【実施例】
【0231】
スキームおよび実施例
これらの例示的方法の一般的態様を、以下および実施例に記載する。以下のプロセスの各生成物を、次のプロセスでのその使用前に任意選択的に分離、単離、および/または精製する。
【0232】
本発明の化合物の多数の例示的な調製方法を、本明細書中(例えば、以下の実施例中)に示す。これらの方法は、かかる調製物の性質の例示を意図し、適用可能な方法の範囲を制限することを意図しない。一定の本発明の化合物を、本発明の他の化合物の調製のための中間体として使用することができる。
【0233】
工程A:中間体の調製:
1.中間体Iの調製
【0234】
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:乾燥し、アルゴンをパージした三つ口丸底フラスコ(1000mL)に、0℃で無水ジクロロメタン(100mL)およびEt
2Zn(28mL、273mmol)を添加した(注意:アルゴン供給は、ニードルによってはならない。適切なガラスアダプターのみを使用すること。過剰な圧力の上昇を防止するために第2のバブラーをフラスコに取り付けることもできる。)。次いで、シクロペンタン−3−オール(10.0mL、119mmol)をフラスコに滴下し(大量のエタンガスが発生した)、ガス発生が停止するまで反応混合物を撹拌させた。次いで、ジヨードメタン(22mL、242mmol)を、30分間にわたって滴下した。反応物を室温まで加温させ、アルゴンを能動的に流しながら一晩撹拌させ続け、その時点でTLC分析によって出発アルコールの完全な消失が示された。次いで、反応物をCH
2Cl
2で希釈し、2M HClで反応を停止させた(白色沈殿が完全に溶解するはずである)。二相混合物を分液漏斗に注ぎ、有機層を回収した。100mLの物質が残存するまで、溶媒を減圧下で除去した。
【0235】
工程2:無水ジクロロメタン(525mL)をフラスコに添加し、その後にトリエチルアミン(34mL、245mmol)を滴下した。反応物を、窒素を能動的に流しながら室温で撹拌させ続け、その時点でジスクシンイミジルカーボナート(40.7g、159mmol)をフラスコに少しずつ添加した。TLC分析によって出発物質の完全な消失が示されるまで(2〜3日)、反応物を撹拌させた。完了の際、反応混合物の反応を1M HCl(200mL×2)で停止させ、H
2O(200mL×2)で洗浄した。所望の物質を、CH
2Cl
2を使用して抽出し、合わせた有機層を、無水MgSO
4を使用して乾燥させ、シリカプラグに通した。溶媒を減圧下で除去し、粗物質を、フラッシュクロマトグラフィ(R
f=0.33,1:1 Hex/EtOAc)を使用して精製して、中間体I(22g、75%)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δ5.24(t,1H),3.82(s,4H),2.24(m,2H),2.03(d,2H),1.38(m,2H),0.48(m,1H),0.40(m,1H)。
【0236】
2.中間体IIの調製:
【0237】
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
cis−3−ヒドロキシビシクロ[3.1.0]ヘキサン(980mg、10mmol)、4−ニトロ安息香酸(2.0g、12mmol)、およびトリフェニルホスフィン(3.0g、12mmol)を含むTHF(20mL)の溶液に、0℃でジイソプロピルアゾジカルボキシラート(2.58mL、12mmol)を添加した。混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、2.2g(0.96g、77%)のエステルを得た。LC/MS=775.4(M
++1)。
【0238】
このエステルをTHF(40mL)に溶解し、水酸化リチウム水溶液(2g/20mL)を添加した。混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、ジエチルエーテル(30mL)を添加した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、約10mLに濃縮した。ジクロロメタン(40mL)を添加し、硫酸ナトリウムで再度乾燥させた。得られた生成物のアルコール溶液を約20mLに濃縮し、これを次の反応に直接使用した。式Iの調製手順に類似の手順にしたがって中間体IIを得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δ4.80(t,1H),3.82(s,4H),2.38(m,2H),2.01(d,2H),1.40(m,2H),0.45(m,1H),0.02(m,1H)。
【0239】
3.トリペプチド中間体の調製:
【0240】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:N−t−Boc−cis−4−ヒドロキシ−L−プロリンメチルエステル(100.0g、407.7mmol)およびDABCO(1.5当量、68.6g、611.6mmol)を、メカニカルスターラーおよび添加漏斗を備えた2L三つ口丸底フラスコ中の無水トルエン(200mL)に溶解した。溶液をN
2下にて0℃に冷却後、4−ブロモ−ベンゼンスルホニルクロリド(1.3当量、135.6g、530.0mmol)を含む300mLのトルエンの溶液を60分間にわたって添加漏斗で添加した。反応混合物を撹拌し、一晩(16時間)室温まで加温させた。混合物を2Lの1M Na
2CO
3(水溶液)にゆっくり注ぎ、生成物をEtOAc(2L)で抽出した。有機相を0.5N
HCl(2L)、H
2O(1L)、およびブライン(1L)によって洗浄後、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して195.45gのの黄色油性ブロシラート生成物を得た。
【0241】
上記ブロシラート(407.7mmol)を含むジクロロメタン(300mL)溶液に4.0M HClを含むジオキサン(500mL、5当量)をゆっくり添加し、得られた溶液を室温で2時間撹拌させた。エーテル(500mL)を反応混合物に添加後、混合物を15分間撹拌し、白色沈殿を濾過によって回収した。固体をエーテルおよびヘキサンで洗浄し、次いで、真空下で一晩乾燥させて、153.0gのHClアミン塩(2工程で381.8mmol、収率94%)を得た。
【0242】
工程2:Boc−tert−ブチル−グリシン(97.0g、420.0mmol)を含むDMF(200mL)およびDCM(200mL)の溶液に、室温でHATU(217.76g、572.7mmol)およびヒューニッヒ塩基(126mL、1145.4mmol)を添加した。混合物を室温で20分間撹拌した後、前のHCl塩(153.0g、381.8mmol)およびヒューニッヒ塩基(126mL、1145.4mmol)を含むDMF(200mL)およびジクロロメタン(200mL)の溶液を、上記酸混合物に少しずつ添加した。反応混合物を、LCMSによってモニタリングしながら室温で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮してジクロロメタンを除去し、形成された白色固体を濾別した。残存DMF溶液を酢酸エチル(1L)で希釈し、3%LiCl(水溶液)(3×650mL)、飽和NH
4Cl(2×500mL)、0.5N HCl(水溶液)(2×600mL)、ブライン(500mL)、飽和NaHCO
3(3×500mL)、およびブライン(500mL)で連続的に洗浄した。得られた有機画分を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して、粗トリペプチド(111g)を得た。
【0243】
工程3:メチルエステル(120g、207.8mmol)を含むTHF(300mL)、MeOH(75mL)溶液に、LiOH(26.18g、623.4mmol)のH
2O溶液(150mL)を添加した。溶液を、室温で4時間撹拌させた。混合物を、3N
HClで約pH5.5に酸性化しながら氷浴中で冷却し、10分間撹拌し、得られた白色固体を濾過によって回収した。固体を、さらなる水、エーテル、およびヘキサンで洗浄した。固体を真空下にて40℃で一晩乾燥させて、95.78g(82%)の酸を得た。
【0244】
工程4:カルボン酸(81.4g、144.27mmol)を含むDMF(200mL)およびジクロロメタン(200mL)の溶液に、室温でHATU(82.3g、216.4mmol)およびヒューニッヒ塩基(47.5mL、432.8mmol)を添加した。混合物を室温で20分間撹拌した後、アミン(158.7mmol)およびヒューニッヒ塩基(47.5mL、1145.4mmol)を含むDMF(200mL)およびジクロロメタン(200mL)の溶液を、上記酸混合物に少しずつ添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、LCMSによってモニタリングした。混合物を減圧下で濃縮してジクロロメタンを除去した後、形成された白色固体を濾別した。残存DMF溶液を、酢酸エチル(600mL)で希釈し、3% LiCl(水溶液)(2×550mL)、飽和NH
4Cl(500mL)、1N HCl(水溶液)(500mL)、飽和NaHCO
3(500mL)、およびブライン(300mL)で連続的に洗浄した。得られた有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮して、粗トリペプチド(111g)を得た。
【0245】
工程5:粗トリペプチドを室温で4N HClを含むジオキサン(300mL)に溶解し、2時間撹拌した。次いで、真空下で濃縮し、乾燥するまでジクロロメタン(2×200mL)で同時蒸発させた。残渣をEtOAc(600mL)および飽和NaHCO
3水溶液(1L)に溶解した。これを強く撹拌した。10分後、炭酸ビシクロ[3.1.0]ヘクス−3−イルエステル2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イルエステル(中間体I、41.4g、173.1mmol)を、一度に添加した。得られた混合物をさらに30分間撹拌後、有機層を回収し、ブライン(500mL)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。粗生成物を、酢酸エチル/ヘキサンを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、94.44g(92%)のトリペプチド中間体IIIを得た。
【0246】
4.キノリン中間体IVの調製:
【0247】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:1−(2−アミノ−3−クロロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−エタノン(70.7g、354mmol)を、48% HBr水溶液(500mL)中にて110℃で72時間撹拌した。混合物を撹拌しながら0℃に冷却後、固体を濾過し、水で洗浄した。得られた固体を飽和NaHCO
3溶液(約350mL)でトリチュレートし、濾過し、水で洗浄し、真空下で乾燥させて、暗褐色固体として約40g(61%)の粗生成物を得た。LC/MS=186(M
++1)。
【0248】
工程2:1−(2−アミノ−3−クロロ−4−ヒドロキシ−フェニル)−エタノン(40g、215mmol)を、DMF(360ml)に溶解した。炭酸セシウム(140g、430mmol)を添加し、その後にブロモアセトアルデヒドジメチルアセタール(54.5g、323mmol)を添加した。次いで、混合物を65℃で24時間強く撹拌した。室温への冷却の際、EtOAc(1L)およびH
2O(1L)を混合物に添加した。有機層をEtOAc(1×400ml)で抽出した。合わせた有機層を3%LiCl水溶液(2×1L)、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、白色固体として所望の生成物を得た(39g、67%)。
【0249】
工程3:1−[2−アミノ−3−クロロ−4−(2,2−ジメトキシ−エトキシ)−フェニル]−エタノン(13g、47.5mmol)およびイソプロピルアミノチアゾール−4−カルボン酸ヒドロブロミド(12.64g、47.5mmol)の混合物を含むピリジン(150ml)に、−40℃でオキシ塩化リン(9.47g、61.8mmol)をゆっくり添加した。次いで、混合物を0℃で4時間撹拌した。反応完了の際、H
2O(30ml)を混合物に滴下した。次いで、混合物を0℃でさらに15分間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO
3水溶液で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をCH
2Cl
2に溶解し、ヘキサンを溶液にゆっくり添加すると、黄色固体が沈殿し始めた。母液中にあまり多くの生成物が残存しなくなるまで、さらなるヘキサンを添加した(18g、85%)。
【0250】
工程4:2−イソプロピルアミノ−チアゾール−4−カルボン酸[6−アセチル−2−クロロ−3−(2,2−ジメトキシ−エトキシ)−フェニル]−アミド(18g、40.7mmol)を、トルエン(400ml)に懸濁した。NaH(2.4g、61mmol)を、H
2発生をモニタリングしながら強く撹拌した混合物に添加した。混合物は、加熱還流中に透明な溶液になった。3時間の還流後、反応が完了した。混合物を室温に冷却した。AcOH(69.2mmol)水溶液(3倍体積)を混合物に添加した。0℃で1時間の強い撹拌後、固体を濾過によって回収し、H
2Oでリンスした。湿ったケーキを高真空下で一定重量まで乾燥させて、中間体IV(15g、86%)を得た。
【0251】
5.キノリン中間体Vの調製:
【0252】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
固体である2−クロロ−3−メトキシ−フェニルアミン(3.98g、25mmol)およびマロン酸(2.63g、25mmol)の混合物を含む250ml丸底フラスコに、オキシ塩化リン(2.5ml、27.5mmol)を添加した。混合物を95℃に加熱すると、強い撹拌中にゆっくりと気泡が発生し、1.5時間で気泡発生が停止した。次いで、混合物を室温に冷却した。オキシ塩化リン(30ml)を暗褐色タール様物質に添加し、115℃に加熱した。加熱の際、全物質が溶解した。3時間の還流後、混合物を真空下で濃縮した。残渣をクロロホルムで希釈し、氷水に注いだ。3N NaOH水溶液を添加してpH10に調整した。水層をクロロホルムで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、白色固体として生成物を得た(2工程で2.75g、46%)。LC/MS=261.9(M
++1)。
【0253】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
ピラゾール(3.1g、45.7mmol)およびトリクロロ化合物(1.2g、4.57mmol)の混合物を、密封マイクロ波管中で加熱した。全固体が80℃で融解した後、管をハウスバキュームに供して残存する水分を除去し、混合物を115℃で18時間攪拌させた。酢酸エチルおよびH
2Oを添加して全固体を溶解した。有機相を、0.5N
HCl水溶液およびブラインで洗浄した。次いで、有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。固体を酢酸エチル/ヘキサンでトリチュレートし、濾過によって回収し、高真空下でさらに乾燥させて、淡黄色固体としてピラゾールを得た(1.28g、少量のビス添加付加物が夾雑している)。LC/MS=294.0(M
++1)。
【0254】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
前工程由来の生成物(650mg、2.2mmol)を、酢酸ナトリウム(2.2g、27mmol)と共に酢酸(7ml)に懸濁した。混合物を、密封マイクロ波管中にて130℃で3日間加熱した。室温への冷却中に混合物が固化した。酢酸エチルおよびH
2Oを添加して、混合物を溶解した。飽和重炭酸ナトリウム水溶液を有機層に添加し、5分間撹拌した。次いで、有機層をブラインで洗浄し、真空下で濃縮した。次いで、残渣を酢酸エチル/ヘキサンでトリチュレートした。中間体V(HPLCによって精製)を濾過によって回収した(2工程で300mg、50%)。LC/MS=276.0(M
++1)。
【0255】
セクションB:
(実施例1)化合物1の調製
【0256】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
メチルエステル(0.62g、1.1mmol)、ヒドロキシキノリン(0.34g、1.1mmol)、および炭酸セシウム(0.39g、1.2mmol)の混合物を含むNMP(6mL)を、65℃で16時間撹拌した。混合物を、酢酸エチル(50mL)と3%LiCl水溶液(50mL)との間で分配した。有機層を3%LiCl水溶液(50mL)で洗浄し、次いで、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、赤褐色固体としてカップリング生成物(0.45g、64%)を得た。上記生成物を含むTHF(2mL)およびMeOH(2mL)の溶液を、水酸化リチウム水溶液(0.29mg/2mL)にて室温で3時間処理し、4N HClで中和した。揮発性溶媒の除去後、混合物をジクロロメタンで抽出し、抽出物を乾燥するまで濃縮して酸生成物を得た。LC/MS=642.3(M
++1)。
【0257】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
酸(440mg、0.69mmol)、(1R,2S)−1−アミノ−2−ビニル−シクロプロパンカルボン酸メチルエステル塩酸塩(147mg、0.82mmol)、およびジイソプロピルエチルアミン(0.48mL、2.8mmol)の溶液に、0℃でHATU(390mg、1.0mmol)を添加し、30分間撹拌した。酢酸エチル(50mL)および3%LiCl水溶液(50mL)を、撹拌しながら混合物に添加した。有機層を取り、3%LiCl水溶液(50mL)で洗浄し、次いで、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、赤褐色固体としてカップリング生成物を得た(0.35g、66%)。LC/MS=765.5(M
++1)。上記生成物を含むジクロロメタン(3mL)の溶液を、4N HClを含むジオキサン(8mL)にて室温で2時間処理し、乾燥するまで濃縮し、アミンを得た。
【0258】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
アミン(38mg、0.054mmol)を含むジクロロメタン(20mL)および5%重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)の二相性溶液に、出発物質が完全に消費されるまで(30分毎、全部で約25mg/1mL)、中間体Iを含むジクロロメタンの溶液を4回に分けて添加した。ジクロロメタン層を取り、濃縮した。残渣を、溶離液として水/アセトニトリル(0.05% TFA)を使用した分取HPLCによって精製した。次いで、メチルエステル生成物を、MeOH/水(20mL/2mL)に溶解した。過剰量の水酸化リチウム(100mg)を添加し、室温で24時間撹拌した。ジクロロメタン(40mL)および1N HCl(20mL)を連続的に添加した。撹拌しながら、水溶液が約pH7になるまで、飽和重炭酸ナトリウム水溶液を滴下した。ジクロロメタン層を濃縮し、残渣を、溶離液として水/アセトニトリル(0.05% TFA)を使用した分取HPLCによって精製して、14mg(33%)の化合物1を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.75(s,1H),8.24(d,J=9.6Hz,1H),8.18(s,1H),7.75(m,2H),7.34(d,J=9.6Hz,1H),5.87(dd,1H),5.77(brs,1H),5.28(d,J=17.1Hz,1H),5.11(d,J=10.5Hz,1H),4.74(t,1H),4.64(d,1H),4.51(t,1H),4.20(m,2H),4.09(m,1H),4.05(s,3H),2.78(m,1H),2.59(m,1H),2.20(q,1H),1.95(dd,1H),1.85(dd,1H),1.72(m,2H),1.43(m,2H),1.34(d,6H),1.19(m,2H),1.04(s,9H),0.38(m,2H)。LC/MS=775.4(M
++1);LC/MS R
t=2.45分。
【0259】
(実施例2)化合物2の調製
【0260】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
化合物2を、カーボナートIIの使用を除いて化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.75(s,1H),8.28(d,J=9.6Hz,1H),8.18(s,1H),7.77(s,1H),7.73(s,1H),7.34(d,J=9.6Hz,1H),5.86(dd,1H),5.77(brs,1H),5.28(d,J=17.1Hz,1H),5.11(d,J=10.5Hz,1H),4.72(t,1H),4.64(d,1H),4.18(m,1H),4.12(m,2H),4.06(s,3H),2.78(m,1H),2.58(m,1H),2.20(q,1H),1.93(dd,1H),1.4−1.4(m,4H),1.34(d,6H),1.30(m,2H),1.22(m,2H),1.04(s,9H),0.38(q,1H),−0.14(m,1H)。LC/MS=775.4(M
++1);LC/MS R
t=2.33分。
(実施例3)化合物3の調製
【0261】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
化合物3を、8−クロロ−2−(2−イソプロピルアミノ−チアゾール−4−イル)−7−メトキシ−キノリン−4−オールの使用を除いて化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得たトリペプチド中間体の使用を除いて、化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。LC/MS=809.5(M
++1);LC/MS R
t=4.42分(運転6分)。
【0262】
(実施例4)化合物4の調製
【0263】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
化合物4を、8−クロロ−2−(2−イソプロピルアミノ−チアゾール−4−イル)−7−メトキシ−キノリン−4−オールの使用を除いて化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得たトリペプチドの使用を除いて、化合物2の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。LC/MS=809.5(M
++1);LC/MS R
t=4.38分(運転6分)。
【0264】
(実施例5)化合物5の調製
【0265】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
化合物5を、エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オールの使用を除いて化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得たカーボナートの使用を除いて、化合物3の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。LC/MS=823.3(M
++1);分析HPLC R
t=5.40分(運転7分)。
【0266】
(実施例6)化合物6の調製
【0267】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
化合物6を、(+)−エンド−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オールの使用を除いて化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得たカーボナートの使用を除いて、化合物3の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。LC/MS=823.3(M
++1);分析HPLC R
t=5.41分(運転7分)。
【0268】
(実施例7)化合物7の調製
【0269】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
化合物7を、(1R,2S)−1−アミノ−2−エチル−シクロプロパンカルボン酸メチルエステル塩酸塩の使用を除いて化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得たトリペプチドからの出発を除いて、化合物3の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。
【0270】
カーボナートを、trans−6,6−ジフルオロ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−オール(WO266640558号にしたがって得た後、シリカゲルクロマトグラフィ分離によってcisおよびtrans異性体に分離した)の使用を除いて化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。LC/MS=847.5(M
++1);LC/MS R
t=2.76分。
【0271】
(実施例8)化合物8の調製
【0272】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
化合物8を、cis−6,6−ジフルオロ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−オールの使用を除いて化合物1の調製手順に類似の手順に従うことによって得たカーボナートの使用を除いて、化合物7の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。LC/MS=847.5(M
++1);LC/MS R
t=2.73分。
【0273】
(実施例9)化合物9の調製
【0274】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
トリペプチド(391mg、0.55mmol)および中間体V(150mg、0.55mmol)を、NMP(3ml)に溶解した。炭酸セシウム(352mg、1.08mmol)を混合物に添加し、混合物を70℃で4時間加熱した。酢酸エチルおよび3%LiCl水溶液を残渣に添加した。有機層を、3%LiCl水溶液(1回)およびブラインで洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣をTHF(1.5ml)に溶解した。LiOH水溶液(5.5mmol、1.5ml)を混合物に添加し、その後にMeOH(2ml)を添加した。室温で1.5時間の強い撹拌後に反応が完了した。4N HCl水溶液を添加して、pH5に調整した。酢酸エチルおよびブラインを残渣に添加し、有機層を真空下で濃縮した。残渣を、溶離液として水/アセトニトリル(0.05% TFA)を使用した分取HPLCによって精製して、化合物9を得た(120mg、低溶解性により、精製中に生成物がいくらか喪失した)。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ8.78(s,1H),8.56(s,1H),8.04(d,J=9.3Hz,1H),7.91(s,1H),7.51(s,1H),7.40(d,J=9.3Hz,1H),7.01(d,J=8.4Hz,1H),6.67(s,1H),5.64−5.77(m,1H),5.58(brs,1H),5.20(d,J=17.7Hz,1H),5.05(d,J=11.4Hz,1H),4.59(t,1H),4.44(t,J=8.4Hz,1H),4.33(d,1H),3.94−4.07(m,2H),4.02(s,3H),2.48−2.60(m,1H),2.20−2.35(m,1H),1.85−2.11(m,2H),1.72−1.85(m,1H),1.50−1.51(m,2H),1.05−1.35(m,4H),0.93(s,9H),0.39(q,1H),0.25−0.38(m,1H)。LC/MS=735.4(M
++1)。
【0275】
(実施例10)化合物10の調製
【0276】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
化合物10を、化合物9の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ8.78(s,1H),8.31(brs,1H),8.04(d,J=9.6Hz,1H),7.91(s,1H),7.50(s,1H),7.38(d,J=9.3Hz,1H),6.98(d,J=9.9Hz,1H),6.66(s,1H),5.56(s,1H),4.59(t,1H),4.44(t,J=8.4Hz,1H),4.33(d,1H),3.94−4.07(m,2H),4.02(s,3H),2.48−2.60(m,1H),2.20−2.35(m,1H),1.85−2.11(m,2H),1.40−1.60(m,2H),1.06−1.30(m,4H),0.93(s,9H),0.90−1.05(m,4H),0.39(q,1H),0.25−0.38(m,1H)。LC/MS=737.4(M
++1)。
【0277】
(実施例11)化合物11の調製
【0278】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
化合物11を、化合物9の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。LC/MS=863.5(M
++1)。
【0279】
(実施例12)化合物12の調製
【0280】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
化合物11(25mg)を、50% TFAを含むCH
2Cl
2に溶解した。室温で2時間の撹拌後に反応が完了した。混合物を真空下で濃縮した。残渣をCH
3CNおよびH
2Oに溶解し、凍結し、凍結乾燥器に入れて、淡黄色固体として化合物12を得た(20mg)。LC/MS=763.5(M
++1)。
【0281】
(実施例13)化合物13の調製
【0282】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
メチルエステル(0.95g、1.08mmol)をCH
2Cl
2(10ml)に溶解し、4N HClを含む1,4−ジオキサン(30ml)を添加した。室温で4時間の撹拌後に反応が完了した。混合物を真空下で濃縮した。飽和重炭酸ナトリウム水溶液(80ml)およびCH
2Cl
2(80ml)を残渣に添加した。全残渣が溶解するまで強く撹拌し続けた。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮し、250mg(0.322mmol)の物質をCH
2Cl
2(2ml)に溶解し、次いで、酢酸(56μl、0.967mmol)およびアセトン(72μl、0.967)を添加した。室温で20分間の撹拌後、混合物を0℃に冷却し、ナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(102mg、0.483mmol)を一度に添加した。室温で10時間の撹拌後、飽和重炭酸ナトリウム水溶液およびCH
2Cl
2を混合物に添加した。有機層をブラインで洗浄し、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、淡黄色固体として生成物を得た(180mg)。固体をTHF(4ml)に溶解し、LiOH(184mg、44mmol)の水溶液(4ml)を添加し、その後にMeOH(4ml)を添加した。2時間で反応が完了した。混合物を真空下で濃縮した。TFAを添加してpH2に調整した。混合物を真空下で濃縮した。残渣を、溶離液として水/アセトニトリル(0.05% TFA)を使用した分取HPLCによって精製して、鮮黄色固体として化合物13を得た(128mg)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.66(s,1H),8.22(d,J=9.3Hz,1H),8.00(m,1H),7.94(d,J=7.5Hz,1H),7.79(s,1H),7.58(d,J=9.3Hz,1H),7.14(d,J=8.4Hz,1H),5.70(s,1H),4.72(t,J=8.4Hz,1H),4.54(d,J=12.3Hz,1H),4.39(t,J=6.6Hz,1H),4.01−4.25(m,2H),4.13(s,3H),2.73−2.83(m,1H),2.50−2.62(m,1H),1.85−1.92(m,1H),1.60−1.80(m,5H),1.45−1.60(3H),1.47(d,6H),1.10−1.30(m,3H),1.00(s,9H),0.32−0.40(m,1H),0.25−0.35(m,1H);LC/MS=805.5(M
++1)。
【0283】
(実施例14)化合物14の調製
【0284】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
環状トリペプチド(5g、10.4mmol)およびp−トルエンスルホニルヒドラジド(14.6g、78.2mmol)をエチレングリコールジメチルエーテル(90ml)に溶解した。酢酸ナトリウム(12.8g、156mmol)を添加し、その後にH
2O(10ml)を添加した。次いで、懸濁液を95℃に加熱した。8時間撹拌後に混合物を室温に冷却した。酢酸エチルおよび飽和重炭酸ナトリウム水溶液を混合物に添加した。有機層を0.5N HCl水溶液、ブラインで洗浄し、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、白色固体として所望の生成物を得た(4.2g、84%)。この固体(4.2g、8.7mmol)およびDABCO(3.2g、27.9mmol)をトルエン(12ml)に溶解した。4−ブロモベンゼンスルホニルクロリド(7.1g、27.9mmol)を含むトルエン(12ml)を混合物に滴下した。反応物を室温で撹拌したままにした。5%炭酸ナトリウム水溶液および酢酸エチルを混合物に添加し、20分間強く撹拌したままにした。水層を酢酸エチル(1回)で抽出した。合わせた有機層を5%炭酸ナトリウム水溶液(2回)、1N HCl水溶液(1回)、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、オフホワイトの固体として粗物質を得た。粗物質をCH
2Cl
2に溶解し、4N HClを含む1,4−ジオキサンを添加した。室温で2時間の撹拌後に反応が完了した。混合物を真空下で濃縮し、高真空下でさらに一晩乾燥させた。粗残渣2.5g(約3.9mmol)に酢酸エチルおよび飽和重炭酸ナトリウム水溶液を添加した。全固体が溶解するまで、混合物を強く撹拌した(水層のpHを8超に保持)。P3スクシンイミジルエステル(1.13g、4.7mmol)を含む酢酸エチルを混合物に添加した。30分間で反応が完了した。水層を酢酸エチル(1回)で抽出した。合わせた有機層を真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、白色固体としてブロシラートを得た(4工程で2.5g、88%)。LC/MS=724.3(M
++1)。
【0285】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
化合物14を、示すように大環状トリペプチドおよびキノリンの使用を除いて化合物9の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.65(s,1H),8.29(d,J=9.3Hz,1H),7.69(s,1H),7.64(d,J=9.6Hz,1H),5.71(s,1H),4.78(d,J=8.1,1H),4.72(d,1H),4.40−4.52(m,3H),4.25(d,1H),4.00−4.18(m,2H),3.85−3.89(m,1H),3.47(s,3H),2.63−2.80(m,2H),1.10−2.00(m,23H),1.35(d,J=6.3Hz,6H),0.30−0.39(m,2H)。LC/MS=851.5(M
++1)。
【0286】
(実施例15)化合物15の調製
【0287】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
化合物15を、示すように大環状トリペプチドおよびキノリンの使用を除いて化合物9の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.65(s,1H),8.33(d,J=9.6Hz,1H),8.20(s,1H),7.76(s,1H),7.60(d,J=9.3Hz,1H),5.72(s,1H),4.75−4.82(m,3H),4.58−4.70(m,2H),4.30(d,1H),4.09(d,1H),3.92−4.06(brs,4H),3.81(t,2H),3.59(brs,4H),2.60−2.80(m,2H),1.10−2.00(m,23H),1.38(d,J=5.4Hz,6H),0.32−0.42(m,2H)。LC/MS=921.5(M
++1)。
【0288】
(実施例16)化合物16の調製
【0289】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
化合物16を、化合物9の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d6):δ8.59(s,1H),8.11(d,J=9.3Hz,1H),7.80−7.96(m,4H),7.51(d,J=9.3Hz,1H),7.04(d,1H),5.65−5.78(m,1H),5.58(s,1H),5.18(d,1H),5.06(d,J=10.5Hz),4.62(t,1H),4.45(t,1H),4.32(t,1H),3.90−4.20(m,2H),4.04(s,3H),2.50−2.65(m,1H),2.22−2.38(m,1H),1.78−2.10(m,3H),1.42−1.60(m,3H),1.10−1.38(3H),1.47(d,6H),1.10−1.30(m,3H),0.94(s,9H),0.23−0.48(m,1H);LC/MS=803.5(M
++1)。
【0290】
(実施例17)化合物17の調製
【0291】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥し、窒素をパージした丸底フラスコ(250mL)に、Boc保護ジペプチドを添加した。次いで、無水CH
2Cl
2(15mL)をフラスコに添加し、得られた透明な黄色混合物を、完全に均一になるまで撹拌した。最後に、HCl(5mL、4Nジオキサン溶液)をフラスコに滴下し、出発物質が完全に消失するまで(LC/MSによって示す場合、1.5時間)、反応混合物を室温で撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、アミン塩を次の工程で使用した。LC/MS=473.0(M
++1)。
【0292】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
アミン塩を含む丸底フラスコ(500mL)に、アミノ酸(951.63mg、3.67mmol)およびCH
