【実施例】
【0099】
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。但し、本発明はこれら実施例にその技術的範囲が限定されるものではない。
【0100】
〔実施例1〕モノクローナル抗体の調製
(1)抗原の調製
1-1) ヒトHIG1部分ペプチド(20アミノ酸)の合成
ヒトHIG1ポリペプチドの1-19位のアミノ酸配列のN末に、キャリアタンパク質複合体形成用にシステインを付加した部分ペプチドCMSTDTGVSLPSYEEDQGSK(配列番号13)(20アミノ酸)(以後、HIG1p20と略す)を、株式会社東レリサーチセンター(東京)にペプチド合成を委託し作製した(純度98%)。
【0101】
1-2) ハプテン−キャリアタンパク質複合体の作製
ハプテン−キャリアタンパク質複合体作製キット(PIEERCE Biotechnology社、No.77607、MBS法)を用いて、HIG1p20とキャリアタンパク質との複合体作製を行った。即ち、10 mg/mLのマレイミド活性化キャリアタンパク質0.2 mLと1 mg/mLのHIG1p20合成ペプチド0.2 mLを混合し、室温で2時間静置し反応した。その後、10 mMリン酸緩衝生理食塩水、pH7.4(PBS)で4℃、24時間透析を行った。キャリアタンパク質としてキーホールリンペット・ヘモシアニン(KLH)あるいは牛血清アルブミン(BSA)を用いた。
【0102】
(2)動物の免疫
2 mg/mLの抗原(HIG1p20-KLH)を、等量のフロイント完全アジュバント(CFA)(SIGMA社製、F-5881)と混合してエマルジョンを作製したのち、0.1 mL(抗原0.1 mg)/匹ずつ、BALB/cマウス(雌、6〜8週齡)の尾根部皮内に免疫した。2週間後、0.1 mg/mLの抗原と等量のAlumアジュバント(PIERCE社製、77140)との混合液を0.2 mL(抗原0.01 mg)/匹ずつ腹腔内に追加免疫を行った。初回免疫時から1〜2週間間隔で尾静脈より採血を行い、抗体価の確認を行った。
【0103】
(3)抗体価の測定
抗体価は酵素免疫測定法(ELISA)を用いて測定した。すなわち、抗原としてHIG1p20-BSAを10μg/mL(50 mM炭酸緩衝液、pH9.6、SIGMA、No.C3041)の濃度で50μL/wellずつ、室温で96ウェルプレート(IWAKI、No.3801-096)にコーティングした。0.05w/v% Tween20を含むPBS(PBS-T)で3回洗浄後、10v/v% Fetal Bovine Serum(10%FBS)を含むPBSで1時間ブロッキングした。ブロッキング液を吸入除去後、10% FBSを含むPBS-T(10% FBS-PBS-T)で段階(2百倍、2千倍、2万倍)希釈したマウス血清を50μL/wellずつ入れて室温で1時間静置した。
【0104】
PBS-Tで3回洗浄後、10% FBS-PBS-Tで1000倍に希釈したアルカリフォスファターゼ標識2次抗体(抗マウスIgG、SIGMA社、No.A3563)を50μL/wellずつ入れて室温で1時間静置した。PBS-Tで5回洗浄後、1 mg/mLのp-ニトロフェニルフォスフェート(SIGMA、No.N9389)を含む0.1Mグリシン緩衝液(pH10.4)を100μL/wellずつ入れ、37℃で20分間反応させた。反応後、405 nmの吸光度を測定した(SPECTRAmax250、Molecular Devices社)。その結果、血清の2万倍希釈溶液においても、抗原に対する抗体価の上昇が確認された。
【0105】
(4)細胞融合及び抗体産生ハイブリドーマのクローニング
抗体価の上昇が確認されたマウスの脾臓細胞とミエローマ細胞X-63-Ag8.653とを、5:1の割合でセンダイウイルス・エンベロープ(Hemagglutinating virus of Japan envelope; HVJ-E)法(石原産業株式会社製、GenomONE-CF細胞融合用キット, No.CF004)により細胞融合し、HAT(Gibco、No.21060-017)およびHT(Gibco、No.11067-030)を含む10% FBS含有RPMI-1640培地(SIGMA、No.R8785)でハイブリドーマの選択培養を行った。細胞融合10〜12日目にハイブリドーマ培養上清を回収し、抗体価の測定(前記(3)参照)と同様の手法でELISAによるスクリーニングを行った。
【0106】
