(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5763265
(24)【登録日】2015年6月19日
(45)【発行日】2015年8月12日
(54)【発明の名称】振動手段を備えた化粧品容器
(51)【国際特許分類】
A45D 34/04 20060101AFI20150723BHJP
【FI】
A45D34/04 540
【請求項の数】6
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2014-509245(P2014-509245)
(86)(22)【出願日】2012年5月3日
(65)【公表番号】特表2014-523754(P2014-523754A)
(43)【公表日】2014年9月18日
(86)【国際出願番号】KR2012003490
(87)【国際公開番号】WO2012153942
(87)【国際公開日】20121115
【審査請求日】2013年11月26日
(31)【優先権主張番号】20-2011-0003906
(32)【優先日】2011年5月6日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】506213681
【氏名又は名称】株式会社アモーレパシフィック
【氏名又は名称原語表記】AMOREPACIFIC CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】ファン,チョン−ワン
(72)【発明者】
【氏名】パク,ウ−ラン
(72)【発明者】
【氏名】キム,ジュ−ノ
(72)【発明者】
【氏名】キム,イ−ハ
(72)【発明者】
【氏名】ユン,ウン−ソク
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,へ−ウォン
(72)【発明者】
【氏名】キム,ユ−ソブ
【審査官】
青木 良憲
(56)【参考文献】
【文献】
実開平02−091543(JP,U)
【文献】
実開平02−100673(JP,U)
【文献】
特開平09−188370(JP,A)
【文献】
実開平06−080684(JP,U)
【文献】
特開2009−077878(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 34/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧品内容物が収納された収納容器;
前記収納容器の上部に結合され、化粧品内容物の移動路を形成するノズルと、マッサージ部の押圧によるスイッチの作動によって振動を発生させる振動手段とを備えたハウジング;
前記収納容器の上部に結合され、前記ハウジングを内包するショルダー;
前記ショルダーの上部に上下移動可能に結合され、上部キャップ及び下部キャップの間に備えられたマッサージボールを持つマッサージ部;及び
前記ショルダーの上部に着脱可能に備えられ、前記マッサージ部を保護する蓋;を含むことを特徴とする、振動手段を備えた化粧品容器。
【請求項2】
前記スイッチは前記ハウジングの上部に備えられ、前記マッサージ部の押圧または解除によって押込み操作されて前記振動手段をオン(on)またはオフ(off)させることを特徴とする、請求項1に記載の振動手段を備えた化粧品容器。
【請求項3】
前記マッサージ部の上部キャップ下端部と前記ショルダーの上端部との間には一定間隔の離隔空間を形成して前記マッサージ部の押圧ができるようにすることを特徴とする、請求項1または2に記載の振動手段を備えた化粧品容器。
【請求項4】
前記収納容器の上部に結合され、化粧品内容物を吐き出すポンプユニットが備えられたポンプ容器と、
前記ハウジングの下部に結合され、前記ポンプ容器を着脱可能に内包する容器本体とをさらに含み、
前記収納容器は、前記収納容器の上部に形成され、外周縁に前記ポンプユニットが結合する第1開口部と、前記第1開口部の他側である前記収納容器の下部に形成され、外力の印加により、前記化粧品内容物を吐き出すように前記ポンプユニットを作動させ、外力の解除により、前記化粧品内容物の吐き出しを停止するように前記ポンプユニットを作動させるプッシュボタンと、を有することを特徴とする、請求項1に記載の振動手段を備えた化粧品容器。
【請求項5】
前記収納容器の下部外側に、押込み防止手段に対応する押込み防止突起が形成されたことを特徴とする、請求項4に記載の振動手段を備えた化粧品容器。
【請求項6】
前記押込み防止突起に対応して、前記容器本体の下部内側に押込み防止手段が形成されており、
