特許第5768145号(P5768145)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5768145ネットワークの動作方法およびネットワーク
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5768145
(24)【登録日】2015年6月26日
(45)【発行日】2015年8月26日
(54)【発明の名称】ネットワークの動作方法およびネットワーク
(51)【国際特許分類】
   H04W 12/06 20090101AFI20150806BHJP
   H04W 84/20 20090101ALI20150806BHJP
   H04W 8/26 20090101ALI20150806BHJP
   H04M 3/00 20060101ALI20150806BHJP
【FI】
   H04W12/06
   H04W84/20
   H04W8/26 110
   H04M3/00 Z
【請求項の数】17
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2013-554796(P2013-554796)
(86)(22)【出願日】2011年3月22日
(65)【公表番号】特表2014-512718(P2014-512718A)
(43)【公表日】2014年5月22日
(86)【国際出願番号】EP2011001408
(87)【国際公開番号】WO2012126484
(87)【国際公開日】20120927
【審査請求日】2013年8月22日
(73)【特許権者】
【識別番号】508342183
【氏名又は名称】エヌイーシー ヨーロッパ リミテッド
【氏名又は名称原語表記】NEC EUROPE LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100097157
【弁理士】
【氏名又は名称】桂木 雄二
(72)【発明者】
【氏名】ロスト、ペーター
(72)【発明者】
【氏名】メーダー、アンドレアス
(72)【発明者】
【氏名】スベチナ、ヨルク
【審査官】 齋藤 浩兵
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2011/006437(WO,A1)
【文献】 国際公開第2010/017913(WO,A1)
【文献】 特表2012−533240(JP,A)
【文献】 特表2011−530909(JP,A)
【文献】 特表2001−523419(JP,A)
【文献】 特表2008−511218(JP,A)
【文献】 study on facilitating MTC in 3GPP system,3GPP TR22.868 v8.0.0,2007年 3月,URL,http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/22_series/22.868/22868-800.zip
【文献】 pCR to NIMTC security key issue - requirement for master MTC device,3GPP TSG-SA3 (Security) S3-100525,2010年 4月30日,URL,http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG3_Security/TSGS3_59_Lisbon/Docs/S3-100525.zip
【文献】 Service requirements for Machine-Type Communications (MTC);Stage 1,3GPP TS 22.368 V11.0.1,2011年 2月,URL,http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/22_series/22.368/22368-b01.zip
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 12/06
H04M 3/00
H04W 8/26
H04W 84/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークの動作方法において、M2M(マシンツーマシン)サービスを提供および/または使用する少なくとも1つのM2Mノードがセルラネットワークに割り当てられ、マシンタイプ通信(MTC)を提供するために前記セルラネットワークと通信することが許可され、
前記少なくとも1つのM2Mノードが少なくとも1つのマスタ端末と関連づけられ、該マスタ端末は、前記セルラネットワーク内で該マスタ端末を一意的に識別する一意的マスタ端末ID(識別子)を有し、前記M2Mノードの認証状態が、前記マスタ端末の認証データに基づいて初期化されることにより、前記M2Mノードは、前記マスタ端末IDを用いてアドレシング可能となり、初期化された認証状態に基づいて前記セルラネットワークと直接に通信することが可能となり、
同じM2Mサービスを提供および/または使用する複数のM2Mノードが1つのM2Mサービス固有グループにグループ化され、
M2Mサービス固有グループ内のM2Mノードが同時にアドレシングされ、
M2Mサービス固有グループ内のM2MノードまたはM2Mサービス固有グループまたは各M2Mノードが、マスタ端末IDに加えて、M2Mサービス固有識別子を用いてアドレシングされる
