(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5770352
(24)【登録日】2015年7月3日
(45)【発行日】2015年8月26日
(54)【発明の名称】コネクタ
(51)【国際特許分類】
H01R 12/88 20110101AFI20150806BHJP
H01R 12/79 20110101ALI20150806BHJP
【FI】
H01R12/88
H01R12/79
【請求項の数】12
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-211276(P2014-211276)
(22)【出願日】2014年10月16日
(62)【分割の表示】特願2014-195919(P2014-195919)の分割
【原出願日】2014年8月1日
【審査請求日】2014年11月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000208835
【氏名又は名称】第一電子工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100114292
【弁理士】
【氏名又は名称】来間 清志
(74)【代理人】
【識別番号】100165939
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 孝博
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 雅幸
【審査官】
山田 康孝
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−190360(JP,A)
【文献】
特開平11−31561(JP,A)
【文献】
特開平10−208810(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 12/88
H01R 12/79
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルプリント基板(FPC)又はフレキシブルフラットケーブル(FFC)と着脱自在に嵌合するコネクタであって、
前記FPC又は前記FFCの両面と接触する2つの接触部、及び基板に接続する接続部を有する所要数のコンタクトと、該コンタクトが保持されるとともに前記FPC又は前記FFCが挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記嵌合口の反対側に、前記FPC又は前記FFCに前記コンタクトを押圧するスライダーとを備えるコネクタにおいて、
前記コンタクトは、前記FPC又は前記FFCの上面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの一の接触部である第1接触部と、前記接続部である第1接続部との間に第1連結部を設けるとともに、前記第1接触部と前記第1連結部と前記第1接続部とを略クランク形状に配置し、かつ、前記第1接続部と対向する位置に前記第1連結部の一端から延設された第1押受部と、前記第1連結部の他端から前記第1接触部と同じ方向に延設され、前記FPC又は前記FFCの下面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの他の接触部である第3接触部を有する第1延設部とを設けてなる第1コンタクトを含み、
前記ハウジングには、前記スライダーが装着される側から嵌合口側に向かう方向に延びる第1挿入溝が設けられ、前記第1コンタクトは前記第1挿入溝に挿入され、前記第1挿入溝は、前記ハウジングを貫通しており、
前記スライダーは、長手方向両端に回転軸を有し、該回転軸周りに回転するように構成され、所要数の前記第1コンタクトの前記第1押受部の先端と係合するように係止孔を形成して、隣接するコンタクト間に仕切り壁を有し、長手方向に連設し、前記第1押受部と前記第1接続部との間に、断面が細長形状をもつ押圧部を有し、前記押圧部は、少なくとも長軸の両端面の、前記スライダーの回転可動範囲で前記第1押受部及び前記第1接続部に接触する部分が、連続した曲率をもち、
前記第1コンタクトは、前記第1押受部及び前記第1接続部との間で前記スライダーの前記押圧部を軸周り回転させるときの前記スライダーの反発力に起因して、前記スライダーの中央部が嵌合口とは反対側の方向に膨れ移動するのを防止するための膨れ防止手段を有し、
前記スライダーの軸周りの回転に伴い、前記押圧部が前記第1コンタクトの前記第1押受部及び前記第1接続部に作用して、前記第1押受部が前記押圧部の前記細長形状を利用して押し上げられると同時に、前記押圧部が前記FPC又は前記FFCを直に押圧することなく、前記第1及び第3接触部が、前記FPC又は前記FFCの両面に挟持接触して安定した電気接続を得ることを特徴とするコネクタ。
【請求項2】
前記コンタクトは、2種類の異なるコンタクトである第1及び第2コンタクトを備え、これら第1及び第2コンタクトは、ハウジングへの挿入方向を互い違いに変えて千鳥に配置され、