2Cl
2(150mL)を添加した。次いで、DIPEA(2.56mL、14.68mmol)を添加し、均一な混合物を0℃に冷却した。次いで、HATU(3.49g、9.18mmol)をフラスコに添加し、反応混合物を室温まで加温させた。出発物質が完全に消失するまで、反応物を室温で撹拌し続けた。一晩の撹拌後、TLCおよびLC−MS分析は、反応の完了を示した。溶媒を減圧下で除去し、トリペプチドを得られたままで次の工程で使用した。LC/MS=714.2(M
++1)。
【0293】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
トリペプチドを含む丸底フラスコ(100mL)に、無水CH
2Cl
2(15mL)を添加した。混合物を数分間撹拌させた。HCl(9.18mL、4Nジオキサン溶液)を滴下した。反応物を室温で1.5時間撹拌し続け、その時点でLC−MSは出発物質の完全な消失を示した。溶媒を減圧下で除去し、アミン塩を得られたままで次の工程で使用した。LC/MS=614.1(M
++1)。
【0294】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
アミン塩を含む丸底フラスコ(250mL)にEtOAc(65mL)を添加した。次いで、飽和NaHCO
3(60mL)を添加し、二相性溶液を1時間強く撹拌し、この時点で両方の相が均一であった。炭酸エステル(1.05g、4.40mmol)およびEtOAc(15mL)の溶液を別の丸底フラスコ(50mL)に作製し、この溶液をカニューレを介して反応フラスコに添加した。反応物を室温で1時間撹拌し、この時点で、LC−MSは出発物質の完全な消失を示した。有機層を分離し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をフラッシュクロマトグラフィ(EtOAC/1:1 EtOAc/MeOH)を使用して精製した。1.0g(4工程で37%)のトリペプチドを得た。LC/MS=710.2(M
++1)。
【0295】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥し、アルゴンパージした梨型フラスコ(50mL)に、キノリン(500mg、1.32mmol)、トリペプチド(1.00g、1.35mmol)、および無水NMP(4mL)を添加した。フラスコを穏やかに加温して、溶解を増大させた。次いで、Cs
2CO
3(531.24mg、1.63mmol)を添加し、フラスコを予熱した65℃の油浴中に入れた。2.5時間の撹拌後、LC−MSは、出発物質から所望の生成物への50%の変換を示した。油浴温度を80℃に上昇させ、反応物をさらに2時間撹拌し続けた。次いで、フラスコを室温に冷却し、LiOH水溶液(10mL、25mmol)を添加し、その後にMeOH/THFの1:1溶液(40mL)を添加した。次いで、フラスコを、45℃に設定した予熱油浴に入れ、出発物質が完全に消失するまで撹拌させた。3.5時間後、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をEtOAcで希釈し、1M HClで中和した。水層をEtOAc(3×15mL)で抽出し、合わせた有機層を2%LiCl(3×10mL)およびブライン(3×10mL)で洗浄し、次いで、MgSO
4で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去し、粗物質を分取HPLC(水/アセトニトリル(0.05%
TFA)を使用して精製した。400mg(2工程で35%)の化合物17を得た。
1H NMR(CDCl
3,300MHz)δ8.62(s,1H),8.28(m,1H),7.67(m,2H),5.82(m,1H),5.30(m,1H),5.13(m,2H),4.72(m,1H),4.50(s,1H),4.37(s,1H),4.03(m,7H),3.92(m,6H),3.47(s,2H),3.32(s,2H),2.83(m,2H),2.61(m,2H),1.92(m,2H),1.72(m,4H),1.56(m,4H),1.18(m,6H),0.27(m,2H)。
【0296】
(実施例18)化合物18の調製
【0297】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
ビス−フェノール(2.0g、6.58mmol)を0℃でDMF(50ml)に溶解し、NaH(589mg、14.73mmol)を少しずつ添加した。反応物を30分間撹拌した。次いで、2−(2−ブロモ−エトキシ)−テトラヒドロピラン(1.05mL、6.95mmol)を混合物に添加した。次いで、混合物を室温で強く撹拌し、HPLC、LC/MSによってモニタリングした。18時間後、反応物をEtOAcおよび3%LiCl水溶液で希釈し、pH6に酸性化した。層を分離し、水層をEtOAcで再度抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、真空下で濃縮して、所望の生成物(2.61g、92%)を得た。LC/MS=430(M
++1)。
【0298】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
工程1および2:上記と同一の手順を使用した。LC/MS=890(M
++1)。
【0299】
工程3:酸(503.5mg、0.566mmol)をMeOH(1.80mL)に溶解し、0℃に冷却した。濃HCl(1.8mL)を溶液に添加した。混合物を2時間撹拌した。反応完了の際、混合物を濃縮して溶媒を除去した。粗生成物を分取HPLCによって精製して、黄色固体として化合物18を得た(159.2mg)、LC/MS=805(M
++1)。
【0300】
(実施例19)化合物19の調製
【0301】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:酸、p−TsNHNH
2、およびNaOAcの混合物を含むDME(10mL)/H
2O(1mL)を、95℃で2時間加熱した。反応完了の際、混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)および1N HClで(約pH3まで)希釈した。層の分離後、水層をEtOAcで逆抽出した。有機層を合わせ、濃縮した。粗生成物を分取HPLCによって精製して、黄色固体を得た。LC/MS=892(M
++1)。
【0302】
工程2:酸をMeOH(3mL)に溶解し、0℃に冷却した。濃HCl(3mL)を溶液に添加した。混合物を2時間撹拌した。反応完了の際、混合物を濃縮して溶媒を除去した。粗生成物を分取HPLCによって精製して、黄色固体として所望の化合物19を得た(187.7mg)。LC/MS=807(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δ8.80(b,1H),8.20(d,1H),7.9(m,1H),7.50(m,1H),7.30(d,1H),5.90−5.80(m,2H),5.10(m,1H),4.80−4.40(m,4H),4.3(m,3H),4.05(m,3H),3.20(m,1H),3.00−2.70(m,1H),2.20(m,2H),1.80−1.60(m,6H),1.50(m,2H),1.3(m,9H),1.10−0.90(m,14H),0.50(m,2H)。
【0303】
(実施例20)化合物20の調製
【0304】
【化103】
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工程1:上記と同一の手順を使用してアニリン(1.877g)から開始し、2.56gの生成物を得た。LC/MS=337(M
++1)。
【0305】
工程2:アミド化合物(1.50g、4.45mmol)をt−BuOH(12.5ml)に溶解した。t−BuOK(9.3mL、4.45mmol)を、強く撹拌した混合物に添加した。反応は、75℃で6時間後に完了した。混合物を室温に冷却した。これを4N HCl(5mL)で酸性化した。スラリーをNaH
2PO
4(0.5N)で処理し、濾過した。ケーキを水およびエーテルで洗浄し、次いで、乾燥させて、所望の生成物(1.256g、89%)を得た。LC/MS=319(M
++1)。
【0306】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
化合物20を、上記手順を使用して合成した。LC/MS=779(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.13(d,1H),7.51(s,1H),7.47(d,1H),6.91(s,1H),5.90−5.78(m,1H),5.53(b,1H),5.31−5.09(dd,2H).4.68−4.49m,3H),4.21(s,1H),4.07(b,5H),3.22(m,1H),2.72(m,1H),2.51(m,1H),2.20(m,1H),1.97(m,1H),1.85(m,1H),173−1.63(m,2H),1.44(s,3H),1.41(s,3H),1.36−1.14(m,4H),1.01(s,9H),0.97(s,2H),0.33(m,2H)。
【0307】
(実施例21)化合物21の調製
【0308】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
化合物21を、上記手順を使用して合成した。LC/MS=781(M
++1)。
1H
NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.13(d,1H),7.51(s,1H),7.47(d,1H),6.91(s,1H),5.53(b,1H)4.70−4.40(m,3H),4.21(s,1H),4.07(b,5H),3.67(b,2H),2.72(m,1H),2.52(m,1H),2.20(m,1H),1.97(m,1H),1.85(m,1H),173−1.63(m,2H),1.44(s,3H),1.41(s,3H),1.36−1.14(m,4H),1.01(s,9H),0.97(s,2H),0.33(m,2H)。
【0309】
(実施例22)化合物22の調製
【0310】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
ビス−フェノール(600mg、1.79mmol)を0℃でDMF(18ml)に溶解し、Cs
2CO
3(584mg、1.79mmol)を混合物に添加し、その後にブロモ−アセトニトリル(0.15mL)を添加した。混合物を65℃に加熱し、HPLCおよびLC/MSによってモニタリングした。4時間後、反応物をEtOAcおよび3%LiCl水溶液で希釈した。層を分離し、水層をEtOAcで再度抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、真空下で濃縮して、粗生成物(536mg、80%)を得た。LC/MS=375(M
++1)。
【0311】
【化107】
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工程1:上記と同一の手順を使用のこと。508mgの中間体IIから491mgの生成物を得た。LC/MS=851(M
++1)。
【0312】
工程2:メチルエステル(491mg、0.578mmol)およびNaI(1.738g)をピリジン中で混合し、115℃で19時間加熱した。反応完了の際、混合物を室温に冷却し、EtOAcで希釈し、0.5N HClでpH4に酸性化した。EtOAc(3回)で抽出し、有機物を合わせ、MgSO
4で乾燥させた。濃縮粗生成物を分取HPLCによって精製して、黄色固体として所望の化合物22を得た(71mg、14.7%),LC/MS=837(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.63(s,1H),8.34(d,1H),8.17(s,1H),7.76(s,1H),7.64(d,1H),5.69(b,1H),5.38(b,2H),4.73−4.50(m,3H),4.16(s,1H),4.20−3.98(m,3H),2.80−2.58(m,2H),2.0−1.8(m,2H),1.66(m,4H),0.98(s,2H),0.34(m,2H)。
【0313】
(実施例23)化合物23の調製
【0314】
【化108】
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工程1:ビス−フェノール(7g、23.4mmol)をDMF(50ml)に溶解し、炭酸セシウム(15.25g、46.8mmol)を混合物に添加し、その後にブロモアセトアルデヒドジメチルアセタール(4.13mL、35.1mmol)を添加した。次いで、混合物を65℃で強く撹拌し、HPLCおよびLC/MSによってモニタリングした。さらなる0.5当量のブロモアセトアルデヒドジメチルアセタールおよび1当量の炭酸セシウムを添加した。18時間後、LC/MSは出発物質が残存していないことを示したが、大量のビス−アルキル化副生成物が形成された。反応物を室温に冷却し、EtOAcで希釈した。混合物を3%LiCl水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を、MeOH/EtOAcを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、所望の生成物(1.72g、19%)を得た。LC/MS=390(M
++1)。
【0315】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:室温のトリペプチド(1.46g、3.75mmol)および炭酸セシウム(1.58g、4.88mmol)の混合物を含むNMP(18.5ml)に、キノリン(2.94g、4.12mmol)を一度に添加した。混合物を65℃で3時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(100ml)を混合物に添加した。混合物を3%LiCl水溶液(1×100ml)、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、淡褐色固体として所望の生成物を得た(2.07g、64%)。LC/MS=837(M
++18)。
【0316】
工程3:アセタール(1.24g、1.43mmol)を含む氷酢酸(16mL)の溶液に、1.4N HClの水溶液(6mL)を添加した。混合物を60℃で1.5時間撹拌した。反応完了の際、混合物を濃縮して溶媒を除去し、トルエン(2回)と同時蒸発させて残存酢酸を除去した。次いで、残渣をEtOAc(100mL)および飽和NaHCO
3(100mL)に溶解後、有機層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を高真空下で1時間さらに乾燥させてアルデヒド(1.16g)を得、これを次の工程でそのまま使用した。
【0317】
工程4:粗アルデヒドをCH
2Cl
2(16ml)に溶解し、次いで、モルホリン(164μl、1.89mmol)およびナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(462mg、2.18mmol)を0℃で混合物に添加した。次いで、氷酢酸(25μl、7.8mmol)を混合物に滴下した。反応は、0℃にて10分間で完了した。飽和NaHCO
3水溶液を添加して反応を停止させた。さらに20分間の撹拌後、有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。粗生成物は、そのままで使用するのに十分な純度であった(LC/MSによる)。LC/MS=890(M
++1)。
【0318】
この粗生成物をTHF(60ml)に溶解し、次いで、LiOH(1200mg、28.6mmol)の水溶液(20ml)を添加し、その後にMeOH(4ml)を添加した。混合物を、室温で20時間撹拌したままにした。反応完了の際、TFAを0℃で添加して、pH4に調整した。混合物をEtOAc(2×200ml)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取HPLCによって精製して、黄色固体として化合物23を得た(1.086g、73%)。LC/MS=876(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ7.94(d,1H),7.40(s,1H),7.44(d,1H),7.39(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.39(m,1H),4.32−4.20(m,5H),3.80−3.68(m,4H),3.59(bs,3H),3.40(m,2H),3.35−3.24(m,4H),3.93−3.92(m,2H),2.40−2.19(m,2H),1.65−1.47(m,2H),1.33−1.25(m,3H),1.16−1.11(m,1H),1.05−1.01(m,1H),0.96(s,3H),0.95(s,3H),0.86−0.79(m,3H),0.65(s,9H),0.57(m,2H)。
【0319】
(実施例24)化合物24の調製
【0320】
【化110】
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工程1:2−アミノ−オキサゾール−4−カルボン酸エチルエステル(500mg、3.2mmol)およびアセトン(2.35mL、32mmol)の混合物を含むTHF(6mL)を、室温で撹拌した。ボラン(BH
3・Sme
2)(10MのTHF溶液、0.64mL、6.4mmol)を、シリンジを介してゆっくり添加して、発熱および発泡を制御した。次に、AcOH(0.362mL、6.4mmol)を同一の様式で添加した(18時間後、さらなる2当量のボランおよびAcOHを添加した)。混合物を窒素雰囲気下で撹拌し、LC/MSによってモニタリングした。室温で3日後、反応物には依然としていくらかのSMが残存していた。これを真空下で濃縮した。得られた残渣をEtOAc(100mL)に溶解し、飽和NH
4Cl溶液、0.1M NH
4OH、およびブラインで洗浄した。有機相を乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。粗生成物を、EtOAc/ヘキサンで溶離するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、所望の生成物を得た(0.40g、64%)。LC/MS=199(M
++1)。
【0321】
工程2:上記で得たエステル(2.5、10.86mmol)を含むEtOH(42mL)および水(28mL)の混合物に、NaOH(3.1g、77.4mmol)を添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。これをTLCによってモニタリングした。反応終了後、これを氷浴中で冷却し、濃HClの添加によって酸性化してpH3に調整した。次いで、混合物を真空下で濃縮してエタノールを除去した。残存物をCH
2Cl
2(3×200mL)で抽出した。有機相を合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して、所望の生成物(1.86g、87%)を得た。LC/MS=171(M
++1)。
【0322】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:酸(1.86g、10.94mmol)を含むDCM(10ml)に、CDI(1.774g、10.94mmol)を添加した。次いで、混合物を室温で2時間撹拌した。アニリン(1.446g、8.75mmol)を添加し、その後にCH
3SO
3H(2.13mL、32.82mmol)を添加した。反応物を室温で18時間撹拌した。反応完了の際、これをDCM(100mL)で希釈し、1N HCl(2×100mL)で洗浄した。この有機相にK
2CO
3(3.02g、21.88mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。固体を濾過によって除去し、濾液を真空下で濃縮した。残渣をEtOAc/ヘキサンで溶離するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、所望の生成物を得た(863.4mg、22%)。LC/MS=382(M
++1)。
【0323】
工程4:上記で得たメチルケトン(863.4mg、2.45mmol)を、トルエン(20ml)に懸濁した。H
2発生をモニタリングしながら、NaH(147.3mg、3.68mmol)を強く撹拌した混合物に添加した。反応物を、3時間還流した(110℃)。混合物は透明な溶液ではなかった。LC/MSは、依然として約1/3の出発物質が残存していることを示した。冷却後、約80mgのNaHを慎重に添加し、その後に20mLのTHFを添加して溶解を補助した。混合物をさらに2時間加熱し、反応はほぼ完全に完了した。室温への冷却後、濃HClの添加によって反応を停止させて、約pH2〜3に調整した。スラリーを室温で1時間撹拌した。10mLのCH
3CNを添加し、その後に5mL H
2O、次いで20mLのエーテルを添加した。混合物をさらに30分間撹拌し、次いで、固体を濾過によって回収し、エーテルおよびヘキサンで洗浄した。湿ったケーキを高真空下で一定重量まで乾燥させた(390mgのHCl塩、840mg、100%)。LC/MS=334(M
++1)。
【0324】
【化112】
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工程5: 上記と同一の手順を使用して、化合物24を分取HPLC精製後に黄色固体として得た(30mg)。LC/MS=794(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.74(s,1H),8.54(s,1H),8.25(d,1H),7.59(m,2H),5.90−5.80(m,1H),5.65(bs,1H),5.31−5.09(dd,2H).4.73(t,1H),4.54(m,1H),4.14(s,3H),4.11−3.99(m,5H),2.81−2.60(m,2H),2.2(m,1H),2.00−1.60(m,4H),1.50−1.40(m,2H),1.35(s,3H),1.33(s,3H),1.20(m,2H),1.02(s,9H),0.34(m,2H)。
【0325】
(実施例25)化合物25の調製
【0326】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
上記と同一の手順を使用して、化合物25を分取HPLC精製後に黄色固体として得た。LC/MS=796(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.60(s,1H),8.26(d,1H),7.61(m,2H),5.67(bs,1H),4.73(t,1H),4.53(m,1H),4.15(s,3H),4.12(m,5H),2.81−2.60(m,2H),2.2(m,1H),2.00−1.40(m,6H),1.36(s,3H),1.34(s,3H),1.23(m,2H),1.02(s,9H),0.34(m,2H)。
【0327】
(実施例26)化合物26の調製
【0328】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:2−オキソ−酪酸(15g、147mmol)、p−TsOH(300mg)の混合物を含むベンゼン(60mL)およびEtOH(125mL)を、90℃で5時間撹拌した(還流)。混合物を室温に冷却した後、真空下で濃縮した(20℃未満の水浴)。得られた残渣をEtOAc(200mL)に溶解し、飽和NaHCO
3溶液およびブラインで洗浄した。有機相を乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮して(20℃未満の水浴)、所望の生成物(12.2g、64%)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δ4.30(q,2H),2.85(q,2H),1.35(t,3H),1.11(t,3H)。
【0329】
工程2:CuBr
2(32g、147.1mmol)を含むEtOAc(500mL)の懸濁液に、エステル(6.2g、47.7mmol)を含むCHCl
3(200mL)を添加した。混合物を90℃で16時間撹拌した(還流)。これを、TLC(EtOAc:ヘキサン=1:4、R
f=0.5、R
f=0.4)によってモニタリングした。混合物を室温に冷却した後、これを、200mLの1:1 EtOAc:ヘキサン溶液で溶離するシリカゲルベッドによって濾過した。濾液を真空下で濃縮して(20℃未満の水浴)、所望の生成物(10.75g、108%)を得た。LC/MSによって質量を検出できなかった。
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δ5.17(q,1H),4.38(q,2H),1.81(t,3H),1.38(t,3H)。
【0330】
工程3:ブロミド(1.672g、8mmol)およびイソプロピル−チオ尿素(0.944g、8mmol)の混合物を含む12mLのEtOHを、50℃で15分間マイクロ波にかけた。混合物を室温に冷却した後、これを真空下で濃縮した。残渣を、EtOAc/ヘキサンで溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィによって精製して、所望の生成物を得た。LC/MS=229.9(M
++1)。
【0331】
工程4:エステル(1.7g、7.45mmol)を含むEtOH(12mL)および水(8mL)の混合物に、NaOH(1.8g、44.7mmol)を添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。反応物をTLCによってモニタリングした。反応終了後、これを氷浴中で冷却し、濃HClで酸性化してpH3に調整した。次いで、混合物を真空下で濃縮してエタノールを除去した。残存するスラリーを、CH
2Cl
2(3×200mL)で抽出した。有機相を合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して、所望の酸生成物(1.2g、80%)を得た。
【0332】
【化115】
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工程5:酸(1.2g、5.99mmol)を含むDCM(10ml)に、CDI(972mg、5.99mmolを添加した。次いで、混合物を室温で2時間撹拌した。アニリン(792mg、4.89mmol)を添加し、その後にCH
3SO
3H(1.17mL、18mmol)を添加した。反応物を室温で18時間撹拌した。反応完了の際、これをDCM(100mL)で希釈し、1N HCl(2×100mL)で洗浄した。有機相に、K
2CO
3(1.66g、12mmol)を添加し、この混合物を室温で2時間撹拌した。固体を濾過によって除去し、濾液を真空下で濃縮した。残渣を、EtOAc/ヘキサンで溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィによって精製して、所望のアミド生成物(1.46g、70%)を得た。LC/MS=382(M
++1)。
【0333】
工程6:アミド化合物(1.46g、3.82mmol)をトルエン(30ml)に懸濁した。H
2発生をモニタリングしながら、NaH(0.23g、5.73mmol)を強く撹拌した混合物に添加した。混合物は、加熱還流中に透明な溶液になった。反応は、3時間の還流後に完了した。反応物を室温に冷却し、IPA(5mL)で反応を停止させ、次いで、ヘプタン(30mL)を添加した。スラリーを室温で1時間撹拌した。形成された固体を濾過によって回収し、エーテルで洗浄した。回収された固体をAcCN/H
2O(2:1)に溶解し、次いで、3N HClで酸性化した。得られたスラリーを1時間撹拌し、固体を濾過によって再度回収した。湿ったケーキを高真空下で一定重量まで乾燥させた(390mgのHCl塩、1.07mmol、28%)。LC/MS=363(M
++1)。
【0334】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
工程7:キノリン(0.39g、1.07mmol)およびブロシラート(692mg、0.974mmol)の混合物を含むNMP(10ml)に、炭酸セシウム(696mg、2.14mmol)を添加した。混合物を65℃で2時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(60ml)および3%LiCl水溶液(60ml)を混合物に添加した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、黄色固体として所望のメチルエステル生成物を得た(0.59g)。LC/MS=835)。
【0335】
工程8:メチルエステルをTHF(20ml)に溶解し、LiOH(0.6g)の水溶液(10ml)を添加し、その後にMeOH(1ml)を添加した。混合物を、室温で20時間撹拌したままにした。反応完了の際、40%TFA水溶液を添加して0℃でpH7に調整した。混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を真空下で濃縮し、次いで、分取HPLCによって精製して、黄色固体として化合物26を得た(714mg、79%)。LC/MS=823(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.74(s,1H),8.26(d,1H),7.59(d,1H),7.35(s,1H),6.00−5.74(m,2H),5.31−5.09(dd,2H).4.69(t,1H),4.52(dd,1H),4.21−3.96(m,10H),2.81(m,5H),2.58(m,1H),2.20(m,1H),1.94(m,1H),1.85−1.60(m,4H),1.45(m,1H),1.38(s,3H),1.35(s,3H),1.20(m,2H),1.01(s,9H),0.33(m,2H)。
【0336】
(実施例27)化合物27の調製
【0337】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
化合物26(320mg、0.388mmol)、p−TsNHNH
2(542mg、2.91mmol)、およびNaOAc(477mg、5.82mmol)の混合物を含むDME(10mL)およびH
2O(1mL)の混合物を、95℃で2時間加熱した。反応完了の際、これを室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、1N HClでpH3に調整した。有機層および水層の分離後、水層をEtOAcで逆抽出した。有機層を合わせ、濃縮した。粗生成物を分取HPLCによって精製して、黄色固体として化合物27を得た(252mg、79%)。LC/MS=825(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.24(d,1H),7.58(d,1H),7.31(s,1H),5.72(m,1H),4.71(t,1H),4.58(dd,1H),4.43(t,1H),4.14(s,3H),4.05(m,1H),3.93(m,1H),2.81(s,3H),2.59(m,1H),2.40(dd,2H),1.94(m,1H),1.80(m,1H),1.64(m,3H),1.52(m,1H),1.38(s,3H),1.36(s,3H),1.27(m,2H),1.01(s,9H),0.33(m,2H)。
【0338】
(実施例28)化合物28の調製
【0339】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:ブロシラート中間体III(15g、35mmol)およびIV(27.5g、38.5mmol)の混合物を含むNMP(200ml)に、炭酸セシウム(25.1g、77mmol)を添加した。混合物を65℃で5時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(600ml)および3%LiCl水溶液(600ml)を混合物に添加した。有機層を、3%LiCl水溶液(1×600ml)、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、黄色固体として所望のメチルエステルを得た(23.6g、75%)。LC/MS=900.13(M
++1)。
【0340】
工程2:メチルエステル(23.6g、26mmol)を氷酢酸(200ml)に溶解し、1.4N HCl水溶液(75ml)を溶液に添加した。混合物を60℃で1時間撹拌した。反応完了の際、混合物を濃縮して溶媒を除去し、トルエン(2回)と同時蒸発させて残存酢酸を除去した。次いで、CO
2発生をモニタリングしながら、残渣をEtOAc(500ml)および飽和NaHCO
3水溶液(混合物の中和に十分)に溶解した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を高真空下で1時間さらに乾燥させ、次の工程でそのまま使用した。粗物質をCH
2Cl
2(360ml)に溶解し、モルホリン(3.4g、39mmol)およびナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(7.2g、34mmol)を、0℃で混合物に添加した。次いで、氷酢酸(0.47g、7.8mmol)を混合物に滴下した。反応は、0℃にて10分間で完了した。飽和NaHCO
3水溶液を添加して反応を停止させた。さらに20分間の撹拌後、有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、黄色固体として所望のアミン生成物を得た(12g、50%)。LC/MS=924.63(M
++1)。
【0341】
工程3:アミン(12g、13mmol)をTHF(200ml)に溶解し、LiOH(11g、260mmol)の水溶液(200ml)を添加し、その後にMeOH(200ml)を添加した。混合物を、室温で20時間撹拌したままにした。反応完了の際、4N HCl水溶液を添加して0℃でpH7に調整した。混合物を、EtOAc(2×400ml)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮して、黄色固体として化合物28を得た(11g、93%)。LC/MS=911.52(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ7.95(d,1H),7.90(s,1H),7.48(s,1H),7.31(d,1H),5.42(s,1H),4.37(dd,1H),4.20(m,2H),3.83−3.56(m,7H),3.50(m,2H),3.39(m,2H),2.45(m,1H),2.27(m,1H),1.62(m,2H),1.50(m,1H),1.33(m,2H),1.18(m,1H),1.05(m,8H),0.90(m,3H),0.76(m,11H),0.14−0.04(m,2H)
(実施例29)化合物29の調製
【0342】
【化119】
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工程1:N
2パージしたフラスコに、ビスフェノール(939mg、2.79mmol)、モルホリンエチルクロリド(545mg、2.93mmol)、Cs
2CO
3(1.9g、5.87mmol)、およびNaI(84mg、0.56mmol)を充填した。次いで、この混合物にDMF(20mL)を添加し、均一な混合物を65℃の予熱油浴中で16時間加熱した。反応物を室温に冷却し、アリコートを取り出し、濾過した。所望の生成物を、分取逆相HPLCによってこれらのアリコートから単離した。これにより、TFA塩としてキノリン生成物を得た。MeOH:4N HCl/ジオキサン混合物へのTFA塩の溶解および蒸発によってHCL塩に変換した。このプロセスを3回行って、収率14%で200mgの生成物を得た。LC/MS=449.32(M
++1)。
【0343】
【化120】
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工程2:N
2パージしたフラスコに、キノリン(200mg、0.38mmol)、ブロシラート(323mg、0.456mmol)、およびCs
2CO
3(372mg、0.76mmol)を充填した。次いで、この混合物にNMP(5mL)を添加し、得られた均一な混合物を65℃の予熱油浴中で4.5時間加熱した。LC/MSによって反応は認められなかった。さらなるCs
2CO
3(124mg、0.25mmol)を添加した。2時間後、LC/MSによって判断したところブロシラートが完全に消費された一方で、キノリンは残存した。さらなるブロシラート(68mg、0.095mmol)を反応物に添加し、一晩加熱し続けた。LC/MSおよびHPLCによって判断したところ、反応は完了していた。反応物を室温に冷却し、CH
2Cl
2で希釈した。少量の5%LiCl(水溶液)をこれに添加し、層を分離した。水層をCH
2Cl
2(1回)で逆抽出し、合わせた有機層をMeOHで明澄化し、濃縮した。残渣をMeOHに再溶解し、逆相HPLCによって黄色固体として317mgのメチルエステル(収率72%)を単離した。LC/MS=922.59(M
++1)。
【0344】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:メチルエステル(306mg、0.266mmol)をTHF(1.5mL)およびMeOH(1mL)の混合物に溶解し、溶液を0℃に冷却した。LiOH・H
2O(45mg、1.06mmol)をdH
2O(0.5mL)に溶解し、これを、エステルを含むTHF/MeOH溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。2時間後、反応は完了していなかった。さらなるLiOH・H
2O(23mg、0.54mmol)を添加した。さらに1時間後、反応は依然として完了してなかったので、さらなるLiOH・H
2O(23mg、0.54mmol)を添加した。さらに3.5時間後、HPLCによると反応が完了したようであった。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物29を、逆相HPLCによって反応混合物から直接単離した。黄色固体として223mg(収率74%)の29を単離した。LC/MS=910.53(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ8.33(d,J=9.3Hz,1H),8.23(s,1H),7.78(s,1H),7.62(d,J=9.3Hz,1H),5.86(dd,J=9.9,16.5Hz,1H),5.73(s,1H),5.29(d,J=17.1Hz,1H),5.11(d,J=10.2Hz,1H),4.79(s,2H),4.70(t,J=8.7Hz,1H),4.56(m,2H),4.20−3.92(m,8H),3.83(s,3H),3.59(brds,4H),2.78(dd,J=7.2,14.1Hz,1H),2.61(m,1H),2.21(q,J=8.9Hz,1H),1.98(m,1H),1.86(m,1H),1.76−1.64(m,2H),1.46(m,1H),1.39(d,J=6.3Hz,6H),1.19(m,2H),1.04(s,12H),0.38(m,2H)。
【0345】
(実施例30)化合物30の調製
【0346】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アルコール(3.42g、0.015mmol)をTHF(55mL)に溶解した。この溶液に、CBr
