【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第一は、真球円形に形成した励磁部と、内面を真球形に形成した着磁部とを有し、前記着磁部は、前記励磁部に密着するカップ型を成形し、上部中心に基礎固定台を密着して一体化している形態を持ち、中心部分に円錐形の貫通空間を形成し着磁鋼の中心に非磁性鋼材先端ネジシャフトの可動範囲として円錐型に空洞にしてあり着磁面積はN.S極よりの磁力線を吸着に活用できる面積を有したものである。
本発明の第二は、着磁部の内面も真球形になっており、励磁部に密着できるカップ型を成し上部中心に平面冶具取付台を持ち、励磁部の円錐型空間に沿って全角度に於いて固定したものである。
本発明の第三は、励磁部と着磁部が真球形になっており中心シャフトは非磁性鋼材先端ネジシャフトで円錐形空間内にあり励磁鋼下部に、ナットによって固定されているので可動範囲全ての角度に於いて直線状及び上下幅は円錐形空間の角度内での傾斜内で固定したものである。
本発明の第四は、着磁部の上辺に加工物体亦は異形物体を取り付けるボルトが取り替え使用できる硬質鋼材を使用した冶具固定台を直付けして、冶具又は異形金属延長材を取付け部分に沿う金具を用いて冶具固定台の溝利用ボルトによって取り付固定したものである。
本発明の第五は、球形状軟磁性鋼材に励磁用ソレノイドコイルを挿入する深溝を形成し、上面の空間部分に非磁性金属又は硬質樹脂材を使用するとともに、球形状軟磁性鋼材の深溝内面上部に、細ネジ溝を形成し前記非磁性金属又は硬質樹脂材をリング状に加工した外周にも同じ細ネジ溝を作りネジロックにより表面を球状に仕上げたものである。
本発明の第六は、残留磁気と着磁部との反発について硬質樹脂、又はセラミック、ボールベアリングをスプリングで反発する六角穴ボルトによって調整するようにしたものである。
本発明の第七は、励磁部と着磁部の空間及び着磁部上部の物品取り付台より落下の磁性金属紛塵混入防止用に着磁体の円周に空間金属混ゴミ保護布取付け平面部分をネジ締めバンドによって固定し来るように着磁体の上部に凹凸平面部分を形成したものである。
本発明の第八は、励磁固定台には上部の物品取り付台より落下の磁性金属紛塵混入防止用の保護布を着磁体に取付け、空間金属混ゴミ保護布取付け平面部分取付け端部を硬質樹脂フラットバーを使用して基礎固定台の側面周囲全体にタッピングを設けて硬質樹脂フラットバーを介して空間金属混ゴミ保護布取付け下部をネジ締めされ磁性空間金属混ゴミ混入防止を施したものである。
本発明の第九は、励磁部の基礎固定台を垂直に取り付けることにより、着磁部の冶具固定台に固定した異形金属延長材で延長して先端に作業に適合する冶具を装着し、且つ複数個の刈取り茎の傾き、又は
図10に示すように無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ・第二使用分を併用するものである。
本発明の第十は、異形金属延長材、又は、長尺材料に平行して、伸縮用角型長形ボルト、又は台形ネジ長形ボルトの先端を固定し、専用上下用ギアーモーターによる異形金属延長材を移動するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、球形状を中心とした電磁励磁体で、逆凹面型球状着磁体と冶具固定台をボルトによって密着一体化されてあり、球形状軟磁性鋼材の中心には、円錐形空間を作り前記冶具固定台中心には、球形状軟磁性鋼材を結合できる非磁性鋼材先端ネジシャフトによって、円錐形空間を範囲とした傾き運動が出来る様に調整可能な空間を作り、本発明装置の取付けには、水平、垂直を問わず、着磁体に一体化されている。
冶具固定台は溝中摺動用四角型ボルトが使用されているので凹凸を始めとする如何なる治具、材料も関係なく脱着が簡単に行われる。
励磁用ソレノイドコイルは球形状鋼材に円錐形空間を中心として、円錐形外周の鋼材に励磁用ソレノイドコイルが埋め込まれるように、線径と巻き数を吟味した深溝が切削されてあり球状表面に面する励磁用ソレノイドコイル上面には被磁性金属をリング状に作製された金属で、リング外面及び球形状軟磁性鋼材切削溝上面外壁には極細ネジが切られており、仕上げ後の表面は凹凸の無い滑らかな球状表面に加工されている為、励磁時には着磁面が完全に密着する為、滑り等の移動は無く、関節固定装置として球状型、故に無方向性固定装置として
図8〜
図14に使用記載の一部を示している。
図1は本発明装置を示す無方向性球形励磁固定装置の冶具固定台右下りで冶具固定台斜面奥行断面図である。
本発明の無方向性球形励磁固定装置を凹型逆球状に加工をした着磁体9と冶具、又は、異型物体を安易に脱着できる冶具固定台7を、ボルト1によって固定されており多層に巻かれた励磁用ソレノイドコイル24を内蔵した球形状軟磁性鋼材10は、前記冶具固定台7の中心を結ぶ非磁性鋼材先端ネジシャフトによって摺動出来得るように固定されている。
