特許第5767394号(P5767394)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5767394マシンタイプ通信デバイスをトリガして同期させるための方法および装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5767394
(24)【登録日】2015年6月26日
(45)【発行日】2015年8月19日
(54)【発明の名称】マシンタイプ通信デバイスをトリガして同期させるための方法および装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 52/02 20090101AFI20150730BHJP
   H04W 4/04 20090101ALI20150730BHJP
   H04W 56/00 20090101ALI20150730BHJP
【FI】
   H04W52/02 111
   H04W4/04 190
   H04W56/00
【請求項の数】10
【全頁数】29
(21)【出願番号】特願2014-502802(P2014-502802)
(86)(22)【出願日】2012年3月29日
(65)【公表番号】特表2014-512761(P2014-512761A)
(43)【公表日】2014年5月22日
(86)【国際出願番号】US2012031236
(87)【国際公開番号】WO2012135514
(87)【国際公開日】20121004
【審査請求日】2013年12月2日
(31)【優先権主張番号】61/470,956
(32)【優先日】2011年4月1日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】510030995
【氏名又は名称】インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ディミトリオス カランパトシス
(72)【発明者】
【氏名】カメル エム.シャヒーン
【審査官】 田部井 和彦
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2010/059741(WO,A2)
【文献】 国際公開第2011/087826(WO,A1)
【文献】 国際公開第2011/062841(WO,A1)
【文献】 InterDigital Communication Corporation,Classification of Time Controlled feature for TS 22.368,3GPP TSG-SA1 #49 S1-100363,2010年 2月22日
【文献】 InterDigital Communications,Triggering a detached MTC device,3GPP TSG SA WG2 Meeting #83 TD S2-110673,2011年 2月15日
【文献】 Ericsson, ST-Ericsson,Device triggering and E.164 MSISDN replacement,3GPP TSG SA WG2 Meeting #78 TD S2-101169,2010年 2月16日
【文献】 Sierra Wireless,Solution for MTC Device Trigger indication from MTC Server,3GPP TSG SA WG2 Meeting #83 TD S2-111256,2011年 2月21日
【文献】 InterDigital Communications,A method to trigger detached devices using the paging channel,3GPP TSG SA WG2 Meeting #83 TD S2-110670,2011年 2月15日
【文献】 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Service requirements for Machine-Type Communications (MTC); Stage 1 (Release 11),3GPP TS 22.368,2011年 2月11日,V11.0.1
【文献】 3rdGeneration Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; System Improvements for Machine-Type Communications; (Release 11),3GPP TR 23.888,2011年 3月25日,V1.1.0
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
H04M 1/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−2
CT WG1
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
マシンタイプ通信(MTC)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)をトリガするおよび同期させる方法であって、
前記MTC WTRUによって、ネットワークにアタッチする、および、パケットデータネットワーク(PDN)接続を確立するステップと、
MTCサーバとの接続を確立するステップと
前記MTCサーバから、拡張された間欠受信(DRX)周期に関連付けられた報告期間情報および制御期間情報を含むスケジューリングメッセージを受信するステップであって、前記MTC WTRUは、制御期間中に、トリガするためにページングチャネルまたはブロードキャストチャネルのうちの少なくとも1つを監視するように構成され、および、前記MTC WTRUは、報告期間中に、接続を確立するおよび報告情報を送信するように構成される、ステップと、
前記受信されたスケジューリングメッセージに基づいて、アイドル/オフラインモードに入るステップと
を含ことを特徴とする方法。
【請求項2】
デバイストリガゲートウェイ/MTCサーバインタフェースを介してトリガを受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記報告期間情報および前記制御期間情報は、前記デバイストリガゲートウェイ/MTCサーバインタフェースを介して受信されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記MTC WTRUは、前記ページングチャネル上または前記ブロードキャストチャネル上のうちの少なくとも1つでトリガ情報を監視することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記制御期間は間欠受信(DRX)周期と同じであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記MTC WTRUは、前記制御期間情報について間欠受信(DRX)周期とともに事前構成されたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記MTC WTRUは、トラッキング/ルーティングエリア更新メッセージおよびアタッチ/デタッチ要求メッセージのうちの少なくとも1つに間欠受信(DRX)周期を含めることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
新しい制御/報告期間情報および更新された制御/報告期間情報のうちの少なくとも1つを含む、アタッチ受諾/拒否メッセージ、デタッチ受諾/拒否メッセージ、トラッキングエリア更新/ルーティングエリア更新受諾/拒否メッセージのうちの少なくとも1つを受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記報告情報は位置情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
マシンタイプ通信(MTC)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)であって、
コアネットワークにアタッチしおよびパケットデータネットワーク(PDN)接続を確立するように、および、MTCサーバとの接続を確立するように構成されたプロセッサと、
前記プロセッサと通信する受信機であって、前記受信機は、前記MTCサーバから、拡張された間欠受信(DRX)周期に関連付けられた報告期間情報および制御期間情報を含むスケジューリングメッセージを受信するように構成された、受信機と
を備え、
前記プロセッサおよび前記受信機は、制御期間中にページングチャネル上またはブロードキャストチャネル上のうちの1つでMTCサーバからのトリガ情報を監視するように構成され、前記MTC WTRUはアイドル/オフラインモードに入っている
ことを特徴とするMTC WTRU。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、ワイヤレス通信に関する。
【背景技術】
【0002】
本出願は、参照により本明細書にその内容が組み込まれる、2011年4月1日に出願された米国特許仮出願第61/470,956号明細書の利益を主張するものである。
【0003】
ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)などの通信デバイスは、通信システムを介してリモートデバイスと通信することができる。WTRUは、マシンツーマシン(M2M)またはマシンタイプ通信(MTC)を実施するように構成されてよく、これらは、人間の対話なしに実施できる通信である。場合によっては、MTC WTRUをトリガしてネットワークとの通信を可能にする必要がある。
【発明の概要】
【0004】
本明細書では、マシンタイプ通信(MTC)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)(MTC WTRU)をトリガして同期させるための方法および装置について述べる。MTC WTRUは、時間制御モードで動作することができ、この場合、MTC WTRUは、特定されたインターバルでネットワークにアタッチして、ネットワークに報告する。時間制御モードは、2つの時間制御周期、すなわち報告周期(デバイスは例えば1か月に1度アタッチしてネットワークにデータを提供する)および制御周期(デバイスは例えば1日に1度アタッチしてネットワークから更新を受信する)を含み得る。また、MTC WTRUと、ネットワークまたはMTCサーバとの間で、報告周期および制御周期を通信する方法も記載されている。これらの周期は、アプリケーションレイヤ上で、MTCspインタフェースを使用してまたはMTC WTRU構成を介してMTCサーバによって、通信されてよい。加えて、報告周期および制御周期はトリガ周期と呼ぶこともできるが、これらの周期は、間欠受信(DRX、discontinuous reception)周期を拡張することによって、または新しいシステム情報ブロック(SIB、System information block)情報を定義することによりネットワークがブロードキャストチャネルを介して周期を送信できるようにすることによって、非アクセス層(NAS、Non−Access−Stratum)レイヤを介して送信されてよい。
【0005】