上記スクリーニングで選抜されたハイブリドーマの細胞数を測定後、0.5個/wellとなるように96ウェルプレートにまきこみ、限界希釈法によるクローニングを行った。同様にして、ELISAによるスクリーニングで陽性となったハイブリドーマについて再度サブクローニングを行い、ISK-MMH-TK1およびISK-MMH-TK2を選抜した。これらの培養上清中の抗体についてアイソタイピング(Mouse Monoclonal Antibody Isotyping Test kit、DSファーマバイオメディカル、No.MMT1)を行った結果、それぞれIgG1κおよびIgG3κであった。
【0107】
ここで得られたハイブリドーマISK-MMH-TK1およびISK-MMH-TK2は、平成21年8月18日付で、独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センター(〒305-8566茨城県つくば市東1丁目1番地1中央第6)にそれぞれ受託番号FERM P-21835およびFERM P-21836として寄託されている。また、これらの細胞株は、現在国際寄託に移管されており、その受託番号はそれぞれFERM BP-11267およびFERM BP-11266である。
【0108】
〔実施例2〕HIG1-Flagタンパク質の調製
(1)形質転換体の作製
本実施例において、HIG1は特に言及しない限りヒトHIG1を示す。
【0109】
E.coliコンピテントセル(Rosetta(DE3)、Novagen No. 709543)10μLとグルタチオンSトランスフェラーゼ(GST)-HIG1-Flag発現プラスミドpGST-HIG1-Flag(pGEX 6P-1(GE Healthcare社)のMultiple Cloning SiteにHIG1、さらにHIG1の下流にFlagタグ配列を挿入したプラスミド)1μLを混合、氷冷30分、42℃で30秒ヒートショック処理し、氷冷2分後、100μL SOC培地(Novagen No. 709543、付属品)で希釈、37℃で1時間振とう培養した。その後、LB(20μg/mLカナマイシン、34μg/mLクロラムフェニコール、10 mg/mLペプトン、5 mg/mL酵母エキス、10 mg/mL塩化ナトリウム、pH7.4)プレートに塗布し組換え体コロニーを作製した。
【0110】
(2)培養・集菌
プレートに出現した1コロニーを100 mLのLB培地に添加し、フラスコ内37℃、300 rpmで一晩培養を行った。上記の培養液全量を1.5LのLB培地に混合し、37℃、150 rpmでOD
600=0.6まで培養した。15℃にて30分静置後、イソプロピル-β-チオガラクトピラノシド(IPTG)(ナカライテスク社)を終濃度0.5 mMとなるよう添加し15℃で約16時間フラスコ内で振とう培養した。遠心分離した菌体の湿重量を測定し、湿菌体1 gあたり5 mLの超音波破砕用バッファー(50 mM Tris-HCl(pH8.0)、0.15 M NaCl、1 mM EDTA)に懸濁した。氷冷下で超音波破砕(15秒、インターバル30秒、5セット)後、TritonX-100を0.2w/v%となるように添加し、4℃で30分間転倒混和した。菌体破砕液を4℃、10000gで 30分遠心後、その遠心上清を0.45μmフィルターをパスさせた。GST-HIG1-FlagのGSTとHIG1-Flagの間には、PreScission Protease認識配列が存在するので、以下の手順でGSTの切断を行い、HIG1-Flagを調製した。即ち、GSTカラム(GSTrap FF、GE Healthcare社 No.17-5130-01)に、フィルターでパスした菌体破砕液、PreScission Protease反応溶液(50mM Tris-HCl(pH7.5)、0.15 M NaCl、1mM EDTA、1mM DTT)、PreScission Protease(GE Healthcare社No.27-0843-01)溶液を順次通し、カラムを4℃で一晩静置しGSTを切断した後、GSTカラムにPreScission Protease反応溶液を加え、HIG1-Flag溶液を回収した。この溶液を透析膜(Spectra/Por6 MWCO:1000、Spectrum Laboratories Inc.、No.132636)を用いてPBSに置換することによってHIG1-Flag溶液を得た。
【0111】
〔実施例3〕本発明のモノクローナル抗体の性質の検討1
