(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための最良の形態】
【0078】
まずは第1支柱3類を使用した第1実施形態もしくはそれらに関する変形例について本明細書に添付した図面に沿って説明する。
図1は座席5を含む第1支柱3の静止時の姿勢を上方から見た体操ができる椅子1の斜視図、
図2は座席接合部3b
を上端に突設
した第1支柱3/1または
図19下方で示す第1支柱3/2と、これら支柱の上部に接続
した座席5が円周方向に傾きながら回動する様子を示す概略想定斜視図である。
【0079】
図3には、座席5を含む第1支柱3/1または3/2が静止した姿勢で脚部2または2/1の上面の複数箇所に凹設
した縦桟材接合孔6/1に緊合された複数本の縦桟材6の上方に
、円形の枠状を呈する規制手段6a
を固設
した体操ができる椅子1の概略斜視図が示されている。
図4には、規制手段6aによって湾曲角(傾動角・傾斜角)と旋回領域を制限された第1支柱3/1または3/2と、これら支柱の上部に設置
した座席5が円周方向に傾きながら旋回する様子を示す概略想定斜視図が示されている。
【0080】
続いて、座席開口部5aの裏面(座席開口部5a直下)に接合される図中の斜線で描写
する接着面6zをバネ挿入孔3aの外周縁部に有し、弾性部材3d/1〜3d/3(
図11下方参照)または螺旋状で縦長のコイルスプリング3d/4(図示せず)を出し入れするための開口3a/1
を上端に開設
して、接着面6zの内側に内設
した多数のバネ挿入孔3a
とからなる第1支柱3の部分拡大斜視図が
図5上方に示されている。
また、
図5中ほどには図中のカギ線矢印コネクタで収容先を示す弾性部材3類の一種である長手の円柱棒状に形成
した弾性部材3d/1の部分拡大斜視図が示されている。
さらに、ゴム系の素材を使用して第1支柱3上端の周囲を包囲する略ドーナツ状に作られた座席接合部3b
を外壁31と一体化もしくは固着によって突設
した第1支柱3/1上方要部の部分拡大斜視図が
図5下方に示されている。
ちなみに、以下で説明する実施形態もしくはそれらに関する変形例では
、図11下方で示す弾性部材3d/1〜3d/3は弾質性に富むゴム系の素材を使用して棒状に作られて
おり、コイルスプリング3d/4は弾性部材3d/1〜3d/3と同等の外寸で金属系の素材を使用して作られており、第1・第2実施形態で共通して採用される。
【0081】
なお、第1実施形態の図中で示す第1支柱3および3/1〜3/5
または3/7または3/10、あるいは第3支柱3/6または3/8・3/9に内設され
るバネ挿入孔3aの基本的な構造は、上端に開設
した開口3a/1と、上下方向に長い空間と、下端に設けた弾性部材3d/1〜3d/3(
図11参照)またはコイルスプリング3d/4(図示せず)の抜け落ちを防止する底蓋の機能を担う終点3k(図示せず)
とから構成されている。
一方、第1支柱3の上端に開設
した開口3a/1から若干下方の外壁31に弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4が出し入れできる内寸に開設
した開設口3zを
、バネ挿入孔3aと同数周設するとともに
、それぞれのバネ挿入孔3aに向けて貫設して一続きにすることで、開口3a/1ならびに開設口3zの双方から弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の出し入れができる構造に作られた第1支柱3/10要部の斜視図が
図32の上方に示されている。
ちなみに、以下で示す第1実施形態またはそれらに関する変形例において、開口3a/1ならびに開設口3zの双方
を開設
したバネ挿入孔3aを共通で採用してもよい。
【0082】
また、上端に開設
した方形状の開口3a/3と、縦長で平板状の板バネ3tもしくは3t/1を納置する縦長で方形状の空間と、板バネ3t類の抜け落ちを防止する底蓋の機能を担う終点3k(図示せず)
とからなる多数の板バネ挿入孔3s
を内設
した第1支柱3/xが
図21上方の左側に示されている。
図21上方の右側には、外壁31と内壁32と、内壁32の内側縦方向に設けた空間3hからなる円筒状の弾性体30と、外壁31と内壁32の間隔の環状に周設
した多数の板バネ挿入孔3s
とからなる第1支柱3/yが示されている。
ちなみに、以下で示す第1支柱3類を用いる実施形態またはそれらに関する変形例において、第1支柱3/xもしくは3/yを用いる策もある。
その場合、第1支柱3/xおよび3/yの上端から若干下方の外壁31に板バネ3t類が出し入れできる内寸の開設孔3z(図示せず)を開設して図
32の図示例で示す第1支柱3/10と同構造に設える策もある。(図示せず)
【0083】
なお、第1支柱3ならびに3/1〜3/
5または
3/7または3/10、あるいは第3支柱3/6または3/8・3/9、あるいは第1支柱3/xおよび3/yの下端から適度上方までの外壁31には
図7下方の図示例で示す螺子3fが刻設されている。(一部図示せず)
以下で示す他の実施形態もしくはそれらに関する変形例では、硬質性の素材を使用して螺子3fが螺着する螺子管2d(図示せず)
を支点3w(
図1参照)下方の内部に螺設
して、上部に凹状の縦桟材接合孔6/1
を複数凹設
した脚部2・2/1が第1ならびに第2実施形態において共通で用いられる。
また、座面5c・5c/1の中央付近に貫設
した座席開口部5a・5a/1と、左右両側面に貫設
した把手5bを有する座席5・5/1が第1・第2実施形態において共通で用いられる。
【0084】
図19上方には、上端に開設
した開口3a/1と
、縦長の空間
の下端に設けた終点3k
とからなるバネ挿入孔3a
を多数内設
して、弾質性に富むゴム系の素材を使用して角柱状に形成
した第1支柱3/7が示されている。
一方、
図17下方には
、外壁31および内壁32と、内壁32内側の縦方向に位置する空間3hからなる角筒状に形成
した弾性体
30/2と、開口3a/1
を上端に開設
した複数のバネ挿入3a
を外壁31と内壁32の間隔の環状に周設
し、弾性体
30/2の上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てて複数横設
した平板状の突起
3vと、これら突起
3vから適度下方の外壁31に固着
、あるいは一体化で周設
した座席接合部3b
とからなる第
3支柱3/9が示されている。
係る構造では、弾性体
30/2および突起3
vならびに座席接合部3bは弾力性に富むゴム系の素材を使用して作られている。
また、第1支柱3/7または
第3支柱3/9を以下で示す第1実施形態
、あるいはそれらに関する変形例において共通で用いる策もある。
【0085】
さらに、上端から適度下方の外壁31に横設
した複数の突起
3vと、これら突起
3vから適度下方の外壁31に固着
、あるいは一体化で周設
した座席接合部3b
とからなる第
3支柱3類(3/9を除く)を第1実施形態もしくはそれらに関する変形例において共通で用いる策もある。
なお、以下で紹介する第1実施形態もしくはそれらに関する変形例において、同構造で同形状の脚部2・2/1は脚部2と称し、同じく座席5・5/1は座席5と称し、同じく座面5c・5c/1は座面5cと称し、同内寸に貫設
した座席開口部5a・5a/1は座席開口部5aと称する。
【0086】
図1から4
で示す体操ができる椅子1の図示例で用いられる第1支柱3類の一例として、第1支柱3の上端に座席接合部3b
を突設
した第1支柱3/1が
図5下方に示されている。
また、異なる構造の一例として、円筒状に形成
した弾性体30の外壁31と内壁32との間隔の環状に周設
するとともに上端に開口3a/1
を開設
した多数のバネ挿入孔3aと、上端に突設
した座席接合部3b
とからなる第1支柱3/2が
図19下方に示されている。
【0087】
図5または17では開口3a/1(バネ挿入孔3a)に納置(納めておくこと)するために縦長の円柱棒状に形設
した弾性部材3d/1の概略斜視図が紹介されている。
しかしながら、弾性部材3d類の形状は円柱棒状に限定されることはなく、例えば、
図11下方で示す三角柱の棒状に形成
した弾性部材3d/2または角柱の棒状に形成
した弾性部材3d/3のように、ゴム系の素材を使用して縦長の棒状に形成
するとともに開口3a/1または開設口3zから出し入れできる外寸および全長であれば形状には拘らない。
ちなみに、バネ挿入孔3aに設けた開口3a/1または開設口3zからの出し入れが容易にできる外寸および全長に作られたコイルスプリング3d/4(図示せず)を弾性部材3d類の代用とする策もある。
【0088】
第1支柱3ならびに3/1〜3/
5または3/7または3/10もしくは第1支柱3/xおよび3/yは弾質性に富むゴム系の素材を使用して作られている点、バネ挿入孔3a
、あるいは板バネ挿入孔3sが内設されている点から、座席5に着座した姿勢でこれら支柱を軸として腰部回りを左右に捻じるツイスト運動と、身体を円周方向の外側に傾けた態勢で様々な円周を描く旋回運動 (円運動)を自在に行うことができる。
したがって、第1支柱3ならびに3/1〜3/
5または3/7または3/10の場合、バネ挿入孔3aに納置するバネ材には、あらゆる方向に向けた傾動(変形)に抗する弾性復元力が同様に作用するゴム系の素材を使用して円柱棒状に形成
した弾性部材3d/1を選択することが好ましい。
また、
図21で示す第1支柱3/xならびに3/yに内設
した板バネ挿入孔3sに納置するバネ材には、板バネ挿入孔3sに納置
した状態で遊嵌するゴム系の素材を使用して長手の平板状に作られた板バネ3t/1を選択することが好ましい。
【0089】
第1実施形態で紹介する座席5の図示例では、利用者が着座する位置に当たる座面5cの中央付近に略円形状の座席開口部5aが貫設されている。
係る構造で、弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3tまたは3t/1を
、開口3a/1もしくは3a/3から若干程度突出する全長に設定する場合、
図5下方で示す第1支柱3/1の上端に座席接合部3bを突設するとともに接着面6zよりも上方に嵩上げして
、開口3a/1または3a/3と座席開口部5a(座面5c)の裏面との間隔に空間を設けることが好ましい。
この場合、弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3tまたは3t/1
をバネ挿入孔3aもしくは板バネ挿入孔3sに納置
した状態で
、上端が開口3a/1
または3a/3からから若干突出する全長であっても、座席接合部3b
を上端に突設
した
図5下方の図示例で示す第1支柱3/1であれば対処することができる。
ちなみに、他の第1支柱3類の上端に座席接合部3bを突設することで第1支柱3/1と同構造に設えて代用
とする策もある。
【0090】
具体的には、第1支柱3類の上端から座席接合部3bの突出長を30mm程度の丈(高さ)に設定するとともに
、図5上方で示す第1支柱3を同図下方で示す第1支柱3/1上方要部の斜視図で示すように、座席接合部3bの下側と第1支柱3類の外壁31の上側とを一体で成型することが望ましい。
係る構造では、
図2〜4ならびに6で示す座席接合部3b
を上端に突設
した第1支柱3/1
、あるいは座席接合部3b
を上端に突設
した第1支柱3/2(
図19下方参照)が座席開口部5aの直下で座席5の裏面と確実に接合され
、接続されれば問題ない。
【0091】
係る構造を受けて、弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t・3t/1の全長を、一端が終点4kに当接した状態で他端がバネ挿入孔3aの上端に開設
した開口3a/1
、あるいは板バネ挿入孔3sの上端に開設
した開口3a/3から概ね10mm〜20mm程度突出する全長に設定することが可能になる。
それにより、開口3a/1から突出
する弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t・3t/1の上端を摘まんで座席開口部5aから出し入れする際の作業性が向上する。
係る構造では、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t・3t/1の両端に第1支柱3類の上端部の色彩とは異なる着色を施すことで座席開口部5aからの視認性が良好になり、第1支柱3類の変形に抗して働く弾性復元力を予測する際の利便性が向上する。
なお、以下で示す他の実施形態もしくはそれらに関する変形例において、同形状で同丈を有する座席接合部3bならびに一端が終点4kに当接した状態で他端が開口3a/1から概ね10mm〜20mm程度突出する全長の弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t・3t/1
を用いる構成を共通で採用する策もある。
【0092】
係る構成では、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類の一端が終点3kに当接した状態で、開口3a/1から10mm〜20mm程度突出
する弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類の他端が
、図12下方で示す座席開口部5aまたは略方形状に貫設
した座席開口部5a/2から突出する事態にはなり得ない。
故に、利用者が座席5に腰掛けた際に
、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類の上端が利用者の臀部に刺さったり、当たったりする不具合が生じることもない。
したがって、利用者が座面5cに着座してツイスト運動あるいは立体的な旋回運動を行う際に臀部に触れる物体がないので不快感をもたらすことはない。
【0093】
また、第1支柱3類の上端に座席接合部3bを突設する構造の利点として、開口3a/1から概ね10mm〜20mm程度突出する長さに設定
した弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類の配置や納置数を座席開口部5aまたは5a/2から上面視で確認する時の視認性がより良好になる。
さらに、これら弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類を開口3a/1または3a/3から出し入れして増減する作業が容易になる。
したがって、弾性部材3類もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類を開口3a/1または3a/3から出し入れして配置や納置数を手軽に変更できるので、第1支柱3類の動作方向(変形)に抗して働く弾性復元力を可変または調節する時の作業性が向上する。
【0094】
ちなみに、円筒状に形成
した弾性体30の外壁31と内壁32
との間隔の環状に周設され
、上端に開口3a/1
を開設
した多数のバネ挿入孔3a
を内設
した
図19の下方で示す第1支柱3/2では、弾性体30の上端から適度下方の外壁31に開口3a/1と同等の内寸を有する開設口3z(
図32上方参照)をバネ挿入孔3aと同数開設するとともに、これら開設口3zをバネ挿入孔3aに向けて貫設して一続きにする策がある。
また、上端に開設
した開口3a/1と
、下方の外壁31に開設
した開設口3zの双方が備わる第1支柱類では、開口3a/1または3a/3から概ね10mm〜20mm程度突出する長さに設定
した弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類を開設口3zから納置した場合、
図32の上方で示す第1支柱3/10の図示例のように弾性部材3d/1の端部が開設口3zから突出
する状態となる。
係る構造では、開口3a/1または開設口3zのいずれか一方からバネ挿入孔3aに納置
した弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類を出し入れすることができる。
【0095】
具体的には、
図32上方の第1支柱3/10の図示例で示すように
、開設口3zから弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4の端部を突出させた状態でバネ挿入孔3aに納置できる
ことから、これらの納置数を増減して第1支柱3/2の円周方向に向けた湾曲(屈折)に抗する弾性復元力を可変
、あるいは調節する時に
、利用者が座席5から離れたり腰を浮かしたりする必要はなく、座面5cに着座した姿勢で弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4を出し入れすることができる。
そのため、座席開口部5aの貫設を必ずしも必須としないので、座席5の製造工程の簡略化による製産コストの縮減を図ることができる。
ちなみに、上端に開設
した開口3a/1もしくは3a/3および外壁31に開設
した開設口3zの双方が備わる第1支柱3類では、弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類を開設口3zから納置した場合、バネ挿入孔3aもしくは板バネ挿入孔3sの上部(開設口3zから上方)が空間になる。
係る状態では、第1支柱3類の上部(開設口3zから上方)に限って減勢されることから
、左右にねじ曲げて変形させ易くなる。そのため、ツイスト運動の実施に適する。
【0096】
例えば、体重が重い利用者が係る構造の体操ができる椅子1を使用する場合、バネ挿入孔3aの全長に比べて若干長尺に作られた弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4を開口3a/1からバネ挿入孔3aの大半に納置することで、第1支柱3類の空間量(空のバネ挿入孔3aが少ない)が減少する。
係る状態では
、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の配置や納置数を座席開口部5aから上面視で確認することで、第1支柱3類の変形に抗して働く弾性復元力が概ねではあるが予測できる。
故に、不特定の利用者が都度に要する運動強度
、あるいは身体に関する条件に応じて弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数を加減して第1支柱3類に働く弾性復元力を事前に調節することが可能になる。
【0097】
具体的には、バネ挿入孔3aの大半に予め弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
を納置
した状態では、第1支柱3類本体が有する弾性復元力に弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が付加されるので、利用者の体重などの加重によって
、これら支柱が横方向に扁平する変形量を最小限に止めることができる。
係る状態では、第1支柱3類が左右ねじれ方向および上下方向ならびに円周方向に向けた変形に抗する弾性復元力が増強されることから、利用者の体重などの加重を起因とする機能的な不具合を未然に回避することができる。
【0098】
また、座席5の裏面に接続
する第1支柱3類が
図19上方で示す略角柱状に形成
した第1支柱3/7である場合、座席開口部5aが円形状のみならず、
図12および13で示す略方形状の座席開口部5a/2
、あるいは異なる形状に貫設
した座席開口部(図示せず)であっても、座席開口部5aまたは5a/2の内寸または第1支柱3類の形状にかかわらず
、座席接合部3bの外寸>開口3a/1もしくは3a/3が見える範囲で座席開口部5aの内寸に設えることが好ましい。
