特許第5770008号(P5770008)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5770008-ブラウン管の防爆用バンドの取外し方法 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5770008
(24)【登録日】2015年7月3日
(45)【発行日】2015年8月26日
(54)【発明の名称】ブラウン管の防爆用バンドの取外し方法
(51)【国際特許分類】
   H01J 9/52 20060101AFI20150806BHJP
   H01J 29/87 20060101ALI20150806BHJP
【FI】
   H01J9/52 A
   H01J29/87
【請求項の数】2
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2011-98325(P2011-98325)
(22)【出願日】2011年4月26日
(65)【公開番号】特開2012-230823(P2012-230823A)
(43)【公開日】2012年11月22日
【審査請求日】2014年2月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】506347517
【氏名又は名称】DOWAエコシステム株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】508145986
【氏名又は名称】アクトビーリサイクリング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100062982
【弁理士】
【氏名又は名称】澤木 誠一
(74)【代理人】
【識別番号】100102749
【弁理士】
【氏名又は名称】澤木 紀一
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 吉博
(72)【発明者】
【氏名】田上 博貴
(72)【発明者】
【氏名】寒川 智洋
(72)【発明者】
【氏名】西川 裕矢
(72)【発明者】
【氏名】嶋 洋幸
(72)【発明者】
【氏名】白瀬 守
【審査官】 遠藤 直恵
(56)【参考文献】
【文献】 特開平01−255129(JP,A)
【文献】 特開2002−313236(JP,A)
【文献】 特開昭64−053716(JP,A)
【文献】 特開2007−196268(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01J 9/24−9/52
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブラウン管に巻かれた防爆用バンドの端部をブラウン管から引きはがす工程と、
この引きはがされた端部を互いに隣接する複数の棒状の爪によって挟む工程と、
上記爪をこれら爪に共通な軸の周りに回動して上記防爆用バンドを巻き取る工程と、上記爪を上記共通の軸の周りに回動すると同時に上記ブラウン管を上記爪の回動方向と同一方向に、上記ブラウン管のパネル表面の中心と上記ブラウン管のネック部を通る軸線を中心として回動する工程と、
より成ることを特徴とするブラウン管の防爆用バンドの取外し方法。
【請求項2】
上記防爆用バンドがガイドによって支持されながら巻き取られることを特徴とする請求項1記載のブラウン管の防爆用バンドの取外し方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラウン管の防爆用バンドの取外し方法、特に、防爆用バンドの引きはがし端部を巻き取ることによって防爆用バンドをブラウン管から取り外す、ブラウン管の防爆用バンドの取外し方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図5及び図6において、1は従来既知のブラウン管、2はガラスから成る一般に矩形状のパネル、3はこのパネル2に接合された鉛を含むガラスから成る漏斗状のファンネル、4はそのネック部、5は上記パネル2とファンネル3の接続部外周に巻回せしめ金属性の防爆用バンドを示す。
【0003】
この防爆用バンド5は、パネルとファンネルの分別工程において、取り外す作業が必要となる。このためのブラウン管の防爆用バンドの取外し装置としては特許文献1に示されたものがある。
【0004】
この防爆用バンドの取外し装置では、バンドをバンドソーで切断してバンドの端部を引き出し、バンドを取外すようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平1−255129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
然しながら、このような防爆用バンドの取外し装置による取外しでは、取外したバンドの占有容積を減少できずその移送や処理が困難であった。
【0007】
本発明は、上記の欠点を除くようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のブラウン管の防爆用バンドの取外し方法は、ブラウン管に巻かれた防爆用バンドの端部をブラウン管から引きはがす工程と、この引きはがされた端部を互いに隣接する複数の棒状の爪によって挟む工程と、上記爪をこれら爪に共通な軸の周りに回動して上記防爆用バンドを巻き取る工程と、上記爪を上記共通の軸の周りに回動すると同時に上記ブラウン管を上記爪の回動方向と同一方向に、上記ブラウン管のパネル表面の中心と上記ブラウン管のネック部を通る軸線を中心として回動する工程と、
より成ることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のブラウン管の防爆用バンドの取外し方法においては、上記防爆用バンドがガイドによって支持されながら巻き取られることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明のブラウン管の防爆用バンドの取外し方法によれば、防爆用バンドをブラウン管から容易に取り外し、小さな直径の塊りとすることができ、簡単に移動処理できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の防爆用バンドの引きはがし方法を示すブラウン管の正面図である。
図2図1に示すブラウン管の平面図である。
図3】本発明の防爆用バンドの巻き取り工程説明図である。
図4】本発明による防爆用バンドの巻き取り工程説明図である。
図5】従来のブラウン管の正面図である。
図6図4に示すブラウン管の平面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
【実施例1】
【0014】
本発明においては図1に示すようにブラウン管1の周りに巻かれた防爆用バンド5をカッター等で切断し、防爆用バンド5の切断端をブラウン管1の周りから引きはがし、この引きはがした端部6を、図2に示すように互いに隣接せしめた複数の例えば4本の、直径例えば16mmの棒状の爪7で表、裏から挟み、図3に示すようにこの爪7を一体にこれら爪に共通の縦軸を中心として例えば時計方向に回動してバンド5を巻き取り、同時にブラウン管1も上記パネル2の表面の中心と上記ネック部4を通る軸線を中心として同一の方向例えば時計方向に回動せしめる。この際巻き取られるバンド5はL型ガイド8によってガイドしこの結果、巻き取られたバンド5は図4に示すように例えば直径150mmの小さな塊り9のようになるからその処理及び搬送が極めて容易となる。
【0015】
棒状の爪7は、防爆用バンドを挟むことのできる2本以上を備えればよいが、好ましくは4〜6本がよい。4本以上であればバンドのつかみ易さが向上し、6本を超えると設計コストが高価となってしまう。爪7の直径はバンド5の厚みや強度にもよるが、10〜20mmであればよい。爪7の材質には、例えば焼入れ丸鋼などを使用できる。
【0016】
バンド5の巻取り時の回動速度は、例えば10〜200mm/sとすることができる。
【0017】
L型ガイド8は処理対象のブラウン管の大きさによるが、一辺を30〜100cm程度とすることができる。L字型の内角は60°〜120°であればよい。L型ガイド8の材質には、例えばステンレス鋼などを使用できる。
【符号の説明】
【0018】
1 ブラウン管
2 パネル
3 ファンネル
4 ネック部
5 防爆用バンド
6 端部
7 爪
8 ガイド
9 塊り
図1
図2
図3
図4
図5
図6