前記ハウジングには、前記スライダーが装着される側から嵌合口側に向かう方向に延びる第1挿入溝と、嵌合口側から前記スライダーが装着される側に向かう方向に延びる第2挿入溝が設けられ、前記第1コンタクトは前記第1挿入溝に挿入され、前記第2コンタクトは前記第2挿入溝に挿入され、前記第1挿入溝は、前記ハウジングを貫通しており、
前記第1コンタクトには、前記FPC又は前記FFCの上面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの一の接触部である第1接触部と、前記接続部である第1接続部との間に第1連結部を設けるとともに、前記第1接触部と前記第1連結部と前記第1接続部とを略クランク形状に配置し、かつ、前記第1接続部と対向する位置に前記第1連結部の一端から延設された第1押受部と、前記第1連結部の他端から前記第1接触部と同じ方向に延設され、前記FPC又は前記FFCの下面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの他の接触部である第3接触部を有する第1延設部とを設け、
前記第2コンタクトには、前記FPC又は前記FFCの上面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの一の接触部である第2接触部と、前記接続部である第2接続部との間に第2連結部を設けるとともに、前記第2接触部と前記第2連結部と前記第2接続部とを略コ字状に配置し、かつ、前記第2連結部の一端から前記第2接触部と反対方向に延設された第2押受部を設けるとともに、前記第2連結部と前記第2接続部との間の、前記FPC又は前記FFCの下面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの他の接触部である前記FPC又は前記FFCと接触する第4接触部を設け、
前記スライダーは、長手方向両端に回転軸を有し、該回転軸周りに回転するように構成され、所要数の前記第1及び第2コンタクトの前記第1及び第2押受部の先端と係合するように係止孔を形成して、隣接するコンタクト間に仕切り壁を有し、長手方向に連設し、前記第1押受部と前記第1接続部との間および前記第2押受部の直下位置に、断面が細長形状をもつ押圧部を有し、前記押圧部は、少なくとも長軸の両端面の、前記スライダーの回転可動範囲で前記第1及び第2押受部並びに前記第1接続部に少なくとも接触する部分が、連続した曲率をもち、
前記スライダーの軸周りの回転に伴い、前記押圧部が前記第1コンタクトの前記第1押受部及び前記第1接続部並びに前記第2コンタクトの前記第2押受部に少なくとも作用して、前記第1及び第2押受部が前記押圧部の前記細長形状を利用して押し上げられると同時に、前記押圧部が前記FPC又は前記FFCを直に押圧することなく、前記第1及び第3接触部並びに前記第2及び第4接触部が、前記FPC又は前記FFCの両面に挟持接触して安定した電気接続を得る請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記スライダーの押圧部が少なくとも接触移動する、前記第2コンタクトの第2押受部の下面部分及び前記第2押受部に対向する前記ハウジングの上面部分を、フラットに形成してなる請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第2コンタクトは、前記第2連結部の他端から前記第2接続部と反対方向に延設される第2延設部を有し、前記スライダーの押圧部が少なくとも接触移動する、前記第2コンタクトの第2押受部の下面部分及び前記第2延設部の上面部分を、フラットに形成してなる請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第2挿入溝は、前記ハウジングを貫通している請求項2、3または4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記コンタクトの押受部の少なくとも先端が、スライダーの回転可動範囲にわたって、前記スライダーの係止孔内に位置する請求項1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記第1コンタクトは、前記第1延設部の少なくとも先端部と、前記第1接触部との間の空間領域にハウジングの部分が存在せず、前記第1延設部が前記嵌合口側から視認できるように、前記第1挿入溝に挿入される請求項1〜6のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記スライダーの押圧部が少なくとも接触移動する、前記第1コンタクトの第1押受部の下面部分及び前記第1接続部の上面部分を、ともにフラットに形成する請求項1〜7のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項9】
前記第1コンタクトの前記膨れ防止手段は、第1押受部の先端に設けた第1突出部である請求項1〜8のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項10】