ことを特徴とするネットワークの動作方法。
【請求項2】
M2Mサービス固有グループがマスタ端末に割り当てられることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項3】
M2Mサービス固有グループ内のM2MノードまたはM2Mサービス固有グループまたは各M2Mノードが、マスタ端末IDに加えて、自己のIP(Internet Protocol)アドレスを用いてアドレシングされることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
M2Mサービス固有グループ内のM2Mノードに対応する少なくとも1つのM2MサービスまたはM2Mサービス固有グループ内の少なくとも1つのM2Mノードが、位置識別子を用いてホームセルに割り当てられることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
少なくとも1つのM2Mノードが、マスタ端末の現在の位置と同一であるかまたは対応する在圏セルに割り当てられることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
M2Mノードが、位置識別子によって規定されるエリアおよび/または在圏セル内にあるエリアでページングされることを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
【請求項7】
M2Mノードが、アグリゲーションポイント経由でセルラネットワークと通信し、アグリゲーションポイントは、セルラネットワークとM2Mノードとの間のプロキシ端末として作用することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
アグリゲーションポイントが、複数のM2Mノードのデータを収集し転送することを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項9】
少なくとも1つのM2Mサービス固有グループが、スケジュールされたアクセスまたはランダムなアクセスを用いて管理されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
媒体アクセス層でのリソース割当が、特に少なくとも1つのM2Mサービスのために実行されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
リソース割当が、リソース配分機能とM2Mサービスとの間の抽象インタフェースを用いて実行されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
物理リソースへの抽象論理アクセスを提供するインタフェースがレイヤL1またはレイヤL2とレイヤL3との間に提供されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
M2MノードのM2MサービスおよびM2Mサービス固有グループが、物理・媒体アクセス層(PHY/MAC層)で、または、より上位の層で、識別されることが可能であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
同じSIM(Subscriber Identification Module)が複数のM2Mノードにインストールされることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
M2Mノードとマスタ端末との関連づけのために所定のペアリング鍵が使用されることにより、自己のSIMなしでM2Mノードを使用すること、または、マスタ端末SIMを使用することが可能となることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
初期アタッチメント手続き中に、マスタ端末のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)に関連づけられた少なくとも1つのRNTI(Radio Network Temporary Identifier)が生成され、M2Mノードに割り振られることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
ネットワーク、好ましくは請求項1ないし16のいずれか1項に記載のネットワークの動作方法を実行するネットワークにおいて、M2M(マシンツーマシン)サービスを提供および/または使用する少なくとも1つのM2Mノードがセルラネットワークに割り当てられ、マシンタイプ通信(MTC)を提供するために前記セルラネットワークと通信することが許可され、該ネットワークが、
前記少なくとも1つのM2Mノードを少なくとも1つのマスタ端末と関連づける手段であって、該マスタ端末は、前記セルラネットワーク内で該マスタ端末を一意的に識別する一意的マスタ端末ID(識別子)を有する、関連づける手段と、前記M2Mノードの認証状態を初期化する手段とを備え、該初期化が前記マスタ端末の認証データに基づくことにより、前記M2Mノードは、前記マスタ端末IDを用いてアドレシング可能となり、初期化された認証状態に基づいて前記セルラネットワークと直接に通信することが可能となり、
同じM2Mサービスを提供および/または使用する複数のM2Mノードが1つのM2Mサービス固有グループにグループ化され、
M2Mサービス固有グループ内のM2Mノードが同時にアドレシングされ、
