(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報を表示する制御を行う制御システムであって、前記車両関連情報を表示する画面内に、スクロール領域と非スクロール領域とを設け、前記スクロール領域と前記非スクロール領域のそれぞれの領域に、前記車両関連情報を表示する制御を行い、
前記スクロール領域については、スクロール表示可能な車両関連情報をM種類として、そのM種類のうちのN種類の情報を同時に表示するスクロール表示制御を行い、
M>N=>2とし、
前記画面内には、運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報以外の情報である「その他情報」を表示し、
「その他情報」の表示領域を、前記非スクロール領域を狭めず、前記スクロール領域を狭める位置に配置したこと
を特徴とする制御システム。
前記非スクロール領域には運転者の車両操作にリアルタイムに追従した前記車両関連情報の表示を行うのに対して、前記スクロール領域には運転者の車両操作にリアルタイムに追従しない前記車両関連情報の表示をする制御を行うこと
を特徴とする請求項1に記載の制御システム。
前記スクロール表示制御において、スクロールを行う制御とスクロールを停止する制御とを交互に行い、スクロールを停止した状態では、前記N種類の車両関連情報の全体が表示されるようにスクロール停止位置、及び、スクロール領域とN個の車両関連情報の表示領域の大きさの関係を設定したこと
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の制御システム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、車両関連情報の数が3種類、4種類と増えるにつれて、画面内の一つの車両関連情報の領域が狭くなってしまう。
【0006】
そこで、本発明は、係る問題等を解決するためになされたもので、車両関連情報の種類が増えた場合であっても、的確に運転者が車両関連情報を認識できる制御システム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した問題を解決するために、本発明に係るシステムは、(1)運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報を表示する制御を行う制御システムであって、前記車両関連情報を表示する画面内に、スクロール領域と非スクロール領域とを設け、前記スクロール領域と前記非スクロール領域のそれぞれの領域に、前記車両関連情報を表示する制御を行い、前記スクロール領域については、スクロール表示可能な車両関連情報をM種類として、そのM種類のうちのN種類の情報を同時に表示するスクロール表示制御を行い、M>N=>2として構成した。
【0008】
このようにすることで、運転者は画面内のスクロール領域に表示される車両関連情報と非スクロール領域に表示される車両関連情報とを同時に視認することができる。しかもスクロール領域にスクロール表示される車両関連情報は、3種類以上であり、そのうち、2種類以上が同時に視認可能である。よって、非スクロール領域に表示した車両関連情報はスクロールされることなく常に確認することができ、スクロール領域に表示した車両関連情報は全体のスクロールを待って全ての情報を確認することができる。よって、車両関連情報の種類が増えた場合であっても、的確に運転者が車両関連情報を認識できる。
【0009】
例えば、運転者が常に見たい車両関連情報は非スクロール領域に配置し、常に見なくてもよい車両関連情報はスクロール領域に配置すれば、運転者が常に見たい車両関連情報は非スクロール領域を見れば確認することができるし、直ぐに確認する必要まではないが、いろいろと確認したい情報がある場合にはそれら多数の情報はスクロール領域を見れば確認することができる。
【0010】
例えば、M=6として6種類の車両関連情報をスクロール表示可能とし、そのうち3種類の情報を同時に表示するようにするとよい。画面は、表示領域の全体として構成してもよいし、表示領域の一部として構成してもよい。
【0011】
(2)前記非スクロール領域には運転者の車両操作にリアルタイムに追従した前記車両関連情報の表示を行うのに対して、前記スクロール領域には運転者の車両操作にリアルタイムに追従しない前記車両関連情報の表示をする制御を行う構成とすると特によい。
【0012】
このようにすれば、運転者の車両操作にリアルタイムに追従した車両関連情報を運転者は非スクロール領域をみて常に確認することができる。一方、運転者の車両操作にリアルタイムに追従しない車両関連情報はスクロール領域のスクロール表示を待って確認することできる。例えば、運転操作にリアルタイムに追従しない情報はスクロール表示によって多数表示するように構成することができる。
【0013】
(3)前記非スクロール領域に、前記車両関連情報に基づく運転者の車両操作にリアルタイムに追従した図的変動表示をする制御を行うとよい。
【0014】
このようにすることで、車両関連情報の図的変動表示はスクロールされることがないので、運転者は常にリアルタイムに図的変動表示によって自己の運転操作にリアルタイムに追従した車両関連情報を一目で容易に確認できる。また、運転操作にリアルタイムに追従しない情報は停止時などにスクロール表示によって確認できる。
【0015】
(4)前記非スクロール領域の図的変動表示とともにその図的変動表示に関連した運転者の車両操作にリアルタイムに追従した車両関連情報の数値による表示を行う構成とするとよい。
【0016】