この場合、座席開口部5aまたは5a/2
の直下で座面5cの裏面に座席接合部3bの上端を固着する際の接着面が充足することから、座席5と第1支柱3類の確実な接合が実現する。
【0099】
係る構造を受けて、座席開口部5aまたは5a/2の内寸<外寸を有し
、30mm程度の突出長を有する座席接合部3b
を上端に突設
した第1支柱3/1が
図5下方に示されている。
図5下方または
図19下方で示す第1支柱3/1もしくは3/2の図示例では、これら支柱の上端に座席接合部3bが突設されている上に接合面(座席接合部3bの上端)が十分に確保されていることから、座席開口部5aまたは5a/2もしくはその他形状に貫設された座席開口部5類(図示せず)直下の座面5cの裏面から取れないように接着などの的確な接合手段を選択して確実に固着することができる。
【0100】
さらに、強度の確保を前提にグラスファイバーまたはカーボンファイバーなどの繊維系の素材を使用して軽量に作られた座席5・5/1の裏面(座席開口部5aの直下)に
、30mm程度の突出長を有する座席接合部3b
を上端に突設
した第1支柱3/1または3/2を接続する構造では、バネ挿入孔3aの全長よりも10mm〜20mm程度長尺に作られた弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4が座席開口部5aまたは5a/2から突出することはない。
係る構造では
、第1支柱3/1または3/2の上端に突設
した座席接合部3bを座席開口部5a直下の座面5cの裏面に固着する際に的確な接合手段
を講じ得るので、座面5cに着座した利用者がツイスト運動もしくは大きな円周を使った旋回運動の実施時に第1支柱3/1
または3/2が座席5の裏面から取れるたり外れたりする懸念を利用者に強いることもない。
【0101】
係る構造では、第1支柱3類に内設され
ているバネ挿入孔3aの上端に開設
した開口3a/1または板バネ挿入孔3sの上端に開設
した3a/3が、
図12または13下方の座面5c・5c/1要部の概略上面視図で示す座席開口部5aまたは5a/2から視認できる点、バネ挿入孔3a
、あるいは板バネ挿入孔3sの全長と比べて10mm〜20mm程度長尺に作られた弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4または板バネ3t類が使用できる点から、これらの配置や納置数が座席開口部5aまたは5a/2の上方から目視で容易に確認できることを利点とする。
この場合、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3t類の配置や納置数の変更を行う際に、利用者が座面5cから最低限腰を浮かす体勢を取ることで手軽に行うことが可能になる。
【0102】
以上で紹介した実施形態およびそれらに関する変形例では、座席開口部5aまたは5a/2の内寸<第1支柱3類の横断面に設えることで、第1支柱3類の席開口部5aまたは5a/2からの突出を防止すると同時に
、席開口部5aまたは5a/2直下の裏面に第1支柱3類の上端を接着などの固着手段によって接合する策、もしくは第1支柱3類の横断面よりも一回り大型でドーナツ状の座席接合部3bを上端に突設して接合面を確保した上で席開口部5aまたは5a/2直下の裏面に座席接合部3bの上端(上面)を接着などの固着手段よって接続する策のいずれかで対処してきた。
【0103】
しかしながら、上端に開口3a/1を有し多数のバネ挿入孔3aが内設され
、角柱状に形成されるとともに座席接合部3bが上端に突設されない第1支柱3/7(
図19上方参照)の場合、または第1支柱3類が図示例とは異なる柱状に形成され、かつ、それらの上端に座席接合部3bが突設されない構造では、それら支柱の横断面>席開口部5aまたは5a/2の内寸に設けることで対処する策もある。
係る策が講じられた第1支柱3類もしくは席開口部5aまたは5a/2では、これら支柱が図示例とは異なる柱状に形成され、席開口部5aまたは5a/2
を図示例とは異なる形状に貫設
する場合であっても、第1支柱3の上端外縁に設けた接着面6z(
図5上方参照)
を席開口部5a直下の裏面に接合
する構造の
図1で示す体操ができる椅子1の図示例と同様の機能を奏する。
【0104】
つまり、座席開口部5aまたは5a/2の内寸に比べて
、座席接合部3bが上端に突設されない第1支柱3類の横断面を拡大するか、上端に座席接合部3bが突設されない第1支柱3類(一部図示せず)の横断面に比べて
、座席開口部5aまたは5a/2の貫設範囲を縮小することで、座席開口部5aまたは5a/2から第1支柱3類の突出を防止することができる。
また、座席開口部5aまたは5a/2の内寸に比べて
、第1支柱3類の横断面の外寸を拡大して
、これら支柱の突出を回避する策では、第1支柱3類上端の外壁31の外縁部に設けた
図5上方の斜線で示す接着部6zの面積を拡開できるので、座席5の裏面、すなわち座席開口部5a直下(裏面)の周囲にあたる被接着面をより拡充することが可能になる。
この場合、弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3tまたは3/1がバネ挿入孔3aまたは板バネ挿入孔3sから突出する長さに比べて
、座面5cの肉厚が上回るように座席5を設えることで、これら弾性部材3d類
、あるいは板バネ3t類の座席開口部5aからの突出を回避する策もある。
【0105】
続いて、脚部2上の複数個所に凹設
した縦桟材接合孔6/1に嵌着
された複数の縦桟材6と、これら縦桟材6の上方の内側に固設されるとともに第1支柱3(
図1参照)または第1支柱3/2(
図19下方参照)の外壁31の周囲を取り囲む円形状の規制枠6a/1と
、複数の横桟材6cと
、規制枠6a/1よりも大径の外枠6d
とからなる規制手段6a(
図3・4・20参照)を用いて構成
した
図3または
図20の図示例で示す体操ができる椅子1が奏する機能による作用効果を以下で説明する。
【0106】
図3ならびに4で示す規制手段6aは、円形状に作られた外枠6dの内側と一端
を溶着により横設
した複数の横桟材6cと、これら横桟材6cの他端に溶着されるとともに外枠6dの外径>小径に作られた円形状の規制枠6a/1
とからなる。
係る構造では、外枠6dならびに規制枠6a/1の形状は円形に拘らず、第1実施形態で紹介する第1支柱3類(一部図示せず)
または以下、図24から図29ならびに図30の図示例で示す第3支柱3/6または3/8、あるいは第4支柱3n/6または3n/7の外壁31の周囲を包囲する形状であれば構造的に問題ない。
【0107】
ちなみに、
図1で紹介した図示例のように規制手段6aが付設されない体操ができる椅子1の実施形態を用いて、座席5に利用者が着座した姿勢で円周方向に向けた旋回運動を行う場合、
図2の破線で描写するように座席5を含む第1支柱3類は脚部2と第1支柱3の接合部の若干上方にある始点3wを主軸として円周方向の外側に傾きながら回動する。
故に、
図3・4・6もしくは
図20で示す規制手段6a
を付設
した図示例もしくは他の第1支柱3類と規制手段6aを用いる構成(図示せず)では、時として第1支柱3類は円周方向の外側に傾いた状態で外壁31が規制枠6a/1の内側に当接しながら旋回(回動)することから、第1支柱3類のより円滑な旋回を実現するには規制枠6a/1は円形に形成されることが好ましい。
【0108】
図3・4または6で示す図示例では、外枠6dおよび横桟材6cならびに規制枠6a/1は金属系の素材を使用するとともに互いが溶接により接合されている。
図3または4で示す図示例では、金属系の素材で棒状に作られた複数の縦桟材6と、これら縦桟材6
を挿嵌
した状態で緊合する内寸に作られた縦穴状の縦桟材接合孔6/1が脚部2上の複数箇所に凹設されており、これら縦桟材接合孔6/1には同数の縦桟材6が嵌着され
ており、これら縦桟材6の上方内側には外枠6dが固設され
ており、この外枠6dの内側には複数の横桟材6cが横設され、これら横桟材6cの端部には規制枠6a/1が固設されている。
なお、縦桟材6ならびに外枠6d・横桟材6cおよび規制枠6a/1の素材は金属製に拘らず、頑丈な素材であれば他の素材を転用して同構造に設える策もある。
ちなみに、係る構造の縦桟材6と規制手段6aとを以下で示す他の実施形態またはそれらに関する変形例において共通で採用することが好ましい。その場合、座席5に着座した姿勢で様々な形態の円周を描く旋回運動を行う利用者の安全性が向上する。
【0109】
また、縦桟材6と規制手段6aを用いる構成では
、図20の図示例で示す外枠6dと係脱自在に係着する形状に作られた係止部6d
を縦桟材6の上下方向の多段に固設
することが望ましい。
係る構造では、座面5cに着座した利用者が様々な円周を描く旋回運動を行う際に、
図20の上方で示す枠内空間の広い規制枠6a/1が備わる規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の上段に固設
した係止部6dに係着
させた場合、図中の2線3点鎖線で描写
する第1支柱3類
または以下で説明する第3支柱3/6もしくは第4支柱3n/6の円周方向に向けた傾動(湾曲・傾斜)が大きくなるにつれて図中の2点鎖線矢印カギ線コネクタで指す可動点xが脚部2の方向、つまり下方に移動する。
【0110】
反して、枠内空間の狭い規制枠6a/1が備わる規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の上方に固設
した係止部6dに係着
させた場合、
図20下方の図示例において2線3点鎖線で描写
する第1支柱3類
または第3支柱3/6もしくは第4支柱3n/6の円周方向に向けた傾動(湾曲・傾斜)が小さくなる。
この場合、図中の2点鎖線矢印カギ線コネクタで指す可動点xが座席5の方向、つまり上方に移動する。
したがって、同一の高さに固設
した係止部6dに外枠6dを係着
させた場合、枠内空間の広い規制枠6a/1が備わる規制手段6aでは
、第1支柱3類または
第3支柱3/6もしくは第4支柱3n/6が円周方向に傾動(傾斜)する角度が大きくなるとともに旋回領域(旋回範囲)が広くなる。
反して、枠内空間の狭い規制枠6a/1が備わる規制手段6aでは、第1支柱3類または
第3支柱3/6もしくは第4支柱3n/6が円周方向に傾動(傾斜)する角度が小さくなるとともに旋回範囲が狭くなる。
【0111】
続いて、第1支柱3類の上端に突設
した座席接合部3bの上面と、座席5(座席開口部5a)の裏面
とを接着などの手段で固着する策以外で第1支柱3類の上部と、座席5(座席開口部5a)の裏面とを接続する構造を以下で紹介する。
以上で述べた座席開口部5a
、あるいは5a/2の内径に比べて同等
、もしくは若干拡径
した内寸の開口
部を上端に開設
して、第1支柱3類の外壁31に外嵌できる内寸に作られた支柱嵌入孔3c/6
を下端に開設
し、内部が空間で上方に向けて広がった逆スカート状の支柱収容器3c
を座席開口部5aの直下に形設
、あるいは一体化で設置
した座席5の概略斜視図が
図14上方に示されている。
【0112】
係る構造を受けて、第1支柱3の上端から適度下方の外壁31に座席接合部3b
を固着あるいは一体化で周設
した第1支柱3/3要部の概略斜視図が
図14下方に示されている。
一変形例として、上端に座席接合部3b
を突設
した第1支柱3/2(
図19下方参照)
、あるいは他の第1支柱3類を第1支柱3/3と同構造に設えて代用とする策もある。
また、
図19上方で示す角柱状に形成
した第1支柱3/7の上端から適度下方の外壁31に座席接合部3bを固着
、あるいは一体化で周設して(図示せず)第1支柱3/3の代用とする策もある。この場合、支柱収容器3cの下端に開設
する支柱嵌入孔3c/6を第1支柱3/7の外壁31に外嵌できる形状および内寸に形設する策もある。
【0113】
具体的には、支柱嵌入孔3c/6の下側から第1支柱3/3の上部を嵌入して支柱嵌入孔3c/6の下端と座席接合部3bの上端(上面)が当接した時点で、座席開口部5aから概ね30〜50mm程度下方の支柱収容器3c内に第1支柱3/3の上端が位置するように座席接合部3bが外壁31に固着
、あるいは一体化で周設されている。
係る構造では、ツイスト運動時に利用者の動作に従動する座席5の回動時の空転を防止しするために座席接合部3bの上端と支柱嵌入孔3c/6の下端との固着が必須となる。
【0114】
一方、第1支柱3類を軸とした座席5の回動時の空転を防止するとともに第1支柱3類と座席5を着脱自在に構成する構造を以下で紹介する。
その場合、
図14の上方で示す座席開口部5aの直下(座面5cの裏面)に支柱収容器3c
を具設
した座席5が、回動方向(左右)に向けた一定角度を超えての回転を制限する構造を支柱収容器3cと同図下方で示す第1支柱3/3の双方に付設することが望ましい。
係る構造の一例として、
図14の下方で紹介した第1支柱3/3の上端から座席接合部3b上面との間隔の外壁31に
、板状に形成
した複数の突起3
vを一定の間隔を隔てて横設
した第
3支柱3/6要部の概略斜視図が
図16の下方に示されている。
また、第
3支柱3/6上部の外壁31に外嵌
した状態で遊嵌する内寸の支柱嵌入孔3c/6
を下端に開設
して、突起3
vの配置に対応するとともに、これら突起3
vが嵌り込んだ状態で遊嵌する間隔の突起揺動溝3m・3m
・3mを内壁面3c/2から内方に向けて横設
し、外見上は
図14上方に示す支柱収容器3cと同形状を呈する支柱収容器3c/1
を座席開口部5aの直下に具設
した座席5の概略斜視図が
図16上方に示されている。ちなみに、第1支柱3類を第
3支柱3/6と同構造に設えて代用とする策もある。
【0115】
支柱収容器3c/1の構造は、
図16上方の図示例で示す座席開口部5aの直下(座面5cの裏面)
に垂設
した円筒状の内壁面3c/2(2点鎖線)と、突起3
v(破線)の配置に対応した配置で
、内壁面3c/2から一定の間隔を隔てるとともに内方に向けて横設
し、左右で対をなす平板状に形成
した複数組の突起揺動溝3m(2点鎖線)と、内壁面3c/2の下端に開設
した支柱嵌入孔3c/6
とからなる。
ちなみに、
図16下方で紹介した第
3支柱3/6と同構造に設えた
図17下方で示す角筒状の第
3支柱3/9と
、支柱収容器3c/1を用いる構成の場合、第
3支柱3/9上部の外壁31に外嵌した状態で
、回動可能な形状および内寸に作られた支柱嵌入孔3c/6を支柱収容器3c/1の下端に開設する策がある。
また、第
3支柱3/6と同構造に設えた第1支柱3類と
、支柱収容器3c/1を座席開口部5aの直下に具設
した座席5を用いる構成を採用する策もある。
なお、図示例では突起3
vと座席接合部3bの双方はゴム系の素材をするとともに外壁31と一体で形設されており、座席5または5/1および支柱収容器3cあるいは支柱収容器3c/1もしくは以下で紹介する支柱収容器3c/2・3c/3・3c/4は
、ともに硬質性の素材を使用して形設されている。
【0116】
一方、円筒状の弾性体30と、内壁32の内側に設けた縦長の空間3hと、外壁31と内壁32との間隔に周設され
、上端に開口3a/1
を開設
した多数のバネ挿入孔3aと、弾性体30の上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てて横設
した複数の突起3
vとからなる第1支柱3/5が
図15上方の部分拡大斜視図で示されている。
他方、
図15の下方には第1支柱3/5の上端から適度下方の外壁31に横設
した突起3
vがそれぞれ嵌り込んだ状態で、一定範囲内での回動が可能な間隔を有し、これら突起3
vが嵌り込む配置で内壁面3c/2の内方に向けて突起3
vと同数組横設
した左右で一対の突起揺動溝3mが座席5の回転に従動し、これら突起揺動溝3m左右の内壁面にそれぞれの突起3
vが当接して弓なりに変形する様子を座席開口部5aの上面から見た仮想上面視図が示されている。
ちなみに、係る図示例ではそれぞれの突起揺動溝3m・3mの上部には遮蔽壁が設けられている。(図示せず)
【0117】
以下では、ゴム系の素材を使用するとともに突起3
vならびに座席接合部3b
を具設
した第
3支柱3類の中で、主に
図16の下方で紹介した第
3支柱3/6
、あるいは
図15の上方で示す第1支柱3/5の外壁31の3箇所に横設し
た突起3
vと、これら突起3
vから下方の外壁31に周設し
た座席接合部3bと
、螺子3f
とで構成
した
図17で示す第
3支柱3/8と
、支柱収容器3c/1を用いる実施形態に関して添付した図面に沿って説明する。
【0118】
図17上方には、第
3支柱3/8上方要部の部分拡大斜視図が示されており、同図下方には、中央に縦長の空間3hを有する略角筒状に形成
した弾性体30/
2の外壁31と内壁32との間隔に周設
するとともに上端に開口3a/1
を開設し
た複数のバネ挿入孔3aと、弾性体30/
2の上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てた状態で3箇所に横設し
た突起3
vと、これら突起3
vから適度下方の外壁31に周設し
た座席接合部3b
とからなる第
3支柱3/9上方要部の部分拡大斜視図が示されている。
係る図示例では
、弾性体30・突起3
v・座席接合部3bはともにゴム系の素材を使用して作られており、突起3
vならびに座席接合部3bは外壁31と一体成型で形設されている。
【0119】
例えば、座席開口部5aの直下(座面5cの裏面)に垂設
する支柱収容器3c/1の下端に開設
した支柱嵌入孔3c/6を
、第
3支柱3/8(
図17上方参照)または3/6(
図16下方参照)の上部に被嵌して取り付けた状態の座席5に着座して地に足をつけた態勢の利用者が左右交互にツイスト運動を行う場合を想定する。
この場合、利用者(座席5)の回転方向に突起揺動溝3mのそれぞれが従動した結果、最終的に各突起揺動溝3mの左右いずれかの内壁面に第
3支柱3/8または3/6の外壁31に横設
した突起3
vのそれぞれが当接すると同時に
、漸次
図15下方の破線で描写するように弓なりに湾曲した状態に変形する。
係る状態では、ゴム系の素材で作られたそれぞれの突起3
vに元来備わる特性(肉厚・幅により異なる)によって原型に復帰する際に働く抗力(応力・弾性復元力)が作用することから、突起3
v・3
v・3
vの変形時に作用する弾性復元力は突起揺動溝3m・3m・3mから内壁面3c/2(支柱収容器3c/1)を介して座席5を逆転させる応力として利用者に反映される。
【0120】
詳しくは、
図16上方で紹介した支柱収容器3c/1
を座席開口部5aの直下に具設
した座席5と
、第
3支柱3/6
または3/8を用いる構成では、座面5cに着座した利用者がツイスト運動を行う際に座席5を右回りに回転させると、それぞれの突起揺動溝3mが利用者の動作に従動して右方向に回転する。
係る状態で当接する摩擦面3c/7と
、座席接合部3bの上端との摩擦による抵抗を除き、それぞれの突起揺動溝3m左側の内壁面にそれぞれの突起3
vが当接するまでは、これら突起3
vとバネ挿入孔3aに納置され
ている弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4ならびに第
3支柱3/6本体
、あるいは3/8本体の性質である弾性復元力 (応力・抗力)が本格的に作用することはない。
【0121】
しかしながら、座面5cに着座した利用者の右回転の進行にしたがって従動するそれぞれの突起揺動溝3m左側の内壁面に
、各突起3
vが当接して変形し始めた時点で、これら突起3
vが原形に復帰する際に生じる弾性復元力が作用し始めることから、突起揺動溝3mならびに内壁面3c/2(収容器3c/1)を介して座席5を左回りに逆転させる若干の抗力(突起3
