特許第5770901号(P5770901)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 山陽ロード工業株式会社の特許一覧

<>
  • 特許5770901-遮断機 図000002
  • 特許5770901-遮断機 図000003
  • 特許5770901-遮断機 図000004
  • 特許5770901-遮断機 図000005
  • 特許5770901-遮断機 図000006
  • 特許5770901-遮断機 図000007
  • 特許5770901-遮断機 図000008
  • 特許5770901-遮断機 図000009
  • 特許5770901-遮断機 図000010
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5770901
(24)【登録日】2015年7月3日
(45)【発行日】2015年8月26日
(54)【発明の名称】遮断機
(51)【国際特許分類】
   E01F 13/04 20060101AFI20150806BHJP
【FI】
   E01F13/04 A
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-184090(P2014-184090)
(22)【出願日】2014年9月10日
【審査請求日】2014年10月23日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】510232326
【氏名又は名称】山陽ロード工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080724
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 久喜
(74)【代理人】
【識別番号】100174816
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 貴久
(72)【発明者】
【氏名】秋田 英次
(72)【発明者】
【氏名】横川 倫之
【審査官】 越柴 洋哉
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−129528(JP,A)
【文献】 実開平05−042314(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3170430(JP,U)
【文献】 特開昭60−037309(JP,A)
【文献】 特開平07−224410(JP,A)
【文献】 特開平11−093123(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01F 13/00−13/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サポート柱2、回転部材4、回転停止具5からなり、
該サポート柱2は、固定部材28によって直立するように直接又は間接的に地面に固定され、
該回転部材4は、該サポート柱2にはめ込まれ、該サポート柱2に設けられた突起3によって水平回転可能に支持され、
該回転停止具5は、該サポート柱2と該回転部材4との自由回転を止めるものであり、該回転部材4には、遮断バー6が取り付けられているものにおいて、
該サポート柱2は、その内部に支持板14を有し、
該支持板14には、中心部にネジ孔があり、該ネジ孔の周囲に貫通孔24が1つ又は複数設けられ、
該回転部材4の上部には、蓋体17が設けられ、その中心部に貫通孔20があり、その周囲に前記した支持板14の貫通孔24に対応する位置に該回転停止具であるストッパー18が設けられるものであって、
該蓋体17の該貫通孔20から該支持板14のネジ孔にかけて中心ネジがねじ込まれ、
該蓋体17と該回転部材4の接する部分は係合する構造であることを特徴とする遮断機。
【請求項2】
該遮断バーには、標識が固定されているものである請求項1記載の遮断機。
【請求項3】
該サポート柱2と該回転部材4の接する部分に摩擦軽減具が設けられているものである請求項1又は2記載の遮断機。
【請求項4】
該遮断バーには、地面に接して支える支持棒が設けられているものである請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遮断機。
【請求項5】
該固定部材28は、既存の支柱に固定するための結合具である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遮断機。
【請求項6】
該固定部材28は、地中に埋め込んだアンカーに固定する結合体である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遮断機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遮断機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
遮断機は、通路のその部分の通行を一時的に禁止することを知らしめるためのものである。通常は高さ1m程度の位置に水平の棒材が固定されるものである。また、その通行を永久に禁止するものではなく、一時的であり、通常は再度通行を許容するものであるため、簡単に封鎖・開放できる必要がある。
【0003】
