特許第5763252号(P5763252)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5763252
(24)【登録日】2015年6月19日
(45)【発行日】2015年8月12日
(54)【発明の名称】太陽電池パネル用防水パッド
(51)【国際特許分類】
   E04D 13/18 20140101AFI20150723BHJP
   E04D 13/00 20060101ALI20150723BHJP
   H02S 20/23 20140101ALI20150723BHJP
   E04D 3/366 20060101ALN20150723BHJP
【FI】
   E04D13/18ETD
   E04D13/00 Z
   H02S20/23 B
   !E04D3/366 A
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-173697(P2014-173697)
(22)【出願日】2014年8月28日
【審査請求日】2014年8月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】000136686
【氏名又は名称】株式会社ブレスト工業研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100074251
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 寛
(74)【代理人】
【識別番号】100066223
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 政美
(72)【発明者】
【氏名】尾形 乾
【審査官】 南澤 弘明
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−177768(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04D 13/18
E04D 13/00
H02S 20/23
E04D 3/366
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
太陽電池パネルの支持台となるリップ溝形鋼と、該リップ溝形鋼の開口部に装着され太陽電池パネルを支持固定するクランプ金具とを備え、太陽電池パネル傾斜面の下端縁の下方に装着される太陽電池パネル用防水パッドであって、リップ溝形鋼の開口部に係合する係合部と、該係合部の上部に設けられた板状のパッド体とを備え、該パッド体をリップ溝形鋼と太陽電池パネルの下端縁との間に装着し、太陽電池パネルの下端縁近傍から局所的に排出される雨水をパッド体の上面で分散するように構成したことを特徴とする太陽電池パネル用防水パッド。
【請求項2】
前記係合部は、前記パッド体の下面から突設され前記パッド体の回転によりリップ溝形鋼のリップ部内側に係合する係合片と、該係合片がリップ部に係合したときに前記リップ溝形鋼の外側面に係止する係止突起とで構成された請求項1記載の太陽電池パネル用防水パッド。
【請求項3】
前記パッド体は、前記係合部が前記リップ溝形鋼の開口部に係合したときに前記リップ溝形鋼Rの長手方向に沿って隆起する稜線部が前記パッド体の上面に形成され、局所的に排出される雨水を分散するように構成した請求項1又は2記載の太陽電池パネル用防水パッド。
【請求項4】
前記パッド体の下面にケーブル支持体が突設され、前記係合部が前記リップ溝形鋼の開口部に係合したときに該ケーブル支持体が前記リップ溝形鋼の外側面に沿ってケーブルを支持するように構成した請求項1乃至3いずれか記載の太陽電池パネル用防水パッド。
【請求項5】
前記パッド体は平面矩形状に形成されると共に、前記パッド体の対向する端部に連結部が設けられ、該パッド体の下面にケーブル支持体が突設され、連結部にて隣接する他のパッド体と連結したときに、各パッド体のケーブル支持体相互間に、太陽電池パネル配線用の接続コネクタを配置するように構成した請求項1乃至4いずれか記載の太陽電池パネル用防水パッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池パネルの傾斜面最下端部から局所的に排水される雨水による不具合を防止することができる太陽電池パネル用防水パッドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
太陽電池パネルの施工に伴う防水構造として、例えば特許文献1に記載の防水構造や、特許文献2に記載の固定金具が提案されている。これら従来の防水構造は、いずれも屋根の傾斜面に沿って太陽電池パネルの間に装着されるものであった。
【0003】