前記プッシュボタンの回動によって前記押込み防止突起及び押込み防止手段が押込み操作されて前記ポンプユニットを作動させるか、あるいは前記押込み防止突起及び押込み防止手段の押込み操作を防止して前記ポンプユニットの作動を中止させることを特徴とする、請求項5に記載の振動手段を備えた化粧品容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は振動手段を備えた化粧品容器に係り、より詳しくは、振動手段を作動させるスイッチをハウジングの上部に備えることで、マッサージ部の押圧可否によってスイッチを押込み操作して振動手段をオン(on)/オフ(off)させるようにした振動手段を備えた化粧品容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、振動手段を持つ化粧品容器は、モーターの回転によって振動を発生させる振動手段を容器の内部に備えている。
【0003】
この際、容器の内部に備えられた振動手段を作動させるためには、モーターを作動させることができるスイッチが必要となる。
【0004】
このような、モーターを作動させることができるスイッチ(プッシュボタンスイッチ、昇降式スイッチ、電子スイッチ、マイクロスイッチなど)はマッサージ容器の外部に設置される。
【0005】
したがって、マッサージ容器を使うためには、マッサージ容器の外部に設置されたスイッチを操作して振動手段を作動させた後に使用するものである。
【0006】
前記のような従来のマッサージ容器を使うために、外部に露出されたスイッチを操作して振動手段を作動させた後にマッサージ容器を使うため、使用者が直接スイッチを操作しなければならない煩わしさがあった。
【0007】
また、マッサージ容器の使用を終えた後、作動中の振動手段を中止させるために、外部に露出されたスイッチを操作して振動手段の作動を中止しなければならない煩わしさがあった。
【0008】
そして、マッサージ容器に設置されたスイッチが外部に露出されているため、使用者に美観上の不快感を与える欠点もあった。
【0009】
なお、マッサージ容器を携帯するとき、使用者が望まない状態でも外部に露出されたスイッチが外力によって操作されて振動手段が作動する問題点があった。
【0010】
また、使用者が自分の知らぬ間にスイッチが操作されて振動手段が作動するため、バッテリーが消耗される問題点もあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は前記の問題点を解決するためになされたもので、振動手段を作動させるスイッチをハウジングの上部に備えることで、マッサージ部の押圧によってスイッチが押されて振動手段がオン(on)状態となって作動し、マッサージ部の押圧が解除されることによってスイッチが復元して振動手段がオフ(off)状態となって作動を中止するようになる振動手段を備えた化粧品容器を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前述した目的は、化粧品内容物が収納された収納容器と、前記収納容器の上部に結合され、化粧品内容物の移動路を形成するノズル及びマッサージ部の押圧によるスイッチの作動によって振動を発生させる振動手段を備えたハウジングと、前記ハウジングを内包するショルダーと、前記ショルダーの上部に上下移動可能に結合され、上部キャップ及び下部キャップの間に備えられたマッサージボールを持つマッサージ部と、前記ショルダーの上部に着脱可能に備えられ、前記マッサージ部を保護する蓋とを含む、振動手段を備えた化粧品容器によって達成される。
【0013】
前記スイッチは前記ハウジングの上部に備えられ、前記マッサージ部の押圧または解除によって押込み操作されて前記振動手段をオン(on)またはオフ(off)させることを特徴とする。
【0014】
前記マッサージ部の上部キャップ下端部と前記ショルダーの上端部との間には一定間隔の離隔空間を形成して前記マッサージ部の押圧ができるようにすることを特徴とする。
【0015】
前記収納容器の上部に結合され、化粧品内容物を吐き出すポンプユニットが備えられたポンプ容器と、前記ハウジングの下部に結合され、前記ポンプ容器を着脱可能に内包する容器本体とをさらに含み、前記収納容器は、上部に第1開口部が形成され、前記第1開口部の他側にプッシュボタンが形成されることを特徴とする。
【0016】
前記収納容器の下部外側に、
押込み防止手段に
対応する押込み防止突起が形成されたことを特徴とする。
【0017】
前記押込み防止突起に対応して、前記容器本体の下部内側
に押込み防止手段が形成されており、前記プッシュボタンの回動によって
前記押込み防止突起及び押込み防止手段が押込み操作されて前記ポンプユニットを作動させるか
、あるいは
前記押込み防止突起及び押込み防止手段の押込み操作を防止して前記ポンプユニットの作動を中止させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
したがって、本発明の振動手段を備えた化粧品容器によれば、振動手段を作動させるスイッチをハウジングの上部に備えることで、製品使用の際、使用しようとする部位にマッサージ部を押圧させることだけでスイッチが押されて振動手段がオン(on)状態となって作動し、使用を終えた後、押圧されたマッサージ部の押圧を解除することだけでスイッチが復元して振動手段がオフ(off)状態となって作動を中止するようになる使用上便利な利点がある。
【0019】
