【文献】
Lentzsch, Suzanne et al,S-3-amino-phthalimido-glutarimide inhibits angiogenesis and growth of B-cell neoplasias in mice,Cancer Research,2002年,62(8),2300-2305
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
請求項1記載の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩を含む、患者における血小板の過剰、又は所望されない活性化によって引き起こされ、増悪し又はその結果生じる疾患又は症状を治療するための医薬。
【発明を実施するための形態】
【0015】
I.定義
ここで使用される場合、「アルキル」なる用語は、それ自体又は他の置換基の一部として、他に記載されないならば、指定された炭素原子数を有する直鎖状又は分枝状の炭化水素基を意味する(即ち、C
1−6は1〜8の炭素原子を意味する)。アルキル基の具体例には、メチル、エチル、n-プロピル、イソ-プロピル、n-ブチル、t-ブチル、イソ-ブチル、sec-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチル等が含まれる。「アルケニル」なる用語は、一又は複数の二重結合を有する不飽和のアルキル基を意味し、モノ−及びポリ−ハロゲン化変異体を含むことを意味する。同様に、「アルキニル」なる用語は、一又は複数の三重結合を有する不飽和アルキル基を意味し、モノ−及びポリ−ハロゲン化変異体を含むことを意味する。このような不飽和アルキル基の具体例には、ビニル、2-プロペニル、クロチル、2-イソペンテニル、2-(ブタジエニル)、2,4-ペンタジエニル、3-(1,4-ペンタジエニル)、エチニル、1-及び3-プロピニル、3-ブチニル、及び高級ホモログ及び異性体が含まれる。「シクロアルキル」、「カルボサイクリック」、又は「炭素環」は、示された環原子数を有し、完全に飽和しているか、又は環頂点の間の二重結合が一を越えない炭化水素環(例えば、C
3-6シクロアルキル)を意味する。ここで使用される場合、「シクロアルキル」、「カルボサイクリック」又は「炭素環」は、二環式、多環式、及びスピロ環式の炭化水素環、例えばビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ピナン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、アダマンタン、ノルボレン(norborene)、スピロ環式C
5-12アルカン等を指すことをまた意味する。「シクロアルキル」、「カルボサイクリック」又は「炭素環」は環炭素原子を介して分子の残部と結合し得、又は、そのように述べられる場合、選択的に、「シクロアルキル」、「カルボサイクリック」又は「炭素環」の環は分子の残部と縮合し得る。例えばベンゼン環に縮合される「シクロアルキル」、「カルボサイクリック」又は「炭素環」の環の非限定的例は、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン、2,3-ジヒドロ-1H-インデン、(Z)-6,9-ジヒドロ-5H-ベンゾ[7]アンヌレン等を含む。
【0016】
「ヘテロアルキル」なる用語は、それ自体又は他の用語との組合せとして、他に記載されないならば、記載された数の炭素原子と、O、N、Si及びSからなる群から選択される1〜3のヘテロ原子からなる、安定した直鎖状又は分枝状の炭化水素基を意味し、ここで窒素及び硫黄原子は、場合によっては酸化され得、窒素ヘテロ原子は場合によっては第4級化されうる。ヘテロ原子O、N及びSは、ヘテロアルキル基の任意の内部位置に配されうる。ヘテロ原子Siは、アルキル基が分子の残余部分に結合する位置を含む、ヘテロアルキル基の任意の位置に配されうる。「ヘテロアルキル」は、3までの不飽和単位(例えば、二重及び三重結合)を含み得、またモノ-及びポリ-ハロゲン化変異体、又はそれらの組合せを含む。「ヘテロアルキル」の例には、-CH
2-CH
2-O-CH
3、-CH
2-CH
2-O-CF
3、-CH
2-CH
2-NH-CH
3、-CH
2-CH
2-N(CH
3)-CH
3、-CH
2-S-CH
2-CH
3、-S(O)-CH
3、-CH
2-CH
2-S(O)
2-CH
3、-CH=CH-O-CH
3、-Si(CH
3)
3、-CH
2-CH=N-OCH
3、及び-CH=CH=N(CH
3)-CH
3が含まれる。また「ヘテロアルキル」では、2までのヘテロ原子は連続可能であり、例えば-CH
2-NH−OCH
3及び-CH
2-O-Si(CH
3)
3である。
【0017】
「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロサイクリック」又は「複素環」なる用語は、交換可能に使用され、それ自体で又は他の置換基の一部として使用される場合、N、O、及びSから選択される1〜5のヘテロ原子を含むシクロアルキル基を意味し、ここで窒素及び硫黄原子は、場合によっては酸化されていてもよく、窒素原子は場合によっては第4級化されていてもよい。当業者には、示された数の炭素原子を有する「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロサイクリック」又は「複素環」(例えば「C
3−7ヘテロシクロアルキル」)に対して、示された炭素の少なくとも一つ、場合によっては実行可能ならば5までがヘテロ原子で置き換えられることが分かるであろう。例えば、「C
3ヘテロシクロアルキル」は、他の可能性の中でも、環メンバーとして二つの炭素原子プラス一つの酸素原子を有するオキシラニルを含む。他に記載されないならば、「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロサイクリック」及び「複素環」の環は、単環式、二環式、スピロ環式又は多環式の環系でありうる。「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロサイクリック」又は「複素環」基の非限定的例には、ピロリジン、ピペリジン、イミダゾリジン、ピラゾリジン、ブチロラクタム、バレロラクタム、イミダゾリジノン、ヒダントイン、ジオキソラン、フタルイミド、ピペリジン、ピリミジン-2,4(1H,3H)-ジオン、ピリミジン-4-オン、ピリミジン-2-オン、1,4-ジオキサン、モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン-S-オキシド、チオモルホリン-S,S-オキシド、ピペラジン、ピラン、ピリドン、3-ピロリン、チオピラン、ピロン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、キヌクリジン、トロパン等が含まれる。「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロサイクリック」又は「複素環」基は、環炭素、ヘテロ原子を介して、分子の残余部分に結合可能であり、又は選択的に、そのように述べられる場合は、「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロサイクリック」又は「複素環」基は分子の残余部分に縮合可能である。例えばベンゼン環に縮合される「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロサイクリック」又は「複素環」の環の非限定的例は、イソクロマン、2,3-ジヒドロベンゾフラン、(Z)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン等を含む。他に記載されないならば、「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロサイクリック」又は「複素環」の環はそのモノ-及びポリハロゲン化変異体を含む。
【0018】
「アルキレン」なる用語は、それ自体又は他の置換基の一部として、-CH
2CH
2CH
2CH
2-
及び-CF
2CF
2-により例示されるように、アルカン又はハロアルカンから誘導される二価基を意味する。典型的には、アルキル(又はアルキレン)基は、1〜24の炭素原子を有し、10又はそれより少ない炭素原子を有する基が本発明においては好ましい。「アルケニレン」及び「アルキニレン」は、それぞれ二重又は三重結合を有する「アルキレン」の不飽和形態を意味し、モノ及びポリハロゲン化変異体を含む。
【0019】
「ヘテロアルキレン」なる用語は、それ自体又は他の置換基の一部として、-O-CH
2-CH
2-CH
2-CH
2-O-、-O-CH
2、-CH
2-O-、-CH
2-CH
2-S-CH
2CH
2-及び-CH
2-S-CH
2-CH
2-NH-CH
2-、-O-CH
2-CH=CH-、-CH
2-CH=C(H)CH
2-O-CH
2-、-O-CH
2-CH≡CH-、-S-CH
2-C≡C-、-CF
2-O-に例示されるように、ヘテロアルキルから誘導される二価基を意味する。ヘテロアルキレン基については、ヘテロ原子は、鎖末端の一方又は双方を占有可能である(例えば、アルキレンオキシ、アルキレンジオキシ、アルキレンアミノ、アルキレンジアミノ等)。ここで使用される場合、「ヘテロアルキレン」なる用語は、モノ-及びポリ-ハロゲン化変異体を意味する。
【0020】
「アルコキシ」、「アルキルアミノ」及び「アルキルチオ」(又はチオアルコキシ)なる用語は、それらの常套的な意味で使用され、それぞれ酸素原子、アミノ基又は硫黄原子を介して、分子の残余部分に結合したアルキル基を意味する。更に、ジアルキルアミノ基について、アルキル部分は同一でも異なっていてもよく、また組み合わされて、それぞれ結合した窒素原子と、3−7員の環を形成しうる。従って、-NR
iR
iiとして表される基は、ピペリジニル、ピロリジニル、モルホリニル、アゼチジニル等を含むことを意味する。
【0021】
「ハロ」又は「ハロゲン」なる用語は、それら自体又は他の置換基の一部として、他に記載されないならば、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素原子を意味する。更に、「ハロアルキル」等の用語は、モノハロアルキル及びポリハロアルキルを含むことを意味する。例えば、「C
1-4ハロアルキル」は、トリフルオロメチル、2,2,2-トリフルオロエチル、4-クロロブチル、3-ブロモプロピル等を含むことを意味する。
【0022】
「アリール」なる用語は、他に記載されないならば、共に縮合される多重環(3つまでの環)又は単環でありうる、ポリ不飽和、典型的には芳香族の、炭化水素基を意味する。「ヘテロアリール」なる用語は、N、O、及びSから選択される1〜5のヘテロ原子を含むアリール基(又は環)を意味し、ここで、窒素及び硫黄原子は、場合によっては酸化されていてもよく、窒素原子は場合によっては第4級化されていてもよい。ヘテロアリール基は、ヘテロ原子を介して、分子の残余部分に結合可能である。アリール基の非限定的例には、フェニル、ナフチル及びビフェニルが含まれる一方、ヘテロアリール基の非限定的例には、ピリジル、ピリダジニル、ピラジニル、ピリミンジニル、トリアジニル、キノリニル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニル、フタラジニル、ベンゾトリアジニル、プリニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾピラゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、イソベンゾフリル、イソインドリル、インドリジニル、ベンゾトリアジニル、チエノピリジニル、チエノピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、イミダゾピリジン、ベンゾチアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、インドリル、キノリル、イソキノリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、インダゾリル、プテリジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアジアゾリル、ピロリル、チアゾリル、フリル、チエニル等が含まれる。上述のアリール及びヘテロアリール環系についての任意の置換基は、限定されないが、更に以下に記載される許容可能な置換基の群から選択されうる。
【0023】
ここで使用される場合、「アリーレン」は、一般に、二価の基である任意のアリールを意味する。より特定の例では、「フェニレン」は二価のフェニル環基を意味する。「1,2-アリーレン」、「1,3-アリーレン」又は「1,4-アリーレン」なる用語は、特定のアリーレンの幾何異性体を意味し、ここで、式に記載したようなアリールに結合した2つの基は、それぞれ、アリールについて、オルト、メタ又はパラの幾何関係に位置している。
【0024】
ここで使用される場合、「ヘテロアリーレン」なる用語は、一般的に、任意のヘテロアリールが二価の基であるものを意味する。更に特定の例では、「ピリジレン」は二価のピリジル環基を意味する。
【0025】
当業者には、示された数の炭素原子を有する「ヘテロアリール」及び「ヘテロアリーレン」(例えば、「C
5-6ヘテロアリール」又は「C
5-6ヘテロアリーレン」)に対して、示された炭素の少なくとも一つ、場合によっては実行可能ならば5までがヘテロ原子で置き換えられることが分かるであろう。他の可能性のなかでも、C
5ヘテロアリールは、例えば、ピロリルであり得、又は、他の例として、チアゾリルでありうる。
【0026】
ここで使用される場合、「アリーレン−ヘテロアルキレン」の組み合わせ用語は、一般的に互いに共有結合で結合するアリール基及びヘテロアルキル基からなる二価基を意味し、ここで、アリール及びアルキル基はそれぞれ他の基が結合しうる更なる基の中心を含む。アリーレン−ヘテロアルキレンの例には、限定しないが、
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が含まれる。
同様に、「ヘテロアリーレン−ヘテロアルキレン」なる用語は、互いに共有結合しているヘテロアリール基及びヘテロアルキル基からなる二価基を意味し、ここで、ヘテロアリール及びヘテロアルキル基はそれぞれ他の基が結合しうる更なる基の中心を含む。ヘテロアリーレン-ヘテロアルキレンの例には、限定しないが、
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が含まれる。
【0027】
上記用語(例えば、「アルキル」、「アリール」及び「ヘテロアリール」)は、幾つかの実施態様では、示された基の置換又は未置換形態の双方を含む。それぞれのタイプの基の好ましい置換基を以下に提供する。
【0028】
アルキル基(しばしば、アルキレン、アルケニル、アルキニル、ヘテロアルキル、ヘテロシクロアルキル及びシクロアルキルと称される基を含む)に対する置換基には、限定されるものではないが、 -ハロゲン、-OR’、-NR’R’’、-SR’、-SiR’R’’R’’’、-OC(O)R’、-C(O)R’、-CO
2R’、-CONR’R’’、-OC(O)NR’R’’、-NR’’C(O)R’、-NR’’’C(O)NR’R’’、-NR’’C(O)
2R’、-NHC(NH
2)=NH、-NR
’C(NH
2)=NH、-NHC(NH
2)=NR’、-NR’’’C(NR’R’’)=N-CN、-NR’’’C(NR’R’’)=NOR’、-NHC(NH
2)=NR’、-S(O)R’、-S(O)
2R’、-S(O)
2NR’R’’、-NR’S(O)
2R’’、-NR’’’S(O)
2NR’R’’、-CN、=O、=S、=N-OH及び-NO
2を含む多様な基であり得、数は0から(2m'+1)の範囲であり、m'はこのような基における炭素原子の全数である。R'、R''及びR'''はそれぞれ独立して、例えばとりわけ、水素、未置換C
1-6アルキル、未置換ヘテロアルキル、未置換アリール、1-3のハロゲンで置換されたアリール、未置換C
1-6アルキル、C
1-6アルコキシ又はC
1-6チオアルコキシ基、又は未置換アリール-C
1-4アルキル基、未置換ヘテロアリール、置換ヘテロアリール等を含む基を意味する。R'及びR''が同じ窒素原子に結合している場合、それらは窒素原子と組合されて、3-、4-、5-、6-又は7-員環を形成可能である。例えば、-NR'R''は、1-ピロリジニル及び4-モルホリニルを含むことを意味する。ヘテロアルキル、アルキレンを含む、アルキル基に対する他の置換基には、例えば=O、=NR'、=N-OR'、=N-CN、=NHが含まれ、ここで、R'は、上述の置換基を含む。
【0029】
同様に、アリール及びヘテロアリール基に対する置換基は変化し、限定されるものではないが、一般的に -ハロゲン、-OR’、-OC(O)R’、-NR’R’’、-SR’、-R’、-CN、-NO
2、-CO
2R’、-CONR’R’’、-C(O)R’、-OC(O)NR’R’’、-NR’’C(O)R’、-NR’’C(O)
2R’、-NR’C(O)NR’’R’’’、-NHC(NH
2)=NH、-NR’C(NH
2)=NH、-NHC(NH
2)=NR’、-S(O)R’、-S(O)
2R’、-S(O)
2NR’R’’、-NR’S(O)
2R’’、-N
3、ペルフルオロ-C
1-4アルコキシ、及びペルフルオロ-C
1-4アルキルを含む群から選択され、数は0から芳香族環系における開いた原子価の全数までの範囲であり、ここでR'、R''及びR'''は、独立して、水素、C
1-6アルキル、C
1-6ハロアルキル、C
3-6シクロアルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、未置換アリール及びヘテロアリール、(未置換アリール)-C
1-4アルキル、及び未置換アリールオキシ-C
1-4アルキルから選択されうる。他の適切な置換基には、1−4の炭素原子のアルキレン結合によって環原子に結合した上記アリール置換基の各々が含まれる。
【0030】
ここで使用される場合、ここに示された何れかの化学構造において単結合、二重結合又は三重結合に交差する波線
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は、分子の残余部分に対する単結合、二重結合、又は三重結合の結合点を表す。
【0031】
ここで使用される場合、「本発明の化合物」は、式Iの化合物又はその何れかの特定の実施態様;又は式Iの化合物又はその実施態様の任意の立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝物又は薬学的に許容可能な塩又はプロドラッグを意味する。
【0032】
置換基(例えば、R
10)が本出願に示された化学構造に結合されうる回数を記述するために、置換基(例えば、R
10)は括弧に記載され、可能な出現回数は下付き文字範囲として示される。例えば、「-(R
10)
0−4」は、R
10 基が存在しないか又は4つまで存在しうることを意味する。
【0033】
ここで使用される場合、「ヘテロ原子」なる用語は、酸素(O)、窒素(N)、硫黄(S)及びケイ素(Si)を含むことを意味する。
【0034】
II.化合物
一態様では、本発明は、式I
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の化合物又はその薬学的に許容可能な塩を提供する。式Iにおいて、Qは-C(O)-、-CH
2-、-CH(R
a)-及び-C(R
a)
2-からなる群から選択され、ここでR
aはC
1-4アルキル又はC
1-4ハロアルキルである。R
1は、存在する場合、独立して、ハロゲン、=O、C
1-6アルキル、C
1-6ヘテロアルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル及びC
1-6ハロアルキルからなる群から選択されるメンバーである。X
1a、X
1b及びX
1cは、それぞれ独立して、C(H)、C(R
2)及びNからなる群から選択され、ここで、X
1a、X
1b及びX
1cの少なくとも一つがC(H)又はC(R
2)である。R
2は、独立して、-OR
b、-NR
bR
c、-SR
b、-C(O)OR
c、-C(O)NR
bR
c、-NR
bC(O)R
d、-S(O)
2R
d、-S(O)R
d、-S(O)
2NR
bR
c、-R
d、ハロゲン、-CN及び-NO
2からなる群から選択され、ここで、R
b及びR
cはそれぞれ独立して水素、C
1-4アルキル、C
2-4アルケニル、C
2-4アルキニル、C
1-4ハロアルキルからなる群から選択され、又はR
b及びR
cは、それぞれが結合する原子と共に、組み合わされて、環頂点としてN、O及びSから選択される1から2のヘテロ原子を含む3員から7員の複素環を形成し;R
dはC
1-4アルキル、C
2-4アルケニル、C
2-4アルキニル及びC
1-4ハロアルキルからなる群から選択される。式Iでは、X
1dが存在しないか又は-O-、-NH-、-N(C
1-4アルキル)-及び-N(C(O)C
1-4アルキル)-からなる群から選択され、下付文字mは1から2の整数であり、下付文字nは1から3の整数であり;X
1dが存在する場合は、下付文字nは2又は3である。式Iにおいて、Aは、
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からなる群から選択されるメンバーであり、ここで、R
3は、存在する場合、独立して-NR
eR
f、-OR
e、-CN、-NO
2、ハロゲン、-C(O)OR
e、-C(O)NR
eR
f、-NR
eC(O)R
f、-NR
eS(O)
2R
g、-NR
eS(O)R
g、-S(O)
2R
g、-S(O)R
g及び-R
gからなる群から選択される。R
e及びR
fはそれぞれの場合において、それぞれ独立して、水素、C
1-4アルキル、C
2-4アルケニル、C
2-4アルキニル、C
1-4ハロアルキル及び-(CH
2)
1-4フェニルからなる群から選択され、又はR
e及びR
f、又はR
e及びR
gは、それぞれが結合する原子と共に、場合によっては組み合わされて、環頂点としてN、O及びSから選択される1から2のヘテロ原子を含む3員から7員の複素環を形成してもよく;R
gはC
1-4アルキル、C
2-4アルケニル、C
2-4アルキニル及びC
1-4ハロアルキルからなる群から選択される。式Iでは、Bは、
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からなる群から選択されるメンバーであり、ここで、YはN、C(H)又はC(R
4a)であり;X
2は-N(H)-、-N(C
1-3アルキル)-、O又はSである。R
4aは、存在する場合、独立してC
1-4アルキル、C
1-4ハロアルキル、C
2-4アルケニル、C
2-4アルキニル、ハロゲン及び-CNから選択され;R
4bは独立して-C(O)OR
j、-C(O)NR
hR
i、-C(O)R
i、-NR
hC(O)R
i、-NR
hC(O)NR
hR
i、-OC(O)NR
hR
i、-NR
hC(O)OR
j、-C(=NOR
h)NR
hR
i、-NR
hC(=NCN)NR
hR
i、-NR
hS(O)
2NR
hR
i、-S(O)
2R
j、-S(O)
2NR
hR
i、-N(R
h)S(O)
2R
i、-NR
hC(=NR
i)NR
hR
i、-C(=S)NR
hR
i、-C(=NR
h)NR
hR
i、ハロゲン、-NO
2、及び-CNからなる群から選択され、ここでR
h及びR
iは、それぞれの場合において、それぞれ独立して水素、C
1-6アルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、C
3-6シクロアルキル、C
1-6ハロアルキル、フェニル及び-(CH
2)
1-4-フェニルからなる群から選択される。R
jはC
1-6アルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、C
1-6ハロアルキル、C
3-7シクロアルキル、フェニル及び-(CH
2)
1-4フェニルからなる群から選択される。R
h及びR
i、又はR
h及びR
jは、それぞれが結合する原子と共に、場合によっては組み合わされて、環頂点としてN、O及びSから選択される1から2のヘテロ原子を含む3員から7員の複素環を形成してもよく;又は選択的に、R
4bは、
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からなる群から選択され、ここで、R
kはC
1-6アルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、C
3-7シクロアルキル及びC
1-6ハロアルキルから選択される。ある実施態様では、R
4bは、
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からなる群から選択され、ここで、R
kはC
1-6アルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、C
3-7シクロアルキル 及びC
1-6ハロアルキルから選択される。式IのB基に対して、a
1基は式Iの窒素原子へのB基の結合点を表し、a
2は式IにおけるL基へのB基の結合点を表す。式Iにおいて、Lは存在しないか又はC
6-10アリーレン-C
1-6ヘテロアルキレン、C
5-9ヘテロアリーレン-C
1-6ヘテロアルキレン、C
1-6ヘテロアルキレン、C
1-6アルキレン、C
1-6ハロアルキレン、C
2-6アルケニレン、C
2-6アルキニレン、-NH-、-S-及び-O-から選択されるリンカーであり、ここで、L基のアルキレン、アルケニレン、アルキニレン又はヘテロアルキレン部分は、ハロゲン、-R
m及び=Oからなる群から選択される0から4のR
5a置換基で置換され、L基の芳香族部分は、ハロゲン、-OR
n、-NR
nR
o、-R
n、-NO
2、及びCNからなる群から選択される0から4のR
5b置換基で置換されており;ここで、R
mはC
1-6アルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、C
1-6ヘテロアルキル、C
3-6ヘテロシクロアルキル-C
1-6アルキル、C
3-7ヘテロシクロアルキル-C
1-6ヘテロシクロアルキル及びC
1-6ハロアルキルからなる群から選択される。場合によっては、同一の又は異なったLの原子と結合される何れか2つのR
5a置換基は、組み合わされて5員から7員の炭素環又は環頂点としてN、O及びSから選択される1から2のヘテロ原子を含む5員から7員の複素環を形成し得;ここで、R
n及びR
oは、それぞれの場合において、独立して水素、C
1-6アルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル及びC
1-6ハロアルキルからなる群から選択され、ここで、場合によってはR
n及びR
oは、それぞれが結合する原子と共に、組み合わされて、環頂点としてN、O及びSから選択される1から2のヘテロ原子を含む3員から7員の複素環を形成してもよい。式Iにおいて、Eは水素又はハロゲンであり;又は選択的に、Eはフェニル、C
5-6ヘテロアリール、C
3-7ヘテロシクロアルキル及びC
3-7シクロアルキルからなる群から選択され、場合によってはEに縮合されるのは、5員から7員の炭素環、5員から7員の複素環、ベンゼン環及び5員から6員の芳香族複素環からなる群から独立して選択される1又は2の環であり、ここでE及び場合によってはEに縮合している各環は、独立して、ハロゲン、-NR
pR
q、-SR
p、-OR
p、-C(O)OR
p、-C(O)NR
pR
q、-C(O)R
p、-NR
pC(O)R
q、-OC(O)R
r、-NR
pC(O)NR
pR
q、-OC(O)NR
pR
q、-NR
pC(O)OR
r、-C(=NOR
p)NR
pR
q、-NR
pC(=N-CN)NR
pR
q、-NR
pS(O)
2NR
pR
q、-S(O)
2R
r、-S(O)
2NR
pR
q、-R
r、-R
s、-NO
2、-N
3、=O、-CN、-Z
1-NR
pR
q、-Z
1-SR
p、-Z
1-OR
p、-Z
1-C(O)OR
p、-Z
1-C(O)NR
pR
q、-Z
1-C(O)R
p、-Z
1-NR
pC(O)R
q、-Z
1-OC(O)R
r、-Z
1-NR
pC(O)NR
pR
q、-Z
1-OC(O)NR
pR
q、-Z
1-NR
pC(O)OR
r、-Z
1-C(=NOR
p)NR
pR
q、-Z
1-NR
pC(=N-CN)NR
pR
q、-Z
1-NR
pS(O)
2NR
pR
q、-Z
1-S(O)
2R
r、-Z
1-S(O)
2NR
pR
q、-Z
1-NO
2、-Z
1-N
3、-Z
1-R
s及び-Z
1-CNからなる群から選択される0から5のR
6置換基で置換されており;ここで、Z
1はC
1-6アルキレン、C
2-6アルケニレン、C
2-6アルキニレン及びC
1-6ヘテロアルキレンからなる群から選択され;R
p及びR
qはそれぞれ独立して水素、C
1-6アルキル、C
1-6ハロアルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、C
3-7シクロアルキル、C
3-7ヘテロシクロアルキル、フェニル及び-(CH
2)
1-4-フェニルからなる群から選択され;R
rはC
1-6アルキル、C
1-6ハロアルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、C
3-10シクロアルキル、C
3-10ヘテロシクロアルキル、フェニル及び-(CH
2)
1-4-フェニルからなる群から選択される。場合によっては、各R
6置換基内において、R
p及びR
q又はR
p及びR
rは、それぞれが結合する原子と共に、場合によっては組み合わされて、環頂点としてN、O及びSから選択される1から2のヘテロ原子を含む3員から7員の複素環を形成してもよく;R
sはフェニル、C
5-6ヘテロアリール、C
3-7ヘテロシクロアルキル、C
3-7シクロアルキルからなる群から選択され、場合によってはR
sに縮合されるのは、5員から7員の炭素環、5員から7員の複素環、ベンゼン環及び5員から6員の芳香族複素環からなる群からそれぞれ独立して選択される1又は2の環であり、ここで、R
s及び場合によってはR
sに縮合されていてもよい各環は、それぞれ独立して、ハロゲン、-NR
tR
u、-SR
t、-OR
t、-C(O)OR
t、-C(O)NR
tR
u、-C(O)R
t、-NR
tC(O)R
v、-OC(O)R
v、-NR
tC(O)NR
tR
u、-OC(O)NR
tR
r、-NR
tC(O)OR
v、-C(=NOR
t)NR
tR
u、-NR
tC(=N-CN)NR
tR
u、-NR
tS(O)
2NR
tR
u、-S(O)
2R
v、-S(O)
2NR
tR
u、-R
v、-NO
2、-N
3、=O、-CN、-Z
2-NR
tR
u、-Z
2-SR
t、-Z
2-OR
t、-Z
2-C(O)OR
t、-Z
2-C(O)NR
tR
u、-Z
2-C(O)R
v、-Z
2-NR
tC(O)R
u、-Z
2-OC(O)R
v、-Z
2-NR
tC(O)NR
tR
u、-Z
2-OC(O)NR
tR
u、-Z
2-NR
tC(O)OR
v、-Z
2-C(=NOR
t)NR
tR
u、-Z
2-NR
tC(=N-CN)NR
tR
u、-Z
2-NR
tS(O)
2NR
tR
u、-Z
2-S(O)
2R
v、-Z
2-S(O)
2NR
tR
u、-Z
2-NO
2、-Z
2-N
3及び-Z
2-CNからなる群から選択される0から5のR
7置換基で置換される。Z
2はC
1-6アルキレン、C
2-6アルケニレン、C
2-6アルキニレン、C
1-6ヘテロアルキレンからなる群から選択され、R
t及びR
uはそれぞれ独立して水素、C
1-6アルキル、C
1-6ハロアルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、-(CH
2)
1-4-フェニル、C
3-7シクロアルキル及びC
3-7ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され;R
vはC
1-4アルキル、C
1-4ハロアルキル、C
2-6アルケニル、C
2-6アルキニル、-(CH
2)
1-4-フェニル、C
3-7シクロアルキル及びC
3-7ヘテロシクロアルキルから選択され;各R
7置換基内において、R
t及びR
u又はR
t及びR
vは、それぞれが結合する原子と共に、場合によっては組み合わされて、環頂点としてN、O及びSから選択される1から2のヘテロ原子を有する3員から7員の複素環を形成しうる。
【0035】
第一の実施態様では、式Iの化合物では、Aは
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0036】
第二の実施態様では、式Iの化合物では又はその第一の実施態様では、化合物は、式I−a
[この文献は図面を表示できません]
を有する。
第二の実施態様では、R
1はハロゲン、C
1−6アルキル、C
1−6ヘテロアルキル又は=Oである。下付文字nは2又は3の整数であり;下付文字mは1から2の整数である。Aは
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である。この第二の実施態様においてもまた、Bは、
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からなる群から選択されるメンバーであり、ここで、R
4bは、
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からなる群から選択される。
【0037】
第三の実施態様では、式Iの化合物では又はその第一の実施態様では、化合物は、式I−a
[この文献は図面を表示できません]
のものであり、ここで、R
1はハロゲン、C
1−6アルキル、C
1−6ヘテロアルキル又は=Oであり;下付文字nは2から3の整数であり;下付文字mは1から2の整数である。この第三の実施態様では、Aは、
[この文献は図面を表示できません]
であり、Bは、
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からなる群から選択されるメンバーであり、ここで、R
4bは、-C(O)OR
j、-C(O)NR
hR
i、-C(O)R
i、-NR
hC(O)R
i、-NR
hC(O)NR
hR
i、-OC(O)NR
hR
i、-NR
hC(O)OR
j、-C(=NOR
h)NR
hR
i、-NR
hC(=NCN)NR
hR
i、-NR
hS(O)
2NR
hR
i、-S(O)
2R
j、-S(O)
2NR
hR
i、-N(R
h)S(O)
2R
i、-NR
hC(=NR
i)NR
hR
i、-C(=S)NR
hR
i、-C(=NR
h)NR
hR
i、-R
j、ハロゲン、-NO
2及び-CNからなる群から選択される。
【0038】
第四の実施態様では、式Iの化合物の第二及び第三の実施態様の所定の態様では、下付文字nは2であり、下付文字mは1である。
【0039】
第五の実施態様では、式Iの化合物の第二の実施態様の所定の態様では、R
1は、存在せず;Bは、
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であり、ここで、R
4aは、存在する場合、ハロゲン及びC
1−4アルキルから選択され;ここで、下付文字nは2であり、下付文字mは1である。
【0040】
第6の実施態様では、式Iの化合物の第二の実施態様の所定の態様では、R
1は存在せず;Bは、
[この文献は図面を表示できません]
であり、ここで、下付文字nは2であり、下付文字mは1である。
【0041】
第七の実施態様では、式Iの化合物、又はその第一、第二、又は第三の実施態様において、本発明の化合物は、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される式のものである。
【0042】
第八の実施態様では、本発明の化合物の第一、第二、第三、第四、第五、第六又は第七の実施態様の所定の態様において、Lは存在せず又は場合によっては、置換されていてもよいC
6−10アリーレン−C
1−6ヘテロアルキレン及びC
5−9ヘテロアリーレン−C
1−6ヘテロアルキレンからなる群から選択される置換されていてもよい基である。
【0043】
第九の実施態様では、式Iの化合物の第八の実施態様の所定の態様において、Lは、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される。
【0044】
第十の実施態様では、式Iの化合物の第一、第二、第三、第四、第五、第六又は第七の実施態様の所定の態様において、Lは、置換されていてもよいC
1−
6ヘテロアルキレン、C
1−
6アルキレン、C
2−
6アルケニレン及びC
2−
6アルキニレンからなる群から選択される置換されていてもよい基である。
【0045】
第十一の実施態様では、式Iの化合物の第十実施態様の所定の態様において、Lは、置換されていてもよいC
1−
4アルキレンオキシ、C
2−
4アルケニレンオキシ、C
2−
4アルキニレンオキシ及びC
1−
4アルキレンからなる群から選択され、ここで、Lは0から4のR
m基で置換され、Lの同一又は異なった原子に位置する何れか2つのR
m基は、場合によっては組み合わされて、5員から7員の炭素環又は環頂点としてN、O及びSから選択される1から2のヘテロ原子を含む5員から7員の複素環を形成していてもよい。
【0046】
第十二の実施態様では、式Iの化合物の第十の実施態様の所定の態様において、Lは、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される。
【0047】
第十三の実施態様では、式Iの化合物の第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八、第九、第十、第十一又は第十二の実施態様の所定の態様において、Eは水素である。
【0048】
第十四の実施態様では、式Iの化合物の第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八、第九、第十、第十一、第十二又は第十三の実施態様の所定の態様において、Eはフェニル、C
5−
6ヘテロアリール及びC
3−
7ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、場合によってはEに縮合されるのは、5員から7員の炭素環、5員から7員の複素環、ベンゼン環及び5員から6員の芳香族複素環から独立して選択される環であり、ここでE及びそれと縮合されていてもよい環は共に全体として1から3のR
6置換基で置換され、ここで一つのR
6置換基は-NR
pR
q、-Z
1-NR
pR
q、-R
s、又は-Z
1-R
sである。
【0049】
第十五の実施態様では、式Iの化合物の第十四の実施態様の所定の態様において、上記一つのR
6置換基は、-NR
pR
q又は-Z
1-NR
pR
qである。
【0050】
第十六の実施態様では、式Iの第十五の実施態様の所定の態様において、1又は2のR
6置換基はフッ素及び塩素からなる群から選択される。
【0051】
第十七の実施態様では、式Iの化合物の第十四の実施態様の所定の態様において、上記一つのR
6置換基はR
s又は-Z
1-R
sであり、ここでR
sは、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される式のものである。
【0052】
第十八の実施態様では、式Iの化合物の第十四、第十五、第十六又は第十七の実施態様の所定の態様において、Z
1は、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される。
【0053】
第十九の実施態様では、式Iの化合物の第四、第十、第十一、又は第十二の実施態様の所定の態様において、化合物は、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される式のものであり、ここで、R
4bは、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択され、Eはフェニルであり、1から3のR
6置換基で置換される。
【0054】
第十二の実施態様では、式Iの化合物の第十九の実施態様の所定の態様において、R
4bは-C(O)OHである。
【0055】
第二十一の実施態様では、式Iの化合物の第一、第二、第三、第四、第七、又は第十九の実施態様の所定の態様において、Eは-フェニルであり、ここでフェニル基はメタ又はパラ位において、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される式のものである置換されていてもよいR
s基で置換される。
【0056】
第二十二の実施態様では、式Iの化合物の第十七又は第二十一の実施態様の所定の態様において、少なくとも一つのR
7は、存在する場合、-NR
tR
u及び-Z
2-NR
tR
uからなる群から選択される。
【0057】
第二十三の実施態様では、式Iの化合物の第二十二の実施態様の所定の態様において、Z
2はC
1−
4アルキレン、C
2−
4アルケニレン、C
2−
4アルキニレン及びC
1−
4ヘテロアルキレンから選択される。
【0058】
第二十四の実施態様では、式Iの化合物の第二十三の実施態様の所定の態様において、Z
2は、
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される。
【0059】
第二十五の実施態様では、式Iの化合物について、化合物は
図1に記載された群から選択される式のものである。
【0060】
第二十六の実施態様では、式Iの化合物において、化合物は、
図1中の式IV−a、IV−b、IV−c、IV−e及びIV−iからなる群から選択される式のものである。
【0061】
第二十七の実施態様では、式Iの化合物において又はその第一、第二、第三、第七又は第十九の実施態様の所定の態様において、Eは、
図2−A、
図2−B、
図2−C、
図2−D又は
図2−Eに記載された群から選択される。
【0062】
第二十八の実施態様では、式Iの化合物は、表1(下記)に記載の群から選択される。
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【0063】
一般的合成手順
本発明の化合物は、当該分野で知られている合成方法によって調製することができ、その幾つかを例示的目的のために以下に記載する。N-Boc-8-ヒドロキシカルボニル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリンはCAS登録番号878798−87−9であり、商業的にASW MedChem Products社,New Brunswick,New Jerseyから商業的に入手でき、又は以下のスキーム1に示されるHelvetica Chimica Acta,68 (1985) 1828-1834に記載の修正手順に従って調製されうる。
[この文献は図面を表示できません]
【0064】
上記のスキーム1に示されるように、テトラヒドロイソキノリンコアを有する式Iの化合物は、例えば、AlCl
3のようなルイス酸の存在下においてBr
2を用いてテトラヒドロイソキノリン(i)を臭素化して臭化物化合物iiを製造することで開始し、ついでニトロ化によって5-ブロモ-8-ニトロイソキノリン(iii)を形成して調製されうる。例えばベンジル、トシル、トリメチルシリルエトキシメチル(SEM)又は2-トリメチルシリルエチルスルホニル(SES)基のような保護基(P)でイソキノリン環の窒素原子を置換し、続いて水素化物試薬、例えばNaBH
3CNを使用して、得られたピリジニウム環を還元し、テトラヒドロイソキノリン化合物vを得ることができる。v上のニトロ基の脱臭素化及び還元は、例えばH
2、Pd/Cのような温和な水素化条件を使用して、アミノ化合物viが得られる。例えばHNO
2、CuCNのようなSandmeyer条件下においてviを処理すると、ニトリルviiを得ることができ、これは、アルコール性溶媒(R-OH、例えばメタノール、エタノール)中における酸性加水分解(HCl水溶液)によりエステルviiiを得ることができる。化合物viii上の保護基(P)を除去するために使用される条件は、保護基の性質に依存する。例えば、水素化条件(例えばH
2、Pt
2O)を使用して、ベンジル保護基を除去することができ;金属還元条件(Na、ナフタレン)を使用して、トシル基を除去することができ;及び脱シリル化条件(例えばCsF)を使用して、SES又はSEM基を除去して、第二級アミンixを得ることができる。Boc無水物によるixの脱保護と、それに続く、塩基性条件(例えばLiOH)下でのエステル(-CO
2R)基の加水分解により、テトラヒドロイソキノリンコア酸xを得ることができる。
【0065】
テトラヒドロピリジノピリミジンコアを有する式Iの化合物は、スキーム2に以下に示すようにして調製されうる。
[この文献は図面を表示できません]
【0066】
スキーム2において、β-ケトエステルxiiを酢酸ホルムアミジンと縮合させ、ヒドロキシピリミジンxiiiを得る。POCl
3を使用して、xiii中のヒドロキシ基のクロロ基への転換を達成し、塩化物xivを得る。Pd(0)触媒(例えば、Pd(PPh
3)
4の存在下で、Zn(CN)
2との反応により、塩化物xivを対応するニトリルxvに更に転換させることができる。ニトリル生成物xvの加水分解を、酸性条件下(例えば、HCl/MeOH)で達成してエステルxviを得ることができ、これを、塩基性条件下(例えば、NaOH、MeOH)で加水分解させて酸xviiを得ることができる。
【0067】
ベンズアゼピン(benzazepeine)コアを有する式Iの化合物は、以のスキーム3に記載されたような修正手順を使用して調製することができる(Tetrahedron Letters,(1980), 1393; J Chem Soc Perkin Trans I,(1973), 782を参照)。
[この文献は図面を表示できません]
【0068】
ブロモベンズアルデヒxviiを還元的アミノ化条件下で3-ヒドロキシプロピルアミンで処理してアミンxixを得、これをフリーデル-クラフツアルキル化条件下(例えば、AlCl
3)で環化させてベンゾアゼピンxxを得ることができる。xxの第二級アミンの窒素原子をBOC無水物で保護してxxiを得ることができる。リチウム-ハロゲン交換条件下での臭化物xxiの処理と、CO
2でのxxiのリチウムアニオンのクエンチにより所望のベンゾアゼピン生成物xxiiを得ることができる。
【0069】
ベンゾオキサアゼピン、ベンゾジアゼピン、又はベンゾチアゼピンコアを有する式Iの化合物は、以下のスキーム4に記載されたようにして調製することができる。
[この文献は図面を表示できません]
【0070】
スキーム4において、R基がメチル又はエチルであるエステルxxiiiは、ヘキサミン及びポリリン酸で処理してホルミル化して、アルデヒドxxivを得ることができる。スキーム4において、「A」なる符合は、例えば、NH
2、SH、OH、NRH(ここでRはアルキル、アシル等)のような求核基を表す。2-クロロエチルカルバミン酸tert-ブチルを用いたxxivのアルキル化により、xxvが得られる。化合物xxvをメタノール性HClで処理し、Boc基xxviが除去されうる。還元剤(例えば、NaBH
4)の存在下でのxxviの分子内環化によって、化合物xxvii得ることができ、これを更にBoc無水物により再保護して、N-Boc化合物xxviiiが得られる。エステル基の加水分解により、酸化合物xxixを得ることができる。
【0071】
スキーム5に示されるように、テトラヒドロイソキノリン酸コアxiは、DMF中において例えば1-O-ベンゾトリアゾ-ル-N,N,N',N'-テトラメチル-ウロニウム-ヘキサフルオロ-ホスフェート及びジエチルイソプロピルアミンのような多くの標準的なアミノ酸カップリング条件を使用して、適切なアリールアミン(Ar-NH
2)に更にカップリングして、アミドxxxを得ることができる。イソキノリンの窒素原子を酸性条件下(例えば、4Nのメタノール性HCl)で脱保護して、遊離第二級アミンxxxiを得ることができる。
【0072】
[この文献は図面を表示できません]
化合物xxxi(及び関連化合物、例えばxvii、xxii及びxxix)を式Iの化合物に転換するために使用することができる更なる合成変換を実施例セクションにおいて詳細に記載する。
【0073】
III.組成物
上で提供された化合物(又はその立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝物又は薬学的に許容可能な塩、又はプロドラッグ)の一又は複数に加えて、ヒト及び動物におけるBcl−2タンパク質ファミリーを調節するための組成物は、典型的には薬学的担体又は希釈剤を含むであろう。一実施態様では、本発明は、式Iの化合物と少なくとも一の薬学的に許容可能な希釈剤、担体又は賦形剤を含有する薬学的組成物を提供する。
【0074】
ここで使用される「組成物」なる用語は、特定の成分を特定の量含有する生成物、並びに特定の量の特定の成分の組み合わせから、直接又は間接的に得られる任意の生成物を包含することを意図する。「薬学的に許容可能な」とは、担体、希釈剤又は賦形剤が、製剤の他の成分と融和性があり、そのレシピエントに対して有害であってはならないことを意味する。
【0075】
患者の(予防的治療を含む)治療的処置のために本発明の化合物を使用するために、それは標準的な医療実務に従って薬学的組成物として通常製剤化される。典型的な薬学的組成物は、本発明の化合物と担体、希釈剤又は賦形剤を混合することにより調製される。適切な担体、希釈剤及び賦形剤は当業者に良く知られており、炭水化物、ワックス、水溶性及び/又は膨潤性ポリマー、親水性又は疎水性材料、ゼラチン、油、溶媒、水等のような材料を含む。使用される特定の担体、希釈剤又は賦形剤は、本発明の化合物が適用されている手段及び目的に依存する。溶媒は一般的に哺乳動物に安全に投与されると当業者によって認識される(GRAS)溶媒に基づいて選択される。一般に、安全な溶媒は、非毒性水性溶媒、例えば水と、水に可溶性又は混和性である他の非毒性溶媒である。適切な水性溶媒は、水、エタノール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(例えばPEG400、PEG300等)及びその混合物を含む。製剤はまた一又は複数のバッファー、安定剤、界面活性剤、湿潤剤、潤滑剤、乳化剤、懸濁剤、保存料、抗酸化剤、乳白剤、流動促進剤、加工助剤、着色料、甘味料、香料、香味料及び薬剤(つまり、本発明の化合物又はその薬学的組成物)の審美的提供をもたらし又は薬学的製品(つまり、医薬)の製造を補助するための他の既知の添加剤を含みうる。
【0076】
製剤は、一般的な溶解及び混合手順を使用して調製されうる。例えば、原体薬剤物質(つまり、本発明の化合物又は化合物の安定化形態(例えばシクロデキストリン又は他の既知の錯化剤での錯体)を、上述の賦形剤の一又は複数の存在下で適切な溶媒に溶解させる。本発明の化合物は、典型的には、薬剤の容易に制御可能な投薬をもたらし、所定のレジメンに患者が服薬遵守することを可能にするように製剤化される。
【0077】
適用のための薬学的組成物(又は製剤)は、薬剤の投与に使用される方法に応じて様々な形で包装されうる。一般に、流通品は、薬学的組成物を適切な形態でそこに収容した容器を含む。適切な容器は当業者にはよく知られており、ビン(プラスチック及びガラス)、サシェ、アンプル、プラスチック袋、金属筒等のような材料を含む。容器はまたパッケージの内容物への無思慮なアクセスを防止するために不正開封防止集合物を含む。また、容器には、容器の内容物を記述するラベルがその上に付着される。ラベルはまた適切な注意事項を含みうる。
【0078】
本発明の化合物の薬学的組成物は、投与の様々な経路及びタイプに対して調製されうる。例えば、所望の度合いの純度を有する本発明の化合物(例えば、式Iの化合物)を、凍結乾燥製剤、粉砕粉末、又は水溶液の形態で、薬学的に許容可能な希釈剤、担体、賦形剤又は安定剤と混合する(Remington:The Science and Practice of Pharmacy:Remington the Science and Practice of Pharmacy(2005)第21版、 Lippincott Williams & Wilkins、 Philidelphia、 PAを参照)。組成物は、生理学的に許容可能な担体、つまり用いられる用量及び濃度でレシピエントに非毒性である担体と、適切なpH、所望の度合いの純度で雰囲気温度にて混合することにより調製されうる。製剤のpHは特定の用途及び化合物の濃度に主として依存するが、約3から約8の範囲とできる。pH5のアセテートバッファーの製剤が適切な実施態様である。
【0079】
ここで使用される本発明の化合物(例えば、式Iの化合物)は好ましくは滅菌である。特に、インビボ投与に使用される組成物又は製剤は無菌でなければならない。このような滅菌は、滅菌濾過膜を通した濾過によって容易に達成される。
【0080】
本発明の化合物は、通常は、固形組成物、凍結乾燥製剤又は水溶液として保存することができる。
【0081】
本発明の薬学的組成物は、良好な医療行為と一致した様式、つまり、投与の量、濃度、スケジュール、経過、ビヒクル及び経路で、製剤化、用量決定及び投与されるであろう。ここで考慮される要因には、治療される特定の疾患、治療される特定の哺乳動物、個々の患者の臨床症状、疾患の原因、薬剤の送達部位、投与方法、投与スケジュール、及び医師に既知の他の要因が含まれる。投与される化合物の「治療的に有効な量」は、このような考慮により決定され、Bcl−x
Lタンパク質の発現又は過剰発現によって特徴付けられうる疾患を防止し、軽減し、又は治療するのに必要な最小量である。このような量は、宿主に毒性である量以下であることが好ましい。
【0082】
一般的な提案として、一用量当たりに非経口投与される本発明の阻害剤化合物の当初の薬学的に有効な量は、約0.01−100mg/kg、つまり一日当たり患者の体重に対して約0.1から20mg/kgの範囲であり、使用される化合物の典型的な当初の範囲は、0.3から15mg/kg/日である。
【0083】
許容できる希釈剤、担体、賦形剤及び安定剤は、用いられる投与量及び濃度ではレシピエントに対して無毒性であり、リン酸塩、クエン酸塩及び他の有機酸等のバッファー;アスコルビン酸及びメチオニンを含む抗酸化剤;保存料(例えば塩化オクタデシルジメチルベンジルアンモニウム;塩化ヘキサメトニウム;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム;フェノール、ブチル又はベンジルアルコール;アルキルパラベン類、例えばメチル又はプロピルパラベン;カテコール;レゾルシノール;シクロヘキサノール;3-ペンタノール;及びm-クレゾール);低分子量(約10残基未満)ポリペプチド;血清アルブミン、ゼラチン又は免疫グロブリン等のタンパク質;ポリビニルピロリドン等の親水性重合体;グリシン、グルタミン、アスパラギン、ヒスチジン、アルギニン、又はリジン等のアミノ酸;グルコース、マンノース又はデキストリン等の単糖類、二糖類及び他の炭水化物、EDTA等のキレート剤;スクロース、マンニトール、トレハロース又はソルビトール等の糖類;ナトリウム等の塩形成対イオン;金属錯体(例えば、Zn-タンパク質錯体);及び/又はTWEEN
TM、PLURONICS
TM又はポリエチレングリコール(PEG)等の非イオン性界面活性剤を含む。また、本発明の活性な薬学的成分(例えば、式Iの化合物)は、例えばコアセルベーション技術により又は界面重合により調製されたマイクロカプセルに、例えば、各々ヒドロキシメチルセルロース又はゼラチン-マイクロカプセル及びポリ(メタクリル酸メチル)マイクロカプセル中、コロイド状薬物送達系、例えば、リポソーム、アルブミンミクロスフィア、マイクロエマルション、ナノ粒子及びナノカプセル中、又はマイクロエマルション中に封入されうる。このような技術は、Remington: The Science and Practice of Pharmacy:Remington the Science and Practice of Pharmacy(2005), 第21版, Lippincott Williams & Wilkins, Philidelphia, PAに開示されている。
【0084】
本発明の化合物(例えば、式Iの化合物)の徐放性組成物を調製することができる。徐放性組成物の好適な例は、式Iの化合物を含む固体疎水性ポリマーの半透性マトリクスを含み、このマトリクスは成形品、例えばフィルム、又はマイクロカプセルの形態である。徐放性マトリクスの例は、ポリエステル、ヒドロゲル(例えば、ポリ(2-ヒドロキシエチル-メタクリレート)、又はポリ(ビニルアルコール))、ポリラクチド(米国特許第3773919号)、L-グルタミン酸とγエチル-L-グルタメートのコポリマー、非分解性エチレン-酢酸ビニル、LUPRON DEPOT
TM(乳酸-グリコール酸コポリマーと酢酸ロイプロリドからなる注射可能なミクロスフィア)等の分解性乳酸-グリコール酸コポリマー、及びポリ-D-(-)-3-ヒドロキシブチル酸を含む。
【0085】
薬学的組成物にはここに詳細に記載する投与経路に適したものが含まれる。組成物は簡便には単位投薬形態で提供され得、薬学の分野でよく知られている方法の何れかによって調製することができる。一般に技術及び製剤は、Remington: The Science and Practice of Pharmacy:Remington the Science and Practice of Pharmacy(2005), 第21版, Lippincott Williams & Wilkins, Philidelphia, PAに見出される。かかる方法は、活性成分を、一又は複数の補助成分を構成する担体と混合する工程を含む。一般に、製剤は、活性成分を、液状担体又は細かに分断された固形担体又はその双方と均一かつ密に混合し、ついで必要ならば生成物を成形することにより、調製される。
【0086】
経口投与に適した本発明の化合物(例えば、式Iの化合物)の薬学的組成物は、それぞれ予め定まった量の本発明の化合物を含んでいる丸薬、カプセル剤、カシェー又は錠剤のような不連続単位として調製されうる。
【0087】
圧縮錠は、場合によってはバインダー、潤滑剤、不活性希釈剤、保存料、界面活性又は分散剤と混合せしめて、粉末又は顆粒のような自由に流動する形態で活性成分を適切な機械で圧縮することによって調製することができる。成形錠剤は不活性な液体希釈剤で湿潤させた粉末化活性成分の混合物を適切な機械で成形することによって製造することができる。錠剤は場合によっては被覆し又は切り込み線を入れ、場合によっては活性成分の遅延又は制御放出をもたらすように製剤化される。
【0088】
