特許第5770910号(P5770910)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5770910
(24)【登録日】2015年7月3日
(45)【発行日】2015年8月26日
(54)【発明の名称】体操ができる椅子
(51)【国際特許分類】
   A63B 23/00 20060101AFI20150806BHJP
   A63B 23/12 20060101ALI20150806BHJP
   A47C 3/026 20060101ALI20150806BHJP
【FI】
   A63B23/00 F
   A63B23/12
   A47C3/026
【請求項の数】5
【全頁数】77
(21)【出願番号】特願2014-226219(P2014-226219)
(22)【出願日】2014年11月6日
【審査請求日】2014年11月6日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】307039503
【氏名又は名称】宮西 和宏
(72)【発明者】
【氏名】宮西 和宏
【審査官】 古屋野 浩志
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−204813(JP,A)
【文献】 特開2010−075447(JP,A)
【文献】 特表2009−540871(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2006/0284463(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 23/00
A47C 3/026
A63B 23/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
脚部と、この脚部の上部に立設される弾性を有する素材を使用して柱状に形成された第1支柱と、この第1支柱の上部に接続される座面を有する座席からなり、
棒状のバネ材が収容できる開口が開設された複数のバネ挿入孔が前記第1支柱の縦方向に内設され、
さらに、前記座面の中央付近に座席開口部が貫設されたことを特徴とする体操ができる椅子。
【請求項2】
脚部と、この脚部の上部に立設される第2支柱と、この第2支柱の上部に接続される座面を有する座席からなる椅子であって、
前記第2支柱は、弾性を有する素材を使用して筒状に形成された弾性体と、この弾性体の上端以下の外壁または内壁のいずれか一方あるいは外壁および内壁の双方に周設されとともに棒状のバネ材が収容できる開口が開設され、かつ前記弾性体の変形に従動する素材で筒状に形設された複数の収容部とからなり、
さらに、前記座面の中央付近に座席開口部が貫設されたことを特徴とする体操ができる椅子。
【請求項3】
脚部と、この脚部の上部に立設される弾性を有する素材を使用して柱状に形成された第支柱と、この第支柱の上部に接続される座面を有する座席とからなる椅子であって、
前記第3支柱は、この第3支柱の縦方向に内設される棒状のバネ材が収容できる開口開設した複数のバネ挿入孔と、前記第3支柱の上端以下の外壁の一部に周設される該第3支柱の外壁を包囲するとともに横方向に突出する座席接合部と、この座席接合部の上方または下方あるいは上下双方の前記第3支柱の外壁に横設される1以上の突起とからなり、
前記第3支柱の上部に被嵌した状態で前記座席接合部の上部と対峙する箇所に摩擦面を設けた支柱嵌入孔が開設され、かつ前記突起の配置に対応した箇所に配設されるとともに該突起が遊嵌する間隔の突起揺動溝横設した筒状の支柱収容器を設け、前記座面の中央付近に座席開口部貫設して、この座席開口部の下側に前記支柱収容器を垂設した座席を設けたことを特徴とする体操ができる椅子。
【請求項4】
脚部と、この脚部の上部に立設される弾性を有する素材を使用して作られた第4支柱と、この第4支柱の上部に接続される座面を有する座席とからなる椅子であって、
前記第4支柱は、弾性を有する素材を使用して筒状に形成された弾性体と、この弾性体の上端以下の外壁または内壁のいずれか一方、あるいは該弾性体の外壁および内壁の双方に周設されるとともに棒状のバネ材が収容できる開口が開設され、かつ前記弾性体の変形に従動する素材で筒状に形設された複数の収容部と、前記弾性体の上端から、外壁側に周設されている前記収容部の上端にかけた前記弾性体の外壁の一部に周設される該弾性体の外壁を包囲するとともに横方向に突出する座席接合部と、この座席接合部の上方または下方、あるいは上下双方の前記弾性体の外壁に横設される1以上の突起とからなり、
前記第4支柱の上部に被嵌した状態で、前記座席接合部の上部と対峙する箇所に摩擦面を設けた支柱嵌入孔が開設され、かつ前記突起の配置に対応した箇所に配設されるとともに該突起が遊嵌する間隔の突起揺動溝を横設した筒状の支柱収容器を設け、前記座面の中央付近に座席開口部をして、この座席開口部の下側に前記支柱収容器を垂設した座席を設けたことを特徴とする体操ができる椅子。
【請求項5】
前記脚部の上部から上方に向けて棒状の縦桟材が立設されるとともに、前記第1支柱または前記第2支柱または前記第3支柱または前記第4支柱の周囲を取り囲む1以上の規制手段を前記縦桟材に横設したことを特徴とする請求項1から4に記載の体操ができる椅子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通常の椅子機能に加え、ツイスト運動もしくは腰部回りを長円または8の字状に旋回する円運動あるいは前後左右もしくは斜め方向に直動する揺動運動など、座席に着座した利用者の様々な動作に従動するとともに動作方向に抗して働く弾性復元力(弾性復帰力・復原性)を可変する機能と、調節する機能が具備された体操ができる椅子に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、通常の椅子に運動機能が付設されたものの中に実登3135028号広報に記載の「フィットネス椅子」または特表2009−540871号広報に記載の「腰の強化に使用される椅子」もしくは特開2008−149029号広報に記載の「椅子型運動器具」が紹介されている。
【0003】
前記フィットネス椅子の主な構成は、脚部と、この脚部の上部に立設された円柱状の椅子支柱と、この椅子支柱の上部と回転自在に嵌着され上下双方にベアリングが内蔵された円筒状の回転部品を椅子支柱に固定する側の一端が設けられており、前記椅子支柱の上部には前記回転部品を椅子支柱に固定する側の一端が回転自在に外嵌されている。
この椅子支柱に固定する側の一端の下方には桟材が横設されており、この桟材の端部の上側には円筒状の回転部品の他端が突設されている。
また、この回転部品の他端に嵌入される円柱状の調整部品を回転部品に固定する側の一端が、前記回転部品の他端の上部に回転自在に挿嵌されている。
さらに、前記調整部品を回転部品に固定する側の一端の上方には桟材が横設されており、この桟材の縁部には上下双方にベアリングが内蔵された前記回転部品を椅子支柱に固定する側の一端と類似構造の円筒状の調整部品の他端が取り付けられている。
そして、円筒状の着座部支柱の下方に垂設された円柱状の突起が前記ベアリングの内輪に上方から挿嵌されており、前記着座部の下方に垂設された円柱状の支柱が前記着座部支柱の上方に接続されている。
【0004】
また、前記腰の強化に使用される椅子の主な構成は、左右の両側にハンドルが凹設された円形板と、この円形板の裏面に垂設された平板状の上端部と、この上端部の周囲を取り囲む円筒状に形成され前記円形板の下側に垂設されたレセプタクルが形設されたシートと、このシートを下方から支持する前記レセプタクルに内嵌された状態で遊嵌する横断面概略すり鉢状の容器が上部に設置された円筒状接続部と、前記容器の上部と前記上端部を接続する上方が広く下方が狭いコイル状のスプリングと、前記接続部の下側で係合された支持部からなる。
係る構成では、前記上端部の下側と前記スプリングの上部とが係着されており、前記円筒状接続部の上側と前記スプリングの下部とが係着されていることから、前記シートは前記スプリングを介して円周および左右回転方向に可動な状態で前記接続部の上部に取り付けられている。
【0005】
続いて、前記椅子型運動器具の主な構成は、複数本の脚部を有するフレームを上方から覆うカバーと、電動機取り付け部でなる基部と、前記電動機取り付け部の下側に回転軸を上方に突出した状態で固定された電動機と、前記回転軸に固着された小プーリーと、この小プーリーと対峙する大プーリー取り付け部上に配置され回転自在に支持された円盤状の回転体(大プーリー)と、この回転体の回転軸から離れる角度で該回転体の上面に斜設されベアリングが内蔵された円筒状の偏心筒取り付け部と、前記ベアリング(偏心筒取り付け部)の上方から挿嵌される突起が垂設された偏心筒と、この偏心筒の上部に設置された座体から構成されている。
係る構成では、前記偏心筒取り付け部に内蔵されたベアリングの内輪に前記突起を上方から挿嵌することで、前記偏心筒の上部に取り付けられた前記座体が前記偏心筒取り付け部の上側で回転自在に支持されている。
さらに、前記小プーリーから前記回転体には伝達ベルトが架け渡されており、前記偏心筒の上部には前記座体が回転自在に取り付けられており、この座体の下側の外壁面と前記カバー部の上側の外壁面との間隔には、これらの外側を覆う蛇腹状に作られ前記座体もしくは利用者の動作に従動して変形するベローズが跨設されている。
【0006】
【特許文献1】実登3135028号 広報
【特許文献2】特表2009−540871号 広報
【特許文献3】特開2008−149029号 広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載のフィットネス椅子では、前記回転部品と調整部品が水平線上の異なる軸線で自由に回転する。故に、利用者が前記着座部に腰掛けて両足を地に付けた体勢で臀部から腰部の捻転を反復するツイスト運動を行うことと、水平線上の異なる軸線で円周を描く円運動時に複合してツイスト運動を行うことができる。
しかしながら、前記着座部支柱または椅子支柱または回転部品または調整部品には、これらのいずれかを円周方向の外側に向けて傾斜する角度で設ける、あるいはその傾斜角を可変(変更)する構造が付設されておらず、円運動時に前記着座部を上下に動かす構造の付設もなされていない。
したがって、係る構造では円周方向の外側に上半身が投げ出されるように揺さぶられる立体的な旋回運動を行うことは元来不可能である。
また、円運動ならびにツイスト運動時に利用者の動作方向に抗する応力(反力・抗力)が働く構造の付設を欠く。故に、腹直筋ならびに外腹斜筋もしくは広背筋の鍛錬に適した運動器具とは言い難く、特に腹直筋と外腹斜筋の強度な鍛錬を所望する場合、旋回運動時に利用者自らが身体を円周方向に投げ出すように傾ける動作を意識的に行う必要が生じる。
さらに、円運動ならびにツイスト運動時に利用者の身体に対して外的な負荷が生じる構造が付設されていない点から、特に腹直筋ならびに外腹斜筋を効率的に鍛錬して強化し得る運度器具とは言い難い。
【0008】
特許文献2に記載の腰の強化に使用される椅子では、利用者が前記シートに着座した姿勢で臀部および腹腰回りを左右に捻じるツイスト運動または身体を円周方向外側に傾けながら腰部回りを中心として小幅な長円もしくは小幅な8の字を描く円運動を行うことはできる。この時、利用者の動作に抗して前記スプリングに備わる弾性復元力が一定に作用するので、腹直筋ならびに外腹斜筋の鍛錬に適する。
しかしながら、該スプリングの変形に抗する弾性復元力を可変あるいは調節して付勢もしくは減勢する構造の付設を欠く。
例えば、体重が重たい利用者が前記シートに着座してツイスト運動もしくは回動運動を行う場合を想定する。
この場合、前記スプリングに働く弾性復元力を付勢する構造を欠く点から、前記スプリングの過剰な扁平(変形)を起因とする運動器具としての機能不全が想定される。
同時に最悪の場合、該スプリングが過剰な扁平を来たし前記容器の上端部と前記シートの裏面が接触することで、前記シートが係る利用者の動作に従動せずに運動器具としての用をなさない懸念が生じる。
そもそも、利用者の動作に抗する前記スプリングの弾性復元力を付勢あるいは減勢する構造の付設を欠く点から、多様な体重の利用者あるいはツイスト運動または旋回運動(円運動)または直動運動時に都度の所望で運動強度の可変もしくは調節を要望する利用者にとって不向きな運動器具である。
【0009】
一例として、就寝前に照明の輝度を低下させて脱力した状態で筋弛緩運動を実施した場合、身体の適度な疲労と精神的な緊張の緩和から得るリラックス効果によって睡眠の質が向上することが知られている。
しかしながら、前記腰の強化に使用される椅子では、前記上端部の下側と前記円筒状接続部の上側間に係着された前記スプリングに働く弾性復元力を前記レセプタクルの外部から可変または調節して付勢あるいは減勢する構造の付設を欠く。
したがって、様々な利用者の体重や身体能力などの条件または都度の状況に応じて運動時に働く前記スプリングの弾性復元力を適切な状態に調節することは不可能である。
【0010】
一方、前記スプリングと同形同寸で高弾性を有するスプリングが前記容器に内蔵された状態の前記シートに力の弱い老人や女性もしくは身体障害者などの利用者が着座した姿勢で前後左右または斜め方向に直動する揺動運動などの筋弛緩運動を行う場合、予め前記レセプタクルの外部から係るスプリングに働く弾性復元力を調節して減勢することは構造上不可能である。
他方、体重が重たい利用者や強度の筋トレを所望する利用者がツイスト運動あるいは回動運動を行う場合、前記容器に内蔵された係るスプリングに働く弾性復元力を調節して付勢することも構造上不可能である。
したがって、体重が重たい利用者や強度の筋トレを所望する利用者が前記シートに着座してツイスト運動または円運動を行う場合、前記スプリングの変形に抗する弾性復元力が不足する状況も想定される。
故に、万人向けの運動器具とは言い難く、前記シートの稼働時の始点、作用点に該当する前記上端部の下側に係着された前記スプリングの上端と、前記円筒状接続部の上側に係着された同スプリングの下端との距離が近接している点、前記シートの円周方向に向けた傾動時に前記容器の外壁と前記レセプタクルの内壁とが当接した時点で前記シートの傾動が小幅な角度に制限される点から、特に、大きな円周を描く旋回運動に適した運動器具とは言い難い。
【0011】
特許文献3に記載の椅子型運動器具では、前記回転体の中心から離れた箇所にベアリングが内蔵された前記偏心筒取り付け部が斜設されていること、その偏心筒取り付け部の上方に前記偏心筒が回転自在に取り付けられ、その上部に前記座体が設置されていることから、前記電動機の起動によって前記座体が円周方向の外側へ傾いた状態で長円状に偏心した回転が自動的に開始される。
係る状態では、該座体に着座して両足を地に付けた態勢にある利用者の上半身が該座体の回転方向から外側斜め上方に投げ出されるように揺さぶられる円運動が機械的に実施され、この時、利用者自らが腰部を中心として左右に捻転するツイスト運動を並行して行うこともできる。
また、前記カバー部の外壁面と前記座体の外壁面とが前記ベローズによって跨設された状態で可動でありながら前記座体の自転が一定の範囲内で規制されるので、前記座体から利用者が脱落するなどの事故を未然に防止することができる。
しかしながら、前記偏心筒取り付け部には前記回転体の上面に斜設された元来の傾斜角を異なる角度に変更する構造の付設を欠く。
【0012】
例えば、前記座体の偏心回転を主に担う前記偏心筒取り付け部を着脱可能に構成するとともに異なる傾斜角の偏心筒取り付け部を複数種備えた場合を仮定する。
この場合、利用者が前記座体から離れて該座体を取り外し、前記カバー部を取り外した後に、異なる傾斜角の偏心筒に付け替える手間が生じる。
また、前記電動機は反転する機能が備わるものの、あくまでも機械による回転であることから、多様な利用者の都度の意思または要望に応じた運動強度でツイスト運動や円運動が実施できる運動器具とは言い難く、8の時を描く旋回運動の実施に要する構造も欠く。
さらに、構造体に電動機が含まれるので、前述した2件の特許文献と比べて重量増となることは避けがたく、係る構造の椅子型運動器具では日常生活上での食卓用の椅子または事務やパソコン用の椅子機能を兼ねる考慮を欠く。
故に、医療機関でのリハビリ用など、特定の状況下での椅子型運動装置としての利用はあり得るが、日常生活において椅子機能を兼ねる運動器具にはなり得ない。
【0013】
特許文献1に記載のフィットネス椅子では、旋回運動時に上半身を円周方向の外側に投げ出すように揺さぶる構造を欠く点、長円を描く円運動を行うための構造を欠く点、前記着座部に着座した利用者の動作方向に抗して働く弾性復元力(応力・抗力)が作用する構造を欠く点から、腹直筋ならびに外腹斜筋を効率的に鍛錬して強化し得る運度器具とは言い難い。
また、特許文献2に記載の腰の強化に使用される椅子では、前記シートに着座した利用者の動作に抗して生じる弾性復元力を担う前記スプリングが付設されてはいるものの、該スプリングに備わる弾性復元力は一定であり、可変または調節する構造の付設を欠く点から、様々な体格または体力の利用者または利用時の都度の意思や状況に応じて、前記スプリングに備わる弾性復元力が適切に可変あるいは調節された状態を提供し得る運動器具とは言い難い。
さらに、特許文献3に記載の椅子型運動器具では、前記シートの傾斜角を調節したり、前記回転体の回転軸から前記偏心筒取り付け部(偏心筒)の距離を変更して前記シートが偏心して回転する際の円周の大きさを可変する構造を欠く点、構造上8の字を描く旋回運動の実施が不可能な点、利用者の動作に抗する応力が作用する構造の付設を欠く点から、不特定多数の利用者が都度に所望する運動形態または運動強度に適切に応じ得る運動器具とは言い難い。
【0014】
本発明は以上で述べた公知文献が抱える問題点を解決すると同時に、長円または8の字を描く旋回運動ならびに腹腰回りを左右に捻じるツイスト運動などの実施時に、前記第1支柱または第2支柱の変形に抗する弾性復元力を可変もしくは調節することができる構造の具備を課題とする。
さらに、本発明の目的は多様な利用者の体重や体力もしくはその時々に所望する運動強度あるいは都度の状況に応じて前記第1支柱または第2支柱の変形に抗する弾性復元力を適切な状態(弾力)に容易な作業で調節もしくは可変することができるとともに安全性を兼ね備え機能的に優れた椅子型運動器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
請求項1に記載の体操ができる椅子では、脚部と、この脚部の上部に立設される弾性を有する素材を使用して柱状に形成された第1支柱と、この第1支柱の上部に接続される座面を有する座席からなり、棒状のバネ材が収容できる開口が開設された複数のバネ挿入孔が前記第1支柱の縦方向に内設され、さらに、前記座面の中央付近には座席開口部が貫設されている。
【0016】
前記構成では、前記バネ挿入孔に開設た前記開口の内寸>外寸に設えるとともに弾性に富むゴム系の素材を使用して棒状に形成たバネ材を別設することが望ましい。
係る構造では、前記座席の裏面(座席開口部の下側)と前記第1支柱の上端との接合面を確保するために、前記座席開口部の貫設範囲<前記第1支柱の横断面に作ることが好ましい。
また、前記座席開口部を前記座面の中央付近に貫設する場合、前記バネ挿入孔の上端に係る開口を開設することが好ましい。
【0017】
請求項2に記載の体操ができる椅子では、脚部と、この脚部の上部に立設される第2支柱と、この第2支柱の上部に接続される座面を有する座席からなる椅子であって、前記第2支柱は、弾性を有する素材を使用して筒状に形成された弾性体と、この弾性体の上端以下の外壁または内壁のいずれか一方あるいは外壁および内壁の双方に周設されとともに棒状のバネ材が収容できる開口が開設され、かつ前記弾性体の変形に従動する素材で筒状に形設された複数の収容部とからなり、さらに、前記座面の中央付近に座席開口部が貫設されている。
【0018】
前記構成では、前記弾性体と前記収容部は同素材を使用して一体成型で設えることが好ましく、係る収容部に開設る開口の内寸>外寸に設えるとともに弾性に富むゴム系の素材を使用して棒状に形成たバネ材を別設することが望ましい。
係る構造では、前記座席の裏面(座席開口部の下側)と、前記弾性体の上端との接合面を確保するために、前記座席開口部の貫設範囲<前記弾性体の横断面として作ることが好ましい。
また、前記座席開口部を前記座面の中央付近に貫設する場合、前記収容部の上端に係る開口を開設することが好ましい。
【0019】
請求項3に記載の体操ができる椅子では、脚部と、この脚部の上部に立設される弾性を有する素材を使用して柱状に形成された第支柱と、この第支柱の上部に接続される座面を有する座席とからなる椅子であって、前記第3支柱は、この第3支柱の縦方向に内設される棒状のバネ材が収容できる開口開設した複数のバネ挿入孔と、前記第3支柱の上端以下の外壁の一部に周設される該第3支柱の外壁を包囲するとともに横方向に突出する座席接合部と、この座席接合部の上方または下方あるいは上下双方の前記第3支柱の外壁に横設される1以上の突起とからなり、前記第3支柱の上部に被嵌した状態で前記座席接合部の上部と対峙する箇所に摩擦面を設けた支柱嵌入孔が開設され、かつ前記突起の配置に対応した箇所に配設されるとともに該突起が遊嵌する間隔の突起揺動溝横設した筒状の支柱収容器を設け、前記座面の中央付近に座席開口部貫設して、この座席開口部の下側に前記支柱収容器を垂設した座席が設けられている。
【0020】
前記構成では、ゴム系の素材を使用して異なる肉厚に形設た突起を複数種設けるとともに前記第支柱の外壁と係脱(着脱)自在に構成することが望ましい。
その場合、前記第支柱の外壁の複数箇所と前記突起の双方に係脱手段講じ、前記第支柱に設けた係脱手段の配設箇所および数に対応した配置の突起揺動溝前記支柱収容器に増設ることが好ましい。
【0021】
請求項4に記載の体操ができる椅子では、脚部と、この脚部の上部に立設される弾性を有する素材を使用して作られた第4支柱と、この第4支柱の上部に接続される座面を有する座席とからなる椅子であって、前記第4支柱は、弾性を有する素材を使用して筒状に形成された弾性体と、この弾性体の上端以下の外壁または内壁のいずれか一方、あるいは該弾性体の外壁および内壁の双方に周設されるとともに棒状のバネ材が収容できる開口が開設され、かつ前記弾性体の変形に従動する素材で筒状に形設された複数の収容部と、前記弾性体の上端から、外壁側に周設されている前記収容部の上端にかけた前記弾性体の外壁の一部に周設される該弾性体の外壁を包囲するとともに横方向に突出する座席接合部と、この座席接合部の上方または下方、あるいは上下双方の前記弾性体の外壁に横設される1以上の突起とからなり、前記第4支柱の上部に被嵌した状態で、前記座席接合部の上部と対峙する箇所に摩擦面を設けた支柱嵌入孔が開設され、かつ前記突起の配置に対応した箇所に配設されるとともに該突起が遊嵌する間隔の突起揺動溝を横設した筒状の支柱収容器を設け、前記座面の中央付近に座席開口部を貫設して、この座席開口部の下側に前記支柱収容器を垂設した座席が設けられている。
【0022】
前記構成では、前記座席接合部の上端の外側縁部の周辺に複数の突起突設るとともに前記第支柱あるいは弾性体の外壁寄りに前記座席接合部の上端が露出する空間を設けることが好ましく、係る空間硬質かつ平滑に作ることが好ましい。
また、ゴム系の素材を使用して異なる肉厚に形設た突起複数種用意して、前記座席接合部の上端と係脱(着脱)自在に構成ることが好ましい。
【0023】
請求項1から4の構成を受ける請求項5に記載の体操ができる椅子では、前記脚部の上部から上方に向けて棒状の縦桟材が立設されるとともに、前記第1支柱または前記第2支柱または前記第3支柱または前記第4支柱の周囲を取り囲む1以上の規制手段を前記縦桟材に横設されている
【0024】
前記構成では、前記縦桟材ならびに前記規制手段にはアルミやステンレスなどの頑丈な素材使用ることが望ましい。
【0025】
前記構成では、円周を描く旋回運動時に前記第1支柱または第2支柱または第3支柱または第4支柱が傾動(傾斜・湾曲)した状態で前記規制手段の枠内に当接しながら回動することが想定されるので、該規制手段の形状を円形に形設することが望ましい。
【発明の効果】
【0026】
請求項1に記載の発明によると、前記第1支柱の縦方向(上下方向)には、棒状のバネ材が収容(納置)できる開口開設た複数のバネ挿入孔が内設されている。
例えば、係る第1支柱と同寸法の同素材で、空間または開口部内設ない同形状の柱状体は高密度(空洞の部位がない)であることから、弾性素材に特性として備わる屈折もしくは湾曲あるいは捻じれなどの変形に抗して(逆らって)働く弾性復元力(復原性)が強く作用する。故に、元位置または原形への復元力(復帰力)は高いものの、外力を加えて変形させるには力を要する。
【0027】
つまり、内部に空間を設けることなく弾性を有する素材で作られた同形状の高密度な柱状体に比べて、バネ挿入孔にバネ材未納置とした第1支柱には多くの空間に該当する複数のバネ挿入孔が内設されているので、空間率(空間が占める割合)が高く(多く)減勢た状態となる。
故に、空間もしくは開口内設ず、同素材で作られた同形状の柱状体に比べて、元位置または原形への復元力は低下する。一方で、曲げる際の柔軟性と可撓性が向上することから曲げやすく(撓みやすく)なる。
【0028】
よって、バネ挿入孔にバネ材少数納置もしくは未納置とした第1支柱では、長円もしくは8の字などの円周を描く旋回運動(回動運動)を行う際に円周方向に湾曲(屈折)させやすいこと、左右方向にねじ曲げて変形させやすいことから、係る状態の第1支柱を軸とした軽度の円運動(旋回・回動)を行う際に適しており、特に、ツイスト運動を行う時に相応しい。
ちなみに、係る状態では旋回運動時にツイスト運動を複合して実施することも容易に行える。
また、バネ材の納置数(納めておく数)に係わらず係る第1支柱が弾性を有する素材を使用して作られていること、旋回運動時の軸点が前記脚部の上部近傍に在ること、この時作用点(動作の対象となる部材)が前記座席の下部近傍に在ることから、前記座席に着座した利用者があらゆる円周を描く旋回運動を行う際の起点となる軸点と作用点(動く箇所)が上下方向の離れた箇所に位置される。
【0029】
したがって、上半身を円周方向の外側に大きく傾けた体勢での旋回運動時(回動運動)に費やす体力に加えて、係る第1支柱本体が変形に抗して原形に復帰する時に働く弾性復元力(弾性素材の特性)と、バネ挿入孔に納置したバネ材が変形に抗して原形に復帰する時に働く弾性復元力が付加される。
故に、前記座席に着座した姿勢で前記第1支柱本体ならびにバネ材に働く弾性復元力に抗して、長円あるいは8の時などの円周を描く旋回(回動)運動時または腹直筋ならびに外複斜筋回りを左右交互に捻転するツイスト運動時に上記1〜3で紹介した特許文献に比べて必然的に体力を要する。
そのため、同じ利用者が同じ時間を係る構造の体操ができる椅子を使用して旋回(回動)運動またはツイスト運動に費やした場合、上記1〜3で紹介した特許文献に比べて係る利用者の腹直筋および外複斜筋回りならびに広背筋の鍛錬がより効率化される。
【0030】
また、上端に開口開設た複数のバネ挿入孔を内設した第1支柱座席開口部の直下(座面の裏側)に接続る構造の場合、係る座席開口部の上面視から上端に開設た開口と、バネ挿入孔に納置たバネ材の総数ならびに配置を目視で確認することと、前記座席から立ち上がった姿勢で係るバネ材を出し入れして増減することができる。
それにより、旋回運動時に前記第1支柱が円周方向に撓む(曲がる)時、あるいはツイスト運動時に左右に捻じれる時の変形に抗して作用する弾性復元力を付勢(増強)あるいは減勢(減少)する時の作業が簡単かつ容易に行える。
【0031】
さらに、全てのバネ挿入孔が見える程度で座席開口部の貫設範囲<バネ挿入孔の上端に開口開設た第1支柱の横断面作るとともに座席開口部の直下に係る第1支柱接続る構造の場合、係る第1支柱の上端が座席開口部の上方、つまり前記座面の表面から突出することはない。
係る構造では、前記座面の裏側(座席開口部の直下)と係る第1支柱の上端との接合面が確保できるので、接着などの確実な固着手段を講じることが可能になる。
【0032】
ちなみに、係る開口上端に開設るとともに上下方向(縦方向)に複数のバネ挿入孔内設た第1支柱と、バネ挿入孔に納置た状態で上端に開設た開口から若干突出する全長(突出長10mm〜20mm)に作られたバネ材を用いる構成の場合、係るバネ材の突出長<座面の肉厚(30mm以上)に設けることで、上端に開設た開口から係るバネ挿入孔に納置した際に突出するバネ材の端部と前記座席に着座した利用者の臀部が接触する事態を回避できる。
故に、係る全長に作られたバネ材多数のバネ挿入孔に納置た状態であっても、前記座席に着座した利用者に不快感をもたらすことはなく、あらゆる円周を描く旋回運動(回動運動)あるいは左右交互に上半身を捻じるツイスト運動などを快適に行うことができる。
また、上端に開口開設た第1支柱と、バネ挿入孔に納置た状態で上端に開設た開口から端部が突出する全長に作られたバネ材と、係るバネ材の突出長を補う肉厚に作られた座面を有する座席を用いる構成では、バネ挿入孔に納置(納めておくこと)するバネ材の数量を増減して係る第1支柱の変形時に抗して作用する弾性復元力を事前に可変あるいは調節する場合、バネ挿入孔の上端に開設た開口から突出するバネ材の端部を摘まんで出し入れする時の作業性が向上する。
【0033】
さらに、上端に開設た開口に加えて、上端から若干下方の外壁に開口を開設してバネ挿入孔に向けて貫設するとともに一続きに設えることで、1つのバネ挿入孔に対して上端および若干下方の外壁の2箇所に開口を開設する策もある。
係る構造では、下側に開設た開口からバネ材の端部を突出(露出)させた状態で係るバネ挿入孔に納置することができる。
また、上端側に開設た開口からバネ材を納置した場合、前記座面から離れた上で、前記座席開口部から係るバネ材の納置数や配置を目視で確認する時の視認性が向上する。
ちなみに、上端から若干下側の外壁に開口を開設して、バネ挿入孔に向けて貫設るとともに一続きに設えた複数のバネ挿入孔内設し第1支柱を用いる構成では、利用者が前記座席に着座した姿勢で下側に開設されている開口からバネ材を出し入れして、係るバネ材の納置数を増減することが可能になる。
この場合、座席接合部の貫設を必ずしも必須としないので、前記座席の製造工程の時短あるいは金型の簡略化によるコストの縮減を図ることができる。
【0034】
詳しくは、バネ挿入孔の上端に開設た開口と上端から下側の外壁に開設た開口バネ挿入孔と一続きに設え、上端と下側の外壁の2箇所に開設た双方の開口からバネ材出し入れできる構造では、係るバネ材バネ挿入孔に納置た状態で上端側に開設た開口から端部が突出する全長を有する場合、下側の外壁に開設た開口から係る全長のバネ材バネ挿入孔に納置た状態では、係るバネ材の端部は下側に開設されている開口から突出する。
この場合、係る構造に形設た第1支柱の変形時に生じる弾性復元力を可変あるいは調整する際に、利用者が前記座席に着座した姿勢で下側に開設されている開口から係るバネ材を挿抜して納置数を増減する時の作業性が一層向上する。
一方、上端側に開設されている開口から係るバネ材を納置した場合、係るバネ材の上端が前記座席開口部の上方から目視で容易に確認できることから、係るバネ材の納置状態の視認性が向上する。