vが有する弾性復元力)が生じる。
係る状態では、同方向に向けて(右回り)利用者の動作のさらなる進行に従動する各突起揺動溝3m左側の内壁面に当接した各突起3
vの変形が大きくなるにつれて増幅するそれぞれの突起3
vに働く抗力(応力・弾性復元力)に加えて、外壁31と一体成形で形設
した突起3
v・3
v・3
vから外壁31〜第
3支柱3/6もしくは3/8本体〜弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4の順で伝播
する。
したがって、第
3支柱3/6もしくは3/8本体とバネ挿入孔3aに納置
する弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4の性質である変形に抗する弾性復元力が徐々に加わる。
この場合、突起3
vのそれぞれが変形の限界に達するか、利用者が同方向に向けて座席5を回転させることが難儀な状態に至った時点で抜力すると同時に
、それぞれの突起3
vならびに第
3支柱3/6もしくは3/8および弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4に働く抗力(応力・弾性復元力)が解放される。
この時、突起3
v・3
v・3
vならびに第
3支柱3/6もしくは3/8および弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4が
原形に復帰する際に生じる弾性復元力(抗力)が座席5を反転させる(この場合左回り)付勢力(応力)に切り替わり、突起3
v・3
v・3
v〜突起揺動溝3m・3m・3mを介して内壁面3c/5〜支柱収容器3c/1を通して座席5に着座した利用者へと伝搬
する。
【0122】
反して、突起3
v・3
v・3
vと座席接合部3bが具設されない第1支柱3類と、支柱収容器3c/1が座席開口部5aの直下に具設されない座席5を用いて構成
した
図1または2の図示例で示す体操ができる椅子1の実施形態を使用してツイスト運動を反復して行う場合、ゴム系の素材を使用するとともに空洞にあたる複数のバネ挿入孔3a
を内設
した第1支柱3・3/1・3/2に特性として備わる弾性復元力に加えて、バネ挿入孔3aに納置
する弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力の作用による効果が利用者の身体におよぼす影響を以下で説明する。
【0123】
図1または2の図示例で示す実施形態の場合、バネ挿入孔3aに弾性部材3類もしくはコイルスプリング3d/4を未納置として第1支柱3類の体積に対して空間が多くを占める状態では、ツイスト運動時に第1支柱3類の変形方向(捻じれる方向)に抗して働く弾性復元力が最小限になることから、第1支柱3類が原形に復帰する際に作用する抵抗力(弾性復元力・弾性復帰力)が減勢する。
係る構造では、座席5の裏面、すなわち座席開口部5aの直下に第1支柱3・3/1・3/2の上端が直接固着されていることから、座席5に着座した利用者が円周方向に向けた旋回運動あるいはツイスト運動を行う場合、何れの運動時の軸も
図1および2で示すこれら支柱の下方に位置する始点3wの近傍が主に担う。
【0124】
反して、利用者が旋回運動時に第1支柱3・3/1・3/2の傾動方向に抗して働く弾性復元力を増強するために、多くのバネ挿入孔3aに多数の弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4を納置した状態では、第1支柱3または3/1または3/2本体に備わる弾性復元力に加えて
、弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が付加される。
係る状態では、第1支柱3類(座席5に着座した利用者)の振る舞いに抗して働く弾性復帰力が増強(付勢)することから、これら支柱は特に左右方向に捻じれ難い。よって、体力が乏しい利用者がツイスト運動を行う際には適さない。
また、係る状態から減勢してツイスト運動に切り替える場合、利用者が座席5から少なくとも腰(臀部)を浮かした態勢で
、バネ挿入孔3aの上端に開設され
ている開口3a/1から弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4を取り出す手間を要する。
【0125】
一方、
図16下方で示す突起3
v・3
v・3
vと
、座席接合部3bからなる第
3支柱3/6もしくは
図17の上方で示す第
3支柱3/8と、
図16の上方で示す座面開口部5aの直下に具設
した支柱収容器3c/1
とからなる座席5を用いる構成で、多くのバネ挿入孔3aに多数の弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4
を納置
した状態で弾性復元力
を増強さ
せた第
3支柱3/6または3/8の上部に、支柱嵌入孔3c/6を被嵌して取り付けた座席5に着座した利用者がツイスト運動を行う場合を想定する。
【0126】
この場合、第
3支柱3/6もしくは3/8の上部に座席5 (支柱嵌入孔3c/6)が左右回転方向の一定範囲内において可動な状態で被嵌されている
こと、各突起揺動溝3mの左右内壁間に限定された領域に突起3
vのそれぞれが遊嵌されている
ことから、各突起揺動溝3mの左右いずれかの内壁面に突起3
vのそれぞれが当接してから変形の限界点
、あるいは利用者の抜力時に至るまで、それぞれの突起揺動溝3mは座面5cに着座した利用者の回転方向に従動する。
この時、座面5cに着座した利用者の発動時から各突起揺動溝3mの左右いずれかの内壁面に突起3
vのそれぞれが当接するまでの座席5は
、支柱嵌入孔3c/6の下端(摩擦面40)と座席接合部3bの上面の摩擦による抵抗はあるものの、座席接合部3bの上方で遊転する。
したがって、突起3
v・3
v・3
vおよび第
3支柱3/6もしくは3/8本体ならびにバネ挿入孔3aに納置され
ている弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4に備わる弾性復元力(抗力)が利用者に伝播されることは概ねない。
【0127】
係る状態では、利用者の回転が進行するにつれて座席5の回転方向に従動する突起揺動溝3m・3m・3mの左右いずれかの内壁面に突起3
v・3
v・3
vが当接して変形し始めるとともに (
図15下方参照) 変形の限界点
、あるいは利用者の抜力時までは、座席5の回転方向とは反対方向に働くゴム系の素材で作られ
るとともに外壁31と一体化
した突起3
v・3
v・3
vに元来備わる弾性復元力(応力・抗力)に加えて、第
3支柱3/6または3/8ならびに弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4本体に備わる弾性復元力(応力・抗力)が作用する。
ちなみに、
図21の上方で示す第1支柱3/xまたは3/yの上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てた状態で横設一体化
した突起3
v・3
v・3
vと、これら突起3
vから適度下方の外壁31に固着
、あるいは一体化で周設
した座席接合部3bを具備する第1支柱3/xまたは3/y(図示せず)と、支柱収容器3c/1を具備する座席5
とで構成
した座面5cに着座してツイスト運動を行う場合、以上で述べた第
3支柱3/6
、あるいは3/8を用いた実施形態による作用・効果(応力・抗力)と同様の作用・効果(応力・抗力)を奏する。
【0128】
係る構造では、突起3
v・3
v・3
vが
原形に復帰する際に生じる復原性(弾性復元力)が先んじて作用すると同時に突起揺動溝3m・3m・3mを介して支柱収容器3c/1(座席5)に伝搬
した時点で、ゴム系素材の特性故に座席5を反転(逆転)させる応力(弾性復元力)に切り替わる。
この場合、突起3
v・3
v・3
vを外壁31と一体成型で横設
した
こと、バネ挿入孔3a
を第
3支柱類に内設
した
ことから、座面5cに着座した利用者の回転(入力)が進行するにつれて第
3支柱3/6
または3/8本体に備わる弾性復元力(入力により伝播されて働く応力・抗力)ならびにバネ挿入孔3aに納置
した弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4に備わる弾性復元力(応力・抗力)が徐々に付加される。
係る状態では、外壁31の3箇所に横設
した突起3
vおよび第
3支柱3/6もしくは3/8ならびに弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4の変形時に働く応力(弾性復元力)が相乗する。
したがって、突起3
v・3
v・3
vならびに第
3支柱3/6
または3/8本体および弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4のそれぞれに働く弾性復元力(応力・抗力)に逆らって座席5を回転させる際に要する利用者の腹直筋、外腹斜筋、広背筋ならびに中殿筋の筋力が鍛練され、これら筋肉群の強化に反映される。
係る構造では、外力によって外壁31から突起3
v・3
v・3
vが取れたりちぎれたりする不具合を回避する対策として、これら突起3
vと外壁31を同素材を使用して一体成型で形設することが望ましい。
【0129】
他方、
図16の下方で示す突起3
v・3
v・3
vと
、座席接合部3bからなる第
3支柱3/6または
図17の上方で示す第
3支柱3/8と、
図16の下方で示す支柱収容器3c/1
を座席開口部5aの直下に具設
した座席5を用いる実施形態において、小数の弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4
をバネ挿入孔3aに納置
した状態の第
3支柱3/6もしくは3/8の上部に支柱嵌入孔3c/6を被嵌して取り付けた座席5に着座した利用者がツイスト運動を行う場合を想定する。
【0130】
この場合、支柱収容器3c/1に内設
した突起揺動溝3m・3m・3mそれぞれの左右内壁間に、突起3
v・3
v・3
vが遊嵌される
ことから、ツイスト運動時に利用者の回転方向に抗して働く弾性復元力は主にそれぞれの突起3
vが優先的に担う。
一方、長円もしくは8の字などを描く旋回運動時に円周方向に向けた傾動(変形・湾曲)に抗して元の位置に復帰する際に作用する復原性は
、第
3支柱3/6または3/8本体が元来有する弾性復元力に加えて、バネ挿入孔3aに納置
した弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が担う。
このように、
図16で紹介した図示例では
、長円または8の字などを描く旋回運動時に
、第
3支柱3/6もしくは3/8が円周方向に向けた変形に抗して元の位置に復帰する際に働く復原性は、これら支柱本体ならびにバネ挿入孔3aに納置され
る弾性部材3d/1〜3d/3もしくはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が担う。
また、座席5の回転時に生じる座席接合部3bの上面と支柱嵌入孔3c/6上端との摩擦による抵抗を除き、ツイスト運動時に作用する抗力(応力)は外壁31に横設一体化
した突起3
v・3
v・3
vが有する弾性復元力が多くを担うことから、円周方向に向けて傾動(湾曲)する変形に抗して作用する復原性(弾性復元力)と、左右双方向に捻じれる変形に抗して作用する復原性(弾性復元力)を概ね分担することが可能になる。
【0131】
したがって、バネ挿入孔3aに納置する弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4の数を増加して傾動方向(傾斜方向)に向けた変形に抗して働く弾性復元力が増強するように調節
した第
3支柱3/6もしくは3/8であっても、ツイスト運動時に左右方向に捻じれる変形に抗する弾性復元力(応力)は突起3
v・3
v・3
vが主として担う。
故に、
図1〜4で示す座席開口部5aの裏面の直下に第1支柱3類の上端
を直接接合
する実施形態に比べて、支柱収容器3c/1
を垂設
した座席5ならびに第
3支柱3/6もしくは3/8を用いる実施形態では、ツイスト運動を行う際に
、弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4をバネ挿入孔3aから取り出して納置数を減少させ
て、これら支柱に働く弾性復元力を減勢
させる手間が軽減される。
一方、突起揺動溝3m・3m・3mの左右いずれかの内壁面に突起3
v・3
v・3
vが当接すると同時に変形し始めた時点で、第
3支柱3/6または3/8本体
、ならびにバネ挿入孔3aに納置
した弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4に元来備わる弾性復元力(応力)が僅かに加わり始める。
係る状態の進行(外力の増加)につれて突起3
v・3
v・3
v〜突起揺動溝3m・3m・3m(座席5)〜外壁31〜第
3支柱3/6または3/8本体〜弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4の順で伝播
する外力(座席5に着座した利用者の回転)による変形に抗して働く弾性復元力は、増大しながら突起3
v・3
v・3
vが変形の限界に達するまで作用し続ける。
係る状態では
、利用者が抜力した時点で突起3
v・3
v・3
vに備わる復原性(特性による弾性復元力)と
、バネ挿入孔3aに納置
した弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4ならびに第
3支柱3/6もしくは3/8本体に備わる復原性(素材
、あるいは形状からなる特性による弾性復元力)が解放されると同時に座席5を逆転させる付勢力(作用・応力)に切り替わる。
【0132】
また、支柱収容器3c/1を座席開口部5aの直下に垂設
した座席5と、上端から適度下方の外壁31に一定の間隔を隔てた状態で一体成型で横設
した突起3
v・3
v・3
vと、これら突起3
v下方の外壁31に周設
した座席接合部3b
とで構成
した第
3支柱3類を用いる実施形態では、ツイスト運動時に摩擦面40と座席接合部3bの上面との摩擦による抵抗を軽減する措置を講じることが望まれる。
係る構成では、座席接合部3bの上面または摩擦面40のいずれか一方に
図24で示すアウターリング36とインナーリング37の間隔に圧入され
ているボール42からなる滑動手段35(ボールベアリング)などの回転を円滑にするための部材を付設することが好ましい。
【0133】
図24の図示例で示す滑動手段35
を付設
する構造では、ツイスト運動時に突起揺動溝3m・3m・3m左右いずれかの内壁面に突起3
v・3
v・3
vが当接するまでは第
3支柱3
/6または3/8の上部で摩擦抵抗が大幅に低減された状態で座席5は軽々と遊転することから、第
3支柱3
/6または3/8本体ならびに弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4に特性(復原性)として備わる弾性復元力が座席5を逆転させる抗力として利用者に伝搬されることはない。
しかしながら、
図24で示す図示例では突起3
v・3
v・3
vを外壁31と一体成型で横設
したことから、これら突起3
vのそれぞれが突起揺動溝3m・3m・3m左右いずれかの内壁面に当接して変形し始めた時点から座面5cに着座した利用者の回転による外力が
、突起揺動溝3m・3m・3mから突起3
v・3
v・3
vを介して外壁31、すなわち第
3支柱3
/6または3/8本体ならびにバネ挿入孔3aに納置
した弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4の順で伝搬
する。
【0134】
したがって、ツイスト運動時に座席5の逆転を付勢する役割を主として担うゴム系の素材を使用するとともに外壁31の3箇所に横設一体化
した突起3
vが特性として有する弾性復元力(復原性)と、旋回運動時の第
3支柱3
/6または3/8が円周方向に湾曲(傾動・傾斜)する変形に抗して働く弾性復元力を可変もしくは調節する役割を担うゴム系の素材で作られた弾性部材3d類
、あるいは金属系の素材で作られたコイルスプリング3d/4が特性として有する弾性復元力(復原性)と、第
3支柱3
/6または3/8本体
とが特性として有する弾性復元力(復原性)を一層明確に分類することが可能になる。
【0135】
係る構造の具体例として、滑動手段35のアウターリング36の丈>丈に作られ
るとともに外面41aの外側に嵌着する内寸の内面41と
、上端に複数のストッパー38
を内方に向けて横設
した円筒部43と、円筒部43の下端に周設
した座金状の摩擦面40
とからなるアウターハウジング39
を支柱嵌入孔3c/6の下端に形設
して、突起3
vそれぞれの配置に対応する配置で内壁面3c/5から内方に向けて横設
した左右で対をなす複数組の突起揺動溝3m
とからなる支柱収容器3c/2の概略斜視図が
図24上方に示されている。
また、内側縁部の上面に突設
した環状の突出部44(
図25参照)と、この突出部44の上端にインナーリング37の下端が載置され
る状態で外壁31に嵌着する内径のインナーリング37を有する滑動手段35からなる座席接合部3b/1と、滑動手段35上方の外壁31から外方に向けて横設
した突起3
v・3
v・3
vとからなる第
3支柱3/6・3/8の概略斜視図が
図24下方もしくは
図25下方に示されている。
あるいは
、内側縁部の上面に突設した環状の突出部44(図25参照)と、この突出部44の上端にインナーリング37の下端が載置される状態で外壁31に嵌着する内径のインナーリング37を有する滑動手段35からなる座席接合部3b/1と、滑動手段35上方の外壁31から外方に向けて横設した突起3v・3v・3vとからなり、収容部3eが内壁32側に周設されている第4支柱3n/6の概略斜視図が図24下方もしくは図25下方に示されている。
係る図示例では、突出部44および座席接合部3c/1はゴム系の素材を使用して一体成型で作られているものの材質については特に拘らず、インナーリング37の下端と突出部44の上端
とが当接した状態で
、アウターリング36の下端と座席接合部3b/1の上端に一定の間隔(隙間)が生じる丈(高さ)であればよい。
【0136】
また、
図24下方の図示例で示す第
3支柱3/6・3/8または
第4支柱3n/6の構造を受けて、アウターハウジング39(座席5)をこれら支柱の上方から被嵌した際に、アウターリング36の外面41aと嵌着する内寸の内面41を有するとともに
、アウターリング36の上端に当接する複数のストッパー38
を内方に向けて上部に横設
した内筒部43と、この内筒部43の下端に周設
した座金状の摩擦面40
とからなるアウターハウジング39
を支柱嵌入孔3c/6の下端に一体成型で形設
した支柱収容器3c/2要部の概略斜視図が
図24上方に示されている。
さらに、
図24中ほどには突起3
v・3
v・3
vの上方からアウターハウジング39(座席5)を被装するとともに外面41aに内面41を嵌着させる際の様子を示すアウターハウジング39と
、滑動手段35の概略斜視図が三点短鎖線と破線で描写されている。
【0137】
図24の図示例では、内面41の内径≧アウターリング36(外面41a・滑動手段35)の外径に作られており、突起3
v・3
v・3
vと席接合部3b/1
とからなる第
3支柱3類の上方からアウターハウジング39(支柱収容器3c/2)を被嵌して座席5を取り付けた時に、内面41の内側に外面41a(アウターリング36)
を嵌着さ