錠剤、トローチ剤、ロゼンジ剤、水性又は油性懸濁液、分散性パウダー又は顆粒、エマルション、硬カプセル又は軟カプセル剤、例えばゼラチンカプセル、シロップ又はエリキシル剤を経口用途のために調製することができる。経口用途のための本発明の化合物(例えば式Iの化合物)の製剤は薬学的組成物の製造のために当該分野で知られている任意の方法に従って調製することができ、そのような組成物は、口に合う調製物を提供するために、甘味料、香味料、着色剤及び保存剤を含む一又は複数の薬剤を含みうる。錠剤の製造に適した非毒性の薬学的に許容可能な賦形剤と混合せしめられて活性成分を含む錠剤が許容可能である。これらの賦形剤は、例えば不活性な希釈剤、例えば炭酸カルシウム又はナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウム又はナトリウム;顆粒化及び崩壊剤、例えばトウモロコシデンプン、又はアルギン酸;結合剤、例えばデンプン、ゼラチン又はアカシア;及び潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルクでありうる。錠剤は非被覆でも、又は胃腸管中での崩壊と吸着を遅延させるマイクロカプセル化を含む既知の方法によって被覆してもよく、それによって長時間にわたる持続作用をもたらす。例えば、時間遅延物質、例えばモノステアリン酸グリセリル又はジステアリン酸グリセリルを単独で又はロウと共に用いることができる。
【0089】
眼又は他の外部組織、例えば口及び皮膚の治療に対しては、製剤は、好ましくは、例えば0.075から20%w/wの量で活性成分を含む局所用軟膏又はクリームとして適用される。軟膏に製剤される場合、活性成分はパラフィン系又は水混和性軟膏基剤と共に用いることができる。あるいは、活性成分は水中油クリーム基剤でのクリームに製剤化することができる。
【0090】
所望される場合、クリーム基剤の水性相は多価アルコール、すなわち、例えばプロピレングリコール、ブタン1,3-ジオール、マンニトール、ソルビトール、グリセロール及びポリエチレングリコール(PEG400を含む)及びその混合物のような二又はそれ以上のヒドロキシル基を有するアルコールを含みうる。局所用製剤は、望ましくは、皮膚又は他の患部領域を通しての活性成分の吸収又は浸透を向上させる化合物を含みうる。そのような皮膚浸透向上剤の例はジメチルスルホキシド及び関連アナログを含む。
【0091】
本発明のエマルションの油性相は、既知の方法で既知の成分から構成することができる。該相は単に一乳化剤を含みうるが、望ましくは脂肪又は油との、あるいは脂肪と油との少なくとも一の乳化剤の混合物を含む。好ましくは、親水性乳化剤が、安定化剤として作用する親油性乳化剤と共に含有せしめられる。油と脂肪の双方を含むことがまた好ましい。併せて、安定化剤と共に又は安定化剤を伴わないで乳化剤はいわゆる乳化ロウを構成し、油及び脂肪と共にロウはクリーム製剤の油性分散相を形成するいわゆる乳化軟膏基剤を構成する。本発明の製剤に使用するのに適した乳化剤及びエマルション安定化剤には、トゥイーン(Tween(登録商標))60、スパン(Span(登録商標))80、セトステアリルアルコール、ベンジルアルコール、ミリスチルアルコール、モノ-ステアリン酸グリセリル及びラウリル硫酸ナトリウムが含まれる。
【0092】
本発明の化合物(例えば、式Iの化合物)の水性懸濁液は、水性懸濁液の製造に適した賦形剤と混合せしめられて活性物質を含む。そのような賦形剤には、懸濁剤、例えばナトリウムカルボキシメチルセルロース、クロスカルメロース、ポビドン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントガム及びアカシアガム、及び分散又は湿潤剤、例えば天然に生じるホスファチド(例えばレシチン)、脂肪酸とのアルキレンオキシドの縮合産物(例えばポリオキシエチレンステアレート)、長鎖脂肪族アルコールとのエチレンオキシドの縮合産物(例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール)、脂肪酸とヘキシトール無水物から誘導された部分エステルとのエチレンオキシドの縮合産物(例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオレアート)が含まれる。水性懸濁液はまた一又は複数の保存料、例えばエチル又はn-プロピルp-ヒドロキシ-ベンゾエート、一又は複数の着色剤、一又は複数の香味剤及び一又は複数の甘味料、例えばスクロース又はサッカリンを含みうる。
【0093】
本発明の化合物(例えば、式Iの化合物)の薬学的組成物は滅菌された注射用調製物の形態、例えば滅菌注射用水性又は油性懸濁液でありうる。この懸濁液は、上に述べた好適な分散又は湿潤剤及び懸濁剤を使用して知られた技術に従って製剤化することができる。滅菌された注射用組成物はまた1,3-ブタンジオール溶液又は凍結乾燥粉末として調製したもののように、非毒性の非経口的に許容可能な希釈剤又は溶媒中の滅菌注射用溶液又は懸濁液でありうる。用いることができる許容可能なビヒクル及び溶媒は、水、リンガー液及び等張塩化ナトリウム溶液である。また、滅菌固定化油を溶媒又は懸濁媒質として常套的に用いることができる。この目的に対して、合成のモノ-又はジグリセリドを含む任意のブランドの固定化油を用いることができる。また、オレイン酸のような脂肪酸も同様に注射剤の調製に使用することができる。
【0094】
単一投薬形態をつくるために担体物質と混合されうる活性成分の量は治療される宿主と特定の投与態様に応じて変わる。例えば、ヒトへの経口投与のための時間放出製剤は、全組成物の約5から約95%(重量:重量)と変わりうる適切で簡便な量の担体物質と共に配合されておよそ1から1000mgの活性物質を含みうる。薬物学的組成物は投与のために容易に測定可能な量をもたらすように調製することができる。例えば、静脈点滴のための水溶液は、約30mL/時の割合で適した体積の注入が生じうるようにするために溶液1ミリリットル当たり約3から500μgの活性成分を含みうる。
【0095】
非経口投与に適した組成物には、抗酸化剤、バッファー、静菌剤及び意図したレシピエントの血液と製剤を等張にする溶質を含みうる水性及び非水性滅菌注射用溶液;及び懸濁剤及び増粘剤を含みうる水性及び非水性滅菌懸濁液が含まれる。
【0096】
眼への局所投与に適した組成物には、好適な担体、特に活性成分のための水性溶媒に活性成分が溶解又は懸濁させられた点眼液がまた含まれる。活性成分はそのような製剤中に好ましくは約0.5から20%w/w、例えば約0.5から10%、例えば約1.5%w/wの濃度で存在する。
【0097】
口への局所投与に適した組成物には、香味基剤、通常はスクロース及びアカシア又はトラガカント中に活性成分を含むロゼンジ;ゼラチン及びグリセリン、又はスクロース及びアカシアのような不活性基剤に活性成分を含むパスティユ;及び適切な液体担体に活性成分を含むうがい薬が含まれる。
【0098】
直腸投与のための組成物は、例えばカカオバター又はサリチレートを含む好適な基剤を用いて座薬として提供することができる。
【0099】
肺内又は経鼻投与に適した組成物は、例えば0.1から500ミクロン(例えば0.5、1、30ミクロン、35ミクロン等々のような増分ミクロンで0.1から500ミクロンの範囲の粒子径を含む)の範囲の粒子径を有し、これが鼻経路を通る迅速な吸入又は肺胞嚢に達するように口からの吸入によって投与される。好適な製剤には、活性成分の水性又は油性溶液が含まれる。エアゾール又は乾燥粉末投与に適した製剤は常法によって調製することができ、以下に記載されるような疾患の治療又は予防にこれまで使用されている化合物のような他の治療剤と共に送達できる。
【0100】
膣投与に適した組成物は、活性成分に加えて、当該分野で適切であることが知られているような担体を含むペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、フォーム又はスプレー製剤として提供することができる。
【0101】
薬学的組成物は、単位用量又は複数用量容器、例えば密封されたアンプル及びバイアルに包装することができ、使用直前に注射用の滅菌液体担体、例えば水の添加のみを必要とするフリーズドライ(凍結乾燥)条件で保存することができる。即時混合注射溶液及び懸濁液は既に記載された種類の滅菌粉末、顆粒及び錠剤から調製される。好適な単位投薬製剤は、活性成分の、上に記載されたような毎日の投薬又は毎日の部分用量単位、又はその適切な画分を含むものである。
【0102】
本発明は更に獣医学的担体と共に上述の少なくとも一の活性成分(例えば、式Iの化合物)を含有する獣医学的組成物を提供する。獣医学的担体は組成物を投与する目的に有用な物質であり、不活性な又は獣医学分野で許容され活性成分と相容性がある固形、液体又は気体物質でありうる。これらの獣医学的な組成物は非経口的、経口的又は任意の他の所望の経路によって投与することができる。
【0103】
IV.使用方法
本発明の化合物(つまり、式Iの化合物) (又はその立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝産物、又は薬学的に許容可能な塩、又はプロドラッグ)は、抗アポトーシス性Bcl−2ファミリータンパク質、所定の態様では、抗アポトーシス性Bcl−x
Lタンパク質に結合しその活性を阻害し;従って、限定しないが、抗アポトーシス性Bcl−2ファミリータンパク質メンバーの発現又は過剰発現により特徴づけられる疾患、及び所定の実施態様では、Bcl−x
Lタンパク質の発現又は過剰発現により特徴づけられる疾患を含む疾患、症状及び/又は障害の治療に有用である。従って、この発明の所定の態様は、抗アポトーシス性タンパク質ファミリーメンバーの発現又は過剰発現により特徴付けられうる患者における疾患又は症状を治療する方法を含む。この態様において、所定の実施態様では、疾患又は症状は癌である。本発明の化合物は、Bcl−2、Bcl−w又はMcl−1タンパク質よりも、例えばBcl−x
Lのような抗アポトーシス性Bcl−2タンパク質のサブグループに選択的に結合しうる。所定の実施態様では、本発明の化合物は、Bcl−2タンパク質よりもBcl−x
Lタンパク質の結合に対して、少なくとも2倍、10倍、20倍、50倍、100倍、1000倍、10000倍、20000倍、又は30000倍の選択性を示す。ある実施態様では、本発明の化合物は、Mcl−1タンパク質よりもBcl−x
Lタンパク質の結合に対して、少なくとも2倍、10倍、20倍、50倍、100倍、1000倍、10000倍、20000倍、又は30000倍の選択性を示す。ある実施態様では、本発明の化合物は、Bcl−wタンパク質よりもBcl−x
Lタンパク質の結合に対して、少なくとも2倍、10倍、20倍、50倍、100倍、1000倍、10000倍、20000倍、又は30000倍の選択性を示す。一実施態様では、本方法は、発明の化合物、例えば式Iの化合物(又はその立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝産物、又は薬学的に許容可能な塩、又はプロドラッグ)の治療的有効量を、それが必要な患者へ投与することを含む。他の実施態様では、本発明は、抗アポトーシス性Bcl−x
Lタンパク質の発現又は過剰発現により特徴付けられる患者における疾患及び症状を治療する方法を提供し、該方法は式Iの化合物又はその薬学的組成物の治療有効量を患者へ投与することを含む。一態様では、抗アポトーシス性Bcl−x
Lタンパク質が発現され又は過剰発現される疾患及び状態を治療するための上記組成物は、賦形剤及び式Iの化合物の治療的に有効な量を含有する。
【0104】
本発明においてまた提供されるものは、本発明、例えば、式Iの化合物(又はその立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝産物、又は薬学的に許容可能な塩、又はプロドラッグ)の、そのような疾患に冒された患者においてここに記載された疾患及び症状の治療のための医薬の調製における使用である。
【0105】
本発明の化合物は、治療される症状に適した任意の経路によって投与されうる。好適な経路には、経口、非経口(皮下、筋肉内、静脈内、動脈内、皮内、くも膜下腔内及び硬膜外を含む)、経皮、直腸、経鼻、局所(頬側及び舌下を含む)、膣、腹腔内、肺内、鼻腔内が含まれる。局所的な免疫抑制処置用には、化合物は、移植前に、移植片をインヒビターとかん流又は接触させることを含む、病巣内投与により投与することができる。好ましい経路は例えばレシピエントの症状に応じて変わりうることは理解される。本化合物が経口投与される場合、化合物は、丸薬、カプセル、錠剤等として製薬的に許容可能な担体又は賦形剤と共に処方することができる。本化合物が非経口的に投与される場合、化合物は、以下に詳述されるように、薬学的に許容可能な非経口ビヒクルと共に単位投薬注射可能形態に処方することができる。
【0106】
ヒト患者を治療するための用量は、約10mgから約1000mgの式Iの化合物の範囲とすることができる。典型的な用量は、約100mgから約300mgの化合物とすることができる。用量は、特定の化合物の吸収、分布、代謝及び排出を含む、薬物動態及び薬力学的特性に応じて、1日に1度(QID)、1日に2度(BID)、又はより頻繁に投与することができる。また、毒性要因は、用量及び投与レジメンに影響を与えるおそれがある。経口的に投与される場合、毎日、又は特定の期間でより少ない頻度で、丸薬、カプセル又は錠剤を摂取可能である。レジメンは多くの治療サイクルで、繰り返すことができる。
【0107】
他の実施態様では、本発明は、薬学的に許容可能な賦形剤及び治療的有効量の式Iの化合物を含有する、異常な細胞増殖及び/又はアポトーシスの調節不全の疾患又は症状、例えば、癌、中皮腫、膀胱癌、膵臓癌、皮膚癌、頭頸部癌、皮膚性又は眼球内メラノーマ、卵巣癌、乳癌、子宮癌、卵管癌、子宮内膜癌、子宮頸部の癌、膣癌、外陰癌、骨癌、卵巣癌、子宮頸癌、結腸癌、直腸癌、肛門癌、胃癌、胃腸癌(胃、結腸直腸、及び十二指腸)、慢性リンパ性白血病、食道癌、小腸癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎の癌、軟部組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、精巣癌、肝細胞癌(肝臓及び胆管)、原発性又は二次性中枢神経系腫瘍、原発性又は二次性脳腫瘍、ホジキン病、慢性又は急性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ球性リンパ腫、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞又はB細胞起源のリンパ系悪性腫瘍、メラノーマ、多発性骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞肺癌、前立腺癌、小細胞肺癌、腎臓及び尿管の癌、腎細胞癌、腎盂癌、中枢神経系の腫瘍、原発性中枢神経系リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹神経膠腫、下垂体腺腫、副腎皮質癌、胆嚢癌、脾臓の癌、胆管細胞癌、線維肉腫、神経芽細胞腫、網膜芽細胞腫、又はそれらの組合せを治療するための組成物を提供する。
【0108】
他の態様では、本発明は、患者における中皮腫、膀胱癌、膵臓癌、皮膚癌、頭頸部癌、皮膚性又は眼球内メラノーマ、卵巣癌、乳癌、子宮癌、卵管癌、子宮内膜癌、子宮頸部の癌、膣癌、外陰癌、骨癌、卵巣癌、子宮頸癌、結腸癌、直腸癌、肛門癌、胃癌、胃腸癌(胃、結腸直腸、及び十二指腸)、慢性リンパ性白血病、食道癌、小腸癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎の癌、軟部組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、精巣癌、肝細胞癌(肝臓及び胆管)、原発性又は二次性中枢神経系腫瘍、原発性又は二次性脳腫瘍、ホジキン病、慢性又は急性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ球性リンパ腫、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞又はB細胞起源のリンパ系悪性腫瘍、メラノーマ、多発性骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞肺癌、前立腺癌、小細胞肺癌、腎臓及び尿管の癌、腎細胞癌、腎盂癌、中枢神経系の腫瘍、原発性中枢神経系リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹神経膠腫、下垂体腺腫、副腎皮質癌、胆嚢癌、脾臓の癌、胆管細胞癌、線維肉腫、神経芽細胞腫、網膜芽細胞腫、又は上記癌の一又は複数の組合せを治療する方法であって、治療的有効量の式Iの化合物を患者に投与することを含む方法を提供する。
【0109】
更に他の実施態様では、本発明は哺乳動物における自己免疫疾患を治療する方法であって、式Iを有する化合物の治療的有効量を哺乳動物に投与することを含む方法を提供する。免疫及び自己免疫疾患におけるBcl−2タンパク質の関与は、Puck, J.M.等 (2003),Current Allergy and Asthma Reports, 3, 378-384;Shimazaki, K.等. (2000), British Journal of Haematology, 110(3), 584-90;Rengan, R.等 (2000), Blood, 95(4), 1283-92;及びHolzelova, E.等 (2004), New England Journal of Medicine, 351(14), 1409-1418に記載されている。
【0110】
自己免疫疾患には、後天性免疫不全症候群(AIDS)、自己免疫性リンパ増殖症候群、溶血性貧血、炎症性疾患、及び血小板減少症、臓器移植に伴う急性又は慢性免疫疾患、アジソン病、アレルギー性疾患、脱毛症、円形脱毛症、アテローム性疾患/動脈硬化症、粥状動脈硬化、関節炎(変形性関節症、若年性関節リウマチ、化膿性関節炎、ライム関節炎、乾癬性関節炎及び反応性関節炎を含む)、自己免疫性水疱性疾患、無βリポ蛋白血症、後天性免疫不全関連疾患、臓器移植に伴う急性免疫疾患、後天性先端チアノーゼ、急性及び慢性寄生虫又は感染プロセス、急性膵炎、急性腎不全、急性リウマチ熱、急性横断性脊髄炎、腺癌、空気異所性拍動、成人(急性)呼吸促迫症候群、エイズ認知症複合、アルコール性肝硬変、アルコール誘導肝障害、アルコール性肝炎アレルギー性結膜炎、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギーや喘息、同種移植片拒絶、α1−アンチトリプシン欠乏症、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、貧血、狭心症、強直性脊椎炎関連肺疾患、前角細胞の変性、抗体媒介性細胞傷害、抗リン脂質抗体症候群、抗受容体過敏症反応、大動脈及び末梢動脈瘤、大動脈解離、動脈性高血圧、動脈硬化症、動静脈瘻、関節症、無力症、喘息、運動失調、アトピー性アレルギー、心房細動(持続性又は発作性)、心房粗動、房室ブロック、萎縮性自己免疫性甲状腺機能低下症、自己免疫溶血性貧血、自己免疫肝炎、タイプ−1自己免疫肝炎(古典的自己免疫又は類狼瘡肝炎)、自己免疫媒介低血糖、自己免疫性好中球減少症、自己免疫性血小板減少症、自己免疫性甲状腺疾患、B細胞リンパ腫、骨移植拒絶反応、骨髄移植(BMT)拒絶反応、閉塞性細気管支炎、脚ブロック、熱傷、悪液質、不整脈、心臓気絶症候群、心臓腫瘍、心筋症、心肺バイパス術炎症反応、軟骨移植拒絶反応、皮質性小脳変性症、小脳疾患、無秩序又は多源性心房頻脈、化学療法関連障害、クラミジア、胆汁うっ滞、慢性アルコール症、慢性活動性肝炎、慢性疲労症候群、臓器移植に伴う慢性免疫疾患、慢性好酸性肺炎、慢性炎症性の病態、慢性皮膚粘膜カンジダ症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性的サリチル酸中毒、結腸直腸分類不能(common varied)免疫不全 (分類不能型低ガンマグロブリン血症)、結膜炎、間質性肺疾患と関係する結合組織病、接触性皮膚炎、クームス陽性の溶血性貧血、肺性心、クロイツフェルト・ヤコブ病、特発性自己免疫性肝炎、特発性間質性肺炎、培養陰性の敗血症、嚢胞性繊維症、サイトカイン療法関連疾患、クローン病、ボクサー痴呆、脱髄症、出血性デング熱、皮膚炎、皮膚炎強皮症、皮膚疾患、皮膚筋炎/多発性筋炎関連肺疾患、糖尿病、糖尿病性動脈硬化疾患、糖尿病、びまん性レビー小体病、拡張型心筋症、拡張型鬱血性心筋症、円板状紅斑性狼瘡、大脳基底核障害、播種性血管内凝固、中年のダウン症、薬剤性間質性肺疾患、薬剤性肝炎、CNSド−パミン遮断薬による薬剤性運動障害、受容体類、薬物感受性、湿疹、脳脊髄炎、心内膜炎、内分泌疾患、腸疾患の滑膜炎、喉頭蓋炎、エプスタイン・バーウイルス感染症、紅痛症、錐体外路及び小脳疾患、家族性血球貪食性リンパ組織球症、胎児胸腺移植片拒絶、フリードライヒ失調症、機能性末梢動脈疾患、女性不妊症、線維症、繊維性肺疾患、真菌性敗血症、ガス壊疽、胃潰瘍、巨細胞性動脈炎、糸球体腎炎、糸球体腎炎、グッドパスチャー症候群、甲状腺腫の自己免疫性甲状腺機能低下症(橋本病)、痛風関節炎、あらゆる組織や臓器の移植片拒絶反応、移植片対宿主病、グラム陰性菌敗血、グラム陽性菌敗血、細胞内の菌による肉芽腫、B群連鎖球菌(GBS)感染症、グレーヴス病、ヘモシデリンの異常な堆積物関連肺疾患、ヘアリーセル白血病、ヘアリーセル白血病、ハラーホルデン・スパッツ症候群、橋本甲状腺炎、枯草熱、心移植拒絶反応、ヘモクロマトーシス、造血器腫瘍(白血病及びリンパ腫)、溶血性貧血、溶血性尿毒症症候群/血栓溶解性血小板減少性紫斑病、出血、ヘノッホ‐シェーンライン紫斑、A型肝炎B型肝炎、C型肝炎、HIV感染症/HIV神経障害、ホジキン病、副甲状腺機能低下症、ハンチントン舞踏病、運動過剰障害、過敏症反応、過敏性肺炎、甲状腺機能亢進症、運動不足の運動障害、視床下部−下垂体−副腎系軸評価、特発性アジソン病、特発性白血球減少症、特発性肺線維症、特発性血小板減少症、特異体肝疾患、乳児脊髄筋萎縮、感染症、大動脈炎、炎症性大腸疾患、インスリン依存性糖尿病、間質性肺炎、虹彩毛様体炎/ぶどう膜炎/視神経炎、虚血再灌流障害、虚血発作、若年性悪性貧血、若年性リウマトイド関節炎、若年性脊髄性筋萎縮症、カポジ肉腫、川崎病、腎臓移植片拒絶反応、レジオネラ、リーシュマニア症、ハンセン病、皮質脊髄経路の障害、線状IgA病、脂血症、肝移植拒絶反応、ライム病、リンパ浮腫、リンパ球浸潤肺疾患、マラリア、男性不妊特発性又はNOS、悪性組織球症、悪性メラノーマ、髄膜炎、髄膜炎菌血症、腎臓の顕微鏡的血管炎、片頭痛、ミトコンドリア多系統障害、混合性結合組織病、混合性結合組織病関連肺疾患、単クローン性γグロブリン血症、多発性骨髄腫、多系統変性症(Mencel Dejerine−Thomas Shi−Drager及びMachado−Joseph)、筋痛性脳炎/ウイルス感染後疲労症候群、重症筋無力症、顕微鏡的腎臓の血管炎、マイコバクテリウム・アビウム・イントラセルラーレ、結核菌、骨髄異形成症候群、心筋梗塞、心筋虚血障害、鼻咽頭癌、新生児慢性肺疾患、腎炎、ネフローゼ、ネフローゼ症候群、神経変性疾患、神経性I筋萎縮、好中球減少性発熱、非アルコール性脂肪性肝炎、腹部大動脈及びその分岐の閉塞、閉塞性動脈疾患、臓器移植片拒絶反応、精巣炎/精巣上体炎、精巣炎/精管復元術式、臓器肥大、骨粗鬆症、卵巣機能不全、膵移植拒絶反応、寄生虫症、副甲状腺移植片拒絶反応、パーキンソン病、骨盤内炎症性疾患、尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、類天疱瘡、通年性鼻炎、心膜疾患、末梢動脈硬化硬化性障害、末梢血管障害、腹膜炎、悪性貧血、水晶体起因性ブドウ膜炎、カリニ肺炎、肺炎、POEMS症候群(多発ニューロパチー、臓器肥大、内分泌疾患、モノクローナル高γグロブリン血症、及び皮膚変化症候群)、灌流後傷害、ポストポンプ症候群、MI心臓切開術後症候群、感染後間質性肺疾患、早期卵巣機能不全、原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性肝炎、原発性粘液水腫性昏睡、原発性肺高血圧、原発性硬化性胆管炎、原発性血管炎、進行性核上性麻痺、乾癬、乾癬1型、乾癬2型、乾癬性関節症、結合組織病続発性肺高血圧症、結節性多発動脈炎の肺症状、炎症後間質性肺炎、放射線線維症、放射線療法、レイノー現象と疾患、レフサム病、規則的狭QRS頻脈、ライター症候群、腎疾患NOS、腎血管性高血圧、再灌流傷害、拘束型心筋症、リウマトイド関節炎関連間質性肺疾患、リウマチ性脊椎炎、サルコイドーシス、シュミット症候群、強皮症、老人性舞踏病、レビー小体型老年性認知症、敗血症症候群、敗血症性ショック、血清反応陰性関節炎、ショック、鎌状赤血球貧血、シェーングレン疾患関連肺疾患、シェーングレン症候群、皮膚同種移植片拒絶反応、皮膚症状症候群、小腸移植拒絶反応、精子自己免疫、多発性硬化症(全てのサブタイプ)、脊髄性運動失調、脊椎小脳変性症、脊椎関節症、孤発性、多腺性機能不全I型孤発性、多腺性機能不全II型、スチル病、連鎖球菌筋炎、脳卒中、小脳の構造的異変、亜急性硬化性全脳炎、交感性眼炎、失神、心血管系梅毒、全身アナフィラキシー、全身性炎症反応症候群、全身性若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性エリテマトーデス関連肺疾患、全身性硬化症、全身性硬化症関連間質性肺疾患、T細胞又はFAB ALL、高安疾患/動脈炎、末梢血管拡張症、Th2タイプ及びTh1タイプ関連疾患、閉塞性血栓血管炎、血小板減少症、甲状腺炎、毒性、毒素性ショック症候群、移植片、外傷/出血、タイプ−2自己免疫肝炎(抗−LKM抗体肝炎)、タイプBインシュリン抵抗性黒色表皮腫、タイプIII過敏症反応、タイプIV過敏症、潰瘍性結腸炎関節疾患、潰瘍性大腸炎、不安定狭心症、尿毒症、尿路性敗血症、蕁麻疹、ぶどう膜炎、心臓弁膜症、静脈瘤、血管炎、血管炎びまん性肺疾患、静脈疾患、静脈血栓、心室細動、白斑球性肝疾患、ウイルス及び真菌症、ウイルス性脳炎/ウイルス性髄膜炎、バイタル関連血球貪食症候群、ウェゲナー肉芽腫症、ウェルニッケ・コルサコフ症候群、ウィルソン病、任意の臓器又は組織の異種移植拒絶、エルシニア及びサルモネラ関連関節障害等が含まれる。
【0111】
一実施態様では、本発明の化合物(例えば、式Iの化合物)、又はその立体異性体、 幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝産物、又は薬学的に受容可能な塩、プロドラッグは、併用療法において、抗癌剤として又は癌治療の補助剤として使用される。当業者であれば、単独で又は併用で、候補化合物が特定の細胞型に対する癌性症状を治療するかどうかを即座に決定することができる。この実施態様の所定の態様において、本発明の化合物は、一般的な外科手術、放射線療法、及び化学的療法を含む、癌の治療のための他の治療を補助として、使用される。
【0112】
このような療法は、次のカテゴリーの抗癌剤の一又は複数を含みうる:アルキル化剤、血管新生抑制剤、抗体、代謝拮抗剤、有糸分裂阻害薬、抗増殖剤、オーロラキナーゼ阻害薬、アポトーシスプロモーター(例えば、Bcl−xL、Bcl−2、Bcl−w及びBfl−1阻害剤)、デスレセプター経路のアクチベーター、Bcr−Ab1キナーゼ阻害薬、BiTE(Bi特異的T細胞エンゲージャー)抗体、生物反応修飾物質、サイクリン依存型キナーゼ阻害薬、細胞周期阻害薬、シクロオキシゲナーゼ−2阻害薬、二重可変ドメイン結合タンパク質(DVD)、白血病ウィルス発癌遺伝子ホモログ(ErbB2)レセプター阻害薬、増殖因子阻害薬、熱ショックタンパク質(HSP)−90阻害薬、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害薬、ホルモン療法薬、免疫剤、アポトーシスタンパク質阻害剤(IAPs)挿入抗生物質、キナーゼ阻害薬、ラパマイシン阻害薬の哺乳動物標的、マイクロRNAのマイトジェン活性化細胞外シグナル制御キナーゼ阻害剤、多価結合タンパク質、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID類)、ポリADP(アデノシン二リン酸)-リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤、白金化学療法薬、ポロ様キナーゼ(Plk)阻害薬、プロテアソーム阻害薬、プリンアナログ、ピリミジンアナログ、レセプターチロシンキナーゼ阻害薬、レチノイド類/デルトイド類植物アルカロイド、低分子干渉リボ核酸(siRNAs)、トポイソメラーゼ阻害薬、その組み合わせ等。
【0113】
BiTE抗体は、2つの細胞に同時に結合することにより、直接T細胞を、癌細胞を攻撃するように仕向ける二重特異性抗体である。ついでT細胞が標的癌細胞を攻撃する。BiTE抗体の例は、アデカツムマブ(Micromet MT201)、ブリナツモマブ(Micromet MT103)等を含む。理論に拘束されるものではないが、T細胞が標的癌細胞のアポトーシスを誘発する機序の一つは、パーフォリン及びグランザイムBを含む細胞溶解性の顆粒物質のエキソサイトーシスによる。この点に関して、Bcl−2はパーフォリン及びグランザイムBの双方によりアポトーシスの誘導を減弱することが示されている。これらのデーターは、Bcl−2の阻害が、癌細胞を標的にした場合にT細胞によって誘発される細胞傷害効果を増強させうることを示唆している(V.R. Sutton, D.L. Vaux及びJ.A. Trapani (1997) J. of Immunology. 158 (12): 5783)。
【0114】
SiRNAは内在的なRNA塩基又は化学的に修飾されたヌクレオチドを有する分子である。修飾は、細胞活動を消失させず、むしろ増加した安定性及び/又は増加した細胞の能力を付与する。化学的修飾の例は、ホスホロチオエート基、2’-デオキシヌクレオチド、2’-OCH
3-含有リボヌクレオチド、2’-F-リボヌクレオチド、2’-メトキシエチルリボヌクレオチド、それらの組み合わせ等を含む。siRNAは、様々な長さ(例えば、10−200bp)及び構造(例えば、ヘアピン、単/二重鎖、バルジ、ニック/ギャップ、ミスマッチ)を有し得、細胞中でプロセシングを受けて活性遺伝子のサイレンシングをもたらす。二重鎖siRNA(dsRNA)は、各ストランド(平滑末端)又は非対称末端(オーバーハング)に同数のヌクレオチドを有しうる。1−2ヌクレオチドのオーバーハングはセンス鎖及び/又はアンチセンス鎖に存在し得、また与えられた鎖の5’及び/又は3’末端に存在する。例えば、Mcl−1を標的とするsiRNAは、複数の腫瘍細胞株において、ABT−263(つまり、N-(4-(4-((2-(4-クロロフェニル)-5、5-ジメチル-1-シクロヘキサ-1-エン-1-イル)メチル)ピペラジン-1-イル)ベンゾイル)-4-(((1R)-3-(モルホリン-4-イル)-1-((フェニルスルホニル)メチル)プロピル)アミノ)-3-((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホンアミド)又はABT−737(つまり、N-(4-(4-((4’-クロロ(1,1’-ビフェニル)-2-イル)メチル)ピペラジン-1-イル)ベンゾイル)-4-(((1R)-3-(ジメチルアミノ)-1-((フェニルスルホニル)メチル)プロピル)アミノ)-3-ニトロベンゼンスルホンアミド)の活性を亢進させることが示されている(Tse 等(2008) Cancer Research. 68(9): 3421及びそこの文献)。
【0115】
多価結合タンパク質は、2又はそれ以上の抗原結合部位を含む結合タンパク質である。多価結合タンパク質は、3又はそれ以上の抗原結合部位を持つように操作され、一般には天然に生じる抗体ではない。「多重特異性結合タンパク質」なる用語は、2又はそれ以上の関連した又は無関連の標的に結合可能な結合タンパク質を意味する。二重可変ドメイン(DVD)結合タンパク質は、2又はそれ以上の抗原結合部位を含む四価又は多価結合タンパク質である。そのようなDVDは、単一特異性(つまり、一つの抗原に結合可能)又は多重特異性(つまり、2又はそれ以上の抗原に結合可能)でありうる。2つの重鎖DVDポリペプチドと2つの軽鎖DVDポリペプチドを含むDVD結合タンパク質は、DVDIgと称される。DVDIgの各半分は、重鎖DVDポリペプチド、軽鎖DVDポリペプチド、及び2つの抗原結合部位を含む。各結合部位は、重鎖可変ドメイン及び軽鎖可変ドメインを含み、全体で6のCDRが抗原結合部位一つ当たりの抗原結合に関与している。
【0116】
アルキル化剤は、アルトレタミン、AMD−473、AP−5280、アパジコン、ベンダムスチン、ブロスタリシン、ブスルファン、カルボコン、カルムスチン(BCNU)、クロラムブシル、クロレタジン(登録商標)(ラロムスチン、VNP40101M)、シクロホスファミド、ダカルバジン、エストラムスチン、ホテムスチン、グルホスファミド、イホスファミド、KW−2170、ロムスチン(CCNU)、マホスファミド、メルファラン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ニムスチン、ナイトロジェンマスタードN−オキシド、ラニムスチン、テモゾロミド、チオテパ、トレンダ(登録商標)(ベンダムスチン)、トレオスルファン、ロホスファミド(rofosfamide)等を含む。
【0117】
血管新生抑制剤には、内皮細胞特異的受容体チロシンキナーゼ(Tie−2)阻害剤、上皮由来増殖因子(EGFR)阻害剤、インスリン増殖因子−2受容体(IGFR−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−2(MMP−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−9(MMP−9)阻害剤、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)阻害剤、トロンボスポンジンアナログ、血管内皮増殖因子受容体チロシンキナーゼ(VEGFR)阻害剤等が含まれる。
【0118】
代謝拮抗剤には、アリムタ(登録商標)(ペメトレキセド二ナトリウム、LY231514、MTA)、5−アザシチジン、ゼローダ(登録商標)(カペシタビン)、カルモフール、LEUSTAT(登録商標)(クラドリビン)、クロファラビン、シタラビン、シタラビンオクホスファート、シトシンアラビノシド、デシタビン、デフェロキサミン、ドキシフルリジン、エフロルニチン、EICAR(5-エチニル-1-β-D-リボフラノシル-1H-イミダゾール-4-カルボアミド)、エノシタビン、エトニルシチジン、フルダラビン、5−フルオロウラシル単独又はロイコボリンとの併用、GEMZAR(登録商標(ゲムシタビン)、ヒドロキシ尿素、ALKERAN(登録商標)(メルファラン)、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、メトトレキセート、ミコフェノール酸、ネララビン(nelarabine)、ノラトレキセド、オクフォセート、ペリトレキソール、ペントスタチン、ラルチトレキセド、リバビリン、トリアピン、トリメトレキセート、S−1、チアゾフリン、テガフール、TS−1、ビダラビン、UFT等である。
【0119】
オーロラキナーゼ阻害薬には、AZD−1152、MLN−8054、VX−680等がある。
【0120】
Bcl−2ファミリータンパク質阻害剤にはAT−101((−)ゴシポール)、ジェナセンス(登録商標)(G3139又はオブリメルセン(Bcl−2標的抗センスオリゴヌクレオチド))、IPI−194、IPI−565、N-(4-(4-((4’-クロロ(1、1’-ビフェニル)-2-イル)メチル)ピペラジン-1-イル)ベンゾイル)-4-(((1R)-3-(ジメチルアミノ)-1-((フェニルスルホニル)メチル)プロピル)アミノ)-3-ニトロベンゼンスルホンアミド)(ABT−737)、N-(4-(4-((2-(4-クロロフェニル)-5、5-ジメチル-1-シクロヘキサ-1-エン-1-イル)メチル)ピペラジン-1-イル)ベンゾイル)-4-(((1R)-3-(モルホリン-4-イル)-1-((フェニルスルホニル)メチル)プロピル)アミノ)-3-((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホンアミド(ABT−263)GX−070(オバトクラクス)等が含まれる。
【0121】
CDK阻害薬には、AZD−5438、BMI−1040、BMS−032、BMS−387、CVT−2584、フラボピリドール、GPC−286199、MCS−5A、PD0332991、PHA−690509、セリシクリブ(CYC−202、R−ロスコビチン)、ZK−304709等が含まれる。
【0122】
COX−2阻害薬には、ABT−963、ARCOXIA(登録商標)(エトリコキシブ)、BEXTRA(登録商標)(バルデコキシブ)、BMS347070、CELEBREX(商標名)(セレコキシブ)、COX−189(ルミラコキシブ)、CT−3、DERAMAXX(登録商標)(デラコキシブ)、JTE−522、4-メチル-2-(3,4-ジメチルフェニル)-1-(4-スルファモイルフェニル-1H-ピロール)、MK−663(エトリコキシブ)、NS−398、パレコキシブ、RS−57067、SC−58125、SD−8381、SVT−2016、S−2474、T−614、VIOXX(登録商標)(ロフェコキシブ等が含まれる。
【0123】
EGFR阻害薬には、ABX−EGF、抗−EGFr免疫リポゾーム類、EGF−ワクチン、EMD−7200、ERB1TUX(登録商標)(セテュキマブ)、HR3、IgA抗体、IRESSA(登録商標)(ゲフィチニブ)、TARCEVA(登録商標)(エルロチニブ又はOSI−774)、TP−38、EGFR融合タンパク質、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)等が含まれる。
【0124】
ErbB2レセプター阻害剤には、CP−724−714、CI−1033(カネルチニブ)、ハーセプチン(登録商標)(トラスツズマブ)、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、OMNITARG(登録商標)(2C4、ペツズマブ)、TAK−165、GW−572016(イオナファーニブ)、GW−282974、EKB−569、PI−166、dHER2(HER2ワクチン)、APC−8024(HER−2ワクチン)、抗HER/2neu二重特異性抗体、B7.her2IgG3、AS HER2三官能性二重特異性抗体、mAB AR−209、mAB 2B−1等が含まれる。
【0125】
ヒストンデアセチラーゼ阻害薬には、デプシペプチド、LAQ−824、MS−275、トラポキシン、スベロイラニリド・ヒドロキサム酸(SAHA)、TSA、バルプロ酸等が含まれる。
【0126】
HSP−90阻害薬には、17−AAG−nab、17−AAG、CNF−101、CNF−1010、CNF−2024、17−DMAG、ゲルダナマイシン、IPI−504、KOS−953、MYCOGRAB(登録商標)(HSP−90に対するヒト組換え抗体)、NCS−683664、PU24FC1、PU−3、ラディシコール、SNX−2112、STA−9090 VER49009等が含まれる。
【0127】
デスレセプター経路のアクチベーターには、TRAIL、デスレセプター(例えばDR4及びDR5)を標的とする抗体又は他の薬剤、例えばアポマブ(Apomab)、コナツムマブ、ETR2−ST01、GDC0145、レクサツムマブ、HGS−1029、LBY−135、PRO−1762及びトラスツヅマブが含まれる。
【0128】
MEK阻害薬には、ARRY−142886、ARRY−438162 PD−325901、PD−98059等が含まれる。
【0129】
mTOR阻害薬には、AP−23573、CCI−779、エベロリムス、RAD−001、ラパマイシン、テムシロリムス等が含まれる。
【0130】
非ステロイド系抗炎症薬には、AMIGESIC(登録商標)(サルサラート)、DOLOBID(登録商標)(ジフルニサル)、MOTRIN(登録商標)(イブプロフェン)、ORUDIS(登録商標)(ケトプロフェン)、RELAFEN(登録商標)(ナブメトン)、FELDENE(登録商標)(ピロキシカム)、イブプロフェンクリーム、ALEVE(登録商標)(ナプロキセン)及びNAPROSYN(登録商標)(ナプロキセン)、VOLTAREN(登録商標)(ジクロフェナク)、INDOCIN(登録商標)(インドメタシン)、CLINORIL(登録商標)(スリンダク)、TOLECTIN(登録商標)(トルメチン)、LODINE(登録商標)(エトドラク)、TORADOL(登録商標)(ケトロラク)、DAYPRO(登録商標)(オキサプロジン)等が含まれる。
【0131】
白金化学療法剤には、シスプラチン、ELOXATIN(登録商標)(オキサリプラチン)、エプタプラチン、ロバプラチン、ネダプラチン、PARAPLATIN(登録商標)(カルボプラチン)、サトラプラチン、ピコプラチン等が含まれる。
【0132】
ポロ様キナーゼ阻害薬には、BI−2536等が含まれる。
【0133】
トロンボスポンジンアナログには、ABT−510、ABT−567、ABT−898、TSP−I等が含まれる。
【0134】
VEGFR阻害薬には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、ABT−869、AEE−788、ANGIOZYME(商標登録)(血管新生を阻害するリボザイム(Ribozyme Pharmaceuticals(Boulder, CO.)及びChiron, (Emeryville, CA))、アキシチニブ(AG−13736)、AZD−2171、CP−547632、IM−862、MAGUGEN(ペガプタミブ)、NEXAVAR(登録商標)(ソラフェニブ、BAY43−9006)、パゾパニブ(GW−786034)、バタラニブ(PTK−787、ZK−222584)、SUTENT(登録商標)(スニチニブ、SU−11248)、VEGFトラップ、ZACTIMA(商標名)(バンデタニブ、ZD−6474)等が含まれる。
【0135】
抗生物質には、挿入抗生物質であるアクラルビシン、アクチノマイシンD、アムルビシン、アンナマイシン、アドリアマイシン、BLENOXANE(登録商標)(ブレオマイシン)、ダウノルビシン、CAELYX(登録商標)又はMYOCET(登録商標)(リポソームのドキソルビシン)、エルサミツルシン、エピルビシン、グラルブイシン、ZAVEDOS(登録商標)(イダルビシン)、マイトマイシンC、ネモルビシン、ネオカルジノスタチン、ペプロマイシン、ピラルビシン、レベッカマイシン、スチマラマー、ストレプトゾシン、VALSTAR(登録商標)(バルルビシン)、ジノスタチン等が含まれる。
【0136】
トポイソメラーゼ阻害剤には、アクラルビシン、9−アミノカンプトテシン、アモナファイド、アムサクリン、ベカテカリン、ベロテカン、BN−80915、CAMPTOSAR(商標登録)(イリノテカン塩酸塩)、カンプトテシン、CARDIOXANE(登録商標)(デクスラゾキシン)、ジフロモテカン、エドテカリン、ELLENCE(登録商標)又はPHARMORUBICIN(登録商標)(エピルビシン)、エトポシド、エキサテカン、10-ヒドロキシカンプトテシン、ジャイマテカン、ルートテカン、ミトキサントロン、オラテシン、ピラルブシン、ピキサントロン、ルビテカン、ソブゾキサン、SN−38、タフルポシド、トポテカン等が含まれる。
【0137】
抗体には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、CD40特異的抗体、chTNT−1/B、デノスマブ、ERBITUX(登録商標)(セツキシマブ)、HUMAX−CD4(登録商標)(ザノリムマブ)、IGF1R特異的抗体、リンツズマブ、PANOREX(登録商標)(エドレコロマブ)、RENCAREX(登録商標)(WX G250)、RITUXAN(登録商標)(リツキシマブ)、チシリムマブ、トラスツズマブ等が含まれる。
【0138】
ホルモン療法薬には、ARIMIDEX(登録商標)(アナストロゾール)、AROMASIN(登録商標)(エクセメスタン)、アルゾキシフェン、CASODEX(登録商標)(ビカルタミド)、CETROTIDE(登録商標)(セトロレリクス)、デガレリクス、デスロレリン、DESOPAN(登録商標)(トリロスタン)、デキサメタゾン、DROGENIL(登録商標)、(フルタミド)、EVISTA(登録商標)(ラロキシフェン)、AFEMA(登録商標)(ファドロゾール)、FARESTON(登録商標)(トレミフェン)、FASLODEX(登録商標)(フルベストラント)、FEMARA(登録商標)、(レトロゾール)、フォルメスタン、糖質コルチコイド類、HECTOROL(登録商標)、RENAGEL(登録商標)(セベラマー炭酸塩)、ラソフォキシフェン、酢酸ロイプロリド、MEGACE(登録商標)(メゲステロール)、MIFEPREX(登録商標)(ミフェプリストーン)、NILANDRONZ(商標名)(ニルタミド)、NOLVADEX(登録商標)(クエン酸タモキシフェン)、PLENAXIS(商標名)(アバレリクス)、プレドニゾン、PROPECIA(登録商標)(フィナステリド)、リロスタン、SUPREFACT(登録商標)(ブセレリン)、TRELSTAR(登録商標)(黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH))、バンタス(登録商標)(ヒストレリン・インプラント)、VETORYL(登録商標)(トリロスタン又はモドラスタン)、ZOLADEX(登録商標)(フォスレリン、ゴセレリン)等が含まれる。
【0139】
デルトイド類及びレチノイド類には、セオカルシトール(EB1089、CB1093)、レクサカルシトロール(KH1060)、フェンレチニド、PANRETIN(登録商標)(アリレチノイン)、ATRAGEN(登録商標)(リポソームトレチノイン)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、LGD−1550等が含まれる。
【0140】
植物アルカロイドには、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビン等が含まれるが、これらに限定されるものではない。
【0141】
プロテアソーム阻害薬には、VELCADE(登録商標)(ボルテゾミブ)、MG132、NPI−0052、PR−171等が含まれる。
【0142】
免疫剤の例は、インターフェロン類及び他の免疫強化剤を含む。インターフェロン類には、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、ACTIMMUNE(登録商標)(インターフェロンγ−1b)、又はインターフェロンγ−n1、それらの組み合わせ等が含まれる。他の薬剤には、ALFAFERONE(登録商標)(IFN−α)、BAM−002(酸化型グルタチオン)、BEROMUN(登録商標)(タソネルミン)、BEXXAR(登録商標)(トシツモマブ)、CAMPATH(登録商標)(アレムツズマブ)、CTLA4(細胞傷害性リンパ球抗原4)、デカルバジン、デニロイキン、エプラツズマブ、GRANOCYTE(登録商標)(レノグラスチム)、レンチナン、白血球αインターフェロン、イミキモド、MDX−010(抗CTLA−4)、メラノーマワクチン、ミツモマブ、モルグラモスチム、MYLOTARG(商標名)(ゲムツズマブ・オゾガマイシン)、NEUPOGEN(登録商標)(フィルグラスチム)、OncoVAC−CL、OVAREX(登録商標)(オレゴボマブ)、ペムツモマブ(Y−muHMFG1)、PROVENGE(登録商標)(シプロイセルT)、サルガラモスチム、シゾフィラン、テセロイキン、THERACYS(登録商標)(カルメット・ゲラン菌)、ウベニメクス、VIRULIZIN(登録商標)(免疫療法薬、Lorus Pharmaceuticals)、Z−100(丸山ワクチン(SSM))、WF−10(テトラクロロデカオキシド(TCDO))、PROLEUKIN(登録商標)(アルデスロイキン)、ZADAXIN(登録商標)(サイマルファシン)、ZENAPAX(登録商標)(ダクリズマブ)、ZEVALIN(登録商標)(90Y−イブリツモマブ・チウキセタン)等が含まれる。
【0143】
生物反応修飾物質は、生きている生物の防衛機構又は組織細胞の生存、増殖もしくは分化などの生体応答を変えて、それらが抗腫瘍活性を有するようにする薬剤であり、クレスチン、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニールPF−3512676(CpG−8954)、ウベニメクス等が含まれる。
【0144】
ピリミジンアナログには、シタラビン(アラC又はアラビノシドC)、シトシンアラビノシド、ドキシフルリジン、FLUDARA(登録商標)(フルダラビン)、5−FU(5−フルオロウラシル)、フロクスウリジン、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、TOMUDEX(登録商標)(ラチトレキセド)、TROXATYL(商標名)(トリアセチルウリジン・トロキサシタビン)等が含まれる。
【0145】
プリンアナログには、LANVIS(登録商標)(チオグアニン)およびPURI−NETHOL(登録商標)(メルカプトプリン)が含まれる。
【0146】
有糸分裂阻害剤には、バタブリン、エポチロンD(KOS−862)、N-(2-((4-ヒドロキシフェニル)アミノ)ピリジン-3-イル)-4-メトキシベンゼンスルホンアミド、イクサベピロン(BMS247550)、パクリタキセル、TAXOTERE(登録商標)(ドセタキセル)、PNU100940(109881)、パツピロン、XRP−9881(ラロタキセル)、ビンフルニン、ZK−EPO(合成エポチロン)等が含まれる。
【0147】
本発明の化合物は、放射線療法の効力を高める放射線増感剤として使用することもまたできる。放射線療法の例には、外照射放射線療法、遠隔療法、近接照射療法及び密封、非密封線源放射線療法等が含まれる。
【0148】
更に、式Iを有する化合物は、ABRAXANE(商標名)(ABI−007)、ABT−100(ファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬)、ADVEXIN(登録商標)(Ad5CMV−p53ワクチン)、ALTOCOR(登録商標)又はMEVACOR(登録商標)(ロバスタチン)、AMPLIGEN(登録商標)(ポリI:ポリC12U、合成RNA)、APTOSYN(商標名)(エキシスリンド)、AREDIA(登録商標)(パミドロン酸)、アルグラビン、L−アスパラギナーゼ、アタメスタン(1-メチル-3,17-ジオン-アンドロスタ-1,4-ジエン)、AVAGE(登録商標)(タザロテン)、AVE−8062(コンブレタスタチン誘導体)、BEC2(ミツモマブ)、カケクチン又はカケキシン(腫瘍壊死因子)、カンバキシン(ワクチン)、CEAVAC(商標名)(癌ワクチン)、CELEUK(登録商標)(セルモロイキン)、CEPLENE(登録商標)(ヒスタミン二塩酸塩)、CERVARIX(商標名)(ヒトパピローマウイルスワクチン)、CHOP(登録商標)(C:CYTOXAN(登録商標)(シクロホスファミド);H:ADRIAMYCIN(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(ONCOVIN(登録商標));P:プレドニゾン)、CYPAT(商標名)(酢酸シプロテロン)、コンブレスタチン(combrestatin)A4P、DAB(389)EGF(ヒト上皮増殖因子にHis−Alaリンカーを介して融合したジフテリア毒素の触媒及び転位置ドメイン)又はTransMID−107R(商標名)(ジフテリア毒素)、ダカルバジン、ダクチノマイシン、5,6-ジメチルキサンテノン-4-酢酸(DMXAA)、エニルウラシル、EVIZON(商標名)(乳酸スクワラミン)、DIMERICESTE(登録商標)(T4N5リポソームローション)、ディスコデルモライド、DX−8951f(エキサテカンメシレート)、エンザスタウリン、EPO906(エポチロンB)、GARDASIL(登録商標)(四価ヒトパピローマウイルス(6、11、16、18型)組換えワクチン)、GASTRIMMUNE(登録商標)、GENASENSE(登録商標)、GMK(ガングリオシド接合体ワクチン)、GVAX(登録商標)(前立腺癌ワクチン)、ハロフジノン、ヒステレリン、ヒドロキシカルバミド、イバンドロン酸、IGN−101、IL−13−PE38、IL−13−PE38QQR(シントレデキン・ベスドトックス)、IL−13−シュードモナス・エキソトキシン、インターフェロン−α、インターフェロン−γ、JUNOVAN(商標名)又はMEPACT(商標名)(ミファムルチド(mifamurtide))、ロナファルニブ、5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸塩、ミルテフォシン(ヘキサデシルホスホコリン)、NEOVASTAT(登録商標)(AE−941)、NEUTREXIN(登録商標)(グルクロン酸トリメトレキセート)、NIPENT(登録商標)(ペントスタチン)、ONCONASE(登録商標)(リボヌクレアーゼ酵素)、ONCOPHAGE(登録商標)(メラノーマワクチン治療薬)、ONCOVAX(IL−2ワクチン)、ORATHECIN(商標名)(ルビテカン)、OSIDEM(登録商標)(抗体系細胞薬)、OVAREX(登録商標)MAb(マウスモノクローナル抗体)、パクリタキセル、PANDIMEX(商標名)(20(S)プロトパナキサジオール(aPPD)及び20(S)プロトパナキサトリオール(aPPT)を含む朝鮮人参からのアグリコンサポニン類)、パニツムマブ、PANVAC(登録商標)−VF(治験癌ワクチン)、ペグアスパラガーゼ、PEGインターフェロンA、フェノキソジオール、プロカルバジン、レビマスタット、REMOVAB(登録商標)(カツマキソマブ)、REVLIMID(登録商標)(レナリドマイド)、RSR13(エファプロキシラル)、SOMATULENE(登録商標)LA(ランレオチド)、SORIATANE(登録商標)(アシトレチン)、スタウロスポリン(ストレプトミセス・スタウロスポレス)、タラブロスタット(talabostat)(PT100)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、タキソプレキシン(登録商標)(DHA−パクリタキセル)、TELCYTA(商標名)(カンフォスファミド、TLK286)、テミリフェン、TEMODAR(登録商標)(テモゾロマイド)、テスミリフェン、サリドマイド、THERATOPE(登録商標)(STn−KLH)、チミタック(2-アミノ-3,4-ジヒドロ-6-メチル-4-オキソ-5-(4-ピリジルチオ)キナゾリン・二塩酸塩)、TNFERADE(商標名)(アデノベクター:腫瘍壊死因子−αの遺伝子を含むDNAキャリア)、TRACLEER(登録商標)又はZAVESCA(登録商標)(ボセンタン)、トレチノイン(Retin−A)、テトランドリン、TRISENOX(登録商標)(三酸化ヒ素)、VIRULIZIN(登録商標)、ウクライン(クサノオウ植物からのアルカロイドの誘導体)、バイタクシン(抗αβ3抗体)、XCYTRIN(登録商標)(モテクサフィン・ガドリニウム)、XINLAY(商標名)(アトラセンタン)、XYOTAX(商標名)(パクリタキセルポリグルメクス)、YONDELIS(商標名)(トラベクテジン)、ZD−6126、ZINECARD(登録商標)(デクスラゾキサン)、ゾメタ(ゾレドロン酸)、ゾルビシン等の他の化学療法薬と併用することができる。
【0149】
併用療法は同時又は逐次の計画として投与されうる。逐次的に投与される場合、併用薬は二回以上の投与で投与することができる。併用投与には、別個の製剤又は単一の薬学的製剤を使用する同時投与、何れかの順での逐次投与が含まれ、ここで、好ましくは、両方の(又は全ての)活性剤が同時にその生物学的活性を作用させる時間がある。
【0150】
従って、他の実施態様では、本発明は、抗アポトーシス性Bcl−x
Lタンパク質が発現され又は過剰発現される患者における疾患の治療のための組成物を提供し、該組成物は、賦形剤及び治療的有効量の式Iの化合物及び治療的有効量の一つの更なる治療剤又は一つを越える更なる治療剤を含有する。
【0151】
他の実施態様では、本発明は抗アポトーシス性Bcl−x
Lタンパク質が発現され又は過剰発現される患者における疾患を治療する方法を提供し、該方法は、治療的有効量の式Iの化合物及び治療的有効量の一つの更なる治療剤又は一つを越える更なる治療剤を患者に投与することを含む。
【0152】
他の実施態様では、本発明は、中皮腫、膀胱癌、膵臓癌、皮膚癌、頭頸部癌、皮膚性又は眼球内メラノーマ、卵巣癌、乳癌、子宮癌、卵管癌、子宮内膜癌、子宮頸部の癌、膣癌、外陰癌、骨癌、卵巣癌、子宮頸癌、結腸癌、直腸癌、肛門癌、胃癌、胃腸癌(胃、結腸直腸、及び十二指腸)、慢性リンパ性白血病、食道癌、小腸癌、内分泌系の癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎の癌、軟部組織の肉腫、尿道癌、陰茎癌、精巣癌、肝細胞癌(肝臓及び胆管)、原発性又は二次性中枢神経系腫瘍、原発性又は二次性脳腫瘍、ホジキン病、慢性又は急性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ球性リンパ腫、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞又はB細胞起源のリンパ系悪性腫瘍、メラノーマ、多発性骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞肺癌、前立腺癌、小細胞肺癌、腎臓及び尿管の癌、腎細胞癌、腎盂癌、中枢神経系の腫瘍、原発性中枢神経系リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹神経膠腫、下垂体腺腫、副腎皮質癌、胆嚢癌、脾臓の癌、胆管細胞癌、線維肉腫、神経芽細胞腫、網膜芽細胞腫、又は上記癌の一又は複数の組合せを治療する方法であって、治療的有効量の式Iの化合物、又はその薬学的組成物及び一又は一を越えるエトポシド ビンクリスチンCHOP、リツキシマブ、ラパマイシン、R−CHOP又はボルテゾミブを患者に投与することを含む方法を提供する。
【0153】
上記の同時投与薬剤の任意のものに適した投薬量は現在使用されているものであり、新たに同定された薬剤と他の化学療法剤又は治療の併用作用(相乗作用)のために低下させることができる。
【0154】
併用療法は、併せて使用される活性成分が化合物を別個に使用して得られる効果の合計よりも大きい場合に「相乗効果」をもたらし、「相乗的」、つまり効果が達成されることが分かる。相乗効果は、活性成分が、(1)同時処方され、併用された単位投薬製剤として同時に投与又は送達され;(2)別個の製剤として交互に又は並行して送達される場合;又は(3)ある種の他の計画によって、達成することができる。交互療法で送達される場合、相乗効果は、化合物が、例えば別個にシリンジで異なった注射によって逐次的に投与され又は送達されるときに達成できる。一般に、交互療法の間、各活性成分の有効用量が逐次的、つまり連続的に投与される一方、併用療法では二又はそれ以上の活性成分の有効用量が併せて投与される。
【0155】
更に他の実施態様では、本発明は、式Iの化合物又はその薬学的組成物を患者に投与することを含む、患者における血小板の過剰、又は望まれない活性化によって引き起こされ、増悪させられ、又は生じる疾患又は症状を治療する方法を提供する。
【0156】