このようにすることで、車両関連情報の図的変動表示とともにそれに関連する数値表示もスクロールされることがないので、運転者は常にリアルタイムに図的変動表示とともに数値によって自己の車両操作に追従した車両関連情報を一目で容易に確認できるとともに、運転操作にリアルタイムに関連しない情報はスクロール表示によって停止時などに多くの情報を確認することができる。例えば、燃料が落ちる図的変動表示の近傍に燃料流量または瞬間燃費の少なくともいずれか一方の数値を表示するとよい。
【0017】
(5)前記スクロール表示制御において、スクロールを行う制御とスクロールを停止する制御とを交互に行い、スクロールを停止した状態では、前記N種類の車両関連情報の全体が表示されるようにスクロール停止位置、及び、スクロール領域とN個の車両関連情報の表示領域の大きさの関係を設定した構成とするとよい。
【0018】
このようにすれば、スクロールが停止した状態で、N種類の車両関連情報を確実に把握することができるとともに、スクロールを行う制御によって多数の車両関連情報を把握することができる。
【0019】
(6)前記N種類の車両関連情報の表示領域の大きさはそれぞれ同一の大きさとするとよい。このようにすれば、例えば一定の移動量でスクロールを行ってスクロールを停止させるなどスクロール制御を容易に行うことができる。
【0020】
(7)前記画面内には、運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報以外の情報である「その他情報」を表示し、「その他情報」の表示領域を、前記非スクロール領域を狭めず、前記スクロール領域を狭める位置に配置した構成とするとよい。このようにすれば、運転者は運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報以外の情報である「その他情報」(例:時計)を確認できるとともに、自己の運転操作に追従した車両関連情報はスクロール領域よりも広い非スクロール領域に表示されることになるので、自己の運転操作に追従した車両関連情報が見やすい。
【0021】
(8)(1)〜(7)のいずれかに記載の車両情報表示システムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラムとして構成するとよい。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、車両関連情報の種類が増えた場合であっても、的確に運転者が車両関連情報を認識できる制御システム等を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1,
図2は、本発明の制御システムとして好適な一実施形態であるレーダー探知機の構成を示している。本レーダー探知機は通常ダッシュボード上に取り付けられる。本レーダー探知機は通常ダッシュボード上に台座33のプレート33bの底面を貼りつけて固定される。台座33の上部にはボールジョイント受け部33aを設けており、ケース本体1の底面から下方に伸びる支柱部31の下端部に設けたボール部をこのボールジョイント受け部33aに挿し込み、ボール部をその可動範囲内の任意の角度・姿勢で保持させることができる。台座33は、その上面所定位置に球面状の凹部を備えており、台座33は、ゴム等の弾性変形可能で、適度な摩擦係数を有する材質から構成している。ボール部の外径と、凹部の内径とはほぼ等しく設定している。これにより、ボール部が凹部内に入り込んだ状態では、ボール部の外形状と凹部の内形状とが略符合し、ボール部は球面に沿って任意の方向に回転・移動できるようになる。そして、両者の径をほぼ一致させると共に、凹部の内形状に適度な摩擦係数を持たせることで、ボール部を任意の角度・姿勢で保持させることができる。さらに、台座33は弾性変形が可能であるので、
図1に示す状態から台座33を保持しつつケース本体1を上方に引き上げる方向に付勢すると、凹部の開口部の径が広がりボール部を凹部から離脱させることができる。逆に、台座33とボール部とが分離した状態の場合、ボール部を凹部の開口部に押し当て、その状態のまま台座33に向けて押し込むように付勢すると、凹部の弾性変形によりその開口部が一旦広がり凹部内にボール部が収納される。その後は、台座33の弾性復元力により凹部の形状は元に戻り、ボール部が簡単に凹部から離脱するのが抑制される。また、台座33の底面には、粘着シートや両面接着テープや面ファスナー等の接着部材の一面が装着され、その接着部材の他の面がダッシュボード等の車室内の所定位置に取り付けられる。これにより、係る車室内の所定位置に台座33が固定される。
【0025】
本レーダー探知機は、
図1に示すように、ケース本体1の上面にソーラーパネル2及びスイッチ部3を配置し、ケース本体1の前面側(車両前方へ配置される側(フロントガラス側))の内部に速度測定装置の発する周波数帯のマイクロ波を検知するマイクロ波受信器4を配置する。一方、ケース本体1の後面側(車両後方へ配置される側(ユーザ側(ドライバー側))には、表示部5と警報ランプ6と赤外線通信機7とリモコン受信器16を配置している。また、ケース本体1の上面側内部には、GPS受信器8を配置する。さらに、ケース本体1の一方の側面には、アダプタージャック9を配置し、他方の側面には電源スイッチ10並びに図示省略するDCジャック21を配置する。ケース本体の底面側内部にはバッテリを備え、このバッテリにはソーラーパネル2及びDCジャック21から供給される電力を充電し、各部に電力を供給する。また、ケース本体1内には、スピーカ20も内蔵している。本実施形態では、表示部5はバックライトを有する2.4インチの小型カラードットマトリックス液晶ディスプレイであり、ケース本体1の後面側(車両後方へ配置される側(ユーザ側(ドライバー側))を表示面としている。表示部5を実装するケース本体1の後方側の高さHは、その他の部位の高さH0よりも大きくしている。