前記第2コンタクトは、前記第2押受部の直下位置で前記スライダーの前記押圧部を軸周り回転させるときの前記スライダーの反発力に起因して、前記スライダーの中央部が嵌合口とは反対側の方向に膨れ移動するのを防止するための膨れ防止手段を有する請求項2〜9のいずれか1項に記載のコネクタ。
【請求項11】
前記第2コンタクトの前記膨れ防止手段は、第2押受部の先端に設けた第2突出部である請求項10に記載のコネクタ。
【請求項12】
前記ハウジングは、前記スライダーの押圧部によって、前記コンタクトの押受部が押し上げられて上方変位する際、前記押受部の上方変位を妨げることのないよう、全てのコンタクトに対応する、前記ハウジングを切り欠いた一つの切欠部を有する請求項1〜11のいずれか1項に記載のコネクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話やノートパソコンやデジタルカメラ等に使用されるコネクタに関するもので、特にフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)やフレキシブルフラットケーブル(以下「FFC」という)にコンタクトを押しつける機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
携帯電話やCCDカメラ等に使用されるコネクタは、狭ピッチで極薄(所謂軽薄短小)であり、主にハウジングとコンタクトとスライダーとから構成され、ハウジングとスライダーとでFPC又はFFCを挟持する構造である。ハウジングとスライダーとでFPC又はFFCを保持する方法には、色々考えられるが、中でもハウジングにFPC又はFFCを挿入した後にスライダーを挿入しFPC又はFFCをコンタクトに押しつける構造のものが多い。
【0003】
ハウジングには、コンタクトが挿入される所要数の挿入孔が設けられるとともにFPC又はFFCが挿入される嵌合口が設けられている。
【0004】
コンタクト64は、
図8のように略コ字形状をしており、主にFPC40又はFFCと接触する接触部22と基板等に接続する接続部24とハウジング62に固定される固定部42とから構成されている。このコンタクト64は、圧入等によってハウジング62に固定されている。
【0005】
例えば、スライダー66は、
図8のように略楔形状をしており、所要数のコンタクト64が配置されたハウジング62に、FPC40又はFFCを挿入した後に、前記スライダー66を挿入する。このようなスライダー66は、主にハウジング62に装着される装着部74とFPC40又はFFCをコンタクト64の接触部22に押圧する押圧部68とを備えている。FPC40又はFFCが挿入される以前は、スライダー66はハウジング62に仮装着された状態になっており、FPC40又はFFCが挿入された後にスライダー66を挿入すると、
図8(B)のようにFPC40又はFFCと平行に前記スライダー66の押圧部68が挿入され、コンタクト64の接触部22にFPC40又はFFCが押圧されるようになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、この種のコネクタ60には、より低背位化の要求が強くなってきているが、上述した構造のコネクタ60では、
図8(B)のように6層(ハウジング62の厚み方向両側の壁・コンタクト64の接触部22と受け部70の厚さ・スライダー66の押圧部68の厚さ・FPC40又はFFCの厚さ)構造になっている。低背位化を考えると、コンタクト64の受け部70を省略し、5層(ハウジング62の厚み方向両側の壁・コンタクト64の接触部22の厚さ・スライダー66の押圧部68の厚さ・FPC40又はFFCの厚さ)構造にすることはできるが、各部位の強度や仕様等からこれ以上低背位化が出来ないといった解決すべき課題があった。
【0007】
また、上述のような構造のコネクタ60では、ハウジング62の嵌合口18側のみで、FPC40又はFFCの挿入とコンタクト64の接触部22をFPC40又はFFCに押しつける動作を行っているので、コネクタが小型化すればするほど作業性が悪いと言った問題点もある。
【0008】
さらにまた、コネクタ60のピッチの狭小化が要求された場合、従来の構造のようにコンタクト64を一方向から挿入したのでは、コネクタの狭小化にも限界があった。
【0009】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、各部位の強度や仕様等を損なうことなく、スライダー
の軸周りの回転に伴い、2つの接触部が、前記FPC又は前記FFCの両面に挟持接触して安定した電気接続を得ることができ、作業性がよく、ピッチの狭小化や低背位化が可能なコネクタを提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)フレキシブルプリント基板(FPC)又はフレキシブルフラットケーブル(FFC)と着脱自在に嵌合するコネクタであって、
前記FPC又は前記
FFCの両面と接触する
2つの接触部
、及び基板に接続する接続部を有する所要数のコンタクトと、