MTC WTRUは、アイドル/オフラインモードに入る前に、少なくとも1つの制御期間および少なくとも1つの報告期間を示す情報を得ることができる。MTC WTRUは、制御期間中に、ページングチャネル上とブロードキャストチャネル上のいずれかにトリガ情報があるかどうか監視することができる。MTC WTRUは、報告期間中にMTCサーバとの通信を確立して、位置情報やアプリケーション関連情報(例えば電力計測情報)などの情報を報告することができる。ページングチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、MTC WTRUは、制御期間が間欠受信(DRX)周期と同じであるように構成されてよい。ブロードキャストチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、MTC WTRUは、制御期間中にウェイクアップして、トリガ情報があるかどうかブロードキャストチャネルを監視することができる。
【0006】
ページングチャネルを(最適化された間欠受信(DRX)タイミングを介して)、またはブロードキャストチャネルを(新しいブロードキャストチャネル情報に基づいて)使用して、MTC WTRUをトリガすることができる。しかし、いくつかの解決法は、MTC WTRUとMTCアーキテクチャとの間の同期を維持しながら、このようなトリガを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
添付の図面と共に例として提供する後続の記述から、より詳細な理解を得ることができる。
図1】マシンタイプ(MTC)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)(MTC WTRU)のトリガに使用される従来のマシンタイプ通信(MTC)アーキテクチャを示す。
図2A】1つまたは複数の開示される実施形態を実現できる例示的な通信システムを示す。
図2B図2Aに示される通信システム内で使用できる例示的なWTRUを示す。
図2C図2Aに示される通信システム内で使用できる例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワーク(CN)を示す。
図3】E−UTRAN(evolved universal terrestrial radio access network)のケースでMTCサーバが制御/報告期間を提供する、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図4】UTRAN(universal terrestrial radio access network)/GERAN(GSM(global system for mobile communications)/enhanced data rates for GSM evolution radio access network)のケースでMTCサーバが制御/報告期間を提供する、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図5】E−UTRANのケースでMTC WTRUがMTCサーバにアタッチしてデータを報告する、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図6】UTRANのケースでMTC WTRUがMTCサーバにアタッチしてデータを報告する、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図7】MTC WTRUが新しい位置エリアを検出する、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図8】E−UTRANのケースでMTCサーバが制御/報告インターバルをMTCspインタフェース内で提供する、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図9】UTRANのケースでMTCサーバが制御/報告インターバルをMTCspインタフェース内で提供する、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図10】MTC WTRUが新しい位置エリアを検出する、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図11】E−UTRANのケースでMTC WTRUがU(universal)SIM(subscriber identity module)OTA(over−the−air)またはOMA(Open Mobile Alliance)DM(Device Management)を介して制御報告期間で構成される、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図12】UTRANのケースでMTC WTRUが(U)SIM OTAまたはOMA DMを介して制御報告期間で構成される、MTCアーキテクチャ内での例示的な信号フローを示す。
図13】E−UTRANのケースでMTC WTRUが第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)コアネットワーク(CN)によって構成される、例示的なMTCアーキテクチャを示す。
図14】UTRANのケースでMTC WTRUが3GPP CNによって構成される、例示的なMTCアーキテクチャを示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に、パケットデータネットワーク(PDN)25中のMTCサーバ20と、デバイストリガゲートウェイ(DT−GW)30との間でMTCspインタフェース15を使用することのできる、従来のマシンタイプ通信(MTC)アーキテクチャ10を示す。MTCspインタフェース15を使用して、MTCサーバ20からDT−GW30にトリガメッセージを提供することができる。DT−GW30は、トリガメッセージを再フォーマットして、ゲートウェイ汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(GGSN)/パケットゲートウェイ(PGW)40、セルブロードキャストセンタ(CBC)45、ショートメッセージサービス−サービスセンタ(SMS−SC)50、およびサービングコールセッション制御機能(S−CSCF)55に転送することができる。MTCアーキテクチャ10はさらに、ホームロケーションレジスタ(HLR)/ホーム加入者サーバ(HSS)60、およびサービング汎用パケット無線サーバ(GPRS)サポートノード(SGSN)/モビリティ管理エンティティ(MME)65、およびMTC WTRU70も含んでよい。
【0009】
DT−GW30は、HLR/HSS60から得られた到達可能性情報と、GGSN/PGW40から得られたradius/diameterインタフェースと、モバイルネットワークオペレータ(MNO)によって構成されたポリシ情報とを使用して、トリガ指示をMTC WTRU70に転送するのに使用するための最も効率的かつ効果的なサービスおよびルートを決定することができる。前述のように、DT−GW30は、トリガ指示を再フォーマットして、1)すでに確立されたパケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト/パケットデータネットワーク(PDN)接続を介して送達されるようにGGSN/PGW40に転送すること、2)新たに確立されたPDPコンテキストを介して送達されるようにGGSN/PGW40のGGSNに転送すること(DT−GW30によって開始された、ネットワークから要求されるPDPコンテキストアクティブ化プロシージャを介して)、3)セッション開始プロトコル(SIP)/インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)サービスを介して送達されるようにS−CSCF55に転送すること、4)SMSを介して送達されるようにSMS−SC50に転送すること、または、5)セルブロードキャストサービス(CBS)を介してブロードキャスト送達されるようにCBC45に転送すること(ブロードキャストエリアを制限するために、位置情報がトリガ指示要求中でまたは他のソースから入手可能であるものとして)ができる。
【0010】
以下で言及するとき、用語「ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)」は、ユーザ機器(UE)、移動局、固定またはモバイルの加入者ユニット、ページャ、セルラー電話機、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、コンピュータ、または、ワイヤレス環境で動作できる他の任意のタイプのデバイスを含むが、これらに限定されない。以下で言及するとき、用語「基地局」は、Node−B、発展型(evolved)Node−B(eNB)、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または、ワイヤレス環境で動作できる他の任意のタイプのインタフェーシングデバイスを含むが、これらに限定されない。
【0011】
図2Aに、1つまたは複数の開示される実施形態を実現できる例示的な通信システム100を示す。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに提供する、多元接続システムとすることができる。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含めたシステムリソースの共有を通してこのようなコンテンツにアクセスするのを可能にすることができる。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を採用することができる。
【0012】
図2Aに示すように、通信システム100は、WTRU102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含んでよいが、開示される実施形態が任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図することは理解されるであろう。各WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス環境で動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されてよく、ユーザ機器(UE)、移動局、固定またはモバイルの加入者ユニット、ページャ、セルラー電話機、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、家庭用電化製品などを含み得る。
【0013】
通信システム100はまた、基地局114aおよび基地局114bを含んでよい。基地局114a、114bの各々は、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスにインタフェースして、コアネットワーク106、インターネット110、および/または他のネットワーク112など、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバステーション(BTS)、Node−B、発展型Node−B(eNB)、Home Node−B(HNB)、Home eNB(HeNB)、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ワイヤレスルータなどとすることができる。基地局114a、114bはそれぞれ単一の要素として描かれているが、基地局114a、114bが任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含んでよいことは理解されるであろう。
【0014】