せた状態で座席接合部3b/1の上面と摩擦面40の裏面との接触を回避するためにアウターリング36の丈>摩擦面40を含む円筒部43(アウターハウジング39の高さ)の丈に作られている。
また、インナーリング37(滑動手段35)の内面を外壁31に嵌着した際に
、座席接合部3b/1の上面内側の縁部に突設
した環状を呈する突出部44の上端と
、インナーリング37の下端とが当接した状態になることから、摩擦面40の裏面と座席接合部3b/1の上面には突出部44(
図29参照)が有する丈と同等の丈を有する空間が生じる。
したがって、座面5cに着座した利用者のツイスト運動時に従動する摩擦面40の裏面(アウターハウジング39)と座席接合部3b/1の上面とが接触することはなく、座席5・5/1は突起揺動溝3m・3m・3mの内壁面と
、突起3
v・3
v・3
vが当接するまでの一定範囲内で左右いずれの方向に対しても滑らかに回動する。
【0138】
係る構造では、座席5・5/1と第
3支柱3類
、あるいは第
4支柱3n類
を、滑動手段35を介して着脱自在に構成
したことから、ツイスト運動時に第
3支柱3類本体
、あるいは第
4支柱3類本体ならびに弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力を座席5・5/1に伝搬する役割は外壁31に一体成型で横設
した突起3
v・3
v・3
vが担う。
一方、旋回運動時に第
3支柱3類
、あるいは第
4支柱3n類の円周方向に向けた変形に抗して作用する応力(抗力)は
、バネ挿入孔3a
または収容部3eに納置
する弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4および第
3支柱3類
または第
4支柱3n類が元来有する弾性復元力(復元性)が担う。
この点から、接着などによる接合手段を用いて第1支柱3類
、あるいは第2支柱3n類
の上端、あるいは座席接合部3bの上端と座席5・5/1の裏面(座席開口部5aの直下)
とを固着
する構造に比べて、座面5c・5c/1に着座した利用者が旋回運動からツイスト運動に切り替える際に
、バネ挿入孔3aまたは収容部3eから弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4を取り出して第
3支柱3類または第
4支柱3n類の弾性復元力を減勢させる手間を省略できる。
【0139】
続いて、支柱収容器3c/2
を座席開口部5a・5a/1の直下に具備
する座席5・5/1と、突出部44(
図29参照)
を上面内側の縁部に突設
した座席接合部3b/1と、突出部44に載置され
る状態で
、インナーリング37の内面
を外壁31に嵌着
した滑動手段35と、この滑動手段35の上方の外壁31に横設
した突起3
v・3
v・3
vとからなる第
3支柱3/6・3/8を用いて構成
した実施形態を使用して様々なストレッチや筋トレを行った場合、これらに備わる機能が利用者にもたらす作用効果を以下で説明する。
例えば、係る構成の座席5・5/1(
図24参照)に着座した利用者が円周を描く旋回運動
、あるいは左右交互にツイスト運動を行う場合を想定する。
この場合、支柱収容器3c/1
を座席開口部5aの直下に垂設
した座席5と、外壁31に横設
した突起3
v・3
v・3
vと、これら突起3
vの下方に座席接合部3b
を周設
した第
3支柱/6を用いて構成され
ている図16の図示例に比べて、
図24の図示例で示す構成では、ツイスト運動時に座席5・5/1の正転、逆転がより滑らかになる
こと、突起揺動溝3m・3m・3mの内壁面に突起3
vのそれぞれが当接するまでは、係る第
3支柱類本体が有する弾性復元力と、弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力が作用しない
ことから、突起3
v・3
v・3
vの変形時に働くゴム系の素材が特性として有する弾性元帰力(復原性)がより明確に利用者の腹、腰回りの筋肉群に反映される。
【0140】
また、ツイスト運動時に座席5・5/1に着座した利用者の回転方向に抗して働く突起3
v・3
v・3
vに備わる弾性復元力を可変もしくは調節する構造として、上端から
滑動手段35の上方にかけた外壁31の3箇所に突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応
する配置で横断面T字形のガイド45・45・45
を凹設
して、これらガイド45と係脱自在に係着するT字形の係止突起46
を底部に形設
するとともに弾力性に富むゴム系の素材を使用して作られた肉厚が異なる3種の突起3
v/1〜3
v/3と、座席接合部3b/1ならびに滑動手段35
を具備す
る第
3支柱
3/6、あるいは第
4支柱3/
5・3
/7要部の拡大斜視図が
図30ならびに
図31に示されている。
係る構造では、これら支柱から座席5・5/1を取り外して所望する肉厚(幅)の突起3
v/1〜3
v/3のいずれかを選択して付け替えることで、これら突起3
v/1〜3
v/3が突起揺動溝3m・3m・3mそれぞれの内壁面に当接した時点から変形する方向とは逆方向に働くゴム系素材に特性として備わる弾性復元力(復原性)が作用する度合いを可変または調節することが可能になる。
【0141】
例えば、
図30および31の図示例では第
3支柱3/6
、あるいは
第4支柱3n/5または3n/7を構成する弾性体30の外壁31の3箇所にガイド45が凹設されているので、全てのガイド45に肉厚の突起3
v/1を係着する、または全てのガイド45に中肉の突起3v/2
、あるいは肉薄の3v/3を係着する、もしくは3
v/1・3
v/2・3
v/3を組合せて係着するなど、さまざまな組み合わせが可能になることから、ツイスト運動時に座席5・5/1を利用者の動作と反対方向に逆転させる弾性復元力の作用量の選択肢が豊富になる。
また、個々に異なる弾性復元力(抗力)を有する突起3
v/1・3
v/2・3
v/3を組合せて使用する場合、座席5・5/1を逆方向に回転させる抗力は突起3
v/1・3
v/2・3
v/3の個々が有する異なる弾性復元力が合算された状態で座席5・5/1に着座してツイスト運動を行う利用者に伝播する。
ちなみに図31の図示例では
、係止突起46
を底部に形設
した突起3
vの肉厚には3
v/1〜3
v/3の3種が示されている。
しかしながら、これら突起3
v/1〜3
v/3の肉厚のさらなる多種化、あるいはガイド45を増設するとともに同数の突起揺動溝3mを内壁面3c/5に横設することで、ツイスト運動時の利用者の動作方向とは逆方向に働く肉厚ごとに特性(弾力)が異なる突起3
v種に備わる弾性復元力(応力・抗力)の作用量の選択肢がより一層豊富になる。
【0142】
図30および31で紹介した図示例を用いて構成
した実施形態の座席5・5/1に着座した利用者が第
3支柱3/
6、あるいは
第4支柱3n/5・支柱3n/7を軸としてツイスト運動を行う場合、ガイド45・45・45に係着さ
せるそれぞれの突起3
v/1・3
v/2・3
v/3が
、突起揺動溝3m・3m・3mそれぞれの内壁面に当接して変形し始める時点から原形に復帰する時に生じる弾性復元力(応力・抗力・復原性)の作用に逆らって、さらに座席5・5/1の回転を進行する際に
、自身の腹、腰回りの筋力で座席5・5/1を同方向に向けて回転させて行く。
係る状態では、座席5・5/1の回転を進行させるにつれて複数の突起3
v種が変形時に生ずる応力(弾性復元力・復原性の作用)が増大する。
続いて、これら突起3
v種の変形の増大に伴って
、ガイド45・45・45(外壁31)を介して第
3支柱3/
6、あるいは
第4支柱3n/5・支柱3n/7本体ならびにバネ挿入孔3a
、あるいは収容部3eに納置
した弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4に座席5・5/1に着座した利用者の回動による外力が伝播
する。
これらの事象によって、第
3支柱3/
6、あるいは
第4支柱3n/5・支柱3n/7本体に特性として備わる変形方向(この場合左右捻じれ方向)に抗して生じる弾性復元力(復原性)と、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4に特性として備わる変形方向(この場合左右捻じれ方向)に抗して生じる弾性復元力(復原性)が付加される。
【0143】
ちなみに、ゴム系の素材で作られた肉薄の突起3
v/3の変形時に生ずる弾性復元力の作用量に比べて、同素材で作られた肉厚の突起3
v/1の変形時に生ずる弾性復元力の作用量は当然ながら強い。(
図31参照)
具体的には、全てのガイド45に肉厚の突起3
v/1を係着させた状態でツイスト運動を習慣的に実践した場合、突起3
v/1のそれぞれが変形時に生じる弾性復元力が強い点、ガイド45に係着さ
せた状態で突起3
v/1と第
3支柱3/
6、あるいは
第4支柱3n/5・支柱3n/7とが一体化
する
点から、係る状態では、各突起3
v/1の変形の増大に伴って利用者の動作による外力 (回転力)が第
3支柱3/
6、あるいは
第4支柱3n/5・支柱3n/7本体ならびに弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4に伝播
する。
したがって、各突起3
v/1と
、第
3支柱3/
6本体
、あるいは
第4支柱3n/5・支柱3n/7本体および弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4
の変形時に生じる弾性復元力に逆らって座席5・5/1を回転させる利用者の腹直筋、外腹斜筋、広背筋ならびに中殿筋に対する負荷が短期間で累積することから、これら筋肉群の強化がより一層効率化
する。
また、
図30ならびに
図31で紹介した図示例の構造を第1支柱3類あるいは第2支柱3n類に応用する手段もある。
【0144】
反して、事務や食卓などで用いる回転式の椅子を使用してツイスト運動を行う場合、利用者の回転を逆転させる抗力(復元力)が働くことはない。
この場合、利用者の腹直筋、外腹斜筋、広背筋ならびに中殿筋を鍛錬して強化するには非常に多くの時間をツイスト運動に割く必要が生じる。
しかしながら、
図24および29で紹介した図示例で示す実施形態では
、座席5・5/1が第
3支柱3/6・3/8
、あるいは第
4支柱3n/
6の上部と着脱自在に構成されている。
加えて、滑動手段35を含む座席接合部3b/1の付設によってツイスト運動時に支柱嵌入孔3c/6の下端(摩擦面40)と
、座席接合部3bの上端との摩擦(接触)
を回避
したことから、外壁31と一体成型で横設
した突起3
v・3
v・3
vが突起揺動溝3mそれぞれの内壁面に当接するまでは
、各突起3
vおよび第
3支柱3/6・3/8
、あるいは第
4支柱3n/
6ならびにバネ挿入孔3aもしくは収容部3eに納置
した弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4が有する弾性復元力は作用しない。
しかしながら、各突起3
vが突起揺動溝3mそれぞれの内壁面に当接するとともに変形が大きくなるにつれて
、それぞれの突起3
vに対する外力(座席5・5/1に着座した利用者の回転力)が外壁31を経由して第
3支柱3/6・3/8
、あるいは第
4支柱3n/
6の内部に伝搬
することから、座席5・5/1に着座した利用者の回転量が増すに従って突起3
v・3
v・3
vが有する弾性復元力〜加わること第
3支柱3/6・3/8
、あるいは第
4支柱3n/
6が有する弾性復元力〜さらに加わること弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4の順で段階的に座席5・5/1を反転(逆転)させる付勢力が増加する。
係る構造では、ツイスト運動時にこれら支柱の変形に抗する弾性復元力(応力・抗力)と、突起揺動溝3mそれぞれの内壁面に当接して変形した突起3
v・3
v・3
vに生ずる弾性復元力(応力・抗力)の分担が
図16で紹介した図示例に比べてより明確になる。
【0145】
さらに、
図31で紹介した図示例では第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7を構成する弾性体30の外壁31の3箇所にガイド45
を一定の間隔を隔てて凹設
して、これらガイド45に係着する係止突起46
を底部に形設
した肉厚(幅)の異なる3種の突起3
v/1・3
v/2・3
v/3
を用意
して、外壁31(ガイド45)から係脱自在に構成
したことから、ツイスト運動を始める前に肉厚(幅)が異なる突起3
v種に付け替えて座席5・5/1の回転方向に抗して(逆らって)作用する応力(弾性復元力・復原性)を、利用者の都度の要望に近しい弾力(付勢力・抗力)に可変することと調節することが可能になる。
例えば、強度の筋トレを所望する利用者が
図31で紹介した図示例を用いて構成
した実施形態を使用してツイスト運動を行う場合、肉厚の突起3
v/1を全てのガイド45に係着することで、各突起3
v/1と外壁31(第
3支柱3/6・第
4支柱3n/
5・3n/
7)が一体化
することから、これら突起3
v/1(この場合3個)に特性として備わる強い弾性復元力に加えて
、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4ならびに第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7が有する弾性復元力が付加される。
係る状態では、各突起3
v/1ならびに弾性部材3d類
、もしくはコイルスプリング3d/4ならびに第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7に備わる弾性復元力に抗って利用者は座席5・5/1の回転を進行させる。
したがって、ツイスト運動中に負荷が生じ得ない従来の回転式の椅子に比べて利用者の腹直筋・外腹斜筋・中殿筋および広背筋に多くの負荷がもたらされることから、これら筋肉群の鍛錬に要する時間の短縮にも貢献する。
【0146】
また、座面5c・5c/1に着座した利用者が長円
、あるいは8の字などの円周を描く旋回運動を行う場合、ゴム系の素材で作られた第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7本体が元来有する特性故に傾動方向(傾斜方向)とは逆方向に反発する弾性復元力(弾性復帰)あるいは変形時に作用する応力(弾性復元力・復原性)に加えて、バネ挿入孔3a
、あるいは収容部3eに納置
した弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4が有する変形時に応力として作用する弾性復元力(復原性)が付加される。
よって、
図31で紹介した滑動手段35を含む座席接合部3b/1と
、ガイド45と係脱自在に構成
した突起3
v/1・3
v/2・3
v/3
とからなる第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7と、支柱収容器3c/2
を座席開口部5aの直下に具備
する座席5・5/1を用いた構成の体操ができる椅子1の実施形態を使用して習慣的にツイスト運動と長円
、あるいは8の字などを描く旋回運動を合わせて実践した場合、利用者の腹直筋ならびに外腹斜筋および中殿筋の鍛錬、強化にとどまらず、広背筋の強化にまでおよぶ。
【0147】
この場合、肉厚が異なる突起3
v/1・3
v/2・3
v/3を異なる組み合わせとするか、単一の組み合わせとするかを利用者の都度の所望で選択してガイド45に係着
させることで、ツイスト運動中の座席5・5/1に作用する抗力(弾性復元力・応力)を大幅に可変することと
、微調節することが可能になる
ことから、座席5・5/1に着座した利用者に働く抗力(弾性復元力)の選択肢が多様化する。
具体的には、様々な体格
、あるいは体力の利用者の所望に応じて旋回運動時は弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4の納置数を増減することで、第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7の円周方向に向けた変形(傾動・傾斜・湾曲)に抗して作用する弾性復元力を適切に近しい状態に調節することができる。
また、ツイスト運動時は突起3
v/1・3
v/2・3
v/3を様々な様態で組み合わせてガイド45・45・45に係着することで、座席5・5/1を反転させる付勢力(弾性復元力)を適切に近しい状態に調節することもできる。
したがって、様々な体格
、あるいは体力の利用者に応じた筋トレもしくは腹、腰回りのダイエットが適切、かつ効率的に促進されることから、健康的であると同時に美観的にも優れた体形作りに貢献する。
【0148】
また、
図25および26の図示例では、支柱嵌入孔3c/6の上方に内設
したアウターハウジング39と、突起3
v・3
v・3
vの配置に対応するとともに支柱収容器3c下方の外周に配設
した突起揺動溝3m・3m・3m
とからなる支柱収容器3c/3が紹介されている。
図25の図示例では、第
3支柱3類または第
4支柱3n類の上部に
、支柱収容器3c/3(支柱嵌入孔3c/6)を被嵌してストッパー38がアウターリング36の上端に当接し、内面41にアウターリング36の外壁
を嵌着
させた状態で
、突出部44の上部とインナーリング37の下端が当接して
、摩擦面40の裏面と座席接合部3b/1の上面に一定の隙間が生じ、係る状態で突起揺動溝3m・3m・3m左右の内壁間に突起3
vのそれぞれが遊嵌される。
一方、
図26の図示例では
、第
3支柱3類または第
4支柱3n類の上部に
、支柱収容器3c/3(支柱嵌入孔3c/6)を被嵌して外壁31に外嵌さ
せるとともに
、座席接合部3bの上端に貼設
した滑動手段35/1に載置される滑動手段35/2(スラストベアリング)の上部と
、摩擦面40の裏面に貼設
した滑動手段35/1
とが当接した状態で
、各突起揺動溝3m左右の内壁間に突起3
vのそれぞれが遊嵌される。
【0149】
他方、
図27の図示例では
、突起3
v・3
v・3
vを上端に突設
した座席接合部3b/2
を外壁31に周設
した第1支柱3類または同構造の第2支柱3n類と、支柱嵌入孔3c/6の下端に内設
したアウターハウジング39と
、座席接合部3b/2の上端に突設
した各突起3
vの配置に対応するとともに支柱収容器3c下方の外周に配設
した突起揺動溝3m・3m・3m
とからなる支柱収容器3c/5が紹介されている。
【0150】
図26の図示例で示す実施形態では、
図24または25の図示例で示す実施形態で用いられる滑動手段35(ボールベアリング)に変えて座席接合部3bの上端と摩擦面40の裏面の双方に金属製で薄板状の滑動手段35/1を貼設するとともに、これら滑動手段35/1・35/1間に滑動手段35/2(スラストベアリング)を挟装することでツイスト運動時に生じる摩擦抵抗を低減する対策が講じられている。
この場合、座席接合部3bの上端と摩擦面40の裏面
との双方に貼設
した滑動手段35/1・35/1が金属製であることから、滑動手段35/1・35/1が当接する面に鏡面加工を施すことで滑動手段35/2を挟装せずにツイスト運動時に生じる座席接合部3bの上端と摩擦面40の裏面との摩擦抵抗を低減
させる策も想定し得る。
【0151】
ちなみに、
図25および26の図示例で示す実施形態では、
図24で示す支柱収容器3c/2と滑動手段35と第
3支柱3類もしくは第
4支柱3n類(弾性体30)の外壁31に周設
した座席接合部3b/1と
、外壁31に横設
した突起3
v・3
v・3
vとで構成