【0035】
また、前記座席に着座した利用者が長円または8の字などの円周を描く円(旋回・回動)運動もしくはツイスト運動を反復して行う場合、前記第1支柱本体が特性として有する弾性復元力(復原性)と、バネ挿入孔に納置たバネ材が特性として有する弾性復元力に抗する体力(筋力)を必然的に要することから、利用者の広背筋周りおよび腹直筋周りならびに外腹斜筋周りおよび中殿筋周り(以下、筋肉群)に対する複合的な筋トレが効率的に行える。
なお、8の字を描く旋回運動または腰部周辺を左右交互に捻るツイスト運動は筋肉群の強化を図ると同時に消化器官の蠕動運動を兼ねるので、便秘の解消や腰痛の予防や解消などの副次的な効果も奏する点から、ダイエットや腹部回りの引き締めによる身体の美観向上にも貢献する。
【0036】
請求項2に記載の発明によると、前記弾性体の外壁のみに収容部周設して係る収容部の上端に開口を開設る構造の第2支柱の場合、座席開口部の貫設を必ずしも必須としない。故に、前記座席の製造工程の簡略化によるコストの縮減が見込める。
一方、前記弾性体の内壁のみに収容部周設して係る収容部の上端に開口開設る構造の第2支柱あるいは前記弾性体の外壁と内壁の双方に収容部周設して、係る収容部の上端に開口開設る構造の第2支柱の場合、内壁側に周設されている収容部の上端に開設た開口が見える程度で座席開口部の貫設範囲<前記弾性体の横断面に形設することで、座席開口部の直下に前記弾性体の上端を接続した際に、係る弾性体の上端が座席開口部の上方、つまり前記座面の表面に突出することはない。
係る構造では、前記座面の裏側(座席開口部の直下)と前記弾性体の上端との接合面が確保できるので、接着などの確実な固着手段を講じることができる。
【0037】
ちなみに、内壁側に周設た収容部の上端に開設する開口前記弾性体の上端と同等の位置(高さ)に開設るとともに外壁側に周設た収容部の上端に開設する開口前記弾性体の上端から若干下側に配設る構造の第2支柱と、係る収容部に納置た状態で、上端に開設た開口から若干突出する全長(突出長10mm〜20mm)に作られたバネ材を用いる構成の場合、係るバネ材の突出長<座面の肉厚(30mm以上)に設けることで、内壁側に周設されている収容部の上端に開設た開口からバネ挿入孔に納置した際に突出する係るバネ材の端部と前記座席に着座した利用者の臀部が接触する事態を回避できる。
故に、係る全長に作られたバネ材多数の収容部に納置た状態であっても、前記座面に着座した利用者に不快感をもたらすことはなく、あらゆる円周を描く旋回運動(回動運動)あるいは左右交互に上半身を捻じるツイスト運動などを快適に行うことができる。
【0038】
係る構造では、外壁側の収容部の上端に開設た開口から納置する係る全長のバネ材の上端も突出することから、利用者が前記座席に着座した姿勢で外壁側に周設されている収容部の上端に開設た開口から係る全長のバネ材を出し入れして納置数を増減することができる。
そのため、前記弾性体の外壁のみに収容部周設して係る収容部の上端に開口開設る構造の第2支柱あるいは前記弾性体の外壁と内壁の双方に収容部周設して係る収容部の上端に開口開設る構造の第2支柱の変形時に生じる弾性復元力を調整する時の作業性が向上する。
ちなみに、係る収容部前記弾性体の外壁のみに周設る構造の第2支柱と、係る収容部に納置た状態で上端に開設た開口から若干突出する全長に作られたバネ材を用いる構成の場合、必ずしも座席開口部の貫設を必須としない。
したがって、前記座席を薄型かつ軽量に作ることと、製造工程の簡略化を図ることが可能になる。
【0039】
また、前記弾性体と前記第1支柱同素材を使用して同寸法の同外形に形設た場合、係る第1支柱は複数のバネ挿入孔縦方向(上下方向)に内設た柱状体に形設されていることに対して、前記弾性体は外壁と内壁の2箇所に壁面を有し内壁の内側に空間を有する筒状に形成されている。
したがって、前記第1支柱に比べて剛性は若干劣るものの、壁面数と壁面面積が増加する点から、バネ挿入孔と同様の役割を担う収容部の周設箇所を内壁あるいは外壁のいずれか一方、もしくは内壁および外壁の双方にと、これら収容部の周設数と配置する壁面の選択肢が多様化する。
【0040】
さらに、収容部前記弾性体の変形に従動する素材で形設したことから、係る収容部周設る壁面に関わらず、係る収容部に納置たバネ材は前記座席に着座した利用者の動作に応じて変形する。
係る状態では、弾性を有する素材で作られた弾性体本体に特性(復原性)として備わる弾性復元力に加えて、係る収容部に納置たバネ材に特性(復原性)として備わる弾性復元力が付加される。
反して、係る収容部にバネ材未納置とした状態の第2支柱では、前記弾性体が弾性を有する素材を使用して筒状に形成されている点、係る収容部棒状のバネ材が収容できる細長い形状に設えるとともに前記弾性体の変形に従動する素材で形設した点から、前記第2支柱 (弾性体)の変形時(前記座席に着座した利用者の動作)に係る収容部が大きな影響を及ぼすことはない。
【0041】
例えば、前記第1支柱と前記弾性体の外寸が同一で、バネ挿入孔と収容部の内寸同一に形設た場合、係る収容部前記弾性体の内壁と外壁の双方に周設する第2支柱では、係るバネ挿入孔の内設数に比べて、係る収容部の周設数が上回ることは明確である。
また、係る収容部外壁または内壁のいずれか一方に周設する第2支柱に比べて、係る収容部内外壁の双方に周設する第2支柱の場合、係る収容部の周設数が増加る点から、バネ材の絶対納置数(納めて置く総数)を増量することができる。
そのため、係る収容部前記弾性体の外壁あるいは内壁のいずれか一方に周設た第2支柱に比べて、係る収容部前記弾性体の内外壁の双方に周設た第2支柱の変形時に抗して働く弾性復元力の調節範囲が低弾性から高弾性まで一層広がることを利点とする。
特に、上端に開口開設た収容部が前記弾性体の内外壁の双方に周設され第2支柱と、係る収容部に納置た状態で上端に開設た開口から突出する全長を有するバネ材を用いる構成では、係る第2支柱に働く弾性復元力を僅かに付勢あるいは減勢して微調節する場合、前記座席に利用者が着座した姿勢で外壁側に周設された収容部の上端に開設係る開口から突出するバネ材の上端をつまんで出し入れすることで増減して対応し得る点から、係る状態での作業性ならびに利便性が向上する。
さらに、係る収容部にバネ材が未納置時(低弾性時)と全納置時(高弾性時)に働く弾性復元力の作用量(応力:物体に荷重が作用する時、物体内部にその荷重に抵抗してつり合いを保とうとする力)の差が増幅ことから、運動強度あるいは都度の状況における弾性復元力の作用量(係る第2支柱の変形時に働く応力の程度)を変化させる場合の選択肢がより豊富になる。
【0042】
一方、開口上端に開設た収容部前記弾性体の内外壁の双方に周設る構造の第2支柱の場合、係る収容部にバネ材未納置とした状態で変形方向に抗して働く弾性復元力は、前記弾性体弾性を有する素材で筒状に形成したこと係る収容部棒状のバネ材が収容できる細長い形状に設えるとともに前記弾性体の変形に従動する素材で形設したことから、同状態であることを前提に、前記弾性体の外壁もしくは内壁のいずれか一方に収容部周設る構造の第2支柱の変形時に抗して働く弾性復元力に相当する。
したがって、前記弾性体の内外壁の双方に周設た収容部にバネ材未納置とした状態の第2支柱では、体重が軽い利用者あるいは体力の弱い高齢者もしくは力の弱い女性などが前記座席に着座して長円または8の字などの円周を描く旋回 (回動)運動もしくはツイスト運動あるいは前後左右または斜め方向に直動する揺動運動などの軽度な実施時に適した低弾性(低弾力)を奏する。
【0043】
他方、前記弾性体の内壁と外壁の双方に周設た収容部の全てにバネ材納置た状態の第2支柱の変形に抗して生じる弾性復元力は、前記弾性体の外壁または内壁のいずれか一方に周設た収容部の全てに、バネ材納置た状態の第2支柱の変形に抗して生じる弾性復元力を上回る。
したがって、前記弾性体の内外壁の双方に周設た全ての収容部にバネ材納置た状態の第2支柱では、体重が重たい利用者あるいは体力が強い利用者もしくは強度の運動を所望する利用者などが前記座席に着座して長円もしくは8の字などの円周を描く旋回運動もしくはツイスト運動などの強度な実施時に適する高弾性を奏する。
【0044】
また、前記弾性体の外壁あるいは内壁のいずれか一方に収容部周設た第2支柱に比べて、前記弾性体の内外壁の双方に収容部周設た第2支柱では、係る収容部の周設数が増量されるので、変形方向に抗する弾性復帰力を付勢(増強)あるいは減勢(減少)する際にバネ材の納置数の増減を微調整して少しずつ変化させることができる。
さらに、係る収容部に対するバネ材の納置数の最大値と最小値の隔たりが広がることから、変形時に生じる弾性復元力の作用量の差 (最小値と最大値)が大きくなる。
したがって、前記弾性体の内外壁の双方に収容部周設た第2支柱にバネ材未納置とした状態と全ての収容部にバネ材納置た状態では、係る第2支柱の変形時に作用する弾性復元力(応力・復原性)は大幅に異なる。
故に、外壁あるいは内壁のいずれか一方に収容部が周設され第2支柱に比べて係る第2支柱の変形時に働く弾性復元力(応力・復原性)を大幅から小幅に変更することと、一層微細な調整ができるので、不特定多数の利用者の不規則な要望に応じて、より適切な状態(弾性復元力)に調節できることを利点とする。
【0045】
さらに、開口上端に開設た収容部が前記弾性体の内外壁の双方に周設され第2支柱の外壁側に周設た収容部を一定の間隔を隔てて配設し、係る収容部間に露出する外壁に開口を開設するとともに内壁側に周設た収容部まで貫設して一続きにする策もある。
この場合、係る構造の第2支柱と、係る収容部に納置た状態で上端に開設されている開口から突出する全長のバネ材を用いる構成では、係る収容部が前記弾性体の内外壁の双方に周設されていること、上端に開設た開口に加えて前記弾性体の外壁に開口開設るとともに、内壁側に周設た収容部と一続きに設えたことから、外壁側の収容部に納置たバネ材の端部は上端に開設た開口から突出し、内壁側の収容部に納置たバネ材の端部は外壁側に開設た開口から突出する。
係る構成では、外壁側の収容部の周設数が減少するものの、外壁側に周設され収容部の上端に開口開設した点、内壁側に周設され収容部には上端と外壁の2箇所に開口開設した点から、内外壁の双方に周設た収容部から係る全長のバネ材を出し入れする際に利用者が前記座席から離れることを必須としない。
したがって、係るバネ材の納置数を増減して係る第2支柱の変形に抗する弾性復元力を可変あるいは調整する際の作業性がより一層向上する。
ちなみに、係る構造では座席開口部の貫設を必ずしも必須としないので、前記座席を薄型かつ軽量に作ることができる。
また、前記座席の製造工程の簡略化とともに原材料の使用量の縮減による生産コストの削減を図ることも可能になる。
【0046】
例えば、眠前に筋弛緩運動を行うことで睡眠の質が向上することが一般に知られている。このような場合、利用者が自身の体重や健康状態を考慮した上でバネ挿入孔または収容部に納置するバネ材を少数とするか、未納置とすることによって前記第1支柱または第2支柱の変形に抗する弾性復元力を減勢させることができる。
よって、バネ材少数納置あるいは未納置とした状態の前記第1支柱または第2支柱では、ロッキングチェアーに代表される脱力した状態で前後左右または斜め方向に直動する軽度の揺動運動を行う際に相応しい低弾性を提供することもできる。
この場合、揺動運動が筋弛緩運動に該当するので、睡眠の質を改善すると同時にリラックス効果を得ることもできる。
【0047】
また、前記第1支柱あるいは収容部を前記弾性体の内壁のみに周設する第2支柱もしくは前記弾性体の内外壁の双方に前記収容部を周設する第2支柱であっても、バネ挿入孔あるいは収容部の上端に開口開設る構造の場合、上端に開設た開口からバネ挿入孔あるいは収容部の状況(バネ材の納置状況)と、係る収容部に納置たバネ材の端部が座席開口部の上面視から目視で確認できるので、バネ材の配置や納置数を判別して難なく変更することができる。
特に、前記弾性体の内外壁の双方に収納部周設する第2支柱では、係る収容部を配置する壁面が多様化すること係る収容部に納置するバネ材の数を増量できることから、係る第2支柱の変形時に生じる弾性復元力をより適切な状態に調節できる。
また、係る第2支柱の変形時に生じる弾性復元力を大幅に可変することもできる点から、不特定多数の利用者の都度の要望あるいは身体能力に応じ得る万能性を持つ。
【0048】
さらに、前記弾性体の内外壁の双方に収納部周設た第2支柱を用いる構成ではバネ材の納置数に係わらず、あらゆる円周を描く旋回運動時(回動運動)の軸点(起点)が前記脚部の近傍に在ること、この時、作用点が前記座席の裏面近傍の下側(係る第2支柱の上方)に在ること(起点と作用点の距離が上下方向に離れた状態)から、係る第2支柱の作用点ならびに利用者の身体(特に上半身)が円周方向の外側に大きく傾く体勢で円運動を行うことができる。
係る状態では、前記弾性体の内外壁の双方に収納部周設た第2支柱が円周方向に大きく傾動(変形)した状態から直立した姿勢に復帰(復原)する際に作用する強い弾性復元力に抗して身体を円周方向の外側に大きく傾けた体勢で旋回運動を行う利用者の腹直筋と外複斜筋回りならびに広背筋が必然的に鍛錬される。
故に、利用者の筋肉群に対する複合的な筋トレの実施が一層効率化ることから、さらなる体力(筋力)の強化を図ることができる。
【0049】
また、前記弾性体が筒状に形成されていること係る収容部が前記弾性体の動作に従動する素材で形設されていること、バネ材未納置あるいは納置数少ない状態とした第2支柱空間率(バネ材が納置されていない収容部)が多くを占めることから、可撓性と柔軟性に長けるので変形させやすい。
そのため、前記弾性体の内外壁に周設た収納部にバネ材が未納置あるいは少数納置とした状態にある第2支柱では、前記座席に着座した利用者が両足を地に付けた態勢で腰部回りを左右に捻じるツイスト運動を行う際に相応しい弾性復元力(低弾性)を奏する。
【0050】
例えば、請求項1または2に係る体操ができる椅子を使用して日常的に8の字や長円などの円周を描く旋回運動とツイスト運動を習慣的に実践すれば、前記第1支柱本体もしくは第2支柱本体(弾性体)の変形時に生じる弾性復元力に、これら支柱の変形に従動するバネ挿入孔あるいは収容部に納置たバネ材の変形時に生じる弾性復元力が付加されることで増強される弾性復元力に抗する利用者の腹直筋および外腹斜筋がより一層鍛錬され強化される。
この場合、身体能力の鍛錬、強化のみならず、ウエストラインが絞られ腰回りのくびれが強調される。
また、8の字を描く円運動またはツイスト運動は消化器官の蠕動運動も兼ねることから、便秘の解消などの副次的な効果も相まってスリムであると同時に健康的、また美観的にも優れた体型の維持を図ることが可能になる。これら効果は女性にとって特に喜ばしい。
【0051】
請求項3に記載の発明によると、座席接合部前記第3支柱の上端以下の外壁に周設して係る座席接合部の上方あるいは下方または上下双方の外壁に1以上の突起突設する構造では、係る第3支柱の上部に支柱嵌入孔を被嵌した状態で、係る座席接合部の上部と対峙する箇所に摩擦面設け点、係る突起の配置に対応するとともに、この突起が遊嵌する間隔の突起揺動溝支柱収容器に横設した点、係る構造の支柱収容器座席開口部の下側に垂設した点から、係る第3支柱と係る座席を着脱自在に構成することが可能になる。
係る構造では、第3支柱の上部に係る支柱嵌入孔を被嵌した状態で設置た係る座席は、係る座席接合部の上方で左右に遊転する。
さらに、係る座席接合部の上方または下方あるいは上下双方の外壁に係る突起1以上横設し点、これら突起横設た箇所に対応する配置の突起揺動溝横設係る支柱収容器座席開口部の下側に垂設した点から、係る座席接合部の上方で遊転する係る座席の回動に係る突起揺動溝が従動する。
したがって、係る突起揺動溝内に遊嵌され突起の肉厚あるいは突起揺動溝の間隔によって異なるが、係る座席の回動時のいずれかの時点で係る突起揺動溝内に係る突起が当接する。
【0052】
具体的には、上端以下の外壁に座席接合部周設して、この座席接合部の上方または下方あるいは上下双方の外壁に硬質な素材で作られた突起横設る構造の第支柱の上部に、係る支柱嵌入孔を被嵌して取り付けた係る座席(座面)に利用者が着座してツイスト運動を行う場合、係る座席の回動(回転)に従動する係る突起揺動溝の内側に硬質の突起が当接することによって外力が生じる。
係る状態では、係る突起が硬質な素材で作られている点、係る支柱は弾性を有する素材で作られている点から、係る突起と係る突起揺動溝の当接時に生じる外力が、係る第支柱の外壁を通じて第支柱本体に伝播る。
れにより、係る第支柱に特性として備わる弾性復元力とバネ挿入孔に納置しバネ材が有する弾性復元力の相乗作用が係る座席を反転させる抗力(弾性復元力・応力)に切り替わり、係る座面に着座した姿勢でツイスト運動を行う利用者に反映される。
【0053】
また、上端以下の外壁に座席接合部周設して、この座席接合部の上方または下方あるいは上下双方の外壁に弾性を有する素材で作られた突起横設る構造の第支柱の上部に、係る支柱嵌入孔を被嵌して取り付けた係る座席(座面)に利用者が着座した姿勢でツイスト運動を行う場合、係る座席の回動に従動する係る突起揺動溝の内側に弾性を有する突起が当接して外力が加わると同時に変形し始めた時点で、先ず係る突起に特性として備わる弾性復元力が作用して係る座席を反転させる抗力(弾性復元力・応力)に切り替わる。
続いて、係る突起の変形、すなわち外力が増すに伴って大幅に変形した状態から原形に復原する際に、係る突起に働く増幅された弾性復元力(座席を反転させる強い抗力)に加えて、係る状態の突起から係る支柱の外壁を通じて伝播される外力によって生じる、第支柱本体の変形に抗して働く弾性復元力と、バネ挿入孔納置たバネ材の変形に抗して働く弾性復元力の相乗作用が付加される。れにより、係る座席を一層強力に反転させる抗力(応力・弾性復元力)が働く。
【0054】
よって、硬質な素材で作られた突起を係る座席接合部の上方または下方あるいは上下双方の外壁に横設る構造の第支柱に比べて、前記第1支柱と同様に弾性を有する素材で作られた突起を係る座席接合部の上方または下方あるいは上下双方の外壁に横設る構造の第支柱では、係る座席の回転を反転させる抗力(弾性復元力・応力)がより増幅される。
【0055】
請求項4に記載の発明によると、座席接合部を弾性体の上端から、外壁側の収容部の上端にかけた弾性体の外壁に周設して、この座席接合部の上方、あるいは下方または上下双方の外壁に1以上の突起を突設する構造では、係る第4支柱の上部に支柱嵌入孔を被嵌した状態で、係る座席接合部の上部と対峙する箇所に摩擦面を設けた点、係る突起の配置に対応するとともに、この突起が遊嵌する間隔の突起揺動溝を支柱収容器に横設した点、係る構造の支柱収容器を座席開口部の下側に垂設した点から、係る第4支柱と係る座席を着脱自在に構成することが可能になる。
係る構造では、係る第4支柱の上部に係る支柱嵌入孔を被嵌した状態で設置した係る座席は、係る座席接合部の上方で左右に遊転する。
さらに、係る座席接合部の上方または下方、あるいは上下双方の外壁に係る突起を1以上横設した点、係る突起を横設した箇所に対応する配置の突起揺動溝を横設した支柱収容器を、座席開口部の下側に垂設した点から、係る座席接合部の上方で遊転する係る座席の回動に係る突起揺動溝が従動する。
したがって、係る突起揺動溝内に遊嵌される係る突起の肉厚、あるいは突起揺動溝の間隔によって異なるが、係る座席の回動時のいずれかの時点で係る突起揺動溝内に係る突起が当接する。
【0056】
上端以下の外壁に係る座席接合部を周設して、この座席接合部の上方または下方、あるいは上下双方の外壁に、硬質な素材で作られた突起を横設する構造の弾性体(第4支柱)の上部に、係る支柱嵌入孔を被嵌して取り付けた係る座席(座面)に利用者が着座してツイスト運動を行う場合、係る座席の回動(回転)に従動する係る突起揺動溝の内側に、硬質の突起が当接することによって外力が生じる。
係る状態では、係る突起が硬質な素材で作られている点、係る弾性体は弾性を有する素材で作られている点、収容部を係る弾性体の変形に従動する素材で形設した点から、係る突起と係る突起揺動溝の当接時に生じる外力が、係る第4支柱(弾性体) の外壁を通じて第4支柱本体、すなわち弾性体に伝播する。
それにより、係る第4支柱本体に特性として備わる弾性復元力と、収容部に納置したバネ材が有する弾性復元力の相乗作用が、係る座席を反転させる抗力(弾性復元力・応力)に切り替わり、係る座面に着座した姿勢でツイスト運動を行う利用者に反映される。
【0057】
また、弾性体の上端から、外壁側の収容部の上端にかけた外壁に座席接合部を周設して、この座席接合部の上方または下方、あるいは上下双方の係る弾性体の外壁に、弾性を有する素材で作られた突起を横設する構造の第4支柱の上部に、係る支柱嵌入孔を被嵌して取り付けた係る座席(座面)に利用者が着座した姿勢でツイスト運動を行う場合、係る座席の回動に従動する係る突起揺動溝の内側に、弾性を有する突起が当接して外力が加わると同時に変形し始めた時点で、先ず係る突起に特性として備わる弾性復元力が作用して、係る座席を反転させる抗力(弾性復元力・応力)に切り替わる。
続いて、係る突起の変形、すなわち外力が増すに伴って大幅に変形した状態から原形に復元する際に、係る突起に働く増幅された弾性復元力(座席を反転させる強い抗力)に加えて、係る状態の突起から係る弾性体 (第4支柱) の外壁を通じて伝播される外力によって生じる、係る第4支柱本体の変形に抗して働く弾性復元力と、収容部に納置したバネ材の変形に抗して働く弾性復元力の相乗作用が付加される。それにより、係る座席を一層強力に反転させる抗力(応力・弾性復元力)が働く。
【0058】
よって、硬質な素材で作られた突起を係る座席接合部の上方または下方、あるいは上下双方の係る弾性体の外壁に横設する構造の第4支柱に比べて、前記第1支柱と同様に、弾性を有する素材で作られた突起を係る座席接合部の上方または下方、あるいは上下双方の外壁に横設する構造の第4支柱では、係る座席の回転を反転させる抗力(弾性復元力・応力)がより増幅される。
【0059】
請求項1からの構成を受ける請求項に記載の発明によると、前記脚部の上部に縦桟材が立設され、この縦桟材に請求項1に係る第1支柱または請求項2に係る第2支柱または請求項3に係る第3支柱または請求項4に係る第4支柱(以下、第1・第2・第3・第4支柱)の周囲を取り囲む1以上の規制手段横設たことから、これら支柱の旋回時に円周方向に向けた傾動と旋回領域(湾曲・回動)が係る規制手段によって制限される。
詳しくは、請求項1からに係る第1・第2・第3・第4支柱が円周方向に傾斜(湾曲)しながら旋回(回動)する時の領域と、これら支柱が係る規制手段の枠内に当接した時点で湾曲(屈折)する時の起点が、係る規制手段を係る縦桟材の上方あるいは下方に横設するか否か、もしくは係る規制手段の枠内空間が広いか狭いかによって旋回範囲の制限が異なり、湾曲時(傾動時)の起点が座席開口部の下側から係る脚部の上側の間で上下する。
【0060】
一例として、前記座席に着座した利用者が円周方向に体を傾けながら旋回運動を行う場合、請求項1に係る第1支柱または請求項3に係る第3支柱ならびに請求項2または4に係る弾性体(第2・4支柱)が弾力性の素材で作られている点、バネ挿入孔が第1・3支柱に内設されている点、収容部が弾性体の変形 (振る舞い・動作)に従動する素材で作られている点から、旋回運動時の起点(軸点)は係る脚部の上側近傍に在り、力点(作用点)は前記座席開口部の下側近傍に在る。
係る状態の第1・3支柱または第2・4支柱では、これら支柱が有する全長の分、旋回時の軸点と作用点の隔たりが大きくなることから、上半身を大きく円周方向に傾けた態勢で大きな円周を描く旋回運動の実施に適する。
【0061】
一方、係る第1・3支柱の外壁もしくは弾性体の外壁に周設た収容部あるいは係る第2・4支柱の上部に露出する係る弾性体の外壁に近接する程度の狭い枠が備わる規制手段がこれらの周囲を包囲する構成では、係る第1・3支柱ならびに弾性体が弾力を有する素材で作られている点、収容部を係る弾性体の変形 (振る舞い・動作)に従動する素材で形設した点から、旋回運動中にこれら支柱の上部が係る規制手段の枠内に当接する公算が高くなる。
そのため、係る第1・3支柱の外壁もしくは係る弾性体の壁に周設た収容部あるいは前記第2・4支柱の上部に露出する前記弾性体の外壁が係る規制手段の枠内に当接した時点で、これら支柱が円周方向に向けて傾動(傾斜)する際の起点が上方に移行する。
故に、係る第1・3支柱もしくは第2・4支柱の円周方向に向けた傾動角が規制され、前記座席に着座した利用者が円周方向に旋回する領域が自ずと制限される。
したがって、意識して自身の振る舞いを制限せずとも一定の安全が保全されることから、前記座席に着座した利用者が長円あるいは8の字などの様々な円周を描く円運動もしくは前後・左右または斜め方向に直動する揺動運動を行う際の安全性が格段に向上する。
【0062】
係る構成では、係る第1・3支柱または第2・4支柱が係る規制手段の枠内に当接する箇所の近傍が、これら支柱が撓む(湾曲する)際の主たる起点にあたるので、係る規制手段を係る縦桟材に横設る位置(高さ)が同一である場合、係る規制手段の枠内空間が広いほど前記座席を含む請求項1からに係る第1・第2・第3・第4支柱が旋回運動中に円周方向に傾きながら回動する範囲が広くなり、これら支柱が弓なりに変形する角度(湾曲角)も大きくなる。
他方、横設る箇所が同位置で係る規制手段の枠内空間が狭いほど前記座席を含む請求項1からに係る第1・第2・第3・第4支柱が旋回運動中に円周方向に傾きながら回動する範囲が狭くなると同時に、これら支柱が弓なりに変形する角度(湾曲角)も狭くなる。
【0063】
さらに、前記座席に利用者が着座して大きな円周を描く旋回運動を実施する時に、請求項1からに係る第1・第2・第3・第4支柱が円周方向に湾曲(傾斜・屈折)する角度(屈折角・湾曲角)が過剰に大きくなることを予め防止できる。
そのため、旋回運動中に誤って利用者の臀部が前記座面から離れて転倒する、あるいは身近にある家具類などで身体を打撲するという様な事故を未然に回避することができる。
ちなみに、係る縦桟材の上部に、係る第1・3支柱あるいは係る第2・4支柱 (弾性体)の外壁に近接する程の狭い枠が備わる規制手段横設た場合、体重が極端に重たい利用者が前記座席に着座した時に、係る第1・3支柱の上方あるいは係る第2・4支柱 (弾性体)の上方の扁平(潰れ)が係る規制手段の上側で留まる。
この時、前記座面(座席)〜係る第1・3支柱あるいは第2・4支柱(弾性体)〜係る規制手段〜係る縦桟材〜係る脚部の順で係る利用者の体重、すなわち前記座席に対する加重が伝播される。
係る状態では、係る第1・3支柱あるいは第2・4支柱(弾性体)の上方の扁平(潰れ)が係る規制手段の上側で留まることから、係る利用者の安全ならびに、これら支柱が小規模ながらも円周方向に旋回する機能と前後左右または斜め方向に直動する機能と左右双方向の一定の範囲(前記突起揺動溝内に前記突起が当接するまで)で回転する機能が保全される。
【0064】
また、請求項1に係る第1支柱または請求項3に係る第3支柱、あるいは収容部を弾性体の内壁のみに周設する第2・4支柱では、外観上は通常の椅子支柱に比べて係る第1・3支柱または係る第2・4支柱は通常の椅子支柱に比べて若干大型な作りになるものの、これら支柱の外見からバネ挿入孔あるいは収容部が内設されていることは不可視である。そのため、違和感を覚えることはなく、インテリアとしての美観を損ねることもない。
【0065】
本発明は以上で述べた様々な機能が奏する作用による多様な効果をもたらすことを特徴とする。
したがって、前記座席に着座した利用者がツイスト運動あるいは長円または8の字などを描く円運動あるいは前後左右もしくは斜め方向に直動する揺動運動などの実施時に不可欠となる座席を下方から支持する従来の椅子支柱に変えて、着座と同時に上下方向の全域に働く加重(利用者の体重)に抗して働く弾性復元力と、利用者の発動と同時に変形に抗して働く弾性復元力を可変あるいは調節して付勢あるいは減勢することが容易な手順で実行できる構造の請求項1または2に係る第1支柱または第2支柱の提供を可能とした。
【0066】
加えて、係る座席接合部の上方もしくは下方あるいは上下双方の外壁に係る突起横設た請求項3に係る第支柱または請求項4に係る支柱のそれぞれの形態に共通で使用可能な請求項3または4に係る支柱収容器座席開口部の下側に垂設ことから、これら支柱と係る座席を着脱自在に構成することと、旋回運動時に働く弾性復元力とツイスト運動時に働く弾性復元力を概ね区別することを具現化した。
【0067】
また、係る縦桟材に横設される係る規制手段の付設より、請求項1からに係る第1・第2・第3・第4支柱の円周方向に向けた傾動と旋回範囲(回動領域)の制限による利用者の安全と、これら支柱の運動機能の保全を図る機能も備える。
これらの機能により、前記座席に着座した利用者が旋回運動中にツイスト運動を織り交ぜるような複合的な円運動あるいはツイスト運動もしくは様々な円周を描く旋回運動などを実施する際に、運動強度(弾性復元力)の選択肢(バネ挿入孔の内設数・収容部の周設数)が都度の要望に応じ得る多様性を具備する。
【0068】
例えば、請求項1またはに係る第1・3支柱または請求項2または4に係る第2・4支柱(弾性体)と、これら支柱の周囲を取り囲むとともに近接する程度の枠を有する規制手段を係る縦桟材の上方に横設る構造の前記座席に体重が重たい利用者が着座して長円または8の字を描く円周運動あるいはツイスト運動を行う場合を想定する。
この場合、係る規制手段の枠が前記第1・3支柱または第2・4支柱の周囲に近接する程に狭いこと、これら支柱 (弾性体)の上方の周囲が係る規制手段によって包囲されていることから、バネ挿入孔または収容部にバネ材小数納置あるいは未納置とした状態で空間が占める割合(バネ挿入孔あるいは収容部の総数>バネ材の納置数)が高く低弾性な状態にある係る第1・3支柱または第2・4支柱の上部に設置た前記座席に体重が重たい利用者が腰掛けた時に、これら支柱が変形する際の扁平の度合い(変形)が係る規制手段の枠内空間よりも大きくなった時点で係る規制手段の上方で留まる。
この時、前記座席に対する加重、すなわち利用者の体重が自動的に係る規制手段から係る縦桟材を通じて最終的に係る脚部へ伝播され、座席・規制手段・縦桟材・脚部に分散されるので、係る規制手段の下方に位置する第1・3支柱または第2・4の部位に扁平時(変形時)の影響がおよぶことはない。
係る状態では、上部が横方向に扁平(変形)した形状の係る第1・3支柱または第2・4支柱は係る規制手段を係る縦桟材に横設た箇所の上方を起点として自立した状態で左右横方向に捻じれる機能と、通常時に比べて小幅にはなるものの前後左右または斜め方向に直動する機能と、円周方向に傾きながら旋回する機能が保全される。
また、これら支柱が屈折あるいは倒伏することも係る縦桟材ならびに係る規制手段によって回避されるので利用者の安全も保全される。
【0069】
ちなみに、前述のバネ材と同等の外寸を有する硬質な素材で作られた棒材を複数用意して、開口上端に開設たバネ挿入孔もしくは収容部に、これら棒材を複数納置することで、係る第1・3支柱または第2・4支柱を傾動不能とすることも可能である。
この場合、本発明による体操ができる椅子を事務椅子や食卓椅子などの普段使いの椅子として使用する際の安全性が著しく向上する。
