(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
請求項1または2の化合物より前、後、またはそれと同時に、抗HCV活性を有する1つもしくは2つの追加の化合物を投与することをさらに特徴とする、請求項1または2の剤。
該インターフェロンが、インターフェロンα 2B、ペグ化インターフェロンα、コンセンサスインターフェロン、インターフェロンα 2A、およびリンパ芽球様インターフェロンτから選択される、請求項4の剤。
少なくとも1つの追加の化合物が、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を亢進する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド、リバビリン、イノシン 5’−一リン酸脱水素酵素阻害剤、アマンタジン、およびリマンタジンから選択される、請求項3の剤。
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2006年8月11日に出願された、米国仮出願第60/836,996号の利益を主張する。
本開示は、広くは抗ウイルス性化合物に関し、より明確には、C型肝炎ウイルス(HCV)によってコードされるNS5Aタンパク質の機能を阻害しうる化合物、このような化合物を含む組成物、およびNS5Aタンパク質の機能の阻害方法に関する。
【0002】
HCVは主要なヒト病原体であり、世界中で推定1億7000万人に感染しており、それはヒト免疫不全ウイルス1型によって感染された数のおおよそ5倍である。個々に感染したこれらのHCVの相当な部分は、深刻な進行性肝疾患、例えば肝硬変および肝細胞癌に進行する。
【0003】
現在、最も有効なHCV治療法には、アルファインターフェロンおよびリバビリンの組合せが用いられ、40%の患者において持続した効果をもたらす。最近の臨床上の結果によって、単剤療法としてペグ化アルファインターフェロンが無修飾のアルファインターフェロンよりも優れていることが示される。しかしながら、ペグ化アルファインターフェロンおよびリバビリンの組合せに関わる実験治療法でさえ、患者の相当な部分によって、ウイルス量の持続した低下が得られていない。そのため、HCV感染の治療に有効な治療剤を開発するという、明確かつ長年にわたって切実な要望が存在する。
【0004】
HCVは、プラス鎖RNAウイルスである。推測されたアミノ酸配列の比較および5’非翻訳領域における広範囲の類似性に基づいて、HCVは、フラビウイルスファミリーにおける別の属として分類されている。フラビウイルスファミリーのすべてのメンバーは、単一の途切れていないオープンリーディングフレームの翻訳を通してすべての公知のウイルス特異的タンパク質をコードする、プラス鎖RNAゲノムを含むビリオンを包んでいる。
【0005】
HCVゲノムの至る所に、ヌクレオチドおよびコードされたアミノ酸配列中でかなりの多様性が見い出されている。少なくとも6つの主要な遺伝子型が特徴付けられており、50以上のサブタイプが報告されてきた。HCVの主要な遺伝子型は、世界中のそれらの分布において異なっており、病因および治療における遺伝子型の可能な影響の多数の研究にもかかわらず、HCVの遺伝的多様性の臨床的意義は分かりにくいままである。
【0006】
一本鎖のHCV RNAゲノムは、おおよそ9500ヌクレオチド長であり、約3000個のアミノ酸の単一の大きなポリタンパク質をコードする、単一のオープンリーディングフレーム(ORF)を有する。感染細胞において、このポリタンパク質は、細胞プロテアーゼおよびウイルスプロテアーゼによって複数の部位で開裂されて、構造タンパク質および非構造(NS)タンパク質を生成する。HCVの場合、成熟非構造タンパク質(NS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5A、およびNS5B)の生成は、二つのウイルスプロテアーゼによって行われる。一つ目はメタロプロテアーゼであると考えられ、NS2−NS3接合部を開裂し;二つ目は、NS3のN末端領域の中に含まれるセリンプロテアーゼ(本明細書ではセリンプロテアーゼとも呼ばれる)であり、シス(NS3−NS4A開裂部位)とトランス(残りのNS4A−NS4B、NS4B−NS5A、NS5A−NS5B部位)の両方で、NS3の下流におけるその後のすべての開裂を介している。NS4Aタンパク質は、多機能を果たしているように思われ、NS3プロテアーゼの補因子として作用し、おそらくNS3および他のウイルスレプリカーゼコンポーネントの膜への局在を助けている。NS3タンパク質とNS4Aの複合体形成は、すべての部位でのタンパク質分解を増進させるプロセシングの過程に重要であると思われる。NS3タンパク質はまた、ヌクレオシドトリホスファターゼ活性およびRNAヘリカーゼ活性も示す。NS5Bは(本明細書ではHCVポリメラーゼとも呼ばれる)、RNA依存性RNAポリメラーゼであり、HCVの複製に関与する。
【0007】
HCVウイルス複製を選択的に阻害する、HCV感染患者の治療に有用な化合物が好ましい。特に、NS5Aタンパク質の機能を阻害するのに有効な化合物が好ましい。HCV NS5Aタンパク質は、例えば、Tan, S.-L., Katzel, M.G. Virology 2001, 284, 1-12;およびPark, K.-J.; Choi, S.-H, J. Biological Chemistry 2003に記載されている。
【0008】
第1の態様において、本開示は、式(I):
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
(I)
[式中、
mおよびnは独立して、0、1、または2であり;
qおよびsは独立して、0、1、2、3、または4であり;
uおよびvは独立して、0、1、2、または3であり;
Xは、O、S、S(O)、SO
2、CH
2、CHR
5、およびC(R
5)
2から選択されるが;但し、nが0である場合に、Xは、CH
2、CHR
5、およびC(R
5)
2から選択され;
Yは、O、S、S(O)、SO
2、CH
2、CHR
6、およびC(R
6)
2から選択されるが;但し、mが0である場合に、Yは、CH
2、CHR
6、およびC(R
6)
2から選択され;
R
1およびR
2は各々独立して、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールアルコキシカルボニル、カルボキシ、ホルミル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、−NR
aR
b、(NR
aR
b)アルキル、および(NR
aR
b)カルボニルから選択され;
R
3およびR
4は各々独立して、水素、R
9−C(O)−、およびR
9−C(S)−から選択され;
R
5およびR
6は各々独立して、アルコキシ、アルキル、アリール、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシ、および−NR
aR
bから選択され、その中で、該アルキルは、隣接炭素原子を有する縮合3〜6員環を適宜形成していてもよく、該3〜6員環は、1つまたは2つのアルキル基で適宜置換されており;
R
7およびR
8は各々独立して、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールアルコキシカルボニル、カルボキシ、ハロアルキル、(NR
aR
b)カルボニル、およびトリアルキルシリルアルコキシアルキルから選択され;並びに
R
9は各々独立して、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニルアルキル、アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルケニル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルアルケニル、ヘテロサイクリルアルコキシ、ヘテロサイクリルアルキル、ヘテロサイクリルオキシアルキル、ヒドロキシアルキル、−NR
cR
d、(NR
cR
d)アルケニル、(NR
cR
d)アルキル、および(NR
cR
d)カルボニルから選択される]
の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0009】
第1の態様の第1の実施形態において、本開示は、mおよびnが各々1である、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0010】
第1の態様の第2の実施形態において、本開示は、
uおよびvが各々独立して、0、1、または2であり;並びに
R
1およびR
2が各々独立して、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、アリールアルコキシカルボニル、カルボキシ、ホルミル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、(NR
aR
b)アルキル、および(NR
aR
b)カルボニルから選択される、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0011】
第1の態様の第3の実施形態において、本開示は、
uおよびvが各々独立して、0または1であり;並びに
存在する場合に、R
1および/またはR
2がハロである、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
第1の態様の第4の実施形態において、本開示は、
uおよびvが各々独立して、0または1であり;並びに
存在する場合に、R
1および/またはR
2がハロであり、その中で、該ハロがフルオロである、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0012】
第1の態様の第5の実施形態において、本開示は、XおよびYの少なくとも1つがSである、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
第1の態様の第6の実施形態において、本開示は、XおよびYが各々Sである、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【0013】
第1の態様の第7の実施形態において、本開示は、
Xが、CHR
5、およびC(R
5)
2から選択され;並びに
Yが、CH
2、CHR
6、およびC(R
6)
2から選択される、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
第1の態様の第8の実施形態において、本開示は、R
7およびR
8が独立して、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールアルコキシカルボニル、カルボキシ、ハロアルキル、および(NR
aR
b)カルボニルから選択される、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0014】
第1の態様の第9の実施形態において、本開示は、R
7およびR
8が各々水素である、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
第1の態様の第10の実施形態において、本開示は、
qおよびsが独立して、0、1、または2であり;並びに
R
5およびR
6が各々独立して、アルキル、アリール、ハロ、およびヒドロキシから選択され、その中で、該アルキルは、隣接炭素原子を有する縮合3〜6員環を適宜形成していてもよく、該3〜6員環は、1つまたは2つのアルキル基で適宜置換されている、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0015】
第1の態様の第11の実施形態において、本開示は、
qおよびsが独立して、0または1であり;並びに
存在する場合に、R
5および/またはR
6が各々ハロである、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
第1の態様の第12の実施形態において、本開示は、
qおよびsが独立して、0または1であり;並びに
存在する場合に、R
5および/またはR
6が各々ハロであり、その中で、該ハロはフルオロである、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0016】
第1の態様の第13の実施形態において、本開示は、R
3およびR
4の少なくとも1つが水素である、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
第1の態様の第14の実施形態において、本開示は、R
3およびR
4が、各々R
9−C(O)−である、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0017】
第1の態様の第15の実施形態において、本開示は、R
9が各々独立して、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、アルキルカルボニルアルキル、アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシアルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、−NR
cR
d、(NR
cR
d)アルケニル、(NR
cR
d)アルキル、および(NR
cR
d)カルボニルから選択される、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0018】
第2の態様において、本開示は、式(II):
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
(II)
[式中、
qおよびsは独立して、0、1、または2であり;
uおよびvは独立して、0、1、または2であり;
Xは、S、CH
2、CHR
5、およびC(R
5)
2から選択され;
Yは、S、CH
2、CHR
6、およびC(R
6)
2から選択され;
R
1およびR
2は各々独立して、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、アリールアルコキシカルボニル、カルボキシ、ホルミル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、(NR
aR
b)アルキル、および(NR
aR
b)カルボニルから選択され;
R
3およびR
4は各々独立して、水素およびR
9−C(O)−から選択され;
R
5およびR
6は各々独立して、アルキル、アリール、ハロ、およびヒドロキシから選択され、その中で、該アルキルは、隣接炭素原子を有する縮合3〜6員環を適宜形成していてもよく、該3〜6員環は、1つまたは2つのアルキル基で適宜置換されており;
R
7およびR
8は各々独立して、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、アリールアルコキシカルボニル、カルボキシ、ハロアルキル、および(NR
aR
b)カルボニルから選択され;並びに
R
9は各々独立して、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキル、アルキルカルボニルアルキル、アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシアルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、−NR
cR
d、(NR
cR
d)アルケニル、(NR
cR
d)アルキル、および(NR
cR
d)カルボニルから選択される]
の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0019】
第3の態様において、本開示は、式(III):
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
(III)
[式中、
qおよびsは独立して、0、1、または2であり;
uおよびvは独立して、0または1であり;
Xは、CH
2、CHR
5、およびC(R
5)
2から選択され;
Yは、CH
2、CHR
6、およびC(R
6)
2から選択され;
存在する場合に、R
1および/またはR
2はハロであり、その中で、該ハロはフルオロであり;
R
3およびR
4は、各々R
9−C(O)−であり;
存在する場合に、R
5および/またはR
6はハロであり、その中で、該ハロはフルオロであり;並びに
R
9は各々独立して、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキルカルボニルアルキル、アリール、アリールアルケニル、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールオキシアルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルケニル、(シクロアルキル)アルキル、シクロアルキルオキシアルキル、ハロアルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルアルケニル、ヘテロサイクリルアルコキシ、ヘテロサイクリルアルキル、ヘテロサイクリルオキシアルキル、ヒドロキシアルキル、−NR
cR
d、(NR
cR
d)アルケニル、(NR
cR
d)アルキル、および(NR
cR
d)カルボニルから選択される]
の化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0020】
第4の態様において、本開示は、
((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバミン酸メチル;
(1R,1’R)−2,2’−(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル))ビス(N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニルエタンアミン);
((1S)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジエチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−1−メチル−2−オキソエチル)カルバミン酸メチル;
((1S)−1−(((2S)−2−(4−(4’−(2−((2S)−4,4−ジフルオロ−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−4−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−4,4−ジフルオロ−1−ピロリジニル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバミン酸メチル;
((1S)−1−(((1R,3R,5R)−3−(5−(4’−(2−((1R,3R,5R)−2−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3−メチルブタノイル)−2−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ−3−イル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−2−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ−2−イル)カルボニル)−2−メチルプロピル)カルバミン酸メチル;
((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−テトラヒドロ−2−フラニルカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エチル)カルバミン酸メチル;
((1S)−2−メチル−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−2−ピリミジニル−D−バリル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバミン酸メチル;
((1R)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−2−(ジメチルアミノ)−2−フェニルアセチル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−2−オキソ−1−フェニルエチル)カルバミン酸メチル;
(4,4’−ビフェニルジイルビス(1H−イミダゾール−5,2−ジイル(2S)−2,1−ピロリジンジイル((1R)−2−オキソ−1−フェニル−2,1−エタンジイル)))ビスカルバミン酸ジメチル;
(1R)−N,N−ジメチル−2−オキソ−1−フェニル−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2R)−テトラヒドロ−2−フラニルカルボニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)エタンアミン;
((1S)−2−((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−(N−(メトキシカルボニル)−L−アラニル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)−1−メチル−2−オキソエチル)カルバミン酸メチル;および
((1S)−1−(((2S)−2−(5−(4’−(2−((2S)−1−((2S)−2−((メトキシカルボニル)アミノ)−3,3−ジメチルブタノイル)−2−ピロリジニル)−1H−イミダゾール−5−イル)−4−ビフェニリル)−1H−イミダゾール−2−イル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−2,2−ジメチルプロピル)カルバミン酸メチル;
から選択される化合物、またはその医薬的に許容される塩を提供する。
【0021】
第5の態様の第1の実施形態において、該医薬的に許容される塩は二塩酸塩である。
第6の態様において、本開示は、式(I)の化合物、もしくはその医薬的に許容される塩、および医薬的に許容される担体を含む組成物を提供する。
【0022】
第6の態様の第1の実施形態において、該組成物は、抗HCV活性を有する1つまたは2つの追加の化合物をさらに含む。第2の実施形態において、少なくとも1つの追加の化合物はインターフェロンまたはリバビリンである。第3の実施形態において、該インターフェロンは、インターフェロンα 2B、ペグ化インターフェロンα、コンセンサスインターフェロン、インターフェロンα 2A、およびリンパ芽球様インターフェロンτから選択される。
【0023】
第6の態様の第4の実施形態において、該組成物は、抗HCV活性を有する1つまたは2つの追加の化合物をさらに含み、その中で、少なくとも1つの追加の化合物は、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を亢進する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド、リバビリン、イノシン 5’−一リン酸脱水素酵素阻害剤、アマンタジン、およびリマンタジンから選択される。
【0024】
第6の態様の第5の実施形態において、該組成物は、抗HCV活性を有する1つまたは2つの追加の化合物をさらに含み、その中で、少なくとも1つの追加の化合物は、HCV感染の治療のために、HCVメタロプロテアーゼ、HCVセリンプロテアーゼ、HCVポリメラーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV NS4B タンパク質、HCVエントリー(HCV entry)、HCV集合(HCV assembly)、HCV放出(HCV egress)、HCV NS5A タンパク質、およびIMPDHから選択される標的の機能を阻害するのに有効である。
【0025】
第7の態様において、本開示は、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩の治療上の有効量を患者に投与することを特徴とする、患者におけるHCV感染の治療方法を提供する。
【0026】
第7の態様の第1の実施形態において、該方法は、式(I)の化合物、もしくはその医薬的に許容される塩より前、後、またはそれと同時に、抗HCV活性を有する1つもしくは2つの追加の化合物を投与することをさらに特徴とする。第2の実施形態において、少なくとも1つの追加の化合物はインターフェロンまたはリバビリンである。第3の実施形態において、該インターフェロンは、インターフェロンα 2B、ペグ化インターフェロンα、コンセンサスインターフェロン、インターフェロンα 2A、およびリンパ芽球様インターフェロンτから選択される。
【0027】
第4の実施形態において、該方法は、式(I)の化合物、もしくはその医薬的に許容される塩より前、後、またはそれと同時に、抗HCV活性を有する1つもしくは2つの追加の化合物を投与することをさらに特徴とし、その中で、少なくとも1つの追加の化合物は、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を亢進する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド、リバビリン、イノシン 5’−一リン酸脱水素酵素阻害剤、アマンタジン、およびリマンタジンから選択される。
【0028】
第5の実施形態において、該方法は、式(I)の化合物、もしくはその医薬的に許容される塩より前、後、またはそれと同時に、抗HCV活性を有する1つもしくは2つの追加の化合物を投与することをさらに特徴とし、その中で、少なくとも1つの追加の化合物は、HCV感染の治療のために、HCVメタロプロテアーゼ、HCVセリンプロテアーゼ、HCVポリメラーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV NS4B タンパク質、HCVエントリー、HCV集合、HCV放出、HCV NS5A タンパク質、およびIMPDHから選択される標的の機能を阻害するのに有効である。
【0029】
本開示の他の実施形態には、本明細書で開示した2つ以上の実施形態および/または態様の適当な組合せが含まれていてもよい。
本開示のさらに他の実施形態および態様は、以下に与えられる記載によれば明らかである。
【0030】
本開示の化合物はまた、互変異性体としても存在し;それゆえ、本開示には、すべての互変異性型もまた含まれる。
本明細書の本開示の記載は、化学結合の法則および原理に適合していると解釈されるべきである。いくつかの例において、いずれの所定の位置でも置換基を適応させるために、水素原子を除くことが必要でありうる。例えば、以下:
【化4】
[この文献は図面を表示できません]
に示される構造において、R
8は、イミダゾール環内のいずれの炭素原子に結合していてもよく、あるいは、R
8は、窒素環上の水素原子に取って代わって、N置換イミダゾールを形成してもよい。
【0031】
本開示に含まれる化合物が、医薬品として使用するのにふさわしく安定なものであることは理解されるべきである。
分子における特定の位置でのいずれの置換基または可変記号(variable)(例えば、R
1、R
2、R
5、R
6など)の定義も、該分子における他の位置での定義から独立していることが意図される。例えば、uが2である場合、2つのR
1基の各々は、同一であるかまたは異なっていてもよい。
【0032】
本明細書に引用されるすべての特許、特許出願、および引用文献は、その全体が本明細書に引用される。矛盾する場合は、本開示(定義を含む)に従う。
【0033】
本明細書で用いられるように、以下の用語は、以下に示された意味を有する:
本明細書で用いられるように、単数形「a」、「an」、および「the」には、特に断りがなければ、複数の引用が含まれる。
特に断りがなければ、本開示のすべてのアリール、シクロアルキル、およびヘテロサイクリル基は、そのそれぞれの定義の各々に記載されるように置換されていてもよい。例えば、アリールアルキル基のアリール部分は、用語「アリール」の定義に記載されるように置換されていてもよい。
【0034】
本明細書で用いられる用語「アルケニル」とは、少なくとも一つの炭素−炭素二重結合を含む、2〜6個の炭素原子の直鎖または分枝鎖の基をいう。
本明細書で用いられる用語「アルケニルオキシ」とは、酸素原子を通して親分子の部分に結合したアルケニル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アルケニルオキシカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアルケニルオキシ基をいう。
【0035】
本明細書で用いられる用語「アルコキシ」とは、酸素原子を通して親分子の部分に結合したアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アルコキシアルキル」とは、1つ、2つ、または3つのアルコキシ基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アルコキシアルキルカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアルコキシアルキル基をいう。
【0036】
本明細書で用いられる用語「アルコキシカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアルコキシ基をいう。
本明細書で用いられる用語「アルコキシカルボニルアルキル」とは、1つ、2つ、または3つのアルコキシカルボニル基で置換されたアルキル基をいう。
【0037】
本明細書で用いられる用語「アルキル」とは、1〜6個の炭素原子を含む、直鎖または分枝鎖の飽和炭化水素から誘導される基をいう。本開示の化合物において、mおよび/またはnが、1または2であり;Xおよび/またはYが、それぞれCHR
5および/またはCHR
6であり、並びにR
5および/またはR
6がアルキルである場合、各アルキルは、隣接炭素原子を有する縮合3〜6員環を適宜形成して、以下:
【化5】
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[式中、zは、1、2、3、または4であり、wは、0、1、または2であり、並びにR
50はアルキルである]
に示される構造の一つを提供しうる。wが2である場合、2つのR
50アルキル基は、同一であるかまたは異なっていてもよい。
【0038】
本明細書で用いられる用語「アルキルカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アルキルカルボニルアルキル」とは、1つ、2つ、または3つのアルキルカルボニル基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アルキルカルボニルオキシ」とは、酸素原子を通して親分子の部分に結合したアルキルカルボニル基をいう。
【0039】
本明細書で用いられる用語「アルキルスルファニル」とは、硫黄原子を通して親分子の部分に結合したアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アルキルスルホニル」とは、スルホニル基を通して親分子の部分に結合したアルキル基をいう。
【0040】
本明細書で用いられる用語「アリール」とは、フェニル基、または一つもしくは両方の環がフェニル基である二環式縮合環化合物をいう。二環式縮合環化合物は、4〜6員環芳香族または非芳香族環状炭素に縮合したフェニル基からなる。本開示のアリール基は、該化学基中のいずれの置換可能な炭素原子を通しても親分子の部分に結合しうる。アリール基の代表例には、これらに限らないが、インダニル、インデニル、ナフチル、フェニル、およびテトラヒドロナフチルが含まれる。本開示のアリール基は、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、第2のアリール基、アリールアルコキシ、アリールアルキル、アリールカルボニル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルアルキル、ヘテロサイクリルカルボニル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR
xR
y、(NR
xR
y)アルキル、オキソ、および−P(O)OR
2から独立して選択される1つ、2つ、3つ、4つ、もしくは5つの置換基で適宜置換されており、その中で、各Rは独立して、水素およびアルキルから選択され;並びにアリールアルキルおよびヘテロサイクリルアルキルのアルキル部分は無置換であり、第2のアリール基、アリールアルキルのアリール部分、アリールカルボニルのアリール部分、ヘテロサイクリル、並びにヘテロサイクリルアルキルおよびヘテロサイクリルカルボニルのヘテロサイクリル部分は、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、およびニトロから独立して選択される1つ、2つ、もしくは3つの置換基でさらに適宜置換されている。
【0041】
本明細書で用いられる用語「アリールアルケニル」とは、1つ、2つ、または3つのアリール基で置換されたアルケニル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アリールアルコキシ」とは、アルコキシ基を通して親分子の部分に結合したアリール基をいう。
本明細書で用いられる用語「アリールアルコキシアルキル」とは、1つ、2つ、または3つのアリールアルコキシ基で置換されたアルキル基をいう。
【0042】
本明細書で用いられる用語「アリールアルコキシアルキルカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアリールアルコキシアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アリールアルコキシカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアリールアルコキシ基をいう。
【0043】
本明細書で用いられる用語「アリールアルキル」とは、1つ、2つ、または3つのアリール基で置換されたアルキル基をいう。アリールアルキルのアルキル部分は、アルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロサイクリル、ヒドロキシ、および−NR
cR
dから独立して選択される1つもしくは2つの追加の基でさらに適宜置換されており、その中で、ヘテロサイクリルは、アルコキシ、アルキル、無置換アリール、無置換アリールアルコキシ、無置換アリールアルコキシカルボニル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、および−NR
xR
yから独立して選択される1つもしくは2つの置換基でさらに適宜置換されている。
【0044】
本明細書で用いられる用語「アリールアルキルカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアリールアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アリールカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアリール基をいう。
本明細書で用いられる用語「アリールオキシ」とは、酸素原子を通して親分子の部分に結合したアリール基をいう。
【0045】
本明細書で用いられる用語「アリールオキシアルキル」とは、1つ、2つ、または3つのアリールオキシ基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「アリールオキシカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したアリールオキシ基をいう。
本明細書で用いられる用語「アリールスルホニル」とは、スルホニル基を通して親分子の部分に結合したアリール基をいう。
【0046】
本明細書で用いられる用語「キャップ(Cap)」とは、末端窒素含有環、すなわち、化合物1eのピロリジン環の窒素原子上にある基をいう。「キャップ」が、末端窒素含有環または最終生成物中の断片、すなわち、「キャップ−51」または「LS−19に見られるキャップ−51断片」に該化学基を付加するのに用いられる試薬を指してもよいことは理解されるべきである。
本明細書で用いられる用語「カルボニル」とは、−C(O)−をいう。
本明細書で用いられる用語「カルボキシ」とは、−CO
2Hをいう。
本明細書で用いられる用語「シアノ」とは、−CNをいう。
【0047】
本明細書で用いられる用語「シクロアルキル」とは、3〜7個の炭素原子を有し、ヘテロ原子を有さない飽和単環式炭化水素環化合物をいう。シクロアルキル基の代表例には、これらに限らないが、シクロプロピル、シクロペンチル、およびシクロヘキシルが含まれる。本開示のシクロアルキル基は、アルコキシ、アルキル、アリール、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヘテロサイクリル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、および−NR
xR
yから独立して選択される1つ、2つ、3つ、4つ、もしくは5つの置換基で適宜置換されており、その中で、アリールおよびヘテロサイクリルは、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、およびニトロから独立して選択される1つ、2つ、もしくは3つの置換基でさらに適宜置換されている。
【0048】
本明細書で用いられる用語「(シクロアルキル)アルケニル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのシクロアルキル基で置換されているアルケニル基をいう。
本明細書で用いられる用語「(シクロアルキル)アルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのシクロアルキル基で置換されているアルキル基をいう。(シクロアルキル)アルキルのアルキル部分は、ヒドロキシおよび−NR
cR
dから独立して選択される1つもしくは2つの基でさらに適宜置換されている。
【0049】
本明細書で用いられる用語「シクロアルキルオキシ」とは、酸素原子を通して親分子の部分に結合したシクロアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「シクロアルキルオキシアルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのシクロアルキルオキシ基で置換されているアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「シクロアルキルスルホニル」とは、スルホニル基を通して親分子の部分に結合したシクロアルキル基をいう。
【0050】
本明細書で用いられる用語「ホルミル」とは、−CHOをいう。
本明細書で用いられる用語「ハロ」および「ハロゲン」とは、F、Cl、Br、またはIをいう。
本明細書で用いられる用語「ハロアルコキシ」とは、酸素原子を通して親分子の部分に結合したハロアルキル基をいう。
【0051】
本明細書で用いられる用語「ハロアルコキシカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合しハロアルコキシ基をいう。
本明細書で用いられる用語「ハロアルキル」とは、1つ、2つ、3つ、もしくは4つのハロゲン原子で置換されているアルキル基をいう。
【0052】
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリル」とは、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1つ、2つ、3つ、もしくは4つのヘテロ原子を含む4、5、6、もしくは7員環をいう。4員環は二重結合を有さず、5員環は0〜2個の二重結合を有しており、並びに6および7員環は0〜3個の二重結合を有している。用語「ヘテロサイクリル」には、ヘテロサイクリル環が、別の単環式ヘテロサイクリル基、または4〜6員芳香族もしくは非芳香族環状炭素に縮合した二環式基;並びに架橋二環式基、例えば7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イル、2−アザビシクロ[2.2.2]オク−2−チル、および2−アザビシクロ[2.2.2]オク−3−チルもまた含まれる。本開示のヘテロサイクリル基は、該化学基中のいずれの炭素原子または窒素原子を通して親分子の部分に結合していてもよい。ヘテロサイクリル基の例には、これらに限らないが、ベンゾチエニル、フリル、イミダゾリル、インドリニル、インドリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、モルホリニル、オキサゾリル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピロリジニル、ピロロピリジニル、ピロリル、チアゾリル、チエニル、チオモルホリニル、7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプト−7−イル、2−アザビシクロ[2.2.2]オク−2−チル、および2−アザビシクロ[2.2.2]オク−3−チルが含まれる。本開示のヘテロサイクリル基は、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アリール、アリールアルキル、アリールカルボニル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、第2のヘテロサイクリル基、ヘテロサイクリルアルキル、ヘテロサイクリルカルボニル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ニトロ、−NR
xR
y、(NR
xR
y)アルキル、およびオキシから独立して選択される1つ、2つ、3つ、4つ、もしくは5つの置換基で適宜置換されており、その中で、アリールアルキルおよびヘテロサイクリルアルキルのアルキル部分は無置換であり、アリール、アリールアルキルのアリール部分、アリールカルボニルのアリール部分、第2のヘテロサイクリル基、並びにヘテロサイクリルアルキルおよびヘテロサイクリルカルボニルのヘテロサイクリル部分は、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、およびニトロから独立して選択される1つ、2つ、もしくは3つの置換基でさらに適宜置換されている。
【0053】
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルアルケニル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのヘテロサイクリル基で置換されたアルケニル基をいう。
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルアルコキシ」とは、アルコキシ基を通して親分子の部分に結合したヘテロサイクリル基をいう。
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルアルコキシカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したヘテロサイクリルアルコキシ基をいう。
【0054】
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルアルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのヘテロサイクリル基で置換されたアルキル基をいう。ヘテロサイクリルアルキルのアルキル部分は、アルコキシ、アルキルカルボニルオキシ、アリール、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、および−NR
cR
dから独立して選択される1つもしくは2つの追加の基でさらに適宜置換されており、その中で、アリールは、アルコキシ、アルキル、無置換アリール、無置換アリールアルコキシ、無置換アリールアルコキシカルボニル、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、および−NR
xR
yから独立して選択される1つもしくは2つの置換基でさらに適宜置換されている。
【0055】
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルアルキルカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したヘテロサイクリルアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したヘテロサイクリル基をいう。
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルオキシ」とは、酸素原子を通して親分子の部分に結合したヘテロサイクリル基をいう。
【0056】
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルオキシアルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのヘテロサイクリルオキシ基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「ヘテロサイクリルオキシカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したヘテロサイクリルオキシ基をいう。
【0057】
本明細書で用いられる用語「ヒドロキシ」とは、−OHをいう。
本明細書で用いられる用語「ヒドロキシアルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのヒドロキシ基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「ヒドロキシアルキルカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合したヒドロキシアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「ニトロ」とは、−NO
2をいう。
【0058】
本明細書で用いられる用語「−NR
aR
b」とは、窒素原子を通して親分子の部分に結合した二つの基であるR
aおよびR
bをいう。R
aおよびR
bは独立して、水素、アルケニル、およびアルキルから選択される。
本明細書で用いられる用語「(NR
aR
b)アルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つの−NR
aR
b基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「(NR
aR
b)カルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合した−NR
aR
b基をいう。
【0059】
本明細書で用いられる用語「−NR
cR
d」とは、窒素原子を通して親分子の部分に結合した二つの基であるR
cおよびR
dをいう。R
cおよびR
dは独立して、水素、アルケニルオキシカルボニル、アルコキシアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アリール、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリールスルホニル、シクロアルキル、シクロアルキルスルホニル、ホルミル、ハロアルコキシカルボニル、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルアルコキシカルボニル、ヘテロサイクリルアルキル、ヘテロサイクリルアルキルカルボニル、ヘテロサイクリルカルボニル、ヘテロサイクリルオキシカルボニル、ヒドロキシアルキルカルボニル、(NR
eR
f)アルキル、(NR
eR
f)アルキルカルボニル、(NR
eR
f)カルボニル、(NR
eR
f)スルホニル、−C(NCN)OR’、および−C(NCN)NR
xR
yから選択され、その中で、R’は、アルキルおよび無置換フェニルから選択され、並びにアリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、ヘテロサイクリルアルキル、およびヘテロサイクリルアルキルカルボニルのアルキル部分は、1つの−NR
eR
f基でさらに適宜置換されており;並びにアリール、アリールアルコキシカルボニル、アリールアルキル、アリールアルキルカルボニル、アリールカルボニル、アリールオキシカルボニル、およびアリールスルホニルのアリール部分、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルアルコキシカルボニル、ヘテロサイクリルアルキル、ヘテロサイクリルアルキルカルボニル、ヘテロサイクリルカルボニル、およびヘテロサイクリルオキシカルボニルのヘテロサイクリル部分は、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、およびニトロから独立して選択される1つ、2つ、もしくは3つの置換基でさらに適宜置換されている。
【0060】
本明細書で用いられる用語「(NR
cR
d)アルケニル」とは、1つ、2つ、もしくは3つの−NR
cR
d基で置換されたアルケニル基をいう。
本明細書で用いられる用語「(NR
cR
d)アルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つの−NR
cR
d基で置換されたアルキル基をいう。(NR
cR
d)アルキルのアルキル部分は、アルコキシ、アルコキシアルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルキルスルファニル、アリールアルコキシアルキルカルボニル、カルボキシ、ヘテロサイクリル、ヘテロサイクリルカルボニル、ヒドロキシ、および(NR
eR
f)カルボニルから選択される1つもしくは2つの追加の基でさらに適宜置換されており;その中で、ヘテロサイクリルは、アルコキシ、アルキル、シアノ、ハロ、ハロアルコキシ、ハロアルキル、およびニトロから独立して選択される1つ、2つ、3つ、4つ、もしくは5つの置換基でさらに適宜置換されている。
【0061】
本明細書で用いられる用語「(NR
cR
d)カルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合した−NR
cR
d基をいう。
本明細書で用いられる用語「−NR
eR
f」とは、窒素原子を通して親分子の部分に結合した2つの基であるR
eおよびR
fをいう。R
eおよびR
fは独立して、水素、アルキル、無置換アリール、無置換アリールアルキル、無置換シクロアルキル、無置換(シクロアルキル)アルキル、無置換ヘテロサイクリル、無置換ヘテロサイクリルアルキル、(NR
xR
y)アルキル、および(NR
xR
y)カルボニルから選択される。
【0062】
本明細書で用いられる用語「(NR
eR
f)アルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つの−NR
eR
f基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「(NR
eR
f)アルキルカルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合した(NR
eR
f)アルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「(NR
eR
f)カルボニル」とは、カルボニル基を通して親分子の部分に結合した−NR
eR
f基をいう。
【0063】
本明細書で用いられる用語「(NR
eR
f)スルホニル」とは、スルホニル基を通して親分子の部分に結合した−NR
eR
f基をいう。
本明細書で用いられる用語「−NR
xR
y」とは、窒素原子を通して親分子の部分に結合した2つの基であるR
xおよびR
yをいう。R
xおよびR
yは独立して、水素、アルコキシカルボニル、アルキル、アルキルカルボニル、無置換アリール、無置換アリールアルコキシカルボニル、無置換アリールアルキル、無置換シクロアルキル、無置換ヘテロサイクリル、および(NR
x’R
y’)カルボニルから選択され、その中で、R
x’およびR
y’は独立して、水素およびアルキルから選択される。
【0064】
本明細書で用いられる用語「(NR
xR
y)アルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つの−NR
xR
y基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「オキソ」とは、=Oをいう。
本明細書で用いられる用語「スルホニル」とは、−SO
2−をいう。
本明細書で用いられる用語「トリアルキルシリル」とは、−SiR
3(Rはアルキルである)をいう。R基は、同一であるかまたは異なっていてもよい。
【0065】
本明細書で用いられる用語「トリアルキルシリルアルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのトリアルキルシリル基で置換されたアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「トリアルキルシリルアルコキシ」とは、酸素原子を通して親分子の部分に結合したトリアルキルシリルアルキル基をいう。
本明細書で用いられる用語「トリアルキルシリルアルコキシアルキル」とは、1つ、2つ、もしくは3つのトリアルキルシリルアルコキシ基で置換されたアルキル基をいう。
【0066】
本開示の化合物には不斉中心が存在する。これらの中心は、記号「R」または「S」によって指定され、それはキラル炭素原子の周りの置換基の配置に依存している。本開示によって、NS5Aの阻害能を有するすべての立体化学的異性体型、またはその混合物が含まれることは理解されるべきである。化合物の個々の立体異性体は、キラル中心を含む市販品として入手可能な出発物質から合成的に製造され、あるいはエナンチオマー生成物の混合物の製造に続いて、ジアステレオマーの混合物への変換のような分離をし、続いて分離もしくは再結晶、クロマトグラフ法、またはキラルクロマトグラフィーカラム上でのエナンチオマーの直接分離によって製造されうる。特定の立体化学の出発化合物は、市販品として入手可能か、または当該技術分野で公知の技術によって製造および分割されうる。
【0067】
本開示のある化合物はまた、分離可能でありうる異なった安定なコンフォメーション型でも存在しうる。非対称単結合についての制限された回転、例えば立体障害または環ひずみが原因のねじれの非対称(Torsional asymmetry)によって、異なった配座異性体の分離が可能となりうる。本開示には、これらの化合物の各配座異性体およびその混合物が含まれる。
【0068】
用語「本開示の化合物」、および同等の表現によって、式(I)の化合物、および医薬的に許容されるエナンチオマー、ジアステレオマー、並びにその塩が含まれることが意図される。同様に、中間体の引用によって、文脈上許されるようなそれの塩が含まれることが意図される。
【0069】
本開示の化合物は、医薬的に許容される塩として存在しうる。本明細書で用いられる用語「医薬的に許容される塩」は、本開示の化合物の塩または双性イオン型を表し、それは水溶もしくは油溶または分散性であり、正常な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー応答、または他の問題もしくは合併症を伴わずに患者の組織と接触させて使用するのに適しており、合理的な危険/便益比を示し、これらの意図される使用に有効である。該塩は、化合物の最終的な単離および精製の間、あるいは別途、適当な窒素原子を適当な酸に反応させることによって製造されうる。代表的な酸付加塩には、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、ショウノウ酸塩、カンファースルホン酸塩(camphorsulfonates);ジグルコン酸塩、二臭化水素酸塩、二塩酸塩、二ヨウ化水素酸塩、グリセロリン酸塩、ヘミスルファート(hemisulfates)、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシチレンスルホン酸、メタンスルホン酸塩、ナフチレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩(palmoate)、ペクチン酸塩(pectinates)、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、トリクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、リン酸塩、グルタミン酸塩、重炭酸塩、パラトルエンスルホン酸塩、およびウンデカン酸塩が含まれる。医薬的に許容される付加塩を形成させるのに用いられうる酸の例には、無機酸(例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、およびリン酸)、および有機酸(例えばシュウ酸、マレイン酸、コハク酸、およびクエン酸)が含まれる。
【0070】
塩基性付加塩は、化合物の最終的な単離および精製の間、カルボキシ基を、適当な塩基(例えば金属カチオンの水酸化物、炭酸塩、または重炭酸塩)に反応させるか、あるいはアンモニアまたは有機一級、二級、もしくは三級アミンに反応させることによって製造されうる。医薬的に許容される塩のカチオンには、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、およびアルミニウム、並びに無毒性四級アミンカチオン、例えばアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジエチルアミン、エチルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン、N−メチルモルフォリン、ジシクロヘキシルアミン、プロカイン、ジベンジルアミン、N,N−ジベンジルフェネチルアミン、およびN,N’−ジベンジルエチレンジアミンが含まれる。塩基付加塩の形成に有用な他の代表的な有機アミンには、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピペリジン、およびピペラジンが含まれる。
【0071】
治療に使用するため、式(I)の化合物の治療上の有効量、並びにその医薬的に許容される塩を、未処理の化学薬品として投与することが可能である場合、医薬組成物として活性成分を提供することは可能である。したがって、本開示はさらに、式(I)の化合物またはその医薬的に許容される塩の治療上の有効量、並びに一つまたはそれ以上の医薬的に許容される担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。本明細書で用いられる用語「治療上の有効量」とは、意味のある患者の利益、例えば、ウイルス量の低下を示すのに十分な、各活性成分の総量をいう。単独で投与される、個々の活性成分に適用される場合、該用語はその成分のみをいう。組合せに適用される場合、該用語は、組み合わせて、連続して、または同時に投与されるかどうかにかかわらず、治療上の効果をもたらす活性成分の総量をいう。式(I)の化合物およびその医薬的に許容される塩は、上記に記載されたものである。担体、希釈剤、または賦形剤は、製剤の他の成分と適合し、その受け手に有害でないという意味において許容されなければならない。本開示の別の態様に従って、医薬製剤の製造方法、例えば、式(I)の化合物、またはその医薬的に許容される塩を、一つまたはそれ以上の医薬的に許容される担体、希釈剤、または賦形剤に混合する方法もまた提供される。本明細書で用いられる用語「医薬的に許容される」とは、正常な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー応答、または他の問題もしくは合併症を伴わずに患者の組織と接触させて使用するのに適しており、合理的な便益/危険比を示し、その意図される使用に有効な化合物、物質、組成物、および/または製剤をいう。
【0072】
医薬製剤は、単位用量あたりの活性成分の所定の量を含む単一製剤で提供されうる。1日につき、体重1キログラムあたり約0.01から約250ミリグラムの間の投与量レベル(「mg/kg」)、好ましくは、1日につき、体重あたり約0.05から約100mg/kgの間の本開示の化合物が、HCV媒介疾患の予防および治療のための単独療法において典型的である。典型的に、本開示の医薬組成物は、1日あたり約1から約5回、あるいは持続注入として投与される。このような投与は、慢性または急性治療として用いられうる。担体物質に混合して単一製剤を生成しうる活性成分の量は、治療される症状、症状の重症度、投与時間、投与経路、用いられる化合物の排泄速度、治療時間、並びに年齢、性別、体重、および患者の状態に依存して変化する。好ましい単位製剤は、本明細書で上記に列挙した、活性成分の1日量またはサブ用量、あるいはそれの適当な画分を含むものである。治療は、化合物の最適用量よりも実質的に少ない用量で始められてもよい。その後は、この条件下の最適効果に達するまで、用量を少しずつ増加させる。一般に、該化合物は、いずれの有害な副作用も引き起こさずに、抗ウイルス的に有効な結果を徐々に与える濃度レベルで、最も望ましく投与される。
【0073】
本開示の組成物が、本開示の化合物および一つまたはそれ以上の別の治療剤または予防剤の組合せを含む場合、該化合物および別の該薬剤の両方は、単独療法において標準的に投与される約10から150%の間の投与量レベル、より好ましくは約10から80%の間の投与量で通常与えられる。
【0074】
医薬製剤は、いずれの適当な経路、例えば経口(例えばバッカルまたは舌下)、直腸、経鼻、局所(例えばバッカル、舌下、または経皮)、腟、または非経口(例えば皮下、皮内、筋肉内、関節内、滑液嚢内、胸骨内、くも膜下腔内、病巣内、静脈内、または皮内注射または皮内注入)経路による投与にも適応されうる。このような製剤は、薬学の技術分野で公知のいずれの方法によっても製造され、例えば活性成分を担体または賦形剤に会合させることによって製造されうる。経口投与または注入による投与が好ましい。
【0075】
経口投与に適応した医薬製剤は、分離した単位、例えばカプセルまたは錠剤;粉末または顆粒;水性または非水液体における溶液または懸濁液;食べられる泡またはホイップ;あるいは水中油型乳濁液または油中水型乳濁液として提供されうる。
【0076】
例えば、錠剤またはカプセルの形で傾向投与するために、活性薬物成分は、経口的な、無毒の医薬的に許容される不活性担体、例えばエタノール、グリセロール、水などと組合せられうる。粉末は、化合物を細かく砕いて適当な微細なサイズにし、同様に細かく砕いた医薬担体、例えば食べられる炭水化物(例えば、デンプンまたはマンニトール)に混合することによって製造される。香料、防腐剤、分散剤、および着色料もまた提供されうる。
【0077】
カプセルは、上記に記載される粉末混合物を製造し、形成されたゼラチンシース(gelatin sheath)を充填することによって製造される。流動促進剤および滑沢剤、例えばコロイドシリカ、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、または固体ポリエチレングリコールを、充填操作の前に粉末混合物に加えてもよい。崩壊剤または可溶化剤、例えば寒天−寒天、炭酸カルシウム、または炭酸ナトリウムもまた、カプセルが摂取される際に、薬剤の有効性を改良するために加えてもよい。
【0078】
さらに、望まれるなら、または必要であれば、適当な結合剤、滑沢剤、崩壊剤、および着色料もまた、該混合物に組み込んでもよい。適当な結合剤には、例えばデンプン、ゼラチン、天然糖(例えばグルコース)またはベータ−乳糖、コーン甘味料、天然および合成ゴム(例えばアカシア、トラガカント)またはアルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコールなどが含まれる。これらの製剤に用いられる滑沢剤には、オレイン酸ナトリウム、塩化ナトリウムなどが含まれる。崩壊剤には、これらに限らないが、デンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト(betonite)、キサンタンゴムなどが含まれる。錠剤は、例えば、粉末混合物を製造し、造粒化またはスラッギング(slugging)し、滑沢剤および崩壊剤を加え、錠剤にプレスすることによって製剤化される。粉末混合物は、適当に細かく砕かれた化合物を、上記に記載された希釈剤または基剤に混合し、適宜、結合剤(例えばカルボキシメチルセルロース)、アルギン酸、ゼラチン、またはポリビニルピロリドン、溶液遅延剤(solution retardant)(例えばパラフィン)、吸収促進剤(例えば四級塩)、および/または、吸収剤(例えばベントナイト(betonite)、カオリン)、またはリン酸二カルシウムに混合することによって製造される。粉末混合物は、結合剤、例えばシロップ、デンプンのり、アラビアゴム粘液(acadia mucilage)、またはセルロース系材料もしくはポリマー材料の溶液でぬらし、ふるいにかけることによって造粒化されうる。もう一つの造粒化として、粉末混合物を錠剤機に通過させてもよく、その結果、顆粒に分解された不完全に形成されたスラグ(slug)となる。顆粒は滑沢されて、ステアリン酸、ステアリン酸塩、タルク、または鉱油の添加によって、錠剤成形型への固着を防ぎうる。滑沢された混合物を次いで錠剤に圧縮する。本開示の化合物はまた、自由流動性不活性担体とも組合せられ、造粒化またはスラッギング(slugging)段階を経ずに、直接的に錠剤に圧縮されうる。シェラックのシーリングコート(sealing coat)、糖またはポリマー物質のコーティング、並びにワックスの光沢コーティングからなる透明または不透明の保護コーティングが与えられうる。染料がこれらのコーティングに加えられて、異なった単位製剤を区別しうる。
【0079】
投与量に化合物の所定の量が含まれるように、単位製剤で経口の液体、例えば溶液、シロップ、およびエリキシル剤が製造されうる。シロップは、適当な香りがする水溶液に化合物を溶解することによって製造され、一方、エリキシル剤は、無毒のベヒクルの使用を通して製造される。可溶化剤および乳化剤(例えばエトキシ化イソステアリルアルコールおよびポリオキシエチレンソルビトールエーテル)、防腐剤、香料添加物、例えばペパーミント油または天然甘味料、あるいはサッカリンまたは他の人工甘味料などもまた加えられうる。
【0080】
必要に応じて、経口投与のための単位製剤がマイクロカプセル化されうる。製剤はまた、例えばコーティングするか、またはポリマー、ワックスなどに特定の物質を固定することによっても製造されて、該放出を延長または持続しうる。
【0081】
式(I)の化合物、およびその医薬的に許容される塩はまた、リポソーム送達システム、例えば小さな単層リポソーム、大きな単層リポソーム、および多層リポソームの形でも投与されうる。リポソームは、様々なリン脂質、例えばコレステロール、ステアリルアミン、またはホスファチジルコリンから形成されうる。
【0082】
式(I)の化合物、およびその医薬的に許容される塩はまた、化合物分子が結合される個々の担体として、モノクローナル抗体の使用によっても送達されうる。該化合物はまた、ターゲット可能な(targetable)薬物担体として、可溶性ポリマーにも結合されうる。このようなポリマーには、ポリビニルピロリドン、ピラン共重合体、ポリヒドロキシプロピルメタクリルアミドフェノール、ポリヒドロキシエチルアスパルト(aspart)アミドフェノール、またはパリトイル残基(palitoyl residue)で置換されたポリエチレンオキシドポリリシンが含まれうる。さらに、該化合物は、薬物の制御放出を成し遂げるのに有益な型の生分解性ポリマー、例えば、ポリ乳酸、ポリイプシロンカプロラクトン(polepsilon caprolactone)、ポリヒドロキシ酪酸、ポリオルトエステル、ポリアセタール、ポリジヒドロピラン、ポリシアノアクリレート、およびヒドロゲルの架橋もしくは両親媒性ブロック共重合体に結合されうる。
【0083】
経皮投与に適応した医薬製剤は、長期間、受け手の表皮に密接に接触したままであることが意図される分離パッチ(discrete patch)として提供されうる。例えば、活性成分はPharmaceutical Research 1986, 3(6), 318に概略が記載されているイオン泳動によってパッチから送達されうる。
【0084】
局所投与に適応した医薬製剤は、軟膏、クリーム、懸濁液、ローション、粉末、溶液、ペースト、ゲル、スプレー、エアゾール、またはオイルとして製剤化されうる。
直腸投与に適応した医薬製剤は、坐薬または浣腸として提供されうる。
【0085】
担体が固体である経鼻投与に適応した医薬製剤には、例えば20から500ミクロンの範囲の粒子サイズを有するコースパウダー(course powder)が含まれ、それは鼻から吸う方法、すなわち、粉末を詰めた容器から鼻まで鼻腔を通して急激に吸入することによって投与される。経鼻スプレーまたは点鼻薬として投与するための、担体が液体である適当な製剤には、活性成分の水溶液または油溶液が含まれる。
【0086】
吸入による投与に適応した医薬製剤には、微細な粒子の塵または霧が含まれ、それは様々な型の定量加圧エアゾール、噴霧器、または吸入器によって生成されうる。
腟投与に適応した医薬製剤は、ペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、泡、またはスプレー製剤として提供されうる。
【0087】
非経口投与に適応した医薬製剤には水性および非水性無菌注射液が含まれ、それには該製剤を対象とする患者の血液に等張にする抗酸化剤、緩衝剤、静菌剤、および溶質(soute)が含まれうる。製剤は、単位用量または複数用量の容器、例えば密封されたアンプルおよびバイアルで提供され、例えば使用直前に注射用水のような無菌液体担体の添加だけを必要とする凍結乾燥(lyophilised)条件において保管されうる。即座の注射液および懸濁液は、無菌粉末、顆粒、および錠剤から製造されうる。
【0088】
特に上記に言及された成分に加えて、製剤には、問題となっている製剤の型を考慮した当該技術分野で慣行の他の薬剤、例えば経口投与に適したもの(例えば、香料)が含まれうることは理解されるべきである。
用語「患者」には、ヒトおよび他の哺乳類の両方が含まれる。
【0089】
用語「治療(処置)」とは:
(i)疾患、障害、および/または症状の素因を持ちうるが、まだそれを有しているとは診断されていない患者において、その疾患、障害または症状が発生するのを防止すること;
(ii)疾患、障害、または症状の阻害、すなわち、その進行の抑止;並びに
(iii)疾患、障害、または症状の軽減、すなわち、疾患、障害、および/または症状の後退を引き起こすことをいう。
【0090】
本開示の化合物はまた、サイクロスポリン、例えば、サイクロスポリンAとともに投与されてもよい。サイクロスポリンAがHCVに対して活性を有することが臨床試験で示されている(Hepatology 2003, 38, 1282; Biochem. Biophys. Res. Commun. 2004, 313, 42; J. Gastroenterol. 2003, 38, 567)。
【0091】
以下の表1は、本開示の化合物とともに投与されうる化合物のいくつかの実例を記載する。本開示の化合物は、併用療法において、一緒にもしくは別々に、または該化合物を結合して組成物にすることによって、他の抗HCV活性化合物とともに投与されうる。
【表1-1】
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【表1-2】
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【表1-3】
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【表1-4】
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【表1-5】
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【表1-6】
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【表1-7】
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【0092】
本開示の化合物はまた、実験用試薬として用いられてもよい。化合物は、HCV疾患の機構の知識をさらに高めるためのウイルス複製アッセイのデザイン、動物アッセイ系の検証および構造生物学の研究のための研究手段を提供するのに役立ちうる。さらに、本開示の化合物は、例えば、競合的阻害によって、他の抗ウイルス性化合物の結合部位を確立または決定するのに有用である。
【0093】
本開示の化合物はまた、物質のウイルス汚染の治療または予防に用いられてもよく、それゆえ、例えば、血液、組織、手術用の機器および衣服、実験室用の機器および衣服、並びに採血または輸血の器具および材料のような物質に接触するようになる検査技師もしくは医療従事者または患者のウイルス感染の危険性を低下させる。
【0094】
本開示は、合成プロセスによって製造される場合に、または代謝プロセス、例えば人体もしくは動物体(インビボ)で生じるプロセスまたはインビトロで生じるプロセスによって製造される場合に、式(I)を有する化合物を含むものと意図される。
【0095】
本願に用いられる略語、例えば、特に以下の反応式および実施例中のものは、当業者に周知である。用いられるいくつかの略語は以下の通りである:
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム ヘキサフルオロリン酸塩;
BocまたはBOC:tert−ブトキシカルボニル;
NBS:N−ブロモコハク酸イミド;
tBuまたはt−Bu:tert−ブチル;
SEM:−(トリメチルシリル)エトキシメチル;
DMSO:ジメチルスルホキシド;
MeOH:メタノール;
TFA:トリフルオロ酢酸;
RT:室温または保持時間(文脈によって決まる);
t
R:保持時間;
EDCI:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩;
DMAP:4−ジメチルアミノピリジン;
THF:テトラヒドロフラン;
DBU:1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン;
t−Bu;
DEA:ジエチルアミン;
HMDS:ヘキサメチルジシルアジド;
DMF:N,N−ジメチルホルムアミド;
Bzl:ベンジル;
EtOH:エタノール;
iPrOHまたはi−PrOH:イソプロパノール;
Me
2S:ジメチルスルフィド;
Et
3NまたはTEA:トリエチルアミン;
Ph:フェニル;
OAc:アセテート;
EtOAc:酢酸エチル;
dppf:1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン;
iPr
2EtNまたはDIPEA:ジイソプロピルエチルアミン;
Cbz:カルボベンジルオキシ;
n−BuLi:n−ブチルリチウム;
ACN:アセトニトリル;
hまたはhr:時間;
mまたはmin:分;
s:秒;
LiHMDS:ヘキサメチルジシルアジ化リチウム;
DIBAL:水素化ジイソブチルアルミニウム;
TBDMSCl:塩化tert−ブチルジメチルシリル;
Me:メチル;
ca.:約;
OAc:アセテート;
iPr:イソプロピル;
Et:エチル;
Bn:ベンジル;並びに
HOAT:1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール。
【0096】
本願に用いられる略語、例えば、特に以下の反応式および実施例中のものは、当業者に周知である。用いられるいくつかの略語は以下の通りである:
【0097】
本開示の化合物および工程は、本開示の化合物が製造されうる方法を説明する以下の合成反応式に関連させてよりよく理解される。出発物質は、商業的供給源から得てもよく、または当業者に知られている十分確立された文献の方法によって製造されてもよい。上記で定義した化合物は、以下に示される合成における適当な反応物および薬剤を置換することによって合成されてもよいことは、当業者に容易に理解される。選択的保護および脱保護の工程、並びに該工程自身の順序が、以下の合成をうまく完了させるための可変記号の性質に依存して、様々な順序で実行されうることもまた、当業者に容易に理解される。以下で特に断りがなければ、可変記号は上記に定義されたものである。
【0098】
反応式1:対称または非対称ビフェニル
標準的な鈴木−宮浦カップリング条件を用いて、ハロゲン化アリール1およびボロン酸エステル2をカップリングさせて、ビアリール3を得てもよい(Angew Chem. Int. Ed. Engl 2001, 40, 4544)。化合物2のボロン酸類縁体を該エステルの代わりに用いてもよいことは留意されるべきである。ピロリジン部分のモノ脱保護は、R
12およびR
13が異なる場合に遂行されうる。R
12=ベンジルである場合、R
13=t−ブチルを水素化分解条件(hydrogenolytic condition)で処理することによって、化合物4が得られる。例えば、炭酸カリウムのような塩基の存在下でPd/C触媒を用いてもよい。化合物4のアシル化は、標準的なアシル化条件下で遂行されうる。これに関して、アミン塩基(例えばヒューニッヒ塩基)と併用したカップリング試薬(例えばHATU)が用いられうる。あるいは、化合物4を、イソシアネートまたは塩化カルバモイルと反応させて、式5(式中、R
9はアミンである)の化合物を得てもよい。HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸で処理することによって、化合物5のさらなる脱保護が遂行されうる。化合物4を化合物5に変換するのに用いられる条件に類似する標準的な条件を用いて、化合物6から化合物7を製造してもよい。R
12=R
13=t−Buである別の態様において、HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸で化合物3を処理することによって、化合物8への直接変換を遂行してもよい。化合物8の化合物7への変換は、化合物4から化合物5、または化合物6から化合物7を製造するのに用いられる方法に類似する方法で遂行される。しかしながら、この例において、化合物7におけるキャップは同一である。
【化6】
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【0099】
反応式2:非対称的にキャップしたビフェニル
化合物6(反応式1より)の化合物10への変換は、アミン塩基(例えばヒューニッヒ塩基)とともに標準的なアミドカップリング条件(例えばHATU)を用いて行ってもよい。HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸を用いて脱保護を遂行して、化合物11を得てもよい。次いで、それぞれ酸塩化物、イソシアネートもしくは塩化カルバモイル、またはクロロホルメートを用いて、化合物11を化合物12、13、または14に変換してもよい。
【化7】
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【0100】
反応式3:対称的なキャップ合成ビフェニル
化合物15(化合物15=化合物7(反応式1)、式中、各R
9は−CH(NHBoc)R
18である)は、HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸で処理することによって、化合物16に変換されうる。化合物17、18、および19は、それぞれ適当なクロロホルメート、イソシアネートもしくは塩化カルバモイル、または酸塩化物で化合物16を処理することによって、化合物16から製造されうる。
【化8】
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【0101】
反応式4:対称的なビフェニル
対称的なビフェニル類縁体(式7の化合物、ここで、分子の半分は双方等しい)は、ブロモケトン20から出発して合成されうる。アジド、フタルイミドまたは好ましくはナトリウムジホルミルアミドのような求核剤を用いた置換によるアミノ化(Yinglin and Hongwen, Synthesis 1990, 122)を行い、続いて脱保護によって、化合物21を得る。標準的なアミノ化条件、例えば適当に保護したアミノ酸と併用したHATUおよびヒューニッヒ塩基の下での縮合によって、化合物22を得る。熱的またはマイクロ波条件下での酢酸アンモニウムによる加熱によって、化合物3の形成がもたらされ、それを、HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸を用いて(R
12=R
13=t−Bu)、または水素ガスによる水素化分解およびPd/Cのような遷移金属触媒により(R
12=R
13=ベンジル)脱保護してもよい。化合物21の化合物22への変換に類似する方法で、カルボン酸(R
9CO
2H)を用いてアシル化を行ってもよい。適当なイソシアネート(R
9=R
24R
25N;R
25=H)、または塩化カルバモイル(R
9=R
24R
25N;R
25は水素以外である)で処理することによって、尿素形成を遂行してもよい。
【化9】
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【0102】
反応式5:出発物質25および2
反応式5によって、反応式1〜4に描かれる合成手順に必要ないくつかの出発物質の製造が記載される。重要な中間体25(反応式1における化合物1に類似)は、熱的またはマイクロ波条件下で酢酸アンモニウムとともに加熱することで、ケト−アミド24またはケト−エステル27から製造される。ケト−アミド24は、標準的なアミド形成条件下で、適当な環状または非環状アミノ酸を用いた縮合により、化合物23から製造されうる。臭化物26は、アジド、フタルイミドまたはナトリウムジホルミルアミドのような求核剤で処理し(Synthesis 1990, 122)、続いて脱保護を行うことによって、化合物23を生じうる。臭化物26はまた、炭酸カリウムまたは炭酸水素ナトリウムのような塩基の存在下で、適当な環状または非環状N保護アミノ酸と反応させることによって、化合物27にも変換されうる。ブロモニウムイオン源、例えば臭素、NBS、またはCBr
4で化合物28を臭素化することによって、化合物26の形成がもたらされる。臭化物25は、Journal of Organic Chemistry 1995, 60, 7508に記載された方法、またはその変形に従って、パラジウム触媒下、ビス−ピナコラトジボロン(bis-pinacalotodiboron)で処理することによって、ボロン酸エステル2に変換されうる。
【化10】
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【0103】
反応式6:出発物質31a
別の態様において、化合物31aのような出発物質(反応式5における化合物25および反応式1における化合物1に類似)は、鈴木型カップリング条件下で、ブロモイミダゾール誘導体31を、標準的な方法によって製造されるか(例えば、Organic Letters 2006, 8, 305およびその中の引用文献を参照せよ)または商業的供給者から購入されてもよい様々なクロロ置換アリールボロン酸と反応させることによって製造されうる。ブロモイミダゾール31は、ブロモニウムイオン源、例えば臭素、CBr
4、またはN−ブロモコハク酸イミドでイミダゾール30を臭素化することによって得てもよい。イミダゾール30は、水酸化アンモニウムのメタノール溶液中でグリオキサールと反応させることによって適当に置換されたN保護アミノ酸から製造されうる。
【化11】
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【0104】
反応式7:ヘテロアリール
本開示のさらに別の態様において、ハロゲン化アリール32は、鈴木−宮浦パラジウム触媒の条件下でカップリングして、ヘテロアリール誘導体34を形成しうる。化合物34は、水素およびパラジウム炭素のような遷移金属触媒を用いた水素化分解条件で処理することによって、化合物35に合成されうる(R
13=ベンジル)。化合物35のアシル化は、トリエチルアミンのような塩基の存在下で適当な酸塩化物(R
9COCl)を用いて、HATUのような標準的なカップリング試薬の存在下で適当に置換したカルボン酸(R
9CO
2H)を用いて、またはイソシアネート(R
27NCO、式中、R
9=R
27R
28N−;R
28=H)もしくは塩化カルバモイル(R
27R
28NCOCl、式中、R
9=R
27R
28N−)を用いて遂行されうる。化合物37は、HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸で処理することによって、化合物36(R
12=t−Bu)から製造されうる。化合物37で生じたアミンをアシル化して化合物38を得ることは、化合物35の化合物36への変換と同様に遂行されうる。R
12=R
13である場合、化合物34は、HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸で処理することによって(R
12=R
13=t−Bu)、または水素およびパラジウム炭素のような遷移金属触媒による水素化分解の条件を用いることによって(R
12=R
13=ベンジル)、化合物39に直接変換されうる。化合物39のアシル化は、化合物35の化合物36への変換について記載される方法に類似する方法で遂行されうる。
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
【0105】
反応式8
ヘテロアリール塩化物29は、高温で、テトラキス(ジメチルアミノ)エチレンの存在下、パラジウム源、例えばジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウムで処理することによって、対称的な類縁体40に変換されうる。化合物40に見られるSEMエーテルおよびBocカルバメートの除去は、HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸で処理して化合物41を得ることによって、1段階で遂行されうる。化合物42への変換は、反応式7における化合物38の化合物39への変換に用いられる条件に類似する方法で遂行されうる。
【化13】
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【0106】
反応式9:対称的なキャップ置換ヘテロアリール
化合物43(化合物42に類似、式中、R
23=−CH(NHBoc)R
24)は、反応式3に記載される方法に類似する方法で、化合物45、46、および47に合成されうる。R
20=アルコキシメチルである場合(すなわち;SEM)、除去は、HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸を用いて、Bocカルバメートの除去と同時に遂行されうる(参照;化合物43から化合物44)。
【化14】
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【0107】
反応式10:出発物質29
臭化ヘテロアリール54を、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)のようなパラジウム源の存在下、トリブチル(1−エトキシビニル)スズのようなビニルスタンナン(vinyl stannane)と反応させて化合物55を得て、その後、それをN−ブロモコハク酸イミド、CBr
4、または臭素のようなブロモニウムイオン源で処理することによって、ブロモケトン51に変換してもよい。あるいは、臭化ケト置換ヘテロアリール53を、臭素、CBr
4、またはN−ブロモコハク酸イミドのようなブロモニウムイオン源で処理することによって、化合物51に直接変換してもよい。臭化物51は、アジ化ナトリウム、カリウムフタルイミドまたはナトリウムジホルミルアミドを加え、続いて脱保護することによって、アミノケトン48に変換されうる(Synthesis 1990 122)。次いで、アミノケトン48を、標準的なアミド形成条件下(すなわち;ヒューニッヒ塩基のような穏和な塩基の存在下での、HATUのようなカップリング試薬)、適当に置換したアミノ酸とカップリングさせて、化合物49を得てもよい。次いで、化合物49は、熱的またはマイクロ波条件下、酢酸アンモニウムと反応させることによって、イミダゾール50にさらに変換されうる。あるいは、化合物51を、炭酸水素ナトリウムまたは炭酸カリウムのような塩基の存在下、適当に置換したアミノ酸と直接反応させて化合物52を得て、それを同様に、熱的またはマイクロ波条件下で酢酸アンモニウムと反応させて、化合物50を得てもよい。イミダゾール50を、最初に水素化ナトリウムのような強塩基で脱プロトン化した後、適当なハロゲン化アルコキシメチル、例えば2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリドで処理することによって、アルコキシルメチル基で保護してもよい。
【化15】
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【0108】
反応式11:置換フェニルグリシン誘導体
置換フェニルグリシン誘導体は、以下に示す多数の方法で製造されうる。フェニルグリシンt−ブチルエステルは、適当なアルデヒドおよび還元剤(例えばシアノ水素化ホウ素ナトリウムの酸性溶液)で還元的にアルキル化されうる(経路A)。t−ブチルエステルの加水分解は、HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸で遂行されうる。あるいは、フェニルグリシンは、ハロゲン化アルキル(例えばヨウ化エチル)および塩基(例えば炭酸水素ナトリウムもしくは炭酸カリウム)でアルキル化されうる(経路B)。経路Cによって、経路Aと同様にフェニルグリシンの還元的アルキル化を行い、続いて還元剤および酸の存在下で代わりのアルデヒド(例えばホルムアルデヒド)で第2の還元的アルキル化を行うことが説明されている。経路Dによって、対応のマンデル酸類縁体による置換フェニルグリシンの合成が説明されている。二級アルコールを、有効な(competent)脱離基に変換することは、塩化p−トルエンスルホニルを用いて遂行されうる。トシレート基を適当なアミンで置換し、続いてベンジルエステルを還元的に除去することによって、置換フェニルグリシン誘導体が提供されうる。経路Eにおいて、ラセミ体の置換フェニルグリシン誘導体は、鏡像異性的に純粋なキラル補助剤、例えば、これらに限らないが、(+)−1−フェニルエタノール、(−)−1−フェニルエタノール、エヴァンス(Evan's)のオキサゾリジノン、または鏡像異性的に純粋なパントラクトンを用いたエステル化によって分割される。ジアステレオマーの分離は、クロマトグラフィ(シリカゲル、HPLC、結晶化など)に続いて、キラル補助基を除去して、鏡像異性的に純粋なフェニルグリシン誘導体を得ることによって遂行される。経路Hによって、経路Eと交わる合成手順が説明され、その中で、上記のキラル補助剤はアミン付加の前に導入される。あるいは、アリール酢酸のエステルは、ブロモニウムイオン源、例えば臭素、N−ブロモコハク酸イミド、またはCBr
4を用いて臭素化されうる。生じた臭化ベンジルは、三級アミン塩基、例えばトリエチルアミンまたはヒューニッヒ塩基の存在下で、様々なモノもしくはジ置換アミンで置換されうる。低温での水酸化リチウムまたは高温での6N HClで処理することでメチルエステルを加水分解することによって、該置換フェニルグリシン誘導体が提供される。別の方法は、経路Gに示される。グリシン類縁体は、パラジウム(0)源(例えばパラジウムビス(トリブチルホスフィン))および塩基(例えばリン酸カリウム)の存在下で、様々なハロゲン化アリールを用いて誘導体化されうる。次いで、生じたエステルを塩基または酸で処理することによって加水分解してもよい。フェニルグリシン誘導体を製造する他の周知の方法が当該技術分野で存在しており、それを修正して、本明細書における目的の化合物を得てもよいことは理解されるべきである。最終のフェニルグリシン誘導体が、プレパラティブHPLCにより、98%eeを超える鏡像異性的純度に精製されうることもまた理解されるべきである。
【化16】
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【0109】
反応式12:アシル化アミノ酸誘導体
本開示の別の態様において、アシル化フェニルグリシン誘導体が以下に説明されるように製造されうる。容易に除去されるエステルとしてカルボン酸が保護されるフェニルグリシン誘導体は、トリエチルアミンのような塩基の存在下、酸塩化物を用いてアシル化されて、対応のアミドを提供しうる(経路A)。経路Bによって、出発のフェニルグリシン誘導体の適当なクロロホルメートによるアシル化が説明され、一方、経路Cによって、適当なイソシアネートまたは塩化カルバモイルとの反応が示される。経路A〜Cに示される3つの中間体の各々は、当業者に知られている方法(すなわち;HClまたはトリフルオロ酢酸のような強酸でt−ブチルエステルを処理すること)によって脱保護されうる。
【化17】
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【0110】
反応式13
アミノ置換フェニル酢酸は、過剰のアミンでクロロメチルフェニル酢酸を処理することによって製造されうる。
【化18】
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【0111】
(化合物分析条件)
純度評価および低分解能質量分析を、Waters Micromass ZQ MS systemを備えた島津LCシステムで実施した。装置間で保持時間がわずかに異なりうることに注意すべきである。保持時間(RT)の決定に用いられたLC条件は以下であった:
条件1
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2分
停止時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10%H
2O
条件2
カラム = Phenomenex-Luna 4.6X50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2分
停止時間 = 3分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10%H
2O
条件3
カラム = HPLC XTERRA C18 3.0 x 50mm S7
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3分
停止時間 = 4分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10% H
2O
条件M1
カラム: Luna 4.6X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3分
停止時間 = 4分
流速 = 4 mL/分
溶媒A: = 95% H
2O: 5% CH
3CN, 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B: = 5% H
2O : 95% CH
3CN; 10 mm 酢酸アンモニウム
【0112】
(共通Capの合成)
Cap-1
【化19】
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10% Pd/C(2.0g)/メタノール(10 mL)の懸濁液を、(R)-2-フェニルグリシン(10g, 66.2 mmol)、ホルムアルデヒド(33 mLの37重量%/水)、1N HCl(30 mL)およびメタノール(30 mL)の混合物に添加し、3時間、H
2(60 psi)処理した。該反応混合物を、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、該濾過物を減圧濃縮した。得られた粗物質をイソプロパノールから再結晶化して、Cap-1のHCl塩を白色の針状結晶体として得た(4.0 g)。旋光度: -117.1° [c = 9.95 mg/mL/H
2O; λ = 589 nm].