血小板の過剰、又は望まれない活性化によって引き起こされ又は増悪させられる疾患は、限定しないが、本態性血小板血症、真性多血症、M7急性骨髄性白血病、再狭窄、循環器疾患、手術前後の抗血小板療法、器具関連血栓及びこれらの合併症等を含む。本態性血小板血症における血小板の関与はHematology (2005), 42(4), 230-238 及びまた New Eng. J. Med., 2005, 353:1, 33-45においてセミナーで報告された。真性多血症における血小板の関与は、Thrombosis and Hemostatis (2006), 32(3), 267-275においてセミナーで報告された。再狭窄における血小板の関与は、Journal of Clinical Pathology (2006), 59(3), 232-239に報告されている。循環器疾患における血小板の関与は、International Journal of Clinical Practice (2003),57(10), 898-905に報告されている。手術前後の抗血小板療法における血小板の関与は、Journal of Thrombosis Thrombolysisに報告されている。血小板レベルの上昇に起因する疾患及び症状は、出血、血栓症又は他の血栓塞栓性合併症、「過粘着血小板」症候群のような血液の他の疾患又は障害の惹起又は悪化を含む。
【0157】
一実施態様では、本発明は、式Iの化合物を患者に投与することにより、患者における血小板の数を減少させ、血小板の過剰、又は望まれない活性化によって特徴づけられる血栓形成促進性の症状及び疾患を治療する方法を提供する。
【0158】
他の実施態様では、本発明は、式Iの化合物を患者に投与することを含む患者における本態性血小板血症を治療する方法を提供する。この実施態様の所定の態様において、一実施態様では、本発明は、患者における血小板の数を減少させ、本態性血小板血症を治療する方法を提供する。
【0159】
他の実施態様では、本発明は、Bcl−x
Lファミリータンパク質メンバーの活性を阻害する式Iの化合物を患者に投与することを含む患者における真性多血症を治療する方法を提供する。この実施態様の所定の態様において、一実施態様では、本発明は、患者における血小板数を減少させ、真性多血症を治療する方法を提供する。
【0160】
所定の態様では、本出願は、ここに記載された化合物(例えば、式Iの化合物)又はその立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝産物、又は薬学的に許容可能な塩、プロドラッグの、疾患又は症状を治療するための使用を提供する。例示的な疾患又は症状は、例えば、上で検討された血小板の過剰、又は望まれない活性化によって引き起こされ、増悪させられ又は生じる疾患又は症状の任意のもの、上で検討された癌の任意のもの、又は上で検討された自己免疫疾患の任意のものを含む。提供される使用の所定の実施態様では、化合物 (例えば、式Iの化合物)、又はその立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝産物、又は薬学的に許容可能な塩、プロドラッグは単独で使用される。他の実施態様では、化合物(例えば、式Iの化合物)、又はその立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝産物、又は薬学的に許容可能な塩、プロドラッグは上で検討した併用療法の一部として使用される。
【0161】
所定の実施態様では、本発明の上述の方法の各々において使用される化合物又は薬学的な組成物は、表1から選択される化合物、又は表1から選択される化合物を含有する薬学的組成物である。
次の実施例は、本発明を例証するために提供されるもので、本発明を決して限定すると解釈してはならない。
【0162】
V.実施例
ある反応は、Biotage Corporation又はCEM Corporationから商業的に入手可能な、標準的なマイクロ波反応器を使用して実施した。
【0163】
以下に記載の実施例において、特に示さない限りは、全ての温度は摂氏温度で記載されている。試薬は、商業的サプライヤー、例えばAldrich Chemical Company、Lancaster、TCI又はMaybridgeから購入し、特に示していない場合は更なる精製をすることなく使用した。以下に記載の反応は、一般に、窒素又はアルゴンの正圧下で、又は無水溶媒中の乾燥管(特に明記しない限り)を用いてなされ、反応フラスコには、典型的には、シリンジによる基質及び試薬の導入のためにゴム製隔壁を取り付けた。ガラス製品はオーブン乾燥し及び/又は加熱乾燥させた。カラムクロマトグラフィーは、シリカゲルカラムを有するBiotageシステム(製造者:Dyax Corporation)又はシリカSEP PAK(登録商標)カートリッジ(Waters)、又はシリカゲルカラムを有するISCOクロマトグラフィーシステム(製造者:Teledyne ISCO)で、又はW.C.Still(Still, W. C.; Kahn, M.; Mitra, A. J. Org. Chem. 1978, 43(14), 2923-2925参照)に記載された技術に一般的に従ってガラスカラムを用いて手作業で、実施した。
1H NMRスペクトルはVarian UNITY又はInova(500MHz)、Varian UNITY400MHz)、又はVarian UNITYプラス又はMercury(300MHz)又は300又は400MHzで操作する類似の機器で記録した。化学シフトは内部標準としてのTMSに対して低磁場のδ値(ppm)として報告する。
1H NMRスペクトルは、重水素化CDCl
3、d
6−DMSO、CH
3OD又はd
6−アセトン溶液(ppmで報告)で得た。多重度は通常の形で報告され、ピーク多重度が報告される場合、以下の略語が使用される:s(一重線)、d(二重線)、t(三重線)、br(広幅化)、dd(二重線の二重線)、dt(三重線の二重線)。カップリング定数は、与えられる場合、ヘルツ(Hz)で報告される。可能ならば、反応混合物での生成物の形成は、1.4分以内に5%−95%のアセトニトリル/水の線形勾配(各移動相においては0.1%のトリフルオロ酢酸を含む)を有し、0.3分間は95%保持されている、Supelco Ascentis Express C18カラムを使用する、6140四重極質量分析計に連結されたAgilent 1200Series LC、又は5分以内では5%−95%のアセトニトリル/水の線形勾配(各移動相においては0.1%のトリフルオロ酢酸を含む)を有し、1分間は95%保持される、PHENOMENEX DNYC一体化C18カラムを使用する、PE SCIEX API 150 EXの何れか、又は類似のシステムで実施される、LC/MSによりモニターすることができる。あるいは、分析的LC−MSは、Finnigan Navigator質量分析計及びXcalibur 1.2及びオープンアクセス1.3ソフトウェアで作動するアジレント1100HPLCシステムで実施した。質量分析計は、APCIイオン化ポジティブモードで操作した。HPLCシステムは、アジレント四次ポンプ、脱気剤、カラムコンパートメント、及びオートサンプラー及びダイオードアレイ検出器、Sedere Sedex75蒸発光散乱検出器から構成されていた。使用されるカラムは、PHENOMENEX LUNA COMBI−HTS C8(2)5μm100Å(2.1mm×30mm)であった。TFA方法(方法A):10−100%のアセトニトリルの勾配(溶媒1)及び水中0.1%トリフルオロ酢酸(溶媒2)を、2mL/分(0−0.1分の10%溶媒1、0.1−2.6分の10−100%溶媒1、2.6−2.9分100−10%溶媒1、2.9−3.0分100−10%溶媒1)の流量で使用した。アンモニウム方法(方法B):10−100%の勾配のアセトニトリル(溶媒1)及び水中の10mM NH4OAc(溶媒2)を、1.5mL/分(0−0.1分の10%溶媒1、0.1−3.1分の10−100%の溶媒1、3.1−3.9分の100−10%溶媒1、3.9−4.0分の100−10%溶媒1)の流量で使用した。
【0164】
GC−MS質量分析は、個々の化合物に特化された、エレクトロスプレーイオン化質量分析(ESI)、及び大気圧化学イオン化(APCI)を含む様々な技術を使用して、Finnigan SSQ7000GC/MS質量分析計で実施した。正確な質量測定はFINNIGAN FTMS NEWSTAR T70質量分析計で実施した。化合物は、正確な質量測定値が正確なモノアイソトピック質量の5.0ppm相対質量誤差(RME)内である場合、化学式と「一致している」と判定される。
【0165】
分取逆相HPLCは所定の化合物について実施し、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um、及び流量25mL/分;=214、245nm;移動相A、H2O中0.1%TFA;移動相B、CH3CN;40分の線形勾配0−70%のBを使用する自動Gilson HPLCシステムで達成した。
【0166】
記載の試薬、反応条件、又は使用装置に使用される全ての略語は、Journal of Organic Chemistry(米国化学学会誌)により毎年発行されている「標準略語及びアクロニムリスト」に記載の定義と一致する。ここで使用される次の略語は、次の通りの意味を有する:rt=室温、DMAP=2,6-ジメチルアミノピリジン;EDCI,DCM=ジクロロメタン、THF=テトラヒドロフラン、TEA=トリエチルアミン、EtOAc=酢酸エチル、TFA=トリフルオロ酢酸、LC/MS=液体クロマトグラフィー/質量分析、APCI=大気圧化学イオン化、DCI=脱離化学イオン化法、MS=質量分析法、MeOH=メタノール、DMA=N,N-ジメチルアセトアミド、EtOH=エタノール、Hex=ヘキサン、NBS=N-ブロモスクシンイミド、NIS=N-ヨードスクシンイミド、SEMCl=塩化2-(トリメチルシリル)エトキシメチル、DME=ジメトキシエタン、DBAD=ジベンジルアゾジカルボキシレート、DMF=N,N-ジメチルホルムアミド、DCE=ジクロロエタン及びEt
3N=トリエチルアミン。
【0167】
実施例1
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(1)の合成:
[この文献は図面を表示できません]
【0168】
工程1:8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボン酸tert-ブチル(1A)の調製。
[この文献は図面を表示できません]
【0169】
DCM(80mL)中の2-(tert-ブトキシカルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボン酸(6.8g、24.5mmol)及びベンゾ[d]チアゾール-2-アミン(5.52g、36.8mmol)の溶液にEDCI(9.4g、49.04mmol)及びDMAP(6g、49mmol)を加えた。混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物をDCM(400mL)で希釈し、5%のHCl水溶液、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮して8.5gの所望した生成物8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボン酸tert-ブチル(1A)を得た:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δppm7.83(1H,m)、7.48(1H,d)、7.34(4H,m)、7.19(1H,t)、4.91(2H,m)、3.67(2H,t)、2.92(2H,t)、1.47(9H,m)。MS(ESI(+)):m/z410(M+H)。
【0170】
工程2:N-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボキサミド二塩酸塩(1B)の調製。
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【0171】
DCM(80mL)中の8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボン酸tert-ブチル(1A)(8.5g、20.75mmol)の溶液にエーテル(80mL)中の2NのHClを加えた。反応混合物を室温で一晩攪拌し、減圧下で濃縮して、所望の生成物N-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボキサミド二塩酸塩(1B)を得た:LC/MS(APCI):m/z309.9(M+H)。
【0172】
工程3:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(1C)の調製。
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【0173】
DMA(60mL)中のN-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボキサミド二塩酸塩(1B)(5.3g、13.86mmol)及び2-クロロチアゾール-4-カルボン酸メチル(2.5g、14mmol)にCs
2CO
3(25g、70mmol)を加えた。反応混合物を50℃で一晩攪拌した。反応混合物を室温まで冷やし、5%HClで酸性にし、DCMで抽出し、水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をDCM中の5%MeOHで溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、4.2g(67%)の所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(1C)を得た:LC/MS(APCI):m/z451.0(M+H)。
【0174】
工程4:表題化合物1の調製:
表題化合物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(1)を以下の手順で調製した:THF(4mL)及びMeOH(2mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(1C)(180mg、4mmol)に2NのNaOH(2mL)を加えた。反応混合物を4時間50℃で攪拌し、5%HCl水溶液をゆっくりと加えて中和した。沈殿物をついで濾過し、乾燥させ、DMSO/MeOH(1:1)に溶解させ、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(1)を得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−D
6)δppm 7.99(1H,d)、7.76(1H,d)、7.69(1H,dd)、7.52(1H,s)、7.38(4H,m)、4.91(2H,s)、3.75(2H,t)、3.05(2H,t)。MS(ESI(+)):m/z437(M+H)。
【0175】
実施例2
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-フェノキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸(2)の合成:
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【0176】
工程1:3-ブロモ-6-クロロ-2-オキソヘキサン酸エチル(2A)の調製
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炭素テトラ塩化物(30mL)中の6-クロロ-2-オキソヘキサン酸エチル(2.9g、15mmol)に臭素(0.85mL、16.5mmol)を加え、室温で1時間攪拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、Na
2S
2O
3溶液、水、ブラインで洗浄しMgSO
4で乾燥、濾過し、減圧下で濃縮した。粗物質をシリカゲルでのヘキサンに0から10%のEtOAc勾配のカラムクロマトグラフィーで精製した。所望の生成物エチル3-ブロモ-6-クロロ-2-オキソヘキサン酸エチル(2A)を収率95%で得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm5.25(1H,dd)、4.29(2H,q)、3.71(2H,t)、2.16(1H,m)、1.91(1H,m)、1.29(3H,t)。
【0177】
工程2:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-クロロプロピル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(2B)の調製
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【0178】
DMF(125mL)中のN-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボキサミド二塩酸塩(1B)(11.5g、30mmol)にTEA(16.7mL、120mmol)を加え、室温で15分間攪拌した。ジ(1H-イミダゾール-1-イル)メタンチオン(6.53g、33mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間攪拌した。MeOH(171mL、1.2mol)中の7Nアンモニアを加え、混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物をアンモニア、TEA及びMeOHを除去するために濃縮した。濃縮物にEtOH(40mL)中の3-ブロモ-6-クロロ-2-オキソヘキサン酸エチル(2A)(11.4g、42mmol)を加えた。反応混合物を、窒素下、50℃で4.5時間加熱した。更なるEtOH(3mL)中の3-ブロモ-6-クロロ-2-オキソヘキサン酸エチル(2A)(0.815g、3mmol)を加え、1.5時間加熱し続けた。反応混合物を減圧下で濃縮してEtOHを取り除き、ついでEtOAcで抽出した。混合有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥、濾過し、減圧下で濃縮した。濃縮物を、ヘキサン中30から50%のEtOAcの勾配で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-クロロプロピル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(2B)を収率69%で得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、8.04(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.42(4H,m)、4.8(2H,s)、4.19(2H,q)、3.72(2H,t)、3.64(2H,t)、3.13(2Hm)、3.04(2H,t)、2.00(H,m)、1.21(H,t)。
【0179】
工程3:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヨードプロピル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(2C)の調製。
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【0180】
アセトニトリル(125mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-クロロプロピル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(2B)(9.3g、17.2mmol)にヨウ化ナトリウム(25.8g、172mmol)を加えた。反応混合物に窒素を二回パージした。反応混合物をついで90℃で5時間加熱し、室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。濃縮物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をEt
2O中でスラリー化し、濾過し、更なるEt
2Oで洗浄し、減圧下で乾燥させて、所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヨードプロピル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(2C)を収率93%で得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、8.04(1H,d)、7.79(1H,d)、7.66(1H,d)、7.43(4H,m)、4.83(2H,s)、4.19(2H,q)、3.72(2H,t)、3.26(2H,t)、3.06(4H,m)、2.03(2H,m)、1.21(3H,t)。
【0181】
工程4:化合物2の調製:
表題化合物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-フェノキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸(2)を以下の手順で調製した:DMF(2mL)中のフェノール(22.6mg、0.24mmol)にNaH(60%の油分散液)(24mg、0.6mmol)を加えた。5分間室温で攪拌した後、エチル2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヨードプロピル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(2C)(127mg、0.2mmol)を加え、1時間攪拌し続けた。反応混合物を1NのHClで酸性化し、沈殿物を濾過し、水で洗浄した。沈殿物をEt
2O中でスラリー化し、濾過し、更なるEt
2Oで洗浄した。生じた固形物を、DCM中0から2%のMeOHの勾配で溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製した。DMF(1mL)中の精製物質にNaOH(4N当量)(0.5mL、2mmol)を加え、50℃で5時間加熱し、室温まで冷却し、1NのHClで酸性化した。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、Et
2Oでスラリー化し、濾過し、Et
2Oで洗浄し、真空オーブンで乾燥させて、所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-フェノキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸(2)を収率37%で得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(s,1H)、12.49(1H,s)、8.04(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.44(4H、 m)7.25(2H,m)、6.88(3H,m)、4.82(2H,s)、3.96(2H,t)、3.72(2H,t)、3.17(2H,m)、3.03(2Ht)、2.00(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z571(M+H)。
【0182】
実施例3
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(ピリジン-4-イルチオ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(3)の合成:
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【0183】
表題化合物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(ピリジン-4-イルチオ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(3)を以下の手順で調製した:表題化合物は実施例2の工程4をフェノールの代わりにピリジン-4-チオールを用いて調製した。所望の生成物を沈殿させた後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製し、2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(ピリジン-4-イルチオ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(3)を収率30%で得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.81(1H,s)、8.48(2H,d)、8.03(1H,d)、7.7(1H,d)、7.67(1H,d)7.59(2H,m)、7.41(4H,m)、4.83(2H,s)、3.73(2H,t)、3.18(4H,m)、3.03(2H,t)、1.95(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z588(M+H)。
【0184】
実施例4
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(4)の合成:
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【0185】
表題化合物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(4)を以下の手順で調製した:表題化合物は実施例2の工程4においてフェノールの代わりに4−ヒドロキシフェニルカルバミン酸tert−ブチルを用いて調製した。1NのHClの添加ではアルキル化又は加水分解工程の何れにおいても濾過可能な固形物が生成されなかったので、反応混合物をEtOAcで抽出した。組み合わせた抽出物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。各工程の精製は実施例2に従って行い、最終固形物の更なるMeOHでの洗浄により、所望の化合物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(4)を収率58%で得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.87(1H,s)、12.52(1H,s)、9.08(1H,s)8.03(1H,d)、7.7(1H,d)、7.67(1H,d)7.45(2H,m)7.35(4H,m)、6.80(2H,m)、4.83(2H,s)3.91(2Ht)、3.72(2H,t)、3.15(2Hm)、3.03(H,t)、1.97(H,m)、1.4(9H,s)。MS(ESI(+)):m/z686(M+H)。
【0186】
実施例5
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(5)の合成:
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【0187】
表題化合物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(5)を以下の手順で調製した:表題化合物を実施例2の工程4においてフェノールの代わりに3-ヒドロキシフェニルカルバミン酸tert-ブチルで置換して調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δppm12.81(1H,s)、9.24(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.46(2H,m)、7.3(2H,m)、7.09(2Hm)、6.97(1Hd)、6.50(1H,dd)、4.84(2H,s)、3.91(2H,t)、3.72(2H,t)、3.16(2H,m)、3.03(2H,t)、1.99(2H,m)、1.45(9H,s)。MS(ESI(+)):m/z686(M+H)。
【0188】
実施例6
5-(3-(4-アミノフェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(6)の合成:
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【0189】
表題化合物5-(3-(4-アミノフェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(6)を以下の手順で調製した:MeOH(1mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(4)(20mg、0.029mmol)にTFA(1mL、13mmol)を加え、室温で2時間攪拌した。反応混合物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−70%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)によって精製し、所望の生成物5-(3-(4-アミノフェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸を収率48%で得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δppm12.77(1H,s)、9.04(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.47(2H,m)、7.37(2H,m)、7.09(2H,d)、6.92(2H,m)、4.83(2H,s)、3.95(2H,t)、3.72(2H,t)、3.17(2H,m)、3.03(2H,t)、1.99(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z586(M+H)。
【0190】
実施例7
5-(3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(7)の合成:
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【0191】
表題化合物5-(3-(1H-ピラゾール-1-イル)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(7)を以下の手順で調製した:表題化合物を実施例2の工程4においてフェノールの代わりに1H-ピラゾールを用いて調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm12.85(1H,s)、12.55(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.68(2H,m)、7.47(2H,m)、7.37(3H,m)、6.19(1H,t)、4.83(2H,s)、4.12(2H,t)、3.73(2H,t)、3.04(2H,t)、2.99(2H,m)、2.05(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z545(M+H)。
【0192】
実施例8
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(イソキノリン-6-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(8)の合成:
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【0193】
工程1:2-アミノ-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(8A)の調製:
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【0194】
DCM(60mL)中の2-アミノチアゾール-4-カルボン酸メチル(5.6g、35.4mmol)溶液にNIS(9.56g、42.5mmol)を加えた。混合物を室温で24時間攪拌し、ついでEtOAc(200mL)で希釈し、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮し、9.5g(94%)の所望の生成物2-アミノ-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(8A)を得た:LC/MS(APCI):m/z284.9(M+H)。
【0195】
工程2:2-クロロ-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(8B)の調製:
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【0196】
アセトニトリル(60mL)中の2-アミノ-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(8A)(9g、31.7mmol)の溶液にCuCl(4.75g、48mmol)と続いて亜硝酸t-ブチル(6.19g、60mmol)を加えた。混合物を室温で2時間攪拌した。ついで、NH
4Clを攪拌混合物にゆっくりと加え、反応をクエンチした。混合物をEtOAcで抽出し、組み合わせた抽出物を水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をヘキサン中EtOAc5%で溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、7.5g(78%)の所望の生成物2-クロロ-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(8B)を得た:LC/MS(APCI):m/z304.0(M+H)。
【0197】
工程3:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(8C)の調製:
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【0198】
DMA(10mL)中のN-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボキサミド二塩酸塩(1B)(2g、5.23mmol)及び2-クロロ-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(8B)(1.66g、5.23mmol)の溶液にCs
2CO
3(8.52g、26.2mmol)を加えた。反応混合物を60℃で一晩攪拌し、室温まで冷却し、5%のHClで酸性化させ、DCMで抽出し、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗物質を、DCM中のMeOH5%で溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、2.0g(65%)の所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-ヨードチアゾール-4-カルボキシレート(8C)を得た:LC/MS(APCI):m/z577.0(M+H)
【0199】
工程4:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(8D)の調製
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【0200】
THF(20mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(8C)(1.2g、2.03mmol)及びプロパ-2-イン-1-オール(336mg、6mmol)の溶液にPd(Ph
3P)
4(231mg、0.2mmol)、CuI(76mg、0.121mmol)、DIEA(520mg、4mmol)を加えた。混合物を窒素下で一晩攪拌した。ついで、混合物をDCM(400mL)で希釈し、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をDCM中5%のMeOHで溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、0.76g(73%)の所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(8D)を得た:LC/MS(APCI):m/z505.1(M+H)
【0201】
工程5:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(8E)の調製。
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【0202】
EtOAc(20mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(8D)(1.2g、2.31mmol)の溶液にPtO
2(120mg、0.53mmol)を加えた。混合物を水素バルーン下、室温で一晩攪拌した。その後、混合物を濾過し、濾過物を濃縮し、所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(8E)を得た:LC/MS(APCI):m/z509.2(M+H)。
【0203】
工程6:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(トシルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(8F)の調製。
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【0204】
DCM(10mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(0.5g、0.96mmol)の溶液にTsCl(182mg、1mmol)、TEA(97mg、1mmol)、及び触媒量のDMAPを加えた。混合物を室温で4時間攪拌した。混合物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮して、所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(トシルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(8F)を得て、それを更に精製することなく使用した。LC/MS(APCI):m/z663.0(M+H)
【0205】
工程7:表題化合物8の調製:
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【0206】
表題化合物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(イソキノリン-6-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(8)を以下の手順で調製した:DMA(3mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(トシルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(8F)(133mg、0.2mmol)及び5-ヒドロキシイソキノリン(45mg、0.3mmol)の溶液にCs
2CO
3(50mg、0.3mmol)を加えた。混合物を室温で一晩攪拌し、2NのNaOH(4mL)で希釈し、50℃で4時間攪拌した。反応混合物を5%HClで中和し、沈殿物を濾過し、乾燥させた。残留物をついでDMSO/MeOH(1:1)に溶解し、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、所望の生成物2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(イソキノリン-6-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(8)を得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−D
6)δppm9.16(1H,s)、8.34(1H,d)、7.94(1H,d)、7.85(1H,d)、7.71(4H,m)、7.38(8H,m)、4.88(2H,s)、4.14(2H,t)、3.71(2H,t)、3.00(2H,t)、2.27(1H,m)、2.09(2H,m)。LC/MS(APCI):m/z622.2(M+H)。
【0207】
実施例9
5-(3-(3-アミノフェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(9)の合成:
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【0208】
表題化合物9を、実施例6に記載した手順に従って、但し実施例6の化合物4を化合物5で置換して、調製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、8.03(1H,m)、7.79(1H,d)、7.67(1H,m)、7.42(4H,m)、7.02(1H,m)、6.33(3H,m)、4.83(2H,s)、3.90(2H,t)、3.72(2H,t)、3.16(2H,m)、3.03(2H,t)、1.98(2H,m);MS(ESI(+)):m/z586(M+H)。
【0209】
実施例10
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(ピリジン-4-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(10)の合成:
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【0210】
化合物10は、一般に、実施例2の工程4においてフェノールの代わりに4-ヒドロキシピリジンを用いて、実施例2に記載されたようにして調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、12.55(1H,s)、8.66(1H,m)、8.44(1H,d)、8.04(1H,m)、7.79(1H,d)、7.68(1H,d)、7.43(5H,m)、7.01(1H,d)、4.82(2H,s)、4.29(2H,m)、3.74(2H,m)、3.19(2H,m)、3.04(2H,m)、2.08(2H,m);MS(ESI(+)):m/z572(M+H)。
【0211】
実施例11
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(3-(ジメチルアミノ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(11)の合成:
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【0212】
化合物11は、一般的に、1NのHClの添加はアルキル化工程に対して濾過可能な固形物を生成しなかったので、反応をEtOAc(3×25mL)で抽出した修正下で、実施例2の工程4においてフェノールの代わりに3-(ジメチルアミノ)フェノールを用いて、実施例2に記載されたようにして調製した。組み合わせた抽出物をブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、濃縮した。ついで、実施例2の工程4におけるように手順を続行した:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δppm7.93(1H,d)、7.71(2H,m)、7.37(3H,m)、7.26(1H,t)、7.02(1H,t)、6.28(1H,m)、6.19(2H,m)、4.90(2H,s)、3.93(2H,t)、3.70(2H,m)、3.17(2H,m)、3.02(2H,m)、2.83(6H,s)、1.96(2H,m);MS(ESI(+)):m/z614(M+H)。
【0213】
実施例12
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(キノリン-5-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(12)の合成:
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【0214】
化合物12を、実施例8の工程7における5-ヒドロキシイソキノリンの代わりに4-ヒドロキシキノリンを用いて、実施例8に記載されたものと同じ手順で調製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−D
6)δppm12.88(1H,s)、8.85(1H,d)、8.32(1H,dd)、8.04(1H,d)、7.78(1H,d)、7.52(11H,m)、7.19(1H,d)、4.82(2H,s)、4.20(2H,t)、3.71(2H,t)、3.02(1H,m)、2.17(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z622(M+H)。
【0215】
実施例13
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(キノリン-8-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(13)の合成:
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【0216】
化合物13は、実施例8の工程7の5-ヒドロキシイソキノリンの代わりに8-ヒドロキシキノリンを用いて、実施例8に記載されたものと同じ手順で調製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−D
6)δppm8.93(1H,d)、8.63(1H,d)、8.04(1H,d)、7.7(1H,d)、7.53(12H,m)、7.08(1H,d)、4.82(2H,s)、4.22(2H,t)、3.70(2H,m)、3.31(2H,t)、3.03(2H,m)、2.17(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z622(M+H)。
【0217】
実施例14
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-4-カルボン酸(14)の合成:
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【0218】
実施例8の工程7に記載されたものと同じ加水分解及び精製手順を用いて、化合物8Dから化合物14を調製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−D
6)δppm12.91(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.52(5H,m)、4.90(2H,s)、4.30(2Hm)、3.74(2H,t)、3.06(2H,t);MS(ESI(+)):m/491(M+H)。
【0219】
実施例15
5-(3-(1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(15)の合成:
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【0220】
化合物15を、実施例2の工程4においてフェノールの代わりにベンゾイミダゾールを用いて調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm7.99(1H,d)、7.75(1H,d)、7.69(1H,dd)、7.62(1H,m)、7.56(1H,m)、7.39(5H,m)、7.19(2H,m)、4.85(2H,s)、4.27(2H,t)、3.72(2H,t)、3.04(4H,m)、2.09(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z595(M+H)。
【0221】
実施例16
5-(3-(1H-イミダゾール-1-イル)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(16)の合成:
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【0222】
化合物16を、実施例2の工程4においてフェノールの代わりにイミダゾールを用いて、実施例2に記載されたようにして一般的に調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.90(1H,s)、12.53(1H,s)、8.03(1H,m)、7.86(H,s)、7.79(1H,d)、7.67(1H,m)、7.41(4H,m)、7.26(1H,s)、6.99(1H,s)、4.83(2H,s)、4.01(2H,t)、3.73(2H,t)、3.02(4H,m)、2.01(2H,t)。MS(ESI(+)):m/z545(M+H)。
【0223】
実施例17
5-(3-(1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-1-イル)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(17)の合成:
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【0224】
化合物17を、実施例2の工程4においてフェノールの代わりに7-アザインドールを用いて、調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.87(1H,s)、12.54(1H,s)、8.20(1H,dd)、8.03(1H,m)、7.92(1H,dd)、7.79(1H,d)、7.67(1H,m)、7.54(1H,d)、7.44(4H,m)、7.03(1H,dd)、6.43(1H,d)、4.81(2H,s)、4.29(2H,t)、3.72(2H,t)、3.03(4H,m)、2.10(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z595(M+H)。
【0225】
実施例18
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(18)の合成:
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【0226】
化合物18を、実施例2の工程4においてフェノールの代わりにピロリジンを用い、実施例2に記載されたようにして一般的に調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−70%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して化合物18を収率18%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.90(1H,s)、12.66(1H,s)、9.33(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.68(1H,d)、7.42(4H,m)、4.83(2H,s)、3.76(2H,t)、3.53(2H,m)、3.10(6H,m)、2.96(2H,m)、1.93(4H,m)、1.82(2H,m);MS(ESI(+)):m/z548(M+H)。
【0227】
実施例19
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-モルホリノプロピル)チアゾール-4-カルボン酸(19)の合成:
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【0228】
化合物19を、実施例2の工程4においてフェノールの代わりにモルホリンを用いて、実施例2に記載されたようにして一般的に調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−70%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)によって精製し、化合物19を収率5%で得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.90(1H,s)、9.49(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.68(1H,d)、7.42(4H,m)、4.83(2H,s)、3.92(2H,m)、3.76(2H,t)、3.62(2H,m)、3.07(10H,m)、1.95(2H,m);LCMS(APCI):m/z564(M+H)。
【0229】
実施例20
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(ピペリジン-1-イル)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(20)の合成:
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【0230】
表題化合物20を、一般に、実施例2の工程4においてフェノールの代わりにピペリジンを用い、実施例2に記載されたようにして調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった。所望された生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製し、化合物20を収率17%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.90(1H,s)、8.85(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,m)、7.68(1H,d)、7.43(4H,m)、4.83(2H,s)、3.76(2H,t)、3.05(7H,m)、2.82(2H,m)、1.93(2H,m)、1.77(2H,m)、1.60(3H,m)、1.34(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z562(M+H)。
【0231】
実施例21
5-(3-(4-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(21)の合成:
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【0232】
工程1:5-アミノ-1-(4-ブロモフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(21A)の調製:
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【0233】
EtOH(30mL)中の(Z)-エチル 2-シアノ-3-エトキシアクリレート(2.099g、12.41mmol)、4-ブロモフェニルヒドラジン塩酸塩(2.76g、12.41mmol)及びNa
2CO
3(0.789g、7.44mmol)の混合物を5時間還流し、僅かに濃縮した。沈殿物を濾過により収集し、エーテルで洗浄し、乾燥してエステルを得た。エステルをTHF(5mL)及びMeOH(25mL)に溶解した。154mLの10%NaOHを加えた。生じた混合物を50℃で一晩攪拌し、濃縮した。少量の水を加え、生じた溶液をHClでpH6まで中和した。白色沈殿物を収集し、水で洗浄し、乾燥して、化合物21Aを得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)ppm12.09(1H,s)、7.72(2H,d)、7.52(2H,d)、6.35(2H,s)。
【0234】
工程2:1-(4-ブロモフェニル)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン(21B)の調製:
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【0235】
DMSO(30mL)中の1,3,5-トリアジン(0.575g、7.09mmol)及び化合物21A(2g、7.09mmol)の溶液に三フッ化ホウ素エテラート(1.078mL、8.51mmol)を加えた。生じた混合物を120℃で20時間加熱し、冷却し、EtOAcで希釈し、1%のNaOH及びブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濃縮した。残留物を少量のEtOAcで倍散し、沈殿物を収集して、所望の生成物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm9.47(1H,s)、9.16(1H,s)、8.68(1H,s)、8.22(2H,d)、7.80(2H,d)。
【0236】
工程3:1-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン(21C)の調製:
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【0237】
DMSO(15mL)中の化合物21B(500mg、1.817mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’-オクタメチル-2,2’-ビ(1,3,2-ジオキサボロラン)(508mg、1.999mmol)、PdCl
2(dppf)-CH
2Cl
2付加物(74.2mg、0.091mmol)及び酢酸カリウム(535mg、5.45mmol)の混合物に窒素をパージし、ついで80℃で一晩加熱した。反応を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をDCM中0から20%のEtOAcで溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、所望の生成物21Cを得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm9.49(1H,s)、9.20(1H,s)、8.70(1H,s)、8.33(2H,d)、7.90(2H,d)、1.33(12H,s)。
【0238】
工程4:4-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノール(21D)の調製:
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THF(5mL)中の化合物21C(100mg、0.31mmol)の溶液にNaOH(0.248mL、0.621mmol)と過酸化水素(0.048mL、0.466mmol)を加えた。混合物を0℃で30分攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、濃縮物を8mLの水に溶解した。水溶液を希HClで酸性化した。白色沈殿物を収集し、水で洗浄し、乾燥して、所望の生成物21Dを得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm9.75(1H,s)、9.44(1H,s)、9.09(1H,s)、8.59(1H,s)、7.82−7.99(2H,m)、6.83−7.05(2H,m)。
【0239】