また、バネ挿入孔もしくは収容部の全長よりも若干短い全長の棒材を複数納置した場合、バネ挿入孔もしくは収容部の上方の一部が空間となり、係る第1・3支柱または第2・4支柱の上方の一部が左右方向に捻じ曲げやすい状態となる。
よって、ツイスト運動の実施が可能であり、かつ空間がバネ挿入孔もしくは収容部の内部上方の一部に限られることから、前記座席の過剰な傾動も起こり得ない。
したがって、ツイスト運動や小幅な円周を描く旋回運動など、軽度のストレッチが行える事務や食卓で用いられる普段使いの椅子としての機能も兼ね備える。
ちなみに、ツイスト運動時はバネ挿入孔もしくは収容部にバネ材未納置とした状態の第1・3支柱または第2・4支柱に元来備わる弾性復元力に匹敵する弾性復元力が利用者の回転方向に抗して作用する。
【0070】
本発明による体操ができる椅子では、従来の椅子支柱に該当する請求項1または3に係る第1・第3支柱が弾力性の素材を使用して柱状に形成され、請求項2または4に係る弾性体が弾力性の素材を使用して筒状に形成されている。
加えて、係る第1・第3支柱には複数のバネ挿入孔が内設されており係る第2・第4支柱を構成する弾性体の外壁または内壁のいずれか一方あるいは内外壁の双方には、係る弾性体の変形に従動する素材で作られた複数の収容部が周設されている。
したがって、8の字や長円などの大きな円周を描く旋回運動(円運動)とツイスト運動ならびに前後左右または斜め方向に直動する揺動運動あるいは円運動中に並行してツイスト運動を行うことも可能とし、係る状態でバネ挿入孔もしくは収容部に納置するバネ材の数を増減することによって、利用者の発動時から係る第1・第3支柱または第2・第4支柱の変形に抗する弾性復元力を多様に可変することと、微調整することを実現した。
故に、特許文献1に記載のフィットネス椅子が抱える問題点である長円あるいは8の字を描く円運動ならびに前後左右または斜め方向に直動する揺動運動を行うための構造を欠くことと、これらの運動時に利用者の動作方向に抗する応力(抵抗力)が作用する構造の付設を欠くことを解消した。
【0071】
また、特許文献2に記載の腰の強化に使用される椅子では接続部の上側と上端部とを接続するスプリングに働く弾性復元力を付勢あるいは減勢する構造の付設を欠くことから、様々な体重あるいは様々な体力の利用者または利用者の都度の意思や状況に応じて前記スプリングに作用する弾性復元力を可変することと、調節することが不可能であった。
しかしながら、請求項1または3に係る第1・第3支柱ならびに請求項2または4に係る弾性体が弾性を有する素材で作られ点、これら支柱の縦方向に棒状のバネ材が収容できる複数のバネ挿入孔もしくは収容部設け点、利用者の発動時からこれら支柱の変形に抗する弾性復元力をバネ材の納置数の増減によって可変、あるいは不特定多数の利用者に応じた適切な状態(弾性復元力)に調節する機能具備る点から、腰の強化に使用される椅子が抱える問題点を解消した。
さらに、利用者が前記座席に着座して床面に足をつけた態勢で重心を円周方向に傾けた状態で請求項1または3に係る第1・3支柱、あるいは請求項2または4に係る第2・4支柱が傾動する起点が前記脚部の上方近傍に在り、作用点(動く箇所)が前記座席の下方近傍にある点から、大きな円周を描く旋回運動を可能とし、前記腰の強化に使用される椅子が抱える問題点を少なからず解消した。
【0072】
特許文献3に記載の椅子型運動器具では電動機に反転する構造が付設されてはいるものの、偏心筒取り付け部が回転体の上面に斜設された状態で傾斜角を可変する構造の付設を欠く。
加えて、シートの取り付け時の傾斜角も固定されており、回転体の回転軸から偏心筒取り付け部(偏心筒)の距離を変更してシートの回転時の円周の大きさを可変する構造の付設をも欠く。
したがって、電動機の起動によって自動的に発動される円運動中に、ベローズによって自転を制限された範囲内でツイスト運動の実施を可能とする。
一方で、前後左右または斜め方向に直動する揺動運動ならびに8の字や長円などの不規則な円周を描く旋回運動を行うことは構造上不可能である。
【0073】
しかしながら本発明による体操ができる椅子では、従来の椅子支柱に変えて弾力性の素材で形成た柱状体と、この柱状体に内設され複数のバネ挿入孔から第1支柱構成した点、また、弾力性の素材で筒状に形成た弾性体と、この弾性体の変形(振る舞い)に従動する素材で形設るとともに係る弾性体の外壁または内壁のいずれか一方あるいは内外壁の双方に周設され複数の収容部で第2支柱構成した点から、長円または8の字などの様々な円周を描く旋回運動はもちろんのこと、旋回運動中に図らずとも利用者の上半身が円周方向の外側に傾く体勢での実施を可能とした。さらに、ツイスト運動ならびに前後左右もしくは斜め方向に直動する揺動運動の実施までをも可能とした。
また、前述した各種運動を複合して実施する際に、係る第1・第3支柱または第2・第4支柱の動作方向(変形方向)とは逆方向に作用する抗力(弾性復元力)をバネ材の納置数を増減することによって付勢もしくは減勢して調節あるいは可変する機能を具備する。
ちなみに、開口上端に開設たバネ挿入孔もしくは収容部を用いて構成する第1・第3支柱または第2・第4支柱では、前記座面の中央近傍に座席開口部を貫設た点から、係る座席開口部の直下にこれら支柱固着た場合、前記座面の上面視からバネ挿入孔または係る弾性体の内壁側に周設た収容部に納置されているバネ材の納置数の判別を可視化し、同時に係るバネ材を出し入れ(増減)する際の作業性まで向上させることを具現化した。
【0074】
加えて、係る支柱または第支柱(弾性体)の上端以下の外壁に係る座席接合部周設るとともに、この座席接合部の上方または下方あるいは上下双方の外壁に係る突起突設たこと、係る突起に対応する配置の突起揺動溝ならびに摩擦面設けた支柱嵌入孔からなる支柱収容器座席開口部の下側に垂設たことから、係る第支柱または第支柱(弾性体)の上部に支柱嵌入孔を被嵌して前記座席を設置した際に、係る座席接合部の上部と係る摩擦面が当接した状態で左右方向の一定範囲で回動可能に支持される。
また、係る支柱または第支柱と係る座席を着脱自在に構成できる点を利点とする。
係る構成では、旋回運動時に係る支柱または第支柱の円周方向に向けた傾動に抗して元の位置に復帰する際に生じる弾性復帰力と、ツイスト運動時に係る突起が変形に抗して原形に復元する際に生じる弾性復元力を概ね分類することができる。
【0075】
ちなみに、係る突起がゴムなどの弾性を有する素材で作られた場合、ツイスト運動時に係る座席を反転させる係る支柱または第支柱(弾性体)本体に特性として備わる弾性復元力に、係る突起の変形時に働く弾性復元力が付加される。
したがって、請求項1または2に係る体操ができる椅子を使用してツイスト運動を実施する際に比べて、利用者の腹直筋および外腹斜筋ならびに広背筋まわりの強化・鍛錬がより効率的に促進される。
【0076】
さらに、前記座席に着座した利用者の動作に従動する第1・第3支柱または第2・第4支柱が円周方向に旋回する範囲および傾動量(傾斜角)を制限する機能を合わせ持つ規制手段の付設によって利用者の体重などの加重を起因とする第1・第3支柱または第2・第4が扁平する変形時に、これら支柱が左右に捻じれる機能と、小幅ながらも前後または左右または斜め方向に直動する機能ならびに円周方向に傾きながら回動する機能を保全すると同時に運動中の利用者の安全性を格段に向上させることを実現した。
【0077】
したがって、第1・第3支柱または第2・第4と、縦桟材ならびに規制手段を用いて構成た体操ができる椅子は運動用に限定されず、利用者がほぼ静止した状態で用いられる事務用や食卓用などのあらゆる用途に活用できる有用性ならびに多能性を兼ね備える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0078】
まずは第1支柱3類を使用した第1実施形態もしくはそれらに関する変形例について本明細書に添付した図面に沿って説明する。
図1は座席5を含む第1支柱3の静止時の姿勢を上方から見た体操ができる椅子1の斜視図、図2は座席接合部3b上端に突設た第1支柱3/1または図1下方で示す第1支柱3/2と、これら支柱の上部に接続た座席5が円周方向に傾きながら回動する様子を示す概略想定斜視図である。
【0079】
図3には、座席5を含む第1支柱3/1または3/2が静止した姿勢で脚部2または2/1の上面の複数箇所に凹設た縦桟材接合孔6/1に緊合された複数本の縦桟材6の上方に円形の枠状を呈する規制手段6a固設た体操ができる椅子1の概略斜視図が示されている。
図4には、規制手段6aによって湾曲角(傾動角・傾斜角)と旋回領域を制限された第1支柱3/1または3/2と、これら支柱の上部に設置た座席5が円周方向に傾きながら旋回する様子を示す概略想定斜視図が示されている。
【0080】
続いて、座席開口部5aの裏面(座席開口部5a直下)に接合される図中の斜線で描写する接着面6zをバネ挿入孔3aの外周縁部に有し、弾性部材3d/1〜3d/3(図11下方参照)または螺旋状で縦長のコイルスプリング3d/4(図示せず)を出し入れするための開口3a/1上端に開設して、接着面6zの内側に内設た多数のバネ挿入孔3aからなる第1支柱3の部分拡大斜視図が図5上方に示されている。
また、図5中ほどには図中のカギ線矢印コネクタで収容先を示す弾性部材3類の一種である長手の円柱棒状に形成た弾性部材3d/1の部分拡大斜視図が示されている。
さらに、ゴム系の素材を使用して第1支柱3上端の周囲を包囲する略ドーナツ状に作られた座席接合部3b外壁31と一体化もしくは固着によって突設た第1支柱3/1上方要部の部分拡大斜視図が図5下方に示されている。
ちなみに、以下で説明する実施形態もしくはそれらに関する変形例では図11下方で示す弾性部材3d/1〜3d/3は弾質性に富むゴム系の素材を使用して棒状に作られており、コイルスプリング3d/4は弾性部材3d/1〜3d/3と同等の外寸で金属系の素材を使用して作られており、第1・第2実施形態で共通して採用される。
【0081】
なお、第1実施形態の図中で示す第1支柱3および3/1〜3/5または3/7または3/10、あるいは第3支柱3/6または3/8・3/9に内設されバネ挿入孔3aの基本的な構造は、上端に開設た開口3a/1と、上下方向に長い空間と、下端に設けた弾性部材3d/1〜3d/3(図11参照)またはコイルスプリング3d/4(図示せず)の抜け落ちを防止する底蓋の機能を担う終点3k(図示せず)から構成されている。
一方、第1支柱3の上端に開設た開口3a/1から若干下方の外壁31に弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4が出し入れできる内寸に開設た開設口3zをバネ挿入孔3aと同数周設するとともにそれぞれのバネ挿入孔3aに向けて貫設して一続きにすることで、開口3a/1ならびに開設口3zの双方から弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の出し入れができる構造に作られた第1支柱3/10要部の斜視図が図32の上方に示されている。
ちなみに、以下で示す第1実施形態またはそれらに関する変形例において、開口3a/1ならびに開設口3zの双方開設たバネ挿入孔3aを共通で採用してもよい。
【0082】
また、上端に開設た方形状の開口3a/3と、縦長で平板状の板バネ3tもしくは3t/1を納置する縦長で方形状の空間と、板バネ3t類の抜け落ちを防止する底蓋の機能を担う終点3k(図示せず)からなる多数の板バネ挿入孔3s内設た第1支柱3/xが図21上方の左側に示されている。
図21上方の右側には、外壁31と内壁32と、内壁32の内側縦方向に設けた空間3hからなる円筒状の弾性体30と、外壁31と内壁32の間隔の環状に周設た多数の板バネ挿入孔3sからなる第1支柱3/yが示されている。
ちなみに、以下で示す第1支柱3類を用いる実施形態またはそれらに関する変形例において、第1支柱3/xもしくは3/yを用いる策もある。
その場合、第1支柱3/xおよび3/yの上端から若干下方の外壁31に板バネ3t類が出し入れできる内寸の開設孔3z(図示せず)を開設して図32の図示例で示す第1支柱3/10と同構造に設える策もある。(図示せず)
【0083】
なお、第1支柱3ならびに3/1〜3/または3/7または3/10、あるいは第3支柱3/6または3/8・3/9、あるいは第1支柱3/xおよび3/yの下端から適度上方までの外壁31には図7下方の図示例で示す螺子3fが刻設されている。(一部図示せず)
以下で示す他の実施形態もしくはそれらに関する変形例では、硬質性の素材を使用して螺子3fが螺着する螺子管2d(図示せず)支点3w(図1参照)下方の内部に螺設して、上部に凹状の縦桟材接合孔6/1複数凹設た脚部2・2/1が第1ならびに第2実施形態において共通で用いられる。
また、座面5c・5c/1の中央付近に貫設た座席開口部5a・5a/1と、左右両側面に貫設た把手5bを有する座席5・5/1が第1・第2実施形態において共通で用いられる。
【0084】
図19上方には、上端に開設た開口3a/1と縦長の空間下端に設けた終点3kからなるバネ挿入孔3a多数内設して、弾質性に富むゴム系の素材を使用して角柱状に形成た第1支柱3/7が示されている。
一方、図17下方には外壁31および内壁32と、内壁32内側の縦方向に位置する空間3hからなる角筒状に形成た弾性体30/2と、開口3a/1上端に開設た複数のバネ挿入3a外壁31と内壁32の間隔の環状に周設、弾性体30/2の上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てて複数横設た平板状の突起3vと、これら突起3vから適度下方の外壁31に固着あるいは一体化で周設た座席接合部3bからなる第支柱3/9が示されている。
係る構造では、弾性体30/2および突起3ならびに座席接合部3bは弾力性に富むゴム系の素材を使用して作られている。
また、第1支柱3/7または第3支柱3/9を以下で示す第1実施形態あるいはそれらに関する変形例において共通で用いる策もある。
【0085】
さらに、上端から適度下方の外壁31に横設た複数の突起3vと、これら突起3vから適度下方の外壁31に固着あるいは一体化で周設た座席接合部3bからなる第支柱3類(3/9を除く)を第1実施形態もしくはそれらに関する変形例において共通で用いる策もある。
なお、以下で紹介する第1実施形態もしくはそれらに関する変形例において、同構造で同形状の脚部2・2/1は脚部2と称し、同じく座席5・5/1は座席5と称し、同じく座面5c・5c/1は座面5cと称し、同内寸に貫設た座席開口部5a・5a/1は座席開口部5aと称する。
【0086】
図1から4示す体操ができる椅子1の図示例で用いられる第1支柱3類の一例として、第1支柱3の上端に座席接合部3b突設た第1支柱3/1が図5下方に示されている。
また、異なる構造の一例として、円筒状に形成た弾性体30の外壁31と内壁32との間隔の環状に周設るとともに上端に開口3a/1開設た多数のバネ挿入孔3aと、上端に突設た座席接合部3bからなる第1支柱3/2が図19下方に示されている。
【0087】
図5または17では開口3a/1(バネ挿入孔3a)に納置(納めておくこと)するために縦長の円柱棒状に形設た弾性部材3d/1の概略斜視図が紹介されている。
しかしながら、弾性部材3d類の形状は円柱棒状に限定されることはなく、例えば、図11下方で示す三角柱の棒状に形成た弾性部材3d/2または角柱の棒状に形成た弾性部材3d/3のように、ゴム系の素材を使用して縦長の棒状に形成るとともに開口3a/1または開設口3zから出し入れできる外寸および全長であれば形状には拘らない。
ちなみに、バネ挿入孔3aに設けた開口3a/1または開設口3zからの出し入れが容易にできる外寸および全長に作られたコイルスプリング3d/4(図示せず)を弾性部材3d類の代用とする策もある。
【0088】
第1支柱3ならびに3/1〜3/5または3/7または3/10もしくは第1支柱3/xおよび3/yは弾質性に富むゴム系の素材を使用して作られている点、バネ挿入孔3aあるいは板バネ挿入孔3sが内設されている点から、座席5に着座した姿勢でこれら支柱を軸として腰部回りを左右に捻じるツイスト運動と、身体を円周方向の外側に傾けた態勢で様々な円周を描く旋回運動 (円運動)を自在に行うことができる。
したがって、第1支柱3ならびに3/1〜3/5または3/7または3/10の場合、バネ挿入孔3aに納置するバネ材には、あらゆる方向に向けた傾動(変形)に抗する弾性復元力が同様に作用するゴム系の素材を使用して円柱棒状に形成た弾性部材3d/1を選択することが好ましい。
また、図2で示す第1支柱3/xならびに3/yに内設た板バネ挿入孔3sに納置するバネ材には、板バネ挿入孔3sに納置た状態で遊嵌するゴム系の素材を使用して長手の平板状に作られた板バネ3t/1を選択することが好ましい。
【0089】
第1実施形態で紹介する座席5の図示例では、利用者が着座する位置に当たる座面5cの中央付近に略円形状の座席開口部5aが貫設されている。
係る構造で、弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3tまたは3t/1を開口3a/1もしくは3a/3から若干程度突出する全長に設定する場合、図5下方で示す第1支柱3/1の上端に座席接合部3bを突設するとともに接着面6zよりも上方に嵩上げして開口3a/1または3a/3と座席開口部5a(座面5c)の裏面との間隔に空間を設けることが好ましい。
この場合、弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3tまたは3t/1バネ挿入孔3aもしくは板バネ挿入孔3sに納置た状態で上端が開口3a/1または3a/3からから若干突出する全長であっても、座席接合部3b上端に突設図5下方の図示例で示す第1支柱3/1であれば対処することができる。
ちなみに、他の第1支柱3類の上端に座席接合部3bを突設することで第1支柱3/1と同構造に設えて代用する策もある。
【0090】
具体的には、第1支柱3類の上端から座席接合部3bの突出長を30mm程度の丈(高さ)に設定するとともに図5上方で示す第1支柱3を同図下方で示す第1支柱3/1上方要部の斜視図で示すように、座席接合部3bの下側と第1支柱3類の外壁31の上側とを一体で成型することが望ましい。
係る構造では、図2〜4ならびに6で示す座席接合部3b上端に突設た第1支柱3/1あるいは座席接合部3b上端に突設た第1支柱3/2(図19下方参照)が座席開口部5aの直下で座席5の裏面と確実に接合され接続されれば問題ない。
【0091】
係る構造を受けて、弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t・3t/1の全長を、一端が終点4kに当接した状態で他端がバネ挿入孔3aの上端に開設た開口3a/1あるいは板バネ挿入孔3sの上端に開設た開口3a/3から概ね10mm〜20mm程度突出する全長に設定することが可能になる。
それにより、開口3a/1から突出する弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t・3t/1の上端を摘まんで座席開口部5aから出し入れする際の作業性が向上する。
係る構造では、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t・3t/1の両端に第1支柱3類の上端部の色彩とは異なる着色を施すことで座席開口部5aからの視認性が良好になり、第1支柱3類の変形に抗して働く弾性復元力を予測する際の利便性が向上する。
なお、以下で示す他の実施形態もしくはそれらに関する変形例において、同形状で同丈を有する座席接合部3bならびに一端が終点4kに当接した状態で他端が開口3a/1から概ね10mm〜20mm程度突出する全長の弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t・3t/1用いる構成を共通で採用する策もある。
【0092】
係る構成では、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類の一端が終点3kに当接した状態で、開口3a/1から10mm〜20mm程度突出する弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類の他端が図12下方で示す座席開口部5aまたは略方形状に貫設た座席開口部5a/2から突出する事態にはなり得ない。
故に、利用者が座席5に腰掛けた際に弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類の上端が利用者の臀部に刺さったり、当たったりする不具合が生じることもない。
したがって、利用者が座面5cに着座してツイスト運動あるいは立体的な旋回運動を行う際に臀部に触れる物体がないので不快感をもたらすことはない。
【0093】
また、第1支柱3類の上端に座席接合部3bを突設する構造の利点として、開口3a/1から概ね10mm〜20mm程度突出する長さに設定た弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類の配置や納置数を座席開口部5aまたは5a/2から上面視で確認する時の視認性がより良好になる。
さらに、これら弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類を開口3a/1または3a/3から出し入れして増減する作業が容易になる。
したがって、弾性部材3類もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類を開口3a/1または3a/3から出し入れして配置や納置数を手軽に変更できるので、第1支柱3類の動作方向(変形)に抗して働く弾性復元力を可変または調節する時の作業性が向上する。
【0094】
ちなみに、円筒状に形成た弾性体30の外壁31と内壁32の間隔の環状に周設され上端に開口3a/1開設た多数のバネ挿入孔3a内設図19の下方で示す第1支柱3/2では、弾性体30の上端から適度下方の外壁31に開口3a/1と同等の内寸を有する開設口3z(図32上方参照)をバネ挿入孔3aと同数開設するとともに、これら開設口3zをバネ挿入孔3aに向けて貫設して一続きにする策がある。
また、上端に開設た開口3a/1と下方の外壁31に開設た開設口3zの双方が備わる第1支柱類では、開口3a/1または3a/3から概ね10mm〜20mm程度突出する長さに設定た弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類を開設口3zから納置した場合、図32の上方で示す第1支柱3/10の図示例のように弾性部材3d/1の端部が開設口3zから突出する状態となる。
係る構造では、開口3a/1または開設口3zのいずれか一方からバネ挿入孔3aに納置た弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類を出し入れすることができる。
【0095】
具体的には、図32上方の第1支柱3/10の図示例で示すように開設口3zから弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4の端部を突出させた状態でバネ挿入孔3aに納置できることから、これらの納置数を増減して第1支柱3/2の円周方向に向けた湾曲(屈折)に抗する弾性復元力を可変あるいは調節する時に利用者が座席5から離れたり腰を浮かしたりする必要はなく、座面5cに着座した姿勢で弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4を出し入れすることができる。
そのため、座席開口部5aの貫設を必ずしも必須としないので、座席5の製造工程の簡略化による製産コストの縮減を図ることができる。
ちなみに、上端に開設た開口3a/1もしくは3a/3および外壁31に開設た開設口3zの双方が備わる第1支柱3類では、弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類を開設口3zから納置した場合、バネ挿入孔3aもしくは板バネ挿入孔3sの上部(開設口3zから上方)が空間になる。
係る状態では、第1支柱3類の上部(開設口3zから上方)に限って減勢されることから左右にねじ曲げて変形させ易くなる。そのため、ツイスト運動の実施に適する。
【0096】
例えば、体重が重い利用者が係る構造の体操ができる椅子1を使用する場合、バネ挿入孔3aの全長に比べて若干長尺に作られた弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4を開口3a/1からバネ挿入孔3aの大半に納置することで、第1支柱3類の空間量(空のバネ挿入孔3aが少ない)が減少する。
係る状態では弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の配置や納置数を座席開口部5aから上面視で確認することで、第1支柱3類の変形に抗して働く弾性復元力が概ねではあるが予測できる。
故に、不特定の利用者が都度に要する運動強度あるいは身体に関する条件に応じて弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数を加減して第1支柱3類に働く弾性復元力を事前に調節することが可能になる。
【0097】
具体的には、バネ挿入孔3aの大半に予め弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4納置た状態では、第1支柱3類本体が有する弾性復元力に弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が付加されるので、利用者の体重などの加重によってこれら支柱が横方向に扁平する変形量を最小限に止めることができる。
係る状態では、第1支柱3類が左右ねじれ方向および上下方向ならびに円周方向に向けた変形に抗する弾性復元力が増強されることから、利用者の体重などの加重を起因とする機能的な不具合を未然に回避することができる。
【0098】
また、座席5の裏面に接続する第1支柱3類が図19上方で示す略角柱状に形成た第1支柱3/7である場合、座席開口部5aが円形状のみならず、図12および13で示す略方形状の座席開口部5a/2あるいは異なる形状に貫設た座席開口部(図示せず)であっても、座席開口部5aまたは5a/2の内寸または第1支柱3類の形状にかかわらず座席接合部3bの外寸>開口3a/1もしくは3a/3が見える範囲で座席開口部5aの内寸に設えることが好ましい。
この場合、座席開口部5aまたは5a/2直下で座面5cの裏面に座席接合部3bの上端を固着する際の接着面が充足することから、座席5と第1支柱3類の確実な接合が実現する。
【0099】
係る構造を受けて、座席開口部5aまたは5a/2の内寸<外寸を有し30mm程度の突出長を有する座席接合部3b上端に突設た第1支柱3/1が図5下方に示されている。
図5下方または図19下方で示す第1支柱3/1もしくは3/2の図示例では、これら支柱の上端に座席接合部3bが突設されている上に接合面(座席接合部3bの上端)が十分に確保されていることから、座席開口部5aまたは5a/2もしくはその他形状に貫設された座席開口部5類(図示せず)直下の座面5cの裏面から取れないように接着などの的確な接合手段を選択して確実に固着することができる。
【0100】
さらに、強度の確保を前提にグラスファイバーまたはカーボンファイバーなどの繊維系の素材を使用して軽量に作られた座席5・5/1の裏面(座席開口部5aの直下)に30mm程度の突出長を有する座席接合部3b上端に突設た第1支柱3/1または3/2を接続する構造では、バネ挿入孔3aの全長よりも10mm〜20mm程度長尺に作られた弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4が座席開口部5aまたは5a/2から突出することはない。
係る構造では第1支柱3/1または3/2の上端に突設た座席接合部3bを座席開口部5a直下の座面5cの裏面に固着する際に的確な接合手段講じ得るので、座面5cに着座した利用者がツイスト運動もしくは大きな円周を使った旋回運動の実施時に第1支柱3/1または3/2が座席5の裏面から取れるたり外れたりする懸念を利用者に強いることもない。
【0101】
係る構造では、第1支柱3類に内設されているバネ挿入孔3aの上端に開設た開口3a/1または板バネ挿入孔3sの上端に開設た3a/3が、図12または13下方の座面5c・5c/1要部の概略上面視図で示す座席開口部5aまたは5a/2から視認できる点、バネ挿入孔3aあるいは板バネ挿入孔3sの全長と比べて10mm〜20mm程度長尺に作られた弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4または板バネ3t類が使用できる点から、これらの配置や納置数が座席開口部5aまたは5a/2の上方から目視で容易に確認できることを利点とする。
この場合、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3t類の配置や納置数の変更を行う際に、利用者が座面5cから最低限腰を浮かす体勢を取ることで手軽に行うことが可能になる。
【0102】
以上で紹介した実施形態およびそれらに関する変形例では、座席開口部5aまたは5a/2の内寸<第1支柱3類の横断面に設えることで、第1支柱3類の席開口部5aまたは5a/2からの突出を防止すると同時に席開口部5aまたは5a/2直下の裏面に第1支柱3類の上端を接着などの固着手段によって接合する策、もしくは第1支柱3類の横断面よりも一回り大型でドーナツ状の座席接合部3bを上端に突設して接合面を確保した上で席開口部5aまたは5a/2直下の裏面に座席接合部3bの上端(上面)を接着などの固着手段よって接続する策のいずれかで対処してきた。
【0103】
しかしながら、上端に開口3a/1を有し多数のバネ挿入孔3aが内設され角柱状に形成されるとともに座席接合部3bが上端に突設されない第1支柱3/7(図19上方参照)の場合、または第1支柱3類が図示例とは異なる柱状に形成され、かつ、それらの上端に座席接合部3bが突設されない構造では、それら支柱の横断面>席開口部5aまたは5a/2の内寸に設けることで対処する策もある。
係る策が講じられた第1支柱3類もしくは席開口部5aまたは5a/2では、これら支柱が図示例とは異なる柱状に形成され、席開口部5aまたは5a/2図示例とは異なる形状に貫設する場合であっても、第1支柱3の上端外縁に設けた接着面6z(図5上方参照)席開口部5a直下の裏面に接合る構造の図1で示す体操ができる椅子1の図示例と同様の機能を奏する。
【0104】
つまり、座席開口部5aまたは5a/2の内寸に比べて座席接合部3bが上端に突設されない第1支柱3類の横断面を拡大するか、上端に座席接合部3bが突設されない第1支柱3類(一部図示せず)の横断面に比べて座席開口部5aまたは5a/2の貫設範囲を縮小することで、座席開口部5aまたは5a/2から第1支柱3類の突出を防止することができる。
また、座席開口部5aまたは5a/2の内寸に比べて第1支柱3類の横断面の外寸を拡大してこれら支柱の突出を回避する策では、第1支柱3類上端の外壁31の外縁部に設けた図5上方の斜線で示す接着部6zの面積を拡開できるので、座席5の裏面、すなわち座席開口部5a直下(裏面)の周囲にあたる被接着面をより拡充することが可能になる。
