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特許5768185デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する方法及び装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5768185
(24)【登録日】2015年6月26日
(45)【発行日】2015年8月26日
(54)【発明の名称】デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20130101AFI20150806BHJP
   G06F 9/445 20060101ALI20150806BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20150806BHJP
【FI】
   G06F3/048 651A
   G06F3/048 652A
   G06F9/06 650A
   H04M1/00 R
【請求項の数】13
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2014-517386(P2014-517386)
(86)(22)【出願日】2011年7月7日
(65)【公表番号】特表2014-529368(P2014-529368A)
(43)【公表日】2014年11月6日
(86)【国際出願番号】CN2011076956
(87)【国際公開番号】WO2011137863
(87)【国際公開日】20111110
【審査請求日】2014年2月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】512165101
【氏名又は名称】▲華▼▲為▼終端有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI DEVICE CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】▲トン▼ 俊▲傑▼
(72)【発明者】
【氏名】王 紅▲軍▼
【審査官】 松田 岳士
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−108005(JP,A)
【文献】 特開2005−301538(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0300185(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
3/048−3/0482
3/0485
3/0487−3/0489
G06F 9/445
H04M 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する方法であって、
所定の情報を採集し、そのうち、前記所定の情報は、予め設置されている、端末が監視する必要のある、端末に関する情報であり;
採集した情報と、端末の保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い、そのうち、各前記シナリオは、シナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントを含み、複数のシナリオが存在する時に、異なるシナリオにおけるシナリオ情報が異なり;及び
前記採集した情報と、前記端末の保存している一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている時に、自動でデスクトップに、前記一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示する、ことを含み、
前記採集した情報と、前記端末の保存している各シナリオにおけるシナリオ情報とが全てマッチングしない時に、前記方法は、さらに、
自動で新しいシナリオを追加し、デスクトップに、追加された新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示し、そのうち、前記採集した情報を、自動で追加された新しいシナリオにおけるシナリオ情報として保存し、前記採集した情報との類似度の最も高いシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを、自動で追加された新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントとして保存し、前記採集した情報との類似度の最も高いシナリオは、前記採集した情報にマッチングしているシナリオ情報の数が最も多いシナリオである、ことを含む、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、
前記所定の情報は、地理的位置、時間、期日、端末の移動状況、及び、端末の所在する環境の明度状況のうちの一つ又は複数の組み合わせを含む、方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の方法であって、
前記方法は、さらに、
ユーザの入力に基いて、新しいシナリオを追加し、そのうち、受信したユーザの入力によるシナリオ情報を、追加された新しいシナリオにおけるシナリオ情報として保存し、受信したユーザの選択によるアプリケーションコンポーネントを、追加された新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントとして保存する、ことを含む、方法。
【請求項4】
請求項1乃至の任意の1項に記載の方法であって、
前記方法は、さらに
アプリケーションコンポーネントの使用開始の指令を受信した時に、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが、端末の現在に所在するシナリオに存在しない場合、前記使用開始のアプリケーションコンポーネントを、端末の現在に所在するシナリオに保存す、ことを含む、方法。
【請求項5】
請求項1乃至の任意の1項に記載の方法であって、
前記シナリオは、さらに、アプリケーションコンポーネントの使用回数を含み、前記方法は、さらに、
アプリケーションコンポーネントをシナリオに保存する時に、保存されたアプリケーションコンポーネントの使用回数を1に初期化し;
アプリケーションコンポーネントの使用開始の指令を受信した時に、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが端末の現在に所在するシナリオに存在すれば、端末の現在に所在するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントの使用回数に1をプラスする、ことを含む、方法。
【請求項6】
請求項に記載の方法であって、
前記自動でデスクトップに前記採集したシナリオ情報にマッチングしている前記一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示することは、
前記採集した情報にマッチングしているシナリオにおいて、アプリケーションコンポーネントの使用回数の逓減の順序に従って、一つ又は複数のアプリケーションコンポーネントを選択し、自動でデスクトップに、選択したアプリケーションコンポーネントを表示することを含む、方法。
【請求項7】
移動端末であって、
所定の情報を採集するための採集モジュールであって、そのうち、前記所定の情報は、予め設置されている、端末が監視する必要のある情報である、採集モジュール;
シナリオを保存するための保存モジュールであって、前記シナリオは、シナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントを含み、複数のシナリオが存在する時に、異なるシナリオにおけるシナリオ情報が異なる、保存モジュール;
前記採集モジュールが採集した情報と、前記保存モジュールが保存したシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行うためのマッチングモジュール;及び
前記マッチングモジュールのマッチング結果が、「前記採集モジュールが採集した情報と、前記端末が保存した一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている」である時に、自動でデスクトップに、前記マッチングモジュールのマッチングにより得られた前記一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示するための表示モジュールを含み、