すなわち、特許文献1の防水構造は、太陽電池パネルの対向縁部間にシール手段が設けられた屋根パネルの防水構造である。このシール手段は、太陽電池パネルと家屋構造物との間をパネル接合体でシールするもので屋根の傾斜面に沿って延設される。
【0004】
特許文献2に記載の固定金具は、折板屋根の流れ方向に沿って設置固定されるもので、太陽電池パネルの縦枠部材の長手方向に隣接する面状物品同士の間に配置され、これら面状物品相互の両縁部を固定する固定金具の防錆を図るものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第3554660号公報
【特許文献2】特開2013-177768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
これら特許文献1や特許文献2に記載の防水構造は、いずれも屋根の傾斜面に沿って設置されるもので、特に、この傾斜面に沿って太陽電池パネルを支持する支持部材や屋根の防水を目的としている。
【0007】
ところが、太陽電池パネルにおいて雨水が一番多く流れるのは、傾斜面に沿った側面からではなく、太陽電池パネルの傾斜した面の最下端部になる。しかも、多くの太陽電池パネルの下端縁には、パネル固定用の突起や下端縁に流れる雨水を排水する排水口等が設けられている。
【0008】
例えば、図9に示す突起100は、太陽電池パネルPの下端縁P1に沿って突出した断面L字形状を成し、この突起100の長手両端部から雨水が排水されるものである。また、図10に示すように、幅広の断面L字形状を成した突起100の長手両端部にアース線連結用の孔110を設けた突起100もある。
【0009】
更に、図11に示す如く、太陽電池パネルPの下端縁P1の両端部に切り欠きを設けて排水口200とし、この排水口200から雨水が流れるように設けた構造もある。このように、太陽電池パネルは、傾斜した面の最下端部に流れる雨水が一定の方向から排水されることが多い。
【0010】
しかしながら、これらの突起100や排水口200などで排水方向が一定になると、太陽電池パネルの下端縁両端から大量の雨水が局所的に排水されることになる。そのため、これまで太陽電池パネルPの下端縁P1から排水される雨水は、支持材や屋根材等のごく一部に集中して連続的に当っていた。
【0011】
更に、これら局所的に排水される雨水には、太陽電池パネルの表面に付着した黄砂等の砂や塵芥、あるいは鳥糞や飛来塩分、鉄粉等の様々な不純物が混入しているので、これらの不純物を含んだ雨水が集中して当る支持材や屋根材等は、局所的な不具合が発生する確率が極めて高い。特に、リップ溝形鋼を使用した支持材の内部に排水が集中すると腐食の進行が早まり、支持材や支持材に固定しているボルト部材等の強度に問題が生じる虞があった。
【0012】
しかも、太陽電池パネルの傾斜面最下端部に沿ってケーブルやコネクタ等を配線する工事もある。そのため、これらのケーブルやコネクタ等に雨水が局所的に当る可能性もあり、これらのケーブルやコネクタ等を保護する必要もある。
【0013】
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されもので、太陽電池パネルの傾斜面最下端部から局所的に排水される雨水による不具合を簡単な作業で防止することができる太陽電池パネル用防水パッドの提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、太陽電池パネルPの支持台となるリップ溝形鋼Rと、該リップ溝形鋼Rの開口部に装着され太陽電池パネルPを支持固定するクランプ金具Sとを備え、太陽電池パネルP傾斜面の下端縁P1の下方に装着される太陽電池パネル用防水パッドであって、リップ溝形鋼Rの開口部に係合する係合部1と、該係合部1の上部に設けられた板状のパッド体2とを備え、該パッド体2をリップ溝形鋼Rと太陽電池パネルPの下端縁P1との間に装着し、太陽電池パネルPの下端縁P1近傍から局所的に排出される雨水をパッド体2の上面で分散するように構成したことにある。
【0015】
第2の手段において、前記係合部1は、前記パッド体2の下面から突設され前記パッド体2の回転によりリップ溝形鋼Rのリップ部R1内側に係合する係合片1Aと、該係合片1Aがリップ部R1に係合したときに前記リップ溝形鋼Rの外側面に係止する係止突起1Bとで構成されている。
【0016】
第3の手段において、前記パッド体2は、前記係合部1が前記リップ溝形鋼Rの開口部に係合したときに前記リップ溝形鋼Rの長手方向に沿って隆起する稜線部2Aが前記パッド体2の上面に形成され、局所的に排出される雨水を分散するように構成している。
【0017】