この場合、弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3tまたは3/1がバネ挿入孔3aまたは板バネ挿入孔3sから突出する長さに比べて座面5cの肉厚が上回るように座席5を設えることで、これら弾性部材3d類あるいは板バネ3t類の座席開口部5aからの突出を回避する策もある。
【0105】
続いて、脚部2上の複数個所に凹設た縦桟材接合孔6/1に嵌着された複数の縦桟材6と、これら縦桟材6の上方の内側に固設されるとともに第1支柱3(図1参照)または第1支柱3/2(図19下方参照)の外壁31の周囲を取り囲む円形状の規制枠6a/1と複数の横桟材6cと規制枠6a/1よりも大径の外枠6dからなる規制手段6a(図3・4・20参照)を用いて構成図3または図20の図示例で示す体操ができる椅子1が奏する機能による作用効果を以下で説明する。
【0106】
図3ならびに4で示す規制手段6aは、円形状に作られた外枠6dの内側と一端溶着により横設た複数の横桟材6cと、これら横桟材6cの他端に溶着されるとともに外枠6dの外径>小径に作られた円形状の規制枠6a/1からなる。
係る構造では、外枠6dならびに規制枠6a/1の形状は円形に拘らず、第1実施形態で紹介する第1支柱3類(一部図示せず)または以下、図24から図29ならびに図30の図示例で示す第3支柱3/6または3/8、あるいは第4支柱3n/6または3n/7の外壁31の周囲を包囲する形状であれば構造的に問題ない。
【0107】
ちなみに、図1で紹介した図示例のように規制手段6aが付設されない体操ができる椅子1の実施形態を用いて、座席5に利用者が着座した姿勢で円周方向に向けた旋回運動を行う場合、図2の破線で描写するように座席5を含む第1支柱3類は脚部2と第1支柱3の接合部の若干上方にある始点3wを主軸として円周方向の外側に傾きながら回動する。
故に、図3・4・6もしくは図20で示す規制手段6a付設た図示例もしくは他の第1支柱3類と規制手段6aを用いる構成(図示せず)では、時として第1支柱3類は円周方向の外側に傾いた状態で外壁31が規制枠6a/1の内側に当接しながら旋回(回動)することから、第1支柱3類のより円滑な旋回を実現するには規制枠6a/1は円形に形成されることが好ましい。
【0108】
図3・4または6で示す図示例では、外枠6dおよび横桟材6cならびに規制枠6a/1は金属系の素材を使用するとともに互いが溶接により接合されている。
図3または4で示す図示例では、金属系の素材で棒状に作られた複数の縦桟材6と、これら縦桟材6挿嵌た状態で緊合する内寸に作られた縦穴状の縦桟材接合孔6/1が脚部2上の複数箇所に凹設されており、これら縦桟材接合孔6/1には同数の縦桟材6が嵌着されており、これら縦桟材6の上方内側には外枠6dが固設されており、この外枠6dの内側には複数の横桟材6cが横設され、これら横桟材6cの端部には規制枠6a/1が固設されている。
なお、縦桟材6ならびに外枠6d・横桟材6cおよび規制枠6a/1の素材は金属製に拘らず、頑丈な素材であれば他の素材を転用して同構造に設える策もある。
ちなみに、係る構造の縦桟材6と規制手段6aとを以下で示す他の実施形態またはそれらに関する変形例において共通で採用することが好ましい。その場合、座席5に着座した姿勢で様々な形態の円周を描く旋回運動を行う利用者の安全性が向上する。
【0109】
また、縦桟材6と規制手段6aを用いる構成では図20の図示例で示す外枠6dと係脱自在に係着する形状に作られた係止部6d縦桟材6の上下方向の多段に固設ることが望ましい。
係る構造では、座面5cに着座した利用者が様々な円周を描く旋回運動を行う際に、図20の上方で示す枠内空間の広い規制枠6a/1が備わる規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の上段に固設た係止部6dに係着させた場合、図中の2線3点鎖線で描写する第1支柱3類または以下で説明する第3支柱3/6もしくは第4支柱3n/6の円周方向に向けた傾動(湾曲・傾斜)が大きくなるにつれて図中の2点鎖線矢印カギ線コネクタで指す可動点xが脚部2の方向、つまり下方に移動する。
【0110】
反して、枠内空間の狭い規制枠6a/1が備わる規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の上方に固設た係止部6dに係着させた場合、図20下方の図示例において2線3点鎖線で描写する第1支柱3類または第3支柱3/6もしくは第4支柱3n/6の円周方向に向けた傾動(湾曲・傾斜)が小さくなる。
この場合、図中の2点鎖線矢印カギ線コネクタで指す可動点xが座席5の方向、つまり上方に移動する。
したがって、同一の高さに固設た係止部6dに外枠6dを係着させた場合、枠内空間の広い規制枠6a/1が備わる規制手段6aでは第1支柱3類または第3支柱3/6もしくは第4支柱3n/6が円周方向に傾動(傾斜)する角度が大きくなるとともに旋回領域(旋回範囲)が広くなる。
反して、枠内空間の狭い規制枠6a/1が備わる規制手段6aでは、第1支柱3類または第3支柱3/6もしくは第4支柱3n/6が円周方向に傾動(傾斜)する角度が小さくなるとともに旋回範囲が狭くなる。
【0111】
続いて、第1支柱3類の上端に突設た座席接合部3bの上面と、座席5(座席開口部5a)の裏面を接着などの手段で固着する策以外で第1支柱3類の上部と、座席5(座席開口部5a)の裏面とを接続する構造を以下で紹介する。
以上で述べた座席開口部5aあるいは5a/2の内径に比べて同等もしくは若干拡径た内寸の開口を上端に開設して、第1支柱3類の外壁31に外嵌できる内寸に作られた支柱嵌入孔3c/6下端に開設、内部が空間で上方に向けて広がった逆スカート状の支柱収容器3c座席開口部5aの直下に形設あるいは一体化で設置た座席5の概略斜視図が図14上方に示されている。
【0112】
係る構造を受けて、第1支柱3の上端から適度下方の外壁31に座席接合部3b固着あるいは一体化で周設た第1支柱3/3要部の概略斜視図が図14下方に示されている。
一変形例として、上端に座席接合部3b突設た第1支柱3/2(図19下方参照)あるいは他の第1支柱3類を第1支柱3/3と同構造に設えて代用とする策もある。
また、図19上方で示す角柱状に形成た第1支柱3/7の上端から適度下方の外壁31に座席接合部3bを固着あるいは一体化で周設して(図示せず)第1支柱3/3の代用とする策もある。この場合、支柱収容器3cの下端に開設する支柱嵌入孔3c/6を第1支柱3/7の外壁31に外嵌できる形状および内寸に形設する策もある。
【0113】
具体的には、支柱嵌入孔3c/6の下側から第1支柱3/3の上部を嵌入して支柱嵌入孔3c/6の下端と座席接合部3bの上端(上面)が当接した時点で、座席開口部5aから概ね30〜50mm程度下方の支柱収容器3c内に第1支柱3/3の上端が位置するように座席接合部3bが外壁31に固着あるいは一体化で周設されている。
係る構造では、ツイスト運動時に利用者の動作に従動する座席5の回動時の空転を防止しするために座席接合部3bの上端と支柱嵌入孔3c/6の下端との固着が必須となる。
【0114】
一方、第1支柱3類を軸とした座席5の回動時の空転を防止するとともに第1支柱3類と座席5を着脱自在に構成する構造を以下で紹介する。
その場合、図14の上方で示す座席開口部5aの直下(座面5cの裏面)に支柱収容器3c具設た座席5が、回動方向(左右)に向けた一定角度を超えての回転を制限する構造を支柱収容器3cと同図下方で示す第1支柱3/3の双方に付設することが望ましい。
係る構造の一例として、図14の下方で紹介した第1支柱3/3の上端から座席接合部3b上面との間隔の外壁31に板状に形成た複数の突起3vを一定の間隔を隔てて横設た第支柱3/6要部の概略斜視図が図16の下方に示されている。
また、第支柱3/6上部の外壁31に外嵌た状態で遊嵌する内寸の支柱嵌入孔3c/6下端に開設して、突起3の配置に対応するとともに、これら突起3が嵌り込んだ状態で遊嵌する間隔の突起揺動溝3m・3m・3mを内壁面3c/2から内方に向けて横設、外見上は図14上方に示す支柱収容器3cと同形状を呈する支柱収容器3c/1座席開口部5aの直下に具設た座席5の概略斜視図が図16上方に示されている。ちなみに、第1支柱3類を第支柱3/6と同構造に設えて代用とする策もある。
【0115】
支柱収容器3c/1の構造は、図16上方の図示例で示す座席開口部5aの直下(座面5cの裏面)垂設た円筒状の内壁面3c/2(2点鎖線)と、突起3(破線)の配置に対応した配置で内壁面3c/2から一定の間隔を隔てるとともに内方に向けて横設、左右で対をなす平板状に形成た複数組の突起揺動溝3m(2点鎖線)と、内壁面3c/2の下端に開設た支柱嵌入孔3c/6からなる。
ちなみに、図16下方で紹介した第支柱3/6と同構造に設えた図17下方で示す角筒状の第支柱3/9と支柱収容器3c/1を用いる構成の場合、第支柱3/9上部の外壁31に外嵌した状態で回動可能な形状および内寸に作られた支柱嵌入孔3c/6を支柱収容器3c/1の下端に開設する策がある。
また、第支柱3/6と同構造に設えた第1支柱3類と支柱収容器3c/1を座席開口部5aの直下に具設た座席5を用いる構成を採用する策もある。
なお、図示例では突起3と座席接合部3bの双方はゴム系の素材をするとともに外壁31と一体で形設されており、座席5または5/1および支柱収容器3cあるいは支柱収容器3c/1もしくは以下で紹介する支柱収容器3c/2・3c/3・3c/4はともに硬質性の素材を使用して形設されている。
【0116】
一方、円筒状の弾性体30と、内壁32の内側に設けた縦長の空間3hと、外壁31と内壁32との間隔に周設され上端に開口3a/1開設た多数のバネ挿入孔3aと、弾性体30の上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てて横設た複数の突起3vとからなる第1支柱3/5が図15上方の部分拡大斜視図で示されている。
他方、図15の下方には第1支柱3/5の上端から適度下方の外壁31に横設た突起3がそれぞれ嵌り込んだ状態で、一定範囲内での回動が可能な間隔を有し、これら突起3が嵌り込む配置で内壁面3c/2の内方に向けて突起3と同数組横設た左右で一対の突起揺動溝3mが座席5の回転に従動し、これら突起揺動溝3m左右の内壁面にそれぞれの突起3が当接して弓なりに変形する様子を座席開口部5aの上面から見た仮想上面視図が示されている。
ちなみに、係る図示例ではそれぞれの突起揺動溝3m・3mの上部には遮蔽壁が設けられている。(図示せず)
【0117】
以下では、ゴム系の素材を使用するとともに突起3ならびに座席接合部3b具設た第支柱3類の中で、主に図16の下方で紹介した第支柱3/6あるいは図15の上方で示す第1支柱3/5の外壁31の3箇所に横設し突起3と、これら突起3から下方の外壁31に周設し座席接合部3bと螺子3fで構成図17で示す第支柱3/8と支柱収容器3c/1を用いる実施形態に関して添付した図面に沿って説明する。
【0118】
図17上方には、第支柱3/8上方要部の部分拡大斜視図が示されており、同図下方には、中央に縦長の空間3hを有する略角筒状に形成た弾性体30/の外壁31と内壁32との間隔に周設するとともに上端に開口3a/1開設し複数のバネ挿入孔3aと、弾性体30/の上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てた状態で3箇所に横設し突起3と、これら突起3から適度下方の外壁31に周設し座席接合部3bからなる第支柱3/9上方要部の部分拡大斜視図が示されている。
係る図示例では弾性体30・突起3・座席接合部3bはともにゴム系の素材を使用して作られており、突起3ならびに座席接合部3bは外壁31と一体成型で形設されている。
【0119】
例えば、座席開口部5aの直下(座面5cの裏面)に垂設する支柱収容器3c/1の下端に開設た支柱嵌入孔3c/6を支柱3/8(図17上方参照)または3/6(図16下方参照)の上部に被嵌して取り付けた状態の座席5に着座して地に足をつけた態勢の利用者が左右交互にツイスト運動を行う場合を想定する。
この場合、利用者(座席5)の回転方向に突起揺動溝3mのそれぞれが従動した結果、最終的に各突起揺動溝3mの左右いずれかの内壁面に第支柱3/8または3/6の外壁31に横設た突起3のそれぞれが当接すると同時に漸次図15下方の破線で描写するように弓なりに湾曲した状態に変形する。
係る状態では、ゴム系の素材で作られたそれぞれの突起3に元来備わる特性(肉厚・幅により異なる)によって原型に復帰する際に働く抗力(応力・弾性復元力)が作用することから、突起3・3・3の変形時に作用する弾性復元力は突起揺動溝3m・3m・3mから内壁面3c/2(支柱収容器3c/1)を介して座席5を逆転させる応力として利用者に反映される。
【0120】
詳しくは、図16上方で紹介した支柱収容器3c/1座席開口部5aの直下に具設た座席5と支柱3/6または3/8を用いる構成では、座面5cに着座した利用者がツイスト運動を行う際に座席5を右回りに回転させると、それぞれの突起揺動溝3mが利用者の動作に従動して右方向に回転する。
係る状態で当接する摩擦面3c/7と座席接合部3bの上端との摩擦による抵抗を除き、それぞれの突起揺動溝3m左側の内壁面にそれぞれの突起3が当接するまでは、これら突起3とバネ挿入孔3aに納置されている弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4ならびに第支柱3/6本体あるいは3/8本体の性質である弾性復元力 (応力・抗力)が本格的に作用することはない。
【0121】
しかしながら、座面5cに着座した利用者の右回転の進行にしたがって従動するそれぞれの突起揺動溝3m左側の内壁面に各突起3が当接して変形し始めた時点で、これら突起3が原形に復帰する際に生じる弾性復元力が作用し始めることから、突起揺動溝3mならびに内壁面3c/2(収容器3c/1)を介して座席5を左回りに逆転させる若干の抗力(突起3が有する弾性復元力)が生じる。
係る状態では、同方向に向けて(右回り)利用者の動作のさらなる進行に従動する各突起揺動溝3m左側の内壁面に当接した各突起3の変形が大きくなるにつれて増幅するそれぞれの突起3に働く抗力(応力・弾性復元力)に加えて、外壁31と一体成形で形設た突起3・3・3から外壁31〜第支柱3/6もしくは3/8本体〜弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4の順で伝播る。
したがって、第支柱3/6もしくは3/8本体とバネ挿入孔3aに納置する弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4の性質である変形に抗する弾性復元力が徐々に加わる。
この場合、突起3のそれぞれが変形の限界に達するか、利用者が同方向に向けて座席5を回転させることが難儀な状態に至った時点で抜力すると同時にそれぞれの突起3ならびに第支柱3/6もしくは3/8および弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4に働く抗力(応力・弾性復元力)が解放される。
この時、突起3・3・3ならびに第支柱3/6もしくは3/8および弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4が原形に復帰する際に生じる弾性復元力(抗力)が座席5を反転させる(この場合左回り)付勢力(応力)に切り替わり、突起3・3・3〜突起揺動溝3m・3m・3mを介して内壁面3c/5〜支柱収容器3c/1を通して座席5に着座した利用者へと伝搬る。
【0122】
反して、突起3・3・3と座席接合部3bが具設されない第1支柱3類と、支柱収容器3c/1が座席開口部5aの直下に具設されない座席5を用いて構成図1または2の図示例で示す体操ができる椅子1の実施形態を使用してツイスト運動を反復して行う場合、ゴム系の素材を使用するとともに空洞にあたる複数のバネ挿入孔3a内設た第1支柱3・3/1・3/2に特性として備わる弾性復元力に加えて、バネ挿入孔3aに納置る弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力の作用による効果が利用者の身体におよぼす影響を以下で説明する。
【0123】
図1または2の図示例で示す実施形態の場合、バネ挿入孔3aに弾性部材3類もしくはコイルスプリング3d/4を未納置として第1支柱3類の体積に対して空間が多くを占める状態では、ツイスト運動時に第1支柱3類の変形方向(捻じれる方向)に抗して働く弾性復元力が最小限になることから、第1支柱3類が原形に復帰する際に作用する抵抗力(弾性復元力・弾性復帰力)が減勢する。
係る構造では、座席5の裏面、すなわち座席開口部5aの直下に第1支柱3・3/1・3/2の上端が直接固着されていることから、座席5に着座した利用者が円周方向に向けた旋回運動あるいはツイスト運動を行う場合、何れの運動時の軸も図1および2で示すこれら支柱の下方に位置する始点3wの近傍が主に担う。
【0124】
反して、利用者が旋回運動時に第1支柱3・3/1・3/2の傾動方向に抗して働く弾性復元力を増強するために、多くのバネ挿入孔3aに多数の弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4を納置した状態では、第1支柱3または3/1または3/2本体に備わる弾性復元力に加えて弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が付加される。
係る状態では、第1支柱3類(座席5に着座した利用者)の振る舞いに抗して働く弾性復帰力が増強(付勢)することから、これら支柱は特に左右方向に捻じれ難い。よって、体力が乏しい利用者がツイスト運動を行う際には適さない。
また、係る状態から減勢してツイスト運動に切り替える場合、利用者が座席5から少なくとも腰(臀部)を浮かした態勢でバネ挿入孔3aの上端に開設されている開口3a/1から弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4を取り出す手間を要する。
【0125】
一方、図16下方で示す突起3・3・3座席接合部3bからなる第支柱3/6もしくは図17の上方で示す第支柱3/8と、図16の上方で示す座面開口部5aの直下に具設た支柱収容器3c/1からなる座席5を用いる構成で、多くのバネ挿入孔3aに多数の弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4納置た状態で弾性復元力増強さた第支柱3/6または3/8の上部に、支柱嵌入孔3c/6を被嵌して取り付けた座席5に着座した利用者がツイスト運動を行う場合を想定する。
【0126】
この場合、第支柱3/6もしくは3/8の上部に座席5 (支柱嵌入孔3c/6)が左右回転方向の一定範囲内において可動な状態で被嵌されていること、各突起揺動溝3mの左右内壁間に限定された領域に突起3のそれぞれが遊嵌されていることから、各突起揺動溝3mの左右いずれかの内壁面に突起3のそれぞれが当接してから変形の限界点あるいは利用者の抜力時に至るまで、それぞれの突起揺動溝3mは座面5cに着座した利用者の回転方向に従動する。
この時、座面5cに着座した利用者の発動時から各突起揺動溝3mの左右いずれかの内壁面に突起3のそれぞれが当接するまでの座席5は支柱嵌入孔3c/6の下端(摩擦面40)と座席接合部3bの上面の摩擦による抵抗はあるものの、座席接合部3bの上方で遊転する。
したがって、突起3・3・3および第支柱3/6もしくは3/8本体ならびにバネ挿入孔3aに納置されている弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4に備わる弾性復元力(抗力)が利用者に伝播されることは概ねない。
【0127】
係る状態では、利用者の回転が進行するにつれて座席5の回転方向に従動する突起揺動溝3m・3m・3mの左右いずれかの内壁面に突起3・3・3が当接して変形し始めるとともに (図15下方参照) 変形の限界点あるいは利用者の抜力時までは、座席5の回転方向とは反対方向に働くゴム系の素材で作られるとともに外壁31と一体化た突起3・3・3に元来備わる弾性復元力(応力・抗力)に加えて、第支柱3/6または3/8ならびに弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4本体に備わる弾性復元力(応力・抗力)が作用する。
ちなみに、図21の上方で示す第1支柱3/xまたは3/yの上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てた状態で横設一体化た突起3・3・3と、これら突起3から適度下方の外壁31に固着あるいは一体化で周設た座席接合部3bを具備する第1支柱3/xまたは3/y(図示せず)と、支柱収容器3c/1を具備する座席5で構成た座面5cに着座してツイスト運動を行う場合、以上で述べた第支柱3/6あるいは3/8を用いた実施形態による作用・効果(応力・抗力)と同様の作用・効果(応力・抗力)を奏する。
【0128】
係る構造では、突起3・3・3原形に復帰する際に生じる復原性(弾性復元力)が先んじて作用すると同時に突起揺動溝3m・3m・3mを介して支柱収容器3c/1(座席5)に伝搬た時点で、ゴム系素材の特性故に座席5を反転(逆転)させる応力(弾性復元力)に切り替わる。
この場合、突起3・3・3vを外壁31と一体成型で横設こと、バネ挿入孔3a支柱類に内設ことから、座面5cに着座した利用者の回転(入力)が進行するにつれて第支柱3/6または3/8本体に備わる弾性復元力(入力により伝播されて働く応力・抗力)ならびにバネ挿入孔3aに納置た弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4に備わる弾性復元力(応力・抗力)が徐々に付加される。
係る状態では、外壁31の3箇所に横設た突起3および第支柱3/6もしくは3/8ならびに弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4の変形時に働く応力(弾性復元力)が相乗する。
したがって、突起3・3・3ならびに第支柱3/6または3/8本体および弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4のそれぞれに働く弾性復元力(応力・抗力)に逆らって座席5を回転させる際に要する利用者の腹直筋、外腹斜筋、広背筋ならびに中殿筋の筋力が鍛練され、これら筋肉群の強化に反映される。
係る構造では、外力によって外壁31から突起3・3・3が取れたりちぎれたりする不具合を回避する対策として、これら突起3と外壁31を同素材を使用して一体成型で形設することが望ましい。
【0129】
他方、図16の下方で示す突起3・3・3座席接合部3bからなる第支柱3/6または図17の上方で示す第支柱3/8と、図16の下方で示す支柱収容器3c/1座席開口部5aの直下に具設た座席5を用いる実施形態において、小数の弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4バネ挿入孔3aに納置た状態の第支柱3/6もしくは3/8の上部に支柱嵌入孔3c/6を被嵌して取り付けた座席5に着座した利用者がツイスト運動を行う場合を想定する。
【0130】
この場合、支柱収容器3c/1に内設た突起揺動溝3m・3m・3mそれぞれの左右内壁間に、突起3・3・3が遊嵌されることから、ツイスト運動時に利用者の回転方向に抗して働く弾性復元力は主にそれぞれの突起3が優先的に担う。
一方、長円もしくは8の字などを描く旋回運動時に円周方向に向けた傾動(変形・湾曲)に抗して元の位置に復帰する際に作用する復原性は支柱3/6または3/8本体が元来有する弾性復元力に加えて、バネ挿入孔3aに納置た弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が担う。
このように、図16で紹介した図示例では長円または8の字などを描く旋回運動時に支柱3/6もしくは3/8が円周方向に向けた変形に抗して元の位置に復帰する際に働く復原性は、これら支柱本体ならびにバネ挿入孔3aに納置され弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が担う。
また、座席5の回転時に生じる座席接合部3bの上面と支柱嵌入孔3c/6上端との摩擦による抵抗を除き、ツイスト運動時に作用する抗力(応力)は外壁31に横設一体化た突起3・3・3が有する弾性復元力が多くを担うことから、円周方向に向けて傾動(湾曲)する変形に抗して作用する復原性(弾性復元力)と、左右双方向に捻じれる変形に抗して作用する復原性(弾性復元力)を概ね分担することが可能になる。
【0131】
したがって、バネ挿入孔3aに納置する弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4の数を増加して傾動方向(傾斜方向)に向けた変形に抗して働く弾性復元力が増強するように調節た第支柱3/6もしくは3/8であっても、ツイスト運動時に左右方向に捻じれる変形に抗する弾性復元力(応力)は突起3・3・3が主として担う。
故に、図1〜4で示す座席開口部5aの裏面の直下に第1支柱3類の上端直接接合る実施形態に比べて、支柱収容器3c/1垂設た座席5ならびに第支柱3/6もしくは3/8を用いる実施形態では、ツイスト運動を行う際に弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4をバネ挿入孔3aから取り出して納置数を減少させ、これら支柱に働く弾性復元力を減勢させる手間が軽減される。
一方、突起揺動溝3m・3m・3mの左右いずれかの内壁面に突起3・3・3が当接すると同時に変形し始めた時点で、第支柱3/6または3/8本体ならびにバネ挿入孔3aに納置た弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4に元来備わる弾性復元力(応力)が僅かに加わり始める。
係る状態の進行(外力の増加)につれて突起3・3・3〜突起揺動溝3m・3m・3m(座席5)〜外壁31〜第支柱3/6または3/8本体〜弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4の順で伝播る外力(座席5に着座した利用者の回転)による変形に抗して働く弾性復元力は、増大しながら突起3・3・3が変形の限界に達するまで作用し続ける。
係る状態では利用者が抜力した時点で突起3・3・3に備わる復原性(特性による弾性復元力)とバネ挿入孔3aに納置た弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4ならびに第支柱3/6もしくは3/8本体に備わる復原性(素材あるいは形状からなる特性による弾性復元力)が解放されると同時に座席5を逆転させる付勢力(作用・応力)に切り替わる。
【0132】
また、支柱収容器3c/1を座席開口部5aの直下に垂設た座席5と、上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てた状態で一体成型で横設た突起3・3・3と、これら突起3下方の外壁31に周設た座席接合部3bで構成た第支柱3類を用いる実施形態では、ツイスト運動時に摩擦面40と座席接合部3bの上面との摩擦による抵抗を軽減する措置を講じることが望まれる。
係る構成では、座席接合部3bの上面または摩擦面40のいずれか一方に図24示すアウターリング36とインナーリング37の間隔に圧入されているボール42からなる滑動手段35(ボールベアリング)などの回転を円滑にするための部材を付設することが好ましい。
【0133】
図24の図示例で示す滑動手段35付設る構造では、ツイスト運動時に突起揺動溝3m・3m・3m左右いずれかの内壁面に突起3・3・3が当接するまでは第支柱3/6または3/8の上部で摩擦抵抗が大幅に低減された状態で座席5は軽々と遊転することから、第支柱3/6または3/8本体ならびに弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4に特性(復原性)として備わる弾性復元力が座席5を逆転させる抗力として利用者に伝搬されることはない。
しかしながら、図24で示す図示例では突起3・3・3vを外壁31と一体成型で横設したことから、これら突起3のそれぞれが突起揺動溝3m・3m・3m左右いずれかの内壁面に当接して変形し始めた時点から座面5cに着座した利用者の回転による外力が突起揺動溝3m・3m・3mから突起3・3・3を介して外壁31、すなわち第支柱3/6または3/8本体ならびにバネ挿入孔3aに納置した弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4の順で伝搬る。
【0134】
したがって、ツイスト運動時に座席5の逆転を付勢する役割を主として担うゴム系の素材を使用するとともに外壁31の3箇所に横設一体化した突起3が特性として有する弾性復元力(復原性)と、旋回運動時の第支柱3/6または3/8が円周方向に湾曲(傾動・傾斜)する変形に抗して働く弾性復元力を可変もしくは調節する役割を担うゴム系の素材で作られた弾性部材3d類あるいは金属系の素材で作られたコイルスプリング3d/4が特性として有する弾性復元力(復原性)と、第支柱3/6または3/8本体が特性として有する弾性復元力(復原性)を一層明確に分類することが可能になる。
【0135】
係る構造の具体例として、滑動手段35のアウターリング36の丈>丈に作られるとともに外面41aの外側に嵌着する内寸の内面41と上端に複数のストッパー38内方に向けて横設した円筒部43と、円筒部43の下端に周設した座金状の摩擦面40からなるアウターハウジング39支柱嵌入孔3c/6の下端に形設して、突起3それぞれの配置に対応する配置で内壁面3c/5から内方に向けて横設た左右で対をなす複数組の突起揺動溝3mからなる支柱収容器3c/2の概略斜視図が図24上方に示されている。
また、内側縁部の上面に突設た環状の突出部44(図25参照)と、この突出部44の上端にインナーリング37の下端が載置され状態で外壁31に嵌着する内径のインナーリング37を有する滑動手段35からなる座席接合部3b/1と、滑動手段35上方の外壁31から外方に向けて横設た突起3・3・3vとからなる第支柱3/6・3/8の概略斜視図が図24下方もしくは図25下方に示されている。
あるいは、内側縁部の上面に突設した環状の突出部44(図25参照)と、この突出部44の上端にインナーリング37の下端が載置される状態で外壁31に嵌着する内径のインナーリング37を有する滑動手段35からなる座席接合部3b/1と、滑動手段35上方の外壁31から外方に向けて横設した突起3v・3v・3vとからなり、収容部3eが内壁32側に周設されている第4支柱3n/6の概略斜視図が図24下方もしくは図25下方に示されている。
係る図示例では、突出部44および座席接合部3c/1はゴム系の素材を使用して一体成型で作られているものの材質については特に拘らず、インナーリング37の下端と突出部44の上端が当接した状態でアウターリング36の下端と座席接合部3b/1の上端に一定の間隔(隙間)が生じる丈(高さ)であればよい。
【0136】