基地局114aはRAN104の一部とすることができ、RAN104はまた、基地局コントローラ(BSC)や無線ネットワークコントローラ(RNC)や中継ノードなど、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)を含んでもよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、特定の地理領域内でワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されてよく、この地理領域はセル(図示せず)と呼ばれることがある。セルはさらに、セルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aに関連するセルを3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つの送受信機、すなわちセルの各セクタにつき1つの送受信機を備えてよい。別の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を採用することができ、したがって、セルの各セクタにつき複数の送受信機を利用することができる。
【0015】
基地局114a、114bは、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができ、エアインタフェース116は、任意の適切なワイヤレス通信リンク(例えば無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることができる。エアインタフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されてよい。
【0016】
より具体的には、上に言及したように、通信システム100は、多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を採用することができる。例えば、RAN104中の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、UTRA(UMTS(universal mobile telecommunications system)terrestrial radio access)などの無線技術を実装することができ、これにより、広帯域CDMA(WCDMA)を使用してエアインタフェース116を確立することができる。WCDMAは、HSPA(high−speed packet access)および/またはHSPA+(evolved HSPA)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、HSDPA(high−speed DL packet access)および/またはHSUPA(high−speed UL packet access)を含み得る。
【0017】
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、E−UTRA(evolved UTRA)などの無線技術を実装することができ、これにより、LTE(long term evolution)および/またはLTE−A(LTE−Advanced)を使用してエアインタフェース116を確立することができる。
【0018】
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわちWiMAX(worldwide interoperability for microwave access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO(evolution−data optimized)、IS−2000(Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard 95)、IS−856(Interim Standard 856)、GSM(global system for mobile communications)、EDGE(enhanced data rates for GSM evolution)、GERAN(GSM/EDGE RAN)などの無線技術を実装することができる。
【0019】
図2Aの基地局114bは、例えばワイヤレスルータ、HNB、HeNB、またはAPとすることができ、事業所、家庭、車両、キャンパスなどの局所化されたエリア中でのワイヤレス接続性を容易にするために任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立することができる。さらに別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、セルラーベースのRAT(例えばWCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図2Aに示すように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスすることは必要とされなくてよい。
【0020】
RAN104は、コアネットワーク106と通信することができ、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイル位置ベースのサービス、前払い電話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供することができ、および/または、ユーザ認証など、高レベルのセキュリティ機能を実施することができる。図2Aには示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106が、RAN104と同じRATまたは異なるRATを採用する他のRANと、直接にまたは間接的に通信してもよいことは理解されるであろう。例えば、コアネットワーク106は、E−UTRA無線技術を利用しているであろうRAN104に接続されるのに加えて、GSM無線技術を採用する別のRAN(図示せず)と通信してもよい。
【0021】
コアネットワーク106はまた、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての働きをすることができる。PSTN108は、POTS(plain old telephone service)を提供する回線交換電話網を含み得る。インターネット110は、TCP/IPスイート中の、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの地球規模のシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される、有線またはワイヤレス通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを採用するであろう1つまたは複数のRANに接続された、別のコアネットワークを含み得る。
【0022】
通信システム100中のWTRU102a、102b、102c、102dのいくつかまたは全ては、マルチモード能力を備えることができる。すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、種々のワイヤレスリンクを介して種々のワイヤレスネットワークと通信するために、複数の送受信機を備えてよい。例えば、図2Aに示すWTRU102cは、セルラーベースの無線技術を採用するであろう基地局114aと、また、IEEE802無線技術を採用するであろう基地局114bと、通信するように構成されてよい。
【0023】
図2Bに、図2Aに示される通信システム100内で使用できる例示的なWTRU102を示す。図2Bに示すように、WTRU102は、プロセッサ118、送受信機120、送受信要素(例えばアンテナ)122、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、表示装置/タッチパッド128、取外し不可能メモリ130、取外し可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および周辺装置138を備えてよい。WTRU102が一実施形態との整合性を維持しながら前述の要素の任意のサブコンビネーションを備えてよいことは理解されるであろう。
【0024】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、集積回路(IC)、状態機械などとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/または、WTRU102がワイヤレス環境で動作できるようにする他の任意の機能を実施することができる。プロセッサ118は送受信機120に結合されてよく、送受信機120は送受信要素122に結合されてよい。図2Bではプロセッサ118と送受信機120とを別々のコンポーネントとして描いているが、プロセッサ118と送受信機120とが共に電子パッケージまたはチップ中で統合されてもよい。
【0025】
送受信要素122は、エアインタフェース116を介して基地局(例えば基地局114a)に信号を送信または基地局(例えば基地局114a)から信号を受信するように構成されてよい。例えば、一実施形態では、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態では、送受信要素122は、例えばIR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された、エミッタ/検出器とすることができる。さらに別の実施形態では、送受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送受信するように構成されてよい。送受信要素122は、任意の組合せのワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されてよい。
【0026】
加えて、図2Bでは送受信要素122が単一の要素として描かれているが、WTRU102は、任意の数の送受信要素122を備えてよい。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を採用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインタフェース116を介してワイヤレス信号を送信および受信するために、2つ以上の送受信要素122(例えば複数のアンテナ)を備えてよい。
【0027】
送受信機120は、送受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送受信要素122によって受信された信号を復調するように構成されてよい。上に言及したように、WTRU102は、マルチモード能力を有することができる。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えばUTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATを介して通信できるようにするために、複数の送受信機を備えてよい。