4(5.47g、0.017mmol)を添加した。Ph
3P(4.46g、0.017mmol)をTHF(20mL)に溶解し、添加漏斗を介して反応物にゆっくり添加した。反応物を室温で16時間撹拌した。TLCによって判断したところ、反応は完了していた。反応物をヘキサンで希釈し、形成された白色沈殿を濾過によって除去した。より多くの固体が濾液中に沈殿した。混合物を分液漏斗に移し、有機層を、飽和NaHCO
3(水溶液)(2回)、dH
2O(2回)、およびブライン(1回)で抽出した。有機層を、Na
2SO
4および少量のMgSO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、EtOAc/ヘキサンの混合物で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィによって濾液からブロミド(2.59g、収率59%)を単離した。ブロミドを無色オイルとして単離し、これは、静置の際に結晶性固体に変化した。LC/MS=293.02(M
++1)。
【0347】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:N
2パージしたフラスコに、ブロミド(738mg、2.5mmol)、ビスフェノール(1g、2.4mmol)、Cs
2CO
3(1.21g、3.7mmol)、およびNaI(72mg、0.48mmol)を充填した。この混合物にDMF(24mL)を添加し、均一な混合物を65℃の予熱油浴中で加熱した。2時間後、ごく少量のブロミドが残存した。さらなるブロミド(141mg、0.48mmol)を反応物に添加し、16時間加熱し続けた。翌日、LC/MSによって判断したところ、反応は完了していた。反応物を室温に冷却し、EtOAcで希釈した。この混合物を、少量の飽和NaHCO
3(水溶液)で塩基性化した5%LiCl(水溶液)(2回)およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相を、少量のMgSO
4を含むNa
2SO
4で乾燥させた。真空濾過による乾燥剤の除去後、キノリンを、黄褐色固体として濾液から単離した(800mg、61%)。LC/MS=548.26(M
++1)。
【0348】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:N
2パージしたフラスコに、キノリン(800mg、1.46mmol)、ブロシラート(1.24g、1.75mmol)およびCs
2CO
3(570mg、1.75mmol)を充填した。次いで、この混合物にNMP(14.6mL)を添加し、得られた均一な混合物を65℃の予熱油浴中で加熱した。2時間後、反応は非常に進行していた。加熱をさらに9時間継続し、次いで、反応物を室温で7時間撹拌した。反応物をEtOAcで希釈し、得られた混合物を、5%LiCl(水溶液)(2回)およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相を、Na
2SO
4および少量のMgSO
4で乾燥させた。真空濾過によって乾燥剤を除去した。メチルエステルを、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって濾液から淡黄褐色固体として単離した(1.33g、89%)。LC/MS=1021.75(M
++1)。
【0349】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
工程4:メチルエステル(1.33g、1.3mmol)をCH
2Cl
2(10mL)に溶解した。この溶液を0℃に冷却し、4N HClを含むジオキサン(3.25mL、13mmol)を滴下した。次いで、冷浴を除去した。LC/MSによって判断したところ、反応は2時間後に完了した。反応物を濃縮し、CH
2Cl
2に再溶解し、再度濃縮した。残渣をCH
2Cl
2に再溶解し、次いで、飽和NaHCO
3(水溶液)(1回)で抽出した。有機相を、Na
2SO
4および少量のMgSO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮して、淡黄色泡としてアミンを得た(1.23g、100%)。
LC/MS=921.53(M
++1)。
【0350】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
工程5:アミン(608mg、0.66mmol)を1,2−DCE(7mL)に溶解した。この溶液に、37% HCHO/H
2O(49μL、0.66mmol)を添加した。次いで、この混合物にNaHB(OAc)
3(560mg、2.64mmol)を添加した。反応は、LC/MSによって30分後に完了したと判断された。飽和NaHCO
3(水溶液)の添加によって反応を停止させた。次いで、反応物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO
3(水溶液)(3回)およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相を、Na
2SO
4および少量のMgSO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。残渣をMeOHに再溶解し、この溶液を濃縮した。このMeOHの溶解および濃縮をさらに2回繰り返して、桃橙色泡としてメチルアミン(569mg、収率92%)を得た。LC/MS=935.59(M
++1)。
【0351】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
工程6:メチルエステル(615mg、0.658mmol)を、MeOH(2.2mL)およびTHF(3.3mL)に溶解した。この溶液を0℃に冷却し、LiOH・H
2O(138mg、3.29mmol)を含むdH
2O(0.5mL)の溶液をゆっくり添加した。次いで、冷浴を除去した。3.5時間後、LC/MSおよびHPLCによって判断したところ、反応は完了していた。反応物を0℃に冷却し、1N HClの添加によって反応を停止させた。化合物30(590mg、収率78%)を、逆相HPLCによって反応停止した反応物から黄色固体として単離した。LC/MS=921.48(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ8.30(d,J=10.2Hz,1H),8.29(s,1H),7.81(s,1H),7.62(d,J=10.2Hz,1H),5.86(dt,J=9.9,16.8Hz,1H),5.76(s,1H),5.28(d,J=17.1Hz,1H),5.11(d,J=10.2Hz,1H),4.72(t,J=8.4Hz,1H),5.59(d,J=5.4Hz,3H),4.47(t,J=6.3Hz,1H),4.15(s,1H),4.12−3.99(m,2H),3.43(s,4H),3.32−3.18(m,8H),2.93(s,3H),2.80(dd,J=6.6,14.1Hz,1H),2.61(m,1H),2.22(dd,J=8.4,9Hz,1H),1.95(m,1H),1.86−1.60(m,3H),1.46(dd,J=5.4,9.3Hz,1H),1.38(d,J=6.6Hz,6H),1.20(m,2H),1.03(s,12H),0.34(m,2H)。
【0352】
(実施例31)化合物31の調製
【0353】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
化合物30(97mg、0.084mmol)をDME(2mL)に溶解した。この溶液に、dH
2O(200uL)、pTolSO
2NHNH
2(117mg、0.63mmol)、およびNaOAc(103mg、1.26mmol)に添加した。次いで、反応フラスコを95℃の予熱油浴中に2時間入れた。LC/MSによって反応は完了したと判断された。反応物を室温に冷却し、少量のMeOHを添加して反応物を単相にした。次いで、反応物を濾過し、化合物31(69mg、収率71%)を、逆相HPLCによって濾液から黄色固体として単離した。LC/MS=923.52(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ8.29(d,J=9Hz,1H),8.28(s,1H),7.80(s,1H),7.60(d,J=9Hz,1H),5.74(s,1H),4.74−4.56(m,4H),4.49(t,J=6.3Hz,1H),4.15(s,1H),4.18−3.99(m,2H),3.53(s,6H),3.47(s,6H),2.96(s,3H),2.78(dd,J=7.2,14.1Hz,1H),2.60(m,1H),1.96(m,1H),1.82(m,1H),1.65(m,3H),1.52(t,J=7.5Hz,1H),1.43(m,2H),1.39(d,J=6.3Hz,6H),1.23(q,J=3.9Hz,2H),1.20(m,1H),1.02(s,14H),0.37(m,2H)。
【0354】
(実施例32)化合物32の調製
【0355】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:N
2パージしたフラスコに、ビスフェノール(998mg、2.97mmol)、ブロミド(293μL、3.11mmol)、Cs
2CO
3(2.03g、6.24mmol)、およびNaI(89mg、0.59mmol)を充填した。次いで、この混合物にDMF(33mL)を添加し、均一な混合物を65℃の予熱油浴中で7時間加熱し、次いで、室温に冷却し、一晩撹拌した。反応混合物を100mLのEtOAcに取り出した。固体を濾別し、50mLのEtOAcで洗浄した。有機物を合わせ、3×100mLの5%LiCl水溶液で抽出し、その後にブラインによって抽出した。有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、固体を濾別し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質を10mLのメタノールに取り出し、分取逆相HPLCによって精製した。これにより、TFA塩としてキノリンを得た。キノリンのTFA塩のMeOH:4N HCl/ジオキサン混合物への溶解および蒸発によってHCl塩に変換した。このプロセスを3回繰り返して黄色固体として収率24%で305mgのキノリンを得た。LC/MS=394(M
++1)。
【0356】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:N
2パージしたフラスコに、キノリン(305mg、0.78mmol)、ブロシラート(554mg、0.78mmol)、およびCs
2CO
3(760mg、2.34mmol)を充填した。次いで、この混合物にNMP(10mL)を添加し、得られた均一な混合物を65℃の予熱油浴中で4.5時間加熱した。LC/MSによって判断したところ、反応は進行していなかった。さらなるCs
2CO
3(250mg、0.78mmol)を添加し、反応物を一晩加熱した。LC/MSおよびHPLCによって判断したところ、反応は完了していた。反応物を室温に冷却し、EtOAcで希釈した。少量の5%LiCl(水溶液)をこれに添加し、層を分離した。水層をEtOAc(1回)で逆抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をDCMに再溶解し、382mgのメチルエステル(収率57%)を、シリカゲルクロマトグラフィによって黄色固体として単離した。LC/MS=868(M
++1)。
【0357】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:メチルエステル(380mg、0.44mmol)を、THF(5mL)およびMeOH(2.5mL)の混合物に溶解し、0℃に冷却した。LiOH・H
2O(32mg、1.32mmol)をdH
2O(2.5mL)に溶解し、これを、エステルを含むTHF/MeOHの溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。2時間後、反応は完了していなかった。さらなるLiOH・H
2O(32mg、1.32mmol)を添加した。さらに1時間後、反応は依然として完了してなかったので、さらなるLiOH・H
2O(32mg、1.32mmol)を添加した。さらに3.5時間後、HPLCによると反応が完了したようであった。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物32を、逆相HPLCによって反応混合物から直接単離した。黄色固体として235mg(収率63%)の32を単離した。LC/MS=853(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ8.75(s,1H),8.29(s,1H),8.27(d,J=9.4Hz,1H),7.83(s,1H),7.68(d,J=9.4Hz,1H),5.86(dd,J=9.1,16.5Hz,1H),5.77(s,1H),5.31(d,J=17.4Hz,1H),5.13(d,J=11Hz,1H),4.75(t,J=8.9Hz,1H),4.62(d,J=12.2Hz,1H),4.52(s,1H),4.41(m,1H),4.13−4.05(m,4H),3.87(s,3H),3.31(s,3H),2.76(m,1H),2.61(m,1H),2.22(q,J=8.7Hz,1H),1.92−1.59(m,7H),1.48(m,1H),1.39(d,J=6.4Hz,6H),1.20(m,2H),1.02(s,9H),0.49−0.32(m,3H)。
【0358】
(実施例33)化合物33の調製
【0359】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:N
2パージしたフラスコに、キノリン(810mg、2.05mmol)、中間体III(1.46g、2.05mmol)、およびCs
2CO
3(1.39g、4.3mmol)を充填した。次いで、この混合物にNMP(10mL)を添加し、得られた均一な混合物を65℃の予熱油浴中で16時間加熱した。LC/MSおよびHPLCによって判断したところ、反応は完了していた。反応物を室温に冷却し、EtOAcで希釈した。少量の5%LiCl(水溶液)をこれに添加し、層を分離した。水層をEtOAc(1回)で逆抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をDCMに再溶解し、シリカゲルクロマトグラフィによって黄色固体として382mgのメチルエステル(収率63%)を単離した。LC/MS=869(M
++1)。
【0360】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:メチルエステル(1.12g、1.29mmol)を、THF(5mL)およびMeOH(2.5mL)の混合物に溶解した。LiOH(309mg、12.9mmol)をdH
2O(4mL)に溶解し、これを、0℃に冷却したエステルを含むTHF/MeOHの溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。4時間後、反応は70%完了していた。反応物を室温で一晩撹拌させた。さらなるLiOH・H
2O(32mg、1.32mmol)を添加した。さらに3.5時間後、HPLCによると反応が完了したようであった。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物33を、逆相HPLCによって反応混合物から直接単離した。黄色固体として913mg(収率83%)の33を単離した。LC/MS=855(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ8.64(s,1H),8.30(s,1H),8.26(d,J=9.5Hz,1H),7.83(s,1H),7.67(d,J=9.5Hz,1H),5.76(s,1H),4.75(t,J=8.3Hz,1H),4.62(t,J=11.9Hz,1H),4.51(s,2H),4.40(m,1H),4.13−4.05(m,4H),3.87(s,3H),3.31(s,3H),2.78(m,1H),2.60(m,1H),1.94−1.59(m,9H),1.48(m,1H),1.38(d,J=6.4Hz,6H),1.21(m,2H),1.01(s,9H),0.36−0.32(m,3H)。
【0361】
(実施例34)化合物34の調製
【0362】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:N
2パージしたフラスコに、ビスフェノール(1.02g、2.98mmol)、クロリド(471mg、3.27mmol)、Cs
2CO
3(2.01g、6.23mmol)、およびNaI(89mg、0.59mmol)を充填した。次いで、この混合物にDMF(24mL)を添加し、均一な混合物を65℃の予熱油浴中で7時間加熱した。反応の進行はLC/MSによって検出されなかった。加熱を一晩継続した。翌日、LC/MSによって20%未満の変換が認められた。さらなる0.8当量のNaIを添加し、温度を85℃に上昇させた。反応混合物を再度一晩加熱した。LC/MSは完全な変換を示した。反応混合物を、C18のルーズパックによって濾過した。次いで、溶媒を減圧下で除去した。粗物質を10mLのメタノールに取り出した。キノリンを分取逆相HPLCによって精製した。これにより、TFA塩としてキノリンを得た。MeOH:4N HCl/ジオキサン混合物へのTFA塩の溶解および蒸発によってHCl塩に変換した。このプロセスを3回行って、収率25%で327mgのキノリンHCl塩を得た。LC/MS=408(M
++1)。
【0363】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:N
2パージしたフラスコに、キノリン(180mg、0.375mmol)、ブロシラート(400mg、0.563mmol)、およびCs
2CO
3(366mg、1.13mmol)を充填した。この混合物にNMP(5.6mL)を添加し、得られた均一な混合物を、65℃の予熱油浴中で4.5時間加熱した。LC/MSによって判断したところ、反応の進行は認められなかった。さらなるCs
2CO
3(150mg、0.45mmol)を添加し、反応物を一晩加熱した。LC/MSおよびHPLCによって判断したところ、反応は完了していた。反応物を室温に冷却し、EtOAcで希釈した。少量の5%LiCl(水溶液)をこれに添加し、層を分離した。水層をEtOAc(1回)で逆抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をDCMに再溶解し、シリカゲルクロマトグラフィによって黄色固体として237mgのメチルエステル(収率42%)を単離した。LC/MS=881(M
++1)。
【0364】
【化136】
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工程3:メチルエステル(237mg、0.269mmol)を、THF(1.5mL)およびMeOH(1mL)の混合物に溶解した。LiOH・H
2O(30mg、1.07mmol)をdH
2O(0.5mL)に溶解し、これを、0℃に冷却したエステルを含むTHF/MeOHの溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。4時間後、反応は40%完了していた。反応物を室温で一晩撹拌させた。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物34を、逆相HPLCによって反応混合物から直接単離した。黄色固体として218mg(収率94%)の34を単離した。LC/MS=867(M
++1)。
【0365】
(実施例35)化合物35の調製
【0366】
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
化合物34(145mg、0.167mmol)を、DME(1.5mL)に溶解した。この溶液に、dH
2O(150uL)、pTolSO
2NHNH
2(187mg、1.0mmol)、およびNaOAc(150mg、1.84mmol)を添加した。次いで、反応フラスコを95℃の予熱油浴中に2時間入れた。LC/MSによって反応は完了したと判断された。反応物を室温に冷却し、少量のMeOHを添加して、反応物を単相にした。次いで、反応物を濾過し、35(97mg、収率63%)を、逆相HPLCによって黄色固体として濾液から単離した。
LC/MS=868(M
++1)。
【0367】
(実施例36)化合物36の調製
【0368】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アルデヒド(実施例28に類似の様式で調製)(1.17g、1.38mmol)をDCM(15mL)に溶解した。この溶液にモルホリン(239mg、2.07mmol)を添加した。次いで、この混合物にNaHB(OAc)
3(380mg、1.79mmol)を添加し、その直後にAcOH(24μL、0.414mmol)を添加した。LC/MSによって10分後に反応が完了したと判断された。半飽和NaHCO
3(水溶液)の添加によって反応を停止させた。次いで、反応物をDCMで希釈し、飽和NaHCO
3(水溶液)(3回)およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相をNa
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。残渣をMeOHに再溶解し、この溶液を濃縮した。このMeOHの溶解および濃縮をさらに2回繰り返した。粗物質を最少量のDCMに取り、シリカゲルクロマトグラフィによって精製して、黄色固体としてメチルエステル(908mg、収率70%)を得た。LC/MS=950(M
++1)。
【0369】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:メチルエステル(772mg、0.813mmol)を、THF(7mL)およびMeOH(5mL)の混合物に溶解した。LiOH・H
2O(171mg、4.07mmol)をdH
2O(3mL)に溶解し、これを、0℃に冷却したエステルを含むTHF/MeOHの溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。3時間後、反応は完了していた。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物36をEtOAc中に抽出した。有機物を1N HCl、ブラインで抽出し、次いで、Na
2SO
4で乾燥させた。固体を濾過によって除去し、有機物を減圧下で除去した。化合物36(701mg)を、分取HPLCを使用して黄色固体として単離した。LC/MS=936(M
++1)。
【0370】
(実施例37)化合物37の調製
【0371】
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
化合物36(701mg、0.748mmol)をDME(5mL)に溶解した。この溶液に、dH
2O(500uL)、pTolSO
2NHNH
2(697mg、3.74mmol)、およびNaOAc(613mg、7.48mmol)を添加した。反応フラスコを、95℃の予熱油浴中に2時間入れた。LC/MSによって反応は完了したと判断された。反応物を室温に冷却し、少量のMeOHを添加して、反応物を単相にした。次いで、反応物を濾過し、37(802mg、収率92%)を、逆相HPLCによって濾液から黄色固体として単離した。LC/MS=938(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ8.26(s,1H),7.98(d,J=9.4Hz,1H),7.86(s,1H),7.42(s,1H),7.24(d,J=9.5Hz,1H),5.36(s,1H),4.51(s,6H),4.38−4.19(m,5H),3.82−3.45(m,5H),2.53−2.32(m,3H),1.84(m,1H),1.66−1.28(m,5H),1.18(s,7H),1.03(d,J=6.5Hz,6H),0.89(m,1H),0.67(s,14H),0.14−0.04(m,2H)。
【0372】
(実施例38)化合物38の調製
【0373】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:Arパージしたフラスコに、60% NaH(4.26g、106mmol)およびTHF(60mL)を充填した。アルコール(5g、26.67mmol)を含むTHF(40mL)を含む溶液をゆっくり添加した。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで、ジメチルスルファート(5.07mL、53.3mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。飽和NH
4Cl(水溶液)で反応を停止させた(注意:過度のガス放出)。混合物15分間撹拌し、次いで、有機層を水層から分離した。水層をEtOAcで抽出した。有機物を合わせ、減圧下で濃縮した。残渣をEtOAcに取り、半飽和NaHCO
3(水溶液)で洗浄し、その後にブラインで洗浄した。有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を減圧下で除去して、無色オイルとして粗メチルエーテル(8.56g、42.03mmol)を得た。LC/MS=202(M
++1)。
【0374】
【化142】
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工程2:Arパージしたフラスコに、メチルエーテル(8.56g、42.03mmol)を充填し、その後にDCM(30mL)を充填した。4.0N HClを含むジオキサン(30mL、120mmol)をゆっくり添加した。反応物を室温で2時間撹拌した。LC/MSによって反応は完了したと判断された。溶媒を減圧下で除去して粗アミン(7g、50mmol)を得、これを次の工程でそのまま使用した。LC/MS=102(M
++1)。
【0375】
【化143】
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工程3:Arパージしたフラスコに、アミン(7g、50mmol)、THF(150mL)、CBz−Cl(10.7mL、76mmol)を充填し、氷浴を使用して0℃に冷却した。Et
3N(21.1mL、150mmol)をゆっくり添加した。反応をLCMSによってモニタリングした。1時間後に反応は完了していた。溶媒を減圧下で除去した。残渣をEtOAcに取り、0.5N HCl(水溶液)、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去した。残渣を最少量のDCMに溶解し、シリカゲルクロマトグラフィによって精製して、白色固体としてカルバマート(4.52g、全収率72%)を得た。LC/MS=236(M
++1)。
【0376】
【化144】
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工程4:Arパージしたフラスコに、カルバマート(4.5g、19.1mmol)およびEtOH(50mL)を充填した。フラスコから気体を抜き、Arで再加圧した。このプロセスを3回繰り返した。次いで、反応フラスコに10% Pd/Cを充填し、フラスコの気体を抜いた。次いで、フラスコにH
2雰囲気を再充填した。反応物をH
2雰囲気下にて室温で撹拌し、LC/MSによって反応の進行をモニタリングした。3時間後に反応は完了していた。PTFEフィルターを使用した真空濾過によって固体を除去した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(3×50mL)と同時蒸発させて、無色オイルとして粗アミンを得た(2.03g、20.0mmol)。LC/MS=102(M
++1)。
【0377】
【化145】
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工程5:アルデヒド(1.00g、1.17mmol)をDCM(15mL)に溶解し、アミン(176mg、1.75mmol)を添加した。次いで、この混合物にNaHB(OAc)
3(322mg、1.52mmol)を添加し、その直後にAcOH(20μL、0.3mmol)を添加した。LC/MSによって10分後に反応が完了したと判断された。半飽和NaHCO
3(水溶液)の添加によって反応を停止させた。次いで、反応物をDCMで希釈し、飽和NaHCO
3(水溶液)(3回)およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相をNa
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。残渣をMeOHに再溶解し、この溶液を濃縮した。このMeOHの溶解および濃縮をさらに2回繰り返して、黄色固体として粗メチルエステルを得た(968mg、収率88%)。LC/MS=936(M
++1)。
【0378】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
工程6:エステル(968mg、1.03mmol)を、THF(10mL)およびMeOH(6mL)の混合物に溶解した。LiOH(200mg、4.67mmol)をdH
2O(3mL)に溶解し、これを、0℃に冷却したエステルを含むTHF/MeOHの溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。3時間後、反応は完了していた。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物38をEtOAc中に抽出し、次いで、1N HClおよびブラインで抽出した。次いで、有機物をNa
2SO
4で乾燥させた。固体を濾過によって除去し、揮発性有機物を減圧下で除去した。黄色固体として化合物38(900mg)を単離した。LC/MS=922(M
++1)。
【0379】
(実施例39)化合物39の調製
【0380】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
化合物38(900mg、0.977mmol)をDME(5mL)に溶解した。この溶液に、dH
2O(1mL)、pTolSO
2NHNH
2(920mg、4.93mmol)、およびNaOAc(850mg、10.36mmol)を添加した。反応フラスコを、95℃の予熱油浴中に2時間入れた。LC/MSによって反応は完了したと判断された。反応物を室温に冷却し、少量のMeOHを添加して、反応物を単相にした。次いで、反応物を濾過し、39(686mg、収率76%)を、逆相HPLCによって濾液から黄色固体として単離した。LC/MS=924(M
++1)。
【0381】
(実施例40)化合物40の調製
【0382】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アルデヒド(1.00g、1.17mmol)をDCM(15mL)に溶解した。この溶液に、ピペリジン(173μL、1.75mmol)を添加した。次いで、この混合物にNaHB(OAc)
3(322mg、1.52mmol)を添加し、その直後にAcOH(20μL、0.3mmol)を添加した。LC/MSによって10分後に反応が完了したと判断された。半飽和NaHCO
3(水溶液)の添加によって反応を停止させた。次いで、反応物をDCMで希釈し、飽和NaHCO
3(水溶液)(3回)およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相をNa
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。残渣をMeOHに再溶解し、この溶液を濃縮した。このMeOHの溶解および濃縮をさらに2回繰り返して、黄色固体として粗エステル(964mg、収率90%)を得た。LC/MS=920(M
++1)。
【0383】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:エステル(964mg、1.02mmol)を、THF(10mL)およびMeOH(6mL)の混合物に溶解した。LiOH(200mg、4.67mmol)をdH
2O(3mL)に溶解し、これを、0℃に冷却したエステルを含むTHF/MeOHの溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。3時間後、反応は完了していた。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物40をEtOAc中に抽出し、次いで、1N HClで抽出し、次いで、ブラインで抽出した。次いで、有機物をNa
2SO
4で乾燥させた。固体を濾過によって除去し、揮発性有機物を減圧下で除去した。黄色固体として化合物40(900mg)を単離した。LC/MS=906(M
++1)。
【0384】
(実施例41)化合物41の調製
【0385】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
化合物40(900mg、0.977mmol)をDME(5mL)に溶解した。この溶液に、dH
2O(1mL)、pTolSO
2NHNH
2(920mg、4.93mmol)、およびNaOAc(850mg、10.36mmol)を添加した。反応フラスコを、95℃の予熱油浴中に2時間入れた。LC/MSによって反応は完了したと判断された。反応物を室温に冷却し、少量のMeOHを添加して、反応物を単相にした。次いで、反応物を濾過し、41(631mg、収率69%)を、逆相HPLCによって濾液から黄色固体として単離した。LC/MS=908(M
++1)。
【0386】
(実施例42)化合物42の調製
【0387】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アルデヒド(0.5g、0.584mmol)をDCM(8mL)に溶解した。この溶液にアミン(181mg、0.887mmol)を添加した。次いで、この混合物にNaHB(OAc)
3(161mg、0.76mmol)を添加し、その直後にAcOH(10μL、0.15mmol)を添加した。LC/MSによって10分後に反応が完了したと判断された。半飽和NaHCO
3(水溶液)の添加によって反応を停止させた。次いで、反応物をDCMで希釈し、飽和NaHCO
3(水溶液)(3回)およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相をNa
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。残渣をMeOHに再溶解し、この溶液を濃縮した。このMeOHの溶解および濃縮をさらに2回繰り返して、黄色固体として粗エステルを得た(503mg、収率95%)。LC/MS=1003(M
++1)。
【0388】
【化152】
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工程2:エステル(503mg、0.501mmol)を、THF(5mL)およびMeOH(3mL)の混合物に溶解した。LiOH(100mg、2.34mmol)をdH
2O(1.5mL)に溶解し、これを、0℃に冷却したエステルを含むTHF/MeOHの溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。3時間後、反応は完了していた。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物42をEtOAc中に抽出し、次いで、1N HClで抽出し、次いで、ブラインで抽出した。次いで、有機物をNa
2SO
4で乾燥させた。固体を濾過によって除去し、揮発性有機物を減圧下で除去した。黄色固体として化合物42(450mg)を単離した。LC/MS=989(M
++1)。
【0389】
(実施例43)化合物43の調製
【0390】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
化合物42(450mg、0.501mmol)をDME(3mL)に溶解した。この溶液に、dH
2O(0.5mL)、pTolSO
2NHNH
2(425mg、2.46mmol)、およびNaOAc(425mg、5.17mmol)を添加した。次いで、反応フラスコを、95℃の予熱油浴中に2時間入れた。LC/MSによって反応は完了したと判断された。反応物を室温に冷却し、少量のMeOHを添加して、反応物を単相にした。次いで、反応物を濾過し、43(334mg、収率67%)を、逆相HPLCによって濾液から黄色固体として単離した。LC/MS=991(M
++1)。
【0391】
(実施例44)化合物44の調製
【0392】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:2−(2−イソプロピルアミノ−チアゾール−4−イル)−キノリン−4,7−ジオール(2g、6.6mmol)を、N
2下でDMF(20mL)に溶解した。このあとに0℃でNaH(60%)(0.56g、14.2mmol)を添加した。反応物を0℃で30分間撹拌し、次いで、ブロモ−アセトニトリルを添加した。混合物を室温まで加温し、室温で一晩撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、pH4に保持しながら1N
HClで洗浄した。所望の生成物が沈殿した。濾過後、かなり純粋な黄色固体を得た。この物質を次の工程で直接使用した。LC/MS=341.33(M
++1)。
【0393】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:上記で得たキノリン(1.32g、粗物質)およびブロシラートトリペプチド(2.9g、4.3mmol)の混合物を含むNMP(10mL)に、炭酸セシウム(2.5g、7.7mmol)を添加した。混合物を65℃で5時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、次いで、EtOAc(600mL)および3%LiCl水溶液を混合物に添加した。有機層を分離し、3%LiCl水溶液、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗物質をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、黄色固体として所望の生成物を得た(1.18g、1.49mmol)。LC/MS=790.38(M
++1)。
【0394】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:Bocトリペプチド(1.18g、1.5mmol)を含むDCM(10mL)の溶液に、室温で4N HClを含むジオキサン(30mmol、7.5mL)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。LC/MSは2つの生成物が形成されたことを示し、そのうちの一方は所望の脱Boc中間体であり、他方はC−7位のニトリルが酸に加水分解された脱Boc中間体である。反応溶媒を減圧下で除去して、粗物質を得た。粗物質を含むDCMに飽和NaHCO
3水溶液(15mL)を添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。中間体I(0.54g、2.25mmol)を一度に添加し、得られた反応混合物を室温でさらに30分間撹拌した。LC/MSは、2つの生成物が1:1で形成されたことを示した。一方のピークは所望の生成物であり、他方のピークは対応するC−7酸化合物である。有機相を分配し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。黄色固体として粗物質を得、これを次の工程で直接使用した。LC/MS=814.42(M
