【0017】
成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルに用いられる脂肪酸として分岐飽和脂肪酸とその他の脂肪酸との混合脂肪酸を用いた場合のデキストリン脂肪酸エステルとしては、例えば以下のもの等が挙げられる。
デキストリン(イソ酪酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(イソアラキン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/カプリル酸)エステル
デキストリン(エチルメチル酢酸/ラウリン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/ラウリン酸)エステル
デキストリン(イソヘプタン酸/ラウリン酸/ベヘン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/ミリスチン酸)エステル
デキストリン(イソヘキサコサン酸/ミリスチン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/イソ吉草酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソノナン酸/パルミチン酸/カプロン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/パルミチン酸/ステアリン酸)エステル
デキストリン(イソデカン酸/パルミチン酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/ステアリン酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/アラキン酸)エステル
デキストリン(2−エチルヘキサン酸/アラキン酸)エステル
デキストリン(2−エチル酪酸/ベヘン酸)エステル
デキストリン(イソノナン酸/リノール酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/アラキドン酸)エステル
デキストリン(イソパルミチン酸/カプリル酸/リノール酸)エステル
デキストリン(イソステアリン酸/ステアリン酸/オレイン酸)エステル
デキストリン(イソアラキン酸/パルミチン酸/ショールムーグリン酸)エステル
【実施例】
【0033】
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。なお、本発明は実施例に限定されるものではない。
【0034】
《新規なデキストリン脂肪酸エステルの参考製造例》
以下に本発明に用いる新規なデキストリン脂肪酸エステルの参考製造例を示す。また、下記方法で置換度、構成脂肪酸のmol%、粘度、タック性を測定した。
【0035】
(置換度、構成脂肪酸のmol%の測定方法)
参考製造例のデキストリン脂肪酸エステルのIRスペクトルを測定し、アルカリ分解後の脂肪酸量とガスクロマトグラフィーから、置換度と、構成脂肪酸のmol%を求めた。
【0036】
(粘度の測定方法)
各試料(参考製造例のデキストリン脂肪酸エステル)を5質量%含有する流動パラフィンを100℃で溶解し、室温(25℃)まで冷却する。25℃の恒温槽で24時間保温し、以下の測定機器を用いて粘度を測定した。
尚、流動パラフィンはASTM D445測定方法による40℃の動粘度が8mm
2/sのものを使用した。
[測定機器]Yamco DIGITAL VISCOMATE MODEL VM−100A(山一電機社製)
【0037】
(タック性の測定方法)
各試料(参考製造例のデキストリン脂肪酸エステル)をIPクリーンLX(軽質流動イソパラフィン)に40%溶解した溶液を、ガラス板に400μm厚のアプリケーターで塗布し、その皮膜を室温24時間乾燥後、70℃で12時間保存後、室温25℃において、乾燥したもののタック性を、以下に示す機器および条件で評価した。
[測定機器]テクスチャーアナライザーTA.XTplus(Stable Micro Systems社製)
[プローブ]1/2 Cyl.Delrin(ポリアセタール樹脂(POM))P/0.5)、直径12.5mm円柱状
[測定条件]Test Speed:0.5mm/sec, Applied Force:100g, Contact Time:10sec
【0038】
[参考製造例1:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステル]
平均グルコース重合度30のデキストリン21.41g(0.132mol)をジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62g(0.666mol)とからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)120g(0.396mol)を30分かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質107gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
尚、エメリー型の出発原料はコグニス社製のEMARSOL873を用いた。本原料の脂肪酸組成は分岐飽和脂肪酸が60mol%、その他の脂肪酸が40mol%(パルミチン酸10mol%を含む)のものを用いた。(以下同様)
置換度は2.2、イソステアリン酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は161gであった。
【0039】
[参考製造例2〜4:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステル]
参考製造例1記載の原料・方法に準じ、
参考製造例2は、平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.172mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度1.0、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は35gであった。
参考製造例3は、平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.224mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度1.4、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は45gであった。
参考製造例4は平均グルコース重合度30のデキストリン0.132molに対し、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)を0.502mol用い、デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステルを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度2.6、分岐飽和脂肪酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は750gであった。