【0028】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/または、表示装置/タッチパッド128(例えば液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニットや有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合されてよく、かつ、これらからユーザ入力データを受け取ることができる。プロセッサ118はまた、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/または、表示装置/タッチパッド128にユーザデータを出力することができる。加えて、プロセッサ118は、取外し不可能メモリ130および/または取外し可能メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスすること、およびそのようなメモリにデータを記憶することができる。取外し不可能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取外し可能メモリ132は、SIM(subscriber identity module)カード、メモリスティック、SD(secure digital)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバやホームコンピュータ(図示せず)上のメモリなど、WTRU102上に物理的に位置しないメモリからの情報にアクセスすること、およびそのようなメモリにデータを記憶することができる。
【0029】
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102中の他のコンポーネントへの電力を分配および/または制御するように構成されてよい。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池バッテリ(例えばニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル金属水素化物(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)等)、太陽電池、燃料電池などを含み得る。
【0030】
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136にも結合されてよく、GPSチップセット136は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば経度と緯度)を提供するように構成されてよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、WTRU102は、基地局(例えば基地局114a、114b)からエアインタフェース116を介して位置情報を受け取ることができ、および/または、2つ以上の近隣基地局から受け取られている信号のタイミングに基づいてその位置を決定することができる。WTRU102は、一実施形態との整合性を維持しながら、任意の適切な位置決定方法を用いて位置情報を取得することができる。
【0031】
プロセッサ118はさらに、他の周辺装置138にも結合されてよく、周辺装置138は、追加の機構、機能、および/または有線もしくはワイヤレス接続性をもたらす、1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る。例えば、周辺装置138は、加速度計、電子コンパス、衛星送受信機、ディジタルカメラ(写真またはビデオ用)、USB(universal serial bus)ポート、振動デバイス、テレビジョン送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、ディジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含み得る。
【0032】
図2Cに、図2Aに示される通信システム100内で使用できる例示的なRAN104および例示的なコアネットワーク106を示す。上に言及したように、RAN104は、E−UTRA無線技術を採用して、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN104はまた、コアネットワーク106とも通信することができる。
【0033】
RAN104は、eNB140a、140b、140cを含んでよいが、RAN104が一実施形態との整合性を維持しながら任意の数のeNBを含んでよいことは理解されるであろう。eNB140a、140b、140cはそれぞれ、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために、1つまたは複数の送受信機を備えてよい。一実施形態では、eNB140a、140b、140cは、MIMO技術を実装することができる。したがって、例えばeNB140aは、複数のアンテナを使用して、WTRU102aにワイヤレス信号を送信およびWTRU102aからワイヤレス信号を受信することができる。
【0034】
eNB140a、140b、140cの各々は、特定のセル(図示せず)に関連してよく、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されてよい。図2Cに示すように、eNB140a、140b、140cは、X2インタフェースを介して相互と通信することができる。
【0035】
図2Cに示すコアネットワーク106は、モビリティ管理エンティティ(MME)142、サービングゲートウェイ144、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ146を含んでよい。前述の各要素はコアネットワーク106の一部として描かれているが、これらの要素のいずれか1つがコアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または運営されてもよいことは理解されるであろう。
【0036】
MME142は、S1インタフェースを介してRAN104中のeNB140a、140b、140cの各々に接続されてよく、制御ノードとしての働きをすることができる。例えば、MME142は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラをアクティブ化/非アクティブ化すること、WTRU102a、102b、102cの最初のアタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担うことができる。MME142はまた、RAN104と、GSMやWCDMAなど他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供することもできる。
【0037】
サービングゲートウェイ144は、S1インタフェースを介してRAN104中のeNB140a、140b、140cの各々に接続されてよい。サービングゲートウェイ144は一般に、WTRU102a、102b、102cに/からユーザデータパケットをルーティングおよび転送することができる。サービングゲートウェイ144はまた、e−NB間のハンドオーバ中にユーザプレーンをつなぎ留めること、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能なときにページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および記憶することなど、他の機能を実施することもできる。
【0038】
サービングゲートウェイ144はまた、PDNゲートウェイ146に接続されてよく、PDNゲートウェイ146は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
【0039】
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定電話通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN108との間のインタフェースとしての働きをするIPゲートウェイ(例えばIPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を備えるか、またはそのようなIPゲートウェイと通信することができる。加えて、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線またはワイヤレスネットワークを含み得る他のネットワーク112へのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。
【0040】
ブロードキャストチャネルが、様々なシステム情報(SI)タイプ内の情報を提供することができ、各SIタイプは、WTRUによって必要とされる情報(例えば、ネットワーク情報(ネットワークのモバイルカントリーコード(MCC)/モバイルネットワークコード(MNC))、周波数同期パラメータなど)を提供する。
【0041】
モバイル通信では間欠受信(DRX)が使用されて、WTRUのバッテリが温存される。WTRUとネットワークは、データ転送が行われる段階を交渉する。他の時間中は、モバイルデバイスは、その受信機をオフにして低電力状態に入る。DRX周期は、ネットワークによって交渉されるか、またはモバイルデバイスによって送信されてよい。
【0042】
オフラインデバイス(すなわちデタッチされたデバイス、例えばMTC WTRU)は、UTRANおよびE−UTRANに関してそれぞれ、PMM(packet mobility management)−DETACHED状態、またはEMM(EPS(evolved packet system)mobility management)−DEREGISTERED状態にある。オフラインデバイスは、セルに登録しない限り、その位置を意識していない。
【0043】
MME/SGSNは、WTRUがECM(EPS Connection Management)−IDLE状態またはIDLE(PMM−IDLE)状態にあるとき、それぞれトラッキングエリア(TA)またはルーティングエリア(RA)識別粒度ごとの位置を知っている。加えて、MME/SGSNは、WTRUがECM−CONNECTED状態またはREADY/PMM−CONNECTED状態にあるとき、セル識別(ID)粒度ごとのWTRUの位置を知っている。
【0044】
MTC WTRUをトリガするために、ページングチャネルを(最適化された間欠受信(DRX)タイミングを介して)、またはブロードキャストチャネルを(新しいブロードキャストチャネル情報に基づいて)使用することができる。ページングチャネルを介してトリガするときは、長いDRX期間の発生およびオフラインMTC WTRUのせいで、MTC WTRUとネットワークとの間でDRXを同期させる必要がある。加えて、ブロードキャストチャネルを介してトリガするときは、同期を維持するために、MTC WTRUは、いつ通信を受信するかを知る必要があり、ネットワークは、いつ通信を送信するかを知る必要がある。
【0045】
ここで、MTC WTRUに関する2つの主要なウェイクアップ周期/期間について述べる。1)「報告期間」では、全てのMTC WTRUが使用データをネットワークに報告しており、2)「制御期間」では、MTCサーバがこれらのMTC WTRUへの制御関連の通信を開始することができる。制御期間中、MTC WTRUは、ウェイクアップし、一群のまたは個別のMTC WTRUに宛てられたページまたはショートメッセージサービス(SMS)メッセージがあるかどうか第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)制御チャネルを監視する。MTCサーバがMTCspインタフェースを介してMTC WTRUをトリガするとき、MTCサーバは、新しい/更新された制御期間および/または報告期間に関する情報を提供する。実装形態に基づき、3GPPオペレータまたはMTCサーバは、制御期間のみを使用することがある。このような場合、MTC WTRUは、ページング情報があるかどうかチャネルを監視することができる。MTC WTRUは、MTCサーバによってページングされた場合に、その報告周期に入る(MTC WTRUがページングされない場合は、MTC WTRUはネットワークにアタッチしない)。