M2Mサービス固有グループ内のM2MノードまたはM2Mサービス固有グループまたは各M2Mノードが、マスタ端末IDに加えて、M2Mサービス固有識別子を用いてアドレシングされる
ことを特徴とするネットワーク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークの動作方法に関する。該方法において、M2M(Machine to Machine, マシンツーマシン)サービスを提供および/または使用する少なくとも1つのM2Mノードがセルラネットワークに割り当てられ、マシンタイプ通信(Machine-Type Communication, MTC)を提供するために前記セルラネットワークと通信することが許可される。また、本発明は、ネットワークに関する。該ネットワークにおいて、M2Mサービスを提供および/または使用する少なくとも1つのM2Mノードがセルラネットワークに割り当てられ、MTCを提供するために前記セルラネットワークと通信することが許可される。
【背景技術】
【0002】
M2M通信は、スマートメーター、商品の追跡、アクチュエータの制御等の幅広い応用分野を有する。可能なアプリケーションおよびサービスの数が増大するとともに、ユーザあたりのM2Mノードの個数も絶えず増大しており、今後10年以内に10のオーダーに到達し、10となる可能性もある。これは、M2Mノードのアドレシング、M2Mサービスの課金、および事業者のセルラまたはコアネットワークによるMTCの管理等の新たな課題があることを意味する。下記のような、従来技術を記述した研究および仕様がすでに存在する。
・非特許文献1
・非特許文献2
・非特許文献3
・非特許文献4
・非特許文献5
・非特許文献6
・非特許文献7
【0003】
とりわけ、非特許文献3には、通信タスクに応じて、マシンが、非3GPP(3rd Generation Partnership Project)アクセステクノロジによって、マスタマシン(SIM(Subscriber Identification Module)/USIM(Universal Subscriber Identity Module)/IMSI(International Mobile Subscriber Identity)を含む)と通信したり、例えば3Gまたは固定NGN(Next Generation Network, 次世代ネットワーク)を用いて直接に外部エンティティと通信するための権限をマスタマシンから取得したりする可能性があることが記載されている。
【0004】
M2Mノードを接続するための従来技術では、マスタマシンあるいはプロキシを配備する。これは、M2Mノードが、2つのインタフェースを必要とする可能性があることを意味する。すなわち、一方のインタフェースは、権限を取得するためにマスタマシンと通信することに使用され、もう一方のインタフェースは、セルラネットワークと通信するために使用される。さらに、この方法は、M2Mノードがセルラネットワークと通信することを可能にするために、マスタマシンがM2Mノードから到達可能であることを要求する。このことは、この方法の適用可能性を、M2Mノードがマスタマシンの通信範囲内になければならないような状況に強く制限し、このような状況は、すべてのM2Mノードを接続するためにマスタマシンの非常に高い密度を要求する可能性がある。セルラネットワーク全体にわたる通信の権限を取得するためのさらなる方法として、各M2Mノードに対して事前に設定した鍵を提供するような方法が、非特許文献4で提案されている。
【0005】
MTCにおける1つの主要な問題として、UICC(Universal Integrated Circuit Card)およびUSIMを有するM2Mノードの機器が問題となる。これは、あまりに高価となるため、事業者にとって重大な管理および課金のオーバーヘッドを意味する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】3GPP TR 33.812, Feasibility study on the security aspects of remote provisioning and change of subscription for Machine to Machine (M2M) equipment
【非特許文献2】3GPP TS 22.259, Service requirements for Personal Network Management (PNM)
【非特許文献3】3GPP TS 22.868, Study on facilitating machine to machine communication in 3GPP systems
【非特許文献4】3GPP TR 33.812, Feasibility study on the security aspects of remote provisioning and change of subscription for Machine to Machine (M2M) equipment
【非特許文献5】3GPP TR 33.817, Feasibility Study on (U)SIM Security Reuse by Peripheral Devices on Local Interfaces
【非特許文献6】3GPP TR 22.368, Service requirements for Machine-Type Communications (MTC)