本発明の振動手段を備えた化粧品容器は、振動手段を作動させるスイッチがハウジングの上部に備えられているので、スイッチが外部に露出されなくて使用者に審美感を与える利点もある。
【0020】
本発明の振動手段を備えた化粧品容器を携帯するとき、振動手段を作動させるスイッチがハウジングの上部に備えられているので、使わない場合にはマッサージ部を保護する蓋によってスイッチが作動しなくてバッテリーを無駄に消耗しない利点がある。
【0021】
本発明の振動手段を備えた化粧品容器には押込み防止手段を備えることで、使わない場合にはプッシュボタンを回動させることでポンプユニットが作動しないようにすることにより、化粧品内容物の無駄使いを防止することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明の第1実施例による振動手段を備えた化粧品容器を示す斜視図である。
【
図2】本発明の第1実施例による振動手段を備えた化粧品容器を分解して示す分解斜視図である。
【
図3】
図1の‘A−A’線についての断面図である。
【
図4】本発明による振動手段を備えた化粧品容器を押圧した状態を示す使用状態図である。
【
図5】本発明による振動手段を備えた化粧品容器の押圧を解除した状態を示す使用状態図である。
【
図6】本発明の第2実施例による振動手段を備えた化粧品容器を示す斜視図である。
【
図7】本発明の第2実施例による振動手段を備えた化粧品容器を分解して示す分解斜視図である。
【
図8】
図6の‘B−B’線についての断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本明細書及び請求範囲に使用された用語や単語は通常的もしくは辞書的な意味に限定して解釈されてはいけなく、発明者は自分の発明を最良の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に従って本発明の技術的思想に合う意味と概念に解釈されなければならない。
【0024】
以下、添付図面に基づいて本発明の各実施例による振動手段を備えた化粧品容器100を説明すれば次のようである。
【0025】
(第1実施例)
本発明の第1実施例による振動手段を備えた化粧品容器100は、収納容器111と、収納容器111の上部に結合され、振動を発生させる振動手段133を備えたハウジング130と、ハウジング130を内包するショルダー140と、ショルダー140の上部に結合されてマッサージを行うマッサージ部150と、ショルダー150の上部に備えられる蓋160とを含んでなる。
【0026】
収納容器111は、
図1〜
図5に示したように、上部に第1開口部111aが形成され、その内部に化粧品内容物が収納される。
【0027】
このような本発明の第1実施例による収納容器111は、外部からの押圧によって弾力的に反応して化粧品内容物を吐き出すチューブ形に形成されることができる。
【0028】
収納容器111の第1開口部111aには、内側にハウジング130が結合されるとともに外側にハウジング130を内包するショルダー140が結合される。
【0029】
ハウジング130は、
図2〜
図5に示したように、第1開口部111aの内側に結合され、化粧品内容物の移動路を形成するノズル131と、マッサージ効果を与えるように振動を発生させる振動手段133と、振動手段133を制御するスイッチ135とが内部に設置される。
【0030】
ノズル131は、上部に形成された挿合部131aが下部キャップ153に形成された挿合孔153aに結合され、下部に形成された密閉部131bが化粧品内容物が漏出しないようにハウジング130の一側に形成された貫通孔130bに設置される。
【0031】
振動手段133は、回転運動を発生させるモーター133bと、モーター133bの回転によって回転運動する回転振動体133aと、モーター133bに電源を供給するバッテリー133cとからなる。
【0032】
スイッチ135は、電気的に連結された振動手段133を押圧によってオン(on)またはオフ(off)にすることができるようにハウジング130の上部に一定程度に突設される。
【0033】
本発明によるスイッチ135は、内部に弾性力を持つ弾性部材が備えられることにより、押圧によって一定程度に圧縮され、押圧を解除すれば一定程度に復元することが好ましい。
【0034】
ショルダー140は、
図1〜
図5に示したように、ハウジング130に設置されたノズル131と、振動手段133と、スイッチ135とを保護するために、ハウジング130の外側に備えられ、下端部が第1開口部111aの外側に嵌合される。
【0035】
マッサージ部150は、
図1〜
図5に示したように、外体をなす上部キャップ151と、上部キャップ151の下部に結合される下部キャップ153と、上部キャップ151と下部キャップ153との間に備えられるマッサージボール155とからなる。
【0036】
上部キャップ151の上部中央には、マッサージボール155が外部に露出されながらも上部キャップ151を離脱しないように一定大きさの円周長を持つ露出孔151bが貫通形成される。