冶具固定台7は硬質平面盤で作業冶具等の脱着を容易に行えるようにボルト摺動溝4が複数本、切り込まれており四角頭のボルト6を使用することにより素早く異形冶具及び物品の脱着できるものである。
図1には作業冶具等の冶具固定台7が示されている。
図9には、本発明装置を、農業作業者の収穫作業に多く使用されている状態が示されている。さらに、この
図9は、畝間を跨いだ軽量収穫野菜搬出圃場用電動アグリカート車両32で、車両前面に本装置をアグリカート荷台等に鳥居型に取り付けられている三角台43の垂直取付けプレートを一対の立形金具で対面固定化として垂直取付けプレート43−Bを上部に用いて本発明装置28の無方向性球形励磁固定装置アッセンブリーを中心に装着した図である。
本発明装置の無方向性球形励磁固定装置アッセンブリー28の冶具取り付台7には、荷台後部の裏面に装備されている空気圧縮機及び小型発電機よりの圧縮空気により伸縮するエァーシリンダー33が固定されてあり第一シリンダーの吐出シャフト保護部分34には、同じく本発明装置無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ・第二使用分29が取り付けられてあり前記冶具固定台7にも前記同様の第二エアーシリンダー35が固定されてあり、シリンダー先端には野菜の花蕾収穫装置39が取り付けられてある。
図面には、シリンダーシャフトのガイドピンが記載されていないが、ピストンの形式によりガイドピン不要のものもがあるので省略されている。
すべての作動状況はリモートコントロール38によって、畝上に植生する球状野菜及びブロッコリーを自動で収穫するものである。
エアーシリンダー33に装着されている第一エアーシリンダー、ストローク調整センサー30−B及び第二エアーシリンダー35に装着されている第二エアーシリンダー、ストローク調整センサー30−Cによる信号を認識して、植生されている植生間隔に付いての設定、収穫野菜一時保管搬出用車両アグリカート車両32の車輪及び車輪軸近傍のスホーグ等に取り付けてある苗植え込み時の間隔センサー30によって刈取り後、自動に移動が行われ其々のセンサー信号によって次の球状野菜刈取り準備として停止している。前記刈り取られた収穫野菜はシリンダーの伸縮により上昇してブロッコリーの花蕾及び球状野菜40が野菜の花蕾収穫装置39内部にある野菜を開放する。
記載はされていないが小型コンベアーを付加することによって収穫物搬出用圃場コンテナー47に運ばれる。野菜の花蕾収穫装置39が収穫物を開放した時点でエアーシリンダー33、第一シリンダーの吐出シャフト保護部分34、第二エアーシリンダー35、第二エアーシリンダーシャフト保護部分36、野菜の花蕾収穫装置39が設定位置に降りているので、取っ手37によってブロッコリーの花蕾及び球状野菜40の頭上にありリモコンの始動ボタンに触れることによって次のサイクルに戻り作動の反復を繰り返す。
【0007】
エアーシリンター作動に設定規格選別カメラの対象比較装置79をリモコン制御回路の配電回路よりの導入接続15に付加すれば完全自動及び規格統一野菜の収穫がなし得る。
図10では大型農場等にある一畝の二列に並んだ状況を示したものである。畝間の通路53には重量型農業運搬機を使用した状況である
図11、
図12に示す。
前記
図9と刈取り手順は同様であるが、現図面に於いては、人間が左列、右列に取っ手37を移動することによって刈取りを進行するものである。取っ手37を軽く移動するのに重量はかからず其々のエアーシリンダーには無重力機能が内蔵されているので、花蕾収穫装置が初列の刈取り済後、次の頭上まで降りているので取っ手37によってどちらかに移動するのみで疲労を感ずるものではないが、カメラを追加することにより解決するものである。
ブロッコリーの収穫は深夜から早朝迄に刈取りが進められる状況が多く、方向自在ヘッドライト77によって作業性は良行である。
図9に於いては、出荷対象の可否を目視によって取っ手37を用いて選別するのであるが、今後カメラの対象比較装置79を追加することにより、クローラーの進行、停止も自動化され大型農場でも完全自動によって収穫を可能にするものである。刈取り対象外の花蕾については表示棒を立てればよい。
図13に示されているのは法面、及び、平地面に繁殖する雑草を小型車両、又は農業用収穫野菜搬出圃場用電動アグリカート車両32の荷台等に無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ28を三角台43に鳥居型に垂直取付けプレート43−Bを取付け、本発明装置無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ28の冶具固定台7に異形金属延長材56を使用して、先端に本発明装置無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ・第二使用分29を装着する。