【非特許文献7】3GPP TR 23.888, System Improvements for Machine-Type Communications
【非特許文献8】3GPP, "TS 36.300 Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2", Sept. 2010
【非特許文献9】3GPP, "TS 36.321 Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Medium Access Control (MAC) protocol specification", Sept. 2010
【非特許文献10】3GPP, "TS 36.331, Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification", Sept. 2010
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、ネットワークの動作方法および対応するネットワークにおいて、M2Mノードの簡略な使用を可能にするような改良およびさらなる展開を行うことである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、上記の目的は、請求項1の構成を備えた方法によって、および、請求項20の構成を備えたネットワークによって達成される。
【0009】
請求項1に記載の通り、本方法は、前記少なくとも1つのM2Mノードが少なくとも1つのマスタ端末と関連づけられ、該マスタ端末は、前記セルラネットワーク内で該マスタ端末を一意的に識別する一意的マスタ端末ID(識別子)を有し、前記M2Mノードの認証状態が、前記マスタ端末の認証データに基づいて初期化されることにより、前記M2Mノードは、前記マスタ端末IDを用いてアドレシング可能となり、初期化された認証状態に基づいて前記セルラネットワークと直接に通信することが可能となることを特徴とする。
【0010】
請求項20に記載の通り、本ネットワークは、前記少なくとも1つのM2Mノードを少なくとも1つのマスタ端末と関連づける手段であって、該マスタ端末は、前記セルラネットワーク内で該マスタ端末を一意的に識別する一意的マスタ端末IDを有する、関連づける手段と、前記M2Mノードの認証状態を初期化する手段とを備え、該初期化が前記マスタ端末の認証データに基づくことにより、前記M2Mノードは、前記マスタ端末IDを用いてアドレシング可能となり、初期化された認証状態に基づいて前記セルラネットワークと直接に通信することが可能となることを特徴とする。
【0011】
本発明によって認識されたこととして、少なくとも1つのM2Mノードを少なくとも1つのマスタ端末と関連づけることによって、M2Mノードの簡略なアドレシングが可能となる。マスタ端末は、セルラネットワーク内で該マスタ端末を一意的に識別する一意的マスタ端末IDを有する。これにより、マスタ端末IDに基づいてM2Mノードのアドレシングが可能となる。また、M2Mノードがセルラネットワークと通信するため、M2Mノードの認証状態が、マスタ端末の認証データに基づいて初期化される。これにより、M2Mノードは、マスタ端末IDを用いてアドレシング可能となり、初期化された認証状態に基づいてセルラネットワークと直接に通信することが可能となる。このような通信を実現するために、M2Mノードは、UICCやUSIMを必要としない。結果として、マシンタイプ通信を提供するためのM2Mノードの簡略な使用が可能となる。
【0012】
M2Mノードの簡略なアドレシングのために、同じM2Mサービスを提供および/または使用する複数のM2Mノードを1つのM2Mサービス固有グループにグループ化してもよい。このようなM2Mサービス固有グループは、マスタ端末によってアドレシングされるようにマスタ端末に割り当てられてもよい。
【0013】
さらに簡略なアドレシングに関して、M2Mサービス固有グループ内のM2Mノードが同時にアドレシングされてもよい。これにより、非常に簡単なアドレシング手続きが実現可能となる。
【0014】
好ましい実施形態において、M2Mサービス固有グループ内のM2MノードまたはM2Mサービス固有グループまたは各M2Mノードが、マスタ端末IDに加えて、M2Mサービス固有識別子を用いてアドレシングされてもよい。これにより、アドレシング手続きは、マスタ端末IDおよびM2Mサービス固有識別子に基づいて、相異なるM2Mサービスに使用されるM2Mノードを区別することが可能となる。別法として、またはこれに加えて、このようなアドレシング手続きは、マスタ端末IDに加えて、自己のIP(Internet Protocol)アドレスを用いて実行されてもよい。このような場合、M2Mノードの非常に簡単で確実なアドレシングが実現可能となる。
【0015】
さらに好ましい実施形態において、M2Mサービス固有グループ内のM2Mノードに対応する少なくとも1つのM2MサービスまたはM2Mサービス固有グループ内の少なくとも1つのM2Mノードが、位置識別子を用いてホームセルに割り当てられてもよい。この位置識別子は、M2Mノードがマスタ端末とコロケートされているか、または、位置不変であると仮定されるので、M2Mノードのページングを回避するために使用されてもよい。事業者のデータベースが、サポートされるサービスのエントリを管理してもよい。換言すれば、各M2Mサービスまたはこのサービスを提供するM2Mノードが、その位置を変更しないと想定されるホームセルに割り当てられてもよい。位置識別子は、LAC(Location Area Code, 位置エリアコード)であってもよい。