【0037】
下部キャップ153の上部一側には化粧品内容物が吐き出される吐出孔153bが貫通形成され、下部キャップ153の下端部に挿合部131aが挿合される挿合孔153aが形成され、挿合孔153aは吐出孔153bが貫通形成された軸線と同心軸線上に形成される。
【0038】
下部キャップ153はハウジング130の上部に設置されたスイッチ135の上部に載せられ、下部キャップ153の下端両側に形成された結合突起153cがショルダー140の内部に形成された内側段部140bに係合される。
【0039】
この際、上部キャップ151の下端部151aとショルダー140の上端部140aとの間に一定間隔の離隔空間Sが形成され、マッサージ部150が離隔空間Sで上下に移動することができるようになる。
【0040】
これにより、
図4及び
図5に示したように、本発明によるマッサージ部150が押圧されれば、マッサージ部150が離隔空間Sだけスイッチ135を押し込むことにより振動手段133がオン(on)状態となり、マッサージ部150への押圧が解除されれば、スイッチ135がマッサージ部150を離隔空間Sだけ押し出して復元することにより振動手段133がオフ(off)状態となるものである。
【0041】
蓋160は、
図1及び
図2に示したように、マッサージ部150を外部から保護するためにマッサージ部150の外側に備えられる。
【0042】
一方、前記のような構成を持つ本発明の第1実施例による振動手段を備えた化粧品容器100を使う過程を説明すれば次のようである。
【0043】
まず、マッサージ部150を保護する蓋160を取り外した後、収納容器111に外力を加えることで、化粧品内容物を下部キャップ153に形成された吐出孔153bに吐き出す。
【0044】
ついで、マッサージ部150に備えられたマッサージボール155を使用者がマッサージしたい部位に接触して押圧しながら擦る。
【0045】
この際、マッサージ部150が押圧されれば、マッサージ部150が離隔空間Sで移動してスイッチ135を押し込むことにより、振動手段133がオン(on)状態となって作動するようになる。
【0046】
これにより、使用者が適用しようとする部位にマッサージボール155を接触して擦ることだけで化粧品内容物が接触部位に付き、振動手段133がオン(on)状態となってマッサージするようになるものである。
【0047】
そして、使用を中止しようとするときは、押圧しながら擦る振動手段を備えた化粧品容器100を接触部位から分離する。
【0048】
この際、マッサージ部150への押圧が解除されるとともにスイッチ135がマッサージ部150を離隔空間Sだけ押し出して復元するので、振動手段133がオフ(off)状態となって作動を中止するようになる。
【0049】
これにより、使用者が使用を中止しようとするときは、使用中の振動手段を備えた化粧品容器100を接触部位から分離するだけで振動手段133をオフ(off)して使用を中止することができるものである。
【0050】
(第2実施例)
本発明の第2実施例による振動手段を備えた化粧品容器100は、第1実施例の構成要素のうち、振動を発生させる振動手段133を備えたハウジング130と、ハウジング300を内包するショルダー140と、ショルダー140の上部に結合され、マッサージを行うマッサージ部150と、ショルダー140の上部に備えられる蓋160とが同一であるので、これらについての説明を省略する。ただ収納容器111と、収納容器111の上部に結合されるポンプユニット113を持つポンプ容器110と、ポンプ容器110を着脱可能に内包する容器本体121とにだけ相違点があることを付言する。
【0051】
まず、本発明の第2実施例による収納容器111は、
図6ないし
図8に示したように、上部に第1開口部111aが形成され、第1開口部111aの他側にプッシュボタン111bが形成される。
【0052】
収納容器111には、下部外側に押込み防止手段121cに
対応する押込み防止突起111cが両側方向に対称に突設される。
【0053】
収納容器111の内部には真空圧によって化粧品内容物を押して上げる昇降ピストン112が備えられる。
【0054】
ポンプユニット113は、第1開口部111aの外周縁に結合するポンプヘッド113aと、ポンプヘッド113aの下部に結合されたポンプシリンダー113bと、ポンプシリンダー113bの内部に設置され、化粧品内容物が移動する移送路113c−1が形成された作動ピストン113cと、作動ピストン113cの外側に設置され、押圧ピストン113eによって移送路113c−1を開閉する役目をする密閉ピストン113dと、作動ピストン113cと密閉ピストン113dに外力を加える押圧ピストン113eと、ポンプヘッド113aと押圧ピストン113dとの間に備えられ、押圧によって押されられた押圧ピストン113dを元の位置に復帰させる役目をするスプリング113fと、ポンプシリンダー113bの内側下部に設置され、化粧品内容物がポンプシリンダー113bの内部にだけ移動するようにする役目をするチェックバルブ113gとからなる。