1H NMR (DMSO-d6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): δ 7.43-7.34 (m, 5H), 4.14 (s, 1H), 2.43 (s, 6H); LC (条件1): RT = 0.25; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
10H
14NO
2 180.10; 実測値: 180.17; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
10H
14NO
2 180.1025; 実測値: 180.1017.
【0113】
Cap-2
【化20】
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NaBH
3CN(6.22g, 94 mmol)を、(R)-2-フェニルグリシン(6.02 g, 39.8 mmol)およびMeOH(100 mL)の冷却した(氷/水)混合物に数分かけて少しずつ添加し、5分間撹拌した。アセトアルデヒド(10 mL)を10分かけて滴下添加し、同様の冷却した温度で45分、周囲温度で〜6.5時間、撹拌し続けた。該反応混合物を氷水槽で冷却し直し、水(3 mL)で処理した後、混合物のpHが〜1.5−2.0になるまで〜45分かけて、濃HClの滴下添加によりクエンチした。冷却層を除去し、混合物のpHをおよそ1.5−2.0に維持するように濃HClを添加しながら撹拌し続けた。該反応混合物を終夜撹拌し、濾過して白色懸濁液を除去し、該濾過物を減圧濃縮した。該粗物質をエタノールから再結晶化、Cap-2のHCl塩を、光沢のある白色固形物として、2つの生成物(生成物1: 4.16 g; 生成物2: 2.19 g)で得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 10.44 (1.00, br s, 1H), 7.66 (m, 2H), 7.51 (m, 3H), 5.30 (s, 1H), 3.15 (br m, 2H), 2.98 (br m, 2H), 1.20 (app br s, 6H). 生成物1: [α]
25 -102.21° (c = 0.357, H
2O); 生成物2: [α]
25 -99.7° (c = 0.357, H
2O). LC (条件1): RT = 0.43分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
18NO
2: 208.13; 実測値: 208.26
【0114】
Cap-3
【化21】
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アセトアルデヒド(5.0 mL, 89.1 mmol)および10%Pd/C(720 mg)/メタノール/H
2O(4mL/1 mL)の懸濁液を、(R)-2-フェニルグリシン(3.096g, 20.48 mmol)、1N HCl(30 mL)およびメタノール(40 mL)の冷却した(〜15 ℃)混合物に連続的に添加した。冷却層を除去し、該反応混合物をH
2のバルーン下で17時間撹拌した。さらなるアセトアルデヒド (10 mL, 178.2 mmol)を添加し、H
2雰囲気下で24時間撹拌し続けた[備考: H
2の供給は、反応を通して必要に応じて補充した]。該反応混合物を、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、該濾過物を減圧濃縮した。得られた粗物質をイソプロパノールから再結晶化し、(R)-2-(エチルアミノ)-2-フェニル酢酸のHCl塩を光沢のある白色固形物として得た(2.846g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 14.15 (br s, 1H), 9.55 (br s, 2H), 7.55-7.48 (m, 5H), 2.88 (br m, 1H), 2.73 (br m, 1H), 1.20 (app t, J = 7.2, 3H). LC (条件1): RT = 0.39分; >95 % 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
10H
14NO
2: 180.10; 実測値: 180.18.
【0115】
10% Pd/C(536 mg)/メタノール/H
2O(3 mL/1 mL)の懸濁液を、(R)-2-(エチルアミノ)-2-フェニル酢酸/HCl (1.492g, 6.918 mmol)、ホルムアルデヒド(20 mLの37重量%/水)、1N HCl(20 mL)およびメタノール(23 mL)の混合物に添加した。該反応混合物をH
2のバルーン下で〜72時間撹拌し、ここでH
2供給は必要に応じて補充した。該反応混合物を珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、該濾過物を減圧濃縮した。得られた粗物質をイソプロパノール(50 mL)から再結晶化して、Cap-3のHCl塩を白色固形物として得た(985 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 10.48 (br s, 1H), 7.59-7.51 (m, 5H), 5.26 (s, 1H), 3.08 (app br s, 2H), 2.65 (br s, 3H), 1.24 (br m, 3H). LC (条件1): RT = 0.39分; >95 % 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
11H
16NO
2: 194.12; 実測値: 194.18; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
11H
16NO
2: 194.1180; 実測値: 194.1181.
【0116】
Cap-4
【化22】
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ClCO
2Me(3.2 mL, 41.4 mmol)を、(R)-tert-ブチル2-アミノ-2-フェニルアセテート/HCl(9.877 g, 40.52 mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(14.2 mL, 81.52 mmol)の冷却した(氷/水)THF(410 mL)半溶液に6分かけて滴下添加し、同様の温度で5.5時間撹拌した。該揮発性成分を減圧除去し、該残留物を水(100 mL)と酢酸エチル(200 mL)の間で分液処理した。該有機層を1N HCl(25 mL)および飽和NaHCO
3溶液(30 mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた無色油状物をヘキサンからトリチュレートし、濾過し、ヘキサン(100 mL)で洗浄して、(R)-tert-ブチル2-(メトキシカルボニルアミノ)-2-フェニルアセテートを白色固形物として得た(7.7 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 7.98 (d, J = 8.0, 1H), 7.37-7.29 (m, 5H), 5.09 (d, J = 8, 1H), 3.56 (s, 3H), 1.33 (s, 9H). LC (条件1): RT = 1.53分; 〜90% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
14H
19NNaO
4: 288.12; 実測値: 288.15.
【0117】
TFA(16 mL)を、冷却した(氷/水)上記生成物のCH
2Cl
2(160 mL)溶液に7分かけて滴下添加し、冷却槽を除去し、該反応混合物を20時間撹拌した。脱保護がまだ完了していなかったため、さらなるTFA(1.0 mL)を添加して、さらに2時間撹拌を続けた。該揮発性成分を減圧除去し、得られた油状残留物をジエチルエーテル(15 mL)およびヘキサン(12 mL)で処理して、 沈殿物を得た。該沈殿物を濾過し、ジエチルエーテル/ヘキサン(〜1:3比率; 30 mL)で洗浄し、真空乾燥させてCap-4を 綿毛状の白色固形物として得た(5.57 g)。旋光度: -176.9° [c = 3.7 mg/mL/H
2O; λ = 589 nm].
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.84 (br s, 1H), 7.96 (d, J = 8.3, 1H), 7.41-7.29 (m, 5H), 5.14 (d, J = 8.3, 1H), 3.55 (s, 3H). LC (条件1): RT = 1.01分; >95 % 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
10H
12NO
4 210.08; 実測値: 210.17; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
10H
12NO
4 210.0766; 実測値: 210.0756.
【0118】
Cap-5
【化23】
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(R)- 2-フェニルグリシン(1.0 g, 6.62 mmol), 1,4-ジブロモブタン(1.57 g, 7.27 mmol)およびNa
2CO
3(2.10 g, 19.8 mmol)/エタノール(40 mL)の混合物を、100℃で21時間加熱した。 該反応混合物を室温に冷却して濾過し、該濾過物を減圧濃縮した。該残留物をエタノールに溶解し、1N HClでpH 3−4まで酸性化し、該揮発性成分を減圧除去した。得られた粗物質を逆相HPLC(水/メタノール/TFA)で精製して、Cap-5のTFA塩を、半粘稠な白色泡状物質として得た(1.0 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 10.68 (br s, 1H), 7.51 (m, 5H), 5.23 (s, 1H), 3.34 (app br s, 2H), 3.05 (app br s, 2H), 1.95 (app br s, 4H); RT = 0.30分(条件1); >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
16NO
2: 206.12; 実測値: 206.25.
【0119】
Cap-6
【化24】
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Cap-6のTFA塩を、Cap-5の製造方法を用いることにより、(R)-2-フェニルグリシンおよび1-ブロモ-2-(2-ブロモエトキシ)エタンから合成した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 12.20 (br s, 1H), 7.50 (m, 5H), 4.92 (s, 1H), 3.78 (app br s, 4H), 3.08 (app br s, 2H), 2.81 (app br s, 2H); RT = 0.32分(条件1); >98%; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
16NO
3: 222.11; 実測値: 222.20; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
16NO
3: 222.1130; 実測値: 222.1121.
【0120】
Cap-7
【化25】
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p-トルエンスルホニルクロリド(8.65 g, 45.4 mmol)のCH
2Cl
2(200 mL)溶液を、(S)-ベンジル2-ヒドロキシ-2-フェニルアセテート(10.0 g, 41.3 mmol)、トリエチルアミン(5.75 mL, 41.3 mmol)および4-ジメチルアミノピリジン(0.504 g, 4.13 mmol)の冷却した(-5 ℃)CH
2Cl
2(200 mL)溶液に、温度を-5℃から0℃に維持しながら滴下添加した。該反応物を0℃で9時間撹拌し、次いで、冷凍庫(-25℃)に14時間保管した。周囲温度にまで解凍し、水(200 mL)、1N HCl(100 mL)および食塩水(100 mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)て濾過し、減圧濃縮して、ベンジル2-フェニル-2-(トシルオキシ)アセテートを粘稠な油状物として得、放置して凝固させた(16.5 g)。生成物のキラル保全は確認せず、さらなる精製は行わずに生成物を次のステップに用いた。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 7.78 (d, J = 8.6, 2H), 7.43-7.29 (m, 10H), 7.20 (m, 2H), 6.12 (s, 1H), 5.16 (d, J = 12.5, 1H), 5.10 (d, J = 12.5, 1H), 2.39 (s, 3H). RT = 3.00 (条件3); >90% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
22H
20NaO
5S: 419.09; 実測値: 419.04.
【0121】
ベンジル2-フェニル-2-(トシルオキシ)アセテート(6.0 g, 15.1 mmol)、1-メチルピペラジン(3.36 mL, 30.3 mmol)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(13.2 mL, 75.8 mmol)のTHF(75 mL)溶液を65℃で7時間加熱した。該反応物を周囲温度に冷却し、該揮発性成分を減圧除去した。該残留物を酢酸エチルと水の間で分液処理し、該有機層を水および食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)て濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル, 酢酸エチル)で精製して、ベンジル2-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-フェニルアセテートを、オレンジがかった茶色の粘稠な油状物として得た(4.56 g)。キラルHPLC分析(Chiralcel OD-H)により、該試料は38.2〜58.7の比率のエナンチオマーの混合物であることが示唆された。エナンチオマーの分離は以下のようになされた:該生成物を120 mLのエタノール/ヘプタン(1:1)に溶解し、キラルHPLCカラム(Chiracel OJ, 5 cm ID x 50 cm L, 20 μm) に注入(5 mL/注入)し、85:15 ヘプタン/エタノールにより75 mL/分で溶離し、220 nmで測定した。エナンチオマー1 (1.474 g )およびエナンチオマー2 (2.2149 g) を、粘稠な油状物として回収した。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.26, 500 MHz) 7.44-7.40 (m, 2H), 7.33-7.24 (m, 6H), 7.21-7.16 (m, 2H), 5.13 (d, J = 12.5, 1H), 5.08 (d, J = 12.5, 1H), 4.02 (s, 1H), 2.65-2.38 (app br s, 8H), 2.25 (s, 3H). RT = 2.10 (条件3); >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
20H
25N
2O
2: 325.19; 実測値: 325.20.
【0122】
ベンジル2-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-フェニルアセテート(1.0 g, 3.1 mmol)のどちらかのエナンチオマーのメタノール(10 mL)溶液を、10% Pd/C(120 mg)/メタノール(5.0 mL)懸濁液に添加した。該反応混合物を、注意深い観察の下、<50分間、水素バルーン処理した。反応の完了後すぐに、触媒を、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、該濾過物を減圧濃縮して、黄褐色の泡状物質として、フェニル酢酸が混じったCap-7を得た(867.6 mg; 質量は上記の理論的収量である)。該生成物を、さらなる精製は行わずに次のステップに用いた。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 7.44-7.37 (m, 2H), 7.37-7.24 (m, 3H), 3.92 (s, 1H), 2.63-2.48 (app. bs, 2H), 2.48-2.32 (m, 6H), 2.19 (s, 3H); RT = 0.31 (条件2); >90% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
13H
19N
2O
2: 235.14; 実測値: 235.15; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
13H
19N
2O
2: 235.1447; 実測値: 235.1440.
【0123】
以下に記載のように、SN
2置換ステップに適当なアミン(すなわち、Cap-8に4-ヒドロキシピペリジン、およびCap-9 に(S)-3-フルオロピロリジン)を用いることにより、および各々の立体異性中間体の分離の改良条件を用いることにより、Cap-7の合成に従って、Cap-8およびCap-9の合成を行った。
【0124】
Cap-8
【化26】
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中間体ベンジル2-(4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)-2-フェニル アセテートのエナンチオマー分離を、以下の条件を用いて行った: 該化合物(500 mg)をエタノール/ヘプタン(5 mL/45 mL)に溶解した。得られた溶液を、キラルHPLCカラム(Chiracel OJ, 2 cm ID x 25 cm L, 10 μm)に注入(5 mL/注入)し、80:20 ヘプタン/エタノールにより10 mL/分で溶離し、220 nmで測定して、186.3 mgのエナンチオマー1および209.1 mgのエナンチオマー2を、淡黄色の粘稠な油状として得た。これらのベンジルエステルを、Cap-7の製造に従って水素化分解してCap-8を得た:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) 7.40 (d, J = 7, 2H), 7.28-7.20 (m, 3H), 3.78 (s 1H), 3.46 (m, 1H), 2.93 (m, 1H), 2.62 (m, 1H), 2.20 (m, 2H), 1.70 (m, 2H), 1.42 (m, 2H). RT = 0.28 (条件2); >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
13H
18NO
3: 236.13; 実測値: 236.07; HRMS: 計算値 [M+H]
+ C
13H
18NO
3: 236.1287; 実測値: 236.1283。
【0125】
Cap-9
【化27】
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中間体ベンジル2-((S)-3-フルオロピロリジン-1-イル)-2-フェニルアセテートのジアステレオマー分離を、以下の条件を用いて行った:該エステル(220 mg)をキラルHPLCカラム (Chiracel OJ-H, 0.46 cm ID x 25 cm L, 5 μm) で分離し、10バール圧、70 mL/分流速、および温度35℃において、0.1%TFAを有する95%CO
2/5%メタノールにより溶離した。各々の立体異性体のHPLC溶離物を濃縮し、該残留物をCH
2Cl
2(20 mL)に溶解させ、水媒体(10 mL水 + 1 mL飽和NaHCO
3水溶液)で洗浄した。該有機相を乾燥させ(MgSO
4)て濾過し、減圧濃縮して、92.5 mgのフラクション1および59.6 mgのフラクション-2を得た。これらのベンジルエステルを、Cap-7の製造に従って水素化分解して、Caps 9aおよび9bを得た。Cap-9a(ジアステレオマー1;該試料はH
2O/メタノール/TFA溶媒を用いた逆相HPLCでの精製により得たTFA塩である):
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 400 MHz) 7.55-7.48 (m, 5H), 5.38 (d of m, J = 53.7, 1H), 5.09 (br s, 1H), 3.84-2.82 (br m, 4H), 2.31-2.09 (m, 2H). RT = 0.42 (条件1); >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
15FNO
2: 224.11; 実測値: 224.14; Cap-9b (ジアステレオマー2):
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 400 MHz) 7.43-7.21 (m, 5H), 5.19 (d of m, J = 55.9, 1H), 3.97 (s, 1H), 2.95-2.43 (m, 4H), 2.19-1.78 (m, 2H). RT = 0.44 (条件1); LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
15FNO
2: 224.11; 実測値: 224.14。
【0126】
Cap-10
【化28】
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D-プロリン(2.0 g, 17 mmol)およびホルムアルデヒド(2.0 mLの37重量%/H
2O)/メタノール(15 mL)溶液に、10% Pd/C(500 mg)/メタノール(5 mL)懸濁液を添加した。該混合物を水素バルーン下で23時間撹拌した。該反応混合物を、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、減圧濃縮して、Cap-10を、オフホワイトの固形物として得た(2.15 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) 3.42 (m, 1H), 3.37 (dd, J = 9.4, 6.1, 1H), 2.85-2.78 (m, 1H), 2.66 (s, 3H), 2.21-2.13 (m, 1H), 1.93-1.84 (m, 2H), 1.75-1.66 (m, 1H). RT = 0.28 (条件2); >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
6H
12NO
2: 130.09; 実測値: 129.96.
【0127】
Cap-11
【化29】
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(2S,4R)-4-フルオロピロリジン-2-カルボン酸(0.50 g, 3.8 mmol)、ホルムアルデヒド(0.5 mLの37重量%/H
2O)、12 N HCl(0.25 mL)および10% Pd/C(50 mg)/メタノール(20 mL)の混合物を水素バルーン下で19時間撹拌した。該反応混合物を、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、該濾過物を減圧濃縮した。該残留物をイソプロパノールから再結晶化して、Cap-11のHCl塩を白色固形物として得た(337.7 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) 5.39 (d m, J = 53.7, 1H), 4.30 (m, 1H), 3.90 (ddd, J = 31.5, 13.5, 4.5, 1H), 3.33 (dd, J = 25.6, 13.4, 1H), 2.85 (s, 3H), 2.60-2.51 (m, 1H), 2.39-2.26 (m, 1H). RT = 0.28 (条件2); >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
6H
11FNO
2: 148.08; 実測値: 148.06.
【0128】
Cap-12
【化30】
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L-アラニン(2.0 g, 22.5 mmol)を10%炭酸ナトリウム水溶液(50 mL)に溶解し、メチルクロロホルメート(4.0 mL)のTHF(50 mL)溶液をそれに添加した。該反応混合物を、周囲条件(ambient condition)下で4.5時間撹拌し、減圧濃縮した。得られた白色固形物を水に溶解し、1N HClでpH〜2−3まで酸性化した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し(3 x 100 mL)、有機相を合わせて乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮して、無色油状物を得た(2.58 g)。500 mgのこの物質を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)で精製して、150 mgのCap-12を無色油状物として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) 7.44 (d, J = 7.3, 0.8H), 7.10 (br s, 0.2H), 3.97 (m, 1H), 3.53 (s, 3H), 1.25 (d, J = 7.3, 3H).
【0129】
Cap-13
【化31】
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L-アラニン(2.5 g, 28 mmol)、ホルムアルデヒド(8.4 g, 37重量%)、1N HCl(30 mL)および10% Pd/C(500 mg)/メタノール(30 mL)の混合物を、水素雰囲気下 (50 psi) で5時間撹拌した。該反応混合物を、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、該濾過物を減圧濃縮して、油状物としてCap-13のHCl塩を得て、減圧下に置くことで凝固した(4.4 g; 該質量は上記の理論的収量である)。該生成物を、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5, 500 MHz) δ 12.1 (br s, 1H), 4.06 (q, J = 7.4, 1H), 2.76 (s, 6H), 1.46 (d, J = 7.3, 3H).
【0130】
Cap-14
【化32】
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ステップ1:(R)-(-)-D-フェニルグリシン tert-ブチルエステル(3.00 g, 12.3 mmol)、NaBH
3CN(0.773 g, 12.3 mmol)、KOH(0.690 g, 12.3 mmol)および酢酸(0.352 mL, 6.15 mmol)の混合物をメタノール中、0℃で撹拌した。この混合物に、グルタルジアルデヒド (2.23 mL, 12.3 mmol)を5分かけて滴下添加した。該反応混合物を周囲温度に温めるように撹拌し、同様の温度で16時間撹拌を続けた。続いて、該溶媒を除去し、残留物を、10%NaOH水と酢酸エチルの間で分液処理した。該有機相を分離し、乾燥させ(MgSO
4)て濾過し、乾固するまで濃縮して澄明な油状物を得た。この物質を、逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1% TFA)で精製し、中間体エステル(2.70 g, 56%)を澄明な油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.53-7.44 (m, 3H), 7.40-7.37 (m, 2H), 3.87 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 3.59 (d, J = 10.9 Hz, 1H), 2.99 (t, J = 11.2 Hz, 1H), 2.59 (t, J = 11.4 Hz, 1H), 2.07-2.02 (m, 2H), 1.82 (d, J = 1.82 Hz, 3H), 1.40 (s, 9H). LC/MS: 分析計算値 C
17H
25NO
2: 275; 実測値: 276 (M+H)
+.
【0131】
ステップ2:撹拌した中間体エステル(1.12g, 2.88mmol)/ジクロロメタン(10 mL)溶液に、TFA(3 mL)を添加した。該反応混合物を周囲温度で4時間撹拌し、次いで乾固するまで濃縮して、淡黄色油状物を得た。該油状物を、逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1% TFA)で精製した。適当なフラクションを合わせて、乾固するまで減圧濃縮した。次いで、該残留物を最少量のメタノールに溶解させ、MCX LP エクストラクションカートリッジ(2 x 6 g)にアプライした。該カートリッジをメタノール(40 mL)でリンスした後、目的の化合物を、2Mアンモニア/メタノール(50 mL)を用いて溶離した。生成物含有フラクションを合わせて濃縮し、該残留物を水に添加した。この溶液を凍結乾燥させて、表題の化合物(0.492 g, 78%)を、淡黄色固形物として得た。
1HNMR (DMSO-d
6) δ 7.50 (s, 5H), 5.13 (s, 1H), 3.09 (br s, 2H), 2.92-2.89 (m, 2H), 1.74 (m, 4H), 1.48 (br s, 2H). LC/MS: 分析計算値 C
13H
17NO
2: 219; 実測値: 220 (M+H)
+.
【0132】
Cap-15
【化33】
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ステップ1; (S)-1-フェニルエチル 2-ブロモ-2-フェニルアセテート:α-ブロモフェニル酢酸(10.75 g, 0.050 mol)、(S)-(-)-1-フェニルエタノール(7.94 g, 0.065 mol)およびDMAP(0.61 g, 5.0 mmol)/乾燥ジクロロメタン(100 mL)の混合物に、固体のEDCI(12.46 g, 0.065 mol)を一度に添加した。得られた溶液を、室温、Ar下で18時間撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈し、洗浄し(H
2O x 2、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、濃縮して淡黄色油状物を得た。この油状物のフラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO
2/ヘキサン-酢酸エチル, 4:1)により、表題の化合物(11.64 g, 73%)を白色固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.53-7.17 (m, 10H), 5.95 (q, J = 6.6 Hz, 0.5H), 5.94 (q, J = 6.6 Hz, 0.5H), 5.41 (s, 0.5H), 5.39 (s, 0.5H), 1.58 (d, J = 6.6 Hz, 1.5H), 1.51 (d, J = 6.6 Hz, 1.5H).
【0133】
ステップ2; (S)-1-フェニルエチル (R)-2-(4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)- 2-フェニルアセテート: (S)-1-フェニルエチル 2-ブロモ-2-フェニルアセテート(0.464 g, 1.45 mmol)/THF(8 mL)の溶液に、トリエチルアミン(0.61 mL, 4.35 mmol)、続いてテトラブチルアンモニウムヨージド(0.215 g, 0.58 mmol)を添加した。該反応混合物を室温で5分間撹拌し、次いで4-メチル-4-ヒドロキシピペリジン(0.251 g, 2.18 mmol)/THF(2 mL)溶液を添加した。該混合物を室温で1時間撹拌した後、55-60℃(油浴温度)で4時間加熱した。次いで、冷却した反応混合物を、酢酸エチル(30 mL)で希釈し、洗浄し(H
2O x2、食塩水)、乾燥させ(MgSO
4)、濾過して濃縮した。該残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0-60% 酢酸エチル-ヘキサン)で精製して、最初に表題の化合物の(S,R)-異性体(0.306 g, 60%)を白色固形物として得、次いで対応する(S,S)-異性体(0.120 g, 23%)もまた白色固形物として得た。(S,R)-異性体:
1HNMR (CD
3OD) δ 7.51-7.45 (m, 2H), 7.41-7.25 (m, 8H), 5.85 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.05 (s, 1H), 2.56-2.45 (m, 2H), 2.41-2.29 (m, 2H), 1.71-1.49 (m, 4H), 1.38 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.18 (s, 3H). LCMS: 分析計算値 C
22H
27NO
3: 353; 実測値: 354 (M+H)
+. (S,S)-異性体:
1HNMR (CD
3OD) δ 7.41-7.30 (m, 5H), 7.20-7.14 (m, 3H), 7.06-7.00 (m, 2H), 5.85 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.06 (s, 1H), 2.70-2.60 (m, 1H), 2.51 (dt, J = 6.6, 3.3 Hz, 1H), 2.44-2.31 (m, 2H), 1.75-1.65 (m, 1H), 1.65-1.54 (m, 3H), 1.50 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.20 (s, 3H). LCMS: 分析計算値 C
22H
27NO
3: 353; 実測値: 354 (M+H)
+.
【0134】
ステップ3; (R)-2-(4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-2-フェニル酢酸: (S)-1-フェニルエチル (R)-2-(4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)-2-フェニルアセテート (0.185 g, 0.52 mmol)/ジクロロメタン(3 mL)の溶液に、トリフルオロ酢酸(1 mL)を添加し該混合物を室温で2時間撹拌した。続いて該揮発物を減圧除去し、該残留物を逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 20 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1%TFA)で精製して、表題の化合物(TFA塩として)を、薄青がかった固形物として得た(0,128 g, 98%)。LCMS: 分析計算値 C
14H
19NO
3: 249; 実測値: 250 (M+H)
+.
【0135】
Cap-16
【化34】
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ステップ1; (S)-1-フェニルエチル 2-(2-フルオロフェニル)アセテート: 2-フルオロフェニル酢酸(5.45 g, 35.4 mmol)、(S)-1-フェニルエタノール(5.62 g, 46.0 mmol)、EDCI(8.82 g, 46.0 mmol)およびDMAP(0.561 g, 4.60 mmol)/CH
2Cl
2(100 mL) の混合物を室温で12時間撹拌した。次いで、溶媒を濃縮し、残留物をH
2O−酢酸エチルで分液処理した。該相を分離し、水層を酢酸エチルで逆抽出した(2x)。有機相を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、減圧濃縮した。該残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage/ 0-20% 酢酸エチル-ヘキサン)で精製して、表題の化合物を無色油状物として得た(8.38 g, 92%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.32 - 7.23 (m, 7H), 7.10-7.04 (m, 2), 5.85 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 3.71 (s, 2H), 1.48 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
【0136】
ステップ2; (R)-((S)-1-フェニルエチル) 2-(2-フルオロフェニル)-2-(ピペリジン-1-イル)アセテート: (S)-1-フェニルエチル 2-(2-フルオロフェニル)アセテート(5.00 g, 19.4 mmol)/THF(1200 mL)溶液に、0℃で、DBU(6.19 g, 40.7 mmol)を添加し、該溶液を、撹拌しながら30分間、室温に温めた。次いで該溶液を−78℃に冷却し、CBr
4(13.5 g, 40.7 mmol)/THF(100 mL)溶液を添加し、該混合物を−10℃に温め、この温度で2時間撹拌した。該反応混合物を飽和NH
4Cl水でクエンチし、該層を分離した。該水層を酢酸エチルで逆抽出し(2x)、有機相を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、減圧濃縮した。該残留物をピペリジン(5.73 mL, 58.1 mmol)に添加し、該溶液を室温で24時間撹拌した。次いで、該揮発物を減圧濃縮し、該残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage/ 0-30% ジエチルエーテル-ヘキサン)で精製して、未反応の開始物質とともに(2.53 g, 51%)、ジアステレオマーの純粋な混合物(
1HNMRにより、比率2:1)を黄色油状物として得た(2.07 g, 31%)。ジアステレオマー混合物のさらなるクロマトグラフィー(Biotage/ 0-10% ジエチルエーテル-トルエン)により、表題の化合物を無色油状物として得た(0.737 g, 11%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.52 (ddd, J = 9.4, 7.6, 1.8 Hz, 1H), 7.33 - 7.40 (m, 1), 7.23 - 7.23 (m, 4H), 7.02 - 7.23 (m, 4H), 5.86 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.45 (s, 1H), 2.39 - 2.45 (m, 4H), 1.52 - 1.58 (m, 4H), 1.40 - 1.42 (m, 1H), 1.38 (d, J = 6.6 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
21H
24FNO
2: 341; 実測値: 342 (M+H)
+.
【0137】
ステップ3; (R)-2-(2-フルオロフェニル)-2-(ピペリジン-1-イル)酢酸: (R)-((S)-1-フェニルエチル) 2-(2-フルオロフェニル)-2-(ピペリジン-1-イル)アセテート(0.737 g, 2.16 mmol)および20%Pd(OH)
2/C(0.070 g)/エタノール(30 mL) の混合物を室温および大気圧(H
2バルーン)で2時間、水素化した。次いで、該溶液をArでパージし、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、減圧濃縮した。これにより、表題の化合物を無色固形物として得た(0.503 g, 98%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.65 (ddd, J = 9.1, 7.6, 1.5 Hz, 1H), 7.47-7.53 (m, 1H), 7.21-7.30 (m, 2H), 3.07-3.13 (m, 4H), 1.84 (br s, 4H), 1.62 (br s, 2H). LCMS: 分析計算値 C
13H
16FNO
2: 237; 実測値: 238 (M+H)
+.
【0138】
Cap-17
【化35】
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ステップ1; (S)-1-フェニルエチル (R)-2-(4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン-1-イル)- 2-フェニルアセテート: (S)-1-フェニルエチル 2-ブロモ-2-フェニルアセテート(1.50 g, 4.70 mmol)/THF(25 mL)溶液に、トリエチルアミン(1.31 mL, 9.42 mmol)、続いてテトラブチルアンモニウムヨージド(0.347 g, 0.94 mmol)を添加した。該反応混合物を室温で5分間撹拌し、次いで4-フェニル-4-ヒドロキシピペリジン(1.00 g, 5.64 mmol)/THF(5 mL)溶液を添加した。該混合物を16時間撹拌した後、酢酸エチル(100 mL)で希釈し、洗浄し(H
2O x2、食塩水)て乾燥させ(MgSO
4)、濾過して濃縮した。該残留物をシリカゲルカラム(0-60% 酢酸エチル-ヘキサン)で精製して、
1HNMRによる判定でおよそ2:1のジアステレオマー混合物を得た。これらの異性体の分離を超臨界流体クロマトグラフィー(Chiralcel OJ-H, 30 x 250mm; 20%エタノール/CO
2 35℃で)で行い、最初に表題の化合物の(R)-異性体(0.534 g, 27%)を黄色油状物として得、次いで対応する(S)-異性体もまた黄色油状物として得た(0.271 g, 14%)。(S,R)-異性体:
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.55-7.47 (m, 4H), 7.44-7.25 (m, 10H), 7.25-7.17 (m, 1H), 5.88 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.12 (s, 1H), 2.82-2.72 (m, 1H), 2.64 (dt, J = 11.1, 2.5 Hz, 1H), 2.58-2.52 (m, 1H), 2.40 (dt, J = 11.1, 2.5 Hz, 1H), 2.20 (dt, J = 12.1, 4.6 Hz, 1H), 2.10 (dt, J = 12.1, 4.6 Hz, 1H), 1.72-1.57 (m, 2H), 1.53 (d, J = 6.5 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
27H
29NO
3: 415; 実測値: 416 (M+H)
+; (S,S)-異性体:
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.55-7.48 (m, 2H), 7.45-7.39 (m, 2H), 7.38-7.30 (m, 5H), 7.25-7.13 (m, 4H), 7.08-7.00 (m, 2H), 5.88 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 4.12 (s, 1H), 2.95-2.85 (m, 1H), 2.68 (dt, J = 11.1, 2.5 Hz, 1H), 2.57-2.52 (m, 1H), 2.42 (dt, J = 11.1, 2.5 Hz, 1H), 2.25 (dt, J = 12.1, 4.6 Hz, 1H), 2.12 (dt, J = 12.1, 4.6 Hz, 1H), 1.73 (dd, J = 13.6, 3.0 Hz, 1H), 1.64 (dd, J = 13.6, 3.0 Hz, 1H), 1.40 (d, J = 6.6 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
27H
29NO
3: 415; 実測値: 416 (M+H)
+.
【0139】
以下のエステルを、Cap-17の合成のステップ1を用いた同様の方法で調製した。
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
中間体17b-17dの保持時間決定のためのキラルSFC条件
条件1
カラム: Chiralpak AD-H カラム, 4.6X250 mm, 5μm
溶媒: 90% CO
2 - 0.1%DEA含有10%メタノール
温度: 35℃
圧力: 150 bar
流速: 2.0 mL/分
UV測定 @ 220 nm
注入: 1.0 mg/3mLメタノール
条件2
カラム: Chiralcel OD-H カラム, 4.6X250 mm, 5μm
溶媒: 90% CO
2 - 0.1%DEA含有10%メタノール
温度: 35℃
圧力: 150 bar
流速: 2.0 mL/分.
UV測定 @ 220 nm
注入: 1.0 mg/mLメタノール
【0140】
Cap-17、ステップ2; (R)-2-(4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン-1-イル)-2-フェニル酢酸: (S)-1-フェニルエチル (R)-2-(4-ヒドロキシ-4-フェニルピペリジン-1-イル)-2-フェニルアセテート(0.350 g, 0.84 mmol)/ジクロロメタン(5 mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(1 mL)を添加し、該混合物を室温で2時間撹拌した。続いて該揮発物を減圧除去し、該残留物を逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 20 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1% TFA)で精製して、表題の化合物(TFA塩として)を白色固形物として得た(0.230 g, 88%)。LCMS: 分析計算値 C
19H
21NO
3: 311; 実測値: 312 (M+H)
+.
【0141】
以下のカルボン酸を同様の方法で調製した。
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
Cap 17a-17dの保持時間決定のためのLCMS 条件
条件1
カラム: Phenomenex-Luna 4.6 X 50 mm S10
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 4分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件2
カラム:Waters-Sunfire 4.6 X 50 mm S5
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 2分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件3
カラム: Phenomenex 10μ 3.0 X 50 mm
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 2分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
【0142】
Cap-18
【化36】
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ステップ1; (R,S)-エチル 2-(4-ピリジル)-2-ブロモアセテート:エチル 4-ピリジルアセテート(1.00 g, 6.05 mmol)/乾燥THF(150 mL)溶液に、0℃、アルゴン下で、DBU(0.99 mL, 6.66 mmol)を添加した。該反応混合物、30分かけて室温に温めた後、−78℃に冷却した。この混合物に、CBr
4(2.21 g, 6.66 mmol)を添加し、−78℃で2時間、撹拌を続けた。次いで、該反応混合物を、飽和NH
4Cl水でクエンチし、相を分離した。該有機相を洗浄し(食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた黄色油状物を、直ちに
フラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/ヘキサン-酢酸エチル, 1:1)で精製して、表題の化合物(1.40 g, 95%)を、やや不安定な黄色油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.62 (dd, J = 4.6, 1.8 Hz, 2H), 7.45 (dd, J = 4.6, 1.8 Hz, 2H), 5.24 (s, 1H), 4.21-4.29 (m, 2H), 1.28 (t, J = 7.1 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
9H
10BrNO
2: 242, 244; 実測値: 243, 245 (M+H)
+.
【0143】
ステップ2; (R,S)-エチル 2-(4-ピリジル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)アセテート: (R,S)-エチル 2-(4-ピリジル)-2-ブロモアセテート(1.40 g, 8.48 mmol)/DMF(10 mL)溶液に、室温で、ジメチルアミン(2M/THF, 8.5 mL, 17.0 mmol)を添加した。反応の完了(tlcにより判定)後、 該揮発物を減圧除去し、該残留物をフラッシュクロマトグラフィー(Biotage, 40+M SiO
2カラム; 50%-100% 酢酸エチル-ヘキサン)で精製して、表題の化合物(0.539 g, 31%)を淡黄色油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.58 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 7.36 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 4.17 (m, 2H), 3.92 (s, 1H), 2.27 (s, 6H), 1.22 (t, J = 7.0 Hz). LCMS: 分析計算値 C
11H
16N
2O
2: 208; 実測値: 209 (M+H)
+.
【0144】
ステップ3; (R,S)-2-(4-ピリジル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)酢酸: (R,S)-エチル 2-(4-ピリジル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)アセテート(0.200 g, 0.960 mmol)/THF-メタノール-H
2O(1:1:1, 6 mL)混合物の溶液に、粉末のLiOH(0.120 g, 4.99 mmol)を室温で添加した。該溶液を3時間撹拌した後、1N HCl を用いてpH 6に酸性化した。該水相を酢酸エチルで洗浄し、次いで凍結乾燥して、表題の化合物の二塩酸塩を黄色固形物として得た(LiCl含有)。該生成物をそのまま、後続のステップに用いた。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.49 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 7.34 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.56 (s, 1H), 2.21 (s, 6H).
【0145】
以下の実施例を、実施例4に記載の方法を用いた同様の方法で調製した。
【表4-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表4-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0146】
Cap-37
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1; (R,S)-エチル 2-(キノリン-3-イル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)-アセテート: エチル N,N-ジメチルアミノアセテート(0.462 g, 3.54 mmol)、K
3PO
4 (1.90 g, 8.95 mmol)、Pd(t-Bu
3P)
2(0.090 g, 0.176 mmol)およびトルエン(10 mL)の混合物を、Arバブル気流で15分間脱気した。次いで、該反応混合物を100℃で12時間加熱し、その後、室温に冷却してH
2Oに注ぎ入れた。該混合物を酢酸エチルで抽出し(2x)、有機相を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させて(Na
2SO
4)濾過し、減圧濃縮した。該残留物を、まず逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-5 mM NH
4OAc)で精製し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/ヘキサン-酢酸エチル, 1:1)で精製して、表題の化合物(0.128 g, 17%)をオレンジ色の油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.90 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.32 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.03-8.01 (m, 2H), 7.77 (ddd, J = 8.3, 6.8, 1.5 Hz, 1H), 7.62 (ddd, J = 8.3, 6.8, 1.5 Hz, 1H), 4.35 (s, 1H), 4.13 (m, 2H), 2.22 (s, 6H), 1.15 (t, J = 7.0 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
15H
18N
2O
2: 258; 実測値: 259 (M+H)
+.
【0147】
ステップ2; (R,S) 2-(キノリン-3-イル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)酢酸: (R,S)-エチル 2-(キノリン-3-イル)-2-(N,N-ジメチルアミノ)アセテート(0.122 g, 0.472 mmol)および6M HCl(3 mL)の混合物を100℃で12時間加熱した。該溶媒を減圧除去し、表題の化合物の二塩酸塩(0.169 g, >100%)を淡黄色泡状物質として得た。該未精製の物質を、さらなる精製は行わずに後続のステップに用いた。LCMS: 分析計算値 C
13H
14N
2O
2: 230; 実測値: 231 (M+H)
+.
【0148】
Cap-38
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1; (R)-((S)-1-フェニルエチル) 2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)アセテートおよび(S)-((S)-1-フェニルエチル) 2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)アセテート: (RS)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)酢酸(2.60 g, 13.19 mmol)、DMAP(0.209 g, 1.71 mmol)および(S)-1-フェニルエタノール(2.09 g, 17.15 mmol)/CH
2Cl
2(40 mL)の混合物に、EDCI(3.29 g, 17.15 mmol)を添加し、該混合物を室温で12時間撹拌した。次いで、該溶媒を減圧除去し、該残留物を酢酸エチル-H
2Oで分液処理した。層を分離し、該水層を酢酸エチルで逆抽出し(2x)、該有機相を合わせて、洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、減圧濃縮した。該残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage/ 0-50%ジエチルエーテル-ヘキサン)で精製した。次いで、得られた純粋なジアステレオマー混合物を、逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1% TFA)で分離し、最初に(S)-1-フェネチル (R)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)アセテート(0.501 g, 13%)、次に(S)-1-フェネチル (S)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)-アセテート(0.727 g, 18%)を、両方ともそのTFA塩として得た。(S,R)-異性体:
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.65 - 7.70 (m, 1H), 7.55-7.60 (ddd, J = 9.4, 8.1, 1.5 Hz, 1H), 7.36-7.41 (m, 2H), 7.28-7.34 (m, 5H), 6.04 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 5.60 (s, 1H), 2.84 (s, 6H), 1.43 (d, J = 6.5 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
18H
20FNO
2: 301; 実測値: 302 (M+H)
+; (S,S)-異性体:
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.58-7.63 (m, 1H), 7.18-7.31 (m, 6H), 7.00 (dd, J = 8.5, 1.5 Hz, 2H), 6.02 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 5.60 (s, 1H), 2.88 (s, 6H), 1.54 (d, J = 6.5 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
18H
20FNO
2: 301; 実測値: 302 (M+H)
+.
【0149】
ステップ2; (R)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)酢酸: (R)-((S)-1-フェニルエチル) 2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)アセテート TFA塩(1.25 g, 3.01 mmol)および20% Pd(OH)
2/C (0.125 g)/エタノール(30 mL)の混合物を、室温、大気圧(H
2バルーン)で4時間、水素化した。次いで、該溶液をArでパージし、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、減圧濃縮した。これにより、表題の化合物を無色固形物として得た(0.503 g, 98%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.53-7.63 (m, 2H), 7.33-7.38 (m, 2H), 5.36 (s, 1H), 2.86 (s, 6H). LCMS: 分析計算値 C
10H
12FNO
2: 197; 実測値: 198 (M+H)
+.
該S-異性体は、同様の方法で、(S)-((S)-1-フェニルエチル) 2-(ジメチルアミノ)-2-(2-フルオロフェニル)アセテート TFA塩から得ることができた。
【0150】
Cap-39
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
(R)-(2-クロロフェニル)グリシン(0.300 g, 1.62 mmol)、ホルムアルデヒド(35%水溶液, 0.80 mL, 3.23 mmol)および20% Pd(OH)
2/C(0.050 g)の混合物を、室温、大気圧(H
2バルーン)で4時間、水素化した。次いで、該溶液をArでパージし、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、減圧濃縮した。該残留物を逆相プレパラティブHPLC(Primesphere C-18, 30 x 100mm; CH
3CN-H
2O-0.1% TFA)で精製して、表題の化合物(R)-2-(ジメチルアミノ)-2-(2-クロロフェニル)酢酸のTFA塩を、無色油状物として得た(0.290 g, 55%)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.59-7.65 (m, 2H), 7.45-7.53 (m, 2H), 5.40 (s, 1H), 2.87 (s, 6H). LCMS: 分析計算値 C
10H
12ClNO
2: 213, 215; 実測値: 214, 216 (M+H)
+.
【0151】
Cap-40
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
氷冷した(R)-(2-クロロフェニル)グリシン(1.00 g, 5.38 mmol)およびNaOH(0.862 g, 21.6 mmol)/H
2O(5.5 mL)溶液に、メチルクロロホルメート(1.00 mL, 13.5 mmol)を滴下添加した。該混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで、濃HCl(2.5 mL)の添加により酸性化した。該混合物を酢酸エチルで抽出し(2x)、有機相を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、減圧濃縮して、表題の化合物(R)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-2-(2-クロロフェニル)酢酸を、黄オレンジ色の泡状物質として得た(1.31 g, 96%)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.39 - 7.43 (m, 2H), 7.29 - 7.31 (m, 2H), 5.69 (s, 1H), 3.65 (s, 3H). LCMS: 分析計算値 C
10H
10ClNO
4: 243, 245; 実測値: 244, 246 (M+H)
+.
【0152】
Cap-41
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
2-(2-(クロロメチル)フェニル)酢酸(2.00 g, 10.8 mmol)/THF(20 mL)懸濁液に、モルホリン(1.89 g, 21.7 mmol)を添加し、該溶液を室温で3時間撹拌した。次いで、該反応混合物を酢酸エチルで希釈し、H
2Oで抽出した(2x)。該水相を凍結乾燥して、該残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage/0-10%メタノール-CH
2Cl
2)で精製して、表題の化合物2-(2-(モルホリノメチル)フェニル)酢酸を、無色固形物として得た(2.22 g, 87%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.37-7.44 (m, 3H), 7.29-7.33 (m, 1H), 4.24 (s, 2H), 3.83 (br s, 4H), 3.68 (s, 2H), 3.14 (br s, 4H). LCMS: 分析計算値 C
13H
17NO
3: 235; 実測値: 236 (M+H)
+.