【0016】
さらに好ましい実施形態において、少なくとも1つのM2Mノードが、マスタ端末の現在の位置と同一であるかまたは対応する在圏セルに割り当てられてもよい。これにより、M2Mノードは、位置識別子によって規定されるエリアおよび/または在圏セル内にあるエリアでページングされてもよい。M2MサービスのM2Mノードを簡単にアドレシングするために、特定の位置可変サービスに対してはホームセルおよび在圏セルの両方がページングされてもよく、位置不変サービスに対してはホームセルのみがページングされてもよい。
【0017】
非常に確実なMTCに関して、M2Mノードは、アグリゲーションポイント経由でセルラネットワークと通信してもよい。アグリゲーションポイントは、セルラネットワークとM2Mノードとの間のプロキシ端末として作用する。このようなアグリゲーションポイントは、ネットワークの動作を簡略化するために、複数のM2Mノードのデータを収集し転送してもよい。
【0018】
個別の状況に応じて、少なくとも1つのM2Mサービス固有グループが、スケジュールされたアクセスまたはランダムなアクセスを用いて管理されてもよい。
【0019】
確実なリソース割当を行うため、媒体アクセス層でのリソース割当が、特に少なくとも1つのM2Mサービスのために実行されてもよい。一般的に、リソース割当は、リソース配分機能とM2Mサービスとの間の抽象インタフェースを用いて実行されてもよい。
【0020】
さらに具体的な実施形態において、物理リソースへの抽象論理アクセスを提供するインタフェースがレイヤL1またはレイヤL2とレイヤ3との間に提供されてもよい。これにより、高度のフレキシビリティと、テクノロジに依存しない本発明の方法の実施が可能となる。
【0021】
さらに好ましい実施形態において、M2MノードのM2MサービスおよびM2Mサービス固有グループが、物理・媒体アクセス層(PHY/MAC層)で、または、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等のネットワーク層のような、より上位の層で、識別されてもよい。
【0022】
M2MノードによるMTCの実施をさらに簡略化するため、同じSIMが複数のM2Mノードにインストールされてもよい。
【0023】
M2Mノードとマスタ端末との非常に簡単で確実な関連づけに関して、所定のペアリング鍵を使用してもよい。このような実施態様により、自己のSIMなしでM2Mノードを使用すること、または、マスタ端末SIMを使用することが可能となる。
【0024】
特に3GPP LTE(Long Term Evolution)において、初期アタッチメント手続き中に、マスタ端末のIMSIに関連づけられた少なくとも1つのRNTI(Radio Network Temporary Identifier)が生成され、M2Mノードに割り振られてもよい。
【0025】
本発明のさらなる理解のため、本発明の重要な側面について以下でさらに説明する。
【0026】
本明細書は、GSM、UMTS、IEEE802.16または3GPP LTEのようなセルラネットワークにおいてモバイル端末(M2Mノードおよび/またはマスタ端末)のアドレシング、管理および課金を行う新規な方法を開示する。すなわち、M2Mノードは、アグリゲーションポイントやマスタ端末と定期的に通信することを必要とせずに、セルラネットワークに直接にアクセスすることができる。すべてのM2Mノードは、セルラネットワークにアクセスするために使用される1つのインタフェースを備えればよい。各モバイル端末は、IMSIのようなIDによって識別される。各M2Mノードは、自己のIMSIを必要とせず、自己のIPアドレスによって、またはサービス識別子のような他の任意の種類のアドレスメカニズムによって識別可能である。USIMを含むマスタ端末は、M2Mノードのグループに割り当てられることが可能である。それぞれの一意的IDには、ただ1つのマスタ端末が割り当てられる。さらに、マスタ端末に関連づけられたM2Mノードは、ホームセルに割り当てられることが可能であり、このホームセルは、ノードの存続期間中に変化しないと想定される。
【0027】
本明細書は、MTCのために使用されるM2Mノードを組織化する新規な方法を導入する。各M2Mノードは、マスタ端末の同じ一意的IDをM2Mノードに割り当てることによって、少なくとも1つのマスタ端末に関連づけられる。マスタ端末は、関連づけられたM2Mノードとともに、物理的に分散したデバイスを構成し、このデバイスがそのまま、モバイルサービスを提供または使用する1つの論理デバイスとして扱われる。M2Mノードの認証状態は、その存続期間において1度初期化されることが可能であり、その後、M2Mノードは、この状態に基づいてセルラネットワークにアクセスする。
【0028】
本明細書において、M2Mノードが、ネットワーク全体で一意的なアドレスを有することを必要とせずにセルラメットワークに直接にアクセすることができるように自己の認証状態を設定するプロセスを、M2Mノードの初期化という。
【0029】
ネットワークは、マスタ端末とM2Mノードとを必ずしも区別しない。マスタ端末およびM2Mノードは、同じ認証の方法および状態を用いてネットワークにアクセスする。M2Mノードが提供または使用するサービスのみによって、またはL3「ネットワーク層」以上の、より上位の層で、M2Mノードを識別することが可能である。