一般的な遮断機としては、特許文献1に記載のようなものであるが、非常に高価であり、交通量の非常に少ない箇所、またはめったに通行止めにならないような場所には無益である。例えば、山間部の道で土砂崩れ等があると、平地からの入口部(通り抜け部)を通行止めにすることになる。土砂崩れの近傍を通行止めにすると戻れなくなるため予め通行止めにするのである。このような場所にも遮断機は必要であるが、必要なときは年に1回もない。よって、文献1のような何百万円もするようなものは地方の市町村では設置できない。しかし、事故が起きるとなんらかの遮断設備が必要である。そのため、地方の市町村では長年緊急の交通遮断をどのようにするか問題となっていた。
【0004】
さらに、災害時、道路封鎖に多くの人員(常時人間を配置する)行為は危険であり、また、土砂崩れ現場に道路封鎖資材(カラーコーン(登録商標)等)を運ぶ事に苦慮するケースも多い。
【0005】
遮断機としては、簡単に封鎖と開放ができ、安価であるだけでなく、安全である必要がある。
例えば、一般的な遮断機は、通路を封鎖している状態から開放する場合、その棒材を直立させるものである。そして、この直立した状態で保持して通行できる状態とするのである。
【0006】
しかし、この直立した状態で保持することが困難な場所も多数存在する。例えば、架空線や既設標識板と干渉する場合、または、自動車等による衝突によって倒れる場合や風による影響の強い場所である。このような棒材が直立した状態から倒れると大きな衝撃があり、それにあたると非常に危険である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2007−314130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、安価で、簡単に開閉ができるものであって、安全で特別高価な安全装置を設けなくても直立した遮断バーが転倒しないものを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上のような現状に鑑み、本発明者等は鋭意研究の結果、本発明遮断機を完成したものであり、その特徴とするところは、第1の態様では、サポート柱、回転部材、回転停止具からなり、該サポート柱は、固定部材によって直立するように直接又は間接的に地面に固定され、該回転部材は、該サポート柱にはめ込まれ、該サポート柱に設けられた突起によって水平回転可能に支持され、該回転停止具は、該サポート柱と該回転部材との自由回転を止めるものであり、該回転部材には、遮断バーが取り付けられている点にあり、第2の態様では、蓋体、回転体、支持部、遮断バーとから構成されるものであって、該支持体は、固定部材によって直立するように直接又は間接的に地面に固定され、その内部に支持板を有し、該支持板には、中心部にネジ孔があり、該ネジ孔の周囲に貫通孔が1つ又は複数設けられ、該回転体は、該支持部にはめ込まれ、該支持部に設けられた突起によって水平回転可能に支持され、該蓋体は該支持部に該回転体に接するようにその上にはめ込まれ、その中心部に貫通孔があり、その周囲に前記した支持板の貫通孔に対応する位置にストッパーが設けられるものであって、該蓋体と中心孔から該支持板のネジ孔にかけて中心ネジがねじ込まれ、該回転体には遮断バーが設けられ、該蓋体と該回転体の接する部分は係合する構造である点にある。
【0010】
本発明でいう遮断機は、通常人間や車が通過する通路を遮断するためのものであって、そこがどのような目的のものかは問わない。単なる道路、種々の施設の出入口でよい。また1通路からすると、封鎖と開放であるが、2又の通路では開放路の切り替えにも使用できる。
【0011】
まず第1の態様について説明する。
サポート柱とは、この発明遮断機を下方から支えるパイプ状の部材である。この外側周囲には、後述する回転部材を支持するための突起が設けられている。この突起は回転部材を水平に支えることができるだけの数が必要である。フランジ状に1周つながったものが好適である。上方からはめ込んだ回転部材がこの上に乗るようになる。
【0012】
回転部材は、サポート柱の外径より少し大きい内径を持ったパイプ状のものであり、側面に後述する遮断バーを取り付けることができるバーパイプが設けられている。これをサポート柱にはめ込めば、当然水平回転可能となる。
この回転部材の下方に孔あきフランジを設けて、上記したサポート柱のフランジにも孔を設けておけば、この上下のフランジにボルト等を通せば、回転停止の役目を果たす。
【0013】
回転停止具は、上記した2枚のフランジとボルトのような挿入具でも、サポート柱と回転部材の壁面に水平の孔を設けてそこにボルトを挿入する等の方式でもよい。
【0014】
上記したサポート柱を、地面に固定する方法は2種存在する。1つの方法は、既に基礎から構築された既設の支柱に固定するものである。これが最も簡単である。既設の支柱としては、ガードレールの支柱、看板の支柱、門の支柱その他でよい。ガードレールの支柱が量も多く最も簡単である。他の方法は、既設のものを使用せず、新たに基礎を設けてそれに固定する方式である。基礎も簡単にアンカーボルトを打ち込むだけのものから、コンクリートで構築するもの等その基礎の種類は自由である。
【0015】
既設の支柱に固定するための固定部材は、本発明のサポート柱に固定されたものでも別体のものでもよい。別体のものでは、サポート柱と支柱を挟み込んでボルト、ナットで締め付け固定する、クランプタイプのものが簡単である。また、サポート柱に固定したものでもクランプタイプその他が使用できる。要するに、既設の支柱とサポート柱を固定できればよい。