【0153】
以下の実施例を、Cap-41に記載の方法を用いて同様に調製した。
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【0154】
Cap-45
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
HMDS(1.85 mL, 8.77 mmol)を、(R)-2-アミノ-2-フェニル酢酸 p-トルエンスルホネート (2.83 g, 8.77 mmol)/CH
2Cl
2(10 mL)懸濁液に添加し、該混合物を室温で30分間撹拌した。メチルイソシアネート(0.5 g, 8.77 mmol)を一度に添加し、30分間撹拌を続けた。該反応をH
2O(5 mL)の添加によりクエンチし、得られた沈殿物を濾過し、H
2Oおよびn-ヘキサンで洗浄し、真空乾燥させた。(R)-2-(3-メチルウレイド)-2-フェニル酢酸(1.5 g; 82 %)を白色固形物として回収し、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.54 (d, J=4.88 Hz, 3H) 5.17 (d, J=7.93 Hz, 1H) 5.95 (q, J=4.48 Hz, 1H) 6.66 (d, J=7.93 Hz, 1H) 7.26 - 7.38 (m, 5H) 12.67 (s, 1H). LCMS: 分析計算値 C
10H
12N
2O
3 208.08 実測値: 209.121 (M+H)
+; HPLC Phenomenex C-18 3.0×46 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 1.38分, 90% 均一性指数.
【0155】
Cap-46
【化43】
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目的の生成物を、Cap-45に記載の方法に従って調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.96 (t, J=7.17 Hz, 3H) 2.94 - 3.05 (m, 2H) 5.17 (d, J=7.93 Hz, 1H) 6.05 (t, J=5.19 Hz, 1H) 6.60 (d, J=7.63 Hz, 1H) 7.26 - 7.38 (m, 5H) 12.68 (s, 1H). LCMS: 分析計算値 C
11H
14N
2O
3 222.10 実測値: 209.121 (M+H)
+.
HPLC XTERRA C-18 3.0×506 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 0.87分, 90% 均一性指数.
【0156】
Cap-47
【化44】
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ステップ1; (R)-tert-ブチル2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニルアセテート:撹拌した(R)-tert-ブチル-2-アミノ-2-フェニルアセテート(1.0 g, 4.10 mmol)およびヒューニッヒ塩基(Hunig’s base)(1.79 mL, 10.25 mmol)/DMF(40 mL)溶液に、ジメチルカルバモイルクロリド(0.38 mL, 4.18 mmol)を10分かけて滴下添加した。室温で3時間撹拌した後、該反応物を減圧下で濃縮し、得られた残留物を酢酸エチルに溶解させた。該有機層を、H
2O、1N HCl水および食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。(R)-tert-ブチル2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニルアセテートを白色固形物として得( 0.86 g; 75%)て、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.33 (s, 9H) 2.82 (s, 6H) 5.17 (d, J=7.63 Hz, 1H) 6.55 (d, J=7.32 Hz, 1H) 7.24 - 7.41 (m, 5H). LCMS: 分析計算値 C
15H
22N
2O
3 278.16 実測値: 279.23 (M+H)
+; HPLC Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 4分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 2.26分, 97% 均一性指数.
【0157】
ステップ2; (R)-2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニル酢酸: 撹拌した((R)-tert-ブチル2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニルアセテート( 0.86 g, 3.10 mmol)/CH
2Cl
2(250 mL)溶液に、TFA(15 mL)を滴下添加し、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。次いで、目的の化合物をEtOAC:ヘキサン(5:20)の混合物で溶液から凝結させ、濾過し、減圧下で乾燥させた。(R)-2-(3,3-ジメチルウレイド)-2-フェニル酢酸を白色固形物として単離し(0.59g, 86%)、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.82 (s, 6H) 5.22 (d, J=7.32 Hz, 1H) 6.58 (d, J=7.32 Hz, 1H) 7.28 (t, J=7.17 Hz, 1H) 7.33 (t, J=7.32 Hz, 2H) 7.38 - 7.43 (m, 2H) 12.65 (s, 1H). LCMS: 分析計算値 C
11H
14N
2O
3: 222.24; 実測値: 223.21 (M+H)
+. HPLC XTERRA C-18 3.0×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 0.75分, 93% 均一性指数.
【0158】
Cap-48
【化45】
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ステップ1; (R)-tert-ブチル2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニルアセテート: 撹拌した(R)-2-アミノ-2-フェニル酢酸塩酸塩(1.0 g, 4.10 mmol)およびヒューニッヒ塩基(1.0 mL, 6.15 mmol)/DMF(15 mL)溶液に、シクロペンチルイソシアネート(0.46 mL, 4.10 mmol)を、10分かけて滴下添加した。室温で3時間撹拌した後、該反応物を減圧下で濃縮し、得られた残留物を酢酸エチルに添加した。該有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。(R)-tert-ブチル2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニルアセテートを、不透明な油状物(1.32 g; 100 %)として得て、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, CD
3Cl-D) δ ppm 1.50 - 1.57 (m, 2H) 1.58 - 1.66 (m, 2H) 1.87 - 1.97 (m, 2H) 3.89 - 3.98 (m, 1H) 5.37 (s, 1H) 7.26 - 7.38 (m, 5H). LCMS: 分析計算値 C
18H
26N
2O
3 318.19 実測値: 319.21 (M+H)
+; HPLC XTERRA C-18 3.0×50 mm, 4分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 2.82分, 96% 均一性指数.
【0159】
ステップ2; (R)-2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニル酢酸: 撹拌した(R)-tert-ブチル2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニルアセテート(1.31 g, 4.10 mmol)/CH
2Cl
2(25 mL)溶液に、TFA(4 mL)およびトリエチルシラン(1.64 mL; 10.3 mmol)を滴下添加し、得られた溶液を室温で6時間撹拌した。該揮発性成分を減圧下で除去し、該粗生成物を酢酸エチル/ペンタンにおいて再結晶化し、(R)-2-(3-シクロペンチルウレイド)-2-フェニル酢酸を白色固形物として得た(0.69 g, 64%)。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.17 - 1.35 (m, 2H) 1.42 - 1.52 (m, 2H) 1.53 - 1.64 (m, 2H) 1.67 - 1.80 (m, 2H) 3.75 - 3.89 (m, 1H) 5.17 (d, J=7.93 Hz, 1H) 6.12 (d, J=7.32 Hz, 1H) 6.48 (d, J=7.93 Hz, 1H) 7.24 - 7.40 (m, 5H) 12.73 (s, 1H). LCMS: 分析計算値 C
14H
18N
2O3: 262.31; 実測値: 263.15 (M+H)
+. HPLC XTERRA C-18 3.0×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 1.24分, 100% 均一性指数.
【0160】
Cap-49
【化46】
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撹拌した2-(ベンジルアミノ)酢酸(2.0 g, 12.1 mmol)/ギ酸(91 mL)溶液に、ホルムアルデヒド(6.94 mL, 93.2 mmol)を添加した。70℃で5時間後、該反応混合物を減圧下で20 mLに濃縮し、白色固形物が沈殿した。濾過に続いて、母液を回収し、さらに減圧下で濃縮して粗生成物を得た。逆相プレパラティブHPLC(Xterra 30 X 100 mm, 220 nmで検出, 流速 35 mL/分, 0 to 35% B over 8分; A = 90%水, 10 %メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90 %メタノール, 0.1% TFA)で精製して、表題の化合物2-(ベンジル(メチル)-アミノ)酢酸のTFA塩(723 mg, 33%)を、無色のろう状物質として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.75 (s, 3H) 4.04 (s, 2H) 4.34 (s, 2H) 7.29 - 7.68 (m, 5H). LCMS: 分析計算値: C
10H
13NO
2 179.22; 実測値: 180.20 (M+H)
+.
【0161】
Cap-50
【化47】
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撹拌した3-メチル-2-(メチルアミノ)酪酸(0.50 g, 3.81 mmol)/水( 30 mL)溶液に、K
2CO
3(2.63 g, 19.1 mmol)および塩化ベンジル(1.32 g, 11.4 mmol)を添加した。該反応混合物を室温で18時間撹拌した。該反応混合物を酢酸エチルで抽出し(30 mL x 2)、該水層を減圧下で濃縮し、該粗生成物を得、逆相プレパラティブHPLC(Xterra 30 x 100mm, 220 nmで検出, 流速 40 mL/分, 6分かけて20〜80% B; A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90 %メタノール, 0.1% TFA)で精製して、2-(ベンジル(メチル)アミノ)-3-メチル酪酸、TFA塩(126 mg, 19%)を無色のろう状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.98 (d, 3H) 1.07 (d, 3H) 2.33 - 2.48 (m, 1H) 2.54 - 2.78 (m, 3H) 3.69 (s, 1H) 4.24 (s, 2H) 7.29 - 7.65 (m, 5H). LCMS: 分析計算値: C
13H
19NO
2 221.30; 実測値: 222.28 (M+H)
+.
【0162】
Cap-51
【化48】
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Na
2CO
3(1.83g, 17.2 mmol)をL-バリン(3.9 g, 33.29 mmol)のNaOH(33 mLの1M/H
2O, 33 mmol)溶液に添加し、得られた溶液を氷水槽で冷却した。メチルクロロホルメート(2.8 mL, 36.1 mmol)を15分かけて滴下添加し、冷却槽を除去し、該反応混合物を室温で3.25時間撹拌した。該反応混合物をエーテル(50 mL, 3x)で洗浄し、該水相を氷水槽で冷却し、濃HClでpH 1-2の範囲に酸性化し、CH
2Cl
2(50 mL, 3x)で抽出した。該有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濾過して減圧濃縮して、Cap-51を白色固形物として得た(6 g)。主要な回転異性体の
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): 12.54 (s, 1H), 7.33 (d, J = 8.6, 1H), 3.84 (dd, J = 8.4, 6.0, 1H), 3.54 (s, 3H), 2.03 (m, 1H), 0.87 (m, 6H). HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
7H
14NO
4: 176.0923; 実測値: 176.0922
【0163】
Cap-52
【化49】
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Cap-52を、Cap-51の合成に記載の方法に従って、L-アラニンから合成した。特性解析のため、粗物質の一部を逆相HPLC (H
2O/MeOH/TFA)で精製して、Cap-52を無色粘稠な油状物として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): 12.49 (br s, 1H), 7.43 (d, J = 7.3, 0.88H), 7.09 (app br s, 0.12H), 3.97 (m, 1H), 3.53 (s, 3H), 1.25 (d, J = 7.3, 3H).
【0164】
Cap-53から-64を、Cap-51の合成に記載の方法、もしあれば備考の変更に従って、適当な開始物質から調製した。
【表6-1】
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【表6-2】
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【0165】
Cap-65
【化50】
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メチルクロロホルメート(0.65 mL, 8.39 mmol)を、冷却した(氷水)Na
2CO
3(0.449 g, 4.23 mmol)、NaOH(8.2 mLの1M/H
2O, 8.2 mmol)および(S)-3-ヒドロキシ-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-メチル酪酸(1.04 g, 7.81 mmol)の混合物に、5分かけて滴下添加した。該反応混合物を45分間撹拌し、次いで、冷却槽を除去してさらに3.75時間撹拌を続けた。該反応混合物をCH
2Cl
2で洗浄し、該水相を氷水槽で冷却し、濃HClでpH 1-2の範囲に酸性化した。該揮発性成分を減圧除去し、該残留物をMeOH/CH
2Cl
2(15 mL)の2:1混合物に添加して濾過し、該濾過物をロータリーエバポレーションし、 Cap-65を白色のやや粘稠な泡状物質として得た(1.236 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 6.94 (d, J = 8.5, 0.9 H), 6.53 (br s, 0.1H), 3.89 (d, J = 8.8, 1H), 2.94 (s, 3H), 1.15 (s, 3H), 1.13 (s, 3H).
【0166】
Cap-66および-67を、Cap-65の合成に記載の方法を用いて、適当な市販の開始物質から調製した。
Cap-66
【化51】
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1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.58 (br s, 1H), 7.07 (d, J = 8.3, 0.13H), 6.81 (d, J = 8.8, 0.67H), 4.10-4.02 (m, 1.15H), 3.91 (dd, J = 9.1, 3.5, 0.85H), 3.56 (s, 3H), 1.09 (d, J = 6.2, 3H). [備考:NHの主要なシグナルだけが目立っていた].
【0167】
Cap-67
【化52】
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1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 12.51 (br s, 1H), 7.25 (d, J = 8.4, 0.75H), 7.12 (br d, J = 0.4, 0.05H), 6.86 (br s, 0.08H), 3.95-3.85 (m, 2H), 3.54 (s, 3H), 1.08 (d, J = 6.3, 3H). [備考:NHの主要なシグナルだけが目立っていた]
【0168】
Cap-68
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
メチルクロロホルメート(0.38 ml, 4.9 mmol)を、1N NaOH (aq)(9.0 ml, 9.0 mmol)、1M NaHCO
3(aq)(9.0 ml, 9.0 mol)、L-アスパラギン酸β-ベンジルエステル(1.0 g, 4.5 mmol)およびジオキサン(9 ml)の混合物に滴下添加した。該反応混合物を、周囲条件で3時間撹拌し、次いで、酢酸エチル(50 ml, 3x)で洗浄した。該水層を12N HClでpH 〜1-2に酸性化し、酢酸エチルで抽出した(3 x 50 ml)。有機層を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、減圧濃縮してCap-68を淡黄色油状物として得た(1.37g; 質量は上記の理論的収量であり、該生成物をさらなる精製は行わずに用いた)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): δ 12.88 (br s, 1H), 7.55 (d, J = 8.5, 1H), 7.40-7.32 (m, 5H), 5.13 (d, J = 12.8, 1H), 5.10 (d, J = 12.9, 1H), 4.42-4.38 (m, 1H), 3.55 (s, 3H), 2.87 (dd, J = 16.2, 5.5, 1H), 2.71 (dd, J =16.2, 8.3, 1H). LC (条件2): RT = 1.90分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
13H
16NO
6: 282.10; 実測値: 282.12.
【0169】
Cap-69aおよび-69b
【化54】
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NaCNBH
3(2.416 g, 36.5 mmol)を、アラニン(1.338 g, 15.0 mmol)の冷(〜15 ℃)水 (17 mL)/MeOH (10 mL)溶液にバッチで添加した。数分後、アセトアルデヒド(4.0 mL, 71.3 mmol)を4分かけて滴下添加し、冷却槽を除去し、該反応混合物を周囲条件で6時間撹拌した。さらなるアセトアルデヒド(4.0 mL)を添加して、該反応物を2時間撹拌した。該反応混合物に、濃HClをpHが〜1.5に達するまでゆっくりと添加し、得られた混合物を1時間、40℃で加熱した。ほとんどの揮発性成分を減圧除去し、該残留物をDowex(登録商標) 50WX8-100 イオン交換樹脂(カラムを水で洗浄し、該化合物を、18 mlのNH
4OHと282 mlの水を混合して調製した希NH
4OHで溶離した)で精製して、Cap-69(2.0 g)をオフホワイトの柔らかい吸湿性の固形物として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 3.44 (q, J = 7.1, 1H), 2.99-2.90 (m, 2H), 2.89-2.80 (m, 2H), 1.23 (d, J = 7.1, 3H), 1.13 (t, J = 7.3, 6H).
Cap-70から-74を、適当な開始物質を用いて、Cap-69の合成に記載の方法に従って調製した。
【表7】
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【0170】
Cap-75
【化55】
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Cap-75, ステップa
【化56】
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NaBH
3CN(1.6 g, 25.5 mmol)を、冷却したH-D-Ser-OBzl HCl(2.0 g, 8.6 mmol)の(氷/水槽)水(25 ml)/メタノール(15 ml)溶液に添加した。アセトアルデヒド(1.5 ml, 12.5 mmol)を5分かけて滴下添加し、冷却槽を除去し、該反応混合物を周囲条件で2時間撹拌した。該反応物を12N HClで慎重にクエンチし、減圧濃縮した。該残留物を水に溶解し、逆相HPLC(MeOH/H
2O/TFA)で精製して、(R)-ベンジル2-(ジエチルアミノ)-3-ヒドロキシプロパノエートのTFA塩を、無色粘稠な油状物として得た(1.9g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): δ 9.73 (br s, 1H), 7.52-7.36 (m, 5H), 5.32 (d, J = 12.2, 1H), 5.27 (d, J = 12.5, 1H), 4.54-4.32 (m, 1H), 4.05-3.97 (m, 2H), 3.43-3.21 (m, 4H), 1.23 (t, J = 7.2, 6H). LC/MS (条件2): RT = 1.38分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
14H
22NO
3: 252.16; 実測値: 252.19.
【0171】
Cap-75
NaH(0.0727 g, 1.82 mmol, 60%)を、上で調製したTFA塩(R)-ベンジル2-(ジエチルアミノ)-3-ヒドロキシプロパノエート(0.3019 g, 0.8264 mmol)の冷却した(氷水)THF(3.0 mL)溶液に添加し、該混合物を15分間撹拌した。ヨウ化メチル(56 μL, 0.90 mmol)を添加し、水浴を周囲条件に緩和しながら18時間撹拌を続けた。該反応を水でクエンチし、MeOH前処理MCX(6 g)カートリッジにロードし、メタノールで洗浄した後、化合物を2N NH
3/メタノールで溶離した。揮発性成分を減圧除去して、(R)-2-(ジエチルアミノ)-3-ヒドロキシプロパン酸が混じったCap-75を、黄色の半固形物として得た(100 mg)。該生成物をさらなる精製は行わずに用いた。
【0172】
Cap-76
【化57】
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NaCNBH
3(1.60 g, 24.2 mmol)を、(S)-4-アミノ-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ) 酪酸(2.17 g, 9.94 mmol)の冷(〜15 ℃)水/MeOH(各々12 mL)溶液に、何回かに分けて添加した。数分後、アセトアルデヒド(2.7 mL, 48.1 mmol)を2分かけて滴下添加し、冷却槽を除去し、該反応混合物を周囲条件で3.5時間撹拌した。さらなるアセトアルデヒド(2.7 mL, 48.1 mmol)を添加し、該反応物を20.5時間撹拌した。ほとんどのMeOH成分を減圧除去し、残留混合物を、そのpHが〜1.0に到達するまで濃HClで処理し、次いで、40℃で2時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を4 M HCl/ジオキサン(20 mL)で処理し、周囲条件で7.5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をDowex(登録商標)50WX8-100 イオン交換樹脂(カラムを水で洗浄し、該化合物を、18 mlのNH
4OHと282 mlの水を混合して調製した希NH
4OHで溶離した)で精製して、中間体(S)-2-アミノ-4-(ジエチルアミノ)酪酸をオフホワイトの固形物として得た(1.73 g)。
【0173】
メチルクロロホルメート(0.36 mL, 4.65 mmol)を、冷却した(氷水)、 Na
2CO
3(0.243 g, 2.29 mmol)、NaOH(4.6 mLの1M/H
2O, 4.6 mmol)および上記生成物(802.4 mg)の混合物に、11分かけて滴下添加した。該反応混合物を55分間撹拌し、次いで、冷却槽を除去し、さらに5.25時間撹拌を続けた。該反応混合物を等量の水で希釈し、CH
2Cl
2(30 mL, 2x)で洗浄し、該水相を氷水槽で冷却して、濃HClによりpH 2まで酸性化した。次いで、揮発性成分を減圧除去し、粗物質をMCX樹脂で塩基を遊離し(6.0g; カラムを水で洗浄し、試料を2.0 M NH
3/MeOHで溶離した)、純粋でないCap-76をオフホワイトの固形物として得た(704 mg)。
1H NMR (MeOH-d4, δ = 3.29 ppm, 400 MHz): δ 3.99 (dd, J = 7.5, 4.7, 1H), 3.62 (s, 3H), 3.25-3.06 (m, 6H), 2.18-2.09 (m, 1H), 2.04-1.96 (m, 1H), 1.28 (t, J = 7.3, 6H). LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
10H
21N
2O
4: 233.15; 実測値: 233.24.
【0174】
Cap-77aおよび-77b
【化58】
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Cap-7に記載の方法に従って、7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンをSN
2置換ステップに用い、以下の条件により中間体ベンジル2-(7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-7-イル)-2-フェニルアセテートのエナンチオマー分離をもたらすことで、Cap-77の合成を行った: 中間体(303.7 mg)をエタノールに溶解し、得られた溶液をキラルHPLCカラム(Chiracel AD-H column, 30 x 250 mm, 5 um)に注入し、90%CO
2-10%EtOH、70 mL/分、温度35℃で溶離し、124.5 mgのエナンチオマー1および133.8 mgのエナンチオマー2を得た。これらのベンジルエステルをCap-7の調製に従って水素化分解し、Cap-77:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 7.55 (m, 2H), 7.38-7.30 (m, 3H), 4.16 (s, 1H), 3.54 (app br s, 2H), 2.08-1.88 (m, 4 H), 1.57-1.46 (m, 4H). LC (条件1): RT = 0.67分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
14H
18BrNO
2: 232.13; 実測値: 232.18. HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
14H
18BrNO
2: 232.1338; 実測値: 232.1340. を得た。
【0175】
Cap-78
【化59】
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NaCNBH
3(0.5828 g, 9.27 mmol)を、(R)-2-(エチルアミノ)-2-フェニル酢酸(Cap-3の合成における中間体; 0.9923 mg, 4.60 mmol)のHCl塩および(1-エトキシシクロプロポキシ)トリメチルシラン(1.640 g, 9.40 mmol)/MeOH(10 mL)の混合物に添加し、半不均質の混合物を、油浴により50 ℃で20時間加熱した。さらなる(1-エトキシシクロプロポキシ)トリメチルシラン(150 mg, 0.86 mmol)およびNaCNBH
3(52 mg, 0.827 mmol)を添加し、該反応混合物をさらに3.5時間加熱した。次いで、周囲温度に冷却して濃HCl で〜pH 2まで酸性化し、該混合物を濾過して、該濾過物をロータリエバポレーションした。得られた粗物質をi-PrOH(6 mL)に添加し、加熱して溶解し、非溶解部分を濾過して除き、該濾過物を減圧濃縮した。得られた粗物質の約1/3を、逆相HPLC (H
2O/MeOH/TFA)で精製して、Cap-78のTFA塩を無色粘稠な油状物として得た(353 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz; D
2O交換後): δ 7.56-7.49 (m, 5H), 5.35 (S, 1H), 3.35 (m, 1H), 3.06 (app br s, 1H), 2.66 (m, 1H), 1.26 (t, J = 7.3, 3H), 0.92 (m, 1H), 0.83-0.44 (m, 3H). LC (条件1): RT = 0.64分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
13H
18NO
2: 220.13; 実測値: 220.21. HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
13H
18NO
2: 220.1338; 実測値: 220.1343.
【0176】
Cap-79
【化60】
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冷却した(-78 ℃) Cap-55 (369 mg, 2.13 mmol) のCH
2Cl
2(5.0 mL)溶液を約50分間、該反応混合物が青色っぽくなるまで、オゾンでバブルした。Me
2S(ピペット10滴) を添加し、該反応混合物を35分間撹拌した。−78℃浴を−10 ℃浴に取り替え、さらに30分間撹拌を続けた後、揮発性成分を減圧除去して無色粘稠な油状物を得た。
NaBH
3CN(149 mg, 2.25 mmol)を、上記粗物質とモルホリン(500μL, 5.72 mmol)のMeOH(5.0 mL)溶液に添加し、該混合物を周囲条件で4時間撹拌した。氷水温度に冷却し、濃HClで処理してそのpHを〜2.0にした後、2.5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を、MCX樹脂(MeOH洗浄; 2.0 N NH
3/MeOH 溶離)と逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)の組み合わせで精製し、未知の量のモルホリンを含むCap-79を得た。
モルホリンの混入を消滅させるために、上記の物質をCH
2Cl
2(1.5 mL)に溶解し、Et
3N(0.27 mL, 1.94 mmol)、次いで無水酢酸(0.10 mL, 1.06 mmol)で処理し、周囲条件で18時間撹拌した。THF (1.0 mL)およびH
2O (0.5 mL)を添加して、1.5時間撹拌を続けた。揮発性成分を減圧除去し、得られた残留物をMCX樹脂(MeOH洗浄; 2.0 N NH
3/MeOH溶離)を通して、純粋でないCap-79を茶色の粘稠な油状物として得、さらなる精製は行わずに次のステップに用いた。
【0177】
Cap-80aおよび-80b
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
SOCl
2(6.60 mL, 90.5 mmol)を、冷却した(氷水)(S)-3-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-4-オキソ酪酸(10.04g, 44.98 mmol)およびMeOH(300 mL)の混合物に、15分かけて滴下添加し、冷却槽を除去して、該反応混合物を周囲条件で29時間撹拌した。ほとんどの揮発性成分を減圧除去し、残留物をEtOAc(150 mL)と飽和NaHCO
3水溶液の間で慎重に分液処理した。該水相をEtOAc(150 mL, 2x)で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)て濾過し、減圧濃縮して、(S)-1-ベンジル4-メチル 2-アミノスクシネートを無色油状物として得た(9.706g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 7.40-7.32 (m, 5H), 5.11 (s, 2H), 3.72 (app t, J = 6.6, 1H), 3.55 (s, 3H), 2.68 (dd, J = 15.9, 6.3, 1H), 2.58 (dd, J = 15.9, 6.8, 1H), 1.96 (s, 2H). LC (条件1): RT = 0.90分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
16NO
4: 238.11; 実測値: 238.22.
【0178】
Pb(NO
3)
2(6.06 g, 18.3 mmol)を、(S)-1-ベンジル4-メチル 2-アミノスクシネート(4.50 g, 19.0 mmol)、9-ブロモ-9-フェニル-9H-フルオレン(6.44 g, 20.0 mmol)およびEt
3N(3.0 mL, 21.5 mmol)のCH
2Cl
2(80 mL)溶液に1分かけて添加し、不均質な混合物を周囲条件で48時間撹拌した。該混合物を濾過し、該濾過物をMgSO
4で処理して、再び濾過し、最終濾過物を濃縮した。得られた粗物質を、Biotage精製(350 g シリカゲル, CH
2Cl
2溶離)処理して、(S)-1-ベンジル4-メチル 2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)スクシネートを、非常に粘稠な無色油状物として得た(7.93 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 7.82 (m, 2H), 7.39-7.13 (m, 16H), 4.71 (d, J = 12.4, 1H), 4.51 (d, J = 12.6, 1H), 3.78 (d, J = 9.1, NH), 3.50 (s, 3H), 2.99 (m, 1H), 2.50-2.41 (m, 2H, 部分的に溶媒と重なった). LC (条件1): RT = 2.16分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
31H
28NO
4: 478.20; 実測値: 478.19.
【0179】
LiHMDS(9.2 mLの1.0 M/THF, 9.2 mmol)を、冷却した(-78 ℃)(S)-1-ベンジル4-メチル 2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)スクシネート(3.907 g, 8.18 mmol)のTHF(50 mL)溶液に、10分かけて滴下添加し、〜1時間撹拌した。MeI(0.57 mL, 9.2 mmol)を該混合物に8分かけて滴下添加し、冷却槽を室温に緩和しながら16.5時間撹拌を続けた。飽和NH
4Cl水溶液(5 mL)でクエンチした後、ほとんどの有機成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2(100 mL)と水(40 mL)の間で分液処理した。該有機層を乾燥させ(MgSO
4)て濾過し、減圧濃縮して、得られた粗物質をBiotage(350 g シリカゲル; 25% EtOAc/ヘキサン)で精製し、〜1.0:0.65の比率(
1H NMR)の1-ベンジル4-メチル 3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)スクシネートの2S/3Sおよび2S/3Rジアステレオマー混合物を3.65 g得た。主要な異性体の立体化学をこの時点では決定せず、該混合物は分離せずに次のステップに用いた。部分
1H NMR データ (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): メジャージアステレオマー, δ 4.39 (d, J = 12.3, CH
2の1H), 3.33 (s, 3H, H
2Oシグナルと重なった), 3.50 (d, J = 10.9, NH), 1.13 (d, J = 7.1, 3H);マイナージアステレオマー, δ 4.27 (d, J =12.3, CH
2の1H), 3.76 (d, J = 10.9, NH), 3.64 (s, 3H), 0.77 (d, J = 7.0, 3H). LC (条件1): RT = 2.19分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
32H
30NO
4: 492.22; 実測値: 492.15.
【0180】
水素化イソブチルアルミニウム(20.57 mlの1.0 M/ヘキサン, 20.57 mmol)を、上記で調製した(2S)-1-ベンジル4-メチル 3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)スクシネート(3.37 g, 6.86 mmol)の冷却した(−78℃)THF(120 mL)溶液に10分かけて滴下添加し、−78℃で20時間撹拌した。該反応混合物を冷却槽から除去して、すぐに〜1M H
3PO
4/H
2O(250 mL)に撹拌しながら注ぎ入れ、該混合物をエーテル(100 mL, 2x)で抽出した。有機相を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させて(MgSO
4)濾過し、減圧濃縮した。粗物質のシリカゲルメッシュを調製し、クロマトグラフィー(25% EtOAc/ヘキサン; 重力溶離)処理して、ベンジルアルコールの混じった(2S,3S)-ベンジル4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを無色粘稠な油状物として1.1g得て、(2S,3R)立体異性体が混じった(2S,3R)-ベンジル4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを不純物として得た。後者の試料を同じカラムクロマトグラフィー精製条件で再度処理し、750 mgの精製物質を白色の泡状物質として得た。[備考: 上記の条件下において、該(2S, 3S)異性体は(2S,3R)異性体の前に溶離する]. (2S, 3S) 異性体:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 7.81 (m, 2H), 7.39-7.08 (m, 16H), 4.67 (d, J = 12.3, 1H), 4.43 (d, J = 12.4, 1H), 4.21 (app t, J = 5.2, OH), 3.22 (d, J = 10.1, NH), 3.17 (m, 1H), 3.08 (m, 1H), 〜2.5 (m, 1H, 溶媒シグナルと重複), 1.58 (m, 1H), 0.88 (d, J = 6.8, 3H). LC (条件1): RT = 2.00分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
31H
30NO
3: 464.45; 実測値: 464.22. (2S, 3R) 異性体:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 7.81 (d, J = 7.5, 2H), 7.39-7.10 (m, 16H), 4.63 (d, J= 12.1, 1H), 4.50 (app t, J = 4.9, 1H), 4.32 (d, J = 12.1, 1H), 3.59-3.53 (m, 2H), 3.23 (m, 1H), 2.44 (dd, J = 9.0, 8.3, 1H), 1.70 (m, 1H), 0.57 (d, J = 6.8, 3H). LC (条件1): RT = 1.92分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
31H
30NO
3: 464.45; 実測値: 464.52.
【0181】
DIBAL-還元生成物の相対的立体化学の帰属は、以下の手順を用いて各々の異性体から調製されたラクトン誘導体で行われたNOE調査に基づいて確認された: LiHMDS (50μLの 1.0 M/THF, 0.05 mmol)を、冷却した(氷水) (2S,3S)-ベンジル4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエート(62.7 mg, 0.135 mmol)のTHF(2.0 mL)溶液に添加し、該反応混合物を同様の温度で〜2時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2(30 mL)、水(20 mL)および飽和NH
4Cl水溶液 (1 mL)の間で分液処理した。該有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過して減圧濃縮し、得られた粗物質を、Biotage精製(40 g シリカゲル; 10-15% EtOAc/ヘキサン) 処理して、(3S,4S)-4-メチル-3-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを、無色の固形の膜状物質として得た(28.1 mg)。(2S,3R)-ベンジル4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートは、(3S,4R)-4-メチル-3-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ジヒドロフラン-2(3H)-オンと同様に合成した。(3S,4S)-ラクトン異性体:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 7.83 (d, J = 7.5, 2H), 7.46-7.17 (m, 11H), 4.14 (app t, J = 8.3, 1H), 3.60 (d, J = 5.8, NH), 3.45 (app t, J = 9.2, 1H), 〜2.47 (m, 1H, 部分的に溶媒シグナルと重なった), 2.16 (m, 1H), 0.27 (d, J = 6.6, 3H). LC (条件1): RT = 1.98分; LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
24H
21NNaO
2: 378.15; 実測値: 378.42. (3S,4R)-ラクトン異性体:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 7.89 (d, J = 7.6, 1H), 7.85 (d, J = 7.3, 1H), 7.46-7.20 (m, 11H), 3.95 (dd, J = 9.1, 4.8, 1H), 3.76 (d, J = 8.8, 1H), 2.96 (d, J = 3.0, NH), 2.92 (dd, J = 6.8, 3, NCH), 1.55 (m, 1H), 0.97 (d, J = 7.0, 3H). LC (条件1): RT = 2.03分; LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
24H
21NNaO
2: 378.15; 実測値: 378.49.
【0182】
TBDMS-Cl(48 mg, 0.312 mmol)に続いてイミダゾール(28.8 mg, 0.423 mmol)を、(2S,3S)-ベンジル4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエート(119.5 mg, 0.258 mmol)のCH
2Cl (3 ml)溶液に添加し、該混合物を周囲条件で14.25時間撹拌した。次いで、該反応混合物をCH
2Cl
2(30 mL)で希釈し、水(15 mL)で洗浄し、該有機層を乾燥させ(MgSO
4)て濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をBiotage(40 g シリカゲル; 5% EtOAc/ヘキサン)で精製して、TBDMSに基づく不純物が混じった(2S,3S)-ベンジル4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートを、無色粘稠な油状物として得た(124.4 mg)。(2S,3R)-ベンジル4-ヒドロキシ-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートは、(2S,3R)-ベンジル4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートと同様に合成した。(2S,3S)-シリルエステル異性体:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 7.82 (d, J = 4.1, 1H), 7.80 (d, J = 4.0, 1H), 7.38-7.07 (m, 16 H), 4.70 (d, J = 12.4, 1H), 4.42 (d, J = 12.3, 1H), 3.28-3.19 (m, 3H), 2.56 (dd, J = 10.1, 5.5, 1H), 1.61 (m, 1H), 0.90 (d, J = 6.8, 3H), 0.70 (s, 9H), -0.13 (s, 3H), -0.16 (s, 3H). LC (条件1, ランタイムを4分に延ばした): RT = 3.26分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
37H
44NO
3Si: 578.31; 実測値: 578.40. (2S,3R)-シリルエステル異性体:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 7.82 (d, J = 3.0, 1H), 7.80 (d, J = 3.1, 1H), 7.39-7.10 (m, 16H), 4.66 (d, J = 12.4, 1H), 4.39 (d, J = 12.4, 1H), 3.61 (dd, J = 9.9, 5.6, 1H), 3.45 (d, J = 9.5, 1H), 3.41 (dd, J = 10, 6.2, 1H), 2.55 (dd, J = 9.5, 7.3, 1H), 1.74 (m, 1H), 0.77 (s, 9H), 0.61 (d, J = 7.1, 3H), -0.06 (s, 3H), -0.08 (s, 3H).
【0183】
(2S,3S)-ベンジル4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエート(836 mg, 1.447 mmol)および10% Pd/C(213 mg)/EtOAc(16 mL)の混合物を水素バルーン処理し、該混合物を室温で〜21時間撹拌し、バルーンを必要に応じてH
2で再充填した。該反応混合物をCH
2Cl
2で希釈して、珪藻土パッド(セライト-545(登録商標))を通して濾過し、該パッドをEtOAc(200 mL)、EtOAc/MeOH(1:1混合物, 200 mL)およびMeOH(750 mL)で洗浄した。有機相を合わせて濃縮し、得られた粗物質からシリカゲルメッシュを調製して、フラッシュクロマトグラフィー(8:2:1の混合物 EtOAc/i-PrOH/H
2O) 処理して、(2S,3S)-2-アミノ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル酪酸を白色の綿毛状固形物として得た(325 mg)。(2S,3R)-ベンジル4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル-2-(9-フェニル-9H-フルオレン-9-イルアミノ)ブタノエートも同様に、(2S,3R)-2-アミノ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル酪酸に合成した。(2S,3S)-アミノ酸 異性体:
1H NMR (メタノール-d
4, δ = 3.29 ppm, 400 MHz), 3.76 (dd, J = 10.5, 5.2, 1H), 3.73 (d, J = 3.0, 1H), 3.67 (dd, J = 10.5, 7.0, 1H), 2.37 (m, 1H), 0.97 (d, J = 7.0, 3H), 0.92 (s, 9H), 0.10 (s, 6H). LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
11H
26NO
3Si: 248.17; 実測値: 248.44. (2S,3R)-アミノ酸 異性体:
1H NMR (メタノール-d
4, δ = 3.29 ppm, 400 MHz), 3.76-3.75 (m, 2H), 3.60 (d, J = 4.1, 1H), 2.16 (m, 1H), 1.06 (d, J = 7.3, 3H), 0.91 (s, 9H), 0.09 (s, 6H). 分析計算値 [M+H]
+ C
11H
26NO
3Si: 248.17; 実測値: 248.44.
【0184】
水(1 mL)およびNaOH(0.18 mLの1.0 M/H
2O, 0.18 mmol)を、(2S,3S)-2-アミノ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル酪酸(41.9 mg, 0.169 mmol)およびNa
2CO
3(11.9 mg, 0.112 mmol)の混合物に添加し、約1分間超音波処理して、反応物を溶解させた。その後、該混合物を氷水槽で冷却して、メチルクロロホルメート(0.02 mL, 0.259 mmol)を30秒で添加し、 同様の温度で40分間、次いで周囲温度で2.7時間、激しく撹拌を続けた。該反応混合物を水(5 mL)で希釈し、氷水槽で冷却し、1.0 N HCl水溶液 (〜0.23 mL)を滴下添加して処理した。該混合物 をさらに水(10 mL)で希釈し、CH
2Cl
2(15 mL, 2x)抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)て濾過し、減圧濃縮して、Cap-80をオフホワイトの固形物として得た。(2S,3R)-2-アミノ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-3-メチル酪酸も同様に、Cap-80bに合成した。Cap-80a:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz), 12.57 (br s, 1H), 7.64 (d, J = 8.3, 0.3H), 7.19 (d, J = 8.8, 0.7H), 4.44 (dd, J = 8.1, 4.6, 0.3H), 4.23 (dd, J = 8.7, 4.4, 0.7H), 3.56/3.53 (2つの一重線, 3H), 3.48-3.40 (m, 2H), 2.22-2.10 (m, 1H), 0.85 (s, 9H), 〜0.84 (d, 0.9H, t-Buシグナルと重複), 0.79 (d, J = 7, 2.1H), 0.02/0.01/0.00 (3つの重なったシグナル, 6H). LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
13H
27NNaO
5Si: 328.16; 実測値: 328.46. Cap-80b:
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.24 ppm, 400 MHz), 6.00 (br d, J = 6.8, 1H), 4.36 (dd, J = 7.1, 3.1, 1H), 3.87 (dd, J = 10.5, 3.0, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.58 (dd, J = 10.6, 4.8, 1H), 2.35 (m, 1H), 1.03 (d, J = 7.1, 3H), 0.90 (s, 9H), 0.08 (s, 6H). LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
13H
27NNaO
5Si: 328.16; 実測値: 328.53. 該粗生成物をさらなる精製は行わずに用いた。
【0185】
Cap-81
【化62】
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Falb et al. Synthetic Communications 1993, 23, 2839.により記載の手順に従って調製した。
【0186】
Cap-82からCap-85
Cap-82からCap-85を、Cap-51に記載の方法に従って、適当な開始物質から合成した。該試料は、それらのエナンチオマー(すなわち、各々、Cap-4、Cap-13、Cap-51およびCap-52)と同様のスペクトルプロファイルを示した。
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0187】
Cap-86
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
O-メチル-L-トレオニン(3.0 g, 22.55 mmol)、NaOH(0.902 g, 22.55 mmol)/H
2O(15 mL)の混合物に、ClCO
2Me(1.74 mL, 22.55 mmol)を0℃で滴下添加した。該混合物を12時間撹拌し、1N HClを用いてpH 1に酸性化した。該水相を、EtOAc(2x250 mL)および10% MeOH/CH
2Cl
2(250 mL)で抽出し、有機相を合わせて減圧濃縮して、後続のステップに用いるのに十分な純度の無色油状物(4.18 g, 97%)を得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 4.19 (s, 1H), 3.92-3.97 (m, 1H), 3.66 (s, 3H), 1.17 (d, J = 7.7 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
7H
13NO
5: 191; 実測値: 190 (M-H)
-.
【0188】
Cap-87
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
L-ホモセリン(2.0 g, 9.79 mmol)、Na
2CO
3(2.08 g, 19.59 mmol)/H
2O(15 mL)の混合物に、ClCO
2Me(0.76 mL, 9.79 mmol)を0℃で滴下添加した。該混合物を48時間撹拌し、1N HClを用いてpH 1に酸性化した。該水相をEtOAc(2X250 mL)で抽出し、有機相を合わせて減圧濃縮し、後続のステップに用いるのに十分な純度の、無色固形物を得た(0.719 g, 28%)。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 4.23 (dd, J = 4.5, 9.1 Hz, 1H), 3.66 (s, 3H), 3.43-3.49 (m, 2H), 2.08 - 2.14 (m, 1H), 1.82 - 1.89 (m, 1H). LCMS: 分析計算値 C
7H
13NO
5: 191; 実測値: 192 (M+H)
+.
【0189】
Cap-88
【化66】
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L-バリン(1.0 g, 8.54 mmol)、3-ブロモピリジン(1.8 mL, 18.7 mmol)、K
2CO
3(2.45 g, 17.7 mmol)およびCuI(169 mg, 0.887 mmol)/DMSO(10 mL)の混合物を、100℃で12時間加熱した。該反応混合物を室温に冷却し、H
2O(約150 mL)に注ぎ入れ、EtOAc(x2)で洗浄した。該有機層を少量のH
2Oで抽出し、水相を合わせて、6N HClで約pH 2に酸性化した。量を約3分の1に減らし、20gの陽イオン交換樹脂(Strata)を添加した。該スラリーを20分間おき、陽イオン交換樹脂(Strata)(約25g)のパッドにロードした。該パッドをH
2O(200 mL)、MeOH(200 mL)、次いでNH
3(3M/MeOH, 2X200 mL)で洗浄した。適当なフラクションを減圧濃縮し、残留物(約1.1 g)をH
2Oに溶解し、凍らせて凍結乾燥させた。表題の化合物を泡状物質として得た(1.02 g, 62%)。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.00 (s, br, 1H), 7.68 - 7.71 (m, 1H), 7.01 (s, br, 1H), 6.88 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 5.75 (s, br, 1H), 3.54 (s, 1H), 2.04 - 2.06 (m, 1H), 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H), 0.91 (d, J = 6.6 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
10H
14N
2O
2: 194; 実測値: 195 (M+H)
+.
【0190】
Cap-89
【化67】
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L-バリン(1.0 g, 8.54 mmol)、5-ブロモピリミジン(4.03 g, 17.0 mmol)、K
2CO
3(2.40 g, 17.4 mmol)およびCuI(179 mg, 0.94 mmol)/DMSO(10 mL)の混合物を、100℃で12時間加熱した。該反応混合物を室温に冷却し、H
2O(約150 mL)に注ぎ入れ、EtOAc(x2)で洗浄した。該有機層を少量のH
2Oで抽出し、水相を合わせて6N HClで約pH 2に酸性化した。量を約3分の1に減らし、20gの陽イオン交換樹脂(Strata)を添加した。該スラリーを20分間おき、陽イオン交換樹脂(Strata)(約25g)のパッドにロードした。該パッドをH
2O(200 mL)、MeOH(200 mL)、次いでNH
3(3M/MeOH, 2x200 mL) で洗浄した。適当なフラクションを減圧濃縮し、残留物(約1.1 g)をH
2Oに溶解し、凍らせて凍結乾燥させた。表題の化合物を泡状物質として得た(1.02 g, 62%)。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD)により、該混合物はバリンを含むことが示され、純度は評価できなかった。該物質をそのままで後続の反応に用いた。LCMS: 分析計算値 C
9H
13N
3O
2: 195; 実測値: 196 (M+H)
+.
【0191】
Cap-90
【化68】
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Cap-90を、Cap-1の調製に関する記載の方法に従って調製した。該粗物質をそのままで後続のステップに用いた。LCMS: 分析計算値 C
11H
15NO
2: 193; 実測値: 192 (M-H)
-.
【0192】
以下のCapを、実施例 51の方法に従って調製した。:
【表8-1】
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【表8-2】
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【表8-3】
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【表8-4】
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【0193】
Cap-117からCap-123
Cap、Cap-117からCap-123の調製において、Bocアミノ酸は市販品であり、25%TFA/CH
2Cl
2での処理により脱保護された。LCMSにより反応の完了が確認された後、該溶媒を減圧除去し、対応するアミノ酸のTFA塩を、Cap-51の方法に従って、メチルクロロホルメートでカルバモイル化した。
【表9-1】
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【表9-2】
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【0194】
Cap-124の調製。(4S,5R)-5-メチル-2-オキソオキサゾリジン-4-カルボン酸
【化69】
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L-トレオニンtert-ブチルエステルの塩酸塩を、Cap-51の方法に従ってカルバモイル化した。該粗反応混合物を、1N HClでpH〜1に酸性化し、該混合物をEtOAc(2X50 mL)で抽出した。有機相を合わせて減圧濃縮し、放置して凝固した無色物を得た。該水層を減圧濃縮し、得られた生成物と無機塩の混合物をEtOAc-CH
2Cl
2-MeOH(1:1:0.1)でトリチュレートし、次いで、該有機相を合わせて減圧濃縮し、LCMSにより目的の生成物であることが示された無色油状物を得た。両方の生成物を合わせて、0.52 gの固形物を得た。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 4.60 (m, 1H), 4.04 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 1.49 (d, J = 6.3 Hz, 3H). LCMS: 分析計算値 C
5H
7NO
4: 145; 実測値: 146 (M+H)
+.
【0195】
Cap-125の調製。(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-4-(ジメチルアミノ)酪酸
【化70】
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Cap-125を、Cap-1の調製方法に従って調製した。該粗生成物をそのままで後続の反応に用いた。LCMS: 分析計算値 C
11H
22N
2O
4: 246; 実測値: 247 (M+H)
+.
【0196】
(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)プロパン酸(Cap-126)の調製
【化71】
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この方法は、Cap-51の調製で用いた方法の改良である。(S)-2-アミノ-3-(1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)プロパン酸(0.80 g, 4.70 mmol)/THF(10mL)およびH
2O (10 mL) の0℃の懸濁液に、NaHCO
3(0.88 g, 10.5 mmol)を添加した。得られた混合物をClCO
2Me(0.40 mL, 5.20 mmol)で処理して、該混合物を0℃で撹拌した。約2時間の撹拌後、LCMSによって開始物質が残っていないことが示された。該反応物を6 N HClでpH 2に酸性化した。
該溶媒を減圧除去し、残留物を20 mLの20%MeOH/CH
2Cl
2に懸濁した。該混合物を濾過して濃縮し、淡黄色の泡状物質を得た(1.21 g,)。LCMSおよび
1H NMRにより、該物質は、メチルエステルと目的の生成物の9:1の混合物であることが示された。この物質をTHF(10mL)およびH
2O(10mL)に添加し、0℃に冷却してLiOH(249.1 mg, 10.4 mmol)を添加した。約1時間の撹拌後、LCMSによってエステルが残っていないことが示された。そこで、該混合物を6N HClで酸性化し、該溶媒を減圧除去した。LCMSおよび
1H NMRによりエステルが存在しないことを確認した。表題の化合物を、無機塩の混じった、そのHCl塩として得た(1.91 g, >100%)。該化合物を、さらなる精製は行わずにそのままで後続のステップに用いた。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.84, (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 4.52 (dd, J = 5.0, 9.1 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.62 (s, 3H), 3.35 (dd, J = 4.5, 15.6 Hz, 1H, 一部溶媒と重なった), 3.12 (dd, J = 9.0, 15.6 Hz, 1H).
LCMS: 分析計算値 C
17H
15NO
2: 392; 実測値: 393 (M+H)
+.
【0197】
(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸(Cap-127)の調製
【化72】
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Cap-127を、Cap-126の方法に従い、上記(S)-2-アミノ-3-(1-メチル-1H-イミダゾール-4-イル)プロパン酸(1.11 g, 6.56 mmol)、NaHCO
3(1.21 g, 14.4 mmol)およびClCO
2Me(0.56 mL, 7.28 mmol)から開始して調製した。表題の化合物を、無機塩の混じった、そのHCl塩(1.79 g, >100%)として得た。LCMSおよび
1H NMRによって、約5%のメチルエステルの存在が示された。該粗混合物をさらなる精製は行わずにそのままで用いた。
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.90 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 4.48 (dd, J = 5.0, 8.6 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.62 (s, 3H), 3.35 (m, 1H), 3.08 (m, 1H).
LCMS: 分析計算値 C
17H
15NO
2: 392; 実測値: 393 (M+H)
+.
【0198】
(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸(Cap-128)の調製
【化73】
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【0199】
ステップ1。(S)-ベンジル2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)ペンタ-4-イノエート(cj-27b)の調製。
【化74】
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0℃のcj-27a(1.01 g, 4.74 mmol)、DMAP(58 mg, 0.475 mmol)およびiPr
2NEt(1.7 mL, 9.8 mmol)/CH
2Cl
2(100 mL)溶液に、Cbz-Cl(0.68 mL, 4.83 mmol)を添加した。該溶液を0℃で4時間撹拌し、洗浄し(1N KHSO
4、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、減圧濃縮した。残留物を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(TLC 6:1 hex:EtOAc)で精製して、表題の化合物(1.30 g, 91%)を無色油状物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.35 (s, 5H), 5.35 (d, br, J = 8.1 Hz, 1H), 5.23 (d, J = 12.2 Hz, 1H), 5.17 (d, J = 12.2 Hz, 1H), 4.48 - 4.53 (m, 1H), 2.68 - 2.81 (m, 2H), 2.00 (t, J = 2.5 Hz, 1H), 1.44 (s, 9H). LCMS: 分析計算値 C
17H
21NO
4: 303; 実測値: 304 (M+H)
+.
【0200】
ステップ2。(S)-ベンジル3-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)プロパノエート(cj-28)の調製。
【化75】
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室温の(S)-ベンジル2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)ペンタ-4-イノエート(0.50 g, 1.65 mmol)、アスコルビン酸ナトリウム(0.036 g, 0.18 mmol)、CuSO
4-5H
2O(0.022 g, 0.09 mmol)およびNaN
3(0.13 g, 2.1 mmol)/DMF-H
2O(5 mL, 4:1)の混合物に、BnBr(0.24 mL, 2.02 mmol)を添加し、該混合物を65℃に温めた。5時間後、LCMSにより低い変換が示された。さらなるNaN
3(100 mg)を添加し、12時間加熱を続けた。該反応物をEtOAcおよびH
2Oに注ぎ入れ、振とうさせた。層を分離し、水層をEtOAで3回抽出し、有機相を合わせて洗浄し(H
2O x3、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、濃縮した。残留物を、フラッシュ(Biotage, 40+M 0-5% MeOH/CH
2Cl
2; TLC 3% MeOH/CH
2Cl
2)で精製して、放置して凝固した淡黄色油状物を得た(748.3 mg, 104%)。NMRは目的の生成物と一致したが、DMFの存在が示唆された。該物質を、さらなる精製は行わずにそのままで用いた。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.84 (s, 1H), 7.27 - 7.32 (m, 10H), 5.54 (s, 2H), 5.07 (s, 2H), 4.25 (m, 1H), 3.16 (dd, J = 1.0, 5.3 Hz, 1H), 3.06 (dd, J = 5.3, 14.7 Hz), 2.96 (dd, J = 9.1, 14.7 Hz, 1H), 1.31 (s, 9H).LCMS: 分析計算値 C
24H
28N
4O
4: 436; 実測値: 437 (M+H)
+.
【0201】
ステップ2。(S)-ベンジル3-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)-2-(メトキシカルボニルアミノ)プロパノエート(cj-29)の調製。
【化76】
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(S)-ベンジル3-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)プロパノエート(0.52 g, 1.15 mmol)/CH
2Cl
2溶液に、TFA(4 mL)を添加した。該混合物を室温で2時間撹拌した。該混合物を減圧濃縮して、その場で凝固した無色油状物を得た。この物質をTHF-H
2Oに溶解し、0℃に冷却した。固体のNaHCO
3(0.25 g, 3.00 mmol)を添加し、続いてClCO
2Me(0.25 mL, 3.25 mmol)を添加した。1.5時間撹拌後、該混合物を6N HClでpH〜2に酸性化した後、H
2O-EtOAcに注ぎ入れた。層を分離し、該水相をEtOAcで2回抽出した。有機層を合わせて洗浄し(H
2O、食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、減圧濃縮して、無色油状物(505.8 mg, 111%, NMRにより未確認の不純物の存在が示唆された)を得て、真空中に置いて固形化した。該物質を、さらなる精製は行わずにそのままで用いた。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.87 (s, 1H), 7.70 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.27 - 7.32 (m, 10H), 5.54 (s, 2H), 5.10 (d, J = 12.7 Hz, 1H), 5.06 (d, J = 12.7 Hz, 1H), 4.32 - 4.37 (m, 1H), 3.49 (s, 3H), 3.09 (dd, J = 5.6, 14.7 Hz, 1H), 2.98 (dd, J = 9.6, 14.7 Hz, 1H). LCMS: 分析計算値 C
21H
22N
4O
4: 394; 実測値: 395 (M+H)
+.
【0202】
ステップ3。 (S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸(Cap-128)の調製。
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
(S)-ベンジル3-(1-ベンジル-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)-2-(メトキシカルボニルアミノ)プロパノエート(502 mg, 1.11 mmol)を、Pd-C(82 mg)の存在下、MeOH(5 mL)中、大気圧で12時間、水素化した。該混合物を、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、減圧濃縮した。(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)プロパン酸を、約10%のメチルエステルが混じった無色のゴム状物質(266 mg, 111%)として得た。該物質を、さらなる精製は行わずにそのままで用いた。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.78 (s, br, 1H), 7.59 9s, 1H), 7.50 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.19 - 4.24 (m, 1H), 3.49 (s, 3H), 3.12 (dd, J = 4.8 Hz, 14.9 Hz, 1H), 2.96 (dd, J = 9.9, 15.0 Hz, 1H). LCMS: 分析計算値 C
7H
10N
4O
4: 214; 実測値: 215 (M+H)
+.
【0203】
(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(Cap-129)の調製
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0204】
ステップ1。 (S)-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(cj-31)の調製。
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
(S)-ベンジル2-オキソオキセタン-3-イルカルバメート(0.67 g, 3.03 mmol),およびピラゾール(0.22 g, 3.29 mmol)/CH
3CN(12 mL)の懸濁液を、50℃で24時間加熱した。該混合物を終夜、室温に冷却し、該固形物を濾過して、(S)-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(330.1 mg)を得た。該濾過物を減圧濃縮した後、少量のCH
3CN(約4 mL)でトリチュレートして、第二生成物(43.5 mg)を得た。総収量 370.4 mg (44%)。
m.p. 165.5 - 168℃. 文献記載のm.p. 168.5 - 169.5 Vederas et al. J. Am. Chem. Soc. 1985, 107, 7105.
1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.51 (d, J = 2.0, 1H), 7.48 (s, J = 1.5 Hz, 1H), 7.24 - 7.34 (m, 5H), 6.23 m, 1H), 5.05 (d, 12.7 H, 1H), 5.03 (d, J = 12.7 Hz, 1H), 4.59 - 4.66 (m, 2H), 4.42 - 4.49 (m, 1H). LCMS: 分析計算値 C
14H
15N
3O
4: 289; 実測値: 290 (M+H)
+.
【0205】
ステップ2。 (S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(Cap-129)の調製。
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
(S)-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロパン酸(0.20 g, 0.70 mmol)を、Pd-C(45 mg)の存在下、MeOH(5 mL)中、大気圧で2時間、水素化した。該生成物はMeOHに不溶であるように思われたので、反応混合物を5mL H
2Oおよび数滴の6N HClで希釈した。均一な溶液を珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、MeOHを減圧除去した。残った溶液を、凍らせて凍結乾燥させ、黄色の泡状物質を得た(188.9 mg)。この物質をTHF-H
2O(1:1, 10mL)に懸濁した後、0℃に冷却した。該冷混合物に、NaHCO
3(146.0 mg, 1.74 mmol)を慎重に添加した(CO
2の発生)。ガスの発生(約15分)が終わった後、ClCO
2Me(0.06 mL, 0.78 mmol)を滴下添加した。該混合物を2時間撹拌し、6N HClでpH〜2に酸性化し、EtOAcに注ぎ入れた。層を分離し、水相をEtOAC(x5)で抽出した。有機層を合わせて洗浄し(食塩水)、乾燥させ(Na
2SO
4)て濾過し、濃縮して、表題の化合物を無色固形物として得た(117.8 mg, 79%)。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.04 (s, 1H), 7.63 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.48 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 6.19 (app t, J = 2.0 Hz, 1H), 4.47 (dd, J = 3.0, 12.9 Hz, 1H), 4.29 - 4.41 (m, 2H), 3.48 (s, 3H). LCMS: 分析計算値 C
8H
11N
3O
4: 213; 実測値: 214 (M+H)
+.
【0206】
Cap-130。 N-アセチル-(R)-フェニルグリシン。
【化81】
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Cap-130を、Calmes, M.; Daunis, J.; Jacquier, R.; Verducci, J. tetrahedron, 1987, 43(10), 2285.の方法に加えて、市販の(R)-フェニルグリシンアナログのアシル化により調製した。
【実施例】
【0207】
本開示は、範囲を制限することを意図しない、特定の態様に関連して記載する。一方、本開示は、請求項の範囲内に含まれ得る全ての代替物、改良物、および同等物に及ぶ。従って、以下の実施例は本開示の一実施を説明する特定の態様を含み、本実施例は、特定の態様の説明を目的としており、最も有用で、その方法の説明および概念的態様が容易に理解できると思われるものを提供する。
【0208】
他に定めのない限り、溶液のパーセントは重量−量の関係を表し、溶液比は重量−重量関係を表す。核磁気共鳴(NMR)スペクトルは、Bruker 300、400あるいは500 MHzスペクトロメーターのいずれかで記録し; 化学シフト(δ)は、100万分の1で報告する。フラッシュカラムクロマトグラフィーは、Stillのフラッシュクロマトグラフィー法(J. Org. Chem. 1978, 43, 2923)に従って、シリカゲル(SiO
2)で実施した。
【0209】
純度評価および低分解能質量分析を、Waters Micromass ZQ MS systemを備えた島津LCシステムで実施した。装置間で保持時間がわずかに異なりうることに注意すべきである。保持時間(RT)の決定に用いられたLC条件は以下であった:
条件1
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2分
停止時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10% H
2O
条件2
カラム = Phenomenex-Luna 4.6X50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2分
停止時間 = 3分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10% H
2O
条件3
カラム = HPLC XTERRA C18 3.0 x 50mm S7
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3分
停止時間 = 4分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10% H
2O
方法A: LCMS - Xterra MS C-18 3.0 x 50mm, 0 to 100% B over 30.0分 グラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム.
