【実施例1】
【0026】
実施例1のプレキャスト合成床版架設方法について、
図1〜
図4に基づいて説明する。
このプレキャスト合成床版架設方法は、橋梁又は高架橋の既設床版を、複数日に亙る夜間施工を繰り返しながら、底鋼板と鉄筋コンクリート層からなる複数のプレキャスト合成床版に取り替える架設方法である。
【0027】
図1、
図2に示すように、高架橋1の既設床版2が耐用年数を経て老朽化した場合に、複数日に亙る夜間施工を繰り返しながら、既設床版2の全体を、底鋼板3a,4aと鉄筋コンクリート層3b,4bからなる複数のプレキャスト合成床版3,4に取り替える。
第1工程において、
図1と
図2の(a)、(b)に示すように、第1日目の夜間に、
図1に矢印Aで示す橋軸方向に所定幅部分2a(例えば、2〜2.5mの幅の部分)の両端を橋軸と直交する鉛直な平面に沿って切断し除去する。
【0028】
次に、
図2の(c)、(d)に示すように、既設床版2の所定幅部分2a
(架設しようとするプレキャスト合成床版3に対応する部分)を除去した部位に、プレキャスト合成床版3
(第1のプレキャスト合成床版)を架設して複数条の主桁1aに支持させる。このとき、両側の既設床版2との間に、硬質ゴム製のパッキンからなる目地6を装着する目地装着隙間5,5(例えば、橋軸方向に約20mm程度の隙間)を形成する状態にプレキャスト合成床版3を架設する。このプレキャスト合成床版3は予め工場において製作して現地に搬送したものである。
【0029】
次に第2工程において、第1日目の夜間に、プレキャスト合成床版3の両端側の目地装着隙間5,5に前記の目地6,6を装着すると共にプレキャスト合成床版3の路面にアスファルトの仮舗装3cを施して車両走行可能状態にする。こうして、翌日(第2日目)の昼間には高架橋1の車両走行に支障を来すことがない。
【0030】
次に、第3工程において、例えば第2日目
(第5工程では、(2+i)日目、但しiは1,2,・・・)の夜間に、
図2(d)に示すように、架設
したプレキャスト合成床版3
(第5工程では、プレキャスト合成床版4)の少なくとも片側(
図2にて左側)に隣接する位置の既設床版2の設定幅部分2b
(架設しようとするプレキャスト合成床版4に対応する部分)(例えば、2〜2.5mの幅の部分)
を除去し、その除去した部位
にプレキャスト合成床版4
(第2のプレキャスト合成床版)を架設して複数条の主桁1aに支持させる。このとき、このプレキャスト合成床版4の左端と既設床版2との間に目地装着隙間5を形成すると共に、架設
したプレキャスト合成床版3,4同士
(第5工程では、架設したプレキャスト合成床版4,4同士)間に間詰めコンクリート打設空間7(
図3参照)を形成する。この間詰めコンクリート打設空間7の橋軸方向の幅は例えば約200mmである。
【0031】
次に、第4工程において、前記第2日目
(第5工程では、(2+i)日目)の夜間に、
図2(e)に示すように、架設プレキャスト合成床版4の左端側の目地装着隙間5に前記と同様の目地6を装着すると共に、架設
したプレキャスト合成床版3,4の底鋼板3a,4a
(第5工程では、架設したプレキャスト合成床版4,4の底鋼板4a,4a)の付き合せ端の下面側に添接した幅員全幅に亙る添接板10を固定する。その後、間詰めコンクリート打設空間7に
橋軸と直交方向に延びる複数の鉄筋11〜13を組み込んで間詰めコンクリート7aを打設すると共に、プレキャスト合成床版4の路面にアスファルトの仮舗装4cを施工して車両走行可能状態にする。こうして、翌
日の昼間には高架橋1の車両走行に支障を来すことがない。
【0032】
次に、第5工程においては、前記第3,第4工程を複数回繰り返して、