++1)。
【0395】
工程4:上記粗物質を含むジオキサンに、LiOH(0.19g、4.5mmol)水溶液を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。LC/MSは、2つの主な化合物が形成されたことを示した。反応溶媒を真空下で除去し、粗物質を分取HPLCによって精製した。黄色固体として化合物44(0.153g、0.183mmol)を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ8.30(d,1H),8.18(s,1H),7.73(m,2H),7.41(d,1H),5.92−5.77(m,2H),5.28(d,1H),5.11(d,1H),4.96(s,2H),4.73−4.55(m,3H),4.19−4.06(m,3H),2.78(m,1H),2.58(m,1H),2.21(m,1H),1.96(m,2H),1.74−1.63(m,3H),1.46(m,3H),1.33(m,6H),1.22(m,2H),1.04(s,9H),0.49−0.37(m,2H)。LC/MS=819.44(M
++1)。
【0396】
(実施例45)化合物45の調製
【0397】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:キノリン(0.2g、0.53mmol)およびブロシラートトリペプチド(0.412g、0.59mmol)の混合物を含むNMP(4mL)に、炭酸セシウム(0.345g、1.1mmol)を添加した。混合物を65℃で7時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、EtOAcで希釈し、3%LiCl水溶液、ブラインで洗浄し、次いで、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗物質をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、黄色固体として所望の生成物を得た(0.26g、0.31mmol、59%)。LC/MS=848.44(M
++1)。
【0398】
工程2:エステル(0.26g、0.31mmol)およびNaI(0.70g、0.45mmol)の混合物を含むピリジン(7mL)を、N
2下にて110℃で一晩加熱した。反応物をLC−MSによってモニタリングした。LC−MSは95%変換を示した。溶媒を減圧下で除去した。粗物質を分取HPLCによって精製して、黄色固体として45(0.085g、0.1mmol、34%)を得た。LC/MS=834.41(M
++1)。
【0399】
(実施例46)化合物46の調製
【0400】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アミド化合物(1.2g、3.41mmol)を含むトルエン(28mL)の懸濁液に、室温でNaH(60%)(0.20g、5.12mmol)を添加した。混合物を加熱還流し、2.5時間撹拌した。LC−MSは、反応が完了していることを示した。反応物を0℃に冷却し、AcOH(0.90mL、5.80mmol)を含む3mL H
2Oを添加し、混合物を0℃で45分間撹拌した。撹拌中、大量の黄色固体が沈殿した。濾過後、濾過ケーキをH
2O、Et
2Oで洗浄し、高真空下で乾燥させた。粗黄色固体(1.00g、3.00mol、88%)を、次の工程で直接使用した。LC/MS=334.34(M
++1)。
【0401】
工程2:DCM(50mL)に溶解した上記で得た粗生成物の懸濁液に、BBr
3(1N DCM溶液)(13.4mL、13.4mmol)を添加した。混合物を加熱還流し、4時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、氷に注いだ。4N NaOHを使用して、pH14に調整した。水相をDCMで2回抽出し、2N HClでpH4に調整した。黄色固体が沈殿し、これらを濾過によって単離した。濾過ケーキをH
2O、Et
2Oで洗浄し、高真空下で乾燥させた。黄色固体が得られ(0.41g、1.28mmol、42%)、これを次の反応で直接使用した。LC/MS=320.33(M
++1)。
【0402】
工程3:室温のビスフェノール(0.41g、1.28mmol)および1−ブロモ−2−メトキシ−エタン(0.18g、1.28mmol)の混合物を含むDMF(3mL)に、NaH(60%)(0.062g、2.58mmol)を一度に添加した。反応物をN
2下で一晩撹拌した。粗物質を分取HPLCによって精製し、所望の生成物としての表題化合物(0.202g、0.53mmol、41%)を、黄色固体として得た。LC/MS=378.34(M
++1)。
【0403】
【化159】
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工程4:キノリン(0.2g、0.53mmol)、Cs
2CO
3(0.35g、1.05mmol)、および中間体III(0.415g、0.58mmol)の混合物を含むNMP(4mL)を、65℃に加熱し(65℃か76℃かはグラフを参照のこと)、6時間撹拌した。10mLのEtOAcを添加して反応物を希釈し、混合物を、H
2O、5%LiCl、およびブラインで洗浄した。Na
2SO
4での乾燥および濃縮後、粗物質をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、フォームとしてメチルエステルを得た(0.19g、0.22mmol、42%)。LC/MS=854.08(M
++1)。
【0404】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
工程5:メチルエステル(0.19g、0.22mmol)を含むMeOH(1mL)およびTHF(1mL)の溶液に、LiOH(0.18g、4.2mmol)水溶液を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。粗物質を分取HPLCによって精製して、黄色固体化合物として46を得た(0.11g、0.13mmol、60%)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.26(d,1H),7.69(s,1H),7.64(d,1H),5.69(s,1H),4.72(dd,1H),4.60−4.43(m,3H),4.14−4.01(m,3H),3.87(s,2H),3.47(s,2H),2.74(m,1H),2.63(m,1H),1.97−1.80(m,2H),1.67(m,3H),1.51(m,1H),1.49−1.34(m,7H),1.22(m,2H),1.02(s,9H),0.34(m,2H)。LC/MS=841.56(M
++1)。
【0405】
(実施例47)化合物47の調製
【0406】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:酸出発物質(2.87g、19.5mmol)および1−[2−アミノ−3−クロロ−4−(2−メトキシ−エトキシ)−フェニル]−エタノン(4.72g、19.5mmol)をピリジン(180mL)に溶解した。得られた溶液を−30℃に冷却し、次いで、POCl
3を溶液に滴下した。添加後、反応物を30分間で−10℃まで加温し、−10℃で4時間撹拌した。20mLのH
2Oを添加して、0℃で反応を停止させ、得られた混合物を0℃で5分間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。残渣にEtOAcを添加し、得られた溶液を、飽和NaHCO
3、H
2O、およびブラインで洗浄した。Na
2SO
4での乾燥および濃縮後、粗物質をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、所望の生成物(4.2g、11.3mmol、58%)を得た。LC/MS=373.01(M
++1)。
【0407】
工程2:封管中のアミド(2.0g、5.4mmol)およびイソプロピルアミン(3.2g、54mmol)の混合物を含むプロパン−2−オール(20mL)を、70℃に加熱した。3.5時間の加熱後、反応物を室温に冷却した。溶媒を減圧下で除去した。残渣をTHF(15mL)に溶解し、0.3N HCl(40mL)をこの溶液に添加した。この混合物を、室温で24時間撹拌した。混合物を分配し、有機相を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、アミン(0.84g、2.13mmol、40%)を得た。LC/MS=396.21(M
++1)。
【0408】
工程3:アミン(1.38g、3.49mmol)を含むトルエン(20mL)の懸濁液に、室温でNaH(60%)(0.20g、5.12mmol)を添加した。混合物を2.5時間加熱還流した。LC−MSは、反応が完了していることを示した。反応物を0℃に冷却し、AcOH(0.90mL、5.80mmol)を含む3mLのH
2Oを反応物に添加し、混合物を0℃で45分間撹拌した。この撹拌中、キノリン生成物が沈殿した。濾過後、濾過ケーキをH
2O、Et
2Oで洗浄し、高真空下で乾燥させた。かなりの純度の粗黄色固体(1.18g、3.13mol、90%)が得られ、これを次の反応で直接使用した。LC/MS=378.34(M
++1)。
【0409】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
工程4:キノリン(0.77g、2.03mmol)、Cs
2CO
3(1.3g、4mmol)およびトリペプチドメチルエステル(1.6g、2.2mmol)の混合物を含むNMP(10mL)を65℃に加熱し、6時間撹拌した。25mLのEtOAcを添加して反応物を希釈し、混合物を、H
2O、5%LiCl、およびブラインで洗浄した。有機物のNa
2SO
4での乾燥および濃縮後、粗物質をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、固体として表題化合物を得た(1.2g、1.4mmol、69%)。LC/MS=851.84(M
++1)。
【0410】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
工程5:メチルエステル(0.5g、0.58mmol)を含むMeOH(5mL)およびTHF(5mL)の溶液に、LiOH(0.24g、5.8mmol)水溶液(水の量は不明)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。粗物質を分取HPLCによって精製して、黄色固体として化合物47を得た(0.33g、0.4mmol、69%)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.58(s,1H),8.26(d,1H),7.66(s,1H),7.62(d,1H),5.89(m,1H),5.67(bs,1H),5.29(dd,1H),5.11(m,1H),4.72(m,1H),4.54−4.49(m,4H),4.15(s,1H),4.10−4.00(m,2H),3.87(m,2H),3.47(s,3H),2.75(m,1H),2.61(m,1H),2.21(m,2H),1.94(m,1H),1.85(m,1H),1.72−1.61(m,3H),1.40−1.10(m,9H),1.02(s,9H),0.49−0.34(m,2H)。LC/MS=837.94(M
++1)。
【0411】
(実施例48)化合物48の調製
【0412】
【化164】
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工程1:2,4−ジクロロ−キノリン−7−オール(2.23g、10.4mmol)およびイソプロピル−(1H−ピラゾール−3−イル)−アミン(1.44g、11.5mmol)を、室温でNMP(30mL)に溶解した。得られた混合物を115℃に加熱し、12時間撹拌した。反応物をEtOAcで希釈し、5%LiClおよびブラインで洗浄した。有機画分のNa
2SO
4での乾燥および濃縮後、粗物質をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物(1.6g、5.28mmol、51%)を得た。LC/MS=303.30(M
++1)。
【0413】
工程2:キノリン(0.81g、2.67mmol)および(2−クロロ−エチル)−ジメチル−アミンHCl塩(0.42g、2.94mmol)を、DMF(10mL)に溶解した。これの後にCs
2CO
3(1.74g、5.34mmol)を添加した。反応物を65℃に加熱し、17時間撹拌した。反応物をEtOAcで希釈し、5%LiClおよびブラインで洗浄した。有機画分のNa
2SO
4での乾燥および濃縮後、粗物質をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、表題化合物(0.5g、1.34mmol、50%)を得た。LC/MS=374.24(M
++1)。
【0414】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:トリペプチド酸(0.51g、1.06mmol)をDMSO(10mL)に溶解した。この溶液に、KO
tBu(0.6g、5.3mmol)を添加した。混合物を、室温で1.5時間撹拌した。次いで、クロロキノリン(0.44g、1.17mmol)を反応物に一度に添加し、得られた反応物を室温で一晩撹拌した。0.5mL AcOHを反応物に添加し、反応混合物を分取HPLCによって精製して、化合物48(0.309g、0.37mmol、36%)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.16(d,1H),7.68(s,1H),7.34(d,1H),7.28(d,1H),6.28(m,1H),5.62(bs,1H),4.64(dd,2H),4.55(m,2H),4.19(s,1H),4.15−3.97(m,2H),3.69(m,2H),3.30(s,2H),3.02(s,6H),2.90−2.53(m,3H),2.02−1.80(m,3H),1.71−1.98(m,3H),1.51−1.34(m,3H),1.29(d,6H),1.23−1.06(m,3H),1.02(s,9H),0.49−0.34(m,2H)。LC/MS=817.71(M
++1)。
【0415】
(実施例49)化合物49の調製
【0416】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:α−クロロアセトン(10.4g、112.8mmol)およびアミノ−チオキソ−酢酸エチルエステル(5.0g、37.6mmol)の混合物を含むエタノール(100mL)を、80℃で6時間撹拌した。濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製して、白色固体としてエステルを得た(3.2g、50%)。次いで、エチルエステル生成物(1.5g、8.8mmol)を、THF/MeOH/水(10mL/10mL/10mL)混合物に溶解した。過剰な水酸化リチウム(3.0g)を添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。酢酸エチル(100mL)を反応混合物に添加した。混合物に1N HClをゆっくり添加することによってpH4に調整した。分離後、有機層をMgSO
4で乾燥させた。濃縮後、白色固体として所望の生成物(0.8g、64%)を得た。LC/MS=143.7(M
++1)。
【0417】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:酸(0.36g、2.47mmol)およびアニリン(0.40g、1.65mmol)の混合物を含むピリジン(15mL)に、−40℃でPOCl
3(0.38g、2.47mmol)をゆっくり添加した。次いで、混合物を0℃で4時間撹拌した。反応完了の際、H
2O(5mL)を混合物に滴下した。次いで、混合物を0℃でさらに15分間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO
3水溶液で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製して、固体としてアミドを得た(0.45g、74%)。アミド(0.45g、1.22mmol)をt−BuOH(10mL)に懸濁した。t−BuOK(0.29g、2.57mmol)を強く撹拌した混合物に添加した。混合物を75℃で4時間加熱した。混合物を室温に冷却した。4N HCl/ジオキサン(1mL)をゆっくり添加して混合物を酸性化した。濃縮後、粗物質を1N KH
2PO
4/H
2O(50mL)に注いだ。形成された固体を濾過によって単離し、水で洗浄した。高真空下で一晩の乾燥後、固体としてキノリン(0.4g、93%)を得た。LC/MS=350.8(M
++1)。
【0418】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:トリペプチド(0.20g、0.28mmol)およびキノリン(0.10g、0.28mmol)の混合物を含むNMP(5mL)に、炭酸セシウム(0.18g、0.56mmol)を添加した。混合物を85℃で6時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(50mL)および3%LiCl水溶液(50mL)を混合物に添加した。有機層を3%LiCl水溶液(1×50mL)、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、黄色固体として所望のメチルエステル生成物を得た(0.15g、65%)。
【0419】
工程4:メチルエステル(0.15g、0.18mmol)をTHF(2mL)に溶解し、LiOH(0.05g、1.8mmol)水溶液(2mL)を添加し、その後にMeOH(2mL)を添加した。混合物を、室温で3時間撹拌し続けた。反応完了の際、0℃で4N HCl水溶液を添加してpH4に調整した。混合物をEtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮して、黄色固体として化合物49を得た(0.14g、95%)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.10(d,J=9.6Hz,1H),7.70(s,1H),7.44(d,J=9.6Hz,1H),7.36(s,1H),5.82(dd,1H),5.53(brs,1H),5.30(d,J=17.1Hz,1H),5.12(d,J=10.2Hz,1H),4.65(m,1H),4.58(m,1H),4.39(m,2H),4.22(s,1H),4.10(m,2H),3.86(m,2H),3.49(m,4H),2.83(m,3H),2.57(m,3H),2.39(m,1H),2.18(m,1H),2.07(m,1H),1.84(m,1H),1.68(m,2H),1.44(m,1H),1.35(m,1H),1.23(m,1H),1.04(s,9H),0.48(m,1H),0.30(m,1H)。LC/MS=810.4(M
++1)。
【0420】
(実施例50)化合物50の調製
【0421】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
化合物50を、化合物49の調製手順に類似の手順に従うことによって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.62(s,1H),8.08(d,J=8.7Hz,1H),7.69(s,1H),7.42(d,J=9.3Hz,1H),7.34(s,1H),5.51(brs,1H),4.65−4.52(m,2H),4.38(m,2H),4.22(s,1H),4.10(m,1H),3.85(m,2H),3.49(s,3H),2.74(m,1H),2.56(s,3H),2.20(m,1H),2.08(m,1H),1.85(m,1H),1.68(m,3H),1.50−1.21(m,7H),1.02(m,12H),0.48(m,1H),0.30(m,1H)。LC/MS=812.6(M
++1)。
【0422】
(実施例51)化合物51の調製
【0423】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:トリペプチド(1.30g、1.92mmol)およびキノリン(0.55g、1.53mmol)の混合物を含むNMP(15mL)に、炭酸セシウム(0.94g、2.88mmol)を添加した。混合物を85℃で6時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(50mL)および3%LiCl水溶液(50mL)を混合物に添加した。有機層を3%LiCl水溶液(1×50mL)、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、黄色固体として所望のメチルエステル生成物を得た(0.85g、65%)。上記生成物を含むジクロロメタン(10mL)の溶液を、4N HClを含むジオキサン(20mL)にて室温で2時間処理し、乾燥するまで濃縮して、HCl塩としてアミン化合物を得た。LC/MS=708.9(M
++1)。
【0424】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:アミン(0.71g、1.0mmol)を含むジクロロメタン(40mL)および5%重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)の二相性溶液に、中間体I(0.36g、1.5mmol)を含むジクロロメタンの溶液を4回に分けて添加した。これらの添加を出発物質が完全に消費されるまで継続した。ジクロロメタン層を取り、濃縮した。次いで、メチルエステル生成物を、THF/MeOH/水混合物(5mL/5mL/5mL)に溶解した。過剰な水酸化リチウム(240mg)を添加し、反応物を室温で4時間撹拌した。酢酸エチル(40mL)を添加し、混合物に1N HClをゆっくり添加することによってpH4に調整した。分離後、有機層を濃縮した。残渣を、溶離液として水/アセトニトリル(0.05% TFA)を使用した分取HPLCによって精製して、黄色固体として化合物51(750mg、91%)を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.76(s,1H),8.25(d,J=9.6Hz,1H),8.18(s,1H),7.75(m,2H),7.36(d,J=9.3Hz,1H),5.91−5.82(m,1H),5.77(brs,1H),5.31(d,J=15.9Hz,1H),5.12(d,J=10.2Hz,1H),4.74(m,1H),4.62(m,1H),4.52(m,1H),4.36(m,2H),4.25−4.05(m,3H),3.87(m,2H),3.46(s,3H),2.82(m,1H),2.61(m,1H),2.22(m,2H),1.99−1.62(m,5H),1.35(d,J=6.3Hz,6H),1.49−1.21(m,4H),1.02(m,9H),0.48(m,1H),0.34(m,1H)。LC/MS=819.5(M
++1)。
【0425】
(実施例52)化合物52の調製
【0426】
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
51(0.60g、0.73mmol)および酢酸ナトリウム(0.83g、10.2mmol)の混合物を含むDME/H
2O(9mL/1mL)に、p−トルエンスルホンヒドラジド(0.96g、5.1mmol)を添加した。混合物を95℃で3時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(50ml)を混合物に添加した。有機層を0.05N HCl水溶液(1×50ml)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を、溶離液として水/アセトニトリル(0.05% TFA)を使用した分取HPLCによって精製して、黄色固体として化合物52(450mg、75%)を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.65(s,1H),8.27(d,J=9.0Hz,1H),8.18(s,1H),7.76(m,2H),7.38(d,J=9.0Hz,1H),5.77(brs,1H),4.74(t,1H),4.62(d,1H),4.52(t,1H),4.37(m,2H),4.18−4.04(m,3H),3.86(m,2H),3.46(s,3H),2.76(m,1H),2.58(m,1H),2.20(q,1H),1.97−1.85(m,2H),1.70−1.65(m,3H),1.54(m,1H),1.46−1.41(m,2H),1.35(m,6H),1.22(m,2H),1.02(m,12H),0.48(m,1H),0.30(m,1H)。LC/MS=821.6(M
++1)。
【0427】
(実施例53)化合物53の調製
【0428】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アニリン(1.21g、6.06mmol)および酸(0.84g、6.09mmol)の混合物を含むピリジン(55mL)に、−40℃でPOCl
3(1.02g、6.68mmol)をゆっくり添加した。次いで、混合物を0℃で4時間撹拌した。反応完了の際、H
2O(5mL)を混合物に滴下した。次いで、混合物を0℃でさらに15分間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。残渣をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO
3水溶液で洗浄した。有機層を(Na
2SO
4)を乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、固体としてアミドを得た(1.77g、92%)。アミド(1.70g、5.3mmol)をt−BuOH(40mL)に懸濁した。t−BuOK(1.30g、11.2mmol)を強く撹拌した混合物に添加した。混合物を75℃に5時間加熱した。混合物を室温に冷却した。4N HCl/ジオキサン(5mL)をゆっくり添加して混合物を酸性化した。濃縮後、粗物質を1N KH
2PO
4/H
2O(100mL)に注いだ。形成された固体を濾過によって単離し、水で洗浄した。高真空下で一晩の乾燥後、固体としてキノリン(1.5g、94%)を得た。LC/MS=302.4(M
++1)。
【0429】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:化合物53を、上記から得たキノリンの使用を除いて化合物50の調製手順に類似の手順によって得た。
1H NMR(300MHz,DMSO):δ12.43(brs,1H),9.59(s,1H),8.69(s,1H),8.57(m,1H),8.13(d,J=8.7Hz,1H),7.83(s,1H),7.51(d,J=8.7Hz,1H),7.06(d,J=8.7Hz,1H),5.68(m,1H),5.60(brs,1H),5.21(d,J=18.0Hz,1H),5.07(d,J=9.9Hz,1H),4.67(m,1H),4.45(m,1H),4.32(m,1H),4.04(m,4H),2.66(s,3H),2.28(m,2H),2.03−1.80(m,4H),1.35−1.19(m,4H),0.95(s,9H),0.44(m,1H),0.33(m,1H)。LC/MS=761.5(M
++1)。
【0430】
(実施例54)化合物54の調製
【0431】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
化合物54を、化合物50、化合物52の調製手順に類似の手順によって得た。
1H NMR(300MHz,DMSO):δ9.59(s,1H),8.69(s,1H),8.41(m,1H),8.14(d,J=9.3Hz,1H),7.84(s,1H),7.51(d,J=8.7Hz,1H),7.04(d,J=8.7Hz,1H),5.60(brs,1H),4.68(m,1H),4.45(m,1H),4.29(m,1H),4.04(m,5H),2.67(m,4H),2.28(m,2H),2.03−1.80(m,4H),1.58−1.42(m,4H),0.94(m,12H),0.44(m,1H),0.35(m,1H)。LC/MS=763.3(M
++1)。
【0432】
(実施例55)化合物55の調製
【0433】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
化合物55を、示したP2キノリンの使用を除いて化合物50の調製手順に類似の手順によって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ9.01(s,1H),8.76(s,1H),8.37(d,J=9.0Hz,1H),7.99(s,1H),7.70(d,J=9.9Hz ,1H),5.89(m,1H),5.83(brs,1H),5.31(d,J=15.3Hz,1H),5.13(d,J=9.6Hz,1H),4.75(m,1H),4.65(m,1H),4.41(m,1H),4.19−4.07(m,5H),3.56(m,1H),2.82(m,1H),2.63(m,1H),2.22(m,1H),1.91(m,1H),1.75−1.63(m,2H),1.56(d,J=7.2Hz,6H),1.49−1.20(m,5H),0.98(s,9H),0.48(q,1H),0.34(m,1H)。LC/MS=794.5(M
++1)。
【0434】
(実施例56)化合物56の調製
【0435】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
化合物56を、反応物としての55の使用を除いて化合物52の調製手順に類似の手順によって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.92(s,1H),8.65(s,1H),8.30(d,J=9.6Hz,1H),7.92(s,1H),7.63(d,J=9.3Hz ,1H),5.77(brs,1H),4.75(m,1H),4.62(m,1H),4.45(m,1H),4.16(m,5H),3.55(m,1H),2.79(m,1H),2.61(m,1H),2.20(m,1H),1.97(m,1H),1.89(m,1H),1.80(m,3H),1.56(d,J=6.9Hz,6H),1.59−1.22(m,6H),1.05(m,12H),0.48(q,1H),0.30(m,1H)。LC/MS=796.4(M
++1)。
【0436】
(実施例57)化合物57の調製
【0437】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
化合物57を、化合物52の調製手順に類似の手順によって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.33(m,1H),7.83(s,1H),7.65(d,J=9.6Hz,1H),5.77(brs,1H),4.77(m,1H),4.62(m,1H),4.42(m,1H),4.17(s,3H),4.17−4.05(m,3H),2.79(m,1H),2.61(m,1H),2.20(m,1H),1.98(m,1H),1.79(m,1H),1.70−1.49(m,4H),1.45−1.21(m,5H),1.38(d,J=6.6Hz,6H),1.05(m,12H),0.48(m,1H),0.30(m,1H)。LC/MS=811.4(M
++1)。
【0438】
(実施例58)化合物58の調製
【0439】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
アミン(0.15g、0.19mmol)を含むジクロロメタン(10mL)および5%重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)の二相性溶液に、出発物質アミンが完全に消費されるまで、カーボナート(0.08g、0.29mmol)を含むジクロロメタンの溶液を4回に分けて添加した。ジクロロメタン層を取り、濃縮した。次いで、メチルエステル生成物を、THF/MeOH/水混合物(2mL/2mL/2mL)に溶解した。過剰な水酸化リチウム(46mg)を添加し、反応物を室温で4時間撹拌した。酢酸エチル(40mL)を添加し、混合物に1N HCl/H
2Oをゆっくり添加することによってpH4に調整した。分離後、有機層を濃縮した。残渣を、溶離液として水/アセトニトリル(0.05% TFA)を使用した分取HPLCによって精製して、黄色固体として化合物58(140mg、88%)を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.66(m,1H),8.32(m,2H),7.82(s,1H),7.63(d,J=9.3Hz,1H),5.76(brs,1H),4.77(m,1H),4.66(m,1H),4.28−4.03(m,8H),2.84(m,1H),2.65(m,1H),2.08(m,2H),1.86−1.63(m,6H),1.79(m,1H),1.70−1.49(m,3H),1.55−1.36(m,2H),1.39(d,J=6.9Hz,6H),1.28(m,2H)1.04(m,12H),LC/MS=841.4(M
++1)。
【0440】
(実施例59)化合物59の調製
【0441】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
アルコール(0.40g、1.1mmol)を含むDMSO(5mL)の溶液に、カリウムtert−ブトキシド(0.38g、3.3mmol)をゆっくり添加した。この後にクロロ−キノリン(0.32g、1.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。酢酸エチル(50mL)を混合物に添加し、1N HClの添加によってpH2に調整した。分離後、有機層をNa
2SO
4で乾燥させた。濃縮後、粗生成物を高真空下で一晩乾燥させ、次の工程で直接使用した。
【0442】
酸(0.60g、粗物質、1.1mmol)、(1R,2S)−1−アミノ−2−エチル−シクロプロパンカルボン酸メチルエステル塩酸塩(0.22g、1.2mmol)、およびNMM(0.56g、5.5mmol)の溶液に、0℃でHATU(0.63g、1.65mmol)を添加した。反応物を30分間撹拌した。酢酸エチル(50mL)および3%LiCl水溶液(50mL)を、撹拌しながら混合物に添加した。有機層を取り、3%LiCl水溶液(50mL)で洗浄し、次いで、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、白色固体としてカップリングトリペプチド生成物(0.28g、37%)を得た。LC/MS=692.8(M
++1)。
【0443】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
化合物59を、上記手順と類似の手順に従うことによって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.81(s,1H),8.05(d,J=9.3Hz,1H),7.91(s,1H),7.49(s,1H),7.35(m,1H),7.12(d,J=9.0Hz,1H),6.67(s,1H),5.53(brs,1H),4.65(m,2H),4.55(d,J=12.3Hz,1H),4.22−4.16(m,3H),3.95(s,3H),2.75(m,1H),2.56(m,1H),2.20(m,1H),2.10−1.85(m,3H),1.71−1.64(m,3H),1.52−1.38(m,3H),1.29−1.20(m,2H),1.02(m,12H),0.48(m,1H),0.36(m,1H)。LC/MS=703.4(M
++1)。
【0444】
(実施例60)化合物60の調製
【0445】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アニリン(38.3g、206mmol)および1−クロロメチル−4−メトキシ−ベンゼン(29.4mL、216mmol)を無水DMF(412mL)に溶解し、Cs
2CO
3(77.2g、326mmol)で処理し、次いで、50℃で90分間撹拌した。反応混合物を濃縮し、次いで、H
2OとEtOAcとの間で分配して均一な溶液を得た。次いで、EtOAcを蒸発させた。沈殿した固体を濾過し、次いで、H
2O、MeOH、30% DCM/ヘキサン、および50% EtOAc/ヘキサンで洗浄した。固体を高真空下で乾燥させて、PMB保護生成物(52.2g、83%)を得た。LC/MS=306(M
++1)。
【0446】
工程2:アニリン(52.2g、171mmol)および酸(29.0g、196mmol)を無水ピリジン(853mL)に溶解し、−8℃にてPOCl
3(18.8mL、205mmol)で処理した。60分間の撹拌後、反応混合物を濃縮し、EtOAcおよび1N HClで分配し、次いで、EtOAcおよびDCMで抽出した。溶媒の除去後、粗生成物をシリカでのカラムクロマトグラフィ(30〜80% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、アミド(44.6g、60%)を得た。m/z 436.(M+H)。
【0447】
工程3:アミド(9.04g、20.8mmol)およびイソプロピルアミン(17.7mL、208mmol)を含むTHF(177mL)を、65℃で4時間撹拌した。混合物を濃縮し、EtOAcと1N HClとの間で分配し、次いで、EtOAcおよびDCMで抽出した。溶媒の除去後、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(50〜80% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、アミン(6.06g、64%)を得た。LC/MS=457.8(M
++1)。
【0448】
工程4:アミン(18.4g、40.3mmol)をトルエン(300mL)に懸濁し、次いで、NaH(2.42g、60.4mmol)を添加した。混合物を、125℃で80分間撹拌した。室温への冷却後、AcOH(3.76mL、66.4mmol)の水溶液(300mL)を添加した。形成された固体を濾過し、H
2Oおよびトルエンで洗浄し、次いで、高真空下で一晩乾燥させて、キノリン(15.0g、84%)を得た。LC/MS=440(M
++1)。
【0449】
【化183】
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工程5:キノリン(1.00g、2.27mmol)、トリペプチドブロシラート(1.78g、2.50mmol)、およびCs
2CO
3(1.85g、5.68mmol)を含むNMPを、65℃で3時間30分間撹拌した。反応混合物をEtOAcとブラインとの間で分配し、次いで、EtOAcで抽出した。揮発性有機物の蒸発後、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(50〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、エステル(1.64g、79%)を得た。LC/MS=914(M
++1)。
【0450】
工程6:エステル(6.29g、6.89mmol)を含むDCM(100mL)にTFA(10mL)を添加した。室温で100分間の撹拌後、100mLのトルエンを添加し、次いで、混合物を濃縮した。粗物質を飽和NaHCO