方法B: HPLC - X-Terra C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA
方法C: HPLC - YMC C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.2% H
3PO
4, B = 90%メタノール 10%水 0.2% H
3PO
4.
方法D: HPLC - Phenomenex C-18 4.6 x 150mm, 10.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.2% H
3PO
4, B = 90%メタノール 10%水 0.2% H
3PO
4
方法E: LCMS - Gemini C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム.
方法F: LCMS-Luna C-18 3.0 x 50mm, 7.0分かけてB液0%から100%へのグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム.
【0210】
実施例1
(1R,1'R)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
【化82】
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【0211】
実施例 1、ステップa
【化83】
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N-Boc-L-プロリン(7.139 g, 33.17 mmol)、HATU(13.324 g, 35.04 mmol)、2-アミノ-1-(4-ブロモフェニル)エタノンのHCl塩(8.127 g, 32.44 mmol)、およびDMF(105 mL)の不均質な混合物に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(18 mL, 103.3 mmol)を15分かけて滴下添加し、周囲条件で55分間撹拌した。ほとんどの揮発性成分を減圧除去し、得られた残留物を酢酸エチル(300 mL)と水(200 mL)の間で分液処理した。該有機層を水(200 mL)および食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。シリカゲルメッシュを残留物から調製し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 50-60 % 酢酸エチル/ヘキサン)処理し、ケトアミド1aを白色固形物として得た(12.8 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.25-8.14 (m, 1H), 7.92 (br d, J = 8.0, 2H), 7.75 (br d, J = 8.6, 2H), 4.61 (dd, J = 18.3, 5.7, 1H), 4.53 (dd, J = 18.1, 5.6, 1H), 4.22-4.12 (m, 1H), 3.43-3.35 (m, 1H), 3.30-3.23 (m, 1H), 2.18-2.20 (m, 1H), 1.90-1.70 (m, 3H), 1.40/1.34 (two app br s, 9H). LC (条件1): RT = 1.70分; LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
18H
23BrN
2NaO
4: 433.07; 実測値: 433.09.
【0212】
例えば中間体1-1aから1-5aなどのアナログ化合物を、適当に置換されたアミノ酸および臭化アリール異性体を用いることにより調製した。
【化84】
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1-1a
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.35/1.40 (2つの br s, 9H), 2.27-2.42 (m, 1H), 2.73-2.95 (m, 1H), 3.62-3.89 (m, 2H), 4.36-4.50 (m, 1H), 4.51-4.60 (m, 1H), 4.62-4.73 (m, 1H), 7.75 (d, J=8.24 Hz, 2H), 7.92 (d, J=7.63 Hz, 2H), 8.31-8.49 (m, 1H). HPLC XTERRA C-18 4.6×30 mm, 4分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 1.59分, 99% 均一性指数. LCMS: 分析計算値 C
18H
21BrF
2N
2O
4: 446.06; 実測値: 445.43 (M-H)
-.
【化85】
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1-2a
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm (8.25 1H, s), 7.91 (2H, d, J=8.24Hz), 7.75 (2H, d, J=8.24 Hz), 4.98 (1H, s), 4.59-4.63 (1H, m), 4.46-4.52 (1H, m), 4.23 (1H, m), 3.37 (1H, s), 3.23-3.28 (1H, m), 2.06 (1H, m), 1.88 (1H, s), 1.38 (3H, s), 1.33 (6H, s). LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA 移動相, RT = 3.34分, 分析計算値 C
18H
23BrN
2O
5 427.30; 実測値: 428.08 (M+H)
+.
【化86】
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1-3a
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.30 (1H, s) 7.93-7.96 (2H, m) 7.76 (2H d, J=8.24 Hz) 5.13 (1H, s) 4.66-4.71 (1H, m) 4.52-4.55 (1H, m) 4.17 (1H, m) 3.51 (1H, s) 3.16-3.19 (1H, m) 2.36 (1H, m) 1.78 (1H, s) 1.40 (s, 3H), 1.34 (s, 6H). LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, RT= 3.69分, 分析計算値 C
18H
23BrN
2O
5 427.30; 実測値: 428.16 (M+H)
+.
【化87】
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1-4a
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.29-1.47 (m, 9H), 1.67-1.90 (m, 3H), 2.00-2.20 (m, 1H), 3.23-3.30 (m, 1H), 3.34-3.44 (m, 1H), 4.16 (dd, 1H), 4.57 (q, 2H), 7.51 (t, J=7.78 Hz, 1H), 7.86 (dd, J=7.93, 1.22 Hz, 1H), 7.98 (d, J=7.63 Hz, 1H), 8.11 (s, 1H), 8.15-8.29 (m, 1H). LC/MS (M+Na)+ = 433.12/435.12.
【化88】
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1-5a
LCMS 条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 5μL 注入量. RT = 1.93分; LRMS: 分析計算値 C
19H
18BrN
2O
4 418.05; 実測値: 419.07 (M+H)
+.
【0213】
実施例 1, ステップb
【化89】
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ケトアミド1a (12.8 g, 31.12 mmol)およびNH
4OAc (12.0 g, 155.7 mmol)/キシレン(155 mL)の混合物を、密封チューブ中、140℃で2時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を酢酸エチルと水の間で慎重に分液処理し、そこで、二相系を振とうさせた後、 十分な飽和NaHCO
3溶液を添加して水相のpHをわずかに塩基性にした。層を分離し、水層をさらなる酢酸エチルで抽出した。有機相を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた物質を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶化して、イミダゾール1bの2つの生成物を、淡黄色の高密度の固形物として重量5.85 g得た。母液を減圧濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 30% 酢酸エチル/ヘキサン)処理して、さらに2.23 gのイミダゾール1bを得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.17/11.92/11.86 (m, 1H), 7.72-7.46/7.28 (m, 5H), 4.86-4.70 (m, 1H), 3.52 (app br s, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.30-1.75 (m, 4H), 1.40/1.15 (app br s, 9H). LC (条件1): RT = 1.71分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
18H
23BrN
3O
2: 392.10; 実測値: 391.96; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
18H
23BrN
3O
2: 392.0974; 実測値: 392.0959
【0214】
1bの2つの試料の光学純度を、以下に記載のキラルHPLC条件(ee > 99% 生成物を合わせて; ee = 96.7%フラッシュクロマトグラフィーからの試料)を用いて評価した。:
カラム: Chiralpak AD, 10 um, 4.6 x 50 mm
溶媒: 2%エタノール/ヘプタン (イソクラティック)
流速: 1 mL/分
波長: 220あるいは254 nmのいずれか
相対保持時間: 2.83分 (R), 5.34分 (S)
【0215】
例えば中間体1-1bから1-4bなどのアナログ化合物は、適当なケトアミド化合物を用いることにより調製できる。
【化90】
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1-1b
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.17/1.40 (2つの br s, 9H), 2.50-2.74 (m, J=25.64 Hz, 1H), 2.84-3.07 (m, 1H), 3.88 (d, J=10.07 Hz, 2H), 5.03 (s, 1H), 7.50 (d, J=8.55 Hz, 2H), 7.60 (s, 1H), 7.70 (d, J=8.55 Hz, 2H), 12.10 (s, 1H). HPLC XTERRA C-18 4.6×30 mm, 4分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 1.59分, 99% 均一性指数; LCMS: 分析計算値 C
18H
20BrF
2N
3O
2: 428.27; 実測値: 428.02 (M)
+.
【化91】
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1-2b
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.89-11.99 (1H, m), 7.68 (2H, d, J=8.54 Hz), 7.52-7.59 (1H, m), 7.48 (2H, d, J=8.54 Hz), 4.80 (1H, m), 4.33 (1H, s), 3.51-3.60 (1H, m), 3.34 (1H, d, J=10.99 Hz), 2.14 (1H, s), 1.97-2.05 (1H, m), 1.37 (3H, s), 1.10 (6H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, (RT= 3.23分) 分析計算値 C
18H
22BrN
3O
3 408.30; 実測値: 409.12 (M+H)
+.
【0216】
【化92】
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1-3b
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.06-12.24 (1H, m), 7.58-7.69 (5H, m), 4.84-4.95 (1H, m), 4.34 (1H, s), 3.61 (1H, s), 3.34-3.40 (1H, m), 2.52 (1H, s), 1.92-2.20 (1H, m), 1.43 (3H, s), 1.22 (6H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, (RT= 3.41分) 分析計算値 C
18H
22BrN
3O
3 408.30; 実測値: 409.15 (M+H)
+.
【化93】
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1-4b
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.98-1.51 (m, 9H), 1.82-2.12 (m, 3H), 2.31-2.48 (m, 1H), 3.30-3.51 (m, 1H), 3.52-3.66 (m, 1H), 4.88-5.16 (m, 1H), 7.47 (t, J=7.93 Hz, 1H), 7.61 (d, J=7.93 Hz, 1H), 7.81 (d, J=7.93 Hz, 1H), 8.04 (s, 1H), 8.12 (d, J=28.38 Hz, 1H), 14.65 (s, 1H). LC/MS (M+H)
+ = 391.96/393.96.
【0217】
さらなるイミダゾールアナログを、上述の方法に類似した方法に従って調製した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表10】
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【0218】
実施例 1, ステップc
【化94】
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Pd(Ph
3P)
4(469 mg, 0.406 mmol)を、臭化物1b (4.008 g, 10.22 mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(5.422 g, 21.35 mmol)、酢酸カリウム(2.573g, 26.21 mmol)および1,4-ジオキサン(80 mL)の混合物を含む圧力管に、添加した。該反応フラスコを窒素でパージし、蓋をして、油浴を用いて80℃で16.5時間加熱した。該反応混合物を濾過し、該濾過物を減圧濃縮した。粗物質をCH
2Cl
2(150 mL)および水媒体(50 mL水 + 10 mL飽和NaHCO
3溶液)の間で慎重に分液処理した。該水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた物質をフラッシュクロマトグラフィー(試料は溶離液とともにロードした; 20-35%酢酸エチル/CH
2Cl
2)で精製して、ピナコールの混じったボロネート1cを、オフホワイトで高密度の固形物として得た;1cのピナコールに対する相対モル比は約10:1(
1H NMR)であった。〜2.5日間、高真空で処理した後の試料は3.925 gの重量であった。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 12.22/11.94/ 11.87 (m, 1H), 7.79-7.50/ 7.34-7.27 (m, 5H), 4.86-4.70 (m, 1H), 3.52 (app br s, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.27-1.77 (m, 4H), 1.45-1.10 (m, 21H). LC (条件1): RT = 1.64分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
24H
35BN
3O
4: 440.27; 実測値: 440.23.
【0219】
中間体1-1cから1-4cなどのアナログ化合物は、適当な臭化アリールを用いることにより調製することができる。
【化95】
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1-1c
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.16 (s, 8H), 1.29 (s, 13H), 2.51-2.72 (m, 1H), 2.84-3.03 (m, 1H), 3.79-4.00 (m, 2H), 4.88-5.21 (m, 1H), 7.62 (d, J=7.93 Hz, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.76 (d, J=7.93 Hz, 2H), 12.11/12.40 (2つのbr s, 1H). HPLC GEMINI C-18 4.6×50 mm, 4分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 95%水, 5%アセトニトリル, 0.1% NH
4OAc, B = 5%水, 95%アセトニトリル, 0.1% NH
4OAc, RT = 1.62分, 99% 均一性指数. LCMS: 分析計算値 C
34H
32BF
2N
3O
4: 475.34; 実測値: 474.78 (M-H)
-.
【化96】
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1-2c
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.97 (1H, m), 7.62-7.75 (5H, m), 5.05 (1H d, J=3.36 Hz), 4.82 (m, 1H), 4.35 (m, 1H), 3.58 (1H, m), 2.389 (1H, s), 2.17 (1 H, m), 1.38 (3H, s), 1.30 (12H, s), 1.1 (6H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, RT= 3.63分, 分析計算値 C
24H
34BN
3O
5 455.30; 実測値: 456.31 (M+H)
+.
【化97】
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1-3c
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.05-12.24 (1H, m), 7.61-7.73 (5H, m), 4.83-5.01 (1H, m), 4.33 (1H, s), 3.54-3.63 (1H, m), 3.39-3.80 (1H, m), 2.38-2.49 (1H, m), 1.98-2.01 (1H, m), 1.42 (3H, s), 1.34 (12H, s), 1.21 (6H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, RT= 3.64分, 分析計算値 C
24H
34BN
3O
5 455.30; 実測値: 456.30 (M+H)
+.
【化98】
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1-4c
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.02-1.54 (m, 21H), 1.75-2.07 (m, 3H), 2.09-2.33 (m, 1H), 3.32-3.44 (m, 1H), 3.55 (s, 1H), 4.69-4.94 (m, 1H), 7.33 (t, J=7.32 Hz, 1H), 7.41-7.57 (m, 2H), 7.84 (d, J=7.32 Hz, 1H), 8.08 (s, 1H), 11.62-12.07 (m, 1H). LC/MS (M+H)
+ = 440.32.
【0220】
さらなるボロン酸エステル: 1-5cから1-10cの条件
LCMS 条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表11】
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【0221】
実施例 1, ステップd
ジ-tert-ブチル (2S,2'S)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ジ(1-ピロリジンカルボキシレート)
【化99】
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Pd(Ph
3P)
4(59.9 mg, 0.0518 mmol)を、臭化物1b(576.1 mg, 1.469 mmol)、ボロネート1c(621.8 mg, 1.415 mmol)、NaHCO
3(400.4 mg, 4.766 mmol)/1,2-ジメトキシエタン(12 mL)および水(4 mL)の混合物に添加した。該反応混合物を窒素でフラッシュし、油浴を用いて80℃で5.75時間加熱し、次いで揮発性成分を減圧除去した。該残留物を20%メタノール/ CHCl
3(60 mL)と水(30 mL)の間で分液処理し、水相を20%メタノール/CHCl
3(30 mL)で抽出した。有機相を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。シリカゲルメッシュを得られた粗物質から調製し、フラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル)で処理して、Ph
3POが混じった二量体1dを、オフホワイトの固形物として得た(563 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.21-12-16/11.95-11.78 (m, 2H), 7.85-7.48/ 7.32-7.25 (m, 10H), 4.90-4.71 (m, 2H), 3.60-3.32 (m, 4H), 2.30-1.79 (m, 8H), 1.46-1.10 (m, 18H). LC (条件1b): RT = 1.77分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
36H
45BN
6O
4: 625.35; 実測値: 625.48.
【0222】
さらなる対称アナログが同様の方法で調製できる。
【化100】
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1-1d
中間体1-2cおよび1-2bを用いて実施例 1-1dを調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.94-12.22 (2H, m) 7.53-7.82 (10H, m) 4.82-4.92 (2 H, m) 4.34-4.43 (2 H, m) 3.55-3.64 (2 H, m) 3.36 (2 H, d, J=11.29 Hz) 2.12-2.22 (2 H, m) 2.02-2.11 (2 H, m) 1.40 (6 H, s) 1.14 (12 H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, RT= 3.32分, 分析計算値 656.79; 実測値: 657.40 (M+H)
+. Nominal/LRMS - (M+H)
+-657.42, (M-H)
--655.28.
【0223】
【化101】
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1-2d
中間体1-3bおよび1-3c用いて実施例1-2dを調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.00-12.20 (2H, m) 7.56-7.76 (10H, m) 4.90 (1H, s) 4.82 (1H, s) 4.25-4.34 (2H, m) 3.56 (2H, s) 3.34-3.47 (2H, m) 1.97-2.13 (4H, m) 1.39 (9H, m) 1.20 (9H, s); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA; RT= 3.35分, 分析計算値 656.79; 実測値: 657.30 (M+H)
+.
【0224】
【化102】
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1-2d-1
tert-ブチル(2S)-2-(4-(3'-(2-((2S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-3-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジンカルボキシレート
中間体1-4cおよび1-4bを用いて実施例1-2d-1を調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.09-1.51 (m, 18H), 1.84-2.15 (m, 6H), 2.34-2.50 (m, 2H), 3.35-3.52 (m, 2H), 3.54-3.67 (m, 2H), 5.08 (d, J=5.49 Hz, 2H), 7.68 (t, J=7.78 Hz, 2H), 7.78-7.92 (m, 4H), 8.11-8.30 (m, 4H), 14.81 (s, 2H). LC/MS (M+H)
+ = 625.48.
【0225】
【化103】
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1-2d-2
ジオール 1-1d(0.15g, 0.23mmol)を固形物として、の溶液−78℃に冷却したビス(2-メトキシエチル) アミノサルファートリフルオリド(0.1mL, 0.51mmol)/1.0mL CH
2Cl
2溶液に添加した。該反応物を−78℃で2時間撹拌した後、室温に温め、2時間撹拌した。該反応物を飽和重炭酸ナトリウム溶液を注ぎ入れ、発泡が終わるまで撹拌した。層を分離し、水層をCH
2Cl
2で1度だけ抽出した。有機層を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮して黄色油状物を得た。該油状物をCH
2Cl
2およびペンタンでトリチュレートして、目的の生成物を黄褐色の固形物として得た (0.092g, 61%)。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.76-11.94 (2H, m), 7.77 - 7.85 (4 H, m), 7.66 - 7.72 (4 H, m), 7.60 - 7.66 (2 H, m, J=11.60 Hz), 5.39 (1 H, s), 5.28 (1 H, s), 5.03 (2 H, s), 3.66 - 3.79 (4 H, m), 2.61 - 2.70 (2 H, m), 2.28 - 2.38 (2 H, m), 1.42 (10 H, s), 1.24 (8 H, s). LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, (t
R= 3.58分) 分析計算値 C
36H
42F
2N
6O
4 660.70; 実測値: 661.68 (M+H)
+.
【0226】
【化104】
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1-2d-3
1bおよび1cからの1dの調製と同様の方法で、1-1bおよび1-1cから調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.18/1.40 (2つの br. s., 18H), 2.53 - 2.75 (m, J=25.94 Hz, 2H), 2.86 - 3.06 (m, 2H), 3.78 - 4.02 (m, 4H), 5.04 (br s, 2H), 7.17 - 8.24 (m, 10H), 12.07/12.37 (2つの br. s., 2H); HPLC XTERRA C-18 3.0×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 1.31分, 99% 均一性指数. LCMS: 分析計算値 C
36H
40F
4N
6O
4: 696.73; 実測値: 967.64 (M+H)
+.
【0227】
中間体1-3dおよび1-4dなどの非対称な化合物を、同様の方法で調製することができる。実施例について、1dの調製に関する上述と同様の方法で、1-1cと1bの反応により1-3dを得た。同様に、1dの調製に関する上述と同様の方法で、1-4cと1bの反応により1-4dを得た。
【化105】
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1-3d
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.40/1.18 (2つの br s, 18H), 1.90-2.02 (m, 2H), 2.02-2.12 (m, 1H), 2.28-2.46 (m, 2H), 2.68-2.87 (m, 1H), 3.35-3.49 (m, 1H), 3.53-3.62 (m, 1H), 3.82-4.10 (m, 2H), 4.92-5.11 (m, 1H), 5.28 (s, 1H), 7.79-8.00 (m, 8H), 8.03-8.25 (m, 2H), 13.77-15.16 (m, 2H); HPLC XTERRA C-18 3.0×50 mm, 4分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 1.22分, 99% 均一性指数. LCMS: 分析計算値 C
36H
42F
2N
6O
4: 660.75; 実測値: 661.98 (M+H)
+.
【化106】
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1-4d
1bおよび1cからの1dの調製と同様の方法で、実施例 1-4dを1-4cおよび1bから調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.99 - 1.60 (m, 18 H) 1.75 - 2.11 (m, J=73.24 Hz, 6 H) 2.12 - 2.32 (m, 2 H) 3.32 - 3.41 (m, 2 H) 3.56 (s, 2 H) 4.63 - 5.02 (m, 2 H) 6.98 - 8.28 (m, 10 H) 11.67 - 12.33 (m, 2 H); LC条件: Phenomenex Luna 3.0 X 5.0mm S10, 溶媒A - 0.1% TFA/10% MeOH/90%H
2O, 溶媒B - 0.1% TFA/90% MeOH/10% H
2O, 2分かけてB液0%から100%, 停止時間 = 3分, 流速 = 4ml/分, 波長 = 220nm, LC/MS (M+H)
+ = 625.32. 保持時間 = 1.438分
【0228】
さらなるビフェニルアナログを同様に調製した。
実施例1-5dから1-7dのLC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表12】
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【0229】
実施例 1、ステップe
5,5'-(4,4'-ビフェニルジイル)ビス(2-((2S)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール)
【化107】
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カルバメート1d(560 mg)および25% TFA/CH
2Cl
2(9.0 mL)の混合物を周囲条件で3.2時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、得られた物質を、MCXカラム(メタノール洗浄; 2.0 M NH
3/メタノール溶離)を用いて遊離塩基とし、ピロリジン1eをくすんだ黄色固形物として得た(340 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.83 (br s, 2H), 7.80 (d, J = 8.1, 4H), 7.66 (d, J = 8.3, 4H), 7.46 (br s, 2H), 4.16 (app t, J = 7.2, 2H), 2.99-2.69 (m, 6H), 2.09-2.00 (m, 2H), 1.94-1.66 (m, 6H). LC (条件1): RT = 1.27分; > 98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
26H
29N
6: 425.25; 実測値: 425.25; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
26H
29N
6: 425.2454; 実測値: 425.2448
【0230】
1-1eから1-4eなどのさらなるアナログを、同様の方法で調製できる。
【化108】
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1-1e
1-1d(3R,3'R,5S,5'S)-tert-ブチル5,5'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ビス(3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキシレート)/3mL ジオキサン溶液に、HCl/ジオキサンの4.0M溶液を0.8mL添加した。該反応物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。得られた黄褐色固形物を真空乾燥させ、1-1e (3R,3'R,5S,5'S)-5,5'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ジピロリジン-3-オールテトラヒドロクロリド( 0.55g, 100%収率)を得た。さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 10.33 (s, 2H), 9.85 (s, 2H), 8.09 (s, 2H), 8.01 (d, J=8.24 Hz, 4H), 7.88 (d, J=8.24 Hz, 4H), 5.14 (m, 2H), 4.62 (m, 2H), 3.61 (m, 2H), 3.23 (d, J=11.29 Hz, 2H), 2.64 (m, 2H), 2.44 (dd, J=13.43, 6.71 Hz, 2H); LCMS -Waters-Sunfire C-18 4.6 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, RT= 1.35分 分析計算値 456.30; 実測値: 457.25 (M+H)
+; Nominal/LRMS - (M+H)
+-457.35.
【0231】
【化109】
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1-2e
実施例 1-2eを、1-1eの調製に記載の方法と同様の方法で調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 10.32 (1 H, s) 8.01 (2 H, s) 7.97 (4 H, d, J=8.24 Hz) 7.86 (4 H, d, J=8.24 Hz) 5.01-5.10 (2 H, m) 4.52-4.60 (2 H, m) 3.36-3.45 (2 H, m) 3.25 (2 H, s) 2.60-2.68 (2 H, m) 2.40-2.48 (2 H, m); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, RT= 2.10min., 分析計算値 456.30; 実測値: 457.22 (M+H)
+
【0232】
【化110】
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1-2e-1
2-((2S)-2-ピロリジニル)-4-(3'-(2-((2S)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-3-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール
実施例 1-2e-1を、1-1eの調製に関する記載と同様の方法で、1-2d-1から調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.74-2.44 (m, 12H), 4.83 (s, 2H), 7.37-7.72 (m, 4H), 7.74-8.03 (m, 4H), 8.10 (s, 2H), 9.14 (s, 2H), 9.81 (s, 2H). LC/MS (M+H)
+ = 425.30.
【0233】
【化111】
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1-2e-2
1-2d-2 (0.084g, 0.13mmol)/1mL ジオキサン溶液に、HCl/ジオキサンの4.0M溶液を0.5mL添加した。該反応物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。得られた黄褐色固形物を真空乾燥させて、1-2e-2 ( 0.077g, 100%収率)を得た。該化合物をさらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.00 (2H, s), 7.97 (4H, d, J=8.55 Hz), 7.85 (4H, d, J=8.24 Hz), 5.63 (1H, s), 5.52 (1H, s), 5.09 - 5.17 (2H, m), 3.67 - 3.74 (2H, m), 3.63 - 3.67 (2H, m), 3.07 - 3.14 (1H, m), 2.89 - 2.96 (1H, m), 2.81 - 2.87 (2H, m); LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, (t
R= 2.22分) 分析計算値 C
26H
26F
2N
6 460.53; 実測値: 461.37 (M+H)
+.
【0234】
【化112】
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1-2e-3
1-1dからの1-1eの調製と同様の方法で、1-2d-3から調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.97 - 3.13 (m, 4H), 3.64 - 3.91 (m, 4H), 5.16 (d, J=6.41 Hz, 2H), 7.84 (d, J=7.93 Hz, 4H), 7.96 (d, J=7.93 Hz, 4H), 8.00 (s, 2H); HPLC XTERRA C-18 3.0×50 mm, 4分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 1.66分, 92% 均一性指数. LCMS: 分析計算値 C
26H
24F
4N
6: 496.50; 実測値: 495.53 (M-H)
-.
【0235】
中間体1-3eおよび1-4eなどの類似の非対称な化合物は、同様の方法で調製できる。
【化113】
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1-3e
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.87-2.09 (m, 1H), 2.13-2.26 (m, 1H), 2.37-2.47 (m, 2H), 2.92-3.12 (m, 2H), 3.37 (s, 1H), 3.40-3.49 (m, 1H), 3.67-3.91 (m, 2H), 4.96-5.05 (m, 1H), 5.14 (t, J=8.70 Hz, 1H), 7.86 (t, J=9.00 Hz, 4H), 7.93-8.03 (m, 5H), 8.10 (s, 1H), 10.26/9.75 (2つの br s., 2H); HPLC XTERRA C-18 3.0×50 mm, 4分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% H
3PO
4, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% H
3PO
4, RT = 0.8622分, 99% 均一性指数; LCMS: 分析計算値 C
26H
26F
2N
6: 460.52; 実測値: 461.45 (M+H)
+.
【化114】
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1-4e
1-1dからの1-1eの調製に関する記載と同様の方法で、実施例 1-4eを1-4d から調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.90 - 2.13 (m, 2 H) 2.12 - 2.31 (m, 2 H) 2.36 - 2.60 (m, 4 H) 3.29 - 3.55 (m, 4 H) 5.00 (s, 2 H) 7.35 - 8.50 (m, 10 H) 9.76 (s, 2 H) 10.12 - 10.45 (m, 2 H). LC条件: Phenomenex Luna 3.0 X 5.0mm S10, 溶媒A - 0.1% TFA/10% MeOH/90%H
2O, 溶媒B - 0.1% TFA/90% MeOH/10% H
2O, 2分かけてB液0%から100%, 停止時間 = 3分, 流速 = 4ml/分, 波長 = 220nm, LC/MS (M+H)
+ = 425.28. 保持時間 = 0.942分
【0236】
さらなるアナログを同様に調製した。:
【表13】
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1-5eから1-7e のLC 条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【0237】
実施例 1、ステップeの別の合成
5,5'-(4,4'-ビフェニルジイル)ビス(2-((2S)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール)
【化115】
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【0238】
実施例 A-1e-1
【化116】
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窒素ライン、オーバーヘッドスターラーおよび熱電対を装着した、A 1 L、3頸丸底フラスコに、20 gの(83.9 mmol, 1当量) 1,1’-(ビフェニル-4,4’-ジイル)ジエタノン、200 mLのCH
2Cl
2および8.7 mLの(27.1g, 169.3 mmol, 2.02当量)臭素を入れた。該混合物を窒素下で約20時間、周囲条件で撹拌した。得られたスラリーに、200 mL CH
2Cl
2を入れ、減圧蒸留により約150 mLに濃縮した。 次いで、該スラリーを、減圧蒸留を介して、目標量の200 mLまでTHFに溶媒交換した。該スラリーを20-25℃まで1時間かけて冷却し、20-25℃でさらに1時間撹拌した。オフホワイトの結晶の固形物を濾過し、150 mLのCH
2Cl
2で洗浄した。該生成物を60℃で真空乾燥させて、27.4 g(69.2 mmol, 82%)の目的の生成物を得た:
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.95-7.85 (m, 4H), 7.60-7.50 (m, 4H), 4.26 (s, 4H);
13C NMR (100 MHz, CDCl
3) δ 191.0, 145.1, 133.8, 129.9, 127.9, 30.8; IR (KBr, cm-1) 3007, 2950, 1691, 1599, 1199; 分析計算値 C
16H
12Br
2O
2: C, 48.52; H, 3.05; Br, 40.34. 実測値: C, 48.53; H, 3.03; Br, 40.53. HRMS 計算値 C
16H
13Br
2O
2 (M + H; DCI
+): 394.9282. 実測値: 394.9292. mp 224-226 ℃.
【0239】
実施例 A-1e-2
【化117】
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窒素ライン、熱電対およびオーバーヘッドスターラーを装着した500 mL ジャケッティドフラスコ(jacketed flask)に、20 g(50.5 mmol, 1 当量)の実施例 A-1e-1、22.8 g(105.9 moles, 2.10 当量)の1-(tert-ブトキシカルボニル)-L-プロリン、および200 mLのアセトニトリルを入れた。該スラリーを20℃に冷却した後、18.2 mL(13.5 g, 104.4 mmol, 2.07 当量)のDIPEAを添加した。該スラリーを25℃に温め、3時間撹拌した。得られた澄明な有機溶液を3 x 100 mLの13 wt% NaCl水で洗浄した。濃アセトニトリル溶液を、0.5 vol%アセトニトリル未満になるまで、減圧蒸留により、トルエン(目標量 = 215 mL)に溶媒交換した。
【0240】
実施例 A-1e-3
【化118】
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上記の実施例 A-1e-2のトルエン溶液に、78 g(1.011 moles, 20 当量)の酢酸アンモニウムを入れ、95-100℃に加熱した。該混合物を95-100℃で15時間撹拌した。反応の完了後、該混合物を70-80℃に冷却し、7 mL酢酸、40 mLのn-ブタノール、および80 mL の5 vol%酢酸水を添加した。得られた二相の溶液を、温度> 50℃に維持しながら分液処理した。リッチな有機相に、温度> 50℃に維持しながら、80 mLの5 vol%酢酸水、30 mLの酢酸および20 mLのn-ブタノールを添加した。得られた二相の溶液を温度> 50℃に維持しながら分液処理し、リッチな有機相をさらなる80 mLの5 vol% 酢酸水で洗浄した。次いで、リッチな有機相を、減圧蒸留により目標量の215 mLまで、トルエンに溶媒交換した。温度> 60℃に維持しながら、64 mLのMeOHを添加した。得られたスラリーを70-75℃に加熱して、1時間おいた。該スラリーを20-25℃に 1時間かけて冷却し、その温度でさらに1時間おいた。該スラリーを濾過し、該ケークを200 mLの10:3トルエン:MeOHで洗浄した。該生成物を70℃で真空乾燥させ、19.8 g(31.7 mmol, 63%)の目的の生成物を得た。:
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.00-11.00 (s, 2H), 7.90-7.75 (m, 4H), 7.75-7.60 (m, 4H), 7.60-7.30 (s, 2H), 4.92-4.72 (m, 2H), 3.65-3.49 (m, 2H), 3.49-3.28 (m, 2H), 2.39-2.1 (m, 2H), 2.10-1.87 (m, 6H), 1.60-1.33 (s, 8H), 1.33-1.07 (s, 10H);
13C NMR (100 MHz, DMSO-d
6) δ 154.1, 153.8, 137.5, 126.6, 125.0, 78.9, 78.5, 55.6, 55.0, 47.0, 46.7, 33.7, 32.2, 28.5, 28.2, 24.2, 23.5; IR (KBr, cm-1) 2975, 2876, 1663, 1407, 1156, 1125; HRMS 計算値 C
36H
45N
6O
4 (M + H; ESI
+): 625.3502. 実測値: 625.3502. mp 190-195 ℃ (分解).
【0241】
実施例 A-1e-4
【化119】
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窒素ラインおよびオーバーヘッドスターラーを備えた250 ml 反応器に、25.0 gの実施例 A-1e-3 (40.01 mmol, 1 当量)を入れた後、250 mLメタノールおよび32.85 mL(400.1 mmol, 10 当量)の6M 塩化水素水を入れた。温度を50℃まで上げ、50℃で5時間撹拌した。得られたスラリーを20-25℃に冷却し、約18時間撹拌した。スラリーを濾過して固形物を得て、100 mlの90%メタノール/水(V/V)および2x100 mlのメタノールで連続的に洗浄した。湿ったケークを真空乾燥機により50℃で終夜乾燥させて、18.12 g(31.8 mmol, 79.4%)の目的の生成物を得た。
【0242】
実施例 A-1e-4の再結晶化
窒素ラインおよびオーバーヘッドスターラーを備えた250 ml 反応器に、17.8gの粗実施例 A-1e-4、次いで72 mLのメタノールを添加した。得られたスラリーを50℃で4時間撹拌し、20-25℃に冷却し、20-25℃で1時間撹拌した。スラリーを濾過して、結晶の固形物を得、60 mlのメタノールで洗浄した。得られた湿ったケークを真空乾燥機により50℃で4日間かけて乾燥させて、14.7 g(25.7 mmol, 82.6%)の目的の生成物を得た。:
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.5-10.25 (br, 2H), 10.1-9.75 (br, 2H), 8.19 (s, 2H), 7.05 (d, J = 8.4, 4H), 7.92 (d, J = 8.5, 4H), 5.06 (m, 2H), 3.5-3.35 (m, 4H), 2.6-2.3 (m, 4H), 2.25-2.15 (m, 2H), 2.18-1.96 (m, 2H);
13C NMR (100 MHz, DMSO- d6) δ 156.6, 142.5, 139.3, 128.1, 127.5, 126.1, 116.9, 53.2, 45.8, 29.8, 24.3; IR (KBr, cm-1) 3429, 2627, 1636, 1567, 1493, 1428, 1028. 分析計算値 C
26H
32N
6C
l4: C, 54.75; H, 5.65; Cl, 24.86; 1.9%水で調整: C, 53.71; H, 5.76; N, 14.46; Cl, 24.39. 実測値: C, 53.74; H, 5.72; N, 14.50; Cl, 24.49; KF = 1.9. mp 240 ℃ (分解)
【0243】
【化120】
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実施例 1
(1R,1'R)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
HATU(44.6 mg, 0.117 mmol)を、ピロリジン1e(22.9 mg, 0.054 mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(45 μL, 0.259 mmol)およびCap-1(28.1 mg, 0.13 mmol)/DMF(1.5 mL)の混合物に添加し、得られた混合物を周囲温度で90分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をまずMCX(メタノール洗浄; 2.0 M NH
3/メタノール溶離)により精製し、次いで逆相HPLC装置(H
2O/メタノール/TFA)で精製し、実施例 1のTFA塩をオフホワイトの泡状物質として得た(44.1 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 10.25 (br s, 2H), 8.20-7.10 (m, 20H), 5.79-5.12 (m, 4H), 4.05-2.98 (m, 4H), 2.98-2.62 (m, 6H), 2.50-1.70 (m, 14H), [備考:イミダゾールNHのシグナルはブロードであったため、アサインできなかった]; LC (条件1): RT = 1.40分; > 98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
46H
51N
8O
2: 747.41; 実測値: 747.58
【0244】
実施例2から24-4d
【化121】
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実施例 1に関する記載と同様の方法を用いて、Cap-1を各々の酸で置き換えることにより、実施例 2から24-4h をTFA塩として調製した。番号のない以下の表中のCapは、市販のものである。
【表14-1】
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【表14-2】
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【表14-3】
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【表14-4】
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【表14-5】
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【表14-6】
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【表14-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表14-8】
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【表14-9】
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【0245】
実施例 24-5から24-18
【表15-1】
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【表15-2】
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【表15-3】
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【表15-4】
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【表15-5】
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【表15-6】
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【表15-7】
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24-18-1から24-18-6の
1LC条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL。
【0246】
実施例 24-19から24-20
【化122】
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実施例 24-19および24-20を、実施例 1の記載と同様の方法を用いて、1-2e-1および各々の酸化合物からTFA塩として調製した。
【表16】
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24-19および24-20のLC条件:
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2分
停止時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10% H
2O
【0247】
実施例24-21から24-22
【化123】
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実施例 24-21および24-22を、実施例 1の記載と同様の方法を用いて、1-4eおよび各々のカルボン酸からTFA塩として調製した。
【表17】
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24-21および24-22のLC条件:
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2分
停止時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10%H
2O
【0248】
実施例 24-23
【化124】
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メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
スターバーを備えた50 mLフラスコに、2.5 mLのアセトニトリル、0.344 g(2.25 mmol, 2.5 当量)のヒドロキシベンゾトリアゾール水和物、0.374 g(2.13 mmol, 2.4 当量)のN-(メトキシカルボニル)-L-バリン、0.400 g(2.09 mmol, 2.4 当量)の1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩を連続的に入れ、さらに2.5 mLのアセトニトリルを入れた。得られた溶液を20℃で1時間撹拌し、0.501 g(0.88 mmol, 1 当量)の実施例 A-1e-4を添加した。該スラリーを約0℃に冷却し、温度を10℃以下に維持しながら、0.45 g(3.48 mmol, 4 当量)のジイソプロピルエチルアミンを30分かけて添加した。該溶液を3時間かけてゆっくりと15℃に加熱し、15℃で16時間置いた。温度を20℃に上げ、3.25時間撹拌した。得られた溶液に、3.3 gの13 wt% NaCl水を入れ、50℃に1時間加熱した。20℃に冷却した後、2.5 mLのイソプロピルアセテートを添加した。リッチな有機相を、2 x 6.9 gの13 wt% NaCl含有0.5 N NaOH溶液、続いて3.3 gの13 wt% NaCl水で洗浄した。次いで、該混合物を、目標量の10 mLまで、減圧蒸留によりイソプロピルアセテートに溶媒交換した。得られた濁った溶液を20℃に冷却し、0.45 mmフィルターを通して濾過した。次いで、該澄明な溶液を、減圧蒸留により目標量の3 mLに、エタノールに溶媒交換した。1.67 mL(2.02 mmol, 2.3 当量)の1.21 M HCl/エタノールを添加した。その後、該混合物を25℃で15時間撹拌した。得られたスラリーを濾過し、湿ったケークを2.5 mLの2:1 アセトン:エタノールで洗浄した。該固形物を真空乾燥機により50℃で乾燥させて、0.550 g(0.68 mmol, 77 %)の目的の生成物を得た。
【0249】
実施例 24-23の再結晶化
上記で調製した実施例 24-23の溶液を、0.520 gの上記生成物を3.65 mLメタノールに溶解することにより調製した。次いで、該溶液に0.078 gのタイプ3Cuno ゼータルーズ炭素(type 3 Cuno Zeta loose carbon)を添加し、0.25時間撹拌した。その後、該混合物を濾過し、6 mlのメタノールで洗浄した。生成物リッチな溶液を、減圧蒸留により2.6 mLまで濃縮した。7.8 mLアセトンを添加し、 25℃で15時間撹拌した。該固形物を濾過し、2.5 mLの2:1 アセトン:エタノールで洗浄し、真空乾燥機により70℃で乾燥させて、0.406 g(57.0%)の目的の生成物を白色の結晶物として得た。:
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6, 80 ℃): 8.02 (d, J=8.34 Hz, 4 H), 7.97 (s, 2 H), 7.86 (d, J=8.34 Hz, 4 H), 6.75 (s, 2 H), 5.27 (t, J=6.44 Hz, 2 H), 4.17 (t, J=6.95 Hz, 2 H), 3.97 - 4.11 (m, 2 H), 3.74 - 3.90 (m, 2 H), 3.57 (s, 6 H), 2.32 - 2.46 (m, 2 H), 2.09 - 2.31 (m, 6 H), 1.91 - 2.07 (m, 2 H), 0.88 (d, J=6.57 Hz, 6 H), 0.79 (d, J=6.32 Hz, 6 H);
13C NMR (75 MHz, DMSO-d
6): d 170.9, 156.9, 149.3, 139.1, 131.7, 127.1, 126.5, 125.9, 115.0, 57.9, 52.8, 51.5, 47.2, 31.1, 28.9, 24.9, 19.6, 17.7; IR (無溶媒, cm-1): 3385, 2971, 2873, 2669, 1731, 1650. 分析計算値 C
40H
52N
8O
6Cl
2: C, 59.18; H, 6.45; N, 13.80; Cl, 8.73. 実測値: C, 59.98; H, 6.80; N, 13.68; Cl, 8.77. mp 267 ℃ (分解). 他の適切な標準NISTでキャリブレーションした2θの回転キャピラリー(spinning capillary)を有する回折計(CuKα)で回収した高品質なパターンに基づいた、RTでの特徴的な回折ピークポジション(degrees 2θ ± 0.1)は以下の通りである: 10.3, 12.4, 12.8, 13.3, 13.6, 15.5, 20.3, 21.2, 22.4, 22.7, 23.7。
【0250】
実施例 25
N,N'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2,1-エタンジイル)))ジアセトアミド
【化125】
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実施例 25 ステップa:
ジ-tert-ブチル (4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2,1-エタンジイル)))ビスルバメート
および
実施例 25 ステップb:
【化126】
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HATU(96.2 mg, 0.253 mmol)を、ピロリジン1e(52.6 mg, 0.124 mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(100 μL, 0.57 mmol)およびBoc-D-Phg-OH(69 mg, 0.275 mmol)/DMF(3.0 mL)の混合物に添加した。該反応混合物を25分間撹拌し、次いでメタノールで希釈し、逆相HPLC装置(H
2O/メタノール/TFA)で精製した。該HPLC溶離物を、過剰な2.0 M/NH
3/CH
3OHで中和し、揮発性成分を減圧除去した。残留物を、CH
2Cl
2と飽和NaHCO
3.の間で慎重に分液処理した。水相をさらなるCH
2Cl
2(2x)で抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮して、25aを半固体の油状物の膜状物質として得た(78.8 mg)。LC (条件1): RT = 1.99分; >98% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
52H
59N
8O
6: 891.46; 実測値: 891.55.
カルバメート25aを、1eの調製に記載の方法に従って、アミン25bに変換した。LC(条件1): RT = 1.44分; 97% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
43N
8O
2: 691.35; 実測値: 691.32
【0251】
実施例 25
N,N'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2,1-エタンジイル)))ジアセトアミド
無水酢酸(20 μL, 0.21 mmol)を、アミン25b(29 mg, 0.042 mmol)およびトリエチルアミン(30 μL, 0.22 mmol)のDMF(1.5 mL)溶液に添加し、2.5時間撹拌した。次いで、該反応混合物をNH
3/メタノール(1 mL の2 M)で処理し、さらに1.5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を逆相HPLC装置(H
2O/メタノール/ TFA)で精製して、実施例 25のTFA塩を白色泡状物質として得た(28.1 mg)。LC (条件1): RT = 1.61分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
46H
47N
8O
4: 775.37; 実測値: 775.40; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
46H
47N
8O
4: 775.3720; 実測値: 775.3723
【0252】
実施例 25-1から25-5
【化127】
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1eからの実施例 1の調製に関する記載と同様の条件を形成する標準的なアミドを用いて、実施例 25-1から25-5を、25bおよび適当なカルボン酸から調製した。実施例 25-6から25-8を、25bおよび適当な塩化カルバモイルまたはイソシアネートから調製した。
【表18-1】
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【表18-2】
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【0253】
実施例 26
メチル ((1R)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化128】
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実施例 26、ステップa
(2R,2'R)-1,1'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(3-メチル-1-オキソ-2-ブタンアミン)
【化129】
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ジアミン26aを、ジアミン25bの合成に記載の方法に従って、ピロリジン1eおよびBOC-D-Val-OHから開始して調製した。
【0254】
実施例 26
メチル ((1R)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
メチルクロロホルメート(18 μL, 0.23 mmol)を、ジアミン26a(30 mg, 0.048 mmol)およびトリエチルアミン(30 μL, 0.22 mmol)のTHF(1.5 mL)溶液に添加し、該反応混合物を周囲条件で3時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をNH
3/メタノール(2 mLの2 M)で処理し、周囲条件で15分間撹拌した。全ての揮発性成分を減圧除去し、該粗生成物を逆相プレパラティブHPLC(H
2O/メタノール/TFA)により精製して、実施例 26 のTFA塩を白色固形物として得た(13.6 mg)。LC (条件2): RT = 2.00分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
6: 739.39; 実測値: 739.67; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
6: 739.3932; 実測値: 739.3966.
【0255】
実施例 27
N-((1R)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-アセトアミド-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)アセトアミド
【化130】
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ジアミン26aを、実施例 25の調製に記載の方法に従って、実施例 27(TFA塩)に変換した。LC (条件2): RT = 1.93分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
4: 707.40; 実測値: 707.59; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
4: 707.4033; 実測値: 707.4054.
【0256】
実施例 28
メチル ((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エチル)カルバメート
【化131】
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【0257】
実施例 28、ステップa
【化132】
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HATU(19.868g, 52.25 mmol)を、N-Cbz-L- プロリン(12.436 g, 49.89 mmol)および2-アミノ-1-(4-ブロモフェニル)エタノン(12.157 g, 48.53 mmol)のHCl塩/DMF(156 mL)の不均質な混合物に添加した。該混合物を氷水槽で冷却し、その後直ちにN,N-ジイソプロピルエチルアミン(27 mL, 155 mmol)を13分かけて滴下添加した。塩基の添加が完了した後、 冷却槽を除去し、該反応混合物をさらに50分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し;得られた粗固形物に水(125 mL)を添加して、約1時間撹拌した。オフホワイトの固形物を濾過し、大量の水で洗浄し、真空乾燥させてケトアミド28aを白色固形物として得た(20.68 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.30 (m, 1H), 7.91 (m, 2H), 7.75 (d, J = 8.5, 2H), 7.38-7.25 (m, 5H), 5.11-5.03 (m, 2H), 4.57-4.48 (m, 2H), 4.33-4.26 (m, 1H), 3.53-3.36 (m, 2H), 2.23-2.05 (m, 1H), 1.94-1.78 (m, 3H); LC (条件1): RT = 1.65分; 98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
21H
22BrN
2O
4: 445.08; 実測値: 445.31.
【0258】
実施例 28、ステップb
【化133】
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カルバメート 1bの合成に記載の方法(粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(試料を溶離液とともにロードした; 50% 酢酸エチル/ヘキサン)により精製することを除いた)に従って、ケトアミド28a(10.723g, 24.08 mmol)を28bに変換した。臭化物28bを、オフホワイトの泡状物質として回収した(7.622 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.23/12.04/11.97 (m, 1H), 7.73-6.96 (m, 10H), 5.11-4.85 (m, 3H), 3.61 (m, 1H), 3.45 (m, 1H), 2.33-184(m, 4H). LC (条件1): RT = 1.42分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
21H
21BrN
3O
2: 426.08; 実測値: 426.31; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
21H
21BrN
3O
2: 426.0817; 実測値: 426.0829. 28bの光学純度を、以下の キラルHPLC方法を用いて測定し、ee 99%が観測された。
カラム: Chiralpak AD, 10 um, 4.6 x 50 mm
溶媒: 20%エタノール/ヘプタン (イソクラティック)
流速: 1 mL/分
波長: 254 nm
相対保持時間: 1.82分 (R), 5.23分 (S)
【0259】
実施例 28、ステップc
ベンジルtert-ブチル(2S,2'S)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ジ(1-ピロリジンカルボキシレート)
【化134】
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Pd(Ph
3P)
4(711.4 mg, 0.616 mmol)を、ボロン酸エステル1c (7.582 g, 〜 17 mmol)、臭化物28b(7.62 g, 17.87 mmol)、NaHCO
3(4.779 g, 56.89 mmol)/1,2-ジメトキシエタン(144 mL)および水(48 mL)の混合物に添加した。該反応混合物をN
2でパージし、油浴により80℃ で15.5時間加熱した後、揮発性成分を減圧除去した。残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理し、水層をCH
2Cl
2で抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた物質をフラッシュクロマトグラフィー(試料はシリカゲルメッシュとしてロードした; 酢酸エチルを溶離剤として用いた)で処理し、ビフェニル28cを、Ph
3PO混入物を含むオフホワイトの泡状物質として得た(7.5 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.24-12.19 (m, 0.36H), 12.00-11.82 (m, 1.64H), 7.85-6.98 (15H), 5.12-4.74 (4H), 3.68-3.34(4H), 2.34-1.79 (8H), 1.41/1.17 (2つの br S, 9H); LC (条件1): RT = 1.41分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
39H
43N
6O
4: 659.34; 実測値: 659.52; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
39H
43N
6O
4: 659.3346; 実測値: 659.3374.
【0260】
実施例 28、ステップd
tert-ブチル(2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジンカルボキシレート
【化135】
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K
2CO
3 (187.8 mg, 1.36 mmol)を、触媒(10% Pd/C; 205.3 mg)、カルバメート 28c(1.018 g, 〜 1.5 mmol)、メタノール(20 mL)および3ピペット滴の水の混合物に添加した。H
2バルーン処理し、該混合物を6時間撹拌した。次いで、さらなる触媒(10% Pd/C, 100.8 mg)およびK
2CO
3 (101.8 mg, 0.738 mmol)を添加して、3.5時間撹拌を続けた。水素化プロセスの間、H
2バルーンを周期的に3回交換した。該反応混合物を、珪藻土(セライト(登録商標) 521)パッドを通して濾過し、該濾過物を減圧除去した。得られた粗物質を、短いカラムを用いたフラッシュクロマトグラフィー(試料はシリカゲルメッシュとしてロードした; 0-20%メタノール/CH
2Cl
2を溶離剤として用いた)で処理して、28dを淡黄色の泡状物質として得た(605.6 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.18/11.89/11.82 (three br s, 2H), 7.83-7.29 (m, 10H), 4.89-4.73 (m, 1H), 4.19 (app t, J = 7.2, 1H), 3.55 (app br s, 1H), 3.40-3.35 (m, 1H), 3.02-2.96 (m, 1H), 2.91-2.84(m, 1H), 2.30-1.69(m, 8H), 1.41/1.16 (2つの br s, 9H). 備考: ピロリジンNHのシグナルは3.6-3.2 ppm領域におけるシグナルと重なったようだった; LC (条件1): RT = 1.21分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
31H
37N
6O
2: 525.30; 実測値: 525.40.
【0261】
実施例 28、ステップe-f
実施例 28 ステップe
tert-ブチル(2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジンカルボキシレート
実施例 28 ステップf
メチル ((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エチル)カルバメート
【化136】
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ステップe: HATU(316.6 mg, 0.833 mmol)を、ピロリジン28d(427 mg, 0.813 mmol)、Cap-4(177.6 mg, 0.849 mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.32 mL, 1.84 mmol)のDMF(7.0 mL)溶液に添加し、該反応混合物を45分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、 残留物をCH
2Cl
2(50 mL)と水媒体(20 mL H
2O + 1 mL 飽和NaHCO
3 溶液)の間で分液処理した。水相をCH
2Cl
2で再抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた黄色油状物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 酢酸エチル)により精製して、28eを黄色の泡状物質として得た(336 mg)。LC (条件1): RT = 1.68分; 91% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
46N
7O
5: 716.35; 実測値: 716.53.
ステップf: 1dから1eへの変換に記載の方法を用いて、カルバメート 28eをアミン化合物28fに合成した。LC (条件1): RT = 1.49分; >98% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
36H
38N
7O
3: 616.30; 実測値: 616.37; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
36H
38N
7O
3: 616.3036; 実測値: 616.3046.
【0262】
実施例 28
メチル ((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エチル)カルバメート
【化137】
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実施例 1の合成の最終ステップを用いて、アミン28fを実施例28のTFA塩に変換した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.21-7.03 (m, 21H), 5.78-5.14 (3H), 3.98-3.13 (m, 9H; 3.54と3.53でのOCH
3のシグナルを含む), 2.45-1.72 (m, 8H). LC (条件1): RT = 1.66分, >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
44N
7O
4: 734.35; 実測値: 734.48; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
44N
7O
4: 734.3455; 734.3455.
【0263】
実施例28-1から28-4
【化138】
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実施例28-1から28-4(下の表に示されたR基)を、中間体28dの仲介を経て、実施例28と同様の方法で調製した。
【0264】
実施例 28-1
(1R)-N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-フェニル-2-(1-ピペリジニル)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エタンアミン
Cap-1を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClで除去し、Cap-14を付加した。
【0265】
実施例 28-2
1-((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-テトラヒドロ-2-フラニルカルボニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エチル)ピペリジン
テトラヒドロフロ酸を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClで除去し、Cap-14を付加した。
【0266】
実施例 28-3
メチル ((1R)-1-(2-クロロフェニル)-2-オキソ-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-フェニル-2-(1-ピペリジニル)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エチル)カルバメート
Cap-40を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClで除去し、Cap-14を付加した。
【0267】
実施例 28-4
(1R)-1-(2-クロロフェニル)-N,N-ジメチル-2-オキソ-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-フェニル-2-(1-ピペリジニル)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エタンアミン
Cap-39を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClで除去し、Cap-14を付加した。
【0268】
実施例 28-5
(1R)-1-(2-フルオロフェニル)-N,N-ジメチル-2-オキソ-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-フェニル-2-(1-ピペリジニル)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エタンアミン
Cap-38を付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClで除去し、Cap-14を付加した。
【表19】
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【0269】
実施例 29
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化139】
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4-メチルピペラジン-1-カルボニルクロリド/HCl(11.6 mg, 0.58 mmol)を、28f(30 mg, 0.049 mmol)、トリエチルアミン(15 μl, 0.11 mmol)およびTHF(1.0 mL)の混合物に添加し、周囲条件で1時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)で精製して、実施例29のTFA塩を淡黄色泡状物質として得た(29.3 mg)。LC (条件2): RT = 1.82分, >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
48N
9O
4: 742.38; 実測値: 742.49.
【0270】
実施例 30
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-グリシル-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化140】
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【0271】
実施例 30, ステップa
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(tert-ブトキシカルボニル)グリシル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化141】
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1eから25aの調製に記載の方法を用いて、カルバメート30aをピロリジン28fおよびBoc-グリシンから調製した。LC (条件2): RT = 2.12分, >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
43H
49N
8O
6: 773.38; 実測値: 773.46
【0272】
実施例 30
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-グリシル-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
1dから1eの調製に記載の方法に従って、カルバメート30aを実施例30に変換した。LC (条件2): RT = 1.81分, >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
38H
41N
8O
4: 673.33; 実測値: 673.43
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
38H
41N
8O
4: 673.3251; 実測値: 673.3262
【0273】
実施例 30-1
メチル ((1S)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジエチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-1-メチル-2-オキソエチル)カルバメート
【化142】
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実施例30-1を、実施例28dから3ステップで調製した。ステップ1: 28dから28eの合成について記述した方法を用いて、Cap-2を付加する。ステップ2: 28eから28fの合成について記述した方法を用いて、Bocカルバメートを加水分解する。ステップ3: 28dから28eの合成について記述した方法を用いて、Cap-52を付加する。RT = 1.70分(条件1b); >95% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
43H
51N
8O
4: 743.40; 実測値:, 743.50. HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
43H
51N
8O
4: 743.4033; 実測値:, 743.4053
【0274】
実施例29または30を適当な酸塩化物またはカルボン酸で置き換えることにより、以下の化合物(実施例31から84-87)をTFA塩として調製した。
実施例31から84-88
【化143】
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【表20-1】
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【表20-2】
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【表20-3】
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【表20-4】
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【表20-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-9】
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【表20-10】
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【表20-11】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-12】
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【表20-13】
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【表20-14】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-15】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-16】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-17】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-18】
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【表20-19】
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【表20-20】
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【表20-21】
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【表20-22】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-23】
[この文献は図面を表示できません]
【表20-24】
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【表20-25】
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【表20-26】
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【表20-27】
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【表20-28】
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【表20-29】
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【0275】
実施例85-94
【化144】
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【表21-1】
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【表21-2】
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【表21-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表21-4】
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【表21-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表21-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表21-7】
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【表21-8】
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【表21-9】
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【表21-10】
[この文献は図面を表示できません]
【表21-11】
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【表21-12】
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【表21-13】
[この文献は図面を表示できません]
【表21-14】
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【0276】
実施例95-103
【化145】
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【表22-1】
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【表22-2】
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【表22-3】
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【0277】
実施例103-1から 103-12
【化146】
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【表23-1】
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【表23-2】
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【表23-3】
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【表23-4】
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【表23-5】
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【0278】
実施例104-107
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【表24】
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【0279】
実施例107-1から107-30
【化148】
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【表25-1】
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【表25-2】
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【表25-3】
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【表25-4】
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【表25-5】
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【表25-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表25-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表25-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表25-9】
[この文献は図面を表示できません]
【表25-10】
[この文献は図面を表示できません]
【表25-11】
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【0280】
実施例107-31から107-34
【化149】
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実施例107-31から107-34を、実施例28と同様の方法で調製した。Cap-38を中間体28dに付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClで除去し、適当なカルボン酸を結合させた。
【表26】
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【0281】
実施例107-35から107-38
【化150】
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実施例107-35から107-38を、実施例28と同様の方法で調製した。Cap-39を中間体28dに付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClで除去し、適当なカルボン酸を結合させた。
【表27】
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【0282】
実施例107-39から107-43
【化151】
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実施例107-39から107-44を、実施例28と同様の方法で調製した。Cap-40を中間体28dに付加し、BocカルバメートをTFAまたはHClで除去し、適当なカルボン酸を結合させた。
【表28-1】
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【表28-2】
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【表28-3】
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【0283】
実施例 108
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(エチルカルバモイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化152】
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エチル イソシアネート(5 μL, 0.063 mmol)を28f(30 mg, 0.049 mmol)のメタノール(1.0 mL)溶液に添加し、周囲条件で1.8時間撹拌した。残留物を2.0 M NH
3/メタノール(2 mL)で処理し、さらに30分撹拌し、全ての揮発性成分を減圧除去した。得られた物質を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)により精製して、実施例108のTFA塩を淡黄色泡状物質として得た(16.7 mg)。LC: 1.95分 (条件2); >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
39H
43N
8O
4: 687.34; 実測値: 687.53; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
39H
43N
8O
4: 687.3407; 実測値: 687.3417.