工程5:表題化合物21の調製:
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【0240】
DMF(5mL)中の化合物21D(106mg、0.498mmol)の溶液に水素化ナトリウム(56.9mg、1.423mmol)を加えた。生じた混合物を室温で30分攪拌し、化合物2C(300mg、0.474mmol)を加えた。反応混合物を1時間攪拌し、10%の水酸化ナトリウム(1.897mL、4.74mmol)、THF(5mL)及びMeOH(3mL)を加えた。生じた混合物を70℃で一晩攪拌し、冷却し、濾過した。濾過物をHClでpH4まで酸性化した。沈殿物を収集し、乾燥して、所望の生成物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.85(1H,s)、9.45(1H,s)、9.10(1H,s)、8.61(1H,s)、7.98−8.06(3H,m)、7.78(1H,d)、7.67(1H,d)、7.42−7.50(2H,m)、7.32−7.40(2H,m)、7.09−7.16(2H,m)、4.84(2H,s)、4.06(2H,t)、3.73(2H,t)、3.14−3.24(2H,m)、3.03(2H,t)、1.98−2.12(2H,m);LCMS(APCI):m/z687(M+H)。
【0241】
実施例22
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(2-((1S,4S)-1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルオキシ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(22)の合成:
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【0242】
表題化合物22を、一般に、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりに2-((1S,4S)-1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルオキシ)フェノールを用いて実施例2に記載されたようにして調製した。中間体アルキル化産物はエステル加水分解前には単離しなかった。最終生成物を更なるMeOHで洗浄し、所望の化合物22を収率76%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm7.85 (1H,d)、7.76(1H,dd)、7.64(1H,d)、7.33(3H,m)、7.20(1H,m)、6.84(4H,m)、4.93(2H,s)、4.04(1H,m)、3.91(2H,t)、3.69(2H,t)、3.18(2H,m)、3.00(2H,t)、1.96(2H,m)、1.76(2H,m)、1.62(2H,m)、1.47(1H,m)、1.07(2H,m)、1.04(3H,s)、0.93(3H,s)、0.77(3H,s);MS(ESI(+)):m/z723(M+H)。
【0243】
実施例23
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(2-(4-(ピリジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)ベンゾ[d]チアゾール-6-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(23)の合成:
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【0244】
表題化合物23を、一般に、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりに2-(4-(ピリジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)ベンゾ[d]チアゾール-6-オールを用いて、実施例2に記載されたようにして調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。1NのHClでの沈殿後、最終生成物を、CH
2Cl
2中の0から10%のMeOHの勾配を用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで更に精製し、表題化合物23を収率39%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.87(1H,s)、8.12(1H,dd)、8.03(1H,m)、7.72(3H,m)、7.41(6H,m)、7.08(1H,d)、6.88(1H,dd)、6.79(1H,dd)、4.83(2H,s)、3.98(2H,m)、3.75(6H,d)、3.69(4H,m)、3.19(2H,m)、3.03(2H,t)、2.01(2H,m);MS(ESI(+)):m/z789(M+H)。
【0245】
実施例24
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(1-フェニルシクロペンチル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(24)の合成:
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【0246】
表題化合物24を、一般的に、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりに4-(1-フェニルシクロペンチル)フェノールを用いて、実施例2に記載されたようにして調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。最終精製物を更にMeOHで洗浄し、所望の化合物24を収率67%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.87(1H,s)、12.56(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,m)、7.42(5H,m)、7.16(6H,m)、6.77(2H,m)、4.82(2H,s)、3.91(2H,t)、3.72(2H,m)、3.14(2H,m)、3.01(2H,m)、2.20(4H,m)、1.96(2H,m)、1.59(4H,m)。MS(ESI(+)):m/z715(M+H)。
【0247】
実施例25
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(1-シアノ-1,2-ジヒドロシクロブタベンゼン-4-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(25)の合成:
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【0248】
表題化合物25を、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりに4-ヒドロキシ-1,2-ジヒドロシクロブタベンゼン-1-カルボニトリルを用いて調製した。アルキル化中間体は単離しなかった。エステル加水分解を雰囲気温度で行い、最終精製物を更にMeOHで洗浄し、所望の生成物25を収率50%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、12.5(1H,s)、8.03(1H,m)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.42(4H,m)、7.16(1H,d)、6.82(2H,m)、4.83(2H,s)、4.44(1H,m)、3.95(2H,t)、3.72(2H,t)、3.58(1H,dd)、3.37(1H,m)、3.16(2H,m)、3.03(2H,t)、1.99(2H,m);MS(ESI(+)):m/z622(M+H)。
【0249】
実施例26
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(1-シアノシクロブチル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(26)の合成:
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【0250】
表題化合物26を、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりに1-(4-ヒドロキシフェニル)シクロブタンカルボニトリルを用いて、一般的に実施例2に記載されているようにして調製した。アルキル化中間体は単離しなかった。エステル加水分解を雰囲気温度で行い、最終精製物を更にMeOHで洗浄し、所望の生成物26を収率45%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.72(1H,s)、8.02(1H,m)、7.78(1H,d)、7.67(1H,m)、7.41(6H,m)、6.95(2H,m)、4.84(2H,s)、3.99(2H,t)3.72(2H,t)、3.17(2H,m)、3.03(2H,t)、2.69(2H,m)、2.56(2H,m)、2.23(2H,m)、1.97(2H,m);MS(ESI(+)):m/z650(M+H)。
【0251】
実施例27
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロピリド[3,2,1-ij]キノリン-8-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(27)の合成:
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【0252】
表題化合物27を、実施例2の工程4においてフェノールの代わりに1,2,3,5,6,7-ヘキサヒドロピリド[3,2,1-ij]キノリン-8-オールを用いて、一般的に実施例2に記載されたようにして調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。1NHClでの沈殿後、最終生成物を、CH
2Cl
2中0から12%のMeOHの勾配を用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで更に精製して、化合物27を収率20%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.90(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.43(4H,m)、6.61(1H,d)、6.09(1H,d)、4.82(2H,s)、3.86(2H,t)、3.72(2H,t)、3.17(2H,t)、3.00(6H,m)、2.58(4H,m)、1.96(2H,m)、1.81(4H,m);MS(ESI(+)):m/z666(M+H)。
【0253】
実施例28
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(2-(((5,6-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)メチル)(プロピル)アミノ)エチル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(28)の合成:
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【0254】
表題化合物28を、実施例2の工程4のフェノールの代わりに4-(2-(((5,6-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)メチル)(プロピル)アミノ)エチル)フェノール,HCl を用いて、一般的に実施例2に記載されたようにして調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物を収率7%で得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)dppm12.87(1H,s)、8.91(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.47(2H,m)、7.36(2H,m)、7.25(1H,d)、7.18(1H,d)、6.97(1H,m)、6.89(3H,m)、4.83(2H,s)、3.96(2H,m)、3.77(3H,d)、3.72(2H,t)、3.67(3H,d)、3.26(6H,m)、3.16(3H,m)、3.03(2H,t)、2.91(2H,m)、2.72(1H,m)、2.58(1H,m)、1.99(2H,m)、1.74(6H,m)、0.94(3H,m)。MS(ESI(+)):m/z860(M+H)。
【0255】
実施例29
5-(3-(4-(4-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)ピペラジン-1-イル)-2-メチルフェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(29)の合成:
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【0256】
表題化合物29を、実施例2の工程4のフェノールの代わりに4-(4-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)ピペラジン-1-イル)-2-メチルフェノール,2HClを用いて、一般的に実施例2に記載されたようにして調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)によって精製し、表題化合物29を収率12%で得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δppm12.87(1H,s)、8.03(1H,d)、7.78(2H,t)、7.66(1H,d)、7.47(2H,m)、7.44(1H,m)、7.36(2H,m)、7.29(1H,m)、7.08(1H,m)、6.94(1H,d)、6.54(1H,d)、6.43(1H,dd)、4.82(2H,s)、3.99(2H,t)、3.72(2H,t)、3.68(4H,m)、3.21(6H,m)、3.02(2H,t)、2.03(3H,s)、2.00(2H,m);MS(ESI(+)):m/z802(M+H)。
【0257】
実施例30
(E)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(3-(2-シアノビニル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(30)の合成:
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【0258】
表題化合物30を一般的に実施例2に記載されたようにして、実施例2の工程4においてフェノールの代わりに(E)-3-(2-(1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)ビニル)フェノールを用いて調製した。所望のアルキル化に加えて、NaHがオキサジアゾリル部分と反応して、オキサジアゾリル部分の代わりにシアノ部分の形成が生じる。この中間体は雰囲気温度で行われたエステル加水分解の前には単離されなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製し、表題化合物30を収率14%で得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δppm12.87(1H,s)、12.55(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.58(1H,d)、7.47(2H,m)、7.37(2H,m)、7.30(1H,d)、7.22(1H,m)、7.18(1H,d)、7.00(1H,dd)、6.47(1H,d)、4.82(2H,s)、4.01(2H,t)、3.72(2H,t)、3.18(2H,m)、3.03(2H,t)、2.01(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z622(M+H)。
【0259】
実施例31
5-(3-(4-(5-アミノ-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(31)の合成:
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【0260】
工程1:塩化4-(ベンジルオキシ)ベンゾイル(31A)の調製:
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【0261】
4-(ベンジルオキシ)安息香酸(4.73g、20.72mmol)をCH
2Cl
2(50mL)中に懸濁させた。懸濁液を0℃まで冷却した。この懸濁液に塩化オキサリル(3.63mL、41.4mmol)と続いてN,N-ジメチルアルムアミド(0.24mL、3.11mmol)を添加した。反応を16時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、トルエンで希釈し、減圧下で濃縮した。単離した固形物を更に精製することなく次の反応に直接使用した。
【0262】
工程2:2-(4-(ベンジルオキシ)ベンゾイル)マロノニトリル(31B)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0263】
NaH(1.657g、60%、41.4mmol)をTHF(10mL)中に懸濁させた。この懸濁液にTHF(10mL)中のマロノニトリル(1.368g、20.71mmol)を0℃において10分以上かけて滴下して加えた。懸濁液を更に20分攪拌した。この溶液にTHF(40mL)中の化合物31A(5.11g、20.71mmol)を少しずつ加えた。その後、溶液を室温まで温め、30分間攪拌した。溶媒のpHを濃HClで1に調節した。反応混合物を濃縮し、水とEtOAcとの間で分配した。水層を更なるEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過して、減圧下で濃縮した。残留物を1:1のHex/EtOAc(50mL)で倍散して固形物を得、これを濾過によって収集して、3.7gの所望の生成物31Bを得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.60−7.63(m,2H)、7.32−7.47(m,5H)、7.03−7.07(m,2H)、5.16(s,2H).MS(DCI(+)):m/z294(M+NH
4)。
【0264】
工程3:2-((4-(ベンジルオキシ)フェニル)(メトキシ)メチレン)マロノニトリル(31C)の調製:
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化合物31B(3.7g、13.39mmol)を1,4-ジオキサン(30mL)と水(5mL)に溶解させた。この溶液に炭酸水素ナトリウム(9.0g、107mmol)を少しずつ加えて、ガス形成を制御した。生じた懸濁液に硫酸ジメチル(8.96mL、94mmol)を加えた。反応物を2時間還流下で加熱した。反応混合物を濃縮し、水とEtOAcの間で分配した。水層を更なるEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過して、減圧下で濃縮した。残留物を7:3/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、3.1gの所望の生成物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.64−7.68(m,2H)、7.34−7.69(m,5H)、7.22−7.26(m,2H)、5.22(s,2H)、3.92(s,3H).MS(DCI(+)):m/z308(M+NH
4)。
【0265】
工程4:5-アミノ-3-(4-(ベンジルオキシ)フェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(31D)の調製:
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【0266】
化合物31C(3.1g、10.68mmol)をEtOH(20mL)に溶解させた。この溶液にヒドラジン水和物(0.622mL、12.81mmol)を加えた。反応を還流下で2時間加熱した。溶媒を除去し、残留物をEtOAc中に取り上げた。ついで、それを水とブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮して2.72gの所望の生成物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.64及び11.99(s,1H)、7.71−7.74(m,2H)、7.32−7.48(m,5H)、7.09−7.10(br、2H)、6.38(s,2H)、5.15(s,2H).MS(DCI(+)):m/z291(M+H)。
【0267】
工程5:5-アミノ-3-(4-(ベンジルオキシ)フェニル)-4-シアノ-1H-ピラゾール-1-カルボン酸tert-ブチル(31E)の調製:
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【0268】
THF(15mL)中の化合物31D(1.6g、5.51mmol)及びジカルボン酸ジ-tert-ブチル(1.44g、6.61mmol)の混合物にN,N-ジメチルピリジン-4-アミン(0.808g、6.61mmol)を室温で加えた。反応混合物を1時間攪拌した。溶媒を除去し、残留物を5:1/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して2.03g所望の生成物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.78(d,J=8.9Hz,2H)、7.68(s,2H)、7.32−7.48(m,5H)、7.15(d,J=8.9Hz,2H)、5.17(s,2H)、1.59(s,9H).MS(DCI(+)):m/z391(M+H)。
【0269】
工程6:5-アミノ-4-シアノ-3-(4-ヒドロキシフェニル)-1H-ピラゾール-1-カルボン酸tert-ブチル(31F)の調製:
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【0270】
EtOH(15mL)中の化合物31E(1.3g、3.33mmol)及びPd/C(0.071g)の混合物を室温で6時間、水素のバルーンで水素化した。溶媒を除去し、残留物を1:1/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、0.85gの所望の生成物31Fを得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.88(s,1H)、7.67(d,J=8.9Hz,2H)、7.64(s,2H)、6.87(d,J=8.9Hz,2H)、1.59(s,9H).MS(DCI(+)):m/z301(M+H)。
【0271】
工程7:表題化合物31の調製:
DMF(4mL)中の化合物31F(0.132g、0.44mmol)に60%の水素化ナトリウム(0.048g、1.2mmol)を0℃で加えた。溶液を10分間攪拌した。溶液に化合物2Cを加えた。溶液を室温で2時間攪拌した。溶液を濃HCl(0.5mL)で希釈し、60℃で30分間加熱した。混合物をDMSO(5mL)及びMeOH(9mL)で希釈した。固形物を濾過した。濾過物をついでプレップHPLCで精製し、12mgの所望の生成物を得た:
1H NMR(DMSO-d
6):δ8.03(d,J=7.98Hz,1H)、7.79(d,J=7.98Hz,1H)、7.67−7.71(m,4H)、7.33−7.49(m,5H)、7.00(d,J=8.59Hz,2H)、4.84(s,2H)、4.03(t,J=5.98Hz,2H)、3.71−3.74(m,2H)、3.17−3.20(m,2H)、3.01−3.05(m,2H)、2.02(m,2H)。MS(ESI(+)):677(M+H)。
【0272】
実施例32
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-シアノ-3-(4-ヒドロキシフェニル)-1H-ピラゾール-5-イルアミノ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(32)の合成:
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【0273】
表題化合物32を、化合物31の合成からの副産物として単離した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.02(d,J=7.67Hz,1H)、7.79(d,J=7.98Hz,1H)、7.67(d,J=7.67Hz,1H)、7.59−7.61(m,2H)、7.33−7.49(m,5H)、6.80−6.82(m,2H)、4.84(s,2H)、4.03(t,J=5.98Hz,2H)、3.93−3.95(m,2H)、3.71−3.74(m,2H)、3.02−3.08(m,4H)、1.94−1.98(m,2H)。MS(ESI(+)):677(M+H)。
【0274】
実施例33
5-(3-(4-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(33)の合成:
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【0275】
工程1:5-アミノ-1-(3-ブロモフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(33A)の調製:
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【0276】
化合物33Aを実施例21の工程1に記載のものと同じ手順を使用して、4-ブロモフェニルヒドラジン塩酸塩の代わりに3-ブロモフェニルヒドラジン塩酸塩を用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.13(1H,s)、7.74(1H,t)、7.70(1H,s)、7.57−7.62(2H,m)、7.49(1H,t)、6.41(2H,s).
【0277】
工程2:1-(3-ブロモフェニル)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン(33B)の調製:
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【0278】
化合物33Bを、実施例21の工程2に記載されたものと同じ手順を使用し、化合物21Aを化合物33Aに代えて、調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm9.49(1H,s)、9.20(1H,s)、8.71(1H,s)、8.51(1H,t)、8.25−8.30(1H,m)、7.55−7.63(2H,m).
【0279】
工程3:1-(3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン(33C)の調製:
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【0280】
表題化合物33Cを、実施例21の工程3に記載されたものと同じ手順を使用し、化合物21Aを化合物33Bに代えて、調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm9.48(1H,s)、9.18(1H,s)、8.68(1H,s)、8.47(1H,d)、8.36−8.40(1H,m)、7.68−7.71(1H,m)、7.64(1H,t)、1.34(12H,s)。
【0281】
工程4:3-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノール(33D)の調製:
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表題化合物33Dを、実施例21の工程4に記載されたものと同じ手順を使用し、化合物21Cを化合物33Cに代えて、調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm9.86(1H,s)、9.46(1H,s)、9.16(1H,s)、8.64(1H,s)、7.72(1H,t)、7.67−7.70(1H,m)、7.38(1H,t)、6.80(1H,dd)。
【0282】
工程5:表題化合物33の調製:
表題化合物33を、化合物21Dを化合物33Dに代えて実施例21の工程5に記載のものと同じ手順を使用して調製した:
1H NMR(500MHz,DMSO−D6)δppm12.89(1H,s)、12.53(1H,s)、9.46(1H,s)、9.15(1H,s)、 8.64(1H,s)、8.02(1H,d)、7.76−7.84(3H,m)、7.66(1H,d)、7.33−7.49(5H,m)、6.93−6.97(1H,m)、4.82(2H,s)、4.09(2H,t)、3.72(2H,t)、3.18−3.26(2H,m)、3.02(2H,t)、2.01−2.13(2H,m);LCMS(APCI):m/z687(M+H)。
【0283】
実施例34
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)チアゾール-4-カルボン酸(34)の合成:
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【0284】
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(34A):
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【0285】
化合物34Aを、2-クロロチアゾール-4-カルカルボン酸メチルを2-クロロチアゾール-4-カルボン酸エチルに代え、実施例1の工程3の合成と同様にして調製した:MS(ESI(+)):465(M+H)。
【0286】
工程2:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-ブロモチアゾール-4-カルボン酸エチル(34B)の調製:
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【0287】
アセトニトリル中の化合物34Aに1.05当量のNBSを加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌した。溶媒を除去し、残留物を3:2ヘキサン/EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、所望の生成物を得た:MS(ESI(+)):544(M+H)。
【0288】
工程3:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-ブロモチアゾール-4-カルボン酸エチル(34C)の調製:
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【0289】
THF(6mL)中の化合物34B(0.815g、1.5mmol)とSEMCl(0.318mL、1.8mmol)の混合物にTEA(0.65mL、4.5mmol)を室温で加えた。反応混合物を20分間攪拌し、減圧下で濃縮し、3:1/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、0.95gの所望の生成物を2つに分離できない異性体の混合物として得た:MS(ESI(+)):m/z657(M+H)。
【0290】
工程4:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(4-(ヒドロキシメチル)フェニル)チアゾール-4-カルボン酸エチルの調製:
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【0291】
DME(2mL)及びMeOH(1mL)中の化合物34C(0.135g、0.2mmol)、4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸(0.033g、0.22mmol)、Pd(PPh
3)
4(0.012g、0.01mmol)及びCsF(0.091g、0.6mmol)の混合物をマイクロ波条件下(110℃、20分)で加熱した。反応混合物を濃縮し、水とEtOAcの間で分配した。水性層を更なるEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を1:1/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、0.085gの所望の生成物34Dを得、これはまた2つの位置異性体の混合物であった。MS(ESI(+)):m/z701(M+H)。
【0292】
工程5:表題化合物34の調製:
1,4-ジオキサン(2mL)中の化合物34D(0.14g)に1,4-ジオキサン(2mL)とMeOH(0.5mL)中の4NのHClを加えた。溶液を室温で1時間攪拌し、減圧下で濃縮し、1,4-ジオキサン(2mL)中の1.0NのLiOH(2mL)を加えた。溶液を60℃で1時間加熱し、減圧下で濃縮し、プレップHPLCで精製して、所望の生成物34を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.02(d,J=7.98Hz,1H)、7.79(d,J=7.98Hz,1H)、7.69(d,J=7.36Hz,1H)、7.29−7.49(m,8H)、4.90(s,2H)、4.50(s,2H)、3.78(t,J=5.98Hz,2H)、3.98(t,J=5.98Hz,2H);MS(ESI(+)):m/z543(M+H)。
【0293】
実施例35
5-(4-((4-(5-アミノ-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)メチル)フェニル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(35)の合成:
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【0294】
工程1:5-(4-((4-(5-アミノ-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)メチル)フェニル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(35A)の調製:
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【0295】
化合物34D(0.14g、0.2mmol)、PPh
3(0.079g0.3mmol)及び化合物31F(0.066g、0.022mmol)の混合物をTHF(3mL)に溶解させた。溶液を0℃まで冷却した。この溶液にDBADを加えた。反応混合物を2時間室温で攪拌した。溶媒を除去し、残留物を2:1/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、0.13gの表題化合物を2つの分離できない異性体の混合物として得た。MS(ESI(+)):m/z982(M+NH
4−H
2O)。
【0296】
工程2:表題化合物35の調製:
表題化合物35を、実施例34の合成と同様にし、化合物34Dの代わりに化合物35Aを用いて、調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.02(d,J=7.67Hz,1H)、7.79(d,J=8.29Hz,1H)、7.68−7.74(m,3H)、7.37−7.49(m,9H)、7.12(d,J=8.59Hz,2H)、4.90(s,2H)、5.16(s,2H)、4.91(s,2H)、3.79(t,J=5.98Hz,2H)、3.08(t,J=5.83Hz,2H)。MS(ESI(+)):m/z725(M+H)。
【0297】
実施例36
5-(3-(3-(5-アミノ-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)プロパ-1-イニル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(36)の合成:
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【0298】
工程1:5-アミノ-4-シアノ-3-(3-ヒドロキシフェニル)-1H-ピラゾール-1-カルボン酸tert-ブチル(36A)の調製:
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【0299】
化合物36Aを、4-(ベンジルオキシ)安息香酸の代わりに3-(ベンジルオキシ)安息香酸を用いて、化合物31Fの合成と同様にして調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.70(s,1H)、7.68(s,2H)、7.25−7.32(m,3H)、6.86−6.89(m,1H)、1.60(s,9H)。MS(ESI(+)):m/z322(M+Na)。
【0300】
工程2:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(36B)の調製:
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【0301】
DMF(2mL)中の化合物34C(0.38g、0.564mmol)、プロパ-2-イン-1-オール(0.047g、0.846mmol)、CuI(0.011g、0.056mmol)、Et
3N(1.57mL、11mmol)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(0.02g、0.028mmol)の混合物を90℃で2時間加熱した。冷却後、反応混合物をCH
2Cl
2で希釈した。固形物を濾過した。濾過物を濃縮した。残留物を3:2/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、0.19gの所望の生成物36Bを、2つの分離できない異性体の混合物として得た:MS(ESI(+)):m/z649(M+H)。
【0302】
工程3:5-(3-(3-(5-アミノ-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)プロパ-1-イニル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(36C)の調製:
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【0303】
化合物36Cを、化合物34D及び化合物31Fの代わりに化合物36B及び化合物36Aを用いて化合物35Aの合成と同様にして調製し、各々2つの分離できない異性体の混合物として得た:MS(ESI(+)):m/z932(M+H)。
【0304】
工程4:表題化合物36の調製:
表題化合物36を、実施例34の工程5の化合物34Dの代わりに化合物36Cを用いて化合物34の合成と同様にして調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.03(d,J=7.93Hz,1H)、7.79(d,J=7.93Hz,1H)、7.66−7.68(m,1H)、7.35−7.48(m,8H)、5.08(s,2H)、4.91(s,2H)、3.70−3.73(m,2H)、3.46−3.49(m,2H)、3.05−3.07(m,2H)。MS(ESI(+)):m/z670(M−H)。
【0305】
実施例37
5-(4-((3-(5-アミノ-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)メチル)フェニル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(37)の合成:
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【0306】
工程1:5-(4-((3-(5-アミノ-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)メチル)フェニル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(37A)の調製:
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【0307】
表題化合物37Aを化合物35Aの合成と同様にして、化合物31Fの代わりに化合物36Aを用いて調製し、2つの分離できない異性体の混合物として得た:MS(ESI(+)):m/z984(M+H)。
【0308】
工程2:表題化合物37の調製:
表題化合物37を化合物34の合成と同様にして、化合物34Dの代わりに化合物37Aを用いて調製した:1H NMR(DMSO−d
6):δ8.02(d,J=7.36Hz,1H)、7.78(d,J=7.98Hz,1H)、7.33−7.49(m,11H)、7.05−7.08(m,1H)、5.15(s,2H)、4.91(s,2H)、3.78(t,J=6.14Hz,2H)、3.08(t,J=5.83Hz,2H)。MS(ESI(+)):m/z725(M+H)。
【0309】
実施例38
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸(38)の合成:
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【0310】
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(38A)の調製:
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【0311】
THF(150mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(14g、31.1mmol)の溶液にTEA(6.3g、62.1mmol)及び2-(トリメチルシリル)エトキシメチル塩化物(7.77g、46.6mmol)を加えた。混合物を室温で4時間攪拌した。混合物をEtOAc(400mL)で希釈し、3%HCl、水及びブラインで洗浄した。溶媒を蒸発させて、18.2gの生成物を得た。LC/MS(APCI):m/z580.9(M+H)。
【0312】
工程2:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(38B)の調製:
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【0313】
酢酸t-ブチル(200mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(38A)(14g、24.1mmol)の攪拌溶液に真空下でTHF(2M)中の2mLのt−BuOKを加えた。3×2mLのt-BuOKを真空下で撹拌溶液に加え、反応を完了させた。混合物をついで中性まで酸性化し、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をヘキサン中5%のEtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、3.5gの所望の生成物38Bを得た:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δppm8.29(1H,m)、7.71(1H,d)、7.62(2H,m)、7.49(2H,t)、7.34(3H,m)、6.02(2H,s)、5.20(2H,s)、4.02(2H,m)、3.71(3H,m)、3.08(2H,m)、1.59(9H,t)、0.97(2H,m)、−0.09(9H,m)。MS(ESI(+)):m/z623.0(M+H)。
【0314】
工程3:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(38C)の調製:
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【0315】
DCM(30mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(38B)(2.2g、3.53mmol)の溶液にNIS(0.795g、3.53mmol)を加えた。混合物を室温で一晩攪拌した。混合物をついでEtOAc(300mL)で希釈し、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をヘキサン中5%のEtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、2.6gの所望の生成物を得た。LC/MS(APCI):m/z749.2(M+H)。
【0316】
工程4:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(38D)の調製:
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【0317】
THF(20mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(38C)(2.5g、3.34mmol)及びプロパ-2-イン-1-オール(562mg、10mmol)の溶液にPd(Ph
3P)
4(193mg、0.167mmol)、CuI(64mg、0.334mmol)、DIEA(863mg、6.7mmol)を加えた。混合物を窒素下、室温で一晩攪拌した。混合物をDCM(400mL)で希釈し、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をDCM中5%のMeOHを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、2.0g(88%)の所望の生成物を得た:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δppm8.31(1H,m)、7.72(1H,d)、7.59(1H,m)、7.49(1H,d)、7.34(3H,m)、6.01(2H,s)、5.18(2H,s)、4.53(2H,d)、4.00(2H,t)、3.74(2H,t)、3.07(2H,t)、1.61(9H,s)、0.98(2H,t)、0.01(9H,m)。MS(ESI(+)):m/z677(M+H)。
【0318】
工程5:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(38E)の調製:
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【0319】
EtOAc(20mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(38D)(2.0g、3.96mmol)の溶液にPtO
2(240mg、1.1mmol)を加えた。混合物を水素下(バルーン)、室温で一晩攪拌した。混合物をついで濾過し、濾過物を、減圧下で濃縮し、所望の生成物38Eを得た:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δppm8.30(1H,m)、7.71(1H,d)、7.59(1H,m)、7.49(1H,m)、7.35(3H,m)、6.00(2H,s)、5.14(2H,s)、3.95(2H,m)、3.75(2H,t)、3.63(2H,m)、3.17(2H,t)、3.07(2H,t)、2.40(1H,t)、1.89(2H,m)、1.58(9H,d)、0.98(2H,t)、0.01(9H,m)。MS(ESI(+)):m/z681(M+H)。
【0320】
工程6:表題化合物38の調製:
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【0321】
DCM(2mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(38E)(68mg、0.1mmol)の溶液にエーテル中の2NのHClを2mL加えた。混合物を室温で一晩攪拌した。MeOH(0.5mL)に混合物に加え、固形物を溶解させた。混合物を室温で更に2時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、所望の生成物をHCl塩として得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−D
6)δppm8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.41(5H,m)、4.83(2H,s)、3.73(4H,t)、3.50(2H,t)、3.41(2H,t)、3.04(4H,t)、1.69(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z495(M+H)。
【0322】
実施例39
5-(3-(3-(5-アミノ-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(39)の合成:
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【0323】
工程1:5-(3-(3-(5-アミノ-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(39A)の調製:
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【0324】
表題化合物39Aを、化合物34D及び化合物31Fの代わりに化合物38E及び化合物36Aを用いて、化合物35Aの合成と同様にして調製し、各々2つの分離できない異性体として得た:MS(ESI(+)):934(M+H)。
【0325】
工程2:表題化合物39の調製:
表題化合物39を、化合物34Dの代わりに化合物39Aを用いて、実施例34の工程5に記載の手順と同様にして調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.03(d,J=7.98Hz,1H)、7.79(d,J=7.67Hz,1H)、7.65−7.67(m,2H)、7.32−7.49(m,6H)、6.94−6.96(m,1H)、4.84(s,2H)、4.01(t,J=6.14Hz,2H)、3.70−3.73(m,4H)、3.19(t,J=7.52Hz,2H)、3.01−3.03(m,2H)、2.01−2.05(m,2H)。MS(ESI(+)):m/z677(M+H)。
【0326】
実施例40
5-(3-(4-(5-アミノ-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)プロパ-1-イニル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(40)の合成:
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【0327】
工程1:5-(3-(4-(5-アミノ-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)プロパ-1-イニル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル(tert-ブトキシカルボニル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(40A)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0328】
化合物40Aを実施例35の工程1に記載の合成と同様にし、化合物34Dの代わりに化合物36Bを用いて調製し、2つの分離できない異性体の混合物として得た:MS(ESI(+)):m/z932(M+H)。
【0329】
工程2:表題化合物40の調製:
表題化合物40を、化合物34の合成と同様にして、化合物34Dの代わりに化合物40Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.03(d,J=7.98Hz,1H)、7.60−7.80(m,5H)、7.34−7.50(m,6H)、7.32−7.49(m,6H)、7.12(d,J=8.9Hz,2H)、5.10(s,2H)、4.91(s,2H)、3.73−3.75(m,2H)、3.05−3.07(m,2H)。MS(ESI(+)):m/z673(M+H)。
【0330】
実施例41
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(ピリジン-3-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(41)の合成:
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【0331】
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-ヨードフェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(41A)の調製:
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【0332】
THF(2mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(92mg、0.135mmol)、トリフェニルホスフィン(35.4mg、0.135mmol)及び4-ヨードフェノール(29.7mg、0.135mmol)の溶液にDBAD(32mg、0.135mmol)を加えた。反応混合物を室温で4時間攪拌した。LC/MSは、予想された生成物を単一のピークとして示した。混合物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をヘキサン中3%のEtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、110mg(92%)の所望の生成物を得た:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δppm8.30(1H,m)、7.72(1H,d)、7.54(4H,m)、7.34(3H,m)、6.67(2H,d)、6.00(2H,s)、5.14(2H,s)、3.96(4H,m)、3.75(2H,t)、3.22(2H,t)、3.06(2H,t)、2.13(2H,m)、1.59(9H,s)、0.97(2H,t)、0.01(9H,m)。MS(ESI(+)):m/z833(M+H)。
【0333】
工程2:表題化合物41の調製:
DME/MeOH(2:1、3mL)中の2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-ヨードフェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(20mg、0.023mmol)及びピリジン-3-ボロン酸(41A)(2.83mg、0.23mmol)の混合物にPd(Ph
3P)
4(1.37mg、0.115umol)及びCsF(12mg、0.069mmol)を加えた。混合物を100℃で30分間マイクロ波加熱(Smith Synthesizer)しながら加熱した。混合物をEtOAcで希釈し(200mL)、水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をヘキサン中5%のEtOAcを用いて溶出するカラムクロマトグラフィーで精製して、17mg(90%)の生成物を得、これを実施例38に記載のものと同じ手順を使用して直ちに脱保護し、表題化合物41を得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−D
6)δppm9.15(1H,s)、8.77(1H,d)、8.71(1H,d)、8.02(1H,d)、7.98(1H,m)、7.80(2H,d)、7.67(1H,d)、7.41(5H,m)、7.10(2H,d)、4.84(2H,m)、4.07(2H,m)、3.73(2H,m)、3.21(4H,m)、3.04(2H,t)、2.06(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z648(M+H)。
【0334】
実施例42
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(4-フェノキシブチル)チアゾール-4-カルボン酸(42A)の合成:
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【0335】
工程1:3-ブロモ-7-クロロ-2-オキソヘプタン酸エチル(42A)の調製:
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【0336】
表題化合物42Aを実施例2の工程1における6-クロロ-2-オキソヘキサン酸エチルの代わりに7-クロロ-2-オキソヘプタン酸エチルを用いて調製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm5.18(1H,dd)、4.29(2H,q)、3.66(2H,t)、2.03(1H,m)、1.90(1H,m)、1.78(2H,m)、1.63(1H,m)、1.48(1H,m)、1.29(3H,t)。
【0337】
工程2:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(4-クロロブチル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(42B)の調製:
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【0338】
表題化合物42Bを実施例2の工程2の化合物2Aの代わりに化合物42Aを用いて調製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.88(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.66(1H,d)、7.42(4H,m)、4.82(2H,s)、4.19(2H,q)、3.72(2H,t)、3.63(2H,t)、3.03(4H,m)、1.70(4H,m)、1.20(3H,t).