該コンタクトが保持
されるとともに前記
FPC又は前記
FFCが挿入される嵌合口を有するハウジングと、
前記嵌合口の反対側に、前記
FPC又は前記
FFCに前記コンタクト
を押圧するスライダーとを備えるコネクタにおいて、前記コンタクト
は、前記FPC又は前記FFCの上面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの一の接触部である第1接触部と
、前記接続部
である第1接続部との間に
第1連結部を設けるとともに、前記
第1接触部と前記
第1連結部と前記
第1接続部とを略クランク形状に配置し、かつ、前記
第1接続部と対向する位置に前記
第1連結部の一端から延設された
第1押受部
と、前記第1連結部の他端から前記第1接触部と同じ方向に延設され、前記FPC又は前記FFCの下面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの他の接触部である第3接触部を有する第1延設部とを設けてなる第1コンタクトを含み、前記ハウジングには、前記スライダーが装着される側から嵌合口側に向かう方向に延びる第1挿入溝が設けられ、前記第1コンタクトは前記第1挿入溝に挿入され、前記第1挿入溝は、前記ハウジングを貫通しており、前記スライダー
は、長手方向両端に回転軸を有し、該回転軸周りに回転するように構成され、所要数の前記第1コンタクトの前記第1押受部の先端と係合するように係止孔を形成して、隣接するコンタクト間に仕切り壁を有し、長手方向に連設し、前記第1押受部と前記第1接続部との間に、断面が細長形状をもつ押圧部を有し、前記押圧部は、少なくとも長軸の両端面の、前記スライダーの回転可動範囲で前記第1押受部及び前記第1接続部に接触する部分が、連続した曲率をもち、前記第1コンタクトは、前記第1押受部及び前記第1接続部との間で前記スライダーの前記押圧部を軸周り回転させるときの前記スライダーの反発力に起因して、前記スライダーの中央部が嵌合口とは反対側の方向に膨れ移動するのを防止するための膨れ防止手段を有し、前記スライダーの軸周りの回転に伴い、前記押圧部が前記第1コンタクトの前記第1押受部及び前記第1接続部に作用して、前記第1押受部が前記押圧部の前記細長形状を利用して押し上げられると同時に、前記押圧部が前記FPC又は前記FFCを直に押圧することなく、前記第1及び第3接触部が、前記FPC又は前記FFCの両面に挟持接触して安定した電気接続を得ることを特徴とするコネクタ。
【0011】
(2)
前記コンタクトは、2種類の異なるコンタクトである第1及び第2コンタクトを備え、これら第1及び第2コンタクトは、ハウジングへの挿入方向を互い違いに変えて千鳥に配置
され、前記ハウジングには、前記スライダーが装着される側から嵌合口側に向かう方向に延びる第1挿入溝と、嵌合口側から前記スライダーが装着される側に向かう方向に延びる第2挿入溝が設けられ、前記第1コンタクトは前記第1挿入溝に挿入され、前記第2コンタクトは前記第2挿入溝に挿入され、前記第1挿入溝は、前記ハウジングを貫通しており、前記第1
コンタクトには、前記FPC又は前記FFCの上面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの一の接触部である第1接触部と
、前記接続部である第1接続部との間に
第1連結部を設けるとともに、前記
第1接触部と
前記第1連結部と前記
第1接続部とを略クランク形状に配置し、かつ、前記
第1接続部と対向する位置に
前記第1連結部の一端から延設された
第1押受部
と、前記第1連結部の他端から前記第1接触部と同じ方向に延設され、前記FPC又は前記FFCの下面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの他の接触部である第3接触部を有する第1延設部とを設け、前記第2コンタクトには、前記FPC又は前記FFCの上面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの一の接触部である第2接触部と
、前記接続部である第2接続部との間に
第2連結部を設けるとともに、前記
第2接触部と
前記第2連結部と前記
第2接続部とを略コ字状に配置し、かつ、
前記第2連結部の一端から前記第2接触部と反対方向に延設された
第2押受部を設け
るとともに、前記第2連結部と前記第2接続部との間の、前記FPC又は前記FFCの下面側に位置しかつ前記2つの接触部のうちの他の接触部である前記FPC又は前記FFCと接触する第4接触部を設け、前記スライダー
は、長手方向両端に回転軸を有し、該回転軸周りに回転するように構成され、所要数の前記第1及び第2コンタクトの前記第1及び第2押受部の先端と係合するように係止孔を形成して、隣接するコンタクト間に仕切り壁を有し、長手方向に連設し、前記第1押受部と前記第1接続部との間および前記第2押受部の直下位置に、断面が細長形状をもつ押圧部を有し、前記押圧部は、少なくとも長軸の両端面の、前記スライダーの回転可動範囲で前記第1及び第2押受部並びに前記第1接続部に少なくとも接触する部分が、連続した曲率をもち、前記スライダーの軸周りの回転に伴い、前記押圧部が前記第1コンタクトの前記第1押受部及び前記第1接続部並びに前記第2コンタクトの前記第2押受部に少なくとも作用して、前記第1及び第2押受部が前記押圧部の前記細長形状を利用して押し上げられると同時に、前記押圧部が前記FPC又は前記FFCを直に押圧することなく、前記第1及び第3接触部並びに前記第2及び第4接触部が、前記FPC又は前記FFCの両面に挟持接触して安定した電気接続を得る上記(1)に記載のコネクタ。