【0284】
実施例 109
ジベンジル(2S,2'S)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ジ(1-ピロリジンカルボキシレート)
【化153】
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実施例 109, ステップa
ベンジル(2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジンカルボキシレート
【化154】
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カルバメート1dからのピロリジン1eの合成に記載した方法を用いた28cのBoc-脱保護により、109aを得た。RT = 1.92分 (条件2); > 98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 C
34H
35N
6O
2: 559.28; 実測値: 559.44
【0285】
実施例 109
ジベンジル(2S,2'S)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ジ(1-ピロリジンカルボキシレート)
【化155】
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ベンジルクロロホルメート(10.5 μL, 0.0736 mmol)を、109a(37.1 mg, 0.664 mmol)およびトリエチルアミン(15 μl, 0.107 mmol)のTHF(2.0 mL)溶液に添加し、周囲条件下で6時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を2N NH
3/メタノール(2 mL)で処理して、15分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)により精製して、実施例109 のTFA塩を、オフホワイトの泡状物質として得た(37.9 mg)。LC (条件2): RT = 2.25分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
41N
6O
4: 693.32; 実測値: 693.59; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
41N
6O
4: 693.3189; 実測値: 693.3220.
【0286】
実施例 110
(2R)-N-((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-テトラヒドロ-2-フラニルカルボニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エチル)テトラヒドロ-2-フランカルボキサミド
【化156】
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【0287】
実施例 110, ステップa
(1R)-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-テトラヒドロ-2-フラニルカルボニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エタンアミン
【化157】
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28dおよび(S)-テトラヒドロフラン-2-カルボン酸から開始して、28f (28dから)および25b (1eから)の調製において記載された方法を連続的に用いることにより、アミン110aを合成した。LC (条件1): RT = 1.13分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
39H
42N
7O
3: 656.34; 実測値: 656.49; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
39H
42N
7O
3: 656.3349; 実測値: 656.3377.
【0288】
実施例 110
(2R)-N-((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-テトラヒドロ-2-フラニルカルボニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エチル)テトラヒドロ-2-フランカルボキサミド
【化158】
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アミン1eからの実施例1の合成において記載の条件を用いて、実施例110(TFA塩)を、実施例110aおよび(S)-テトラヒドロフラン-2-カルボン酸から調製した。LC (条件1): RT = 1.28分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
48N
7O
5: 754.37; 実測値: 754.60; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
48N
7O
5: 754.3717; 実測値: 754.3690.
【0289】
実施例 111
N-((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-テトラヒドロ-2-フラニルカルボニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)エチル)-4-モルホリンカルボキサミド
【化159】
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アミン28fからの実施例29の合成において記載の方法を用いて、実施例111(TFA塩)を、アミン110aおよびモルホリン4-カルボニルクロリドから調製した。LC (条件1): RT = 1.28分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
49N
8O
5: 769.38; 実測値: 769.60.
【0290】
実施例111の調製に関する記載と同様の方法を用いて、以下の化合物(実施例112-120)をTFA塩として合成した。
実施例 112-117
【化160】
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【表29-1】
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【表29-2】
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【0291】
実施例118から120-9
【化161】
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(R)-テトラヒドロフリルカルボン酸を、適当なカルボン酸、カルボン酸クロリド、塩化カルバモイル、またはイソシアネートで置き換えて、実施例110aの調製に記載の通り、実施例118から120-9を調製した。
【表30-1】
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【表30-2】
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【表30-3】
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【0292】
実施例 121
(1R,1'R)-2,2'-((2,2'-ジメチル-4,4'-ビフェニルジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
【化162】
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実施例 121、ステップa-b
【化163】
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PdCl
2(Ph
3P)
2(257 mg, 0.367 mmol)を、1-ブロモ-4-ヨード-2-メチルベンゼン(3.01 g, 10.13 mmol)およびトリ-n-ブチル(1-エトキシビニル)スタンナン(3.826 g, 10.59 mmol)のジオキサン(45 mL)溶液に添加し、80℃で〜17時間加熱した。該反応混合物を水(15 mL)で処理し、〜0℃(氷/水)に冷却した後、NBS(1.839 g, 10.3 mmol)を、何個かに分けて7分かけて添加した。約25分の撹拌後、揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質を重力クロマトグラフィー(シリカゲル; 4% 酢酸エチル/ヘキサン)により精製し、臭化物121aを茶色がかった黄色の固形物として得た (2.699 g); 試料は純粋でなく、とりわけスタンナン由来の不純物を含む。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.24, 400 MHz): 7.83 (s, 1H), 7.63 (s, 2H), 4.30 (s, 2H), 2.46 (s, 3H).
【0293】
121a(2.69 g, < 9.21 mmol)のCH
3CN(15 mL)溶液を、(S)-Boc-プロリン(2.215 g, 10.3 mmol)およびトリエチルアミン(1.40 mL, 10.04 mmol)のCH
3CN( 30 mL)溶液に3分かけて滴下添加し、90分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を水とCH
2Cl
2,間で分液処理し、有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 15-20% 酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、121bを無色粘稠な油状物として得た(2.74g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): δ 7.98 (m, 1H), 7.78 (d, J = 8.3, 1H), 7.72-7.69 (m, 1H), 5.61-5.41 (m, 2H), 4.35-4.30 (m, 1H), 3.41-3.30 (m, 2H), 2.43 (s, 3H), 2.33-2.08 (m, 2H), 1.93-1.83 (m, 2H), 1.40/1.36 (s, 9H); LC (条件1): RT = 1.91分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
19H
24BrNNaO
5 448.07; 実測値: 448.10.
【0294】
さらなる ケトエステル化合物を同様の方法で調製することができる。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表31】
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【0295】
実施例 121、ステップc
【化164】
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ケトエステル121b(1.445 g, 3.39 mmol)およびNH
4OAc(2.93 g, 38.0 mmol)/キシレン(18 mL)の混合物を、マイクロ波により140℃で80分間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物CH
2Cl
2と水の間で慎重に分液処理し、ここで十分な飽和NaHCO
3溶液を添加して水媒体を中和した。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。該粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル, 40% 酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、イミダゾール121cをオフホワイトの固形物として得た(1.087 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.15/11.91/11.84 (br s, 1H), 7.72-7.24 (m, 4H), 4.78 (m, 1H), 3.52 (m, 1H), 3.38-3.32 (m, 1H), 2.35 (s, 3H), 2.28-1.77 (m, 4H), 1.40/1.14 (s, 9H); LC (条件1): RT = 1.91分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
19H
25BrN
3O
2 405.96; 実測値: 406.11.
【0296】
実施例 121, ステップd
【化165】
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PdCl
2dppf・CH
2Cl
2(50.1 mg, 0.061 mmol)を、臭化物121c(538.3 mg, 1.325 mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(666.6 mg, 2.625 mmol)、酢酸カリウム(365.8 mg, 3.727 mmol)およびDMF(10 mL)の混合物が入った圧力管に添加した。該反応混合物をN
2でフラッシュし、80℃で24.5時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理し、ここで十分な飽和NaHCO
3溶液を添加して、水媒体のpHを中性にした。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた物質をBiotage system(シリカゲル, 40-50% 酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、ボロネート121dを白色の泡状物質として得た(580 mg)。
1H NMRによると、該試料は、〜3の生成物/ピナコール比率で、残余ピナコールを含む。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): δ 12.16/11.91/11.83 (br s, 1H), 7.63-7.25 (m, 4H), 4.78 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.39-3.32 (m, 1H), 2.48/2.47 (s, 3H), 2.28-1.78 (m, 4H), 1.40/1.14/1.12 (br s, 9H), 1.30 (s, 12H); LC (条件1): RT = 1.62分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
25H
37BN
3O
4 454.29; 実測値: 454.15
【0297】
実施例 121、ステップe
および
実施例 121、ステップf
【化166】
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二量体1dの調製に従って、カルバメート121eを臭化121cおよびボロネート121dから調製した; LC (条件1): RT = 1.43分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
38H
49N
6O
4 653.38; 実測値: 653.65.。
ピロリジン1eの調製に従って、カルバメート121eの脱保護により、121fをオフホワイトの泡状物質として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 11.79 (br s, 2H), 7.66 (s, 2H), 7.57 (d, J = 7.8, 2H), 7.41 (br s, 2H), 7.02 (d, J = 7.8, 2H), 4.15 (app t, J = 7.2, 2H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.88-2.82 (m, 2H), 2.09-2.01 (m, 2H), 2.04 (s, 6H), 1.93-1.85 (m, 2H), 1.82-1.66 (m, 4H). 備考:ピロリジンNHに対応するシグナルは2.8-3.2 ppmの領域にブロードに出現したが、その化学シフトの実際の範囲は決定できなかった。LC (条件1): RT = 1.03分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
28H
33N
6 453.28; 実測値: 453.53
【0298】
【化167】
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実施例 121
(1R,1'R)-2,2'-((2,2'-ジメチル-4,4'-ビフェニルジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
実施例1eからの1の調製に従って、実施例121(TFA塩)を121fから合成した; LC (条件1): RT = 1.14分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
48H
55N
8O
2 775.45; 775.75; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
48H
55N
8O
2 775.4448; 実測値: 775.4473
【0299】
実施例 122
ジメチル ((2,2'-ジメチル-4,4'-ビフェニルジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2,1-エタンジイル)))ビスルバメート
【化168】
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ピロリジン1eからの実施例1の調製に記載された方法を用いることにより、実施例122(TFA塩)をピロリジン121fおよびCap-4から調製した。LC (条件1): RT = 1.35分; >98% 均一性指数; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
48H
51N
8O
6 835.3932; 実測値: 835.3954
【0300】
実施例 123-125
【化169】
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実施例123-125を、ボロネート1cおよび臭化物121cから開始し、実施例 1、ステップd、実施例 1、ステップe、および実施例1の最終調製を説明したステップに記載の方法を用いて調製した。
【表32】
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【0301】
実施例 126-128
【化170】
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実施例126-128を、ステップcを始めとした実施例28に記載の方法を用い、臭化物28bおよびボロネート121dから開始して調製した。
【表33】
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【0302】
実施例 129
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,2'-ジメチル-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化171】
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【0303】
実施例 129、ステップa
【化172】
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HATU(104.3 mg, 0.274 mmol)を、121f、Cap-4(58.8 mg, 0.281 mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(110 μL, 0.631 mmol)/DMF(6.0 mL)の混合物に添加し、90分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、得られた粗物質を逆相HPLC(H
2O/メタノール/TFA)により精製して、MCXカラム(メタノール洗浄; 2.0 M NH
3/メタノール)により遊離塩基とし、129aを得た(89.9 mg)。LC (条件1): RT = 1.22分; 95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
38H
42N
7O
3 644.34; 実測値: 644.55.
【0304】
実施例 129
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2,2'-ジメチル-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化173】
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実施例1eから実施例1への変換に用いられた方法により、実施例129(TFA塩)を129aから調製した。LC (条件1): RT = 1.27分; 97% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
48H
53N
8O
4 805.42; 実測値: 805.61.
【0305】
実施例 130
(1R,1'R)-2,2'-((2-(トリフルオロメチル)-4,4'-ビフェニルジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
【化174】
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【0306】
実施例 130、ステップa
【化175】
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グリオキサル(2.0 mLの40%/水)を、NH
4OH(32 mL)および(S)-Boc-プロリナール(8.564 g, 42.98 mmol)のメタノール溶液に11分かけて滴下添加し、室温で19時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル, 酢酸エチル)により精製し、続いて再結晶化(酢酸エチル, 室温)により精製して、イミダゾール130aを白色で綿毛状の固形物として得た(4.43g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 11.68/11.59 (br s, 1H), 6.94 (s, 1H), 6.76 (s, 1H), 4.76 (m, 1H), 3.48 (m, 1H), 3.35-3.29 (m, 1H), 2.23-1.73 (m, 4H), 1.39/1.15 (s, 9H). LC (条件1): RT = 0.87分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
20N
3O
2 238.16; 実測値: 238.22.
イミダゾール130aは、以下に記したキラルHPLC条件下において分析した場合、ee 98.9%を有した。
カラム: Chiralpak AD, 10 um, 4.6 x 50 mm
溶媒: 1.7%エタノール/ヘプタン (イソクラティック)
流速: 1 mL/分
波長: 220または256 nmのいずれか
相対保持時間: 3.25分(R), 5.78分 (S)
【0307】
実施例 130, ステップb
【化176】
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N-ブロモコハク酸イミド(838.4 mg, 4.71 mmol)を、冷却した(氷/水)イミダゾール130a(1.0689 g, 4.504 mmol)のCH
2Cl
2(20 mL)溶液に、何回かに分けて(in batches)15分かけて添加し、同様の温度で75分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去した。粗物質を逆相HPLC装置(H
2O/メタノール/TFA)で精製して、臭化物130bをそのジブロモ-アナログおよび未消費の開始物質から単離した。HPLC溶離物を過剰なNH
3/メタノールで中和し、揮発性成分を減圧除去した。残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理し、水層を水で抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮して、130bを白色固形物として得た(374 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.12 (br s, 1H), 7.10 (m, 1H), 4.70 (m, 1H), 3.31 (m, 1H;水のシグナルと重なった), 2.25-1.73 (m, 4H), 1.39/1.17 (s, 3.8H + 5.2H). LC (条件1): RT = 1.10分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
12H
19BrN
3O
2 316.07; 実測値: 316.10.
【0308】
実施例 130、ステップc
【化177】
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Pd(Ph
3P)
4(78.5 mg, 0.0679 mmol)を、臭化物130b(545 mg, 1.724 mmol)、2-(4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(542.8 mg, 1.771 mmol)(市販)、NaHCO
3(477 mg, 5.678 mmol)/1,2-ジメトキシエタン(12.5 mL)および水(4.2 mL)の混合物に添加した。該反応混合物を窒素でパージして、油浴により80℃で27時間加熱した後、揮発性成分を減圧除去した。残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理し、有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をBiotage system(シリカゲル, 40-50% 酢酸エチル/ヘキサン)により精製し、続いて逆相HPLC(水/メタノール/TFA)により精製した。HPLC溶離物を過剰なNH
3/メタノールで処理し、濃縮した。残留物を水とCH
2Cl
2の間で分液処理し、有機層を乾燥させ (MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮して、130cを白色の泡状物質として得た(317.4 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.36/12.09/12.03 (br s, 1H), 8.15 (d, J = 1.8, 0.93H), 8.09 (br s, 0.07H), 8.01 (dd, J = 8.3/1.3, 0.93H), 7.93 (m, 0.07H), 7.74 (m, 1H), 7.66 (d, J = 8.3, 0.93H), 7.46 (m, 0.07H), 4.80 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.30-1.77 (m, 4h), 1.40/1.15 (s, 3.8H+5.2H). LC (条件1): RT = 1.52分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
19H
22ClF
3N
3O
2 416.14; 実測値: 416.17.
【0309】
実施例 130, ステップd-e
【化178】
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Pd[P(t-Bu)
3]
2(48 mg, 0.094 mmol)を、塩化物130c(245 mg, 0.589 mmol)、ボロネート1c(277.1 mg, 0.631 mmol)、KF(106.7 mg, 1.836 mmol)/DMF(6 mL)の混合物に添加し、110℃で〜30時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2(50 mL)、水(20 mL)と飽和NaHCO
3(1 mL)の間で分液処理した。水層をCH
2Cl
2(2x)で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた物質をBiotage system(シリカゲル, 酢酸エチル) により精製して、カルバメート130dをオフホワイトの泡状物質として得た(297 mg)。LC (条件1): RT = 1.44分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
37H
44F
3N
6O
4 693.34; 実測値: 693.34.
ピロリジン1eの調製に従って実施された130dの脱保護により、130eを淡黄色の泡状物質として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 11.88 (br s, 2H), 8.16 (d, J = 1.5, 1H), 8.02 (d, J = 7.8, 1H), 7.78 (d, J = 8.1, 2H), 7.66 (br s, 1H), 7.48 (br s, 1H), 7.37 (d, J = 8.1, 1H), 7.28 (d, J = 8.3, 2H), 4.18 (m, 2H), 2.99-2.93 (m, 2H), 2.89-2.83 (m, 2H), 2.11-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.82-1.67 (m, 4H). 備考: ピロリジンNHに対応するシグナルは2.8-3.2 ppmの領域にブロードに出現したが、その化学シフトの実際の範囲は決定できなかった。 LC (条件1): RT = 1.12分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
27H
28F
3N
6 493.23; 実測値: 493.14.
【0310】
実施例 130
(1R,1'R)-2,2'-((2-(トリフルオロメチル)-4,4'-ビフェニルジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
【化179】
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ピロリジン1eからの実施例1の調製に従って、実施例130(TFA塩)を130eおよびCap-1から調製した。LC (条件1): RT = 1.17分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
47H
50F
3N
8O
2 815.40; 実測値: 815.44; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
47H
50F
3N
8O
2 815.4009; 実測値: 815.4013
【0311】
実施例 131
5,5'-(2-(トリフルオロメチル)-4,4'-ビフェニルジイル)ビス(2-((2S)-1-((2R)-2-フェニル-2-(1-ピロリジニル)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール)
【化180】
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実施例130の調製に従って、実施例131(TFA塩)を130eおよびCap-5から合成した。
LC (条件1): RT = 1.19分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
51H
54F
3N
8O
2 867.43; 実測値: 867.51
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
51H
54F
3N
8O
2 867.4322; 実測値: 867.4315
【0312】
実施例131.1-1から131.1-2
【化181】
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Cap-4の付加後の中間体1-6eを経て、実施例28と同様の方法で、実施例131.1-1から131.1-2を調製した。
【0313】
実施例 131.1-1
メチル ((1R)-2-(((1S)-1-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)エチル)(メチル)アミノ)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化182】
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CBzカルバメートをPd/C/H
2で1-6eから除去した後、Cap-1を付加した。
LCMS 条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL. t
R = 1.42分
LRMS: 分析計算値 C
45H
49N
8O
4 765.39; 実測値: 765.38 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
45H
49N
8O
4 765.3877 実測値: 765.3905 (M+H)
+.
【0314】
実施例 131.1-2
メチル ((1R)-2-(メチル((1S)-1-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-フェニル-2-(1-ピペリジニル)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)エチル)アミノ)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化183】
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CBzカルバメートをPd/C/H
2で1-6eから除去した後、Cap-14を付加した。
LCMS 条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL. t
R = 1.45分(>95 %)
LRMS: 分析計算値 C
48H
52N
8O
4 805.42; 実測値: 805.41 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
48H
52N
8O
4 805.4190 実測値: 805.4214 (M+H)
+.
【0315】
実施例 131.2
(2R)-2-(ジメチルアミノ)-N-メチル-2-フェニル-N-((1S)-1-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-フェニル-2-(1-ピペリジニル)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)エチル)アセトアミド
【化184】
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実施例131.2を、Cap-1付加後の中間体1-6eの仲介を経て、実施例131.1-1および実施例131.1-2 と同様の方法で調製した。CBzカルバメートをPd/C/H
2で除去した後、Cap-14を付加した。
LCMS 条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL. t
R = 1.28分
LRMS: 分析計算値 C
48H
54N
8O
2 775.44; 実測値: 775.45 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
48H
54N
8O
2 775.4448 実測値: 775.4460 (M+H)
+.
【0316】
実施例 132
(1R)-2-((2S)-2-(5-(6-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-3-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン
【化185】
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【0317】
実施例 132, ステップa-b
【化186】
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Br
2(7.63 g, 47.74 mmol)のCH
2Cl
2(10 mL)溶液を、冷却した(氷/水) 1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エタノン(9.496 g, 47.47 mmol)および48% HBr(0.4 mL)のCH
2Cl
2(105 mL)溶液に、5分かけて滴下添加した。40分後に冷却槽を除去し、室温で約66時間撹拌を続けた。形成された固形物のケークを濾過し、CH
2Cl
2で洗浄し、真空乾燥させて、オフホワイトの固形物として純粋でない132aを得た(15.94 g)。
Boc-L-プロリン(9.70 g, 45.06 mmol)を、クルード132a (15.4 g)およびCH
3CN (150 mL)の不均質な混合物に1バッチあたり(in one batch)添加し、その後直ちにEt
3N(13.0 mL, 93.2 mmol)を6分かけて滴下添加した。該反応混合物を50分間撹拌し、揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理した。該CH
2Cl
2層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮して得られた物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル;試料は溶離液とともにロードした; 25% EtOAc/ヘキサン)により精製して、132bを非常に粘稠な黄色油状物として得た(11.44g)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 8.95 (m, 1H), 8.25-8.21 (m, 1H), 7.88 (d, J = 8.3, 1H), 5.65-5.46 (m, 2H), 4.36-4.31 (m, 1H), 3.41-3.29 (m, 2H), 2.36-2.22 (m, 1H), 2.14-2.07 (m, 1H), 1.93-1.83 (m, 2H), 1.40 & 1.36 (2つのs, 9H).
LC (条件1): RT = 2.01分; >90% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
17H
21NaBrN
2O
5: 435.05; 実測値: 435.15
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
17H
22BrN
2O
5: 413.0712; 実測値: 413.0717
【0318】
実施例 132, ステップc
【化187】
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ケトエステル132b(1.318 g, 3.19 mmol)およびNH
4OAc(2.729 g, 35.4 mmol)/キシレン(18 mL)の混合物を、マイクロ波により140℃で90分間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理し、ここで十分な飽和NaHCO
3溶液を添加して水媒体を中和した。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し減圧濃縮した。得られた粗物質をBiotage system(シリカゲル; 50% EtOAc/ヘキサン)により精製して、イミダゾール132cをオフホワイトの泡状物質として得た(1.025 g)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 12.33/12.09/12.02 (br m, 1H), 8.74 (d, J = 2.3, 0.93H), 8.70 (app br s, 0.07H), 8.03/7.98 (第一ピークのdd, J = 8.3, 1H), 7.69/7.67 (br m, 1H), 7.58/7.43 (第一ピークのd, J = 8.3, 1H), 4.80 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.33-2.11 (m, 1H), 2.04-1.79 (m, 3H), 1.39/1.15 (app br s, 3.9H+5.1H).
LC (条件1): RT = 1.52分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
17H
22BrN
4O
2: 393.09; 実測値: 393.19
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
17H
22BrN
4O
2: 393.0926; 実測値: 393.0909
【0319】
実施例 132, ステップd-e
【化188】
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Pd(Ph
3P)
4(115.1 mg, 0.10 mmol) を、臭化物132c(992mg, 2.52 mmol)、ボロネート1c(1.207 g, 2.747 mmol)、NaHCO
3(698.8 mg, 8.318 mmol)/1,2-ジメトキシエタン(18 mL)および水(4 mL)の混合物に添加した。該反応混合物を窒素でフラッシュし、油浴により90℃で37時間加熱し、室温に冷却した。形成された懸濁液を濾過し、水、続いて1,2-ジメトキシエタンで洗浄し、真空乾燥させた。シリカゲルメッシュを粗固形物から調製し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; EtOAc)で処理して、カルバメート132dを白色固形物として得、周囲条件におくとわずかに黄色になった(1.124g)。
1H NMRにより、該試料は、モル比率1.3の生成物/MeOHで、残余MeOHを含むことが示された。
LC (条件1): RT = 1.71分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
35H
44N
7O
4: 626.35; 実測値: 626.64
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
35H
44N
7O
4: 626.3455; 626.3479
カルバメート132d(217 mg)を25% TFA/CH
2Cl
2(3.6 mL)で処理し、周囲条件で6時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、得られた物質をMCXカラム(MeOH洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)により遊離塩基とし、132eをくすんだ黄色の泡状物質を得、そのままにしておくと徐々に凝固した(150.5 mg; 質量は上記の理論的収量である)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 11.89 (非常にブロード, 2H), 9.01 (d, J = 1.8, 1H), 8.13 (dd, J = 8.3, 2.2, 1H), 8.07 (d, J = 8.6, 2H), 7.92 (d, J = 8.3, 1H), 7.83 (d, J = 8.5, 2H), 7.61 (br s, 1H), 7.50 (br s, 1H), 4.18 (m, 2H), 3.00-2.93 (m, 2H), 2.90-2.82 (m, 2H), 2.11-2.02 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.83-1.67 (m, 4H). [備考:ピロリジンの水素の交換は観察されなかった]
LC (条件1): RT = 1.21分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
25H
28N
7: 426.24; 実測値: 426.40
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
25H
28N
7: 426.2406; 実測値: 426.2425
【0320】
実施例 132
(1R)-2-((2S)-2-(5-(6-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-3-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン
【化189】
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HATU(41.4 mg, 0.109 mmol)を、ピロリジン132e(23.1 mg, 0.054 mmol)、(i-Pr)
2EtN(40 μL, 0.23 mmol)およびCap-1(25.3 mg, 0.117 mmol)/DMF(1.5 mL)の混合物に添加し、該混合物を周囲温度で1時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を、まずMCX( MeOH 洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)、次いで逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)により精製して、実施例132の TFA塩を黄色の泡状物質として得た(39.2 mg)。
LC (条件1): RT = 1.37分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
50N
9O
2: 748.41; 実測値: 748.53
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
50N
9O
2: 748.4087; 実測値: 748.4090
【0321】
実施例132の方法と同様の方法および適当な試薬を用いて、実施例133-135を132eからTFA塩として調製した。
実施例 133-135
【化190】
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【表34】
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【0322】
実施例 136
(1R)-2-((2S)-2-(5-(6-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メチルフェニル)-3-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0323】
実施例 136, ステップaおよびb
【化192】
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PdCl
2(Ph
3P)
2(257 mg, 0.367 mmol)を、1-ブロモ-4-ヨード-2-メチルベンゼン(3.01 g, 10.13 mmol)およびトリ-n-ブチル(1-エトキシビニル)スタンナン(3.826 g, 10.59 mmol)のジオキサン(45 mL)溶液に添加し、80℃で〜17時間加熱した。該反応混合物を水(15 mL)で処理し、〜0℃(氷/水)に冷却した後、NBS(1.839 g, 10.3 mmol)を何個かに分けて7分かけて添加した。25分撹拌した後、揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2 と水の間で分液処理した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質を重力クロマトグラフィー(シリカゲル; 4% EtOAc/ヘキサン)で精製して、臭化物136aを茶色がかった黄色固形物として得た(2.699 g);該試料は純粋でなく、とりわけスタンナン由来の混入物を含む。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.24, 400 MHz): 7.83 (s, 1H), 7.63 (s, 2H), 4.30 (s, 2H), 2.46 (s, 3H).
136a (2.69 g, < 9.21 mmol)のCH
3CN(15 mL)溶液を、(S)-Boc-プロリン(2.215 g, 10.3 mmol)およびEt
3N(1.40 mL, 10.04 mmol)のCH
3CN( 30 mL)溶液に3分かけて滴下添加し、90分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を水およびCH
2Cl
2の間で分液処理し、有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 15-20% EtOAc/ヘキサン)により精製して、136bを無色粘稠な油状物として得た(2.74g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 7.98 (m, 1H), 7.78 (d, J = 8.3, 1H), 7.72-7.69 (m, 1H), 5.61-5.41 (m, 2H), 4.35-4.30 (m, 1H), 3.41-3.30 (m, 2H), 2.43 (s, 3H), 2.33-2.08 (m, 2H), 1.93-1.83 (m, 2H), 1.40/1.36 (s, 9H).
LC (条件1): RT = 1.91分; >95% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
19H
24BrNNaO
5 448.07; 実測値: 448.10
【0324】
実施例 136, ステップc
【化193】
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ケトエステル136b(1.445 g, 3.39 mmol)およびNH
4OAc(2.93 g, 38.0 mmol)/キシレン(18 mL)の混合物を、マイクロ波により140℃で80分間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2と水の間で慎重に分液処理し、ここで十分な飽和NaHCO
3溶液を添加して水媒体を中和した。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。該クルードをフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル, 40% EtOAc/ヘキサン)により精製して、イミダゾール136cをオフホワイトの固形物として得た(1.087 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.15/11.91/11.84 (br s, 1H), 7.72-7.24 (m, 4H), 4.78 (m, 1H), 3.52 (m, 1H), 3.38-3.32 (m, 1H), 2.35 (s, 3H), 2.28-1.77 (m, 4H), 1.40/1.14 (s, 9H).
LC (条件1): RT = 1.91分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
19H
25BrN
3O
2 405.96; 実測値: 406.11
【0325】
実施例 136, ステップd
【化194】
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PdCl
2dppf.CH
2Cl
2(50.1 mg, 0.061 mmol)を、臭化物136c(538.3 mg, 1.325 mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(666.6 mg, 2.625 mmol)、KOAc(365.8 mg, 3.727 mmol)およびDMF(10 mL)の混合物が入っている圧力管に添加した。該反応混合物をN
2でフラッシュし、80℃で24.5時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2 と水の間で分液処理し、ここで十分な 飽和NaHCO
3溶液を添加して水媒体のpHを中性にした。水相をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた物質をBiotage system(シリカゲル, 40-50% EtOAc/ヘキサン)により精製して、ボロネート 136dを白色の泡状物質として得た(580 mg)。
1H NMRによると、該試料は比率〜3の生成物/ピナコールで残余ピナコールを含む。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 12.16/11.91/11.83 (br s, 1H), 7.63-7.25 (m, 4H), 4.78 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.39-3.32 (m, 1H), 2.48/2.47 (s, 3H), 2.28-1.78 (m, 4H), 1.40/1.14/1.12 (br s, 9H), 1.30 (s, 12H).
LC (条件1): RT = 1.62分
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
25H
37BN
3O
4 454.29; 実測値: 454.15
【0326】
実施例 136、ステップe-f
【化195】
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ビアリール132dの調製に記載のカップリング条件に従って、ビアリール136eを臭化物132cおよびボロネート136dから調製した。
LC (条件1a): RT = 1.32分; >90% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
36H
45N
7O
4 640.36; 実測値: 640.66
ビアリール136eの脱保護を、ピロリジン132eの調製に従って行い、136fを淡黄色の泡状物質として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.50, 400 MHz): 11.88 (br s, 2H), 9.02 (d, J = 2, 1H), 8.12 (dd, J = 8.4, 2.3, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.64-7.62 (m, 2H), 7.50 (d, J = 8.3, 1H), 7.46 (br s, 1H), 7.40 (d, J = 7.8, 1H), 4.21-4.14 (m, 2H), 3.00-2.93 (m, 2H), 2.90-2.82 (m, 2H), 2.40 (s, 3H), 2.11-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.82-1.66 (m, 4H). [備考:ピロリジンNHのシグナルは3.22-2.80の領域に現れるが、ブロード過ぎて化学アサインできなかった。]
LC (条件1): RT = 0.84分
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
26H
30N
7 440.26; 実測値: 440.50
【0327】
実施例 136
(1R)-2-((2S)-2-(5-(6-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メチルフェニル)-3-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン
【化196】
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132eからの実施例132の調製に従って、実施例136(TFA塩)を136fから合成した。
1.05分(条件1); >98%
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
46H
52N
9O
2: 762.42, 実測値: 762.77
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
46H
52N
9O
2: 762.4244; 実測値: 762.4243
【0328】
実施例 138
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(6-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2-メチルフェニル)-3-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化197】
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実施例138をピロリジン136fおよびCap-4から、同様に調製した。
1.60分(条件1); >98%
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
46H
48N
9O
6: 822.37; 実測値: 822.74
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
46H
48N
9O
6: 822.3728; 実測値: 822.3760
【0329】
実施例 139
N-((1R)-2-((2S)-2-(5-(6-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-アセトアミド-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-3-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)アセトアミド
【化198】
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【0330】
実施例 139, ステップa
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
HATU(99.8 mg, 0.262 mmol)を、132e(54.1 mg, 0.127 mmol)、(R)-2-(t-ブトキシカルボニルアミノ)-2-フェニル酢酸(98.5 mg, 0.392 mmol)およびi-Pr
2EtN(100 μL, 0.574 mol) の混合物に添加し、該反応混合物を70分撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)により精製し、ここでHPLC溶離物を過剰な2.0 N NH
3/MeOHで処理した後、揮発性成分を減圧除去した。得られた物質をCH
2Cl
2と水の間で分液処理し、水相をCH
2Cl
2(2x)で抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。カルバメート139aを白色の泡の膜状物質として得た(82.3 mg)。
LC (条件1): RT = 1.97分; >95% 均一性指数.
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
51H
58N
9O
6: 892.45; 実測値: 892.72
【0331】
実施例 139b, ステップb
【化200】
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132d からのピロリジン132eの調製に記載の方法を用いて、カルバメート139aをアミン139bに脱保護した。
LC (条件1): RT = 1.37分; >95% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
42N
9O
2: 692.35; 実測値: 692.32
【0332】
実施例 139
N-((1R)-2-((2S)-2-(5-(6-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-アセトアミド-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-3-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)アセトアミド
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
無水酢酸(20 μL, 0.212 mmol)を、139b(31.2 mg, 0.045 mmol)のDMF(1.5 mL)溶液に添加し、該反応混合物を1時間撹拌した。NH
3/MeOH(1.0 mLの2N)を該反応混合物に添加し、100分間撹拌を続けた。揮発性成分を減圧除去し、得られた粗物質を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)により精製して、実施例139のTFA塩を淡黄色固形物として得た(24.1 mg)。
LC (条件1): RT = 1.53分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
46N
9O
4: 776.37; 実測値: 776.38
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
46N
9O
4: 776.3673; 実測値: 776.3680
【0333】
実施例 140
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4-(5-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2-ピリジニル)フェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0334】
実施例 140, ステップa
【化203】
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HATU(19.868g, 52.25 mmol)を、N-Cbz-L-プロリン(12.436 g, 49.89 mmol)および2-アミノ-1-(4-ブロモフェニル)エタノンのHCl塩(12.157 g, 48.53 mmol)/DMF(156 mL)の不均質な混合物に添加した。該混合物を氷水槽で冷却し、その後直ちにN,N-ジイソプロピルエチルアミン(27 mL, 155 mmol)を、13分かけてそれに滴下添加した。塩基の添加が完了した後、冷却槽を除去し、該反応混合物をさらに50分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し; 得られた粗固形物に水(125 mL)を添加し、約1時間撹拌した。オフホワイトの固形物を濾過し、大量の水で洗浄し、真空乾燥させて、ケトアミド140aを白色固形物として得た(20.68 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 8.30 (m, 1H), 7.91 (m, 2H), 7.75 (d, J = 8.5, 2H), 7.38-7.25 (m, 5H), 5.11-5.03 (m, 2H), 4.57-4.48 (m, 2H), 4.33-4.26 (m, 1H), 3.53-3.36 (m, 2H), 2.23-2.05 (m, 1H), 1.94-1.78 (m, 3H).
LC (条件1): RT = 1.65分; 98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
21H
22BrN
2O
4: 445.08; 実測値: 445.31
【0335】
実施例 140, ステップb
【化204】
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カルバメート132cの合成に記載の方法(粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 50% EtOAc/ヘキサン)により精製することは除いて)に従って、ケトアミド化合物140a(10.723g, 24.08 mmol)を140bに変換した。臭化物140bを、オフホワイトの泡状物質として回収した(7.622 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): 12.23/12.04/11.97 (m, 1H), 7.73-6.96 (m, 10H), 5.11-4.85 (m, 3H), 3.61 (m, 1H), 3.45 (m, 1H), 2.33-184(m, 4H).
LC (条件1): RT = 1.42分; >95% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
21H
21BrN
3O
2: 426.08; 実測値: 426.31
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
21H
21BrN
3O
2: 426.0817; 実測値: 426.0829
140bの光学純度を以下のキラルHPLC方法を用いて測定し、ee 99%が観測された。
カラム: Chiralpak AD, 10 um, 4.6 x 50 mm
溶媒: 20%エタノール/ヘプタン (イソクラティック)
流速: 1 ml/min
波長: 254 nm
相対保持時間: 1.82分(R), 5.23分(S)
【0336】
実施例 140, ステップc
【化205】
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Pd(Ph
3P)
4(208 mg, 0.180 mmol)を、臭化物140b(1.80 g, 4.22 mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(2.146 g, 8.45 mmol)、KOAc(1.8 g, 11.0 mmol)および1,4-ジオキサン(34 mL)の混合物が入っている圧力管に添加した。該反応フラスコを窒素でパージして蓋をし、油浴により80℃で23時間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2(70 mL)と水媒体(22 mL水 + 5 mL 飽和NaHCO
3溶液)の間で慎重に分液処理した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。油状の残留物をEtOAc/ヘキサンから結晶化させて、ボロネート140cの2つの生成物を黄色固形物として得た(1.52 g)。母液を減圧で蒸発させて、得られた物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 20-35% EtOAc/CH
2Cl
2)により精製して、さらなる140cを、残余ピナコールを含むオフホワイトの固形物として得た(772 mg)。
LC (条件1): RT = 1.95分
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
27H
33BN
3O
4: 474.26; 実測値: 474.31
【0337】
実施例 140, ステップd-e
【化206】
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ビアリール132dの合成に関する記載と同様の方法を用い、アリールブロミド132cをボロネート140cと結合させて140dを得た。該試料は、混入物として132cのデスブロモ異形体を含む。さらなる精製は行わずに次のステップに用いた。
LC (条件1): RT = 1.72分; 〜85% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
38H
42N
7O
4: 660.33; 実測値: 660.30
10% Pd/C(226 mg)、ビアリール140d(1.25 g)およびMeOH(15 mL)の混合物を水素バルーン下で〜160時間撹拌した(ここで、必要に応じて、定期的に水素を供給して満たした)。該反応混合物を、珪藻土(セライト(登録商標))のパッドを通して濾過し、該濾過物を減圧で蒸発させて、クルード140eを、黄色がかった茶色の泡状物質として得た(911 mg)。さらなる精製は行わずに次のステップに用いた。
LC (条件1): RT = 1.53分
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
30H
36N
7O
2: 526.29; 実測値: 526.23
【0338】
実施例 140, ステップf-g
【化207】
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実施例132の合成に用いたアミド形成およびBoc-脱保護手順を連続的に用い、カルバメート140fを経て、ピロリジン140gを140eおよびCap-4から調製した。
LC (条件1): RT = 1.09分; 〜94% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
35H
37N
8O
3: 617.30; 実測値: 617.38
【0339】
実施例 140
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4-(5-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2-ピリジニル)フェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化208】
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中間体132eからの実施例132の調製に記載の方法を用いて、実施例140のTFA塩をピロリジン140gおよびCap-1から合成した。
1.15分(条件1); >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
40N
7O
4: 778.38; 実測値: 778.48
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
40N
7O
4: 778.3829; 実測値: 778.3849
【0340】
実施例141-143のTFA塩を、同様の方法で、中間体140gおよび適当な試薬から調製した。
実施例 141-143
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【表35】
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【0341】
実施例 144
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(4-(5-(2-((2S)-1-(4-モルホリニルカルボニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2-ピリジニル)フェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化210】
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モルホリン-4-カルボニルクロリド(8.5 mg, 0.057 mmol)のDMF(1.5 mL)溶液を、i-Pr
2EtN(20 μL, 0.115 mmol)および140g(27.3 mg, 0.044 mmol)の混合物に添加し、100分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)により精製して、実施例144のTFA塩を黄色の泡状物質として得た(34.6 mg)。
1.17分(条件1); >98%
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
44N
9O
5: 730.35; 実測値: 730.42
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
44N
9O
5: 730.3465; 実測値: 730.3477
【0342】
実施例 145
ジメチル (2,2'-ビピリジン-5,5'-ジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2,1-エタンジイル)))ビスルバメート
【化211】
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【0343】
実施例 145, ステップa-b
【化212】
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Pd(Ph
3P)
4(9.6 mg, 0.008 mmol)およびLiCl(28 mg, 0.67 mmol)を、アリールブロミド132c (98.7 mg, 0.251 mmol)およびヘキサメチル二すず(51.6 mg, 0.158 mmol)の混合物に添加し、80℃で〜3日間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、得られた粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 0-10% MeOH/EtOAc)、続いて逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)により精製した。HPLC溶離物を、過剰な2.0 N NH
3/MeOHで中和し、揮発性成分を減圧除去した。残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理し、水相をCH
2Cl
2(2x)で洗浄した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮して、カルバメート145aを油の膜状物質として得た(8.7 mg)。
LC (条件1): RT = 1.68分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
34H
43N
8O
4: 627.34; 実測値: 627.47
132dからの132eの調製に従って、カルバメート145aをピロリジン145bに合成した。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 12.02 (br signal, 2H), 9.04 (d, J = 1.6, 2H), 8.34 (d, J = 8.3, 2H), 8.20 (dd, J = 8.3, 2.3, 2H), 7.67 (br s, 1H), 4.21 (m, 2H), 3.00-2.85 (m, 4H), 2.12-2.04 (m, 2H), 1.95-1.68 (m, 6H). [備考:ピロリジン-NHのシグナルは観察されなかった].
LC (条件1): RT = 1.17分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
24H
27N
8: 427.24; 実測値: 427.13
【0344】
実施例 145
ジメチル (2,2'-ビピリジン-5,5'-ジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2,1-エタンジイル)))ビスルバメート
【化213】
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132eからの実施例 132の調製に従って、実施例145(TFA塩)を145bから合成した。
LC (条件1): RT = 1.63分; 98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
45N
10O
6: 809.35; 実測値: 809.40
【0345】
実施例 146
(1R)-2-((2S)-2-(5-(5-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-2-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン
【化214】
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【0346】
実施例 146, ステップa
【化215】
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n-BuLi(12.0 mL の2.5M/ヘキサン, 30 mmol)を、 冷却した(−78℃) 2,5-ジブロモピリジン(6.040 g, 25.5 mmol)のトルエン(300 mL)半溶液に15分かけて滴下添加し、2.5時間撹拌した。t-ブチル 2-(メトキシ(メチル)アミノ)-2-オキソエチルカルバメート(2.809 g, 12.87 mmol)を何個かに分けて7分かけて添加し、−78℃で1.5時間撹拌を続けた。−78℃浴を−60℃浴に置き換え、2.5時間かけて−15℃まで温めた。該反応を飽和NH
4Cl溶液(20 mL)でクエンチし、該混合物を室温まで緩和し、有機層を分離して減圧で蒸発させた。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 15 % EtOAc/ヘキサン)により精製して、赤褐色の半固体物を得、ヘキサンで洗浄して有色残留物を除去した。ピリジン146aを灰色固形物として回収した(842 mg)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 8.89 (d, J = 2.3, 1H), 8.30 (dd, J = 8.4, 2.4, 1H), 7.90 (d, J = 8.3, 1H), 7.03(br t, J = 5.7; 0.88H), 6.63 (app br s, 0.12H), 4.55 (d, J = 5.8, 2H), 1.40/1.28 (2つのapp s, 7.83H + 1.17H).
LC (条件1): RT = 2.00分; >95% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
12H
15BrNaN
2O
3: 337.02; 実測値: 337.13
【0347】
実施例 146, ステップb
【化216】
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48% HBr(1.0 mL)をカルバメート 146a (840 mg, 2.66 mmol)のジオキサン(5.0 mL)溶液に、3分かけて滴下添加し、該反応混合物を室温で17.5時間撹拌した。該沈殿物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、真空乾燥させてアミン 146bのHBr塩をオフホワイトの固形物として得た(672.4 mg; HBr塩の正確な分子当量は決定しなかった)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 8.95 (d, J = 2.3, 1 H), 8.37 (dd, J = 8.4, 2.3, 1H), 8.2 (br s, 3H), 8.00 (d, J = 8.3, 1H), 4.61 (s, 2H).
LC (条件1): RT = 0.53分
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
7H
8BrN
2O: 214.98; 実測値: 215.00
【0348】
実施例 146, ステップc
【化217】
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i-Pr
2EtN(2.3 mL, 13.2 mmol)を、アミン 146b(1.365g)、(S)-BOC-プロリン(0.957 g, 4.44 mmol)およびHATU(1.70 g, 4.47 mmol)/DMF(13.5 mL)の不均質な混合物に15分かけて滴下添加し、室温で1時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をEtOAc(40 mL)と水媒体(20 mL水 + 1 ml飽和NaHCO
3溶液)の間で分液処理した。水層をEtOAc(20 mL)で洗浄し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 40-50% EtOAc/ヘキサン)により精製して、ケトアミド146cを淡い黄色の泡状物質として得た(1.465g)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 8.90 (d, J = 2.3, 1H), 8.30 (dd, J = 8.5, 2.4, 1H), 8.01-8.07 (m, 1H), 7.90 (d, J = 8.3, 1H), 4.6 (m, 1H), 4.64 (dd, J = 19.1, 5.5, 1H); 4.19 (m, 1H), 3.39 (m, 1H), 3.32-3.26 (m, 1H), 2.20-2.01 (m, 1H), 1.95-1.70 (m, 3H),1.40/1.35 (2つのapp s, 9H).
LC (条件1): RT = 1.91分
LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
17H
22BrN
3NaO
4: 434.07; 実測値: 433.96.
【0349】
実施例 146, ステップd
【化218】
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ケトアミド146c(782.2 mg, 1.897 mmol)およびNH
4OAc(800 mg, 10.4 mmol)/キシレンの混合物を、マイクロ波により(140 ℃)90分間加熱した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をCH
2Cl
2と水の間で慎重に分液処理し、ここで十分な飽和NaHCO
3溶液を添加してそれを中和した。水相をCH
2Cl
2(2x)で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 50% CH
2Cl
2/EtOAc)により精製して、イミダゾール146dをオフホワイトの固形物として得た(552.8 mg)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 12.49/12.39/12.15/12.06 (br s, 1H), 8.62 (app br s, 0.2H), 8.56 (d, J = 2, 0.8H), 8.02 (br d, J = 8.5, 0.2H), 7.97 (br d, J = 7.8, 0.8H), 7.77 (d, J = 8.6, 0.8H), 7.72 (d, J = 8.6, 0.2H), 7.61-7.49 (m, 1H), 4.93-4.72 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 3.41-3.32 (m, 1H), 2.33-1.77 (m, 4H), 1.39/1.14 (app br s, 3.7H+5.3H).
LC (条件1): RT = 1.67分; >95% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
17H
21BrN
4NaO
2: 415.08; 実測値: 415.12
【0350】
実施例 146, ステップe
【化219】
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NaH(60%; 11.6 mg, 0.29 mmol)を、イミダゾール146d(80 mg, 0.203 mmol)およびDMF (1.5 mL)の不均質な混合物に1バッチあたり添加し、周囲条件で30分間撹拌した。SEM-Cl(40 μL, 0.226 mmol)を上記反応混合物に2分かけて滴下添加し、14時間撹拌を続けた。揮発性成分を減圧除去し、残留物を水およびCH
2Cl
2の間で分液処理した。水層をCH
2Cl
2で抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。該粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル; 20% EtOAc/ヘキサン)により精製して、146eを無色粘稠な油状物として得た(87.5 mg)。146eの正確な位置化学は決定されなかった。
1H NMR (CDCl
3, δ = 7.4 ppm; 400 MHz): 8.53 (d, J = 2.2, 1H), 7.90-7.72 (m, 2H), 7.52 (s, 1H), 5.87 (m, 0.46H), 5.41 (m, 0.54H), 5.16 (d, J = 10.8, 1H), 5.03-4.85 (m, 1H), 3.76-3.42 (m, 4H), 2.54-1.84 (m, 4H), 1.38/1.19 (br s, 4.3H + 4.7H), 0.97-0.81 (m, 2H), -0.03 (s, 9H).
LC (条件1): RT = 2.1分
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
23H
36BrN
4O
3Si: 523.17; 実測値: 523.24
【0351】
実施例 146, ステップf
【化220】
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Pd(Ph
3P)
4(24.4 mg, 0.021 mmol)を、イミダゾール146e(280 mg, 0.535 mmol)、1c(241.5 mg, 0.55 mmol)およびNaHCO
3(148.6 mg, 1.769 mmol)/1,2-ジメトキシエタン(4.8 mL)および水(1.6 mL)の混合物に添加した。該反応混合物を窒素でフラッシュし、油浴により80℃で〜24時間加熱した後、揮発性成分を減圧除去した。残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理し、有機相を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。該粗物質をBiotage system(シリカゲル; 75-100% EtOAc/ヘキサン)、続いて逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)により精製した。該HPLC溶離物を2M NH
3/MeOHで中和し、減圧で蒸発させ、 残留物を水とCH
2Cl
2の間で分液処理した。有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮したて、146fを白色の泡状物質として得た(162 mg)。
LC (条件1): RT = 2.1分
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
58N
7O
5Si: 756.43; 実測値: 756.55
【0352】
実施例 146, ステップg
【化221】
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カルバメート146f(208 mg, 0.275 mmol)を25% TFA/CH
2Cl
2(4.0 mL)で処理し、室温で10時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物をまず、MCX(MeOH 洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)により遊離塩基にし、次いで逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)により精製し、得られた物質を再び遊離塩基にして(MCX)、ピロリジン146gを油の膜状物質として得た(53.7 mg)。
1H NMR (DMSO, δ = 2.5 ppm; 400 MHz): 1.88 (app br s, 2H), 8.83 (d, J = 2.1, 1H), 8.07 (dd, J = 8.3/2.3, 1H0, 7.87 (d, J = 8.5, 1H), 7.84 (d, J = 8.3, 2H), 7.71 (d, J = 8.3, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.50 (br s, 1H), 4.18 (m, 2H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.89-2.83 (m, 2H), 2.11-2.02 (m, 2H), 1.95-1.86 (m, 2H), 1.83-1.67 (m, 4H).
LC (条件1): RT = 0.95分; >98% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
25H
28N
7: 426.24; 実測値: 426.27
【0353】
実施例 146
(1R)-2-((2S)-2-(5-(5-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-2-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン
【化222】
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中間体132eからの実施例132の調製に従って、実施例146(TFA塩)をピロリジン146gから合成した。
LC (条件1): RT = 1.42分; 96.5% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
50N
9O
2: 748.41; 実測値: 748.57
HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
50N
9O
2: 748.4087; 実測値: 748.4100
【0354】
実施例 147
メチル ((1R)-2-((2S)-2-(5-(5-(4-(2-((2S)-1-((2R)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)フェニル)-2-ピリジニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-フェニルエチル)カルバメート
【化223】
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実施例147のTFA塩を、Cap-4を用いて、中間体146gから同様に調製した。
LC (条件1): RT = 1.66分; 95% 均一性指数
LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
45H
46N
9O
6: 808.36; 実測値: 808.55
【0355】
実施例 148
(1R,1'R)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(4R)-1,3-チアゾリジン-4,3-ジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
【化224】
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【0356】
実施例 148, ステップa
【化225】
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臭素(1.3mL, 25.0mmol)/15mL氷酢酸溶液を、4-4’-ジアセチルビフェニル(3.0g, 12.5mmol)/40mL 酢酸溶液に、50℃で滴下添加した。該混合物の添加完了後、室温で終夜撹拌した。該沈殿生成物を濾過して除き、クロロホルムから再結晶化して、1,1’-(ビフェニル-4,4’-ジイル)ビス(2-ブロモエタノン)(3.84g, 77.5%)を白色固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, クロロホルム-D) δ ppm 8.09 (4 H, d, J=7.93 Hz) 7.75 (4 H, d, J=8.24 Hz) 4.47 (4 H, s)
Nominal/LRMS - 分析計算値 369.07 実測値:; (M+H)
+ - 397.33, (M-H)
- - 395.14
【0357】
実施例 148, ステップb
【化226】
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ジホルミルアミドナトリウム(3.66g, 38.5mmol)を、1,1'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(2-ブロモエタノン)(6.1g, 15.4mmol)/85mLアセトニトリルの懸濁液に添加した。該混合物を4時間還流加熱し、減圧下で濃縮した。残留物を300mLの5% HCl/エタノールに懸濁し、3.5時間還流加熱した。反応を室温に冷まし、冷凍庫に1時間置いた。沈殿した固形物を回収し、200mLの1:1エタノール/エーテル、続いて200mLのペンタンで洗浄し、真空乾燥させて、1,1'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(2-アミノエタノン)二塩酸塩を得た(4.85g, 92%)。さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.47-8.55 (4H, m) 8.11 - 8.17 (4 H, m) 8.00 (4 H, d, J=8.42 Hz) 4.59 - 4.67 (4 H, m).
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, t
R = 0.44分, 分析計算値 C
16H
16N
2O
2 268.31 実測値:; 269.09 (M+H)
+ .
【0358】
実施例 148, ステップc
【化227】
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撹拌した1,1'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(2-アミノエタノン)二塩酸塩(0.7g, 2.1mmol)、N-(tert-ブトキシカルボニル) -L-チオプロリン(0.96g, 4.2mmol)、およびHATU(1.68g, 4.4mmol)/14mL DMFの溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(1.5mL, 8.4mmol)を5分かけて滴下添加した。得られた澄明な黄色の溶液を室温で終夜(14時間)撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物を20%メタノール/クロロホルムと水の間で分液処理した。水相を20%メタノール/クロロホルムで一回洗浄した。 有機相を合わせて、食塩水で洗浄し,乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。該粗生成物を、シリカゲルで、10-50% 酢酸エチル/CH
2Cl
2のグラジエント溶離により、クロマトグラフィー処理して、(4S,4'S)-tert-ブチル4,4'-(2,2'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(2-オキソエタン-2,1-ジイル))ビス(アザンジイル)ビス(オキソメチレン)ジチアゾリジン-3-カルボキシレート(0.39g, 27%)をオレンジ色の泡状物質として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.38 (2 H, s) 8.12 (4 H, d, J=8.56 Hz) 7.94 (4 H, d, J=8.56 Hz) 4.60 - 4.68 (4 H, m) 4.33 - 4.38 (2 H, m) 3.58 - 3.68 (2 H, m) 3.38 (2 H, s) 3.08 - 3.18 (2 H, m) 1.40 (18 H, s)
LCMS - Water -Sunfire C-18 4.6 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, t
R = 3.69分., 分析計算値 C
34H
42N
4O
8S
2 698.85 実測値:; 699.12 (M+H)
+ .
【0359】
実施例 148, ステップd
【化228】
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マイクロ波反応容器中で、(4S,4'S)-tert-ブチル4,4'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ジチアゾリジン-3-カルボキシレート(0.39g, 0.56mmol)および酢酸アンモニウム(0.43g, 5.6mmol)を8mL o-キシレンに懸濁させた。該混合物を、標準のマイクロ波条件下において140℃で70分間加熱し、減圧下で濃縮した。残留物を、30mLの20%メタノール/クロロホルムに溶解し、10% NaHCO
3(aq)で洗浄した。有機層を食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。該粗生成物を、シリカゲルで、1-6%メタノール/CH
2Cl
2 のグラジエント溶離により、クロマトグラフィー処理して、(4S,4'S)-tert-ブチル4,4'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ジチアゾリジン-3-カルボキシレート(0.15g, 41%)を黄色固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.02 (2 H, s) 7.70 - 7.88 (10 H, m) 5.28 - 5.37 (2 H, m) 4.68 (2 H, d, J=9.16 Hz) 4.47 - 4.55 (2 H, m) 3.46 (2 H, s) 3.23 (2 H, s) 1.26 - 1.43 (18 H, m)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 3.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, t
R = 1.96分., 分析計算値 C
34H
40N
6O
4S
2 660.85 実測値:; 661.30 (M+H)
+ , 659.34 (M-H)
-
【0360】
実施例 148, ステップe
【化229】
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(4S,4'S)-tert-ブチル4,4'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ジチアゾリジン-3-カルボキシレート/1mL ジオキサン溶液に、HCl/ジオキサンの4.0M 溶液を0.3mL添加した。該反応物を室温で3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。得られた黄褐色固形物を真空乾燥させて、4,4'-ビス(2-((S)-チアゾリジン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル テトラヒドロ塩化物(0.12g, 100%)を黄色固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 8.09 (2 H, s) 8.01 (4 H, d, J=8.55 Hz) 7.90 (4 H, d, J=8.55 Hz) 5.08 (2 H, t, J=6.10 Hz) 4.38 (2 H, d, J=9.16 Hz) 4.23 (2 H, d, J=9.46 Hz) 3.48 - 3.54 (2 H, m,) 3.35 - 3.41 (2 H, m)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, t
R = 1.70分., 分析計算値 C
24H
24N
6S
2 460.62 実測値:; 461.16 (M+H)
+ , 459.31 (M-H)
-
【0361】
実施例 148
(1R,1'R)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(4R)-1,3-チアゾリジン-4,3-ジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
【化230】
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撹拌した(4,4'-ビス(2-((S)-チアゾリジン-4-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル テトラヒドロ塩化物(0.028g, 0.046mmol)、(R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニル酢酸(Cap-1, 0.017g, 0.0.10mmol)、およびHATU(0.039g, 0.10mmol)/2mL DMF溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.05mL, 0.28mmol)を添加した。該反応物を室温で終夜(16時間)撹拌し、減圧下で濃縮した。該粗生成物を逆相プレパラティブHPLCにより精製して、(2R,2'R)-1,1'-((4S,4'S)-4,4'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ビス(チアゾリジン-4,3-ジイル))ビス(2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルエタノン)、TFA塩を得た(0.012g, 21%)。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.59 - 7.91 (20 H, m) 5.62 (2 H, dd, J=6.56, 2.59 Hz) 4.99 (2 H, d, J=8.85 Hz) 4.82/4.35 (2 H, s) 4.22 (2 H, s) 3.42 (2 H, s) 3.25 (2 H, s) 2.35-2.61 (12H, m)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 7.0分かけてB液0%から100%へのグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム 移動相 t
R = 3.128分.