【0339】
工程3:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(4-ヨードブチル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(42C)の調製:
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【0340】
表題化合物42Cを、実施例2の工程3の化合物2Bの代わりに化合物42Bを置換して調製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、8.04(1H,d)、7.79(1H,d)、7.66(1H,d)、7.41(4H,m)、4.82(2H,s)、4.19(2H,q)、3.72(2H,t)、3.27(2H,t)、3.03(4H,m)、1.77(2H,m)、1.63(2H,m)、1.20(3H,t).
【0341】
工程4:表題化合物42の調製:
表題化合物42を、実施例2の工程4の化合物2Cの代わりに化合物42Cを用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δppm12.86(1H,s)、8.02(1H,d)、7.78(1H,d)、7.66(1H,d)、7.46(2H,m)、7.36(2H,m)、7.23(2H,t)、6.88(3H,m)、4.81(2H,s)、3.94(2H,t)、3.72(2H,t)、3.09(2H,m)、3.02(2H,t)、1.70(4H,m)。MS(ESI(+)):m/z585(M+H)。
【0342】
実施例43
5-(4-(4-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)ブチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(43)の合成:
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【0343】
表題化合物43を、実施例21に記載のものと同じ手順を使用して、化合物2Cを化合物42Cで置換して調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.87(1H,s)、9.45(1H,s)、9.10(1H,s)、8.61(1H,s)、7.92−8.10(3H,m)、7.78(1H,d)、7.67(1H,d)、7.42−7.48(2H,m)、7.31−7.41(2H,m)、7.07−7.16(2H,m)、4.83(2H,s)、4.05(2H,t)、3.73(2H,t)、3.12(2H,t)、3.03(2H,t)、1.68−1.83(4H,m)。LCMS(APCI)703(M+H)。
【0344】
実施例44
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(4-(イソプロピルアミノ)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(44)の合成:
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【0345】
工程1:5-アミノ-1-(4-メトキシフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸エチル(44A)の調製
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【0346】
EtOH(480mL)中の2-シアノ-3-エトキシアクリル酸(Z)-エチル(9.64g、57.0mmol)、4-メトキシフェニルヒドラジン塩酸塩(9.95g、57.0mmol)及びNa
2CO
3(6.04g、57.0mmol)の混合物を5時間還流させ、室温で一晩攪拌した。分離できない物質を濾過し、濾過物を濃縮し、固形物を沈殿させた。沈殿物を収集し、MeOHで洗浄し、水で広範囲に洗浄した。淡い色の固形物を乾燥させて所望の生成物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO-D
6)δppm7.65(1H,s)、7.42(2H,d)、7.07(2H,d)、6.15(2H,s)、4.14−4.26(2H,m)、3.81(3H,s)、1.27(3H,t)。
【0347】
工程2:1-(4-メトキシフェニル)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-4(3aH)-オン(44B)の調製:
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【0348】
化合物44A(7g、26.8mmol)及びホルムアミド(64.1mL、1607mmol)の混合物を一晩180℃で加熱し、冷却した。沈殿物を収集し、水で洗浄し、乾燥して所望の生成物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D6)δppm12.35(1H,s)、8.28(1H,s)、8.15(1H,s)、7.85−7.93(2H,m)、7.09−7.14(2H,m)、3.82(3H,s)。
【0349】
工程3:4-クロロ-1-(4-メトキシフェニル)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン(44C)の調製:
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【0350】
化合物44B(2g、8.26mmol)及び三塩化ホスホリル(11.51mL、124mmol)の混合物を100℃で2時間加熱し、冷却した。反応混合物をゆっくりと氷に注いだ。沈殿物を収集し、水で洗浄し、乾燥して所望の生成物を得た。MS(APCI):m/z261(M+H)。
【0351】
工程4:4-(4-(イソプロピルアミノ)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノール(44D)の調製:
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【0352】
THF(10mL)中の化合物44C(388mg、1.48mmol)及びプロパン-2-アミン(0.14mL、1.63mmol)の混合物にTEA(0.456mL、3.27mmol)を加えた。生じた混合物を30℃で一晩攪拌し、EtOAcで希釈した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮し、乾燥した。粗物質にテトラメチレンスルホン(5mL)中のヨードトリメチルシラン(1.0mL、7.06mmol)を加えた。反応混合物を80℃で一晩加熱した。反応物をゆっくりと氷水(5mL)に注いだ。沈殿物を収集し、水で洗浄し、逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中の0%−50%のアセトニトリルで40分間)で精製し、表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm9.68(1H,s,br)、8.55(1H,s,br)、8.39(1H,s)、8.35(1H,s)、7.82(2H,d)、6.88−6.94(2H,m)、4.34−4.46(1H,m)、1.28(6H,d)
【0353】
工程5:表題化合物44の調製:
表題化合物44を、実施例21の工程5に記載のものと同じ手順を使用し、化合物21Dの代わりに化合物44Dを用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.87(1H,s)、8.45(1H,s)、8.39(1H,s)、8.34(1H,s)、8.01(1H,d)、7.98(2H,d)、7.79(1H,d)、7.65−7.73(2H,m)、7.43−7.49(2H,m)、7.32−7.41(2H,m)、7.07(2H,d)、4.84(2H,s)、4.09−4.20(1H,m)、4.04(2H,t)、3.73(2H,t)、3.20(2H,t)、3.03(2H,t)、2.00−2.08(2H,m)、1.28(3H,s)、1.27(3H,s)。LCMS(APCI):m/z746(M+H)。
【0354】
実施例45
5-((4-(5-アミノ-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)メチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(45)の合成:
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【0355】
工程1:N-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-2-(4-クロロ-5-ホルミルチアゾール-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボキサミド(45A)の調製:
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【0356】
DMA(30mL)中の化合物1B(3.82g、10mmol)、2,4-ジクロロチアゾール-5-カルバルデヒド(1.82g、10mmol)及びCs
2CO
3(9.77g、30mmol)の混合物を60℃で8時間加熱し、室温まで冷やし、ついで水に注いだ(500mL)。固形物を濾過により収集し、真空オーブンで一晩(60℃)乾燥し、4.2gの所望の生成物(45A)を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.66(s,1H)、9.69(s,1H)、8.00(d,J=7.82Hz,1H)、7.77(d,J=8.06Hz,1H)、7.73(d,J=7.58Hz,1H)、7.40−7.49(m,3H)、7.33−7.36(m,1H)、5.04(s,2H)、3.82(t,J=5.92Hz,2H)、3.11(t,J=6.16Hz,2H)。MS(ESI(+)):m/z455(M+H)。
【0357】
工程2:(E)-2-(4-クロロ-5-ホルミルチアゾール-2-イル)-N-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデン)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボキサミド(45B)の調製:
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【0358】
化合物45Bを、化合物34Cの合成と同様にして、実施例34の工程3の化合物34Bの代わりに化合物45Aを用いて調製した。化合物45Bを1:4ヘキサン:EtOAcによる2つの異性体の混合物の倍散により白色固体として単離した。他の異性体を母液から単離した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.71(s,1H)、8.24(d,J=7.82Hz,1H)、7.92(d,J=7.58Hz,1H)、7.70(d,J=8.06Hz,1H)、7.53−7.56(m,1H)、7.36−7.46(m,3H)、6.01(s,2H)、5.35(s,2H)、3.85(t,J=5.92Hz,2H)、3.72−3.75(m,2H)、3.11(t,J=6.04Hz,2H)。MS(ESI(+)):m/z585(M+H)。
【0359】
工程3:5-ホルミル-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(E)-メチル(45C):
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【0360】
MeOH(50mL)中の化合物45B(4.6g、7.86mmol)を250mLのSS耐圧ボトル中でPd−dppf(0.288g、0.393mmol)及びNEt
3(2.191mL、15.72mmol)に加えた。混合物をCO(60psi)で加圧し、100℃で7時間攪拌した。固形物を濾過し、ついで濾過物を濃縮した。残留物を3:1/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、4.45gの所望の生成物45Cを得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ10.16(s,1H)、8.27(d,J=6.74Hz,1H)、7.96(d,J=7.14Hz,1H)、7.72(d,J=8.33Hz,1H)、7.53−7.56(m,1H)、7.37−7.42(m,3H)、6.01(s,2H)、5.32(s,2H)、3.85−3.88(m,5H)、3.66−3.71(m,2H)、3.09(t,J=5.95Hz,2H)、0.85−0.91(m,2H)、−0.19(s,9H)。MS(ESI(+)):m/z609(M+H)。
【0361】
工程4:5-(ヒドロキシメチル)-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(E)-メチル(45D)の調製:
【0362】
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MeOH(50mL)及びTHF(20mL)中の化合物45C(2.08g、3.42mmol)にNaBH
4(0.259g、6.83mmol)を加えた。反応混合物を70℃で2時間加熱した。溶媒を除去し、残留物をEtOAc及び水の間で分配した。有機層を単離し、水性層を更なるEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を1:1/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、1.86gの所望の生成物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.24−8.26(m,1H)、7.94(d,J=7.67Hz,1H)、7.70(d,J=8.20Hz,1H)、7.52−7.56(m,1H)、7.34−7.42(m,3H)、6.00(s,2H)、5.77(t,J=5.52Hz,1H)、5.13(s,2H)、4.83(d,J=5.52Hz,2H)、3.67−3.75(m,7H)、3.03(t,J=5.98Hz,2H)、0.87−0.91(m,2H)、−0.18(s,9H)。MS(ESI(+)):m/z611(M+H)。
【0363】
工程5:5-((4-(5-アミノ-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)メチル)-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(E)-メチル(45E)の調製:
【0364】
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化合物45Eを、化合物35Aの合成と同様にして、実施例35の工程1の化合物34Dの代わりに化合物45Dを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.24(dd,J=7.52、1.38Hz,1H)、7.94(d,J=7.67Hz,1H)、7.70(d,J=7.98Hz,1H)、7.67(s,2H)、7.53−7.57(m,1H)、7.34−7.43(m,3H)、7.10−7.14(m,2H)、6.00(s,2H)、5.57(s,2H)、5.17(s,2H)、3.81(s,3H)、3.76(t,J=5.98Hz,2H)、3.66−3.70(m,2H)、3.04(t,J=6.14Hz,2H)、0.85−0.89(m,2H)、−0.20(s,9H)。MS(ESI(+)):m/z892(M+NH
4−H
2O)。
【0365】
工程6:表題化合物45の調製:
表題化合物45を、化合物34の合成と同様にして、化合物34Dの代わりに化合物45Eを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.02(d,J=7.67Hz,1H)、7.78(d,J=7.98Hz,1H)、7.59−7.71(m,3H)、7.33−7.48(m,4H)、7.05(d,J=7.59Hz,1H)、6.83(d,J=7.67Hz,1H)、5.54(s,2H)、4.77−4.86(m,4H)、3.74(t,J=5.68Hz,2H)、3.04(t,J=5.83Hz,2H)。MS(ESI(+)):m/z647(M−H)。
【0366】
実施例46
5-[3-(5-アミノ-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)-フェノキシメチル]-2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-チアゾール-4-カルボン酸(46)の合成:
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【0367】
工程1:5-((3-(5-アミノ-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-シアノ-1H-ピラゾール-3-イル)フェノキシ)メチル)-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(E)-メチル(46A)の調製:
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【0368】
表題化合物(46A)を、化合物35Aの合成と同様にして、実施例35の工程1において、化合物34D及び化合物31Fの代わりに化合物45D及び化合物36Aをそれぞれ用いて調製した:LCMS(ESI(+)):m/z892(M+NH
4−H
2O)。
【0369】
工程2:表題化合物46の調製:
表題化合物46を、化合物34の合成と同様にして、実施例34の工程5における化合物34Dの代わりに化合物46A用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.83(s,1H)、7.96(d,J=7.93Hz,1H)、7.72(d,J=7.93Hz,1H)、7.61(d,J=7.32Hz,1H)、7.27−7.42(m,7H)、6.95(d,J=7.93Hz,1H)、5.47(s,2H)、4.72−4.81(m,4H)、3.74(t,J=5.68Hz,2H)、2.98(t,J=5.65Hz,2H)。MS(ESI(+)):m/z649(M+H)。
【0370】
実施例47
5-{3-[4-(5-アミノ-4-シアノ-チオフェン-3-イル)-フェノキシ]-プロピル}-2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-チアゾール-4-カルボン酸(47)の合成:
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【0371】
工程1:2-(1-(4-(ベンジルオキシ)フェニル)エチリデン)マロノニトリル(47A)の調製:
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ヘキサメチルジシラザン(2.50mL、1.937g、12.0mmol)を酢酸(6mL)中の1-(4-(ベンジルオキシ)フェニル)エタノン(2.263g、10mmol)に内部の温度が74℃以下に維持できる速度で加えた。添加が終わった後、酢酸(6mL)中のマロノニトリル(1.32g、20mmol)を溶液に加えた。反応物を90℃で12時間加熱した。冷却した後、反応物を氷/水に注ぎ、EtOAcで抽出し、乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。固形物を1:9EtOAc/ヘキサンで倍散し、2.74gの所望の生成物を得た。
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.72−7.75(m,2H)、7.35−7.49(m,5H)、7.18−7.21(d,2H)、5.22(s,2H)、2.61(s,3H)。MS(ESI(+)):m/z291(M+NH
4)。
【0372】
工程2:2-アミノ-4-(4-(ベンジルオキシ)フェニル)チオフェン-3-カルボニトリル(47B)の調製:
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【0373】
THF(20mL)中の化合物47A(2.74g、9.99mmol)及び硫黄(0.374g、11.99mmol)の混合物に炭酸水素ナトリウム(0.839g、9.99mmol)を加えた。反応混合物を2時間還流下で加熱し、減圧下で濃縮した。残留物をEtOAc及び水の間で分配した。有機層を分離し、水性層を更なるEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物を3:1/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、2.42gの所望の生成物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.33−7.48(m,7H)、7.19(s,2H)、7.07(d,J=8.73Hz,2H)、6.42(s,1H)、5.14(s,2H)。MS(ESI(+)):m/z307(M+H)。
【0374】
工程3:2-アミノ-4-(4-ヒドロキシフェニル)チオフェン-3-カルボニトリル(47C)の調製:
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【0375】
DCM(80mL)中の化合物47B(1.1g、3.59mmol)にDCM中の1.0MのBBr
3(36mL、36mmol)を室温で加えた。加えたときに沈殿物が生じ、2時間室温で攪拌すると徐々に消失した。溶媒を除去し、残留物を水とEtOAcの間で分配した。有機層を分離した。水性層をEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗物質を3:2/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、0.65gの所望の生成物47Cを得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.58(s,1H)、7.35(d,J=8.73Hz,2H)、7.15(s,2H)、6.80(d,J=8.73Hz,2H)、6.34(s,1H);MS(ESI(+)):m/z217(M+H)。
【0376】
工程4:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-ヨードチアゾール-4-カルボン酸メチル(47D)の調製:
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【0377】
化合物47Dを、化合物34Cの合成と同様にして、実施例34の工程3の化合物34Bの代わりに化合物8Cを用いて調製した:APCI(+)/LC/MS:707(M+H)。
【0378】
工程5:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(47E)の調製:
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【0379】
化合物47Eを、化合物36Bの合成と同様にして、実施例34の工程2の化合物34Cの代わりに化合物47Dを用いて調製した。:LCMS(APCI):m/z635(M+H)。
【0380】
工程6:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-ヒドロキシプロピル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(47F):
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【0381】
表題化合物(47F)を、化合物8Eの合成と同様にして、化合物8Dの代わりに化合物47Eを用いて調製した。:LC/MS(APCI):m/z639(M+H)。
【0382】
工程7:5-(3-(4-(5-アミノ-4-シアノチオフェン-3-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(47G)
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【0383】
化合物47Gを化合物35Aの合成と同様にして、化合物34B及び化合物31Fの代わりに化合物47F及び化合物47Cを各々用いて調製した:MS(ESI(+)):m/z838(M+H)。
【0384】
工程8:表題化合物47Hの調製:
表題化合物47Hを、化合物34の合成と同様にして、化合物34Dの代わりに化合物47Gを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.95(d,J=7.98Hz,1H)、7.72(d,J=7.67Hz,1H)、7.60(d,J=6.75Hz,1H)、7.26−7.44(m,6H)、6.87−6.90(m,2H)、6.32(s,1H)、4.77(s,2H)、3.94(t,J=6.14Hz,2H)、3.64−3.67(m,2H)、3.10−3.13(m,2H)、2.96(t,J=5.83Hz,2H)、1.93−1.96(m,2H)。MS(ESI(+)):m/z693(M+H)。
【0385】
実施例48
5-(3-(4-(1H-ピラゾール-1-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(48)の合成:
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【0386】
表題化合物48を、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりに4-(1H-ピラゾール-1-イル)フェノールを用いて調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物48を収率29%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、8.35(1H,d)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.69(4H,m)、7.42(4H,m)、7.02(2H,m)、6.49(1H,m)、4.84(2H,s)、4.02(2H,t)、3.72(2H,t)、3.19(2H,t)、3.03(2H,t)、2.02(2H,m)。MS(ESI(+)):m/z637(M+H)。
【0387】
実施例49
5-(2-(4-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)エチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(49)の合成:
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【0388】
工程1:N-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-2-カルバモチオイル-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-カルボキサミド(49A)の調製:
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【0389】
DMF(50mL)中の化合物1B(3.25g、8.50mmol)の混合物にTEA(4.71mL、34.0mmol)を加えた。生じた混合物を10分間攪拌し、ジ(1H−イミダゾール−1−イル)メタンチオン(1.818g、10.20mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間攪拌した。アンモニア(MeOH中7N)(48.6mL、340mmol)を加え、生じた混合物を一晩攪拌した。反応混合物を濃縮し、アンモニア及びMeOHを除去した。DMF溶液を、更に精製せずに直接次の工程に使用した。LCMS(APCI):m/z369(M+H)。
【0390】
工程2:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(2-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)エチル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(49B)の調製:
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【0391】
Et
2O(4mL)中の3-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)プロパナール(1g、5.31mmol)及び2,2-ジクロロ酢酸エチル(0.651mL、5.31mmol)の溶液にEtOH(4mL)中のナトリウムエタノール付加物(0.397g、5.84mmol)を0℃で滴下した。反応混合物を0℃で1.5時間攪拌し、Et
2Oで希釈した。反応混合物をブラインで洗浄し、有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物を減圧下で乾燥し、EtOH(8mL)に溶解した。生じた溶液をDMF中の実施例49A(1当量)に加えた。反応混合物を50℃で8時間加熱し、減圧下で濃縮した。残留物をDCMに溶解し、ヘキサン中0%から17%のEtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、ついでDCM中0%から15%のEtOAcで精製して、所望の生成物49Bを得た:LCMS(APCI):m/z623(M+H)。
【0392】
工程3:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(2-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)エチル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(49C
1);及び5-(2-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)エチル)-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(Z)-エチル(49C
2)の調製:
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【0393】
DMF(5mL)中の実施例49B(365mg、0.586mmol)及び(2-(クロロメトキシ)エチル)トリメチルシラン(0.109mL、0.615mmol)の混合物にTEA(0.163mL、1.172mmol)を滴下して加えた。反応混合物を室温で10分間攪拌した。所望の生成物を2つの立体異性体として得た(49C
1及び49C
2)。反応物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を更に精製することなく次の工程に使用した。
【0394】
工程4:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(2-ヒドロキシエチル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(49D
1);及び5-(2-ヒドロキシエチル)-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(Z)-エチル(49D
2)の調製
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【0395】
DCM(2mL)中の実施例49C
1及び49C
2(400mg、0.531mmol)の溶液にMeOH(50mL)に加えた。MeOH中(3.87mL、1.062mmol)の1%HClを滴下して加えた。反応混合物を室温で5時間攪拌し、EtOAcで希釈し(250mL)、50%NaClで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をDCMに溶解し、DCM中0%から25%のEtOAc勾配を用いて溶出したシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、所望の化合物49D
1及び49D
2を得た:LCMS(APCI):m/z639(M+H)。
【0396】
工程5:5-(2-(4-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)エチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(49E
1);及び5-(2-(4-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)エチル)-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(Z)-エチル(49E
2)の調製
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【0397】
化合物21D(27.8mg、0.131mmol)をTHF(1.5mL)に加熱して溶解した。溶液を室温まで冷却し、ついで化合物49D
1及び49D
2(55.7mg、0.087mmol)、トリフェニルホスフィン(11.43mg、0.044mmol)を加え、続いてジアゼン-1,2-ジカルボン酸(E)-ジ-tert-ブチル(10.04mg、0.044mmol)を加えた。反応混合物を3時間攪拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、2%NaOH、5%HCl、及び水で洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をDCM中0から25%のEtOAc勾配を用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、所望の化合物49E
1及び49E
2を得た:LCMS(APCI):m/z834(M+H)。
【0398】
工程6:5-(2-(4-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)エチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(49)の調製:
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【0399】
DCM(5mL)中の化合物49E
1及び化合物49E
2(100mg、0.120mmol)溶液にエーテル(0.60mL、1.20mmol)中の2NのHClを加えた。反応物を15分間攪拌し、減圧下で濃縮した。粗物質にTHF(5mL)及びMeOH(5mL)中の10%NaOH(0.17mL、0.427mmol)及び水(5mL)を加え、50℃で2時間加熱した。反応混合物を冷却し、濾過した。濾過物をHClで酸性化し、沈殿物を濾過により収集し、水で洗浄し、所望の生成物49を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.87(1H,s)、9.44(1H,s)、9.09(1H,s)、8.60(1H,s)、7.97−8.02(3H,m)、7.77(1H,d)、7.66(1H,d)、7.28−7.47(4H,m)、7.13−7.17(2H,m)、4.84(2H,s)、4.23(2H,t)、3.75(2H,t)、3.53(2H,t)、3.04(2H,t).LCMS(APCI):m/z675(M+H)。
【0400】
実施例50
5-(2-(3-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)エチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(50)の合成:
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【0401】
工程1:5-(2-(3-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)エチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(50A
1);及び5-(2-(3-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)エチル)-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(Z)-エチル(50A
2)の調製:
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【0402】
化合物50A
1及び50A
2を、実施例49の工程5に記載のものと同じ手順を使用して、化合物21Dの代わりに化合物33Dを用いて調製した:LCMS(APCI):m/z834(M+H)。
【0403】
工程2:5-(2-(3-(1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)エチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(50)の調製:
【0404】
化合物50を、実施例49の工程5の記載のものと同じ手順を使用して、49E
1及び化合物49E
2の代わりに化合物50A
1及び化合物50A
2を用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.84(1H,s)、9.44(1H,s)、9.14(1H,s)、8.62(1H,s)、8.01(1H,d)、7.76−7.84(3H,m)、7.66(1H,d)、7.32−7.50(5H,m)、6.98(1H,dd)、4.84(2H,s)、4.25(2H,t)、3.73(2H,t)、3.54(2H,t)、3.03(2H,t)。LCMS(APCI):m/z675(M+H)。
【0405】
実施例51
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(4-シアノ-チオフェン-3-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(51)の合成:
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【0406】
工程1:4-(4-ヒドロキシフェニル)チオフェン-3-カルボニトリル(51A)の調製:
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【0407】
化合物51Aを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに4-ブロモチオフェン-3-カルボニトリル及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.68(s,1H)、8.62(d,J=3.38Hz,1H)、7.73(d,J=3.07Hz,1H)、7.44(d,J=8.59Hz,2H)、6.86(d,J=8.59Hz,2H)。MS(ESI(+)):m/z200(M−H)。
【0408】
工程2:表題化合物51の調製:
DMF(4mL)中の化合物51A(0.095g、0.015mmol)に60%水素化ナトリウム(0.036g、0.9mmol)を0℃で加えた。溶液を10分間攪拌した。溶液に化合物2Cを加えた。様形を2時間室温で攪拌した。反応物をMeOH(1mL)でクエンチした。濃HCl(0.5mL)を加え、溶液をシリンジフィルターで濾過した。濾過物をついでプレップHPLCで精製し、所望の生成物51を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.57(d,J=3.38Hz,1H)、7.95(d,J=7.98Hz,1H)、7.71−7.72(m,2H)、7.60(d,J=7.36Hz,1H)、7.45−7.48(m,2H)、7.26−7.41(m,4H)、6.95−6.97(m,2H)、4.77(s,2H)、3.97(t,J=6.29Hz,2H)、3.66(t,J=5.98Hz,2H)、3.11−3.14(m,2H)、2.96(t,J=5.98Hz,2H)、1.93−2.00(m,2H);MS(ESI(+)):m/z678(M+H)。
【0409】
実施例52
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(9-イソプロピル-9H-プリン-6-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(52)の合成:
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【0410】
工程1:6-クロロ-N4-イソプロピルピリミジン-4,5-ジアミン(52A)の調製:
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【0411】
4,6-ジクロロピリミジン-5-アミン(492mg、3mmol)、プロパン-2-アミン(284μl、3.3mmol)及びEt
3N(836μl、6mmol)を混合し、還流下で加熱した。混合物を5日間還流し、毎日、更なるイソプロピルアミン(0.77mL、9mmol)を加えた。反応混合物を室温まで冷却し、濃縮し、水でスラリー化して、濾過し、更なる水ですすぎ、減圧下で乾燥させ、表題化合物52Aを黄褐色固形物として得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm7.72(1H,s)、6.53(1H,d)、5.02(2H,s)、4.20(1H、octet)、1.18(6H,d)。
【0412】
工程2:6-クロロ-9-イソプロピル-9H-プリン(52B)の調製:
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【0413】
化合物52A(268mg、1.44mmol)、オルトギ酸トリエチル(2.4mL、14.36mmol)及びパラ−トルエンスルホン酸(27.3mg、0.144mmol)を混合し、115℃で一晩加熱した。室温まで冷却すると沈殿物が生じた。沈殿物を濾過により収集し、ジエチルエーテルですすぎ、減圧下で乾燥させ、表題化合物52Bを得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm8.81(1H,s)、8.78(1H,s)、4.89(1H,m)、1.58(6H,d)。
【0414】
工程3:9-イソプロピル-6-(4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イルオキシ)フェニル)-9H-プリン(52C)の調製:
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【0415】
トルエン(5mL)中の化合物52B(165mg、0.84mmol)を、4-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イルオキシ)フェニルボロン酸(280mg、1.26mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(48.6mg、0.042mmol)及び炭酸ナトリウム(2Nの水溶液)(1.26ml、2.52mmol)で順次処理した。反応容器に窒素をパージし、一晩還流下で加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、EtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)させ、濾過し、濃縮した。濃縮物をCH
2Cl
2中0から5%のMeOHの勾配を用いて溶出したシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製した。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm8.92(1H,s)、8.83(2H,m)、8.74(1H,s)、7.22(2H,m)、5.63(1H,t)、4.92(1H、septet)、3.79(1H、ddd)、3.60(1H,m)、1.82(4H,m)、1.60(6H,d)、1.55(2H,m)。
【0416】
工程4:4-(9-イソプロピル-9H-プリン-6-イル)フェノール(52D)の調製:
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【0417】
ジオキサン(3mL)中の化合物52C(149mg、0.44mmol)をHCl(ジオキサン中4N)(0.55mL、2.2mmol)で処理し、雰囲気温度で1時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、乾燥させ、薄灰色の固形物52Dを収率94%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm10.16(1H,s)、8.90(1H,s)、8.76(1H,m)、8.73(2H,m)、6.97(2H,m)、4.91(1H、septet)、1.60(6H,d)。
【0418】
工程5:表題化合物52の調製:
表題化合物52を、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりに化合物52Dを用いて調製した。アルキル化中間体をCH
2Cl
2中0から60%のEtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製した。手順の残りは実施例2の工程4に従った:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、8.89(1H,s)、8.81(2H,d)、8.72(1H,s)、8.00(1H,d)、7.77(1H,d)、7.65(1H,d)、7.45(2H,m)、7.35(2H,m)、7.11(2H,d)、4.90(1H,m)、4.83(2H,s)、4.09(2H,m)、3.71(2H,m)、3.20(2H,m)、3.02(2H,m)、2.04(2H,m)、1.59(6H,d)。MS(ESI(+))m/e731(M+H)。
【0419】
実施例53
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(5,6-ジヒドロイミダゾ[2,1-b]チアゾール-3-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(53)の合成:
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【0420】
表題化合物53を、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりに4-(5,6-ジヒドロイミダゾ[2,1-b]チアゾール-3-イル)フェノール,HBrを用いて調製した。アルキル化中間体を、ヘキサン中5から60%のEtOAcを用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製した。手順は、エステル加水分解を雰囲気温度で行ったことを除いて、実施例2の工程4に記載されたようにして実施した:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、12.57(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.68(1H,d)、7.42(6H,m)、7.03(2H,d)、6.75(1H,s)、4.83(2H,s)、4.39(2H,m)、4.23(2H,m)、4.04(2H,t)、3.73(2H,t)、3.19(2H,t)、3.03(2H,t)、2.03(2H,m)。MS(ESI(+))m/e695(M+H)。
【0421】
実施例54
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロピルアミノ)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(54)の合成:
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【0422】
工程1:4-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロピルアミノ)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノール(54A)の調製:
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【0423】
表題化合物54Aを、実施例44の工程4に記載のものと同じ手順で、イソプロピルアミンの代わりにジメチルアミノプロピルアミンを用いて調製した:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm9.54(1H,s)、8.63(1H,t)、8.36(1H,s)、8.31(1H,s)、7.85(2H,d)、6.92(2H,d)、3.60(2H,q)、3.12−3.18(2H,m)、2.80(6H,s)、1.95−2.03(2H,m)。
【0424】
工程2:表題化合物54の調製:
DMF(5mL)中の化合物54A(160mg、0.512mmol)の溶液に水素化ナトリウム(102mg、2.56mmol)(60%)を加えた。反応混合物を10分間攪拌し、実施例2C(194mg、0.307mmol)を加えた。生じた混合物を1時間攪拌し、メタノール(3mL)、10%NaOH(3mL)及び水(1mL)を加えた。生じた混合物を一晩攪拌し、TFAで酸性化し、濃縮した。残留物をDMSO−メタノールの混合物に溶解させ、逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中の0%−55%のアセトニトリルで60分間)で精製して、表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.84(1H,s)、9.34(1H,s)、8.53(1H,t)、8.36(1H,s)、8.32(1H,s)、7.96−8.03(3H,m)、7.78(1H,d)、7.67(1H,d)、7.42−7.49(2H,m)、7.32−7.41(2H,m)、7.05−7.10(2H,m)、4.84(2H,s)、4.04(2H,t)、3.73(2H,t)、3.60(2H,q)、3.12−3.26(4H,m)、3.03(2H,t)、2.80(6H,s)、1.93−2.08(4H,m).LCMS(APCI)m/e789(M+H)。
【0425】
実施例55
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(2-(ベンジルオキシ)エチル)チアゾール-4-カルボン酸(55)の合成:
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【0426】
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(2-(ベンジルオキシ)エチル)チアゾール-4-カルボン酸エチル(55A)の調製:
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【0427】
化合物55Aを、実施例49の工程2に記載されたものと同じ順序を使用して、3-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)プロパナールの代わりに3-(ベンジルオキシ)プロパナールを用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.88(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.66(1H,d)、7.43−7.51(2H,m)、7.33−7.41(2H,m)、7.26−7.30(4H,m)、7.16−7.23(1H,m)、4.82(2H,s)、4.46(2H,s)、4.17(2H,q)、3.73(2H,t)、3.61(2H,t)、3.26−3.30(2H,m)、3.04(2H,t)、1.18(3H,t);LCMS(APCI)m/e599(M+H)。
【0428】
工程2:表題化合物55の調製:
THF(3mL)及びMeOH(3mL)中の化合物55A(138mg、0.230mmol)を10%水酸化ナトリウム(0.46mL、1.152mmol)で1日処理した。反応混合物を濃縮し、濃HClで酸性化した。沈殿物を濾過により収集して、乾燥させ、表題化合物を得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.89(2H,s)、8.03(1H,d)、7.80(1H,d)、7.67(1H,d)、7.42−7.51(2H,m)、7.33−7.42(2H,m)、7.25−7.31(4H,m)、7.17−7.21(1H,m)、4.82(2H,s)、4.46(2H,s)、3.74(2H,t)、3.60(2H,t)、3.28−3.35(2H,m)、3.03(2H,t);LCMS(APCI)m/e571。
【0429】
実施例56
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(3-シアノ-ピリジン-2-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(56)の合成
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【0430】
工程1:2-(4-ヒドロキシフェニル)ニコチノニトリル(56A)の調製:
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【0431】
化合物56Aを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに2-クロロニコチノニトリル及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:ESI(+)/LC/MS:197(M+H)
+。
【0432】
工程2:表題化合物56の調製:
表題化合物56を、化合物51の合成と同様にして、実施例51の工程2における化合物51Aの代わりに化合物56Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.86(dd,J=4.76、1.69Hz,1H)、8.34(dd,J=7.82、1.69Hz,1H)、8.01(d,J=7.67Hz,1H)、7.82(d,J=8.9Hz,2H)、7.77(d,J=7.98Hz,1H)、7.66(d,J=7.36Hz,1H)、7.32−7.53(m,5H)、7.07(d,J=8.9Hz,2H)、4.83(s,2H)、4.07(t,J=6.14Hz,2H)、3.70−3.73(m,2H)、3.18−3.22(m,2H)、3.01−3.03(m,2H)、2.00−2.08(m,2H).ESI(+)/MS:673(M+H)
+.