【0026】
図2に示すように、赤外線通信機7は携帯電話機12等の赤外線通信機を内蔵した通信装置との間でデータの送受を行なう。アダプタージャック9は、メモリカードリーダ13を接続する端子である。アダプタージャック9にメモリカードリーダ13を接続することで、そのメモリカードリーダ13に装着されたメモリカード14に格納されたデータを内部に取り込んだり、データベース19や制御部18のメモリの内容をメモリカード14に書き込んだりすることができる。より具体的には、メモリカード14に格納されたデータに、新規な目標物の情報(経度・緯度を含む位置情報,種別情報等)などの更新情報がある場合、その更新情報を制御部18が本レーダー探知機に内蔵されるデータベース19に格納(ダウンロード)し、データベース19のデータを更新する。なお、メモリカードリーダ13の機能は、本体ケース1内に内蔵するように構成してもよい。
【0027】
データベース19は、制御部18のマイコン内あるいはマイコンに外付けした不揮発性メモリ(たとえばEEPROM)である。データベース19には、出荷時に一定の目標物に関する情報を登録しており、その後に追加された目標物についてのデータ等は上記のようにしてデータ更新することができる。また、データ更新は、赤外線通信機7を介して行なうこともできる。
【0028】
DCジャック21は、図示省略のシガープラグコードを接続するためのもので、そのシガープラグコードを介して車両のシガーソケットに接続して電源供給を受け得るようにする。
【0029】
無線受信器15は、飛来する所定周波数の無線を受信する。リモコン受信器16は、赤外線によりリモコン(携帯機:子機)17とデータ通信をし、本装置に対する各種の設定を行なう。また、スイッチ部3も制御部18に接続され(図示省略)、リモコン17と同様の設定を行えるようになっている。リモコン17には、待受切替ボタン、設定ボタン、選択ボタン、取消ボタン、決定ボタンと、上下左右の十字ボタンを備えている。
【0030】
さらに本実施形態のレーダー探知機は、
図2に示すように車両に実装されているOBD−II(IIはローマ数字の「2」であり、以下「OBD−II」を「OBD2」と記す)コネクタに接続する接続ケーブル22を備え、この接続ケーブル22の先端には、車両のOBD2コネクタに着脱自在に装着できるコネクタ端子23が取り付けられている。OBD2コネクタは、故障診断コネクタとも称され、車両のECUに接続され、各種の車両情報が出力される。さらに本実施形態では、接続ケーブル22の他端には、レーダー探知機のケース本体1の側面に設けたソケット口24と接続するためのコネクタ端子25を設けており、レーダー探知機に対しても接続ケーブル22を着脱できるようにしている。もちろん、接続ケーブル22をレーダー探知機に直接接続するようにしても良い。
【0031】
そこで、この接続ケーブル22に取り付けられたコネクタ端子23と、車両本体側のOBD2コネクタとを連結することで、制御部18は、各種の車両情報を一秒おきに取得する。この車両情報としては、車速、エンジン回転数、エンジン負荷、スロットル開度、燃料消費量、瞬間燃費、吸入空気量(MAF)、インジェクション開時間、残燃料量、アクセル開度、ウインカー情報(左右のウインカーの動作(ON/OFF))、ハンドルの回転操舵角情報等がある。
【0032】
また、制御部18は、CPU,ROM,RAM,不揮発性メモリ、I/O等を備えるマイコンであり、上記の各種の入力機器から入力される情報に基づき所定の処理を実行し、上記の各種の出力機器を利用して所定の警報・メッセージや情報を出力する。なお、これらの基本構成は、基本的に従来のものと同様のものを用いることができる。
【0033】
本実施形態のレーダー探知機における機能は、制御部18に有するコンピュータが実行するプログラムとして制御部18のEEPROM上に格納され、これを制御部18に有するコンピュータが実行することで実現される。
【0034】
制御部18の有するプログラムによってコンピュータが実現する機能としては、GPSログ機能、待ち受け画面表示機能、レーダースコープ表示機能、GPS警報機能、レーダー波警報機能、無線警報機能、車両関連情報表示機能などがある。
【0035】
GPSログ機能は、制御部18が1秒ごとにGPS受信器8によって検出された現在位置をその検出した時刻および速度(車速)と関連づけて位置履歴として不揮発性メモリに記憶する機能である。この位置履歴は例えばNMEA形式で記録する。
待ち受け画面表示機能は、
図3(a)に示すように、GPS受信器8によって検出した自車両の速度、緯度、経度、高度を表示部5に表示する機能である。
【0036】
レーダースコープ表示機能は、
図3(b)に示すように、GPS受信器8によって検出した現在位置から所定の範囲内(例えば約1kmの範囲内)にある目標物をデータベース19に記憶された位置情報に基づいて検索し、自車位置と目標物の位置との相対的な位置関係を表示部5に表示させる機能である。
図3(b)中の左側の「W」が西、右側の「E」が東、上側の「N」が北の方角を示し、「W」と「E」を結ぶ左右方向の線と「N」から下へ伸びる上下方向の線との交点にあるアイコンが自車位置を示している。また「L」「RD」「P」「N」等の文字を有するアイコンが目標物の種類と位置を示す。
【0037】
図3(a)に示すような待ち受け画面表示機能実行中にリモコン17に設けた待受切替ボタンの押下が検出された場合、
図3(b)に示すようなレーダースコープ表示機能に切り替える。また、レーダースコープ表示機能実行中にリモコン17に設けた待受切替ボタンの押下が検出された場合、後述する