3とDCMとの間で分配し、次いで、DCMで抽出した。揮発性有機物の除去後、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(65〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、フェノール(4.50g、82%)を得た。LC/MS=793.7(M
++1)。
【0451】
【化184】
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工程7:フェノール(520mg、0.655mmol)およびブロミド(231mg、0.787mmol)を無水DMF(5mL)に溶解し、Cs
2CO
3(534mg、1.64mmol)で処理した。次いで、反応物を50℃で45分間撹拌した。反応混合物をH
2OとEtOAcとの間で分配し、EtOAcで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。揮発性有機物の除去後、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(80〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、エステル(600mg、91%)を得た。LC/MS=1005.7(M
++1)。
【0452】
【化185】
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工程8:エステル(600mg、0.597mmol)を無水DCM(6mL)に溶解し、次いで、4N HCl/ジオキサン(3mL、12.0mmol)で処理した。室温で2時間の撹拌後、トルエン(6mL)を添加し、反応物を濃縮した。高真空下で30分間の乾燥後、得られた固体をTHF(5.37mL)に溶解した。混合物に、MeOH(1.79mL)および2N LiOH(3.58mL)を添加した。40℃で65分間の撹拌後、反応混合物を室温に冷却した。反応混合物を2N HCl(3.8mL)で中和し、濃縮した。粗物質を分取HPLCによって精製して、化合物60(301mg、50%)を得た。
1H NMR(CD
3OD,300MHz):δ8.63(s,1H),8.47(s,1H),8.16(d,1H),7.53(s,1H),7.48(d,1H),5.80−5.71(m,1H),5.56(bs,1H),5.18(d,1H),5.10(d,1H),4.61(t,1H),4.49−4.41(m,3H),4.06−3.89(m,3H),3.29−3.18(m,8H),3.14(t,2H),3.07(t,2H),2.67−2.62(m,1H),2.54−2.51(m,1H),2.14−2.08(m,1H),1.89−1.84(m,1H),1.76−1.71(m,1H),1.63−1.53(m,2H),1.38−1.31(m,2H),1.27−1.24(d,6H),1.13−1.08(m,2H),0.93(s,9H),0.29−0.23(m,2H);LC/MS=891(M
++1)。
【0453】
(実施例61)化合物61の調製
【0454】
【化186】
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工程1:N
2パージしたフラスコに、フェノール(604mg、0.761mmol)、クロリド(170mg、0.913mmol)、Cs
2CO
3(620mg、1.90mmol)、およびNaI(60mg、0.45mmol)を充填した。次いで、この混合物にDMF(7mL)を添加し、均一な混合物を65℃の予熱油浴中で加熱した。30分後、LC/MSによると反応は40%未満完了した。6時間後、反応は完了した。反応混合物をEtOAcで希釈し、3×100mLの5%LiCl、100mLの半飽和NaHCO
3(水溶液)、およびブラインで洗浄した。有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、固体を濾過によって除去し、濾液を濃縮した。粗メチルエステルを、次の工程でそのまま使用した。LC/MS=907(M
++1)。
【0455】
【化187】
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工程2:エステル(620mg、0.69mmol)を、THF(6mL)およびMeOH(2mL)の混合物に溶解した。LiOH・H
2O(143mg、3.41mmol)をdH
2O(2mL)に溶解し、これを、0℃に冷却したエステルを含むTHF/MeOHの溶液にゆっくり添加した。完全な添加の際、氷浴を除去した。3時間後に反応が完了した。反応物を0℃に冷却し、2N HClで中和した。化合物61を逆相HPLCによって反応混合物から直接単離して、オフホワイトの固体として472mgを得た(収率78%)。
LC/MS=892(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CDCl
3):δ8.31(s,1H),8.02(s,1H),7.89(d,J=9.2Hz,1H),7.18−7.14(m,2H),5.53(dd,J=9.0,15.8Hz,1H),5.20(s,1H),4.93(d,J=17.4Hz,1H),4.74(d,J=10.2Hz,1H),4.33(m,4H),4.11(d,J=12.7Hz,1H),3.84−3.22(m,12H),2.93(brs,8H),2.29(q,J=4.5Hz,1H),1.87(m,1H),1.66(m,1H),1.55(m,1H),1.35(m,1H),1.14(m,1H),0.97(d,J=6.45Hz,6H),0.87(m,1H),0.67(s,9H),0.13−0.01(m,2H)。
【0456】
(実施例62)化合物62の調製
【0457】
【化188】
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工程1:フェノール(1.10g、4.64mmol)を含むDMF(21mL)の溶液に、ブロミド(1.40g、4.77mmol、1.2当量)および炭酸セシウム(3.80g、11.6mmol、2.5当量)を添加した。得られた混合物を予熱した浴(50℃、外部温度、油浴)に入れ、55分間強く撹拌した。室温への冷却の際、反応混合物をEtOAcで希釈し、水(1回)で洗浄した。水層をEtOAc(1回)で逆抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ(50%〜75% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、キノリン(1.71g、50%)を得た。LC/MS実測値515.28(M
++H,C
26H
36ClN
6O
3=515.25)。
【0458】
【化189】
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工程2:トリペプチド酸(303mg、0.634mmol)を含むDMSO(3.3mL)の溶液に、カリウムtert−ブトキシド(365mg、3.17mmol、5当量)を添加した。得られたスラリーを室温で2時間撹拌した。キノリン(359mg、0.697mmol、1.1当量)を含むDMSO(3mL)の溶液を反応混合物に滴下した。得られたスラリーを、室温で16.5時間撹拌した。酢酸(0.3mL)で反応を停止させ、逆相HPLC(30〜90% MeCN/H
2O−1% TFA)によって精製して、酸を得た(100mg、16%)。LC/MS実測値958.27(M
++H,C
50H
72N
9O
10=958.54)。
【0459】
【化190】
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工程3:酸(100mg、0.104mmol)を含むCH
2Cl
2(0.2mL)の溶液に、4N HClを含むジオキサン(1.0mL)の溶液を添加した。得られた混合物を室温で1.25時間撹拌し、濃縮し、逆相HPLC(30〜90% MeCN/H
2O−1% TFA)によって精製して、化合物62(10mg、11%)を得た。
1H NMR(d
3−MeOD,400MHz):δ8.48(s,1H),7.98(d,1H),7.43(s,1H),7.21(s,1H),7.05(dd,1H),7.03(d,1H),6.10(d,1H),5.49(s,1H),4.52−4.56(m,2H),4.41(d,1H),4.23(t,2H),4.10(s,1H),3.97(m,2H),3.85(t,1H),3.18(q,4H),2.93(t,2H),2.85(m,4H),2.61(m,1H),2.46(m,1H),2.03(m,1H),1.89(m,1H),1.80(m,2H),1.55(t,4H),1.41(m,2H),1.35(d,2H),1.19(d,8H),0.92(s,9H);LCMS実測値858.30(M
++H,C
45H
64N
9O
8=858.49)。
【0460】
(実施例63)化合物63の調製
【0461】
【化191】
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89.5mg(0.115mmol)の酸および15.5mg(0.116mmol)のN−クロロスクシンイミドを含む2mLのDMFの溶液を、0℃で20時間撹拌し、さらなる5mgのN−クロロスクシンイミドを反応物に添加した。得られた溶液を0℃で42時間撹拌した。溶液を濾過した後、生成物を反復分取HPLCによって精製し、精製生成物を凍結乾燥させて、78.4mgの化合物63を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.63(s,1H),8.30(d,1H,J=9.0Hz),7.87(s,1H),7.74(s,1H),7.38(d,1H,J=9.0Hz),5.76(s,1H),4.62−4.74(m,2H),4.55(appt t,1H,J=6.8Hz),4.13−4.24(m,2H),4.05−4.13(m,1H),4.06(s,3H),2.75−2.85(m,1H),2.55−2.67(m,1H),1.82−2.05(m,2H),1.60−1.72(m,3H),1.37−1.58(m,3H),1.32(d,6H,J=6.6Hz),1.14−1.27(m,3H),0.95−1.06(m,12H),0.35−0.44(m,2H);LC/MS=811(M
++1)。
【0462】
(実施例64)化合物64の調製
【0463】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:1.0g(1.41mmol)のトリペプチド、448.9mg(1.34mmol)のキノリン、および920mg(2.82mmol)の炭酸セシウムの混合物を含むN−メチルピロリジンを、65℃の浴中で6時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(20mL)および5%LiCl水溶液(20mL)で希釈した後、得られた混合物を室温で30分間撹拌し、2相を分離した。水画分を酢酸エチル(20mL)で抽出した。有機画分を水で洗浄し、合わせ、(MgSO
4)で乾燥させ、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、いくらかの夾雑物を含む864mg(76%)のトリペプチドを得た。LC/MS=808(M
++1)。
【0464】
工程2:864mg(1.07mmol)のメチルエステルおよび128.5mg(5.37mmol)のLiOH混合物を含むTHF(5mL)、メタノール(5mL)、および水(5mL)を、室温で14.5時間撹拌した。ロータリーエバポレーターを使用して、反応物を半分の体積に濃縮した。0.83mL(10.77mmol)のトリフルオロ酢酸の添加によって濃縮溶液を酸性化した後、混合物を水(5mL)およびメタノール(5mL)で希釈し、0℃の浴中で1時間撹拌した。固体を濾過し、水で洗浄し、真空下で乾燥させた。固体を加熱によってジオキサン−アセトニトリル−水混合物に溶解し、次いで、凍結乾燥させて818mgの化合物64を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.09(d,1H,J=9.3Hz),7.72(s,1H),7.40(d,1H,J=9.3Hz),7.34(s,1H),5.77−5.92(m,1H),5.56(s,1H),5.28(d,1H,J=18.0Hz),5.10(d,1H,J=10.2Hz),4.56−4.70(m,2H),4.52(m,1H),4.24(br s,1H),4.00−4.16(m,2H),4.06(s,3H),3.23(hept,1H,J=6.6Hz),2.72−2.82(m,1H),2.45−2.58(m,1H),2.07−2.26(m,1H),1.92−2.06(m,1H),1.76−1.92(m,1H),1.62−1.76(m,2H),1.26−1.50(m,1H),1.41(d,6H,J=6.6Hz),1.12−1.26(m,2H),1.02(m,9H),0.27−0.42(m,2H);LC/MS=794(M
++1)。
【0465】
(実施例65)化合物65の調製
【0466】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
520.9mg(0.573mmol)の化合物64、810mg(4.35mmol)のトシルヒドラジド、および707mg(8.62mmol)の酢酸ナトリウムの混合物を含むジメトキシエタン(10mL)および水(1mL)を、95℃の浴中で1時間撹拌した。反応混合物を、水および少量のNaHCO
3水溶液で希釈した。次いで、この混合物を酢酸エチル(2回)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を50%メタノール水溶液にて0℃で1時間トリチュレートし、形成された固体を濾過によって単離した。固体をジオキサン、アセトニトリル、および水の混合物に溶解し、2〜3滴のトリフルオロ酢酸の添加によって酸性化し、凍結乾燥させて、447mgの化合物65を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.07(d,1H,J=9.0Hz),7.70(s,1H),7.39(d,1H,J=9.0Hz),7.34(s,1H),5.54(s,1H),4.56−4.69(m,2H),4.51(m,1H),4.23(br s,1H),4.00−4.14(m,2H),4.05(s,3H),3.22(hept,1H,J=6.9Hz),2.68−2.80(m,1H),2.40−2.58(m,1H),1.93−2.06(m,1H),1.78−1.93(m,1H),1.58−1.72(m,3H),1.37−1.58(m,1H),1.41(d,6H,J=6.9Hz),1.27−1.37(m,1H),1.10−1.27(m,3H),0.94−1.10(m,12H),0.27−0.42(m,2H);LC/MS=796(M
++1)。
【0467】
(実施例66)化合物66の調製
【0468】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:2.721g(8.13mmol)のメチルエーテルを含む100mLのCH
2Cl
2の溶液を、室温で撹拌した。次いで、42mL(42mmol)のBBr
3を含むCH
2Cl
2を添加した。得られた混合物を50℃の浴中で5時間還流し、次いで、さらなる8.4mL(8.4mmol)のBBr
3を含むCH
2Cl
2を添加した。2時間の還流後、さらなる8.4mL(8.4mmol)のBBr
3を含むCH
2Cl
2を添加し、得られた混合物を18時間還流した。得られた混合物を300gの氷に注ぎ、混合物を約18g(約450mmol)のNaOHの添加によって塩基性化した。2相の分離後、水画分を水(100mL)で抽出した。2つの水画分をCH
2Cl
2で洗浄し、合わせ、濃HClを使用して約pH6にした。得られた混合物を氷浴中で1時間撹拌し、濾過した。固体を水で洗浄し、乾燥させた。固体を100mL水にて室温で1時間トリチュレートし、形成された固体を濾過し、水で洗浄後、真空下で乾燥させて2.566g(98%)のビスフェノールを得た。
【0469】
工程2:2.454g(7.65mmol)のビスフェノールおよび671mg(16.78mmol)の60%NaHの混合物を250mL丸底フラスコに入れ、0℃で40mLのDMFを添加した。混合物を0℃で30分間撹拌した後、0.80mL(8.51mmol)の2−ブロモエチルメチルエーテルを添加した。得られた混合物を4℃で48時間撹拌し、酢酸エチル(120mL)および5%LiCl水溶液(120mL)で希釈した。混合物を1N HClでpH4〜6に調製し、さらなる酢酸エチル(約1L)で希釈した後、混合物を室温で1時間撹拌した。上部有機画分を、固体を含む下部水画分から分離した。水画分中の固体を酢酸エチル(1L)で溶解し、有機画分を分離した。2つの有機画分を水(1L)で洗浄し、合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を200mLのCH
2Cl
2でトリチュレートし、不溶性物質を濾過した。濾液を濃縮し、溶離液としてヘキサン、酢酸エチル、およびメタノールの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、732mgのキノリンを得た。LC/MS=379(M
++1)。
【0470】
【化195】
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工程3:595mg(0.837mmol)のトリペプチド、300mg(0.791mmol)のキノリン、および546mg(1.68mmol)の炭酸セシウムの混合物を含む4.2mLのN−メチルピロリジンを、を65℃の浴中で16.5時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(20mL)および5%LiCl水溶液(20mL)で希釈した後、得られた混合物を室温で30分間撹拌し、2相を分離した。水画分を酢酸エチル(20mL)で抽出した。有機画分を水(2回)で洗浄し、合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、いくらかの夾雑物を含む410mg(61%)のメチルエステルを得た。LC/MS=852(M
++1)。
【0471】
工程4:410mg(0.48mmol)のエステルおよび115mg(4.81mmol)のLiOHの混合物を含むTHF(2mL)、メタノール(2mL)、および水(2mL)を、室温で4時間撹拌し、次いで、濃縮した。残渣をDMFに溶解し、0.45mL(5.84mmol)のトリフルオロ酢酸の添加によって酸性化した。混合物を酢酸エチル(200mL)で希釈し、水(2回)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣をジオキサンに溶解し、凍結乾燥させて、372mgの化合物66を得た。
1H
NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.73(s,1H),8.08(d,1H,J=8.6Hz),7.73(s,1H),7.41(d,1H,J=9.0Hz),7.34(s,1H),5.76−5.94(m,1H),5.56(s,1H),5.28(d,1H,J=16.8Hz),5.10(d,1H,J=10.8Hz),4.57−4.70(m,2H),4.52(m,1H),4.38(br m,2H),4.23(br,1H),4.05−4.16(m,1H),3.86(br m,2H),3.49(s,3H),3.23(hept,1H,J=6.6Hz),2.70−2.82(m,1H),2.46−2.58(m,1H),2.12−2.26(m,1H),1.83−2.07(m,2H),1.62−1.75(m,2H),1.37−1.48(m,2H),1.41(d,6H,J=6.6Hz),1.26−1.37(m,1H),1.19(br,1H),1.02(s,9H),0.27−0.42(m,2H);LC/MS=838(M
++1)。
【0472】
(実施例67)化合物67の調製
【0473】
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:628mg(0.881mmol)の中間体III、317mg(0.837mmol)のキノリン、および632mg(1.94mmol)の炭酸セシウムの混合物を含む4.4mLのN−メチルピロリジンを、65℃の浴中で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(20mL)および5%LiCl水溶液(20mL)で希釈した後、得られた混合物を室温で30分間撹拌し、2相を分離した。水画分を酢酸エチル(20mL)で抽出した。有機画分を水(2回)で洗浄し、合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、504mg(71%)のエステルを得た。LC/MS=854(M
++1)。
【0474】
工程2:504mg(0.59mmol)のエステルおよび71mg(2.96mmol)のLiOHの混合物を含むTHF(2mL)、メタノール(2mL)、および水(2mL)を、室温で15時間撹拌した。さらなる71mg(2.96mmol)のLiOHを添加し、混合物を室温で6時間撹拌した。溶液を濃縮した後、残渣を酢酸エチルに溶解し、トリフルオロ酢酸の添加によって酸性化した。溶液を水(2回)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を50%メタノール水溶液(5mL)中にて0℃で2時間トリチュレートし、濾過した。固体を水で洗浄した後、これらを真空下で乾燥させて535mg(95%)の化合物67を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.09(d,1H,J=8.7Hz),7.74(s,1H),7.42(d,1H,J=8.7Hz),7.37(s,1H),5.57(s,1H),4.48−4.70(m,3H),4.39(m,2H),4.22(m,1H),4.04−4.16(m,1H),3.86(m,2H),3.49(s,3H),3.23(hept,1H,J=6.9Hz),2.69−2.82(m,1H),2.46−2.60(m,1H),1.76−2.08(m,2H),1.27−1.76(m,6H),1.41(d,6H,J=6.9Hz),1.22(m,3H),1.01(s,9H),0.90−1.10(m,3H),0.28−0.42(m,2H);LC/MS=840(M
++1)。
【0475】
(実施例68)化合物68の調製
【0476】
【化197】
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工程1:2.000g(9.62mmol)の酸を含むメタノール(20mL)およびトルエン(20mL)のスラリーを、8mL(16mmol)の2.0M TMSCHN
2を含むエーテルを滴下しながら0℃で撹拌した。0℃で30分および室温で10分後、30℃未満の浴を使用したロータリーエバポレーターを使用して溶液を濃縮し、残渣を真空下でさらに乾燥させた。残渣を含むメタノール(15mL)に、3.75mL(16.4mmol)の25%ナトリウムメトキシドを含むメタノールを添加し、得られた溶液を70℃の浴中で1時間還流した。溶液を濃縮した後、残渣をシリカゲル上に吸着させ、クロマトグラフィによって精製して、997mgのエステルを得た。LC/MS=174(M
++1)。
【0477】
工程2:992mgのエステルおよび274mg(11.44mmol)のLiOHを含むTHF(9mL)、メタノール(3mL)、および水(3mL)の溶液を、室温で30分間撹拌した。混合物を、約1/3の体積まで濃縮し、水(25mL)で希釈し、次いで、酢酸エチル(25mL)で抽出した。有機洗浄物を水(1×25mL)で抽出した。水画分を合わせ、1N HCl(15mL)で酸性化し、生成物を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮して、835mg(92%)の酸を得た。LC/MS=160(M
++1)。
【0478】
工程3:824mgの酸および274mg(5.18mmol)のLiOHを含むピリジン(50mL)の溶液を、約30分間撹拌した。得られた混合物をフリーザー中で2.5時間撹拌し、次いで、2.5mLの水で反応を停止させ、濃縮した。残渣を酢酸エチルおよび飽和NaHCO
3水溶液に溶解した。水画分を水(1×1)で抽出した。水画分を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、495mg(28%)の酸を得た。LC/MS=341(M
++1)。
【0479】
工程4:495mg(1.45mmol)のアミドおよび350mg(3.12mmol)のカリウムtert−ブトキシドの混合物を含むtert−BuOH(7.3mL)を、75℃で7.5時間撹拌した。1.5mL(6mmol)の4N HClを含むジオキサンを添加した後、混合物を濃縮した。残渣を1N NaH
2PO
4(25mL)にて室温で1時間トリチュレートし、濾過した。固体を水で洗浄し、次いで、エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、423mgのキノリンを得た。LC/MS=323(M
++1)。
【0480】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
工程5: 302mg(0.424mmol)のトリペプチド、130mg(0.402mmol)のキノリン、および304mg(0.932mmol)の炭酸セシウムの混合物を含む3mLのN−メチルピロリジンを、65℃の浴中で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(15mL)および5%LiCl水溶液(15mL)で希釈した後、得られた混合物を室温で30分間撹拌し、水および酢酸エチルでのさらなる希釈後に、2相を分離した。有機画分を水(1回)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、いくらかの夾雑物を含む199mg(62%)のエステルを得た。LC/MS=798(M
++1)。
【0481】
工程5:302mg(0.424mmol)の中間体III、130mg(0.402mmol)のキノリン、および304mg(0.932mmol)の炭酸セシウムの混合物を含む3mLのN−メチルピロリジンを、65℃の浴中で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(15mL)および5%LiCl水溶液(15mL)で希釈した後、得られた混合物を室温で30分間撹拌し、水および酢酸エチルでのさらなる希釈後に、2相を分離した。有機画分を水(1回)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、ヘキサン−酢酸エチルでのコンビフラッシュを使用したクロマトグラフィによって精製して、いくらかの夾雑物を含む199mg(62%)のエステルを得た。LC/MS=798(M
++1)。
【0482】
199mg(0.25mmol)のエステルおよび59mg(2.48mmol)のLiOHの混合物を含むTHF(4mL)、メタノール(2mL)、および水(2mL)を室温で20時間撹拌し、濃縮した。残渣を酢酸エチルおよび水に溶解し、0.3mL(4.04mmol)のトリフルオロ酢酸の添加によって酸性化した。2相の分離後、水画分を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機画分を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した後、残渣を分取HPLCによって精製して、132mgの化合物68を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.48(s,1H),8.08(d,1H,J=9.6Hz),7.86(s,1H),7.63(d,1H,J=9.6Hz),5.76(br,1H),4.76(m,1H),4.60(m,1H),4.45(t,1H),4.31(s,3H),4.17(s,3H),4.15(m,1H),4.03−4.12(m,1H),2.74−2.85(m,1H),2.55−2.67(m,1H),1.86−2.02(m,1H),1.74−1.86(m,1H),1.28−1.74(m,6H),1.12−1.28(m,3H),1.02(m,9H),0.96−1.12(m,3H),0.30−0.44(m,2H);LC/MS=784(M
++1)。
【0483】
(実施例69)化合物69の調製
【0484】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
101mg(0.142mmol)のトリペプチド、44mg(0.136mmol)のキノリン、および104mg(0.320mmol)の炭酸セシウムの混合物を含む1mLのN−メチルピロリジンを、65℃の浴中で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(5mL)および5%LiCl水溶液(5mL)で希釈した後、得られた混合物を、室温で30分間撹拌した。水および酢酸エチルでのさらなる希釈後、2相を分離した。有機画分を水(1回)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、いくらかの夾雑物を含む71mgのエステルを得た。LC/MS=796(M
++1)。
【0485】
71mg(0.090mmol)のエステルおよび21mg(0.881mmol)のLiOHの混合物を含むTHF(2mL)、メタノール(1mL)、および水(1mL)を室温で5時間撹拌し、次いで、濃縮した。残渣を酢酸エチルおよび水に溶解し、0.1mLのトリフルオロ酢酸の添加によって酸性化した。2相の分離後、水画分を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機画分を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した後、残渣を分取HPLCによって精製して、54mgの化合物69を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.75(s,1H),8.48(s,1H),8.31(d,1H,J=9.6Hz),7.86(s,1H),7.63(d,1H,J=9.0Hz),5.86(m,1H),5.77(br,1H),5.29(d,1H,J=17.1Hz),5.12(d,1H,J=10.8Hz),4.73(m,1H),4.60(m,1H),),4.45(m,1H),4.31(s,3H),4.17(s,3H),4.15(m,1H),4.05−4.13(m,1H),2.74−2.92(m,1H),2.54−2.66(m,1H),2.14−2.27(m,1H),1.87−2.02(m,2H),1.76−1.87(m,1H),1.69−1.76(m,1H),1.63(m,1H),1.42−1.50(m,1H),1.28−1.42(m,1H),1.19(br,1H),1.03(m,9H),0.30−0.44(m,2H);LC/MS=782(M
++1)。
【0486】
(実施例70)化合物70の調製
【0487】
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:7.413g(42.22mmol)のエステルを含むTHF(45mL)の溶液を、1N LiOH(45mL)を30分間にわたって添加しながら、0℃の浴中で撹拌した。添加後、溶液を0℃で2時間撹拌し、13mL(52mmol)の4N HClの添加によって酸性化した。得られた混合物を、減圧下で半分の体積まで濃縮した。濃縮混合物を水で希釈した後、生成物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。抽出物を合わせ、ブライン(50mL×1)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4),濃縮して、5.972(96%)の酸を得た。
【0488】
工程2:3.345g(18.02mmol)の粗フェノールおよび7.055g(21.65mmol)の炭酸セシウムの混合物を含むDMF(30mL)を、1.9mL(20.22mmol)の2−ブロモエチルメチルエーテルを添加しながら、室温で撹拌した。混合物を65℃で5時間撹拌し、酢酸エチル(500mL)および5%LiCl水溶液(250mL)で希釈した。2層を分離した後、水画分を酢酸エチル(300mL)で抽出し、有機画分を水(300mL)で洗浄し、有機物を合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、3.611g(82%)のアニリンを得た。LC/MS=244(M
++1)。
【0489】
工程3:778mg(5.28mmol)の酸および1.157g(4.75mmol)のアニリンの混合物を含むDMF(30mL)を、1.9mL(5.90mmol)のPOCl
3を添加しながら、−25℃の浴中で撹拌した。混合物を−5〜−15℃で3時間撹拌し、次いで、2.5mLおよび5%LiCl水溶液(250mL)を添加した。5分後、混合物を濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、1.131g(64%)のアミドを得た。LC/MS=373(M
++1)。
【0490】
工程4:1.031g(2.76mmol)のアミドを含むTHF(9.5mL)およびシクロプロピルアミン(1.9mL、27.42mmol)の混合物を圧力管に入れ、65℃の浴中で5時間撹拌し、濃縮した。残渣を水と合わせ、混合物を室温で24時間撹拌した後、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)で希釈した。次いで、生成物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(100mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮し、生成物を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、769mg(71%)のアミンを得た。LC/MS=394(M
++1)。
【0491】
工程5:767mg(1.95mmol)のアミンおよび119mg(2.98mmol)のNaH(鉱物油中の60%分散物)を含むトルエン(11.5mL)の懸濁液を、110℃の浴にて3時間還流後、さらなる41mg(1.03mmol)の60%NaHを添加した。2時間の還流後、さらなる80mg(2.0mmol)の60% NaHを添加し、混合物を1時間還流し、次いで、室温に冷却した。懸濁液に、0.38mL(6.64mmol)の酢酸を含む2.3mLの水溶液を添加し、得られた混合物を0℃の浴中で 30分間撹拌し、濾過した。回収した固体を水で洗浄し、真空下で乾燥させて、612mg(84%)のキノリンを得た。LC/MS=376(M
++1)。
【0492】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
工程6:663mg(0.930mmol)のトリペプチドIII、332mg(0.883mmol)のキノリン、および674mg(2.07mmol)の炭酸セシウムの混合物を含む6.6mLのN−メチルピロリジンを、65℃の浴中で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(15mL)および5%LiCl水溶液(26mL)で希釈した後、得られた混合物を室温で30分間撹拌し、さらなる5%LiCl水溶液および酢酸エチルを添加し、2相を分離した。水画分を酢酸エチル(1回)で抽出し、2つの有機画分を水(1回)で洗浄し、合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、359mgのエステル化合物を得た。LC/MS=851(M
++1)。
【0493】
工程7:359mg(0.423mmol)のエステルおよび200mg(8.35mmol)のLiOHの混合物を含むTHF(5mL)、メタノール(5mL)、および水(5mL)を、室温で16時間撹拌した。トリフルオロ酢酸の添加によって溶液を酸性化した後、混合物を濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製し、回収した生成物をトリフルオロ酢酸で凍結乾燥させて、261mgの化合物70を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.66(s,1H),8.27(d,1H,J=9.7Hz),7.70(s,1H),7.64(d,1H,J=9.7Hz),5.68(s,1H),4.35−4.78(m,4H),4.02−4.20(m,2H),3.87(br,2H),3.47(s,3H),2.4−2.9(m,2H),1.89−2.04(m,1H),1.77−1.89(m,1H),1.28−1.77(m,4H),1.23(m,3H),0.94−1.11(m,12H),0.85−0.94(m,2H),0.70(br,2H),0.28−0.44(m,2H);LC/MS=837(M
++1)。
【0494】
(実施例71)化合物71の調製
【0495】
【化202】
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557mg(0.784mmol)のトリペプチド、279mg(0.741mmol)のキノリン、および563mg(1.73mmol)の炭酸セシウムの混合物を含む5.6mLのN−メチルピロリジンを、65℃の浴中で16時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル(5mL)および5%LiCl水溶液(20mL)で希釈した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、5%LiCl水溶液(30mL)および酢酸エチル(50mL)でのさらなる希釈後に2相を分離した。水画分を酢酸エチル(1回)で抽出し、2つの有機画分を水(1回)で洗浄し、合わせ、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、288mg(46%)のエステルを得た。LC/MS=849(M
++1)。
【0496】
288mg(0.339mmol)のエステルおよび41mg(1.71mmol)のLiOHの混合物を含むTHF(4mL)、メタノール(4mL)、および水(4mL)を、室温で16時間撹拌した。トリフルオロ酢酸の添加によって溶液を酸性化した後、混合物を濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製し、回収した生成物をトリフルオロ酢酸で凍結乾燥させて、238mgの化合物71を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.58(s,1H),8.24(d,1H,J=8.7Hz),7.64(s,1H),7.60(d,1H,J=8.7Hz),5.77−5.96(m,1H),5.66(s,1H),5.29(d,1H,J=17.4Hz),5.11(d,1H,J=9.9Hz),4.71(m,1H),4.42−4.62(m,3H),4.04−4.20(m,2H),3.87(br,2H),3.47(s,3H),2.54−2.88(m,2H),2.10−2.30(m,1H),1.55−2.06(m,5H),1.27−1.50(m,3H),1.21(m,3H),1.03(m,9H),0.80−0.93(m,2H),0.69(br,2H),0.30−0.44(m,2H);LC/MS=835(M
