【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために本発明は、評価対象コンピュータプログラムが、複数の命令語から成るメインプログラムモジュールと、該メインプログラムモジュールにより起動され、複数の命令語から成るメニュープログラムモジュールと、該メニュープログラムモジュールから選択的に起動され、複数の命令語から成るヘルププログラムモジュールとタイトル表示プログラムモジュールと処理プログラムモジュールと、該処理プログラムモジュールにより選択的に起動され、複数の命令語から成る複数のサブプログラムモジュールとが階層構造として構成され、前記評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データをクライアントコンピュータのディスプレイに図形データとして表示するプログラム品質評価システムであって、
該プログラム品質評価システムのコンピュータが、
前記モジュールを表す図形要素の形状を設定する
図形設定工程と、
前記図形要素の大きさをモジュール毎のステップ数に応じて設定する図形サイズ設定工程と、
前記図形要素の表示間隔の距離を前記階層構造の階層数に応じて設定する距離設定工程と、
前記形状とサイズと表示間隔距離を設定した複数の図形要素を、前記階層構造の上位から下位への階層構造が認識可能な位置関係にて配置するための座標データを算出する座標算出工程と、
前記モジュール内のステップ数当たりの処理時間を表す図形要素表示動作を前記処理時間に応じて設定する処理時間表示設定工程と、
上位階層の図形要素のモジュールの下位階層に位置するモジュールの図形要素との関係を下位階層モジュールの単位時間当たりの処理回数を表す図形要素表示動作を前記処理回数に応じて設定する
処理回数表示設定工程と、
前記図形要素の表示色をステップ数当たりのバグ数に応じて設定する色設定工程と、
前記座標算出工程により設定した座標位置に、図形サイズ設定工程により設定したサイズの複数の図形要素を、前記処理回数表示設定工程により設定した処理回数を表す図形要素表示動作且つ
前記処理時間表示設定工程により設定した処理時間を表す図形要素表示動作且つ前記色設定工程により設定した表示色によってクライアントコンピュータのディスプレイに表示させる表示工程とを実行することを第1の特徴とする。
【0008】
また、本発明は、評価対象コンピュータプログラムが、複数の命令語から成るメインプログラムモジュールと、該メインプログラムモジュールにより起動され、複数の命令語から成るメニュープログラムモジュールと、該メニュープログラムモジュールから選択的に起動され、複数の命令語から成るヘルププログラムモジュールとタイトル表示プログラムモジュールと処理プログラムモジュールと、該処理プログラムモジュールにより選択的に起動され、複数の命令語から成る複数のサブプログラムモジュールとが階層構造として構成され、前記評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データをクライアントコンピュータのディスプレイに図形データとして表示するプログラム品質評価システムであって、
該プログラム品質評価システムのコンピュータが、
前記モジュールを表す図形要素の形状を円環状に設定する
図形設定工程と、
前記ステップ数が多いモジュールがステップ数の小さいモジュールに対して相対的に大きくなるような図形要素をモジュール毎に設定する図形サイズ設定工程と、
前記図形要素間の距離が階層構造の上位から下位に向かうに従って近接するように要素図形間の距離をモジュール毎に算出する距離算出工程と、
前記図形サイズ設定工程により算出したサイズの複数の図形要素を、前記階層構造の最上位モジュールを恒星、該最上位モジュールの次階層の中位モジュールを恒星の周りを周回する惑星、該中位モジュールの次階層の下位モジュールを惑星の周りを周回する衛星とし、前記距離算出工程により算出した距離の間隔を空けた前記恒星・惑星・衛星の位置関係にて配置するための座標データを算出する座標算出工程と、
前記図形要素自体の回転周期である自転周期を前記ステップ数当たりの処理時間に応じてモジュール毎に算出する自転周期算出工程と、