第4の手段は、前記パッド体2の下面にケーブル支持体3が突設され、前記係合部1が前記リップ溝形鋼Rの開口部に係合したときに該ケーブル支持体3が前記リップ溝形鋼Rの外側面に沿ってケーブル10を支持するように構成した。
【0018】
第5の手段は、前記パッド体2は平面矩形状に形成されると共に、前記パッド体2の対向する端部に連結部2Bが設けられ、該パッド体2の下面にケーブル支持体3が突設され、連結部2Bにて隣接する他のパッド体2と連結したときに、各パッド体2のケーブル支持体3相互間に、太陽電池パネルP配線用の接続コネクタ20を配置するように構成したことにある。
【発明の効果】
【0019】
請求項1のように、リップ溝形鋼Rの開口部に係合する係合部1と、該係合部1の上部に設けられた板状のパッド体2とを備え、該パッド体2をリップ溝形鋼Rと太陽電池パネルPの下端縁P1との間に装着し、太陽電池パネルPの下端縁P1近傍から局所的に排出される雨水をパッド体2の上面で分散するように構成したことにより、局所的に排水される大量の雨水によって発生する各種の不具合を簡単な作業で防止することができる。
【0020】
請求項2のごとく、パッド体2の回転によりリップ溝形鋼Rのリップ部R1に係合する係合片1Aと、該係合片1Aがリップ部R1に係合したときにリップ溝形鋼Rの外側面に係止する係止突起1Bとで係合部1を構成したことにより、本発明パッドを簡単且つ確実にリップ溝形鋼Rに固定することができる。この結果、太陽電池パネルPの下端縁P1近傍から局所的に排出される大量の雨水の水圧に耐えることができ、屋外の使用環境でも長期間の使用が可能である。
【0021】
請求項3のように、パッド体2の稜線部2Aにて局所的に排出される雨水を分散するように構成したことで、局所的に排水される雨水を均一に広く分散することができる。この結果、雨水の排水が集中することにより発生する局所的な不具合を防止する。しかも、パッド体2に受けた雨水をリップ溝形鋼Rの両側面方向に振り分けるので、リップ溝形鋼Rの開口内部へ流入する雨水の量を極力少なくすることができる。
【0022】
請求項4のごとく、パッド体2の下面にケーブル支持体3を突設し、該ケーブル支持体3が前記リップ溝形鋼Rの外側面に沿ってケーブル10を支持するように構成したことで、太陽電池パネルPの下端縁P1に沿ってケーブル10を配線する場合でも、局所的に排水される雨水からケーブル10を保護することができる。
【0023】
しかも、ケーブル支持体3がリップ溝形鋼Rの外側面に沿ってケーブル10を支持するように構成することで、使用時に、このケーブル支持体3がパッド体2の位置を固定する効果も奏する。
【0024】
請求項5のように、パッド体2を平面矩形状に形成すると共に、パッド体2の対向する端部に連結部2Bが設けられ、該連結部2Bにて隣接する他のパッド体2と連結したときに、各パッド体2のケーブル支持体3相互間に接続コネクタ20を配置できる間隔に構成したことで、太陽電池パネルPの下端縁P1に沿って接続コネクタ20を配置する場合でも、局所的に排水される雨水から接続コネクタ20を保護することができるものである。
【0025】
また、連結部2Bによって複数のパッド体2を連結できるように構成したことで、例えば突起100等が設けられていない太陽電池パネルPの下端縁P1の如く、局所的な排出位置が明確でない状況でも下端縁P1に沿って広範囲に設置することで対応が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明の使用状態を示す概略斜視図である。
図2】本発明の一実施例の装着状態を示す斜視図である。
図3】本発明の一実施例を示す平面図である。
図4】本発明の一実施例を示す底面図である。
図5】本発明の一実施例を示す正面図である。
図6】本発明の係合部の取付け操作を示す底面図である。
図7】本発明のケーブル支持体を示す使用斜視図である。
図8】本発明のケーブル支持体を示す使用側面図である。
図9】太陽電池パネルの樋構造に対応する使用例を示す正面図である。
図10】太陽電池パネルの他の樋構造に対応する使用例を示す正面図である。
図11】太陽電池パネルの排水口に対応する使用例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明によると、太陽電池パネルの傾斜面最下端部から局所的に排水される雨水による不具合を防止することができるなどといった当初の目的を達成した。
【0028】
以下、本発明の実施例を説明する。本発明パッドは、耐候性を有する合成樹脂材やゴム材等で形成されるもので、リップ溝形鋼Rの開口部に係合する係合部1と、該係合部1の上部に設けられた板状のパッド体2とを備えている(図4図5参照)。
【0029】