++1)。
【0497】
(実施例72)化合物72の調製
【0498】
【化203】
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工程1:2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−2−メチル−プロパン−1−オールを、Cottleら、J.Chem.Soc.1946,289由来の修正手順にしたがって、2−アミノ−2−メチル−プロパン−1−オールから調製した。−5℃(外部温度、NaCl/氷浴)の2−アミノ−2−メチル−プロパン−1−オール(250mL、2.61mol、1.76当量)の水溶液(400mL)に、エチレンオキシド(65.25g、1.48mol、−78℃で濃縮)を添加した。溶液を16時間にわたって撹拌し、その間に温度を室温に加温した。真空下でH
2Oを除去し、残存する2−アミノ−2−メチル−プロパン−1−オールを蒸留した。粗残渣をボイルしたEtOAcに溶解し、ヘキサンの添加によって沈殿させて、無色結晶として2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−2−メチル−プロパン−1−オールを得た(145.5g、74%)。LC/MS実測値134.03(M
++H,C
6H
16NO
2=134.12)。
【0499】
工程2:3,3−ジメチルモルホリンを、Cottleら、J.Chem.Soc.1946,289由来の修正手順にしたがって、2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−2−メチル−プロパン−1−オールから調製した。3℃(内部温度、氷浴)のH
2SO
4(110mL、2.06mol、1.85当量)に、2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−2−メチル−プロパン−1−オール(145.5g、1.09mol)を少しずつゆっくり添加した。反応物の内部温度が70℃に上昇した。得られた溶液を、185℃(内部温度、油浴)に2時間加熱し、その間に溶液が褐色になる。室温への冷却の際、H
2O(250mL)を添加し、その後、溶液のpHが塩基性になるまで固体NaOHをゆっくり添加した。溶液をEtOAc(500mL)で希釈し、二相混合物を15時間強く撹拌した。次いで、溶液をセライトで濾過し、H
2OおよびEtOAcで洗浄した。有機層を分離し、ブラインで洗浄した。水層をEtOAcで2回逆抽出した。得られた有機層を合わせ、Na
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した(圧力>80torr)。粗生成物を蒸留して(76℃、98torr)、無色オイルとして3,3−ジメチルモルホリンを得た(46.0g、36%)。LC/MS実測値116.04(M
++H,C
6H
14NO=116.11)。
【0500】
工程3:−78℃(外部温度、アセトン/CO
2(s))の3,3−ジメチルモルホリン(12.15g、106mmol)を含むMeOH(17mL)を含む圧力容器中に、エチレンオキシド(6.2mL、125mmol、1.2当量、−78℃で濃縮)を添加した。溶液を密封し、20時間にわたって撹拌し、その間に温度を室温に加温した。反応混合物を真空下で濃縮し、粗生成物を蒸留して(75℃、0.5torr)、約15%の3,3−ジメチル−モルホリンが夾雑する無色オイルとして2−(3,3−ジメチル−モルホリン−4−イル)−エタノール(14g、82%)を得た。LC/MS実測値160.10(M
++H,C
8H
18NO
2=160.13)。
【0501】
工程4:2−(3,3−ジメチル−モルホリン−4−イル)−エタノール(7.2g、45mmol)およびCBr
4(16.4g、49mmol、1.1当量)を含むTHF(150mL)の溶液に、PPh
3(12.9g、49mmol、1.1当量)を含むTHF(75mL)の溶液を滴下した。得られたスラリーを室温で19時間撹拌し、その時点でスラリーをヘキサンで希釈し、濾過した。濾液を真空下で濃縮し、得られたオイルをCH
2Cl
2で希釈した。次いで、溶液をNaHCO
3(水性、飽和)およびブラインで2回洗浄した。水層をCH
2Cl
2で逆抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。粗生成物を蒸留して(65℃、0.5torr)黄色オイルとして4−(2−ブロモ−エチル)−3,3−ジメチル−モルホリン(5.4g、54%)を得た。
1H NMR(CDCl
3,400MHz)δ3.69(t,2H),3.28(s,2H),3.28(t,2H),2.70(t,2H),2.58(t,2H),0.99(s,6H);LC/MS実測値222.02(M
++H,C
8H
17BrNO=222.05)。
【0502】
【化204】
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工程5:トリペプチド中間体(504mg、0.63mmol)を含むDMF(6mL)の溶液に、4−(2−ブロモ−エチル)−3,3−ジメチル−モルホリン(165mg、0.74mmol、1.2当量)およびCs
2CO
3(520mg、1.59mmol、2.5当量)を添加した。スラリーを50℃(外部温度、油浴)に45分間加熱した。HPLCによって反応が完了したと判断されるまで、さらなる4−(2−ブロモ−エチル)−3,3−ジメチル−モルホリン(410mg、1.84mmol、3当量)を少しずつ添加した。反応混合物を室温に冷却し、EtOAcで希釈し、ブラインで洗浄した。水層をEtOAcで逆抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗生成物をTHF(4mL)およびMeOH(1.2mL)の混合物に溶解し、これにLiOH(1N(水性)、3.2mL、5当量)を添加した。スラリーを室温で12時間撹拌し、その時点でHCl(1N、3.2mL)を添加し、溶液を真空下で濃縮した。粗生成物を逆相HPLC(30〜95% MeCN/H
2O/0.1% TFA)によって精製して、黄色粉末として化合物72を得た(498mg、85%)。
1H NMR(d
3−MeOD,400MHz,回転異性体の4:1混合物)主な回転異性体):δ8.70(s,1H),8.43(s,1H),8.26(d,1H),7.50(s,1H),7.52(d,1H),5.86(dt,1H),5.59(s,1H),5.28(dd,1H),5.10(dd,1H),4.69(m,3H),4.48(d,1H),3.95−4.21(m,4H),3.75(m,3H),2.67(m,3H),2.17(m,1H),2.04(m,1H),1.94(m,1H),1.84(m,1H),1.65−1.73(m,2H),1.53(s,6H),1.43−1.53(m,2H),1.40(m,1H)1.35(s,3H),1.33(s,3H),1.21−1.27(m,2H),1.06(m,2H),1.04(s,9H),0.39(m,2H);LC/MS実測値920.15(M
++H,C
47H
63ClN
7O
10=920.43)。
【0503】
(実施例73)化合物73の調製
【0504】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
化合物72(164mg、0.18mmol)を含むDME(3.6mL)およびH
2O(0.4mL)の溶液に、p−トルエンスルホニルヒドラジド(251mg、1.35mmol、7.5当量)およびNaOAc(221mg、2.69mmol、15当量)を添加した。反応混合物を、95℃(外部温度、油浴)に1.25時間加熱した。溶液を室温に冷却し、MeOHで希釈し、濾過した。濾液を逆相HPLC(20〜65% MeCN/H
2O/0.1% TFA)によって精製して、黄色粉末として化合物73を得た(35mg、21%)。
1H NMR(d
3−MeOD,400MHz,回転異性体の4:1混合物)主な回転異性体:δ8.59回転異性体(s,1H),8.43(s,1H),8.25(d,1H),7.53(s,1H),7.50(d,1H),5.59(s,1H),4.66(m,3H),4.47(d,1H),3.95−4.21(m,4H),3.75(m,4H),2.67(m,4H),2.22(m,2H),2.01(m,1H),1.91(m,1H),1.65−1.73(m,4H),1.53(s,6H),1.43−1.53(m,4H),1.35(s,3H),1.33(s,3H),1.21−1.27(m,3H),1.04(s,9H),0.39(m,2H);LC/MS実測値922.15(M
++H,C
47H
65ClN
7O
10=922.45)。
【0505】
(実施例74)化合物74の調製
【0506】
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:オーバーヘッドスターラーおよび還流冷却器を取り付けた三つ口フラスコに、マロン酸(25.4g、244mmol)およびm−アニシジン(27mL、244mmol)を添加した。次いで、オキシ塩化リン(33.5mL、366mmol)を少しずつ添加した。気体発生の終了後、スラリーを95℃にゆっくり加熱し、30分間撹拌した。次いで、得られたフォームを室温に冷却し、オキシ塩化リン(100mL、732mmol)を添加した。混合物を120℃に加熱し、3時間撹拌した。氷浴中で冷却後、氷水をゆっくり添加して残存するオキシ塩化リンの反応を停止させ、その後、溶液がpH8に到達するまで5N NaOHを添加した。次いで、混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を回収した。次いで、有機相を水およびブラインで洗浄した。硫酸ナトリウムでの乾燥および濃縮後、粗残渣をシリカ(CH
2Cl
2)でのカラムクロマトグラフィによって精製して、ジクロリドを得た。
【0507】
工程2:ジクロリドを硫酸(150mL)に溶解し、160℃の油浴中で2時間加熱した。室温への冷却後、混合物を氷水に注いだ。懸濁液を酢酸エチルで希釈し、次いで、有機相を水でおよび飽和NaHCO
3水溶液で洗浄した。次いで、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、フェノール(2工程で18.4g、35%)を得た。
【0508】
工程3:フェノール(2.13g、9.95mmol)を含む1−メチル2−ピロリジノン(5mL)にピラゾール(1.37g、10.9mmol)を添加し、混合物を115℃に一晩加熱した。室温への冷却後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄した。次いで、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、所望の生成物(2.92g、97%)を得た。
【0509】
工程4:上記で得たフェノール(2.92g、9.68mmol)、4−(2−クロロエチル)モルホリン塩酸塩(2.16g、11.6mmol)、Cs
2CO
3(6.94g、21.3mmol)、およびNaI(200mg、1.33mmol)の溶液を、65℃に一晩加熱した。室温への冷却後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、次いで、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄した。次いで、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、HPLCによって精製して、キノリン中間体(1.54g、38%)を得た。
【0510】
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
工程5:トリペプチド(500mg、1.04mmol)を無水DMSO(10mL)に溶解し、次いで、固体KOtBu(350mg、3.12mmol)で処理した。室温で1時間の撹拌後、キノリン中間体(380mg、1.97mmol)を添加し、反応物を一晩撹拌した。次いで、酢酸(700μL)で反応を停止させ、HPLCによって精製して、化合物74(161mg、18%)を得た。
1H NMR(CD
3OD,300MHz)δ8.57(s,1H),8.11(d,1H),7.53(s,1H),7.31(s,1H),7.18(dd,1H),6.17(d,1H),5.56(m,1H),,4.71(t,1H),4.64(t,1H),4.59−4.55(m,2H),4.50(d,1H),4.17(s,1H),4.10−3.78(m,6H),3.75−3.71(m,2H),3.64−3.28(m,4H),2.72−2.53(m,2H),2.05−1.88(m,2H),1.73−1.61(m,3H),1.50(dd,1H),2.53(dd,1H),1.38−1.02(m,5H),1.29(s,3H),1.37(s,3H),1.02(s,9H),0.40−0.37(m,2H);C
45H
63N
8O
9について計算したLRMS[M+H]
+:859.5,実測値859.2。
【0511】
(実施例75)化合物75の調製
【0512】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
トリペプチド(450mg、0.94mmol)を無水DMSO(10mL)に溶解し、固体KOtBu(582mg、5.18mmol)で処理した。室温で1時間後、キノリン(437mg、1.04mmol)を添加し、反応物を一晩撹拌した。酢酸(400μL)で反応を停止させ、次いで、HPLCによって精製して、化合物75(632mg、80%)を得た。
1H NMR(CD
3OD,400MHz)δ8.68(s,1H),8.58(d,1H),8.12(d,1H),7.56(d,1H),7.31(s,1H),7.19(dd,1H),6.19(d,1H),5.86−5.79(m,1H),5.57(m,1H),5.26(dd,1H),5.09(dd,1H),4.70(t,1H),4.64(t,1H),4.59−4.56(m,2H),4.51(d,1H),4.21(s,1H),4.13−3.84(m,6H),3.75−3.73(m,2H),3.30−3.65(m,4H),2.74−2.68(m,1H),2.58−2.51(m,1H),2.22−2.16(m,1H),2.05−1.98(m,1H),1.94−1.89(m,1H),1.73−1.64(m,2H),1.52(d,1H),1.44(dd,1H),1.29(s,3H),1.27(s,3H),1.26−1.18(m,2H),1.03(s,9H),0.40−0.37(m,2H);C
45H
61N
8O
9について計算したLRMS[M+H]
+:857.5,実測値857.2。
【0513】
(実施例76)化合物76の調製
【0514】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
1−{[1−[2−(ビシクロ[3.1.0]ヘクス−3−イルオキシカルボニルアミノ)−3,3−ジメチル−ブチリル]−4−(4−ブロモ−ベンゼンスルホニルオキシ)−ピロリジン−2−カルボニル]−アミノ}−2−ビニル−シクロプロパンカルボン酸メチルエステル(100mg、0.14mmol)、2−(5−イソプロピルアミノ−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル)−7−メトキシ−キノリン−4−オール(62mg、0.18mmol)、および炭酸セシウム(60mg、0.18mmol)の混合物を含むNMP(1mL)を、65℃で3時間撹拌した。混合物をTFA(0.16mL)で中和し、HPLCによって精製してエステルを得た。これをメタノール(10mL)、THF(15mL)、および水酸化リチウム水溶液(120mg/3mL)に溶解した。混合物を45℃で1時間撹拌し、濃縮して揮発性溶媒を除去し、1N HClで中和し、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を濃縮し、HPLCによって精製して、化合物76(5.5mg、5%)を得た。LC/MS=810.5(M
++1)。
【0515】
(実施例77)化合物77の調製
【0516】
【化210】
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工程1:1H−ピラゾール−3−イルアミン(8.3g、100mmol)、アセトン(7.4mL、100mmol)、および酢酸(12mL、200mmol)の混合物を含むTHF(280mL)に、氷水浴で冷却しながら、ナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(27g、120mmol)を少しずつ添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、50℃で3時間撹拌した。室温への冷却後、10N NaOH(40mL)を滴下し、1時間穏やかに撹拌した。デカンテーションによって透明な溶液を単離した。ゴム状残渣をTHF(2×50mL)で洗浄した。全THF溶液を合わせ、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(EtOAc)によって精製して、無色オイルとしてイソプロピル−(1H−ピラゾール−3−イル)−アミン(8.5g、68%)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3):δ7.34(d,1H),5.62(d,1H),3.58(m,1H),1.22(d,6H)。
【0517】
工程2:2,4−ジクロロ−7−メトキシ−キノリン(1.34g、5.88mmol)およびイソプロピル−(1H−ピラゾール−3−イル)−アミン(1.10g、8.80mmol)の混合物を、封管中で撹拌しながら、115℃で3時間加熱した。約20分の加熱後、管内の上昇した圧力を、ニードルの使用によって放出した。次いで、混合物をジクロロメタンに溶解し、シリカゲルカラムにロードした。ジクロロメタンおよびメタノールでの溶離により、[1−(4−クロロ−7−メトキシ−キノリン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]−イソプロピル−アミン(1.53g、82%)を得た。LC/MS=317.2(M
++1)。
【0518】
工程3:[1−(4−クロロ−7−メトキシ−キノリン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]−イソプロピル−アミン(0.52g、1.6mmol)および酢酸ナトリウム一水和物(1.0g)の混合物を含む酢酸(5mL)を、130℃で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、次いで、酢酸エチル(50mL)と水(50mL)との間で分配した。有機層を真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、[1−(4−ヒドロキシ−7−メトキシ−キノリン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]−イソプロピル−アミン(0.09g、19%)を得た。LC/MS=299.1(M
++1)。
【0519】
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
工程4:トリペプチド(420mg、0.59mmol)、[1−(4−ヒドロキシ−7−メトキシ−キノリン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−イル]−イソプロピル−アミン(174mg、0.58mmol)、および炭酸セシウム(0.22mg、0.68mmol)の混合物を含むNMP(2mL)を、65℃で16時間撹拌した。この混合物に、LiOH水和物(400mg)の水溶液(3mL)を添加した。40℃で撹拌しながら、混合物がほぼ均一になるまでメタノールを添加し、次いで、2時間撹拌した。揮発性溶媒の除去後、混合物を酢酸エチルと3%LiCl水溶液との間で分配した。水溶液を1N HClで中和後、有機層を取り出した。水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を合わせ、濃縮した。残渣をHPLCによって精製して、TFA塩として化合物77を得た(260mg、51%)。
IH NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.60(d,J=3.0Hz,1H),8.07(d,J=9.0Hz,1H),7.62(s,1H),7.29(s,1H),7.17(d,J=9.3Hz,1H),6.26(d,J=2.7Hz,1H),5.85(m,1H),5.63(brs,1H),5.28(d,J=16.2Hz,1H),5.11(d,J=10.5Hz,1H),4.69(t,1H),4.56(m,1H),4.16(m,1H),3.99(s,3H),2.74(m,1H),2.55(m,1H),2.21(q,1H),1.98(m,1H),1.84(m,1H),1.70(m,2H),1.44(m,2H),1.31(d,6H),1.21(m,2H),1.04(s,9H),0.98(m,2H),0.34(m,2H)。LC/MS=758.5(M
++1)。
【0520】
(実施例78)化合物78の調製
【0521】
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
中間体IIIの使用を除いて化合物77の調製手順に類似の手順にしたがって、化合物78を得た。
IH NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.65(s,1H,交換可能),8.61(d,J=2.7Hz,1H),8.09(d,J=9.0Hz,1H),7.62(s,1H),7.30(s,1H),7.17(d,J=9.6Hz,1H),6.25(d,J=2.7Hz,1H),5.63(brs,1H),4.69(t,1H),4.55(m,2H),4.18(m,1H),4.05(m,2H),4.00(s,3H),2.74(m,1H),2.55(m,1H),1.95(m,1H),1.82(m,1H),1.65(m,2H),1.41(m,4H),1.30(d,6H),1.22(m,4H),1.02(s,9H),0.98(m,2H),0.35(m,2H)。LC/MS=760.5(M
++1)。
【0522】
(実施例79)化合物79の調製
【0523】
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
化合物79を、上記の手順に従うことによって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.68(s,1H,交換可能),8.62(d,J=3.0Hz,1H),8.07(d,J=9.0Hz,1H),7.62(s,1H),7.29(s,1H),7.19(d,J=8.7Hz,1H),6.26(d,J=2.7Hz,1H),5.62(brs,1H),4.69(t,1H),4.54(m,2H),4.30(m,2H),4.17(s,1H),4.03(m,2H),3.84(m,2H),3.46(s,3H),2.74(m,1H),2.55(m,1H),1.96(m,1H),1.84(m,1H),1.68(m,3H),1.52(t,1H),1.42(m,2H),1.30(d,6H),1.22(m,4H),1.02(s,9H),0.98(m,2H),0.35(m,2H)。LC/MS=804.7(M
++1)。
【0524】
(実施例80)化合物80の調製
【0525】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:トリペプチド(830mg、1.2mmol)、2−(3−イソプロピルアミノ−ピラゾール−1−イル)−7−(2−メトキシ−エトキシ)−キノリン−4−オール(410mg、1.2mmol)、および炭酸セシウム(440mg、1.35mmol)の混合物を含むNMP(4mL)を、65℃で16時間撹拌した。混合物を、酢酸エチル(30mL)と3%LiCl(30mL)との間で分配した。水層を、酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。酢酸エチル抽出物を合わせ、濃縮した。
【0526】
工程2:上記のように形成された粗カップリング生成物を、ジクロロメタン(20mL)に溶解し、4N HClを含むジオキサン(20mL)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、乾燥するまで濃縮した。残渣を、酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。この二相性溶液に、穏やかに撹拌しながら中間体I(344mg、1.4mmol)を含む酢酸エチル(3mL)の溶液を滴下した。酢酸エチル層を取り、濃縮した。
【0527】
工程3:次いで、得られた残渣をTHF(20mL)、MeOH(20mL)、およびLiOH一水和物(1.0g)を含む水(10mL)に再溶解し、45℃で1時間撹拌した。揮発性溶媒の除去後、溶液を1N HClで約pH5に中和し、酢酸エチル(50mL)で抽出した。有機抽出物を濃縮し、HPLCによって精製して、所望の画分の凍結乾燥後に淡黄色固体として化合物80(TFA塩として632mg、57%)を得た。
1H
NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.75(s,1H,交換可能),8.57(d,J=2.7Hz,1H),8.05(d,J=9.3Hz,1H),7.55(s,1H),7.25(s,1H),7.16(d,J=9.0Hz,1H),6.24(d,J=2.7Hz,1H),5.86(m,1H),5.58(brs,1H),5.28(d,J=15.9Hz,1H),5.11(d,J=10.5Hz,1H),4.71(t,1H),4.54(m,2H),4.28(m,2H),4.18(s,1H),4.03(m,2H),3.83(m,2H),3.46(s,3H),2.74(m,1H),2.55(m,1H),2.20(m,1H),1.96(m,1H),1.84(m,1H),1.68(m,2H),1.42(m,2H),1.30(d,6H),1.22(m,1H),1.02(s,9H),0.98(m,2H),0.36(m,2H)。LC/MS=802.7(M
++1)。
【0528】
(実施例81)化合物81の調製
【0529】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:ブロシラートメチルエステル(1.41g、1.95mmol)および炭酸セシウム(1.90g、5.82mmol)の混合物を含むNMP(6.5mL)に、酢酸(0.35mL、5.82mmol)を添加した。得られた混合物を、室温で30分間撹拌し、次いで、65℃で16時間撹拌した。混合物を、酢酸エチル(40mL)と3%LiCl水溶液(40mL)との間で分配した。酢酸エチル層を乾燥するまで濃縮し、メタノール(20mL)およびTHF(20mL)に再溶解した。水酸化リチウム水溶液(1.0g/10mL)を添加し、室温で16時間撹拌した。さらなる水酸化リチウム溶液(0.5g/5mL)を添加し、45℃で2時間撹拌した。揮発性溶媒の除去後、酢酸エチル(40mL)を添加した。水層を6N HClで約pH2に中和した。次いで、酢酸エチル層をブラインで洗浄し、乾燥するまで濃縮して、無色固体としてアルコールを得た(920mg、96%)。LC/MS=490.3(M
−−1)。
【0530】
【化216】
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工程2:アルコール(420mg、0.85mmol)を含むDMSO(10mL)の溶液に、1.0Mカリウムt−ブトキシドを含むTHFを添加し、室温で30分間撹拌した。{1−[4−クロロ−7−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−キノリン−2−イル]−1H−ピラゾール−3−イル}−イソプロピル−アミン(440mg、1.06mmol)を含むTHF(2mL)の溶液を添加した。次いで、混合物を室温で16時間撹拌し、酢酸で中和し、濃縮して揮発性溶媒を除去した。残渣をHPLCに供して、凍結乾燥の際に帯黄色固体として化合物81を得た(TFA塩として340mg、35%)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.62(d,J=2.7Hz,1H),8.17(d,J=9.3Hz,1H),7.62(s,1H),7.33(s,1H),7.23(d,J=9.3Hz,1H),6.25(d,J=2.4Hz,1H),5.62(brs,1H),4.75(m,2H),4.67(s,1H),4.59(m,2H),4.33(d,J=6.6Hz,1H),3.8−4.1(m,6H),3.75(m,2H),3.49(brs,4H)2.68(m,2H),1.1−2.1(m,28H,イソプロピルMeについての1.30ppmにJ=6.3Hzのダブレットを含む),0.39(m,2H)。LC/MS=871.6(M
++1)。
【0531】
(実施例82)化合物82の調製
【0532】
【化217】
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工程1:アミド(18.8g、0.078mmol)をEtOH(75mL)に溶解した。この溶液に、12N HCl(水溶液)を添加した。次いで、反応混合物を115℃の予熱浴中に入れ、5時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、次いで、氷浴でさらに冷却した。形成された小さな針状結晶を真空濾過によって単離し、Et
2Oで洗浄し、高真空下に16時間おいた。塩酸塩の収量は10.1g(67%)であった。LC/MS=158.3(M
++1)。
【0533】
【化218】
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工程2:アミン(10.1g、0.052mol)を、1MのBBr
3を含むCH
2Cl
2(163mL、0.163mol)の溶液に溶解した。これにより、大量に発煙およびガス放出が生じた。反応物を40℃の予熱浴中に入れた。反応物のN
2ラインを、CaSO
4を充填した乾燥管と交換した。反応物を8時間加熱し、次いで、室温で一晩撹拌した。翌日、LC/MSによって判断したところ、反応は完了していた。反応物を氷浴に入れ、MeOHを非常にゆっくり添加し、大量のHBrガスが形成された。反応物は、最終的に、白色懸濁液が形成されるにつれて非常に高粘度になった。全てが溶液になるまで、さらなるMeOHをこの懸濁液に添加した。次いで、これを白色シロップになるまで濃縮した。これをdH
2Oに溶解し、この溶液をEtOAc(2回)で抽出した。純粋なフェノールを含んでいたので、これらの洗浄物を確保した。次いで、水層を固体NaHCO
3でpH7にし、さらなるEtOAc(2回)で抽出した。これらの有機洗浄物を合わせ、ブラインで抽出し、Na
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。フェノールを、EtOAcおよびヘキサンの混合物で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィによってこの残渣から単離した。この物質を純粋なフェノールを含む元のEtOAc抽出物と合わせて、7.07g(95%)のわずかにオフホワイトの固体を得た。LC/MS=144.3(M
++1)。
【0534】
【化219】
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工程3:フェノール(3.5g、0.024mol)およびCs
2CO
3(9.4g、0.029mol)を充填したフラスコに、DMF(120mL)を添加し、次いで、MeOEtBr(2.52mL、0.027mol)を添加した。次いで、この混合物を65℃の予熱浴中に入れた。反応物を4.25時間撹拌し、さらなるMeOEtBr(200μL、0.0021mol)を添加した。さらなる1時間の撹拌後、反応物を室温に冷却した。反応物をEtOAcと5%LiCl(水溶液)との間で分配した。形成された固体を、混合物へのdH
2Oの添加によって溶解した。層を分離し、有機層をさらなる5%LiCl(水溶液)(2回)およびブライン(1回)で洗浄した。次いで、有機層をNa
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。EtOAcおよびヘキサンの混合物で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィによって、フェノール性エーテルを無色液体として残渣から単離した(4.7g、98%)。LC/MS=202.2(M
++1)。
【0535】
【化220】
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工程4:アニリン(4.7g、0.023mol)をCH
2Cl
2(125mL)に溶解した。この溶液に、1,1’−チオカルボニルジ−2(1H)−ピリドン(5.58g、0.023mol)を一度に添加した。反応物を室温で2時間撹拌させた。次いで、反応物を濃縮して、溶液から白色固体が沈殿した。全てをCH
2Cl
2に再溶解し、EtOAcおよびヘキサンの混合物で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィによって、白色固体としてイソチオシアナートを単離した(5.36g、96%)。
1H NMR(400MHz,(CD
3)
2SO):δ7.35(t,J=8Hz,1H),7.19(dd,J=8.8,4.6Hz,1H),7.14(dd,J=8,1.6Hz,1H),4.22(m,2H),3.69(m,2H),3.32(s,3H)。
【0536】
【化221】
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工程5:氷浴中で冷却したNaHのスラリー(鉱物油の60%分散物)(1.06g、0.026mol)を含むTHF(120mL)に、マロン酸ジエチル(3.34mL、0.022mol)を滴下した。次いで、氷浴を除去し、反応物を室温で1.5時間撹拌した。次いで、反応物を氷浴中で冷却し、イソチオシアナート(5.36g、0.022mol)を含むTHF(80mL)溶液を、ゆっくりとした一連の流れで添加した。イソチオシアナートおよびTHFの溶液が作製されたフラスコを、さらなるTHF(20mL)でリンスし、これも反応物に添加した。次いで、冷浴を除去し、反応物を3時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、得られた黄色フォームを高真空下に一晩おいた。
【0537】
上記合成生成物を含むDMF(100mL)の溶液を−45℃に冷却した。ヨウ化エチル(2.13mL、0.026mol)を、反応物にゆっくり滴下した。反応物を−45℃の浴中で2時間撹拌し、次いで、加温したままにし、一晩撹拌した。反応物をdH
2Oで希釈することによって不透明になり、これは白色沈殿を含んでいた。次いで、反応を停止させた反応物をEt
2Oおよびヘキサンの1:1混合物で抽出し、その後にEt
2Oで抽出し、次いで、EtOAcで抽出した。EtOAc抽出物を合わせ、5%LiCl水溶液(2回)で逆抽出した。有機物を合わせ、ブラインで抽出し、次いで、Na
2SO
4で乾燥させた。次いで、乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。EtOAcおよびヘキサンの混合物で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィによってワックス状結晶性固体としてこの残渣からS−アルキル化化合物およびN−アルキル化化合物の混合物を単離した(9.11g、96%)。LC/MS(R
T=3.95)=432.2(M
++1);LC/MS(RT=4.02)=432.0(M
++1)。
【0538】
【化222】
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工程6:S−アルキル化化合物およびN−アルキル化化合物(9.1g、0.021mol)の混合物をPh
2O(80mL)に溶解した。この溶液を320℃の予熱砂浴中に入れた。内部温度220℃で17分後、TLC分析によって反応が完了していると判断された。反応物を室温に冷却し、シリカゲルカラムへの反応物の直接ローディングによってキノリンを単離した。100%ヘキサンの溶離液を使用して、Ph
2Oを溶離した。次いで、溶離液中のEtOAcの比率を35%にすることによってキノリンをカラムから溶離した。キノリンを白色結晶固体として単離した(6.8g、84%)。LC/MS=386.2(M
++1)。
【0539】
【化223】
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工程7:キノリン(6.8g、0.0176mol)をTHF(40mL)と混合した。次いで、MeOHを添加し(40mL)、次いで、1N NaOH(水溶液)(88mL、0.088mol)を一度に添加した。全てが溶液になり、反応物を加熱した。次いで、反応物を85℃の予熱浴中に入れ、19.5時間撹拌し、LC/MSによってチェックした。完全に反応しなかったので、さらなるNaOH(1.2gを含む20mLのdH
2O)を添加し、反応物を撹拌し続けた。さらに4時間後、還流冷却器を除去し、反応物中のいくらかの有機溶媒の蒸発によって反応物を濃縮した。次いで、還流冷却器を反応フラスコに戻し、さらに10時間加熱し続けた。反応物を室温に冷却させ、一晩撹拌した。この時点で、LC/MSによって判断したところ、完全に反応していた。反応物を氷浴に入れ、4N HClでpH4にした。これによって反応停止した反応物が沈殿を伴って粘度が高くなった。これをCH
2Cl
2で抽出した。有機相を濃縮し、残渣をMeOHに懸濁した。真空濾過によって白色固体を単離して、鮮白色固体としてカルボン酸を得た(3.84g、61%)。LC/MS=358.1(M
++1)。
【0540】
【化224】
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工程8:カルボン酸(3.84g、0.0107mol)をPh
2O(32mL)に懸濁した。この混合物を、310℃の予熱砂浴中に入れた。内部温度が150℃に到達した時、カルボン酸は溶液になった。反応物を内部温度250℃に15分間保持し、次いで、室温に冷却した。冷却の際に、溶液から固体が沈殿した。これらの固体を真空濾過によって単離し、濾過ケーキをヘキサンで洗浄して、淡黄色固体として脱カルボキシル化キノリンを得た(3.19g、94%)。LC/MS=314.2(M
++1)。
【0541】
【化225】
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工程9:脱カルボキシル化キノリン(2.59g、0.0083mol)をDMF(28mL)に溶解した。この溶液に、Cs
2CO
3(8.1g、0.0249mol)を添加し、3分後にPMBCl(1.69mL、0.01245mol)を添加した。反応物を室温で16時間撹拌した。LC/MSによって反応は完了したと判断された。5%LiCl(水溶液)およびEtOAcの添加によって反応を停止させた。水層をdH
2Oで希釈し、層を分離した。有機層をdH
2O(1回)、5%LiCl(水溶液)(3回)、およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相を、Na
2SO
4およびMgSO