図7等に示す車両関連情報表示機能に切り替える処理を行う。また、車両関連情報表示機能実行中にリモコン17に設けた待受切替ボタンの押下が検出された場合、待ち受け画面表示機能に切り替える処理を行う。
【0038】
制御部18は、待ち受け画面表示機能、レーダースコープ表示機能、車両関連情報表示機能(以下これらの機能を総称して待受機能と称する)の実行中に、発生したイベントに応じて、GPS警報機能、レーダー波警報機能、無線警報機能等の各機能を実現する処理を実行し、当該機能の処理終了時には元の待受機能の処理に戻る。各機能の優先度は、高いほうから、レーダー波警報機能、無線警報機能、GPS警報機能の順に設定している。
【0039】
GPS警報機能は、制御部18に有するタイマーからのイベントにより所定時間間隔(1秒間隔)で実行される処理であり、データベース19に記憶された目標物の緯度経度とGPS受信器8によって検出した現在位置の緯度経度から両者の距離を求め、求めた距離が所定の接近距離(例えば500m以内)になった場合に、表示部5に
図3(c)に示すようなGPS警報表示をし、スピーカ20からその旨を示す接近警告の音声を出力する処理である。
【0040】
こうした目標物としては、居眠り運転事故地点、レーダー、制限速度切替りポイント、取締エリア、検問エリア、駐禁監視エリア、Nシステム、交通監視システム、交差点監視ポイント、信号無視抑止システム、警察署、事故多発エリア、車上狙い多発エリア、急/連続カーブ(高速道)、分岐/合流ポイント(高速道)、ETCレーン事前案内(高速道)、サービスエリア(高速道)、パーキングエリア(高速道)、ハイウェイオアシス(高速道)、スマートインターチェンジ(高速道)、PA/SA内 ガソリンスタンド(高速道)、トンネル(高速道)、ハイウェイラジオ受信エリア(高速道)、県境告知、道の駅、ビューポイントパーキング等があり、これらの目標物の種別情報とその位置を示す緯度経度情報と表示部5に表示する模式図または写真のデータと音声データとを対応付けてデータベース19に記憶している。
【0041】
レーダー波警報機能は、マイクロ波受信器4によって速度測定装置(移動式レーダー等(以下、単に「レーダー」と称する))から発せられる周波数帯のマイクロ波に対応する信号が検出された場合に、表示部5に対して警報画面を表示するとともに、スピーカ20から警報音を出力する警報機能である。例えば、レーダーの発するマイクロ波の周波数帯のマイクロ波がマイクロ波受信器4によって検出された場合に、
図4に示すように、データベース19に記憶されたレーダーの模式図または写真を表示部5に警報画面として表示するとともに、データベース19に記憶された音声データを読み出して「レーダーです。スピード注意」という音声をスピーカ20から出力する。音声出力中は、警報ランプ6を点燈させる。
【0042】
無線警報機能は、無線受信器15によって、緊急車両等の発する無線電波を受信した場合に、その走行等の妨げとならないよう、警報を発する機能である。無線警報機能においては、取締無線、カーロケ無線、デジタル無線、特小無線、署活系無線、警察電話、警察活動無線、レッカー無線、ヘリテレ無線、消防ヘリテレ無線、消防無線、救急無線、高速道路無線、警備無線等の周波数をスキャンし、スキャンした周波数で、無線を受信した場合には、データベース19に無線種別ごとに記憶されたその周波数に対応する無線を受信した旨の模式図を警報画面として表示部5に表示するとともに、データベース19に無線種別ごとに記憶された音声データを読み出して、スピーカ20からその無線の種別を示す警報音声を出力する。たとえば、取締無線を受信した場合には「取締無線です。スピード注意」のように音声を出力する。音声出力中は、警報ランプ6を点燈させる。
【0043】
本実施形態のレーダー探知機は、これらの機能に加え、待受機能の一つとして、車両関連情報表示機能を備える。この車両関連情報表示機能について
図5〜10に表示例を示して説明する。車両関連情報表示機能は、前述したOBD2コネクタを介して車両から取得した車両情報から、燃料流量、今回使用燃料、積算消費燃料、瞬間燃費、平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費といった車両関連情報を求めて、
図7〜10に示すように、表示する機能である。
【0044】
燃料流量の取得手段はいくつかある。まず、車両側から定期的に燃料消費量の値が出力される場合にはその値をそのまま利用する。一方、定期的な燃料消費量の値が取得できない場合には一定のサンプリング時間での吸入空気量あるいはインジェクション噴射時間のいずれか一方の値に基づいて公知の方法で算出することができる。例えばインジェクション噴射時間を使用する。サンプリング時間は任意であるがここでは1秒とする。今回使用燃料は今回のエンジンの始動から現在までの燃料流量を積算して算出している。また、積算消費燃料は、本装置を車両に取り付け時から現在までの[0]すべての燃料流量を積算して算出している。
【0045】
瞬間燃費はまず、車両側から定期的に瞬間燃費が出力される場合にはその値をそのまま利用する。取得できない場合には一定のサンプリング時間での車両の速度と走行時間から走行距離を算出し、これを燃料流量で除し、補正値を与えることで算出する。車両の速度は上記の車両診断用コネクタ22から取得し、時間は制御部18のマイコンに備えるタイマーから取得する。あるいは上記と同様エアフロメータの出力とエンジン回転数に所定の補正値を与え、所定の各種補正を行うことで算出してもよい。平均燃費は今回のエンジンの始動から現在までの時間における平均燃費を算出したものである。これは瞬間燃費の蓄積と走行時間から算出するようにする。また、制御部18は、GPS受信器8によって取得した現在位置が高速道上か一般道上かをデータベース19に記憶された道路情報(位置と道路種別の対応関係を含む)に基づいて判定し、今回のエンジンの始動から現在までの時間における一般道上での瞬間燃費の蓄積と走行時間から一般道平均燃費を算出し、今回のエンジンの始動から現在までの時間における高速道上での瞬間燃費の蓄積と走行時間から高速道平均燃費を算出する。また、生涯燃費は、本装置を車両に取り付けた時から現在までの[0]すべての燃料流量を積算して、これを車両に取り付け時から現在までの走行距離で除して算出している。これら各値の算出方法はその他公知の方法を用いることができる。