Nominal/LRMS - 計算値 C
44H
46N
8O
2S
2 783.03; 実測値: 783.28 (M+H)
+
Accurate/HRMS - 計算値 C
44H
47N
8O
2S
2 783.3263; 783.3246 (M+H)
+
【0362】
実施例149および150を、実施例148の調製における記載と同様の方法で調製した。
【表36】
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【0363】
実施例 151
(1R,1'R)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス((1-メチル-1H-イミダゾール-4,2-ジイル)(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
【化231】
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【0364】
実施例 151, ステップa
【化232】
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撹拌した(2S,2'S)-tert-ブチル2,2'-(4,4'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-4,2-ジイル))ジピロリジン-1-カルボキシレート(100 mg, 0.16 mmole)およびヨードメタン(40 μL, 0.16 mmole)/CH
2Cl
2( 2 mL)溶液に、水素化ナトリウム( 40%)(21.2 mg, 0.352 mmole)を添加した。室温で5時間後、それを減圧下で濃縮した。該粗反応生成物151a、(2S,2'S)-tert-ブチル2,2'-(4,4'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1-メチル-1H-イミダゾール-4,2-ジイル))ジピロリジン-1-カルボキシレート(〜 90 mg)を、ステップさらなる精製は行わずに(純度〜85%)に次のステップに用いた。LCMS: 分析計算値: C
38H
48N
6O
4 652.83; 実測値: 653.51 (M+H)
+. 多様なメチル化異性体がこの反応で可能であると考えられるが、帰属は試みなかった。
【0365】
実施例 151, ステップb
【化233】
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151a、(2S,2'S)-tert-ブチル2,2'-(4,4'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1-メチル-1H-イミダゾール-4,2-ジイル))ジピロリジン-1-カルボキシレート(100 mg, 0.153 mmole)を4 M HCl/ジオキサン(20 mL)で処理した。室温で3時間後、減圧下で濃縮した。該粗反応生成物、4,4'-ビス(1-メチル-2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-4-イル)ビフェニル( 〜110 mg, HCl塩)を、さらなる精製は行わずに次のステップに用いた(純度〜85%)。LCMS: 分析計算値: C
28H
32N
6 452.59; 実測値: 453.38 (M+H)
+. 多様なイミダゾール異性体が存在するが、以降に持ち越した。
【0366】
実施例 151
HATU( 58.9 mg, 0.150 mmol)を、151b、4,4'-ビス(1-メチル-2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-4-イル)ビフェニル(45.0 mg, 0.075 mmol)、(i-Pr)
2EtN(78 μL, 0.451 mmol)およびCap-1、(R)-2-(ジメチルアミノ)-2-フェニル酢酸(0.026 mg 0.150mmol)/DMF(1.0 mL)の混合物に添加した。得られた混合物を、室温で、LC/MS分析によりカップリングの完了が確認されるまで撹拌した。逆相プレパラティブHPLC(Waters-Sunfire 30 X 100mm S5, 220 nmで検出, 流速 30 mL/分, 14分かけて0から90% B; A = 90%水, 10 % ACN, 0.1% TFA, B = 10%水, 90 % ACN, 0.1% TFA)により精製し、2つの151の異性体、(2R,2'R)-1,1'-((2S,2'S)-2,2'-(4,4'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1-メチル-1H-イミダゾール-4,2-ジイル))ビス(ピロリジン-2,1-ジイル))ビス(2-(ジメチルアミノ)-2-フェニルエタノン)、TFA塩を得た。
異性体 1: (1R,1'R)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス((1-メチル-1H-イミダゾール-4,2-ジイル)(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
(8 mg, 8.6%) 無色のろう状物質として.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.84 - 2.25 (m, 8 H) 2.32 - 2.90 (m, 12 H) 3.67 - 3.92 (m, 8 H) 4.07 (s, 2 H) 5.23 (s, 2 H) 5.51 (s, 2 H) 7.51 - 7.91 (m, 20 H)
HPLC Xterra 4.6 X 50 mm, 10分かけてB液0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% リン酸, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% リン酸, RT = 2.74分, 98%.
LCMS: 分析計算値: C
48H
54N
8O
2 775.02; 実測値: 775.50 (M+H)
+.
異性体 2: (1R,1'R)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス((1-メチル-1H-イミダゾール-4,2-ジイル)(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N,N-ジメチル-2-オキソ-1-フェニルエタンアミン)
(10.2 mg, 11%)無色のろう状物質として.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.83 - 2.26 (m, 8 H) 2.30 - 2.92 (m, 12 H) 3.68 - 3.94 (m, 8 H) 4.06 (s, 2 H) 5.25 (d, J=2.14 Hz, 2 H) 5.50 (s, 2 H) 7.52 - 7.91 (m, 20 H).
HPLC Xterra 4.6 X 50 mm, 10分かけてB液0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.2% リン酸, B = 10%水, 90%メタノール, 0.2% リン酸, RT = 2.75分, 90%.
LCMS: 分析計算値: C
48H
54N
8O
2 775.02; 実測値: 775.52 (M+H)
+.
【0367】
実施例 152
【化234】
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実施例 152a-1 ステップa.
2-クロロ-5-(1-エトキシビニル)ピリミジン
【化235】
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5-ブロモ-2-クロロピリミジン(12.5 g, 64.62 mmol)/乾燥DMF(175 mL)溶液に、N
2下において、トリブチル(1-エトキシビニル)スズ(21.8 mL, 64.62 mmol)およびジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(2.27 g, 3.23 mmol)を添加した。該混合物を100℃で 3時間加熱した後、室温で16時間撹拌した。次いで、該混合物をエーテル(200 mL)で希釈し、KF水溶液(55 gのフッ化カリウム/33 mLの水)で処理した。2つの相の混合物を、室温で1時間激しく撹拌した後、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過した。該濾過物を飽和NaHCO
3溶液、および食塩水で洗浄し、その後乾燥させた(Na
2SO
4)。水相をエーテル(2x)で抽出し、有機相を上記のように処理した。13.5 gの5-ブロモ-2-クロロピリミジンで再度行い、合わせて、シリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(3.0 Lの3% 酢酸エチル/ヘキサンから25% 酢酸エチル/ヘキサンを用いた、65Mカラムにおけるグラジエント溶離)により精製し、表題の化合物を白色で結晶の固形物として得た(18.2 g, 73%)。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 8.97 (s, 2H), 5.08 (d, J=3.7 Hz, 1H), 4.56 (d, J=3.4 Hz, 1H), 3.94 (q, J=7.0 Hz, 2H), 1.35 (t, J=7.0 Hz, 3H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 2.53分, 98.8% 均一性指数.
LCMS: 分析計算値 C
8H
10ClN
2O 185.05; 実測値: 185.04 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
8H
10ClN
2O 185.0482; 実測値: 185.0490 (M+H)
+.
【0368】
実施例152a-2および152a-3の調製に、同様の方法を用いた:
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL。
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表37】
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【0369】
実施例152d-1から152d-6
実施例 152b-1, ステップb.
(S)-tert-ブチル2-(5-(2-クロロピリミジン-5-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレートまたは(S)-2-[5-(2-クロロ-ピリミジン-5-イル)-1H-イミダゾール-2-イル]-ピロリジン-1-カルボン酸 tert-ブチルエステル
【化236】
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NBS(16.1 g, 90.7 mmol)を、撹拌した2-クロロ-5-(1-エトキシビニル)ピリミジン(152a-1, 18.2 g, 98.6 mmol)/THF(267 mL)およびH
2O(88 mL)溶液に、0℃、N
2下において、一度に添加した。該混合物を0℃で1時間撹拌した後、多くのH
2Oで希釈し、酢酸エチル(2x)で抽出した。抽出物を合わせて、 飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄した後、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、溶媒を蒸発させた。LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 1.52分(非対称のピーク). LCMS: 分析計算値 C
6H
14BrClN
2O 235.92; 実測値: 236.85 (M+H)
+.
【0370】
実施例 152c-1, ステップc.
粗残留物(2-ブロモ-1-(2-クロロピリミジン-5-イル)エタノン, 〜14.5g)の半分を、無水アセトニトリル(150 mL)に溶解し、N-BOC-L-プロリン(9.76 g, 45.35 mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(7.9 mL, 45.35 mmol)で直接処理した。3時間撹拌した後、溶媒を減圧除去し、残留物を酢酸エチルと水に分液処理した。有機相を、0.1N 塩酸、飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 2.66分.
【0371】
同様の方法を用いて、実施例152cから152c-6を調製した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表38】
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【0372】
実施例 152d-1, ステップd.
この残留物((S)-1-tert-ブチル2-(2-(2-クロロピリミジン-5-イル)-2-オキソエチル) ピロリジン-1,2-diカルボキシレート)をキシレン(200 mL)に添加し、NH
4OAc(17.5 g, 0.23 mol)で処理した。該混合物を、壁の厚いねじ蓋付きフラスコにおいて、140℃で2時間加熱した後、室温に冷却し、溶液を濾過した。次いで、該濾過物を濃縮し、酢酸エチルおよび飽和NaHCO
3溶液に分液処理し、食塩水で洗浄した後、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。沈殿物をNaHCO
3水溶液および酢酸エチルに分液処理し、2分間超音波処理した後、吸引濾過した。該濾過物を食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、乾固するまで濃縮した。残留物を合わせてシリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(65M カラム,900mLの2%Bで前平衡化した後、450 ml の2%Bから2%B に続いて3000mL の2%Bから40%Bでグラジエント溶離、ここでB=メタノールおよびA=ジクロロメタン) により精製して、表題の化合物(7.0 g, 44%収率, 2ステップ, 純粋なフラクション)を黄色がかったオレンジ色の泡状物質として得た。該混合フラクションを、2回目のシリカゲルでのBiotage(商標)クロマトグラフィー(40M カラム,600mL の1%B で前平衡化した後、150 mlの1%Bから1%Bに続いて1500mLの1%Bから10%Bでグラジエント溶離、ここでB=MeOHおよびA=CH
2Cl
2)で処理して、さらなる表題の化合物(2.8 g, 18%)を茶色がかったオレンジ色の泡状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 12.24-12.16 (m, 1H), 9.05 (s, 2H), 7.84-7.73 (m, 1H), 4.90-4.73 (m, 1H), 3.59-3.46 (m, 1H), 3.41-3.31 (m, 1H), 2.32-2.12 (m, 1H), 2.03-1.77 (m, 3H), 1.39および1.15 (2s, 9H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 1.92分, 94.7% 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
16H
21ClN
5O
2 350.14; 実測値: 350.23 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
16H
21ClN
5O
2 350.1384; 実測値: 350.1398 (M+H)
+.
【0373】
同様の方法を用いて、実施例152d-2から152d-6を調製した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表39】
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【0374】
実施例 152e-1, ステップe.
実施例 152e-1: (S)-tert-ブチル 2-(5-(2-クロロピリミジン-5-イル)-1-((2-(トリメチル-シリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート
【化237】
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水素化ナトリウム(60% 鉱油に分散, 0.23 g, 5.72 mmol)を、撹拌した(S)-tert-ブチル2-(5-(2-クロロピリミジン-5-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(152d-1, 2.0 g, 5.72 mmol)/乾燥DMF(45 mL)溶液に、室温、N
2下で、一度に添加した。該混合物を5分間撹拌した後、SEM塩化物(1.01 mL, 5.72 mmol)を、およそ0.1 mL増量で添加した。該混合物を3時間撹拌した後、飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、酢酸エチルで希釈した。有機相を飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。水相をさらに2回抽出し、残留物を合わせてBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(40M カラム、50 mL/分、750mLの5%Bで前平衡化、続いて150 mL の5%Bから5%B、1500 mLの5%Bから75%B、次いで750 mL の75%Bから100%Bでステップグラジエント溶離、ここで溶媒Bは酢酸エチルであり、溶媒Aはヘキサンである)により精製した。溶離物の濃縮により、表題の化合物を淡黄色の泡状物質として得た(2.35 g, 85%)。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 9.04 (s, 2H), 7.98-7.95 (m, 1H), 5.70-5.31 (3m, 2H), 5.02-4.91 (m, 1H), 3.59-3.49 (m, 3H), 3.45-3.35 (m, 1H), 2.30-2.08 (m, 2H), 1.99-1.83 (m, 2H), 1.36および1.12 (2s, 9H), 0.93-0.82 (m, 2H), -0.02 (s, 9H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 2分 ホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 2.38分, 95% 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
22H
35ClN
5O
3Si 480.22; 実測値: 480.23 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
22H
35ClN
5O
3Si 480.2198; 実測値: 480.2194 (M+H)
+.
【0375】
同様の方法を用いて152e-2から152e-4を調製した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表40】
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【0376】
実施例152f-1から152f-2
実施例 152f-1
(S)-1-(2-(5-(2-クロロピリミジン-5-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イル)エタノン
【化238】
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冷(0℃)4 N HCl/ジオキサン(5 mL)を、100 mLナシ型フラスコ中の(S)-tert-ブチル2-(5-(2-クロロピリミジン-5-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(152d-1, 0.50 g, 1.43 mmol)にシリンジで添加し、続いてMeOH (1.0 mL)を添加した。該懸濁液を室温で4時間撹拌した後、乾固するまで濃縮し、高真空下に1時間おいた。中間体(S)-2-クロロ-5-(2-(ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ピリミジン三塩酸塩を淡黄色の固形物(薄いオレンジ色を伴う)として単離し、さらなる精製は行わずに用いた。
HATU(0.60 g, 1.57 mmol)を、撹拌した中間体(S)-2-クロロ-5-(2-(ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ピリミジン三塩酸塩(0.46 g, 1.43 mmol, 理論量)、2-(ピリジン-3-イル)酢酸(0.25 g, 1.43 mmol)およびDIEA(1.0 mL, 5.72 mmol)/無水DMF(10 mL)溶液に、室温で一度に添加した。該混合物を室温で2時間撹拌した後、該DMFを減圧除去した。残留物をCH
2Cl
2に添加し、シリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(40M カラム、600mLの0%Bでの前平衡化に続いて、150 mLの0%Bから0%B、次いで1500mLの0%Bから15%B、その後999 mLの15%Bから25%Bでのステップグラジエント溶離、ここでB= MeOHおよびA= CH
2Cl
2)で処理した。表題の化合物(0.131 g, 25%, 2ステップ)を黄色固形物として単離した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 9.10-9.08 (2s, 2H), 8.72-8.55 (一連のm, 2H), 8.21-8.20および8.11-8.10 (2m, 1H), 8.00および7.93 (2s, 1H), 7.84-7.77 (一連のm, 1H), 5.43-5.41および5.17-5.15 (2m, 1H), 4.02-3.94 (3m, 2H), 3.90-3.58 (3m, 2H), 2.37-2.26 (m, 1H), 2.16-1.85 (2m, 3H).
LCRMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 0.92分, 95.1 % 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
18H
18ClN
6O 369.12; 実測値: 369.11 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
18H
18ClN
6O 369.1231; 実測値: 369.1246 (M+H)
+.
【0377】
実施例 152f-2 LCMS 条件: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表41】
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【0378】
実施例152g-1から152g-16
1cおよび152e-1からの実施例 152g-1。
(S)-2-[5-(2-{4-[2-((S)-1-tert-ブトキシカルボニル-ピロリジン-2-イル)-3H-イミダゾール-4-イル]-フェニル}-ピリミジン-5-イル)-1-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-1H-イミダゾール-2-イル]-ピロリジン-1-カルボン酸 tert-ブチルエステル
【化239】
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Pd(Ph
3)
4 (0.12 g, 0.103 mmol)を、撹拌した(S)-tert-ブチル2-(5-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(1c, 1.00 g, 2.27 mmol)、(S)-tert-ブチル 2-(5-(2-クロロピリミジン-5-イル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(152c-1, 0.99 g, 2.06 mmol)およびNaHCO
3(0.87 g, 10.3 mmol)/DME(20 mL)およびH
2O(6 mL)の溶液の懸濁液に、室温、N
2下で一度に添加した。該容器の封をし、該混合物をあらかじめ熱した(80℃)油浴に入れ、80℃で16時間撹拌した後、さらに触媒(0.12 g)を添加した。該混合物を80℃でさらに12時間加熱した後、該混合物を室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄し、次いで無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を濃縮した。残留物を、40M カラム(40% Bでの前平衡化に続いて150mLの40%Bから40%B、1500mLの40%Bから100%B、1000mLの100%Bから100%Bでのステップグラジエント溶離、ここでB=酢酸エチルおよびA=ヘキサン)を用いたシリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィーにより精製し、表題の化合物を黄色の泡状物質として得た(1.533 g, 98%)。少量の黄色の泡状物質を、特性解析のため、pHPLC(Phenomenex GEMINI, 30×100 mm, S10, 13分かけてB液を10%から100%, 3分 ホールド時間, 40 mL/分, A = 95%水, 5%アセトニトリル, 10mM NH
4OAc, B = 10%水, 90%アセトニトリル, 10mM NH
4OAc)によりさらに精製し、純度95%の表題の化合物を白色固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 12.30-11.88 (3m, 1H), 9.17-9.16 (m, 2H), 8.43-8.31 (m, 2H), 7.99-7.35 (一連のm, 4H), 5.72-5.30 (3m, 2H), 5.03-4.76 (2m, 2H), 3.64-3.50 (m, 4H), 3.48-3.31 (m, 2H), 2.36-2.07 (m, 2H), 2.05-1.80 (m, 4H), 1.46-1.08 (2m, 18H), 0.95-0.84 (m, 2H), -0.01 (s, 9H).
HPLC Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 2.91分, 95% 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
40H
57N
8O
5Si 757.42; 実測値: 757.42 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
40H
57N
8O
5Si 757.4221; 実測値: 757.4191 (M+H)
+.
【0379】
同様の方法を用いて、実施例152g-2 から152g-17を調製した。:
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表42-1】
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【表42-2】
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【表42-3】
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【0380】
実施例 152h-1-152h-7
実施例152g-1からの152h-1。5-((S)-2-ピロリジン-2-イル-3H-イミダゾール-4-イル)-2-[4-((S)-2-ピロリジン-2-イル-3H-イミダゾール-4-イル)-フェニル]-ピリミジン
【化240】
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TFA(8 mL)を、撹拌した(S)-2-[5-(2-{4-[2-((S)-1-tert-ブトキシカルボニル-ピロリジン-2-イル)-3H-イミダゾール-4-イル]-フェニル}-ピリミジン-5-イル)-1-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-1H-イミダゾール-2-イル]-ピロリジン-1-カルボン酸 tert-ブチルエステル(1.50 g, 1.98 mmol)/乾燥CH
2Cl
2(30 mL)溶液に、室温で一度に添加した。該フラスコの封をし、該混合物を室温で16時間撹拌した後、溶媒を減圧除去した。残留物をメタノールに添加し、PVDFシリンジフィルター(13mm x 0.45μm)で濾過し、8つのpHPLCバイアルに分注し、HPLC(Phenomenex C18 columnで13分かけて10%Bから100%Bへのグラジエント溶離, 30 x 100mm, 10μm, ここでA = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA)によりクロマトグラフィー処理した。高速エバポレーター(speed vacuum evaporation)により選択した試験管の濃縮後、該生成物をメタノールに溶解し、溶液をUCT CHQAX 110M75陽イオン交換カートリッジに通すことにより中和した。溶離物を濃縮し、表題の化合物をからし色の固形物として単離した(306.7 mg, 36% 収率)。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6)μ12.50-11.80 (br m, 2H), 9.18 (s, 2H), 8.36 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.89 (d, J=8.2 Hz, 2H), 7.77 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 4.34-4.24 (m, 2H), 3.09-2.89 (m, 4H), 2.18-2.07 (m, 2H), 2.02-1.89 (m, 2H), 1.88-1.72 (m, 4H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 1.33分, >95% 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
24H
27N
8 427.24; 実測値: 427.01 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
24H
27N
8 427.2359; 実測値: 427.2363 (M+H)
+.
【0381】
同様の条件を用いて、実施例152h-2から152h-14を調製した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表43-1】
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【表43-2】
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【0382】
実施例152i-1から152i-3
実施例152g-8からの152i-1。(S)-2-(5-{2-[4-((S)-2-ピロリジン-2-イル-3H-イミダゾール-4-イル)-フェニル]-ピリミジン-5-イル}-1H-イミダゾール-2-イル)-ピロリジン-1-カルボン酸 tert-ブチルエステル
【化241】
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(S)-2-[5-(2-{4-[2-((S)-1-ベンジルオキシカルボニル-ピロリジン-2-イル)-3H-イミダゾール-4-イル]-フェニル}-ピリミジン-5-イル)-1H-イミダゾール-2-イル]-ピロリジン-1-カルボン酸 tert-ブチルエステル(317.1 mg, 0.48 mmol)/MeOH(1 mL)溶液を、撹拌した10% パラジウム炭素(60 mg)およびK
2CO
3(70 mg)/MeOH (5 mL)およびH
2O(0.1 mL)溶液の懸濁液に、室温、N
2下で添加した。該フラスコを、H
2で3回、充填および排気を行い、大気圧で3時間撹拌した。次いで、さらに触媒(20 mg)を添加し、該反応混合物をさらに3時間撹拌した後、珪藻土(セライト(登録商標))を通して吸引濾過し、濃縮した。 残留物をMeOHで希釈し、PVDFシリンジフィルター(13mm x 0.45μm)により濾過し、4つのpHPLCバイアルに分注して、クロマトグラフィー処理した(Phenomenex-Gemini C18 カラム(30 x 100mm, 10μm)で10分かけて20%Bから100%Bのグラジエント溶離、ここでA = 95%水, 5%アセトニトリル, 10mM NH
4OAc, B = 10%水, 90%アセトニトリル, 10mM NH
4OAc)。高速エバポレーターにより選択した試験管の濃縮後、表題の化合物を黄色固形物として単離した(142.5 mg, 56%収率)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.35-12.09 (br m, 1H), 9.17 (s, 2H), 8.35 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.87 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.80-7.72 (m, 1H), 7.56 (s, 1H), 4.92-4.77 (m, 1H), 4.21-4.13 (m, 1H), 3.61-3.05 (2m, 4H), 3.02-2.80 (2m, 2H), 2.37-1.67 (一連のm, 6H), 1.41および1.17 (2s, 9H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 1.77分, >95 % 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
29H
35N
8O
2 527.29; 実測値: 527.34 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
29H
35N
8O
2 527.2883; 実測値: 527.2874 (M+H)
+.
【0383】
同様の方法を用いて、実施例152i-2から152i-3を調製した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表44】
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【0384】
実施例152j-1から152j-28
実施例152jを、実施例148eから148への変換の方法を用いて調製し、TFAまたはAcOH塩として単離した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表45-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表45-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表45-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表45-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表45-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表45-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表45-7】
[この文献は図面を表示できません]
【0385】
実施例152k-1から152k-
実施例152j-27からの152k-1. {(R)-2-オキソ-1-フェニル-2-[(S)-2-(5-{4-[5-((S)-2-ピロリジン-2-イル-3H-イミダゾール-4-イル)-ピリミジン-2-イル]-フェニル}-1H-イミダゾール-2-イル)-ピロリジン-1-イル]-エチル}-カルバミン酸 メチルエステル
【化242】
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冷(0℃)4 N HCl/ジオキサン(4 mL)を、100 mLナシ型フラスコ中の (S)-2-{5-[2-(4-{2-[(S)-1-((R)-2-メトキシカルボニルアミノ-2-フェニル-アセチル)-ピロリジン-2-イル]-3H-イミダゾール-4-イル}-フェニル)-ピリミジン-5-イル]-1H-イミダゾール-2-イル}-ピロリジン-1-カルボン酸 tert-ブチルエステル(104.6 mg, 0.146 mmol)に、シリンジにより添加し、続いてMeOH(0.5 mL)を添加した。均質な混合物を、室温で15分間撹拌した後、沈殿物が認められた。さらに1.75時間撹拌した後、該懸濁液をエーテルおよびヘキサンで希釈した。該懸濁液のごく一部を吸引濾過して表題の化合物を黄色固形物として得、特性解析のために用いた。該懸濁液の残りを乾固するまで濃縮し、高真空下で16時間おいた。残りの表題の化合物も黄色固形物として単離し (137.7 mg, 123%)、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 15.20および14.66 (2m, 1H), 10,29 (br s, 0.7H), 9.38-9.36 (m, 2H), 8.55-8.00 (一連のm, 4H), 7.42-7.28 (2m, 3H), 5.53-4.00 (一連のm, 7H), 3.99-3.13 (一連のm, 4H), 3.57および3.52 (2s, 3H), 2.50-1.84 (一連のm, 8H) .
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 1.79分, >95 % 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
34H
36N
9O
3 618.29; 実測値: 618.42 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
34H
36N
9O
3 618.2921; 実測値: 618.2958 (M+H)
+.
【0386】
同様の方法を用いて、実施例152k-2から152k-3を調製した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表46】
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【0387】
実施例152l-1から152l-
実施例152l-1から152l-3を、実施例148eから148への変換と同様の方法を用いて調製し、TFAまたはAcOH塩として単離した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表47】
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【0388】
実施例153a-4からの153a-1.
実施例152e-1から153a-1を調製した。
(S)-2-[5-{5'-[2-((S)-1-tert-ブトキシカルボニル-ピロリジン-2-イル)-3-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-3H-イミダゾール-4-イル]-[2,2']ビピリミジニル-5-イル}-1-(2-トリメチルシラニル-エトキシメチル)-1H-イミダゾール-2-イル]-ピロリジン-1-カルボン酸 tert-ブチルエステル
【化243】
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撹拌した(S)-tert-ブチル2-(5-(2-クロロピリミジン-5-イル)-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(1.0 g, 2.08 mmol)およびジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム(40 mg, 0.104 mmol)/乾燥DMF(10 mL)溶液に、室温、アルゴン下で、無溶媒のテトラキス(ジメチルアミノ)エチレン(1.0 mL, 4.16 mmol)を添加した。該混合物を60℃に15時間加熱した後、酢酸エチルで希釈し、珪藻土(セライト(登録商標))を通して吸引濾過した。該濾過物を飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄した後、Na
2SO
4で乾燥させ、溶媒を蒸発させた。残留物をシリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(150 mLの15%Bから15%B、1500 mLの15%Bから75%B、1000 mLの75%Bから100%B、1000 mLの100%Bから100%Bでのステップグラジエント溶離、ここでB=酢酸エチルおよびA=ヘキサン、その後、700 mLの10%Bから100%Bでの2回目のグラジエント溶離、ここでB=メタノールおよびA=酢酸エチル)により精製して、表題の化合物をカラメル色の粘稠な油状物として得た(487.8 mg, 26%収率)。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 9.27 (s, 4H), 8.09-8.06 (m, 2H), 5.73-5.66および5.50-5.44 (2m, 2H), 5.06-4.93 (m, 2H), 3.60-3.39 (2m, 8H), 2.32-2.08 (3m, 4H), 2.00-1.85 (m, 4H), 1.37および1.14 (2s, 18H), 0.95-0.84 (m, 4H), -0.01 (s, 18H).
LCMS Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 3.37分, >95% 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
44H
69N
10O
6Si
2 889.49; 実測値: 889.57 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
44H
69N
10O
6Si
2 889.4940; 実測値: 889.4920 (M+H)
+.
【0389】
同様の方法を用いて、実施例153a-2から153a-4を調製した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表48】
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【0390】
実施例 153b-1-153b-3
加水分解反応を、上記の実施例152hのとおり行った。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表49】
[この文献は図面を表示できません]
【0391】
実施例153c-1から153c-7
実施例153c-1から153c-7を、実施例148eから148への変換に用いた方法により、TFA塩またはAcOH塩として単離した。
LC条件: 条件1: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
条件2: Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 2分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, 220nm, 注入量5μL.
【表50-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表50-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0392】
セクションLS LC条件:
条件1: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 3.0 x 5.0mm S10; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 4分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件2: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10u C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 4分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件3: 溶媒A: 5%アセトニトリル/95%水/10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95%アセトニトリル/5%水/10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex 10u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 4分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件4: 溶媒A: 5%アセトニトリル/95%水/10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95%アセトニトリル/5%水/10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Luna 4.6 x 50mm S10; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分;3分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件5: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10u C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分;3分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件6: 溶媒A: 5%アセトニトリル/95%水/10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95%アセトニトリル/5%水/10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex-Luna 3.0 x 50mm S10; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分;8分かけて0%Bから100% Bおよび2分ホールド時間
条件7: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 3.0 x 5.0mm S10; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分;3分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件8: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.2% H
3PO
4; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.2% H
3PO
4; カラム: YMC ODS-A 4.6 x 50mm S5; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 4分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件9: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.2% H
3PO
4; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.2% H
3PO
4; カラム: YMC ODS-A 4.6 x 50mm S5; 波長: 220nM; 流速: 2.5mL/分; 8分かけて0%Bから50% Bおよび3分ホールド時間
条件10: Xbridge C18, 150 x4.6 mm I.D. S-3.5um; 移動相 A: 10 mM 酢酸アンモニウムを有する95%水-5%アセトニトリル(pH=5); 移動相 B: 10 mM 酢酸アンモニウムを有する95%アセトニトリル-5%水 (pH=5); イソクラティック 30% B、20 分間; 流速: 1 mL/分; UV検出: 220 nm
条件11: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10u C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 34分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件12: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10u C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4mL/分; 24分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件13: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.2% H
3PO
4; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.2% H
3PO
4; カラム: YMC ODS-A 4.6 x 50mm S5; 波長: 220nM; 流速: 2.5mL/分; 8分かけて0%Bから100% Bおよび3分ホールド時間
【0393】
セクションLS プレパラティブHPLC条件:
条件1: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 30 x 100mm S10; 波長: 220nM; 流速: 30mL/分; 10分かけて0%Bから100% Bおよび2分ホールド時間
条件2: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Xterra Prep MS C18 30 x 50mm 5u; 波長: 220nM; 流速: 30mL/分; 8分かけて0%Bから100% Bおよび3分ホールド時間
条件3: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Xterra Prep MS C18 30 x 50mm 5u; 波長: 220nM; 流速: 25mL/分; 8分かけて10%Bから100% Bおよび2分ホールド時間
条件4: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Xterra 19 x 100mm S5; 波長: 220nM; 流速: 20mL/分; 5分かけて30%Bから100% Bおよび3分ホールド時間
条件5: 溶媒A: 10%メタノール/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%メタノール/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 30 x 100mm S10; 波長: 220nM; 流速: 30mL/分; 8分かけて10%Bから100% Bおよび2分ホールド時間
条件6: 溶媒A: 10%アセトニトリル/90%水/0.1% TFA; 溶媒B: 90%アセトニトリル/10%水/0.1% TFA; カラム: Phenomenex-Luna 21 x 100mm S10; 波長: 220nM; 流速: 25mL/分; 10分かけて0%Bから60% Bおよび5分ホールド時間
【0394】
実験例:
化合物 LS2
(1S,1'S)-2,2'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(1-シクロヘキシル-2-オキソエタノール)
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:1d(1.4g; 2.24mmol)に、30mLの4N HCl/ジオキサンを添加した。3時間後、60mLのエーテルを添加し、沈殿物を濾過し、高真空下で乾燥させて、1.02g (80%)の中間体LS1を淡黄色の粉末として得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 500 MHz): δ 10.41 (s, 2H), 9.98 (s, 2H), 8.22 (s, 2H), 8.06 (d, J = 8.54Hz, 4H), 7.92 (d, J = 8.55Hz, 4H), 5.07 (s, 2H), 3.43-3.54 (m, 2H), 3.33-3.43 (m, 2H), 2.43-2.59 (m, 4H), 2.16-2.28 (m, 2H), 1.94-2.09 (m, 2H). LC (条件1): RT = 1.28分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
26H
28N
6: 425.24; 実測値: 425.56.
ステップb:中間体LS1(200mg; 0.35mmol)/2mL DMFに、DIPEA(0.30mL; 1.75mmol)、(S)-2-シクロヘキシル-2-ヒドロキシ酢酸(61mg; 0.39mmol)、続いてHATU(147mg; 0.38mmol)を添加した。室温で18時間撹拌した後、該反応混合物を2つに分け、プレパラティブHPLC (条件1)により精製した。目的の生成物を有するフラクションをプールし、MCXカートリッジ(Oasis; 6g; 2倍の(two column lengths of)メタノールで前処理した)を通した。該カートリッジを2倍のメタノールで洗浄し、生成物をアンモニア/メタノールで溶離した。濃縮して、65mgのLS2(26%)を無色の粉末として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.87-1.30 (m, 12H) 1.38-1.53 (m, J=24.72, 11.90 Hz, 4H) 1.54-1.75 (m, 8H) 1.95-2.21 (m, 6H) 3.72-3.86 (m, 6H) 5.13 (t, J=6.56 Hz, 2H) 7.87 (d, J=7.93 Hz, 4H) 7.96 (d, J=6.41 Hz, 4H) 8.13 (s, 2H) (イミダゾール NHおよびヒドロキシルプロトンはカウントせず). LC (条件2): RT = 3.07分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
52N
6O
4: 705.9; 実測値: 705.6.
【0395】
以下のアナログを、適当なカルボン酸を用いて、中間体LS1からのLS2の調製と同様の方法で調製した。:
【表51】
[この文献は図面を表示できません]
【0396】
実施例 LS6
(2S,2'S)-1,1'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル))ビス(N-メチル-1-オキソ-2-プロパンアミン)
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa: 中間体LS1(64mg; 0.11mmol)/1 mL DMFに、(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)プロパン酸(48mg; 0.24mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.12mL; 0.67mmol)およびHATU(90mg; 0.24mmol)を添加した。3時間後、該反応物をプレパラティブHPLC(条件2)で精製した。中間体LS5を含むフラクションをプールし、濃縮して、高真空下で乾燥させて中間体LS5を無色粉末として得た(43mg; 48%)。
LC (条件4): RT = 2.12分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
58N
8O: 795.4; 実測値: 795.5.
ステップb: 中間体LS5を2mL HCl/ジオキサン(4N)中で18時間撹拌し、そこで、10mLのエーテルを添加し、得られた沈殿物を濾過して高真空下で乾燥させ、LS6(45mg; 155%)を無色固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 2.00-2.11 (m, 2H) 2.12-2.27 (m, 4H) 2.38-2.47 (m, 2H) 2.39-2.48 (m, 2H) 2.58 (t, J=5.19 Hz, 2H) 3.78-3.85 (m, 2H) 3.91-4.02 (m, 2H) 4.21-4.32 (m, 2H) 5.26 (t, J=7.17 Hz, 2H) 7.93 (d, J=7.32 Hz, 4H) 8.02 (d, J=7.94 Hz, 4H) 8.12-8.21 (m, 2H) 8.69-8.81 (m, 2H) 9.09-9.17 (m, 2H); 他の2つのプロトンでDMSOピークに妨害を受けたN-Meプロトンはカウントせず. LC (条件5): RT = 1.71分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
34H
42N
8O
2: 595.3; 実測値: 595.6.
【0397】
実施例 LS11
(4S,4'S)-4,4'-(4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイルカルボニル))ビス(1,3-オキサジナン-2-オン)
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa: 中間体LS1(65mg; 0.11mmol)/1mL DMFに、HATU(91mg; 0.24mmol)、(S)-2-オキソ-1,3-オキサジナン-4-カルボン酸(中間体LS10; 35mg; 0.24mmol)、続いてDIPEA(0.12mL; 0.68mmol)を添加した。3時間後、該反応混合物をプレパラティブHPLC(条件3)により2回精製した。適当なフラクションをプールし、高真空下で濃縮して、8mg(10%)のビスTFA LS11を無色油状物として得た。
1H NMR (500 MHz, CH3OD) δ ppm
1H NMR (500 MHz, CH
3OD) δ ppm 1.99-2.43 (m, 10H) 2.48-2.66 (m, 1.98 Hz, 2H) 3.82-3.95 (m, 4H) 4.17-4.40 (m, 4H) 4.57 (t, J=5.80 Hz, 2H) 5.23-5.41 (m, 2H) 7.73-7.97 (m, 10H); イミダゾールおよびカルバメート NHプロトンはカウントせず. LC (条件6): RT = 2.28分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
34H
42N
8O
2: 679.3; 実測値: 679.4.
ステップb: Baldwin et al, tetrahedron 1988, 44, 637のとおりに行った。
ステップc: Sakaitani and Ohfune, J. Am. Chem. Soc. 1990, 112, 1150 の化合物1から5の変換のとおりに行った。Biotage(40M カートリッジ; 1:1 エーテル/酢酸エチル)、次いでプレパラティブHPLC(条件4)により精製して、77mg(8%)の中間体LS9を粘稠な油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ ppm 2.02-2.21 (m, 1H) 2.23-2.41 (m, 1H) 4.11-4.38 (m, 3H) 5.11-5.31 (m, 2H) 6.15 (s, 1H) 7.27-7.46 (m, 5H). LC (条件7): RT = 1.24分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
34H
42N
8O
2: 236.1; 実測値: 236.4.
ステップd: 1気圧のH
2下、10mg Pd/C (10%)/3mLのメタノール中で18時間、中間体LS9を水素化した。該反応混合物を珪藻土(セライト(登録商標))パッドを通して濾過し、濃縮して、中間体LS10(40mg; 83%)を無色粉末として得た。
1H NMR (500 MHz, CH
3OD) δ ppm 2.08-2.18 (m, 1H) 2.26-2.38 (m, 1H) 4.19 (t, J=5.95 Hz, 1H) 4.25-4.40 (m, 2H).
【0398】
実施例 LS14
メチル ((1S)-2-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-(ジエチルアミノ)-2-フェニルアセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-2-オキソ-1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)カルバメート
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa: 28(1.5g; 2.86mmol)/25mL DMFに、Cap-2(697mg; 2.86mmol)、HATU(1.2g; 3.14mmol)、およびヒューニッヒ塩基(1.5mL; 8.57mmol)を連続的に添加した。3時間後、該溶液を10mLに濃縮して、クロロホルムと水の間で分液処理した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、琥珀油状物に減圧濃縮して、シリカゲルクロマトグラフィー(Biotage;ジクロロメタンで40 サンプレット(samplet)にロード; 1200mL以上の0から12% ジクロロメタン/メタノールを用いて40M カートリッジで溶離)で処理した。中間体LS12を含むフラクションをプールし、濃縮して残余DMFを含んだ物質を得た。この物質をジクロロメタンに再溶解させ、水(3 x 50mL)、次いで食塩水で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して761mgの粉末を得、シリカゲルクロマトグラフィー(Biotage; ジクロロメタンで40 サンプレットにロード; 1500mL 以上の0から80% 4:1 クロロホルム :メタノール/酢酸エチルを用いて40Mカートリッジで溶離)により再精製して、中間体LS12(501mg; 25%)を無色粉末として得た。LC (条件8): RT = 1.24分.
ステップb: 中間体LS12(490mg; 0.69mmol)に、6mLのHCl/ジオキサン、次いで25mLのジクロロメタンを添加した。24時間後、75mLのエーテルを添加し、該反応混合物を濾過して、沈殿物を真空乾燥させて中間体LS13を得た。黄褐色固形物として4HCl(434mg; 定量的)。
1H NMR (300 MHz, CH
3OD) δ ppm 1.16-1.29 (m, 3H) 1.37 (t, J=6.95 Hz, 3H) 1.89-2.06 (m, 6.95 Hz, 1H) 2.12-2.51 (m, 5H) 2.52-2.85 (m, 4H) 3.02-3.24 (m, 2H) 3.42-3.55 (m, 7.32 Hz, 1H) 3.58-3.71 (m, 2H) 4.26-4.41 (m, 1H) 5.18-5.37 (m, 2H) 5.65 (s, 1H) 7.57-7.66 (m, 3H) 7.67-7.75 (m, 1H) 7.86-8.04 (m, 10H) 8.14 (s, 1H). LC (条件8): RT = 1.92分.
ステップc:中間体LS13 4HCl(75mg; 0.099mmol)/0.7mL DMF に、中間体LS16(26mg; 0.118mmol)、HATU(45mg; 0.118mmol)、およびヒューニッヒ塩基(0.10mL; 0.591mmol)を連続的に添加した。2時間後、該反応混合物を珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、該パッドを0.3mLのメタノールで洗浄し、得られた濾過物をプレパラティブHPLC (条件5) を用い、2回に分けて注入して精製した。目的の生成物を有するフラクションを、MCXカートリッジ(Oasis; 1g; 2倍のメタノールで前処理した)に通した。該カートリッジを2倍のメタノールで洗浄し、生成物をアンモニア/メタノールで溶離した。濃縮して、36mgの LS14を無色粉末として得、ジアステレオマーの純度が82%であると分析された(中間体16における立体性を有する炭素(stereogenic carbon)でのエピマーである可能性が高い)。プレパラティブHPLC(2x)で再度精製し、LS14(13mg; 16%)を無色固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, CH
3OD) δ ppm 0.99 (q, J=6.92 Hz, 6H) 1.25-1.72 (m, 5H) 1.80-2.42 (m, 10H) 2.47-2.61 (m, 3H) 2.66-2.78 (m, 2H) 3.35-3.43 (m, 2H) 3.65-3.71 (m, 3H) 3.89-4.01 (m, 4H) 4.01-4.10 (m, 1H) 4.32 (d, J=8.24 Hz, 1H) 5.11-5.22 (m, 1H) 6.95-7.17 (m, 3H) 7.30-7.44 (m, 3H) 7.53 (d, J=7.02 Hz, 1H) 7.62-7.89 (m, 8H). LC (条件9): RT = 5.31分.
ステップd: 中間体LS16を、Cap-51の合成方法と類似した方法において、L-バリンを(S)-2-アミノ-2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)酢酸(Astatechから入手可能)を置き換えて、調製した。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.15-1.63 (m, 5H) 1.75-2.03 (m, 1H) 3.54 (s, 3H) 3.76-3.98 (m, 4H) 7.45 (d, J=8.42 Hz, 1H); 1つのプロトンは水ピークにより隠された。
【0399】
実施例 LS20
メチル ((1S)-2-メチル-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-メチルグリシル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
【化248】
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ステップaおよびb: 中間体LS18を、中間体LS13の合成方法と類似した方法で、Cap-2をCap-51で置き換えて、調製した。
ステップc: 中間体LS18 (100mg; 0.14mmol)/1.4mL DMFに、N-BOCサルコシン(30mg; 0.16mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.13mL; 0.72mmol)およびHATU(60mg; 0.16mmol)を連続的に添加した。2時間後、該反応混合物をジクロロメタンに分液処理し、NaHCO
3(aq)、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、 粗中間体LS19まで濃縮し、そのまま次のステップに用いた。LC (条件5): RT = 2.42分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
52N
8O
6: 753.4; 実測値: 753.9.
ステップd: 粗中間体LS19を0.5mLメタノールおよび5mL 4N HCl/ジオキサンに溶解した。1時間撹拌した後、該反応物を濃縮し、プレパラティブHPLC(条件6)で精製し、目的の生成物を含むフラクションをMCXカートリッジ(Oasis; 1g; 2倍のメタノールで前処理した)を通した。該カートリッジを2倍のメタノールで洗浄し、生成物をアンモニア/メタノールで溶離した。濃縮して、LS20(32mg; 34%)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.74-0.98 (m, 6H) 1.79-2.24 (m, 9H) 2.29-2.38 (m, 2H) 3.19-3.51 (m, 8H) 3.50-3.56 (m, 3H) 3.59-3.71 (m, 1H) 3.81 (s, 1H) 3.97-4.17 (m, 1H) 5.01-5.16 (m, 2H) 7.30 (d, J=7.93 Hz, 1H) 7.51 (s, 1H) 7.59-7.74 (m, 4H) 7.79 (d, J=7.63 Hz, 4H) 11.78 (s, 1H). LC (条件5): RT = 2.00分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
36H
44N
8O
4: 653.4; 実測値: 653.7.
【0400】
以下のアナログを、LS18からのLS20の調製と同様の方法で、N-BOCサルコシンを適当なカルボン酸で置き換えて、調製した。
【表52-1】
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【表52-2】
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【0401】
実施例 LS26
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N,N-ジイソプロピルグリシル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化249】
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ステップa: 化合物LS26を、中間体LS19の調製と同様の方法で、カルボン酸のカップリングパートナーとして2-(ジイソプロピルアミノ)酢酸を用いて、調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.74-1.04 (m, 18H) 1.74-2.21 (m, 13H) 2.86-3.09 (m, 3H) 3.54 (s, 3H) 3.71-3.89 (m, 3H) 4.06 (t, J=8.55 Hz, 1H) 4.98-5.13 (m, 2H) 5.56 (d, J=8.55 Hz, 1H) 7.21-7.34 (m, 1H) 7.42-7.54 (m, 1H) 7.61-7.87 (m, 8H). LC (条件5): RT = 1.98分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
54N
8O
4: 723.4; 実測値: 723.4.
【0402】
実施例 LS27 ジアステレオマー1
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2R)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-2-(3-oxetanyl)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
実施例 LS27 ジアステレオマー2
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-2-(3-オキセタニル)アセチル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化250】
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ステップa: 化合物LS27を、中間体LS19の調製と同様の方法で、2-(メトキシカルボニルアミノ)-2-(オキセタン-3-イル)酢酸(中間体LS29)をカルボン酸カップリングパートナーとして用いて、調製した。LS27の2つのジアステレオマーを、プレパラティブHPLC (Xbridge C18, 100 x 19 mm I.D. S-5μm; 移動相 A: 10 mM 酢酸アンモニウムを有する95%水-5%アセトニトリル(pH=5); 移動相 B: 10 mM 酢酸アンモニウムを有する95%アセトニトリル-5%水(pH=5); イソクラティック 30% B、7分間; 流速: 25 mL/分; UV検出: 220 nm; サンプル量: 〜5 mg/各注入, 300 μlサンプル溶液/メタノール(〜17 mg/mL))で単離した。ジアステレオマー1:
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.80-0.96 (m, 6H) 1.91-2.06 (m, 6H) 2.09-2.21 (m, 3H) 3.54 (s, 3H) 3.59 (s, 3H) 3.77-3.83 (m, 2H) 3.87 (t, J=7.63 Hz, 1H) 4.06 (t, J=8.24 Hz, 1H) 4.31 (t, J=6.41 Hz, 1H) 4.43 (t, J=6.10 Hz, 1H) 4.49 (t, J=7.17 Hz, 1H) 4.51-4.57 (m, 1H) 4.80 (t, J=8.55 Hz, 1H) 5.00-5.05 (m, 1H) 5.06-5.11 (m, 1H) 7.30 (d, J=8.55 Hz, 1H) 7.50 (s, 1H) 7.58-7.89 (m, 8H) 11.77 (s, 2H). LC (条件10): RT = 7.14分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
48N
8O
7: 753.4; 実測値: 753.9. ジアステレオマー2:
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.79-0.98 (m, 6H) 1.91-2.06 (m, 4H) 2.07-2.23 (m, 4H) 3.51-3.69 (m, 8H) 3.74-3.90 (m, 2H) 4.06 (t, J=7.48 Hz, 1H) 4.20-4.33 (m, 1H) 4.36-4.49 (m, 2H) 4.55 (s, 2H) 4.71 (s, 1H) 4.97-5.05 (m, 1H) 5.08 (s, 1H) 5.53 (s, 1H) 7.30 (d, J=7.93 Hz, 1H) 7.51 (s, 1H) 7.58-7.91 (m, 8H) 11.53 (s, 1H) 11.78 (s, 1H). LC (条件10): RT = 8.79分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
48N
8O
7: 753.4; 実測値: 753.9.
ステップb: メチル 2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)-2-(オキセタン-3-イリデン)アセテート(中間体LS28; 供給源: Moldes et al, Il Farmaco, 2001, 56, 609およびWuitschik et al, Ang. Chem. Int. Ed. Engl, 2006, 45, 7736; 200 mg, 0.721 mmol)/酢酸エチル(7 mL)およびCH
2Cl
2(4.00 mL)溶液を、窒素で10分間バブルすることにより脱気した。次いで、二炭酸ジメチル(0.116 mL, 1.082 mmol)およびPd/C(20 mg, 0.019 mmol)を添加し、該反応混合物を水素バルーンで処理し、室温で終夜撹拌した。該反応混合物を、珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、濃縮した。残留物を、Biotage(ジクロロメタンで25
サンプレットにロード; 25Sカラムで3CVのジクロロメタンにより溶離、次いで、250mL以上の0から5%メタノール/ジクロロメタン、その後、250mLの5%メタノール/ジクロロメタンでホールド; 9mLのフラクション)で精製した。目的の生成物を含むフラクションを濃縮して、167mgのメチル 2-(メトキシカルボニルアミノ)-2-(オキセタン-3-イル)アセテートを無色油状物として得て、放置して固形化した。
1H NMR (500 MHz, クロロホルム-D) δ ppm 3.29-3.40 (m, 1H) 3.70 (s, 3H) 3.74 (s, 3H) 4.55 (t, J=6.41 Hz, 1H) 4.58-4.68 (m, 2H) 4.67-4.78 (m, 2H) 5.31 (br s, 1H). MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
8H
13NO
5: 204.1; 実測値: 204.0. メチル 2-(メトキシカルボニルアミノ)-2-(オキセタン-3-イル)アセテート (50 mg, 0.246 mmol)/THF(2mL)および水(0.5mL)に、水酸化リチウム一水和物(10.33 mg, 0.246 mmol)を添加した。得られた溶液を室温で終夜撹拌した後、乾固するまで濃縮し、中間体LS29を無色粉末として得た。
1H NMR (500 MHz, CH
3OD) δ ppm 3.38-3.50 (m, 1H) 3.67 (s, 3H) 4.28 (d, J=7.63 Hz, 1H) 4.57-4.79 (m, 4H).
【0403】
実施例 LS36
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メチル-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化251】
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ステップa: (S)-1-(((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)-2-メチルピロリジン-2-カルボン酸(中間体LS30; 1.5g; 4.3mmol)/50mL DMFに、2-アミノ-1-(4-ブロモフェニル)エタノン塩酸塩(1.2g; 4.7mmol)、HOAT(290mg; 2.1mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.7mL; 4.3mmol)およびEDCI(1.2g; 6.4mmol)を連続的に添加した。1時間後、該反応混合物を150mLの水に注ぎ入れ、15分間撹拌した後、得られた沈殿物を濾過し、ジクロロメタンに溶解し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。該ジクロロメタン混合物を濾過し、Biotage 40 サンプレットにアプライした。40Mカラムでのクロマトグラフィー(1200mL 以上の25から60%酢酸エチル/ヘキサン)により、(S)-(9H-フルオレン-9-イル)メチル 2-(2-(4-ブロモフェニル)-2-オキソエチルカルバモイル)-2-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(中間体LS31; 2.4g; 定量的)を黄色の泡状物質として得た。LC (条件11): RT = 3.75分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
29H
27BrN
2O
4: 547.1; 実測値: 547.0.
ステップb: Aの混合物 酢酸アンモニウム(844mg; 10.97mmol)および(S)-(9H-フルオレン-9-イル)メチル 2-(2-(4-ブロモフェニル)-2-オキソエチルカルバモイル)-2-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(中間体LS31; 1.00g; 1.83mmol)の混合物を、25mLキシレン中で2.5時間、140℃に加熱し、そこで、該反応混合物を濃縮し、ジクロロメタンでBiotage 40 サンプレットにロードした。Biotage(1000mL以上の5から60% 酢酸エチル/ヘキサン、および400mLのホールド時間)で精製して、(S)-(9H-フルオレン-9-イル)メチル 2-(5-(4-ブロモフェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(中間体LS32; 469mg; 49%)を、琥珀色の液状物質として得た。LC (条件12): RT = 3.09分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
29H
26BrN
3O
2: 528.1; 実測値: 528.5.
ステップc: (S)-(9H-フルオレン-9-イル)メチル 2-(5-(4-ブロモフェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(中間体LS32; 329mg; 0.62mmol)/3mLのDMFに、1.5mLのピペリジンを添加した。該反応混合物を、終夜、窒素気流により濃縮した。得られた残留物をヘキサンで洗浄し、MCXカートリッジ(Oasis; 6g;2倍のメタノールで前処理した)を通した。該カートリッジを2倍のメタノールで洗浄し、生成物をアンモニア/メタノールで溶離した。濃縮させて、193mgの(S)-5-(4-ブロモフェニル)-2-(2-メチルピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾールを得て、6mLのジクロロメタンに溶解し、ジ-t-ブチルジカーボネート(413mg; 1.89mmol)、DMAP(15mg; 0.13mmol)およびTEA(0.17mL; 1.30mmol)と混合した。48時間後、該反応混合物を濃縮し、Biotage systemでのクロマトグラフィーにより精製して、(S)-tert-ブチル5-(4-ブロモフェニル)-2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)-2-メチルピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-1-カルボキシレート(中間体LS33; 150mg; 48%)をオフホワイトの固形物として得た。LC (条件5): RT = 3.75分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
24H
32BrN
3O
4: 506.2; 実測値: 506.4
ステップd: (S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(中間体LS34)を、1dの調製と同様の方法で、1bの代わりに中間体LS33を用いて、調製した。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6; 100℃) δ ppm 1.18-1.29 (m, 9H) 1.29-1.40 (m, 9H) 1.75-1.82 (m, 3H) 1.81-2.39 (m, 8H) 3.35-3.75 (m, 4H) 4.81-4.92 (m, 1H) 7.36-7.45 (m, 1H) 7.57-7.74 (m, 5H) 7.76-7.89 (m, 4H) 11.29-11.63 (m, 2H). LC (条件5): RT = 2.49分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
37H
46N
6O
4: 639.4; 実測値: 639.9.
ステップe: 2-((S)-2-メチルピロリジン-2-イル)-5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール(中間体LS35)を、1eの調製と同様の方法で、1dの代わりに中間体LS34を用いて、調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.76-1.83 (m, 3H) 1.92-2.23 (m, 6H) 3.31-3.49 (m, 4H) 4.88-4.97 (m, 1H) 7.76-7.88 (m, 5H) 7.90-8.04 (m, 5H) 9.72-9.82 (m, 1H) 10.04-10.16 (m, 1H); イミダゾールおよびピロリジンNHのプロトンはカウントせず. LC (条件5): RT = 1.79分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
27H
30N
6: 439.2; 実測値: 439.5.
ステップf: 化合物LS36を、実施例1の調製と同様の方法で、1eの代わりに中間体LS35、およびCap-1の代わりにCap-51を用いて、調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.72-0.97 (m, 12H) 1.77 (s, 3H) 1.86-2.08 (m, 8H) 2.09-2.19 (m, 2H) 2.25-2.39 (m, 2H) 3.49-3.59 (m, 6H) 3.81 (d, J=6.71 Hz, 4H) 4.06 (q, J=7.83 Hz, 2H) 5.08 (dd, J=7.02, 3.05 Hz, 1H) 7.12 (d, J=8.85 Hz, 1H) 7.27-7.34 (m, 1H) 7.46-7.55 (m, 1H) 7.59-7.73 (m, 4H) 7.75-7.86 (m, 3H) 11.66 (s, 1H) 11.77 (s, 1H). LC (条件5): RT = 2.25分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
52N
8O
6: 753.4; 実測値: 754.0.
【0404】
実施例 LS37
メチル ((1S,2R)-2-メトキシ-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(メトキシカルボニル)-O-メチル-L-スレオニル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-2-メチル-1-ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
化合物LS37を、中間体LS30からのLS36の調製と同様の方法で、Cap-51の代わりにCap-86を用いて、調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.99-1.17 (m, 6H) 1.76 (s, 3H) 1.87-2.09 (m, 4H) 2.10-2.23 (m, 2H) 2.34-2.38 (m, 2H) 2.56-2.60 (m, 1H) 2.63 (d, J=1.83 Hz, 1H) 3.17 (s, 3H) 3.19 (s, 3H) 3.37-3.51 (m, 2H) 3.54 (s, 6H) 3.75-3.96 (m, 4H) 4.13-4.36 (m, 2H) 5.07 (dd, J=7.48, 3.20 Hz, 1H) 7.20 (d, J=8.54 Hz, 1H) 7.24-7.34 (m, 1H) 7.50 (dd, J=7.17, 1.98 Hz, 1H) 7.59-7.73 (m, 4H) 7.76-7.86 (m, 3H) 11.65 (s, 1H) 11.77 (s, 1H). LC (条件13): RT = 4.30分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
52N
8O
8: 785.4; 実測値: 785.4.