また、図24下方の図示例で示す第支柱3/6・3/8または第4支柱3n/6の構造を受けて、アウターハウジング39(座席5)をこれら支柱の上方から被嵌した際に、アウターリング36の外面41aと嵌着する内寸の内面41を有するとともにアウターリング36の上端に当接する複数のストッパー38内方に向けて上部に横設た内筒部43と、この内筒部43の下端に周設た座金状の摩擦面40からなるアウターハウジング39支柱嵌入孔3c/6の下端に一体成型で形設た支柱収容器3c/2要部の概略斜視図が図24上方に示されている。
さらに、図24中ほどには突起3・3・3の上方からアウターハウジング39(座席5)を被装するとともに外面41aに内面41を嵌着させる際の様子を示すアウターハウジング39と滑動手段35の概略斜視図が三点短鎖線と破線で描写されている。
【0137】
図24の図示例では、内面41の内径≧アウターリング36(外面41a・滑動手段35)の外径に作られており、突起3・3・3と席接合部3b/1からなる第支柱3類の上方からアウターハウジング39(支柱収容器3c/2)を被嵌して座席5を取り付けた時に、内面41の内側に外面41a(アウターリング36)嵌着さた状態で座席接合部3b/1の上面と摩擦面40の裏面との接触を回避するためにアウターリング36の丈>摩擦面40を含む円筒部43(アウターハウジング39の高さ)の丈に作られている。
また、インナーリング37(滑動手段35)の内面を外壁31に嵌着した際に座席接合部3b/1の上面内側の縁部に突設た環状を呈する突出部44の上端とインナーリング37の下端とが当接した状態になることから、摩擦面40の裏面と座席接合部3b/1の上面には突出部44(図29参照)が有する丈と同等の丈を有する空間が生じる。
したがって、座面5cに着座した利用者のツイスト運動時に従動する摩擦面40の裏面(アウターハウジング39)と座席接合部3b/1の上面とが接触することはなく、座席5・5/1は突起揺動溝3m・3m・3mの内壁面と突起3・3・3が当接するまでの一定範囲内で左右いずれの方向に対しても滑らかに回動する。
【0138】
係る構造では、座席5・5/1と第支柱3類あるいは第支柱3n類を、滑動手段35を介して着脱自在に構成したことから、ツイスト運動時に第支柱3類本体あるいは第支柱3類本体ならびに弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力を座席5・5/1に伝搬する役割は外壁31に一体成型で横設た突起3・3・3が担う。
一方、旋回運動時に第支柱3類あるいは第支柱3n類の円周方向に向けた変形に抗して作用する応力(抗力)はバネ挿入孔3aまたは収容部3eに納置する弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4および第支柱3類または支柱3n類が元来有する弾性復元力(復元性)が担う。
この点から、接着などによる接合手段を用いて第1支柱3類あるいは第2支柱3n類の上端、あるいは座席接合部3bの上端と座席5・5/1の裏面(座席開口部5aの直下)とを固着る構造に比べて、座面5c・5c/1に着座した利用者が旋回運動からツイスト運動に切り替える際にバネ挿入孔3aまたは収容部3eから弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4を取り出して第支柱3類または第支柱3n類の弾性復元力を減勢させる手間を省略できる。
【0139】
続いて、支柱収容器3c/2座席開口部5a・5a/1の直下に具備する座席5・5/1と、突出部44(図29参照)上面内側の縁部に突設た座席接合部3b/1と、突出部44に載置され状態でインナーリング37の内面外壁31に嵌着た滑動手段35と、この滑動手段35の上方の外壁31に横設た突起3・3・3vとからなる第支柱3/6・3/8を用いて構成た実施形態を使用して様々なストレッチや筋トレを行った場合、これらに備わる機能が利用者にもたらす作用効果を以下で説明する。
例えば、係る構成の座席5・5/1(図24参照)に着座した利用者が円周を描く旋回運動あるいは左右交互にツイスト運動を行う場合を想定する。
この場合、支柱収容器3c/1座席開口部5aの直下に垂設た座席5と、外壁31に横設た突起3・3・3と、これら突起3の下方に座席接合部3b周設た第支柱/6を用いて構成されている図16の図示例に比べて、図24の図示例で示す構成では、ツイスト運動時に座席5・5/1の正転、逆転がより滑らかになること、突起揺動溝3m・3m・3mの内壁面に突起3のそれぞれが当接するまでは、係る第支柱類本体が有する弾性復元力と、弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が作用しないことから、突起3・3・3の変形時に働くゴム系の素材が特性として有する弾性元帰力(復原性)がより明確に利用者の腹、腰回りの筋肉群に反映される。
【0140】
また、ツイスト運動時に座席5・5/1に着座した利用者の回転方向に抗して働く突起3・3・3に備わる弾性復元力を可変もしくは調節する構造として、上端から滑動手段35の上方にかけた外壁31の3箇所に突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応する配置で横断面T字形のガイド45・45・45凹設して、これらガイド45と係脱自在に係着するT字形の係止突起46底部に形設るとともに弾力性に富むゴム系の素材を使用して作られた肉厚が異なる3種の突起3/1〜3/3と、座席接合部3b/1ならびに滑動手段35具備す支柱3/6、あるいは第支柱3/・3/7要部の拡大斜視図が図30ならびに図31に示されている。
係る構造では、これら支柱から座席5・5/1を取り外して所望する肉厚(幅)の突起3/1〜3/3のいずれかを選択して付け替えることで、これら突起3/1〜3/3が突起揺動溝3m・3m・3mそれぞれの内壁面に当接した時点から変形する方向とは逆方向に働くゴム系素材に特性として備わる弾性復元力(復原性)が作用する度合いを可変または調節することが可能になる。
【0141】
例えば、図30および31の図示例では第支柱3/6あるいは第4支柱3n/5または3n/7を構成する弾性体30の外壁31の3箇所にガイド45が凹設されているので、全てのガイド45に肉厚の突起3/1を係着する、または全てのガイド45に中肉の突起3v/2あるいは肉薄の3v/3を係着する、もしくは3/1・3/2・3/3を組合せて係着するなど、さまざまな組み合わせが可能になることから、ツイスト運動時に座席5・5/1を利用者の動作と反対方向に逆転させる弾性復元力の作用量の選択肢が豊富になる。
また、個々に異なる弾性復元力(抗力)を有する突起3/1・3/2・3/3を組合せて使用する場合、座席5・5/1を逆方向に回転させる抗力は突起3/1・3/2・3/3の個々が有する異なる弾性復元力が合算された状態で座席5・5/1に着座してツイスト運動を行う利用者に伝播する。
ちなみに図31の図示例では係止突起46底部に形設た突起3の肉厚には3/1〜3/3の3種が示されている。
しかしながら、これら突起3/1〜3/3の肉厚のさらなる多種化、あるいはガイド45を増設するとともに同数の突起揺動溝3mを内壁面3c/5に横設することで、ツイスト運動時の利用者の動作方向とは逆方向に働く肉厚ごとに特性(弾力)が異なる突起3種に備わる弾性復元力(応力・抗力)の作用量の選択肢がより一層豊富になる。
【0142】
図30および31で紹介した図示例を用いて構成た実施形態の座席5・5/1に着座した利用者が第支柱3/6、あるいは第4支柱3n/5・支柱3n/7を軸としてツイスト運動を行う場合、ガイド45・45・45に係着させるそれぞれの突起3/1・3/2・3/3が突起揺動溝3m・3m・3mそれぞれの内壁面に当接して変形し始める時点から原形に復帰する時に生じる弾性復元力(応力・抗力・復原性)の作用に逆らって、さらに座席5・5/1の回転を進行する際に自身の腹、腰回りの筋力で座席5・5/1を同方向に向けて回転させて行く。
係る状態では、座席5・5/1の回転を進行させるにつれて複数の突起3種が変形時に生ずる応力(弾性復元力・復原性の作用)が増大する。
続いて、これら突起3種の変形の増大に伴ってガイド45・45・45(外壁31)を介して第支柱3/6、あるいは第4支柱3n/5・支柱3n/7本体ならびにバネ挿入孔3aあるいは収容部3eに納置た弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4に座席5・5/1に着座した利用者の回動による外力が伝播る。
これらの事象によって、第支柱3/6、あるいは第4支柱3n/5・支柱3n/7本体に特性として備わる変形方向(この場合左右捻じれ方向)に抗して生じる弾性復元力(復原性)と、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4に特性として備わる変形方向(この場合左右捻じれ方向)に抗して生じる弾性復元力(復原性)が付加される。
【0143】
ちなみに、ゴム系の素材で作られた肉薄の突起3/3の変形時に生ずる弾性復元力の作用量に比べて、同素材で作られた肉厚の突起3/1の変形時に生ずる弾性復元力の作用量は当然ながら強い。(図31参照)
具体的には、全てのガイド45に肉厚の突起3/1を係着させた状態でツイスト運動を習慣的に実践した場合、突起3/1のそれぞれが変形時に生じる弾性復元力が強い点、ガイド45に係着さた状態で突起3/1と第支柱3/6、あるいは第4支柱3n/5・支柱3n/7とが一体化点から、係る状態では、各突起3/1の変形の増大に伴って利用者の動作による外力 (回転力)が第支柱3/6、あるいは第4支柱3n/5・支柱3n/7本体ならびに弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4に伝播る。
したがって、各突起3/1と支柱3/本体あるいは第4支柱3n/5・支柱3n/7本体および弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4変形時に生じる弾性復元力に逆らって座席5・5/1を回転させる利用者の腹直筋、外腹斜筋、広背筋ならびに中殿筋に対する負荷が短期間で累積することから、これら筋肉群の強化がより一層効率化る。
また、図30ならびに図31で紹介した図示例の構造を第1支柱3類あるいは第2支柱3n類に応用する手段もある。
【0144】
反して、事務や食卓などで用いる回転式の椅子を使用してツイスト運動を行う場合、利用者の回転を逆転させる抗力(復元力)が働くことはない。
この場合、利用者の腹直筋、外腹斜筋、広背筋ならびに中殿筋を鍛錬して強化するには非常に多くの時間をツイスト運動に割く必要が生じる。
しかしながら、図24および29で紹介した図示例で示す実施形態では座席5・5/1が第支柱3/6・3/8あるいは第支柱3n/の上部と着脱自在に構成されている。
加えて、滑動手段35を含む座席接合部3b/1の付設によってツイスト運動時に支柱嵌入孔3c/6の下端(摩擦面40)と座席接合部3bの上端との摩擦(接触)回避たことから、外壁31と一体成型で横設た突起3・3・3が突起揺動溝3mそれぞれの内壁面に当接するまでは各突起3および第支柱3/6・3/8あるいは第支柱3n/ならびにバネ挿入孔3aもしくは収容部3eに納置た弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力は作用しない。
しかしながら、各突起3が突起揺動溝3mそれぞれの内壁面に当接するとともに変形が大きくなるにつれてそれぞれの突起3に対する外力(座席5・5/1に着座した利用者の回転力)が外壁31を経由して第支柱3/6・3/8あるいは第支柱3n/の内部に伝搬ることから、座席5・5/1に着座した利用者の回転量が増すに従って突起3・3・3が有する弾性復元力〜加わること第支柱3/6・3/8あるいは第支柱3n/が有する弾性復元力〜さらに加わること弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4の順で段階的に座席5・5/1を反転(逆転)させる付勢力が増加する。
係る構造では、ツイスト運動時にこれら支柱の変形に抗する弾性復元力(応力・抗力)と、突起揺動溝3mそれぞれの内壁面に当接して変形した突起3・3・3に生ずる弾性復元力(応力・抗力)の分担が図16で紹介した図示例に比べてより明確になる。
【0145】
さらに、図31で紹介した図示例では第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/7を構成する弾性体30の外壁31の3箇所にガイド45一定の間隔を隔てて凹設して、これらガイド45に係着する係止突起46底部に形設た肉厚(幅)の異なる3種の突起3/1・3/2・3/3用意して、外壁31(ガイド45)から係脱自在に構成たことから、ツイスト運動を始める前に肉厚(幅)が異なる突起3種に付け替えて座席5・5/1の回転方向に抗して(逆らって)作用する応力(弾性復元力・復原性)を、利用者の都度の要望に近しい弾力(付勢力・抗力)に可変することと調節することが可能になる。
例えば、強度の筋トレを所望する利用者が図31で紹介した図示例を用いて構成た実施形態を使用してツイスト運動を行う場合、肉厚の突起3/1を全てのガイド45に係着することで、各突起3/1と外壁31(第支柱3/6・第支柱3n/・3n/)が一体化ることから、これら突起3/1(この場合3個)に特性として備わる強い弾性復元力に加えて弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4ならびに第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/が有する弾性復元力が付加される。
係る状態では、各突起3/1ならびに弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4ならびに第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/に備わる弾性復元力に抗って利用者は座席5・5/1の回転を進行させる。
したがって、ツイスト運動中に負荷が生じ得ない従来の回転式の椅子に比べて利用者の腹直筋・外腹斜筋・中殿筋および広背筋に多くの負荷がもたらされることから、これら筋肉群の鍛錬に要する時間の短縮にも貢献する。
【0146】
また、座面5c・5c/1に着座した利用者が長円あるいは8の字などの円周を描く旋回運動を行う場合、ゴム系の素材で作られた第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/本体が元来有する特性故に傾動方向(傾斜方向)とは逆方向に反発する弾性復元力(弾性復帰)あるいは変形時に作用する応力(弾性復元力・復原性)に加えて、バネ挿入孔3aあるいは収容部3eに納置た弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4が有する変形時に応力として作用する弾性復元力(復原性)が付加される。
よって、図31で紹介した滑動手段35を含む座席接合部3b/1とガイド45と係脱自在に構成た突起3/1・3/2・3/3からなる第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/と、支柱収容器3c/2座席開口部5aの直下に具備する座席5・5/1を用いた構成の体操ができる椅子1の実施形態を使用して習慣的にツイスト運動と長円あるいは8の字などを描く旋回運動を合わせて実践した場合、利用者の腹直筋ならびに外腹斜筋および中殿筋の鍛錬、強化にとどまらず、広背筋の強化にまでおよぶ。
【0147】
この場合、肉厚が異なる突起3/1・3/2・3/3を異なる組み合わせとするか、単一の組み合わせとするかを利用者の都度の所望で選択してガイド45に係着させることで、ツイスト運動中の座席5・5/1に作用する抗力(弾性復元力・応力)を大幅に可変することと微調節することが可能になることから、座席5・5/1に着座した利用者に働く抗力(弾性復元力)の選択肢が多様化する。
具体的には、様々な体格あるいは体力の利用者の所望に応じて旋回運動時は弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4の納置数を増減することで、第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/の円周方向に向けた変形(傾動・傾斜・湾曲)に抗して作用する弾性復元力を適切に近しい状態に調節することができる。
また、ツイスト運動時は突起3/1・3/2・3/3を様々な様態で組み合わせてガイド45・45・45に係着することで、座席5・5/1を反転させる付勢力(弾性復元力)を適切に近しい状態に調節することもできる。
したがって、様々な体格あるいは体力の利用者に応じた筋トレもしくは腹、腰回りのダイエットが適切、かつ効率的に促進されることから、健康的であると同時に美観的にも優れた体形作りに貢献する。
【0148】
また、図25および26の図示例では、支柱嵌入孔3c/6の上方に内設たアウターハウジング39と、突起3・3・3の配置に対応するとともに支柱収容器3c下方の外周に配設た突起揺動溝3m・3m・3mからなる支柱収容器3c/3が紹介されている。
図25の図示例では、第支柱3類または第支柱3n類の上部に支柱収容器3c/3(支柱嵌入孔3c/6)を被嵌してストッパー38がアウターリング36の上端に当接し、内面41にアウターリング36の外壁嵌着させた状態で突出部44の上部とインナーリング37の下端が当接して摩擦面40の裏面と座席接合部3b/1の上面に一定の隙間が生じ、係る状態で突起揺動溝3m・3m・3m左右の内壁間に突起3のそれぞれが遊嵌される。
一方、図26の図示例では支柱3類または第支柱3n類の上部に支柱収容器3c/3(支柱嵌入孔3c/6)を被嵌して外壁31に外嵌さるとともに座席接合部3bの上端に貼設た滑動手段35/1に載置される滑動手段35/2(スラストベアリング)の上部と摩擦面40の裏面に貼設た滑動手段35/1が当接した状態で各突起揺動溝3m左右の内壁間に突起3のそれぞれが遊嵌される。
【0149】
他方、図27の図示例では突起3・3・3vを上端に突設た座席接合部3b/2外壁31に周設た第1支柱3類または同構造の第2支柱3n類と、支柱嵌入孔3c/6の下端に内設たアウターハウジング39と座席接合部3b/2の上端に突設た各突起3の配置に対応するとともに支柱収容器3c下方の外周に配設た突起揺動溝3m・3m・3mからなる支柱収容器3c/5が紹介されている。
【0150】
図26の図示例で示す実施形態では、図24または25の図示例で示す実施形態で用いられる滑動手段35(ボールベアリング)に変えて座席接合部3bの上端と摩擦面40の裏面の双方に金属製で薄板状の滑動手段35/1を貼設するとともに、これら滑動手段35/1・35/1間に滑動手段35/2(スラストベアリング)を挟装することでツイスト運動時に生じる摩擦抵抗を低減する対策が講じられている。
この場合、座席接合部3bの上端と摩擦面40の裏面の双方に貼設た滑動手段35/1・35/1が金属製であることから、滑動手段35/1・35/1が当接する面に鏡面加工を施すことで滑動手段35/2を挟装せずにツイスト運動時に生じる座席接合部3bの上端と摩擦面40の裏面との摩擦抵抗を低減させる策も想定し得る。
【0151】
ちなみに、図25および26の図示例で示す実施形態では、図24で示す支柱収容器3c/2と滑動手段35と第支柱3類もしくは第支柱3n類(弾性体30)の外壁31に周設た座席接合部3b/1と外壁31に横設た突起3・3・3vとで構成た実施形態と同等の作用効果を奏する。
【0152】
また、支柱嵌入孔3c/6の下端に内設たアウターハウジング39と支柱収容器3c下方の外側に横設た左右で対をなす突起揺動溝3m・3m・3mからなる支柱収容器3c/4とアウターハウジング39(内面41)に内嵌される滑動手段35と、各突起揺動溝3mの配置に対応するとともに座席接合部3b/1の上端に突設た突起3・3・3vとからなる座席接合部3b/2外壁31に周設た第1支柱3類および第2支柱3n類が図27に示されている。なお、図27の図示例で示す実施形態または図24から26の図示例で示す実施形態では同様の作用効果を奏する。
【0153】
図27の図示例で示す構造を受けて、支柱収容器3c/4下方の外周に横設た突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応するとともに座席接合部3b/の上部に凹設た逆T字型のガイド47・47・47と、これらガイド47に係着する形状の係止突起46底部に形設た肉厚の突起3/1・中肉の突起3/2・肉薄の突起3/3の3種が図28に示されている。
突起3/1・突起3/2・突起3/3は弾性を有するゴムなどの素材を使用してそれぞれ異なる肉厚に作られており、係止突起46はこれら突起3種の底部に一体成型で形設されている。
係る構造では、支柱収容器3c/4具備する座席5または5/1を、座席接合部3b/3を上端以下の外壁31に周設する構造に変成した第1支柱3類または第2支柱3n類(弾性体30)の上部に取り付けた際にストッパー38の裏面とアウターリング36の上端が当接するとともに、アウターリング36の外壁と内面41嵌着させた状態で摩擦面40の裏面と座席接合部3b/2の上面に一定の隙間(間隔)ができるように作られている。
係る状態で、各突起揺動溝3m左右の内壁間に突起3/1・突起3/2・突起3/3が遊嵌されるとともに各突起揺動溝3mの上端から突起3/1・突起3/2・突起3/3の上部が突出するように、これら突起3種の丈および幅(肉厚)が形設されている。
【0154】
図28の図示例で示す構造では、支柱収容器3c/4具備する座席5あるいは5/1を係る第1支柱3類または係る第2支柱3n類(弾性体30)の上部に取り付けた状態で、突起揺動溝3m・3m・3mの上端から突出した突起3/1・突起3/2・突起3/3の上部を持ってガイド47・47・47から係脱することが可能になる。
したがって、ツイスト運動時に座席5または5/1に着座した利用者の回動に抗する弾性復元力を付勢あるいは減勢する際に、図24または図29から31の図示例で示す実施形態のように支柱3類または第支柱3n類(弾性体30)の上部から座席5または5/1を取り外す手間を省くことができる。
ちなみに、図28の図示例で示す実施形態または図30・31の図示例で示す実施形態を用いてツイスト運動あるいは旋回運動を行った場合、同様の作用効果を奏する。
【0155】
以下では、支柱収容器3c/2(図24・29参照)と、環状の突出部44上面内側の縁部に突設た座席接合部3b/1と、突出部44にインナーリング37の下端が載置され状態で外壁31に嵌着滑動手段35と、上端から滑動手段35上方の外壁31に一定の間隔を隔てた箇所に凹設たガイド45・45・45と、これらガイド45に係着する係止突起46底部に形設た肉厚の突起3/1・中肉の3/2・肉薄の3/3からなる第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/を用いる(図30・31参照)構成を応用した実施形態を以下で紹介する。
【0156】
例えば、正転逆転可能あるいは一定範囲内での正転逆転を反復する既存のモーターなどの動力源を第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/の始点3w(図1参照)下方の脚部2に付設して、係る動力源の回転力でこれら支柱に偏心した回転を伝達する構造を想定する。(図示せず)
係る構造では、動力源の回転軸の先端に取り付ける筒体を設け、この筒体が密嵌した状態で嵌着する凹状の嵌合部をこれら支柱の外壁31寄りの底面に凹設して、この嵌合部に係る回転軸の先端に取り付けた筒体を嵌着する。(図示せず)
この場合、第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/の中心から離れた外壁31寄りの底面に凹設されている嵌合部に回転軸の先端に取り付けられた筒体が嵌着されることから、係る動力源を起動させると、これら支柱が偏心した回転を開始する。
ちなみに、以上で述べた第1実施形態では、脚部2の内部に螺設た螺子管2d(図示せず)と、第1支柱3類または第支柱3類、あるいは第2支柱3n類または第支柱3n類の下端から適度上方の箇所までに刻設されている螺子3fとが螺合によって接合され脚部2に固定されている。
【0157】
具体的には、第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/の中心と近接した箇所に係る嵌合部を凹設した場合、始点3w(図1参照)の偏心回転の振れ幅が僅かであっても、第支柱3/6または第4支柱3n/5・3n/7が弾力性の素材で作られていること、始点3wと作用点3u(図2参照)とが上下方向の離れた箇所に位置されていることから、これら支柱の外壁31寄りの底面に凹設された嵌合部の偏心回転よりも大きな長円を描く偏心回転を座席5にもたらすことが実現できる。
この場合、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数を減少させ、第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/の変形方向に抗して働く弾性復帰力を減少させた状態では、これら支柱の円周方向に向けた可撓性が向上(弾性復元力が低下)することから、座席5の偏心回転が一層長円化する。
【0158】
また、座席5に偏心した回転を機械的にもたらす構造として、油圧シリンダーまたは気圧シリンダーのピストンと可動に連結する一端と、この一端と対峙する位置に同構造の他端を有するロッドと、このロッドの他端と回転自在に連結する突起を回転軸から離れた位置の面上に突設した大径ギアと、この大径ギアのモジュールと噛み合うモジュールの小径ギアと、この小径ギアのモジュールと噛み合うモジュールで一層小径のピニオンギアを第支柱3/6あるいは第支柱3n/・3n/の外壁31寄りの底面に固設して、このピニオンギアの中心を脚部2の上部に回転自在に軸支持する策もある。(図示せず)
係る構造では、油圧シリンダーあるいは気圧シリンダーを起動すると、ロッドの往復運動が回転軸から離れた位置の面上に突設されている突起に伝達されると同時に大径ギアの回転に切り替わり、小径ギアから外壁31寄りの底面に固設され脚部2上に中心を回転自在に軸支持されたピニオンギアへと回転力を増しながら伝動され、これら支柱の力強い偏心回転に切り替わる。
【0159】
続いて、図1で紹介した座席接合部3bもしくは3b/1上端に突設ない第1支柱3類の上端縁部に図5上方の斜線で描写た接着面6zを座席開口部5aの直下に接着(接続)する構造で、バネ挿入孔3aの長さよりも若干短い全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3(図11参照)またはコイルスプリング3d/4(図示せず)をバネ挿入孔3aの上端に開設た開口3a/1から出し入れする実施形態に関する具体例を図面に沿って以下で説明する。
【0160】
図18の上方には、支柱収容器3c下端の支柱嵌入孔3c/6に上部嵌入状態の第1支柱3/3の概略側面透視図が示されており、第1支柱3/3に内設されている複数のバネ挿入孔3aの全長よりも若干短い全長に作られるとともに、一端に他と付着する性質の付着手段3i固設た弾性部材3d/1〜3d/3が示されている。
係る図示例では、バネ挿入孔3aの全長よりも若干短い全長に設定されゴム系の素材で作られた弾性部材3d/1〜3d/3が別設されており、これら弾性部材3d/1〜3d/3の一端に固設た付着手段3iと付着する性質の付着手段3i一端に固設た棒状の抜き取り部材3d/5が付着する以前の様子が示されている。
【0161】
例えば、図18の図示例で示す実施形態では弾性部材3d/1〜3d/3の一端に固設る付着手段3iが磁石である場合、被付着体となる抜き取り部材3d/5の一端に固設る付着手段3iは極性が異なる磁石あるいは鉄材でよい。
一方、弾性部材3d/1〜3d/3の一端に固設る付着手段3iが鉄材である場合、抜き取り部材3d/5の一端に固設る被付着体は磁石でよい。
ちなみに、係る全長の弾性部材3d/1〜3d/3あるいは抜き取り部材3d/5の一端に磁石を固設して付着手段3iとして利用する場合、弾性部材3d類のいずれか1本を取りだすに足る磁力を有すればよい。
係る構造では、少なくとも一端に付着手段3i固設た弾性部材3d/1〜3d/3と、少なくとも一端に付着手段3iが固設た1本の抜き取り部材3d/5とで事足りるが、抜き取り部材3d/5と弾性部材3d/1〜3d/3双方の両端に付着手段3i固設ることが好ましく、この場合、付着手段3iが抜き取り部材3d/5、あるいは弾性部材3d/1〜3d/3のいずれの端部にあるかをその都度確認する手間が省け利便性が向上する。
【0162】
具体的には、抜き取り部材3d/5の全長を概ね100mm前後に設定するとともに少なくとも一端に付着手段3iを固設する。
そして、弾性部材3d/1〜3d/3を開口3a/1から終点3kまでの長さ(バネ挿入孔3aの全長)に比べて80mm程度短い全長とし、これらの少なくとも一端に付着手段3iを固設する。
係る構造では、弾性部材3d/1〜3d/3の他端が終点3kに当接した状態で、弾性部材3d/1〜3d/3に付着手段3i固設た側の一端と、抜き取り部材3d/5に付着手段3i固設た側の一端とを合体させた時に、開口3a/1から抜き取り部材3d/5の他端が概ね20mm程度突出するように、弾性部材3d/1〜3d/3もしくは抜き取り部材3d/5のいずれか一方の長さが整えられればよい。
ちなみに、図1の図示例で紹介した実施形態に係る構造を応用した場合、座面5cの肉厚を考慮する必要はなく、したがって座席5(座面5c・5c/1)を薄型軽量に作ることが可能になる。
【0163】
また、図18の図示例で示す実施形態で弾性部材3d/1〜3d/3の端部に固設る付着手段3iがマジックテープ(登録商標)の場合、被付着体となる抜き取り部材3d/5の端部に固設る付着手段3iはマジックテープ(登録商標)と付着して合体する性質の素材であればよい。
ちなみに、抜き取り部材3d/5の端部にマジックテープ(登録商標)を固設して付着手段3iとして利用する場合、弾性部材3d/1〜3d/3のいずれか1本を取りだすに足る付着力を有すればよい。
また、鉄製のコイルスプリング3d/4を係る全長の弾性部材3d類と同等の全長として使用する場合は抜き取り部材3d/5側の端部に磁石が固設されればよい。
【0164】
なお、図18の上方の図示例で紹介した抜き取り部材3d/5と付着手段3iおよびバネ挿入孔3aよりも短い全長の弾性部材3d/1〜3d/3または鉄製のコイルスプリング3d/4を用いる実施形態を、他の実施形態あるいはそれらに関する変形例で採用しても問題ない。
ちなみに、係る構造は図1で紹介した第1支柱3類の上端に位置する開口3a/1の周囲に設けた接着面6z(図5参照)を座席開口部5aの直下に接着する簡素な構造に適する。
【0165】
例えば、弾性部材3d/1〜3d/3の端部に固設する付着手段3iが磁石あるいはマジックテープ(登録商標)であって、これらと付着する性質の付着手段3i端部に固設た抜き取り部材3d/5と、バネ挿入孔3aの全長に比べて短い全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3とが付着して両者が合体した状態で座席5 (座面5c)に着座した利用者が、腰部ならびに臀部を軸として左右交互の捻転を繰り返すツイスト運動を行う場合を想定する。
【0166】