前記図形要素が他の図形要素の周りを移動する公転周期を前記単位時間当たりの処理回数に応じてモジュール毎に算出する公転周期算出工程と、
前記図形要素の表示色をステップ数当たりのバグ数に応じてモジュール毎に設定する色設定工程と、
前記座標算出工程により算出した座標位置に、
前記図形サイズ設定工程により設定したサイズの複数の図形要素を、前記自転周期算出工程により算出した自転周期且つ
前記公転周期算出工程により算出した公転周期且つ前記色設定工程により設定した表示色によってクライアントコンピュータのディスプレイに表示させる表示工程とを実行することを第2の特徴とする。
【0009】
また、本発明は、前記第1又は第2の特徴のプログラム品質評価システムにおいて、前記評価結果データにプログラムのひとつの関数の中に含まれる機能の純粋度を示す凝集度が含まれ、前記プログラム品質評価システムのコンピュータが、前記凝集度が最も高いモジュールの図形要素の形状を他の図形要素の形状と異なる形状に設定することを第3の特徴とし、前記何れかの特徴のプログラム品質評価システムにおいて、前記プログラム品質評価システムのコンピュータが、評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データを検出する品質評価部に接続され、該品質評価部から
前記評価結果データを抽出することを第4の特徴とする。
【0010】
さらに本発明は、評価対象コンピュータプログラムが、複数の命令語から成るメインプログラムモジュールと、該メインプログラムモジュールにより起動され、複数の命令語から成るメニュープログラムモジュールと、該メニュープログラムモジュールから選択的に起動され、複数の命令語から成るヘルププログラムモジュールとタイトル表示プログラムモジュールと処理プログラムモジュールと、該処理プログラムモジュールにより選択的に起動され、複数の命令語から成る複数のサブプログラムモジュールとが階層構造として構成され、前記評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データをクライアントコンピュータのディスプレイに図形データとして表示するプログラム品質評価システムのプログラム品質評価方法であって、
該プログラム品質評価システムのコンピュータに、
前記モジュールを表す図形要素の形状を設定する
図形設定工程と、
前記図形要素の大きさをモジュール毎のステップ数に応じて設定する図形サイズ設定工程と、
前記図形要素の表示間隔の距離を前記階層構造の階層数に応じて設定する距離設定工程と、
前記形状とサイズと表示間隔距離を設定した複数の図形要素を、前記階層構造の上位から下位への階層構造が認識可能な位置関係にて配置するための座標データを算出する座標算出工程と、
前記モジュール内のステップ数当たりの処理時間を表す図形要素表示動作を前記処理時間に応じて設定する処理時間表示設定工程と、
上位階層の図形要素のモジュールの下位階層に位置するモジュールの図形要素との関係を下位階層モジュールの単位時間当たりの処理回数を表す図形要素表示動作を前記処理回数に応じて設定する
処理回数表示設定工程と、
前記図形要素の表示色をステップ数当たりのバグ数に応じて設定する色設定工程と、
前記座標算出工程により設定した座標位置に、前記図形サイズ設定工程により設定したサイズの複数の図形要素を、前記処理回数表示設定工程により設定した処理回数を表す図形要素表示動作且つ
前記処理時間表示設定工程により設定した処理時間を表す図形要素表示動作且つ前記色設定工程により設定した表示色によってクライアントコンピュータのディスプレイに表示させる表示工程とを実行させることを第5の特徴とする。
【0011】
また、本発明は、評価対象コンピュータプログラムが、複数の命令語から成るメインプログラムモジュールと、該メインプログラムモジュールにより起動され、複数の命令語から成るメニュープログラムモジュールと、該メニュープログラムモジュールから選択的に起動され、複数の命令語から成るヘルププログラムモジュールとタイトル表示プログラムモジュールと処理プログラムモジュールと、該処理プログラムモジュールにより選択的に起動され、複数の命令語から成る複数のサブプログラムモジュールとが階層構造として構成され、前記評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データをクライアントコンピュータのディスプレイに図形データとして表示するプログラム品質評価システムのプログラム品質評価方法であって、