【0055】
前記のような本発明の第2実施例による振動手段を備えた化粧品容器100の構成要素のうち、化粧品内容物を吐き出すポンプ容器110の作動を下記のように具体的に説明する。
【0056】
まず、プッシュボタン111bに外力を加えれば、プッシュボタン111bに連結された押圧ピストン113eが、押圧ピストン113eに結合された作動ピストン113cと密閉ピストン113dを下方に移動させることで、密閉ピストン113dによって閉鎖された移送路113c−1を開放するようになる。
【0057】
この際、作動ピストン113cと密閉ピストン113dが下方に移動するにつれてポンプシリンダー113bの内部空間が狭小になって圧力が増加することにより、ポンプシリンダー113bの内部に収納された化粧品内容物が移送路113c−1を通じて外部に吐き出される。
【0058】
そして、プッシュボタン111bに加えた外力を解除すれば、ポンプヘッド113aと押圧ピストン113eとの間で圧縮されたスプリング113fの弾性復元力によって押圧ピストン113eが上昇するにつれて、押圧ピストン113eに結合された作動ピストン113cと密閉ピストン113dが上方に移動することにより、開放された移送路113c−1が密閉ピストン113dによって閉鎖される。
【0059】
この際、作動ピストン113cと密閉ピストン113dが上方に移動するにつれてポンプシリンダー113bの内部空間が広くなって真空圧が発生することにより、収納容器111に収容された化粧品内容物がチェックバルブ113gを通じてポンプシリンダー113bの内部に再び移送されるものである。
【0060】
容器本体121は、
図6ないし
図8に示したように、ポンプ容器110が内部に着脱可能に挿合できるように、ポンプ容器110の外周の直径で内部が貫通形成される。
【0061】
容器本体121には、上部に形成された第2開口部121aの内側平面に化粧品内容物が移動する孔121bが貫通形成され、下部の内側部の両側に押込み防止突起111c
に対応する押込み防止手段121cが形成される。
【0062】
容器本体121に形成された第2開口部121aは、内側にハウジング130が結合され、外側にハウジングを内包するショルダー140が結合される。
【0063】
前記のような本発明の第2実施例による振動手段を備えた化粧品容器100によれば、
押込み防止突起111cに対応して、容器本体121に形成された
押込み防止手段に121cが備えられることにより、プッシュボタン111bの回動によって押し込まれてポンプユニット113を作動させるか、あるいは押し込み操作を防止してポンプユニット113の作動を中止させるようになるものである。
【0064】
前記のような構成を持つ本発明による振動手段を備えた化粧品容器100によれば、製品の使用の際、適用しようとする部位にマッサージ部150を押圧させることだけによってスイッチ135が押し込まれて振動手段133がオン(on)状態となって作動し、使用を終えた後、押圧されたマッサージ部150の押圧を解除することだけによってスイッチ135が復元し、振動手段133がオフ(off)状態となって作動を中断するようになる使用上便利な利点がある。
【0065】
また、振動手段133を作動させるスイッチ135がハウジング130の上部に備えられてスイッチ135が外部に露出されないので、使用者に審美感を与える利点もある。
【0066】
そして、携帯の際、振動手段133を作動させるスイッチ135がハウジング130の上部に備えられ、使用者が使おうとする状況ではない場合には、マッサージ部150を保護する蓋160によってスイッチ135の作動が防止されるので、バッテリー133cを無駄に消耗しない利点がある。
【0067】
なお、容器本体121に押込み防止手段121cを形成することにより、使用者が使おうとする状況ではない場合には、プッシュボタン111bを回動させてポンプユニット113が作動できないようにして、化粧品内容物の無駄使いを防止することができる利点がある。
【0068】
以上では本発明の好適な実施例を例示的に説明したが、本発明の権利範囲はこのような特定の実施例にだけ限定されるものではなく、本発明が属する当業者に自明な範囲は本発明の請求範囲に記載された範疇内に属するものに解釈しなければならないであろう。
【符号の説明】
【0069】
100 化粧品容器
110 ポンプ容器
111 収納容器
111a 第1開口部
111b プッシュボタン
111c 押込み防止突起
112 昇降ピストン
113 ポンプユニット
121 容器本体
121a 第2開口部
121b 孔
121c 押込み防止手段
130 ハウジング
130b 貫通孔
131 ノズル
133 振動手段
135 スイッチ
140 ショルダー
140a 上端部
150 マッサージ部
151 上部キャップ
151a 下端部
151b 露出孔
153 下部キャップ
153a 挿合孔
153b 吐出孔
153c 結合突起
155 マッサージボール
160 蓋