【0040】
[参考製造例5:デキストリンイソステアリン酸エステル]
イソステアリン酸クロライド(エメリー型)の代わりにイソステアリン酸クロライド(ガーベット反応型)を用いた以外は参考製造例1と同様に作成し、淡黄色の樹脂状物質80gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
尚、ガーベット反応型の出発原料は日産化学工業社製のファインオキソコール イソステアリン酸−Nを用いた。
置換度は1.8、イソステアリン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は173gであった。
【0041】
[参考製造例6:デキストリンイソステアリン酸エステル]
イソステアリン酸クロライド(エメリー型)の代わりにイソステアリン酸クロライド(アルドール縮合型)を用いた以外は参考製造例1と同様に作成し、淡黄色の樹脂状物質60gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
尚、アルドール縮合型の出発原料は日産化学工業社製のファインオキソコール イソステアリン酸を用いた。
置換度は1.2、イソステアリン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は61gであった。
【0042】
[参考製造例7:デキストリンイソアラキン酸/パルミチン酸エステル]
平均グルコース重合度150のデキストリン51.28gをジメチルホルムアミド150g、ピリジン60gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソアラキン酸クロライド132gとパルミチン酸クロライド12gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質145gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸90mol%)
置換度は1.1、イソアラキン酸85mol%、パルミチン酸15mol%、粘度は0mPa・s、タック性は45gであった。
【0043】
[参考製造例8:デキストリンイソ酪酸/カプリン酸エステル]
平均グルコース重合度5のデキストリン34.19gを3−メチルピリジン215gに70℃で分散させ、イソ酪酸クロライド50g及びカプリン酸クロライド60gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をエタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質98gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%)
置換度は2.9、イソ酪酸63mol%、カプリン酸37mol%、粘度は0mPa・s、タック性は255gであった。
【0044】
[参考製造例9:デキストリンイソパルミチン酸エステル]
平均グルコース重合度100のデキストリン23.62gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソパルミチン酸クロライド100gを30分間滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質90gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸100mol%)
置換度は2.0、イソパルミチン酸100mol%、粘度は0mPa・s、タック性は204gであった。
【0045】
[参考製造例10:デキストリンイソノナン酸/ステアリン酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン36.34gをジメチルホルムアミド120g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソノナン酸クロライド41g及びステアリン酸クロライド58gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質95gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸55mol%)
置換度は1.6、イソノナン酸51mol%、ステアリン酸49mol%、粘度は0mPa・s、タック性は64gであった。
【0046】
[参考製造例11:デキストリン2−エチルヘキサン酸/ベヘン酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン54.56gをジメチルホルムアミド150g、3−メチルピリジン130gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、2−エチルヘキサン酸クロライド147g、次いでベヘン酸クロライド36gを計30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質95gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸90mol%)
置換度は2.3、2−エチルヘキサン酸95mol%、ベヘン酸5mol%、粘度は0mPa・s、タック性は138gであった。
【0047】
[参考製造例12:デキストリンイソパルミチン酸/酢酸エステル]
平均グルコース重合度20のデキストリン22.56gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン70gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソパルミチン酸クロライド110g及び無水酢酸10gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質96gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸80mol%)
置換度は2.8、イソパルミチン酸79mol%、酢酸21mol%、粘度は0mPa・s、タック性は430gであった。
【0048】
[参考製造例13:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)/オレイン酸エステル]
平均グルコース重合度40のデキストリン19.99gをジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62gとからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)108gとオレイン酸クロライド12gの混合物を30分間かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質88gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸54mol%)