した実施形態と同等の作用効果を奏する。
【0152】
また、支柱嵌入孔3c/6の下端に内設
したアウターハウジング39と
、支柱収容器3c下方の外側に横設
した左右で対をなす突起揺動溝3m・3m・3m
とからなる支柱収容器3c/4と
、アウターハウジング39(内面41)に内嵌される滑動手段35と、各突起揺動溝3mの配置に対応するとともに座席接合部3b/1の上端に突設
した突起3
v・3
v・3
vとからなる座席接合部3b/2
を外壁31に周設
した第1支柱3類および第2支柱3n類が
図27に示されている。なお、
図27の図示例で示す実施形態
または図24から26の図示例で示す実施形態では同様の作用効果を奏する。
【0153】
図27の図示例で示す構造を受けて、支柱収容器3c/4下方の外周に横設
した突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応するとともに
、座席接合部3b/
3の上部に凹設
した逆T字型のガイド47・47・47と、これらガイド47に係着する形状の係止突起46
を底部に形設
した肉厚の突起3
v/1・中肉の突起3
v/2・肉薄の突起3
v/3の3種が
図28に示されている。
突起3
v/1・突起3
v/2・突起3
v/3は弾性を有するゴムなどの素材を使用してそれぞれ異なる肉厚に作られており、係止突起46はこれら突起3
v種の底部に一体成型で形設されている。
係る構造では、支柱収容器3c/4
を具備
する座席5
または5/1を、座席接合部3b/
3を上端以下の外壁31に周設する構造に変成した第1支柱3類または第2支柱3n類(弾性体30)の上部に取り付けた際に
、ストッパー38の裏面とアウターリング36の上端
とが当接するとともに、アウターリング36の外壁と内面41
を嵌着
させた状態で
、摩擦面40の裏面と座席接合部3b/2の上面に一定の隙間(間隔)ができるように作られている。
係る状態で、各突起揺動溝3m左右の内壁間に突起3
v/1・突起3
v/2・突起3
v/3が遊嵌されるとともに各突起揺動溝3mの上端から突起3
v/1・突起3
v/2・突起3
v/3の上部が突出するように、これら突起3
v種の丈および幅(肉厚)が形設されている。
【0154】
図28の図示例で示す構造では、支柱収容器3c/4
を具備
する座席5
、あるいは5/1
を係る第1支柱3類または
係る第2支柱3n類(弾性体30)の上部に取り付けた状態で、突起揺動溝3m・3m・3mの上端から突出した突起3
v/1・突起3
v/2・突起3
v/3の上部を持ってガイド47・47・47から係脱することが可能になる。
したがって、ツイスト運動時に座席5または5/1に着座した利用者の回動に抗する弾性復元力を付勢
、あるいは減勢する際に、
図24または
図29から31の図示例で示す実施形態のように
、第
3支柱3類または第
4支柱3n類(弾性体30)の上部から座席5または5/1を取り外す手間を省くことができる。
ちなみに、
図28の図示例で示す実施形態
または図30・31の図示例で示す実施形態を用いてツイスト運動あるいは旋回運動を行った場合、同様の作用効果を奏する。
【0155】
以下では、支柱収容器3c/2(
図24・29参照)と、環状の突出部44
を上面内側の縁部に突設
した座席接合部3b/1と、突出部44にインナーリング37の下端が載置され
る状態で
、外壁31に嵌着
した
滑動手段35と、上端から滑動手段35上方の外壁31に一定の間隔を隔てた箇所に凹設
したガイド45・45・45と、これらガイド45に係着する係止突起46
を底部に形設
した肉厚の突起3
v/1・中肉の3
v/2・肉薄の3
v/3
とからなる第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7を用いる(
図30・31参照)構成を応用した実施形態を以下で紹介する。
【0156】
例えば、正転逆転可能あるいは一定範囲内での正転逆転を反復する既存のモーターなどの動力源を第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7の始点3w(
図1参照)下方の脚部2に付設して、係る動力源の回転力でこれら支柱に偏心した回転を伝達する構造を想定する。(図示せず)
係る構造では、動力源の回転軸の先端に取り付ける筒体を設け、この筒体が密嵌した状態で嵌着する凹状の嵌合部をこれら支柱の外壁31寄りの底面に凹設して、この嵌合部に係る回転軸の先端に取り付けた筒体を嵌着する。(図示せず)
この場合、第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7の中心から離れた外壁31寄りの底面に凹設され
ている嵌合部に回転軸の先端に取り付けられた筒体が嵌着されることから、係る動力源を起動させると、これら支柱が偏心した回転を開始する。
ちなみに、以上で述べた第1実施形態では、脚部2の内部に螺設
した螺子管2d(図示せず)と、第1支柱3類または第
3支柱3類、あるいは第2支柱3n類または第
4支柱3n類の下端から適度上方の箇所までに刻設され
ている螺子3fとが螺合によって接合され
、脚部2に固定されている。
【0157】
具体的には、第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7の中心と近接した箇所に係る嵌合部を凹設した場合、始点3w(
図1参照)の偏心回転の振れ幅が僅かであっても、第
3支柱3/6
または第4支柱3n/5・3n/7が弾力性の素材で作られている
こと、始点3wと作用点3u(
図2参照)とが上下方向の離れた箇所に位置されている
ことから、これら支柱の外壁31寄りの底面に凹設された嵌合部の偏心回転よりも大きな長円を描く偏心回転を座席5にもたらすことが実現できる。
この場合、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数を減少させ、第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7の変形方向に抗して働く弾性復帰力を減少させた状態では、これら支柱の円周方向に向けた可撓性が向上(弾性復元力が低下)することから、座席5の偏心回転が一層長円化する。
【0158】
また、座席5に偏心した回転を機械的にもたらす構造として、油圧シリンダーまたは気圧シリンダーのピストンと可動に連結する一端と、この一端と対峙する位置に同構造の他端を有するロッドと、このロッドの他端と回転自在に連結する突起を回転軸から離れた位置の面上に突設した大径ギアと、この大径ギアのモジュールと噛み合うモジュールの小径ギアと、この小径ギアのモジュールと噛み合うモジュールで一層小径のピニオンギアを第
3支柱3/6
、あるいは第
4支柱3n/
5・3n/
7の外壁31寄りの底面に固設して、このピニオンギアの中心を脚部2の上部に回転自在に軸支持する策もある。(図示せず)
係る構造では、油圧シリンダーあるいは気圧シリンダーを起動すると、ロッドの往復運動が回転軸から離れた位置の面上に突設され
ている突起に伝達されると同時に大径ギアの回転に切り替わり、小径ギアから外壁31寄りの底面に固設され
、脚部2上に中心を回転自在に軸支持されたピニオンギアへと回転力を増しながら伝動され、これら支柱の力強い偏心回転に切り替わる。
【0159】
続いて、
図1で紹介した座席接合部3bもしくは3b/1
を上端に突設
しない第1支柱3類の上端縁部に
、図5上方の斜線で描写
した接着面6zを座席開口部5aの直下に接着(接続)する構造で、バネ挿入孔3aの長さよりも若干短い全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3(
図11参照)またはコイルスプリング3d/4(図示せず)をバネ挿入孔3aの上端に開設
した開口3a/1から出し入れする実施形態に関する具体例を図面に沿って以下で説明する。
【0160】
図18の上方には、支柱収容器3c下端の支柱嵌入孔3c/6に上部
を嵌入
した
状態の第1支柱3/3の概略側面透視図が示されており、第1支柱3/3に内設され
ている複数のバネ挿入孔3aの全長よりも若干短い全長に作られるとともに、一端に他と付着する性質の付着手段3i
を固設
した弾性部材3d/1〜3d/3が示されている。
係る図示例では、バネ挿入孔3aの全長よりも若干短い全長に設定され
、ゴム系の素材で作られた弾性部材3d/1〜3d/3が別設されており、これら弾性部材3d/1〜3d/3の一端に固設
した付着手段3iと付着する性質の付着手段3i
を一端に固設
した棒状の抜き取り部材3d/5が付着する以前の様子が示されている。
【0161】
例えば、
図18の図示例で示す実施形態では
、弾性部材3d/1〜3d/3の一端に固設
する付着手段3iが磁石である場合、被付着体となる抜き取り部材3d/5の一端に固設
する付着手段3iは極性が異なる磁石
、あるいは鉄材でよい。
一方、弾性部材3d/1〜3d/3の一端に固設
する付着手段3iが鉄材である場合、抜き取り部材3d/5の一端に固設
する被付着体は磁石でよい。
ちなみに、係る全長の弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいは抜き取り部材3d/5の一端に磁石を固設して付着手段3iとして利用する場合、弾性部材3d類のいずれか1本を取りだすに足る磁力を有すればよい。
係る構造では、少なくとも一端に付着手段3i
を固設
した弾性部材3d/1〜3d/3と、少なくとも一端に付着手段3iが固設
した1本の抜き取り部材3d/5とで事足りるが、抜き取り部材3d/5と弾性部材3d/1〜3d/3双方の両端に付着手段3i
を固設
することが好ましく、この場合、付着手段3iが抜き取り部材3d/5、あるいは弾性部材3d/1〜3d/3のいずれの端部にあるかをその都度確認する手間が省け利便性が向上する。
【0162】
具体的には、抜き取り部材3d/5の全長を概ね100mm前後に設定するとともに少なくとも一端に付着手段3iを固設する。
そして、弾性部材3d/1〜3d/3を開口3a/1から終点3kまでの長さ(バネ挿入孔3aの全長)に比べて80mm程度短い全長とし、これらの少なくとも一端に付着手段3iを固設する。
係る構造では、弾性部材3d/1〜3d/3の他端が終点3kに当接した状態で、弾性部材3d/1〜3d/3に付着手段3i
を固設
した側の一端と、抜き取り部材3d/5に付着手段3i
を固設
した側の一端とを合体させた時に、開口3a/1から抜き取り部材3d/5の他端が概ね20mm程度突出するように、弾性部材3d/1〜3d/3もしくは抜き取り部材3d/5のいずれか一方の長さが整えられればよい。
ちなみに、
図1の図示例で紹介した実施形態に係る構造を応用した場合、座面5cの肉厚を考慮する必要はなく、したがって座席5(座面5c・5c/1)を薄型軽量に作ることが可能になる。
【0163】
また、
図18の図示例で示す実施形態で弾性部材3d/1〜3d/3の端部に固設
する付着手段3iがマジックテープ(登録商標)の場合、被付着体となる抜き取り部材3d/5の端部に固設
する付着手段3iはマジックテープ(登録商標)と付着して合体する性質の素材であればよい。
ちなみに、抜き取り部材3d/5の端部にマジックテープ(登録商標)を固設して付着手段3iとして利用する場合、弾性部材3d/1〜3d/3のいずれか1本を取りだすに足る付着力を有すればよい。
また、鉄製のコイルスプリング3d/4を係る全長の弾性部材3d類と同等の全長として使用する場合は
、抜き取り部材3d/5側の端部に磁石が固設されればよい。
【0164】
なお、
図18の上方の図示例で紹介した抜き取り部材3d/5と
、付着手段3iおよびバネ挿入孔3aよりも短い全長の弾性部材3d/1〜3d/3または鉄製のコイルスプリング3d/4を用いる実施形態を、他の実施形態
、あるいはそれらに関する変形例で採用しても問題ない。
ちなみに、係る構造は
図1で紹介した第1支柱3類の上端に位置する開口3a/1の周囲に設けた接着面6z(
図5参照)を座席開口部5aの直下に接着する簡素な構造に適する。
【0165】
例えば、弾性部材3d/1〜3d/3の端部に固設
する付着手段3iが磁石
、あるいはマジックテープ(登録商標)であって、これらと付着する性質の付着手段3i
を端部に固設
した抜き取り部材3d/5と、バネ挿入孔3aの全長に比べて短い全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3とが付着して両者が合体した状態で
、座席5 (座面5c)に着座した利用者が、腰部ならびに臀部を軸として左右交互の捻転を繰り返すツイスト運動を行う場合を想定する。
【0166】
この場合、付着手段3iとして用いられる磁石
、あるいはマジックテープ(登録商標)は弾性部材3d/1〜3d/3のいずれか1本を取りだすに足る付着力であることから、特に、第1支柱3類上端の接着面6z
を座席開口部5aの直下に接着
する構造では、座面5cに着座した利用者がツイスト運動を開始した時点で
、第1支柱3類とバネ挿入孔3aの双方が即時に従動して利用者の回転方向に捻じられる。
係る状態の初期段階では、第1支柱3類本体と、これら支柱に内設
したバネ挿入孔3aの捻じれ(変形)が増すにしたがって、納置され
ている弾性部材3d/1〜3d/3の上端に固設
した付着手段3iから抜き取り部材3d/5の下端に固設
した付着手段3iがバネ挿入孔3aの変形方向に分離すると同時に
、別体化した状態で抜き取り部材3d/5が先ず利用者の回
動方向に従動する。
係る状態が進行するにつれて第1支柱3類本体ならびにバネ挿入孔3aに納置され
ている弾性部材3d/1〜3d/3も変形しながら利用者の回転方向に従動する。
【0167】
さらに、多くのバネ挿入孔3aに納置
した多数の弾性部材3d/1〜3d/3と
、同数の抜き取り部材3d/5とが付着して両者が合体した状態にある座席5に着座した利用者が、腰部ならびに臀部を軸として左右交互の捻転を繰り返すツイスト運動を実施する場合を想定する。
この場合、付着手段3iとして用いる磁石は弾性部材3d/1〜3d/3のいずれか1本を取りだすに足る磁力である
こと、また
、マジックテープ(登録商標)は周知の付着力である
ことから、多数の弾性部材3d/1〜3d/3と
、同数の抜き取り部材3d/5の結合力は成人が有する体力と比較して圧倒的に些細なことは明白である。
故に、多数の弾性部材3d類と同数の抜き取り部材3d/5とを付着させるとともに両者が合体
し、多くのバネ挿入孔3aに納置された状態であっても、バネ挿入孔3aを含む第1支柱3類の捻じれ(変形)が増すにしたがって弾性部材3d/1〜3d/3の上端から分離して別体化した抜き取り部材3d/5は利用者の回転方向(バネ挿入孔3aの変形)に従動する。
係る状態では、抜き取り部材3d/5の下方に位置する弾性部材3d/1〜3d/3が有する抗力(弾性復元力)は
、第1支柱3類の上部に限って僅かに伝播される。
その分、ツイスト運動の初期段階では第1支柱3類の変形方向(この場合捻じれ方向)とは逆方向に作用する弾性復元力は弾性部材3d/1〜3d/3が未納置の状態に準ずる。
【0168】
例えば、体重が重たい利用者が座席5(座面5c)に着座してツイスト運動を行う場合、付着手段3iを介して抜き取り部材3d/5と合体した弾性部材3d/1〜3d/3、あるいはこれらと同等の全長を有する鉄製のコイルスプリング3d/4
を予め多数のバネ挿入孔3aに納置
した状態では、第1支柱3類本体に特性として備わる弾性復元力(抗力・応力)に弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4に特性として備わる弾性復元力(抗力・応力)が加わり、変形に抗する剛性が全体的に強化される。
係る状態では、静止時の第1支柱3類は座席5に着座した利用者の体重などの下方に向けた加重(荷重)による扁平に対する強度が向上するとともに
、長円または8の字などを描く旋回運動時に、これら第1支柱3類の変形方向に抗して作用する弾性復帰力も増強
する。
【0169】
しかしながら、座席5(座面5c)に着座した利用者がツイスト運動を行う際は、開始とほぼ同時にバネ挿入孔3aの上部がそれぞれ従動して捻じれる変形(動作)に抜き取り部材3d/5が追動した時点で、抜き取り部材3d/5の下端に固設
した付着手段3iと、弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4の上端に固設
した付着手段3iがそれぞれ分離して別体化する。
係る状態では、バネ挿入孔3aに納置され
ている弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4の数に
かかわらず、これらの変形に抗して働く弾性復帰力の影響が付着手段3iの下端より上方に位置するバネ挿入孔3a内におよぶことが軽減される。
したがって、バネ挿入孔3aの全長>の全長に作られた弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4
を同数納置
した状態と比較して、係る構造では
、第1支柱3類の上部が横方向に捻じれる変形に抗して働く弾性復元力が減
勢する。
故に、バネ挿入孔3aの全長>の全長に作られた弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4と
、付着手段3iならびに抜き取り部材3d/5を用いる構成は、座席開口部5aの直下に接着面6z(第1支柱3類の上端)もしくは座席接合部3bの上端を直接接合する構造(
図1〜4参照)の中でツイスト運動を行う際に好適な手段となる。
【0170】
係る構造を受けて、抜き取り部材3d/5の少なくとも一端に固設
した付着手段3iと、この付着手段3iに付着する性質の付着手段3i
を少なくとも一端に固設
した弾性部材3d/1〜3d/3と、座席開口部5aの直下に固着、あるいは一体化で形設
した支柱収容器3c/1の下端に位置する支柱嵌入孔3c/6(
図24参照)から着脱自在に構成
した第
3支柱3/6もしくは第
4支柱
3/5または3/7の外壁31に凹設
したガイド45・45・45に係着する係止突起46
を底部に形設
するとともに異なる肉厚に作られた突起3
v/1〜3
v/3と
、滑動手段35を含む座席接合部3b/1
を具備
する図31の図示例で示す実施形態と、多数の係止部6b
を上下方向の多段に固設
した縦桟材6と、大小数種の異なる空間に作られた規制枠6a/1を有する複数種の規制手段6a
とからなる
図20の図示例で示す実施形態で構成
することが望ましい。
【0171】
係る構成では、座席5・5/1を取り外した後に外壁31の周囲に近接する狭い空間の規制枠6a/1(
図20下方参照)を有する規制手段6aの外枠6dを
、縦桟材6の最上段に固設
した係止部6bに係着することで、座席5・5/1に着座した利用者の静止時の安全性が向上する。
そのため、事務用
、あるいは食卓用などの普段使いの椅子に簡単な手順で変成することが可能になる。
同時に、大きな円周を描く旋回運動に切り替える際は
、座席5・5/1を取り外した後に広い空間の規制枠6a/1(
図20上方参照)を有する規制手段6aの外枠6dを
、縦桟材6の最上段に固設
した係止部6bに係着するか、狭い空間の規制枠6a/1(
図20下方参照)を有する規制手段6aの外枠6dを
、縦桟材6の下段に固設
した係止部6bに係着することで、本格的な椅子型運動器具に容易な手順で変成することもできる。
【0172】
ちなみに、
図20の図示例で紹介した実施形態以外で座席5・5/1に着座した利用者の静止時の安全性を向上させる手段として、ゴム系の素材で円筒状に作られた弾性体30の上端に座席接合部3b
を突設
した
図19下方の図示例で示す第1支柱3/2のように