該プログラム品質評価システムのコンピュータに、
前記モジュールを表す図形要素の形状を円環状に設定する
図形設定工程と、
前記ステップ数が多いモジュールがステップ数の小さいモジュールに対して相対的に大きくなるような図形要素をモジュール毎に設定する図形サイズ設定工程と、
前記図形要素間の距離が階層構造の上位から下位に向かうに従って近接するように要素図形間の距離をモジュール毎に算出する距離算出工程と、
前記図形サイズ設定工程により算出したサイズの複数の図形要素を、前記階層構造の最上位モジュールを恒星、該最上位モジュールの次階層の中位モジュールを恒星の周りを周回する惑星、該中位モジュールの次階層の下位モジュールを惑星の周りを周回する衛星とし、前記距離算出工程により算出した距離の間隔を空けた前記恒星・惑星・衛星の位置関係にて配置するための座標データを算出する座標算出工程と、
前記図形要素自体の回転周期である自転周期を前記ステップ数当たりの処理時間に応じてモジュール毎に算出する自転周期算出工程と、
前記図形要素が他の図形要素の周りを移動する公転周期を前記単位時間当たりの処理回数に応じてモジュール毎に算出する公転周期算出工程と、
前記図形要素の表示色をステップ数当たりのバグ数に応じてモジュール毎に設定する色設定工程と、
前記座標算出工程により算出した座標位置に、
前記図形サイズ設定工程により設定したサイズの複数の図形要素を、前記自転周期算出工程により算出した自転周期且つ
前記公転周期算出工程により算出した公転周期且つ前記色設定工程により設定した表示色によってクライアントコンピュータのディスプレイに表示させる表示工程とを実行させることを第6の特徴とする。
【0012】
また、本発明は、前記第5又は第6の特徴のプログラム品質評価方法において、評価結果データにプログラムのひとつの関数の中に含まれる機能の純粋度を示す凝集度が含まれ、前記プログラム品質評価システムのコンピュータが、前記凝集度が最も高いモジュールの図形要素の形状を他の図形要素の形状と異なる形状に設定することを第7の特徴とし、前記何れかの特徴のプログラム品質評価方法において、前記プログラム品質評価システムのコンピュータが、評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データを検出する品質評価部に接続され、該品質評価部から
前記評価結果データを抽出することを第8の特徴とする。
【0013】
また、本発明は、評価対象コンピュータプログラムが、複数の命令語から成るメインプログラムモジュールと、該メインプログラムモジュールにより起動され、複数の命令語から成るメニュープログラムモジュールと、該メニュープログラムモジュールから選択的に起動され、複数の命令語から成るヘルププログラムモジュールとタイトル表示プログラムモジュールと処理プログラムモジュールと、該処理プログラムモジュールにより選択的に起動され、複数の命令語から成る複数のサブプログラムモジュールとが階層構造として構成され、前記評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データをクライアントコンピュータのディスプレイに図形データとして表示するプログラム品質評価システムのプログラム品質評価プログラムであって、
該プログラム品質評価システムのコンピュータに、
前記モジュールを表す図形要素の形状を設定する図形設定機能と、
前記図形要素の大きさをモジュール毎のステップ数に応じて設定する図形サイズ設定機能と、
前記図形要素の表示間隔の距離を前記階層構造の階層数に応じて設定する距離設定機能と、
前記形状とサイズと表示間隔距離を設定した複数の図形要素を、前記階層構造の上位から下位への階層構造が認識可能な位置関係にて配置するための座標データを算出する座標算出機能と、