【0030】
各M2Mサービス(したがってこのサービスを提供するM2Mノード)は、追加的な位置識別子、例えば、位置エリアコードLACを用いてホームセルに割り当てられることが可能である。このホームセルは、変化しないと想定される。この位置識別子は、M2Mノードがマスタ端末とコロケートされているか、または、位置不変であると仮定されるので、M2Mノードのページングを回避するために使用可能である。事業者のデータベースが、サポートされるサービスのエントリを管理することができる。各サービスは、在圏セルに割り当てられてもよい。在圏セルは、そのマスタ端末の現在割り当てられているセルと同じである。ここで、位置可変および位置不変の2種類のサービスを区別することができる。実施形態において、あるサービスのノードをアドレシングするには、特定の位置可変サービスに対してはホームセルおよび在圏セルの両方がページングされ、位置不変サービスに対してはホームセルのみがページングされる。
【0031】
M2Mノードは、提供されるサービスに従ってグループ化可能である。したがって、1グループ内の複数のM2Mノードが同じサービスを提供し、ネットワークによってグループとしてアドレシングされることが可能である。すなわち、それらは個別にアドレシングされる必要がない。グループあたりのノードの個数は、ネットワークおよび事業者に公開される必要はない。したがって、各M2Mノードが、そのM2Mノードによって提供されるコンテンツを用いて、L2またはL3以上のレイヤでサービスによって区別されることが可能である。1グループ内のM2Mノードは、スケジュールに基づく方法を用いて、または、ランダムなアクセスを用いて、無線リソースにアクセス可能である。したがって、レイヤL1/L2とネットワーク層L3との間のレイヤ間インタラクションの必要性および可能性があり得る。すなわち、実際のサービス(L3以上で規定される)に基づいて、L1/L2でのリソース割当が実行される。できるだけ高いフレキシビリティを提供するため、L1/L2とL3との間のインタフェースが存在すべきである。これは、物理リソースへの抽象論理アクセスを提供する。これにより、テクノロジに依存しない実施が可能となる。
【0032】
M2Mノードは、L1/L2でのアドレス指定子または実際のメッセージの一部のみを復号することによってサービスアドレシングを取得することができる。その場合、ノードあたりに要求されるオーバーヘッドが大幅に低減される。これに対して、L3以上では、各ノードは、マスタ端末宛のすべてのメッセージを復号し、アドレシングされたサービスを取得することが可能である。
【0033】
本発明のさらなる実施形態として、マシンタイプ通信サービスにアクセスする方法およびシステムが挙げられる。この実施形態において、M2Mノードが、MTCサービスを提供または使用し、マスタ端末と関連づけまたはペアリングされるように構成される。マスタ端末は、セルラネットワーク内で該マスタ端末を一意的に識別する一意的IDを有する。関連づけは、特定のMTCサービスを提供するM2Mノードのセットが、マスタ端末IDを用いて同時にアドレシングされるように行われる。各M2Mノードは、無線アクセス層では、割り当てられたマスタ端末から区別される必要はなく、セルラネットワークにとって透過的である。各ノードの認証状態が、マスタ端末の認証データに基づいて初期化された後、セルラネットワークに対して該ノードを認証するために使用される。その後、M2Mノードは、セルラネットワークと直接に通信することが可能である。
【0034】
このような方法およびシステムは、マスタ端末IDに加えてサービス固有識別子を用いてアドレシングされるM2Mノードのグループまたは個々のM2Mノードを含んでもよい。このサービス固有識別子は、1つのマスタ端末に割り当てられアドレシングされたサービスを提供するM2Mノードのグループを識別する。
【0035】
このような方法およびシステムにおいて、割り当てられたM2Mノードに対応する各M2Mサービスは、永続的な位置識別子を用いてホームセルに割り当てられてもよい。この位置識別子は、M2Mノードがマスタ端末と結合しているか、または、位置識別子によって与えられる位置において位置不変であると仮定されるので、M2Mノードのページングを回避するために使用される。さらに、各M2Mノードは、そのマスタ端末の現在の位置と同一であるかまたは対応する在圏セルに割り当てられることが可能である。M2Mノードは、位置識別子によって規定されるエリアおよび在圏セルのみでページングされる。
【0036】
M2Mノードは、アグリゲーションポイント経由でセルラネットワークと通信してもよい。アグリゲーションポイントは、モバイル通信ネットワークと複数のM2Mノードとの間のプロキシ端末として作用し、複数のM2Mノードのデータを収集し転送する。
【0037】
媒体アクセス層でのリソース割当が、特に、各サービスに対して、リソース配分機能とサービスとの間の抽象インタフェースを用いて実行されてもよい。
【0038】
本発明は、次のような解決手段を提供する。
・各M2Mノードに対して自己のUICC/USIMを必要としない。
・各M2Mノードによって提供されるサービスの簡略な課金が可能である。
・ユーザへのM2Mサービスの簡単な割当が可能である。
・各M2Mノードおよびサービスを管理するオーバーヘッドが低減される。
【0039】