この場合、付着手段3iとして用いられる磁石あるいはマジックテープ(登録商標)は弾性部材3d/1〜3d/3のいずれか1本を取りだすに足る付着力であることから、特に、第1支柱3類上端の接着面6z座席開口部5aの直下に接着る構造では、座面5cに着座した利用者がツイスト運動を開始した時点で第1支柱3類とバネ挿入孔3aの双方が即時に従動して利用者の回転方向に捻じられる。
係る状態の初期段階では、第1支柱3類本体と、これら支柱に内設たバネ挿入孔3aの捻じれ(変形)が増すにしたがって、納置されている弾性部材3d/1〜3d/3の上端に固設た付着手段3iから抜き取り部材3d/5の下端に固設た付着手段3iがバネ挿入孔3aの変形方向に分離すると同時に別体化した状態で抜き取り部材3d/5が先ず利用者の回方向に従動する。
係る状態が進行するにつれて第1支柱3類本体ならびにバネ挿入孔3aに納置されている弾性部材3d/1〜3d/3も変形しながら利用者の回転方向に従動する。
【0167】
さらに、多くのバネ挿入孔3aに納置た多数の弾性部材3d/1〜3d/3と同数の抜き取り部材3d/5とが付着して両者が合体した状態にある座席5に着座した利用者が、腰部ならびに臀部を軸として左右交互の捻転を繰り返すツイスト運動を実施する場合を想定する。
この場合、付着手段3iとして用いる磁石は弾性部材3d/1〜3d/3のいずれか1本を取りだすに足る磁力であること、またマジックテープ(登録商標)は周知の付着力であることから、多数の弾性部材3d/1〜3d/3と同数の抜き取り部材3d/5の結合力は成人が有する体力と比較して圧倒的に些細なことは明白である。
故に、多数の弾性部材3d類と同数の抜き取り部材3d/5とを付着させるとともに両者が合体、多くのバネ挿入孔3aに納置された状態であっても、バネ挿入孔3aを含む第1支柱3類の捻じれ(変形)が増すにしたがって弾性部材3d/1〜3d/3の上端から分離して別体化した抜き取り部材3d/5は利用者の回転方向(バネ挿入孔3aの変形)に従動する。
係る状態では、抜き取り部材3d/5の下方に位置する弾性部材3d/1〜3d/3が有する抗力(弾性復元力)は第1支柱3類の上部に限って僅かに伝播される。
その分、ツイスト運動の初期段階では第1支柱3類の変形方向(この場合捻じれ方向)とは逆方向に作用する弾性復元力は弾性部材3d/1〜3d/3が未納置の状態に準ずる。
【0168】
例えば、体重が重たい利用者が座席5(座面5c)に着座してツイスト運動を行う場合、付着手段3iを介して抜き取り部材3d/5と合体した弾性部材3d/1〜3d/3、あるいはこれらと同等の全長を有する鉄製のコイルスプリング3d/4予め多数のバネ挿入孔3aに納置た状態では、第1支柱3類本体に特性として備わる弾性復元力(抗力・応力)に弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4に特性として備わる弾性復元力(抗力・応力)が加わり、変形に抗する剛性が全体的に強化される。
係る状態では、静止時の第1支柱3類は座席5に着座した利用者の体重などの下方に向けた加重(荷重)による扁平に対する強度が向上するとともに長円または8の字などを描く旋回運動時に、これら第1支柱3類の変形方向に抗して作用する弾性復帰力も増強る。
【0169】
しかしながら、座席5(座面5c)に着座した利用者がツイスト運動を行う際は、開始とほぼ同時にバネ挿入孔3aの上部がそれぞれ従動して捻じれる変形(動作)に抜き取り部材3d/5が追動した時点で、抜き取り部材3d/5の下端に固設た付着手段3iと、弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4の上端に固設た付着手段3iがそれぞれ分離して別体化する。
係る状態では、バネ挿入孔3aに納置されている弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4の数にかかわらず、これらの変形に抗して働く弾性復帰力の影響が付着手段3iの下端より上方に位置するバネ挿入孔3a内におよぶことが軽減される。
したがって、バネ挿入孔3aの全長>の全長に作られた弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4同数納置た状態と比較して、係る構造では第1支柱3類の上部が横方向に捻じれる変形に抗して働く弾性復元力が減する。
故に、バネ挿入孔3aの全長>の全長に作られた弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4と付着手段3iならびに抜き取り部材3d/5を用いる構成は、座席開口部5aの直下に接着面6z(第1支柱3類の上端)もしくは座席接合部3bの上端を直接接合する構造(図1〜4参照)の中でツイスト運動を行う際に好適な手段となる。
【0170】
係る構造を受けて、抜き取り部材3d/5の少なくとも一端に固設た付着手段3iと、この付着手段3iに付着する性質の付着手段3i少なくとも一端に固設た弾性部材3d/1〜3d/3と、座席開口部5aの直下に固着、あるいは一体化で形設た支柱収容器3c/1の下端に位置する支柱嵌入孔3c/6(図24参照)から着脱自在に構成た第支柱3/6もしくは第支柱3/5または3/7の外壁31に凹設たガイド45・45・45に係着する係止突起46底部に形設るとともに異なる肉厚に作られた突起3/1〜3/3と滑動手段35を含む座席接合部3b/1具備する図31の図示例で示す実施形態と、多数の係止部6b上下方向の多段に固設た縦桟材6と、大小数種の異なる空間に作られた規制枠6a/1を有する複数種の規制手段6aからなる図20の図示例で示す実施形態で構成ることが望ましい。
【0171】
係る構成では、座席5・5/1を取り外した後に外壁31の周囲に近接する狭い空間の規制枠6a/1(図20下方参照)を有する規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の最上段に固設た係止部6bに係着することで、座席5・5/1に着座した利用者の静止時の安全性が向上する。のため、事務用あるいは食卓用などの普段使いの椅子に簡単な手順で変成することが可能になる。
同時に、大きな円周を描く旋回運動に切り替える際は座席5・5/1を取り外した後に広い空間の規制枠6a/1(図20上方参照)を有する規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の最上段に固設た係止部6bに係着するか、狭い空間の規制枠6a/1(図20下方参照)を有する規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の下段に固設た係止部6bに係着することで、本格的な椅子型運動器具に容易な手順で変成することもできる。
【0172】
ちなみに、図20の図示例で紹介した実施形態以外で座席5・5/1に着座した利用者の静止時の安全性を向上させる手段として、ゴム系の素材で円筒状に作られた弾性体30の上端に座席接合部3b突設図19下方の図示例で示す第1支柱3/2のように内壁32の内側に空間3hを有する構造では、内壁32に近接する外径でゴム系の素材を使用するとともに弾性部材3d/1の外径に比べて大径に作られた円柱状の弾性部材3d/6を空間3hに納置する策がある。
この場合、静止時の安全性に若干の運動性を持たせる手段として、ゴム系の素材を使用するとともに弾性部材3d/6に比べて若干小径に作られた弾性部材3d/7(図19下方参照)を空間3hに納置する策もある。
弾性部材3d/6空間3hに納置た状態では、第1支柱3/2本体が有する弾性復元力に弾性部材3d/6が有する弾性復元力が加わり第1支柱3/2の変形に対する剛性が強化されることから、普段使いの椅子に適応する。
反して、変形時に働く弾性復元力(復原性)が増強することから、座席5・5/1および第1支柱3/2が円周方向に傾いた状態で長円や8の字を描く旋回運動などの実施には不向きな状態となる。
しかしながら、図19下方の図示例で示すように弾性部材3d/6および3d/7の外径は内壁32の内径に比べて小径に作られていることから、ツイスト運動時に弾性部材3d/6あるいは3d/7の外壁と内壁32が接触することはなく、弾性部材3d/6あるいは3d/7が有する弾性復元力が作用することもない。
したがって、ツイスト運動時に限って第1支柱3/2に機能的な不具合が生じることはなく、係る状態では静止時の安定性も向上する。
【0173】
また、図16下方で示す第支柱3/6および図17上方で示す第支柱3/8と同図下方で示す第支柱3/9を除き、円柱状に形成された第支柱3類の上端から適度下方の外壁31にガイド45・45・45凹設して、異なる肉厚の突起3/1〜3/3具備るとともに、ガイド45下方の外壁31に座席接合部3b/1を周設して、滑動手段35装着図31で示す第支柱3/6と同構造に設えて図20の図示例で示す実施形態と組み合わせて構成する策もある。
係る構成では、ツイスト運動時に回転方向に抗する反発力(弾性復元力)は主に座席5・5/1の回転に従動する突起揺動溝3m・3m・3mの内壁間に遊嵌され突起3/1〜3/3それぞれにもとより備わる弾性復元力が主に担う。
一方で、長円または8の字などの円周を描く旋回運動時に円周方向に向けた傾動(湾曲・傾斜)に抗する反発力(弾性復元力)は第支柱3類にもとより備わる弾性復元力と、バネ挿入孔3aに納置する弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4に備わる弾性復帰力が担う。
【0174】
ちなみに、図21上方で示す第1支柱3/xまたは3/yを図31の図示例で紹介した第支柱3/6と同構造に設えるとともに、突起3/1〜3/3具備た場合(図示せず)、ツイスト運動時に回転方向に抗する反発力は肉厚が異なる個々の突起3/1〜3/3にもとより備わる弾性復元力が主に担う。
また、長円あるいは8の字などの円周を描く旋回運動時に円周方向に向けた傾動(湾曲・傾斜)に抗する反発力(復原性)は係る構造の第1支柱3/xおよび3/yにもとより備わる弾性復元力と、板バネ挿入孔3sに納置する金属製で長手薄板状の板バネ3tあるいは同形状でゴム製の板バネ3t/1に備わる弾性復元力が担う。
【0175】
この場合、図16上方で紹介した支柱収容器3c/1を座席開口部5aの直下に固着あるいは一体化で垂設た座席5と、同図下方で紹介した第支柱3/6と同様に突起3ならびに座席接合部3b最低限具設する支柱3類を用いる構成と比較して、図30または31の図示例で示す実施形態を応用して作られた第1支柱3類と、支柱収容器3c/2座席開口部5aの直下に垂設た座席5を用いる構成では、ツイスト運動時に機能する肉厚の突起3/1・中肉の突起3/2・肉薄の突起3/3が個々に有する弾性復元力(抗力)と、円周方向に向けた係る第1支柱3類の傾動時に機能する弾性復元力(抗力)の分別をより推進することができる。
加えて、座席開口部5aの貫設の有無に係わらず座面5cの裏面に最低限支柱収容器3c/1を固設あるいは一体化で形設することで、係る構造の第1支柱3類と座席5とを着脱自在に構成することが可能になる。
【0176】
以下では主に第2支柱3nまたは3n/1〜3n/3あるいは3n/xもしくは3n/yを用いる第2実施形態と、それらに関する変形例について添付した図面に沿って説明する。
ちなみに、第2実施形態ならびにそれらの変形例において、第1実施形態の脚部2は脚部2/1と称し、座席5は座席5/1と称し、座面5cは座面5c/1と称し、同内寸に貫設されている座席開口部5aは座席開口部5a/1と称し、これらはともに第1実施形態で採用した構造および形状と同構造、同形状であるとともに同素材を用いて同寸法に作られている。
【0177】
図32下方には、上端に開口3a/2開設た複数の収容部3e一定の間隔を隔てて外壁31側に周設るとともに弾性体30の上端から適度下方の収容部3e間の外壁31に弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4が出し入れできる内寸に開設た複数の開設口3z内壁32側に周設されている収容部3eに向けてそれぞれ貫設して一続きにすることで、上端に開設た開口3a/2と下側に開設た開設口3zの双方から弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の挿抜を可能とした第2支柱3n/5上方要部の斜視図が示されている。
ちなみに、以下で示す内壁32の一方に複数の収容部3e周設一体化た第2支柱3n/2(図10下方参照)あるいは外壁31と内壁32の双方に複数の収容部3e周設一体化た第2支柱3n/3(図11上方参照)の場合、開口3a/2のみ開設た収容部3eあるいは開口3a/2および開設口3zの双方開設た収容部3eのいずれの形態も選択することができる。
【0178】
また、図10A−Aの横断面図で示す第2支柱3nならびに同図下方の横断面図で示す3n/2もしくは図7の概略斜視図で示す第2支柱3n/1または図8の概略斜視図で示す第2支柱3n/3のそれぞれの構成の中核を担う弾質性に富むゴム系の素材を使用して円筒状に作られた弾性体30ならびに弾性体30の上端に座席接合部3b突設た弾性体30/1の外壁31の外寸は、第1実施形態で紹介した第1支柱3類の外寸と同一に作られている。
なお、以下で示す第2実施形態で紹介する収容部3eおよび板バネ収容部3s/1は弾力性に富むゴム系の素材を使用して外壁31・内壁32と一体成型で形設されている。
【0179】
図7上方には縦長の空間3h内壁32の内側に配設して、上端に座席接合部3b突設た弾性体30/1と、長手の略筒状に形成するとともに外壁31の周囲を取り囲む状態で周設して、上端に開口3a/2開設た多数の収容部3eからなる第2支柱3n/1上方要部の概略斜視図が示されている。
また、同図下方には弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4の抜け落ちを防止するために収容部3eの下端に設けた底蓋の機能を担う終点3kと、弾性体30/1の下端から適度上方までの外壁31に脚部2/1に内設されている螺子管2a(図示せず)と螺着する螺子3f刻設た第2支柱3n/1下方要部の概略斜視図が示されている。
【0180】
図8上方には、弾性体30/1の外壁31と内壁32の双方に周設るとともに上端に開口3a/2開設た多数の収容部3eからなる第2支柱3n/3上方要部の概略斜視図が示されている。
また、同図下方には収容部3eの下端に設けた終点3kと、弾性体30/1の下端から適度上方までの外壁31に螺子3f刻設た第2支柱3n/3下方要部の概略斜視図が示されている。
【0181】
図9には、上記第1実施形態で紹介した複数の縦桟材接合孔6/1上面に凹設して、螺子3fと螺着する螺子管2a内部に螺設た脚部2/1と係止部6b上下方向の多段に溶着た縦桟材6と、上段から下段にかけた係止部6bにそれぞれ係着されている異なる大きさの規制枠6a/1を有する3種の規制手段6aと、支柱収容器3cまたは3c/1もしくは3c/2座席開口部5a/1の直下に固着あるいは一体化で垂設た座席5/1上部に取り付けた第2支柱3n/1もしくは3n/3または第4支柱3n/7とからなる体操ができる椅子1/1の概略斜視図が示されている。
【0182】
図10上方には、図7上方のA−Aで示す第2支柱3n/1もしくは図22で示す弾性体30の上端から下側の外壁31を取り囲む環状に周設するとともに上端に開口3a/2開設た複数の収容部3eと、弾性体30の下端から適度上方の外壁31に刻設た螺子3fからなる第2支柱3n上方要部の部分横断面図が示されている。
また、同図下方には弾性体30/1の内壁32に密集した状態で周設るとともに、上端に開口3a/2開設た複数の収容部3eと、これら収容部3eの内側に位置する空間3hと、弾性体30/1の下端から適度上方までの外壁31に刻設た螺子3fからなる第2支柱3n/2要部の横断面図が示されている。
図11上方には、図8上方のB−Bで示す第2支柱3n/3上方要部の部分横断面図、同図下方には円柱状に形成た弾性部材3d/1と、三角柱状に形成た3d/2と、角柱状に形成た3d/3の概略斜視図が示されている。
【0183】
図21下方の左側には弾性体30の上端から下側の外壁31に周設され、扁平した方形状の開口3a/5上端に開設た複数の板バネ収容部3s/1と、内壁32に周設され上端に開口3a/5開設た複数の板バネ収容部3s/1と、内壁32に周設た板バネ収容部3s/1の内側に位置する空間3hと、弾性体30の下端から適度上方までの外壁31に刻設た螺子3fからなる第2支柱3n/y上方要部の断面斜視図が示されており、板バネ収容部3s/1に納置る金属系の素材で作られた板バネ3tまたは弾力性を有する素材で作られた3t/1の概略斜視図が示されている。
一方、同図下方の右側には弾性体30の上端から下方の外壁31に周設されるとともに開口3a/5上端に開設た複数の板バネ収容部3s/1と、内壁32の内側に位置する空間3hと、弾性体30の下端から適度上方までの外壁31に刻設た螺子3fからなる第2支柱3n/y要部の断面斜視図が示されており、板バネ収容部3s/1に納置る板バネ3tまたは3t/1の概略斜視図が示されている。
【0184】
図22上方には弾性体30と、この弾性体30の上端から下側の外壁31に周設され、上端に開口3a/2開設た複数の収容部3eからなる第2支柱3n上方要部の概略斜視図が示されており、同図中ほどには弾性部材3d/1の概略斜視図が示されており、同図下方には以上で紹介した他の第2支柱3n類ならびに第4支柱3n類または第1支柱3類ならびに支柱3類と同様に下端から適度上方までの外壁31に刻設た螺子3fと、収容部3eそれぞれの下端に終点3k設けた第2支柱3n下方要部の概略斜視図が示されている。
【0185】
図23上方には、弾性体30または弾性体30/1に被嵌した状態で密嵌する内寸の収容空間33/1が設けられ、伸縮性または可撓性を有する繊維もしくはゴム系の素材を使用して縦長の筒状に作られた納置筒33と、納置筒33の周囲を取り囲む状態で周設され、繊維もしくはゴム系の素材を使用して弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4納置することができる内寸袋状に設えるとともに上端に開口3a/2開設して、下端に終点3k設けた複数の収容部3e/1納置筒33の周囲に一体化で周設た弾性体収容筒3e/2上方要部の概略斜視図と、収容部3e/1に納置る弾性部材3d/1の概略斜視図が示されている。
同図下方には、上端に突設た座席接合部3dと、下端から適度上方の外壁31に刻設た螺子3fと、内壁32の内側に位置する空間3hからなる円筒状の弾性体30/1上方要部の概略斜視図が示されており、ゴム系の素材を使用するとともに空間3hの内径よりも若干小径に作られた円筒状の弾性部材3d/6空間3hに納置た様子を示す概略斜視図が3点鎖線で描写されている。
ちなみに、図23の図示例で示す実施形態では弾性体30と30/1は同外径の同全長に作られており、下端から適度上方までの外壁31には脚部2/1内に刻設された螺子管2a(図示せず)と螺着する螺子3fが刻設されている。
また、弾性体収容筒3e/2(納置筒33)の下端は解放されており、弾性体30/1の下端側から被嵌した状態で上端に当たる開口3a/2が座席接合部3bの上端(弾性体30の上端)から若干下側に位置するとともに下端が螺子3fの若干上方に位置する全長に納置筒33ならびに収容部3e/1が設えられている。
【0186】
続いて、図22で紹介した第2支柱3nまたは図7で紹介した第2支柱3n/1または図10の下方で紹介した第2支柱3n/2または図8で紹介した第2支柱3n/3もしくは図21の下方で紹介した第2支柱3n/xならびに3n/yと、上記第1実施形態で説明した支柱収容器3c〜3c/2座席開口部5a/1の直下に具設た座席5/1を用いる構成と、それらに関する変形例を以下で説明する。
また、弾性体収容筒3e/2を用いて構成図23で示す図示例ならびに関する変形例を以下で説明する。
【0187】
一例として、上記第1実施形態の図1で示す第1支柱3下方の外壁31に刻設た螺子3fと脚部2に螺設されている螺子管2aとを分解(分離・別体化)した後に、弾性体収容筒3e/2の開口3a/2を上にした状態で第1支柱3の下端側から収容空間33/1内に装着した場合を想定する。
この場合、第1支柱3には複数のバネ挿入孔3aが内設されている点、納置筒33の周囲には複数の収容部3e/1が周設されている点から、弾性体収容筒3e/2装着た状態の第1支柱3には、従来と比べてより多数の弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4を納置することが可能になる。
係る状態では、第1支柱3の変形に抗して作用する弾性復元力を従来に比べてより増強させることが可能になる。
【0188】
さらに、伸縮性もしくは可撓性を有する繊維系あるいはゴム系の素材で作られた納置筒33の周囲に同素材で作られた収容部3e/1が一体化で周設されていること、収容空間33/1が外壁31と密嵌する内寸に作られていることから、外壁31に被嵌た状態の弾性体収容筒3e/2は第1支柱3の変形に従動する。
係る状態では、収容空間33/1(弾性体収容筒3e/2)を第1支柱3に被嵌した際に開口3a/2が座席接合部3bの上端(弾性体30の上端)から若干下方に位置することから、開口3a/2(収容部3e/1)から若干突出する全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4を用いることによって、利用者が座席5・5/1に着座した姿勢でこれらの出し入れができる。
ちなみに、他の第1支柱3類あるいは内壁32のみに収容部3e周設た第2支柱3n/2の外壁31に収容空間33/1(弾性体収容筒3e/2)を被嵌した場合も同様の結果を奏する。
【0189】
また、図22で示す第2支柱3n(弾性体30)の上端に座席5/1の裏面(座席開口部5a/1の直下)を固着する構造では、弾性体30の外壁31のみに収容部3eが周設されている。
したがって、弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3d/4開口3a/2から若干突出する全長に設定する場合、座席開口部5a/1の貫設の有無に係わらず座席5/1に着座した利用者が座面5c/1から腰を浮かすことなく着座した姿勢で、開口3a/2から弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4の出し入れができることを利点とする。
係る構造では、必ずしも座面開口部5a/1の貫設を必須としない点、上端に座席接合部3d突設ない弾性体30を用いて第2支柱3n構成た点、収容部3e外壁31のみに周設た点から、第2支柱3nならびに座席5/1の作りを簡素化することができる。故に、これらの製造コストの縮減ならびに製造工程の簡略化を図ることができる。
【0190】
続いて、図22で示す第2支柱3nの上部から座席5/1を着脱可能にする構造を以下で説明する。
この場合、上記第1実施形態の図16の下方で紹介した第支柱3/6の構造を応用して、支柱収容器3c/2内に形設た突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応する配置で弾性体30の上端から適度下方の外壁31に突起3・3・3vを横設、これら突起3の下側にドーナツ状の座席接合部3b外壁31と一体化で周設た第2支柱3n(図示せず)と、上記図16の上方で紹介した支柱収容器3c/1座席開口部5a/1の直下に固設あるいは一体化た座席5/1を用いて構成することで、係る第2支柱3nから座席5/1の着脱を具現化できる。
ちなみに、上記第1実施形態で紹介した図16の図示例で示す第支柱3/6に形設た座席接合部3bならびに突起3はゴム系の素材を使用して外壁31と一体で成形されており、第2実施形態に係る座席接合部3bならびに突起3もゴム系の素材を使用して外壁31と一体で成形されている。
【0191】
例えば、弾性体30の上端から適度下方の外壁31に横設た突起3・3・3と、これら突起3の下方に周設た座席接合部3bからなる第2支柱3n(図示せず)と、支柱収容器3c/1座席開口部5a/1の直下に固設あるいは一体化た座席5/1を用いる構成を想定する。
係る構成では、係る第2支柱3nを軸としたツイスト運動時に座席5/1に着座した利用者の回転方向とは逆方向に付勢する抗力はゴム系の素材で作られた各突起3に特性として備わる弾性復元力(復原性)が主に担う。
一方、円周または8の字などを描く旋回運動時に係る第2支柱3nの傾動(湾曲・傾斜)方向とは逆方向に作用する抗力(応力)はゴム系の素材で作られた円筒状の弾性体30と外壁31に一体化で周設た複数の収容部3eで構成され第2支柱3n本体に特性として備わる弾性復元力(復原性)に加えて、収容部3eに納置する弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4に備わる弾性復帰力(復原性)が担う。
このように、ツイスト運動時に利用者の回転方向に抗する弾性復元力は主にそれぞれの突起3へ、旋回運動時の変形に抗する原形復帰(弾性復元力・復原性)は第2支柱3n本体に元来備わる弾性復元力ならびに収容部3eに納置する弾性部材3d類あるいはコイルスプリング3d/4に特性として備わる弾性復元力へと概ね分担させることが可能になる。
【0192】
また、係る構成では係る第2支柱3nから座席5/1が着脱できることから、図24または29の図示例で示すようにインナーリング37の径に対応した径で突出部44上面内側の縁部に突設した座席接合部3b/1と滑動手段35(ボールベアリング)を第2支柱3nに付設するとともにアウターリング36の外面41aと嵌着する内径の内面41を有するアウターハウジング39支柱収容器3c/1の下端に形設した支柱収容器3c/2を用いて構成することで、ツイスト運動時の座席5/1の回転がより滑らかになる。
係る構成では、それぞれの突起3が突起揺動溝3mそれぞれの内壁面に当接するまでは、係る第2支柱3nならびに収容部3eに納置た弾性部材3d類あるいはコイルスプリング4dが変形に抗して原形に復帰する際に生じる弾性復元力(応力・復原性)が作用することはない。
したがって、座席接合部3b/1および滑動手段35ならびに支柱収容器3c/2付設ない構造と比較して、ツイスト運動時に突起3それぞれの変形に抗する弾性復元力(応力・復原性)と、これら突起3の変形に対して後発する係る第2支柱3nおよび弾性部材3d類あるいはコイルスプリング4dの変形に抗して生じる弾性復元力(応力・復原性)の分担がより一層推進される。
【0193】
さらに、係る第2支柱3n類(弾性体30・30/1)の外壁31に周設た収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1の上端に開設た開口3a/2ならびに3a/5は図示例で示すように弾性体30あるいは30/1の上端から適度下方に配置されている。
そのため、弾性体30の上端から滑動手段35の上方にかけた外壁31に、突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応した配置で同数のガイド45を凹設し、これらガイド45に係着する係止突起46を底部に形設するとともに肉厚の突起3/1・中肉の3/2・薄肉の3/3の3種をガイド45と同数形設し、インナーリング37と同等の径を有する突出部44突設た座席接合部3b/1をガイド45下方の外壁31に周設し、ガイド45に突起3/1〜3/3が未係着の状態で滑動手段35を外壁31に装着することで、図30または31の図示例で示す実施形態と同構造に全ての第2支柱3n類(一部図示せず)を変成することもできる。
係る構造に変成た第2支柱3n類(一部図示せず)では、支柱収容器3c/2座席開口部5a/1の直下に具備する座席5/1を用いて構成することが可能になる。
【0194】
また、図30・31の図示例で示す構造では、長円または8の字などを描く旋回運動時に支柱3類もしくは第支柱3n類の円周方向に向けた傾動(傾斜・湾曲)に抗して働く弾性復元力を収容部3eに納置する弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4の数を増減しての可変または調整のみならず、利用者の体力または所望する運動強度に応じて肉厚の突起3/1あるいは3/2あるいは3/3に付け替えることで、ツイスト運動時に利用者の回転方向とは逆方向に作用する抗力(突起3/1〜3/3に備わる弾性復元力・復原性)を調節することと、可変することまでもが可能になる。
さらに、係る構造ではガイド45に突起3/1〜3/3未係着とした場合、通常の回転椅子に円周方向に向けた旋回運動(回動運動)機能付加た椅子型運動器具に変性することもできる。
ちなみに、突起3/1〜3/3がガイド45に係着され、弾性部材3d類と同等の外寸を有する硬質の棒材複数のバネ挿入孔3aあるいは収容部3/eに納置た状態で剛性が強化された第1および第2実施形態に係る第支柱3類ならびに第支柱3n類を座り仕事で使用する場合、座席5・5/1に着座した利用者が無意識で必要に応じて左右に回動する時に自ずと生じる突起3/1〜3/3の弾性復元力に抗する利用者の腹直筋・外腹斜筋・広背筋が無意識のうちに日々鍛錬される。
【0195】
一例として、図31の図示例で示す弾性体30と、座席接合部3b/1から下側の外壁31に周設た多数の収容部3eと、上端から座席接合部3b/1の上側にかけた外壁31に凹設たガイド45・45・45と、これらガイド45に係着する係止突起46底部に形設るとともに異なる3種の肉厚に作られた突起3/1・3/2・3/3と、座席接合部3b/1の内側縁部に突設た突出部44の上端にインナーリング37の下端載置さた状態で外壁31に嵌着た滑動手段35からなる第支柱3n/または3n/と、支柱収容器3c/2(図24参照)座席開口部5a/1の直下に具備する座席5/1を用いる構成を想定する。
係る構成では、2箇所のガイド45に肉厚の突起3/1を係着して残るガイド45に中肉の突起3/2を係着する組み合わせ、あるいは肉厚の突起3/1〜肉薄の3/3の各一枚ずつを3箇所のガイド45にそれぞれ係着する組み合わせ、あるいは1ないし2のガイド45に3/1〜3/3のいずれかを係着するなど、肉厚(復原性・弾性復元力)が異なる突起3/1〜3/3の組み合わせ、もしくは係着数を選択して個別のガイド45に係着することで、ツイスト運動時に利用者の回動方向とは逆方向に生じる抗力(弾性復元力・応力)を僅かに変更しての微調節ができることを利点とする。
また、第支柱3n/または3n/の場合、上端に開口3a/2開設た収容部3e外壁31に周設た点から、収容部3eの全長よりも若干長尺に作られた弾性部材3d/1(図9参照)あるいはコイルスプリング3d/4を採用することによって、外壁31側に周設た収容部3eからこれらを出し入れする際に利用者が座面5c/1に着座した姿勢で行える。そのため、第支柱3n/または3n/の傾動時に生じる弾性復元力の微調整時の作業が容易になる。
ちなみに、図31の図示例ではガイド45は外壁31の3箇所に凹設されているが、さらなるガイド45を増設するとともに、突起3/1〜3/3の増設ならびに増設たガイド45の配置に対応する突起揺動溝3mの配設(図示せず)によって、ツイスト運動時に座席5・5/1に着座した利用者の回転を逆転させる弾性復元力の作用量の選択肢と、ガイド45に係着させる突起3/1〜3/3の数あるいは突起3/1〜3/3の肉厚もしくは突起3/1〜3/3のガイド45に対する係着数と肉厚の組み合わせの選択肢がより豊富になる。
【0196】