本実施例では、モノクローナル抗体のHIG1ポリペプチドに対する特異性をELISA競合反応試験により確認した。
【0112】
すなわち、固相抗原として実施例2で得られたHIG1-Flagを2.5μg/mL(50 mM 炭酸緩衝液pH9.6、SIGMA、No.C3041)の濃度で50μL/wellずつ、室温で1時間プレートにコーティングした。PBS-Tで3回洗浄後、10% FBSを含むPBS(10% FBS-PBS)で1時間ブロッキングした。PBS-Tで3回洗浄後、実施例1で得られた抗体培養上清のPBS-T希釈液と競合物質の希釈溶液(PBS-Tで段階希釈)とを混合し、室温で1時間反応した。上記反応液をプレートに50μL/wellずつ入れてさらに室温で1時間静置した。なお、抗体培養上清の希釈率は競合物質がない時の吸光度が1付近となるよう予備試験にて前もって決定した(ISK-MMH-TK1は2万倍希釈、ISK-MMH-TK2は3200倍希釈)。また競合物質としてHIG1-Flag(0.167μg/mLから公比3倍で8段希釈)、KLH(100μg/mLから公比3倍で8段希釈)、またはGST(100μg/mLから公比3倍で8段希釈)を用いた。PBS-Tで3回洗浄後、10% FBS-PBS-Tで1000倍希釈したアルカリフォスファターゼ標識2次抗体(抗マウスIgG)を50μL/wellずつ入れて室温で1時間静置した。PBS-Tで5回洗浄後、1 mg/mLのp-ニトロフェニルフォスフェートを含む0.1Mグリシン緩衝液 (pH10.4)を100μL/wellずつ入れ、37℃で1時間反応させた。反応後、405 nmの吸光度を測定した。実施例1で得られたISK-MMH-TK1とISK-MMH-TK2についての結果を
図1に示す。
【0113】
両抗体とも0.7-6.2 ng/mLの範囲でHIG1-Flagを定量的に測定することが可能であった。HIG1-Flagに対するモノクローナル抗体の解離定数Kd値は、「Antibody engineering; A Practical Approach(Edited by McCaffety J., et al.), Chapter 4, 77-97, IRL Press Oxford」を参考に算出した。その結果、それぞれのクローンが産生するモノクローナル抗体のKd値は、ISK-MMH-TK1は2.2×10
-10 M、ISK-MMH-TK2は1.7×10
-10 Mであった。
【0114】
〔実施例4〕本発明のモノクローナル抗体の性質の検討2
本実施例では、モノクローナル抗体のウエスタンブロッティングでの反応性を確認した。
【0115】
実施例2で作製したHIG1-FlagをSDS-PAGE(15w/v%ゲル)後、クリアブロットメンブレン(アトー、No.AE-6667)に転写した後、5w/v%スキムミルク(森永乳業)入りの0.1w/v% Tween20を含有した20 mMトリス緩衝生理食塩水(TBS-T)で4℃、16〜18時間ブロッキング操作を行った。本実施例における以後の操作は特に言及しない限り室温で行った。ブロッキング液を除去後、10% FBS-PBS-Tで0.5μg/mLの濃度に調製した実施例1で得られた抗体培養上清と1時間反応を行った。メンブレンをTBS-Tで3回洗浄後、TBS-Tで5000倍希釈した2次標識抗体(Anti-Mouse IgG, HRP-Linked Whole Ab Sheep、GE Healthcare、No.NA931-100UL)で1時間反応した。続いてTBS-Tで3回洗浄後、発光基質のECL Plus Western Blotting Detection Reagents (GE Healthcare、No.RPN2132)と5分間反応させ、LAS-3000ルミノイメージアナライザー(FUJIFILM)にて解析した。結果を
図2に示す。
【0116】
その結果、ISK-MMH-TK1では3.25 ng-15 ng、ISK-MMH-TK2では15 ng-60 ngの範囲でHIG1-Flagタンパク質の用量に依存したバンドが検出された。
【0117】
〔実施例5〕本発明のモノクローナル抗体の性質の検討3
本実施例では、細胞に遺伝子導入し発現させたHIG1分子への反応性を確認した。
【0118】
SAS(ヒト舌扁平上皮癌)細胞3×10
4個/wellを48ウェル培養プレート(Corning、No.3548)に10% FBS含有D’MEM(SIGMA、No.D5796)液に懸濁、播種し1日培養(37℃、5%CO
