特許第5768315号(P5768315)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5768315
(24)【登録日】2015年7月3日
(45)【発行日】2015年8月26日
(54)【発明の名称】分割型電機子形態の電動機
(51)【国際特許分類】
   H02K 1/18 20060101AFI20150806BHJP
【FI】
   H02K1/18 C
【請求項の数】12
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-521704(P2013-521704)
(86)(22)【出願日】2011年7月26日
(65)【公表番号】特表2013-537793(P2013-537793A)
(43)【公表日】2013年10月3日
(86)【国際出願番号】KR2011005483
(87)【国際公開番号】WO2012015209
(87)【国際公開日】20120202
【審査請求日】2013年1月24日
(31)【優先権主張番号】10-2010-0072357
(32)【優先日】2010年7月27日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】512210869
【氏名又は名称】ソン、キル ボン
(74)【代理人】
【識別番号】100071054
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 高久
(72)【発明者】
【氏名】ソン、キル ボン
【審査官】 服部 俊樹
(56)【参考文献】
【文献】 特表平09−507640(JP,A)
【文献】 特表2002−529035(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 1/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に空間部を有し、左右に分かれた一対のコイル枠;
上記コイル枠の内部に挿入され、回転軸が備えられた回転子;及び
上記回転子を囲む形状を有し、上記コイル枠の外周部に設置される多数の電機子コイル;を含み、
上記それぞれの電機子コイルは、中空状で形成されて中央か一側を基準に折曲形成することにより、「馬蹄」形や「コ」の字形に形成され、
上記電機子コイルは、回転子の外周部と両側部を3面方向で取り囲む形状を有し、
上記一対のコイル枠の外周部には、多数のコイル枠隔壁が形成され、
上記電機子コイルは、上記コイル枠隔壁に支持されて設置されることを特徴とする電動機。
【請求項2】
上記回転子を構成する永久磁石の方向は、N極とS極の配置方向が回転子の回転方向に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
【請求項3】
上記永久磁石が多数個配列される場合に、その配列は、隣近永久磁石の極配置に互いに反発する極の位置に配列されるようにすることを特徴とする請求項2に記載の電動機。
【請求項4】
上記コイル枠は、上部及び下部の2つのコイル枠に区分され、
上部及び下部のコイル枠は、それぞれ半円形の2つのコイル枠を向い合わせに組立ててなされることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
【請求項5】
上記電機子コイルが設置されたコイル枠を内部に挿入する電機子をさらに含み、
上記電機子は、電機子電線が備えられた電機子枠;上記電機子枠の前面と背面にそれぞれ結合される電機子カバー;及び上記電機子枠の内部壁に突出形成される枠支持部;を含むことを特徴とする請求項に記載の電動機。
【請求項6】
上記電機子を囲む電動機枠をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の電動機。
【請求項7】
上記電動機枠は、左右両方に分割した円形の筒形状で構成され、上記電機子を内部に挿入した後に組立てることを特徴とする請求項6に記載の電動機。
【請求項8】
上記電動機枠は、上記電機子が挿入されることができるように電機子に対応する形状を有し、その内部にコイル溝、第1突出部及び第2突出部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の電動機。
【請求項9】
上記電動機枠は、多数の鉄心板を積層して形成されることを特徴とする請求項6に記載の電動機。
【請求項10】
上記電機子コイルは、中空の状態でコイル間隔が円周部側へいくほど離れて間隔が広がった形態に形成することを特徴とする請求項1に記載の電動機
【請求項11】
上記コイル枠隔壁は、一側または両側に支持突起が形成され、その外面には支持溝が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の電動機。
【請求項12】