、内壁32の内側に空間3hを有する構造では、内壁32に近接する外径でゴム系の素材を使用するとともに
、弾性部材3d/1の外径に比べて大径に作られた円柱状の弾性部材3d/6を空間3hに納置する策がある。
この場合、静止時の安全性に若干の運動性を持たせる手段として、ゴム系の素材を使用するとともに弾性部材3d/6に比べて若干小径に作られた弾性部材3d/7(
図19下方参照)を空間3hに納置する策もある。
弾性部材3d/6
を空間3hに納置
した状態では、第1支柱3/2本体が有する弾性復元力に弾性部材3d/6が有する弾性復元力が加わり
、第1支柱3/2の変形に対する剛性が強化されることから、普段使いの椅子に適応する。
反して、変形時に働く弾性復元力(復原性)が増強することから、座席5・5/1および第1支柱3/2が円周方向に傾いた状態で
、長円や8の字を描く旋回運動などの実施には不向きな状態となる。
しかしながら、
図19下方の図示例で示すように弾性部材3d/6および3d/7の外径は内壁32の内径に比べて小径に作られている
ことから、ツイスト運動時に弾性部材3d/6
、あるいは3d/7の外壁と内壁32が接触することはなく、弾性部材3d/6
、あるいは3d/7が有する弾性復元力が作用することもない。
したがって、ツイスト運動時に限って第1支柱3/2に機能的な不具合が生じることはなく、係る状態では静止時の安定性も向上する。
【0173】
また、
図16下方で示す第
3支柱3/6および
図17上方で示す第
4支柱3/8と
、同図下方で示す第
3支柱3/9を除き、円柱状に形成された第
3支柱3類の上端から適度下方の外壁31にガイド45・45・45
を凹設
して、異なる肉厚の突起3
v/1〜3
v/3
を具備
するとともに、ガイド45下方の外壁31に座席接合部3b/1を周設
して、滑動手段35
を装着
した
図31で示す第
3支柱3/6と同構造に設えて
、図20の図示例で示す実施形態と組み合わせて構成する策もある。
係る
構成では、ツイスト運動時に回転方向に抗する反発力(弾性復元力)は主に座席5・5/1の回転に従動する突起揺動溝3m・3m・3mの内壁間に遊嵌され
る突起3
v/1〜3
v/3それぞれにもとより備わる弾性復元力が主に担う。
一方で、長円または8の字などの円周を描く旋回運動時に円周方向に向けた傾動(湾曲・傾斜)に抗する反発力(弾性復元力)は第
3支柱3類にもとより備わる弾性復元力と、バネ挿入孔3aに納置
する弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4に備わる弾性復帰力が担う。
【0174】
ちなみに、
図21上方で示す第1支柱3/xまたは3/yを
図31の図示例で紹介した第
3支柱3/6と同構造に設えるとともに、突起3
v/1〜3
v/3
を具備
した場合(図示せず)、ツイスト運動時に回転方向に抗する反発力は肉厚が異なる個々の突起3
v/1〜3
v/3にもとより備わる弾性復元力が主に担う。
また、長円
、あるいは8の字などの円周を描く旋回運動時に円周方向に向けた傾動(湾曲・傾斜)に抗する反発力(復原性)は
係る構造の第1支柱3/xおよび3/yにもとより備わる弾性復元力と、板バネ挿入孔3sに納置
する金属製で長手薄板状の板バネ3t
、あるいは同形状でゴム製の板バネ3t/1に備わる弾性復元力が担う。
【0175】
この場合、
図16上方で紹介した支柱収容器3c/1を座席開口部5aの直下に固着
、あるいは一体化で垂設
した座席5と、同図下方で紹介した第
3支柱3/6と同様に突起3
vならびに座席接合部3b
を最低限具設
する第
3支柱3類を用いる構成と比較して、
図30または31の図示例で示す実施形態を応用して作られた第1支柱3類と、支柱収容器3c/2
を座席開口部5aの直下に垂設
した座席5
とを用いる構成では、ツイスト運動時に機能する肉厚の突起3
v/1・中肉の突起3
v/2・肉薄の突起3
v/3が個々に有する弾性復元力(抗力)と、円周方向に向けた
係る第1支柱3類の傾動時に機能する弾性復元力(抗力)の分別をより推進することができる。
加えて、座席開口部5aの貫設の有無に係わらず座面5cの裏面に最低限支柱収容器3c/1を固設
、あるいは一体化で形設することで、係る構造の第1支柱3類と座席5とを着脱自在に構成することが可能になる。
【0176】
以下では主に第2支柱3nまたは3n/1〜3n/3
、あるいは3n/xもしくは3n/yを用いる第2実施形態と、それらに関する変形例について
、添付した図面に沿って説明する。
ちなみに、第2実施形態ならびにそれらの変形例において、第1実施形態の脚部2は脚部2/1と称し、座席5は座席5/1と称し、座面5cは座面5c/1と称し、同内寸に貫設され
ている座席開口部5aは座席開口部5a/1と称し、これらはともに第1実施形態で採用した構造および形状と同構造、同形状であるとともに同素材を用いて同寸法に作られている。
【0177】
図32下方には、上端に開口3a/2
を開設
した複数の収容部3e
を一定の間隔を隔てて外壁31側に周設
するとともに
、弾性体30の上端から適度下方の収容部3e間の外壁31に弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4が出し入れできる内寸に開設
した複数の開設口3z
を内壁32側に周設され
ている収容部3eに向けてそれぞれ貫設して一続きにすることで、上端に開設
した開口3a/2と
、下側に開設
した開設口3zの双方から弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の挿抜を可能とした第2支柱3n/5上方要部の斜視図が示されている。
ちなみに、以下で示す内壁32の一方に複数の収容部3e
を周設一体化
した第2支柱3n/2(
図10下方参照)
、あるいは外壁31と内壁32の双方に複数の収容部3e
を周設一体化
した第2支柱3n/3(
図11上方参照)の場合、開口3a/2のみ
を開設
した収容部3e
、あるいは開口3a/2
および開設口3zの双方
を開設
した収容部3eのいずれの形態も選択することができる。
【0178】
また、
図10A−Aの横断面図で示す第2支柱3nならびに同図下方の横断面図で示す3n/2
、もしくは
図7の概略斜視図で示す第2支柱3n/1または
図8の概略斜視図で示す第2支柱3n/3のそれぞれの構成の中核を担う
、弾質性に富むゴム系の素材を使用して円筒状に作られた弾性体30ならびに弾性体30の上端に座席接合部3b
を突設
した弾性体30/1の外壁31の外寸は、第1実施形態で紹介した第1支柱3類の外寸と同一に作られている。
なお、以下で示す第2実施形態で紹介する収容部3eおよび板バネ収容部3s/1は弾力性に富むゴム系の素材を使用して外壁31・内壁32と一体成型で形設されている。
【0179】
図7上方には
、縦長の空間3h
を内壁32の内側に
配設して、上端に座席接合部3b
を突設
した弾性体30/1と、長手の略筒状に形成
するとともに外壁31の周囲を取り囲む状態で周設
して、上端に開口3a/2
を開設
した多数の収容部3e
とからなる第2支柱3n/1上方要部の概略斜視図が示されている。
また、同図下方には弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4の抜け落ちを防止するために収容部3eの下端に設けた底蓋の機能を担う終点3kと、弾性体30/1の下端から適度上方までの外壁31に脚部2/1に内設され
ている螺子管2a(図示せず)と螺着する螺子3f
を刻設
した第2支柱3n/1下方要部の概略斜視図が示されている。
【0180】
図8上方には、弾性体30/1の外壁31と内壁32の双方に周設
するとともに上端に開口3a/2
を開設
した多数の収容部3eからなる第2支柱3n/3上方要部の概略斜視図が示されている。
また、同図下方には収容部3eの下端に設けた終点3kと、弾性体30/1の下端から適度上方までの外壁31に螺子3f
を刻設
した第2支柱3n/3下方要部の概略斜視図が示されている。
【0181】
図9には、上記第1実施形態で紹介した複数の縦桟材接合孔6/1
を上面に凹設
して、螺子3fと螺着する螺子管2a
を内部に螺設
した脚部2/1と
、係止部6b
を上下方向の多段に溶着
した縦桟材6と、上段から下段にかけた係止部6bにそれぞれ係着され
ている異なる大きさの規制枠6a/1を有する3種の規制手段6aと、支柱収容器3cまたは3c/1もしくは3c/2
を座席開口部5a/1の直下に固着
、あるいは一体化で垂設
した座席5/1
を上部に取り付けた第2支柱3n/1もしくは3n/3
または第4支柱3n/7とからなる体操ができる椅子1/1の概略斜視図が示されている。
【0182】
図10上方には、
図7上方のA−Aで示す第2支柱3n/1もしくは
図22で示す弾性体30の上端から下側の外壁31を取り囲む環状に周設
するとともに上端に開口3a/2
を開設
した複数の収容部3eと、弾性体30の下端から適度上方の外壁31に刻設
した螺子3fからなる第2支柱3n上方要部の部分横断面図が示されている。
また、同図下方には弾性体30/1の内壁32に密集した状態で周設
するとともに、上端に開口3a/2
を開設
した複数の収容部3eと、これら収容部3eの内側に位置する空間3hと、弾性体30/1の下端から適度上方までの外壁31に刻設
した螺子3f
とからなる第2支柱3n/2要部の横断面図が示されている。
図11上方には、
図8上方のB−Bで示す第2支柱3n/3上方要部の部分横断面図、同図下方には円柱状に形成
した弾性部材3d/1と、三角柱状に形成
した3d/2と、角柱状に形成
した3d/3の概略斜視図が示されている。
【0183】
図21下方の左側には
、弾性体30の上端から下側の外壁31に周設され、扁平した方形状の開口3a/5
を上端に開設
した複数の板バネ収容部3s/1と、内壁32に周設され
、上端に開口3a/5
を開設
した複数の板バネ収容部3s/1と、内壁32に周設
した板バネ収容部3s/1の内側に位置する空間3hと、弾性体30の下端から適度上方までの外壁31に刻設
した螺子3f
とからなる第2支柱3n/y上方要部の断面斜視図が示されており、板バネ収容部3s/1に納置
する金属系の素材で作られた板バネ3tまたは弾力性を有する素材で作られた3t/1の概略斜視図が示されている。
一方、同図下方の右側には弾性体30の上端から下方の外壁31に周設されるとともに開口3a/5
を上端に開設
した複数の板バネ収容部3s/1と、内壁32の内側に位置する空間3hと、弾性体30の下端から適度上方までの外壁31に刻設
した螺子3f
とからなる第2支柱3n/y要部の断面斜視図が示されており、板バネ収容部3s/1に納置
する板バネ3tまたは3t/1の概略斜視図が示されている。
【0184】
図22上方には
、弾性体30と、この弾性体30の上端から下側の外壁31に周設され、上端に開口3a/2
を開設
した複数の収容部3eからなる第2支柱3n上方要部の概略斜視図が示されており、同図中ほどには弾性部材3d/1の概略斜視図が示されており、同図下方には以上で紹介した他の第2支柱3n類
ならびに第4支柱3n類または第1支柱3類
ならびに第
3支柱3類と同様に下端から適度上方までの外壁31に刻設
した螺子3fと、収容部3eそれぞれの下端に終点3k
を設けた第2支柱3n下方要部の概略斜視図が示されている。
【0185】
図23上方には、弾性体30または弾性体30/1に被嵌した状態で密嵌する内寸の収容空間33/1が設けられ、伸縮性または可撓性を有する繊維もしくはゴム系の素材を使用して縦長の筒状に作られた納置筒33と、納置筒33の周囲を取り囲む状態で周設され、繊維もしくはゴム系の素材を使用して弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4
を納置
することができる内寸
で袋状に設えるとともに上端に開口3a/2
を開設
して、下端に終点3k
を設けた複数の収容部3e/1
を納置筒33の周囲に一体化で周設
した弾性体収容筒3e/2上方要部の概略斜視図と、収容部3e/1に納置
する弾性部材3d/1の概略斜視図が示されている。
同図下方には、上端に突設
した座席接合部3dと、下端から適度上方の外壁31に刻設
した螺子3fと、内壁32の内側に位置する空間3h
とからなる円筒状の弾性体30/1上方要部の概略斜視図が示されており、ゴム系の素材を使用するとともに空間3hの内径よりも若干小径に作られた円筒状の弾性部材3d/6
を空間3hに納置
した様子を示す概略斜視図が3点鎖線で描写されている。
ちなみに、
図23の図示例で示す実施形態では
、弾性体30と30/1は同外径の同全長に作られており、下端から適度上方までの外壁31には脚部2/1内に刻設された螺子管2a(図示せず)と螺着する螺子3fが刻設されている。
また、弾性体収容筒3e/2(納置筒33)の下端は解放されており、弾性体30/1の下端側から被嵌した状態で
、上端に当たる開口3a/2が座席接合部3bの上端(弾性体30の上端)から若干下側に位置するとともに下端が螺子3fの若干上方に位置する全長に納置筒33ならびに収容部3e/1が設えられている。
【0186】
続いて、
図22で紹介した第2支柱3nまたは
図7で紹介した第2支柱3n/1または
図10の下方で紹介した第2支柱3n/2または
図8で紹介した第2支柱3n/3もしくは
図21の下方で紹介した第2支柱3n/xならびに3n/yと、上記第1実施形態で説明した支柱収容器3c〜3c/2
を座席開口部5a/1の直下に具設
した座席5/1を用いる構成と、それらに関する変形例を以下で説明する。
また、弾性体収容筒3e/2を用いて構成
した
図23で示す図示例ならびに関する変形例を以下で説明する。
【0187】
一例として、上記第1実施形態の
図1で示す第1支柱3下方の外壁31に刻設
した螺子3fと脚部2に螺設され
ている螺子管2aとを分解(分離・別体化)した後に、弾性体収容筒3e/2の開口3a/2を上にした状態で
、第1支柱3の下端側から収容空間33/1内に装着した場合を想定する。
この場合、第1支柱3には複数のバネ挿入孔3aが内設されている点、納置筒33の周囲には複数の収容部3e/1が周設されている点から、弾性体収容筒3e/2
を装着
した状態の第1支柱3には、従来と比べてより多数の弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4を納置することが可能になる。
係る状態では、第1支柱3の変形に抗して作用する弾性復元力を従来に比べてより増強させることが可能になる。
【0188】
さらに、伸縮性もしくは可撓性を有する繊維系あるいはゴム系の素材で作られた納置筒33の周囲に同素材で作られた収容部3e/1が一体化で周設
されていること、収容空間33/1が外壁31と密嵌する内寸に作られている
ことから、外壁31に被嵌
した状態の弾性体収容筒3e/2は第1支柱3の変形に従動する。
係る状態では、収容空間33/1(弾性体収容筒3e/2)を第1支柱3に被嵌した際に開口3a/2が座席接合部3bの上端(弾性体30の上端)から若干下方に位置
することから、開口3a/2(収容部3e/1)から若干突出する全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4を用いることによって、利用者が座席5・5/1に着座した姿勢でこれらの出し入れができる。
ちなみに、他の第1支柱3類
、あるいは内壁32のみに収容部3e
を周設
した第2支柱3n/2の外壁31に収容空間33/1(弾性体収容筒3e/2)を被嵌した場合も同様の結果を奏する。
【0189】
また、
図22で示す第2支柱3n(弾性体30)の上端に座席5/1の裏面(座席開口部5a/1の直下)を固着する構造では、弾性体30の外壁31のみに収容部3eが周設されている。
したがって、弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3d/4
を開口3a/2から若干突出する全長に設定
する場合、座席開口部5a/1の貫設の有無に係わらず座席5/1に着座した利用者が座面5c/1から腰を浮かすことなく着座した姿勢で、開口3a/2から弾性部材3類またはコイルスプリング3d/4の出し入れができることを利点とする。
係る構造では、必ずしも座面開口部5a/1の貫設を必須としない点、上端に座席接合部3d
を突設
しない弾性体30を用いて第2支柱3n
を構成
した点、収容部3e
を外壁31のみに周設
した点から、第2支柱3nならびに座席5/1の作りを簡素化することができる。故に、これらの製造コストの縮減ならびに製造工程の簡略化を図ることができる。
【0190】
続いて、
図22で示す第2支柱3nの上部から座席5/1を着脱可能にする構造を以下で説明する。
この場合、上記第1実施形態の
図16の下方で紹介した第
3支柱3/6の構造を応用して、支柱収容器3c/2内に形設
した突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応
する配置で弾性体30の上端から適度下方の外壁31に
、突起3
v・3
v・3
vを横設
し、これら突起3
vの下側にドーナツ状の座席接合部3b
を外壁31と一体化で周設
した第2支柱3n(図示せず)と、上記
図16の上方で紹介した支柱収容器3c/1
を座席開口部5a/1の直下に固設
、あるいは一体化
した座席5/1を用いて構成することで、係る第2支柱3nから座席5/1の着脱を具現化できる。
ちなみに、上記第1実施形態で紹介した
図16の図示例で示す第
3支柱3/6に形設
した座席接合部3bならびに突起3
vはゴム系の素材を使用して外壁31と一体で成形されており、第2実施形態に係る座席接合部3bならびに突起3
vもゴム系の素材を使用して外壁31と一体で成形されている。
【0191】
例えば、弾性体30の上端から適度下方の外壁31に横設
した突起3
v・3
v・3
vと、これら突起3
vの下方に周設
した座席接合部3bからなる第2支柱3n(図示せず)と、支柱収容器3c/1
を座席開口部5a/1の直下に固設
、あるいは一体化
した座席5/1を用いる構成を想定する。
係る構成では、
係る第2支柱3nを軸としたツイスト運動時に
、座席5/1に着座した利用者の回転方向とは逆方向に付勢する抗力はゴム系の素材で作られた各突起3
vに特性として備わる弾性復元力(復原性)が主に担う。
一方、円周または8の字などを描く旋回運動時に
、係る第2支柱3nの傾動(湾曲・傾斜)方向とは逆方向に作用する抗力(応力)はゴム系の素材で作られた円筒状の弾性体30と
、外壁31に一体化で周設
した複数の収容部3eで構成され
る第2支柱3n本体に特性として備わる弾性復元力(復原性)に加えて、収容部3eに納置
する弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4に備わる弾性復帰力(復原性)が担う。
このように、ツイスト運動時に利用者の回転方向に抗する弾性復元力は主にそれぞれの突起3
vへ、旋回運動時の変形に抗する原形復帰(弾性復元力・復原性)は第2支柱3n本体に元来備わる弾性復元力ならびに収容部3eに納置
する弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング3d/4に特性として備わる弾性復元力へと概ね分担
させることが可能になる。
【0192】
また、係る構成では
係る第2支柱3nから座席5/1が着脱できることから、
図24または29の図示例で示すようにインナーリング37の径に対応した径で突出部44
を上面内側の縁部に突設
した座席接合部3b/1と
、滑動手段35(ボールベアリング)を第2支柱3nに付設するとともに