前記モジュール内のステップ数当たりの処理時間を表す図形要素表示動作を前記処理時間に応じて設定する処理時間表示設定機能と、
上位階層の図形要素のモジュールの下位階層に位置するモジュールの図形要素との関係を下位階層モジュールの単位時間当たりの処理回数を表す図形要素表示動作を前記処理回数に応じて設定する
処理回数表示設定機能と、
前記図形要素の表示色をステップ数当たりのバグ数に応じて設定する色設定機能と、
前記座標算出機能により設定した座標位置に、前記図形サイズ設定機能により設定したサイズの複数の図形要素を、前記処理回数表示設定機能により設定した処理回数を表す図形要素表示動作且つ
前記処理時間表示設定機能により設定した処理時間を表す図形要素表示動作且つ前記色設定機能により設定した表示色によってクライアントコンピュータのディスプレイに表示させる表示機能とを実現させることを第9の特徴とする。
【0014】
また、本発明は、評価対象コンピュータプログラムが、複数の命令語から成るメインプログラムモジュールと、該メインプログラムモジュールにより起動され、複数の命令語から成るメニュープログラムモジュールと、該メニュープログラムモジュールから選択的に起動され、複数の命令語から成るヘルププログラムモジュールとタイトル表示プログラムモジュールと処理プログラムモジュールと、該処理プログラムモジュールにより選択的に起動され、複数の命令語から成る複数のサブプログラムモジュールとが階層構造として構成され、前記評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データをクライアントコンピュータのディスプレイに図形データとして表示するプログラム品質評価システムのプログラム品質評価プログラムであって、
該プログラム品質評価システムのコンピュータに、
前記モジュールを表す図形要素の形状を円環状に設定する図形設定機能と、
前記ステップ数が多いモジュールがステップ数の小さいモジュールに対して相対的に大きくなるような図形要素をモジュール毎に設定する図形サイズ設定機能と、
前記図形要素間の距離が階層構造の上位から下位に向かうに従って近接するように要素図形間の距離をモジュール毎に算出する距離算出機能と、
前記図形サイズ設定機能により算出したサイズの複数の図形要素を、前記階層構造の最上位モジュールを恒星、該最上位モジュールの次階層の中位モジュールを恒星の周りを周回する惑星、該中位モジュールの次階層の下位モジュールを惑星の周りを周回する衛星とし、前記距離算出機能により算出した距離の間隔を空けた前記恒星・惑星・衛星の位置関係にて配置するための座標データを算出する座標算出機能と、
前記図形要素自体の回転周期である自転周期を前記ステップ数当たりの処理時間に応じてモジュール毎に算出する自転周期算出機能と、
前記図形要素が他の図形要素の周りを移動する公転周期を前記単位時間当たりの処理回数に応じてモジュール毎に算出する公転周期算出機能と、
前記図形要素の表示色をステップ数当たりのバグ数に応じてモジュール毎に設定する色設定機能と、
前記座標算出機能により算出した座標位置に、
前記図形サイズ設定機能により設定したサイズの複数の図形要素を、前記自転周期算出機能により算出した自転周期且つ
前記公転周期算出機能により算出した公転周期且つ前記色設定機能により設定した表示色によってクライアントコンピュータのディスプレイに表示させる表示機能とを実現させることを第10の特徴とする。
【0015】
また、本発明は、前記第9又は第10の特徴のプログラム品質評価プログラムにおいて、前記評価結果データにプログラムのひとつの関数の中に含まれる機能の純粋度を示す凝集度が含まれ、前記プログラム品質評価システムのコンピュータが、前記凝集度が最も高いモジュールの図形要素の形状を他の図形要素の形状と異なる形状に設定する機能を実現することを第11の特徴とし、前記何れかの特徴のプログラム品質評価プログラムにおいて、前記プログラム品質評価システムのコンピュータが、評価対象コンピュータプログラムの階層構造とステップ数と単位時間当たりの処理回数と該ステップ数当たりの処理時間とバグ数とを含む評価結果データを検出する品質評価部に接続され、該品質評価部から
前記評価結果データを抽出する機能を実現させることを第12の特徴とする。