本発明は、M2Mデータを集約する中央端末(M2Mプロキシ)を必要とせずに、提供されるM2Mサービスに基づいた暗黙的なアドレシングを提供する解決手段を導入し、この解決手段により次のことが可能となる。
・提供されるサービスに基づく簡略なノードアドレシング。
・提供されるサービスに基づくノードのグループ化。
・M2Mノードの管理およびM2Mサービスの課金の簡略化。
・コアネットワーク機能とRAN(Radio Access Network, 無線アクセスネットワーク)機能との融合への手段を提供すること。
【0040】
本発明を好ましい態様で実施するにはいくつもの可能性がある。このためには、一方で請求項1に従属する諸請求項を参照しつつ、他方で図面により例示された本発明の好ましい実施形態についての以下の説明を参照されたい。図面を用いて本発明の好ましい実施形態を説明する際には、本発明の教示による好ましい実施形態一般およびその変形例について説明する。
【図面の簡単な説明】
【0041】
図1】本発明によるネットワークの動作方法の実施形態における情報フローを例示する図である。
図2】3GPPにおいて本発明の実施形態を実施する手続きを例示する図である。
図3】M2MノードにおけるSIMなしに3GPPにおいて本発明の実施形態を実施する手続きを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0042】
図1は、本発明によるネットワークの動作方法の実施形態における情報フローを例示している。図1は、特に、基礎となるシステム設定を例示している。UE−IDというユーザIDを有するユーザX(マスタ端末として作用する)が複数のM2Mノードを有する。これらのM2Mノードは、このユーザおよびサービスSに関連づけられる。M2Mノードとユーザとの関連づけは、両者が同じUE−IDを共有するように行われる。本発明で考えているプロセスの結果として、両方の端末はネットワークから見て同じUE−IDを共有するが、関連づけのプロセスは「ペアリング」と類似している。M2MサーバがユーザXのこのサービス(例えば温度測定)をトリガ(起動)すると、モバイルネットワークは、UEとともに移動しているM2Mノードの位置を判定するためにUEをページングするか、または、モバイルネットワークは、特定のM2Mノード/サービスに割り当てられたセルを知り、このセルのみをページングする。特定のM2Mノードとユーザ端末との過去の関連づけと、M2Mノードへのサービスの特定の割当とに基づいて、サービスSを提供するM2Mノードのみがネットワークの要求に応答することになる。
【0043】
以下、本発明の複数の実施形態について、それぞれの実施形態の重要な側面によって説明する。
【0044】
実施形態1
相異なる物理的に分離したM2Mノードが同じM2Mサービスに割り当てられることが可能であり、ネットワークによって同時にアドレシングされるように、サービスが空間的に分散される。ネットワークは、M2Mサービスを提供または使用する各ノードを必ずしも区別できない。M2Mサービスによる各ノードの区別は、M2Mサービスに固有の方法によって、すなわち、M2Mサービスによって提供されるコンテンツを用いて、可能となる。
【0045】
実施形態2
すべてのM2Mサービスが、共通の一意的サービスIDまたはM2Mサービス固有識別子に割り当てられることが可能である。これは、マスタ端末の一意的IDとは異なるが、マスタ端末と同じM2Mサービスに割り当てられる。このような一意的サービスIDまたはM2Mサービス固有識別子が、すべてのM2Mサービスに明示的に割り当てられる。
【0046】
実施形態3
M2MサービスおよびM2Mノードのグループが、物理・媒体アクセス層で、または、例えばTCP/IP等のネットワーク層のような、より上位の層で、識別されることが可能である。PHY/MAC層でM2MサービスおよびM2Mノードのグループを識別するためには、アドレシングされたM2MサービスまたはM2Mノードの特定のグループに固有の情報を伝達する必要がある。これは、ネットワークがPHY/MAC層で特定のノードをアドレシングする必要はなく、M2Mサービスのみを識別すればよいことを意味し、本質的には、このM2Mサービスを提供するM2Mノードを識別すればよい。したがって、あるM2Mノードが複数のM2Mサービスグループに属することにより、相異なるM2Mサービス識別子によってアドレシングされる、という可能性もある。
【0047】
実施形態4
できるだけ高いフレキシビリティを提供するため、L1/L2とL3との間のインタフェースが存在すべきである。これは、物理リソースへの抽象論理アクセスを提供する。これにより、テクノロジに依存しない実施が可能となる。
【0048】
実施形態5
位置可変および位置不変の2種類のM2Mサービスを区別することができる。M2Mサービスを開始するため、特定の位置可変M2Mサービスに対してはホームセルおよび在圏セルの両方がページングされ、位置不変M2Mサービスに対してはホームセルのみがページングされる。
【0049】
実施形態6
3GPPにおける1つの実施態様では、同じSIMが複数のM2Mノードにインストールされることが可能であり、それにより、すべてのM2Mノードが、同じアドレス(IMSI)および同じ認証手続きを有するという仮定に基づく。この手続きを図2に例示する。3GPP LTEの場合のような従来のコネクション確立は、ページング情報における追加的な識別子以外は変更されない。この識別子は、M2Mサービスを選択する。すべてのM2Mノードが同一のSIMを有するので、ページング要求に応答し、コネクションを確立することができる(パートa))。コネクションが存在するが、第2のM2Mサービスを受け持つM2Mノードがページングされなければならない場合、すでにコネクションを確立している第1のM2Mノードは、このページング要求を無視しなければならない(これが通常の場合である)。その後、第2のM2Mノードは、自己のSIMを用いてコネクションを確立することができる。