【0012】
(3)
前記スライダーの押圧部が少なくとも接触移動する、前記第2コンタクトの第2押受部の下面部分及び前記第2押受部に対向する前記ハウジングの上面部分を、フラットに形成してなる上記(2)に記載のコネクタ。
【0013】
(4)
前記第2コンタクトは、前記第2連結部の他端から前記第2接続部と反対方向に延設される第2延設部を有し、前記スライダーの押圧部が少なくとも接触移動する、前記第2コンタクトの第2押受部の下面部分及び前記第2延設部の上面部分を、フラットに形成してなる上記(2)に記載のコネクタ。
【0014】
(5)
前記第2挿入溝は、前記ハウジングを貫通している上記(2)、(3)または(4)に記載のコネクタ。
【0015】
(6)
前記コンタクトの押受部の少なくとも先端が、スライダーの回転可動範囲にわたって、前記スライダーの係止孔内に位置する上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のコネクタ。
【0016】
(7)
前記第1コンタクトは、前記第1延設部の少なくとも先端部と、前記第1接触部との間の空間領域にハウジングの部分が存在せず、前記第1延設部が前記嵌合口側から視認できるように、前記第1挿入溝に挿入される上記(1)〜(6)のいずれか1項に記載のコネクタ。
【0017】
(8)
前記スライダーの押圧部が少なくとも接触移動する、前記第1コンタクトの第1押受部の下面部分及び前記第1接続部の上面部分を、ともにフラットに形成する上記(1)〜(7)のいずれか1項に記載のコネクタ。
【0018】
(9)
前記第1コンタクトの前記膨れ防止手段は、第1押受部の先端に設けた第1突出部である上記(1)〜(8)のいずれか1項に記載のコネクタ。
【0019】
(10)
前記第2コンタクトは、前記第2押受部の直下位置で前記スライダーの前記押圧部を軸周り回転させるときの前記スライダーの反発力に起因して、前記スライダーの中央部が嵌合口とは反対側の方向に膨れ移動するのを防止するための膨れ防止手段を有する上記(2)〜(9)のいずれか1項に記載のコネクタ。
【0020】
(11)
前記第2コンタクトの前記膨れ防止手段は、第2押受部の先端に設けた第2突出部である上記(10)に記載のコネクタ。
【0021】
(12)
前記ハウジングは、前記スライダーの押圧部によって、前記コンタクトの押受部が押し上げられて上方変位する際、前記押受部の上方変位を妨げることのないよう、全てのコンタクトに対応する、前記ハウジングを切り欠いた一つの切欠部を有する上記(1)〜(11)のいずれか1項に記載のコネクタ。
【発明の効果】
【0022】
本発明は、前記FPC又はFFCが前記ハウジングの嵌合口内に挿入された後に、前記スライダーの
軸周りの回転に伴い、押圧部が前記押受部に作用して、前記押受部が押圧部によって押し上げられることで、
前記接触部が前記FPC又は前記FFC
を押圧
し、これによって、次のような優れた効果が得られる。
【0023】
(1)
前記スライダーを
前記ハウジングの
前記コンタクト
の前記接続部側で回転させることで、
前記コンタクトの
前記接触部を
前記FPC又は前記FFCに接触させる構造にしているので、
前記ハウジングの嵌合口に
前記スライダーを挿入することがなく、
前記スライダーの厚み分だけ
前記コネクタの低背位化が可能になった。
【0024】
(2)2種類の
前記第1及び第2コンタクトを準備し、
前記第1のコンタクトを
第1接続部側から挿入し、
前記第2コンタクトを
前記ハウジングの嵌合口側から挿入し、前記スライダーを
前記第1コンタクトの第1押受部と第1接続部が位置する側及び前記第2コンタクトの第2押受部が位置する側で
回転させることで、容易に狭小化と低背位化が可能になる。
【0025】
(3)
前記第1コンタクトの第1連結部の他端から前記第1接触部と同じ向きに延設した第1延設部を設け、該第1延設部に前記FPC又は前記FFCと接触する第3接触部をさらに設けると、前記FPC又は前記FFCの挿入方向に対して、直角方向両側に第1及び第3接触部を設けることになり、前記FPC又は前記FFCが前記ハウジングの嵌合口内に挿入された後に、前記スライダーの
軸周りの回転に伴い、前記
第1押受部が
前記押圧部によって押し上げられることで
、前記
第1接触部が前記FPC又は前記FFC側に押圧されるので、確実に
前記第1コンタクトの
前記第1および第3接触部
が、前記FPC又は前記FFC
の両面に挟持接触して安定した電気接続
を得ることができる。
【0026】
(4)