前記端末に新しいシナリオを追加するためのシナリオ追加モジュールを更に含み、
前記シナリオ追加モジュールは、
第一シナリオ追加モジュールであって、前記マッチングモジュールのマッチング結果が「前記採集モジュールが採集した情報と、前記保存モジュールが保存した各シナリオに終えるシナリオ情報とが全てマッチングしない」である時に、自動で新しいシナリオを追加し、前記第一シナリオ追加モジュールが追加した新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを前記表示モジュールに送信し、前記表示モジュールが自動でデスクトップに、追加された新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示し、追加された新しいシナリオを前記保存モジュールに送信し、前記保存モジュールが、増加された新しいシナリオを保存し、そのうち、前記採集した情報を、自動で追加された新しいシナリオにおけるシナリオ情報として保存し、前記採集した情報との類似度の最も高いシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを、追加された新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントとして保存し、前記採集した情報との類似度の最も高いシナリオが、前記採集した情報にマッチングしているシナリオ情報の数が最も多いシナリオである、第一シナリオ追加モジュール;及び
第二シナリオ追加モジュールであって、ユーザの入力に基いて新しいシナリオを追加し、追加された新しいシナリオを前記保存モジュールに送信し、前記保存モジュールが、追加された新しいシナリオを保存し、そのうち、受信したユーザの入力によるシナリオ情報を、追加された新しいシナリオにおけるシナリオ情報として保存し、受信したユーザの選択によるアプリケーションコンポーネントを、追加された新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントとして保存する、第二シナリオ追加モジュールを含む、移動端末。
【請求項8】
請求項に記載の移動端末であって、
前記移動端末は、さらに、
アプリケーションコンポーネントの使用開始の指令を受信した時に、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが、端末の現在に所在するシナリオに存在しない場合、前記使用開始のアプリケーションコンポーネントを、端末の現在に所在するシナリオに保存する、アプリケーションコンポーネント更新モジュールを含む、移動端末。
【請求項9】
請求項7又は8に記載の移動端末であって、
各前記シナリオは、さらに、アプリケーションコンポーネントの使用回数を含み、前記移動端末は、さらに、
アプリケーションコンポーネントをシナリオに保存する時に、保存されたアプリケーションコンポーネントの使用回数を1に初期化する初期化モジュール;及び
アプリケーションコンポーネントの使用開始の指令を受信した時に、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが端末の現在に所在するシナリオに存在するときに、端末の現在に所在するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントの使用回数に1をプラスする累加モジュールを含む、移動端末。
【請求項10】
請求項に記載の移動端末であって、
前記移動端末は、さらに、
選択モジュールであって、前記マッチングモジュールのマッチングにより得られたシナリオにおいて、アプリケーションコンポーネントの使用回数の逓減の順序に従って、一つ又は複数のアプリケーションコンポーネントを選択して前記表示モジュールに送信し、前記表示モジュールが自動でデスクトップに、前記選択モジュールが選択したアプリケーションコンポーネントを表示する、選択モジュールを含む、移動端末。
【請求項11】
請求項7乃至10の任意の1項に記載の移動端末であって、
前記移動端末は、携帯電話であり、前記携帯電話は、筐体、回路板、処理器、タッチスクリーン、RF回路、マイク、スピーカー、及び、電源を含み、
前記タッチスクリーンは、前記筐体に設けられ、
前記回路板は、前記筐体により形成された空間の内部に設けられ、
前記処理器及び前記RF回路は、前記回路板に設けられ、
前記処理器は、前記各モジュールのうちの全部又は一部を含み、
前記処理器は、前記タッチスクリーンを経由して入力されたデータを処理し、及び/又は、処理後のデータ結果を前記タッチスクリーンを経由して出力し、
前記RF回路は、携帯電話と無線ネットワークとの通信を形成し、携帯電話と無線ネットワークとのデータの受信及び送信を実現し、
前記マイクは、音声を採集し、採集した音声を音声データに変換し、前記携帯電話が前記RF回路により無線ネットワークに前記音声データを送信し、
前記スピーカーは、前記携帯電話が前記RF回路により無線ネットワークから受信した音声データを音声に変換し、ユーザに、該音声を再生し、
前記電源は、前記携帯電話の各回路及び部品に給電する、移動端末。
【請求項12】
コンピュータに、請求項1乃至の任意の1項に記載の方法を実行させるためのプログラム。
【請求項13】
請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は、電子通信の分野に関し、特に、デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンの普及に伴い、移動端末の使用者は、随意に移動端末に各種のアプリケーションコンポーネントをインスタールすることができ、ここでのアプリケーションコンポーネントは、少なくとも、アプリケーションプログラム及び/又はwidget(ウィジェット)を含んでも良い。このようにして、一つの問題、即ち、インストールされているアプリケーションコンポーネントが多くなるにつれて、たくさんのアプリケーションコンポーネントから自分の欲しいアプリケーションコンポーネントを見つけることが煩雑で、時間がかかるとの問題を来す。今のところ、ユーザは、通常、移動端末のデスクトップを自分で定義し、その後、いくつかのアプリケーションコンポーネント及び/又はwidgetを、自分で定義したデスクトップに置くことができる。一定の場合、このような自己定義のデスクトップにおいて、使用したいアプリケーションコンポーネントを探す方式は、ユーザが使用しようとするアプリケーションコンポーネントを迅速に見つけることができるが、デスクトップにたくさんのアプリケーションコンポーネントが置かれている場合、又は、自己定義のデスクトップがたくさんある場合に、ユーザは、使用しようする時に、依然として、自分が使用しようとするアプリケーションコンポーネントがデスクトップのどの位置にあるか、又は、どのデスクトップにあるかを、時間がかかって探す必要がある。また、デスクトップに置かれていないアプリケーションコンポーネントについては、使用しようとする時に、依然として、比較的深いパスに進入して探す必要があり、よって、アプリケーションコンポーネントの起動操作が複雑で、操作時間がたくさんかかるとのいう問題が存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の実施例の一側面は、デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する方法を提供し、他の側面は、デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示することをサポートする装置を提供し、これによって、アプリケーションコンポーネントの起動操作が複雑で、操作時間がたくさんかかるという問題を解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述の目的を達成するために、本発明の実施例は、次のような技術案を採用する。
【0005】
デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する方法であって、所定の情報を採集し、そのうち、前記所定の情報は、予め設定されている、端末が監視する必要がある、該端末に関連する情報であり;採集した情報と、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い、そのうち、各前記シナリオは、シナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントを含み、複数のシナリオが存在する時に、異なるシナリオにおけるシナリオ情報が異なり;及び、採集した前記情報と、前記端末が保存している一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている時に、デスクトップに前記一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを自動表示する、ことを含む。
【0006】
移動端末であって、所定の情報を採集するための採集モジュールであって、そのうち、前記所定の情報は、予め設定されている、端末が監視する必要がある、該端末に関連する情報である、採集モジュール;シナリオを保存するための保存モジュールであって、前記シナリオは、シナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントを含み、複数のシナリオが存在する時に、異なるシナリオにおけるシナリオ情報が異なる、保存モジュール;前記採集モジュールが採集した情報と、前記保存モジュールが保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行うためのマッチングモジュール;及び、前記マッチングモジュールのマッチング結果が、「前記採集モジュールが採集した情報と、前記端末が保存している一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている」である時に、デスクトップに、前記マッチングモジュールのマッチングにより得られた前記一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを自動表示する表示モジュールを含む。
【0007】
本発明の実施例による方法及び装置では、移動端末が先ず所定の情報を採集し;採集した情報と、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い;採集した前記情報と、前記端末が保存している一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている時に、デスクトップに、前記一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを自動表示し、これによって、ユーザが手動でアプリケーションコンポーネントを探す過程を省略することができる。よって、アプリケーションコンポーネントの起動時の操作が複雑で、操作時間がたくさんかかるという問題を解決することができる。したがって、本発明の実施例による方法及び装置は、アプリケーションコンポーネントをデスクトップに自動表示させることができ、端末は、現在の採集した情報に対応するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントをデスクトップに自動表示させることができ、ユーザは、デスクトップから、それ相応のアプリケーションコンポーネントを直接起動することができ、これによって、アプリケーションコンポーネントの起動時の操作を簡略化し、操作時間を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例又は従来技術の技術案をより明確に説明するために、次は、実施例又は従来技術の説明に必要な図面について簡単に紹介する。なお、次の説明中の図面は、本発明の幾つかの実施例のみであり、当業者にとって言えば、創造性の労働をしない前提で、これらの図面に基いて他の図面を得ることもできる。
図1】本発明の実施例における、デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する方法のフローチャートである。
図2】本発明の実施例における、デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する他の方法のフローチャートである。
図3】本発明実施例における端末の構成図である。
図4】本発明実施例における他の端末の構成図である。
図5】本発明実施例における他の端末の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。なお、説明した実施例は、本発明の一部の実施例のみであり、全部の実施例ではない。また、本発明における実施例に基いて、当業者が創造性の労働をしない前提で得た全ての他の実施例も、本発明の保護範囲に属する。
【実施例1】
【0010】
本発明の実施例は、デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示する方法を提供し、図1に示すように、該方法は、次のステップを含む。
【0011】
ステップ12:所定の情報を採集し、そのうち、前記所定の情報は、予め設定されている、端末が監視する必要がある、端末に関する情報である。
【0012】
前記所定の情報は、地理的位置、時間、期日、端末の移動状況、及び、端末が所在する環境の明度状況の一つ又は複数の組み合わせを含んでも良い。具体的には、例を挙げて説明すると、所定の情報は、地理的位置、時間、期日の組み合わせを使用してもよく、この時、端末は、地理的位置、時間、期日の三つの値を採用し;所定の情報は、また、端末の移動状況を使用してもよく、この時、端末は端末の移動状況の一つの値を採集し;所定の情報は、さらに、地理的位置、時間、期日、端末が所在する環境の明度状況の組み合わせを使用してもよく、この時、端末は、地理的位置、時間、期日、端末が所在する環境の明度状況の四つの値を採集する。
【0013】
ステップ13:採集した情報と、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い、そのうち、各シナリオは、シナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントを含み、複数のシナリオが存在する時に、異なるシナリオにおけるシナリオ情報は異なる。
【0014】
なお、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報は、デフォルトで所定の情報を使用し、そのため、デフォルトの場合、採集した情報の個数と、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報の個数が一致しているが、例外の場合も存在し、即ち、本発明の実施例は、ユーザがシナリオ情報における必要のない一部の情報を削除することを許し、よって、ユーザが一部のシナリオ情報を削除した場合、採集した情報の個数と、シナリオにおけるシナリオ情報の個数とは、一致しないようになり、この場合、マッチングの時に、シナリオ情報から、採集した情報に対応する情報を見つけることができないとき、この情報のマッチングを無視し、他の情報のマッチングを続いて行う。さらに、時間は、一つの絶えずに変化している値であり、シナリオ情報は、時間を使用してシナリオの標識とすると、複数の無効のシナリオを生成してしまうので、実現の過程では、シナリオ情報における時間を時間区間で置換してもよく、採集した時間は、シナリオ情報における時間区間にあるときに、時間は、マッチングしていると見なしても良い。
【0015】
ステップ14:該採集した情報と、該端末が保存している一つのシナリオにおけるのシナリオ情報とがマッチングしている時に、デスクトップに該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを自動表示する。
【0016】