図1に示す高架橋1の所定幅部分2aよりも手前側の既設床版2を複数のプレキャスト合成床版3,4に取り替える。但し、本実施例では、
図1に示す高架橋1の所定幅部分2aよりも手前側と反対側の既設床版2については、橋軸方向に所定幅部分2aに対して前後対称となる形態で、複数のプレキャスト合成床版に取り替える。つまり、
図2(a)の矢印A方向と、矢印B方向とに
図2で左右対称に工事を施工する。但し、高架橋1の一端側から他端側へ向って順次プレキャスト合成床版の架設工事を施工していくこともある。
【0033】
次に、プレキャスト合成床版3とプレキャスト合成床版4とを連結する連結構造について、
図3、
図4に基づいて説明する。
プレキャスト合成床版3の左端は、橋軸と直交する鉛直平面をなしており、底鋼板3aと鉄筋コンクリート層3bとが前記鉛直平面で終端している。間詰めコンクリート打設空間7を形成するため、プレキャスト合成床版4の右端側部分において、鉄筋コンクリート層4bの右端部は底鋼板4aの右端部から左方へ例えば約200mm後退しており、鉄筋コンクリート層4bの複数の鉄筋4dの端部側部分が間詰めコンクリート打設空間7へ所定長さ突出するように製作し、それら突出した鉄筋4eの先端部にナット4fを夫々装着しておく。
【0034】
また、プレキャスト合成床版3を予め工場製作する際に、その鉄筋コンクリート層3bの左右両端の端部近傍部に機械式継手の複数のネジ穴付き継手金物14を予め埋設して鉄筋3dに夫々接合しておくと共に、プレキャスト合成床版4の左端の端部近傍部に機械式継手の複数のネジ穴付き継手金物14を予め埋設して鉄筋4dに夫々接合しておく。
【0035】
次に、前記第4工程において、添接板10を固定し、
橋軸と直交方向へ延びる複数の鉄筋11〜13を配置し、間詰めコンクリート7aを打設する方法について補足説明する。
プレキャスト合成床版3,4を予め工場製作する際に、プレキャスト合成床版3の下端側の左右両端の端部近傍部に予め鉛直向きの複数の片面施工ボルト15を1列状に固定しておき、これら複数の片面施工ボルト15とナット15aを用いて、添接板10の一端側部分(プレキャスト合成床版3側の部分)を底鋼板3aに固定すると共に、添接板10の他端側部分(プレキャスト合成床版4側の部分)を複数のボルト16とナット16aを用いてプレキャスト合成床版4の底鋼板4aに固定する。
【0036】
そして、
図3、
図4に示すように、間詰めコンクリート7aの打設前に、コンクリート打設空間7から前記の複数の継手金物14に機械式継手のボルト部材17を夫々装着し、ボルト部材17の大部分を間詰めコンクリート打設空間7に水平に突出させ、ボルト部材17の先端部にナット17aを装着する。プレキャスト合成床版4を架設した状態において、プレキャスト合成床版3側の複数のボルト部材17と、プレキャスト合成床版4側の突出した複数の鉄筋4eとが幅員方向に交互に位置し、ボルト部材17の先端のナット17aが鉄筋4eの先端のナット4fよりも左方に離間して位置している。
【0037】
図3に示すように、複数のボルト部材17と複数の鉄筋4eの上に例えば3本の幅員方向に延びる鉄筋11〜13を配設する。このとき、中央の鉄筋12は、ナット17aとナット4fの間に、ナット17a,4fに当接又は接近する状態に配設され、間詰めコンクリート打設空間7に間詰めコンクリート7aを打設すると、鉄筋12とナット17a,4fの周辺にコンクリートが充填されて、プレキャスト合成床版3,4同士を連結する。
【0038】
次に、以上説明したプレキャスト合成床版架設方法の効果について説明する。