前記第2コンタクトの前記第2連結部の他端と第2接続部との間にも、前記FPC又は前記FFCと接触する第4接触部をさらに設けると、前記FPC又は前記FFCの挿入方向に対して、直角方向両側に第2及び第4接触部を設けることになり、前記FPC又は前記FFCが前記ハウジングの嵌合口内に挿入された後に、前記スライダーの
軸周りの回転に伴い、前記
第2押受部が
前記押圧部によって押し上げられることで
、前記
第2接触部が前記FPC又は
前記FFC側に押圧されるので、確実に
前記第2コンタクトの
前記第2および第4接触部
が、前記FPC又は前記FFC
の両面に挟持接触して安定した電気接続
を得ることができる。
【0027】
(5)
前記第1コンタクト
、又は第1及び第2コンタクトの両方に、スライダーの前記押圧部を軸周り回転させるときの前記スライダーの反発力に起因して、前記スライダーの中央部が嵌合口とは反対側の方向に膨れ移動するのを防止するための膨れ防止手段(例えば、第1押受部に設けた第1突出部
、第2押受部に設けた第2突出部)を設けているので、
前記スライダーの
軸周りの回転に伴い、前記押圧部を
前記第1及び第2コンタクトの
第1及び第2押受部
に作用させるとき
、前記スライダーの回
転に対する反発力が強くても、
前記スライダーの中央部が矢印「
ハ」方向に膨れてしまうことを防ぐことが出来る。
【0028】
(6)前記スライダーの押圧部の形状を細長形状(長軸と短軸がある)にしているので、前記スライダーを回転した際に、確実に前記
第1及び第2コンタクトの
第1及び第2押受部を上方に押し上げ
ることで、前記第1及び第3並びに第2及び第4接触部
が、前記FPC又は
前記FFC
の両面に容易に
挟持接触
することができる。
【0029】
(7)前記スライダーには所要数の前記
第1及び第2コンタクトの
第1及び第2突出部と係合する係止孔を設け、該係止孔を別個独立にしているので、前記スライダーを強固で、確実に回転することができ、かつ、変形を生じない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】(A)スライダーが開いた状態の嵌合口側からみた本発明のコネクタの斜視図である。(B)スライダーが開いた状態の
第1接続部側からみた
図1(A)に示すコネクタの斜視図である。
【
図2】(A)スライダーが開いた状態の
、ある
第1コンタクト
の部分で
長手方向に切断した本発明のコネクタの斜視図である。(B)FPCが挿入されスライダーが閉じた状態の
、ある
第1コンタクト
の部分で
長手方向に切断した本発明のコネクタの斜視図である。
【
図6】(A)スライダーが開いた状態の
、ある第2コンタクト
の部分で
長手方向に切断した本発明のコネクタの斜視図である。(B)FPCが挿入されスライダーが閉じた状態の
、ある第2コンタクト
の部分で
長手方向に切断した本発明のコネクタの斜視図である。
【
図7】FPCが挿入される前の嵌合口側からみた従来のコネクタの斜視図である。
【
図8】(A)FPCが挿入される前の
、あるコンタクト
の部分で
長手方向に切断した従来のコネクタの斜視図である。(B)FPCが挿入されスライダーが挿入された状態の
、あるコンタクト
の部分で
長手方向に切断した従来のコネクタの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
図1から
図4に基づいて、本発明のコネクタの一実施例について説明する。
図1(A)、(B)は、本発明のコネクタを示したものであって、図1(A)はスライダーが開いた状態の嵌合口側から見た
場合、図1(B)はスライダーが開いた状態の
第1コンタクトを構成する第1接続部側からみた
場合を示し、また、図2(A)、(B)は、図1(A)に示すコネクタを、ある第1コンタクト部分で長手方向に切断したときの斜視図であって、図2(A)はスライダーが開いた状態
、図2(B)はFPCが挿入されスライダーが閉じた状態
を示し、さらに、図3はスライダーの斜視図である。図
4は
第1コンタクトの斜視図であ
る。
【0032】
本発明のコネクタ
10は、主にハウジング
12とスライダー
16と
第1コンタクト
14とを備えている。
【0033】
図に基づいて本発明のコネクタの構成部品について説明する。
まず、本発明のポイントである
第1コンタクト
14について説明する。この
第1コンタクト
14は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記
第1コンタクト
14の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
【0034】
前記
第1コンタクト14は、
図4に示すように略H字形状をしており、主に
前記FPC40又は
前記FFCと接触する
第1接触部22aと、基板に接続する第1接続部24aと、ハウジング12に固定する第1固定部42aと、前記第1接触部22aと前記第1接続部24aとの間に設けられ
た第1連結部34aと、前記第1接続部24aと対向する位置に前記
第1連結部34aの一端から延設された第1押受部20aと、前記
第1連結部34aの他端から前記第1接触部22aと同じ向きに延設した第1延設部22eとを備え、更に該第1延設部22e