【0046】
加えて、制御期間および報告期間は、MTC WTRUおよびネットワークによって、モバイルデバイスの現在位置を監視するために使用することができる。このオプションは、通常はネットワークからデタッチされているMTC WTRUに、特に適用可能であろう。制御期間中、デタッチされているデバイスは、デバイスに記憶された位置エリアリストに含まれていない新しい位置情報、新しいトラッキングエリア(TA)、またはルーティングエリア(RA)があるかどうか、ページングチャネルまたはブロードキャストチャネルを監視することができる。このような場合、デバイスは、アタッチプロシージャを実施し、その位置を報告し、次いでデタッチすることができる。
【0047】
報告周期および制御周期はトリガ周期と呼ぶこともできるが、これらの周期は、間欠受信(DRX)周期を拡張することによって、または新しいシステム情報ブロック(SIB)情報を定義することによりネットワークがブロードキャストチャネルを介して周期を送信できるようにすることによって、非アクセス層(NAS)レイヤを介して送信されてよい。
【0048】
MTC WTRUと、3GPPコアネットワークおよび/またはMTCサーバとの間の制御周期および報告周期に関する種々の実施形態について、以下に述べる。
【0049】
第1の実施形態では、インターネットプロトコル(IP)の最上位で、全ての同期シグナリングを実施することができる(すなわちアプリケーションによって)。この実施形態では、MTC WTRUがネットワークにアタッチしてMTCサーバとのセッションをセットアップしたとき、MTCサーバは、アプリケーションを介して、(IPの最上位で)、新しいまたは更新された制御期間および報告期間を提供することができる。MTC WTRUは、サーバによってページングされた場合に(例えば制御インターバル中に)、または報告インターバル中に、MTCサーバに接続する。3GPP CNは、同期期間を意識していない(シグナリングおよび関連プロシージャを実施するためのバックボーンを提供する)。
【0050】
MTC WTRUのトリガがページングチャネルを介して実施される(かつ最適化されたDRX周期が使用される)場合は、最適化されたDRX周期が制御期間にマッピングされ、MTCサーバは、新しいおよび/または更新されたDRX周期を、IPを介してMTC WTRUに送信することができる。MTC WTRUは、更新されたDRX周期を3GPPコアネットワークに報告することができる(トラッキング/ルーティングエリア更新、またはアタッチ/デタッチ要求プロシージャを介して)。MTC WTRUのトリガがブロードキャストチャネルを介して実施される場合は、MTCサーバは、IPを介して、制御/報告周期の詳細、ならびに、どのブロードキャストチャネルを監視すべきかを送信する。MTC WTRUは、制御期間中、トリガ情報があるかどうかブロードキャストチャネルを監視する。
【0051】
図3に、E−UTRANのケースでMTCサーバ335が制御/報告期間を提供する、MTCアーキテクチャ300内での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ300は、MTC WTRU305、MME310、HSS315、サービングゲートウェイ(SGW)320、PGW325、MTC DT−GW330、およびMTCサーバ335を含む。MTC DT−GW330および他の同様にタグ付けされたエンティティは、図1のDT−GW30と同じであり、これらを使用して、MTC WTRUに対処する(例えばトリガ指示をMTCサーバからMTC WTRUに搬送する)ことができる。
【0052】
MTC WTRU305は、制御期間に入り、MTCサーバ335からのトリガを待機する(340)。ページングチャネルが使用される場合は、MTC WTRU305は、制御期間がDRX周期と同じであるように構成される。ブロードキャストチャネルが使用される場合は、MTC WTRU305は、制御期間中にウェイクアップして、トリガ情報があるかどうかブロードキャストチャネルを監視する。MTCサーバ335は、MTC WTRU305をトリガする(MTCサーバ335は、MTC WTRU305の制御/報告周期を意識している)(345)。ページングチャネルを使用してMTC WTRU305がトリガされる場合は、MTCサーバ335はDRX周期を意識している。ブロードキャストチャネルを使用してMTC WTRU305がトリガされる場合は、MTCサーバ335はまた、どのブロードキャストチャネルをMTC WTRU305が監視しているかも意識している(制御/報告周期に加えて)。
【0053】
MTCサーバ335は、MTC WTRU305をページングする(MME310を介して)(350)。MME310は、ページングチャネルとブロードキャストチャネルのいずれかを介して、MTC WTRU305をページングする(355)。MTC WTRU305は、トリガが送信されるとMTCサーバ335に接続するように構成される(360)。MTC WTRU305は、IPを介してMTCサーバ335との接続を確立し、データを提供する(365)。MTCサーバ335は、新しい/更新された制御期間および報告期間の詳細をMTC WTRU305に送信する(370)。報告の完了後、MTC WTRU305は、アイドル/オフラインモードに入る(375)。MTC WTRU305は、無線リソース制御(RRC)接続をデタッチするかまたは解放する(380)。ページングチャネルが使用される場合は、MTC WTRU305は、デタッチ要求またはRRC接続解放要求を介してそのDRX周期をMME310に報告することができる。制御期間中、MTC WTRU305は、トリガがあるかどうかページングチャネルまたはブロードキャストチャネルを監視する(385)。報告期間中、MTC WTRU305は、MTCサーバ335との接続を確立して、関連情報を送信する(390)。MTCサーバ335は、更新された制御/報告情報を送信することができる。
【0054】
図4に、UTRAN/GERANのケースでMTCサーバ430が制御/報告期間を提供する、MTCアーキテクチャ400内での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ400は、MTC WTRU405、SGSN410、HSS415、GGSN420、MTC DT−GW425、およびMTCサーバ430を含む。MTC WTRU405は、制御期間に入り、MTCサーバ430からのトリガを待機する(435)。ページングチャネルが使用される場合は、MTC WTRU405は、制御期間がDRX周期と同じであるように構成される。ブロードキャストチャネルが使用される場合は、MTC WTRU405は、制御期間中にウェイクアップして、トリガ情報があるかどうかブロードキャストチャネルを監視する。MTCサーバ430は、MTC WTRU405をトリガする(MTCサーバ430は、MTC WTRU405の制御/報告周期を意識している)(440)。ページングチャネルを使用してMTC WTRU405がトリガされる場合は、MTCサーバ430はDRX周期を意識している。ブロードキャストチャネルを使用してMTC WTRU405がトリガされる場合は、MTCサーバ430はまた、どのブロードキャストチャネルをMTC WTRU405が監視しているかも意識している(制御/報告周期に加えて)。
【0055】
MTCサーバ430は、MTC WTRU405をページングする(SGSN410を介して)(445)。SGSN410は、ページングチャネルとブロードキャストチャネルのいずれかを介して、MTC WTRU405をページングする(450)。MTC WTRU405は、トリガが送信されるとMTCサーバ430に接続するように構成される(455)。MTC WTRU405は、IPを介してMTCサーバ430との接続を確立し、データを提供する(460)。MTCサーバ430は、新しい/更新された制御期間および報告期間の詳細をMTC WTRU405に送信する(465)。報告の完了後、MTC WTRU405は、アイドル/オフラインモードに入る(470)。MTC WTRU405は、RRC接続をデタッチするかまたは解放する(475)。ページングチャネルが使用される場合は、MTC WTRU405は、デタッチ要求またはRRC接続解放要求を介して、そのDRX周期をSGSN410に報告することができる。制御期間中、MTC WTRU405は、トリガがあるかどうかページングチャネルまたはブロードキャストチャネルを監視する(480)。報告期間中、MTC WTRU405は、MTCサーバ430との接続を確立して、関連情報を送信する(485)。MTCサーバ430は、更新された制御/報告情報を送信することができる。
【0056】
図5に、E−UTRANのケースでMTC WTRU505がMTCサーバ535にアタッチしてデータを報告する、MTCアーキテクチャ500内での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ500は、MTC WTRU505、MME510、HSS515、SGW520、PGW525、MTC DT−GW530、およびMTCサーバ535を含む。
【0057】
MTC WTRU505は、標準化されたプロシージャを使用して3GPPコアネットワークにアタッチする(540)。PGW525は、PDN接続を確立する(MTCサーバ535からの前の報告期間情報に基づいて)。MTC WTRU505は、IPを介してMTCサーバ535との接続を確立し、データを提供する(545)。MTCサーバ535は、新しい/更新された制御期間および報告期間の詳細を、MTC WTRU505に送信する(550)。MTCサーバ535は、更新された制御/報告期間(例えばDRXまたはブロードキャストチャネル情報)を送信することができる。報告の完了後、MTC WTRU505は、アイドル/オフラインモードに入る(555)。MTC WTRU505は、RRC接続をデタッチするかまたは解放する(560)。制御期間中、MTC WTRU505は、トリガがあるかどうかページングチャネルまたはブロードキャストチャネルを監視する(565)。報告期間中、MTC WTRU505は、MTCサーバ535との接続を確立して、関連情報を送信する(570)。MTCサーバ535は、更新された制御/報告情報を送信することができる。
【0058】
図6に、UTRANのケースでMTC WTRU605がMTCサーバ630にアタッチしてデータを報告する、MTCアーキテクチャ600内での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ600は、MTC WTRU605、SGSN610、HSS615、GGSN620、MTC DT−GW625、およびMTCサーバ630を含む。MTC WTRU605は、標準化されたプロシージャを使用して3GPPコアネットワークにアタッチする(635)。GGSN620は、PDN接続を確立する(MTCサーバ630からの前の報告期間情報に基づいて)。MTC WTRU605は、IPを介してMTCサーバ630との接続を確立し、データを提供する(640)。MTCサーバ630は、新しい/更新された制御期間および報告期間の詳細をMTC WTRU605に送信する(645)。MTCサーバ630は、更新された制御/報告期間(例えばDRXまたはブロードキャストチャネル情報)を送信することができる。報告の完了後、MTC WTRU605は、アイドル/オフラインモードに入る(650)。MTC WTRU605は、RRC接続をデタッチするかまたは解放する。制御期間中、MTC WTRU605は、トリガがあるかどうかページングチャネルまたはブロードキャストチャネルを監視する(660)。報告期間中、MTC WTRU605は、MTCサーバ630との接続を確立して、関連情報を送信する(665)。MTCサーバ630は、更新された制御/報告情報を送信することができる。