本発明の実施例による方法及び装置では、移動端末が先ず所定の情報を採集し;採集した情報と、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い;該採集した情報と、該端末が保存している一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている時に、デスクトップに該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを自動表示し、これによって、ユーザが手動でアプリケーションコンポーネントを探す過程を省略することができる。よって、アプリケーションコンポーネントの起動時の操作が複雑で、操作時間がたくさんかかるという問題を解決することができる。よって、本発明の実施例による方法及び装置は、アプリケーションコンポーネントをデスクトップに自動表示させることができ、端末は、現在の採集した情報に対応するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントをデスクトップに自動表示することができ、ユーザは、デスクトップから、それ相応のアプリケーションコンポーネントを直接起動することができる。したがって、アプリケーションコンポーネントの起動時の操作を簡略化し、操作時間を節約することができる。
【実施例2】
【0017】
本発明の実施例は、デスクトップにアプリケーションコンポーネントを自動表示す他の方法をも提供し、図2に示すように、該方法は、次のステップを含む。
【0018】
ステップ20:所定の情報を採集し、そのうち、前記所定の情報は、予め設定されている、端末が監視する必要がある、端末に関連する情報である。
【0019】
所定の情報が含む内容については、実施例1に既に説明しているので、ここでは、詳しい説明を省略する。
【0020】
なお、端末は、リアルタイムで所定の情報の採集を行ってもよく、これによって、端末は、直ちに、端末が現在のシナリオを離れて他のシナリオに入ることを検知し、そして、シナリオのマッチングを起動させ、それ相応のシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示させることができる。このようにして、端末は、人の関与がなく自動でそれ相応のシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントの表示を実現することができる。また、端末は、固定の時間間隔で周期的に所定の情報の採集を行うことができ、又は、端末は、あるトリガー条件を満足した後に、所定の情報の採集を開始してもよく、例えば、地理的位置が変化している場合、所定の情報の採集を行っても良い。さらに、地理的位置情報は、GPS(Global Positioning System)、基地局、又は、WiFi(Wireless Fidelity)アクセスポイントにより取得することができ、端末の移動状況は、移動電話における加速度センサにより取得することができ、即ち、移動電話における加速度センサを用いて現在の端末が移動状態にあるかどうかの情報を取得するこたができ、また、端末が所在する環境の明度状況は、携帯電話における環境光センサを用いて取得することができる。
【0021】
ステップ22:採集した情報と、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行う。
【0022】
ステップ22では、採集した情報と、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い、そのうち、各シナリオは、シナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントを含み、複数のシナリオが存在する時に、異なるシナリオにおけるシナリオ情報は異なる。端末が保存しているシナリオは、予め端末に設置されているシナリオであってもよく、又は、ユーザが手動で設置しているシナリオであってもよく、又は、使用の過程で、端末がシナリオの変化に応じて自動で保存しているシナリオであっても良い。
【0023】
なお、本発明の実施例では、自動で保存されているシナリオにおけるシナリオ情報と、所定の情報とは完全に対応しているが、ユーザが手動でシナリオの追加を行う時に、ユーザがシナリオ情報における必要のない一部の情報を削除することを許すので、ユーザが一部のシナリオ情報を削除した場合、採集した情報と、シナリオにおけるシナリオ情報とは、一部だけ対応しており、この場合、マッチングの時に、シナリオ情報から、採集し情報に対応する情報を見つけることができないときに、この採集した情報を無視し、他の情報のマッチングを続いて行う。例えば、採集した情報と、端末が保存している、あるシナリオAにおけるシナリオ情報とのマッチングを行う時に、採集した情報と、該シナリオAにおけるシナリオ情報の対応する部分とのマッチングを行い、採集した情報の個数が、該シナリオにおけるシナリオ情報の個数よりも多いときに、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報に対しての採集した情報の余った部分は、マッチングの対象とされない。例えば、Aシナリオ情報は、三つの情報、即ち、地理的位置、時間区間、期日を含み、採集したシナリオ情報は、四つの情報、即ち、地理的位置、時間、期日、端末が所在する環境の明度状況を含む場合、採集した端末が所在する環境の明度状況は、無視され、言い換えると、マッチングに関与する対象は、端末が保存しているシナリオ状況の各情報を基準とし、端末が保存しているシナリオ情報に対しての採集した情報の余った部分は、無視される。
【0024】
さらに、採集した情報と、シナリオ情報の対応する一部とは同じである場合、採集した情報と、シナリオ情報のこの対応する一部とはマッチングしていると確定し、又は、採集した情報は、シナリオ情報の対応する一部の区間範囲にある場合、採集した情報と、シナリオ情報のこの対応する一部とはマッチングしていると確定する。例えば、端末が保存しているシナリオAとのマッチングを行う時に、採集した情報における一つの情報と、Aシナリオ情報におけるそれ相応の部分とはマッチングしない場合、採集した情報と、端末が保存しているシナリオ情報とはマッチングしないと確定してもよく、逆に、採集した情報と、Aシナリオ情報におけるそれ相応の部分とはマッチングしている場合、採集した情報と、端末が保存しているシナリオ情報とは、マッチングしていると確定してもよい。なお、採集した情報にマッチングしているシナリオが複数存在する時、ランダムに、採集した情報にマッチングする一つのシナリオをマッチングのシナリオとしてもよく、又は、採集した情報にマッチングするシナリオのうちのシナリオ情報の個数が最も少ないシナリオをマッチングのシナリオとしても良い。
【0025】
さらに、採集した地理的位置と、端末が保存しているシナリオにおける地理的位置とは完全に同じである時に、採集した地理的位置と、端末が保存しているシナリオにおける地理的位置とはマッチングしていると確定してもよく、又は、採集した地理的位置は、端末が保存しているシナリオにおける地理的位置の固定の範囲内にあれば、採集した地理的位置と、端末が保存しているシナリオにおける地理的位置とはマッチングしていると確定してもよく、具体的な範囲は、ニーズに応じて任意に設置してもよく、例えば、500m又は1kmであってよいが、本発明の実施例では、これについて限定しない。さらに、採集した端末の現在のシステム時間は、端末が保存しているシナリオ情報における時間区間内にあるときに、採集した端末の現在のシステム時間と、端末が保存しているシナリオ情報における時間区間とはマッチングしていると確定しても良い。
【0026】
該採集した情報と、該端末が保存している一つのシナリオにおけるシナリオ情報とはマッチングしているときに、ステップ24を実行し、即ち、自動でデスクトップに該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示する。該採集した情報と、該端末が保存している各シナリオにおけるシナリオ情報とはすべて、マッチングしないときに、ステップ26を実行し、自動でシナリオを新しく追加し、そして、デスクトップに、新しく追加されたシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示する。
【0027】
ステップ24:端末が保存しているシナリオに、採集した情報にマッチングしているシナリオが存在する時に、自動でデスクトップに該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示する。
【0028】
自動でデスクトップに該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示することは、具体的に、自動でデスクトップに該シナリオにおける一部のアプリケーションコンポーネントを表示し、又は、自動でデスクトップに該シナリオにおける全てのアプリケーションコンポーネントを表示することである。
【0029】
