技術分野
ビールやジュース等の液体が充填、密封された缶容器にX線を照射して該缶容器内の液面レベルを検査するX線液面検査装置に係り、特に、この種のX線液面検査装置での合否判定の基準となる入味量の確認試験を行なうための試験缶
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、この種のX線液面検査装置での合否判定の基準となる入味量の確認試験を行なうための試験缶は、通常、実際に製品とされるアルミ製の缶容器自体を用い、これに炭酸水やビールを規定量封入し、重さを量って規定量が入っているかを確認して作成されていた。
しかしながら、炭酸水を封入した試験缶は、缶を振って内圧をかけた場合と、全く振らずにそのままX線液面検査装置を通した場合とでは判定値が変わってしまうことがあった。また、炭酸水を封入した試験缶は、缶胴がアルミ製のため、入味量の確認試験に繰り返し使用すると、次第に缶胴に凹みが生じ、缶容器内の液面レベルが上昇するなど変化してしまう。一方、X線液面検査装置で設定する基準となる入味量の高さは、NG用の試験缶(不合格製品)を排斥するように液面レベルの許容範囲を調整するため、缶容器内の液面レベルが上昇した試験缶で入味量の基準値を設定してしまうと、通常稼働時に無駄な排斥が発生してしまい、連続排斥等によりラインの停止につながってしまうことがあった。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、缶容器内の液面レベルを検査するX線液面検査装置における、入味量の確認試験を行なうための試験缶において、通常稼働時の誤排斥を低減して生産ラインの生産性を向上し得るX線液面検査装置用試験缶を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は、上述のような問題を解決するためには、入味量として認識させる液面レベルに対応する部分の高さを正確に維持可能な被検査体を用いてX線液面検査装置の機能を確認すれば、より正確にX線液面検査装置を管理できると考えた。
一方、生産ラインに近い状態としつつX線液面検査装置で入味量を正確に試験する上では、製品とされる缶容器を可及的に用いて確認試験を行なうことも重要である。X線液面検査装置のX・・・ 続きを
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【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、通常稼働時の誤排斥を低減して生産ラインの生産性を向上し得るX線液面検査装置用試験缶を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明に係るビール製造ラインの一実施形態の工程図である。
【図2】 図1の検査工程に配置されるX線液面検査装置を説明する模式図である。
【図3】 本発明に係る試験缶の第一実施形態(R缶:350ml缶)を説明する図であり、同図は試験缶の正面図において缶容器のみを破断した状態で示している。
【図4】 第一実施形態の被検査体を分解した状態の説明図であり、同図(a)は中心部材の正面図を示し、(b)は外周部材の平面図を示している。
【図5】 本発明に係る試験缶の第二実施形態(H缶:500ml缶)を説明する図であり、同図は試験缶の正面図において缶容器のみを破断した状態で示している。
【図6】 本発明に係る試験缶の第三実施形態(M缶:250ml缶)を説明する図であり、同図は試験缶の正面図において缶容器のみを破断した状態で示している。
1 缶容器
2 底部
3 缶胴
4 縮径部
5 (巻締めされる)開口部
10 試験缶
11 外周部材
12 中心部材
12k 第一の検出面
13 突起部材
13k 第二の検出面
14 被検査体
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