【0059】
図7に、MTC WTRU705が新しい位置エリアを検出する、MTCアーキテクチャ700内での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ700は、MTC WTRU705、MME/SGSN710、HSS715、PGW/GGSN720、MTC DT−GW725、およびMTCサーバ730を含む。MTC WTRU705は、制御期間に入り、新しい位置エリアを検出する(735)。MTC WTRU705は、制御期間インターバル中に新しい位置エリアを検出する。MTC WTRU705は、ネットワークにアタッチして、位置をMTCサーバ730に報告するように構成される。MTC WTRU705は、アタッチ要求メッセージをMME/SGSN710に送信する(740)。MME/SGSN710は、アタッチ受領メッセージをMTC WTRU705に送信する(745)。MTC WTRU705は、トリガが送信されるとMTCサーバ730に接続するように構成される(750)。MTC WTRU705は、IPを介してMTCサーバ730との接続を確立し、位置情報を提供する(755)。MTCサーバ730は、肯定応答(ACK)をMTC WTRU705に送信する(760)。MTC WTRU705は、デタッチ要求メッセージをMME/SGSN710に送信する(765)。MME/SGSN710は、デタッチ受諾メッセージをMTC WTRU705に送信する(770)。
【0060】
第2の実施形態では、MTCサーバが、MTCspインタフェースを介して制御/報告期間を提供する。この実施形態では、MTCサーバは、MTC WTRUをトリガするときに、制御/報告期間をMTCspインタフェース内で含む。3GPPコアネットワーク(すなわち、HSS/HLR、またはMME/SGSN)は、この情報をローカルに記憶し、ページングチャネルとブロードキャストチャネルのいずれかを介してこの情報をMTC WTRUに伝搬する。MTC WTRUのトリガがページングチャネルを介して実施される(かつ最適化されたDRX周期が使用される)場合は、MTCサーバは、新しい/更新されたDRX周期をMTCspインタフェース内で含む。HSS/HLR、またはMME/SGSNは、この情報をローカルに記憶する。新しい周期は、アタッチ受諾/拒否、デタッチ受諾/拒否、またはTA更新(TAU)/RA更新(RAU)受諾/拒否メッセージを介して、MTC WTRUに送信されてよい。MTC WTRUのトリガがブロードキャストチャネルを介して実施される場合は、制御/報告期間がMTCspインタフェースを介して送信される。制御/報告期間の詳細をMTC WTRUに提供する特定のブロードキャストチャネル(例えば新しいシステム情報ブロック(SIB))を使用することができる。MTC WTRUは、特定のSIBを監視するように事前構成されてよい(例えば、U(universal)SIM(subscriber identity module)U(SIM)OTA(over−the−air)またはOMA(Open Mobile Alliance)DM(Device Management)プロシージャを介して)。
【0061】
図8に、E−UTRANのケースでMTCサーバ835が制御/報告インターバルをMTCspインタフェース内で提供する、MTCアーキテクチャ800内での信号フローを示す。MTCアーキテクチャ800は、MTC WTRU805、MME810、HSS815、SGW820、PGW825、MTC DT−GW830、およびMTCサーバ835を含む。MTC WTRU805は、制御期間に入り、MTCサーバ835からのトリガを待機する(840)。ページングチャネルが使用される場合は、MTC WTRU805は、制御期間がDRX周期と同じであるように構成される。ブロードキャストチャネルが使用される場合は、MTC WTRU805は、制御期間中にウェイクアップして、トリガ情報があるかどうかブロードキャストチャネルを監視する。MTCサーバ835は、MTC WTRU805をトリガする(MTCサーバ835は、MTC WTRU805の制御/報告周期を意識している)(845)。ページングチャネルを使用してMTC WTRU805がトリガされる場合は、MTCサーバ835はDRX周期を意識している。ブロードキャストチャネルを使用してMTC WTRU805がトリガされる場合は、MTCサーバ835はまた、どのブロードキャストチャネルをMTC WTRU805が監視しているかも意識している(制御/報告周期に加えて)。MTCサーバ835は、MTC WTRU805をページングする(MTC DT−GW830を介して)(850)。MTCサーバ835は、制御/報告インターバルを要求の中に含めることができる。これは、例えばMTCspシグナリングを介して行うことができる。ページングチャネルが使用される場合は、DRX周期が含められる。
【0062】
MME810またはHSS815は、情報をローカルに記憶することができる(855)。MME810は、ページングチャネルとブロードキャストチャネルのいずれかを介して、MTC WTRU805をページングする(860)。MTC WTRU805は、アタッチ要求メッセージをMME810に送信する(865)。MME810は、アタッチを確認する(870)。MME810は、更新された制御/報告インターバルをアタッチ確認メッセージ中で送信することができる。ページングチャネルを使用してMTC WTRU805がトリガされる場合は、MME810は、更新されたDRX周期情報をアタッチ確認メッセージ中で送信することができる。通常のPDN確立プロシージャが実施されて、MTC WTRU805とMTCサーバ835とが接続される(875)。MTC WTRU805は、MTCサーバ835に報告する。
【0063】
報告の完了後、MTC WTRU805は、アイドル/オフラインモードに入る(880)。MTC WTRU805は、RRC接続をデタッチするかまたは解放する(885)。MME810は、デタッチ受諾メッセージまたはRRC接続解放ACK中で、更新された制御/報告インターバルを提供することができる(890)。ページングチャネルが使用される場合は、MME810は、デタッチ受諾メッセージまたはRRC接続解放受諾メッセージを介して、DRX周期をMTC WTRU805に報告することができる。制御期間中、MTC WTRU805は、トリガがあるかどうかページングチャネルまたはブロードキャストチャネルを監視する(892)。報告期間中、MTC WTRU805は、MTCサーバ835との接続を確立して、関連情報を送信する(894)。MTCサーバ835は、更新された制御/報告情報を送信することができる。
【0064】
図9に、UTRANのケースでMTCサーバ930が制御/報告インターバルをMTCspインタフェース内で提供する、MTCアーキテクチャ900内での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ900は、MTC WTRU905、SGSN910、HSS915、GGSN920、MTC DT−GW925、およびMTCサーバ930を含む。MTC WTRU905は、制御期間に入り、MTCサーバ930からのトリガを待機する(935)。ページングチャネルが使用される場合は、MTC WTRU905は、制御期間がDRX周期と同じであるように構成される。ブロードキャストチャネルが使用される場合は、MTC WTRU905は、制御期間中にウェイクアップして、トリガ情報があるかどうかブロードキャストチャネルを監視する。MTCサーバ930は、MTC WTRU905をトリガする(MTCサーバ930は、MTC WTRU905の制御/報告周期を意識している)(940)。ページングチャネルを使用してMTC WTRU905がトリガされる場合は、MTCサーバ930はDRX周期を意識している。ブロードキャストチャネルを使用してMTC WTRU905がトリガされる場合は、MTCサーバ930はまた、どのブロードキャストチャネルをMTC WTRU905が監視しているかも意識している(制御/報告周期に加えて)。MTCサーバ930は、MTC WTRU905をページングする(MTC DT−GW925を介して)(945)。MTCサーバ930は、制御/報告インターバルを要求の中に含めることができる。これは、例えばMTCspシグナリングを介して行うことができる。ページングチャネルが使用される場合は、DRX周期が含められる。SGSN910またはHSS915は、情報をローカルに記憶することができる(950)。
【0065】
SGSN910は、ページングチャネルとブロードキャストチャネルのいずれかを介して、MTC WTRU905をページングする(955)。MTC WTRU905は、アタッチ要求メッセージをSGSN910に送信する(960)。SGSN910は、アタッチを確認する(965)。SGSN910は、更新された制御/報告インターバルをアタッチ確認メッセージ中で送信することができる。ページングチャネルを使用してMTC WTRU905がトリガされる場合は、SGSN910は、更新されたDRX周期情報をアタッチ確認メッセージ中で送信することができる。通常のPDN確立プロシージャが実施され、MTC WTRU905は、MTCサーバ930に接続して報告する(970)。
【0066】
報告の完了後、MTC WTRU905は、アイドル/オフラインモードに入る(975)。MTC WTRU905は、RRC接続をデタッチするかまたは解放する(980)。SGSN910は、デタッチ受諾メッセージまたはRRC接続解放ACK中で、更新された制御/報告インターバルを提供することができる(985)。ページングチャネルが使用される場合は、SGSN910は、デタッチ受諾メッセージまたはRRC接続解放受諾メッセージを介して、DRX周期をMTC WTRU905に報告することができる。制御期間中、MTC WTRU905は、トリガがあるかどうかページングチャネルまたはブロードキャストチャネルを監視する(990)。報告期間中、MTC WTRU005は、MTCサーバ930との接続を確立して、関連情報を送信する(995)。MTCサーバ930は、更新された制御/報告情報を送信することができる。
【0067】
図10に、MTC WTRU1005が新しい位置エリアを検出する、MTCアーキテクチャ1000内での信号フローを示す。MTCアーキテクチャ1000は、MTC WTRU1005、MME/SGSN1010、HSS1015、PGW/GGSN1020、MTC DT−GW1025、およびMTCサーバ1030を含む。MTC WTRU1005は、制御期間に入り、新しい位置エリアを検出する(すなわち、MTC WTRU1005は、制御期間インターバル中に新しい位置エリアを検出する)(1035)。MTC WTRU1005は、ネットワークにアタッチして、その位置をMME/SGSN1010に報告するように構成される。MTC WTRU1005は、アタッチ要求メッセージをMME/SGSN1010に送信する(1040)。MME/SGSN1010は、アタッチ受諾メッセージをMTC WTRU1005に送信する(1045)。MME/SGSN1010は、情報をローカルに記憶することができる(1050)。MTC WTRU1005は、デタッチ要求メッセージをMME/SGSN1010に送信する(1055)。MME/SGSN1010は、デタッチ受諾メッセージをMTC WTRU1005に送信する(1060)。