【0050】
実施形態7
3GPPにおけるもう1つの実施態様では、所定のペアリング鍵を使用する。これにより、自己のSIMのないM2Mノードを使用すること、または、マスタ端末SIMを使用することが可能となる。この手続きを図3に例示する。
【0051】
ネットワークがM2Mノード/サービスに接続可能となる前に、M2Mノードは、関連づけられたマスタ端末と鍵ペアを交換しなければならない。このような鍵ペアリングは、例えばBluetoothで用いられているように提供時に行うことができる。
【0052】
M2Mノード/サービスとのコネクションを確立するため、ネットワークは、まず、割り当てられたマスタ端末とのコネクションを確立する。このコネクションは、セッション鍵で暗号化される。マスタ端末は、M2Mノード/サービスからのペアリングされた鍵でこのセッション鍵を暗号化する。暗号化されたセッション鍵は、ネットワーク、すなわちeNodeBへ返送される。eNodeBとマスタ端末との論理コネクションは終了されない。
【0053】
次のステップで、ネットワークは、M2Mサービスをページングし、このM2Mサービスに対する認証を要求する。この要求の一部は、IMSIおよび暗号化されたセッション鍵である。M2Mノードは、セッション鍵を復号し、マスタ端末によって使用されるのと同じセッション鍵に基づいてeNodeB要求に応答することができる。これにより、M2Mノードは、自己のSIMなしで認証を行うことが可能であり、IMSIを使用することが可能である。ネットワークは、特定のM2Mサービスがマスタ端末自身によって提供されているか、それとも別のM2Mノードによって提供されているかを知る必要がない。
【0054】
実施形態8
さらなる実施形態は、基地局とM2Mノードとの間のアップリンクおよびダウンリンクにおける無線ベアラのマッピングおよびリソース配分/データ送信に関する。3GPP LTE Rel.8以降において、UEは、無線セル内で一意的な複数の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)によって識別される。例えば、アップリンクおよびダウンリンクに対するリソース配分情報を伝達するダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)要素は、関連づけられたC−RNTI(セルRNTI)を有するUEのみが情報を復号することができるようにスクランブルされる。このようにして、暗黙的なアドレシング方式が実現される。
【0055】
RNTIは、MAC層で生成されUEまたはMTCに割り当てられる長さ16ビットの値である。請求項1によるM2Mノードの個別またはグループ単位のアドレシングを可能にするため、初期アタッチメント手続き中に、UE IMSIに関連づけられた適切なRNTI(すなわち、一時C−RNTI、C−RNTI、SPS−RNTI等)が生成されて、M2Mノードに割り振られなければならない(非特許文献8、9および10参照)。この場合、UEは、マスタ端末の機能を有する。
【0056】
また、eNodeBは、1つの無線ベアラ内で相異なるM2MノードをアドレシングするためにRNTIを使用することができる。これにより、EPS(Evolved Packet System)ベアラ/無線ベアラとUE/M2Mノードとの間の1対多関係ができる。別法として、各M2Mノードごとに、C−RNTIと1対1関係で、1つのEPSベアラ/無線ベアラが生成される。
【0057】
本発明の実施形態の重要な側面は次の通りである。
・論理デバイス(例えば、マスタ端末およびM2Mノードの組合せ)の定義。これは、複数の物理的に分離した端末からなり、セルラネットワークからは単一のアドレシング可能なデバイスであるように見える。
・物理M2Mノードは、マスタ端末とコロケートされているか、または、位置不変であると仮定される。
・M2Mノードのアドレシングは、サービス固有識別子を用いて行われるので、端末/ノードのアドレシングは、論理デバイスに割り当てられた一意的IDと、サービスに割り当てられたIDとによって置き換えられる。
・各M2Mノードは、ホームセルおよび在圏セルに割り当てられることが可能である。在圏セルは、割り当てられたマスタ端末のセルであると想定される。
【0058】
実施形態において、以下のことが可能となる。
・M2Mサービスのスケーラブルなプロビジョニング。
・専用のプロキシアクセスポイントなしでのM2Mノードの直接のコネクション。
・M2Mノードごとの個別のUSIMまたはUICCが不要。
・M2Mサービスの実施のためのフレキシブルなインタフェース。
・M2Mノードの簡略な課金および管理。
【0059】
上記の説明および添付図面の記載に基づいて、当業者は本発明の多くの変形例および他の実施形態に想到し得るであろう。したがって、本発明は、開示した具体的実施形態に限定されるものではなく、変形例および他の実施形態も、添付の特許請求の範囲内に含まれるものと解すべきである。本明細書では特定の用語を用いているが、それらは総称的・説明的意味でのみ用いられており、限定を目的としたものではない。
図1
図2
図3