第1,第2工程により、既設床版2を部分的に除去して、プレキャスト合成床版3を架設し、そのプレキャスト合成床版3と既設床版2との間にゴム製のパッキンからなる目地6を装着する目地装着隙間5を形成し、次に目地装着隙間5に目地6を装着して車両走行可能状態にするため、目地装着隙間5をパッキン製の目地6でもって短時間で軽い労力で塞ぐことができる。
【0039】
次に、第3,第4工程において、第1工程で架設したプレキャスト合成床版3の少なくとも片側に隣接する位置の既設床版2を部分的に除去し、そこにプレキャスト合成床版4を架設し、このプレキャスト合成床版4と既設床版2との間に目地装着隙間5を形成すると共に、プレキャスト合成床版3,4同士間に間詰めコンクリート打設空間7を形成し、次に目地装着隙間5に前記同様の目地6を装着し且つ間詰めコンクリート打設空間7に複数の鉄筋11〜13を組み込んで間詰めコンクリート7aを打設し、車両走行可能状態にするため、既設床版2とプレキャスト合成床版3,4との間を目地6でもって短時間で軽い労力で塞ぐことができ、架設プレキャスト合成床版3,4同士間の間詰めコンクリート打設空間7を恒久的な間詰めコンクリート7aで塞ぐことができる。第5工程において第3,第4工程を複数回繰り返すことで、既設床版2を順次プレキャスト合成床版3と複数のプレキャスト合成床版4に取り替えることができる。
【0040】
このように、既設床版2とプレキャスト合成床版3,4との間の、狭い目地装着隙間5を暫定的に塞ぐ手段としてパッキン製の目地6を採用するため、橋軸方向にプレキャスト合成床版3,4と同幅程度の鋼製の覆工板(仮鋼床版)を使用して隙間を塞ぐ場合に比べて、工事の作業負荷を軽減し、工事費用を節減し、工事工程の短縮を図ることができる。
【0041】
しかも、複数の片面施工ボルト15を用いて、添接板10の一端側部分を固定するため、添接板10の取り付け工事を簡単化することができる。また、複数のボルト部材17及びそれらに夫々装着したナット17a、突出させた複数の鉄筋4e及びそれらに夫々装着したナット4f、鉄筋12、間詰めコンクリート により、架設したプレキャスト合成床版3,4同士を連結することができる。
【実施例2】
【0042】
実施例2のプレキャスト合成床版架設方法について、
図5〜
図7に基づいて説明する。
このプレキャスト合成床版架設方法は、橋梁又は高架橋の既設床版を、複数日に亙る夜間施工を繰り返しながら、底鋼板と鉄筋コンクリート層からなる複数のプレキャスト合成床版に取り替える架設方法である。この実施例の架設方法においても、
図5(a)の矢印A方向と、矢印B方向とに左右対称に工事を施工していくが、以下の説明では、主に矢印A方向への架設工事について説明する。
【0043】
第1工程において、第1日目の夜間に、
図5の(a)、(b)に示すように、
図1に矢印Aで示す橋軸方向に所定幅の所定幅部分2c(例えば、2.4〜2.9mの幅の部分)の両端を橋軸と直交する鉛直な平面に沿って切断し除去する。
同じく、第1日目の夜間に、
図5の(c)に示すように、既設床版2の所定幅部分2c
(架設しようとするプレキャスト合成床版20に対応する部分よりも橋軸方向に広幅の部分)を除去した部位に、橋軸方向に設定幅(例えば、2〜2.5mの幅)を有するプレキャスト合成床版20
(第1のプレキャスト合成床版)を架設して複数条の主桁に支持させる。この状態において、プレキャスト合成床版20の橋軸方向両側において、プレキャスト合成床版20の端部と既設床版2との間に、例えば橋軸方向にプレキャスト合成床版20よりも狭幅(約200〜300mm程度の幅)の間詰め鋼床版22を装着する為の間詰め鋼床版装着隙間21が夫々形成される。
【0044】
このプレキャスト合成床版20は、予め工場製作されるものであるが、その構造について説明する。