【0046】
図7〜10に示すように、表示部5に表示する車両関連情報表示画面は、左右方向に左から順に第一矩形領域51、第二矩形領域52、第三矩形領域53の3つの矩形表示領域を備える。第一矩形領域51及び第二矩形領域52は非スクロール領域であり、第三矩形領域53はスクロール領域である。第一矩形領域51と第二矩形領域52の上下方向の幅(高さ)は同一であり、第三矩形領域53の上下方向の幅(高さ)は、第一矩形領域51と第二矩形領域52の上下方向の幅(高さ)よりも、狭く(小さく)しており、第三矩形領域53の上部には、運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報以外の情報である「その他情報」である時刻を表示する時刻表示領域59を設けている。この領域には、制御部18がGPS受信器8から取得した時刻を表示している。
【0047】
第一矩形領域51は、積算消費燃料に関する情報を表示する領域である。この領域の最上部にはその領域が何の車両関連情報を表示しているかを示す「積算消費燃料」の文字の表示を行う。そしてその下に積算消費燃料を数値で表示する積算消費燃料値表示領域51aを備える。積算消費燃料値の単位はリットルである。さらにその下に積算消費燃料の図的変動表示を行う表示領域である積算消費燃料図的表示領域51bを備える。
【0048】
第二矩形領域52は、燃料流量に関する情報を表示する領域である。この領域の最上部にはその領域が何の車両関連情報を表示しているかを示す「燃料流量」の文字の表示を行う。そしてその下に燃料流量を数値で表示する燃料流量値表示領域52aを備える。燃料流量値は瞬間値をミリリットル/分に換算した値である。さらにその下に燃料流量の図的変動表示を行う表示領域である燃料流量図的表示領域52bを備える。
【0049】
燃料流量図的表示領域52bは、
図5に示すように、図容器図柄及び第1のスケール図柄としてのメスシリンダー図柄31を配置している。メスシリンダー図柄31内の上方位置には液体図柄としての雫図柄32を配置している。メスシリンダー図柄31に隣接した左方位置には5つずつ縦方向に平行に2列となるように計10個の同形状の第2のスケール図柄としてのタンク図柄33を配置している。
【0050】
積算消費燃料図的表示領域51bには、
図6に示すように、第3のスケール図柄としての多数のブロック図柄35を積層した積層図柄36を配置している。
【0051】
メスシリンダー図柄31は上方が開口された容器状の形状の図柄であって、満タン状態を10とする目盛線を有する。燃料消費に伴ってメスシリンダー図柄31内において燃料をイメージする液体が増えていき液面が上昇するような動画の変動をする。更に、液面が満タン位置に達すると瞬時に液体が消滅してカラ状態となる。このカラ〜満タンを繰り返すような動画を表示する。
【0052】
本実施の形態においてメスシリンダー図柄31の容量、つまりカラ〜満タンまでの変動量に対応するデフォルトの燃料消費量は100mlに設定されている。このデフォルト燃料消費量は所定の燃費の車両がアイドリング状態のみの燃料消費で2分程度で消費する量に想定されている。通常の走行ではアイドリング状態の燃料消費量の2、3倍の燃料消費量となるため、概ね数十秒でメスシリンダー図柄31の液状動画の液面が満タン位置に達する。これは運転者が目視した場合にリアルタイムにメスシリンダー図柄31の目盛が上昇するような変動である。
【0053】
制御部18は未だエンジンが始動していない段階ではメスシリンダー図柄31に初期画面としてカラの状態を表示させる。そして、燃料消費に対応した上昇量で液面が上昇する液体動画の変動をさせる。制御部18は運転者がリアルタイムであると感じる1秒ごとのタイミングで取得した取得燃料流量Bpに応じた量の液面を上昇させるように制御している。具体的にはある基準燃料流量をBp1とし、メスシリンダー図柄31の液面の満タン時における液面の高さデータ(例えば画面上で30mm)をN1とすると、このBp1によって制御部18が1秒ごとに上昇させる液面の上昇量H1は下記式で表すことができる。
H1=(N1・Bp1)/100
【0054】
つまり、取得燃料流量Bpが0である場合、例えば未だセルモータを駆動させる前であってキーがACC電源投入位置に配置されているような状態では、メスシリンダー図柄31はカラの状態のままである。しかし、一旦セルモータを駆動させ少なくともアイドリング状態となれば取得燃料流量Bpを取得できるため、上記式に従って制御部18は液面が上昇するような動画の変動をさせることとなる。
【0055】
そして、液面がメスシリンダー図柄31の上端に達すると、制御部18は液体の動画を消失させカラの初期画面に復帰させるように変動させる。また、制御部18はエンジンの停止に伴ってメスシリンダー図柄31の表示を一旦クリアさせ次のエンジン始動の際にはカラの初期画面から再び変動を開始させる。
【0056】
本実施例では上昇する液体動画を燃料消費の抑制喚起のための注意色として赤色で表示させるようにしているが、背景に対して目立つ色であれば特に赤色に限定されるものではない。