アプリケーションコンポーネントの相対的な位置は、ユーザがアプリケーションコンポーネントを使用する頻度の高低順で決めてもよく、例えば、ユーザが使用する頻度が高いアプリケーションコンポーネントは、その相対的な位置を前にさせる。なお、本発明の実施例に言及のアプリケーションコンポーネント間の相対的な位置は、アプリケーションコンポーネントの絶対的な位置ではなく、また、アプリケーションコンポーネントが最後にデスクトップのどの位置に表示されるかは、システムにより決定され、システムがアプリケーションコンポーネントを表示する順序は、上から下へ、又は、左から右への順であってもよく、また、相対的な位置、及び、システムがアプリケーションコンポーネントを表示する順序はともにデスクトップ上のアプリケーションコンポーネントの位置を決定する。
【0030】
さらに、前記シナリオは、アプリケーションコンポーネントの使用回数をさらに含む場合、アプリケーションコンポーネントの相対的な位置は、次の方式を採用して確定してもよく、即ち、該採集した情報にマッチングしているシナリオにおいて、アプリケーションコンポーネントの使用回数の逓減の順序に従って、一つ又は複数のアプリケーションコンポーネントを選択する。例えば、該採集した情報にマッチングしているシナリオにおけるアプリケーションコンポーネント及びアプリケーションコンポーネントの使用回数が次のようであれば、即ち、アプリケーションコンポーネント1の使用回数が10回、アプリケーションコンポーネント2の使用回数が8回、アプリケーションコンポーネント3の使用回数が6回であれば、最後にアプリケーションコンポーネントのデスクトップに表示される相対的な位置は、アプリケーションコンポーネント1、アプリケーションコンポーネント2、アプリケーションコンポーネント3である。しかし、前記相対的な位置は、使用回数により決定されるのであり、即ち、前記相対的は位置は、ユーザがアプリケーションコンポーネントを使用する使用回数によって更新され得る。例えば、所定の期間が経過した後に、アプリケーションコンポーネントの使用回数は、次のように更新されれば、即ち、アプリケーションコンポーネント3の使用回数が20回、アプリケーションコンポーネント1の使用回数が8回、アプリケーションコンポーネント2の使用回数が6回とならば、アプリケーションコンポーネントの相対的な位置は、アプリケーションコンポーネント3、アプリケーションコンポーネント1、アプリケーションコンポーネント2となり、よって、端末が再びこのシナリオに入った後に、デスクトップに表示のアプリケーションコンポーネントの実際の位置はそれ相応に変化し得る。また、使用回数が等しいアプリケーションコンポーネントが複数存在する時に、ランダムに一つ又は複数のアプリケーションコンポーネントを選択してデスクトップに表示させても良い。アプリケーションコンポーネントの使用回数の逓減の順序に従って、一つ又は複数のアプリケーションコンポーネントを選択し、そして、選択したアプリケーションコンポーネントをデスクトップに自動表示することによって、端末は、優先的に、ユーザの対応するシナリオでの常用のアプリケーションコンポーネントを表示することができる。このようにして、自動表示されるアプリケーションコンポーネントは、ユーザのニーズをより良く満足するようになる。
【0031】
また、アプリケーションコンポーネントの表示数量について上限値を設定することもでき、即ち、端末がその対応するシナリオに進入し、デスクトップで最大で上限値の個数のアプリケーションコンポーネントを表示し、この場合、アプリケーションコンポーネントの使用回数に対して降順にソートし、上限値の個数の後に位置するアプリケーションコンポーネントを表示しない。例えば、上限値が4個である場合、4個の後のアプリケーションコンポーネントを表示しない。また、アプリケーションコンポーネントをスクリーン毎に表示してもよく、即ち、ソートによって固定の個数の後に位置するアプリケーションコンポーネントを次のスクリーンに表示させ、例えば、上限値が4個の場合、シナリオにおけるアプリケーションコンポーネントが10個あれば、最終的に、このシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントは、三つのスクリーンに分けて表示されるようになる。
【0032】
なお、デスクトップの固定領域に、ユーザの常用のアプリケーションコンポーネントを、デスクトップ上の永久表示のアプリケーションコンポーネントとして表示してもよく、これによって、ユーザの日常使用のニーズを満足することができる。例えば、電話、ショットメッセージ、インタネット、オーディオの四つの常用のアプリケーションコンポーネントをデスクトップの固定位置に常に表示し、即ち、シナリオが変わっても、シナリオにおけるアプリケーションコンポーネントが変わっても、この四つのアプリケーションコンポーネントは常にデスクトップの固定位置に表示することができる。また、ユーザは、固定表示の所定のアプリケーションコンポーネントを変更することもできる。
【0033】
ステップ26:採集した情報と、該端末が保存している各シナリオにおける情報とがマッチングしない時に、自動で新しいシナリオを追加し、その後、デスクトップに、追加された新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示することができる。
【0034】
ステップ26で自動で新しいシナリオを追加する時に、さらに、シナリオにおけるシナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントに対して設定を行っても良い。
【0035】
そのうち、シナリオにおけるシナリオ情報に対して設定を行うことは、具体的に次のようであってよく、即ち、採集した情報を、自動で追加された新しいシナリオにおけるシナリオ情報とする。なお、シナリオ情報における時間が時間区間に置換されれば、自動で追加された新しいシナリオにおけるシナリオ情報中の時間区間は、次のような方法で設定されてもよく,即ち、時間区間は、開始時間及び終了時間を含み、そのうち、開始時間及び修了時間の設定方法は、次のように、複数ある。
【0036】
方法その一:固定の時間区間を用いて開始時間及び修了時間を設定してもよい。例えば、時間区間は、幾つかの時間区間、即ち、7:00-7:59、8:00-17:30、17:31-22:00、22:0-7:00に固定してもよい。なお、ここでは、例を挙げて説明するだけであり、具体的には、ニーズに応じて設定又は調整を行ってもよく、即ち、ここでは、それについて限定しない。さらに、使用の時に、まず、検出されたシステム時間がどの時間区間にあるかを判断してもよく、この場合、この判断により得られた時間区間をシナリオの時間区間としてもよい。例えば、端末が採集した情報として、地理位置情報が坂田華為華電で、時間が09:00で、期日が月曜日である場合、自動でシナリオ1を新しく追加し、即ち、端末が採集した情報を、自動で追加された新しいシナリオ1におけるシナリオ情報として保存し、よって、端末が保存している、自動で追加された新しいシナリオ1のシナリオ情報としては、地理位置情報が坂田華為華電で、時間区間が固定の時間区間、即ち、08:00-17:30(9:00が、端末のデフォルトの時間区間である8:00-17:30にあるので、8:00-17:30を、追加された新しいシナリオ1の時間区間として採用する)で、期日が月曜日である。
【0037】
方法その二:シナリオを新しく形成する時のシステム時間を開始時間とし、そして、修了時間を開始時間及び固定の時間区間によって算出しても良い。固定の時間区間は、5分、30分、60分などであってもよく、また、固定の時間区間は、具体的に、ニーズに応じて設定又は調整を行ってもよく、即ち、ここでは、それについて限定しない。例えば、シナリオを新しく形成する時のシステム時間が10:00で、シナリオ情報における開始時間が10:00で、固定の時間区間が60分である場合、シナリオにおける修了時間が11:00となり、最終的には、シナリオ情報に設置された時間区間が、10:00-11:00となる。
【0038】
方法その三:シナリオを新しく形成する時のシステム時間を開始時間とし、シナリオにおける某シナリオ情報が変化した時の時間を修了時間として設定してもよい。例えば、地理位置が変化した時の時間を修了時間として設定してもよく、即ち、修了時間は、地理位置の変化時間に従って設置しても良い。
【0039】