そして、傾斜した太陽電池パネルPの傾斜面最下端部に位置する下端縁P1に沿って設置する(図1参照)。例えば、折板屋根等の屋根Q上に支持台となるリップ溝形鋼Rが水平に設置され、このリップ溝形鋼Rの開口部に装着したクランプ金具Sで太陽電池パネルPの下端縁P1を支持固定する状況で使用する(図2参照)。すなわち、係合部1をリップ溝形鋼Rの開口部に装着し、傾斜した太陽電池パネルPの下端縁P1の下方にパッド体2を設置するものである。
【0030】
太陽電池パネルPの下端縁P1に突起100や排水口200が設けられている場合、これら樋構造100や排水口200の長手両端部の下方にパッド体2を配置して係合部1をリップ溝形鋼Rの開口部に固定する(図9乃至図11参照)。そして、太陽電池パネルPの下端縁P1の両端部近傍から排出される雨水をパッド体2の上面で分散するように構成している。また、太陽電池パネルPに突起100等が設置されていない場合は、雨水が大量に流れる位置に合わせてパッド体2をスライド移動することも可能である(図示せず)。
【0031】
係合部1は、係合片1Aと係止突起1Bとで構成している(図4参照)。係合片1Aは、パッド体2の下面中央から突設された平面略楕円形状の部材で、リップ溝形鋼Rの開口部内に挿入した後、パッド体2を回転することでリップ溝形鋼Rのリップ部R1内側に係合するように設けられている(図6参照)。一方、係止突起1Bは、パッド体2の下面に突設された三角板状を成し(図5参照)、係合片1Aがリップ部R1に係合したときに、該係止突起1Bがリップ溝形鋼Rの外側面に係止するように設けたものである(図6参照)。図示の係止突起1Bは、矩形状のパッド体2に対し、係合片1Aを中心として対角線状に一対形成している(図4参照)。また、係合片1Aは、リップ部R1の形状が変更されても係合できるように設けている(図9図10参照)。
【0032】
パッド体2は板状の部材で、図示例では平面矩形状を成している(図3参照)。このパッド体2の形状は円板状や他の形状に形成することも可能である。更に、パッド体2の上面に稜線部2Aが形成されている(図5参照)。この稜線部2Aは、係合部1の係合片1Aがリップ溝形鋼Rの開口部に係合したときに、リップ溝形鋼Rの長手方向に沿って隆起するように形成している(図7参照)。この稜線部2Aにより、局所的に排出される雨水をリップ溝形鋼Rの側面方向に向けて略均一に分散する。
【0033】
更に、パッド体2の下面にはケーブル支持体3が突設されている(図4参照)。このケーブル支持体3は、リップ溝形鋼Rの外側面に沿ってケーブル10を支持するフック状の部材である(図7参照)。図示例では、係合部1の係合片1Aがリップ溝形鋼Rの開口部に係合したときに該ケーブル支持体3がリップ溝形鋼Rの外側面に沿うように設けている(図6参照)。このケーブル支持体3は、矩形状のパッド体2に対し、係合片1Aを中心として対角線状に一対形成し、係合片1Aとケーブル支持体3とが略対向するように突設している(図4参照)。
【0034】
また、矩形状を成したパッド体2において、リップ溝形鋼Rの長手方向に沿った両端部に連結部2Bを設けている(図7参照)。図示の連結部2Bは、下片2Baと上片2Bbとで構成している(図4参照)。そして、隣接する下片2Baと上片2Bbとを重合することでパッド体2相互を連結する(図8参照)。
【0035】
更に、連結部2Bによって2個のパッド体2を連結したときに、各パッド体2のケーブル支持体3相互間に、太陽電池パネルP配線用の接続コネクタ20を配置できるように構成している(図8参照)。このようにケーブル支持体3相互の間隔を接続コネクタ20の長さに合わせておくことで、接続コネクタ20の設置及び防水作業を合理化することができる。
【0036】
尚、本発明の各構成は、図示例に限定されるものではなく、本発明の形状や材質等の変更など、本発明の要旨を変更しない範囲での設計変更は自由である。
【符号の説明】
【0037】
P 太陽電池パネル
P1 下端縁
Q 屋根
R リップ溝形鋼
R1 リップ部
S クランプ金具
1 係合部
1A 係合片
1B 係止突起
2 パッド体
2A 稜線部
2B 連結部
2Ba 下片
2Bb 上片
3 ケーブル支持体
10 ケーブル
20 接続コネクタ
100 突起
110 孔
200 排水口
【要約】
【課題】太陽電池パネルの傾斜面最下端部から排水される雨水によって発生する局所的な不具合を防止することができる太陽電池パネル用防水パッドを提供する。
【解決手段】リップ溝形鋼Rの開口部に係合する係合部1を設ける。パッド体2の下面から突設されリップ部R1内側に係合する係合片1Aを係合部1に設ける。リップ溝形鋼Rの外側面に係止する係止突起1Bを係合部1に設ける。パッド体2の上面に稜線部2Aを設ける。該稜線部2Aにて太陽電池パネルPの下端縁P1の両端部から排出される雨水を分散するように構成する。
【選択図】 図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11