【0057】
次に、雫図柄32について説明する。制御部18は未だエンジンが始動していない段階では雫図柄32を表示部5上に表示させず、燃料消費に伴って表示させていく。
【0058】
雫図柄32はメスシリンダー図柄31の上方から各々異なるタイミングで出現する棒状の外形の図柄で、制御部18は雫図柄32をメスシリンダー図柄31の幅方向のランダムな位置で所定の長さを保って降下(流下)させ、メスシリンダー図柄31の底面あるいは液面に衝突して消失するように変動させる。メスシリンダー図柄31の液面の上昇に伴って降下距離は徐々に少なくなり、液面がメスシリンダー図柄31の上端近くでは出現とほぼ同時に液面と一体化するような動画となる。
【0059】
本実施例では制御部18は取得燃料流量Bpに応じた数の雫図柄32を運転者がリアルタイムであると感じる1秒ごとに、かつ幅方向のランダムな位置から出現させる。本実施例では、燃料流量と雫の数の対応関係を記憶したテーブルに従って雫図柄32を出願させるように設定されている。このテーブルは燃料流量が増えるにつれ雫の数も増えるように設定している。また、取得燃料流量Bpに応じて出現させる雫図柄32の数は出現数を適宜変動させている。例えば、
図10に示すように燃料流量が30程度である場合には1、2本であるのに対し、
図9に示すように燃料流量が100を超えると4,5本表示されるようテーブルに取得燃料流量Bpと雫の数の対応関係を設定しておく。本実施例では雫図柄32を燃料消費の抑制喚起のための注意色として、またメスシリンダー図柄31の液体動画と協調させるため赤色で表示させるようにしているが、背景に対して目立つ色であれば赤色に限定されるものではない。
【0060】
次に、
図5を参照して、タンク図柄33について説明する。タンク図柄33はメスシリンダー図柄31よりもスケール単位が大きく、メスシリンダー図柄31と同様にタンク図柄33内において燃料をイメージする液体が増えていき液面が上昇するような動画の変動をする。タンク図柄33の変動はメスシリンダー図柄31の変動とリンクしているため、制御部18は上記メスシリンダー図柄31の液面が満タン位置に達しカラの初期画面に復帰させると同時に、その燃料消費量100mlに対応する単位で液面が上昇する液体動画をタンク図柄33に表示させる。
【0061】
タンク図柄33の変動表示は次のように実行される。制御部18は燃料の消費に伴って2つ並んだタンク図柄33の最下方右側(メスシリンダー図柄31側)から順に燃料をイメージする液体が上昇するような変動をさせ、タンク図柄33が満タンになると次に左側のタンク図柄33→1つ上の段の右側のタンク図柄33というように下方のタンク図柄33が満タンになると順に上側のタンク図柄33を変動させていく。
【0062】
本実施の形態における1つのタンク図柄33の容量(変動量に対応する燃料消費量)はデフォルトで5リットル(L)に設定されている。従って、任意のタンク図柄33には5L=5000mlで5000÷100=50で、50回のメスシリンダー図柄31の上下動に対応して液面が50回上昇することでタンク図柄33がちょうど満タン状態となる。つまり、制御部18がメスシリンダー図柄31を初期状態に復帰させるごとに上昇させるタンク図柄33の液面の上昇量H2はタンク図柄33の高さをN2とすると、次の式で表すことができる。
H2=N2/50
【0063】
本実施の形態では5Lまで貯留できるタンク図柄33が10個あるので50Lの燃料消費量を表現することが可能である。また、制御部18はエンジンの停止に伴ってすべてのタンク図柄33の表示を一旦クリアさせ次のエンジン始動の際には最下方右側のカラの初期画面から再び変動を開始させる。
【0064】
次に積層図柄36及びブロック図柄35について説明する。積層図柄36は縦20個、横10個の小さな方形のブロック図柄35の集合体であり、タンク図柄33よりもスケール単位が大きい。ブロック図柄35は小さい形状ではあるがタンク図柄33と同様に燃料をイメージする液体が上昇するような変動をする変動図柄である。1つのブロック図柄35は50Lに対応する量を示している。従って、10000Lの燃料消費量を表現することが可能である。2000Lごとに積算値を示す数値が併記されている。
【0065】
制御部18は過去の積算燃料消費量Pccに対応して積層図柄36(ブロック図柄35)を変動させる。制御部18は積層図柄36(ブロック図柄35)に直近のエンジン始動から現在までの燃料消費が合算された積算燃料消費量Pccを反映した表示をさせる。ここではブロック図柄35は50Lに対応する量を示しているが、本実施の形態では10L単位で5段階で液体画像を表示させその際に10L以下の単位は切り捨てるものとする。例えば、積算燃料消費量Pccが722Lであるとする。その場合には722÷50=14・・・余り22Lとなる。つまり14個のブロック図柄35に満タン表示をさせ、15個目については半端の22L分の表示をさせる。このとき2Lは切り捨てて20Lに相当する液面の高さのみを表示させるようにする。つまりブロック図柄35の高さの下から2/5の位置に液面があるように液体画像を表示させるようにする。
【0066】
表示する順番、つまりブロック図柄35の使用順は最下方左側のブロック図柄35から右方に向かって満タン表示をさせ、その列を使用し切ると上段に移ってまた左側のブロック図柄35から右方に向かって変動表示をさせていく。本実施例では液体画像を燃料消費の抑制喚起のための注意色として赤色で表示させるようにしているが、背景に対して目立つ色であれば特に赤色に限定されるものではない。
【0067】
次に