【0433】
実施例57
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(6-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)ピリジン-3-イルオキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(57)の合成:
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【0434】
工程1:2-クロロ-5-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メトキシ)ピリジン(57A)の調製:
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表題化合物57Aを、実施例49の工程3に記載されたものと同じ手順を使用して、化合物49Bの代わりに6-クロロピリジン-3-オールを用いて調製した:LCMS(APCI)m/e260(M+H)。
【0435】
工程2:N,N-ジメチル-3-(5-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メトキシ)ピリジン-2-イル)プロパ-2-イン-1-アミン(57B)の調製:
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【0436】
DMF(3mL)中の化合物57A(154mg、0.593mmol)、N,N-ジメチルプロパ-2-イン-1-アミン(0.190mL、1.778mmol)、(PPh
3)
2PdCl
2(62.4mg、0.089mmol)、TEA(0.413mL、2.96mmol)の混合物にヨウ化銅(I)(11.29mg、0.059mmol)を加えた。生じた混合物を150 ℃にSmithマイクロ波合成機で30分間加熱し、フラッシュクロマトグラフィーで精製して、所望の化合物57Bを得た;LCMS(APCI)m/e307。
【0437】
工程3:6-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)ピリジン-3-オール(57C)の調製:
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【0438】
MeOH(3ml)中の化合物57B(40mg、0.131mmol)をエーテル中の2Nの塩化水素(0.1mL、0.200mmol)で1時間処理し、混合物を濃縮し、表題化合物57Cを得た。LCMS(APCI)m/e177(M+H)。
【0439】
工程4:表題化合物(57)の調製:
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【0440】
表題化合物57を、実施例54の工程2の記載と同じ手順を使用して、化合物54Aの代わりに化合物57Cを用いて調製した:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.90(1H,s)、10.25(1H,s)、8.28(1H,d)、8.04(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.58(1H,d)、7.43−7.50(2H,m)、7.34−7.43(3H,m)、4.83(2H,s)、4.34(2H,s)、4.10(2H,t)、3.69−3.76(2H,m)、3.16−3.24(2H,m)、3.03(2H,t)、2.73(6H,s)、1.98−2.07(2H,m);LCMS(APCI)m/e654(M+H)。
【0441】
実施例58
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(2-シアノ-ピリジン-3-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(58)の合成:
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【0442】
工程1:3-(4-ヒドロキシフェニル)ピコリノニトリル(58A)の調製:
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【0443】
表題化合物58Aを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに3-クロロピコリノニトリル及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した。ESI(+)/LC/MS:197(M+H)
+。
【0444】
工程2:表題化合物58の調製:
表題化合物58を、化合物51の合成と同様にして、実施例51の工程2における化合物51Aの代わりに化合物58Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.84(dd,J=4.6、1.53Hz,1H)、7.98(dd,J=7.98,1.53Hz,1H)、7.95(d,J=7.67Hz,1H)、7.27−7.7(m,9H)、7.01−7.03(m,2H)、4.77(s,2H)、4.01(t,J=6.29Hz,2H)、3.66(t,J=5.98Hz,2H)、3.12−3.16(m,2H)、2.97(t,J=5.98Hz,2H)、1.95−2.02(m,2H).ESI(+)/MS:673(M+H)
+。
【0445】
実施例59
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-[3-(4-モルホリン-4-イル-フェノキシ)-プロピル]-チアゾール-4-カルボン酸(59)の合成:
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【0446】
表題化合物を、化合物51の合成と同様にして、実施例51の工程2における化合物51Aの代わりに4-モルホリノフェノールを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.96(d,J=7.67Hz,1H)、7.72(d,J=7.98Hz,1H)、7.60(d,J=7.06Hz,1H)、7.27−7.42(m,4H)、6.88(d,J=8.9Hz,2H)、6.75−6.79(m,2H)、4.76(s,2H)、3.85(t,J=6.29Hz,2H)、3.64−3.68(m,6H)、3.07−3.11(m,2H)、2.95−2.98(m,6H)、1.87−1.94(m,2H).ESI(+)/MS:656(M+H)
+。
【0447】
実施例60
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-[5-(4-シアノ-チオフェン-3-イル)-2-ヒドロキシ-ベンジル]-チアゾール-4-カルボン酸(60)の合成:
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【0448】
工程1:5-(5-(4-シアノチオフェン-3-イル)-2-ヒドロキシベンジル)-2-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(E)-メチル(60A)の調製:
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【0449】
表題化合物60Aを、化合物35Aの合成と同様にして、化合物34D及び化合物31Fの代わりに化合物45D及び化合物51Aを各々用いて調製した:ESI(+)/LC/MS:892(M+NH
4−H
2O)+:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.99(s,1H)、8.58(s,1H)、8.21(d,J=6.71Hz,1H)、7.92(d,J=7.32Hz,1H)、7.66−7.68(m,2H)、7.52−7.55(m,1H)、7.32−7.41(m,5H)、6.92(d,J=8.24Hz,1H)、5.97(s,2H)、5.08(s,2H)、4.35(s,2H)、3.78(s,3H)、3.64−3.68(m,2H)、2.98(t,J=5.8Hz,2H)、0.84−0.87(m,2H)、−0.22(s,9H)。ESI(+)/MS:794(M+H)
+。
【0450】
工程2:表題化合物60の調製:
表題化合物60を、化合物34の合成と同様にして、化合物34Dの代わりに化合物60Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.92(s,1H)、8.55(d,J=3.07Hz,1H)、8.00(d,J=7.98Hz,1H)、7.77(d,J=8.29Hz,1H)、7.63−7.66(m,2H)、7.29−7.48(m,6H)、6.90(d,J=8.29Hz,1H)、4.79(s,2H)、4.34(s,2H)、3.66(d,J=5.98Hz,2H)、2.99(t,J=5.83Hz,2H)。ESI(+)/MS:650(M+H)
+。
【0451】
実施例61
5-{3-[4-(4-アセチル-ピペラジン-1-イル)-フェノキシ]-プロピル}-2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-チアゾール-4-カルボン酸(61)の合成:
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【0452】
表題化合物61を化合物51の合成と同様にして、実施例51の工程2の化合物51Aの代わりに1-(4-(4-ヒドロキシフェニル)ピペラジン-1-イル)エタノンを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.02(d,J=7.36Hz,1H)、7.78(d,J=8.29Hz,1H)、7.66(d,J=7.06Hz,1H)、7.33−7.49(m,4H)、6.90−6.92(m,2H)、6.80−6.82(m,2H)、4.82(s,2H)、3.90(t,J=6.29Hz,2H)、3.71(t,J=6.29Hz,2H)、3.53−3.56(m,2H)、3.13−3.17(m,2H)、3.02(t,J=5.37Hz,4H)、2.94−2.96(m,2H)、2.02(s,3H)、1.92−1.99(m,2H).ESI(+)/MS:697(M+H)
+。
【0453】
実施例62
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-((4-フェニルピペラジン-1-イル)メチル)チアゾール-4-カルボン酸(62A)の合成:
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【0454】
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-((4-フェニルピペラジン-1-イル)メチル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(62A)の調製:
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【0455】
DCM(3.5mL)中の化合物45C(55mg、0.090mmol)の溶液に1-フェニルピペラジン(14.57mg、0.090mmol)及びトリアセトキシホウ化水素ナトリウム(28.7mg、0.136mmol)を加えた。反応物を2日間攪拌し、濃縮した。残留物をメタノールで倍散し、白色沈殿物を収集して表題化合物を得た:LCMS(APCI)m/e756(M+H)。
【0456】
工程2:表題化合物62の調製:
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【0457】
DCM(3.5mL)中の化合物62A(50mg、0.066mmol)をエーテル中の2Nの塩化水素(3.31mL、6.62mmol)で30分間処理した。反応物を濃縮し、残留物をTHF(3mL)及びメタノール(3mL)に溶解させた。NaOH(10%水溶液、1mL)を加えた。生じた混合物を一晩攪拌し、濃縮した。残留物を逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中の0%−70%アセトニトリルで40分間)で精製して、表題化合物を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.91(1H,s)、8.02(1H,d)、7.78(1H,d)、7.70(1H,d)、7.44−7.50(2H,m)、7.41(1H,t)、7.35(1H,t)、7.20−7.27(2H,m)、6.96(2H,d)、6.84(1H,t)、4.89(2H,s)、4.73(2H,s)、3.82(2H,t)、3.45(8H,s)、3.07(2H,t)。LCMS(APCI)m/e611(M+H)。
【0458】
実施例63
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-((4-フェニルピペリジン-1-イル)メチル)チアゾール-4-カルボン酸(63)の合成:
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【0459】
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-((4-フェニルピペリジン-1-イル)メチル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(63A)の調製:
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【0460】
化合物を実施例62の工程1の記載と同じ手順を使用して、1-フェニルピペラジンの代わりに4-フェニルピペリジンを用いて調製した。LCMS(APCI)m/e755(M+H)。
【0461】
工程2:表題化合物63の調製:
表題化合物63を、実施例62の工程2の記載と同様の手順で、化合物62Aの代わりに化合物63Aを用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.94(1H,s)、9.32(1H,s)、8.03(1H,d)、7.78(1H,d)、7.71(1H,d)、7.45−7.50(2H,m)、7.41(1H,t)、7.29−7.38(3H,m)、7.21(3H,t)、4.89(2H,s)、4.76(2H,s)、3.83(2H,t)、3.48−3.59(2H,m)、3.11−3.21(2H,m)、3.07(2H,t)、2.78−2.90(1H,m)、1.76−2.02(4H,m)。);LCMS(APCI)m/e610(M+H)。
【0462】
実施例64
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-[3-(4-ピペラジン-1-イル-フェノキシ)-プロピル]-チアゾール-4-カルボン酸(64)の合成:
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ジオキサン(2mL)及びMeOH(2mL)中の化合物61(25mg)を1.0NのLiOH(2mL)で処理した。反応混合物を、化合物61がTLCによりモニターして消費されるまで、還流下で加熱した。溶媒を除去し、残留物をプレップHPLCで精製して、表題化合物64をTFA塩として得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.56(s,2H)、7.96(d,J=7.67Hz,1H)、7.72(d,J=7.98Hz,1H)、7.60(d,J=7.36Hz,1H)、7.27−7.43(m,4H)、6.92−6.95(m,2H)、6.75−6.77(m,2H)、4.76(s,2H)、3.84(t,J=6.14Hz,2H)、3.65(t,J=5.98Hz,2H)、3.07−3.14(m,8H)、2.96(t,J=5.98Hz,2H)、1.86−1.94(m,2H)。ESI(+)/MS:655(M+H)
+。
【0463】
実施例65
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(5-ブロモ-チエノ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(65)の合成:
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【0464】
工程1:7-ブロモ-4-クロロチエノ[3,2-d]ピリミジン(65A)の調製:
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【0465】
POCl
3中の7-ブロモチエノ[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン(0.9g、3.89mmol)を2時間還流下で加熱し、過剰のPOCl
3を減圧下で除去した。残留物を水とEtOAcの間で分配した。有機層を分離し、水性層を更なるEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、濃縮して、0.91gの化合物65Aを得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.15(s,1H)、8.78(s,1H)。ESI(+)/MS:248(M−H)
+。
【0466】
工程2:4-(7-ブロモチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-イル)フェノール(65B)の調製:
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【0467】
表題化合物を、化合物34Dの合成に対して記載されたものと同様の条件を使用して、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに化合物65A及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.27(s,1H)、8.73(s,1H)、8.08−8.10(m,2H)、7.01−7.03(m,2H);ESI(−)/MS:308(M−H)
−。
【0468】
工程3:表題化合物65の調製:
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【0469】
表題化合物65を化合物51の合成の方法と同様に、化合物51Aの代わりに化合物65Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.29(s,1H)、8.73(s,1H)、8.13(d,J=8.59Hz,2H)、7.99(d,J=7.98Hz,1H)、7.76(d,J=7.98Hz,1H)、7.66(d,J=7.06Hz,1H)、7.31−7.47(m,4H)、7.17(J=8.9Hz,2H)、4.82(s,2H)、4.11(t,J=6.14Hz,2H)、3.71−3.74(m,2H)、3.19−3.22(m,2H)、3.02(t,J=5.37Hz,2H)、2.05−2.07(m,2H).ESI(+)/MS:527(M+H)
+。
【0470】
実施例66
5-(3-(4-(1H-イミダゾール-1-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(66)の合成:
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【0471】
表題化合物66を、実施例2の工程4のフェノールの代わりに4-(1H-イミダゾール-1-イル)フェノールを用いて調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配20−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物を収率45%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.88(1H,s)、12.52(1H,s)、9.34(1H,s)、8.10(1H,d)、8.02(1H,m)、7.78(2H,m)、7.66(3H,m)、7.42(4H,m)、7.13(2H,m)、4.83(2H,s)、4.07(2H,t)、3.73(2H,t)、3.20(2H,m)、3.03(2H,t)、2.04(2H,m);MS(ESI(+))m/e637(M+H)。
【0472】
実施例67
5-(3-(4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(67)の合成:
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【0473】
表題化合物を実施例2の工程4のフェノールの代わりに4-(1H-1,2,4-トリアゾ-ル-1-イル)フェノールを用いて調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配20−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物67を収率43%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.88(1H,s)、9.14(1H,s)、8.17(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.72(2H,m)、7.66(1H,d)、7.42(5H,m)、7.07(2H,m)、4.83(2H,s)、4.04(2H,t)、3.72(2H,t)、3.19(2H,m)、3.03(2H,t)、2.02(2H,m)。MS(ESI(+))m/e638(M+H)。
【0474】
実施例68
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾ-ル-3-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(68)の合成:
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【0475】
表題化合物68を、実施例2の工程4のフェノールの代わりに4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾ-ル-3-イル)フェノールを用いて調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配20−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物68を収率56%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.89(1H,s)、8.73(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.66(3H,m)、7.42(4H,m)、7.09(2H,m)、4.83(2H,s)、4.07(2H,t)、3.73(5H,m)、3.20(2H,m)、3.03(2H,t)、2.04(2H,m)。MS(ESI(+))m/e652(M+H)。
【0476】
実施例69
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(4-イソプロピルアミノ-チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(69)の合成:
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【0477】
工程1:7-ブロモ-N-イソプロピルチエノ[3,2-d]ピリミジン-4-アミン(69A)の調製:
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【0478】
エタノール(10mL)中の化合物65A(0.125g、0.5mmol)及びプロパン-2-アミン(0.148g、2.5mmol)の混合物を15時間還流下で加熱した。溶媒を除去し、残留物を1:1EtOAc/ヘキサンを用いて溶出したシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、0.13gの表題化合物を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.50(s,1H)、8.28(s,1H)、7.87(d,J=7.46Hz,1H)、4.40−4.51(m,1H)、1.23(d,J=6.78Hz,6H)。ESI(+)/MS:273(M−H)
+。
【0479】
工程2:4-(4-(イソプロピルアミノ)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-イル)フェノール(69B)の調製:
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【0480】
表題化合物69Bを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに化合物69A及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.49(s,1H)、8.50(s,1H)、8.10(s,1H)、7.88−7.91(m,2H)、7.57(d,J=7.67Hz,1H)、6.83−6.86(m,2H)、4.44−4.53(m,1H)、1.25(d,J=6.75Hz,6H)。ESI(+)/MS:286(M−H)
+。
【0481】
工程3:表題化合物69の調製:
表題化合物69を、化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物69Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.59(s,1H)、8.25(s,1H)、8.00(d,J=7.67Hz,1H)、7.66−7.79(m,4H)、7.32−7.48(m,4H)、7.03(d,J=8.59Hz,2H)、4.84(s,2H)、4.41−4.47(m,1H)、4.05(t,J=6.14Hz,2H)、3.72−3.75(m,2H)、3.19−3.22(m,2H)、3.03(t,J=5.98Hz,2H)、2.00−2.08(m,2H)、1.28(d,J=6.44Hz,6H)。ESI(+)/MS:762(M+H)
+。
【0482】
実施例70
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-[2-(3-ニトロ-ベンゼンスルホニルアミノ)-エチル]-チアゾール-4-カルボン酸(70)の合成:
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【0483】
工程1:5-(2-(3-ニトロフェニルスルホンアミド)エチル)-2-(8-(2-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデン)アセチル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(E)-エチル(70A)の調製:
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【0484】
表題化合物70Aを、化合物35Aの合成と同様にして、化合物34D及び化合物31Fの代わりに化合物49D及び3-ニトロベンゼンスルホンアミドを各々用いて調製した:ESI(+)/LC/MS:823(M+H)
+。
【0485】
工程2:表題化合物70の調製:
表題化合物70を、化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物70A用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.39−8.44(m,2H)、8.11−8.15(m,2H)、8.04(d,J=7.98Hz,1H)、7.78−7.84(m,2H)、7.68(d,J=7.36Hz,1H)、7.34−7.50(m,4H)、6.90(d,J=8.29Hz,1H)、4.79(s,2H)、3.69(d,J=5.98Hz,2H)、3.06−3.10(m,4H)、3.03(t,J=5.98Hz,2H).ESI(+)/MS:665(M+H)
+。
【0486】
実施例71
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-(2-フェニル-アゼチジン-1-イルメチル)-チアゾール-4-カルボン酸(71)の合成:
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【0487】
工程1:5-((2-フェニルアゼチジン-1-イル)メチル)-2-(8-(2-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデン)アセチル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(E)-メチル(71A)の調製:
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【0488】
表題化合物71Aを、化合物62Aの合成と同様にして、フェニルピペラジンの代わりに2−フェニルアゼチジン用いて調製した:ESI(+)/LC/MS:726(M+H)
+。
【0489】
工程2:表題化合物71の調製:
表題化合物を、化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物71A用いて調製した:
1H NMR(DMSO-d
6):δ12.89(s,1H)、8.04(d,J=7.36Hz,1H)、7.80(d,J=7.98Hz,1H)、7.70(d,J=7.37Hz,1H)、7.34-7.54(m,9H)、5.47(br、1H)、4.70-4.95(m,4H)、4.40(br、s、1H)、3.88(br、1H)、3.76(d,J=5.83Hz,2H)、2.60-2.8(br、s、2H)。ESI(+)/MS:582(M+H)
+。
【0490】
実施例72
5-(4-(1H-イミダゾール-1-イル)ブチル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(72)の合成:
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【0491】
表題化合物72を、実施例2の工程4におけるフェノールの代わりにイミダゾールを、化合物2Cの代わりに化合物42Cを用いて調製した。アルキル化中間体はエステル加水分解前には単離しなかった。所望の生成物の沈殿後、固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配20−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物を収率34%で調製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.91(1H,s)、12.55(1H,s)、9.06(1H,s)、8.04(1H,d)、7.77(2H,m)、7.66(2H,m)、7.43(4H,m)、4.82(2H,s)、4.19(2H,t)、3.73(2H,t)、3.05(4H,m)、1.83(2H,m)、1.53(2H,m)。MS(ESI(+))m/e559(M+H)。
【0492】
実施例73
5-(3-(4-(1H-ピラゾール-4-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(73)の合成:
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【0493】
工程1:5-(3-(4-(1H-ピラゾール-4-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(73A)の調製:
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EtOH-DME-H
2O(7:3:2、4mL)中の化合物41A(90mg、0.102mmol)、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(29.7mg、0.153mmol)、Na
2CO
3(108μl、0.102mmol)(1M)及び(Ph
3P)
2Cl
2Pd(7.15mg、10.19μmol)の混合物をSmithマイクロ波合成機において120℃で30分間加熱し、ついで濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーで精製し、化合物73Aを得た。LCMS(APCI)m/e824(M+H)。
【0494】
工程2:表題化合物73の調製:
DCM(1mL)中の化合物73A(30mg)をエーテル(5mL)中のHCl2Nと共に2日間処理した。沈殿物を収集し、乾燥して、表題化合物73を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm8.09(2H,s)、8.02(1H,d)、7.79(1H,d)、7.68(1H,d)、7.51(2H,d)、7.44−7.48(2H,m)、7.33−7.42(2H,m)、6.91(2H,d)、4.87(2H,s)、3.99(2H,t)、3.75(2H,t)、3.19(2H,t)、3.04(2H,t);LCMS(APCI)m/e637(M+H)。
【0495】
実施例74
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(3-ジメチルアミノ-プロパ-1-イニル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(74)の合成
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【0496】
工程1 2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(74)の調製:
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【0497】
DMF(12mL)中の4-ヨードフェノール(750mg、3.41mmol)、N,N-ジメチルプロパ-2-イン-1-アミン(1.090mL、10.23mmol)、(PPh
3)
4Pd(192mg、0.166mmol)、TEA(1.425mL、10.23mmol)の混合物にヨウ化銅(I)(97mg、0.511mmol)を加えた。生じた混合物をSmithマイクロ波合成機により100℃で25分加熱し、ついで濃縮した。残留物を逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中の0%−30%のアセトニトリルで30分間)で精製して、化合物をTFA塩として得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm10.06(1H,s)、7.35(2H,d)、6.80(2H,d)、4.25(2H,s)、2.85(6H,s)。
【0498】
工程2:表題化合物74の調製:
表題化合物74を、実施例54に対して記載されたものと同じ手順を使用して、実施例54の工程2の化合物54Aの代わりに化合物74Aを用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.86(1H,s)、10.19(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.33−7.50(6H,m)、6.95(2H,d)、4.83(2H,s)、4.29(2H,s)、4.02(2H,t)、3.72(2H,t)、3.11−3.21(2H,m)、3.03(2H,t)、2.87(6H,s)、1.96−2.07(2H,m);LCMS(APCI)m/e652(M+H)。
【0499】
実施例75
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(2-ジメチルアミノ-エトキシ)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(75)の合成:
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【0500】
工程1:2-(4-(ベンジルオキシ)フェノキシ)-N,N-ジメチルエタンアミン(75A)の調製:
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【0501】
化合物75Aを、化合物35Aの合成と同様にして、化合物34D及び化合物31Fの代わりに2-(ジメチルアミノ)エタノール及び4-(ベンジルオキシ)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.31−7.44(m,5H)、6.84−6.94(m,4H)、5.03(s,2H)、3.94−3.98(m,2H)、2.57(d,J=5.93Hz,2H)、2.19(s,6H)。ESI(+)/MS:272(M+H)
+。
【0502】
工程2:4-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)フェノール(75B)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0503】
化合物75Bを、化合物31Fの合成と同様にして、化合物31Eの代わりに化合物75Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.86(s,1H)、6.72−6.76(m,2H)、6.64−6.68(m,2H)、3.92(d,J=5.83Hz,2H)、2.56(d,J=5.83Hz,2H)、2.19(s,6H)。ESI(+)/MS:182(M+H)
+。
【0504】
工程3:表題化合物75の調製:
表題化合物75を、TFA塩として、化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物75Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.85(s,1H)、9.58(s,1H)、8.03(d,J=7.67Hz,1H)、7.79(d,J=7.67Hz,1H)、7.67(d,J=7.06Hz,1H)、7.33−7.50(m,4H)、6.86−6.93(m 4H)、4.83(s,2H)、4.21−4.24(m,2H)、3.92(t,J=6.29Hz,2H)、3.73(t,J=5.98Hz,2H)、3.15−3.18(m,2H)、3.03(t,J=5.98Hz,2H)、2.85(s,6H)、1.94−2.01(m,2H)。ESI(+)/MS:658(M+H)
+。
【0505】
実施例76
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(2-フェノキシエチル)チアゾール-4-カルボン酸(76)の合成:
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【0506】
化合物49D(51mg、0.08mmol)、フェノール(11mg、0.12mmol)及びトリフェニルホスフィン(31mg、0.12mmol)をTHF(2mL)と組合せ、雰囲気温度で20分間攪拌した。アゾジカルボン酸ジ-tert-ブチル(21mg、0.092mmol)を加え、一晩攪拌を継続した。反応混合物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、濃縮した。濃縮物をヘキサン中の10−50%のEtOAc勾配を用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製した。生じた物質をジオキサン(2mL)中に取り上げ、HCl(ジオキサン中4N)(0.4mL、1.6mmol)で処理し、70℃に数時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、濃縮した。濃縮物をジオキサン(2mL)に取り上げ、NaOH(4N水溶液)(0.2mL、0.8mmol)で処理し、50℃で4時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、1NHCl(水溶液)で処理し、生成物の沈殿を誘導した。固形物を濾過し、水ですすぎ、Et
2Oでスラリー化し、濾過し、Et
2Oですすぎ、1:1のDMSO/MeOHでスラリー化し、濾過し、MeOHですすぎ、表題化合物を白色固形物として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.88(1H,s)、12.66(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.66(1H,d)、7.43(4H,m)、7.22(2H,m)、6.90(3H,m)、4.83(2H,s)、4.13(2H,t)、3.73(2H,t)、3.47(2H,t)、3.03(2H,t)。MS(ESI(+))m/e557(M+H)。
【0507】
実施例77
5-(3-(4-(2-アミノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(77)の合成:
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【0508】
工程1:4-(2-(N-アセチルアセトアミド)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)フェニルアセテート(77A)の調製:
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【0509】
ジクロロメタン(2mL)及びTHF(1mL)の混合物中の4-(2-アミノ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-1-イル)フェノール(0.113g、0.5mmol)を無水酢酸(0.47mL、5mmol)及びDMAP(0.031g、0.25mmol)で処理し、雰囲気温度で3時間攪拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、濃縮して、所望の生成物を得た:LCMSm/e352(M+H)。
【0510】
工程2:N-(1-(4-ヒドロキシフェニル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-イル)アセトアミド(77B)の調製:
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【0511】
MeOH(4mL)中の化合物77A(176mg、0.5mmol)をK
2CO
3(69.1mg、0.5mmol)で処理し、雰囲気温度で40分間攪拌した。反応混合物を濃縮してMeOHを除去し、EtOAcで希釈し、pH5に1NのHCl溶液で酸性化した。混合物を別の漏斗に注ぎ、層を分離した。水性層をEtOAc(2×40mL)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥(MgSO
4)し、濾過し、濃縮して、表題化合物77Bをオフホワイトの固形物として収率67%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm10.26(1H,s)、9.84(1H,s)、7.63(1H,m)、7.20(5H,m)、6.93(2H,m)、1.94(3H,s)。
【0512】
工程3:表題化合物77の調製:
DMF(1mL)中の化合物77B(32mg、0.12mmol)をNaH(油中60%の分散液)(12mg、0.3mmol)で処理した。雰囲気温度で5分間攪拌した後、化合物2C(63mg、0.1mmol)を加え、1時間攪拌し続けた。更なるNaH(60%の油分散液)(12mg、0.3mmol)を加え、混合物を雰囲気温度で一晩攪拌した。NaOH(4N当量)(0.25mL、1mmol)を加え、4時間雰囲気温度で攪拌した。HCl(ジオキサン中4N)(2.5mL、10mmol)を加え、混合物を70℃で数時間加熱した。LCMSにより反応が完了したことが示されたとき、反応混合物を濃縮し、1NのHClを加えて生成物の沈殿を更に誘導した。固形物を濾過し、水ですすいだ。固形物をEt
2Oでスラリー化し、濾過し、更なるEt
2Oですすいだ。固形物を1:1のDMSO/MeOHに溶解し、シリンジフィルターで濾過し、未溶解の塩と不純物を除去し、HPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配20−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物77を収率31%でオフホワイトの固形物として得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.90(1H,s)、12.83(1H,s)、8.44(2H,s)、8.02(1H,d)、7.79(1H,d)、7.68(1H,d)、7.41(8H,m)、7.17(3H,m)、6.93(1H,d)、4.84(2H,s)、4.10(2H,t)、3.74(2H,t)、3.23(2H,m)、3.04(2H,t)、2.07(2H,m)。MS(ESI(+))m/e702(M+H)。
【0513】
実施例78
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-(3-{4-[4-(3-ピロリジン-1-イル-プロピルアミノ)-チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-イル]-フェノキシ}-プロピル)-チアゾール-4-カルボン酸(78)の合成:
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【0514】
工程1:7-ブロモ-N-(3-(ピロリジン-1-イル)プロピル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-4-アミン(78A)の調製:
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【0515】
化合物78Aを、化合物69Aの合成と同様にして、プロパン-2-アミンの代わりに3-(ピロリジン-1-イル)プロパン-1-アミンを用いて調製した:APCI(+)LC/MS:342(M+H)
+。
【0516】
工程2:4-(4-(3-(ピロリジン-1-イル)プロピルアミノ)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-イル)フェノール(78B)の調製:
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【0517】
化合物78Bを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに、化合物77A及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.53(s,1H)、8.54(s,1H)、8.14(s,1H)、7.96(d,J=5.68Hz,1H)、7.88−7.92(m,2H)、6.84−6.87(m,2H)、3.58−3.63(m,2H)、3.15−3.19(m,2H)、1.99−2.09(m,2H)、1.91−1.93(m,4H)。ESI(+)/MS:355(M+H)
+。
【0518】
工程3:表題化合物78の調製:
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【0519】
表題化合物78を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物78Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.82(s,1H)、9.53(s,1H)、8.52(s,1H)、8.22(s,1H)、8.03−8.07(m,1H)、8.01(d,J=7.98Hz,1H)、7.69(d,J=8.59Hz,1H)、7.79(d,J=7.98Hz,1H)、7.67(d,J=7.36Hz,1H)、7.32−7.49(m,4H)、7.01(d,J=8.9Hz,2H)、4.84(s,2H)、4.04(t,J=6.29Hz,2H)、3.73(t,J=5.83Hz,2H)、3.18−3.24(m,4H)、3.01−3.05(m,4H)、1.78−2.07(m,6H)。ESI(+)/MS:831(M+H)
+。
【0520】
実施例79
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-(3-{4-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-イル]-フェノキシ}-プロピル)-チアゾール-4-カルボン酸(79)の合成:
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【0521】
工程1:7-ブロモ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)チエノ[3,2-d]ピリミジン(79A)の調製:
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【0522】
化合物79Aを、実施例69の工程1に記載の合成と同様にして、プロパン-2-アミンの代わりに1-メチルピペラジンを用いて調製した:ESI(+)LC/MS:314(M+H)
+。
【0523】
工程2:4-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)チエノ[3,2-d]ピリミジン-7-イル)フェノール(79B)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0524】
化合物79Bを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに、化合物79A及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.56(s,1H)、8.63(s,1H)、8.28(s,1H)、7.85−7.89(m,2H)、6.84−6.88(m,2H)、4.06(br、4H)、2.91(br、4H)、2.53(s,3H)。ESI(+)/MS:327(M+H)
+。
【0525】
工程3:表題化合物79の調製:
表題化合物79を、TFA 塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物79Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.86(s,1H)、9.98(s,1H)、8.69(s,1H)、8.40(s,1H)、8.01(d,J=7.36Hz,1H)、7.69(d,J=8.9Hz,2H)、7.79(d,J=7.98Hz,1H)、7.67(d,J=7.36Hz,1H)、7.32−7.49(m,4H)、7.02(d,J=8.9Hz,2H)、4.78−4.84(m,4H)、4.05(t,J=6.29Hz,2H)、3.73(t,J=6.14Hz,2H)、3.57(br、6H)、3.18−3.22(m,2H)、3.03(t,J=5.83Hz,2H)、2.87(s,3H)、2.00−2.09(m,2H)。ESI(+)/MS:803(M+H)
+。
【0526】
実施例80
5-(3-(4-((1S,2S,5R,9S)-9-アミノビシクロ[3.3.1]ノナン-2-イル)フェノキシ)プロピル)-2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)チアゾール-4-カルボン酸(80)の合成:
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【0527】
工程1:(1S,2S,5R,9S)-2-(4-ヒドロキシフェニル)ビシクロ[3.3.1]ノナン-9-イルカルバミン酸tert-ブチル(80A)の調製:
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【0528】
THF(2mL)中の4-((1S,2S,5R,9S)-9-アミノビシクロ[3.3.1]ノナン-2-イル)フェノールHCl塩(92mg、0.344mmol)をジ炭酸ジ-tert-ブチル(0.088mL、0.38mmol)及びEt
3N(0.19mL、1.37mmol)で処理し、雰囲気温度で3時間攪拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、濃縮した。濃縮物をCH
2Cl
2中0から5%のMeOH勾配を用いて溶出したシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製した:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm9.09(1H,s)、7.01(2H,m)、6.68(2H,m)、3.53(1H,m)、3.01(1H,m)、2.09(3H,m)、1.69(10H,m)、1.42(9H,s)。
【0529】
工程2:表題化合物80の調製:
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【0530】
DMF(1mL)中の(1S,2S,5R,9S)-2-(4-ヒドロキシフェニル)ビシクロ[3.3.1]ノナン-9-イルカルバミン酸tert-ブチル80A(40.5mg、0.11mmol)をNaH(12mg、0.3mmol)で処理した。雰囲気温度で5分間攪拌した後、化合物2C(63mg、0.1mmol)を加え、撹拌を1.5時間継続した。HCl(ジオキサン中の4NHCl)(2.5mL、10mmol)を加え、混合物を室温で一晩、ついで60℃で6時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却し、濃縮した。残留物を1NのHClでスラリー化し、濾過し、水ですすぎ、Et
2Oでスラリー化し、濾過し、更なるEt
2Oですすいだ。固形物をCH
2Cl
2中の0から5%のMeOH勾配を用いて溶出したシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製した。固形物をジオキサン(2mL)に溶解させ、NaOH(4Nの水溶液)(0.25mL、1mmol)で処理し、室温で一晩攪拌した。反応混合物を1NのHClで酸性化し、生成物の沈殿を誘導した。固形物を濾過し、水ですすぎ、Et
2Oでスラリー化し、濾過し、更なるEt
2Oですすいだ。固形物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配20−90%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物80を収率7%でオフホワイトの固形物として得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δppm12.85(1H,s)、12.50(1H,s)、8.03(1H,d)、7.97(2H,d)、7.67(1H,d)、7.47(2H,m)、7.37(2H,m)、7.13(2H,d)、6.88(2H,m)、4.83(2H,s)、3.95(2H,t)、3.72(2H,t)、3.17(2H,m)、3.02(2H,m)、2.19(2H,m)、1.98(5H,m)、1.80(5H,m)、1.59(2H,m)、1.40(3H,m)。MS(ESI(+))m/e708(M+H)。
【0531】
実施例81
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-[3-(4-ピリミジン-2-イル-フェノキシ)-プロピル]-チアゾール-4-カルボン酸(81)の合成:
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【0532】
工程1:4-(ピリミジン-2-イル)フェノール(81A)の調製:
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【0533】
化合物81Aを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに2-ブロモピリミジン及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.92(s,1H)、8.80(d,J=4.6Hz,2H)、8.22−8.26(m,2H)、7.31(t,J=4.6Hz,1H)、6.89−6.89(m,2H)。
【0534】
工程2:表題化合物81の調製:
表題化合物81を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物81Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.83(d,J=4.88Hz,2H)、8.32(d,J=8.85Hz,2H)、8.03(d,J=4.88Hz,1H)、7.79(d,J=8.85Hz,1H)、7.67(d,J=7.63Hz,1H)、7.34−7.49(m,5H)、7.04(d,J=8.85Hz,2H)、4.84(s,2H)、4.07(t,J=6.26Hz,2H)、3.72(t,J=5.95Hz,2H)、3.18−3.12(m,2H)、3.03(t,J=5.64Hz,2H)、2.01−2.07(m,2H).ESI(+)/MS:649(M+H)
+。
【0535】
実施例82
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(82)の合成:
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【0536】
工程1:4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェノール(82A)の調製:
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【0537】
化合物82Aを、化合物62Aの合成と同様にして、化合物42C及びフェニルピペラジンの代わりにパラホルムアルデヒド及び4-(ピペラジン-1-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ6.74−6.78(m,2H)、6.61−6.65(m,2H)、2.93−2.95(m,4H)、2.41−2.44(m,4H)、2.22(s,3H)。ESI(+)/MS:193(M+H)
+。
【0538】
工程2:表題化合物82の調製:
表題化合物82を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物82Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.90(s,1H)、9.58(s,1H)、8.04(d,J=7.63Hz,2H)、7.80(d,J=7.93Hz,2H)、7.67(d,J=7.63Hz,1H)、7.35−7.50(m,4H)、6.90−6.92(m,2H)、6.82−6.85(m,2H)、4.83(s,2H)、3.91(t,J=6.26Hz,2H)、3.14−3.17(m,2H)、3.03(t,J=5.95Hz,2H)、2.82−2.86(m,5H)、1.94−2.00(m,2H)。ESI(+)/MS:669(M+H)
+。
【0539】
実施例83
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(1-(2-モルホリノエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(83)の合成:
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【0540】
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(1-(2-モルホリノエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸tert-ブチル(83A)の調製:
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【0541】
化合物83Aを、実施例73の工程1に記載されたものと同じ手順を使用して、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾールの代わりに4-(2-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エチル)モルホリンを用いて調製した:LCMS(APCI)m/e936(M+H)。
【0542】
工程2:表題化合物83の調製:
表題化合物83を、実施例73の工程2に記載されたものと同じ手順を使用して、化合物73Aの代わりに化合物83Aを用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.87(1H,s)、8.12(1H,s)、8.02(1H,d)、7.89(1H,s)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.33−7.50(6H,m)、6.91(2H,d)、4.84(2H,s)、4.52(2H,t)、3.98(2H,t)、3.77−3.93(2H,m)、3.73(2H,t)、3.51−3.65(2H,m)、3.40−3.50(2H,m)、3.13−3.25(6H,m)、3.03(2H,t)、1.95−2.07(2H,m);LCMS(APCI)751(M+H)。
【0543】
実施例84
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(4-(3-(4-メチルピペラジン-1-イル)プロピルアミノ)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(84)の合成:
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【0544】
工程1:4-(4-(3-(4-メチルピペラジン-1-イル)プロピルアミノ)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノール(84A)の調製:
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【0545】
表題化合物84Aを、実施例44の工程1に記載されたものと同じ手順を使用して、イソプロピルアミンの代わりに3-(4-メチルピペラジン-1-イル)プロパン-1-アミンを用いて調製した;LCMS(APCI)m/e368(M+H)。
【0546】
工程2:表題化合物84の調製:
表題化合物84を、実施例54の工程2に記載されたものと同じ手順を使用して、化合物54Aの代わりに化合物84Aを用いて調製した。
1H NMR(500MHz,ピリジン−D
5)δppm8.69(1H,s)、8.44−8.50(1H,m)、8.41(2H,d)、8.31(1H,s)、7.95(1H,d)、7.89(1H,d)、7.78(1H,dd)、7.43(1H,t)、7.25−7.31(3H,m)、7.14(2H,d)、5.15(2H,s)、4.09(2H,t)、3.76−3.84(4H,m)、3.48(2H,t)、2.90(2H,t)、2.71(8H,dd)、2.61(2H,t)、2.38(3H,s)、2.14−2.23(2H,m)、1.93−2.00(2H,m)。
【0547】
実施例85
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(5-メチル-4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(85)の合成:
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【0548】
工程1:4-(5-メチル-4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)フェノール(85A)の調製:
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【0549】
DCE(3.5mL)中の1-(4-メトキシフェニル)-3-メチル-1H-ピラゾール-4-カルバルデヒド(232mg、1.073mmol)の溶液に1-メチルピペラジン(0.119mL、1.073mmol)及びナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(455mg、2.146mmol)を加えた。反応物を一晩攪拌し、酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濃縮した。テトラメチレンスルホン(5mL)中の残留物をヨードリメチルシラン(1.327mL、9.32mmol)で80℃で一晩処理し、冷却した。反応混合物をメタノールで希釈し、逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中の0%−30%のアセトニトリルで30分間)で精製して、表題化合物をTFA塩として得た;LCMS(APCI)m/e287(M+H)。
【0550】
工程2:表題化合物85の調製:
表題化合物85を、実施例54の工程2に記載されたものと同じ手順を使用して、化合物54Aの代わりに化合物85Aを用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.87(1H,s)、8.02(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.57(1H,d)、7.43−7.51(2H,m)、7.33−7.41(4H,m)、7.01−7.07(2H,m)、4.84(2H,s)、4.04(2H,t)、3.97(2H,s)、3.68−3.79(4H,m)、3.46−3.53(2H,m)、3.12−3.26(7H,m)、3.04(4H,t)、2.76(2H,s)、2.25(3H,s)。
【0551】
実施例86
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(3-シアノ-ピラジン-2-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(86)の合成:
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【0552】
工程1:3-(4-ヒドロキシフェニル)ピラジン-2-カルボニトリル(86A)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0553】
化合物86Aを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに3-クロロピラジン-2-カルボニトリル及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ10.14(s,1H)、8.95(d,J=2.45Hz,1H)、8.73(d,J=2.45Hz,1H)、7.83−7.85(m,2H)、6.95−6.99(m,2H)。ESI(+)/MS:211(M+H)
+。
【0554】
工程2:表題化合物86の調製:
表題化合物86を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物86Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.96(d,J=2.45Hz,1H)、8.76(d,J=2.45Hz,1H)、8.02(d,J=7.98Hz,2H)、7.90−7.93(d,J=7.98Hz,2H)、7.78(d,J=7.98Hz,1H)、7.67(dJ=7.67Hz,1H)、7.33−7.49(m,4H)、7.11−7.15(m,2H)、4.84(s,2H)、4.1(t,J=6.29Hz,2H)、3.70−3.74(m,2H)、3.19−3.23(m,2H)、3.03(t,J=5.83Hz,2H)、2.02−2.09(m,2H)。ESI(+)/MS:674(M+H)
+。
【0555】
実施例87
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[3-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(87)の合成:
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【0556】
工程1:3-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェノール(87A)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0557】
化合物87Aを、化合物62Aの合成と同様にして、化合物45C及びフェニルピペラジンの代わりに、アホルムアミド及び3-(ピペラジン-1-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.07(s,1H)、6.94−6.98(m,1H)、6.36(d,J=8.13、2.4Hz,2H)、8.28−8.29(m,1H)、6.18−6.21(m,1H)、3.04−3.07(m,4H)、2.41−2.43(m,4H)、2.21(s,3H)。ESI(+)/MS:193(M+H)
+。
【0558】
工程2:表題化合物87の調製:
表題化合物87を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物87Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.85(s,1H)、9.65(s,1H)、8.03(d,J=7.67Hz,1H)、7.79(d,J=7.98Hz,2H)、7.67(d,J=7.67Hz,1H)、7.34−7.50(m,4H)、7.12(t,J=8.13Hz,1H)、6.54(dd,J=8.13、2.3Hz,1H)、6.50(t,J=2.15Hz,1H)、6.42(dd,J=8.29、2.15Hz,1H)、4.83(s,2H)、3.96(t,J=6.29Hz,2H)、3.73(t,J=5.83Hz,2H)、3.10−3.18(m,5H)、3.03(t,J=5.98Hz,2H)、2.90−2.98(m,2H)、2.85(s,3H)、1.95−2.02(m,2H)。ESI(+)/MS:669(M+H)
+。
【0559】
実施例88
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(2-モルホリン-4-イル-エトキシ)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(88)の合成:
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【0560】
工程1:4-(2-(4-(ベンジルオキシ)フェノキシ)エチル)モルホリン(88A)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0561】
化合物88Aを、化合物35Aの合成と同様にして、化合物34B及び化合物31Fの代わりに2-モルホリノエタノール及び4-(ベンジルオキシ)フェノールを各々用いて調製した:ESI(+)LC/MS:314(M+H)
+。
【0562】
工程2:4-(2-モルホリノエトキシ)フェノール(88B)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0563】
化合物88Bを、化合物31Fの合成と同様にして、化合物31Eの代わりに化合物88Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.84(s,1H)、6.72−6.75(m,2H)、6.64−6.67(m,2H)、3.96(d,J=5.83Hz,2H)、3.55−3.58(m 4H)、2.63(d,J=5.83Hz,2H)、2.42−2.46(m,4H)。ESI(+)/MS:224(M+H)
+。
【0564】
工程3:表題化合物88の調製:
表題化合物88を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物88Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.86(s,1H)、9.96(s,1H)、8.03(d,J=7.98Hz,1H)、7.79(d,J=7.98Hz,2H)、7.67(d,J=7.36Hz,1H)、6.86−6.94(m,4H)、4.83(s,2H)、4.25−4.27(m,2H)、3.91−4.02(m,4H)、3.73(t,J=5.98Hz,2H)、3.14−3.22(m,4H)、3.03(t,J=5.98Hz,2H)、1.94−2.01(m,2H).ESI(+)/MS:700(M+H)
+。
【0565】
実施例89
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イルメチル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(89)の合成:
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【0566】
工程1:4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)フェノール(89A)の調製
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化合物89Aを、化合物62Aの合成と同様にして、化合物45C及びフェニルピペラジンの代わりに4-ヒドロキシベンズアルデヒド及び1-メチルピペラジンを各々用いて調製した:ESI(+)/MS:207(M+H)
+。
【0567】
工程2:表題化合物89の調製:
表題化合物89を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物89Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.03(d,J=7.67Hz,1H)、7.79(d,J=7.98Hz,1H)、7.67(d,J=7.06Hz,1H)、7.34−7.50(m,4H)、7.28(d,J=8.59Hz,2H)、6.93(d,J=8.59Hz,2H)、4.83(s,2H)、3.98(d,J=6.29Hz,2H)、3.16−3.19(m,4H)、3.03(t,J=5.83Hz,2H)、2.76(s,3H)、1.97−2.03(m,2H)。ESI(+)/MS:683(M+H)
+。
【0568】
実施例90
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-(3-{4-[5-(2-ジメチルアミノ-エトキシ)-ピリジン-2-イル]-フェノキシ}-プロピル)-チアゾール-4-カルボン酸(90)の合成:
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【0569】
工程1:2-(6-クロロピリジン-3-イルオキシ)-N,N-ジメチルエタンアミン(90A)の調製:
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化合物90を、化合物35Aの合成と同様にして、化合物34C及び化合物31Fの代わりに、2-(ジメチルアミノ)エタノール及び6-クロロピリジン-3-オールを各々用いて調製した。