、アウターリング36の外面41aと嵌着する内径の内面41を有するアウターハウジング39
を支柱収容器3c/1の下端に形設
した支柱収容器3c/2を用いて構成することで、ツイスト運動時の座席5/1の回転がより滑らかになる。
係る構成では、それぞれの突起3
vが突起揺動溝3mそれぞれの内壁面に当接するまでは、係る第2支柱3nならびに収容部3eに納置
した弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング4dが変形に抗して原形に復帰する際に生じる弾性復元力(応力・復原性)が作用することはない。
したがって、座席接合部3b/1および滑動手段35ならびに支柱収容器3c/2
を付設
しない構造と比較して、ツイスト運動時に突起3
vそれぞれの変形に抗する弾性復元力(応力・復原性)と、これら突起3
vの変形に対して後発する係る第2支柱3nおよび弾性部材3d類
、あるいはコイルスプリング4dの変形に抗して生じる弾性復元力(応力・復原性)の分担がより一層推進される。
【0193】
さらに、
係る第2支柱3n類(弾性体30・30/1)の外壁31に周設
した収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1の上端に開設
した開口3a/2ならびに3a/5は図示例で示すように弾性体30
、あるいは30/1の上端から適度下方に配置されている。
そのため、弾性体30の上端から滑動手段35の上方にかけた外壁31に、突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応した配置で同数のガイド45を凹設し、これらガイド45に係着する係止突起46を底部に形設するとともに肉厚の突起3
v/1・中肉の3
v/2・薄肉の3
v/3の3種をガイド45と同数形設し、インナーリング37と同等の径を有する突出部44
を突設
した座席接合部3b/1をガイド45下方の外壁31に周設し
て、ガイド45に突起3
v/1〜3
v/3が未係着の状態で滑動手段35を外壁31に装着することで、
図30または31の図示例で示す実施形態と同構造に全ての第2支柱3n類(一部図示せず)を変成することもできる。
係る構造に変成
した第2支柱3n類(一部図示せず)では、支柱収容器3c/2
を座席開口部5a/1の直下に具備
する座席5/1を用いて構成することが可能になる。
【0194】
また、
図30・31の図示例で示す構造では、長円または8の字などを描く旋回運動時に
、第
3支柱3類もしくは第
4支柱3n類の円周方向に向けた傾動(傾斜・湾曲)に抗して働く弾性復元力を収容部3eに納置する弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4の数を増減しての可変
または調整のみならず、利用者の体力または所望する運動強度に応じて肉厚の突起3
v/1
、あるいは3
v/2
、あるいは3
v/3に付け替えることで、ツイスト運動時に利用者の回転方向とは逆方向に作用する抗力(突起3
v/1〜3
v/3に備わる弾性復元力・復原性)を調節することと、可変することまでもが可能になる。
さらに、係る構造ではガイド45に突起3
v/1〜3
v/3
を未係着
とした場合、通常の回転椅子に円周方向に向けた旋回運動(回動運動)機能
を付加
した椅子型運動器具に変性することもできる。
ちなみに、突起3
v/1〜3
v/3がガイド45に係着され、弾性部材3d類と同等の外寸を有する硬質の棒材
を複数のバネ挿入孔3a
、あるいは収容部3/eに納置
した状態で剛性が強化された第1および第2実施形態に係る第
3支柱3類ならびに第
4支柱3n類を座り仕事で使用
する場合、座席5・5/1に着座した利用者が無意識で必要に応じて左右に回動する時に自ずと生じる突起3
v/1〜3
v/3の弾性復元力に抗する利用者の腹直筋・外腹斜筋・広背筋が無意識のうちに日々鍛錬される。
【0195】
一例として、
図31の図示例で示す弾性体30と、座席接合部3b/1から下側の外壁31に周設
した多数の収容部3eと、上端から座席接合部3b/1の上側にかけた外壁31に凹設
したガイド45・45・45と、これらガイド45に係着する係止突起46
を底部に形設
するとともに異なる3種の肉厚に作られた突起3
v/1・3
v/2・3
v/3と、座席接合部3b/1の内側縁部に突設
した突出部44の上端にインナーリング37の下端
を載置さ
せた状態で
、外壁31に嵌着
した滑動手段35
とからなる第
4支柱3n/
5または3n/
7と、支柱収容器3c/2(
図24参照)
を座席開口部5a/1の直下に具備
する座席5/1を用いる構成を想定する。
係る構成では、2箇所のガイド45に肉厚の突起3
v/1を係着して
、残るガイド45に中肉の突起3
v/2を係着する組み合わせ、あるいは肉厚の突起3
v/1〜肉薄の3
v/3の各一枚ずつを3箇所のガイド45にそれぞれ係着する組み合わせ、あるいは1ないし2のガイド45に3
v/1〜3
v/3のいずれかを係着するなど、肉厚(復原性・弾性復元力)が異なる突起3
v/1〜3
v/3の組み合わせ、もしくは係着数を選択して個別のガイド45に係着することで、ツイスト運動時に利用者の回動方向とは逆方向に生じる抗力(弾性復元力・応力)を僅かに変更しての微調節ができることを利点とする。
また、第
4支柱3n/
5または3n/
7の場合、上端に開口3a/2
を開設
した収容部3e
を外壁31に周設
した点から、収容部3eの全長よりも若干長尺に作られた弾性部材3d/1(
図9参照)
、あるいはコイルスプリング3d/4を採用することによって、外壁31側に周設
した収容部3eからこれらを出し入れする際に利用者が座面5c/1に着座した姿勢で行える。そのため、第
4支柱3n/
5または3n/
7の傾動時に生じる弾性復元力の微調整時の作業が容易になる。
ちなみに、
図31の図示例ではガイド45は外壁31の3箇所に凹設されているが、さらなるガイド45を増設するとともに、突起3
v/1〜3
v/3の増設ならびに増設
したガイド45の配置に対応する突起揺動溝3mの配設(図示せず)によって、ツイスト運動時に座席5・5/1に着座した利用者の回転を逆転させる弾性復元力の作用量の選択肢と、ガイド45に係着させる突起3
v/1〜3
v/3の数
、あるいは突起3
v/1〜3
v/3の肉厚
、もしくは突起3
v/1〜3
v/3のガイド45に対する係着数と肉厚の組み合わせの選択肢がより豊富になる。
【0196】
一方、
図10下方で示す第2支柱3n/2には
、弾性体30の内壁32と一体化
して、上端に開口3a/2
を開設
した多数の収容部3eが周設されており、
図8または
図11上方で示す第2支柱3n/3には
、弾性体30の外壁31と内壁32の双方と一体化
して、上端に開口3a/2
を開設
した多数の収容部3eが周設されている。
他方、
図21の下方右側で示す第2支柱3n/xには
、弾性体30の外壁31と一体化
して、上端に開口3a/5
を開設
した多数の板バネ収容部3s/1が周設されており、同図の下方左側で示す第2支柱3n/yには
、弾性体30の外壁31と内壁32の双方と一体化
して、上端に開口3a/5
を開設
した多数の板バネ収容部3s/1が周設されている。
これら第2支柱3n類に関する図示例では、外壁31側に周設
した収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1の上端に開設
した開口3a/2または3a/5
を弾性体30もしくは30/1の上端よりも下方に配置
した点から、外壁31側に周設
した収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1から弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3tまたは3t/1を出し入れしてこれらの納置数を増減する作業は難なく行える。
しかしながら、内壁32側に周設
した収容部3e
、もしくは板バネ収容部3s/1の上端に開設
した開口3a/2または3a/5から弾性部材3d類もしくはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3tまたは3t/1を出し入れしてこれらの納置数を増減するには座面開口部5a/1の貫設が必須となる。
【0197】
例えば、
図10の下方で紹介した第2支柱3n/2を構成する弾性体30の上端を座席開口部5a/1の直下に固着する構造で、内壁32に周設
した収容部3eの上端に位置する開口3a/2(螺子3f上部から上端までの弾性体30の全長以下の全長の収容部3e)
を弾性体30もしくは30/1の上端に配置
して、弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4を開口3a/2から概ね10mm〜20mm程度突出する全長に設定する場合、座面5c/1の肉厚を少なくとも20mm以上に設えることが必須となる。
一方、係る構造で
は、内壁32に周設
した収容部3eの上端に位置する開口3a/2を弾性体30もしくは30/1の上端から30mm程度下方に配置するとともに終点3kに当接した状態で
、弾性体30の上端から10mm程度下方に端部が位置する全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4を用いることによって、座席開口部5a/1からの出し入れが難なく行える。係る構造では、薄型に作られた座面5c/1を有する座席5/1で対応することが可能になる。
他方、上記第1実施形態の
図18で紹介した抜き取り部材3d/5の少なくとも一端に固設
した付着手段3iと合体する性質の付着手段3i
を少なくとも一端に固設
するとともに収容部3eの全長よりも若干短い全長に作られた弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4を用いる策もある。
【0198】
具体例として、
図22で紹介した第2支柱3nまたは
図7で紹介した第2支柱3n/1では、これら支柱を構成する弾性体30の外壁31のみに収容部3e
を周設
した
ことと、
図9の図示例で示す実施形態のように
、弾性部材3d/1の一端が終点3kに当接した状態で
、他端が開口3a/2から適度に突出する全長に作られた場合、外壁31に周設
した収容部3eに設けた開口3a/2
を弾性体30の上端から適度下方に開設
した
ことが相まって、座席開口部5a/1の貫設を必須としない。
係る構造では、長円または8の字などを描く旋回運動
、あるいは前後左右または斜め方向に直動する揺動運動を行う際に
、利用者が座面5cに着座した姿勢で外壁31側に周設
した収容部3eに納置する弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を増減して第2支柱3nまたは3n/1の円周方向に向けた傾動 (湾曲・傾斜)に抗して働く弾性復元力の可変あるいは調節時の作業性が向上する。
【0199】
一方、第2支柱3nまたは3n/1の場合、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を納置する収容部3eが外壁31の一壁面にしか周設されていないことから、これら支柱の旋回時の傾動方向(湾曲方向)に抗する弾性復元力を調整
、あるいは可変する際に
、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置先の選択肢が外壁31に周設
した収容部3eに限定される。
また、
図10下方で紹介した第2支柱3n/2では
、収容部3eが弾性体30の内壁32の一壁面にしか周設されていないことから、旋回時の傾動方向(湾曲方向)に抗する弾性復元力を調整する時に
、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置先の選択肢が内壁32に周設
した収容部3eに限定される。
【0200】
他方、
図8の図示例で示す第2支柱3n/3では、弾性体30の外壁31と内壁32の双方に同内寸を有する収容部3eが周設されている。
したがって、第2支柱3nまたは3n/1、あるいは3n/2に対する収容部3eの周設数に比べて、第2支柱3n/3に対する収容部3eの周設数が上回ることは明らかである。
故に、第2支柱3nまたは3n/1もしくは3n/2の傾動(湾曲)方向に抗する弾性復元力を調整
、あるいは可変するために弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を増減
、あるいはこれらの配置を変更して外壁31と内壁32の双方に周設され
ている収容部3eに納置する際の選択肢が多様化する。
【0201】
詳しくは、外壁31のみに収容部3e
を周設
した第2支柱3nならびに3n/1もしくは内壁32のみに収容部3e
を周設
した第2支柱3n/2の変形時に作用する弾性復元力の調節範囲に比べて第2支柱3n/3の場合、外壁31と内壁32の双方に収容部3eが周設されているので、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の絶対納置数が増加する
ことから、これら支柱に働く弾性復元力(抗力・応力)の調整範囲が一層広がる。
係る構造では、第2支柱3nまたは3n/2に周設され
ている全ての収容部3eに弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
を納置
した状態で
、変形時に作用する弾性復元力(抗力・応力)に比べて、全ての収容部3eに弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
を納置
した状態の第2支柱3n/3の変形時に作用する弾性復元力はより増強される。
また、第2支柱3n/1もしくは3n/2に比べて第2支柱3n/3の場合、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数の下限から上限までの差が増加する点から、弾性復元力の微調節をより一層緻密に実施することができる。
そのため、多様な利用者がその都度に所望する弾性復元力により近しい状態に調節することと、大幅に異なる弾性復元力に可変することが可能になる。
【0202】
例えば、弾力性に富むゴム系の素材を使用して作られた弾性体30と、同素材を使用して縦長の袋状に作るとともに上端に開口3a/2
を開設して
、下端に終点3k
を設けた収容部3eを外壁31
および内壁32の双方に固着
、あるいは一体化で周設
した
図8で示す第2支柱3n/3に備わる収容部3eの全てに弾性部材3d/1〜3d/3またはコイルスプリング3d/4
を未納置
とした状態を想定する。
この場合、第2支柱3nまたは3n/1または3n/2の外壁31
、あるいは内壁32のいずれか一方に周設
した収容部3eと同様に、外壁31と内壁32の双方に周設
した収容部3eおよび弾性体30がゴム系の素材を使用して作られている
ことから、収容部3eの周設数が多い分、同状態の第2支柱3nまたは3n/1もしくは3n/2の特性として
、変形時に発揮する弾性復元力(復原性)に比べて僅かに強いか、準ずる弾性復元力を発揮する。
【0203】
ちなみに、第2支柱3n/3を用いる場合、座席開口部5a/1の直下に支柱収容器3c/2
を具備
する座席5/1と、外壁31に凹設し
たガイド45・45・45と
、係止突起46
を底面に形設
するとともに異なる3種の肉厚に作られた突起3
v/1〜3
v/3と
、滑動手段35を含む座席接合部3b/1
とからなる
図30または31の図示例で紹介した実施形態と、縦桟材6の多段に溶着
した係止部6bに異なる空間の規制枠6a/1を有する複数種の規制手段6aが係着され
ている体操ができる椅子1/1の様子を示す
図9の図示例を組合せて構成することが、モーターなどの動力を利用しない第2実施形態の中で最も好ましい。
係る構成では、利用者の体重などによる座席5/1方向からの加重に対して
、第2支柱3n/3
もしくは第4支柱3n/7がはなはだしく扁平して機能不全に陥ること
を食い止めるとともに
、利用者の安全が堅持されること、ツイスト運動時に座席5/1の回転方向に抗して作用する弾性復元力と、様々な円周を描く旋回運動時に第2支柱3n/3
もしくは第4支柱3n/7の傾動方向に抗して作用する弾性復元力を個別に調節あるいは可変できることを利点とする。
【0204】
続いて、
図9の図示例で紹介した実施形態と
、図24で図示した支柱収容器3c/2
を座席開口部5a/1の直下に固設
、あるいは一体化で具設
した座席5/1と、
図30および31で紹介した弾性体30
、あるいは第
3支柱3類の上端から適度下方の外壁31に周設
した座席接合部3b/1と、外壁31に嵌着
した状態で突出部44(
図25参照)の上部に載置され
る滑動手段35と、突起揺動溝3m・3m・3mの配置に対応
する配置で弾性体30
、あるいは第
3支柱3類の上端から滑動手段35の上部にかけた外壁31に凹設
したガイド45・45・45(
図31参照)と、これらガイド45に係着する係止突起46
を底部に形設
するとともに異なる3種の肉厚(幅)に作られた突起3
v/1〜3
v/3
とからなる第
3支柱3類もしくは第
4支柱3n類を用いる構成の作用効果を以下で説明する。
【0205】
例えば、第
4支柱3n/
7の場合、弾性体30の外壁31と内壁32の双方に収容部3e
を周設
したことから、外壁31
、あるいは内壁32のいずれか一方に収容部3e
を周設
した他の第
4支柱3n類に比べて、収容部3eの総数が増加
する。
したがって、第
4支柱3n/
7と、座席開口部5a/1の直下に支柱収容器3c/2
を具備
する座席5/1を用いる構成の座面5c/1に利用者が着座して長円
、あるいは8の字などを描く旋回運動を行う場合、収容部3eに弾性部材3d類またはコイルスプリング4dを納置する際の配置箇所が多様化すると同時に納置数の選択肢が豊富になる。
よって、年齢性別を問わず様々な体力の利用者
、あるいは利用者が都度の状況で所望する運動強度(弾性復元力・応力)に対して、外壁31
、あるいは内壁32のいずれか一方に収容部3eを周設
した第
4支柱3n類に比べて、
係る第
4支柱3n/
7では、円周方向に向けた傾動時に抗する弾性復元力(復原性)をより一層微細に調節できることと、より大幅に可変できることを利点とする。
【0206】
さらに、外壁31の3箇所に凹設
したガイド45から
、肉厚(幅)が異なる突起3
v/1〜3
v/3
を係脱自在に構成
した
図30および31の図示例で示す実施形態の座席5/1に着座した利用者がツイスト運動を行う場合、第
4支柱3n/
5または3n/
7から座席5/1を取り外して異なる肉厚(幅)の突起3
v/1〜3
v/3を適宜に応じて選択して各ガイド45に係着する、あるいは突起3
v/1〜3
v/3を異なる肉厚の組み合わせ
として各ガイド45に係着することで、ツイスト運動時に座席5/1の回転を逆転させる弾性復元力を微妙に調節
、あるいは大幅に可変することができる。
係る構造では、利用者が座席5/1に着座してツイスト運動を行う場合、年齢性別を問わず様々な体力の利用者
、あるいは利用者が都度の状況で所望する運動強度(弾性復元力)に適した肉厚(幅)の突起3
v/1〜3
v/3を選択
、あるいは組合せてそれぞれのガイド45に係着することで、ツイスト運動時に座席5/1に着座した利用者の回動に抗して作用する突起3
v/1〜3
v/3の個々に備わる弾性復元力を多様な利用者の都度の要望により近しい状態に調節もしくは可変することが実現する。
また、旋回運動時に第
4支柱3n/
5もしくは第4支柱3n/
7の傾動方向に抗する弾性復元力を若干程度付勢もしくは減勢する際は、座席5/1に着座した姿勢で外壁31側に周設され