図7に戻って、第三矩形領域53について説明する。第三矩形領域53は、平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料、瞬間燃費といった6種類の車両関連情報を一つずつこの順で縦(上下方向)に並べて配置し、この配置領域をスクロール表示させて、その6種類のうち、3種類の車両関連情報を同時に表示可能に構成している。例えば、
図7(a)の状態は、平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費の3種類の車両関連情報を表示している状態である。この状態で6秒間停止し、
図7(b)、
図7(c)に途中経過を示すように上方向に配置領域を一定スピードでスクロールさせ、
図7(d)のように次の3種類の車両関連情報が表示された状態で、6秒間停止しという処理を繰り返し行う。スクロールの時間は3秒としている。このように3種類が完全に表示された状態で6秒停止し、次の1種類を表示させるために3秒間かけてスクロール表示している。配置領域中の6種類の車両関連情報の表示領域の大きさはそれぞれ同一の大きさであり、それぞれの車両関連情報の間は各車両関連情報の配置方向(上下方向)に直交する左右方向の区切り線を表示する。また各車両関連情報の表示領域は、その領域が何の車両関連情報を表示しているかを示すタイトルの文字の表示を行う。そしてその下に各車両関連情報の値を数値で表示する。平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、瞬間燃費の単位はkm/lであり、今回使用燃料の単位はリットルである。
【0068】
図7(a)の状態から3秒かけて
図7(b),
図7(c)の状態を経て
図7(d)の状態へとスクロール表示することで、
図7(a)の平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費の3種類の車両関連情報が表示された状態から、最上段の平均燃費がスクロールアウトして表示されなくなり、最上段が一般道平均燃費、中段が高速道平均燃費となって、新たに最下段に生涯燃費が表示されることとなる。この状態で6秒停止し、同様に3秒かけてスクロール表示して(図示省略)、
図8(a)に示すように
図7(c)の一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費の3種類の車両関連情報が表示された状態から、最上段の一般道平均燃費がスクロールアウトして表示されなくなり、最上段が高速道平均燃費、中段が生涯燃費となって、新たに最下段に今回使用燃費が表示されることとなる。以下同様にしてスクロールと停止を繰り返す、
図8(b)、
図8(c)、
図9(a)、
図9(b)、
図9(c)の順に停止状態が現れるようにスクロール表示を行う。
図9(b)の車両関連情報の表示状態は、
図7(a)の車両関連情報の表示状態と同様に平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費の3種類の車両関連情報が表示された状態に戻った状態を示している。
【0069】
図7〜
図10に示すように積算消費燃料と、燃料流量は常に表示し、平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料、瞬間燃費はスクロール表示する。
【0070】
以上のように、運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報を表示する制御を行うレーダー探知機であって、車両関連情報を表示する画面(表示部5)内に、スクロール領域である第三矩形領域53と非スクロール領域である第二矩形領域52とを設け、スクロール領域と非スクロール領域のそれぞれの領域に、車両関連情報(燃料流量、今回使用燃料、積算消費燃料、瞬間燃費、平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費)を表示する制御を行い、スクロール領域については、スクロール表示可能な車両関連情報(平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料、瞬間燃費)の6種類として、その6種類のうちの3種類の情報を同時に表示するスクロール表示制御を行う構成とした。
【0071】
このようにすることで、運転者は画面内のスクロール領域に表示される平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料、瞬間燃費の中の数種と非スクロール領域に表示される燃料流量とを同時に視認することができる。しかもスクロール領域にスクロール表示される車両関連情報は、6種類であり、そのうち、スクロール停止時には3種類、スクロール時であっても1種類ないし3種類の情報が同時に視認可能である。よって、非スクロール領域に表示した燃料流量はスクロールされることなく常に確認することができ、スクロール領域に表示した平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料、瞬間燃費の車両関連情報は全体のスクロール(
図7(a)〜
図9(a))を待って全ての情報を確認することができる。よって、このように車両関連情報の種類が増えた場合であっても、的確に運転者が車両関連情報を認識できる。特に運転者が常に見たい燃料流量は非スクロール領域に配置し、常に見なくてもよい平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料はスクロール領域に配置したので、運転者が常に見たい燃料流量は非スクロール領域を見れば確認することができるし、直ぐに確認する必要まではないが、いろいろと確認したい情報である平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料、瞬間燃費等の多数の情報はスクロール領域を見れば確認することができる。