4の混合物で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。EtOAcおよびヘキサンの混合物で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィによって残渣からPMB保護キノリンを単離した(2.04g、56%)。LC/MS=434.1(M
++1)。
【0542】
【化226】
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工程10:PMB保護キノリン(2.0g、0.00461mol)をCH
2Cl
2(46mL)に溶解した。この溶液に、mCPBA(4.59g、0.00922mol)を一度に添加した。反応をLC/MSによってモニタリングした。さらなるmCPBA(700mg)を30分後および3時間後(180mg)に反応物に添加した。反応の進行をLC/MSによってモニタリングした。3.5時間後、反応物をCH
2Cl
2で希釈し、飽和NaHSO
3(水溶液)を反応物に添加した。全固体がこれら2つの層に溶解した。層を分離し、有機層を、飽和NaHSO
3(水溶液)(1回)および2N NaOH(2回)で洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮して、結晶性白色固体としてスルホンを得た(2.19g、100%)。LC/MS=466.1(M
++1)、488.2((M
++23)。
【0543】
【化227】
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工程11:スルホン(600mg、0.00129mol)を含むフラスコに、iPr−アミノピラゾール(1.6g、0.01288mol)を添加した。反応フラスコを115℃の予熱油浴中に入れた。反応物を24時間撹拌し、次いで、室温に冷却した。反応物をdH
2OとEtOAcとの間で分配した。有機相を、dH
2O(1回)、ブライン(1回)で抽出し、次いで、Na
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、キノリン生成物を、最初にEtOAcおよびヘキサンで溶離するシリカゲルクロマトグラフィによって大部分の夾雑物を除去し、次いで、カラムをMeOHおよびCH
2Cl
2の混合物でフラッシングして依然として不純な生成物を回収することによって半精製した。逆相HPLCによって精製を終了して、黄色固体として生成物キノリンを得た(250mg、51%)。LC/MS=377.1(M
++1)。
【0544】
【化228】
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工程12:丸底フラスコに、キノリン(236mg、0.626mmol)、中間体III(446mg、0.626mmol)、およびCs
2CO
3(358mg、1.10mmol)を充填した。NMP(3.2mL)を添加し、反応フラスコを65℃の油浴に入れた。反応の進行をLC/MSによってモニタリングした。5.5時間後、それ以上反応は進行しなかった。反応物を室温に冷却し、EtOAcとdH
2Oとの間で分配した。層を分離し、次いで、有機相をdH
2O(1回)、5%LiCl(水溶液)(3回)、およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相を、Na
2SO
4およびMgSO
4の混合物で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。EtOAcおよびヘキサンの混合物で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィによって白色固体としてカップリング生成物を単離した(465mg、87%)。LC/MS=852.1(M
++1)。
【0545】
【化229】
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工程13:メチルエステル(465mg、0.542mmol)を、THF(2.7mL)およびMeOH(1.8mL)に溶解した。個別のフラスコ中に、LiOH(114mg、2.71mmol)を含むdH
2O(900μL)の溶液を調製し、室温で第1のフラスコに添加した。次いで、反応フラスコを32℃の油浴中に入れた。反応の進行をLC/MSによってモニタリングした。6時間後、反応物を室温に冷却した。反応物を2N
HClで中和し、MeOHで明澄化した。混合物をフリーザー中で一晩保存した。化合物82を逆相HPLCによって混合物から単離し、次いで、凍結乾燥させて、黄色粉末(434mg、86%)を得た。LC/MS=839.0(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3CN):δ8.65(d,J=2.8Hz,1H),8.61(s,1H),8.01(d,J=9.2Hz,1H),7.31(d,J=9.2Hz,1H),7.31(s,1H),6.21(d,J=2.8Hz,1H),5.50(s,1H),4.67(t,J=8Hz,1H),4.58(t,J=6.8Hz,1H),4.49(d,J=11.6Hz,1H),4.37(t,J=4.4Hz,2H),4.20(s,1H),4.05(d,J=9.2Hz,1H),3.86(m,1H),3.85(t,J=4.4Hz,1H),3.48(s,3H),2.70(dd,J=13.6,8Hz,1H),2.56(m,1H),2.00(m,1H),1.88(m,1H),1.67(m,3H),1.51(五重線,J=8Hz,1H),1.39(m,2H),1.32(d,J=6.8Hz,6H),1.22(dd,J=9.2,4.4Hz,2H),1.18(m,1H),1.01(m,12H),0.38(m,1H),0.33(m,1H)。
【0546】
(実施例83)化合物83の調製
【0547】
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:丸底フラスコに、キノリン(288mg、0.918mmol)、中間体III(654mg、0.917mmol)、およびCs
2CO
3(523mg、1.61mmol)を充填した。次いで、この混合物をNMPに懸濁した。次いで、反応物を65℃の浴中に入れ、7.5時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、dH
2OとEtOAcとの間で分配した。次いで、有機層を、dH
2O(1回)、5%LiCl(水溶液)(3回)、およびブライン(1回)で抽出した。次いで、有機相を、Na
2SO
4およびMgSO
4の混合物で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮した。EtOAcおよびヘキサンの混合物で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィによって白色固体として残渣からカップリング生成物を単離した(590mg、82%)。LC/MS=787.7(M
++1)。
【0548】
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:メチルエステル(590mg、0.749mmol)を、THF(3.75mL)およびMeOH(2.5mL)に溶解した。この溶液を氷浴中で冷却し、次いで、LiOH(157mg、3.74mmol)を含むdH
2O(3.75mL)の溶液を滴下した。次いで、氷浴を除去し、反応物を室温で4時間撹拌した。反応物を氷浴中で再度冷却し、1N HClを使用して反応物のpHをpH1〜2にした。溶液は、細かい白色固体を伴って不透明になった。反応物をEtOAc(2回)で抽出し、合わせた有機層をブラインで抽出し、Na
2SO
4で乾燥させた。乾燥剤を真空濾過によって除去し、濾液を濃縮して、白色フォームとして化合物83を得た(598mg)。106mgの粗化合物83を逆相HPLCによって精製し、次いで、凍結乾燥させて、白色粉末(88mg)を得た。LC/MS=773.5(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3CN):δ7.51(d,J=9.2Hz,1H),7.16(s,1H),6.82(d,J=9.2Hz,1H),6.26(s,1H),5.95(d,J=8.4Hz,1H),5.33(dt,J=19.6,9.6Hz,1H),4.91(s,1H),4.89(d,J=11.2Hz,1H),4.71(d,J=11.2Hz,1H),4.31(t,J=6.4Hz,1H),4.08(t,J=8.8Hz,1H),3.99(d,J=12Hz,1H),3.93(d,J=3.2Hz,2H),3.86(m,1H),3.55(d,J=10.4Hz,1H),3.39(t,J=10.4Hz,2H),3.02(s,3H),2.98(四重線,J=7.2Hz,2H),2.16(dd,J=14.4,7.2Hz,1H),1.94(m,1H),1.77,(四重線,J=8.8Hz,1H),1.61(m,1H),1.56(五重線,J=2.4Hz,1H),1.48(m,1H),1.32(dd,J=7.6,5.6Hz,1H),1.24(d,J=14.4Hz,1H),1.06(t,J=7.6Hz,3H),0.97(m,2H),0.80(m,2H),0.58(s,9H),−0.02(m,2H)。
【0549】
(実施例84)化合物84の調製
【0550】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
化合物83(490mg、0.634mmol)をDME(6.34mL)に溶解した。この溶液に、dH
2O(634μL)、pTolSO
2NHNH
2(884mg、4.75mmol)を添加し、次いで、NaOAc(780mg、9.51mmol)を添加した。次いで、反応物を95℃の浴中に入れ、1.75時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、化合物84を逆相HPLCによって精製し、次いで、凍結乾燥させて、オフホワイトの粉末(270mg、55%)を得た。LC/MS=775.7(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3COD):δ7.99(d,J=9.2Hz,1H),7.33(d,J=9.2Hz,1H),6.82(s,1H),5.51(s,1H),4.64(t,J=8.4Hz,1H),4.52(t,J=7.2Hz,1H),4.48(d,J=13.6Hz,1H),4.38(d,J=3.2Hz,2H),4.16(s,1H),4.00(dd,J=14,4.4Hz,1H),3.84(t,J=4.4Hz,2H),3.47(s,3H),3.44(dd,J=6.8,2Hz,2H),2.69(dd,J=14.4,8Hz,1H),2.49(ddd,J=14.4,9.6,4.4Hz,1H),1.98(m,1H),1.85(m,1H),1.65(dt,J=14.8,7.6Hz,3H),1.50(t,J=7.6Hz,4H),1.40(dd,J=8,4.8Hz,1H),1.34(d,J=14.4Hz,1H),1.20(m,3H),1.00(s,12H),0.36(m,1H),0.32(五重線,J=4Hz,1H)。
【0551】
(実施例85)化合物85の調製
【0552】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:キノリン(450mg、0.965mmol)を含むTHF(5.0mL)の溶液に、21%NaOEtのエタノール溶液(1.10mL、2.89mmol)をゆっくり添加した。溶液を室温で10分間撹拌した後、2N HCl(10mL)を添加した。得られた混合物を5分間撹拌し、EtOAc(10mL)で希釈し、5分間撹拌した。2層を分離した後、水層をEtOAc(10mL)で抽出した。合わせた有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用するシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、385mg(96%)のPMB保護エトキシキノリンを得た。LC/MS=418(M
++1)。
【0553】
工程2:PMB保護キノリン385mg(0.923mmol)を含むジクロロメタン(5.0mL)およびTFA(5.0mL)の溶液を、室温で10分間撹拌した。反応が進行するにつれて、無色から紫色に変化する。溶液を減圧下で濃縮し、5%重炭酸ナトリウムを使用してpH8に調整し、次いで、EtOAc(20mL×2)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用するシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、254mg(92%)のヒドロキシルキノリンを得た。LC/MS=298(M
++1)。
【0554】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:中間体III(800mg、1.12mmol)、キノリン(332mg、1.12mmol)、および炭酸セシウム(802mg、2.46mmol)の混合物を含むNMP(5mL)を、65℃で16時間撹拌した。次いで、混合物をEtOAc(20mL)および5%LiCl(20mL)で希釈し、室温で30分間撹拌した。2層を分離し、水層をEtOAc(20mL)で抽出した。合わせた有機画分を、5%LiCl(3×20mL)、水で洗浄し、次いで、ブラインで洗浄した。有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。粗物質を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用するシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、685mg(79%)のエステルを得た。LC/MS=773(M
++1)。
【0555】
工程4:エステル(685mg、0.88mmol)を含むTHF(3mL)およびメタノール(5mL)の混合物に、LiOH一水和物(210mg、5.0mmol)の水溶液(3mL)を添加した。混合物を、35℃で3時間撹拌した。溶液を減圧下で濃縮し、10%HClでpH2に調整した。メタノール(5mL)を混合物に添加し、溶離液としてアセトニトリル0.1%のTFA溶液および水0.1%のTFA溶液の混合物を使用する逆相分取HPLCによって精製して、323mg(48%)の化合物85を得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ(ppm)7.85(d,J=9.2Hz,1H),7.15(d,J=9.2Hz,1H),6.37(s,1H),5.34(br,1H),4.53−4.35(br,5H),4.24(br,2H),4.08(s,1H),3.99−3.87(br,1H),3.74−3.72(m,2H),3.36(s,3H),2.60(m,1H),2.40(m,1H),1.93(m,1H),1.82(m,2H),1.58−1.52(br,4H),1.43−1.36(br,4H),1.31−1.21(br,2H),1.13−1.03(br,3H),0.91(s,9H),0.84(s,1H),0.21−0.02(br,2H).LC/MS=760(M
++1)。
【0556】
(実施例86)化合物86の調製
【0557】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:NaH(214mg、5.35mmol)の混合物を含むTHF(3.5mL)に、2−メトキシエチルアルコール(253μL、3.21mmol)を滴下した。混合物を室温で15分間撹拌した後、キノリン(534mg、1.07mmol)を含むTHF(1.5mL)の溶液を添加し、得られた溶液を10分間撹拌した。2N HCl(10mL)の添加によって反応を停止させ、得られた混合物を5分間撹拌した。混合物をEtOAc(20mL)で希釈し、5分間撹拌した後、2層を分離し、水画分をEtOAc(20mL)で抽出した。合わせた有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用するシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、504mg(98%)のPMB保護ビス−メトキシエトキシキノリンを得た。LC/MS=448(M
++1)。
【0558】
工程2:PMB保護キノリン504mg(1.12mmol)を含むジクロロメタン(5.0mL)およびTFA(5.0mL)の溶液を、室温で10分間撹拌した。反応が進行するにつれて、無色から紫色に変化する。溶液を減圧下で濃縮し、5%重炭酸ナトリウムを使用してpH8に調整し、次いで、EtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用するシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、367mg(100%)のヒドロキシルキノリンを得た。LC/MS=328(M
++1)。
【0559】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:中間体III(800mg、1.12mmol)、キノリン(367mg、1.12mmol)、および炭酸セシウム(802mg、2.46mmol)の混合物を含むNMP(5mL)を、65℃で16時間撹拌した。次いで、混合物をEtOAc(20mL)および5%LiCl(20mL)で希釈し、室温で30分間撹拌した。2層を分離し、水画分をEtOAc(20mL)で抽出した。合わせた有機画分をLiCl(3×20mL)、水で洗浄し、次いで、ブラインで洗浄した後、これを乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサンおよび酢酸エチルの混合物を使用するシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、829mg(92%)のエステルを得た。LC/MS=803(M
++1)。
【0560】
工程4:エステル(829mg、1.02mmol)を含むTHF(3mL)およびメタノール(5mL)の混合物に、LiOH一水和物(210mg、5.0mmol)の水溶液(3mL)を添加した。混合物を、35℃で3時間撹拌した。溶液を減圧下で濃縮し、10%HClでpH2に調整した。メタノール(5mL)を混合物に添加し、溶離液としてアセトニトリル0.1%のTFA溶液および水0.1%のTFA溶液の混合物を使用する逆相分取HPLCによって精製して、528mg(66%)の化合物86を得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ(ppm)7.81(d,J=8.99Hz,1H),7.10(d,J=9.2Hz,1H),6.35(s,1H),5.28(br,1H),4.59−4.36(br,5H),4.22(br,2H),4.08(s,1H),3.89−3.85(br,1H),3.75−3.70(m,2H),3.36(s,3H),3.34(s,3H),2.58(m,1H),2.38(m,1H),1.93(m,1H),1.82(m,H),1.58−1.50(br,4H),1.42−1.23(br,4H),1.1−1.05(br,3H),0.88(s,9H),0.82(s,1H),0.19−0.2(br,2H).LC/MS=790(M
++1)。
【0561】
(実施例87)化合物87の調製
【0562】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:ジヒドロキシキノリン(2g、6.6mmol)を0℃でDMF(50ml)に溶解し、NaH(792mg、19.8mmol)を少しずつ添加した。これを0℃で30分間撹拌し、その後に4−(2−クロロエチル)−モルホリン塩酸(1.36g、7.3mmol)を添加した。混合物を60℃で5時間撹拌し、次いで、室温で一晩撹拌した。混合物をEtOAcおよび3%LiCl水溶液で希釈した。2層を分離し、水画分をEtOAcで再度抽出した。合わせた有機画分をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、真空下で濃縮した。残渣を、MeOH/EtOAcを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、1.46g(43%)の所望の生成物を得た。LC/MS=415(M
++1)。
【0563】
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:化合物87(TFA塩として570mg、74%)を、大環状トリペプチド(1.2gmg、1.7mmol、不純物30%未満)およびキノリン(500mg、0.965、不純物20%)を使用した化合物82の調製手順に類似の手順によって得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.33(d,1H),8.22(s,1H),7.83(s,1H),7.78(d,1H),7.41(dd,1H),5.7(b,1H),4.78−4.62(m,5H),4.30(d,1H),4.29−4.07(m,7H),3.79(t,2H),3.54(brs,4H),2.80−2.60(m,2H),1.10−2.04(m,34H),0.97−0.92(m,1H),0.32−0.42(m,2H)。LC/MS=888.7(M
++1)。
【0564】
(実施例88)化合物88の調製
【0565】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:保護ヒドロキシプロリン(10g、40.8mmol)、PDC(23.0g、61.2mmol)、および10gの4Aモレキュラーシーブの混合物を含むジクロロメタン(150mL)を、室温で4日間撹拌した。これをCeliteのパイルで濾過し、さらなるジクロロメタンを使用してパッドを洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、7.86g(79%)の所望のケトンを得た。LC/MS=144(M
++1−Boc)。
【0566】
工程2:ケトン(4.3g、17.7mmol)の混合物を含むジクロロメタン(80mL)を、DAST(5.8mL、44.25mmol)をゆっくり添加しながら、N
2下にて−78℃で撹拌した。混合物を室温に加温させ、24時間撹拌した。反応混合物の反応を氷水で停止させた。2層を分離した後、水画分をジクロロメタン(300mL)で抽出し、合わせた有機画分を乾燥させ(MgSO
4)、真空下で濃縮した。粗生成物を、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、4.37g(93%)のジフルオロ化合物を得た。LC/MS=166(M
++1−Boc)。
【0567】
工程3:ジフルオロ−エステル(4.37g、16.5mmol)の混合物を含むTHF(50mL)を、1M DIBALを含むTHF(36.3mL、36.3mmol)を30分間にわたって滴下しながら、N
2下にて−78℃で撹拌した。混合物を室温に加温させ、48時間撹拌した。混合物をEtOAc(100mL)および飽和酒石酸カリウムナトリウム(100mL)で希釈し、2相が明確になるまで、得られた混合物を30分間強く撹拌した。2層を分離した後、水画分をEtOAc(2×100mL)で抽出し、合わせた有機画分をブラインで乾燥させ、乾燥させ(MgSO
4)、真空下で濃縮した。粗生成物を、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、1.56g(40%)のアルコールを得た。LC/MS=138(M
++1−Boc)。
【0568】
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
工程4:前の工程のトリペプチド(500mg、0.616mmol)およびアルコール(175mg、0.739mmol)、PPh
3(261mg、0.986mmol)、およびDIAD(0.191mL、0.986mmol)の混合物を含むTHF(10mL)を、3時間還流した。混合物を室温に冷却し、濃縮した後、残渣を、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、628mg(99%)の所望の生成物を得た。LC/MS=1031.3(M
++1)。
【0569】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
工程5:上記Boc保護化合物を、4N HClを含むジオキサン(10mL)に溶解し、室温で2時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮して、粗生成物を得た。LC/MS=930.2(M
++1)。
【0570】
工程6:上記化合物を、THF(3mL)、MeOH(3mL)、およびLiOH(462mg、11.56mmol)を含む水(10mL)に溶解し、室温で24時間撹拌した。溶液をTFAで酸性化し、次いで、真空下で濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製して、ビス−TFA塩として500.8mg(2工程で76%)の化合物88を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.33(d,1H),8.22(s,1H),7.78(s,1H),7.60(d,1H),5.72(b,1H),4.90−4.55(m,5H),4.22−4.13(m,2H),4.00−3.88(m,2H),3.00−2.60(m,3H),2.00−1.80(m,2H),1.70−1.65(m,2H),1.57−1.40(m,2H),1.40(s,3H),1.38(s,3H),1.22(m,2H),1.03−0.92(m,10H),0.35(m,2H).LC/MS=916.2(M
++1)。
【0571】
(実施例89)化合物89の調製
【0572】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:実施例88の工程5の手順によってBoc保護を行った。
【0573】
工程2:上記脱Boc化合物を含む1,2−ジクロロエタン(6mL)の溶液に、室温でNaBH(OAc)
3(520mg、2.45mmol)およびホルムアルデヒド(37%水溶液、0.1mL、1.23mmol)を添加した。1時間後、混合物を濃縮し、EtOAc(100mL)で希釈し、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮して、粗メチル化化合物を得た。LC/MS=944.2(M
++1)。
【0574】
工程3:上記メチル化化合物を、THF(3mL)、MeOH(3mL)、およびLiOH(500mg)を含む水(10mL)に溶解し、室温で24時間撹拌した。溶液をTFAで酸性化し、次いで、真空下で濃縮した。粗生成物を分取HPLCによって精製して、ビス−TFA塩として510mg(3工程で69%)の化合物89を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.31(d,1H),8.23(s,1H),7.73(s,1H),7.62(d,1H),5.72(b,1H),4.90−4.50(m,5H),4.30−3.68(m,7H),3.20(s,3H),3.05−2.60(m,3H),2.00−1.80(m,2H),1.70−1.63(m,2H),1.54−1.40(m,2H),1.40(s,3H),1.38(s,3H),1.22(m,2H),1.03−0.92(m,10H),0.34(m,2H).LC/MS=930.2(M
++1)。
【0575】
(実施例90)化合物90の調製
【0576】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:反応物(1.17g、1.44mmol)および3−ヒドロキシメチル−モルホリン−4−カルボン酸tert−ブチルエステル(376mg、1.73mmol)、PPh
3(604mg、2.30mmol)、およびDIAD(0.445mL、2.30mmol)の混合物を含むTHF(15mL)を、3時間還流した。LC/MSは、他の副生成物および大量の出発物質と共に形成されたいくつかの生成物を示した。試薬の他方の半分を添加し、一晩還流した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィおよびその後の分取HPLCによって精製して、142mg(10%)の所望の生成物を得た。LC/MS=1010.3(M
++1)。
【0577】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:上記のBoc保護化合物(55mg、0.054mmol)を、4N HClを含むジオキサン(3mL)に溶解し、室温で1時間撹拌した。混合物をEtOAc(20mL)で希釈し、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮して粗脱保護生成物を得た。LC/MS=910.3(M
++1)。
【0578】
工程3:上記化合物およびLiOH(50mg)を、THF(5mL)、MeOH(0.5mL)、および水(2mL)に溶解し、室温で24時間撹拌した。溶液をTFAで酸性化し、次いで、真空下で濃縮して粗生成物を得、これを分取HPLCによって精製して、17mg(2工程で28%)の化合物90を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.31(d,1H),8.25(s,1H),7.80(s,1H),7.68−7.55(m,4H),5.72(b,1H),4.79−4.47(m,5H),4.25−3.84(m,10H),3.50−3.39(m,2H),2.86−2.60(m,2H),2.00−1.80(m,2H),1.70−1.62(m,2H),1.54−1.40(m,2H),1.40(s,3H),1.38(s,3H),1.34−1.20(m,4H),1.03−0.92(m,10H),0.35(m,2H)。LC/MS=896.2(M
++1)。
【0579】
(実施例91)化合物91の調製
【0580】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
化合物91を、実施例89に記載の手順によって得た。分取HPLCによる精製後、ビス−TFA塩として25.5mg(27%)の化合物91を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.29(d,1H),8.23(s,1H),7.78(s,1H),7.73(m,1H),5.72(b,1H),4.79−4.47(m,5H),4.30−3.95(m,10H),3.61−3.43(m,2H),3.17(s,3H),2.86−2.50(m,2H),2.00−1.80(m,2H),1.70−1.61(m,2H),1.57−1.40(m,2H),1.40(s,3H),1.38(s,3H),1.34−1.20(m,4H),1.05−0.90(m,10H),0.35(m,2H).LC/MS=910.3(M
++1)。
【0581】
(実施例92)化合物92の調製
【0582】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
化合物92を、実施例90に記載の手順によって得た。分取HPLCによる精製後、ビス−TFA塩として17.4mgの化合物92を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.64(s,1H),8.29(d,1H),8.22(s,1H),7.78(s,1H),7.61(d,1H),5.71(b,1H),4.73−4.49(m,5H),4.25−3.84(m,10H),3.50−3.39(m,2H),2.86−2.60(m,2H),2.00−1.80(m,2H),1.70−1.62(m,2H),1.54−1.40(m,2H),1.40(s,3H),1.38(s,3H),1.30−1.20(m,4H),1.05−0.91(m,10H),0.33(m,2H).LC/MS=896.2(M
++1)。
【0583】
(実施例93)化合物93の調製
【0584】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
化合物93を、実施例89に記載の手順によって得た。分取HPLCによる精製後、ビス−TFA塩として16.0mgの化合物93を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.63(s,1H),8.31(d,1H),8.24(s,1H),7.80(s,1H),7.64(s,1H),5.72(b,1H),4.75−4.47(m,5H),4.20−3.92(m,10H),3.61−3.40(m,2H),3.18(s,3H),2.80−2.55(m,2H),2.00−1.80(m,2H),1.70−1.62(m,2H),1.50−1.40(m,2H),1.40(s,3H),1.38(s,3H),1.20−1.10(m,4H),1.05−0.97(m,10H),0.35(m,2H).LC/MS=910.3(M
++1)。
【0585】
(実施例94)化合物94の調製
【0586】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:1−[2−アミノ−3−クロロ−4−(2,2−ジメトキシ−エトキシ)−フェニル]−エタノン(2g、7.3mmol)を含むピリジン(20mL)の溶液に、0℃でシクロヘキサンカルボニルクロリド(1.12g、7.7mmol)をゆっくり添加した。混合物を室温で2時間撹拌した後、H
2O(10mL)を混合物に添加した。生成物をEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、白色固体として1.9g、(65%)のアミドを得た。LC/MS=383.8(M
++1)。
【0587】
工程2:アミド(1.9g、5.0mmol)およびt−BuOK(0.62g、0.55mmol)を、室温でt−BuOH(20mL)に溶解し、還流下で2時間撹拌した。反応完了の際、3N HClを反応物に添加して約pH3に調整し、それにより、生成物が沈殿した。固体を濾過し、エーテルで洗浄し、高真空下で乾燥させて、白色固体としてキノリンを得た(1.6g、100%)。LC/MS=366.1(M
++1)。
【0588】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:化合物94(170mg)を、化合物82を調製するための上記の手順と同一の手順を使用して合成した。LC/MS=852.9(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.06(d,1H),7.32(d,1H),7.04(s,1H),5.45(b,2H),4.34(dd,1H),4.25(d,1H),4.15(dd,1H).3.79−2.98(m,11H),2.42(m,1H),2.25(m,1H),1.75−1.61(m,3H),1.54−1.45(m,3H),1.35−1.00(m,10H),0.91−0.84(m,2H),0.73−0.61(m,12H),0.14−0.03(m,2H)。
【0589】
(実施例95)化合物95の調製
【0590】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
工程1および工程2:キノリンを、実施例94中の上記手順を使用して合成した。LC/MS=324.2(M
++1)。
【0591】
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:化合物95(550mg)を、化合物82を調製するための上記の手順と同一の手順を使用して合成した。LC/MS=810.5(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.33(d,1H),7.60(d,1H),6.77(s,1H),5.69(bs,1H),4.78(b,2H),4.66(dd,1H),4.51(m,1H),4.13−3.31(m,11H),2.96−2.68(m,2H),2.57−2.49(m,1H),2.01−1.81(m,2H),1.69−1.35(m,10H),1.24−1.10(m,2H),1.05−0.94(m,12H),0.36−0.33(m,2H)。
【0592】
(実施例96)化合物96の調製
【0593】
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
工程1および工程2:キノリンを、実施例94中の上記手順を使用して合成した。LC/MS=342.7(M
++1)。
【0594】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:化合物96(260mg)を、化合物82を調製するための上記の手順と同一の手順を使用して合成した。LC/MS=829.4(M
++1)。
【0595】
(実施例97)化合物97の調製
【0596】
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:イミダート塩(2.99g、16mmol)およびアニリン(2g、14.5mmol)を、N
2雰囲気下でエタノール(7mL)に溶解した。反応混合物を、30℃で一晩撹拌した。混合物を濾過した後、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、無色オイルの形態で濃縮生成物を得た(3.6g、87%)。LC/MS=285.9(M
++1)。
【0597】
工程2:濃縮生成物(3.6g、87%)を含むジフェニルエーテル(36mL)の溶液を加熱砂浴(300℃)に入れ、溶液の温度を約240〜250℃に保持しながら、混合物を12分間撹拌させた。混合物を室温に冷却し、所望の生成物が褐色固体で沈殿した。固体を濾過し、ヘキサンで洗浄し、高真空下で乾燥させて、キノリン(2.33g、9.7mmol、77%)を得た。LC/MS=240.0(M
++1)。
【0598】
工程3:キノリン(2.33g、9.7mmol)を含むDMF(30mL)の溶液に、炭酸セシウム(12.64g、39mmol)および2−ブロモ−1,1−ジメトキシ−エタン(2.6g、15mmol)を添加した。得られた混合物を65℃で10時間撹拌した。混合物を濾過した後、濾液をEtOAcおよびH
2Oで希釈し、3N HClを添加してpH3に調整した。分離した有機画分を5%LiClおよびブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、白色固体として8−クロロ−7−(2,2−ジメトキシ−エトキシ)−2−エトキシ−キノリン−4−オールを得た(1.27g、3.87mmol、40%)。LC/MS=328.1(M
++1)。
【0599】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
工程4:化合物97(754mg)を、化合物82を調製するための上記の手順と同一の手順を使用して合成した。LC/MS=814.6(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ7.61(d,1H),6.82(d,1H),6.01(s,1H),5.01(s,1H),4.41−4.30(m,1H),4.29−4.19(m,3H),4.15−4.01(m,2H),3.95−2.95(m,12H),2.30(m,1H),2.10(m,1H),2.84−0.59(m,19H),0.2−0.04(m,2H)。
【0600】
(実施例98)化合物98の調製
【0601】