【0570】
工程2:4-(5-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリジン-2-イル)フェノール(90B):
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【0571】
化合物90Bを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに化合物90A及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.56(s,1H)、8.29(d,J=2.76Hz,1H)、7.83(d,J=8.59Hz,2H)、7.74(d,J=8.59Hz,2H)、7.41(dd,J=8.59、2.76Hz,2H)、6.82(d,J=8.29Hz,2H)、4.14(t,J=5.68Hz,2H)、2.64(t,J=5.68Hz,2H)、2.22(s,6H)。ESI(+)/MS:258(M+H)
+。
【0572】
工程3:表題化合物90の調製:
表題化合物90を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物90Bを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.60(s,1H)、8.09(d,J=2.76Hz,1H)、8.02(d,J=7.37Hz,1H)、7.93(d,J=8.9Hz,2H)、7.85(d,J=8.9Hz,1H)、7.79(d,J=8.29Hz,1H)、7.67(d,J=7.67Hz,1H)、7.33−7.51(m,5H)、6.99(d,J=8.9Hz,2H)、4.84(s,2H)、4.42−4.45(m,2H)、4.04(d,J=6.29Hz,2H)、3.83(d,J=5.83Hz,1H)、3.55(br、2H)、3.16−3.21(m,2H)、3.03(t,J=5.83Hz,2H)、2.89(s,6H)、1.99−2.07(m,2H).ESI(+)/MS:735(M+H)
+。
【0573】
実施例91
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-((1-(4-ヒドロキシフェニル)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-4-イル)(3-(4-メチルピペラジン-1-イル)プロピル)アミノ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(91)の合成:
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【0574】
DMF(5mL)中の化合物84A(50mg、0.136mmol)の水溶液に水素化ナトリウム(27.2mg、0.680mmol)(60%)を加えた。反応混合物を10分間攪拌し、化合物2C(77mg、0.122mmol)を加えた。反応混合物を1時間攪拌し、メタノール(3mL)、10%のNaOH及び水(1mL)を加えた。混合物を一晩攪拌し、TFAで酸性化し、濃縮した。残留物をDMSO−メタノールの混合物に溶解させ、逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中0%−60%のアセトニトリルで60分間)で精製して、表題化合物91をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,ピリジン−D
5)δppm8.62(1H,s)、8.41(1H,s)、8.35(2H,d)、7.94(1H,d)、7.89(1H,d)、7.77−7.81(1H,m)、7.43(1H,t)、7.24−7.33(5H,m)、5.15(2H,s)、3.93−4.01(2H,m)、3.87(2H,d)、3.81(2H,t)、3.45(2H,t)、2.92(2H,t)、2.79−2.85(4H,m)、2.62−2.69(4H,m)、2.42−2.47(5H,m)、2.18−2.28(2H,m)、1.89−1.98(2H,m);LCMS(APCI)m/e844(M+H)。
【0575】
実施例92
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロピルアミノ)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(92)の合成:
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【0576】
工程1:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロピルアミノ)-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(92A)の調製:
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【0577】
DMF(5mL)中の化合物54A(100mg、0.320mmol)の溶液に水素化ナトリウム(60%、38.4mg、0.960mmol)を加えた。反応物を10分間攪拌し、化合物96D(168mg、0.256mmol)を加えた。反応混合物を1時間攪拌し、逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中0%−70%のアセトニトリルで70分間)で精製して、表題化合物92AをTFA塩として得た。LCMS(APCI)m/e839(M+H)。
【0578】
工程2:表題化合物92の調製:
DCM(1mL)中の化合物92A(90mg、0.107mmol)及びトリエチルシラン(37.4mg、0.322mmol)をTFA(3mL、38.9mmol)で4時間処理した。混合物を濃縮し、残留物を逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中0%−60%アセトニトリルで70分間)で精製して、表題化合物をTFA塩として得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.82(1H,s)、9.37(1H,s)、8.55(1H,t)、8.34(1H,d)、8.03(1H,d)、7.96−8.01(2H,m)、7.79(1H,d)、7.55−7.63(2H,m)、7.44−7.50(2H,m)、7.39−7.43(1H,m)、7.35(2H,t)、7.05−7.09(2H,m)、6.97(1H,d)、4.93(2H,s)、3.99(2H,q)、3.87(2H,t)、3.43−3.70(2H,m)、3.12−3.18(2H,m)、2.99(2H,t)、2.82−2.87(2H,m)、2.80(6H,s)、1.91−2.05(4H,m)。LCMS(APCI)783(M+H)。
【0579】
実施例93
2-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-5-{3-[2-フルオロ-4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェノキシ]-プロピル}-チアゾール-4-カルボン酸(93)の合成:
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【0580】
工程1:1-(ベンジルオキシ)-4-ブロモ-2-フルオロベンゼン(93A)の調製:
[この文献は図面を表示できません]
【0581】
DMF(20ml)中の4-ブロモ-2-フルオロフェノール(2.557g、13.39mmol)及び(ブロモメチル)ベンゼン(1.590mL、13.39mmol)をK
2CO
3(3.70g、26.8mmol)で一晩処理した。反応物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濃縮し、表題化合物を得た。LCMS(APCI)m/e282(M+H)。
【0582】
工程2:1-(4-(ベンジルオキシ)-3-フルオロフェニル)-4-メチルピペラジン(93B)の調製:
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【0583】
オーブン乾燥バイアルにt-BuONa(360mg、3.75mmol)、Pd
2(dba)
3(51.5mg、0.056mmol)及び(S)-ビNAP(105mg、0.169mmol)を充填した。トルエン(5mL)、実施例93A(527mg、1.875mmol)及び1-メチルピペラジン(416μl、3.75mmol)を加えた。生じた混合物に窒素をパージし、バイアルをシールして、80℃で一晩加熱した。反応物を濃縮し、残留物を逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中0%−50%のアセトニトリルで40分間)で精製して、表題化合物をTFA塩として得た:LCMS(APCI)m/e301(M+H)。
【0584】
工程3:2-フルオロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェノール(93C)の調製:
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【0585】
MeOH中(5mL)の化合物93B(230mg、0.766mmol)を10%Pd/C(48mg、0.045mmol)H
2下で一晩処理した。不溶性の物質をセライトでの濾過により除去し、濾液を濃縮した。残留物を逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中で0%−30%アセトニトリルで30分間)で精製して、表題化合物をTFA塩として得た:LCMS(APCI)m/e211(M+H)。
【0586】
工程4:表題化合物93の調製:
表題化合物92を、実施例54の工程2に記載のものと同じ手順を使用し、化合物54Aの代わりに化合物93を用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.85(1H,s)、9.64(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.43−7.51(2H,m)、7.33−7.42(2H,m)、7.03(1H,t)、6.92(1H,dd)、6.70(1H,dd)、4.83(2H,s)、3.98(2H,t)、3.72(2H,t)、3.40−3.55(2H,m)、3.33−3.39(2H,m)、3.09−3.20(4H,m)、3.03(2H,t)、2.85−2.95(2H,m)、2.84(3H,s)、1.93−2.02(2H,m)。LCMS(APCI)m/e687(M+H)。
【0587】
実施例94
6-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-3-{3-[4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェノキシ]-プロピル}-ピリジン-2-カルボン酸(94)の合成:
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【0588】
工程1:3-ブロモ-6-クロロピコリン酸tert-ブチル(94A)の調製:
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【0589】
塩化トシル(7.7g、40.4mmol)を、33mLのt-BuOH中の2-クロロ-5-ブロモピコリン酸(4g、17mmol)及びピリジン(9.2mL、114mmol)の溶液を0℃で加えた。反応物を室温で12時間攪拌した。NaHCO
3(飽和)をついで加え、混合物を酢酸エチル(3回)で抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。有機溶媒を蒸発させることにより、所望の化合物94Aを得、これを更に精製することなく次の工程で用いた。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm8.27(1H,d)、7.63(1H,d)、1.57(9H,s)。
【0590】
工程2:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-ブロモピコリン酸tert-ブチル(94B)の調製:
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【0591】
Cs
2CO
3(4.1g、12.6mmol)及び4Åのシーブを、反応開始前に150℃の高真空下で6から10時間乾燥させた。室温まで冷却した後、化合物94A(0.736g、2.53mmol)及び化合物1B(1.62g、3mmol)を反応容器に移し、雰囲気に窒素をパージした。12mLの無水DMAをついで加え、反応物を120℃で12時間攪拌した。冷却した反応混合物をついで酢酸エチル及び10%のクエン酸で希釈した。有機層を3回クエン酸で洗浄し、水とブラインで1回洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。濃縮によりオレンジ色のフィルム/フォームを得た。フラッシュマスター(SiO
2、酢酸エチル/石油エーテル0:100から40:60)での精製によって白色固体が得られた(1.15g、収率80%):
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.84(1H,s)、8.03(1H,d)、7.77(2H,m)、7.58(1H,d)、7.40(4H,m)、6.86(1H,d)、4.92(2H,s)、3.78(2H,t)、3.01(2H,t)、1.34(9H,s)。
【0592】
工程3:3-ブロモ-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(94C)の調製:
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【0593】
化合物94B(350mg、0.62mmol)をTHFに溶解させた。NEt
3(127μl、0.91mmol)及びSEMCl(135μl、0.74mmol)を連続的に加えた。反応物を室温で1時間攪拌した。ついで濃縮した。残留物を酢酸エチル及び水に取り上げた。水性層を3回酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。濃縮後、残留物をフラッシュマスターを用いたフラッシュクロマトグラフィー :SiO
2、酢酸エチル/石油エーテル0:100から30:70を用いて精製した。淡黄色の泡沫状の固形物94Bを2つの分離できない異性体の混合物として得た(276mg、64%)。
【0594】
工程4:3-(2-(1,3-ジオキソラン-2-イル)エチル)-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(94D)の調製:
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【0595】
THF(20mL)中の化合物94C(2.97g、4.27mmol)、ジシクロヘキシル(2',6'-ジメトキシビフェニル-2-イル)ホスフィン(0.35g、0.854mmol)及び酢酸パラジウム(0.096g、0.427mmol)の混合物を室温で5分間攪拌した。この溶液に0.5Mの臭化(2-(1,3-ジオキソラン-2-イル)エチル)亜鉛(II)(17.08mL、8.54mmol)を室温で滴下して加えた。反応物を一晩攪拌した。溶液に2',6'-ジメトキシビフェニル-2-イル)ホスフィン(170mg)、酢酸パラジウム(42mg)及び臭化(2-(1,3-ジオキソラン-2-イル)エチル)亜鉛(II)(15mL)を加えた。生じた混合物を更に6時間攪拌し、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムに充填し、7:3/ヘキサン:EtOAcを用いて溶出し、2.75gの所望の生成物94Dを2つの異性体の混合物として得た。APCI(+)LC/MS:717(M+H)
+。
【0596】
工程5:3-(3-オキソプロピル)-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(94E)の調製:
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【0597】
化合物94D(1.47g)をTHF(30mL)に溶解した。この溶液を5%HCl(10mL)に加えた。反応混合物を48℃で90分間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を、これ以上CO
2が放出されなくなるまで飽和NaHCO
3溶液でクエンチした。溶液を真空下で濃縮した。残留物をEtOAcに再溶解させ、水(100mL)で処理した。有機層を分離し、水性層を更なるEtOAcで抽出(三回)した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、真空下で濃縮してた。残留物を7:3/Hex:EtOAcを用いて溶出したフラッシュシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製し、1.10gの表題化合物94E(80%)を得た:APCI(+)LC/MS:673(M+H)
+。
【0598】
工程6:3-(3-ヒドロキシプロピル)-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(94F)の調製:
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【0599】
THF(30mL)及びメタノール(5mL)中の化合物94E(0.91g、1.351mmol)をNaBH
4(0.102g、2.7mmol)で処理した。反応混合物を還流下で1時間加熱した。溶媒を真空下で除去した。残留物をEtOAcに再溶解し、水で処理した。有機層を分離し、水性層を更なるEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過して、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーで精製し、0.75gの表題化合物94F(82%)を得た:APCI(+)LC/MS:675(M+H)
+。
【0600】
工程7:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(94G)の調製:
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【0601】
表題化合物94Gを、化合物35Aの合成と同様にして、化合物34D及び化合物31Fの代わりに化合物94F及び化合物82Aを各々用いて調製した:ESI(+)LC/MS:849(M+H
2O−NH
4)
+。
【0602】
工程7:表題化合物94の調製:
ジオキサン(2mL)中の化合物94G(0.012g)をジオキサン(2mL)及びメタノール(0.5mL)中の4NのHClで処理した。溶液を60℃で6時間処理した。溶媒を除去し、残留物をプレップHPLCで精製し、表題化合物94をTFA塩として得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.85(d,J=7.02Hz,1H)、9.70(d,J=9.46Hz,1H)、8.04(d,J=7.63Hz,1H)、7.79(d,J=7.93Hz,1H)、7.60(d,J=7.63Hz,1H)、7.55(d,J=8.85Hz,1H)、7.34−7.50(m,4H)、6.96(d,J=8.54Hz,1H)、6.90−6.93(m,2H)、6.81−6.84(m,2H)、4.92(s,2H)、3.85−3.87(m,4H)、3.62−3.64(m,2H)、3.12−3.18(m,2H)、2.98(t,J=5.8Hz,2H)、2.79−2.86(m,7H)、1.86−1.93(m,2H)、1.26−1.28(m,2H)。ESI(+)LC/MS:663(M+H)
+。
【0603】
実施例95
6-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-3-(3-{4-[5-(2-ジメチルアミノ-エトキシ)-ピリジン-2-イル]-フェノキシ}-プロピル)-ピリジン-2-カルボン酸(95)の合成:
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【0604】
工程1:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(5-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリジン-2-イル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(95A)の調製:
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【0605】
化合物95Aを、化合物35Aの合成と同様にして、化合物34D及び化合物31Fの代わりに化合物94F及び化合物90Bを各々用いて調製した:ESI(+)LC/MS:915(M+H
2O−NH
4)
+。
【0606】
工程2:表題化合物95の調製:
表題化合物95を、実施例94の合成と同様にして、化合物94Gの代わりに化合物95Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.80(s,1H)、9.69(s,1H)、8.39(d,J=3.07Hz,1H)、8.03(d,J=7.67Hz,1H)、7.93(d,J=8.59Hz,2H)、7.86(d,J=8.59Hz,1H)、7.79(d,J=7.98Hz,1H)、7.33−7.61(m,7H)、6.96−7.00(m,1H)、4.93(s,2H)、4.43−4.45(m,2H)、3.99(d,J=6.6Hz,2H)、3.69(d,J=5.98Hz,2H)、2.98(t,J=5.83Hz,2H)、2.82−2.89(m,8H)、1.93−2.01(m,2H).ESI(+)/MS:729(M+H)
+。
【0607】
実施例96
6-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-3-[3-(4-ピリミジン-2-イル-フェノキシ)-プロピル]-ピリジン-2-カルボン酸(96)の合成:
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【0608】
工程1:3-(2-(1,3-ジオキソラン-2-イル)エチル)-6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸tert-ブチル(96A)の調製:
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【0609】
THF(60mL)中の化合物94B(8.0g、14.15mmol)、ジシクロヘキシル(2',6'-ジメトキシビフェニル-2-イル)ホスフィン(1.162g、2.83mmol)及び酢酸パラジウム(0.318g、1.415mmol)の混合物を室温で5分間攪拌した。この溶液に0.5Mの臭化(2-(1,3-ジオキソラン-2-イル)エチル)亜鉛(II)(56.6mL、28.3mmol)を室温で更に漏斗から滴下して加えた。反応物を一晩攪拌した。溶媒を除去し、残留物を7:3/ヘキサン:EtOAcで溶出したシリカカラムを用いて、精製し、7.58gの所望の生成物96Aを得た:APCI(+)LC/MS:587(M+H)
+。
【0610】
工程2:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-オキソプロピル)ピコリン酸tert-ブチル(96B)の調製:
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【0611】
化合物96A(7.58g)をTHF(120mL)に溶解させた。この溶液に5%のHCl水溶液(100mL)を加えた。反応混合物を48℃で90分間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物をこれ以上CO
2がでないまで飽和NaHCO
3をクエンチした。溶液を真空下で濃縮した。残留物をEtOAcに再溶解させ、水(500mL)で処理した。有機層を分離し、水性層を更なるEtOAcで抽出した(3回)。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、真空下で濃縮した。残留物を7:3/Hex:EtOAcを用いて溶出したシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、5.5gの表題化合物96B(78%)を得た:APCI(+)LC/MS:543(M+H)
+。
【0612】
工程3:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-ヒドロキシプロピル)ピコリン酸tert-ブチル(96C)の調製:
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【0613】
THF(100mL)及びメタノール(20mL)中の化合物96B(5.5g、10.14mmol)をNaBH
4(0.767g、20.28mmol)で処理した。反応混合物を還流下で1時間加熱した。溶媒を真空下で除去した。残留物をEtOAcで再溶解させ、水で処理した。有機層を分離し、水性層を更なるEtOAcで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過して、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーで精製して、5.13gの表題化合物96C(93%)を得た:APCI(+)LC/MS:545(M+H)
+。
【0614】
工程4:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-ヨードプロピル)ピコリン酸tert-ブチル(96D)の調製:
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【0615】
化合物96Dを化合物98Aの合成と同様にして、化合物94Fの代わりに化合物96Cを用いて調製した;APCI(+)LC/MS:655(M+H)
+。
【0616】
工程5:表題化合物96の調製:
表題化合物96を、TFA塩として、化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物96Dを用いて調製した:ESI(+)/MS:643(M+H)+;
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.84(s,1H)、8.863(d,J=4.48、2H)、8.32(d,J=8.85Hz,2H)、8.03(d,J=7.93Hz,1H)、7.79(d,J=7.93Hz,1H)、7.57−7.61(m,2H)、7.46−7.49(m,1H)、7.34−7.37(m,3H)、7.03(d,J=9.15Hz,2H)、6.98(d,J=8.54Hz,1H)、4.93(s,2H)、4.01−4.04(m,2H)、3.87(d,J=5.95Hz,2H)、2.99(d,J=5.65Hz,2H)、2.83−2.86(m,2H)、1.95−2.01(m,2H)。ESI(+)/MS:643(M+H)
+。
【0617】
実施例97
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)-2-フルオロフェノキシ)プロピル)ピコリン酸(97)の合成:
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【0618】
工程1:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-ブロモ-2-フルオロフェノキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(97A
1);及び3-(3-(4-ブロモ-2-フルオロフェノキシ)プロピル)-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(97A
2):
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【0619】
THF(3mL)中の化合物94F(110mg、0.163mmol)、4-ブロモ-2-フルオロフェノール(62.3mg、0.326mmol)及びトリフェニルホスフィン(64.1mg、0.244mmol)の溶液にジアゼン-1,2-ジカルボン酸(E)-ジ-tert-ブチル(56.3mg、0.244mmol)を加えた。反応物を2時間攪拌し、水(0.5mL)を加えた。混合物を濃縮し、残留物をDCMで溶出するフラッシュクロマトグラフィーで精製して、化合物97A
1及び化合物97A
2を得た;LCMS(APCI)m/e848(M+H)。
【0620】
工程2:3-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)-2-フルオロフェノキシ)プロピル)-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(97B
1);及び6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)-2-フルオロフェノキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(97B
2)
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【0621】
DMF(2mL)中の化合物97A
1及び化合物97A
2(90mg、0.106mmol)、N,N-ジメチルプロパ-2-イン-1-アミン(0.034mL、0.318mmol)、(PPh
3)
2PdCl
2(22.35mg、0.032mmol)、TEA(0.074mL、0.531mmol)の混合物にヨウ化銅(I)(2.022mg、0.01mmol)を加えた。生じた混合物を油浴中で100℃で一晩加熱し、逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中10%−95%のアセトニトリルで60分間)で精製して、化合物97B
1及び97B
2をTFA塩として得た:LCMS(APCI)m/e850(M+H)。
【0622】
工程3:表題化合物97の調製:
DCM(2mL)中の化合物97B
1及び化合物97B
2(60mg、0.071mmol)をエーテル(0.15mL)、0.423mmol)中の2Nの塩化水素で2時間処理し、反応混合物を濃縮した。THF(2mL)及びMeOH(2mL)中の残留物を10%の水酸化ナトリウム(256μl、0.639mmol)で70℃で一晩処理し、濃縮した。残留物を逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中0%−70%のアセトニトリルで60分間)で精製して、表題化合物97としてTFA塩を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.79(1H,s)、10.17(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.53−7.63(2H,m)、7.45−7.50(1H,m)、7.39−7.44(2H,m)、7.28−7.38(3H,m)、7.17(1H,t)、6.96(1H,d)、4.93(2H,s)、4.30(2H,s)、4.06(2H,t)、3.87(2H,t)、2.99(2H,t)、2.78−2.90(8H,m)、1.91−2.05(2H,m);LCMS(APCI)m/e664(M+H)。
【0623】
実施例98
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(98)の合成:
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【0624】
工程1:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-ヨードプロピル)ピコリン酸tert-ブチル(98A
1);及び3-(3-ヨードプロピル)-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(98A
2)の調製
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【0625】
ジエチルエーテル(6.5mL)及びアセトニトリル(2.2mL)中の化合物94F(874mg、1.3mmol)を連続的にイミダゾール(203mg、2.98mmol)、トリフェニルホスフィン(509mg、1.94mmol)及びヨウ素(493mg、1.94mmol)で処理した。反応混合物を5分間攪拌した。各加えた試薬が完全に溶解するように各添加の間に5分間、反応混合物を撹拌した。全ての試薬を加え終えたときに、反応混合物を雰囲気温度で45分間攪拌し、EtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、濃縮した。濃縮物をヘキサン中の5から30%のEtOAcの勾配を用いて溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、所望の化合物を収率89%のオフホワイトの固形物として得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm8.12(1H,dd)、7.95(1H,d)、7.70(1H,d)、7.54(2H,m)、7.37(3H,m)、6.90(1H,d)、5.98(2H,s)、5.20(2H,s)、3.82(2H,t)、3.68(2H,m)、3.23(2H,t)、2.98(2H,t)、2.61(2H,dd)、1.97(2H,m)、1.45(9H,s)、0.88(2H,m)、−0.19(9H,s)。
【0626】
工程2:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(98B
1);及び3-(3-(4-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)フェノキシ)プロピル)-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(98B
2)の調製
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【0627】
DMF(2mL)中の(4-ヒドロキシフェニル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン(66.1mg、0.3mmol)をNaH(24mg、0.6mmol)で処理した。雰囲気温度で15分間攪拌した後、化合物98A
1及び98A
2(157mg、0.2mmol)を加え、3時間攪拌し続けた。反応混合物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、濃縮した。濃縮物をCH
2Cl
2中0から5%のMeOHの勾配で溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、97.5mg(収率56%)の所望の生成物98B
1及び98B
2を得た:LCMSm/e877(M+H)。
【0628】
工程3:表題化合物98の調製:
化合物98B
1及び化合物98B
2を連続的にトリエチルシラン(0.177mL、1.1mmol)及びTFA(1.5mL、19.5mmol)で処理した。最小量のジクロロメタン(0.1mL)を加え、反応混合物を均一にした。反応混合物を雰囲気温度で6時間攪拌した。物質をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×21.20mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配10−70%のBで40分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、表題化合物98を収率63%のオフホワイトの固形物として得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.84(1H,s)、9.70(1H,s)、8.04(1H,d)、7.79(1H,d)、7.59(2H,t)、7.41(6H,m)、6.97(3H,m)、4.93(2H,s)、4.18(2H,m)、3.99(2H,t)、3.87(2H,t)、3.24(4H,m)、3.08(2H,m)、2.99(2H,t)、2.82(5H,m)、1.96(2H,m)。MS(ESI(+))m/e691(M+H)。
【0629】
実施例99
6-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシ-プロピル)-ピリジン-2-カルボン酸(99)の合成:
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【0630】
DMF(5mL)中の化合物84A(60mg、0.163mmol)の溶液に水素化ナトリウム(32.7mg、0.816mmol)(60%)を加えた。反応物を10分間攪拌し、化合物96D(107mg、0.163mmol)を加えた。生じた混合物を3時間攪拌し、逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中0%−50%のアセトニトリルで70分間)で精製して、表題化合物99を得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.81(1H,s)、8.04(1H,dd)、7.79(1H,d)、7.60(1H,d)、7.53(1H,d)、7.45−7.50(1H,m)、7.39−7.43(1H,m)、7.32−7.38(2H,m)、6.95(1H,d)、4.92(2H,s)、3.86(2H,t)、3.37(2H,t)、2.99(2H,t)、2.63−2.70(2H,m)、1.58−1.69(2H,m)。LCMS(APCI)489(M+H)。
【0631】
実施例100
6-[8-(ベンゾチアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-イル]-3-{3-[4-(3-ジメチルアミノ-プロピル)-2-フルオロ-フェノキシ]-プロピル}-ピリジン-2-カルボン酸(100)の合成:
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【0632】
工程1:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-2-フルオロフェノキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(100A
1);及び3-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-2-フルオロフェノキシ)プロピル)-6-(8-(3-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)ベンゾ[d]チアゾール-2(3H)-イリデンカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(Z)-tert-ブチル(100A
2)の調製
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【0633】
MeOH(5mL)中の化合物97B
1及び97B
2(25mg、0.029mmol)を酸化白金(IV)(5.34mg、0.024mmol)で一晩処理した。不溶性物質をセライトを介して濾過し、濾過物を濃縮し、化合物100A
1及び100A
2を得た:LCMS(APCI)m/e854(M+H)。
【0634】
工程2:表題化合物100の調製:
DCM(0.5mL)及びMeOH(0.5mL)中の化合物99(20mg、0.023mmol)をエーテル(5mL)中の2NのHClで処理した。生じた混合物を室温で3日間攪拌し、濃縮した。残留物を逆相HPLC(移動相:0.1%TFA水溶液中0%−70%のアセトニトリルで60分間)で精製して、表題化合物100をTFA塩として得た:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.82(1H,s)、9.34(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.60(1H,d)、7.56(1H,d)、7.45−7.51(1H,m)、7.39−7.43(1H,m)、7.33−7.38(2H,m)、7.01−7.11(2H,m)、6.92−6.97(2H,m)、4.93(2H,s)、3.94−4.01(2H,m)、3.87(2H,t)、2.95−3.04(4H,m)、2.79−2.85(2H,m)、2.76(3H,s)、2.75(3H,s)、2.52−2.58(2H,m)、1.84−1.98(4H,m)。LCMS(APCI)m/e668(M+H)。
【0635】
実施例101
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(2-フルオロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(101)の合成:
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【0636】
表題化合物101を、実施例54の工程2に記載されたものと同じ手順を使用し、化合物54A及び化合物2Cの代わりに化合物93及び化合物96Dを各々用いて調製した:
1H NMR(400MHz,DMSO−D
6)δppm12.80(1H,s)、9.61(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.60(1H,d)、7.55(1H,d)、7.44−7.51(1H,m)、7.39−7.43(1H,m)、7.33−7.38(2H,m)、7.02(1H,t)、6.90−6.98(2H,m)、6.70(1H,dd)、4.93(2H,s)、3.93(2H,t)、3.86(2H,t)、3.67−3.75(2H,m)、3.26−3.37(2H,m)、3.06−3.20(2H,m)、2.99(2H,t)、2.76−2.93(7H,m)、1.86−1.99(2H,m);LCMS(APCI)m/e681(M+H)。
【0637】
実施例102
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(2-(ジメチルアミノ)エチル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(102)の合成:
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【0638】
DMF(2mL)中の4-(2-(ジメチルアミノ)エチル)フェノール塩化水素(60.5mg、0.300mmol)をEt
3N(84μl、0.60mmol)で処理し、10分間攪拌し、ついでNaH(24.0mg、0.60mmol)で処理した。15分間攪拌し、反応混合物を化合物98A
1及び98A
2(157mg、0.2mmol)で処理して、5時間攪拌した。この後、反応混合物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、濾過し、濃縮した。濃縮物をCH
2Cl
2中0から6%のMeOH勾配を用いて溶出したシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製した。クロマトグラフィーした物質を連続的にトリエチルシラン(220μl、1.377mmol)及びTFA(1mL、12.98mmol)で処理した。ジクロロメタン(0.3mL)を反応が均一になるまで滴下して加えた。反応混合物をN
2下、雰囲気温度で6時間攪拌した。この後、溶媒を蒸発させ、化合物をHPLC(分取逆相HPLCを、SymmetryPrep Shield RP18プレップカートリッジ、250mm×50mm内径、10um及び25mL/分の流量;λ=214、245nm;移動相A、H
2O中の0.1%TFA;移動相B、CH
3CN;線形勾配0−70%のBで30分間を使用する、自動化GilsonHPLCシステムで実施した)で精製して、生成物を淡黄色の固形物として収率10%で得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δppm12.84(1H,s)、9.29(1H,s)、8.04(1H,d)、7.79(1H,d)、7.61(1H,m)、7.56(1H,d)、7.48(1H,m)、7.42(1H,m)、7.36(2H,m)、7.17(2H,m)、6.96(1H,d)、6.88(2H,m)、4.92(2H,s)、3.89(4H,m)、3.24(4H,m)、2.98(2H,m)、2.87(2H,m)、2.81(6H,d)、1.93(2H,m)。MS(ESI(+))m/e636(M+H)。
【0639】
実施例103
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-2-フルオロフェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(103)の合成:
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【0640】
工程1:3-(4-(ベンジルオキシ)-3-フルオロフェニル)-N,N-ジメチルプロパ-2-イン-1-アミン(103A)の調製:
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【0641】
表題化合物103Aを、実施例97の工程2に記載するものと同じ手順を使用して、化合物97Aの代わりに化合物93Aを使用して調製した:LCMS(APCI)284(M+H)。
【0642】
工程2:4-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-2-フルオロフェノール(103B)の調製:
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【0643】
表題化合物103Bを、実施例93の工程3に記載されるものと同じ手順を使用して、化合物93Bの代わりに化合物103Aを用いて調製した:LCMS(APCI)198(M+H)。
【0644】
工程3:表題化合物103の調製:
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【0645】
表題化合物103を、実施例54の工程2に記載されるものと同じ手順を使用して、化合物54Aの代わりに化合物103Bを用いて調製した。表題化合物103をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.90(2H、br、s)、9.43(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.67(1H,d)、7.43−7.50(2H,m)、7.34−7.42(2H,m)、7.02−7.10(2H,m)、6.94(1H,d)、4.83(2H,s)、4.02(2H,t)、3.68−3.76(2H,m)、3.14−3.20(2H,m)、2.96−3.06(4H,m)、2.76(3H,s)、2.75(3H,s)、2.51−2.58(2H,m)、1.97−2.04(2H,m)、1.84−1.91(2H,m)。LCMS(APCI)674(M+H)。
【0646】
実施例104
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(1-メチルピペリジン-4-イルアミノ)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(104)の合成
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【0647】
工程1:4-(1-メチルピペリジン-4-イルアミノ)フェノール(104A)の調製:
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【0648】
化合物104Aを、化合物62Aの合成と同様にして、1-フェニルピペラジン及び化合物45Cの代わりに4-アミノフェノール及び1-メチルピペリジン-4-オンを各々用いて調製した:ESI(+)/LC/MS:207(M+H)
+。
【0649】
工程2:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(1-メチルピペリジン-4-イルアミノ)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(104B)の調製:
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【0650】
化合物104Bを、TFA塩として実施例51の工程2の合成と同様にして、化合物51A及び化合物2Cの代わりに、化合物104A及び化合物96Dを各々用いて調製した:APCI(+)/LC/MS:733(M+H)
+。
【0651】
工程3:表題化合物104の調製:
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【0652】
表題化合物104を、化合物94の合成と同様にして、化合物94Gの代わりに化合物104Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.84(s,1H)、9.40(s,1H)、8.04(d,J=7.63Hz,1H)、7.79(d,J=8.24Hz,1H)、7.60(d,J=7.32Hz,1H)、7.55(d,J=8.85Hz,1H)、7.34−7.49(m,4H)、6.96(d,J=8.85Hz,1H)、6.60−6.79(m,1H)、4.92(s,2H)、3.81−3.88(m,4H)、2.97−3.00(m,4H)、2.74−2.80(m,4H)、2.10−2.13(m,2H)、1.87−1.92(m,4H)ESI(+)/MS:677(M+H)
+。
【0653】
実施例105
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(3-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(105)の合成:
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【0654】
DMF(3mL)中の化合物87A(0.032g、0.017mmol)を60%水素化ナトリウム(0.018g、0.46mmol)で0℃において処理した。溶液を10分間攪拌した。この溶液に化合物96D(0.10g、0.15mmol)を加えた。溶液を室温で2時間攪拌した。反応物をついで60℃で4時間加熱した。メタノール(1mL)でクエンチした。濃HCl(0.5mL)を加え、溶液をシリンジフィルターで濾過した。濾過物をついでプレップHPLCで精製して、表題化合物105をTFA塩として得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.85(s,1H)、9.61(s,1H)、8.04(d,J=7.63Hz,1H)、7.79(d,J=7.93Hz,1H)、7.60(d,J=7.32Hz,1H)、7.55(d,J=8.85Hz,1H)、7.34−7.49(m,4H)、7.13(t,J=8.24Hz,1H)、6.97(d,J=8.24Hz,1H)、6.55(dd,J=8.39、1.98Hz,1H)、6.50(s,1H)、6.42(d,J=8.24、2.14Hz,1H)、4.93(s,2H)、3.82−3.92(m,6H)、3.09−3.13(m,2H)、2.99(t,J=5.64Hz,1H)、2.90−2.94(m,2H)、2.79−2.85(m,4H)、1.89−1.95(m,2H)ESI(+)/MS:663(M+H)
+。
【0655】
実施例106
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(106)の合成:
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【0656】
工程1:1-(2-(4-(ベンジルオキシ)フェノキシ)エチル)ピロリジン(106A)の調製:
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【0657】
化合物106を、A化合物35Aの合成と同様にして、化合物34D及び化合物31Fの代わりに2-(ピロリジン-1-イル)エタノール及び4-(ベンジルオキシ)フェノールを各々用いて調製した:DCI(+)MS:298(M+H)
+。
【0658】
工程2:4-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)フェノール(106B)の調製:
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化合物106Bを、化合物31Fの合成と同様にして、化合物31Eの代わりに化合物106Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.88(s,1H)、6.72−6.75(m,2H)、6.64−6.67(m,2H)、3.94(d,J=6.1Hz,2H)、2.72(d,J=5.95Hz,2H)、2.48−2.51(m,4H)、1.65−1.68(m,4H)ESI(+)/MS:208(M+H)
+。
【0659】
工程3:表題化合物106の調製:
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【0660】
表題化合物106を、化合物105の合成と同様にして、化合物87Cの代わりに化合物106Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.84(s,1H)、9.68(s,1H)、8.04(d,J=7.93Hz,1H)、7.79(d,J=8.24Hz,1H)、7.60(d,J=7.32Hz,1H)、7.56(d,J=8.54Hz,1H)、7.34−7.50(m,4H)、6.86−6.97(m,6H)、4.92(s,2H)、4.19−4.21(m,2H)、3.86−3.89(m,6H)、3.08−3.13(m,4H)、2.98(t,J=5.8Hz,1H)、2.79−2.82(m,2H)、1.87−2.05(m,6H)ESI(+)/MS:678(M+H)
+。
【0661】
実施例107
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(107)の合成:
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【0662】
工程1:4-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)フェノール(107A)の調製:
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【0663】
化合物107Aを、実施例100の工程1に記載されるものと同じ手順を使用して、化合物97B
1及び化合物97B
2の代わりに化合物74Aを用いて調製した:LCMS(APCI)180(M+H)。
【0664】
工程2:表題化合物107の調製:
表題化合物107を実施例54の工程2に記載されるものと同じ手順を使用して、化合物54Aの代わりに化合物107Aを用いて調製した。表題化合物107をTFA塩として得た:1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.90(2H、br、s)、9.41(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.67(1H,d)、7.44−7.50(2H,m)、7.34−7.41(2H,m)、7.10(2H,d)、6.84(2H,d)、4.83(2H,s)、3.94(2H,t)、3.72(2H,t)、3.17(2H,t)、2.96−3.06(4H,m)、2.76(3H,s)、2.75(3H,s)、2.51−2.56(2H,m)、1.96−2.02(2H,m)、1.83−1.90(2H,m);LCMS(APCI)656(M+H)。
【0665】
実施例108
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(2,5-ジフルオロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(108)の合成:
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【0666】
工程1:1-(ベンジルオキシ)-4-ブロモ-2,5-ジフルオロベンゼン(108A)の調製:
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【0667】
化合物108Aを、実施例93の工程1に記載されるものと同じ手順を使用して、4-ブロモ-2-フルオロフェノールの代わりに4-ブロモ-2,5-ジフルオロフェノールを用いて調製した。
【0668】
工程2:1-(4-(ベンジルオキシ)-2,5-ジフルオロフェニル)-4-メチルピペラジン(108B)の調製:
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【0669】
化合物108Bを、実施例93の工程2に記載されるものと同じ手順を使用して、化合物93Aの代わりに化合物108Aを用いて調製した:LCMS(APCI)319(M+H)。
【0670】
工程3:2,5-ジフルオロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェノール(108C)の調製:
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【0671】
化合物108Cを、実施例93の工程3に記載されるものと同じ手順を使用して、化合物93Bの代わりに化合物108Bを用いて調製した:LCMS(APCI)229(M+H)。
【0672】
工程4:表題化合物108の調製:
表題化合物108を、実施例54の工程2に記載されるものと同じ手順を使用して、化合物54Aの代わりに化合物108Cを用いて調製した。表題化合物108をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.89(2H,s)、9.64(1H,s)、8.03(1H,d)、7.79(1H,d)、7.67(1H,d)、7.43−7.50(2H,m)、7.33−7.41(2H,m)、7.05−7.16(2H,m)、4.83(2H,s)、4.02(2H,t)、3.72(2H,t)、3.45−3.56(2H,m)、3.34−3.48(2H,m)、3.11−3.24(4H,m)、3.03(2H,t)、2.87−2.98(2H,m)、2.85(3H,d)、1.94−2.03(2H,m)。LCMS(APCI)705(M+H)。
【0673】
実施例109
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(2-クロロピリジン-4-イルオキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(109)の合成:
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【0674】
工程1:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(2-クロロピリジン-4-イルオキシ)プロピル)ピコリン酸tert-ブチル(109A)の調製:
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【0675】
化合物109Aを、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51A及び化合物2Cの代わりに、化合物96D及び2-クロロピリジン-4-オールを各々用いて調製した:APCI(+)/LC/MS:657(M+H)
+。
【0676】
工程2:表題化合物109Bの調製:
表題化合物109を、化合物94の合成と同様にして、化合物94Gの代わりに、化合物109Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.85(s,1H)、8.17(d,J=5.8Hz,1H)、8.04(d,J=7.93Hz,1H)、7.79(d,J=8.24Hz,1H)、7.60(d,J=7.32Hz,1H)、7.56(d,J=8.85Hz,1H)、7.34−7.49(m,4H)、7.09(d,J=2.44Hz,1H)、6.94−6.97(m,2H)、4.93(s,2H)、4.06(t,J=6.26Hz,2H)、3.87(t,J=5.95Hz,2H)、2.98(t,J=5.8Hz,2H)、2.78−2.82(m,2H)、1.92−1.98(m,2H);ESI(+)/MS:600(M+H)
+。
【0677】
実施例110
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-((6-(3-モルホリノプロパオキシ)ナフタレン-2-イル)エチニル)チアゾール-4-カルボン酸(110):
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【0678】
工程1:6-((トリメチルシリル)エチニル)ナフタレン-2-オール(110A)の調製:
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【0679】
THF(12mL)中の6-ブロモナフタレン-2-オール(3.8g、17.04mmol)、エチニルトリメチルシラン(7.08mL、51.1mmol)、(PPh
3)
2PdCl
2(1.79g、2.56mmol)、TEA(12mL、85mmol)の混合物にヨウ化銅(I)(0.324g、1.70mmol)を加えた。生じた混合物を油浴中で70℃で一晩加熱し、冷却した。混合物にシリカゲル(40g)を加え、生じた混合物を真空下で乾燥した。ゲル粉末をシリカゲルカラムに充填し、DCMを用いて溶出させて、化合物110Aを得た。
【0680】
工程2:6-エチニルナフタレン-2-オール(110B)の調製:
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【0681】
MeOH(5mL)及びTHF(10mL)中の化合物110A(770mg、3.20mmol)をK
2CO
3(885mg、6.41mmol)で室温で3時間処理した。反応物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層を濃縮し、残留物をDCMを用いて溶出したフラッシュクロマトグラフィーで精製して、化合物110Bを得た。
【0682】
工程3:4-(3-(6-エチニルナフタレン-2-イルオキシ)プロピル)モルホリン(110C)の調製:
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【0683】
THF(1.5mL)中の化合物110B(57mg、0.34mmol)、3-モルホリノプロパン-1-オール(98mg、0.68mmol)及びトリフェニルホスフィン(133mg、0.508mmol)の混合物にジアゼン-1,2-ジカルボン酸(E)-ジ-tert-ブチル(117mg、0.508mmol)を加えた。反応混合物を1時間攪拌し、不溶性の物質を濾過した。濾過物を濃縮し、残留物を逆相HPLC(勾配:0.1%TFA 水中0−55%のアセトニトリル/40分)で精製して、化合物110Cを得た:LCMS(APCI)296(M+H)。
【0684】
工程4:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-((6-(3-モルホリノプロパオキシ)ナフタレン-2-イル)エチニル)チアゾール-4-カルボン酸メチル(110D)の調製:
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【0685】
DMF(5mL)中の化合物47D(200mg、0.283mmol)、化合物110C、(PPh
3)
2PdCl
2(49.7mg、0.071mmol)、TEA(0.394mL、2.83mmol)の混合物にヨウ化銅(I)(5.40mg、0.028mmol)を加えた。生じた混合物を120℃で油浴中で5時間加熱した。反応混合物を濃縮し、0.1%TFA水中の10−95%のアセトニトリルで70分以上溶出するRP HPLCによって精製して、化合物110Dを得た:LCMS(APCI)875(M+H)。
【0686】
工程5:表題化合物110の調製:
表題化合物110を、実施例97の工程3に記載されたものと同じ手順を使用し、化合物97B
1及び化合物97B
2の代わりに化合物110Dを用いて調製した。表題化合物110をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δppm12.88−13.12(s,br,1H)、12.94(s,1H)、9.64−9.69(bs、1H)、8.04−8.06(m,2H)、7.88(d,J=9.0Hz,1H)、7.83(d,J=8.8Hz,1H)、7.78−7.83(m,1H)、7.69−7.72(m,1H)、7.46−7.52(m,3H)、7.43(t,J=7.6Hz,1H)、7.35−7.38(m,2H)、7.22(dd,J=8.9、2.4Hz,1H)、4.94−4.95(bs、2H)、4.21(t,J=5.9Hz,2H)、3.98−4.06(m,2H)、3.78−3.81(m,2H)、3.62−3.68(m,2H)、3.48−3.54(m,2H)、3.01−3.15(m,6H)、2.17−2.24(m,2H);LCMS(APCI);730(M+H)。
【0687】
実施例111
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(2-(6-(3-モルホリノプロパオキシ)ナフタレン-2-イル)エチル)チアゾール-4-カルボン酸(111)の合成:
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【0688】
工程1:2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(2-(6-(3-モルホリノプロパオキシ)ナフタレン-2-イル)エチル)チアゾール-4-カルボン酸(111A)の調製:
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【0689】
表題化合物111Aを、実施例100の工程1に記載されたものと同じ手順を使用し、化合物97B
1及び化合物97B
2の代わりに化合物110Dを用いて調製した:LCMS(APCI)879(M+H)。
【0690】
工程2:表題化合物111の調製:
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【0691】
表題化合物111を、実施例97の工程3に記載されたものと同じ手順を使用し、化合物97B
1及び化合物97B
2の代わりに化合物111Aを用いて調製した。表題化合物111をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δppm12.87−12.94(s,br,1H)、12.27−12.80(s,br,1H)、9.65−9.71(s,br,1H)、8.05(d,J=7.7Hz,1H)、7.80(d,J=7.8Hz,1H)、7.74(d,J=9.2Hz,1H)、7.72(d,J=8.5Hz,1H)、7.67(d,J=6.7Hz,1H)、7.63−7.64(m,1H)、7.46−7.50(m,1H)、7.43−7.46(m,1H)、7.34−7.42(m,3H)、7.28(d,J=2.6Hz,1H)、7.12(dd,J=8.9、2.5Hz,1H)、4.81(s,2H)、4.16(t,J=5.8Hz,2H)、4.01(d,J=12.2Hz,2H)、3.71(t,J=6.0Hz,2H)、3.65(t,J=12.1Hz,2H)、3.50(d,J=11.9Hz,2H)、3.07−3.16(m,2H)、2.96−3.04(m,3H)、2.15−2.22(m,2H)。LCMS(APCI)734(M+H)。
【0692】
実施例112
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(5-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリミジン-2-イル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(112)の合成:
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【0693】
工程1:2-クロロピリミジン-5-オール(112A)の調製:
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【0694】
塩化メチレン(10mL)中の2-クロロ-5-メトキシピリミジン(0.46g、3.18mmol)を1.0Nの三臭化ホウ素(16mL、16mmol)と室温で処理した。溶液を一晩攪拌した。この後、反応を飽和NaHCO
3及びDCMの間で分配した。水性層を更なるDCMで抽出した。組み合わせた有機層を乾燥(MgSO4)させ、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、0.26gの化合物112A(62%)を得た:
1H NMR(DMSO−d
6):δ10.03(s,1H)、8.30(s,2H)、ESI(−)/MS:129(M−H)
−。
【0695】
工程2:2-(2-クロロピリミジン-5-イルオキシ)-N,N-ジメチルエタンアミン(112B)の調製:
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【0696】
化合物112Bを、実施例35の工程1の合成と同様にして、化合物34D及び化合物31Fの代わりに2-(ジメチルアミノ)エタノール及び化合物112Aを各々用いて調製した:ESI(+)MS:201(M+H)+。
【0697】
工程3:4-(5-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリミジン-2-イル)フェノール(112C)の調製:
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【0698】
化合物112Cを、化合物34Dの合成と同様にして、化合物34C及び4-(ヒドロキシメチル)フェニルボロン酸の代わりに、化合物112B及び4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールを各々用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.80(s,1H)、8.56(s,2H)、8.12−8.15(m,1H)、6.83−6.86(m,2H)、4.23(t,J=5.8Hz,2H)、2.65(t,J=5.65Hz,2H)、2.22(s,6H);ESI(+)/MS:259(M+H)
+。
【0699】
工程4:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(4-(5-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリミジン-2-イル)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(112D)の調製:
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【0700】
表題化合物112Dを、化合物105の合成と同様にして、化合物87Aの代わりに化合物112Cを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.84(s,1H)、9.70(s,1H)、8.64(s,2H)、8.23(d,J=8.85Hz,2H)、8.04(d,J=7.93Hz,1H)、7.79(d,J=8.24Hz,1H)、7.57−7.61(m,2H)、7.34−7.49(m,4H)、7.02(t,J=8.85Hz,2H)、6.97(d,J=8.85Hz,1H)、4.93(s,2H)、4.52−4.54(m,2H)、4.01(t,J=6.41Hz,2H)、3.87(t,J=5.95Hz,2H)、2.95(t,J=5.8Hz,2H)、2.82−2.85(m,2H)、1.95−2.00(m,2H);ESI(+)/MS:730(M+H)
+。
【0701】
実施例113
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-(3-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)フェノキシ)プロピル)ピコリン酸(113)の合成:
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【0702】
工程1:2-(3-(ベンジルオキシ)フェノキシ)-N,N-ジメチルエタンアミン(113A)の調製:
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【0703】
化合物113Aを、実施例35の工程1の合成と同様にして、化合物34D及び化合物31Fの代わりに、2-(ジメチルアミノ)エタノール及び3-(ベンジルオキシ)フェノールを各々用いて調製した:DCI(+)MS:272(M+H)
+。
【0704】
工程2:3-(2-(ジメチルアミノ)エトキシ)フェノール(113B)の調製:
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【0705】
化合物113Bを、化合物31Fの合成と同様にして、化合物31Eの代わりに化合物113Aを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ9.34(s,1H)、7.03(t,J=8.03Hz,1H)、6.30−6.36(m,3H)、3.96(d,J=5.95Hz,2H)、2.58(d,J=5.8Hz,2H)、2.20(s,2H)ESI(+)/MS:182(M+H)
+。
【0706】
工程3:表題化合物113の調製:
表題化合物113を、化合物105の合成と同様にして、化合物87Aの代わりに化合物113Cを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.85(s,1H)、9.59(s,1H)、8.64(s,2H)、8.04(d,J=7.63Hz,1H)、7.80(d,J=8.24Hz,1H)、7.61(d,J=7.32Hz,1H)、7.56(d,J=8.54Hz,1H)、7.34−7.49(m,4H)、7.19(t,J=8.09Hz,1H)、6.96(d,J=8.85Hz,1H)、4.93(s,2H)、4.27−4.29(m,2H)、3.92(t,J=6.56Hz,2H)、3.87(t,J=5.95Hz,2H)、2.99(t,J=5.8Hz,2H)、2.79−2.82(m,2H)、1.91−1.97(m,2H);ESI(+)/MS:652(M+H)
+.