に前記FPC40又は前記FFCと接触する第3接触部22cとを備えている。前記第1接触部22a
と前記
第1連結部34aと前記第1接続部24aとは、略クランク形状に配置されている。前記第1及び第3接触部22a、22cは、前記FPC40又は前記FFCと接触し易いように凸部形状にしており、前記第1接続部24aは本実施例では
図1のように表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。即ち、2つの前記第1及び第3接触部22a、22cを設けて、前記FPC40又は前記FFCを挟持するようにする。前記FPC40又は前記FFCの挿入方向に対して、直角方向両側に前記第1及び第3接触部22a、22cを設けることで、前記FPC40又は前記FFCを2つの前記第1及び第3接触部22a、22cで挟持することになり、確実に前記FPC40又は前記FFCと接触できるようになる。
【0035】
第1連結部34aと前記第1押受部20aとは、前記FPC40又は前記FFCが挿入された際に、次のような作用を果たすための部分である。前記FPC40又は前記FFCが前記ハウジング12の嵌合口18内に挿入された後に、前記スライダー16の前述する軸28周りの回転によって、押圧部36が前記第1コンタクト14の第1押受部20aに作用して、前記第1押受部20aが押圧部36によって押し上げられることで、前記第1及び第3接触部22a、22cが、前記FPC40又は前記FFCの両面に挟持接触
することができる。
第1連結部34aと前記第1押受部20aの大きさや形状は、このような作用を果たすために、適宜設計されている。
【0036】
また、前記第1コンタクト14の第1押受部20aの先端に膨れ防止手段を設けることが好ましい。前記スライダー16の前記軸28周りの回転によって、押圧部
36を前記第1コンタクト14の第1押受部20aに作用させるとき、前記スライダー16の回転に対する反発力が強い為に、スライダー16の中央部が
図6(B)の矢印「ハ」方向に膨れる傾向があるが、前記膨れ防止手段を設けることにより、かかる傾向を防ぐようにすることができるためである。さらに、膨れ防止手段として、前記第1押受部20aの先端に第1突出部26を設けることが好適である。前記第1突出部26の大きさは、上記役割を果たすことが出来れば如何なる大きさでもよく、前記スライダー16の押圧部
36が引っ掛かる程度に適宜設計する。
【0037】
次に、本発明のもう一つのポイントであるスライダーについて説明する。このスライダーは電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。該スライダー16は、主に前記ハウジング12の嵌合口18とは反対側に回転可能に装着される軸28部分と、前記第1コンタクト14の第1押受部20aを押圧する押圧部36と、前記第1コンタクト14の第1突出部26が係合する係止孔30とを備えている。前記軸28は、前記スライダー16を回転させるための軸であり、前記ハウジング12の長手方向両側に前記スライダー16が回転可能に適宜装着されている。また、長手方向両側には、前記第1コンタクト14の第1押受部20aを押圧した際にスライダー16が高さ(図面の上)方向に持ち上がらないようにするために前記ハウジング12と係合するロック部が設けられている。ロック部の形状や大きさ等は、ハウジング12に係合できれば如何なるものでもよく、上述の役割やコネクタの大きさや強度等を考慮して適宜設計する。
【0038】
前記押圧部36は、前記第1コンタクト14の第1押受部20aに押し付ける部分であり、その形状としては細長形状にする。前記押圧部36の形状は、本実施例では楕円形状をしている。このように楕円形状にすることによって、
図2(A)のように前記スライダー16を矢印「イ」方向に回転させ、前記第1コンタクト14の第1押受部20aに作用して、前記押圧部36の大きさの変化により前記第1コンタクト14の第1押受部20aが持ち上げられ
ると同時に、前記第1コンタクト14の第1接触部22aが、第3接触部22cとともに、前記FPC40又は前記FFCの両面に挟持接触する
ことができる。前記押圧部36の形状としては、前記スライダー16の軸周りの回転に伴い、前記第1コンタクト14の第1押受部20aに作用して、長軸と短軸といった大きさの違いにより前記第1コンタクト14の第1押受部20aを押し上げられれば、如何なるものでもよい。
【0039】
また、前記スライダー16を回転した際に、前記スライダー16の回転に対する反発力が強く、前記スライダー16の中央部が
図6(B)の矢印「ハ」方向に膨れてしまうことを防ぐようにする為に、前記第1コンタクト14の第1突出部26が係合する前記係止孔30が別個独立に設けられている。前記係止孔30を別個独立に設けることで、前記スライダー16の強度アップや回転時の変形を防止している。
【0040】
