特許5763243IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

めっき装置に係り、特に半導体ウエハ等の基板の表面にめっき処理を行う際にアノードを保持するためのアノードホルダを備えためっき装置に関するものである。本発明において、基板にめっきを行うめっき装置は、半導体基板の表面に形成されたバンプを形成するバンプめっき装置、また例えば基板の内部に設けた、直径10〜20μm、深さ70〜150μm程度の、アスペクト比が高く、深さの深いビアホールへのめっきを行うめっき装置を含むものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述したように縦型浸漬式のめっき装置においてアノードホルダを用いてめっきを行うことには利点があるが、今日、配線の微細化やスループットの向上等の要求が更に高まり、以下に列挙するような機能が求められるようになってきた。
1)基板上に形成される配線の微細化によって、アノードへの通電の確実性が求められるようになった。
2)基板の大型化に伴いアノードも大型化するため、手動によってアノードを交換することはその重量から困難であり、新たな治具を必要とするなどの対応が必要となってきた。
3)アノード交換における作業時間の効率化が求められるようになってきた。 本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、アノードへ確実に通電することができ、アノードの交換を容易に行うことができ、アノード交換における作業時間の効率化を図ることができるめっき装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のめっき装置は、基板を保持するための基板ホルダと、基板を基板ホルダに着脱するための基板着脱部を有し、基板ホルダに基板のロード及びアンロードを行うロード・アンロードユニットと、アノードを保持するためのアノードホルダと、前記アノードホルダをめっき装置外部に取り出すための仮置き場と、前記基板着脱部と前記仮置き場との間に設置され、基板を保持した基板ホルダとアノードを保持したアノードホルダを対向・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明におけるアノードホルダによれば、以下に列挙する効果を奏する。
1)アノード交換時は、裏面カバーをはずし通電ベルトの締結具を緩めることによって交換することができるので、アノードの交換が容易である。
2)アノードマスクは、通常、アノード径よりも小さい径のものを使用するので、通電ベルトによって保持されたアノードを交換時期を過ぎて過度に使用しても、アノードホルダからの落下、導電不良になりにくい。
3)アノードホルダの下部に液抜き穴を設けたため、アノードホルダ内のめっき液の排出性が向上する。 本発明に係るめっき装置によれば、以下に列挙する効果を奏する。
1)全自動化された搬送ロボットにてアノードホルダを取り出すことができるため、アノードホルダの交換が容易となる。
2)装置からアノードホルダを取り出す際、搬送ロボットにてアノードホルダをめっき槽より取り出し、付着しためっき液を落とすために水洗槽にてアノードホルダを水洗し、ブロー槽にて水滴除去し、仮置き場よりアノードホルダを取り出すことができるため、アノードホルダの取り出し時に作業員がめっき液に触れることが少なくなり安全性が向上する。
3)容易にアノードホルダが取り出せる為、アノードマスクの交換が容易となる。
4)搬送ロボットはその位置決め精度が高く、位置の微調整が容易であるので、アノードホルダの設置位置再現性が向上し、基板とアノードの極間距離を容易に変更可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1はアノードを保持したアノードホルダ用通電ベルトの正面図である。

【図2】図2はアノードホルダ用通電ベルトの側面図である。

【図3】図3は、締結部の詳細を示す図であり、図1のA部拡大図である。

【図4】図4は通電ベルトを示す斜視図である。

【図5】図5はアノードホルダの全体構成を示す部分断面正面図である。

【図6】図6は図5のVI−VI線断面図である。

【図7】図7はアノードホルダの分解斜視図である。

【図8】図8はアノードホルダをめっき液に浸漬した状態を示す図である。

【図9】図9は、図1乃至図4に示す通電ベルトおよび図5乃至図7に示すアノードホルダを用いるめっき処理装置の全体配置の一例を示す概略平面図である。

【図10】図10は搬送装置のリニアモータ部を示す図である。

【図11】図11は図10の正面図である。

【図12】図12はトランスポータの正面図である。

【図13】図13はアーム部に備えられた把持機構の平面図である。

【図14】図14はアーム部に備えられた把持機構の縦断正面図である。

【図15】図15は基板とアノードを垂直に配置したいわゆる縦型浸漬式のめっき装置の従来例を示す概略図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 通電ベルト   1a,1b 両端部   1c ボルト挿通孔   2 導電性ブラケット   3 接点部   5 アノード   6,8 ボルト   7,9 ナット   10 アノードホルダ   11 アノードホルダベース   11a 収容孔   11b ハンド   11e 凹部   11h めっき液抜き用の穴   12 裏面カバー   12a 押さえ部   13 アノードマスク   10 アノードホルダ   18 基板ホルダ   20 カセット   22 カセットテーブル   24 アライナ   26 スピンドライヤ   30 基板着脱部   32 搬送ロボット   34 ストッカ   36 プリウェット槽   38 プリソーク槽   40 水洗槽   42 ブロー槽   44 めっき槽   46 載置プレート   47 ハウジング   50 搬送装置   52 トランスポータ(搬送ロボット)   53 トランスポータ本体   54 アーム部   55 アーム部昇降機構   57 把持機構   58 ボールねじ   59 ナット   60 LMベース   61 昇降用モータ   63 従動プーリ   64 タイミングベルト   66 取付け台   67 スリーブ   70 仮置き場   73 カップリング   74 側板   75 固定ホルダ   76 ガイドシャフト   77 可動ホルダ   77a 突起   78 幅方向移動用シリンダ   79 シリンダジョイント   80 上下移動用シリンダ   81 シリンダコネクタ   82 シャフトホルダ   85 リニアモータ部   86 ベース   87 スライダ   89 ケーブルベアブラケット   90 ケーブルベア受け   92 ケーブルベア(登録商標)

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