【0405】
セクションF 保持時間決定のためのLC条件
条件1
カラム: Phenomenex-Luna 4.6 X 50 mm S10
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 4分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件2
カラム:Waters-Sunfire 4.6 X 50 mm S5
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 2分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件3
カラム: Phenomenex 10u 3.0 X 50 mm
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 2分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件4
カラム: Phenomenex-Luna 3.0 X 50 mm S10
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件5
カラム: Phenomenex-Luna 4.6 X 50 mm S10
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件6
カラム: Xbridge C18 4.6 X 50 mm S5
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = H
2O : ACN 95% : 5% 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B = H
2O : ACN 5% : 95% 10 mm 酢酸アンモニウム
条件7
カラム: Phenomenex C18 10u 4.6 X 30 mm
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件8
カラム: Phenomenex LunaC18 10u 4.6 X 30 mm
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 2分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件9
カラム: Phenomenex C18 10u 4.6 X 30 mm
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 10分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = H
2O : ACN 95% : 5% 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B = H
2O : ACN 5% : 95% 10 mm 酢酸アンモニウム
条件10
カラム: Phenomenex 10u 3.0 X 50 mm
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220
溶媒A = 10%メタノール - 90% H
2O - 0.1% TFA
溶媒B = 90%メタノール - 10% H
2O - 0.1% TFA
条件11
カラム: Xterra 4.6 X 30 mm S5
開始 % B = 0
最終 % B = 100
グラジエント時間 = 2分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220
溶媒A = H
2O : ACN 95% : 5% 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B = H
2O : ACN 5% : 95% 10 mm 酢酸アンモニウム
【0406】
【化253】
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【化254】
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化合物F1を、合成1aに用いた方法と類似した方法で、以下を変更して調製した: (2S,5R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-5-フェニルピロリジン-2-カルボン酸を、N-BOC-L-プロリンの代わりに用いた。
化合物F2を、1bの合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
化合物F3 を、1dの合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
化合物F4を、1eの合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
化合物F5、F6を、化合物F4からの実施例1の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
化合物F7、F8を、F5の合成に用いた方法と類似した方法で、以下を変更して調製した: (2S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)オクタヒドロ-1H-インドール-2-カルボン酸を、(2S,5R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-5-フェニルピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いた。
【表53】
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【0407】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
化合物F9、F10およびF11を、Cap-3の合成の前半の方法に類似した方法で、各々、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒドおよびブチルアルデヒドを用いて調製した。
【表54】
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【0408】
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
化合物F18およびF23を、実施例1の合成に用いた方法と類似した方法で、以下を変更して調製した: N-BOC-L-アラニンおよびN-BOC-L-バリンを、各々、N-BOC-L-プロリンの代わりに用いた。
化合物F22を、化合物F19からの実施例1の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
化合物F19、F24を、132eの合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
【0409】
化合物F25
エチル ((1S)-1-(((2S)-2-(4-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((エトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-4-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
F24(0.06 g, 0.074 mmol)/DMF(1 mL)溶液に、ヒューニッヒ塩基(0.105 mL, 0.593 mmol)およびカルボノクロリド酸エチル (0.016 mL, 0.163 mmol)を添加した後、室温で撹拌した。2時間後、LCMSにより確認した。3つの主要なピークが認められ、それらは目的の化合物、三重結合および四重結合の化合物であると示唆された。反応を停止し、減圧により濃縮して薄茶色の油状物を得て、10 mLの2 M NH
3/メタノールで20分間処理した後、再度濃縮して黄色固形物を得、プレパラティブLCにより精製して、化合物F25を白色のTFA塩として得た(57.6 mg)。
LC (条件6): RT = 1.932分, LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
54N
8O
6: 766.42; 実測値: 767.55.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.69-0.94 (m, 12H) 1.16 (t, J=7.02 Hz, 6H) 1.90-2.26 (m, 8H) 2.40 (d, J=4.88 Hz, 2H) 3.73-3.92 (m, 4H) 3.94-4.08 (m, 4H) 4.12 (t, J=7.78 Hz, 2H) 5.15 (t, J=7.02 Hz, 2H) 7.26 (d, J=8.54 Hz, 2H) 7.85-7.93 (m, 4H) 7.93-8.01 (m, 4H) 8.13 (s, 2H) 14.68 (s, 2H)
化合物F20、F21およびF26を、実施例1の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
【表55】
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【0410】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【表56】
[この文献は図面を表示できません]
化合物F27からF31を、実施例 1の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
化合物F32からF35を、1eの合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
【0411】
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
化合物F36を、Cap-52の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
化合物F37、F38およびF39を、各々、化合物F36およびLS16からの実施例 1の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
【表57】
[この文献は図面を表示できません]
【0412】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
化合物F41を、実施例1の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
化合物F42 を、1eの合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
【表58】
[この文献は図面を表示できません]
【0413】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
化合物F42を、実施例 28fの合成に用いた方法と類似した方法で、Cap-4 の代わりにCap-2を用いて調製した。
化合物F43を、化合物F42からの2の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
【表59】
[この文献は図面を表示できません]
【0414】
【化261】
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化合物F44を、下の文献に従い、以下を変更して調製した: グリシンをロイシンの代わりに用いた。
A simple method for preparation of N-mono- and N,N-di-alkylated α-amino acids Yuntao Song et al., Tetrahedron Lett. 41, October 2000, Pages 8225-8230.
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.37-1.62 (m, 2H) 1.86 (dd, J=12.36, 1.98 Hz, 2H) 3.01-3.12 (m, 1H) 3.15 (s, 2H) 3.25 (t, J=11.75 Hz, 2H) 3.86 (dd, J=11.44, 4.12 Hz, 2H) 7.67-8.48 (m, 1H).
化合物F45
2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)酢酸(0.2 g, 1.256 mmol) F44を、DMF(22.5 mL)およびEt
3N(2.5 mL, 17.94 mmol)に溶解した。5分後、BOC
2O(0.583 mL, 2.51 mmol)を添加し、該反応溶液を60℃に1時間加熱した。該反応物を減圧により濃縮して淡黄色油状物を得、それに20 mL のHCl/H
2Oを添加し、0℃でpH3に調整し、10分間撹拌した。該反応混合物を酢酸エチル 3 X 20 mLにより抽出し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、乾固するまで濃縮した。エーテルを添加し、該混合物を超音波処理し、濾過して、白色固形物のF45、2-(tert-ブトキシカルボニル(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アミノ)酢酸(0.14 g, 0.540 mmol, 43.0 %首位率)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.27-1.44 (m, 9H) 1.43-1.69 (m, 4H) 3.19-3.39 (m, 2H) 3.74 (s, 2H) 3.79-3.92 (m, 2H) 3.97-4.16 (m, 1H) 12.46 (s, 1H).
【0415】
【化262】
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化合物F46を、下に参照した方法に従って、以下を変更して調製した: (S)-tert-ブチル2-アミノ-3-メチルブタノエートを(S)-メチル 2-(((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニルアミノ)-3-メチルブタノエートの代わりに用いた。
Hans-Joachim Knolker, et al. Synlett 1997; 925-928
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.77-0.97 (m, 6H) 1.32-1.45 (m, 9H) 1.45-1.56 (m, 2H) 1.74-1.91 (m, 2H) 1.94-2.11 (m, 1H) 3.36-3.53 (m, 2H) 3.76 (dd, J=8.09, 6.26 Hz, 1H) 3.77-3.90 (m, 2H) 4.69 (dd, J=9.00, 4.73 Hz, 1H) 7.35 (d, J=8.24 Hz, 1H)
化合物F47
化合物46(S)-tert-ブチル3-メチル-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルオキシ)カルボニルアミノ)ブタノエート(0.21 g, 0.697 mmol)に、HCl/ジオキサン(15 mL, 60.0 mmol)を添加し、該混合物を、室温、窒素下で3時間撹拌した。該反応を終了し、減圧下で濃縮して、F47、(S)-3-メチル-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルオキシ)カルボニルアミノ)酪酸(0.1694g, 0.691 mmol, 100 %収率)を澄明なろう状物質として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.88 (t, J=6.71 Hz, 6H) 1.41-1.60 (m, 2H) 1.85 (d, J=12.21 Hz, 2H) 1.97-2.08 (m, 1H) 3.41 (t, J=10.68 Hz, 1H) 3.45-3.52 (m, 1H) 3.64-3.74 (m, 1H) 3.77-3.89 (m, 2H) 4.63-4.72 (m, 1H) 7.32 (d, J=8.55 Hz, 1H) 12.52 (s, 1H)
【0416】
【化263】
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化合物F51を除くF48からF58を、LS18からの実施例 1の合成に用いた方法に類似した方法で調製した。
化合物F51を、F50からの1eの合成に用いた方法に.類似した方法で調製した。
【表60】
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【0417】
【化264】
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化合物F59
化合物F59を、26aの合成に用いた方法と類似した方法で、以下を変更して調製した: BOC-L-val-OHをBOC-D-val-OHの代わりに用いた。
化合物F60からF62を、F59からの実施例 29の合成に用いた方法に類似した方法で調製した。
化合物F63およびF64を、Cap45の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
【表61】
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【0418】
【化265】
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化合物F65
F59(0.06 g, 0.074 mmol)/DMF (1 mL )溶液に、ジメチルスルファモイルクロリド(0.016 mL, 0.148 mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.078 mL, 0.445 mmol )を添加し、その後、室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧により除去して薄茶色の油状物を得て、プレパラティブHPLCにより精製し、F65 N-((S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-(N,N-ジメチルスルファモイルアミノ)-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル)プロパン-2-スルホンアミド(19.0 mg, 0.018 mmol, 24.08 %収率)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.65-1.03 (m, 12H) 1.87-2.08 (m, 4H) 2.06-2.27 (m, 4H) 2.37-2.46 (m, 2H) 2.56-2.69 (m, 12H) 3.66-3.92 (m, 6H) 5.14 (t, J=7.63 Hz, 2H) 7.49 (d, J=9.16 Hz, 2H) 7.89 (d, J=8.24 Hz, 4H) 7.96 (s, 4H) 8.14 (s, 2H) 14.72 (s, 2H)
RT = 2.047分 (条件10, 98%); LRMS: 分析計算値 C
40H
50N
8O
4 706.38; 実測値: 707.77 (M+H)
+.
1b Fret (EC50,uM) = 0.21
化合物F66からF69を、化合物F59からのF65.の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
【表62】
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【0419】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
化合物F70を、Anna Helms et al., J. Am. Chem. Soc. 1992 114(15) pp 6227-6238に記載の方法に従って調製した。
化合物F71を、実施例 1の合成に用いた方法と類似した方法で調製した。
1H NMR(500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.69-0.95 (m, 12H) 1.92 (s, 12H) 1.97-2.27 (m, 8H) 2.40 (s, 2H) 3.55 (s, 6H) 3.73-3.97 (m, 4H) 4.12 (t, J=7.78 Hz, 2H) 5.14 (t, J=7.02 Hz, 2H) 7.34 (d, J=8.24 Hz, 2H) 7.49-7.70 (m, 4H) 8.04 (s, 2H) 14.59 (s, 2H)
RT = 2.523分 (条件7, 96%); LRMS: 分析計算値 C
44H
58N
8O 794.45; 実測値: 795.48 (M+H)
+.
【0420】
セクションcj: カルバメート置換体の合成
実施例 cj-2およびcj-3
【化267】
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【0421】
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-アミノ-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-2)の調製
【化268】
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(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-1)(1.00 g, 1.91 mmol)、iPr
2NEt(1.60 mL, 9.19 mmol)およびN-Z-バリン(0.62 g, 2.47 mmol)/DMF (10 mL)溶液に、HATU(0.92 g, 2.42 mmol)を添加した。該溶液を室温で 1時間撹拌した後、氷水(約250 mL)に注ぎ入れ、20分間置いた。該混合物を濾過し、該固形物を水で洗浄し、次いで、終夜真空乾燥させて無色固形物(1.78 g)を得て、そのまま次のステップに用いた。LCMS: 分析計算値 C
44H
51N
7O
5: 757; 実測値: 758 (M+H)
+.
この物質(1.70 g)および10% Pd-C(0.37 g)/MeOH(100 mL)の混合物を、12時間水素化した(バルーンプレッシャー)。次いで、該混合物を濾過し、溶媒を減圧除去した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(Biotage system/ 0-10% MeOH-CH
2Cl
2)により精製して、表題の化合物を淡黄色泡状物質として得た(0.90 g, 76%)。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.18 (s, 0.35H), 11.73 (s, 0.65H), 11.89 (s, 0.65H), 11.82 (s, 0.35H), 7.77-7.81 (m, 3H), 7.57-7.71 (m, 5H), 7.50-7.52 (m, 2H), 5.17 (dd, J = 3.6, 6.5 Hz, 0.3H), 5.08 (dd, J = 3.6, 6.5 Hz, 0.7H), 4.84 (m, 0.3H), 4.76 (m, 0.7H), 3.67-3.69 (m, 1H), 3.50-3.62 (m, 1H), 3.34-3.47 (m, 2H), 2.22-2.28 (m, 2H), 2.10-2.17 (m, 2H), 1.74-2.05 (m, 6H), 1.40 (s, 4H), 1.15 (s, 5H), 0.85 - 0.91 (m, 4H), 0.79 (d, J = 6.5 Hz, 2H).
LCMS: 分析計算値 C
36H
45N
7O
3: 623; 実測値: 624 (M+H)
+.
【0422】
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((R)-2-アミノ-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-3)の調製
【化269】
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(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((R)-2-アミノ-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-3)を、cj-2の調製に用いた方法と同様の方法で調整し、無色泡状物質を得た(1.15 g, 76%)。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.17 (s, 0.35H), 12.04 (s, 0.65H), 11.89 (s, 0.65H), 11.81 (s, 0.35H), 7.78-7.83 (m, 3H), 7.60-7.71 (m, 5H), 7.43-7.52 (m, 2H), 5.22-5.25 (m, 0.4H), 5.05-5.07 (m, 0.6H), 4.83-4.86 (m, 0.5H), 4.72-4.78 (m, 0.5H), 3.78-3.84 (m, 1H), 3.49-3.64 (m, 2H), 3.35-3.43 (m, 2H), 2.19 -2.32 (m, 1H), 2.04-2.17 (m, 3H), 1.95-2.04 (m, 2H), 1.76-1.90 (m, 3H), 1.40 (s, 4H), 1.15 (s, 5H), 0.85-0.91 (m, 4H), 0.67 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 0.35 (d, J = 6.5 Hz, 1H). LCMS: 分析計算値 C
36H
45N
7O
3: 623; 実測値: 624 (M+H)
+.
【0423】
実施例 cj-4およびcj-5
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
【0424】
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-3-メチル-2-(ピリミジン-2-イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-4)の調製
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-アミノ-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-2)(0.45 g, 0.72 mmol)、2-ブロモピリミジン(0.37 g, 2.34 mmol)およびiPr
2NEt(0.20 mL, 1.18 mmol)/トルエン-DMSO(4:1, 5 mL)の混合物を、90℃で終夜加熱した。揮発物を減圧除去し、該残留物をプレパラティブHPLC(YMC Pack C-18, 30X100mm/MeCN-H
2O-TFA)により精製した。TFA塩としての表題の化合物 (0.56 g, 74%)を、黄オレンジ色のガラス状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.56 (br s, 2H), 8.28 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 8.12 - 8.20 (m, 2H), 7.94 - 7.97 (m, 3H), 7.83 - 7.91 (m, 5H), 7.06 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.62 (app t, J = 5.0 Hz, 1H), 4.99 - 5.10 (m, 2H), 4.50 (app t, J = 7.7 Hz, 1H), 4.07 - 4.12 (m, 2H), 3.83 - 3.87 (m, 1H), 3.56 - 3.62 (m, 1H), 3.40 - 3.47 (m, 2H), 2.36 - 2.41 (m, 1H), 1.94 - 2.22 (m, 6H), 1.40 (s, 4H), 1.17 (s, 5H), 0.88 (app t, J = 6.5 Hz, 6H).
LCMS: 分析計算値 C
40H
47N
9O
3: 701; 実測値: 702 (M+H)
+.
【0425】
(S)-tert-ブチル-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((R)-3-メチル-2-(ピリミジン-2-イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-5)の調製
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
表題の化合物のTFA塩を、cj-4の調製に用いられた同様の方法に従って調製し、淡黄色固形物を得た(0.375 g, 59%)。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.67 (br s, 2H), 8.30 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 8.04 - 8.19 (m, 2H), 7.84 - 7.96 (m, 8H), 6.88 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.61 (app t, J = 4.5 Hz, 1H), 5.17 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H), 5.00 - 5.07 (m, 1H), 4.67 (dd, J = 7.3, 8.1 Hz, 1H), 3.91 - 3.96 (m, 1H), 3.70-3.75 (m, 1H), 3.56 - 3.62 (m, 1H), 3.42 - 3.45 (m, 1H), 2.39 - 2.43 (m, 2H), 2.04 - 2.16 (m, 5H), 1.94 - 1.97 (m, 2H), 1.40 (s, 4H), 1.17 (s, 5H), 0.95 (d, J = 6.6 Hz, 2.5H), 0.91 (d, J = 6.6 Hz, 2.5H), 0.86 (d, J = 6.6 Hz, 0.5H), 0.81 (d, J = 6.6 Hz, 0.5H).
LCMS: 分析計算値 C
40H
47N
9O
3: 701; 実測値: 702 (M+H)
+.
【0426】
実施例 cj-6およびcj-7
【化273】
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【0427】
1-メチル-2-(メチルチオ)-4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾールヨウ化水素酸塩の調製
【化274】
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表題の化合物を: Kister, J.; Assef, G.; Dou, H. J.-M.; Metzger, J. tetrahedron 1976, 32, 1395に従って調製した。つまり、N-メチルエチレンジアミン化合物(10.8 g, 146 mmol)/EtOH-H
2O(1:1, 90 mL)溶液を、60℃にあらかじめ熱し、CS
2(9.0 mL, 150 mmol)を滴下添加した。得られた混合物を60℃で3時間加熱した後、濃HCl(4.7 mL)をゆっくりと添加した。温度を90℃に上げて、6時間撹拌を続けた。冷却した混合物を-20℃で保存した後、濾過して得られた固形物を真空乾燥させ、1-メチルイミダゾリジン-2-チオン(8.43g, 50%)をベージュ色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 5.15 (s, br, 1H), 3.67 - 3.70 (m, 2H), 3.53 - 3.58 (m, 2H), 3.11 (s, 3H).
1-メチルイミダゾリジン-2-チオン(5.17 g, 44.5 mmol)/アセトン(50 mL)の懸濁液に、MeI(2.9 mL, 46.6 mmol)を添加した。該溶液を室温で4時間撹拌し、得られた固形物をすぐに濾過し、次いで真空乾燥させて、1-メチル-2-(メチルチオ)-4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾールヨウ化水素酸塩(8.79 g, 77%)をベージュ色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, CDCl
3) δ 9.83 (s, br, 1H), 3.99 - 4.12 (m, 4H), 3.10 (s, 3H), 2.99 (s, 3H).
【0428】
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-3-メチル-2-(1-メチル-4-5-ジヒドロイミダゾール-2-イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-6)の調製
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-アミノ-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)-ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-2)(0.280 g, 0.448 mmol)および1-メチル-2-(メチルチオ)-4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾールヨウ化水素酸塩 (cj-3a)(0.121 g, 0.468 mmol)/CH
3CN(5 mL)の混合物を、90℃で12時間加熱した。さらなる0.030 gの1-メチル-2-(メチルチオ)-4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾールヨウ化水素酸塩(cj-3a)を添加し、さらに12時間加熱を続けた。該粗反応混合物を直接、プレパラティブHPLC(Luna C-18/MeCN-H
2O-TFA) により精製し、表題の化合物のTFA塩(0.089 g)を淡黄色固形物として得て、後続のステップにそのまま用いた。
LCMS: 分析計算値 C
40H
51N
9O
3: 705; 実測値: 706 (M+H)
+.
【0429】
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((R)-3-メチル-2-(1-メチル-4-5-ジヒドロイミダゾール-2-イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-7)の調製
【化276】
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表題の化合物を、cj-6の合成に記載の方法(最初にプレパラティブHPLC(YMC-Pack 25X250mm/MeCN-H
2O-NH
4OAc)により精製した後、プレパラティブHPLC(Luna フェニル-ヘキシル//MeCN-H
2O-NH
4OAc)により再精製することを除く)に従って、cj-3から調製した。これにより、目的の生成物(0.005 g)を泡状物質として得て、後続のステップにそのまま用いた。
LCMS: 分析計算値 C
40H
51N
9O
3: 705; 実測値: 706 (M+H)
+.
【0430】
実施例 cj-8およびcj-9
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
【0431】
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-3-メチル-2-(3,4-ジヒドロイミダゾール-2-イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-8)の調製
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-アミノ-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-2)(0.298 g, 0.480 mmol)、4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾール-2-スルホン酸(AstaTech)(0.090 g, 0.60 mmol)およびiPr
2NEt(0.083 mL, 0.48 mmol)/EtOH(4 mL)の混合物を、100℃で12時間加熱した。冷却した混合物を乾固するまで蒸発させ、該残留物をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN-H
2O-TFA, x2)により精製して、表題の化合物のTFA塩(0.390 g, 73%)を淡黄色固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.66 (br s, 2H), 8.51 (br s, 1H), 8.20 (d, J = 10.1 Hz, 2H), 8.10 (br s, 1H), 7.82 - 7.91 (m, 7H), 7.30 (br s, 1H), 5.12 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 4.97 - 5.05 (m, 2H), 4.37 (dd, J = 4.3, 10.1 Hz, 2H), 3.82 - 3.86 (m, 2H), 3.73 - 3.77 (m, 2H), 3.59 (s, 4H), 3.39 - 3.48 (m, 2H), 2.15 - 2.25 (m, 2H), 1.93 - 2.07 (m, 5H), 1.40 (s, 4H), 1.17 (s, 5H), 0.93 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.69 (br s, 3H).
LCMS: 分析計算値 C
39H
49N
9O
3: 691; 実測値: 692 (M+H)
+.
【0432】
(S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((R)-3-メチル-2-(3,4-ジヒドロイミダゾール-2-イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-9)の調製
【化279】
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表題の化合物を、cj-8の調製に用いられた同様の方法に従って、cj-3から調製し、TFA塩(0.199 g, 57%)を黄色のガラス状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.58 (br s, 4H), 8.23 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 8.11 (s, 1H), 7.87 - 7.89 (m, 6H), 7.25 (br s, 1H), 5.17 - 5.20 (m, 1H), 4.96 - 5.04 (m, 1H), 4.37 (dd, J = 5.5, 9.6 Hz, 1H), 3.91-3.95 (m, 2H), 3.37 - 3.46 (m, 一部H
2Oと重なった, 4H), 2.39 - 2.42 (m, 一部溶媒と重なった, 2H), 2.01 - 2.09 (m, 4H), 1.94 - 1.98 (m, 2H), 1.40 (s, 3H), 1.17 (s, 6H), 0.95 (d, J = 6.5 Hz, 2.5H), 0.85 (d, J = 6.5 Hz, 2.5H), 0.66 (d, J = 7.0 Hz, 0.5H), 0.54 (d, J = 6.5 Hz, 0.5H).
LCMS: 分析計算値 C
39H
49N
9O
3: 691; 実測値: 692 (M+H)
+.
【0433】
実施例 cj-11
【化280】
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(S)-3-メチル-2-(ピリミジン-2-イルアミノ)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)ブタン-1-オン(cj-10a)の調製
【化281】
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ステップ1: (S)-tert-ブチル2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-3-メチル-2-(ピリミジン-2-イルアミノ)ブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(cj-4)のTFA塩(0.208 g, 0.199 mmol)/CH
2Cl
2(4 mL)およびTFA(3 mL)の混合物の溶液を、室温で1.5時間撹拌した。溶媒を減圧除去した後、残留物をプレパラティブHPLC (Luna 5u C18/MeCN-H
2O-TFA)により精製して、表題の化合物のTFA塩(0.391 g)をオレンジ色のゴム状物質として得た。
1HNMR(400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.53 (br s, 3H), 9.52 - 9.57 (m, 2H), 8.98 - 9.04 (m, 2H), 8.28 (d, J = 4.6 Hz, 2H), 8.13 (br s, 1H), 7.79 - 7.91 (m, 7H), 7.07 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.62 (app t, J = 4.8 Hz, 1H), 5.07 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 4.72 - 4.78 (m, 2H), 4.48 - 4.51 (m, 1H), 4.08-4.12 (m, 2H), 3.28 - 3.36 (m, 2H), 2.37 - 2.42 (m, 2H), 1.97 - 2.22 (m, 6H), 0.88 (app t, J = 4.5 Hz, 6H).
LCMS: 分析計算値C
35H
39N
9O: 601; 実測値: 602 (M+H)
+.
同様に、以下の実施例を、上に例示の方法に従って調製した;
【表63】
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【0434】
メチル ((1S)-2-メチル-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-2-ピリミジニル-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート(cj-11)の調製
【化282】
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メチル ((1S)-2-メチル-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-2-ピリミジニル-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
ステップ2: (S)-3-メチル-2-(ピリミジン-2-イルアミノ)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)ブタン-1-オン(cj-10)のTFA塩(0.208 g, 0.197 mmol)/DMF(4 mL)溶液に、iPr
2NEt(0.20 mL, 1.15 mmol)、(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)-3-メチル酪酸(0.049 g, 0.28 mmol)およびHATU(0.105 g, 0.276 mmol)を添加した。該溶液を、室温で1.5時間撹拌してMeOHで希釈し(2 mL)、プレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN-H
2O-NH
4OAc)により、直接精製した。この物質をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/2-10% MeOH-CH
2Cl
2)により再精製して固形物を得、CH
3CN-H
2Oから凍結乾燥させて、表題の化合物(48.6 mg, 32%)を無色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.78 (br s, 1H), 8.28 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 7.76 - 7.79 (m, 4H), 7.66 - 7.69 (m, 4H), 7.48-7.51 (m, 2H), 7.29 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.93 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.60 (app t, J = 4.5 Hz, 1H), 5.03 - 5.09 (m, 2H), 4.48 (t. J = 8.1 Hz, 1H), 3.99 - 4.08 (m, 2H), 3.78 - 3.85 (m, 2H) 3.53 (s, 3H), 2.12 - 2.21 (m, 4H), 1.87 - 2.05 (m, 7H), 0.83 - 0.97 (m, 12H).
LCMS: 分析計算値 C
42H
50N
10O
4:758; 実測値: 759 (M+H)
+.
同様に、以下の実施例を上に例示の方法に従って調製した;
【表64-1】
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【表64-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表64-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表64-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表64-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0435】
実施例-cj-13
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
メチル (S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-アミノ-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イルカルバメート(cj-13)の調製
【化284】
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メチル (S)-3-メチル-1-オキソ-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イルカルバメート(cj-12)(1.16 g, 1.99 mmol)、Z-Val-OH (0.712 g, 2.83 mmol)およびiPr
2NEt(0.70 mL, 5.42 mmol)/DMF(40 mL)溶液に、HATU(1.10 g, 2.89 mmol)を少しずつ添加した。該混合物を室温で1時間撹拌し、次いで氷水(400 mL)に注ぎ入れ、20分間おいた。該混合物を濾過し、該固形物を冷水で洗浄し、終夜、風乾(air dry)して、Z-保護中間体を得た。
LCMS: 分析計算値 C
46H
54N
8O
6: 814; 実測値: 815 (M+H)
+.
得られた固形物をMeOH(80 mL)に溶解し、10% Pd-C(1.0 g)を添加し、該混合物を室温および大気圧で3時間、水素化した。次いで、該混合物を濾過し、該濾過物を減圧濃縮した。得られた残留物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/5-20% MeOH-CH
2Cl
2)により精製して、表題の化合物(1.05 g, 77%)を無色の泡状物質として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.75 (s, 1H), 7.75 - 7.79 (m, 3H), 7.61 - 7.67 (m, 5H), 7.49 (s, 1H), 7.26 - 7.28 (m, 1H), 5.05 - 5.09 (m, 2H), 4.03 - 4.09 (m, 2H), 3.77 - 3.80 (m, 1H), 3.66 - 3.70 (m, 1H), 3.52 (s, 3H), 3.40 - 3.47 (m, 2H), 2.21 - 2.26 (m, 1H), 2.10 - 2.17 (m, 3H), 1.81 - 2.02 (m, 6H), 0.77 - 0.92 (m, 12H).
LCMS: 分析計算値 C
38H
48N
8O
4: 680; 実測値: 681 (M+H)
+.
【0436】
実施例 cj-15
【化285】
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【0437】
メチル (S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-((Z/E)-(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イルカルバメート(cj-14)の調製
【化286】
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メチル (S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-アミノ-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イルカルバメート(cj-13)(0.329 g, 0.527 mmol)およびシアノカルボンイミド酸ジフェニル(0.128 g, 0.537 mmol)/iPrOH(10 mL)の混合物を、室温で12時間撹拌した。得られた固形物を濾過し、風乾させて表題の化合物(0.187 g, 43%)をクリーム色の固形物として得た。この物質を、さらなる精製は行わずに次のステップに用いた。
LCMS: 分析計算値 C
46H
52N
10O
5: 824; 実測値: 825 (M+H)
+.
【0438】
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(5-アミノ-1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート(cj-15a, R=H)の調製
【化287】
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メチル (S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-((Z/E)-(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イルカルバメート(cj-14)(0.074 g, 0.090 mmol)およびヒドラジン水和物(0.05 mL, 0.88 mmol)/iPrOH(2 mL)溶液を、75℃で7時間加熱した。次いで、溶媒を減圧除去し、残留物をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN-H
2O-NH
4OAc)により精製し泡状物質を得て、CH
3CN-H
2Oから凍結乾燥させて、表題の化合物(0.032 g, 46%)を無色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.17 (s, 1H), 11.75 (m, 2H), 10.66 - 10.84 (m, 2H), 7.76 - 7.79 (m, 3H), 7.62 - 7.74 (m, 4H), 7.49 - 7.51 (m, 1H), 7.24 - 7.29 (m, 2H), 5.28 - 5.32 (m, 1H), 5.05 - 5.08 (m, 2H), 4.04 - 4.09 (m, 3H), 3.87 - 3.94 (m, 2H), 3.72 - 3.81 (m, 2H), 3.53 (s, 3H), 2.09 - 2.17 (m, 2H), 1.90 - 2.02 (m, 6H), 0.81 - 0.99 (m, 12H).
LCMS: 分析計算値 C
40H
50N
12O
4: 762; 実測値: 763 (M+H)
+.
【0439】
メチル (S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-(5-アミノ-1-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イルアミノ)-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イルカルバメート(cj-15b, R= Me)の調製
【化288】
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メチル (S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-((Z/E)-(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イルカルバメート(cj-14)(0.105 g, 0.128 mmol)およびN-メチルヒドラジン(0.010 mL, 0.188 mmol)/iPrOH(2 mL)溶液を、75℃で3時間加熱した。2回目のN-メチルヒドラジン(0.010 mL, 0.188 mmol)を添加し、7時間加熱を続けた。次いで、揮発物を減圧除去し、残留物をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN-H
2O-NH
4OAc) により精製して泡状物質を得、フラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/0-20% MeOH-CH
2Cl
2)によりさらに精製した。得られた物質をCH
3CN-H
2Oから凍結乾燥させて、表題の化合物(0.029 g, 29%)を無色の固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.79 (s, 0.4H), 12.19 (s, 1H), 11.76 (m, 1.6H), 7.77 - 7.85 (m, 4H), 7.62 - 7.71 (m, 4H), 7.49 - 7.51 (m, 1H), 7.24 - 7.29 (m, 1H), 6.31 (d, J = 9.1 Hz, 0.5H), 6.09 (d, J = 9.1 Hz, 1.5H), 5.87 (s, 1H), 5.34 - 5.36 (m, 1H), 5.04 - 5.08 (m, 2H), 4.89 (s, 1H), 4.75 (s, 2H), 3.53 (s, 3H), 2.10 - 2.17 (s, 3H), 1.94 - 2.02 (m, 6H), 0.81 - 0.98 (m, 12H).
LCMS: 分析計算値 C
41H
52N
12O
4: 776; 実測値: 777 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
41H
52N
12O
4: 776.4234; 実測値: 777.4305 (M+H)
+.
【0440】
実施例 cj-15c
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(4,5-ジヒドロ-1,3-チアゾール-2-イル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化289】
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実施例 cj-15cを、中間体cj-4の調製におけるものと類似の条件を用いた中間体cj-13と2-(メチルチオ)-4,5-ジヒドロチアゾール(Aldrich)の縮合により、調製した。LCMS: 分析計算値 C
41H
51N
9O
4S: 765; 実測値: 766 (M+H)
+.
【0441】
実施例 15-d
メチル ((1S)-2-メチル-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-4-ピリミジニル-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
【化290】
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実施例 cj-15dを、中間体cj-4の調製におけるものと同様の条件を用いた中間体cj-13と4,6-ジクロロピリミジン(Aldrich)の縮合に続いて、10%Pd-Cでの水素化により、調製した。LCMS: 分析計算値 C
42H
50N
10O
4: 758; 実測値: 759 (M+H)
+.
【0442】
実施例 cj-16およびcj-17
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
【0443】
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(5-アミノ-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート(cj-16)の調製
【化292】
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メチル (S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-((Z/E)-(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イルカルバメート (cj-14) (0.120 g, 0.205 mmol)および塩酸ヒドロキシルアミン(0.0213 g, 0.307 mmol)/iPrOH(5 mL)溶液を、75℃で3時間加熱した。2回目の塩酸ヒドロキシルアミン(0.0213 g, 0.307 mmol)を添加し、7時間加熱を続けた。次いで、揮発物を減圧除去し、残留物をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN-H
2O-NH
4OAc)により精製して泡状物質を得、フラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/5% MeOH-CH
2Cl
2)によりさらに精製した。得られた無色のろう状物質をCH
3CN-H
2Oから凍結乾燥させて、表題の化合物(0.0344 g, 22%)を無色固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.18 - 12.22 (m, 1H), 11.80 (s, 1H), 11.75 (s, 1h), 8.03 - 8.06 (m, 1H), 7.77 (app d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.62 - 7.73 (m, 4H), 7.50 (dd, J = 2.0, 5.5 Hz, 1H), 7.24 - 7.29 (m, 2H), 5.69 (s, 1H), 5.06 - 5.11 (m, 2H), 4.14 (t, J = 8.6 Hz, 1H), 4.06 (分離していないdd, J = 8.0, 8.6Hz, 1H), 3.78 - 3.90 (m, 3H), 3.53 (s, 3H), 3.01 (br s, 2H), 2.10 - 2.19 (m, 3H), 1.90 - 2.04 (m, 5H), 0.81 - 0.96 (m, 12H).
LCMS: 分析計算値 C
40H
49N
11O
5: 763; 実測値: 764 (M+H)
+.
【0444】
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(シアノ(ジメチル)カルバミミドイル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート(cj-17)の調製
【化293】
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メチル (S)-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-1-((S)-2-((Z/E)-(シアノイミノ)(フェノキシ)メチルアミノ)-3-メチルブタノイル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イルカルバメート (cj-14) (0.115 g, 0.198 mmol)およびジメチルアミン塩酸塩(0.0257 g, 0.315 mmol)/iPrOH(5 mL)溶液を、90℃で12時間加熱した。2回目のジメチルアミン塩酸塩(0.0257 g, 0.315 mmol)を添加し、48時間撹拌を続けた。次いで、揮発物を減圧除去し、残留物をプレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN-H
2O-NH
4OAc)により精製したあと、フラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/5% MeOH-CH
2Cl
2)により再精製した。得られた無色のろう状物質をCH
3CN-H
2Oから凍結乾燥させて、表題の化合物(0.0318 g, 21%)を無色固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.22 (m, 0.6H), 11.81 (s, 1H), 11.75 (s, 1H), 12.17 - 12.22 (m, 0.5H), 11.99 - 12.04 (m, 0.5H), 11.75-11.81 (m, 1H), 7.76 - 7.79 (m, 3H), 7.62 - 7.73 (m, 5H), 7.50 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 7.23 - 7.29 (m, 1H), 6.64 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.06 - 5.08 (m, 2H), 4.47 (t, J = 8.1 Hz, 2H), 4.06 (分離していない dd, J = 8.0, 8.6 Hz, 1H), 3.84 - 3.90 (m, 2H), 3.76 - 3.82 (m, 3H), 3.53 (s, 3H), 3.00 (s, 6H), 2.11 - 2.20 (m, 3H), 1.90 - 2.04 (m, 5H), 0.97 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.89 - 0.91 (m, 6H), 0.84 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
LCMS: 分析計算値 C
42H
53N
11O
4: 775; 実測値: 776 (M+H)
+
【0445】
実施例 cj-20
【化294】
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メチル ((1S)-2-メチル-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-3-ピリジニル-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート(cj-20)の調製
【化295】
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メチル (S)-3-メチル-1-オキソ-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イルカルバメート(cj-13)(0.060 g, 0.103 mmol)/DMF(2 mL)溶液に、iPr
2NEt(0.18 mL, 1.02 mmol)、(S)-3-メチル-2-(ピリジン-3-イルアミノ)酪酸(Cap-88)(0.040 g, 0.206 mmol)およびHATU(0.078 g, 0.205 mmol)を添加した。該反応混合物を室温で1.5時間撹拌した後、プレパラティブHPLC(Luna 5u C18/MeCN-H
2O-NH
4OAc)により直接精製した。得られた固形物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO
2/0-10% MeOH-CH
2Cl
2)により精製し、得られた生成物をCH
3CN-H
2Oから凍結乾燥させて、表題の化合物(0.044 g, 56%)を固形物として得た。
1HNMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.19 (s, 1H), 11.76 (s, 1H), 8.07 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.62 - 7.85 (m, 8H), 7.49 - 7.51 (m, 2H), 7.24 - 7.29 (m, 1H), 6.99 - 7.06 (m, 2H), 6.46 - 6.49 (m, 0.5H), 5.97 - 5.99 (m, 0.5H), 5.71 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 5.55 (d, J = 10.6 Hz, 1H), 5.22 - 5.44 (m, 1H), 5.03 - 5.09 (m, 2H), 4.04 - 4.13 (m, 2H), 3.78 - 3.90 (m, 3H), 3.66 - 3.71 (m, 1H), 3.53 (s, 3H), 2.03 - 2.19 (m, 2H), 1.84 - 2.01 (m, 4H), 0.81 - 1.01 (m, 12H).
LCMS: 分析計算値 C
43H
51N
9O
4: 757; 実測値: 758 (M+H)
+.
【0446】
同様に、以下の実施例を、上に例示した方法に従って調製した;
【表65】
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【0447】
メチル (S)-3-メチル-1-オキソ-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イルカルバメート(cj-12)の調製
【化296】
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実施例 28eのとおり中間体28dおよびCap-51から合成し、次いでTFA/CH
2Cl
2により BOCを除去し、MCX樹脂で遊離塩基とした。
1HNMR (400 MHz, MeOH-d4) δ 7.79 - 7.82 (m, 3H), 7.65 - 7.75 (m, 5H), 7.48 (s, 1H), 7.32 (s, 1H), 5.19 (dd, J = 5.5, 5.7 Hz, 1H), 4.75 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 4.25 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 3.88 - 4.04 (m, 2H), 3.67 (s, 3H), 3.35 - 3.51 (m, 3H), 2.43 - 2.51 (m, 1H), 2.02-2.38 (m, 7H), 0.97 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.92 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
LCMS: 分析計算値 C
33H
39N
7O
3: 581; 実測値: 582 (M+H)
+.
【0448】
メチル (S)-1-オキソ-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イルカルバメート(cj-22)の調製
【化297】
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実施例 28eのとおり中間体28dおよびCap-52から合成し、次いでTFA/CH
2Cl
2により BOCを除去し、MCX樹脂で遊離塩基とした。
1HNMR (400 MHz, MeOH-d
4) δ 7.68 - 7.79 (m, 4H), 7.59-7.65 (m, 4H), 7.44 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 7.37 (s, 0.3H), 7.27 (s, 0.7H), 5.18 (dd, J = 4.0, 7.6 Hz, 1H), 4.74 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 4.46 (dd, J = 6.8, 13.9 Hz, 1H), 3.84 (分離していないdd, J = 6.1, 6.5 Hz, 1H), 3.62 (s, 3H), 3.54 (s, 1H), 3.32 - 3.46 (m, 3H), 2.40 - 2.46 (m, 1H), 2.26 - 2.39 (m, 2H), 2.14 - 2.24 (m, 2H), 2.01 - 2.12 (m, 2H), 0.32 (d, J = 7.1 Hz, 3H).
LCMS: 分析計算値 C
31H
35N
7O
3: 553; 実測値: 554 (M+H)
+.
【0449】
メチル (2S,3R)-3-メトキシ-1-オキソ-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イルカルバメート(cj-23)の調製
【化298】
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実施例 28eのとおり中間体28dおよびCap-86から合成し、次いでTFA/CH
2Cl
2により BOCを除去し、MCX樹脂で遊離塩基とした。
1HNMR (400 MHz, MeOH-d
4) δ 7.72 (m, 4H), 7.64 -7.69 (m, 4H), 7.48 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 7.38 (s, 0.3H), 7.33 (s, 0.7H), 5.51 - 5.54 (m, 0.2H), 5.22 (dd, J = 4.9, 7.6 Hz, 0.8H), 4.76 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 4.48 (d, J = 5.1 Hz, 0.8H), 4.35 - 4.36 (m, 0.2H), 3.90 - 3.99 (m, 1H), 3.68 (s, 3H), 3.54 (s, 1H), 3.35 - 3.48 (m, 4H), 3.29 (s, 3H), 2.42 - 2.50 (m, 1H), 2.30 - 2.37 (m, 2H), 2.19 - 2.26 (m, 2H), 2.05 - 2.15 (m, 2H), 1.19 (d, J = 6.1 Hz, 3H).
LCMS: 分析計算値 C
33H
39N
7O
4: 597; 実測値: 598 (M+H)
+.
【0450】
(R)-2-(ジエチルアミノ)-2-フェニル-1-((S)-2-(5-(4'-(2-((S)-ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニル-4-イル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)エタノン(cj-24)の調製
【化299】
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実施例 28eのとおり中間体28dおよびCap-2から合成し、次いでTFA/CH
2Cl
2により BOCを除去し、MCX樹脂で遊離塩基とした。
1HNMR (400 MHz, MeOH-d
4) δ 7.59 - 7.82 (m, 10H), 7.36 - 7.51 (m, 4H), 7.01 - 7.15 (m, 1H), 5.09 - 5.13 (m, 2H), 4.77 (t, J = 8.5 Hz, 1H), 4.03 - 4.05 (m, 1H), 3.67 - 3.93 (m, 1H), 3.35 - 3.47 (m, 2H), 3.18 - 3.23 (m, 1H), 2.91-3.07 (m, 2H), 2.70 - 2.84 (m, 2H), 2.34 - 2.60 (m, 2H), 1.97 - 2.24 (m, 5H), 1.07 - 1.17 (m, 6H).
LCMS: 分析計算値 C
38H
43N
7O: 613; 実測値: 614 (M+H)
+.
【0451】
以下を、実施例 28の方法に従って、28dで開始して調製した。Capsは、28dに付加された順で表に記載する。Cap番号が与えられていない場合、対応するカルボン酸は市販である。
【表66-1】
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【表66-2】
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【表66-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-6】
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【表66-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-9】
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【表66-10】
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【表66-11】
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【表66-12】
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【表66-13】
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【表66-14】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-15】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-16】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-17】
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【表66-18】
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【表66-19】
[この文献は図面を表示できません]
【表66-20】
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【表66-21】
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【表66-22】
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【表66-23】
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【0452】
実施例cj-111からcj-113
実施例cj-111からcj-113については、実施例28、ステップd(K
2CO
3を用いなかったことを除いて)で用いられたものと類似した条件下で、実施例cj-105からcj-107の化合物を水素化した。
【0453】
実施例cj-103、cj-114およびcj-115の合成
【化300】
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中間体cj-124を、実施例 28、ステップeに記載のとおり、中間体cj-12およびCap-122をカップリングすることにより調製した。LCMS: 分析計算値 C
60H
63N
9O
8 1037; 実測値: 520 (1/2M+H)
+. これは二価分子イオンに相当する。
【0454】
実施例 cj-103.
【化301】
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中間体cj-124(83.0 mg, 0.08 mmol)をDMF(5 mL)に溶解し、ピペリジン(1 mL)を室温で添加した。2時間後、揮発物を減圧除去し、残留物をプレパラティブHPLC(YMC-Pack C-18, 30X100mm, CH
3CN-H
2O-TFA)により精製して、アミンのTFA塩(87.0 mg, 94%)を得た。
LCMS: 分析計算値 C
45H
53N
9O
6 815; 実測値: 816 (M+H)
+.
【0455】
実施例cj-114からcj-115.
【化302】
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実施例cj-103からの生成物を、スキームに示されるように実施例25と同様の条件下で、無水酢酸またはイソシアン酸エチルのいずれかでアシル化した。
実施例 cj-114, LCMS: 分析計算値 C
47H
55N
9O
7 857; 実測値: 858 (M+H)
+.
実施例 cj-115, LCMS: 分析計算値 C
48H
58N
10O
7 886; 実測値: 887 (M+H)
+.
【0456】
以下の実施例を、実施例1に類似した方法を用いて中間体1eから調製した。付加されたCapを表に示しており、Cap番号がない場合、カルボン酸は市販のものである。
【表67-1】
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【表67-2】
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【表67-3】
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【表67-4】
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【表67-5】
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【表67-6】
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【0457】
実施例 cj-142
【化303】
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実施例cj-142を、40%TFA/CH
2Cl
2で処理することにより、実施例cj-140で得られた生成物から調製した。該混合物を室温で3時間撹拌した後、減圧濃縮した。残留物をプレパラティブHPLC(YMC-Pack, C18 30X100mm, CH
3CN-H
2O-TFA)により精製した。
【0458】
実施例 cj-156
【化304】
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Cap-51に示された方法に従って、実施例-cj-142で調製された化合物のカルバモイル化により、実施例cj-156の化合物を調製した。
【0459】
セクションJG
方法A: LCMS - Xterra MS C-18 3.0 x 50mm, 30.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム.
方法B: HPLC - X-Terra C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA
方法C: HPLC - YMC C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.2% H
3PO
4, B = 90%メタノール 10%水 0.2% H
3PO
4.
方法D: HPLC - Phenomenex C-18 4.6 x 150mm, 10.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.2% H
3PO
4, B = 90%メタノール 10%水 0.2% H
3PO
4
方法E: LCMS - Gemini C-18 4.6 x 50mm, 10.0分かけてのB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム.
方法F: LCMS-Luna C-18 3.0 x 50mm, 7.0分かけてB液0%から100%へのグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム.
方法G: HPLC - Phenomenex Gemini C-18 4.6 x 150mm, 35分かけてのB液10%から80%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム
方法H: HPLC - Phenomenex Gemini C-18 4.6 x 150mm, 25分かけてのB液10%から80%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム
方法I: HPLC -Waters-X-Bridge C-18 4.6 x 150mm, 30分かけてのB液10%から70%の グラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム
【0460】
【化305】
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ステップa:
(3S,3'S,5S,5'S)-tert-ブチル5,5'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ビス(3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキシレート)(1.40g, 2.13mmol)を固形物として、−78℃に冷却したビス(2-メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.87mL, 4.69mmol)/14.0mLのCH
2Cl
2溶液に添加した。反応物を−78℃で2時間撹拌した後、室温に温め、2時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム溶液に注ぎ入れ、発泡しなくなるまで撹拌した。 層を分離し、水層をCH
2Cl
2で1回洗浄した。有機層を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し濃縮して黄色油状物を得た。該油状物をCH
2Cl
2およびペンタンでトリチュレートし、(3R,3'R,5S,5'S)-tert-ブチル5,5'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ビス(3-フルオロピロリジン-1-カルボキシレート)JG-1を黄褐色固形物(0.98g, 71%)として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 12.10 (2H, m) 7.60-7.82 (8H, m) 7.35 (2H, m) 5.45 (1H, s) 5.35 (1H, s) 4.85-4.90 (2H, m) 3.69-3.79 (4H, m) 2.53-2.61 (2H, m) 2.28-2.37 (2H, m) 1.40 (8H, s) 1.12 (10H, s)
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, (t
R= 3.04分) 分析計算値 C
36H
42F
2N
6O
4 660.70; 実測値: 661.68 (M+H)
+
【0461】
ステップb:
(3R,3'R,5S,5'S)-tert-ブチル5,5'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ビス(3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキシレート)(0.098g, 1.48mmol)/4mL ジオキサン溶液に、HCl/ジオキサンの4.0M溶液を2.0mL添加した。該反応物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮した。得られた黄褐色固形物を真空乾燥させて、4,4'-ビス(2-((2S,4S)-4-フルオロピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニルテトラヒドロ塩化物 JG-2( 0.89g, 100%収率)を得た。これ以上は精製せず。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 9.05 (2H, s), 8.18 (2H, s), 8.00-8.09 (4H, m) 7.89 (4H, d, J=7.63 Hz) 5.71 (1H, s) 5.61 (1H, s) 5.24-5.33 (2H, m) 3.92 (2H, d, J=10.68Hz) 3.63-3.71 (2H, m) 2.79-2.89 (2H, m)
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA, (t
R= 2.12分) 分析計算値 C
26H
26F
2N
6 460.53; 実測値: 461.37 (M+H)
+
【0462】
ステップc:
撹拌した4,4'-ビス(2-((2S,4R)-4-フルオロピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)ビフェニルテトラヒドロ塩化物( 0.060g, 0.10mmol)、(S)-2-(メトキシカルボニルアミノ)プロパン酸(0.031g, 0.21mmol)、およびHATU(0.081g, 0.21mmol)/3mL DMF溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.11mL, 0..61mmol)を添加した。該反応物を室温で終夜(16時間)撹拌し、減圧下で濃縮した。該粗生成物を、逆相プレパラティブHPLCにより精製し、2番目にWaters MCX抽出カートリッジを通して精製して、ジメチル (2S,2'S)-1,1'-((3R,3'R,5S,5'S)-5,5'-(5,5'-(ビフェニル-4,4'-ジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル))ビス(3-フルオロピロリジン-5,1-ジイル))ビス(1-オキソプロパン-2,1-ジイル)ジカルバメート JG-3 、遊離塩基(0.0097g, 7.5%)を得た。
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6) δ ppm 11.91 (2H, m), 7.76-7.84 (3H, m), 7.64-7.84 (5H, m), 7.48-7.58 (2H, m), 5.55 (1H, s), 5.11 (1H, s), 4.29-4.38 (2H, m), 4.13 (2H, d, J=12.51 Hz), 3.89-3.98 (2H, m), 3.53 (6H, s), 2.54-2.64 4H, m), 1.21 (6H, s)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 7.0分かけてB液0%から100%へのグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, (t
R=2.40分)
Nominal/LRMS - 計算値 C
36H
40F
2N
8O
6 718.30; 実測値: 719.24(M+H)
+
Accurate/HRMS - 計算値 C
36H
41F
2N
8O
6 719.3117; 実測値: 719.3114(M+H)
+
【0463】
【表68-1】
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【表68-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表68-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0464】
実施例28のステップaのとおり、プロリンの代わりにヒドロキシプロリンを用いて、JG-18を合成。
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
JG-18
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.89(2H, t, J=8.39 Hz) 7.74 (2H, t, J=8.24 Hz) 7.28-7.37 (5H, m) 5.01-5.08 (3H, m) 4.27-4.57 (4H, m) 3.44-3.53 (1H, m) 3.37(1H, d, J=10.99 Hz) 2.12 (1H, d, J=11.60 Hz) 1.93 (1H, dd, J=12.05 Hz, 6.56 Hz)
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA 移動相, t
R= 3.62分, 分析計算値 C
21H
21BrN
2O
5 461.32; 実測値: 462.64 (M+H)
+
【0465】
実施例28のステップbのとおり、JG-18からJG-19を合成。
【化307】
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JG-19
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, t
R= 1.88分, 分析計算値 C
21H
20BN
3O
3 441.07; 実測値: 442.22 (M+H)
+
【0466】
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
JG-20
(2S,4R)-ベンジル2-(5-(4-ブロモフェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-4-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキシレート(1.5g, 3.4mmol)を固形物として、−78℃に冷却したビス(2-メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.98mL, 5.1mmol)/15mL CH
2Cl
2溶液に添加した。反応物を−78℃で2時間撹拌した後、室温に温めて2時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム溶液に注ぎ入れ、発泡しなくなるまで撹拌した。層を分離し、水層をCH
2Cl
2で1回洗浄した。有機層を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮して黄色油状物を得た。該油状物をCH
2Cl
2およびペンタンでトリチュレートして、(2S,4S)-ベンジル2-(5-(4-ブロモフェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)-4-フルオロピロリジン-1-カルボキシレート JG-20を黄色固形物として得た(0.96g, 62%)。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 7.70 (2H, d, J=7.02 Hz) 7.48-7.55 (3H, m) 7.41 -7.35 (3H, m) 7.19-7.11 (2H, m) 5.15 -5.02 (3H, m) 3.84 -3.78 (2H, m) 3.33 (2H, s) 2.53-2.61 (1H, m) 2.33-2.42 (1H, m)
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, t
R= 2.10分, 分析計算値 C
21H
19Br
1F
1N
3O
2 443.06; 実測値: 444.05 (M+H)
+
【0467】
【化309】
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JG-21
(2S,4R)-tert-ブチル4-ヒドロキシ-2-(5-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート、1-2c(1.5g, 3.3mmol)を固形物として、−78℃に冷却したビス(2-メトキシエチル) アミノサルファートリフルオリド (0.91mL, 5.0mmol)/15mL CH
2Cl
2 溶液に添加した。反応物を−78℃で2時間撹拌した後、室温に温めて2時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム溶液に注ぎ入れ、発泡しなくなるまで撹拌した。層を分離し、水層をCH
2Cl
2で1回洗浄した。 有機層を合わせて食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮して茶色油状物を得た。該油状物、5% MeOH/CH
2Cl
2を用いたシリカゲルでのクロマトグラフィーにより、4-(2-((2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-フルオロピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)フェニルボロン酸を黄褐色固形物として得た(0.46g, 37%)。
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, t
R= 1.46分, 分析計算値 C
18H
23B
1F
1N
3O
4 375.18; 実測値: 376.12 (M+H)
+
【0468】
JG-22を、実施例28のステップcに記載のとおり、JG-20およびJG-21から合成した。
【化310】
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JG-22
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, t
R= 2.27分, 分析計算値 C
39H
40F
2N
6O
4 694.31; 実測値: 695.35 (M+H)
+
【0469】
JG-23を、実施例 28のステップdに記載のとおり、JG-22から合成した。
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
JG-23
LCMS - Phenomenex C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 10%メタノール 90%水 0.1% TFA, B = 90%メタノール 10%水 0.1% TFA 移動相, t
R= 2.62分, 分析計算値 C
31H
34F
2N
6O
2 560.27; 実測値: 561.52 (M+H)
+.
【0470】
JG-24を、実施例 28のステップeに記載のとおり、. JG-22およびCap-2から合成した。
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
JG-24
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, t
R= 2.30分, 分析計算値 C
41H
45F
2N
7O
3 721.36; 実測値: 722.42 (M+H)
+
【0471】
JG-25を、実施例 LS14のステップbに記載のとおり、メタノールHClとの反応を介して、JG-24から合成した。
【化313】
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JG-25
LCMS - Luna C-18 3.0 x 50mm, 4.0分かけてB液0%から100%のグラジエント, 1分のホールド時間, A = 5%アセトニトリル, 95%水, 10mm 酢酸アンモニウム, B = 95%アセトニトリル, 5%水, 10mm 酢酸アンモニウム, t
R= 1.98分, 分析計算値 C
36H
37F
2N
7O
1 621.30; 実測値: 622.48 (M+H)
+
【0472】
セクションOL LC条件:
条件1: 溶媒A: 5%アセトニトリル / 95%水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95%アセトニトリル / 5%水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex GEMINI 5u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4 ml /分;3分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間.
条件2: 溶媒A: 5%アセトニトリル / 95%水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95%アセトニトリル / 5%水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex GEMINI 5u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4 ml /分; 2分かけて0%Bから100% B および1分ホールド時間
条件3: 溶媒A: 5%アセトニトリル / 95%水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95%アセトニトリル / 5%水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex GEMINI 5u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4 ml /分; 4分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件4: 溶媒A: 10%MeOH / 90%水 / 0.1% TFA; 溶媒B: 90% MeOH / 10%水 / 0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10u C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4ml /分; 4分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件5: 溶媒A: 5%アセトニトリル / 95%水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; 溶媒B: 95%アセトニトリル / 5%水 / 10mmol 酢酸アンモニウム; カラム: Phenomenex GEMINI 5u C18 4.6 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4 ml /分; 9分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件6: 溶媒A: 10%MeOH / 90%水 / 0.2% H
3PO
4; 溶媒B: 90% MeOH / 10%水 / 0.2% H
3PO
4; カラム: Phenomenex 5u C-18 4.6 x 50mm; 波長: 220nM; 流速: 1.5ml /分; 14分かけて0%Bから100% Bおよび3分ホールド時間
条件7: 溶媒A: 10%MeOH / 90%水 / 0.1% TFA; 溶媒B: 90% MeOH / 10%水 / 0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10u C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4ml /分;3分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
条件8: 溶媒A: 10%MeOH / 90%水 / 0.1% TFA; 溶媒B: 90% MeOH / 10%水 / 0.1% TFA; カラム: Phenomenex 10u C18 3.0 x 5.0mm; 波長: 220nM; 流速: 4ml /分; 2分かけて0%Bから100% Bおよび1分ホールド時間
【0473】
実験例Cap:
【化314】
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ステップa: ジメチルカルバモイルクロリド(0.92 mL, 10 mmol)を、(S)-ベンジル2-アミノ-3-メチルブタノエート塩酸塩(2.44 g; 10 mmol)およびヒューニッヒ塩基(3.67 mL, 21 mmol)/THF(50 mL)溶液に、ゆっくりと添加した。得られた白色懸濁液を室温で終夜(16時間)撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物を、酢酸エチルと水の間で分液処理した。有機層を食塩水で洗浄して、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた黄色油状物を、フラッシュクロマトグラフィーにより精製し、酢酸エチル:ヘキサン(1:1)で溶離した。フラクションを合わせて減圧下で濃縮し、2.35 g(85%)の中間体Cap OL-1を澄明な油状物として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.84 (d, J=6.95 Hz, 3H) 0.89 (d, J=6.59 Hz, 3H) 1.98-2.15 (m, 1H) 2.80 (s, 6H) 5.01-5.09 (m, J=12.44 Hz, 1H) 5.13 (d, J=12.44 Hz, 1H) 6.22 (d, J=8.05 Hz, 1H) 7.26-7.42 (m, 5H). LC (条件1): RT = 1.76分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
16H
22N
2O
3: 279.17; 実測値: 279.03.