【0016】
新たな基礎を設ける場合には、通常の機器を据え付けるように、基礎にボルトを埋め込んで、サポート柱に穴あきフランジを固着しておき、ボルトで互いに固着する等である。
【0017】
遮断バーとは、通行を停止(遮断)していることを示すほぼ水平に位置する長い部材であり、通常は1〜10m、パイプや棒材、その他どのような形状や型のものでよい。この遮断バーには、標識を設けてもよい。例えば、通行止め、事故のマーク、災害のマークその他である。
【0018】
また、この遮断バーは、遮断している時も開放しているときも常に片側でのみ支えるものである。よって、長い年月になるとどうしても根本部が折れたり、曲がったりする心配がある。それを防止するため、先端部や途中部分で、地面につく支持棒を設けておき、下方に出して支えるようにする。このような簡単な支持棒があれば、長い遮断バーでも十分支えられる。支持棒は、パイプやその他の部材でよく棒体である必要はない。支持棒は移動時には収納できるタイプでもよい。そして、手動で取り出して地面に固定しても、自動的に重力で出てくるようにしてもよい。
【0019】
次に本発明の第2の態様について説明する。ただし、第1の態様と同じ語は同じものであるため説明は省略する。
ここで支持部とは、第1の態様のサポート柱に対応するものであり、本発明全体を下方から支えるパイプ状の部材であり、その内部に支持板が設けられている。この支持板は、中央にナット部(ネジ孔の意味)があり、後述する中心ネジがねじ込まれる。また、支持板の周囲には後述するストッパーが通過する貫通孔が設けられている。これは1つでも複数でもよい。
この支持部には、後述する回転体を支持するための突起(フランジのように周囲全体にあるものが好適)が外周に設けられている。上方からはめ込んだ回転体がこの上に乗るようになる。
【0020】
次に、回転体は、第1の態様の回転部材に対応するものであり、支持体の外径より少し大きい内径を持ったパイプ状のものであり、側面に遮断バーを取り付けることができるバーパイプが設けられている。また、上部は後述する蓋体と係合する構造であり、蓋体の下方と係合して、係合を外さない限り独立して回転できない構造になっている。この係合構造はどのような形状でもよく、歯車形状でも細かい凹凸でもよい。
【0021】
蓋体は、上記した回転体と同じ径のパイプにカバー板を設けたものである。カバー板は、通常このパイプの最上部に設けられ、中心部に中心ネジが貫通する貫通孔が設けられている。カバー板の貫通孔の周囲には、下方に向けてストッパーが設けられている。これは前記した通り1本でも複数でもよい。
【0022】
中心ネジは、上記蓋体の中心の貫通孔から挿入し、支持部の支持板のナット部にねじ込むものである。中心ネジのヘッドの形状は六角等自由であるが、下方に落ちないように、蓋体の貫通孔より大きくなければならない。
【0023】
この中心ネジをねじ込むことによって蓋体は下方に下がり、逆にネジを引き抜く方向に回転させると、蓋体が持ち上がるようにしておいてもよい。その構造としては、中心ネジの頭部とナットその他のもので蓋体の上面を挟みこんでおけばよい。中心ネジの頭部の上昇にともなって一緒に蓋体が上昇する。勿論、その他の構造でもよい。
【0024】
また、蓋体と支持部の支持板との間にバネを設けてもよい。このバネは、常に蓋体を上方に押圧するようにする。即ち、中心ネジがないと、蓋体と回転体の係合を外して蓋体を上方に持ち上げるのである。
【0025】
さらに、支持部と回転体の間は回転させるときには摩擦が小さいほど楽である。よって、この間にシリコン等のリングを挟み込んでおくことも考えられる。
【0026】
次にこの発明の組み立てと操作法について説明する。
まず支持部を地面に種々の方法で固定する。その支持部に回転体をはめ込んで台に支持させる。バネを用いるものでは、バネは、支持体に固定されていても、蓋体に固定されていてもどこにも固定されていなくてもよい。このバネの上から、蓋体をストッパーを支持板の貫通孔に貫通させるように支持部にはめ込む。そして、蓋体の中心孔からネジを差し込んで、支持板のネジ孔にねじ込んでいく。徐々にバネが縮み蓋体と回転体が係合すれば取付完了である。換言すると、この時に遮断バーが適切な位置になるように回転体を最初に調整しておくのである。
勿論、これは1例であり、最初から工場ではめ込んでくる等その組み立ては他の方法でも可能である。1度設置すれば、あとは回転させるだけであり、組み立て作業は不要である。
【0027】
そして、この遮断機で道等を封鎖する場合、まず上部のネジをスパナ等で緩め、蓋体と回転体の係合を外す。蓋体は支持板の貫通孔にストッパーが挿入されているため回転はできない。しかし、蓋体との係合が外れた回転体は自由に回転できる。よって、この状態で回転体を所定位置にまで回転させ、位置がきまれば蓋体の上部のネジをスパナで締め付けて蓋体と回転体を係合させれば終了である。
【発明の効果】
【0028】
以上詳述した本発明には次のような効果がある。
(1) 簡単に遮断機の開閉ができる。
(2) 直立した状態がないため安全である。
(3) 非常に安価である。
(4) 特に既設の支柱に固定するものでは、安価である。
(5) 1人で簡単に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明遮断機の1例を示す概略断面図である。