上記枠支持部を上記コイル枠のコイル枠隔壁に挿入して固定することを特徴とする請求項5に記載の電動機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、分割型電機子形態の電動機に関するものであって、より詳しくは、電動機の電機子コイル及び回転子の構成を改善して電動機の効率を向上させることができるようにした分割型電機子形態の電動機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に同期電動機というものは、一定の周波数下で負荷とは関係なく一定した速度(同期速度)で回転するようにする定速度電動機(交流モーターの一種)をいうもので、このような同期電動機は通常、固定子に回転磁界を形成する三相巻線を配置し、コア部材(鉄心)の積層構造からなる回転子に磁極(N極、S極)を形成するマグネット(永久磁石または電磁石)を埋設、配置するようにして構成されるものである。
【0003】
そこで、上記のような同期電動機の駆動方式は、一般的に固定子と回転子間に発生する回転磁界によってできるものであり、このような駆動方式を有する同期電動機は、通常三相巻線に印加される電源電圧周波数に比例し、回転子の磁極数に反比例する速度、すなわち入力電源の周波数に同期した速度で回転する特性を有するようになるものである。
【0004】
しかし従来の電動機及び発電機は、対応する一側の面でのみ電磁力が作用するため、強力な電磁力の通路である鉄心が必要で、この鉄心に印加する電磁力の磁束損失により効率が低下する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記のような問題点を解決するために案出されたものであり、回転子の磁極部分を完全に囲む形態の電機子コイルの形態で構成し、電機子コイルを「馬蹄」形や「コ」の字形で構成して電機子と回転子の磁気的損失を最小化することができるようにするところにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記のような目的を達成するために、回転軸が備えられた回転子を囲む電機子コイルと、上記電機子コイルを内部に収容し分割結合される電機子と、上記電機子を囲みながら結合する電動機枠と、上記電動機枠の前・後面にそれぞれ結合される電動機カバーを含んでなることを特徴とする。
【0007】
また上記電機子コイルは、中空状で「馬蹄」形や「コ」の字形に形成され、一側には電機子コイル端子が装着されることを特徴とする。
【0008】
また電機子コイルと回転子の間には、外面に間隔を置いて支持溝とコイル枠支持突起が傾斜して形成されるコイル枠が分割結合されることを特徴とする。
【0009】
また電機子は、電機子電線が備えられた電機子枠と上記電機子枠の前面と背面にそれぞれ結合される電機子カバーで構成され、上記電機子枠が当接する部分には、絶縁板が装着されることを特徴とする。
【0010】
また回転子を構成する永久磁石の方向は、N極とS極の配置方向が、回転子の回転の前・後方向に配置され、配列は、隣近永久磁石の極配置に互いに反発する極の位置に配列されるようにしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、回転子の磁極部分を完全に囲む形態の電機子コイルの形態で構成し、電機子コイルを「馬蹄」形や「コ」の字形で構成して電機子と回転子の磁気的損失を最小化することができる効果がある。
【0012】
また界磁極の相当部分を電機子コイルが取り囲んで動作する形態により、電動機の場合、電機子で発生する磁束は中央に集中して界磁極の回転を効率良くし、発電機の場合は、界磁極で発生する磁束の損失なしに電機子コイルを鎖交するようにして効率良い発電機を完成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本発明による分割型電機子形態の電動機を示した図面。
図2図2は、本発明による分割型電機子形態の電動機の結合状態を示した斜視図。
図3図3は、本発明による分割型電機子形態の電動機の結合状態を示した斜視図。
図4図4は、本発明による分割型電機子形態の電動機の結合状態を示した斜視図。
図5図5は、本発明による分割型電機子形態の電動機を構成する回転子を示した断面図。
図6図6は、本発明による分割型電機子形態の電動機の他の実施例を示した断面図。
図7図7は、本発明による分割型電機子形態の電動機のまた他の実施例を示した分解斜視図及び組立て斜視図。
図8図8は、本発明による分割型電機子形態の電動機のまた他の実施例を示した分解斜視図及び組立て斜視図。
図9図9は、本発明によるまた他の実施例の結合状態を示した斜視図。
図10図10は、本発明によるまた他の実施例の結合状態を示した斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の構成を添付された図面を参照して説明すれば、図1は、本発明による分割型電機子形態の電動機を示した図面で、図2ないし4は、本発明による分割型電機子形態の電動機の結合状態を示した斜視図であり、図5は、本発明による分割型電機子形態の電動機を構成する回転子を示した断面図である。