【0474】
ステップb: 中間体Cap OL-1 (2.35 g; 8.45 mmol)/50 ml MeOHに、Pd/C(10%;200 mg)を添加し、得られた黒色懸濁液をN
2(3x)でフラッシュし、1気圧のH
2下においた。該混合物を室温で終夜撹拌し、マイクロファイバーフィルターを通して濾過し、触媒を除去した。次いで、得られた澄明な溶液を減圧下で濃縮し、1.43 g(89%)のCap OL-2を白色の泡状物質として得て、さらなる精製は行わずに用いた。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.87 (d, J=4.27 Hz, 3H) 0.88 (d, J=3.97 Hz, 3H) 1.93-2.11 (m, 1H) 2.80 (s, 6H) 3.90 (dd, J=8.39, 6.87 Hz, 1H) 5.93 (d, J=8.54 Hz, 1H) 12.36 (s, 1H). ). LC (条件1): RT = 0.33分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
8H
17N
2O
3: 1898.12; 実測値: 189.04.
【化315】
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Cap OL-3を、Cap OL-2について記載の方法に従って、
(S)-ベンジル2-アミノプロパノエート塩酸塩から調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.27 (d, J=7.32 Hz, 3H) 2.80 (s, 6H) 4.06 (qt, 1H) 6.36 (d, J=7.32 Hz, 1H) 12.27 (s, 1H). LC (条件1): RT = 0.15分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
6H
13N
2O
3: 161.09; 実測値: 161.00.
【化316】
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Cap OL-4を、Cap-47について記載の方法に従って、 (S)-tert-ブチル2-アミノ-3-メチルブタノエート塩酸塩および2-フルオロエチル クロロホルメートから調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.87 (t, J=6.71 Hz, 6H) 1.97-2.10 (m, 1H) 3.83 (dd, J=8.39, 5.95 Hz, 1H) 4.14-4.18 (m, 1H) 4.20-4.25 (m, 1H) 4.50-4.54 (m, 1H) 4.59-4.65 (m, 1H) 7.51 (d, J=8.54 Hz, 1H) 12.54 (s, 1H)
【化317】
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Cap OL-5を、Cap-51について記載の方法に従って、(S)-ジエチル アラニンおよびメチルクロロホルメートから調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.72-0.89 (m, 6H) 1.15-1.38 (m, 4H) 1.54-1.66 (m, 1H) 3.46-3.63 (m, 3H) 4.09 (dd, J=8.85, 5.19 Hz, 1H) 7.24 (d, J=8.85 Hz, 1H) 12.55 (s, 1H). LC (条件2): RT = 0.66分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
9H
18NO
4:204.12; 実測値: 204.02.
【0475】
新しい実施例:
以下のアナログを、実施例1の調製と同様の方法で、適当なCapを用いて、1eから調製した。
【表69-1】
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【表69-2】
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【0476】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
実施例 OL-7
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(4-(4'-(2-((2S)-4,4-ジフルオロ-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-4-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-4,4-ジフルオロ-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
実施例 OL-7を、実施例1の調製と同様の方法で、Cap-51をカップリングパートナーとして用いて、1-2e-3から調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.80 (dd, J=6.41, 2.44 Hz, 12H) 1.87-1.98 (m, 2H) 2.79-2.91 (m, 2H) 3.01-3.13 (m, 2H) 3.54 (s, 6H) 3.98 (t, J=7.93 Hz, 2H) 4.22-4.37 (m, 2H) 4.52 (t, J=14.19 Hz, 2H) 5.31 (t, J=8.39 Hz, 2H) 7.50 (d, J=7.93 Hz, 2H) 7.82-7.87 (m, 4H) 7.88-7.97 (m, 6H) 8.08 (s, 2H). LC (条件6): 7.64分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
47F
4N
8O
6: 811.35; 実測値: 811.46. HRMS: 分析計算値 (M+H)
+ C
40H
47F
4N
8O
6 811.3549 実測値: 811.3553.
【0477】
以下のアナログを、実施例1の調製と同様の方法で、適当なCapを用いて、1-2e-3から調製した。
【表70】
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【0478】
以下のアナログを、実施例1の調製と同様の方法で、適当なCapを用いて、1-3eから調製した。
【表71】
[この文献は図面を表示できません]
【0479】
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
実施例 OL-19
メチル ((1S)-1-(((2R,3S)-3-ヒドロキシ-2-(4-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-4-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
ステップa:中間体1aと同様の方法で、N-BOC-L-プロリンをN-BOC-trans-3-ヒドロキシ-L-プロリンに置き換えて、中間体OL-15を調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.34/1.4) (2 br. s., 9H) 1.65-1.77 (m, 1H) 1.83-1.95 (m, 1H) 3.33-3.42 (m, 1H) 3.43-3.51 (m, 1H) 3.96-4.07 (m, 1H) 4.16 (s, 1H) 4.44-4.65 (m, 2H) 5.22-5.28 (m, 1H) 7.74 (d, J=8.54 Hz, 2H) 7.86-7.94 (m, 2H) 8.15-8.32 (m, 1H). LC (条件4): RT = 3.33分; MS: 分析計算値 [2M+Na]
+ C
36H
46Br
2N
4NaO
10: 877.57; 実測値: 877.11.
ステップb: 中間体OL-16を、中間体1bと同様の方法で、中間体OL-15から調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.16/1.39 (2 br. s., 9H) 1.71-1.81 (m, J=6.10 Hz, 1H) 2.01-2.17 (m, 1H) 3.37-3.50 (m, 1H) 3.50-3.62 (m, 1H) 4.15 (s, 1H) 4.49-4.70 (m, 1H) 5.36 (dd, J=6.71, 3.66 Hz, 1H) 7.44-7.62 (m, 3H) 7.68 (d, J=7.02 Hz, 2H) 11.96/11.99/12.26/12.30 (m, 1H). LC (条件8): RT = 1.87分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
18H
23BrN
3O
3: 408.08; 実測値: 408.09.
ステップc: 1dの調製と同様の方法で、中間体OL-16と1cをカップリングすることにより、中間体OL-17を調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.09-1.49 (m, 18H) 1.71-2.04 (m, 4H) 2.06-2.28 (m, 2H) 3.33-3.40 (m, 1H) 3.41-3.65 (m, 3H) 4.18 (s, 1H) 4.52-4.69 (m, 1H) 4.70-4.88 (m, 1H) 5.38 (s, 1H) 6.64-7.35 (m, 1H) 7.39-7.96 (m, 9H) 11.71 - 12.0/12.10 - 12.36 (m, 2H). LC (条件2): RT = 1.36分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
36H
45N
6O
5: 641.77; 実測値: 641.39.
ステップd: 中間体OL-18を、1-1eの調製と同様の方法で、HClによる中間体OL-17の脱保護により調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.92-2.07 (m, 2H) 2.14-2.25 (m, 1H) 2.35-2.44 (m, 1H) 3.15 (s, 4H) 3.32-3.41 (m, J=7.02, 7.02, 7.02 Hz, 1H) 3.41-3.51 (m, J=7.32 Hz, 2H) 3.54-3.66 (m, 1H) 4.68 (d, J=4.27 Hz, 1H) 4.78-4.89 (m, J=4.88 Hz, 1H) 5.04 (s, 1H) 6.89/7.73 (2d, J= 8.70 Hz, 1H) 7.89 (dd, J=8.24, 4.58 Hz, 4H) 7.96-8.07 (m, 4H) 8.15 (d, J=23.19 Hz, 2H) 9.62-10.12 (m, 2H) 10.21-10.74 (m, 2H). ). LC (条件8): RT = 1.30分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
26H
29N
6O: 441.24; 実測値: 441.18.
ステップe: 実施例 OL-19を、実施例1の調製と同様の方法で、中間体OL-18とCap-51のカップリングにより調製した。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 0.78 (d, J=6.41 Hz, 6H) 0.83 (d, J=6.71 Hz, 6H) 1.92-2.12 (m, 5H) 2.12-2.21 (m, 1H) 2.31 (dd, J=12.21, 5.80 Hz, 1H) 2.35-2.43 (m, 1H) 3.54 (d, J=4.27 Hz, 6H) 3.78-3.89 (m, 3H) 3.91-4.02 (m, 1H) 4.07-4.19 (m, 2H) 4.36-4.50 (m, 1H) 4.81 (d, J=3.66 Hz, 1H) 5.13 (t, J=7.17 Hz, 1H) 5.79 (s, 1H) 7.34 (dd, J=11.29, 8.85 Hz, 2H) 7.83-7.90 (m, 4H) 7.90-8.01 (m, 4H) 8.12 (s, 2H) [備考:イミダゾール NHのシグナルは広すぎて化学シフトを帰属できなかった]. ). LC (条件4): RT = 2.76分; MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
7: 755.39; 実測値: 755.38. HRMS: 分析計算値 (M+H)
+ C
40H
51N
8O
7 755.3881 実測値: 755.3873.
【0480】
以下のアナログを、実施例1と同様の方法で、Cap-52を用いて、中間体OL-18から調製した。
【表72】
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【0481】
以下のアナログを、OL-19の調製と同様の方法だが、開始物質としてN-BOC-cis-3-ヒドロキシ-L-プロリンを用いて、調製した。
【表73-1】
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【表73-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表73-3】
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【0482】
セクションJ
【表74-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-9】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-10】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-11】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-12】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-13】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-14】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-15】
[この文献は図面を表示できません]
【表74-16】
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【表74-17】
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【表74-18】
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条件1: LCMS 条件: Phenomenex-Luna 4.6 x 50 mm S10, 3分かけてB液0%から100%, 4分停止時間, 4 mL/分, 220nm, A: 10% MeOH-90%H
2O - 0.1% TFA; B: 90% MeOH-10%H
2O-0.1% TFA
条件2: LCMS 条件: Phenomenex-Luna 4.6 x 50 mm S10, 2分かけてB液0%から100%, 3分停止時間, 4 mL/分, 220nm, A: 10% MeOH-90%H
2O - 0.1% TFA; B: 90% MeOH-10%H
2O-0.1% TFA
【0483】
実施例 J2. (2S)-2-(1-(4-ブロモフェニル)-3-エトキシ-1,3-ジオキソプロパン-2-イル) 1-tert-ブチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート
【化320】
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エチル 3-(4-ブロモフェニル)-3-オキソプロパノエート(15 g, 55 mmol)を、CH
2Cl
2(600 mL)に溶解し、新たに再結晶化したNBS(9.8 g, 55 mmol)を添加し、該溶液を18時間撹拌した。該反応混合物をNaHCO
3溶液、食塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮して残留物を得て、精製は行わなかった。エチル 2-ブロモ-3-(4-ブロモフェニル)-3-オキソプロパノエート(16.5 g, 48 mmol)およびN-BOC-L-プロリン(10 g, 48 mmol)をアセトニトリル(450 mL)に添加し、ヒューニッヒ塩基(16 mL, 95 mmol)を添加し、該溶液を18時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーションにより除去し、残留物を酢酸エチルに添加し、0.1 N HCl,および食塩水で洗浄した。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 7.95 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.79 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 6.68-6.65 (m, 1H), 4.39-4.30 (m, 1H), 4.21-4.12 (m, 2H), 2.27-2.21 (m, 1H), 2.0-1.95 (m, 1H), 1.90-1.76 (m, 2H), 1.39 (s, 2H), 1.31 (s, 9H), 1.11 (t, J = 7.3Hz, 3H).
LRMS: 分析計算値 C
21H
26BrNO
7 484.09; 実測値: 410.08 (M+H)
+.
【0484】
実施例 J5.
(S)-エチル 5-(4-ブロモフェニル)-2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボキシレート
【化321】
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1Lの圧力容器に、(2S)-2-(1-(4-ブロモフェニル)-3-エトキシ-1,3-ジオキソプロパン-2-イル) 1-tert-ブチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート J2 (7 g, 35 mmol)および11 gのNH
4OAc/125 mLのキシレンを入れ、該反応物を140℃で3.5時間加熱した。冷却した後、該溶液を酢酸エチルと水の間で分液処理した。該有機層を濃縮し、得られた残留物をBiotage 40 mシリカゲルカートリッジにアプライし、20 -100% グラジエント、酢酸エチル/ Hexにより溶離して3g(45%)得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 12.75 (br. s, 7.82), (br. s, 2H), 7.50 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 4.96-4.92 (m, 1H), 4.23 (q, J = 6.6 Hz, 2H), 3.68-3.50 (m, 1H), 3.40-3.32 (m, 1H), 2.19-2.15 (m, 1H), 1.99-1.89 (m, 3H), 1.48/1.13 (s, 9H), 1.23 (t, J = 7.3Hz, 3H). LRMS: 分析計算値 C
21H
26BrN
3O
4 464.12; 実測値: 464.15および466.15 (M+H)
+.
【0485】
実施例 J7.
(S)-tert-ブチル2-(5-(4-ブロモフェニル)-4-(メチルカルバモイル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート
【化322】
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(S)-エチル 5-(4-ブロモフェニル)-2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-イル)-1H-イミダゾール-4-カルボキシレート(1g, 2.1 mmol)を2M メチルアミン/MeOH(35 mL)に溶解し、圧力容器において、70℃で48時間加熱した。該反応混合物を濃縮し、残留物をBiotage 25 m シリカゲルカートリッジにアプライし、10 -100% グラジエント、酢酸エチル/ Hex で溶離して556 mg(57%)得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 12.5 (br.s, 1H), 7.86-7.82 (m, 1H), 7.77 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 4.83-4.70 (m, 1H), 3.69-3.52 (br.s, 1H), 3.42-3.32 (m, 1H), 2.71 (d, 4.8 Hz, 3H), 2.30-1.78 (m, 4H), 1.19-1.14 (m, 9H).
LRMS: 分析計算値 C
20H
26BrN
4O
3 449.12; 実測値: 449.15および451.14 (M+H)
+.
【0486】
実施例 J11.a.
【化323】
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エントリーJ9(1.1g, 1.58 mmol)をエタノール(60 mL)に添加し、28%濃水酸化アンモニウム溶液(10 mL)を添加し、該反応物を圧力容器中、75℃で48時間加熱した。溶媒をロータリーエバポレーターにより除去し、残留物を酢酸エチルに添加し、水、食塩水で洗浄した。濃縮し、25 M Biotageカートリッジ(10% - 100% 酢酸エチル/CH
2Cl
2のグラジエント溶離)で処理してJ11.a 90 mg (8.5%)を得、開始物質J9 696 mg(63%)を回収した。
【0487】
実施例 J32.a.
(S)-tert-ブチル2-(5-(4-ブロモフェニル)-4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート
【化324】
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3-(4-ブロモフェニル)-3-(2,2-ジメチルヒドラゾノ)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オン (2.0g, 6.2 mmol)を5N硫酸(60 mL)に懸濁し、45℃で6時間加熱した。温度を2時間85℃に上げ、冷却すると沈殿物を形成した。この物質を濾過により単離して、1-(4-ブロモフェニル)-3,3,3-トリフルオロプロパン-1,2-ジオン1.6g(92%)を黄色固形物として得た。ジオン(1.6g, 5.7 mmol)をメタノール(30 mL)に添加し、N-(tert-ブトキシカルボニル)-L-プロリナール(1g, 5.0 mmol)を添加し、続いて28% 水酸化アンモニウム溶液(10 mL)を添加した。該反応物を室温で18時間撹拌し、ジクロロメタン(200 mL)に注ぎ入れ、水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させた。濾過して濃縮し、40 M Biotageカートリッジ(5% - 30% 酢酸エチル/ヘキサンのグラジエント溶離)で処理して、J32.aを1.3g(50%)得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 12.88 (br.s, 1H), 7.72 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.39 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 4.84-4.70 (m, 1H), 3.57-3.49 (m, 1H), 3.39-3.29 (m, 1H), 2.31-2.20 (m, 1H), 1.98-1.78 (m, 3H), 1.39/1.13 (m, 9H). LRMS: 分析計算値 C
19H
20BrF
3N
3O
2 458.07; 実測値: 458.06および460.06 (M-H)
-. HRMS: 分析計算値 C
19H
22BrF
3N
3O
2 460.0847; 実測値: 460.0866および462.0840 (M+H)
+.
【0488】
セクションD
【表75-1】
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【表75-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-9】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-10】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-11】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-12】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-13】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-14】
[この文献は図面を表示できません]
【表75-15】
[この文献は図面を表示できません]
**LCMS条件: Phenomenex-Luna 4.6 x 50 mm S10, 3分かけてB液0%から100%へ, 4分の停止時間, 4 mL/分, 220nm, A: 10% MeOH-90%H
2O - 0.1% TFA; B: 90% MeOH-10%H
2O-0.1% TFA
【0489】
実施例 D5.
(S)-tert-ブチル2-(5-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)-1H-イミダゾール-2-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート
【化325】
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臭素(0.54 mL, 10.6 mmol)を、4-ブロモ-2-フルオロアセトフェノン(2.30 g, 10.6 mmol)/ジオキサン(80 mL)およびテトラヒドロフラン(80 mL)の冷(0℃)溶液に滴下添加した。該混合物を0℃で1時間撹拌し、15時間室温に温めた。該混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO
3溶液、5%チオ硫酸ナトリウム溶液および食塩水で洗浄し、その後乾燥させた(Na
2SO
4)。2-ブロモ-1-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)エタノン(D1)を無色膜状物質として単離し、高真空下でさらに濃縮することで固形化した。この固形物を無水アセトニトリル (50 mL)に溶解し、N-BOC-L-プロリン(2.28 g, 10.6 mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(1.85 mL, 10.6 mmol)で処理した。室温で3時間撹拌した後、溶媒を減圧除去し、残留物を酢酸エチルと水の間で分液処理した。有機相を0.1N 塩酸、飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄した後、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮した。この残留物をキシレン(50 mL)に添加し、固体のNH
4OAc(4.1 g, 53.0 mmol)で処理した。該混合物を、壁の厚いねじ蓋付きフラスコ中、140℃で2時間加熱し、その後室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO
3溶液および食塩水で洗浄した後、乾燥させ(Na
2SO
4)て濃縮した。残留物をシリカゲルでのBiotage(商標)フラッシュクロマトグラフィー(65M カラム, 1800 mL の16%Bによる前平衡化の後、450 mL の16%Bから16%B、2199 mlの16%Bから50%B、最終的に2199 mLの50%Bから100%Bでのグラジエント溶離)で精製して、表題の化合物(D5)(3.61 g, 83%)を茶色がかった/カラメル色の油状物として得た。表題の化合物のほんの一部(40 mg)をプレパラティブHPLC (14分かけて20%B から100%B、ここでB は10mM NH
4OAc/10:90 H
2O/ACNであり、Aは10 mM NH
4OAc/95:5 H
2O/CAN 、Phenomenex-Gemini 30 x 100 mm S10 columnを流速40 mL/分で用いて)によりさらに精製して、純粋な表題の化合物(31.8 mg)を白色固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 12.13-11.95 (m, 1H), 7.94 (br s, 1H), 7.54 (d, J = 10.7 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.36-7.34 (m, 1H), 4.86-4.77 (2m, 1H), 3.54 (m, 1H), 3.38-3.32 (m, 1H), 2.28-2.14 (2m, 1H), 2.05-1.78 (2m, 3H), 1.39および1.14 (2s, 9H).
HPLC Phenomenex LUNA C-18 4.6×50 mm, 3分かけてB液を0%から100%, 1分のホールド時間, A = 90%水, 10%メタノール, 0.1% TFA, B = 10%水, 90%メタノール, 0.1% TFA, RT = 2.27分, 95% 均一性指数.
LRMS: 分析計算値 C
18H
22BrFN
3O
2 410.09および412.09; 実測値: 410.08および412.08 (M+H)
+.
HRMS: 分析計算値 C
18H
22BrFN
3O
2 410.0879; 実測値: 410.0893 (M+H)
+.
【0490】
実施例M1-M27
【化326】
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実施例 M1-M27を、実施例1に記載の方法を用いて、1eおよび各々の酸化合物から調製した。他に記載のない限り、該生成物はTFA塩として調製した。LC条件は以下のとおりであった:
条件1
カラム = Phenomenex-Luna 3.0X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2分
停止時間 = 3分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10% H
2O
条件2
カラム = Phenomenex-Luna 4.6X50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 2分
停止時間 = 3分
流速 = 5 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10% H
2O
条件3
カラム = HPLC XTERRA C18 3.0 x 50mm S7
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3分
停止時間 = 4分
流速 = 4 mL/分
波長 = 220 nm
溶媒A = 0.1% TFA/10%メタノール/90%H
2O
溶媒B = 0.1% TFA/90%メタノール/10% H
2O
条件M1
カラム: Luna 4.6X 50 mm S10
開始%B = 0
最終%B = 100
グラジエント時間 = 3分
停止時間 = 4分
流速 = 4 mL/分
溶媒A: = 95% H
2O: 5% CH
3CN, 10 mm 酢酸アンモニウム
溶媒B: = 5% H
2O : 95% CH
3CN; 10 mm 酢酸アンモニウム
【表76-1】
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【表76-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表76-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表76-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表76-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0491】
実施例 M28
メチル ((1S)-1-(((2R)-2-(5-(4'-(2-((2R)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化327】
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実施例 M28, ステップa
【化328】
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臭化物 M28aを、そのエナンチオマー28bに記載の方法に従って、D-プロリンから調製した。
実施例 M28, ステップb
【化329】
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ボロン酸エステル M28bを、中間体1cに記載の方法に従って、臭化物M28aから調製した。LC: RT = 1.57分(条件1); LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
27H
33BN
3O
4: 474.26; 実測値: 474.24.
実施例 M28, ステップc
【化330】
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ビフェニル M28cを、中間体1dに記載の方法に従って、臭化物M28aおよびボロネート M28b から調製した。LC: RT = 1.43分(条件1); LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
41N
6O
4: 693.32; 実測値: 693.38.
実施例 M28, ステップd
【化331】
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ピロリジン M28dを、中間体28dに記載の方法に従って、カルバメート M28cから調製した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.83 (br s, 2H), 7.80 (d, J = 8.3, 4H), 7.66 (d, J = 8.3, 4H), 7.46 (br s, 2H), 4.16 (app t, J = 7.2, 2H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.88-2.82 (m, 2H), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.82-1.66 (m, 4H). [備考: 3.2-2.6 ppmの間の領域には、ピロリジン NHと思われるブロードなベースラインシグナルがある]. LC: RT = 1.02分(条件1); LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
26H
29N
6: 425.25; 実測値: 425.27.
【0492】
実施例 M28
実施例 M28を、実施例1に記載の方法に従って、中間体M28dおよびCap-51からTFA塩として調製した。LC: RT = 1.33分(条件1); 96% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
6: 739.32; 実測値: 739.43; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
6: 739.3932; 実測値: 739.3907.
【0493】
実施例 M28-1
【化332】
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実施例 M28-1のTFA塩を、実施例1に記載の方法に従って、中間体M28dおよびCap-51のラセミ体から3つの立体異性体の混合物として調製した。以下の条件下で試料を分析した場合、保持時間が21.74分、22.62分、および23.40分であり、正確な分子量を表す3つのピークが観察された:
Micromass ZQ MS(エレクトロスプレープローブ)およびWaters 2996 PDA detection(315nmでUV検出)を有するWaters Acquity HPLC。
カラム: Acquity UPLC; BEH C18; 1.7um; 100 X 2.1 mm ID; (およそ30℃で)
移動相 A:水, 25 mM 酢酸アンモニウム pH=5で
移動相 B:アセトニトリル
流速: 0.50 ml/分
10-50%B 0-35.0分
50-98%B 35.0-45.0分
ホールド98%B 45.0-48.0分
98%B-100%B 48.0-48.5分
ホールド100%B 48.5-50.0分
【0494】
実施例 M28-2
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2R)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化333】
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実施例 M28-2, ステップa
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
カルバメート M28-2aを、中間体1dに記載の方法に従って、ボロン酸エステル M28bおよび臭化物28bから調製した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.25/12.01/11.93 (3つの br s, 2H), 7.86-6.98 (m, 20H), 5.13-4.88 (m, 6H), 3.63 (m, 2H), 3.47 (m, 2H), 2.35-1.84 (M, 8H). LC: RT = 1.46分(条件1); LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
41N
6O
4: 693.32; 実測値: 693.34.
実施例 M28-2, ステップb
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
ピロリジンM28-2bを、中間体28dに記載の方法に従って、カルバメート M28-2aから調製した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.84 (br s, 2H), 7.80 (d, J = 8.3, 4H), 7.66 (d, J = 8.3, 4H), 7.46 (br s, 2H), 4.87 (m, 0.05H), 4.16 (app t, J = 7.2, 1.95H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.88-2.82 (m, 2H), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.82-1.66 (m, 4H). [備考:〜3.1-2.6の間の領域には、ピロリジン NHと思われるブロードなベースラインシグナルがある]. LC: RT = 0.96分(条件1); LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
26H
29N
6: 425.25; 実測値: 425.28.
実施例 M28-2
実施例 M28-2を、実施例1に記載方法に従って、中間体M28-2bおよびCap-51からTFA塩 として調製した。LC: RT = 1.96分 (条件2); 98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
6 739.39; 実測値: 739.47.
【0495】
実施例 M28-3
【化336】
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実施例 M28-3のTFA塩を、実施例1に記載の方法に従って、中間体M28-2bおよびCap-51のラセミ体から4つの立体異性体の混合物として調製した。試料を実施例 M28-1に記載のLC/MS 条件下で分析した場合、保持時間が21.28分、22.19分および23.01分であり、正確な分子量を表す3つのピークが観察された。
【0496】
実施例 M29
ジメチル (4,4'-ビフェニルジイルビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2R)-2,1-ピロリジンジイル((1R)-1-シクロプロピル-2-オキソ-2,1-エタンジイル)))ビスルバメート
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
実施例 M29を、実施例 1に記載の方法に従って、中間体M28dおよびCap-54aからTFA塩として調製した。LC: RT = 1.21分(条件1); >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
47N
8O
6: 735.36; 実測値: 735.42; HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
47N
8O
6: 735.3619; 実測値: 735.3598.
【0497】
実施例 M30-M62
【化338】
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実施例 M30-M62を、実施例 28の記載と同様の方法を用いて、CJ-24および各々のCapからTFA塩として調製した。
【表77-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表77-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表77-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表77-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表77-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表77-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表77-7】
[この文献は図面を表示できません]
【0498】
実施例 M63-M66
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
実施例 M63-M66xを、実施例 28に記載の方法を用いて、28fおよび各々の酸化合物から調製した。他に断りのない限り、生成物はTFA塩として調製した。
【表78-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表78-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0499】
実施例 M67-M91
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
実施例 M67-M91yを、実施例 28に記載の方法を用いて、28dおよび各々の酸化合物から調製した。他に断りのない限り、最終生成物は、TFA塩として調製した。
【表79-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表79-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表79-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表79-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表79-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表79-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0500】
実施例 M92-M103
実施例 M92-M103を、実施例 28に記載の方法を用いて、28dおよび各々の酸化合物から調製した。他に断りのない限り、最終生成物はTFA塩として調製した。
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
【表80-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表80-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表80-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0501】
実施例 M104
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(3-ヒドロキシ-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
実施例 M104, ステップa
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
ピロリジン M104aを、ピロリジン 28fの合成に記載の方法に従って、中間体28dおよびCap-51から調製した。
実施例 M104
HATU(96.3 mg, 0.253 mmol)を、ピロリジン M104a(150 mg, 0.217 mmol)、(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸(65.8 mg, 0.282 mmol)およびi-Pr
2EtN(180 uL, 1.03 mmol)のDMF(5.0 mL)溶液に添加し、該反応混合物を周囲条件で35分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、該残留物を逆相HPLC (MeOH/H
2O/TFA)で精製し、該フラクションを減圧濃縮した。得られた残留物を25% TFA/CH
2Cl
2(6.0 mL)で処理し、3.25時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、該残留物を遊離塩基にし(MCX; MeOH 洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)、実施例 M104をオフホワイトの泡状物質として得た(107 mg)。LC (条件2): RT = 1.03分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
38H
49N
8O
5 = 697.38; 実測値: 697.28.
【0502】
実施例 M105
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-3-ヒドロキシ-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化344】
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メチルクロロホルメート(20μL, 0.258 mmol)を、実施例 M104(82.9 mg, 0.119 mmol)およびi-Pr
2EtN(50 uL, 0.287 mmol)のTHF(2.0 mL)溶液に添加し、65分間撹拌した。次いで、該混合物を2.0 M NH
3/MeOH(3 mL)で処理し、2.75時間撹拌し、揮発性成分を減圧除去した。得られた残留物を逆相HPLC(MeOH/H
2O/TFA)で精製してof 実施例 M105 のTFA塩を白色の泡状物質として得た(64.1 mg). LC (条件2): RT = 1.17分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
7 = 755.39; 実測値: 755.25.
【0503】
実施例 M106
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S,3R)-4-ヒドロキシ-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
HATU(69 mg, 0.181 mmol)を、ピロリジン M104a(101 mg, 0.173 mmol)、Cap-80b(55.9 mg, 〜0.183 mmol)およびi-Pr
2EtN(90μL, 0.515 mmol)のDMF(3.0 mL)溶液に添加し、該反応混合物を周囲条件で70分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、残留物を逆相HPLC (H
2O/MeOH/TFA)で精製して、主要なシグナルを回収した。フラクションを集め、周囲条件で数時間おき、次いで揮発性成分を減圧除去し、そこで、結合生成物の全ての脱シリル化が完了した。得られた生成物を逆相HPLC(ACN/H
2O/NH
4OAc)で精製して、実施例 M106をオフホワイトの泡状物質として得た(32.2 mg)。LC (条件2): RT = 1.19分; >95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
7 = 755.39; 実測値: 755.85.
【0504】
実施例 M107
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S,3S)-4-ヒドロキシ-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
実施例 M107を、実施例 M106の合成に記載の方法に従って、ピロリジン M104aおよびCap-80aから調製した。LC (条件2): RT = 1.20分; 〜95% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
51N
8O
7 = 755.39; 実測値: 755.78.
【0505】
実施例 M108
メチル ((1S)-2-メチル-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-L-バリル-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)プロピル)カルバメート
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
HATU(70.1 mg, 0.184 mmol)を、ピロリジン M104a(100.7 mg, 0.173 mmol)、(L)-BOC-バリン(49.6 mg, 0.228 mmol)およびi-Pr
2EtN(70 uL, 0.40 mmol)のDMF(3.0 mL)溶液に添加し、該反応混合物を周囲条件で65分間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、該残留物をBiotage(60-100% EtOAc/ヘキサン)で精製して、116.6 mgの結合生成物を得た。
上記生成物(112 mg)を25% TFA/CH
2Cl
2(2 mL)で処理し、該反応混合物を6時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、該粗物質を、MCX樹脂(MeOH 線上; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)と逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)の組み合わせで精製し、実施例 M108のTFA塩を白色の泡状物質として得た(98.5 mg)。LC (条件2): RT = 1.14分; >98% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
38H
49N
8O
4 = 681.39; 実測値: 681.36. HRMS 計算値 [M+H]
+ C
38H
49N
8O
4: 681.3877; 実測値: 681.3865.
【0506】
実施例 M109 (R = Bn)およびM110 (R = Me)
M109: ベンジル(3S)-3-((メトキシカルボニル)アミノ)-4-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(メトキシカルボニル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-4-オキソブタノエート
M110: メチル (3S)-3-((メトキシカルボニル)アミノ)-4-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(メトキシカルボニル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-4-オキソブタノエート
【化348】
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HATU(109 mg, 0.287 mmol)を、ピロリジン M104a(151 mg, 0.260 mmol)、Cap-68(109 mg, 387 mmol)、およびi-Pr
2EtN(100 μl, 0.574 mmol)のDMF(1.5 ml)溶液に添加し、該反応混合物を周囲条件で3時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、粗物質をMCX樹脂(MeOH 洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)および逆相HPLC (H
2O/MeOH/TFA)の組み合わせで精製し、TFA塩の実施例 M109(88.0 mg)および実施例 M110(90.2 mg)を得た。実施例 M109: LC (条件2): RT = 2.16; 97% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
46H
53N
8O
8: 845.40; 実測値: 845.51. HRMS 計算値 [M+H]
+ C
46H
53N
8O
8: 845.3986; 実測値: 845.3983. 実施例 M110: LC (条件2): RT = 1.92; 97% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
40H
49N
8O
4: 769.47; 実測値: 769.46. HRMS 計算値 [M+H]
+ C
40H
49N
8O
4: 769.3673; 実測値: 769.3682.
【0507】
実施例 M111
(3S)-3-((メトキシカルボニル)アミノ)-4-((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-(N-(メトキシカルボニル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)-4-オキソ酪酸
【化349】
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実施例 M109(69.7 mg, 0.082 mmol)および10% Pd/C(10 mg)/メタノール(5 ml)の混合物を、室温、H
2のバルーン下で1.5時間撹拌した。該反応物を珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、減圧濃縮し、得られた物質を逆相HPLC(H
2O/MeOH/TFA)で精製して、実施例 M111のTFA塩をオフホワイトの泡状物質として得た(54.0 mg)。LC (条件2): RT = 1.18; 99% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
39H
47N
8O
8: 755.35; 実測値: 755.32. HRMS 計算値 [M+H]
+ C
39H
47N
8O
8: 755.3517; 実測値: 755.3525.
【0508】
実施例 M112
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-4-オキソブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化350】
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HATU(30.6 mg, 0.080 mmol)を、実施例 M111 (55.3 mg, 0.0733 mmol)、N-メチル ピペラジン(11.0 mg, 0.11 mmol)およびi-Pr
2EtN(25 μl, 0.14 mmol)のDMF(1.5 ml)溶液に添加し、該反応混合物を周囲条件で1.5時間撹拌した。全ての揮発性成分を減圧除去し、該残留物をMCX樹脂および逆相HPLC (H
2O/MeOH/TFA)の組み合わせで精製し、実施例 M112のTFA塩をオフホワイトの泡状物質として得た(51.4 mg)。LC (条件2): RT = 1.75; 91% 均一性指数; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
57N
10O
7: 837.44; 実測値: 837.59. HRMS 計算値 [M+H]
+ C
44H
57N
10O
7: 837.4412; 実測値: 837.4453.
【0509】
実施例 M113
メチル ((1S)-3-(ジメチルアミノ)-1-(((2S)-2-(5-(4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-3-オキソプロピル)カルバメート
【化351】
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実施例 M118を、実施例 M112に記載の方法に従って、実施例 M111およびMe
2N.HClから調製した。LC (条件2): RT = 1.89; 99% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
52N
9O
7: 782.40; 実測値: 782.47. HRMS 計算値 [M+H]
+ C
41H
52N
9O
7: 782.3990; 実測値: 782.4008.
【0510】
実施例 M114
4,4'-ビス(2-((2S)-1-(N-(メトキシカルボニル)-L-バリル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-2-ビフェニルカルボン酸
【化352】
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【0511】
実施例 M114, ステップa
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
DMF(20 mL)をKHCO
3(1.84g, 18.4 mmol)および2-ブロモ-5-ヨード安息香酸(4.99 g, 15.3 mmol) の混合物に添加し、得られた混合物を15分間撹拌した。ベンジル臭化物(2.4 mL, 20.2 mmol)を5分かけて滴下添加し、周囲条件で〜20時間撹拌を続けた。ほとんどの揮発性成分を減圧除去し、該残留物をCH
2Cl
2(50 mL)と水(50 mL)の間で分液処理し、有機層を水(50 mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、濃縮した。得られた粗物質をフラッシュクロマトグラフィー(7% EtOAc/ヘキサン)で精製して、エステルM114aを無色粘稠な油状物として得た(6.01 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.07 (d, J = 2.0, 1H), 7.81 (dd, J = 8.4, 2.1, 1H), 7.53 (d, J = 8.4, 1H), 7.48 (m, 2H), 7.43-7.34 (m, 3H), 5.34 (s, 2H). LC (条件1): RT = 2.1分; LC/MS: 分析計算値 [M+Na]
+ C
14H
10BrINaO
2: 438.88; 実測値: 438.83.
【0512】
実施例 M114, ステップb-d
【化354】
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1-ブロモ-4-ヨード-2-メチルベンゼンからの臭化物121cの合成で用いた3ステップの方法を用いて、エステルM114aを蒸発させてエステルM114dを得た。M114d:
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.04/11.97 (br s, 1H), 8.12 (d, J = 2.0, 0.92H), 7.99 (app br s, 0.08H), 7.81 (dd, J = 8.3, 2.0, 0.92H), 7.74-7.62 (m, 2.08H), 7.50 (app br d, J = 7.0, 2H), 7.44-7.35 (m, 3H), 5.38 (s, 2H), 4.79 (m, 1H), 3.52 (app br s, 1H), 3.36 (m, 1H), 2.24-1.79 (m, 4H), 1.39/5.11 (2つのs, 9H). LC (条件1): RT = 1.66分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
26H
29BrN
3O
4: 526.13; 実測値: 526.16.
【0513】
実施例 M114, ステップe
【化355】
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エステルM114eを、二量体1dの調製に従って、臭化物M114dおよびボロネート 1cから調製した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.18/12.00/11.91/11.83 (4つのbr s, 2H), 8.11-7.03 (m, 14H), 5.10 (s, 2H), 4.85-4.78 (m, 2H), 3.55 (app br s, 2H), 3.37 (m, 2H), 2.29-1.80 (m, 8H), 1.41/1.16 (2つのs, 18H). LC (条件1): RT = 1.54分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
44H
51N
6O
6: 759.39; 実測値: 759.63.
【0514】
実施例 M114, ステップf
【化356】
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ベンジルエステルM114e(1.005 g, 1.325 mmol)および10% Pd/C(236 mg) /MeOH(20 mL)の混合物を、H
2のバルーン下で5時間撹拌した。次いで、該反応混合物をMeOHおよびCH
2Cl
2の1:1の混合物で処理し、珪藻土(セライト(登録商標)-521)パッドを通して濾過し、該濾過物をロータリーエバポレーションして、スズキカップリングステップからキャリーオーバーしたPh
3POが混じった酸M114f(840 mg)を得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.17/11.98/11.89/11.81 (4つのapp br s, 2H), 8.04-7.31 (m, 9H), 4.85-4.78 (m, 2H), 3.55 (app br s, 2H), 〜3.37 (m, 2H, 水のシグナルと重なった) 2.27-1.84 (m, 8H), 1.41/1.16 (2つのs, 18H). LC (条件1): RT = 1.37分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
37H
45N
6O
6: 669.34; 実測値: 669.53.
【0515】
実施例 M114, ステップg
【化357】
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4N HCl/ジオキサン(8.0 mL)およびCH
2Cl
2(2.0 mL)を、連続的にカルバメート M114f(417 mg, 0.623 mmol)に添加し、該混合物を5.5時間激しく撹拌した後、揮発性成分を減圧除去し、Ph
3PO 混入物が混じったピロリジン M114g(487 mg)のHCl(.4x)塩を得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz) D
2O交換後: δ 8.23 (d, J = 1.7, 1H), 8.09-8.04 (m, 3H), 7.92 (d, J = 8.3, 2H), 7.53 (d, J = 8.1, 1H), 7.48 (d, J = 8.3, 2H), 5.00 (app br t, J = 8.3, 1H), 4.90 (app br t, J = 8.4, 1H), 3.6-3.3 (m, 4H), 2.5-1.99 (m, 8H). LC (条件1): RT = 0.92分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
27H
29N
6O
2: 469.24; 実測値: 469.31.
【0516】
実施例 M114
HATU(79.9 mg, 0.21 mmol)を、ピロリジン M114g.4HCl(80 mg, 0.13 mmol)、Cap-51(92.4 mg, 0.527 mmol)およびi-Pr
2EtN(160μL, 0.919 mmol)のDMF(3.0 mL)溶液に添加し、該反応混合物を周囲条件で2時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、該残留物をMCX(MeOH 洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)と逆相HPLC(CH
3CN/H
2O/ NH
4OAc)の組み合わせで精製して、実施例 M114の酢酸塩を得た。LC (条件1): RT = 1.20分; >98 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
51N
8O
8: 783.38; 実測値: 783.34. HRMS 計算値 [M+H]
+ C
41H
51N
8O
8: 783.3830; 実測値: 783.3793.
【0517】
実施例 M115-M116
実施例 M114の記載と同様の方法を用いて、Cap-51を適当な酸化合物に置き換えることにより、実施例 M115-M116を調製した。該生成物を、HPLC精製ステップの移動相の特性に依存して、酢酸またはTFA塩のいずれかとして単離した。
【化358】
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【表81】
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【0518】
実施例 M118
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(2'-カルバモイル-4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
実施例 M118, ステップa
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
Et
3N(300μL, 2.15 mmol)を、酸M114f(198.3 mg, 0.297 mmol)、HOBt(94.2 mg, 0.697 mmol)、EDCI(0.66 mmol)、NH
4Cl(101 mg, 1.89 mmol)/DMF(8.0 mL)の混合物に添加し、周囲条件で17時間撹拌した。該反応混合物を0.45μmフィルターを通して濾過し、揮発性成分を減圧除去し、該残留物をCH
2Cl
2と水の間で分液処理した。有機層を濃縮して、得られた粗物質を逆相HPLC(MeOH/H
2O/TFA)で精製した。
上記生成物を25% TFA/CH
2Cl
2(4.0 mL)で処理し、該反応混合物を周囲条件で2.5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、該残留物を遊離塩基にして(MCX; MeOH 洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)、アミドM118a(67.2 mg)を得た。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.83 (br s, 2H), 7.81-7.80 (m, 2H), 7.73 (d, J = 8.3, 2H), 7.65 (br s, 1H), 7.52 (br S, 1H), 7.44 (br s, 1H), 7.41 (d, J = 8.3, 2H), 7.36 (d, J = 8.3, 1H), 7.31 (br s, 1H), 4.16 (app t, J = 7.2, 2H), 3.00-2.94 (m, 2H), 2.88-2.82 (m, 2H), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.83-1.66 (m, 4H). LC (条件1): RT = 0.89分; >95 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
27H
30N
7O: 468.25; 実測値: 468.24.
【0520】
実施例 M118
実施例 M118のTFA塩を、実施例 1に記載の方法に従って、中間体M118aおよびCap-51から調製した。LC (条件1): RT = 1.16分; 97% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
52N
9O
7: 782.40; 実測値: 782.40. HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
52N
9O
7: 782.3990; 実測値: 782.3979.
【0521】
実施例 M119
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(2-(ヒドロキシメチル)-4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化361】
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【0522】
実施例 M119, ステップa
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
DIBAL-H(8.0 mLの1.0 M/CH
2Cl
2, 8.0 mmol)を、氷水で冷却したベンジルエステルM114e(1.216 g, 1.60 mmol)のCH
2Cl
2(20 mL)溶液に滴下添加し、該反応混合物を1時間撹拌し、さらなるDIBAL-H(0.5 mLの1.0 M/CH
2Cl
2, 0.5 mmol)を添加して〜2.5時間撹拌を続けた。該反応物を過剰な飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、該混合物を水で希釈し、CH
2Cl
2(3x)で抽出した。有機相を合わせて乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、減圧濃縮した。得られた粗物質をBiotage(100 g シリカゲル; 2-6% MeOH/EtOAc)で精製して、アルコール M119aをオフホワイトの泡状物質として得た(610 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 12.23 (br s, 0.19 H), 12.17 (br s, 0.19H), 11.89 (br s, 0.81H), 11.82 (br s, 0.81H), 7.97 (s, 0.81H), 7.84 (s, 0.19H), 7.78 (d, J = 8.1, 1.62H), 7.69-7.20 (m, 6.38H), 5.21-5.15 (m, 1H), 4.86-4.78 (m, 2H), 4.49-4.45 (m, 2H), 〜3.54 (m, 2H), 3.40-3.34 (m, 2H), 2.30-1.80 (m, 8H), 1.41/1.17 (2つのs, 18H). LC (条件1): RT = 1.36分. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
37H
47N
6O
5: 655.36; 実測値: 655.34.
【0523】
実施例 M119, ステップb
【化363】
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25% TFA/CH
2Cl
2(3.0 mL)をカルバメート M119a(105 mg, 0.160 mmol)に添加し、該混合物を周囲条件で4.5時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、該残留物を遊離塩基にして(MCX; MeOH 洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)、位置化学が未知であるトリフルオロアセチル化誘導体が混じったピロリジン M119bを得た。該試料をMeOH(1.5 mL)に溶解し、1.0 M NaOH/H
2O(300μL, 0.3 mmol)で処理し、該混合物を2.75時間撹拌した。次いで、直接、MCX(MeOH 洗浄; 2.0 M NH
3/MeOH 溶離)で精製して、M119bを白色固形の膜状物質として得た(63.8 mg)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.82 (br s, 2H), 7.96 (s, 1H), 7.77 (d, J = 8.0, 2H), 7.66 (d, J= 8.0, 1H), 7.46 (br s, 1H), 7.42 (br s, 1H), 7.36 (d, J = 8.0, 2H), 7.21 (d, J = 8.0, 1H), 5.16 (app br s, 1H), 4.46 (s, 2H), 4.16 (app t, J = 7.1, 2H), 3.00-2.82 (2つのm, 4H;ピロリジン NHからのこの領域において広いベースラインシグナルが存在し、積分には含まなかった), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.83-1.67 (m, 4H). LC (条件1): RT = 0.78分. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
27H
31N
6O: 455.26; 実測値: 455.27.
【0524】
実施例 M119
実施例 M119を、実施例 1に記載の方法(ACN/H
2O/NH
4OAC溶媒系での逆相HPLCを精製ステップに用いることを除いて)に従って、M119bおよびCap-51から調製した。 LC (条件1): RT = 1.15分; 98% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
53N
8O
7: 769.40; 実測値: 769.40. HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
41H
53N
8O
7: 769.4037; 実測値: 769.4023.
【0525】
実施例 M120
メチル ((1S)-1-(((2S)-2-(5-(2-((ジメチルアミノ)メチル)-4'-(2-((2S)-1-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-ピロリジニル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-1-ピロリジニル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化364】
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【0526】
実施例 M120, ステップa
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
CH
2Cl
2(6.0 mL)をアルコールM119a(501 mg, 0.765 mmol)、TPAP(29.1, 0.083 mmol)および4-メチルモルホリン N-オキシド(135.8 mg, 1.159 mmol)の混合物に添加し、得られた不均質な混合物を、周囲条件で14.5時間激しく撹拌した。さらなるTPAP(11.0 mg, 0.031 mmol)および4-メチルモルホリン N-オキシド(39 mg, 0.33 mmol)を添加し、さらに24時間撹拌を続けた。該混合物を珪藻土(セライト(登録商標))を通して濾過し、該濾過物をロータリーエバポレーションして、得られた粗物質をBiotage(2% MeOH/EtOAc)で精製し、アルデヒドM120aを黄色の粘稠な油状物として得た(195.6 mg)。LC (条件1): RT = 1.37分. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
37H
45N
6O
5: 653.35; 実測値: 653.40.
【0527】
実施例 M120, ステップb
【化366】
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NaCNBH
3(33 mg, 0.50 mmol)をアルデヒドM120a(195.6 mg, 0.30 mmol)およびMe
2NH(200μLの40% 溶液/H
2O)のMeOH(3.0 mL)溶液に、1バッチあたり添加し、該反応混合物を4時間撹拌した。揮発性成分を減圧除去し、該残留物をフラッシュクロマトグラフィー(試料はシリカゲルメッシュとしてロードした; 3-15% MeOH/CH
2Cl
2)で精製して、アミン M120bをオフホワイトの泡状物質として得た(120 mg)。LC (条件1): RT = 1.32分. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
39H
52N
7O
4: 682.41; 実測値: 682.42.
【0528】
実施例 M120, ステップc
【化367】
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1dからの1eの調製に記載の方法を用いて、カルバメート M120bをM120cに変換した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 11.82 (br s, 2H), 7.87 (s, 1H), 7.77 (d, J = 8.0, 2H), 7.65 (d, J = 7.8, 1H), 7.45/7.43 (重なる2つのbr s, 2H), 7.37 (d, J = 7.8, 2H), 7.21 (d, J = 7.8, 1H), 4.87 (m, 0.1H), 4.17 (m, 1.90H), 〜3.3 (Me
2NCH
2のシグナルが水シグナルと重なっていた), 3.01-2.94 (m, 2H), 2.89-2.83 (m, 2H), 2.10 (s, 6H), 2.10-2.01 (m, 2H), 1.94-1.85 (m, 2H), 1.81-1.67 (m, 4H). LC (条件1): RT = 0.79分. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
29H
36N
7: 482.30; 実測値: 482.35.
【0529】
実施例 M120
実施例 M120のTFA塩を、実施例 1に記載の方法に従って、ピロリジン M120cおよびCap-51から調製した。LC (条件1): RT = 1.06分; 96% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
43H
58N
9O
6: 796.45; 実測値: 796.48. HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
43H
58N
9O
6: 796.4510; 実測値: 796.4515.
【0530】
実施例 M121
ジメチル ((2-((ジメチルアミノ)メチル)-4,4'-ビフェニルジイル)ビス(1H-イミダゾール-5,2-ジイル(2S)-2,1-ピロリジンジイル((1R)-2-オキソ-1-フェニル-2,1-エタンジイル)))ビスルバメート
【化368】
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実施例 M121のTFA塩を、実施例 1に記載の方法に従って、M120cおよびCap-4から調製した。LC (条件1): RT = 1.15分; >98% 均一性指数. LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
49H
54N
9O
6: 796.45; 実測値: 864.46. HRMS: 分析計算値 [M+H]
+ C
49H
54N
9O
6: 864.4197; 実測値: 864.4222.
【0531】
実施例 M122
メチル ((1S)-1-(((1S,3S,5S)-3-(5-(4'-(2-((1S,3S,5S)-2-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ-2-イル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化369】
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【0532】
実施例 M122, ステップa
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
ジイソプロピルエチルアミン(1.81 mL, 10.4 mmol)を、(1S,3S,5S)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボン酸(2.36 g, 10.4 mmol)および(2-(4'-(2-ブロモアセチル)ビフェニル-4-イル)-2-オキソエチル)ブロモニウム(2.0 g, 5.05 mmol)のアセトニトリル(20 mL)溶液にゆっくりと添加し、該反応混合物を周囲条件で16時間撹拌した。該溶媒を蒸発させ、該残留物を酢酸エチルと水(1:1, 各40 mL)の間で分液処理した。有機層を飽和NaHCO
3(2 x 10 mL)、食塩水で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、減圧濃縮してケトエステル M122a(3.58 g)を粘稠な琥珀油状物として得て、冷蔵庫で保管して固形化した。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 8.20 (m, 4H), 7.97 (d, J = 8.5, 4H), 5.71-5.48 (m, 4H), 4.69 (m, 2H), 3.44 (m, 2H), 3.3 (m, 2H), 2.76-2.67 (m, 2 H), 2.27 (m, 2H), 1.60 (m, 2H), 1.44/1.38 (2つのs, 18H), 0.78 (m, 2H), 0.70 (m, 2H). LC (条件1): RT = 1.70分; LC/MS: 分子イオンはとらえなかった。
【0533】
実施例 M122, ステップb
【化371】
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酢酸アンモニウム(2.89 g, 37.5 mmol)をケトエステル M122a(2.58 g, 3.75 mmol)のトルエン(20 mL)溶液に添加し、得られた混合物を、ディーン・スターク装置(Dean-Stark set-up)で水を共沸させながら120℃で4.5時間加熱した。該反応混合物を室温に冷却し、揮発性成分を減圧除去した。飽和NaHCO
3溶液(10 mL)を該固形物に添加し、該混合物を30分間撹拌し、該固形物を濾過し、真空乾燥させて、Biotage(28-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、イミダゾール M122bを淡黄色固形物として得た(0.6 g)。LC (条件1): RT = 1.52分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
38H
45N
6O
4: 649.35; 実測値: 649.78.
【0534】
実施例 M122, ステップc
【化372】
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4 N HCl/ジオキサン(5 mL)を、氷水で冷却したカルバメート M122b(0.8 g, 1.2 mmol)のジオキサン(16 mL)溶液に添加し、氷水槽を除去し、該混合物を周囲条件で4時間撹拌した。反応中に形成された固形物の大きな塊をスパチュラで壊した。揮発性成分を減圧で除去し、ピロリジン M122c(.4 HCl)を黄色固形物として得た(0.73 g)。
1H NMR (DMSO-d
6, δ = 2.5 ppm, 400 MHz): δ 7.90 (d, J = 8.3, 4H), 7.84 (br s, 2H), 7.79 (d, J = 8.3, 4H), 5.24 (m, 2H), 3.38 (m, 2H), 2.71 (m, 2H), 〜2.50 (2H, 溶媒のシグナルと重なった), 1.93 (m, 2H), 1.38 (m, 2H), 0.96 (m, 2H). LC (条件1): RT = 1.03分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
28H
29N
6: 449.25; 実測値: 449.59.
【0535】
実施例 M122
実施例 M122のTFA塩を、実施例 1に記載の方法に従って、M122cおよびCap-51から調製した。LC (条件1): RT = 1.34分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
51N
8O
6: 763.39; 実測値: 763.73.
【0536】
実施例 M123-M130
実施例 M123-M130を、実施例 M122に記載の方法に従って調製した。実施例 M123-M129はTFA塩として調製したが、一方、実施例 M130は遊離塩基として調製した。
【化373】
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【表82-1】
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【表82-2】
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【0537】
実施例 M131
メチル ((1S)-1-(((1R,3R,5R)-3-(5-(4'-(2-((1R,3R,5R)-2-((2S)-2-((メトキシカルボニル)アミノ)-3-メチルブタノイル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ-3-イル)-1H-イミダゾール-5-イル)-4-ビフェニルイル)-1H-イミダゾール-2-イル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサ-2-イル)カルボニル)-2-メチルプロピル)カルバメート
【化374】
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実施例 M131を、そのジアステレオマー実施例 M122に記載の方法に従って、(1R,3S,5R)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-2-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボン酸から開始して調製し、それは文献の方法(Hanessian et al., Angew. Chem., Int. Ed. Engl. 1997, 36, 1881-1884)を用いても同様に合成された。LC (条件I): RT = 1.273分; LC/MS: 分析計算値 [M+H]
+ C
42H
50N
8O
6: 763.39; 実測値: 763.94.
【0538】
生物学的活性
本開示においてHCVレプリコンアッセイが利用され、共同所有された(commonly owned)PCT/US2006/022197およびO’Boyle et. al. Antimicrob Agents Chemother. 2005 Apr;49(4):1346-53に記載されているように、製造され、遂行され、および検証された。
【0539】
HCV 1b−377−neo レプリコン細胞を用いて、現在記載されている一連の化合物、並びにNS5AにおけるY2065H変異のために化合物Aに耐性を示す細胞(出願PCT/US2006/022197に記載)を試験した。試験された化合物は、化合物Aに耐性を有する細胞において、野生型細胞よりも10倍弱を超える阻害活性を有することが測定され、2つの一連の化合物の間で作用機序が関連していることが示された。したがって、本開示の化合物は、HCV NS5Aタンパク質の機能を阻害するのに有効であり、出願PCT/US2006/022197および共同所有されたWO/O4014852に先に記載されたものと同様に併用すると有効であると理解されうる。さらに、本開示の化合物は、HCV 1b遺伝子型に対して有効でありうる。本開示の化合物が複数の遺伝子型のHCVを阻害しうることもまた理解されるべきである。表2によって、HCV 1b遺伝子型に対する、代表的な本開示の化合物のEC50値が示される。一つの態様において、本開示の化合物は、1a、1b、2a、2b、3a、4a、および5aの遺伝子型に対して活性を有する。HCV 1bに対するEC50の範囲は以下のとおりである:A=1〜10μM;B=100〜999nM;C=1〜99nM;およびD=10〜999pM。
【0540】
本開示の化合物は、NS5A阻害に加えた機構、またはNS5A阻害以外の機構によってHCVを阻害しうる。一つの態様において、本開示の化合物はHCVレプリコンを阻害し、別の態様において、本開示の化合物はNS5Aを阻害する。
表2
【表83-1】
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【表83-2】
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【表83-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表83-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表83-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表83-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0541】
本開示が前述の実施例に限らないこと、およびそれがその本質的な特性からはずれることなく、他の特定の形態で実施されうることは、当業者にとって明らかである。したがって、該実施例がすべての点で例示的であり、制限的でないとみなされることが望ましく、引用は、前述の実施例に対してよりもむしろ、添付の特許請求の範囲に対してなされることが望ましく、そのため、特許請求の範囲の同等の意味および範囲に入るすべての変化は、そこに含まれるものと意図される。
【0542】
本開示の化合物は、NS5A阻害に加えた機構、またはNS5A阻害以外の機構によってHCVを阻害しうる。一つの態様において、本開示の化合物はHCVレプリコンを阻害し、別の態様において、本開示の化合物はNS5Aを阻害する。本開示の化合物は複数の遺伝子型のHCVを阻害しうる。