【実施例】
【0046】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
【0047】
以下の反応は乾燥窒素ガス雰囲気下に行った。トルエン溶媒はケチルラジカルにより乾燥し、蒸留したものを用いた。また、テトラヒドロフラン溶媒およびジクロロメタン溶媒は水素化カルシウムにより乾燥し、蒸留したものを用いた。
【0048】
実施例1
トリフルオロメタンスルホン酸(HOTf)を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化10】
【0049】
窒素雰囲気下、室温でN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(130 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のトルエン溶液(0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol)を加えて-40℃で3時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒活性を無くした後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率97%(166 mg, 0.49 mmol)で得た。
【0050】
1H NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 1.45 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 2.11 (d, 1H, J = 17.7 Hz), 2.26-2.33 (m, 1H), 2.33 (s, 3H), 3.48 (dd, 2H, J = 17.7, 191.8 Hz), 5.16 (d, 1H, J = 6.3 Hz), 7.14-7.22 (m, 7H), 7.56-7.59 (m, 2H)
13C NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 16.0, 18.6, 21.5, 32.4, 44.9, 53.5, 122.2, 123.7, 127.0, 127.3, 127.4, 128.3, 129.4, 137.7, 139.7, 143.0
【0051】
実施例2
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
窒素雰囲気下、室温でN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(130 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のジクロロメタン溶液(0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol)を加えて-40℃で2時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒活性を無くした後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率97%(166 mg, 0.49 mmol)で得た。生成物のスペクトルは実施例1で得たものと一致した。
【0052】
実施例3
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
窒素雰囲気下、室温でN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(130 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のテトラヒドロフラン溶液 (0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol)を加えて-40℃で4日時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒活性を無くした後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1) により精製したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率32%(55 mg, 0.16 mmol)で得た。生成物のスペクトルは実施例1で得たものと一致した。
【0053】
実施例4
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
反応温度を0℃としたこと以外は実施例2と同様に反応を実施したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率90%(154 mg, 0.4 5mmol)で得た。生成物のスペクトルは実施例1で得たものと一致した。
【0054】
実施例5
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
反応温度を25℃としたこと以外は実施例2と同様に反応を実施したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率82%(140 mg, 0.41 mmol)で得た。生成物のスペクトルは実施例1で得たものと一致した。
【0055】
実施例6
トリフルオロメタンスルホンイミドを触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化11】
【0056】
窒素雰囲気下、室温でN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(130 mg, 0.50 mmol)にHNTf
2 (7 mg, 0.025 mmol)のトルエン溶液(0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol) を加えて-40℃で3時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒失活させた後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率81%(138 mg, 0.41 mmol)で得た。生成物のスペクトルは実施例1で得たものと一致した。
【0057】
実施例7
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とするイソプレンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化12】
【0058】
窒素雰囲気下、室温でN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(130 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のジクロロメタン溶液(0.5 ml)を加え、-78℃まで冷却した。そしてイソプレン(100μl, 1.0 mmol)を加えて-78℃で4時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.6 mmol)を加えて撹拌して触媒を失活させた後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、4-メチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率70%(115 mg, 0.35 mmol)で得た。
【0059】
1H NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 1.55 (s, 3H), 2.10-2.30 (m, 2H), 2.30 (s, 3H), 3.24 (d, 1H, J = 19.2 Hz), 3.98 (d, 1H, J = 18.0 Hz), 5.20 (d, 2H, J = 5.7 Hz), 7.07-7.19 (m, 7H), 7.58 (d, 2H, J = 8.4 Hz)
13C NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 21.5, 23.3, 31.3, 40.9, 53.2, 117.5, 127.1, 127.3, 127.5, 128.4, 129.5, 131.5, 137.7, 139.5, 143.1
【0060】
実施例8
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とするイソプレンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
反応温度を-40℃としたこと以外は実施例7と同様に反応を実施したところ、4-メチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率67%(110 mg, 0.34 mmol)で得た。生成物のスペクトルは実施例7で得たものと一致した。
【0061】
実施例9
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とするイソプレンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
反応温度を25℃としたこと以外は実施例7と同様に反応を実施したところ、4-メチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率58%(95 mg, 0.34 mmol)で得た。生成物のスペクトルは実施例7で得たものと一致した。
【0062】
実施例10
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とするイソプレンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
反応温度を-40℃、使用溶媒をトルエンとしたこと以外は実施例7と同様に反応を実施したところ、4-メチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率59%(97 mg, 0.30 mmol)で得た。生成物のスペクトルは実施例7で得たものと一致した。
【0063】
実施例11
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする1,3-シクロヘキサジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化13】
【0064】
窒素雰囲気下、室温でN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(129.66 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のトルエン溶液(0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして1,3-シクロヘキサジエン(200μl, 2.1 mmol)を加えて-40℃で3時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒を失活させた後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、3-フェニル-2-(4-メチルフェニルスルホニル)-2-アザビシクロ[2,2,2]オクタ-5-エンを収率70%(237 mg, 0.35 mmol)で得た。