【0015】
本発明による分割型電機子形態の電動機10は、回転軸61が備えられた回転子60を囲む電機子コイル20と、上記電機子コイル20を内部に収容し分割結合される電機子30と、上記電機子30を囲みながら結合する電動機枠40と、上記電動機枠40の前・後面にそれぞれ結合される電動機カバー50と、上記電機子コイル20と回転子60の間に装着されるコイル枠70等で構成される。
【0016】
上記電機子コイル20は、中空状で形成され、中央か一側を基準に折曲形成され、一側には電機子コイル端子21が装着される。
【0017】
すなわち、上記電機子コイル20は中空状で「馬蹄」形や「コ」の字形に形成され、一側に電機子コイル端子21を装着したものである。
【0018】
これをもう少し補充説明すれば、上記電機子コイル20は後に述べるコイル枠70を囲む形状で、各コイルは、円形または四角等のコイルを一定間隔で両方を折る形状で二重の「蹄型」形または「コ」の字形に形成され、通常3の倍数でコイルを設置し、各コイルが回転子60と接する順序通りに前部分と後部分に区分されるものである。
【0019】
例えば、回転子の2磁極をN極とS極とするなら、3つのコイルの順序通りにそれぞれの前部分はN極領域を3等分して位置し、コイルの後部分はやはり同じ順序通りにS極領域を3等分して位置を設定する方法を繰り返す構成からなるものである。
【0020】
そして、上記電機子コイル20は、単位コイルを結合して構成され、各単位コイルには電機子コイル端子21が装着されて電機子回路構成に従って接続される。
【0021】
この時、上記全体コイル20集合体が2つの界磁極(N、S)に対応する電機子コイル回路で構成されれば2極、全体コイル20集合体が4つの界磁極(N、S、N、S)に対応する電機子コイル回路で構成されれば4極電動機となる。
【0022】
また、上記電機子コイル20と回転子60の間に装着されるコイル枠70は、分割形成され、内部には上記回転子60を収容することができるように空間部74が形成される。
【0023】
すなわち、上記コイル枠70は組立てが容易なように二つに分割形成され、当接する部分には結合及び位置調整が容易なように一側に結合溝が、反対側には結合突起が形成される。
【0024】
そして上記コイル枠70の外面には間隔を置いて支持溝72が形成されたコイル枠隔壁71が形成され、上記コイル枠隔壁71の一側または両側面にはコイル枠支持突起73が傾斜して形成される。
【0025】
すなわち、上記コイル枠隔壁71は、支持溝72と支持突起73を利用して上記電機子コイル20を固定したものである。
【0026】
上記電機子コイル20を内部に収容し分割結合される電機子30は、電機子電線32が備えられた電機子枠31と上記電機子枠31の前面と背面にそれぞれ結合される電機子カバー33で構成される。
【0027】
そして上記電機子枠31の外面には間隔を置いて電機子枠固定部34が突出形成される。
【0028】
すなわち、上記電機子枠31は、結合する電機子コイル20とコイル枠70を内部に収容しながら、内部に突出形成される枠支持部35をコイル枠70を構成するコイル枠隔壁71に挿入して固定した後、上記電機子枠31に合わせて電機子カバー33を結合してから、反対側も上記と同じ過程を通じて固定結合して固定したものである。
【0029】
この時、上記電機子カバー33には、電機子コイル20が露出することを防止することができるように延長溝36が形成され、上記電機子枠31が当接する部分には絶縁板80が装着される。
【0030】
上記電機子30を囲みながら結合する電動機枠40は、外部に間隔を置いて冷却のための電動機枠冷却突起41が突出形成され、内部には間隔を置いて電動機枠挿入溝42が形成される。
【0031】
すなわち、上記電動機枠40は、回転子80が備えられた電機子30を、内部に形成された電動機枠挿入溝42に挿入したもので、この時、それぞれの電動機枠40の下部には、上記電動機枠40を安着及び支持することができるように設置台90が選択的に装着されることができる。
【0032】
ここで上記電動機枠40は、円筒形状に形成される例を挙げて説明することにする。
【0033】
上記電動機枠40の前・後面にそれぞれ結合される電動機カバー50は、上記電動機枠40と対応する形状に形成され、上記回転子60の回転軸61と接触する部分にはベアリング51が装着され、上記電動機枠40とはボルティング結合される。
【0034】
すなわち上記電動機カバー50は、電機子コイル20、コイル枠70、電機子30、回転子60が結合された電動機枠40と結合されるものである。
【0035】
上記コイル枠70の内部に装着される回転子60は、非磁性導体で形成され、内側中心部には回転軸61用の回転子溝63が形成され、回転体内部64は肉抜き等で密度を低めることができ、外側の回転構造部65には永久磁石62が挿入されることができるように磁石溝65が形成される。
【0036】
そして本願発明で上記永久磁石62の方向は、N極とS極の配置方向が回転子回転の前・後方向に配置され、配列は隣近永久磁石の極配置に互いに反発する極の位置に配列されるようにする。
