のフリーゲート改札システムは、駅コンコースの特定エリアを自由に歩くだけで改札処理を行うことができる、フリーゲート改札システムとして利用可能である。
【符号の説明】
【0040】
1 フリーゲート改札システム
2 駅コンコースの特定エリア
3 床ユニット
3A 床ユニットの制御部
3B 床ユニットの改札情報送受信部
3C 床ユニットの人体検知部
3D 床ユニットの表示部
5 改札情報処理装置
5A 改札情報処理装置の制御部
5B 改札情報処理装置の判定処理部
5C 改札情報処理装置の利用者追跡部
6 改札情報センター
6A 改札情報センターの制御部
6B 改札情報センターの改札ログ記録部
7 監視用カメラ
8 改札情報記録媒体
8A 改札情報記録媒体の制御部
8B 改札情報記録媒体の記憶部
8C 改札情報記録媒体の改札情報送受信部
10A 有効な改札情報記録媒体を携帯している利用者
10B 無効な改札情報記録媒体を携帯している利用者
10C 改札情報記録媒体を携帯していない利用者
図1
図2
図3