図5、
図7に示すように、プレキャスト合成床版20は、底鋼板20aと、橋軸方向に底鋼板20aよりも狭幅の鉄筋コンクリート層20bとを有する。プレキャスト合成床版20の両端側において、鉄筋コンクリート層20bの端部が底鋼板20aの端部から例えば約100mmだけ内側へ後退している。鉄筋コンクリート層20bの左端側において、複数の鉄筋20cの端部側部分が、鉄筋コンクリート層20bの左端から左方へ例えば約130〜150mm程突出し、その鉄筋20cの先端部にナット20eを螺合してある。同様に、鉄筋コンクリート層20bの右端側において、複数の鉄筋20cの端部側部分が、鉄筋コンクリート層20bの右端から右方へ例えば約130〜150mm程突出し、その鉄筋20cの先端部にナット20eを螺合してある。
【0045】
次に、第2工程において、第1日目の夜間に、
図5(d)に示すように、プレキャスト合成床版20の両端側の間詰め鋼床版装着隙間21に間詰め鋼床版22を夫々架設して、複数条の主桁に支持させる。この間詰め鋼床版22は予め工場製作される幅員全幅に亙る細長い鋼構造体である。
【0046】
ここで、間詰め鋼床版22の構造について説明する。
図5、
図6に示すように、間詰め鋼床版22は、間詰め鋼床版装着隙間21よりも広幅且つ橋軸方向にプレキャスト合成床版20よりも狭幅で厚さの大きい天板22a、鉛直の外側板22b、底板22c、幅員方向に一定間隔おきに配設された複数のリブ板22dなどを一体的に溶接したものであり、リブ22dの橋軸方向の幅は、間詰め鋼床版装着隙間21よりも約20〜50mm程度狭くなっている。尚、主桁の位置では、底板22cとリブ22dの幅が大きくなっている。
【0047】
前記の第2工程において、
図5(d)に示すように、プレキャスト合成床版20の上面のうち、左右の天板22a間の部分に仮舗装23を施し、また、必要に応じて既設床版2と間詰め鋼床版22との間の隙間にゴム製のパッキンからなる目地24を装着し、車両走行可能状態にする。そのため、第2日目の昼間の車両走行に支障を来すことがない。
【0048】
次に、第3工程において、第2日目
(第5工程では、(2+i)日目、但しiは1,2,3・・・)の夜間に、
図5(d)に示すように、架設
したプレキャスト合成床版20
(第5工程では、プレキャスト合成床版20A)の少なくとも片側(本実施例では左側)の間詰め鋼床版22を取り外し、その間詰め鋼床版装着隙間21に隣接する位置の既設床版2の第2所定幅部分2d(前記所定幅部分
2cよりも狭い部分)
(プレキャスト合成床版20Aに対応する部分よりも橋軸方向に広幅の部分)を除去した部位に、
図5(e)に示すように、プレキャスト合成床版20と同構造のプレキャスト合成床版20Aを架設し、このプレキャスト合成床版20Aと既設床版2との間に間詰め鋼床版装着隙間21Aを形成すると共に、架設
したプレキャスト合成床版20,20A同士
(第5工程では、プレキャスト合成床版20A,20A同士)間に間詰めコンクリート打設空間24(
図7参照)を形成する。
【0049】
この状態において、架設
したプレキャスト合成床版20,20A
(第5工程では、プレキャスト合成床版20A,20A)の底鋼板20aの端部同士が突き合わせ状態になり、架設プレキャスト合成床版20,20A
(第5工程では、プレキャスト合成床版20A,20A)の鉄筋コンクリート層20bの端面同士間に間詰めコンクリート打設空間24が形成される。
次に、第4工程において、前記の第2日目
(第5工程では、(2+i)日目、但しiは1,2,・・・)の夜間に、
図5(e)に示すように、間詰め鋼床版装着隙間