また、シナリオにおけるアプリケーションコンポーネントに対しての設置は、具体的には、次のようにしてもよく、即ち、自動で新しく追加されたシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを空(無)に設置し、その後、自動で新しく追加されたシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントは、ユーザが端末を使用する過程で学習及び更新を行うことによって得ても良い。或いは、端末が保存しているシナリオから、該採集した情報と類似度の最も高いシナリオを選択し、選択したシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを、該自動で新しく追加されたシナリオに保存しても良い。そのうち、端末が保存している複数のシナリオのうち、採集した情報にマッチングしているシナリオ情報の数が最も多いシナリオを、類似度の最も高いシナリオとしても良い。例えば、採集した情報にマッチングしているシナリオ情報の数が最も多いシナリオが「シナリオmeeting」である場合、即ち、地理情報が坂田華為華電で、時間区間が09:00-12:00で、期日が月曜日である場合、「シナリオmeeting」におけるアプリケーションコンポーネントを、自動で新しく追加されたシナリオ1に保存する。このとき、選択した、類似度の最も高いシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを、自動で新しく追加されたシナリオに保存することにより、端末が自動で新しく追加されたシナリオ1に所在する時に、ユーザに、該ユーザの注目する可能性のある幾つかのアプリケーションコンポーネントを表示することができる。
【0040】
ステップ26で自動で新しく追加されたシナリオにより、端末は、該端末が保存しているシナリオを絶えずに更新することができ、これによって、端末は、できるだけ多くのユーザの端末に対しての使用状況を記憶することができる。このようにして、端末は、ユーザのニーズを満足できるシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントをよりスマートに表示することができる。
【0041】
ステップ26で端末によりシナリオを自動で新しく追加する他に、端末は、ユーザの入力に基いて、新しくシナリオを追加しても良い。即ち、受信したユーザの入力のシナリオ情報を、新しく追加されたシナリオにおけるシナリオ情報として保存し、受信したユーザの選択のアプリケーションコンポーネントを、新しく追加されたシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントとして保存する。例えば、新しく追加されたシナリオとして、そのシナリオの名前がmeetingで、シナリオmeetingにおけるアプリケーションコンポーネントがcalendar、alarm、notes、mailで、また、シナリオmeetingにおけるシナリオ情報として、地理位置情報が坂田華為華電で、時間区間が9:00-12:00で、期日が月曜日である。なお、手動で新しく追加されたシナリオにおけるシナリオ情報は、端末が現在に所在するシナリオにおけるシナリオ情報と一致しなくてもよく、即ち、ユーザが自分の習慣に従って随意に設置したのもであってよい。また、ユーザは、新しく追加されたシナリオにおけるシナリオ情報を設置する時に、個人の好き嫌いに基いて任意にシナリオ情報における情報を削除し、自分の好きな一つ又は複数の情報だけを残しても良い。例えば、ユーザは、地理的位置によって自分の所在するシナリオを区分することができると思うなら、地理的位置を残し、該シナリオにおけるの他の情報を削除しても良い。なお、ユーザは手動で新しくシナリオを追加する時に、システムは判断を行う必要があり、即ち、端末に既に同じシナリオ情報が存在する場合、ユーザに、同じシナリオが既に存在していることを通知し、ユーザに、存在しているシナリオにアプリケーションコンポーネントを追加するかどうかを決定させる。ユーザが手動で新しいシナリオを追加することをサポートすることによって、ユーザは、より柔軟で、自分の実際のニーズに応じて新しいシナリオを追加し、且つ、該シナリオに自分の使用したいアプリケーションコンポーネントを設定することができる。このようにして、自動で表示されるアプリケーションコンポーネントは、ユーザのニーズをよりよく満足するようになる。
【0042】
また、ユーザのアプリケーションコンポーネントに対しての使用状況に基いて、端末が保存しているシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントに対して更新を行っても良い。具体的な方法は、次のようであり、即ち、アプリケーションコンポーネントの使用開始を指示するための指令を受信した時に、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが端末の現在に所在するシナリオに存在するかどうかを判断してもよく、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが端末の現在に所在するシナリオに存在しなければ、該使用開始のアプリケーションコンポーネントを端末の現在に所在するシナリオに保存し、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが端末の現在に所在するシナリオに存在すれば、端末により正常のアプリケーションコンポーネントの作動を実行する。
【0043】
さらに、シナリオにアプリケーションコンポーネントの使用回数を含むなら、アプリケーションコンポーネントをシナリオに保存する時に、保存されたアプリケーションコンポーネントの使用回数を1として初期化し、また、各アプリケーションコンポーネントの使用回数は、システムにより自動で初期化され、ここでは、設定の初期値は1であるが、ユーザの実際のニーズに応じて他の値に設定してもよく、即ち、本発明の実施例は、これについて限定しない。前記使用開始のアプリケーションコンポーネントが端末の現在に所在するシナリオにに存在する場合、端末の現在に所在するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントの使用回数に1をプラスする。例えば、端末の現在に所在するシナリオが上述の自動で新しく形成されたシナリオ1であり、ユーザが順にnotes及び天気ソフトウェアの使用を開始しようとすれば、端末は、自動で新しく形成されたシナリオ1においてnotes及び天気ソフトウェアを検索し、notesが既に存在していることを把握したら、自動でnotesの使用回数に1をプラスし、天気ソフトウェアがないことを把握したら、自動で新しく形成されたシナリオ1におけるアプリケーションコンポーネントに先ず天気ソフトウェアを追加し、その後、天気ソフトウェアの使用回数を1として設定する。端末が保存しているシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントの使用回数に対して更新を行う時に、特に説明したいのは、今のところ、一部の端末のオペレーティングシステム、例えば、androidオペレーティングシステムにおいて、ユーザにより、アプリケーションコンポーネントが何時クローズ(close)するかを制御することができず、システムのリソースが足りない時に、システムにより、一定の規則に従って自動で、バックグランドで作動しているアプリケーションコンポーネントをクリアし、この時にクリアされたアプリケーションコンポーネントがクローズされる。このようなオペレーティングシステムについては、アプリケーションコンポーネントが1回起動されると、シナリオにおけるアプリケーションコンポーネントの使用回数に1をプラスするという方法で実現することができず、なぜなら、一つのアプリケーションコンポーネントがクローズされず、再び使用される場合が存在するからであり、よって、アプリケーションコンポーネントの使用回数に対しての計算が正確にならない。具体的には、一定の条件を設定し、端末のアプリケーションコンポーネントの使用の開始を確定してもよく、例えば、アプリケーションコンポーネントのインターフフェースがスクリーンの一番前に表示され、又は、ユーザがアプリケーションコンポーネントに対して操作を行うことを識別した時に、アプリケーションコンポーネントが使用されると確定してもよい。要するに、端末が保存しているシナリオにおけるアプリケーションコンポーネント及びアプリケーションコンポーネントの使用回数に対して直ちに更新を行うことによって、端末は、より正確に、ユーザのアプリケーションコンポーネントに対しての使用状況を把握することができる。このようにして、自動表示されるアプリケーションコンポーネントは、よりよくユーザのニーズを満たすことができるようになる。