一方、図10下方で示す第2支柱3n/2には弾性体30の内壁32と一体化して、上端に開口3a/2開設た多数の収容部3eが周設されており、図8または図11上方で示す第2支柱3n/3には弾性体30の外壁31と内壁32の双方と一体化して、上端に開口3a/2開設た多数の収容部3eが周設されている。
他方、図21の下方右側で示す第2支柱3n/xには弾性体30の外壁31と一体化して、上端に開口3a/5開設た多数の板バネ収容部3s/1が周設されており、同図の下方左側で示す第2支柱3n/yには弾性体30の外壁31と内壁32の双方と一体化して、上端に開口3a/5開設た多数の板バネ収容部3s/1が周設されている。
これら第2支柱3n類に関する図示例では、外壁31側に周設た収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1の上端に開設た開口3a/2または3a/5弾性体30もしくは30/1の上端よりも下方に配置た点から、外壁31側に周設た収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1から弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3tまたは3t/1を出し入れしてこれらの納置数を増減する作業は難なく行える。
しかしながら、内壁32側に周設た収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1の上端に開設た開口3a/2または3a/5から弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3tまたは3t/1を出し入れしてこれらの納置数を増減するには座面開口部5a/1の貫設が必須となる。
【0197】
例えば、図10の下方で紹介した第2支柱3n/2を構成する弾性体30の上端を座席開口部5a/1の直下に固着する構造で、内壁32に周設た収容部3eの上端に位置する開口3a/2(螺子3f上部から上端までの弾性体30の全長以下の全長の収容部3e)弾性体30もしくは30/1の上端に配置して、弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4を開口3a/2から概ね10mm〜20mm程度突出する全長に設定する場合、座面5c/1の肉厚を少なくとも20mm以上に設えることが必須となる。
一方、係る構造では、内壁32に周設た収容部3eの上端に位置する開口3a/2を弾性体30もしくは30/1の上端から30mm程度下方に配置するとともに終点3kに当接した状態で弾性体30の上端から10mm程度下方に端部が位置する全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4を用いることによって、座席開口部5a/1からの出し入れが難なく行える。係る構造では、薄型に作られた座面5c/1を有する座席5/1で対応することが可能になる。
他方、上記第1実施形態の図18で紹介した抜き取り部材3d/5の少なくとも一端に固設た付着手段3iと合体する性質の付着手段3i少なくとも一端に固設るとともに収容部3eの全長よりも若干短い全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4を用いる策もある。
【0198】
具体例として、図22で紹介した第2支柱3nまたは図7で紹介した第2支柱3n/1では、これら支柱を構成する弾性体30の外壁31のみに収容部3e周設ことと、図9の図示例で示す実施形態のように弾性部材3d/1の一端が終点3kに当接した状態で他端が開口3a/2から適度に突出する全長に作られた場合、外壁31に周設た収容部3eに設けた開口3a/2弾性体30の上端から適度下方に開設ことが相まって、座席開口部5a/1の貫設を必須としない。
係る構造では、長円または8の字などを描く旋回運動あるいは前後左右または斜め方向に直動する揺動運動を行う際に利用者が座面5cに着座した姿勢で外壁31側に周設た収容部3eに納置する弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を増減して第2支柱3nまたは3n/1の円周方向に向けた傾動 (湾曲・傾斜)に抗して働く弾性復元力の可変あるいは調節時の作業性が向上する。
【0199】
一方、第2支柱3nまたは3n/1の場合、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を納置する収容部3eが外壁31の一壁面にしか周設されていないことから、これら支柱の旋回時の傾動方向(湾曲方向)に抗する弾性復元力を調整あるいは可変する際に弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置先の選択肢が外壁31に周設た収容部3eに限定される。
また、図10下方で紹介した第2支柱3n/2では収容部3eが弾性体30の内壁32の一壁面にしか周設されていないことから、旋回時の傾動方向(湾曲方向)に抗する弾性復元力を調整する時に弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置先の選択肢が内壁32に周設た収容部3eに限定される。
【0200】
他方図8の図示例で示す第2支柱3n/3では、弾性体30の外壁31と内壁32の双方に同内寸を有する収容部3eが周設されている。
したがって、第2支柱3nまたは3n/1、あるいは3n/2に対する収容部3eの周設数に比べて、第2支柱3n/3に対する収容部3eの周設数が上回ることは明らかである。
故に、第2支柱3nまたは3n/1もしくは3n/2の傾動(湾曲)方向に抗する弾性復元力を調整あるいは可変するために弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を増減あるいはこれらの配置を変更して外壁31と内壁32の双方に周設されている収容部3eに納置する際の選択肢が多様化する。
【0201】
詳しくは、外壁31のみに収容部3e周設た第2支柱3nならびに3n/1もしくは内壁32のみに収容部3e周設た第2支柱3n/2の変形時に作用する弾性復元力の調節範囲に比べて第2支柱3n/3の場合、外壁31と内壁32の双方に収容部3eが周設されているので、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の絶対納置数が増加することから、これら支柱に働く弾性復元力(抗力・応力)の調整範囲が一層広がる。
係る構造では、第2支柱3nまたは3n/2に周設されている全ての収容部3eに弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4納置た状態で変形時に作用する弾性復元力(抗力・応力)に比べて、全ての収容部3eに弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4納置た状態の第2支柱3n/3の変形時に作用する弾性復元力はより増強される。
また、第2支柱3n/1もしくは3n/2に比べて第2支柱3n/3の場合、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数の下限から上限までの差が増加する点から、弾性復元力の微調節をより一層緻密に実施することができる。
そのため、多様な利用者がその都度に所望する弾性復元力により近しい状態に調節することと、大幅に異なる弾性復元力に可変することが可能になる。
【0202】
例えば、弾力性に富むゴム系の素材を使用して作られた弾性体30と、同素材を使用して縦長の袋状に作るとともに上端に開口3a/2開設して下端に終点3k設けた収容部3eを外壁31および内壁32の双方に固着あるいは一体化で周設図8で示す第2支柱3n/3に備わる収容部3eの全てに弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4未納置とした状態を想定する。
この場合、第2支柱3nまたは3n/1または3n/2の外壁31あるいは内壁32のいずれか一方に周設た収容部3eと同様に、外壁31と内壁32の双方に周設た収容部3eおよび弾性体30がゴム系の素材を使用して作られていることから、収容部3eの周設数が多い分、同状態の第2支柱3nまたは3n/1もしくは3n/2の特性として変形時に発揮する弾性復元力(復原性)に比べて僅かに強いか、準ずる弾性復元力を発揮する。
【0203】
ちなみに、第2支柱3n/3を用いる場合、座席開口部5a/1の直下に支柱収容器3c/2具備する座席5/1と、外壁31に凹設しガイド45・45・45と係止突起46底面に形設するとともに異なる3種の肉厚に作られた突起3/1〜3/3と滑動手段35を含む座席接合部3b/1からなる図30または31の図示例で紹介した実施形態と、縦桟材6の多段に溶着た係止部6bに異なる空間の規制枠6a/1を有する複数種の規制手段6aが係着されている体操ができる椅子1/1の様子を示す図9の図示例を組合せて構成することが、モーターなどの動力を利用しない第2実施形態の中で最も好ましい。
係る構成では、利用者の体重などによる座席5/1方向からの加重に対して第2支柱3n/3もしくは第4支柱3n/7がはなはだしく扁平して機能不全に陥ること食い止めるとともに利用者の安全が堅持されること、ツイスト運動時に座席5/1の回転方向に抗して作用する弾性復元力と、様々な円周を描く旋回運動時に第2支柱3n/3もしくは第4支柱3n/7の傾動方向に抗して作用する弾性復元力を個別に調節あるいは可変できることを利点とする。
【0204】
続いて、図9の図示例で紹介した実施形態と図24で図示した支柱収容器3c/2座席開口部5a/1の直下に固設あるいは一体化で具設た座席5/1と、図30および31で紹介した弾性体30あるいは第支柱3類の上端から適度下方の外壁31に周設た座席接合部3b/1と、外壁31に嵌着た状態で突出部44(図25参照)の上部に載置され滑動手段35と、突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応する配置で弾性体30あるいは第支柱3類の上端から滑動手段35の上部にかけた外壁31に凹設たガイド45・45・45(図31参照)と、これらガイド45に係着する係止突起46底部に形設るとともに異なる3種の肉厚(幅)に作られた突起3/1〜3/3からなる第支柱3類もしくは第支柱3n類を用いる構成の作用効果を以下で説明する。
【0205】
例えば、第支柱3n/7の場合、弾性体30の外壁31と内壁32の双方に収容部3e周設したことから、外壁31あるいは内壁32のいずれか一方に収容部3e周設た他の第支柱3n類に比べて、収容部3eの総数が増加る。
したがって、第支柱3n/と、座席開口部5a/1の直下に支柱収容器3c/2具備する座席5/1を用いる構成の座面5c/1に利用者が着座して長円あるいは8の字などを描く旋回運動を行う場合、収容部3eに弾性部材3d類またはコイルスプリング4dを納置する際の配置箇所が多様化すると同時に納置数の選択肢が豊富になる。
よって、年齢性別を問わず様々な体力の利用者あるいは利用者が都度の状況で所望する運動強度(弾性復元力・応力)に対して、外壁31あるいは内壁32のいずれか一方に収容部3eを周設た第支柱3n類に比べて、係る支柱3n/では、円周方向に向けた傾動時に抗する弾性復元力(復原性)をより一層微細に調節できることと、より大幅に可変できることを利点とする。
【0206】
さらに、外壁31の3箇所に凹設たガイド45から肉厚(幅)が異なる突起3/1〜3/3係脱自在に構成図30および31の図示例で示す実施形態の座席5/1に着座した利用者がツイスト運動を行う場合、第支柱3n/または3n/から座席5/1を取り外して異なる肉厚(幅)の突起3/1〜3/3を適宜に応じて選択して各ガイド45に係着する、あるいは突起3/1〜3/3を異なる肉厚の組み合わせとして各ガイド45に係着することで、ツイスト運動時に座席5/1の回転を逆転させる弾性復元力を微妙に調節あるいは大幅に可変することができる。
係る構造では、利用者が座席5/1に着座してツイスト運動を行う場合、年齢性別を問わず様々な体力の利用者あるいは利用者が都度の状況で所望する運動強度(弾性復元力)に適した肉厚(幅)の突起3/1〜3/3を選択あるいは組合せてそれぞれのガイド45に係着することで、ツイスト運動時に座席5/1に着座した利用者の回動に抗して作用する突起3/1〜3/3の個々に備わる弾性復元力を多様な利用者の都度の要望により近しい状態に調節もしくは可変することが実現する。
また、旋回運動時に第支柱3n/もしくは第4支柱3n/の傾動方向に抗する弾性復元力を若干程度付勢もしくは減勢する際は、座席5/1に着座した姿勢で外壁31側に周設されている収容部3eから弾性部材3d類もしくはコイルスプリング4dを増減しての微調節で事足りるので他の第支柱3n類と比較して利便性が向上する。
【0207】
図24または29の図示例で示す座席開口部5a/1の直下に支柱収容器3c/2具備する座席5/1と、収容部3e外壁31または内壁32のいずれか一方あるいは外壁31と内壁32の双方に周設た第支柱3n類を用いる構成では、収容部3eの上端に開設た開口3a/2から、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング4dの端部が10mm〜20mm程度突出する全長に設定ることが好ましい。
係る構造では、利用者が着座した姿勢のままで外壁31側に周設た収容部3eから弾性部材3d類またはコイルスプリング4dの出し入れができるので、係る第支柱3n類の傾動時(変形時)に働く弾性復元力の微調節を行う際に座席5/1から立ち上がる手間が省ける。
【0208】
反して、弾性体30もしくは30/1の上端を座席開口部5a/1の直下に固着する構造では、外壁31もしくは内壁32に周設する収容部3eの全長より若干短い全長の弾性部材3d類またはコイルスプリング4dと、上記第1実施形態の図18の図示例で紹介した抜き取り部材3d/5と付着手段3iを用いる構成を採用することが好ましい。
ちなみに、座席開口部5a・5a/1貫設た座席5・5/1を体操時のみならず日常使いの椅子として使用する際は円座の役割も果たすので、痔や脱肛など臀部に持病を持つ利用者に対しても良好な座り心地を提供することができる。
【0209】
さらに、図9の図示例で紹介した縦桟材6の上下方向の多段に固設た係止部6bと大小数種の空間の規制枠6a/1を有する規制手段6aの付設もしくは弾性部材3d類またはコイルスプリング4dあるいは板バネ3tと同等の外寸を有する硬質の棒材もしくは板材をバネ挿入孔3aまたは収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1に複数納置することで第1支柱3類または第2支柱3n類の変形に対する剛性が向上する。
また、外壁31のみに収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1周設た第2支柱3nもしくは3n/xの場合、図23の図示例で紹介した空間3hの内径に比べて若干小径に作られた弾性部材3d/6を空間3hに納置することによって、これら第2支柱3n類の静止時の安定性の向上を図る策もある。
【0210】
前述策を講じることで、座席5・座席5/1に着座した利用者が第1支柱3類を用いて構成た第1実施形態あるいは第2支柱3n類を用いて構成た第2実施形態による体操ができる椅子1または体操ができる椅子1/1を普段使いの椅子として利用する際の安全性が保持される。
なお、空間3hに弾性部材3d/6を納置した場合、様々な円周を描く旋回運動時に第2支柱3nもしくは3n/xの傾動方向に抗する弾性復元力(復原性)が増強る。
しかしながら、空間3hの内径に比べて弾性部材3d/6の外径が小径に作られていることから、ツイスト運動時に利用者の回転方向に反して働く弾性復元力が増強ることはない。
故に、ツイスト運動を行う際に利用者が座席5/1から離れて第2支柱3nもしくは3n/xに働く弾性復元力を変更する手間が省かれる。
【0211】
以上で述べた第1および2実施形態の第1支柱3類・第3支柱3類または第2支柱3n類・第4支柱3n類を日常使いと体操を兼ねる椅子として使用する場合、第3支柱3類または弾性体30の上端から滑動手段35または滑動手段35/1もしくは滑動手段35/2の上方にかけた外壁31に凹設たガイド45・45・45と、これらガイド45に係着する係止突起46底部に形設するとともに異なる肉厚に作られた突起3/1〜3v/3と、滑動手段35類を含む席接合部3b/1具備する第3支柱3類または第支柱3n類と、座席開口部5a・5a/1の直下に支柱収容器3c/2具備する座席5・5/1を用いる構成を取り入れることが望ましい。
もしくは、上方にアウターハウジング39内設るとともにガイド45・45・45の配置に対応した配置の突起揺動溝3m・3m・3m下方の外部に横設し支柱収容器3c/3(図25・26参照)具備する座席5あるいは座席5/1と、滑動手段35類を含む席接合部3b/1ならびにガイド45備する支柱3類または第支柱3n類を用いる構成を取り入れることが望ましい。
あるいは、上端にガイド47・47・47形設して、内側の縁部に突出部44突設た座席接合部3b/3(図28参照)上端から適度下方の外壁31に周設た第1支柱3類または第2支柱3n類と、各ガイド47に係着する係止突起46底部に形設るとともに異なる肉厚に作られた突起3/1〜3/3と、支柱嵌入孔3c/6にアウターハウジング39内設るとともに各ガイド47の配置に対応する配置の突起揺動溝3m下端の外に横設た支柱収容器3c/4(図27参照)を具備する座席5あるいは座席5/1を用いる構成を取り入れることが望ましい。
係る構造では、各突起揺動溝3mの上端から若干程度突出する全高に突起3/1〜3/3または突起揺動溝3mを形設することで、座席5・5/1が取り付けられている状態で各ガイド47から係る突起3/1〜3/3を係脱することができる。
そのため、ツイスト運動時に利用者の回転方向に抗して生じる弾性復元力を調節あるいは可変する際に座席5・5/1を取り外す手間を省くことが可能になる。
【0212】
ちなみに、第2支柱3n/3もしくは3n/yまたは第4支柱3n/7を用いる構成では、弾性体30の外壁31と内壁32の双方に収容部3eまたは板バネ収容部3s/1が周設されている。
故に、収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1の周設箇所(壁面)が外壁31あるいは内壁32のいずれか一方に限定され他の第2・第4支柱3n類に比べて、第2支柱3n/3または3n/yもしくは第4支柱3n/7の場合、収容部3eあるいは板バネ収容部3s/1に納置する弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4あるいは板バネ3tもしくは3t/1を増量できることから、稼動時、静止時にかかわらず剛性を要する状況での使用に適する。
【0213】
具体例として、ガイド45から係脱自在であるとともに異なる肉厚に作られた突起3/1〜3/3と、滑動手段35類を含む席接合部3b/1からなる図30の図示例で示す第支柱3n/または3n/と、上面の複数個所に縦桟材接合孔6/1凹設した脚部2/1と、係止部6b上下方向の多段に溶着した縦桟材6と、異なる空間の規制枠6a/1を有する3種の規制手段6aからなる図9の図示例で示す実施形態で構成する場合を想定する。
例えば、係る第支柱3n/を用いて構成した体操ができる椅子1/1を体重が重たい利用者が日常使いの椅子として使用する場合、外壁31と内壁32の双方に周設た多くの収容部3eに多数の弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を納置することで、これら支柱の変形時に作用する反発力が増すと同時に、収容部3eの内部が高密度な状態になることから、縦横方向に対する剛性が向上する。
【0214】
係る状態では、座席5/1に着座して食事や読書をする時利用者がほぼ静止した姿勢を保持する際に、利用者の体重などの加重による第支柱3n/の扁平と、利用者の動作によるこれら支柱の傾動(屈折・湾曲)を一定程度制限することができる。
さらに、第支柱3n/から座席5/1を取り外した後に狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aを縦桟材6の最上段に溶着た係止部6bに係着させることで、これら支柱の扁平ならびに屈折(湾曲)する度合いがより制限され、座席5/1に着座した利用者が不用意な動作をした際の安全性が一層向上する。
【0215】
続いて、弾性体30/1を下端側から嵌挿した際に外壁31と密嵌する収容空間33/1開設た筒状の納置筒33と、上端に開口3a/2開設るとともに下端に終点3k設け、納置筒33の周囲を取り囲む環状に周設た縦長で袋状の収容部3e/1からなる図23の上方で示す弾性体収容筒3e/2の図示例と、応用例(変形例)を以下で説明する。
図示例では、弾性体収容筒3e/2ならびに収容部3e/1はともに伸縮性または可撓性を有する素材で設えられるとともに一体化されており、納置筒33の内側に開設た収容空間33/1に弾性体30/1を挿嵌した際に開口3a/2が座席接合部3bの下方に位置する全長に作られている。
係る構造では、弾性体収容筒3e/2の素材には伸縮性を有するニットなどを用いることが好ましく、図示例で示すように納置筒33ならびに収容部3e/1を網目状に設えるとともに多彩な着色を施すことでインテリアとしての美観も向上する。
【0216】
ちなみに、上記第1実施形態で紹介した第1支柱3類を脚部2から取り外し、下端側から収納空間33/1(弾性体収容筒3e/2)を嵌挿して外壁31の周囲に複数の収容部3e/1を画設するとともに、もとより内設されている多数のバネ挿入孔3aあるいは板バネ挿入孔3sからなる第1支柱3類に変成することも可能である。
係る状態では、元来から内設されているバネ挿入孔3aあるいは板バネ挿入孔3sに複数の収容部3e/1が加わることから、係る第1支柱3類の発動時から変形方向に抗して働く弾性復元力の増強と、微調節ができることを利点とする。
【0217】
さらに、弾性体収容筒3e/2を用いる場合、上端から適度下方の外壁31に周設た座席接合部3b/1と、滑動手段35類の上方までの外壁31に凹設た複数のガイド45と、これらガイド45に係着する係止突起46底部に形設るとともに異なる肉厚に作られた突起3/1〜3/3(図31参照)からなる弾性体30 (図示せず)あるいは図10下方の図示例で示す内壁32に収容部3e周設た第支柱3n/と、支柱収容器3c/2座席開口部5a/1の直下に具備する座席5/1(図24参照)を用いる構成を採用することが望ましい。
係る構成では、弾性体30の下端側から納置筒33を嵌挿した際に開口3a/2が座席接合部3b/1の下方に位置するように収容部3e/1の全長を設えることで、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を出し入れする時の作業が容易になる。
【0218】
ちなみに、弾性体収容筒3e/2(納置筒33)嵌挿た状態滑動手段35類を含む座席接合部3b/1およびガイド45ならびに突起3/1〜3/3からなる弾性体30(図示せず)の場合、図31の図示例で紹介した外壁31に凹設たガイド45・45・45ならびに、これらガイド45に係着さる突起3/1〜3/3と滑動手段35を含む座席接合部3b/1および座席接合部3b/1下方の外壁31に周設た収容部3eで構成され支柱3n/に匹敵する機能を奏する。
また、係る弾性体30に変えて係る第支柱3n/の外壁31に弾性体収容筒3e/2を装着した場合、外壁31と内壁32の双方に収容部3e周設るとともに滑動手段35を含む座席接合部3b/1およびガイド45ならびに突起3/1〜3/3具備する図30の図示例で示す第支柱3n/に匹敵する機能を奏する。
【0219】
続いて、図30または31の図示例で紹介した第支柱3n/と、弾性体30の下端から適度上方の外壁31に刻設た螺子3fと螺着する螺子管2aと上面の複数個所に凹設た縦桟材接合孔6/1からなる脚部2/1ならびに上下方向の多段に溶着た係止部6bからなる縦桟材6および3種の異なる大きさの空間を有する規制枠6a/1と係止部6bに係着さる外枠6dとを接続する複数の横桟材6cからなる規制手段6aで構成図9の図示例で示す体操ができる椅子1/1の実施形態に備わる多様な機能と、それら機能がもたらす様々な利点を以下で説明する。
【0220】
例えば、外壁31もしくは内壁32のいずれか一方に収容部3e周設た第支柱3n/もしくは3n/(図29・30参照) に比べて第支柱3n/(図11上方・30参照)では、外壁31と内壁32の双方に収容部3e周設したことから、第支柱3n/の傾動時に逆方向に働く弾性復元力をより微妙に調節することと、一層大幅に可変することができる。
また、支柱収容器3c/2の付設によって座席5/1着脱自在に構成こと、滑動手段35を含む座席接合部3b/1ならびにガイド45弾性体30(第支柱3n類)の外壁31に具備して、肉厚が異なる3種の突起3/1〜3/3を備えるとともにガイド45から係脱自在に構成ことから、ツイスト運動時に一定の範囲内で座席5/1の回転方向に抗して働く弾性復元力の強弱を異なる肉厚の突起3/1〜3/3に付け替えることで可変もしくは調節することが可能になる。
この場合、肉厚が異なる突起3/1〜3/3を組合せて各ガイド45に係着する手段と、ガイド45に対する突起3/1〜3/3の係着数を減ずる手段があり、特に後者の手段は座席5/1の回転方向に抗して働く弾性復元力を減勢する際に安易であり有効である。
【0221】
また、図31の図示例では第支柱3/6または第支柱3n類の上端から滑動手段35の上方にかけての外壁31の3箇所にガイド45が凹設されている。
しかしながら、突起揺動溝3mおよびガイド45を増設するとともに突起3類の肉厚を多種化することによって、ツイスト運動時に利用者の回動に抗する弾性復元力の作用量の強弱を調節もしくは可変する際の選択肢がより豊富になる。
係る構造では、ガイド45の凹設数を増設するとともに凹設箇所および数に対応した配置の突起揺動溝3m支柱収容器3c/2の内壁面3c/5から内方に向けて横設ることが好ましい。
この場合、隣接する突起揺動溝3mの外壁面どうしの間隔と突起揺動溝3mの内壁面どうしの間隔を同等になるように配設するとともに、これら突起揺動溝3mの配置に対応した配置のガイド45を第支柱3/6または第支柱3n類の外壁31に凹設して増設する手段もある。(図示せず)
【0222】
係る構造に加えて、図9で紹介した図示例で示す体操ができる椅子1/1の実施形態では縦桟材6の上下方向の多段に溶着た係止部6bと、この係止部6aから係脱自在に構成た3種の異なる空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aが付設されている。
したがって、座席5/1に着座した利用者が前後左右もしくは斜め方向に向けて揺動運動を行う場合、座席5/1を取り外すあるいは第支柱3n/(螺子3f)を脚部2/1(螺子管2a)から取り外した後に、狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の上段に配置た係止部6bに予め係着させることで、第支柱3n/が円周方向に向けて傾動(傾斜・湾曲)する角度と旋回する領域が狭くなる。
故に、利用者自らが自身の安全を図らずして前後左右あるいは斜め方向に直動を繰り返す揺動運動や、様々な円周を描く旋回運動を安心して行えることを利点とする。
【0223】
また、上段に配置た係止部6bに狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6a(外枠6d)を係着させる際の利点として、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置状態に関わらず支柱3n/の上部に取り付けた座席5/1に体重が重たい利用者が腰掛けた場合、第支柱3n/上方の扁平量(平たく変形する大きさ)が規制枠6a/1の大きさを上回った時点で第支柱3n/上方の扁平(変形)が規制枠6a/1の上部で留まる。
係る状態では、係止部6bが縦桟材6に溶着されている点、縦桟材6が縦桟材接合孔6/1に嵌着されている点、外枠6dならびに横桟材6cおよび規制枠6a/1が互いに溶着により接合されている点から、座面5c/1に対する荷重、すなわち利用者の体重が自動的に規制枠6a/1〜横桟材6c〜外枠6d〜係止部6b〜縦桟材6〜縦桟材接合孔6/1の順で最終的に脚部2/1に伝播る。
この場合、第支柱3n/の旋回時に円周方向に傾動する時の起点にあたる始点3w(図2参照)は規制手段6a(外枠6d)係着させた係止部6bの内側に位置する規制枠6a/1の上方近傍に切り替わり、結果として座席5/1上部に取り付けた第支柱3n/が狭い空間の規制枠6a/1の上方近傍を軸として小幅ながらも円周方向に傾動 (傾斜・湾曲)しながら旋回する機能と、滑動手段35を軸として座席5/1が左右に回する機能と、日常使いの椅子としての機能が保全される。
【0224】
例えば、弾性部材3d/1〜3d/3あるいはコイルスプリング3/4が収容部3eに未納置もしくは納置数が少ない状態の第支柱3n/に取り付けた座席5/1に、体重が重たい利用者が着座して長円または8の字などを描く旋回運動あるいは前後左右または斜め方向に直動する揺動運動などを行う場合を想定する。
この場合、縦桟材6aの最上段に固設た係止部6bに狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6a(外枠6d)を事前に係着させることで、利用者が自らの動作を意識的に控える必要はなく、座席5/1を含む第支柱3n/が円周方向に向けて傾動(傾斜・湾曲)する時の起点と旋回する範囲が規制枠6a/1の空間が占める領域に応じて制限される。
【0225】
係る状態では、第支柱3n/の傾動時 (傾斜・湾曲)にならび旋回時の起点が最上段に固設た係止部6bの内側に位置する規制枠6a/1の下側近傍(図20下方参照)に移行すると同時に、狭い空間の規制枠6a/1によって旋回可能な領域が制限されることから、座席5/1に着座した利用者が旋回運動を行う時の動作範囲が自ずと制約される。故に、座面5c/1からの落下など、不測の事故を未然に回避できることを利点とする。
係る構成では、様々な利用者が都度の状況または自身の体重や体力などの条件に応じて適切な空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aを選択するとともに外枠6dを適切な箇所(高さ)に配置されている係止部6bに係着させることで、体力が弱い利用者や体重が重たい利用者の安全も保全される。
さらに、狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aを取り外すもしくは広い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aに付け替えることで、強度の運動を要望する体力が強い利用者にも好適に対処することができる。
【0226】