図2】本発明遮断機の他の例を示す概略断面図である。
図3】本発明遮断機の一部を示す断面図である。
図4】本発明遮断機の一部を示す断面図である。
図5】本発明遮断機の一部を示す断面図である。
図6図2の例の側面図である。
図7】本発明の固定部材の1例を示す側面図である。
図8】本発明の固定部材の他の例を示す側面図である。
図9】本発明遮断機の使用例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下図面に示す実施例に従って、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明の遮断機1の1例を示す部分断面図である。サポート柱2の外周にフランジ3が取り付けられている。これに回転部材4がはめ込まれ、フランジ3で支持されている。サポート柱には多数の貫通孔が水平に設けられ、回転部材に設けられた貫通孔と合わせてボルト5を挿入することによって回転を停止する。ボルト5が簡単抜け落ちないように、少なくとも1方の貫通孔をネジ孔にするのがよい。この回転部材4には遮断バー6が挿入固定できる固定パイプ7が固着されている。
これで、ボルト5を抜いて、回転可能にして遮断バーを適切な場所に位置させて、再度ボルト5をねじ込めばよい。遮断バー6は、水平移動のみで直立しないことがわかる。この例では、地面に固定する固定部材は省略した。
【0031】
図2は、本発明遮断機11の他の例を示す概略断面図である。パイプ状の支持部12の外周に支持フランジ13が、内部には支持板14が設けられている。ここに回転体15がはめ込まれ、回転可能に支持フランジ13に乗っている。この中心位置にバネ16が固定された蓋体17を被せる。即ち、この例ではバネを用いる例である。この時、蓋体17の下方に設けられている複数のストッパー18が支持板14の貫通孔に入るようにする。回転させればすぐに位置はわかる。この状態では、バネ16の弾発力が強く、蓋体17は回転体15には当たらない(係合しない)。
【0032】
そして、最後に中心ネジ19を蓋体17の中心に設けられた貫通孔20から挿入し、支持板14のネジ孔にねじ込んでいく、この時、ストッパー18が支持板14の貫通孔に挿入されているため、蓋体17は回転しない。回転につれて、蓋体17は下方に移動し、蓋体17と回転体15は係合する。即ち、回転体15は回転できなくなる。即ち、蓋体17の下部と回転体上部の接するところは、互いに係合できるような構造21になっているのである。回転体15には、遮断バー(図示せず)が挿入固定できるパイプ部22が固定されている。
【0033】
図3は、回転体15を支持部12にはめ込んだところであり、支持板14の中心部にネジ孔(ナット補強23)があり、周囲に貫通孔24があるのがわかる。また、回転体15が支持フランジ13に乗っていることも見える。
【0034】
図4は、蓋体17の側面図である。ストッパー18とバネ16が固着されているのがわかる。上部の中心には、中心ネジが挿入される貫通孔25がある。図5は、中心ネジ19の側面図である。頭部26は大きく、通常は六角形である。
【0035】
図6は、図2の例の側面図である。この図によって、下方に支持フランジ13があり、回転体15の上方と蓋体17の下方が歯車状にかみ合って係合21しているのがわかる。
【0036】
図7は、本発明遮断機11(1でも同じ)が、既設の支柱27(ここではガードレール用支柱)に固定部材28によって固定されているところを示す。固定の方法は、凹凸のある2枚の板で既設の支柱27と遮断機11を挟み込みボルトで締め付けるものである。
【0037】
図8は、既設の支柱を用いず、独立した基礎を設けて、本発明遮断機を固定したものである。基礎29に固定したボルト30に、支持部12の下部に設けたフランジ31を固定する方式である。
【0038】
図9は、本発明遮断機を道路32に設置した平面図である。道路32を遮断するときは通常の遮断機同様地面から一定高さで水平に遮断バー33が位置している。この道路を開放するとき、遮断バー33は水平に回転して道路と並行な場所に移動しているのがわかる。
【符号の説明】
【0039】
1 遮断機
2 サポート柱
3 フランジ
4 回転部材
5 ボルト
6 遮断バー
7 固定パイプ
11 他の遮断機
12 支持部
13 支持フランジ
14 支持板
15 回転体
16 バネ
17 蓋体
18 ストッパー
19 中心ネジ
20 貫通孔
21 係合部
22 パイプ部
23 ネット部
24 貫通孔
25 貫通孔
26 頭部
27 既存の支柱
28 固定部材
29 基礎
30 ボルト
31 フランジ
32 道路
33 遮断バー


【要約】
【課題】 道路の遮断機は、一般的には非常に高価であり、交通量の非常に少ない箇所、またはめったに通行止めにならないような場所には無駄である。そこで、安価で安全な遮断機を提供する。
【解決手段】 サポート柱、回転部材、回転停止具からなり、該サポート柱は、固定部材によって直立するように直接又は間接的に地面に固定され、該回転部材は、該サポート柱にはめ込まれ、該サポート柱に設けられた突起によって水平回転可能に支持され、該回転停止具は、該サポート柱と該回転部材との自由回転を止めるものであり、該回転部材には、遮断バーが取り付けられているもの。
【選択図】 図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9