2)後、Lipofectamine 2000(Invitrogen、No.11668-027)とpCAG-Flag-HIG1(CAGプロモーター下流にFlagタグ配列、さらにその下流にHIG1配列を挿入したプラスミド)のプラスミドDNAとのコンプレックスを添加することにより遺伝子導入し、さらに1日培養した。その後PBSで2回洗浄後、以下の方法にて免疫染色を行った。即ち、4w/v%パラフォルムアルデヒドにて細胞を固定(室温、10分間)し、PBSで1回洗浄後、0.2w/v%TritonX-100を含むPBSで室温、5分間処理した。続いてPBSで2回洗浄し、1w/v%BSAを含むPBSで4℃、16〜18時間ブロッキング処理した後、10% FBS-PBS-Tで0.5μg/mLの濃度に調製した実施例1で得られた抗体培養上清と1時間室温で反応を行った。なお、陰性対照として、市販のコントロールマウス抗体(IgG1κfrom murine myeloma, SIGMA社 No.M9269-1MG)を使用した。次にPBSで3回洗浄後、10% FBS-PBS-Tで500倍希釈したAlexaFlour488蛍光標識抗マウスIgG抗体(Invitrogen、No.A11017)で室温1時間反応した。さらにPBSで3回洗浄後、蛍光顕微鏡(OLYMPUS、No.IX70)にて観察した。なお本実施例の洗浄操作は全て室温で実施した。結果を
図3に示す。
【0119】
〔実施例6〕本発明のモノクローナル抗体の可変領域の解析
ISK-MMH-TK1およびISK-MMH-TK2の可変領域の遺伝子配列を以下の方法により解析した。
【0120】
ハイブリドーマISK-MMH-TK1およびISK-MMH-TK2より、RNeasy Mini kit(QIAGEN社)を用いて、総RNAを抽出した。得られた総RNAはReady-To-Go You-Prime First Strand Beads(GE Healthcare社)を用いて逆転写反応を行い、cDNAを合成した。逆転写反応に使用したプライマーは、L鎖、H鎖各々の定常領域にマッチするように設計した。それらプライマーの配列は以下の通りである。
L鎖(ISK-MMH-TK1, ISK-MMH-TK2共通) cgactagtcgactggtgggaagatggatacag(配列番号14)
ISK-MMH-TK1のH鎖 cgacaagtcgactagcccttgaccaggcatcc(配列番号15)
ISK-MMH-TK2のH鎖 cgactagtcgactagcctttgacaaggcatcc(配列番号16)
【0121】
これらcDNAを鋳型として、以下のPCR反応を行った。即ち、GeneAmp PCR system 9700(Applied Biosystems社)を用いて94℃30秒、55℃30秒、72℃30秒 のステップを10サイクルした後、94℃30秒、60℃30秒、72℃30秒 のステップを20〜25サイクル繰り返すPCR反応を行った。PCR酵素にはEx Taq(TaKaRa社)を使用した。PCR反応に使用したプライマーセットは、L鎖、H鎖各々の可変部位を増幅するために、リーダー配列、定常領域にマッチするようにそれぞれ設計した。それらプライマーの配列は以下の通りである。
L鎖(ISK-MMH-TK1,ISK-MMH-TK2共通) ctgwtgttctggattcctg(配列番号17) 及び cgactagtcgactggtgggaagatggatacag(配列番号14、逆転写にも使用)
ISK-MMH-TK1のH鎖 ctcctgtcaktaactkcaggt(配列番号18) 及び cgacaagtcgactagcccttgaccaggcatcc(配列番号15、逆転写にも使用)
ISK-MMH-TK2のH鎖 tgttgacagycvttcckggt(配列番号19) 及び cgactagtcgactagcctttgacaaggcatcc(配列番号16、逆転写にも使用)
※w=a又はt, k=t又はg, y=t又はc, v=a, c又はg
【0122】
PCR増幅産物を2w/v%アガロースゲル電気泳動し、単一バンドであれば、QIAquick PCR Purification Kit(QIAGEN社)で精製し、複数バンドの場合には、泳動ゲルより目的のDNA断片を含む部分を切り出し、Wizard SV Gel and PCR Clean-Up System(Promega社)を用いて精製した。これら、精製したPCR増幅産物をシークエンス反応の鋳型DNAとして用いた。BigDye Terminator Cycle Sequencing Kit(Applied Biosystems社)及びPCR反応の際に使用した各プライマーを用いてシークエンス反応を行い、3100-Avant Genetic Analyzer(Applied Biosystems社)でシークエンス解析した。シークエンス反応の際に使用したプライマーの配列は以下の通りである。