【0072】
非スクロール領域には運転者の車両操作にリアルタイムに追従した車両関連情報である燃料流量の表示を行うのに対して、スクロール領域には運転者の車両操作にリアルタイムに追従しない平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料を表示する構成とすると特によい。なお上述した実施形態では瞬間燃費をスクロール領域に入れているが、例えば時刻表示領域59の中など、非スクロール領域内に入れるとさらに好ましい。
【0073】
このようにすれば、運転者の車両操作にリアルタイムに追従した車両関連情報を運転者は非スクロール領域をみて常に確認することができる。一方、運転者の車両操作にリアルタイムに追従しない平均燃費、一般道平均燃費、高速道平均燃費、生涯燃費、今回使用燃料といった車両関連情報はスクロール領域のスクロール表示を待って確認することできる。
【0074】
なお、スクロール領域には図的表示を行ってもよい。例えば、第一矩形領域51の表示内容は第三矩形領域53に表示する複数の種類の情報の1つとして表示するようにしてもよい。この場合第三矩形領域53の縦方向の長さは第一矩形領域51と同一にするとよい(時刻表示領域59をなくす。)
本実施形態では、非スクロール領域である第二矩形領域52に、車両情報に基づく運転者の車両操作にリアルタイムに追従した燃料流量の図的変動表示(液体動画等の表示)をする制御を行った。
【0075】
このようにすることで、車両関連情報の図的変動表示(第二矩形領域52)はスクロールされることがないので、運転者は常にリアルタイムに図的変動表示によって自己の運転操作にリアルタイムに追従した燃料流量を一目で容易に確認できる。また、運転操作にリアルタイムに追従しない情報は停止時などにスクロール表示によって確認できる。
【0076】
また、非スクロール領域のこうした図的変動表示とともにその図的変動表示に関連した運転者の車両操作にリアルタイムに追従した燃料流量の数値による表示を燃料流量値表示領域52aに行う構成とした。このようにすることで、燃料流量の図的変動表示とともにそれに関連する数値表示もスクロールされることがないので、運転者は常にリアルタイムに図的変動表示とともに数値によって自己の車両操作に追従した車両関連情報を一目で容易に確認できるとともに、運転操作にリアルタイムに関連しない情報はスクロール表示によって停止時などに多くの情報を確認することができる。例えば、燃料が落ちる図的変動表示の近傍に燃料流量または瞬間燃費の少なくともいずれか一方の数値を表示するとよい。
【0077】
制御部18のスクロール表示制御において、スクロールを行う制御とスクロールを停止する制御とを交互に行い、スクロールを停止した状態では、3種類の車両関連情報の全体が表示されるようにスクロール停止位置とし、スクロール領域と3個の車両関連情報の表示領域の大きさの関係を、配置領域中の6種類のそれぞれの車両関連情報の表示領域の大きさをそれぞれ同一の大きさとした。すなわち各車両関連情報の上下の幅を同一として、その幅の約3倍の幅を第三矩形領域53aの上下方向の幅とし、この上下方向にスクロールさせるようにした。このようにしたため、スクロールが停止した状態で、3種類の車両関連情報を確実に把握することができるとともに、スクロールを行う制御によって6種類の車両関連情報を把握することができる。
【0078】
車両関連情報表示画面内には、運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報以外の情報である「その他情報」として、時刻表示領域59に時刻を表示し、「その他情報」の表示領域を、非スクロール領域である第二矩形領域52を狭めず、スクロール領域である第三矩形領域53を狭める位置に配置した構成としている。そのため、運転者は運転者の車両操作によって変動する車両情報に基づく情報である車両関連情報以外の情報である「その他情報」である時刻を確認できるとともに、自己の運転操作に追従した燃料流量はスクロール領域である第三矩形領域53よりも広い非スクロール領域である第二矩形領域52に表示されることになるので、自己の運転操作に追従した車両関連情報である燃料流量が見やすい。
【0079】
以上のように、本レーダー探知機によれば、車両関連情報の種類が増えた場合であっても、的確に運転者が車両関連情報を認識できる。
【0080】
なお、本実施形態では、表示部5やスピーカ20をレーダー探知機内に備えることとしたが、レーダー探知機内には、これらを備えず、代わりに例えば汎用の機器(例えば、モニタ、スピーカ等を有する携帯電話等)へ信号を出力するようにしてもよい。
【0081】
本実施形態では、シガープラグコードを介して車両のシガーソケットに接続して電源供給を受け得るようにしたがOBD2コネクタから電源の供給を受けるようにしてもよい。
【0082】
また、本実施形態では、レーダー探知機の例で説明したが、車載用の各種の電子機器の機能として実施することができる。たとえば、ナビゲーション装置や、ドライブレコーダ、カーオーディオの機能として組み込んでもよい。また本実施例で記載した数値の値は、実験等を行って適宜、効果を奏する値に変更してもよい。表示部5の画面サイズなども任意のものとすることができる。また、制御部18には、各機能や警報の優先順位をリモコン17等からのユーザからの指示に基づいて設定する機能を設け、この設定された優先順位で制御部18が処理を行うように構成してもよい。制御部18の機能の一部やデータベース19を外部の端末やサーバに備えるようにして、それら一部と他部とを無線通信等によって接続するようにしてもよい。