最後に、ハウジングについて説明する。このハウジングは電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ハウジング12には、所要数の前記第1コンタクト14が装着される挿入溝38が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。
【0041】
また、長手方向両側には、前記スライダー16の軸28が回転可能に装着される軸受部が設けられている。この軸受部の形状や大きさは、前記スライダー16の軸28が回転できるように装着されていれば如何なるものでもよく、この役割や前記ハウジング12の強度や大きさ等を考慮して適宜設計する。なお、長手方向両側には、前記スライダー16のロック部に対応した位置に係止部が設けられている。
【0042】
また、本発明に従う他のコネクタは
図5及び
図6に示されている。本発明の第2のコンタクトについて説明する。第2コンタクト142も金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。材質は、第1コンタクト14と同様である。
【0043】
前記第2コンタクト142
は、略逆h字形状と略H字形状の2つのタイプがあり、略逆h字形状のものは、主にFPC40又はFFCと接触する第2接触部22bと、基板に接続する第2接続部24bと、ハウジング121に固定する第2固定部
(図示せず)と、前記第2接触部22bと前記第2接続部24bとの間に設けられた
第2連結部34b
の一端から延設された第2押受部20bとを備えている。前記第2接触部22bと
第2連結部34bと前記第2接続部24bとは、略コ字形状に配置されている。略H字形状のものは、
さらに、第2連結部34b
の他端から
前記第2押受部20bと同じ向きに延設した第2延設部44が設けられている。前記第2接触部22bは、FPC40又はFFCと接触し易いように凸部形状にしており、前記第2接続部24bは本実施例では
図5のように表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。
【0044】
前記第2
連結部34bと前記第2押受部20bとは、前記第1コンタクト14と同様に、前記FPC40又は前記FFCが挿入された際に、前記スライダー161の軸周りの回転に伴い、押圧部36が前記第2コンタクト142の第2押受部20bに作用して、前記第2押受部20bが押圧部36によって押し上げられることで、前記第2接触部22bおよび前記第4接触部22dが、前記FPC40又は前記FFCの両面
に挟持接触することができる。前記第2
連結部34bと前記第2押受部20bの大きさや形状は、このような作用を果たすために、適宜設計されている。
【0045】
また、前記第2コンタクト142の第2押受部20bの先端に第2突出部
(図示せず)を設ける
こともできる。前記スライダー161の軸周りの回転に伴い、押圧部36を前記第2コンタクト142の第2押受部20bに作用させるとき、前記スライダー161の回転に対する反発力が強い為に、スライダー161の中央部が
図6(B)の矢印「ハ」方向に膨れる傾向があるが、前記第2突出部
を設けることにより、かかる傾向を防ぐようにすることができる。前記第2突出部
の大きさは、このような役割を果たすことが出来れば如何なる大きさでもよく、前記スライダー161の押圧部36が引っ掛かる程度に適宜設計する。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明によれば、各部位の強度や仕様等を損なうことなく、スライダーの軸周りの回転に伴い、前記コンタクトの両接触部が前記FPC又は前記FFCの両面に挟持接触して安定した電気接続を得ることができ、作業性がよく、ピッチの狭小化や低背位化が可能なコネクタを提供することが可能になった。
【符号の説明】
【0047】
10、101、60 コネクタ
12、121、62 ハウジング
14
第1コンタクト
142
第2コンタクト
16、161、66 スライダー
18 嵌合口
20
a、20b 第1及び第2押受部
22
a〜22d 第1〜第4接触部
24
a、24b 第1及び第2接続部
26
第1または第2突出部
28 軸
30 係止孔
34
a、34b 第1及び第2連結部
36、68 押圧部
38 挿入溝
40 FPC
42、42a 固定部
44
第2延設部
70 受け部
72 スリット
74 装着部
76 固定具
【要約】 (修正有)
【課題】各部位の強度や仕様等を損なうことなく、スライダーでFPC又はFFCを確実にコンタクトの接触部に押圧することができ、作業性がよく、ピッチの狭小化や低背位化が可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コンタクト14の接触部22と接続部24との間に弾性部34と支点部32とを設けるとともに接触部22と弾性部34と支点部32と接続部24とを略クランク形状に配置し、かつ、接続部24と対向する位置に弾性部34から延設された押受部20を設け、スライダー16に長手方向に連設した押圧部36を設け、押圧部36がコンタクト14の接続部22と押受部20との間で回動自在にスライダー16をハウジング12に装着することにより低背位化を達成する。
【選択図】
図2