L鎖(ISK-MMH-TK1,ISK-MMH-TK2共通) ctgwtgttctggattcctg(配列番号17) あるいは cgactagtcgactggtgggaagatggatacag(配列番号14)
ISK-MMH-TK1のH鎖 ctcctgtcaktaactkcaggt(配列番号18) あるいは cgacaagtcgactagcccttgaccaggcatcc(配列番号15)
ISK-MMH-TK2のH鎖 tgttgacagycvttcckggt(配列番号19) あるいは cgactagtcgactagcctttgacaaggcatcc(配列番号16)
【0123】
シークエンス解析の結果、推測されるPCR反応で増幅されたDNA断片の配列(プライマー配列部分は小文字で表記)、及び、そのDNA配列をもとに変換したアミノ酸配列、及び当該アミノ酸配列から決定された各CDRのアミノ配列は以下の通りであった。尚、各CDRのアミノ酸配列は、Infection and Immunity, Vol.68, p.1871-p.1878, 2000を参考に決定した。
【0124】
ISK-MMH-TK1 L鎖(DNA配列)
ctgwtgttctggattcctgCTTCCAGCAGTGATGTTTTGATGACCCAAACTCCACTCTCCCTGCCTGTCAGTCTTGGAGATCAAGCCTCCATCTCTTGCAGATCTAGTCAGAGCATTGTACATAGTAATGGAAACACCTATTTAGAATGGTACCTGCAGAAACCAGGCCAGTCTCCAAAGCTCCTGATCTACAAAGTTTCCAACCGATTTTCTGGGGTCCCAGACAGGTTCAGTGGCAGTGGATCAGGGACAGATTTCACACTCAAGATCAGCAGAGTGGAGGCTGAGGATCTGGGAGTTTATTACTGCTTTCAAGGTTCACATGTTCCGTGGACGTTCGGTGGAGGCACCAAGCTGGAAATCAAACGGGCTGATGCTGCACCAActgtatccatcttcccaccagtcgactagtcg(配列番号20)
【0125】
ISK-MMH-TK1 H鎖(DNA配列)
ctcctgtcaktaactkcaggtGTCCTCTCTGAGGTCCAGCTGCAACAGTCTGGACCTGAGCTGGTGAAGCCTGGGGCTTCAGTGAAGATTTCCTGCAAGACTTCTGGATACACATTCACTAAATACACCATGCACTGGGTGAAGCAGAGCCATGGAAAGAGCCTTGAGTGGATTGGAGGTATTAATCCTAACAATGGTGGTAGTAGGTATGACCAGAAGTTCAGGGGCAAGGCCACATTGACTGTAGACAAGTCCTCCAGCACAGCCTACATGGAGTTCCGCAGCCTGACATCTGAGGATTCTGCAGTCTATTACTGTGCAAGAGACTTTGTTTACTGGGGCCAAGGGACTCTGGTCACTGTCTCTGCAGCCAAAACGACACCCCCATCTGTCTATCCACTGGCCCCTGGATCTGCTGCCCAAACTAACTCCATGGTGACCCTGggatgcctggtcaagggctagtcgacttgtcg(配列番号21)
【0126】
ISK-MMH-TK2 L鎖(DNA配列)
ctgwtgttctggattcctgCTTCCAGCAGTGATGTTGTGATGACCCAAATTCCACTCTCCCTGCCTGTCAGTCTTGGAGATCAAGCCTCCATCTCTTGCAGATCTACTCAGAGCCTTGTACACAGTAATGGAAACACCTATTTACATTGGTTCCTGCAGAAGCCAGGCCAGTCTCCAAAGCTCCTGATCTACAAAGTTTCCAACCGATTTTCTGGGGTCCCAGACAGGTTCAGTGGCAGTGGATCAGGGACAGATTTCACACTCAAGATCAGCCGAGTGGAGGCTGAGGATCTGGGAGTTTATTTCTGCTCTCAAAGTAAATATGTTCCTCGGACGTTCGGTGGAGGCACCAAGCTGGAAATCAAACGGGCTGATGCTGCACCAActgtatccatcttcccaccagtcgactagtcg(配列番号22)