【0044】
なお、新しいシナリオを追加する時に、シナリオ情報の保存及びアプリケーションコンポーネントの保存は、ここでは、その具体的な実行の順序について限定せず、即ち、先にシナリオ情報を保存し、その後、アプリケーションコンポーネントを保存してもよく、又は、先にアプリケーションコンポーネントを保存し、その後、シナリオ情報を保存しても良い。また、シナリオにおいて如何にアプリケーションコンポーネントを保存するかは、従来技術であり、具体的には、xmlの方式を採用して実現してもよく、又は、データベースの方式を採用して実現してもよいので、その具体的な実現過程については、ここでは、詳しいを省略する。
【0045】
ここまで、端末は、一つのシナリオに所在し、端末のデスクトップでは、採集した情報にマッチングしているシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントが表示される。ある一つ又は幾つかのシナリオ情報が変化していると検出した時に、次のシナリオのマッチング及びアプリケーションコンポーネントの表示を開始する。
【0046】
本発明の実施例による方法では、移動端末が先ず所定の情報を採集し;採集した情報と、端末が保存しているシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い;該採集した情報と、該端末が保存している一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている時に、自動でデスクトップに該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示し、よって、ユーザが手動でアプリケーションコンポーネントを探す過程を略すことができる。このようにして、アプリケーションコンポーネントの起動時に操作が複雑で、時間がたくさんかかるという問題を解決することができる。これによって、本発明の実施例による方法及び装置は、アプリケーションコンポーネントをデスクトップに自動表示させることができ、そのため、端末は、デスクトップに、現在の採集した情報に対応するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを自動表示することができ、ユーザは、デスクトップから、それ相応のアプリケーションコンポーネントを直接起動することができる。したがって、アプリケーションコンポーネントの起動時の操作を簡略化し、操作時間を節約することができる。
【実施例3】
【0047】
図3に示すように、本発明の実施例は、移動端末を提供し、該移動端末は、所定の情報を採集するための採集モジュール30であって、そのうち、前記所定の情報は、予め設置されている、端末の監視する必要のある、端末に関連する情報である、採集モジュール30;シナリオを保存するための保存モジュール31であって、前記シナリオは、シナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントを含み、複数のシナリオが存在する時に、異なるシナリオにおけるシナリオ情報は異なる、保存モジュール31;前記採集モジュール30により採集された情報と、前記保存モジュール31により保存されたシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行うためのマッチングモジュール32;及び、該マッチングモジュール32のマッチング結果が、「該採集モジュール30の採集した情報と、該端末の保存した一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている」である時に、自動でデスクトップに、該マッチングモジュール32のマッチングにより得られた該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示するための表示モジュール33を含む。
【0048】
本発明の実施例による方法では、移動端末において、採集モジュール30が先に所定の情報を採集し;マッチングモジュール32が、採集した情報と、端末の保存したシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い;該マッチングモジュール32のマッチング結果が、「該採集モジュール30の採集したの情報と、該端末の保存した一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている」である時に、表示モジュール33が、自動で、デスクトップに、該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示し、よって、ユーザが手動でアプリケーションコンポーネントを探す過程を省略することができる。このようにして、アプリケーションコンポーネントの起動時に操作が複雑で、時間がたくさんかかるという問題を解決することができる。よって、本発明の実施例による装置は、アプリケーションコンポーネントをデスクトップに自動表示させることができ、そのため、端末は、デスクトップに自動で、現在の採集した情報に対応するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示することができ、ユーザは、デスクトップから、それ相応のアプリケーションコンポーネントを直接起動することができる。したがって、アプリケーションコンポーネントの起動時の操作を簡略化し、操作時間を節約することができる。
【実施例4】
【0049】
図4に示すように、本発明の実施例は、移動端末を提供し、該移動端末は、所定の情報を採集するための採集モジュール30であって、そのうち、前記所定の情報は、予め設置されている、端末が監視する必要のある、端末に関連する情報である、採集モジュール30;シナリオを保存するための保存モジュール31であって、前記シナリオは、シナリオ情報及びアプリケーションコンポーネントを含み、複数のシナリオが存在する時に、異なるシナリオにおけるシナリオ情報は異なる、保存モジュール31;前記採集モジュール30が採集した情報と、前記保存モジュール31が保存したシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行うためのマッチングモジュール32;該マッチングモジュール32のマッチング結果が、「該採集モジュール30が採集した情報と、該端末が保存した一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている」である時に、自動でデスクトップに、該マッチングモジュール32のマッチングにより得られた該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示するための表示モジュール33を含む。
さらに、図4に示すように、該端末は、さらに、端末に新しいシナリオを追加するためのシナリオ追加モジュール40を含む。前記シナリオ追加モジュール40は、前記マッチングモジュールのマッチング結果が、「前記採集モジュール30の採集した情報と、前記保存モジュールの保存した各シナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしない」である時に、自動で新しいシナリオを追加するための第一シナリオ追加モジュール401であって、前記第一シナリオ追加モジュール401により追加された新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを前記表示モジュール33に送信し、これによって、前記表示モジュール33が自動でデスクトップに該新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示し、また、該新しいシナリオを前記保存モジュール31に送信し、これによって、前記保存モジュール31が該新しいシナリオを保存し、そのうち、前記採集した情報を該新しいシナリオにおけるシナリオ情報として保存し、採集した情報との類似度が最も高いシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを該新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントとして保存し、前記採集した情報との類似度が最も高いシナリオが、採集した情報にマッチングしているシナリオ情報の数が最も多いシナリオである、第一シナリオ追加モジュール401;及び、ユーザの入力に基いて新しいシナリオを追加するための第二シナリオ追加モジュール403であって、そして、該新しいシナリオを前記保存モジュール31に送信し、これによって、前記保存モジュール31が該新しいシナリオを保存し、そのうち、受信したユーザの入力のシナリオ情報を該新しいシナリオにおけるシナリオ情報として保存し、受信したユーザの選択のアプリケーションコンポーネントを該新しいシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントとして保存する、第二シナリオ追加モジュール403を含む。