置換度は2.2、イソステアリン酸54mol%、オレイン酸10mol%、粘度は0mPa・s、タック性は350gであった。
【0049】
実施例1〜8および比較例1〜4:下地化粧料(アンダーメークアップ)
表1に示す組成の下地化粧料を以下に示す製造方法により調整し、水中油型下地化粧料の「しっとり感」、「滑らかな止まり」、及び併用するパウダーファンデーションの化粧膜持続性、リキッドファンデーションの化粧膜持続性の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価し、結果を合わせて表1に示した。
【0050】
【表1】
*1:エステルガムHP[荒川化学工業社製]
*2:パインフローS[松谷化学工業社製]
*3:レオパールKL[千葉製粉社製]
*4:レオパールTT[千葉製粉社製]
【0051】
(製造方法)
A:成分10〜12を加熱溶解し、同じく加熱溶解した成分1〜9を注入し、80℃で乳化する
B:成分13を添加し、均一に分散させる。
C:室温まで冷却後、容器に充填して下地化粧料を得た。
【0052】
(評価方法1)
上記実施例及び比較例の下地化粧料を、化粧品専門パネル20名に使用してもらい、下地化粧料を用いたときの「しっとり感」、「止まりの滑らかさ」について、各パネルが以下の評価基準により評点を付し、調製した下地化粧料毎に全パネルの評点の平均点を算出し、以下の判定基準により判定した。
〔評価基準〕
評価 :評点
非常に良好:5点
良好 :4点
普通 :3点
やや不良 :2点
不良 :1点
〔判定基準〕
全パネルの評点の平均点:判定
4.5以上 :◎
3.5以上〜4.5未満:○
2.0以上〜3.5未満:△
2.0未満 :×
【0053】
(評価方法2)化粧膜持続性の評価
ウレタン製人工皮膚(BEAULAX社製 バイオプレート)に、上記実施例及び比較例の下地化粧料0.1gを、3cm×5cmの長方形状に均一に指にて塗布し、化粧用マットにて、下記2種のファンデーション各々、約0.1gを均一に塗布した。10分後に塗布面の上から水道水を毎分3リットルで60秒間流水し、その後観察した。
〔パウダーファンデーション〕
成 分 (%)
(1)タルク 残量
(2)マイカ 15
(3)酸化チタン 14
(4)合成金雲母 10
(5)メタクリル酸メチルクロスポリマー 5
(6)黄酸化鉄 1.5
(7)赤酸化鉄 0.5
(8)黒酸化鉄 0.2
(9)シリカ 3
(10)合成ワックス 1
(11)硫酸バリウム 2
(12)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 3
(13)ジメチコン 4
(14)コハク酸ジオクチル 4
〔製法〕
A:成分1〜11を混合する
B:成分12〜14を混合する
C:AにBを添加し、混合する
D:Cを粉砕処理する
【0054】
〔リキッドファンデーション〕
成 分 (%)
(1)酸化チタン 10
(2)タルク 6
(3)黄酸化鉄 1.5
(4)赤酸化鉄 0.5
(5)黒酸化鉄 0.2
(6)マイカ 1
(7)PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1
(8)水 残量
(9)BG 1
(10)グリセリン 0.5
(11)DPG 0.1
(12)塩化ナトリウム 0.3
(13)エタノール 6
(14)シクロメチコン 20
(15)フェニルトリメチコン 5
(16)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 3
(17)ジメチコン 2
(18)PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1
〔製法〕
A:成分1〜7を混合し、ローラーにて処理する
B:成分8〜13を均一に混合溶解する
C:成分14〜18を均一に溶解する
D:AにCを加え均一に混合する
E:DにBを加え乳化する
【0055】
〔評価基準〕
変化なし :◎
わずかに変化したが、化粧膜は持続している:○
変化し、化粧膜がほぼ持続していない :△
変化し、化粧膜がまったく持続していない :×
【0056】
表1の結果から明らかなように、本発明に関わる実施例1〜8の下地化粧料は、止まりの滑らかさ、しっとり感、パウダーファンデーションの化粧膜持続性、リキッドファンデーションの化粧膜持続性の全ての項目に優れていた。一方、イソステアリン酸デキストリンの代わりにロジン酸ペンタエリスリトール、デキストリン、パルミチン酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリンを用いた比較例1〜4では、特に後から使用するパウダーファンデーションや、リキッドファンデーションの化粧膜持続性に劣っていた。
【0057】
実施例9:水中油型コントロール下地化粧料
(成分) (%)
(1)水 残量
(2)水添レシチン 1.5
(3)コレステロール 0.1
(4)グリセリン 5
(5)BG 7
(6)マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル*5 2
(7)エチルヘキサン酸セチル 1.2
(8)(ジメチコン/ビニルジメチコン)コポリマー*6 0.5
(9)ジメチコン*7 3
(10)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 3
(11)参考製造例1のデキストリン脂肪酸エステル 1
(12)イソステアリン酸 0.6
(13)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)*8 0.6
(14)水 適量
(15)PEG−400 1.2
(16)カルボマー 1.5
(17)アルギニン 0.16
(18)水酸化Na 0.16
(19)水 適量
(20)エタノール 7
(21)メチルパラベン 0.2
(22)PVP 0.6
(23)合成金雲母 5
(24)メタクリル酸メチルクロスポリマー 1
(25)酸化亜鉛 0.5
(26)シリカ 0.1
(27)酸化鉄 0.1
(28)タルク 3
*5:YOFCO MAS[日本精化社製]
*6:KSG−16[信越化学社製]
*7:シリコンKF−96(6CS)[信越化学社製]
*8:エルデュウPS−203[味の素社製]
【0058】
(製造方法)
1:成分1〜5をディスパーにて分散し、70℃に加熱する
2:1に成分6〜13を添加混合する
3:成分14〜15を70℃に加熱する
4:3に2を加え、乳化する
5:4に成分16〜22を加え均一に混合する
6:5を冷却する
7:45℃にて成分23〜28を添加し均一に混合する
8:7を室温まで冷却し、取り出す
【0059】
得られた水中油型コントロール下地化粧料は、しっとり感、止まりの滑らかさ、及び後から使用するファンデーションの化粧膜持続性が良好なものであった。