【0127】
ISK-MMH-TK2 H鎖(DNA配列)
tgttgacagycvttcckggtATCCTGTCTGATGTGCAGCTTCAGGACTCAGGACCTGGTCTGGTGAAACCTTCTCAGACAGTGTCCCTCACCTGCACTGTCACTGGCATCTCCATCACCACTGGAAATTTCAGATGGAGCTGGATCCGGCAGTTTCCAGGAAACAAACTGGAGTGGATAGGGTACATATACTACAGTGGTACCATTACCTACAATCCATCTCTCACAAGTCGAACCACCATCACTAGAGACACTTCCAAGAACCAATTCTTCCTGGAAATGAACTCTTTGACTGCTGAAGACACAGCCACATACTACTGTGCACGAGAACTCTACGGCTACGGGTACTTCGATGTCTGGGCCGCAGGGACCACGGTCACCGTCTCCTCAGCTACAACAACAGCCCCATCTGTCTATCCCTTGGTCCCTGGCTGCAGTGACACATCTGGATCCTCGGTGACACTGggatgccttgtcaaaggctagtcgactagtcg(配列番号23)
【0128】
ISK-MMH-TK1 L鎖(アミノ酸配列)
LXFWIPASSSDVLMTQTPLSLPVSLGDQASISCRSSQSIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPKLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDLGVYYCFQGSHVPWTFGGGTKLEIKRADAAPTVSIFPPVD*S(配列番号24)
【0129】
ISK-MMH-TK1 H鎖(アミノ酸配列)
LLSXTXGVLSEVQLQQSGPELVKPGASVKISCKTSGYTFTKYTMHWVKQSHGKSLEWIGGINPNNGGSRYDQKFRGKATLTVDKSSSTAYMEFRSLTSEDSAVYYCARDFVYWGQGTLVTVSAAKTTPPSVYPLAPGSAAQTNSMVTLGCLVKG*STC(配列番号25)
【0130】
ISK-MMH-TK2 L鎖(アミノ酸配列)
LXFWIPASSSDVVMTQIPLSLPVSLGDQASISCRSTQSLVHSNGNTYLHWFLQKPGQSPKLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDLGVYFCSQSKYVPRTFGGGTKLEIKRADAAPTVSIFPPVD*S(配列番号26)
【0131】
ISK-MMH-TK2 H鎖(アミノ酸配列)→上記DNA配列の3塩基目からアミノ酸に変換
LTXXXGILSDVQLQDSGPGLVKPSQTVSLTCTVTGISITTGNFRWSWIRQFPGNKLEWIGYIYYSGTITYNPSLTSRTTITRDTSKNQFFLEMNSLTAEDTATYYCARELYGYGYFDVWAAGTTVTVSSATTTAPSVYPLVPGCSDTSGSSVTLGCLVKG*STS(配列番号27)
※Xは混合プライマーの2種類以上の塩基(w=a又はt, k=t又はg, y=t又はc, v=a, c又はg)に相当する部分である。
※ *は終止コドンである。
【0132】
ISK-MMH-TK1 (CDRのアミノ酸配列)
重鎖CDR1:KYTMHG(配列番号1)
重鎖CDR2:INPNNGGSRYDQKFRG(配列番号2)
重鎖CDR3:DFVY(配列番号3)
軽鎖CDR1:RSSQSIVHSNGNTYLE(配列番号4)
軽鎖CDR2:KVSNRFS(配列番号5)
軽鎖CDR3:FQGSHVP(配列番号6)
【0133】
ISK-MMH-TK2 (CDRのアミノ酸配列)
重鎖CDR1:TGNFRWS(配列番号7)
重鎖CDR2:YIYYS GTITYNPSLTS(配列番号8)
重鎖CDR3:RELYGYGYFDV(配列番号9)
軽鎖CDR1:RSTQSLVHSNGNTYLH(配列番号10)
軽鎖CDR2:KVSNRFS(配列番号11)
軽鎖CDR3:SQSKYVP(配列番号12)