【0068】
第3の実施形態では、MTC WTRU/3GPP CNが、制御/報告期間を構成する。この実施形態では、MTCサーバは、制御/報告期間の構成に関与しない。MTC WTRUまたは3GPP CNは、構成/報告期間を提供することができる。構成は、(U)SIM OTAまたはOMA DMプロシージャを介して、MTC WTRUに搬送されてよい。MTC WTRUは、TAU/RAU中に、またはネットワークにアタッチするときに(アタッチ要求時に)、その構成の詳細を送信する。あるいは、MME/SGSNが、MTC WTRUと通信するときに(例えばアタッチ受諾またはTAU/RAU受諾またはアタッチ拒否のときに)、更新された制御/報告期間情報(および、どのブロードキャストチャネルを監視すべきかを示す情報)を送信することができる。MTCサーバは制御/報告期間を意識していないので、MTCサーバがトリガを送信するとき、MME/SGSNは、MTC WTRUがその制御期間に入るまで、要求をバッファに入れる。MNOは、DRX周期を構成し、(U)SIMメッセージ、OMA DMを介して、または、WTRUとMME/SGSNとの間の他の任意の適用可能なシグナリングを介して、この情報を送信することができる。ブロードキャストチャネル実施形態については、MTC WTRUは、(U)SIM OTAまたはOMA DMを介してブロードキャストチャネルを監視するように構成されてよい。MME/SGSNは、WTRU MTC−MME/SGSNシグナリングを介して、更新されたブロードキャストチャネル情報をMTC WTRUに示すことができる。
【0069】
図11に、E−UTRANのケースでMTC WTRU1105がU(universal)SIM(subscriber identity module)OTA(over−the−air)またはOMA DM(delegated management)を介して制御報告期間によって構成される、MTCアーキテクチャ1100内での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ1100は、MTC WTRU1105、MME1110、HSS1115、SGW1120、PGW1125、MTC DT−GW1130、およびMTCサーバ1135を含む。MTC WTRU1105は、特定の制御/報告インターバルによって事前構成され、報告期間に入る(1140)。ページングチャネルを使用してMTC WTRU1105がトリガされる場合は、MTC WTRU1105は、制御期間についてDRX周期によって事前構成される。MTC WTRU1105は、アタッチ要求メッセージをMME1110に送信する(1145)。MTC WTRU1105はまた、更新された制御/報告インターバルもMME1110に送信することができる。ページングチャネルを使用してMTC WTRU1105がトリガされる場合は、MTC WTRU1105は、DRX周期をアタッチ要求メッセージ中に含める。MME1110は、情報をHSS1115に記憶することができる(1150)。MME1110は、アタッチを確認する(1155)。通常のPDN確立プロシージャが実施され、MTC WTRU1105は、MTCサーバ1135に接続して報告する(1160)。MTCサーバ1135は、MTC WTRU1105をトリガする(1165)。MTCサーバ1135は、MTC WTRU1105をページングする(MTC DT−GW1130を介して)(1170)。MME1110は、MTC WTRU1105の制御周期を待機する(1175)。MME1110は、MTC WTRU1105をページングする(1180)。MTC WTRU1105は、ネットワークにアタッチし、MTCサーバ1135に接続する(1185)。
【0070】
図12に、UTRANのケースでMTC WTRU1205が(U)SIM OTAまたはOMA DMを介して制御報告期間によって構成される、MTCアーキテクチャ1200内での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ1200は、MTC WTRU1205、SGSN1210、HSS1215、GGSN1220、MTC DT−GW1225、およびMTCサーバ1230を含む。MTC WTRU1205は、特定の制御/報告インターバルによって事前構成され、報告期間に入る(1235)。ページングチャネルを使用してMTC WTRU1205がトリガされる場合は、MTC WTRU1205は、制御期間についてDRX周期によって事前構成される。MTC WTRU1205は、ネットワーク、例えばSGSN1210に、アタッチ要求メッセージを送信する(1240)。MTC WTRU1205はまた、更新された制御/報告インターバルもSGSN1210に送信することができる。ページングチャネルを使用してMTC WTRU1205がトリガされる場合は、MTC WTRU1205は、DRX周期をアタッチ要求メッセージ中に含める。SGSN1210は、情報をHSS1215に記憶することができる(1245)。SGSN1210は、アタッチを確認する(1250)。通常のPDN確立プロシージャが実施され、MTC WTRU1205は、MTCサーバ1230に接続して報告する(1255)。MTCサーバ1230は、MTC WTRU1205をトリガする(1260)。MTCサーバ1235は、MTC WTRU1205をページングする(MTC DT−GW1225を介して)(1265)。SGSN1210は、MTC WTRU1205の制御周期を待機する(1270)。SGSN1210は、MTC WTRU1205をページングする(1275)。MTC WTRU1205は、ネットワークにアタッチし、MTCサーバ1235に接続する(1280)。
【0071】
図13に、E−UTRANのケースでMTC WTRU1305が3GPP CNによって構成される、MTCアーキテクチャ1300中での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ1300は、MTC WTRU1305、MME1310、HSS1315、SGW1320、PGW1325、およびMTCサーバ1330を含む。MTC WTRU1305は、特定の制御/報告インターバルによって事前構成され、報告期間に入る(1335)。MTC WTRU1305は3GPPコアネットワークによって先に構成されたと仮定する。MTC WTRU1305は、ネットワーク、例えばMME1310に、アタッチ要求メッセージを送信する(1340)。MME1310は、HSS1315に照会して、新しい制御/報告インターバルを得ることができる(1345)。HSS1315は、要求された情報をMME1310に提供する(1350)。MME1310は、アタッチを確認する(1355)。MME1310は、更新された制御/報告周期(例えば、ページングチャネルがトリガに使用される場合は、DRX周期を含んでよい)を、アタッチ受諾メッセージ中で送信する。通常のPDN確立プロシージャが実施され、MTC WTRU1305は、MTCサーバ1330に接続して報告する(1360)。MTCサーバ1330は、MTC WTRU1305をトリガする(1365)。MTCサーバ1330は、MTC DT−GW1327を介してMTC WTRU1305をページングする。MME1310は、MTC WTRU1305の制御周期を待機する(1375)。MME1310は、MTC WTRU1305をページングする(1380)。MTC WTRU1305は、ネットワークにアタッチし、MTCサーバ1330に接続する(1385)。
【0072】
図14に、UTRANのケースでMTC WTRU1405が3GPP CNによって構成される、MTCアーキテクチャ1400中での例示的な信号フローを示す。MTCアーキテクチャ1400は、MTC WTRU1405、SGSN1410、HSS1415、GGSN1420、MTC DT−GW1425、およびMTCサーバ1430を含む。MTC WTRU1405は、特定の制御/報告インターバルによって事前構成され、報告期間に入る(1435)。MTC WTRU1405は3GPPコアネットワークによって先に構成されたと仮定する。MTC WTRU1405は、ネットワーク、例えばSGSN1410に、アタッチ要求メッセージを送信する(1440)。SGSN1410は、HSS1415に照会して、新しい制御/報告インターバルを得ることができる(1445)。HSS1415は、要求された情報をSGSN1410に提供する(1450)。SGSN1410は、アタッチを確認する(1455)。SGSN1410は、更新された制御/報告周期(例えば、ページングチャネルがトリガに使用される場合は、DRX周期を含んでよい)を、アタッチ受諾メッセージ中で送信する。通常のPDN確立プロシージャが実施され、MTC WTRU1405は、MTCサーバ1430に接続して報告する(1460)。MTCサーバ1430は、MTC WTRU1405をトリガする(1465)。MTCサーバ1430は、MTC WTRU1405をページングする(MTC DT−GW1425を介して)(1470)。SGSN1410は、MTC WTRU1405の制御周期を待機する(1475)。SGSN1410は、MTC WTRU1405をページングする(1480)。MTC WTRU1405は、ネットワークにアタッチし、MTCサーバ1430に接続する(1485)。
【0073】
(実施形態)
1.マシンタイプ通信(MTC)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)をトリガして同期させる方法であって、報告周期を提供することを含み、MTC WTRUは所与のインターバルでネットワークにアタッチしてデータを報告する、方法。
【0074】
2.制御周期を提供することをさらに含み、MTC WTRUは、トリガされたイベント時にネットワークにアタッチする、実施形態1の方法。
【0075】
3.アプリケーションレイヤ、デバイストリガゲートウェイ/MTCサーバインタフェース、MTC構成のうちの少なくとも1つを使用して、MTC WTRUとネットワークとの間で報告周期および制御周期を通信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0076】
4.デバイストリガゲートウェイ/MTCサーバインタフェースを介してトリガを受信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0077】
5.新しい報告周期および制御周期ならびに更新された報告周期および制御周期のうちの少なくとも1つが、デバイストリガゲートウェイ/MTCサーバインタフェースを介して受信される、上記実施形態のいずれかの方法。
【0078】
6.少なくとも1つの制御周期および少なくとも1つの報告周期を示す情報が、アイドル/オフラインモードに入る前に、MTC WTRUによって得られる、上記実施形態のいずれかの方法。
【0079】
7.MTC WTRUはページングチャネル上とブロードキャストチャネル上とのうちの少なくとも一方でトリガ情報があるかどうか監視する、上記実施形態のいずれかの方法。
【0080】
8.制御期間は間欠受信(DRX)周期と同じである、上記実施形態のいずれかの方法。
【0081】
9.MTC WTRUは制御周期について間欠受信(DRX)周期によって事前構成された、上記実施形態のいずれかの方法。
【0082】
10.MTC WTRUは、トラッキング/ルーティングエリア更新メッセージとアタッチ/デタッチ要求メッセージとのうちの少なくとも一方の中に間欠受信(DRX)周期を含める、上記実施形態のいずれかの方法。