また、図24もしくは31の図示例で示す支柱収容器3c/2具備する座席5/1とガイド45・45・45に係着する肉厚の突起3/1・中肉の突起3/1・肉薄の突起3/3と滑動手段35と座席接合部3b/1からなる第支柱3n/と、脚部2/1と係止部6b上下方向の多段に溶着た縦桟材6と、異なる空間の規制枠6a/1が備わる複数種の規制手段6aで構成図9で示す体操ができる椅子1/1の実施形態に、正転および逆転可能または一定範囲での正転逆転を反復する既存のモーターなどの動力源を第支柱3n/の下部支点3w(図1参照)から下方の脚部2/1に設置して、係る動力源の回転力で第支柱3n/に偏心した回転を伝達する構造を想定する。(図示せず)
係る構造では、動力源の回転軸の先端に取り付ける筒体を設け、この筒体が密嵌した状態で嵌着する凹状の嵌合部を弾性体30底面の外壁31と内壁32との間隔に凹設して、この嵌合部に係る回転軸の先端に取り付けられた筒体を嵌着する。(図示せず)
【0227】
この場合、第支柱3n/の中心(空間3h)から離れた外壁31と内壁32との間隔に前記嵌合部凹設したことから、前記動力源を起動すると、第支柱3n/が偏心した回転を開始する。
係る構造において、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数を減少させて第支柱3n/の変形に抗する弾性復元力を低減させるとともに係止部6bに規制手段6a(外枠6d)が係着されていない状態を想定する。
この場合、第支柱3n/の円周方向に向けた可撓性(湾曲性)が向上すること、第支柱3n/の傾動量(傾斜角)ならびに旋回範囲が規制されないこと、作用点3uと始点3w(図2参照)が第支柱3n/の上下方向の離れた箇所に移行ことから、座席5/1が大きな長円を描きながら偏心した状態で旋回する。係る状態では、並行してツイスト運動を行うこともできる。
反して、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数を増加させて第支柱3n/の変形に抗する弾性復元力を増強させるとともに上段に配置た係止部6bに狭い空間を有する規制手段6aの外枠6d(図20下方参照)係着さた状態を想定する。
係る状態では、円周方向に向けた可撓性(湾曲性)が低下すること、第支柱3n/の傾動量(傾斜角)ならびに旋回範囲が係る規制手段6aによって規制されること、作用点3uが座席開口部5aの直下であって始点3wが規制枠6a/1の下側近傍に移行され、作用点3uと始点3wが近接(図20下方参照)することから、座席5/1が小幅な長円を描きながら偏心して旋回する。係る状態では、並行してツイスト運動を行うこともできる。
【0228】
また、前述した第支柱3n/が動力源の起動によって偏心した円周を描く構造を利用して第2支柱3n類あるいは第1支柱3類に応用する策もある。
ちなみに、以上で述べた第1および第2実施形態では、脚部2・2/1の内部に螺設た螺子管2dと第1支柱3類・第3支柱3類もしくは弾性体30または30/1の下端から適度上方までに刻設た螺子3fが螺合され、第1支柱3類・第3支柱3類または第2支柱3n類・第4支柱3n類が脚部2・2/1上に設置されている。
【0229】
続いて、図22で紹介した弾性体30の外壁31のみに収容部3e周設た第2支柱3nを、椅子支柱とは異なる使途に転用する例を添付した図面に沿って以下で説明する。
図33には、弾力性に富む素材を使用して外壁8/2と内壁8/3と、内壁8/3の内側に位置する空間3hと外壁8/2の中央近傍に貫設た開口部30aと外壁8/2の左右両側のそれぞれに貫設た開口部3b・3bからなる筒状の基部8/1ならびに扁平した縦長の袋状で内部に密閉空間8bを有し開口部30b・30bの配置に対応した位置で密閉空間8bの裏面に貫設た開口部30b/1・30b/1からなる複数体の流体袋8a外壁8/2に周設たアーム8要部の部分断面図が示されている。
【0230】
図33上方ならびに図34の図示例では、伸縮性に富む素材で中空のリング状に作られた緊締手段9が流体袋8aの周囲に巻装されており、緊締手段9の内側に開設た接合孔9d/1と、この接合孔9d/1と接続される注入孔9d一端に開設して、他端に注入孔9h開設た注入管9a開口部30aの外壁8/2側から内壁8/3に向けて挿通して、空間3h内の縦方向に敷設した様子が示されている。
また、内壁8/3側から開口部30b・開口部30bに挿通して、L字型に屈折るとともに密閉空間8b内に突出する注入孔9c・9c一端に開設して、他端に注入孔9g(図示せず)開設た管状で可撓性に富む強靭な素材で作られた複数の注入管9bを、空間3h内に敷設されている注入管9aの両側にそれぞれ敷設した様子が図33または図34上方の図示例で示されている。
【0231】
例えば、アーム8と緊締手段9を用いて人間の指を含む手から手首関節および肘関節の動作と類似する機能が備わるロボットアームを作る場合、外壁8/2周囲の少なくとも長手方向の2箇所に、伸縮性と弾力性に富むシリコーンやラテックスなどの弾力性および伸縮性に富む素材を使用して気体または液体(以下流体)を注入または排出することで加圧、減圧して密閉空間8bの内圧調節ができる縦長で扁平した袋状の図33または図34上方の図示例で示す流体袋8aを外壁8/2と固着あるいは一体成型で形設する構造が考えられる。
係る構造では、密閉空間8bに流体を注入もしくは排出することによって流体袋8a(密閉空間8b)の内圧を調節して弾性復帰力(強度・硬度)を調節する時に不可欠となるエアコンプレッサーもしくは油圧シリンダー(以下加圧装置)などと接続する側の一端に開設た注入孔9g(図示せず)と対峙する側の他端に開設た注入孔9cを有するとともに可撓性で強靭な素材を使用して長手のチューブ状に作られた注入管9bを少なくとも2本設けることが望ましい。
この場合、注入孔9cをそれぞれの流体袋8aに貫設た開口部30b/1と密閉した状態で別々に接続することで、密閉空間8bそれぞれの内圧を個別に調節することが可能になる。
【0232】
係る構造では流体袋8aを含む筒体8/1の動作時に少なくとも2本の注入管9bが連動する。
したがって、これら注入管9bとアーム8周辺にある物品との接触を回避するには筒体8/1の少なくとも2箇所に開口部30bを貫設するとともに、これら開口部30bの配置にそれぞれ対応した配置で流体袋8aの外壁8/2側(流体袋8aの裏面)に開口部30b/1を開設し、注入孔9cを密閉空間8b内に密閉した状態で接続し、開口部30bの外壁8/2側から注入管9b(注入孔9g)を挿通して空間3h内に敷設する策がある。
係る構造では、外壁8/2の一側面と一体成型で形設た流体袋8aと外壁8/2の他の側面と一体成型で形設た流体袋8aと、これら流体袋8aの周囲に巻装る緊締手段9に開設た接続孔9d/1に接続る注入孔9d端部に開設るとともに可撓性に富む強靭な素材を使用して長手のチューブ状に作られた注入管9aを筒体8/1に貫設た開口部30aの外壁8/2から内壁8/3に向けて挿通して空間3h内に敷設する策を講じることが好ましい。
ちなみに、係る構造では注入孔9hに接続た加圧装置から注入管9aを通じて流体を注入または排出して加圧・減圧することで緊締手段9を拡縮させることができる。
【0233】
さらに、開口部30aと複数の開口部30b貫設た筒体8/1と、外壁8/2の少なくとも2箇所に形設た流体袋8aと、これら流体袋8aの裏面にそれぞれ貫設た開口部30b/1から密閉空間8b内に突出する注入孔9c端部に開設た注入管9bと、注入管9aの端部に開設た注入孔9dと密閉した状態で一体化た環状の緊締手段9を用いて構成たアーム8の端部に図34の下方で示す流体手10接続たロボットアームに関する実施形態を以下で紹介する。
【0234】
例えば、図34の上方で示すように筒体8/1の外壁8/2縦方向の2箇所に周設た流体袋8aを上下に向けた状態で加圧装置と注入孔9gを接続し、注入孔9cから上側に配置た流体袋8a内部の密閉空間8bに流体を注入して高圧化し、下側に配置た流体袋8a内部の密閉空間8bには流体の注入量を控えるあるいは未注入として低圧化する。
係る状態では、筒体8/1が弾力性に富む素材で筒状に形成されていること、上側に配置た流体袋8a内部の密閉空間8bが高圧(硬質)であること、反して、下側に配置た流体袋8a内部の密閉空間8bが低圧(軟質)であることから、上側に配置た流体袋8aと下側に配置た流体袋8aの周囲を均一に緊締して圧迫するとアーム8が上方に向けて屈折する。
【0235】
係る特性を利用して、筒体8/1の上下に個別で配置た流体袋8aの周囲に緊締手段9を巻装した状態で注入管9aから注入孔9dを通して流体を注入して加圧した場合、緊締管9内が高圧化され口径が縮小されると同時に流体袋8a・8aの周囲に巻装た緊締管9の配置箇所が締め付けられて圧迫される。
これにより、図34上方の図示例で示すようにアーム8の一方を固定した場合、緊締手段9配置た箇所を起点としてアーム8の他方が上方に屈折する。
ちなみに、係る図示例では筒体8/1の外壁8/2と流体袋8a・8aは弾力性および伸縮性に富むシリコーンあるいはラテックスなどの素材を使用するとともに基部8/1と一体成型で形設されており、注入管9aを含む緊締手段9は別設されている。
したがって、緊締手段9を減圧して口径を拡大させた状態で配置箇所を移動することでアーム8が屈折する箇所の変更が自在になる。
例えば、係る構造を応用して個別に内圧が調節できる流体袋8a基部8/1の外壁8/2に4体周設た場合、緊締手段9の配置箇所を起点としてアーム8を少なくとも4方向に屈折させることが可能になる。
また、個別に内圧が調節できる緊締手段9を流体袋8a周囲の複数箇所に巻装した場合、加圧する緊締手段9を切り替えることで緊締手段9の配置を変更せずにアーム8が屈折する箇所の変更が可能になる。(図示せず)
【0236】
続いて、図34下方の実線で描写するように低圧時は横断面略C時形に閉じた状態を呈し、高圧時には図中の破線で示すように横断面略L時形に開いた状態に変形する流体手10をアーム8の端部に接続する実施形態を以下で紹介する。
流体手10は、弾力性と伸縮性に富むシリコーンやラテックスなどの素材を使用して横断面略C時形に閉じた形状の外皮10bと、この外皮10bで気密た密閉空間8cと、この密閉空間8cに流体を注入または排出して加圧・減圧するために密閉空間8c内の長手方向に敷設する、チューブ状で可撓性に富む強靭な素材を使用して一端に密閉空間8c内に突出する注入孔9f開設るとともに他端に注入孔9f/1(図示せず)開設た注入管9eと、流体手10の先端側で外皮10b内側の形状に沿う略C時形に曲げ加工して、外皮10bの内面に一体化で設置た図中の斜線で示す板バネ10aからなる。
【0237】
また、アーム8と流体手10の特性を利用してロボットアームを構成する場合、それぞれの流体袋8aで気密されている密閉空間8b内に突出する注入孔9c側の基部8/1の端部に、流体手10が屈折する際の起点となる軸点10cと対峙する端部を可動な状態で接続するとともに流体手10(外皮10b)内部の密閉空間8c内に敷設た注入管9eを可動な状態で基部8/1の空間3h内を通じて加圧装置まで一続きで延設することが好ましい。
【0238】
さらに、アーム8と流体手10を接続する構造では、流体手10を略C時形から略L時形に変形させる時もしくは略L時形から略C時形に復元させる時に稼働する軸点10cと対峙する側の外皮10bの外面に少なくとも2体の流体袋8aを付設して、これら流体袋8aの周囲に別の注入管9aと接続た緊締手段9を巻装することで、可動軸10cとは異なる位置で独自に屈折する部位を流体手10に設けることが可能になる。
この場合、軸点10cと対峙する側の板バネ10aを薄型に作ることで、軸点10cとは異なる位置で屈折する流体手10(外皮10b)の変形時の柔軟性が向上する。(図示せず)
係る構造では、軸点10cと対峙する側の外皮10b(流体手10)の端部に注入管9eを挿通する貫通孔を貫設た遮蔽壁を形設するとともに前記貫通孔の内側と注入管9eの外側の周辺にコーキング剤などを塗布することで密閉空間8c内の気密性保持た状態の流体手10(外皮10b)の端部と、それぞれの注入管9bを加圧装置と接続する側と対峙する側の外壁8/2(基部8/1)の端部とを接続する策を講じることが望ましい。
この場合、外壁8/2に周設た複数体の流体袋8aとは別体で外皮10b(流体手10)の周囲と流体袋8aとを一体成型で設えるとともに複数体周設ることが好ましい。(図示せず)
【0239】
係る構造のアーム8と流体手10ならびに緊締手段9を用いて構成されるロボットアームでは、基部8/1の外壁8/2および外皮10bと一体成型でこれらの周囲に少なくとも4体の流体袋8aを別々で周設するとともにアーム8上に配設する4体の流体袋8aと、流体手10上に配設する4体の流体袋8aの周囲に、1以上の緊締手段9を個別に巻装することが望ましい。(図示せず)
この場合、外壁8/2ならびに外皮10bに周設た流体袋8aそれぞれの密閉空間8b・8c内の個々別々に注入孔9cを突設するとともに個別の注入管9bと接続一体化し、それぞれの密閉空間8b・8c内に流体を別々に注入・排出する構造に設えることが好ましく、アーム8上の周囲に配設た流体袋8aと、流体手10上の周囲に配設た流体袋8aの周囲に巻装する緊締手段9を増設し、これら緊締手段9に別々で注入管9aを接続して、それぞれの緊締手段9に個別で流体を注入・排出する構造に設えることがより好ましい。 (図示せず)
【0240】
係る構造では、外壁8/2ならびに外皮10bの周囲に流体袋8a各4体、計8体周設して、これら流体袋8aに個別で流体を注入・排出する構造に設えたこと、外壁8/2に周設した流体袋8aと外皮10bの周囲に周設した流体袋8aのそれぞれに個別で複数の緊締手段9巻装したことから、少なくとも4方向にアーム8もしくは流体手10を屈折させるとともに、アーム8と流体手10の屈折方向ならびに屈折角を独自に可変または調節することも可能になる。この場合、アーム8と流体手10を異なる方向に屈折させることもできる。
また、外壁8/2の周囲と外皮10の周囲のそれぞれに各4体、計8体の流体袋8a一体成型で設えたこと、これら流体袋8aに個別で流体を注入または排出することによって筒体8/2内に気密た密閉空間8bあるいは外皮10内に気密た密閉空間8cの内圧を別々に加圧・減圧できる点、それにより各流体袋8aの硬度が個別に調整できる点から、外壁8/2の上方に配置た密閉空間8b内が高圧であると同時に密閉空間8c内が高圧な状態では、図34の上下で示す図示例のようにアーム8が上方に向けて屈折し、流体手10は略L字形に変形する。
係る状態であっても、基部8/1ならびに流体袋8aおよび外皮10が伸縮性と弾力性に富むシリコーンやラテックスなどの素材で作られている点から、外壁8/2の上方に配置た流体袋8aおよび外皮10bの柔軟性が保全される。
故に、アーム8と流体手10ならびに流体袋8aと緊締手段9を用いる構成は、老人や障害者などの身体介護に使用される装置の中で利用者の身体に触れる部材として好適である。
【0241】
異なる例として、前述の構造を転用して第1支柱3類または第3支柱3類に内設たバネ挿入孔3aならびに第2支柱3n類または第4支柱3n類に周設た収容部3eの開口3a/1・3a/2および開設口3z(図32参照)を密閉することでバネ挿入孔3aまたは収容部3eの内部を気密する構造を想定する。(図示せず)
係る構造の第1支柱3類または第3支柱3類では、外壁31からバネ挿入孔3aの内部に向けて貫通孔を貫設するとともにコーキング剤などを使用して注入孔9dと隙間なく接続することで密閉し、注入管9aの他端に開設た注入孔9hを加圧装置と接続した状態で流体を注入あるいは排出することによって、バネ挿入孔3aの内圧を加圧・減圧することができる。
係る構造の第2支柱3n類または第4支柱3n類では、収容部3eの内部に向けて貫通孔を貫設するとともにコーキング剤などを使用して注入孔9dと隙間なく接続することで密閉し、注入管9aの他端に開設た注入孔9h加圧装置と接続た状態で流体を注入あるいは排出することによって、収容部3eの内圧を加圧・減圧することができる。
【0242】
係る構造の第1支柱3類または第3支柱3類の場合、バネ挿入孔3a内に流体を注入して高圧とした状態では、変形方向に抗して作用する弾性復元力が増強する。
反して、バネ挿入孔3aから流体を排出して低圧とした状態では、変形方向に抗して作用する弾性復元力が減少する。
係る構造の第2支柱3n類または第4支柱3n類の場合、収容部3eに流体を注入して高圧とした状態では、変形方向に抗して作用する弾性復元力が増強する。
反して、収容部3eから流体を排出して低圧とした状態では、変形方向に抗して作用する弾性復元力が減少する。
ちなみに第2支柱3n類または第4支柱3n類の場合、弾性体30または30/1の内壁32の内側に位置する空間3hの上下(弾性体30・30/1の上下)を遮蔽して密閉した状態で空間3h内に向けて貫通孔を貫設するとともにコーキング剤などを使用して注入孔9dと隙間なく接続し、注入管9aの他端に開設た注入孔9h加圧装置と接続た状態で流体を注入あるいは排出することによって、空間3hの内圧を加圧・減圧して弾性体30または30/1の変形に抗して働く弾性復元力を調節することと、可変することができる。これにより、弾性体30・30/1の変形に抗して働く弾性復元力を付勢することと、減勢することが可能になる。
【0243】
したがって、低弾性を要する時は注入管9aを介して流体を排出して、バネ挿入孔3aもしくは収容部3e、あるいは弾性体30または30/1内部の空間3hを低圧な状態にすることで、第1支柱3類または第3支柱3類または第2支柱3n類または第4支柱3n類、あるいは弾性体30・30/1の変形方向に抗して働く弾性復元力(復原性)を低弾性に可変させることが可能になる。
一方、高弾性を要する時は注入管9aを介して流体を注入して、バネ挿入孔3aもしくは収容部3eあるいは弾性体30または30/1内部の空間3hを高圧な状態にすることで、第1支柱3類または第3支柱3類または第2支柱3n類または第4支柱3n類、あるいは弾性体30・30/1の変形に抗して働く弾性復元力(復原性)を高弾性に可変させることも可能になる。
係る構造では、バネ挿入孔3aもしくは収容部3eあるいは弾性体30・30/1の外部から内部に向けて貫通孔を貫設して注入孔9dと隙間なく接続することで密閉し、注入管9aの他端に開設た注入孔9d加圧装置と接続た状態で注入管9aを介して流体を少しずつ注入あるいは排出し、バネ挿入孔3aもしくは収容部3eあるいは弾性体30・30/1の内圧を調整して第1支柱3類または第3支柱3類または第2支柱3n類または第4支柱3n類、あるいは弾性体30・30/1の変形に抗して働く弾性復元力(復原性)を低弾性から高弾性まで無段階に調節することが可能になる。
【0244】
ちなみに前述の構造では、注入管9a・9b・9eを通じて注入孔9c・9d・9f・9f/1・9gから液体や気体などの流体を注入あるいは排出して加圧・減圧することによって、流体袋8aで気密た密閉空間8bあるいは外皮10bで気密た密閉空間8cの内圧を調節してアーム8ならびに流体手10の可撓性および柔軟性もしくは弾性復元力の可変と微調整ができる機能を具備する。
また、バネ挿入孔3aまたは収容部3eあるいは弾性体30・30/1と、これらに開設されている部位を前記遮蔽壁で気密た空間3hと、該遮蔽壁に貫通孔貫設るとともに注入管9aと隙間なく接続た状態で、注入管9aを通じて液体や気体などの流体を注入あるいは排出して加圧・減圧することによって、バネ挿入孔3a内または収容部3e内あるいは空間3h内の内圧を調整して第1支柱3類または第3支柱3類または第2支柱3n類または第4支柱3n類、あるいは弾性体30・30/1の変形に抗して働く弾性復元力の可変と微調節ができる機能を具備する。
【0245】
したがって、基部8/1および流体袋8aならびに注入管9a・9b・9eをより頑丈な作りに変成して、コイルスプリングや板バネを不要とするとともにダンパーなどの減衰装置を兼ねる車両に用いられるサスペンションなどの懸架装置を構成する部材に転用することも可能である。
また、第1支柱3類または第2支柱3n類あるいは弾性体30・30/1ならびに注入管9aをより頑丈な作りに変成して、コイルスプリングや板バネを不要とするダンパーなどの減衰装置を兼ねるサスペンションなどの懸架装置を構成する部材に転用することも可能である。ちなみに係る構造では、車両の低重心化および低床化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0246】
図1】第1実施形態に係る体操ができる椅子1の斜視図。
図2】第1実施形態に係る体操ができる椅子1の動作時の様子を示す想定斜視図。
図3規制手段6aを縦桟材6の上方に固設して、それぞれの縦桟材6の下部が脚部2の上部に凹設した縦桟材接合孔6/1に嵌着されている第1実施形態に係る体操ができる椅子1の静止時の様子を示す斜視図。
図4図3で示す第1実施形態に係る体操ができる椅子1の動作時の様子を示す想定斜視図。
図5】第1実施形態に係る第1支柱33/1上方要部の拡大斜視図。
図6図3で示す第1実施形態に係る体操ができる椅子1の変形例の動作時の様子を示す想定斜視図。
図7】第2実施形態に係る第2支柱3n/1の上方と下方要部の拡大斜視図。
図8】第2実施形態に係る第2支柱3n/3の上方と下方要部の拡大斜視図。
図9】上下方向の多段に複数の係止部6固設た縦桟材6・縦桟材6・縦桟材6と、これら縦桟材6の下部縦桟材接合孔6/1に嵌着た状態の脚部2/1と、上段から下段にかけた3段の係止部6に係着さた異なる空間の規制枠6dが備わる3種の規制手段6aと、螺子管2a螺着する螺子3f外壁31の下端近傍に刻設た第2支柱3n/1・3n/3または第4支柱3n/7と、これら支柱の上部に取り付ける支柱収容器3c・3c/1・3c/2座席開口部5a/1の直下に具備する座席5/1と、外壁31に周設た収容部3eに納置されている弾性部材3d/1からなる第2実施形態に係る体操ができる椅子1/1の静止時の様子を示す斜視図。
図10】第2実施形態に係る第2支柱3n・3n/1A−Aと第2支柱3n/2・第3支柱3n/5の横断面図。
図11】第2実施形態に係る第2支柱3n/3B−Bまたは第4支柱3n/7の横断面図と、弾性部材3d/1・3d/2・3d/3の概略斜視図。
図12】第1実施形態に係る第1支柱3/1に内設されているバネ挿入孔3aの上端に開設た開口3a/1と、円形状の座席開口部5a・5a/1または略方形状の座席開口部5a/2の貫設範囲の関係を示す要部の側面透視図と要部の概略上面図。
図13】支柱収容器3cの下端に開設た支柱嵌入孔3c/6に第1実施形態に係る第1支柱3/3の上部嵌入して固着状態を示す概略側面透視図と、第1支柱3/3と円形状の座席開口部5aもしくは略方形状の座席開口部5a/2の貫設範囲の関係を示す要部の概略上面図。
図14】座席開口部5aの直下に垂設た支柱収容器3cの下端に開設されている支柱嵌入孔3c/6に第1実施形態に係る第1支柱3/3の上部が嵌入され固着され様子を示す概略斜視図。
図15】第1実施形態に係る第1支柱3/5の上方要部の拡大斜視図と、座席5・5/1の回転方向に従動する3組の突起揺動溝3mそれぞれの内壁に第1支柱3/5の外壁31の3箇所に横設た突起3それぞれ当接して弓なりに変形する様子を示す概略上面図。
図16】座席開口部5a・5a/1の直下に具設た支柱収容器3c/1の下端に位置する支柱嵌入孔3c/6に、第1実施形態に係る第支柱3/6の上端から座席接合部3bの上面まで嵌入際の様子を示す概略斜視図。
図17】第1実施形態に係る第支柱3/8ならびに3/9上方要部の拡大斜視図。
図18第1実施形態に係る支柱収容器3cと第1支柱3/3と付着手段3iと抜き取り部材3d/5を用いる構成の概略側面透視図と、第2実施形態に係る第2支柱3nと付着手段3iと抜き取り部材3d/5を用いる構成の概略斜視図。
図19】第1実施形態に係る第1支柱3/73/2上方要部の拡大斜視図。
図20】縦桟材6の上段に固設た係止部6に外枠6d係着さた状態の規制手段6aに備わる広い空間の規制枠6a/1内で動作範囲を制限された第1実施形態に係る第1支柱3・3/2または第2実施形態に係る第2支柱3n/2が傾動する様子と、同状態で狭い空間の規制枠6a/1内で動作範囲を制限された第1実施形態に係る第1支柱3・第3支柱3/6または第2実施形態に係る支柱3n/が傾動する様子を示す概略斜視図。
図21】第1実施形態に係る第1支柱3/x・3/y第2実施形態に係る第2支柱3n/x・3n/y要部の斜視図。
図22】第2実施形態に係る第2支柱3n上方要部下方要部の斜視図。
図23】第2実施形態に係る弾性体収容筒3e/2の上方要部と弾性体30/1下方要部の概略斜視図ならびに弾性部材3d/1・3d/6の概略斜視図。
図24】支柱収容器3c/2内の要部を示す概略透視図と、突起3・滑動手段35・座席接合部3b/1からなる第1実施形態に係る第支柱3/・3/または同構成で第2実施形態に係る第支柱3n/6の概略分解斜視図。
図25】上端から適度下方の外壁31に周設た座席接合部3b/1上端の内側の縁部に突設た環状の突出部44に、インナーリング37(滑動手段35)の下端が載置され状態で外壁31に嵌着された滑動手段35と、座席接合部3b/1下側の外壁31の複数個所に横設た突起3vとからなる第1実施形態に係る第支柱3/6・3/または同構成で第2実施形態に係る第支柱3n/上方要部の概略斜視図。 内壁面3c/5の上方に内設たアウターハウジング39と下端に開設た支柱嵌入孔3c/6と、突起3の配置に対応した配置で下側の外部に横設た突起揺動溝3mからなる支柱収容器3c/3の支柱嵌入孔3c/6内に被嵌する、係る構造の第3支柱3/6・3/8または第支柱3n/上方要部の概略斜視図。
図26】摩擦面40(アウターハウジング39)の下端に滑動手段35/1貼設た支柱収容器3c/3、座席接合部3bの上端に貼設た滑動手段35/1と底部40(アウターハウジング39)の下端に貼設た滑動手段35/1の間隔に挟装た滑動手段35/2と外壁31の複数個所に横設た突起3vとからなる第1実施形態に係る第支柱3/6・3/または第2実施形態に係る第支柱3n/上方要部の概略斜視図。
図27】上方から下方にかけて内設た内壁面3c/5と支柱嵌入孔3c/6の下端に内設たアウターハウジング39と外部の下端近傍から横設た複数の突起揺動溝3mからなる支柱収容器3c/4要部の概略斜視図。 上端の複数個所に突設た突起3縁部に突設た突出部44からなる座席接合部3b/2上端から適度下方の外壁31に周設、突出部44に載置され状態で外壁31に嵌着された滑動手段35で構成た第1実施形態に係る第支柱3/6・3/または第2実施形態に係る第支柱3n/上方要部の概略斜視図。
図28】上面の複数個所に概略逆T字型のガイド47凹設して、内縁部に突出部44を突設た座席接合部3b/3と滑動手段35で構成た第1実施形態に係る第1支柱3または第2実施形態に係る第2支柱3n要部の概略斜視図および底部にガイド47に係着する形状の係止突起46形設るとともに異なる肉厚に作られた突起3/1・3/2・3/3の斜視図。
図29】突起3滑動手段35・座席接合部3b/1からなる第1実施形態に係る第支柱3/6・3/8または同構成で第2実施形態に係る第支柱3n/上方要部の概略斜視図と、アウターハウジング39ならびに滑動手段35および座席接合部3b/1の概略分解斜視図。
図30】ガイド45・滑動手段35・座席接合部3b/1からなる第2実施形態に係る第支柱3n/または3n/の外壁31に凹設たガイド45に中肉の突起3v/2係着た様子を示す概略斜視図。
図31】ガイド45・滑動手段35・座席接合部3b/1からなる第1実施形態に係る第支柱3/6もしくは同構成で第2実施形態に係る第支柱3n/または3n/の外壁31に凹設たガイド45の形状と、凹設範囲の要部を示す拡大透視図と、ガイド45に係止突起46係着る時の様子を示す拡大透視図と、肉厚の突起3v/1・中肉の突起3/2・肉薄の突起3/3の拡大斜視図。
図32】上端に開設た開口3a/1と外壁31に開設るとともにバネ挿入孔3aと一続きに設えた開設口3zを具備する第1実施形態に係る第1支柱3/10と、外壁31と内壁32の双方に周設た収容部3eの上端に開設されている開口3a/2と外壁31に開設るとともに内壁32側に周設されている収容部3eと一続きに設えた開設口3zを具備する第2実施形態に係る第2支柱3n/5上方要部の斜視図。
図33】第2実施形態の応用例に係るアーム8要部の分解斜視図。
図34】第2実施形態の応用例に係るアーム8と、流体手10要部の概略側面透視図。
【符号の説明】
【0247】
1・1/1 体操ができる椅子
2・2/1 脚部
2a 螺子管
3 第1支柱
3/1 第1支柱
3/2 第1支柱
3/3 第1支柱
3/5 第1支柱
3/6 第3支柱
3/7 第1支柱
3/8 第3支柱
3/9 第3支柱
3/10 第1支柱
3/x 第1支柱
3/y 第1支柱
3a バネ挿入孔
3a/1・3a/2 開口
3a/3・3a/5 開口
3b・3b/1 座席接合部
3b/2・3b/3 座席接合部
3c・3c/1・3c/2 支柱収容器
3c/3・3c/4 支柱収容器
3c/5 内壁面
3c/6 支柱嵌入孔
3d/1 弾性部材
3d/2 弾性部材
3d/3 弾性部材
3d/4 コイルスプリング
3d/5 抜き取り部材
3d/6 弾性部材
3d/7 弾性部材
3e・3e/1 収容部
3e/2 弾性体収容筒
3f 螺子
3h 空間
3i 付着手段
3k 終点
3v 突起
3v/1 肉厚の突起
3v/2 中肉の突起
3v/3 肉薄の突起
3m 突起揺動溝
3n 第2支柱
3n/1 第2支柱
3n/2 第2支柱
3n/3 第2支柱
3n/5 第4支柱
3n/6 第4支柱
3n/7 第4支柱
3n/x 第2支柱
3n/y 第2支柱
3s 板バネ収容部
3t・3t/1 板バネ
3u 作用点
3w 始点
3z 開設口
30 弾性体
30/1 弾性体
30/2 弾性体
31 外壁
32 内壁
33 納置筒
33/1 収容空間
35 滑動手段
35/1・35/2 滑動手段
36 アウターリング
37 インナーリング
38 ストッパー
39 アウターハウジング
40 摩擦面
41 内面
41a 外面
42 ボール
43 円筒部
44 突出部
45・47 ガイド
46 係止突起
5・5/1 座席
5a・5a/1・5a/2 座席開口部
5b 把手
5c・5c/1 座面
6 縦桟材
6/1 縦桟材接合孔
6a 規制手段
6a/1 規制枠
6b 係止部
6c 横桟材
6d 外枠
6z 接着面
7 突出桟
X 可動点
8 アーム
8/1 基部
8/2 外壁
8/3 内壁
8a 流体袋
8b・8c 密閉空間
9 緊締手段
9a・9b・9e 注入管
9c・9d・9f 注入孔
9f/1・9g 注入孔
9d/1 接続孔
30a・30b・30b/1 開口部
10 流体手
10a 板バネ
10b 外皮
10c 軸点
【要約】
【課題】
長円または8の字などの円周を描く旋回運動あるいはツイスト運動時に利用者の動作方向とは逆方向に作用する第1・3支柱または第2・4支柱に働く弾性復元力を適切な状態に調節することと可変すること。
【解決手段】
旋回運動時に円周方向に向けた傾動に抗する弾性復元力は、第1・3支柱に内設たバネ挿入孔もしくは第2・4支柱に周設た収容部に納置する弾性部材あるいはコイルスプリングの数量を増減することで、利用者の所望に近しい状態に調節または大幅に可変する。
ツイスト運動時に利用者の回転方向に抗する弾性復元力は、第1・3支柱または第2・4支柱の外壁に形設た複数のガイドに係着させ少なくとも3種の異なる肉厚に作られた複数の突起を付け替えるあるいは増減することで、利用者の所望に近しい状態に調節または大幅に可変することがきる。
【選択図】 図9
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32
図33
図34