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:ブロシラート(1.1g、1.52mmol)および炭酸セシウム(0.99g、3.04mmol)の混合物を含むNMP(10mL)に、室温でキノリン(0.40g、1.22mmol)を一度に添加した。混合物を85℃で3時間撹拌し、室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈した。混合物を3%LiCl水溶液(1×100mL)、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、淡褐色固体として所望の生成物を得た(0.70g、71%)。LC/MS=813(M
++1)。
【0602】
工程2:エステル(0.70g、0.86mmol)を含むHOAc(10mL)の溶液に1.4N HCl水溶液(5mL)を添加し、得られた溶液を、60℃で1.5時間撹拌した。反応完了の際、混合物を濃縮して溶媒を除去した。残渣をEtOAc(100mL)に溶解し、飽和NaHCO
3で洗浄した後、有機層を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮して、粗アルデヒドを得た。粗アルデヒドを含むCH
2Cl
2(20mL)の溶液に、0℃でモルホリン(112μL、1.29mmol)およびナトリウムトリアセトキシボロハイドライド(237mg、1.12mmol)を添加した。次いで、氷酢酸(25μL、7.8mmol)を化合物に添加した。0℃にて10分間で反応が完了した。飽和NaHCO
3溶液を添加して反応を停止させた。混合物を20分間撹拌した後、分離した有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。粗生成物は、そのまま使用するのに十分な純度であった(LC/MSによる)。LC/MS=838(M
++1)。
【0603】
工程3:この粗生成物を含むTHF(6mL)の溶液にLiOH(384mg、16mmol)の水溶液(6mL)を添加し、その後にMeOH(6mL)を添加した。混合物を、室温で20時間撹拌した。反応完了の際、0℃でTFAを添加してpH4に調整し、生成物をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。生成物を分取HPLCによって精製して、白色固体として化合物98を得た(0.51g、53%)。LC/MS=824(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ8.05(d,J=8.8Hz 1H),7.21(d,J=9.2Hz,1H),6.38(s,1H),5.61(m,1H),5.39(m,2H),4.87(m,1H),4.63−4.54(m,5H),4.26(m,1H),4.07(m,2H),4.01(m,1H),3.87(m,1H),3.76(m,3H),3.48(m,2H),2.63−2.54(m,1H),2.54−2.47(m,2H),2.33−2.67(m,1H),2.04−1.89(m,3H),1.87(m,1H),1.75(m,2H),1.67−1.59(m,3H),1.55(m,2H),1.46−1.37(m,8H),1.29−1.14(m,4H),0.39(m,2H)。
【0604】
(実施例99)化合物99の調製
【0605】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
化合物98(0.20g、0.24mmol)およびp−トルエンスルホニルヒドラジド(0.31g、1.68mmol)をエチレングリコールジメチルエーテル(2mL)に溶解し、酢酸ナトリウム(0.28g、3.36mmol)およびH
2O(0.2mL)を添加した。次いで、懸濁液を撹拌しながら95℃で3時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、DMF(4mL)で希釈し、分取HPLCによって精製して、白色固体として化合物99を得た(0.12g、60%)。LC/MS=826(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ8.03(d,J=9.2Hz,1H),7.23(d,J=9.2),3.42(m,2H),2.59(m,2H),2.04−1.89(m,3H),1.87(m,1H),Hz,1H),6.41(s,1H),5.38(bs,1H),4.75−4.69(m,2H),4.61−4.54(m,6H),4.49(m,1H),4.32(m,1H),4.08−3.98(m,5H),3.75(m,5H 1.75(m,2H),1.67−1.59(m,3H),1.55(m,2H),1.46−1.37(m,8H),1.29−1.14(m,4H),0.37(m,2H)。
【0606】
(実施例100)化合物100の調製
【0607】
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:2,4,8−トリクロロ−7−メトキシキノリン(0.32g、1.19mmol)を、封管中でイソプロピルアミン(4mL)に溶解し、50℃で10時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、H
2Oで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、ジクロロキノリン(0.231g、0.81mmol、68%)を得た。LC/MS=285.1(M
++1)。
【0608】
工程2:ジクロロキノリン(0.145g、0.51mmol)および酢酸ナトリウム(0.625g、7.6mmol)の混合物を含むHOAc(2mL)を封管に入れ、130℃で17時間撹拌した。混合物を室温に冷却した後、固化した混合物をさらなるEtOAcによって溶解し、H
2Oおよび飽和NaHCO
3(3回)で洗浄した。飽和NaHCO
3で洗浄するにつれて、所望の生成物が沈殿し、これを濾過した。濾過ケーキをトルエンで処理し、濃縮して(3回)、8−クロロ−2−イソプロピルアミノ−7−メトキシ−キノリン−4−オール(0.09g、67%)を得た。LC/MS=267.1(M
++1)。
【0609】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:化合物100(110mg)を、化合物82を調製するための上記の手順と同一の手順を使用して合成した。LC/MS=728.4(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.02(d,1H),7.26(d,1H),6.45(bs,1H),5.61(bs,1H),5.06(bs,1H),4.68(dd,1H),4.56−4.45(m,2H),4.25−3.97(m,6H),3.32(s,1H),2.76−2.68(m,2H),2.56−2.49(m,1H),2.14(m,1H),1.99−1.78(m,2H),1.68−1.64(m,3H),1.53−1.16(m,6H),1.05−0.94(m,14H),0.37−0.30(m,2H)。
【0610】
(実施例101)化合物101の調製
【0611】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
工程1および工程2:キノリンを、実施例100中の上記手順と類似の手順を使用して合成した。LC/MS=283.1(M
++1)。
【0612】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:化合物101(82mg)を、化合物82を調製するための上記の手順と同一の手順を使用して合成した。LC/MS=744.4(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.02(d,1H),7.306(d,1H),6.51−6.37(m,1H),5.58−5.45(m,1H),4.68(dd,1H),4.56−4.44(m,2H),4.15−3.96(m,5H),3.79(m,4H),3.55−3.47(m,2H),3.31(m,1H),2.72−2.49(m,2H),2.14(m,1H),1.99−1.78(m,2H),1.68−1.64(m,3H),1.53−1.22(m,6H),1.20−0.94(m,14H),0.37−0.30(m,2H)。
【0613】
(実施例102)化合物102の調製
【0614】
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:2,4,8−トリクロロ−7−メトキシ−キノリン(100mg、0.38mmol)、4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(44mg、0.38mmol)、および炭酸セシウム(185mg、0.57mmol)の混合物を含むDMF(2mL)を、50℃で22時間撹拌した。LC/MSは、他の副生成物と共に形成されたいくらかの生成物を示した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、3%LiClおよびブラインで洗浄した。有機層および不溶性物質を合わせ、真空下で濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製して、89mg(67%)の一置換生成物を得た。LC/MS=341.2(M
++1)。
【0615】
工程2:上記ジクロロキノリン(48mg、0.14mmol)およびNaOAc(173mg、2.11mmol)の混合物を含むHOAc(2mL)を、封管中にて130℃で36時間撹拌した。室温への冷却後、混合物をEtOAc(20mL)で希釈し、飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄した。有機層および不溶性物質を合わせ、真空下で濃縮して純粋な所望のヒドロキシキノリン生成物である白色固体を得、これを次の工程でそのまま使用した。LC/MS=323.11(M
++1)。
【0616】
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:中間体III(130mg、0.182mmol)、ヒドロキシキノリン、および炭酸セシウム(137mg、0.42mmol)の混合物を含むNMP(2mL)を、65℃で5時間撹拌した。室温への冷却後、混合物をTHF(5mL)およびMeOH(1mL)で希釈し、水酸化リチウム(100mg)水溶液(3mL)を混合物に添加した。混合物を室温で16時間撹拌し、TFAで中和した。揮発性溶媒の除去後、残渣を分取HPLCによって精製して、TFA塩として53mg(2工程で42%)の化合物102を得た。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.85(s,1H),8.11(d,1H),7.44(d,1H),6.22(s,1H),5.81(b,1H),4.50(m,1H),4.3−4.0(m,4H),4.06(s,3H),3.72(s,3H),2.47(m,2H),2.04(m,2H),1.75−1.1.79(m,10H),1.03−0.92(m,14H),0.44(m,2H).LC/MS=784.1(M
++1)。
【0617】
(実施例103)化合物103の調製
【0618】
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:中間体III(0.15g、0.21mmol)および炭酸セシウム(0.14g、0.42mmol)の混合物を含むNMP(5mL)に、室温でキノリン(0.05g、0.21mmol)を一度に添加した。混合物を85℃で3時間撹拌し、室温に冷却し、EtOAc(30mL)で希釈した。混合物を、3%LiCl水溶液(1×20mL)、ブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、淡褐色固体として所望の生成物を得た(0.09g、60%)。LC/MS=710(M
++1)。
【0619】
工程2:エステル(0.06g、0.085mmol)およびヨウ化ナトリウム(0.25g、1.67mmol)をピリジン(3mL)に溶解し、115℃に7時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、濃縮して大部分のピリジンを除去した。残渣をDMF(2mL)に溶解し、分取HPLCによって精製して、固体として化合物103を得た(0.02g、35%)。LC/MS=696(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.15(d,J=9.0Hz,1H),7.57(d,J=9.3Hz,1H),7.40(s,1H),5.49(s,1H),4.69(m,1H),4.51−4.41(m,2H),4.16(m,1H),4.08(s,3H),4.01(m,1H),2.69(m,1H),2.49(m,1H),2.00(m,1H),1.91(m,1H),1.69(m,2H),1.50(m,1H),1.43−1.36(m,3H),1.25−1.13(m,3H),1.04−0.95(m,12H),0.35−0.27(m,2H)。
【0620】
(実施例104)化合物104の調製
【0621】
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:メチルエステルキノリン(0.20g、0.75mmol)をTHF(5mL)に溶解し、1M DIBALを含むヘキサン(2.3mL、2.30mmol)を添加しながら0℃に冷却した。混合物を室温で1時間撹拌した後、H
2O(2mL)を混合物にゆっくり添加した。1N HClの添加によって混合物をpH2に調整した。形成された固体を濾過し、真空下で一晩乾燥させて、アルコール(180mg、93%)を得た。LC/MS=240(M
++1)。
【0622】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
工程2:化合物104(0.31g、56%)を、化合物82を調製するための上記手順を使用して合成した。LC/MS=701(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ8.41(d,J=9.9Hz,1H),7.74(d,J=9.3Hz,1H),7.54(s,1H),5.75(s,1H),5.16(s,2H),4.73(m,1H),4.61(m,1H),4.49(m,1H),4.33(m,1H),4.19(s,3H),4.09(m,1H),2.85(m,1H),2.60(m,1H),2.20(m,1H),1.94(m,1H),1.91(m,1H),1.69(m,2H),1.50(m,1H),1.43−1.36(m,3H),1.25−1.13(m,3H),1.04−0.95(m,12H),0.38−0.31(m,2H)。
【0623】
(実施例105)化合物105の調製
【0624】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アニリン(0.30g、1.5mmol)およびピリジン(0.24g、3.0mmol)を含むジクロロメタン(10mL)の溶液を、3,3−ジメチルアクリロイルクロリド(0.24g、2.0mmol)を15分間にわたって添加しながら0℃で撹拌し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮した後、残渣をEtOAc(50mL)に溶解し、飽和NaHCO
3、1N HCl、およびブラインによって洗浄した。有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮し、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、淡褐色固体として所望のアミドを得た(0.35g、80.3%)。LC/MS=282(M
++1)。
【0625】
工程2:アミド(0.32g、1.1mmol)を含むt−BuOH(10mL)の溶液を、t−BuOK(0.27g、2.4mmol)を添加しながら強く撹拌した。反応物を75℃で3時間加熱し、室温に冷却した。混合物を4N HCl(1mL)で酸性化して濃縮した後、残渣をEtOAc(30)に溶解し、H
2O(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄した。有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮し、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、淡褐色固体として所望のキノリンを得た(0.11g、37%)。LC/MS=264(M
++1)。
【0626】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:化合物105(0.10g、66%)を、化合物82を調製するための上記手順を使用して合成した。LC/MS=725(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD)δ8.35(s,J=9.6Hz,1H),8.30(s,1H),7.67(d,J=9.6Hz,1H),7.33(s,1H),6.79(s,1H),5.73(s,1H),4.76(t,J=8.8Hz,1H),4.64(d,J=12.4Hz,1H),4.30(t,J=10.8Hz,1H),4.16(s,1H),4.08−4.01(m,2H),2.80(m,1H),2.60(m,1H),2.22(d,J=12.8Hz,6H),1.92(m,1H),1.48(m,1H),1.74−1.40(m,6H),1.27−1.13(m,4H),1.04−0.96(m,12H),0.36−0.32(m,2H)。
【0627】
(実施例106)化合物106の調製
【0628】
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:アニリン(8.0g、29.3mmol)およびピリジン(4.6g、58.6mmol))を含むジクロロメタン(100mL)の溶液を、3,3−ジメチルアクリロイルクロリド(4.2g、35.2mmol)を15分間にわたって添加しながら0℃で撹拌した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮した後、残渣をEtOAc(200mL)に溶解し、飽和NaHCO
3、1N HCl、およびブラインによって洗浄した。有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮し、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、淡褐色固体として所望のアミドを得た(6.0g、57.6%)。LC/MS=355(M
++1)。
【0629】
工程2:アミド(6.0g、16.9mmol)を含むt−BuOH(120mL)の溶液を、t−BuOK(3.9g、35.4mmol)を添加しながら強く撹拌した。混合物を75℃で3時間加熱し、室温に冷却した。混合物を4N HCl(10mL)で酸性化して濃縮した後、残渣をEtOAc(200mL)に溶解し、H
2O(50mL)およびブライン(100mL)で洗浄した。有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮し、EtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルクロマトグラフィによって精製して、淡褐色固体として所望のキノリンを得た(1.62g、28%)。LC/MS=338(M
++1)。
【0630】
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:化合物106(0.51g、75%)を、化合物98を調製するための上記手順を使用して合成した。LC/MS=824(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD)δ8.30(s,J=9.3Hz,1H),8.30(s,1H),7.57(d,J=9.3Hz,1H),7.18(s,1H),6.69(s,1H),5.62(s,1H),4.74−4.67(m,3H),4.58−4.52(m,2H),4.16(m,1H),4.08−3.99(m,6H),3.79(m,2H),3.57(m,4H),2.80(m,1H),2.60(m,1H),2.29(s,3H),2.14(s,3H),2.02(m,1H),1.91(m,1H),1.69(m,3H),1.50(m,1H),1.43−1.36(m,2H),1.24−1.13(m,3H),1.04−0.96(m,12H),0.36−0.32(m,2H)。
【0631】
(実施例107)化合物107の調製
【0632】
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
化合物107(0.14g、70%)を、化合物98を調製するための上記手順を使用して合成した。LC/MS=836(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ8.41(d,J=9.2Hz,1H),7.68(d,J=9.2Hz,1H),7.34(s,1H),6.78(s,1H),5.74(bs,1H),4.81−4.72(m,5H),4.48(m,1H),4.24(m,1H),4.06−3.99(m,4H),4.08−3.98(m,5H),3.82(m,2H),3.57(m,4H),2.74−2.67(m,2H),2.24(d,J=21.2Hz,6H),2.04−1.89(m,2H),1.87(m,1H),1.75(m,2H),1.67−1.59(m,3H),1.55(m,2H),1.46−1.37(m,4H),1.29−1.14(m,4H),0.37(m,2H)。
【0633】
(実施例108)化合物108の調製
【0634】
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
化合物108(0.17g、60%)を、化合物98を調製するための上記手順を使用して合成した。LC/MS=834(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ8.43(d,J=9.2Hz,1H),7.66(d,J=9.6Hz,1H),7.35(s,1H),6.78(s,1H),5.77(bs,1H),5.62(m,1H),5.38(m,1H),4.81(m,4H),4.72(t,J=8.0Hz,1H),4.39(t,J=6.8Hz,1H),4.13(m,1H),4.05−3.99(m,4H),3.82(m,2H),3.56(m,3H),2.74−2.67(m,2H),2.22(d,J=16.0Hz,6H),1.93−1.88(m,2H),1.78−1.74(m,2H),1.67−1.59(m,3H),1.55(m,2H),1.46−1.37(m,4H),1.29−1.14(m,4H),0.35(m,2H)。
【0635】
(実施例109)化合物109の調製
【0636】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
化合物109を、化合物98を調製するための上記手順を使用して合成した。LC/MS=820.55(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.00(d,1H),7.23(d,1H),6.46(s,1H),5.37(b,1H),5.29(m,1H),5.04(dd,1H),4.42−4.31(m,5H),4.19(dd,1H),3.84(m,1H),3.71−3.65(m,5H),3.47(m,1H),3.24(m,4H),2.98(m,3H),2.37(m,2H),2.27−2.15(m,2H),1.96(m,1H),1.67−1.44(m,2H),1.34−1.07(m,10H),0.93−0.82(m,2H),0.05−0.00(m,1H)。
【0637】
(実施例110)化合物110の調製
【0638】
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
化合物110を、化合物99を調製するための上記手順を使用して合成した。LC/MS=822.38(M
++1)。
1H NMR(300MHz,CD
3OD):δ8.23(d,1H),7.49(d,1H),6.68(s,1H),5.59(s,1H),4.68−4.61(m,3H),4.52(dd,1H),4.45( dd,1H),4.17(m,1H),3.95−3.80(m,4H),3.71(m,2H),3.48(b,3H),3.22(m,1H),2.69−2.52(m,3H),1.91−1.84(m,1H),1.79−1.64(m,3H),1.59−1.08(m,20H),0.31−0.24(m,1H)。
【0639】
(実施例111)化合物111の調製
【0640】
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
工程1:2,4,8−トリクロロ−7−メトキシ−キノリン(2.48mg、9.45mmol)およびH
2SO
4(20mL)の混合物をマイクロ波管に密封し、マイクロ波反応器中にて150℃で1時間加熱した。室温への冷却後、混合物を強く撹拌しながら氷水混合物にゆっくり注いだ。褐色固体を濾過し、冷水で洗浄し、乾燥させて、1.54g(66%)の所望の生成物を得た。LC/MS=350.24(M
++3)。
【0641】
工程2:2,4,8−トリクロロキノリン−7−オール(1.74g、7.0mmol)を含むDMF(70mL)の溶液に、Cs
2CO
3(10.26g、31.5mmol)およびNaI(210mg、1.4mmol)を添加した。混合物を65℃に4時間加熱した。室温への冷却後、混合物をEtOAcおよび3%LiCl水溶液で希釈した。2層を分離した後、有機画分を乾燥させ(Na
2SO
4)、真空下で濃縮した。残渣を、溶離液としてEtOAc/ヘキサンを使用し、次いで、MeOH/EtOAcを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、1.9g(75%)の所望の生成物を得た。LC/MS=363.0(M
++3)。
【0642】
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
工程3:2,4,8−トリクロロ−7−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−キノリン(900mg、2.49mmol)およびイソプロピルアミン(30mL)の混合物を封管に密封し、50℃に10時間加熱した。混合物を濃縮した後、残渣を、溶離液としてEtOAc/ヘキサンを使用したシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製して、930mg(97%)の所望の生成物を得た。LC/MS=384.0(M
++1)。
【0643】
工程4:上記4,8−ジクロロキノリン(930mg、2.42mmol)および酢酸ナトリウム(3.0g、36.3mmol)を含む酢酸(12mL)の溶液を、130℃に18時間加熱した。混合物を真空下で濃縮した後、残渣を分取HPLCによって精製して、882mg(76%)の所望のヒドロキシキノリン生成物を得た。LC/MS=366.0(M
++1)。
【0644】
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
工程5:化合物111(400mg)を、化合物98を調製するための上記手順を使用して合成した。LC/MS=837.4(M
++1)。
1H NMR(400MHz,CD
3OD):δ8.63(s,1H),8.38(d,1H),8.24(s,1H),7.80(d,1H),6.94(s,1H),6.16(b,1H),5.29(m,2H),5.03(t,1H),4.37(m,4H),4.23(m,1H),3.90(m,2H),3.70(m,4H),3.45(t,2H),3.21(b,3H),2.98(s,1H),2.40(m,1H),2.20(m,2H),1.98(q,1H),1.63−1.28(m,6H),1.20−1.07(m,10H),1.04−0.84(m,2H),0.39(m,2H)。
【0645】
(実施例112)
本明細書中に記載の手順に類似の手順を使用して、以下の式(I)の化合物を調製することもできる。
【0646】
【化278】
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【0647】
【化279】
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【0648】
【化280】
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(実施例113)
本明細書中に記載の手順に類似の手順を使用して、以下の式(I)の化合物を調製することもできる。
【0649】
【化281】
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【0650】
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
【0651】
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例114)
本明細書中に記載の手順に類似の手順を使用して、以下の式(I)の化合物を調製することもできる。
【0652】
【化284】
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【0653】
【化285】
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(実施例115)
以下に、ヒトで治療的または予防的に使用するための式Iの化合物(「化合物X」)を含む代表的な薬学的投薬形態を例示する。
(i)錠剤1 mg/錠剤
化合物X= 100.0
ラクトース 77.5
ポビドン 15.0
クロスカルメロースナトリウム 12.0
微結晶性セルロース 92.5
ステアリン酸マグネシウム 3.0
300.0
(ii)錠剤2 mg/錠剤
化合物X= 20.0
微結晶性セルロース 410.0
デンプン 50.0
グリコール酸デンプンナトリウム 15.0
ステアリン酸マグネシウム 5.0
500.0
(iii)カプセル mg/カプセル
化合物X= 10.0
コロイド状二酸化ケイ素 1.5
ラクトース 465.5
アルファ化デンプン 120.0
ステアリン酸マグネシウム 3.0
600.0
(iv)注射液1(1mg/ml) mg/ml
化合物X=(遊離酸形態) 1.0
リン酸二ナトリウム 12.0
リン酸二水素ナトリウム 0.7
塩化ナトリウム 4.5
1.0N水酸化ナトリウム溶液
(pH7.0〜7.5に調製) 適量
注射用蒸留水 十分量 1mL
(v)注射液2(10mg/ml) mg/ml
化合物X=(遊離酸形態) 10.0
リン酸二水素ナトリウム 0.3
リン酸二ナトリウム 1.1
ポリエチレングリコール 400 200.0
01N水酸化ナトリウム溶液
(pH7.0〜7.5に調製) 適量
注射用蒸留水 十分量 1mL
(vi)エアロゾル mg/カン
化合物X= 20.0
オレイン酸 10.0
トリクロロモノフルオロメタン 5,000.0
ジクロロジフルオロメタン 10,000.0
ジクロロテトラフルオロエタン 5,000.0
上記処方物を、薬学分野で周知の従来の手順によって得ることができる。
【0654】
生物学的アッセイ
NS3酵素の力価:精製NS3プロテアーゼをNS4Aペプチドと複合体化し、次いで、化合物の連続希釈物(溶媒としてDMSOを使用)とインキュベートした。二重標識ペプチド基質の添加によって反応を開始させ、得られた動的な蛍光増加を測定する。速度データの非線型回帰を行ってIC
50を計算する。遺伝子型1bプロテアーゼに対する活性を最初に試験する。遺伝子型1bに対して得られた力価に応じて、さらなる遺伝子型(1a、2a、3)および/またはプロテアーゼインヒビター耐性酵素(D168Y、D168V、またはA156T変異体)を試験することができる。BILN−2061を、全アッセイ中のコントロールとして使用する。実施例1〜81の化合物を本アッセイで評価し、約1μm未満のIC
50値を有することが見い出された。
【0655】
レプリコンの力価および細胞傷害性:Huh−luc細胞(BartenschlagerのI389luc−ubi−neo/NS3−3’/ET遺伝子型1bレプリコンを安定に複製する)を、化合物の連続希釈物(溶媒としてDMSOを使用)で72時間処理する。レプリコンのコピー数を生物発光によって測定し、非線型回帰を行ってEC
50を計算する。同一の薬物希釈物で処理した並行プレートを、Promega CellTiter−Glo細胞生存アッセイを使用して細胞傷害性についてアッセイする。1bレプリコンに対して達成された力価に応じて、化合物を遺伝子型1aレプリコンおよび/またはD168YまたはA156T変異をコードするインヒビター耐性レプリコンに対して試験することができる。BILN−2061を、全アッセイ中のコントロールとして使用する。実施例1〜81の化合物を本アッセイで評価し、約5μm未満のEC
50値を有することが見い出された。
【0656】
レプリコン力価に及ぼす血清タンパク質の影響
生理学的濃度のヒト血清アルブミン(40mg/mL)またはα酸糖タンパク質(1mg/mL)を補足した通常の細胞培養場培地(DMEM+10%FBS)中でレプリコンアッセイを行う。ヒト血清タンパク質の存在下でのEC
50を、通常培地中のEC
50と比較して、力価の変化倍率(fold shift)を決定する。
【0657】
酵素選択性:哺乳動物プロテアーゼ(ブタ膵臓エラスターゼ、ヒト白血球エラスターゼ、プロテアーゼ3、およびカテプシンDが含まれる)の阻害を、各酵素のそれぞれの基質についてのK
mで測定する。各酵素のIC
50をNS3 1bプロテアーゼを使用して得たIC
50と比較して選択性を計算する。
【0658】
MT−4細胞の細胞傷害性:MT4細胞を、化合物の連続希釈物で5日間処理する。細胞生存性を、Promega CellTiter−Gloアッセイを使用して処理期間の終了時に測定し、非線型回帰を行ってCC
50を計算する。
【0659】
EC
50での細胞に関連する化合物濃度:Huh−luc培養物を、EC
50と同濃度の化合物とインキュベートした。複数の時点で(0〜72時間)、細胞を冷培地で2回洗浄し、85%アセトニトリルで抽出した。各時点での培地サンプルも抽出する。細胞および培地抽出物をLC/MS/MSによって分析して、各画分中の化合物のモル濃度を決定する。
【0660】
溶解性および安定性:安定性を、10mMのDMSO保存液のアリコートを取り、総DMSO濃度1%を使用して試験液(PBS(pH7.4)および0.1N HCl(pH1.5))中に最終濃度100μMの化合物を調製することによって決定する。試験液を、浸透しながら室温で1時間インキュベートする。次いで、溶液を遠心分離し、回収した上清をHPLC/UVでアッセイする。溶解性を、定義された試験液中で検出された化合物の量を同一濃度のDMSO中で検出された量と比較することによって計算する。37℃での試験培地中での1時間のインキュベーション後の化合物の安定性も決定する。
【0661】
凍結保存されたヒト、イヌ、およびラットの肝細胞における安定性:各化合物を、肝細胞懸濁液(100μl、80,000細胞/ウェル)中にて37℃で1時間までインキュベートする。凍結保存された肝細胞を、無血清インキュベーション培地中で再構成する。懸濁液を、96ウェルプレートに移す(50μL/ウェル)。化合物を、インキュベーション培地中で2μMに希釈し、次いで、肝細胞懸濁液に添加してインキュベーションを開始する。インキュベーション開始から0、10、30、および60分後にサンプルを取り、0.3%ギ酸を含む90%アセトニトリル/10%水からなる混合物で反応を停止させる。各サンプル中の化合物濃度を、LC/MS/MSを使用して分析する。肝細胞懸濁液中の化合物の消失半減期を、濃度−時間データを単相性(monophasic)指数方程式に当てはめることによって決定する。データをスケールアップして、固有の肝臓クリアランスおよび/または総肝臓クリアランスも示す。
【0662】
ヒト、イヌ、およびラット由来の肝臓S9画分における安定性:各化合物を、S9懸濁液(500μl、3mgタンパク質/mL)中にて37℃で1時間までインキュベートする(n=3)。化合物をS9懸濁液に添加して、インキュベーションを開始する。インキュベーション開始から0、10、30、および60分後にサンプルを取る。各サンプル中の化合物濃度を、LC/MS/MSを使用して分析する。S9懸濁液中の化合物の消失半減期を、濃度−時間データを単相性指数方程式に当てはめることによって決定する。
【0663】
Caco−2透過性:順方向(AからB)および逆方向(BからA)の両方の透過性を測定する。Caco−2単層を、12ウェルCostar Transwell(登録商標)プレート中のコラーゲンコーティングした微小孔性ポリカーボネート膜上でコンフルエンスまで成長させる。化合物を、順方向透過性(AからB)については頂端側に投与し、逆方向透過性(BからA)については基底外側に投与した。細胞を、5% CO
2を含む加湿インキュベーター中にて37℃でインキュベートする。インキュベーションの開始時ならびにインキュベーションの1時間後および2時間後に、受け取りチャンバー(receiver chamber)から200μLアリコートを取り、新鮮なアッセイ緩衝液と交換する。各サンプル中の化合物濃度を、LC/MS/MSで決定する。見かけ上の透過性(Papp)を計算する。
【0664】
血漿タンパク質の結合:
血漿タンパク質の結合を、平衡透析によって測定する。各化合物は、最終濃度2μMでブランク血漿にスパイクされる。スパイクされた血清およびリン酸緩衝液を、アセンブリした透析セルの反対側に入れ、次いで、37℃の水浴中でゆっくり回転させる。インキュベーション後、血漿およびリン酸緩衝液中の化合物濃度を決定する。非結合率を、以下の式を使用して計算する。
【0665】
【数1】
[この文献は図面を表示できません]
式中、C
fおよびC
bは、それぞれ、透析後の緩衝液濃度および血漿濃度として決定した遊離濃度および結合濃度である。
【0666】
CYP450プロファイリング:
各化合物を、NADPHの存在下および非存在下で5つの各組換えヒトCYP450酵素(CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4、CYP2D6、およびCYP2C19が含まれる)とインキュベートする。連続サンプルを、インキュベーションの開始時ならびにインキュベーションの5、15、30、45、および60分後のインキュベーション混合物から取る。インキュベーション混合物中の化合物濃度を、LC/MS/MSで決定する。各時点でインキュベーション後に残存する化合物の比率を、インキュベーション開始時のサンプルとの比較によって計算する。
【0667】
ラット、イヌ、サル、およびヒトの血漿における安定性:
化合物を、血漿(ラット、イヌ、サル、またはヒト)中にて37℃で2時間までインキュベートする。化合物を、最終濃度1および10ug/mLで血漿に添加する。化合物添加から0、5、15、30、60、および120分後にアリコートを取る。各時点での化合物および主な代謝産物の濃度を、LC/MS/MSによって測定する。
【0668】
全ての刊行物、特許、および特許書類は、個別に参考として援用されるかのように本明細書中で参考として援用される。本発明は、種々の特定の実施形態および好ましい実施形態および技術を参照して記載されている。しかし、本発明の精神および範囲を保持しながら多数の変更形態および修正形態を得ることができると理解すべきである。