無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ・第二使用分29の冶具固定台7に異形延長材57を使用して草刈り幅を広くなるように電動草刈り機の回転刃55及び電動草刈り機本体54を草刈り刃が水平になるように取り付け、伸縮用角型長形ボルト64を専用上下用ギアーモーター65で調整して角型長ボルトのロック固定装置66によって角ボルトの回転を制し、長形ターンパックル61を急速回転して長短を設定するギアーとギアーモーター68を作動して法面に平行になるようにモーター取付け異形金属延長材57を調整、車輪73の高さ加減することによって、刈込み高さを調整後圃場用電動アグリカート車両32−Bの走行ハンドル37−Bと、リモートコントロール38によって実働される。
当初の位置決定については、異形延長鋼材下部の異形金属延長材伸縮時用取っ手62によって、仮決めをした後、専用上下用ギアーモーターモーター65を使用して、その後の高低はリモートコントロールBOX38の操作と走行ハンドル37−Bによって走行完成される。
図14に示されているのは、高速道路の法面保護や環境、景観の向上のため、樹木等72が植えられている。
かかる高速道路の路肩や中央分離帯では、植物の管理を怠ると、植物の高さが、反射誘導標や距離標が隠れるまでに成長し、車両の走行の安全性が損なわれる。
本発明装置を使用することにより、一般高速道路における中央道路分離帯に植え込んである樹木等72の樹木成長の差異による高さの高低を切断して、運転者の安全と視界の安全を起こらしめる為に樹木先端を切断の為に、分離帯に沿って低速で走行することにより風雨に関係なく施工が実行出来得る装置を示したものである。
車両荷台に三角台43及び垂直取付けプレート43−Bで整形された基礎固定台に本発明装置無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ28がコーナーに取り付けられ無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ28の冶具固定台7には異形金属延長材56があり先端には本装置29が取り付けてあり無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ・第二使用分29の冶具固定台7には等辺四角形延長材の57が取り付けられ。
先端付近には、中央分離帯樹木等72の先端を切断できる幅に合わせて電動草刈り機本体54と電動草刈り機の回転刃55を組み合わせ、エアーシリンダー70及びエァーシリンダー71によって適切な高さに設定後、電動草刈り機本体54及び電動草刈り機の回転刃55を作動して、切断状況に合わせて走行すればよい。
又、横木の切断については延長鋼材57に等辺四角形延長材の57の電動草刈り機本体54及び電動草刈り機の回転刃55を垂直に変更してエアーシリンダー70及びエアーシリンダー71の作動により適切な幅に切断が出来る。
一方、車道に面する法面切断には、正四角形の鋼材を使用。草刈り機装置取付け等辺四角形延長材57の先端に取り付けてある垂直用回転カッター78をエアーシリンダー70及びエアーシリンダー71によって上下するように設定すれば、乗務員のみで天候に関係なく作業を進める事が出来る。
要注意として、出来だけ高い位置に作業車表示の点滅赤色灯81を取り付けることが必要となる。
図14では、複雑な図面になるので未記載の部分があるが、下記に記載の通りである。国内全域に網羅されている道路の中央分離帯、及び左右にある法面の雑草刈取り、及び中央分離帯剪定使用に就いて記載されている。法面の雑草刈取りに於いては、車両取付けの本発明装置と付属全体を逆時計方向に向けることによって
図13と同様に低速進行をすることで、相当の距離を二名の人員で雑草刈取りが実行出来るものである。
エアーシリンダー70の外形底取付け具を異形金属延長材56の後部に取り付ける事により、異形金属延長材56の先端に本装置無方向性球形励磁固定装置アッセンブリ・第二使用分29を取付け冶具固定台7には、法面の角度に平行する等辺四角形延長材57には、先端には
図15記載の車輪及び電動草刈り機が装着されているので、電動草刈り機アームの先端吊り上げフック69にターンバックル61及びギアーモーター68記載を使用することによって、異形金属延長材56に負担が軽減でき法面に平行した刈り取り作業が出来得るものである。
【0008】
又、
図15記載のガードスティーセット、76を取り付ける事によって草刈り刃を保護する事が出来、経費削減が大である。