【0707】
実施例114
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(2-(ピロリジン-1-イル)エトキシ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(114)の合成:
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【0708】
表題化合物114を、TFA塩として化合物51の合成と同様にして、化合物51Aの代わりに化合物106Bを用いて調製した:
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.90(s,1H)、9.75(s,1H)、8.04(d,J=7.93Hz,1H)、7.80(d,J=7.93Hz,1H)、7.68(d,J=7.32Hz,2H)、7.35−7.50(m,4H)、6.86−6.93(m,4H)、4.83(s,2H)、4.19−4.21(m,2H)、3.92(d,J=6.26Hz,2H)、3.72(d,J=5.95Hz,1H)、3.55(br、4H)、3.10−3.18(m,4H)、3.03(t,J=5.8Hz,2H)、1.85−2.02(m,6H).ESI(+)/MS:684(M+H)
+。
【0709】
実施例115
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(2,5-ジフルオロ-4-(2-モルホリノエチルアミノ)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(115)の合成:
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【0710】
表題化合物115を、実施例108に記載されたものと同じ手順を使用し、1-メチルピペラジンの代わりに2-モルホリノエタンアミンを用いて調製した。表題化合物をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,ピリジン−D
5)δppm8.05(1H,d)、7.98(1H,d)、7.85(1H,d)、7.50(1H,t)、7.26−7.38(3H,m)、7.12(1H,dd)、6.81(1H,dd)、5.20(2H,s)、4.11(2H,t)、3.83(1H,s)、3.79(2H,t)、3.65−3.73(4H,m)、3.52−3.59(2H,m)、3.21(2H,t)、2.88(2H,t)、2.58(2H,t)、2.42(4H、br、s)、2.18−2.27(2H,m)。LCMS(APCI)735(M+H)。
【0711】
実施例116
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)-2-フルオロフェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(116)の合成:
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【0712】
表題化合物116を、実施例97の工程3に記載されたものと同じ手順を使用し、化合物94Fの代わりに化合物47Fを用いて調製した。表題化合物をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.90(1H,s)、10.12(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.67(1H,d)、7.34−7.50(5H,m)、7.31(1H,d)、7.18(1H,t)、4.83(2H,s)、4.30(2H,s)、4.10(2H,t)、3.72(2H,t)、3.12−3.23(2H,m)、3.03(2H,t)、2.87(6H,s)、1.97−2.09(2H,m);LCMS(APCI)670(M+H)。
【0713】
実施例117
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)-3-フルオロフェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(117)の合成:
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【0714】
表題化合物117を、実施例97に記載されたものと同じ手順を使用し、4-ブロモ-2-フルオロフェノール及び化合物94Fの代わりに、4-ブロモ-3-フルオロフェノール及び化合物47Fを各々用いて調製した。表題化合物をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.91(1H,s)、10.13(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.68(1H,d)、7.44−7.51(3H,m)、7.34−7.42(2H,m)、7.03(1H,dd)、6.77−6.82(1H,m)、4.83(2H,s)、4.32(2H,s)、4.08(2H,t)、3.72(2H,t)、3.15−3.24(2H,m)、3.03(2H,t)、2.86(6H,s)、1.98−2.08(2H,m)。LCMS(APCI)670(M+H)。
【0715】
実施例118
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)-2,5-ジフルオロフェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(118)の合成:
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【0716】
表題化合物118を、実施例97に記載されたものと同じ手順を使用し、4-ブロモ-2-フルオロフェノール及び化合物94Fの代わりに、4-ブロモ-2,5-ジフルオロフェノール及び化合物47Fで各々調製した。表題化合物118をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.90(1H,s)、10.19(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.67(1H,d)、7.53(1H,dd)、7.43−7.50(2H,m)、7.34−7.42(2H,m)、7.26(1H,dd)、4.83(2H,s)、4.35(2H,s)、4.12(2H,t)、3.72(2H,t)、3.12−3.21(2H,m)、3.03(2H,t)、2.87(6H,s)、1.96−2.10(2H,m);LCMS(APCI)688(M+H)。
【0717】
実施例119
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-(3-(2-クロロ-4-(3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル)フェノキシ)プロピル)チアゾール-4-カルボン酸(119)の合成:
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【0718】
表題化合物(119)を、実施例97に記載されたものと同じ手順を使用し、4-ブロモ-2-フルオロフェノール及び化合物94Fの代わりに、4-ブロモ-2-クロロフェノール及び化合物47Fを各々用いて調製した。表題化合物119をTFA塩として得た:
1H NMR(500MHz,DMSO−D
6)δppm12.90(1H,s)、10.09(1H,s)、8.04(1H,d)、7.80(1H,d)、7.67(1H,d)、7.62(1H,d)、7.44−7.50(3H,m)、7.35−7.41(2H,m)、7.15(1H,d)、4.83(2H,s)、4.30(2H,s)、4.11(2H,t)、3.72(2H,t)、3.17−3.23(2H,m)、3.03(2H,t)、2.88(6H,s)、2.00−2.10(2H,m);LCMS(APCI)686(M+H)。
【0719】
実施例120
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸(120)の合成:
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【0720】
工程1:6-フルオロピコリン酸tert-ブチル(120A)の調製
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【0721】
塩化トシル(915mg、4.8mmol)をt-BuOH中の2-フルオロ-ピコリン酸(254mg、2mmol)及びピリジン(1.08mL、13.4mmol)の溶液に0℃で加えた。反応物をついで室温で12時間攪拌した。NaHCO
3の水溶液を加え、混合物を酢酸エチル(3回)で抽出した。有機混合相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。粗化合物をSiO
2(石油エーテル/EtOAc100:0から90:10)を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製した。生成物120Aを白色固形物として得た(m=326mg、83%):
1H NMR(ppm、CDCl
3)1.6(s,9H)、7.05−7.11(m,1H)、7.85−7.93(m,2H)。
【0722】
工程2:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピコリン酸tert-ブチル(120B)の調製:
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【0723】
Cs
2CO
3(831mg、2.55mmol)及び500mgの4Åシーブを高真空下150℃で6時間乾燥させた後に、反応を開始させた。一度冷却し、化合物120A(100mg、0.51mmol)及び化合物1B(327mg、0.61mmol)を反応容器に移し、雰囲気に窒素をパージした。1.5mLの無水DMAをついで加え、反応を90℃で3時間攪拌し、ついで100℃で2時間攪拌した。冷却した反応混合物を酢酸エチルとクエン酸10%で希釈した。有機層を3回クエン酸で、水とブラインで1回洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。有機層の濃縮によりオレンジ色のフィルム/フォームを得た。この残留物をSiO
2(AcOEt/Pet.Eth.0:100から40:60)を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製し、白色固形物(72mg、収率29%)を得た
1H NMR(ppm、CDCl
3)1.54(s,9H)、3.01(t,J=5.85Hz,2H)、4.05(t,J=6Hz,2H)、5.04(s,2H)、6.92(dd,J=8.55及び0.63Hz,1H)、7.09−7.29(m,5H)、7.34(dd,J=7.32及び0.63Hz,1H)、7.60−7.51(m,2H)、7.81(d,J=9Hz,1H)。
【0724】
工程3:表題化合物120の調製:
化合物1B(71mg、0.15mmol)を2mLのEtOHに溶解させた。2ミリリットルの水をついで加え、続いて2mLの濃HClを加えた。反応を室温でLCMSが反応の完了を示すまで72時間攪拌した。窒素ガスを混合物にバブリングし、HCl及びEtOHを除去した;白色固形物が沈殿した。濾過して収集し、水及び少量のEt
2Oですすぎ、真空下で乾燥させ、白色固形物として生成物を得た(42mg、67%):
1H NMR(ppm、DMSO)2.98(t,J=6.15Hz,2H)、3.92(t,J=6.06Hz,2H)、4.95(s,2H)、7.02(d,J=8.5Hz,1H)、7.27(d,J=7.3Hz,7.31−7.49(m,4H)、758(d,J=7.5Hz,1H)、7.66−7.71(m,1H)、7.77(d,J=8.0Hz,1H)、8.02(d,J=7.9Hz);LCMSm/z431.0(M+1)。
【0725】
実施例121
6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-フェノキシプロピル)ピコリン酸(121)の合成:
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【0726】
工程1:2-ブロモ-5-クロロ安息香酸tert-ブチル(121A)の調製:
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【0727】
塩化トシル(7.7g、40.4mmol)を33mLのt-BuOH中の2-クロロ-5-ブロモピコリン酸(4g、17mmol)及びピリジン(9.2mL、114mmol)の溶液に0℃で加えた。反応物をついで室温で12時間攪拌した。NaHCO
3sat.をついで加え、混合物を酢酸エチル(3回)で抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で洗浄した。濃縮して所望の化合物121A(定量的)を得た。これを更に精製しないで次の工程で使用した:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)d7.85(d,1H)、7.26(d,1H)、1.63(s,9H)。
【0728】
工程2:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-ブロモピコリン酸tert-ブチル(121B)の調製:
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【0729】
Cs
2CO
3(4.1g、12.6mmol)及び4Åシーブを、反応開始前に、高真空下、150℃で6から10時間乾燥させた。一度冷却し、化合物121A(0.736g、2.53mmol)及び化合物1B(1.62g、3mmol)を反応容器を容器に移し、雰囲気に窒素をパージした。12mLの無水DMAをついで加え、反応を12時間120℃で攪拌した。冷却した混合物をついで酢酸エチルとクエン酸10%で希釈した。有機相を3回クエン酸で、一回水とブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。有機相の濃縮によりオレンジ色のフィルム/フォームを得た。フラッシュマスター(SiO
2、酢酸エチル/石油エーテル0:100から40:60)で精製し、生成物121Bを白色固形物として得た(1.15g、収率80%):
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ7.86(m,1H)、7.71(d,1H)、7.60(d,1H)、7.50(m,1H)、7.42−7.22(m,5H)、6.67(d,1H)、4.99(s,2H)、3.95(d,2H)、3.01(d,2H)、1.56(s,9H)。
【0730】
工程3:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-ブロモピコリン酸tert-ブチル(121C)の調製:
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【0731】
化合物121B(350mg、0.62mmol)をTHFに溶解させた。NEt
3(127μL、0.91mmol)及びSEMCl(135μL、0.74mmol)を連続的に加えた。反応物を室温で1時間攪拌した。これをついで濃縮した。残留物を酢酸エチル及び水に取り上げた。水性層を3回酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。濃縮した後、残留物をフラッシュマスター:SiO
2、酢酸エチル/石油エーテル0:100から30:70を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製した。淡黄色の固形物として化合物121Cを得た(276mg、64%)。NMRは2つのN−SEM生成物を示す:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)、異性体の混合物(1:0.6)δ8.28(d,1H)、7.86(d,1H)、7.71(d,1H)、7.62−7.42(m,5H)、7.38−7.26(m,5H)、6.80(d,1H)、6.55(d,0.6H)、5.98(s,2H)、5.53(s,1H)、5.19(s,2H)、4.67(s,1H)、4.00(d,2H)、3.93(d,1H)、3.75(d,2H)、3.61(d,1H)、3.02(m,3H)、1.61(s,9H)、1.53(s,5H)、0.98(d,2H)、0.82(d,1H)、−0.09(s,9H)。
【0732】
工程4:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-フェノキシプロパ-1-イニル)ピコリン酸tert-ブチル(121D)の合成
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【0733】
前もって乾燥しておいたCs
2CO
3(378mg、1.16mmol)に化合物121C(180mg、0.26mmol)、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリ-イソ-プロピル-1,1’-ビフェニル(18mg、0.04mmol)及びビス(アセトニトリル)ジクロロパラジウム(II)(3.2mg、0.012mmol)を加えた。雰囲気に窒素をパージし、プロピオニトリル(3.0mL)を加え、混合物を室温で10分間攪拌した後、フェニルプロパルギルエーテル(205mg、1.54mmol)を加えた。混合物を105℃で1時間加熱し、室温まで冷却し、濃縮し、飽和NH
4Clで希釈して、EtOAc(3回)で抽出した。有機相をブライン(1回)で洗浄し、乾燥(Na
2SO
4)させ、濾過し、濃縮した。粗物質をPE:EtOAc100:0−85:15の勾配を用いたシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、生成物(90mg、47%)を得た:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ8.28(d,1H)、7.69(d,1H)、7.57(m,2H)、7.47(d,1H)、7.38−7.26(m,5H)、6.99(m,3H)、6.82(d,1H)、5.98(s,2H)、5.24(s,2H)、4.92(s,2H)、4.07(d,2H)、3.74(d,2H)、3.02(d,2H)、1.60(s,9H)、0.97(d,2H)、−0.09(s,9H)。
【0734】
工程5:6-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-3-(3-フェノキシプロピル)ピコリン酸tert-ブチル(121E)の調製:
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【0735】
PtO
2(4.8mg、0.020mmol)をEtOAc(2.0mL)中の化合物2D(60mg、0.080mmol)の溶液に加え、H
2雰囲気下で2時間攪拌した。混合物を濾過し、EtOAcで洗浄し、濃縮して、生成物121D(55mg、92%)を得た:
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ8.26(d,1H)、7.69(d,1H)、7.57(d,1H)、7.48(d,1H)、7.40−7.23(m,6H)、6.97−6.82(m,4H)、5.97(s,2H)、5.20(s,2H)、4.03(d,2H)、3.96(d,2H)、3.75(d,2H)、3.04(d,2H)、2.88(d,2H)、2.06(m,2H)、1.62(s,9H)、0.97(d,2H)、−0.09(s,9H)。
【0736】
工程5:表題化合物121の調製:
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【0737】
化合物121E(55mg、0.073mmol)を1mLのEtOHに溶解させた。水(1mL)を加え、続いて1mLの濃HClを加えた。反応物を50℃で12時間攪拌した。沈殿した固形物を濾過により収集し、水ですすいだ。固形物を分取HPLCで精製して白色固形物を得た:
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)δ2.09(d,2H)、3.06(d,2H)、3.21(d,2H)、3.91(d,2H)、3.97(d,2H)、5.21(s,2H)、6.87−6.94(m,4H)、7.25−7.42(m,5H)、7.46−7.50(m,2H)、7.56(m,1H)、8.01(m,1H);LCMSm/z565.7(M+1)。
【0738】
実施例122
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピリミジン-4-カルボン酸(122)の合成:
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【0739】
2mLのDMSO中の化合物1B(309mg、1mmol)、2-クロロピリミジン-4-カルボン酸(134.5mg、1mmol)、炭酸セシウム(975mg、3mmol)の混合物を60℃で6時間加熱した。生成物を水に注ぎ、溶液から沈殿させ、濾過により収集した。粗物質をクロマトグラフィー(SiO
2、ジクロロメタン中20%のメタノール)で精製して白色粉末として37を得た:LCMS(純度97%);保持時間=8.70分、432.0[M+H];
1H NMR(300MHz,DMSO):8.60(1H,d)、8.25(1H,d)、7.80(1H,m)、7.60(1H,d)、7.45(1H,d)、7.1−7.2(2H,m)、7.0(1H,t)、6.75(1H,d)、5.25(2H,s)、3.95(2H,t)、2.85(2H,t)。
【0740】
実施例123
2-(8-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イルカルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)-5-クロロピリミジン-4-カルボン酸(123)の合成.
【0741】
2mLのDMSO中の化合物1B(309mg、1mmol)、5-クロロ-2-メタンスルホニル-ピリミジン-4-カルボン酸(236mg、1mmol)及び炭酸セシウム(975mg、3mmol)の混合物を60℃まで6時間加熱した。生成物を水に加えることにより溶液から沈殿させ、濾過により収集した。粗物質をクロマトグラフィー(SiO
2、ジクロロメタン中20%のメタノール)で精製して、白色粉末として表題化合物123を得た:LCMS(純度96%):m/z465.9[M+H]。
【0742】
実施例124
時間分解蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)結合アッセイを用いたBcl−2ファミリータンパク質(Bcl−x
L)結合部位に対するF−Bakとの本発明の化合物の競合の測定:
試験化合物をDMSOに50μM(2×開始濃度;10%DMSO)で始めて、連続希釈し、10μLを384ウェルプレートに移した。ついで、表2に列挙された最終濃度で、10μLのタンパク質/プローブ/抗体混合物を各ウェルに加えた。
[この文献は図面を表示できません]
【0743】
ついで、試料を振盪機で1分間混合し、ついで更に2時間、室温でインキュベートした。各アッセイプレートには、プローブ/抗体及びタンパク質/抗体/ブローブ混合物を各々ネガティブ及びポジティブコントロールとして含めた。蛍光は340/35nm励起フィルター及び520/525(F−Bak)及び495/510nm(Tb標識抗his抗体)発光フィルターを用いたENVISION(Perkin Elmer)で測定した。解離定数(K
i)を、Wangの式を用いて測定した(Wang, Z.X. An exact mathematical expression for describing competitive binding of two different ligands to a protein molecule. FEBS Lett. 1995 360:111-114を参照)。TR−FRETアッセイは様々な濃度のヒト血清(HS)又はウシ胎仔血清(FBS)の存在下で実施することができる。
【0744】
比較では、TR−FRET結合アッセイを用いた他のBcl−2ファミリータンパク質結合部位(例えば、Bcl−2、Mcl−1)に対する本発明の化合物の競合の測定は、TR−FRETアッセイにおけるST−Bcl−x
Lを他のGST標識タンパク質、例えばインハウスで調製されたGST−Bcl−2、GST−Mcl−1と置換することにより達成された。
【0745】
表1に記載した本発明の代表的な化合物のTR−FRETアッセイの結果(マイクロモル濃度でのK
i)を、表1に出現する順で以下に提供する:0.077、0.0002、0.0002、0.0003、0.001、0.0002、0.007、0.00006、0.00007、0.0001、0.0001、0.0003、0.0007、0.006、0.003、0.006、0.004、0.004、0.009、0.003、0.00005、0.019、0.002、0.007、0.0003、0.003、0.001、0.001、0.023、0.0004、0.0001、0.017、0.0003、0.004、0.004、0.005、0.004、0.005、0.0002、0.0004、0.0001、0.002、0.005、0.00007、0.001、0.001、0.0001、0.00005、0.012、0.002、0.0003、0.00005、0.00005、0.00005、0.0006、0.00005、0.00007(w/1%HS)、0.0005、0.0003、0.176、0.0003、0.13、0.248、0.00005、0.00007、0.0001、0.00005、0.0002、0.0005、0.040、0.174、0.003、0.00008、0.00005、0.00005、0.008、0.007、0.00005、0.0001、0.0005、0.00005、0.00005、0.00005、0.00005、0.00005、0.00007、0.00005、0.00005、0.0001、0.00005、0.0007、0.00005、0.00005、0.002、0.00005、0.0001、0.00005、0.010、0.125、0.0005、0.0007、NA、NA、NA、0.15、0.0662、0.197、0.66、NA、NA、NA、0.0106、0.0189、0.00018、NA、0.0006、0.00015、0.00004、0.000004、0.003、0.000006(w/1%HS)、0.00001、0.00004、0.00002、0.00005、NA、0.0006、NA、NA、NA、0.002、0.0002、0.000023、NA、0.0003、0.001、0.0002、0.00007、0.00002、NA、0.000487、0.000088、NA、NA、NA、NA、>0.66及びNA。ここで使用される場合、「NA」なる略語は、その化合物のデータが利用できないことを意味する。
【0746】
一実施態様では、本発明の化合物は、Bcl−2及びMcl−1のような他のBcl−2ファミリータンパク質よりも、Bcl−2ファミリータンパク質、Bcl−x
Lを選択的に阻害する。比較のために、TR−FRET結合アッセイを使用するBcl−2結合部位に対するF−Bakと本発明の所定の化合物(つまり、表1の化合物52、58、64、70、74、76、81、82、84、88、93、94、97、及び100)による競合の測定から得られたデータ(マイクロモルで示すK
i)は、各々0.13、0.31、0.09、0.5、0.06、0.35、0.11、0.12、0.14、0.3、0.155、0.572、0.272及び0.219である。
【0747】
実施例125
アルファ・スクリーンBcl−x
L結合アッセイを使用するBcl−2ファミリータンパク質結合部位に対するBim26−merとの本発明の化合物の競合の測定:
BH3タンパク質アルファスクリーン
TMアッセイを使用して、活性小分子Bcl−2ファミリータンパク質スクリーン、例えば、Bcl−xL、hmMcl−1スクリーンを同定した。IC
50の精確な推定値を決定するため、化合物を開始濃度100μM及び/又は1μM及び11の希釈物に対して3倍の連続滴定して、常套的に試験した。
【0748】
該アッセイは、それぞれタンパク質(例えば、GST−hmMcl−1、GST−Bcl−xL又はGST−ビオチン)及びペプチド(ビオチン−Bak、ビオチン−Bim)へのコンジュゲートのために官能基を有するヒドロゲル被覆アクセプター及びドナービーズに依存するアルファスクリーン
TM技術を使用する。タンパク質とペプチドが相互作用するとき、べーズが極く接近する。ドナービーズは、680nmの励起状態において酸素をO
2の励起形態に変換する光線感作物質を含む。エネルギーは一重項酸素から変換され、アクセプタービーズ上の化学発光物質と反応して、520−620nmで発光を生じる。反応に添加されたとき、本発明の化合物は、アクセプター及びドナービーズの近接の阻害に依存して、発光強度を減少させうる。この情報を用いて、各化合物のIC
50を計算した。
【0749】
材料
GST−Bcl−xL、GST−hmMcl−1及びビオチン化GSTタンパク質は社内で調製し、原液として−80℃で保存した。ビオンチン化Bak、及びビオチン化BimペプチドをAuspepから購入し、−80℃で100%DMSO中の500μM原液として保存した。アルファスクリーン
TMGST(グルタチオン-S-トランスフェラーゼ)検出キットを、Perkin Elmer Lifesciences(カタログ番号6760603R)から得た。プロキシプレート(Proxiplates)、つまり白色の384ウェル平底プレートをInterpath Services,Melbourne(カタログ番号784075)から購入した。プレートを覆うシールをInterpath Services,Melbourne(カタログ番号784075)から購入した。DMSOをAnalaRから購入した。384の深いウェルプレート及びポリプロピレン50μl,V底ポリプロピレン化合物プレートをマトリカル(Matrical)から購入した。
【0750】
化合物の調製
本発明の化合物を、アッセイを実施する前日に100%DMSOを用いて10mMの原液として調製した。12μLの100%DMSO及び6μLの10mM化合物(つまり、3.333mM、最終100μM)をポリプロピレン50μl、V底化合物プレートのカラム1及び12に加えた。1μMの最終化合物濃度を達成するため、別のマトリカルプレート中において、28μLの100%DMSO及び2μLの10mM化合物をウェルに加え、よく混合し、2μLのこの溶液を取り、38μLの100%DMSOに加えた。20μLのこの溶液を試験マトリカルプレートに加えた。幾つかのコントロール化合物を試験プレートに含めた。コントロールウェルでは、15μLの100%DMSOのみを各プレートの適当なウェルに加えた。化合物プレートをついでMiniTrakを使用して2倍に連続希釈した。ひとたび滴定が完了したところで、化合物プレートに蒸発を防ぐためホイルシールで直ぐに覆った。
【0751】
バッファーの調製
アッセイ及びビーズバッファーを新鮮に調製した。各滴定化合物プレートを二組、アッセイした。次の体積が12のプロキシプレートを実験するのに十分であった(4のアッセイプレートを、Bclxl、hmMcl及びカウンターアッセイの各々において、二組実験した)。
【0752】
アッセイバッファー
[原液] [最終] [100mLの体積]
1M Hepes pH7.4 50mM 5mL
1M DTT 10mM 1mL
4M NaCl 100mM 2.5mL
10% トゥイーン-20 0.05% 0.5mL
10mg/mL カゼイン 0.1mg/mL 1mL
ミリ-Q H
2O 90mL
【0753】
ビーズバッファー
[原液] [最終] [100mLの体積]
1M トリス-HCL pH 7.5 50mM 5mL
10% トウィーン-20 0.01% 0.1mL
10mg/mL カゼイン 0.1mg/mL 1mL
ミリ-Q H
2O 93.9mL
【0754】
タンパク質及びペプチドの調製;及びアッセイパフォーマンス
1. アッセイ及びビーズバッファーを用いてアクセプター及びドナー溶液を調製した。アルファスクリーン
TMビーズは光感受性であるので、暗室で調製した。1mLのバッファー当たり2.5μLのビーズを加えた。
2. 加えるタンパク質又はペプチドの体積は、次の式を使用して計算した:
[この文献は図面を表示できません]
C
1 =タンパク質/ペプチドの最終濃度
C
2 =タンパク質/ペプチドの原液濃度
V
1 =アクセプター/ドナー溶液の全体積
V
2=アクセプター/ドナー溶液に加えるタンパク質/ペプチド原液の体積
【0755】
3. アッセイ成分は別個のアクセプター及びドナー溶液として調製した。アクセプター溶液はアクセプタービーズ及び標的タンパク質を含んでいる一方、ドナー溶液はドナービーズ及びビオチン化ペプチドを含んでいた。
【0756】
hmMcl−1
[アクセプター溶液] [mL] [ドナー溶液] [mL]
アッセイバッファー 10mL アッセイバッファー 10mL
ビーズバッファー 10mL ビーズバッファー 10mL
アクセプタービーズ 50μL ドナービーズ 50μL
11.1μM hmMcl−1 2.9μL 500μM B−Bak 0.32μL
最終タンパク質 [0.8nM] 最終ペプチド [4nM]
【0757】
Bcl−xL
[アクセプター溶液] [mL] [ドナー溶液] [mL]
アッセイバッファー 10mL アッセイバッファー 10mL
ビーズバッファー 10mL ビーズバッファー 10mL
アクセプタービーズ 50μL ドナービーズ 50μL
23.5μM Bcl−XL 1.02μL 500μM B−Bim 0.16μL
最終タンパク質 [0.6nM] 最終ペプチド [2nM]
【0758】
カウンター−GST
[アクセプター溶液] [mL] [ドナー溶液] [mL]
アッセイバッファー 10mL アッセイバッファー 8mL
ビーズバッファー 10mL ビーズバッファー 8mL
アクセプタービーズ 50μL ドナービーズ 50μL
77μM B−GST 1.04μL
最終タンパク質 [2nm]
【0759】
4. 溶液を調製した後、それらを放置して室温で30分間インキュベートし、ビーズをタンパク質とペプチドに結合させた。
5. 50μlのBcl−xL溶液、50μLのHmMcl−1溶液及び50μLのビオチン化GSTをアッセイプレート上の別個の深いウェルに加えた。コントロール50μLのアッセイ/ビーズバッファーを別個のウェルプレートに加えた(タンパク質無し)。
【0760】
6. 50μLのBim溶液及び50μLのBak溶液を別個の深いウェルプレートに加えた。
7. 0.3μlの試料を化合物プレートから各アッセイプレートに移す。
8. 室温で30分間インキュベートし、続いて5μLのドナー溶液を加える。ドナー溶液の添加後、やさしくプレートをたたき、接着剤フィルムで個別にシールした。
9. プレートをついで分析のためにEnvision2103プレートリーダーに載せた。
【0761】
データ分析
阻害パーセントを次の等式を使用して計算した:
[この文献は図面を表示できません]
χ=化合物処理後に得られるRFU
μ
−=ネガティブコントロールに対して得られるRFU(タンパク質コントロールなし)
μ
+=ポジティブコントロールに対して得られるRFU(DMSOビヒクルコントロール)
【0762】
IC
50値は、例えば、XLfit3式205:y=A+((B−A)/(1+((C/x)^D)))に対する上記データの非線形最小二乗近似によって得た。
【0763】
アッセイ結果の品質は、各アッセイプレートのZプライムファクターの判定によってモニターし、ここで、結果に対するZプライム=>0.5を信頼ありと考えた(Zhang等,JBiomol Screening,4:67-73,1999)。
【0764】
Bcl−x
Lタンパク質に対する本発明の例示的化合物、つまり、表1の化合物のアルファスクリーン結果(マイクロモルで示したIC
50)を、表1に示した順番に従って以下に示す:0.10、0.001、0.001、0.0008、0.002、0.002、0.025、0.0005、0.0008、0.001、0.002、0.004、0.010、0.020、0.010、0.010、0.020、0.006、NA、0.008、0.0003、0.050、0.001、0.027、0.0009、0.005、0.007、0.008、0.117、0.0003、0.0003、0.050、NA、0.005、0.010、NA、NA、0.005、NA、NA、0.0007、0.007、NA、NA、0.004、NA、NA、0.0003、0.080、0.010、0.006、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、1.6、0.574、NA、NA、NA、NA、NA、NA、0.26、0.57、NA、NA、NA、0.0001、0.086、0.034、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA、0.14、NA、NA、NA、0.865、7.5、4、0.31、0.124、0.0776、0.598、19、0.030、0.003、0.136、0.041、0.0009、NA、NA、NA、0.0002、0.0002、0.017、0.0004、0.0003、0.00014、0.0004、NA、0.0924、0.0106、0.34、NA、NA、0.020、0.0009、0.0012、0.0011、0.0022、0.0096、0.00045、NA、NA、NA、3.8、NA、NA、NA、NA、NA、NA、NA及びNA。ここで使用される場合、「NA」なる略語は、化合物のデータが利用できないことを意味する。
【0765】
実施例126
細胞生存率アッセイ:
一般:
本発明の化合物の効能は、様々な細胞株及びマウス腫瘍モデルを使用して細胞ベース死滅アッセイで決定されうる。例えば、細胞生存率に対するその活性は、培養された腫瘍化及び非腫瘍化細胞株のパネル、並びに初生マウス又はヒト細胞集団で評価されうる。一つの例示的な条件セットでは、5000−20000の細胞を96ウェルプレート中で適切な増殖培地(例えば、プレB Eμ−Mycマウス腫瘍の場合では10%ウシ胎仔血清、アスパラギナーゼ、及び2-メルカプトエタノールを補充した100μlのダルベッコ変法イーグル培地)中、37℃及び10%のCO
2で培養する。EC
50<10μMで死滅させるものを同定するため、1nM−100μMの化合物を用いて数時間から数日間インキュベートした後に細胞生存率及び全細胞数がモニターされうる。細胞生存率は、フローサイトメーター(BD FACScan)での660−675nmの発光波長の免疫蛍光分析により又はCELL TITER-GLO(登録商標)とのインキュベーション後の発光検出により、ヨウ化プロピジウム(10μg/mL)を排除する細胞の能力により定量されうる。別法では、CELL TITER(登録商標)96水性非放射性細胞増殖アッセイ(Promega)のような高スループットの比色アッセイを使用してもよい。zVAD-fmkのようなカスパーゼ阻害剤50μMのと共に細胞をプレインキュベーションすることによって、アポトーシスによる細胞死を確認する。
【0766】
a.Mcl−1
−/−マウス胎仔線維芽細胞(MEF)に対する細胞生存率アッセイ:
正常細胞におけるBcl−x
L及びMcl−1抗アポトーシス性タンパク質の双方の中和が、下流のBax/Bak経路を介して細胞がアポトーシスを被る前に必要とされる。Chen、L.等 Mol. Cell(2005) 17,393-403;Willis,S.N.等 genes Dev.(2005) 19、1294-1305を参照。Bcl−x
Lのみを標的とする化合物は、正常細胞に影響を及ぼすべきではないが、それらが生存のため、より多くBcl−x
Lに依存し、他の抗アポトーシス性タンパク質、例えばMcl−1にはあまり依存しないならば、所定の癌細胞を死滅させることができる。これを反映して、本発明の化合物について、野生型(wt)マウス胎仔線維芽細胞(MEFs)、Bax/Bakダブルノックアウト(BB DKO)MEFs、Noxaを発現したMEFs、及びBadを発現したMEFsの生存に対するその効果を試験した。Noxaは特異的にMcl−1を中和する。よって、Noxaを発現するMEFsは、生存について、Bcl−x
Lに依存している癌細胞型と酷似しており、Bcl−x
L及びMcl−1の双方が保護的であるMEFsよりもBcl−x
L標的化合物により死滅により感受性があるべきである。
【0767】
このアッセイにおいて、Mcl−1
(−/−)細胞を使用して、BH3模倣小分子の存在下での細胞アポトーシスが主にBcl−x
L失活のためであることを確認した。この失活はBax/Bakを非拘束状態に残し、アポトーシスを生じさせる。CELLTITER-GLO発光細胞生存アッセイは、存在するATPの定量に基づいて培地中の生存細胞の数を決定する均一な方法である。ATPの量は、細胞溶解後に存在するATPの量が測定される発光の量に比例するように、代謝的に活性な細胞の存在と相関している。
【0768】
材料
Mcl−1
(−/−)マウス胎仔線維芽細胞(MEFs)は社内で調製した接着細胞株である。MEFは、次のものからなるFMA培地を用いてIwaki75cm
2組織培養フラスコ(カタログ番号3123−075)で増殖させた:
・ 89%のDME Kelso
・ 10%の熱不活化ウシ胎仔血清(FCS)(Hycloneカタログ番号SH30396.03)
・ 1%の10mMアスパラギン(Flukaカタログ番号11149)
・ 275μlの1:2000希釈の2-メルカプトエタノールを最終体積500mlまで加える(Sigmaカタログ番号M7522;MT-PBS中で希釈)
【0769】
FMAを4℃で保存し、37℃で使用した。MEFsはFMA培地で培養し、MT-PBS及びトリプシン中で収集した。MEF細胞生存率アッセイでは、細胞を10%FCS-FMA及び1%FCS-FMAと共にプレートに別個に播種した。
1%のFCS-FMAは、
・ 98%のDME Kelso
・ 1%の熱不活化ウシ胎仔血清(FCS)(Hycloneカタログ番号SH30396.03)
・ 1%の10mMアスパラギン(Flukaカタログ番号11149)
・ 275μlの1:2000希釈の2-メルカプトエタノールを最終容積500mlまで加える(Sigmaカタログ番号M7522;MT-PBS中で希釈)
【0770】
アッセイは、白色の透明な平底の384ウェル組織培養グレード(Interpath番号781098)プレートを使用して実施した。化合物をマトリカル384ウェルの25μlのV底プレート(カタログ番号MP101-2-PP)作りだし、Beckman Coulter(カタログ番号538619)からアルミホイルでシールし、12℃で一晩保存した。化合物の調製及び滴定は、AnalaRグレードDMSO(Merckカタログ番号1029522500)で実施された。使用された細胞生存検出アッセイは、プロメガ(カタログ番号G7572)から商業的に入手可能なCELLTITRE-GLO(商標)であり、−20℃で保存し、37℃で使用した。
【0771】
このアッセイで使用可能な自動化システムは、1)マルチドロップ−MULTIDROP384(ThermoLabsystems)ディスペンサーを細胞を無菌的にアッセイプレートに分配するために使用した;2)MiniTrak−Perkin Elmer製のMiniTrakシステムを化合物プレートの滴定に使用した;3)Zymark−100nLのピンツールヘッドを持つZymark Sciclone ALH3000システムを、細胞への化合物添加に使用した;4)EnVision−EnVisionプレートリーダーを、発光検出によって生存率を測定するために使用した。
【0772】
本発明の化合物は、100%DMSO中の10mM溶液として調製し、−20℃で保存した。化合物を室温まで解凍し、384ウェルのマトリカルプレートに分配した。標準コントロール化合物、例えば32.3mMのエトポシドを、コントロールとしてプレートに加えた。
【0773】
プレートはホイルシールでシールすることができ、12℃で一晩保存されうる。化合物プレートを室温で解凍できるように放置し、化合物をMiniTrakで100%のDMSO中で1:3で滴定した(以下の方法セクション−3日目を参照)。
【0774】
方法
1. 1日目−細胞分裂
培地を吸引し、Mcl−1
(−/−)細胞を10mlの温かいMT-PBSで洗浄した。MT-PBSを吸引し、1mlのトリプシンを加えた。細胞が剥離するまでT75フラスコを37℃でインキュベートした。4mlの10%FCS FMA培地を、トリプシン処理した細胞に加え、全体積を50ml遠心管に移し、250gで3分間遠心分離した。上清を吸引し、ペレットを10mlの10%FCS FMAに再懸濁させた。3mlのこの細胞懸濁液を、17mlの10%FCS FMA培地を含む清潔な75cm
2フラスコに加え、3:10の分裂を実施した。残りの細胞懸濁液を使用して1:50の分裂を実施し、更なる培養のために他の75cm
2フラスコ中に入れた。
【0775】
2. 2日目−アッセイプレートの播種及び化合物プレートの準備
細胞を方法の工程1に対して収集し、ペレットを3mlsの10%のFCS FMAに再懸濁させた。細胞数を、Neubauer血球計算器で定量し、希釈度を1×10
4細胞ml
−1(50μl培地中ウェル当たり500細胞)の密度を達成するために計算した。別の希釈物を各々50mlの10%FCS FMA及び50mlの1%FCS FMA溶液で調製した。
【0776】
化合物プレート当たり、4つのアッセイプレートを準備した。10%のFCS FMA中にMcl−1
(−/−)細胞を含む2つの384ウェルプレートと、1%のFCS FMA中にMcl−1
(−/−)細胞を含む他の2つのプレートである。
【0777】
マルチドロップを使用し、25μl細胞をアッセイプレートの384ウェル全てに無菌的に分配した。プレートを室温でおよそ30分間、非積層層状態で休止させたままとし(エッジ効果を最小にする)、ついで37℃インキュベーターにおいて単層として配した。プレートを一晩放置してインキュベートした。
【0778】
3. 3日目−化合物プレートの滴定及び細胞の処理
化合物プレートを、MiniTrakで100%のDMSOを使用して3倍の11点希釈列を実施することによって滴定した。化合物の滴定後、100nlの化合物を、Zymark Sciclone Pintoolを用いて細胞プレートに加えた。これは化合物の1:250の希釈であり、従って最高の最終化合物濃度は40μMであった。プレートをついで37℃インキュベーターに戻し、一晩放置してインキュベートした。
【0779】
4. 4日目−生存アッセイ
CELLTITRE-GLO
TM溶液を、CELLTITRE-GLO
TMバッファーを用いてCELLTITRE-GLO
TM基質を再構成することにより、製造者の指示に従って調製し、使用後に−80℃で保存した。プレートをインキュベーターから取り除き、15分間放置して室温まで平衡にした。25μlの希釈CELLTITRE−GLO
TM をアッセイプレートの各ウェルにマルチドロップを用いて加えた。プレートをプレートシェイカーで15分間混合した後、発光プロトコールを用いてEnvisionで読み取った。
【0780】
データ分析
阻害パーセントは次の式を使用して計算した:
[この文献は図面を表示できません]
χ=試料化合物での処理後に得られるCPS
μ
−=ネガティブコントロールに対して得られるCPS
μ
+=ポジティブコントロールに対して得られるCPS
【0781】
IC
50値は、例えば、4-パラメーターロジスティックフィット(XLFit4eqn#205;y=A+((B−A)/(1+((C/x)^D)))を使用して、データの非線形最小二乗近似によって得た。
アッセイ結果の品質は、各アッセイプレートのZ’ファクターの判定によってモニターし、ここで、結果に対するZ’≧0.5を信頼ありと考えた(Zhang等,JBiomol Screening,4:67-73,1999)。
【0782】
本発明の所定の化合物、つまり、表1の化合物58、64、74、81、82、84、88、94、97及び100のMEF Mcl−1
−/−KO細胞生存率の結果(つまり、EC
50はマイクロモルで示しアッセイは10%ウシ胎仔血清の存在下で実施)はそれぞれ1.3、0.31、0.007、0.010、0.030、0.022、0.028、0.448、0.026及び0.399である。
【0783】
b.血小板に対する細胞生存アッセイ
多血小板血漿(PRP)を本発明の化合物と共に37℃でおよそ4時間、インキュベートした。インキュベーション後、血小板を室温まで20分間平衡にし、ついで等量のCELL TITER-GLO
TM試薬(Promega Corporation)を加えた。試料を2分間混合し、ついで室温で更に10分間平衡化させた。試料から生じた発光をLJL Analystプレートリーダーを用いて定量した。データ分析を、GRAPHPAD PRISM4.0を使用して実施した。本発明の所定の化合物、つまり、表1の化合物54、74、75、78、79、86、87、88、90、95、96及び97の血小板生存率の結果(つまり、マイクロモルで示したEC
50)は各々0.132、0.021、0.009、0.003、0.003、0.010、0.003、0.003、0.003、0.003、0.354及び0.003である。
【0784】
c.ヒト腫瘍細胞株NCI-H146の細胞生存率
NCI-H146(ATCC、Manassas、VA)ヒト小細胞肺癌細胞を、10%のヒト血清(Invitrogen,Carlsbad,CA)を補填した全体積100μLの組織培養培地中において96ウェル組織培養プレートにおいてウェル当たり50000細胞で播種し、10μMから0.020μLの対象の化合物の2倍連続希釈で処理した。各濃度は別個に少なくとも3回、二組ずつ試験した。化合物での処理から48時間後の生存細胞の数を、製造者(Promega Corp.,Madison,WI)の推奨に従ってCELLTITER96(登録商標)水性非放射性細胞増殖MTSアッセイを使用して定量した。本発明の所定の化合物、例えば、表1の化合物74、82、84、93及び97のNCI-H146細胞生存アッセイ(つなり、マイクロモルで示したEC
50)は、各々0.71、2.5、0.61、3.2及び2.4である。