また、該端末は、さらに、アプリケーションコンポーネントの使用開始の指令を受信した時に、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが、端末の現在に所在するシナリに存在しないときに、前記使用開始のアプリケーションコンポーネントを端末の現在に所在するシナリオに保存するためのアプリケーションコンポーネント更新モジュール45を含む。
【0050】
さらに、図5に示すように、シナリオは、さらに、アプリケーションコンポーネントの使用回数を含む場合、前記移動端末は、さらに、アプリケーションコンポーネントをシナリオに保存する時に、保存されたアプリケーションコンポーネントの使用回数を1に初期化するための初期化モジュール51;及び、アプリケーションコンポーネントの使用開始の指令を受信した時に、該使用開始のアプリケーションコンポーネントが端末の現在に所在するシナリオに存在すれば、端末の現在に所在するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントの使用回数に1をプラスするための累加モジュール52を含む。また、該移動端末は、さらに、該マッチングモジュール32のマッチングにより得られたシナリオにおいて、アプリケーションコンポーネントの使用回数の逓減の順序で、一つ又は複数のアプリケーションコンポーネントを選択して、該表示モジュールに送信するための選択モジュール50を含み、これによって、前記表示モジュール33は、自動でデスクトップに、前記選択モジュール50が選択したアプリケーションコンポーネントを表示することができる。
【0051】
本装置の実施例では、各モジュールの操作ステップにつていは、実施例1及び実施例2中の対応する内容を参照することができ、各操作ステップが生成し得る効果についても、実施例1中の対応する内容を参照することができるので、ここでは、詳しい説明を略す。
【0052】
なお、第一シナリオ追加モジュール401及び第二シナリオ追加モジュール403は、同時に存在してもよく、且つ、両者の実行の先後の順序についても限定しない。即ち、先に第一シナリオ追加モジュール401を起動し、その後、第二シナリオ追加モジュール403を起動してもよく、又は、先に第二シナリオ追加モジュール403を起動し、その後、第一シナリオ追加モジュール401を起動しても良い。
【0053】
本発明の実施例による移動端末では、移動端末において、採集モジュール30が先ず所定の情報を採集し;マッチングモジュール32が、採集した情報と、保存モジュール31の保存したシナリオにおけるシナリオ情報とのマッチングを行い;該マッチングモジュール32のマッチング結果が、「該採集モジュール30の採集した情報と、保存モジュール31の保存した一つのシナリオにおけるシナリオ情報とがマッチングしている」である時に、表示モジュール33が、自動でデスクトップに、該一つのシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示し、そのため、ユーザが手動でアプリケーションコンポーネントを探す過程を省略することができる。よって、アプリケーションコンポーネントの起動時に操作が複雑で、時間がたくさんかかるという問題を解決することができる。したがって、本発明の実施例による装置は、アプリケーションコンポーネントをデスクトップに自動表示させることができ、端末は、デスクトップに、現在に採集した情報に対応するシナリオにおけるアプリケーションコンポーネントを表示することができ、ユーザは、デスクトップから、それ相応のアプリケーションコンポーネントを直接起動することができる。そこで、アプリケーションコンポーネントの起動時の操作を簡略化し、操作時間を節約することができる。
【0054】
上述したのは、本発明の具体的な実施形態のみであり、本発明の保護範囲は、これに限定されない。当業者が本発明の開示の技術的範囲内において容易に得た変形又は代替によるものは、すべて、本発明の保護範囲に属する。よって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲を基準とすべきである。
【0055】
上述の本発明実施例1乃至本発明の実施例4では、移動端末は、移動電話、ナビゲータ、マンマシン交互端末、電子書籍、AV再生器、PDAなどの装置、又は、表示機能を有する他の端末装置であってもよいが、これらの装置に限定されない。例えば、上述の移動端末が移動電話、即ち、携帯電話である時に、該携帯電話は、次の部品、即ち、筐体、回路板、処理器、タッチスクリーン、RF回路、マイク、スピーカー、電源などを含んでも良い。そのうち、タッチスクリーンは筐体に設けられ、回路板は筐体内の空間内に設けられ、処理器及びRF回路は回路板に設けられてもよい。また、処理器は、上述の本発明の実施例1乃至本発明の実施例4における採集モジュール30、保存モジュール31、マッチングモジュール32、表示モジュール33、シナリオ追加モジュール40、アプリケーションコンポーネント更新モジュール45を含む。また、シナリオがアプリケーションコンポーネントの使用回数を含む場合、処理器は、さらに、選択モジュール50、初期化モジュール51、累加モジュール52を含む。具体的には、該処理器は、タッチスクリーンによる入力に従って処理を行い、及び/又は、処理後のデータ結果を表示スクリーンにより出力するために用いられる。RF回路は、携帯電話と無線ネットワークとの通信を形成し、携帯電話と無線ネットワークとのデータの受信及び送信を実現するために用いられる。マイクは、音声を採集し、採集した音声を音声データに変換するために用いられ、これによって、該携帯電話は、RF回路によって無線ネットワークに音声データを送信することができる。スピーカーは、該携帯電話がRF回路により無線ネットワークから受信した音声データを音声に変換し、そして、ユーザに該音声を再生するために用いられる。電源は、該携帯電話の各回路又は部品に給電するために用いられる。
【0056】
なお、上述の方法及び移動端末の実施例では、含まれている各ユニットは、機能によって区分されているが、上述の区分に限定されず、即ち、それ相応の機能を実現できれば、他の区分方法を採用しても良い。また、各機能ユニットの具体的な名前は、区分しやすいためのものだけであり、本発明の保護範囲を限定しない。
【0057】
また、文には第一、第二などの用語を用いて各素子又はデータを説明することがあるが、これらの素子又はデータは、これらの用語により限定されない。これらの用語は、素子又はデータを互いに区分するためのものだけである。例えば、本発明の範囲を離脱しない限り、第一モジュールは第二モジュールと称されてもよく、同様に、第二モジュールは第一モジュールと称されても良い。
【0058】
また、当業者が理解すべきは、上述の実施例の方法における全て又は一部のステップの実現は、コンピュータプログラムによって、関連するハードワークを指令することで実現することができ、また、前記プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶してもよく、該プログラムは、実行される時に、上述の各方法の実施例のステップを実行させることができる。そのうち、前記記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、ROM(Read-Only Memory)又はRAM(Random Access Memory、RAM)などであっても良いとのことである。
【0059】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5