【0037】
この時、上記永久磁石62の形状は、板型磁石の積層または単一型永久磁石が利用される。
【0038】
次に示された図6は、分割型電機子形態の電動機10のまた他の実施例を示したものであり、上記分割型電機子形態の電動機10は、回転軸61が固定された各回転子60に永久磁石62が共に回転することができるように固定され、コイル枠70には電機子コイル20の単位コイルが設置された状態で電機子枠31をはめ合わせて電機子カバー33を被せ、その内部空間に充填材100を挿入して電機子コイル20の単位コイルを固定したものである。
【0039】
そして、分割形成される電機子30は、互いにかみ合った状態で固定ボルトを利用して電動機枠40を固定するが、上記電機子30の内部には回転軸61が結合され、永久磁石62が備えられた回転子60が回転可能に設置されるものである。
【0040】
次にベアリング51が備えられた電動機カバー50は、組立てボルトを利用して電動機枠40に固定される構成で一つの電動機枠40に複数の電動機駆動部が設置されることを示したものである。
【0041】
次に図示された図7ないし10は、本発明のまた他の実施例である分割型電機子形態の電動機を示したものであり、上記分割型電機子形態の電動機10は、電機子コイル20と、上記電機子コイル20を内部に収容し分割結合される電機子30と、上記電機子30を囲みながら結合する電動機枠40と、上記電動機枠40の前・後面にそれぞれ結合される電動機カバー50等から構成される。
【0042】
すなわち、上記分割型電機子形態の電動機10は、上記電機子30とコイル枠70を一体に構成したもので、
電機子コイル20は、一定の間隔で折って「馬蹄型」または「コ」の字形に回転子60を囲む構造になって分割型電機子30になるようコイル枠70に設置され、
回転軸61と結合した回転子60を分割されたコイル枠70の内側に挿入し、回転子60と結合されたコイル枠70を電動機枠40と結合し、電動機枠40は回転軸61の両方で挿入する形状として、電機子30の凹凸の形状に沿って密着して挿入されるようにコイル20部分が挿入されるコイル溝141とコイル20の空間部分を埋める形状の第1突出部142と、コイル20の形態によって生ずる深い溝を埋める形状の第2突出部143を備えるるように形成する。
【0043】
また、上記電動機枠40は、それぞれのコイル溝141、第1突出部142及び第2突出部143は、それぞれの鉄心板を積層して形状化される構造とすることができることは当然である。
【0044】
上記のように構成される分割型電機子形態の電動機の実施例を参照で説明すれば次の通りである。
【0045】
まず分割形成され内部に空間部74が形成され、外面には間隔を置いて支持溝72が形成されたコイル枠隔壁71が形成され、上記コイル枠隔壁71の一側または両側面にはコイル枠支持突起73が傾斜して形成されるコイル枠70を形成する。
【0046】
そして、上記コイル枠隔壁71間に中空状で「馬蹄」形や「コ」の字形に形成されて一側に電機子コイル端子21が装着される電機子コイル20の単位コイルを装着する。
【0047】
次に上記コイル枠70の空間部74に、非磁性導体で形成され、内側中心部には回転軸61が装着され、外側の回転構造部65には永久磁石62が挿入されることができるように磁石溝65が形成される回転子60を装着した後、上記コイル枠70を結合する。
【0048】
そして電機子電線32が備えられた電機子枠31と、上記電機子枠31の前面と背面にそれぞれ結合される電機子カバー33と、上記電機子枠31の外面に間隔を置いて突出形成される電機子枠固定部34と、内部に間隔を置いて突出形成される枠支持部35で構成される電機子30を形成した後、上記電機子30の内部に電機子コイル20と回転子60及びコイル枠70の結合体を装着する。
【0049】
すなわち、上記電機子枠31は、結合される電機子コイル20とコイル枠70を内部に収容しながら内部に突出形成される枠支持部35をコイル枠70を構成するコイル枠隔壁71に挿入して固定した後、上記電機子枠31に合わせて電機子カバー33を結合してから、反対側も上記と同じ過程を通じて固定結合して固定したものである。
【0050】
次に外部に間隔を置いて冷却のための電動機枠冷却突起41が突出形成され、内部には間隔を置いて電動機枠挿入溝42が形成される電動機枠40の内部に上記電機子30を挿入した後、上記電動機枠40の前・後に電動機カバー50を装着すれば、分割型電機子形態の電動機10の組立ては完了するのである。
【0051】
ここで上記分割型電機子形態の電動機の組立て順序は、上記と異なるように構成されることができることを明らかにしておく。
【0052】
以上で添付された図面を参照して本発明の分割型電機子形態の電動機を説明するにおいて特定の形状及び方向を主として説明したが、本発明は当業者によって多様な変形及び変更が可能であり、このような変形及び変更は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10