【0065】
1H NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 0.81-0.85 (m, 1H), 1.18-1.43 (m, 2H), 2.11-2.35 (m, 1H), 2.35 (s, 3H), 2.51 (bs, 1H), 4.11 (s, 1H), 4.56 (bs, 1H), 5.85 (t, 1H, J = 6.7 Hz), 6.14 (t, 1H, J = 6.7 Hz), 7.06-7.31 (m, 5H) , 7.37 (d, 2H, J = 7.2 Hz), 7.55 (d, 2H, J = 8.4 Hz)
【0066】
実施例12
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-(4-クロロベンジリデン)-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化14】
【0067】
窒素雰囲気下、室温でN-(4-クロロベンジリデン)-4-メチルベンゼンスルホンアミド(146.9 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のトルエン溶液(0.5 ml)を加え、0℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol)を加えて-40℃で46時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒を失活させた後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=3:1)により精製したところ、2-(4-クロロフェニル)-4,5-ジメチル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率91%(172 mg,0.46 mmol)で得た。
【0068】
1H NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 1.45 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 2.06 (d, 1H, J = 17.1 Hz), 2.24-2.34 (m, 1H), 2.34 (s, 3H), 3.14 (d, 1H, J = 17.7 Hz), 3.79 (d, 1H, J = 17.7 Hz), 5.12 (d, 1H, J = 6.6 Hz), 7.08-7.19 (m, 6H), 7.57 (d, 2H, J = 8.1 Hz)
13C NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 16.0, 18.6, 21.5, 32.3, 44.9, 52.9, 122.3, 123.0, 126.9, 128.4, 128.8, 129.5, 133.1, 137.5, 138.2, 143.2
【0069】
実施例13
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-(4-メトキシベンジリデン)-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化15】
【0070】
窒素雰囲気下、室温でN-(4-メトキシベンジリデン)-4-メチルベンゼンスルホンアミド(144.7 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のトルエン溶液 (0.5 ml)を加え、0℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol)を加えて0℃で47時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒を失活させた後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=3:1)により精製したところ、2-(4-メトキシフェニル)-4,5-ジメチル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率53%(99 mg,0.27 mmol)で得た。
【0071】
1H NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 1.45 (s, 3H), 1.50 (s, 3H), 2.06 (d, 1H, J = 17.7 Hz), 2.23-2.33 (m, 1H), 2.33 (s, 3H), 3.14 (d, 1H, J = 17.7 Hz), 3.71 (s, 3H), 3.78 (d, 1H, J = 17.7 Hz), 5.11 (d, 1H, J = 6.6 Hz), 6.72 (d, 2H, J = 8.4 Hz), 7.09 (d, 2H, J = 8.4 Hz), 7.15 (d, 2H, J = 8.1 Hz), 7.57 (d, 2H, J = 8.1 Hz)
13C NMR (300.13 MHz, CDCl
3) δ 16.1, 18.7, 21.5, 32.7, 44.8, 53.1, 55.3, 113.7, 122.3, 123.3, 127.1, 128.6, 129.4, 131.8, 137.8, 143.0, 158.8
【0072】
実施例14
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-(2-フェニルエテン)-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化16】
【0073】
窒素雰囲気下、室温でN-(2-フェニルエテン)-4-メチルベンゼンスルホンアミド(142.66 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のトルエン溶液 (0.5 ml)を加え、0℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol)を加えて0℃で47時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒を失活させた後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=3:1)により精製したところ、2-(2-フェニルエテン)-4,5-ジメチル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率34%(63 mg,0.17 mmol)で得た。
【0074】
実施例15
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとN-ブチリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化17】
【0075】
窒素雰囲気下、室温でN-ブチリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(113mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のジクロロメタン溶液(0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol) を加えて-40℃で3時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒活性を無くした後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、4,5-ジメチル-2-ブチル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率78%(120 mg, 0.39mmol)で得た。
【0076】
実施例16
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする2,3-ジメチルブタジエンとn-ブチルベンジリデンアミンのアザディールス−アルダー反応
【化18】
【0077】
窒素雰囲気下、室温でn-ブチルベンジリデンアミン(81mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のジクロロメタン溶液 (0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして2,3-ジメチルブタジエン(120μl, 1.1 mmol)を加えて-40℃で3時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒活性を無くした後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(n-ブチル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率90%(137mg, 0.56mmol)で得た。
【0078】
実施例17
トリフルオロメタンスルホン酸を触媒とする1,3-ペンタジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化19】
【0079】
窒素雰囲気下、室温でN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(130 mg, 0.50 mmol)にHOTf(2.2μl, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のトルエン溶液(0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして1,3-ペンタジエン(128μl, 1.1 mmol)を加えて-40℃で3時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol)を加えて撹拌して触媒活性を無くした後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率75%(118 mg, 0.38 mmol)で得た。
【0080】
実施例18
トリフルオロメタンスルホンイミドを触媒とする1,3-ペンタジエンとN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミドのアザディールス−アルダー反応
【化20】
【0081】
窒素雰囲気下、室温でN-ベンジリデン-4-メチルベンゼンスルホンアミド(130 mg, 0.50 mmol)にHNTf
2 (7 mg, 0.025 mmol, 0.050 mol/l)のトルエン溶液(0.5 ml)を加え、-40℃まで冷却した。そして1,3-ペンタジエン(128μl, 1.1 mmol)を加えて-40℃で3時間撹拌した。反応終了後、トリエチルアミン(0.5 ml, 3.59 mmol) を加えて撹拌して触媒活性を無くした後、減圧下で2時間乾燥し低沸点成分を除去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶離液:ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製したところ、4,5-ジメチル-2-フェニル-1-(トルエン-4-スルホニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを収率88%(138 mg, 0.45 mmol)で得た。