【0083】
11.新しい制御/報告周期情報および更新された制御/報告周期情報のうちの少なくとも1つを含む、アタッチ受諾/拒否メッセージ、デタッチ受諾/拒否メッセージ、トラッキングエリア更新/ルーティングエリア更新受諾/拒否メッセージのうちの少なくとも1つを受信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0084】
12.情報は位置情報を含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0085】
13.ネットワークは報告周期情報および制御周期情報をローカルに記憶する、上記実施形態のいずれかの方法。
【0086】
14.MTC WTRUは、ネットワークによって事前構成された制御周期および事前構成された報告周期を有する、上記実施形態のいずれかの方法。
【0087】
15.マシンタイプ通信(MTC)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)をトリガして同期させる方法であって、MTCサーバに接続することを含む方法。
【0088】
16.MTCサーバにデータを送信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0089】
17.MTCサーバから情報を受信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0090】
18.アイドル/オフラインモードに入ることをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0091】
19.MTCサーバから切断することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0092】
20.トリガ情報があるかどうか監視することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0093】
21.マシンタイプ通信(MTC)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)をトリガして同期させる方法であって、MTC WTRUを制御周期および報告周期によって構成することを含む方法。
【0094】
22.報告期間に入ることをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0095】
23.アタッチ要求メッセージを送信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0096】
24.アタッチ要求メッセージに応答してアタッチ受諾メッセージを受信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0097】
25.MTC WTRUの制御周期中にページを受信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0098】
26.報告周期中にMTCサーバに接続して情報を報告することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0099】
27.MTC(mobile terminated call)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)をトリガして同期させる方法であって、MTCサーバに接続することを含む方法。
【0100】
28.MTCサーバにデータを送信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0101】
29.MTCサーバから情報を受信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0102】
30.アイドル/オフラインモードに入ることをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0103】
31.MTCサーバから切断することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0104】
32.トリガ情報があるかどうか監視することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0105】
33.MTCサーバへの接続が、制御期間に入ってページを受信するのに応答して実施される、上記実施形態のいずれかの方法。
【0106】
34.ページングチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、MTC WTRUは、制御期間が間欠受信(DRX)周期と同じであるように構成される、上記実施形態のいずれかの方法。
【0107】
35.ブロードキャストチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、MTC WTRUは、制御期間中にウェイクアップして、トリガ情報があるかどうかブロードキャストチャネルを監視する、上記実施形態のいずれかの方法。
【0108】
36.ページはページングチャネルを介して受信される、上記実施形態のいずれかの方法。
【0109】
37.ページはブロードキャストチャネルを介して受信される、上記実施形態のいずれかの方法。
【0110】
38.トリガがあるかどうかページングチャネルが監視される、上記実施形態のいずれかの方法。
【0111】
39.トリガがあるかどうかブロードキャストチャネルが監視される、上記実施形態のいずれかの方法。
【0112】
40.情報は、新しい制御期間および報告期間を示す、上記実施形態のいずれかの方法。
【0113】
41.情報は、更新された制御期間および報告期間を示す、上記実施形態のいずれかの方法。
【0114】
42.MTC WTRUは、情報によって示される報告期間中にMTCサーバとの接続を確立する、上記実施形態のいずれかの方法。
【0115】
43.MTC WTRUは、情報によって示される制御期間中に監視を実施する、上記実施形態のいずれかの方法。
【0116】
44.ページングチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、MTCサーバは間欠受信(DRX)周期を意識している、上記実施形態のいずれかの方法。
【0117】
45.ブロードキャストチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、MTCサーバは、どのブロードキャストチャネルをMTC WTRUが監視するかを意識している、上記実施形態のいずれかの方法。
【0118】
46.MTC(mobile terminated call)ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)をトリガして同期させる方法であって、MTC WTRUを特定の制御期間情報および報告期間情報によって構成することを含む方法。
【0119】
47.報告期間に入ることをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0120】
48.アタッチ要求メッセージを送信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0121】
49.アタッチ要求メッセージに応答してアタッチ受諾メッセージを受信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0122】
50.MTC WTRUの制御周期中にページを受信することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0123】
51.MTCサーバに接続して情報を報告することをさらに含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0124】
52.ページングチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、MTC WTRUは制御期間について間欠受信(DRX)周期によって事前構成される、上記実施形態のいずれかの方法。
【0125】
53.ページングチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、MTC WTRUはアタッチ要求メッセージ中に間欠受信(DRX)周期を含める、上記実施形態のいずれかの方法。
【0126】
54.アタッチ受諾メッセージは、更新された制御/報告周期情報を含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0127】
55.ページングチャネルを使用してMTC WTRUがトリガされるという条件で、アタッチ受諾メッセージは間欠受信(DRX)周期を含む、上記実施形態のいずれかの方法。
【0128】
56.実施形態1〜55のいずれか1つにおける方法を実施するように構成されたネットワークアーキテクチャ。
【0129】
57.上記に指定された方法のいずれか1つを実施するように構成されたワイヤレス送受信ユニット(WTRU)を備える装置。
【0130】
58.WTRUによって実行されたときに、上記に指定された方法のいずれか1つをWTRUに実施させる命令が記憶された、コンピュータ可読媒体。
【0131】
59.実施形態1〜55のいずれか1つの方法を実施するように構成されたワイヤレス送受信ユニット(WTRU)。
【0132】
60.送受信機をさらに備える、実施形態59におけるWTRU。
【0133】
61.送受信機と通信するプロセッサをさらに備える、実施形態59〜60のいずれか1つにおけるWTRU。
【0134】
62.プロセッサが実施形態1〜55のいずれか1つの方法を実施するように構成された、実施形態59〜61のいずれか1つにおけるWTRU。
【0135】
63.実施形態1〜55のいずれか1つの方法を実施するように構成されたネットワークノード。
【0136】
64.実施形態1〜55のいずれか1つの方法を実施するように構成されたNode−B。
【0137】
65.実施形態1〜55のいずれか1つの方法を実施するように構成された集積回路。
【0138】
以上では特徴および要素を特定の組合せで述べているが、各特徴または要素を単独で、または他の特徴および要素のいずれかと組み合わせて使用してもよいことを当業者なら理解するであろう。加えて、本明細書に述べた実施形態は、コンピュータまたはプロセッサによって実行されるようにコンピュータ可読媒体に組み込まれた、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアにおいて実現することができる。コンピュータ可読媒体の例は、電子信号(有線またはワイヤレス接続を介して伝送される)、およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、磁気媒体(例えば内蔵ハードディスクや取外し可能ディスク)、光磁気媒体、および、コンパクトディスク(CD)やディジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、これらに限定されない。WTRU、UE、端末、基地局、Node−B、eNB、HNB、HeNB、AP、RNC、ワイヤレスルータ、または任意のホストコンピュータ中で使用される、無線周波数送受信機を、ソフトウェアとの関連でプロセッサを使用して実現することができる。
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14