21Aに間詰め鋼床版22Aを装着する。この間詰め鋼床版22Aは間詰め鋼床版22と同構造のものである。これと並行して、プレキャスト合成床版20,20A
(第5工程では、プレキャスト合成床版20A,20A)の底鋼板20aの端部同士を突き合せた突き合わせ部の下面に添接板25を配設し、添接板25を底鋼板20aの端部に2列のボルト26とナット26aとで締結する。
【0050】
さらに、
図7に示すように、間詰めコンクリート打設空間24に
橋軸と直交方向に延びる複数の鉄筋27,28,29を配設し、プレキャスト合成床版20
(第5工程では、プレキャスト合成床版20A)の鉄筋20cの端部のナット20eを左側から鉄筋28に当接又は接近させ、プレキャスト合成床版20Aの鉄筋20cの端部のナット20fを右側から鉄筋28に当接又は接近させ、その状態にしてから、
図5(e)に示すように、間詰めコンクリート打設空間24に間詰めコンクリート30を打設すると共に、プレキャスト合成床版20の上面の残部と間詰めコンクリート30の上面とプレキャスト合成床版20Aの上面の大部分に仮舗装23Aを施して車両走行可能状態にする。
【0051】
次に、第5工程において、前記の第3,第4工程を複数回繰り返すことにより、実施例1と同様に、既設床版2cとこれよりも5図における左方の既設床版2を複数のプレキャスト合成床版20,20Aに取り替える。
【0052】
次に、以上説明したプレキャスト合成床版架設方法の効果について説明する。
第1,第2工程において、最初に第1日目の夜間に、既設床版を部分的に除去し、そこにプレキャスト合成床版20を架設して、既設床版2との間に間詰め鋼床版装着隙間21を形成し、次に間詰め鋼床版装着隙間21に間詰め鋼床版22を装着して車両走行可能状態にするため、間詰め鋼床版装着隙間21を間詰め鋼床版22によって短時間で軽い労力で塞ぐことができ、第2日目の昼間における車両走行を制約することがない。
【0053】
次に、第3,第4工程において、第2日目の夜間に、間詰め鋼床版22を取り外し、架設プレキャスト合成床版20に隣接する位置の既設床版2を部分的に除去し、そこにプレキャスト合成床版20Aを架設し、このプレキャスト合成床版20Aと既設床版2との間に間詰め鋼床版装着隙間21Aを形成すると共に、架設プレキャスト合成床版20,20A同士間に間詰めコンクリート打設空間24を形成し、前記の間詰め鋼床版装着隙間21Aに間詰め鋼床版22Aを装着し且つ間詰めコンクリート打設空間24に複数の鉄筋27,28,29を組み込んでから間詰めコンクリート30を打設して車両走行可能状態にする。
【0054】
そのため、既設床版2とプレキャスト合成床版20Aとの間を間詰め鋼床版22Aによって短時間で軽い労力で塞ぐことができ、架設プレキャスト合成床版20,20A同士間の間詰めコンクリート打設空間24を恒久的な間詰めコンクリート30で塞ぐことができる。そのため、第3日目の昼間における車両走行に支障を来すことがない。
前記第5工程において第3,第4工程を複数回繰り返すことで、既設床版2を順次プレキャスト合成床版20,20Aに取り替えることができる。
【0055】
プレキャスト合成床版20,20Aの橋軸方向の両端部から複数の鉄筋20cを予め突出させておき、それら鉄筋20cの先端部に予めナット20e,20fを夫々取り付け、複数の鉄筋20cとナット20e,20fを間詰めコンクリート30内に埋設状態にするため、これら鉄筋20cの突出部分を間詰めコンクリート30に埋設することにより、プレキャスト合成床版20,20Aを連結することができる。
【0056】
また、間詰め鋼床版の構造は前記実施例の構造に限定されるものではなく、種々の構造の間詰め鋼床版を採用することができる。