ている収容部3eから弾性部材3d類もしくはコイルスプリング4dを増減しての微調節で事足りるので
、他の第
4支柱3n類と比較して利便性が向上する。
【0207】
図24または29の図示例で示す座席開口部5a/1の直下に
、支柱収容器3c/2
を具備
する座席5/1と、収容部3e
を外壁31または内壁32のいずれか一方
、あるいは外壁31と内壁32の双方に周設
した第
4支柱3n類を用いる構成では、収容部3eの上端に開設
した開口3a/2から、弾性部材3d類もしくはコイルスプリング4dの端部が10mm〜20mm程度突出する全長に設定
することが好ましい。
係る構造では、利用者が着座した姿勢のままで外壁31側に周設
した収容部3eから
、弾性部材3d類またはコイルスプリング4dの出し入れができるので、係る第
4支柱3n類の傾動時(変形時)に働く弾性復元力の微調節を行う際に座席5/1から立ち上がる手間が省ける。
【0208】
反して、弾性体30もしくは30/1の上端を座席開口部5a/1の直下に固着する構造では、外壁31もしくは内壁32に周設
する収容部3eの全長より若干短い全長の弾性部材3d類またはコイルスプリング4dと、上記第1実施形態の
図18の図示例で紹介した抜き取り部材3d/5と付着手段3iを用いる構成を採用することが好ましい。
ちなみに、座席開口部5a・5a/1
を貫設
した座席5・5/1を体操時のみならず日常使いの椅子として使用する際は円座の役割も果たすので、痔や脱肛など
、臀部に持病を持つ利用者に対しても良好な座り心地を提供することができる。
【0209】
さらに、
図9の図示例で紹介した縦桟材6の上下方向の多段に固設
した係止部6bと
、大小数種の空間の規制枠6a/1を有する規制手段6aの付設もしくは弾性部材3d類またはコイルスプリング4d
、あるいは板バネ3tと同等の外寸を有する硬質の棒材もしくは板材をバネ挿入孔3a
または収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1に複数納置することで第1支柱3類または第2支柱3n類の変形に対する剛性が向上する。
また、外壁31のみに収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1
を周設
した第2支柱3nもしくは3n/xの場合、
図23の図示例で紹介した空間3hの内径に比べて若干小径に作られた弾性部材3d/6を空間3hに納置することによって、これら第2支柱3n類の静止時の安定性の向上を図る策もある。
【0210】
前述
の策を講じることで、座席5・座席5/1に着座した利用者が第1支柱3類を用いて構成
した第1実施形態
、あるいは第2支柱3n類を用いて構成
した第2実施形態による体操ができる椅子1または体操ができる椅子1/1を普段使いの椅子として利用する際の安全性が保持される。
なお、空間3hに弾性部材3d/6を納置した場合、様々な円周を描く旋回運動時に第2支柱3nもしくは3n/xの傾動方向に抗する弾性復元力(復原性)が増強
する。
しかしながら、空間3hの内径に比べて弾性部材3d/6の外径が小径に作られている
ことから、ツイスト運動時に利用者の回転方向に反して働く弾性復元力が増強
することはない。
故に、ツイスト運動を行う際に利用者が座席5/1から離れて第2支柱3nもしくは3n/xに働く弾性復元力を変更する手間が省かれる。
【0211】
以上で述べた第1および2実施形態の第1支柱3類・
第3支柱3類または第2支柱3n類
・第4支柱3n類を日常使いと体操を兼ねる椅子として使用する場合、
第3支柱3類または弾性体30の上端から滑動手段35または滑動手段35/1もしくは滑動手段35/2の上方にかけた外壁31に凹設
したガイド45・45・45と、これらガイド45に係着する係止突起46
を底部に形設するとともに異なる肉厚に作られた突起3
v/1〜3v/3と、滑動手段35類を含む席接合部3b/1
を具備
する第3支柱3類または第
4支柱3n類と、座席開口部5a・5a/1の直下に支柱収容器3c/2
を具備
する座席5・5/1を用いる構成を取り入れることが望ましい。
もしくは、上方にアウターハウジング39
を内設
するとともにガイド45・45・45の配置に対応した配置の突起揺動溝3m・3m・3m
を下方の外部に横設し
た支柱収容器3c/3(
図25・26参照)
を具備
する座席5
、あるいは座席5/1と、滑動手段35類を含む席接合部3b/1ならびにガイド45
を具
備する第
3支柱3類または第
4支柱3n類を用いる構成を取り入れることが望ましい。
あるいは、上端にガイド47・47・47
を形設
して、内側の縁部に突出部44
を突設
した座席接合部3b/3(
図28参照)
を上端から適度下方の外壁31に周設
した第1支柱3類または第2支柱3n類と、各ガイド47に係着する係止突起46
を底部に形設
するとともに異なる肉厚に作られた突起3
v/1〜3
v/3と、支柱嵌入孔3c/6にアウターハウジング39
を内設
するとともに
、各ガイド47の配置に対応
する配置の突起揺動溝3m
を下端の外
周に横設
した支柱収容器3c/4(
図27参照)を具備
する座席5
、あるいは座席5/1を用いる構成を取り入れることが望ましい。
係る構造では、各突起揺動溝3mの上端から若干程度突出する全高に突起3
v/1〜3
v/3または突起揺動溝3mを形設することで、座席5・5/1が取り付けられ
ている状態で
、各ガイド47から係る突起3
v/1〜3
v/3を係脱することができる。
そのため、ツイスト運動時に利用者の回転方向に抗して生じる弾性復元力を調節あるいは可変する際に
、座席5・5/1を取り外す手間を省くことが可能になる。
【0212】
ちなみに、第2支柱3n/3もしくは3n/y
または第4支柱3n/7を用いる構成では、弾性体30の外壁31と内壁32の双方に収容部3eまたは板バネ収容部3s/1が周設されている。
故に、収容部3eもしくは板バネ収容部3s/1の周設箇所(壁面)が外壁31あるいは内壁32のいずれか一方に限定され
る他の第2
・第4支柱3n類に比べて、第2支柱3n/3または3n/y
もしくは第4支柱3n/7の場合、収容部3e
、あるいは板バネ収容部3s/1に納置する弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4
、あるいは板バネ3tもしくは3t/1を増量できる
ことから、稼動時、静止時にかかわらず剛性を要する状況での使用に適する。
【0213】
具体例として、ガイド45から係脱自在であるとともに異なる肉厚に作られた突起3
v/1〜3
v/3と、滑動手段35類を含む席接合部3b/1
とからなる
図30の図示例で示す第
4支柱3n/
5または3n/
7と、上面の複数個所に縦桟材接合孔6/1
を凹設
した脚部2/1と、係止部6b
を上下方向の多段に溶着
した縦桟材6と、異なる空間の規制枠6a/1を有する3種の規制手段6a
とからなる
図9の図示例で示す実施形態で構成
する場合を想定する。
例えば、係る第
4支柱3n/
7を用いて構成
した体操ができる椅子1/1を体重が重たい利用者が日常使いの椅子として使用する場合、外壁31と内壁32の双方に周設
した多くの収容部3eに
、多数の弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を納置することで、これら支柱の変形時に作用する反発力が増すと同時に、収容部3eの内部が高密度な状態になることから、縦横方向に対する剛性が向上する。
【0214】
係る状態では、座席5/1に着座して食事や読書をする時
に利用者がほぼ静止した姿勢を保持する際に、利用者の体重などの加重による第
4支柱3n/
7の扁平と、利用者の動作によるこれら支柱の傾動(屈折・湾曲)を一定程度制限することができる。
さらに、第
4支柱3n/
7から座席5/1を取り外した後に狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aを縦桟材6の最上段に溶着
した係止部6bに係着
させることで、これら支柱の扁平ならびに屈折(湾曲)する度合いがより制限され、座席5/1に着座した利用者が不用意な動作をした際の安全性が一層向上する。
【0215】
続いて、弾性体30/1を下端側から嵌挿した際に
、外壁31と密嵌する収容空間33/1
を開設
した筒状の納置筒33と、上端に開口3a/2
を開設
するとともに下端に終点3k
を設け、納置筒33の周囲を取り囲む環状に周設
した縦長で袋状の収容部3e/1からなる
図23の上方で示す弾性体収容筒3e/2の図示例と、応用例(変形例)を以下で説明する。
図示例では、弾性体収容筒3e/2ならびに収容部3e/1はともに伸縮性または可撓性を有する素材で設えられるとともに一体化されており、納置筒33の内側に開設
した収容空間33/1に弾性体30/1を挿嵌した際に
、開口3a/2が座席接合部3bの下方に位置する全長に作られている。
係る構造では、弾性体収容筒3e/2の素材には
、伸縮性を有するニットなどを用いることが好ましく、図示例で示すように納置筒33ならびに収容部3e/1を網目状に設えるとともに多彩な着色を施すことでインテリアとしての美観も向上する。
【0216】
ちなみに、上記第1実施形態で紹介した第1支柱3類を脚部2から取り外し、下端側から収納空間33/1(弾性体収容筒3e/2)を嵌挿して外壁31の周囲に複数の収容部3e/1を画設するとともに、もとより内設され
ている多数のバネ挿入孔3a
、あるいは板バネ挿入孔3s
とからなる第1支柱3類に変成することも可能である。
係る状態では、元来から内設され
ているバネ挿入孔3a
、あるいは板バネ挿入孔3sに複数の収容部3e/1が加わる
ことから、係る第1支柱3類の発動時から変形方向に抗して働く弾性復元力の増強と、微調節ができることを利点とする。
【0217】
さらに、弾性体収容筒3e/2を用いる場合、上端から適度下方の外壁31に周設
した座席接合部3b/1と、滑動手段35類の上方までの外壁31に凹設
した複数のガイド45と、これらガイド45に係着する係止突起46
を底部に形設
するとともに異なる肉厚に作られた突起3
v/1〜3
v/3(
図31参照)
とからなる弾性体30 (図示せず)
、あるいは
図10下方の図示例で示す内壁32
側に収容部3e
を周設
した第
4支柱3n/
6と、支柱収容器3c/2
を座席開口部5a/1の直下に具備
する座席5/1(
図24参照)を用いる構成を採用することが望ましい。
係る構成では、弾性体30の下端側から納置筒33を嵌挿した際に
、開口3a/2が座席接合部3b/1の下方に位置するように収容部3e/1の全長を設えることで、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4を出し入れする時の作業が容易になる。
【0218】
ちなみに、弾性体収容筒3e/2(納置筒33)
に嵌挿
した状態
の滑動手段35類を含む座席接合部3b/1およびガイド45ならびに突起3
v/1〜3
v/3
とからなる弾性体30(図示せず)の場合、
図31の図示例で紹介した外壁31に凹設
したガイド45・45・45ならびに、これらガイド45に係着さ
せる突起3
v/1〜3
v/3と
、滑動手段35を含む座席接合部3b/1および座席接合部3b/1下方の外壁31に周設
した収容部3eで構成され
る第
4支柱3n/
5に匹敵する機能を奏する。
また、係る弾性体30に変えて係る第
4支柱3n/
6の外壁31に弾性体収容筒3e/2を装着した場合、外壁31と内壁32の双方に収容部3e
を周設
するとともに滑動手段35を含む座席接合部3b/1およびガイド45ならびに突起3
v/1〜3
v/3
を具備
する図30の図示例で示す第
4支柱3n/
7に匹敵する機能を奏する。
【0219】
続いて、
図30または31の図示例で紹介した第
4支柱3n/
7と、弾性体30の下端から適度上方の外壁31に刻設
した螺子3fと螺着する螺子管2aと
、上面の複数個所に凹設
した縦桟材接合孔6/1
とからなる脚部2/1ならびに上下方向の多段に溶着
した係止部6bからなる縦桟材6および3種の異なる大きさの空間を有する規制枠6a/1と係止部6bに係着さ
せる外枠6dとを接続する複数の横桟材6c
とからなる規制手段6aで構成
した
図9の図示例で示す体操ができる椅子1/1の実施形態に備わる多様な機能と、それら機能がもたらす様々な利点を以下で説明する。
【0220】
例えば、外壁31もしくは内壁32のいずれか一方に収容部3e
を周設
した第
4支柱3n/
5もしくは3n/
6(図
29・30参照) に比べて第
4支柱3n/
7(
図11上方・図
30参照)では、外壁31と内壁32の双方に収容部3e
を周設
したことから、第
4支柱3n/
7の傾動時に逆方向に働く弾性復元力をより微妙に調節することと、一層大幅に可変することができる。
また、支柱収容器3c/2の付設によって座席5/1
を着脱自在に構成
した
こと、滑動手段35を含む座席接合部3b/1ならびにガイド45
を弾性体30(第
4支柱3n類)の外壁31に具備
して、肉厚が異なる3種の突起3
v/1〜3
v/3を備えるとともに
、ガイド45から係脱自在に構成
した
ことから、ツイスト運動時に一定の範囲内で座席5/1の回転方向に抗して働く弾性復元力の強弱を異なる肉厚の突起3
v/1〜3
v/3に付け替えることで可変もしくは調節することが可能になる。
この場合、肉厚が異なる突起3
v/1〜3
v/3を組合せて各ガイド45に係着する手段と、ガイド45に対する突起3
v/1〜3
v/3の係着数を減ずる手段があり、特に後者の手段は座席5/1の回転方向に抗して働く弾性復元力を減勢する際に安易であり有効である。
【0221】
また、
図31の図示例では第
3支柱3
/6または第
4支柱3n類の上端から滑動手段35の上方にかけての外壁31の3箇所にガイド45が凹設されている。
しかしながら、突起揺動溝3mおよびガイド45を増設するとともに突起3
v類の肉厚を多種化することによって、ツイスト運動時に利用者の回動に抗する弾性復元力の作用量の強弱を調節もしくは可変する際の選択肢がより豊富になる。
係る構造では、ガイド45の凹設数を増設するとともに凹設箇所および数に対応した配置の突起揺動溝3m
を支柱収容器3c/2の内壁面3c/5から内方に向けて横設
することが好ましい。
この場合、隣接する突起揺動溝3mの外壁面どうしの間隔と
、突起揺動溝3mの内壁面どうしの間隔
とを同等になるように配設するとともに、これら突起揺動溝3mの配置に対応した配置のガイド45を第
3支柱3
/6または第
4支柱3n類の外壁31に凹設して増設する手段もある。(図示せず)
【0222】
係る構造に加えて、
図9で紹介した図示例で示す体操ができる椅子1/1の実施形態では縦桟材6の上下方向の多段に溶着
した係止部6bと、この係止部6aから係脱自在に構成
した3種の異なる空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aが付設されている。
したがって、座席5/1に着座した利用者が前後左右もしくは斜め方向に向けて揺動運動を行う場合、座席5/1を取り外す
、あるいは第
4支柱3n/
7(螺子3f)を脚部2/1(螺子管2a)から取り外した後に、狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aの外枠6dを縦桟材6の上段に配置
した係止部6bに予め係着させることで、第
4支柱3n/
7が円周方向に向けて傾動(傾斜・湾曲)する角度と旋回する領域が狭くなる。
故に、利用者自らが自身の安全を図らずして前後左右
、あるいは斜め方向に直動を繰り返す揺動運動や、様々な円周を描く旋回運動を安心して行えることを利点とする。
【0223】
また、上段に配置
した係止部6bに
、狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6a(外枠6d)を係着
させる際の利点として、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置状態に関わらず
、第
4支柱3n/
7の上部に取り付けた座席5/1に体重が重たい利用者が腰掛けた場合、第
4支柱3n/
7上方の扁平量(平たく変形する大きさ)が規制枠6a/1の大きさを上回った時点で第
4支柱3n/
7上方の扁平(変形)が規制枠6a/1の上部で留まる。
係る状態では、係止部6bが縦桟材6に溶着されている点、縦桟材6が縦桟材接合孔6/1に嵌着されている点、外枠6dならびに横桟材6cおよび規制枠6a/1が互いに溶着により接合されている点から、座面5c/1に対する荷重、すなわち利用者の体重が自動的に規制枠6a/1〜横桟材6c〜外枠6d〜係止部6b〜縦桟材6〜縦桟材接合孔6/1の順で最終的に脚部2/1に伝播
する。
この場合、第
4支柱3n/
7の旋回時に円周方向に傾動する時の起点にあたる始点3w(
図2参照)は
、規制手段6a(外枠6d)
を係着
させた係止部6bの内側に位置する規制枠6a/1の上方近傍に切り替わり、結果として座席5/1
を上部に取り付けた第
4支柱3n/
7が狭い空間の規制枠6a/1の上方近傍を軸として小幅ながらも円周方向に傾動 (傾斜・湾曲)しながら旋回する機能と、滑動手段35を軸として座席5/1が左右に回
動する機能と、日常使いの椅子としての機能
とが保全される。
【0224】
例えば、弾性部材3d/1〜3d/3
、あるいはコイルスプリング3/4が収容部3eに未納置もしくは納置数が少ない状態の第
4支柱3n/
7に取り付けた座席5/1に、体重が重たい利用者が着座して長円または8の字などを描く旋回運動
、あるいは前後左右
または斜め方向に直動する揺動運動などを行う場合を想定する。
この場合、縦桟材6aの最上段に固設
した係止部6bに
、狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6a(外枠6d)を事前に係着
させることで、利用者が自らの動作を意識的に控える必要はなく、座席5/1を含む第
4支柱3n/
7が円周方向に向けて傾動(傾斜・湾曲)する時の起点と
、旋回する範囲が規制枠6a/1の空間が占める領域に応じて制限される。
【0225】
係る状態では、第
4支柱3n/
7の傾動時 (傾斜・湾曲)にならび旋回時の起点が最上段に固設
した係止部6bの内側に位置する規制枠6a/1の下側近傍(
図20下方参照)に移行すると同時に、狭い空間の規制枠6a/1によって旋回可能な領域が制限される
ことから、座席5/1に着座した利用者が旋回運動を行う時の動作範囲が自ずと制約される。故に、座面5c/1からの落下など、不測の事故を未然に回避できることを利点とする。
係る構成では、様々な利用者が都度の状況または自身の体重や体力などの条件に応じて適切な空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aを選択するとともに外枠6dを適切な箇所(高さ)に配置され
ている係止部6bに係着
させることで、体力が弱い利用者や体重が重たい利用者の安全も保全される。
さらに、狭い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aを取り外す
、もしくは広い空間の規制枠6a/1が備わる規制手段6aに付け替えることで、強度の運動を要望する体力が強い利用者にも好適に対処することができる。
【0226】
また、
図24もしくは31の図示例で示す支柱収容器3c/2
を具備
する座席5/1と
、ガイド45・45・45に係着する肉厚の突起3
v/1・中肉の突起3
v/1・肉薄の突起3
v/3と
、滑動手段35と
、座席接合部3b/1
とからなる第
4支柱3n/
7と、脚部2/1と
、係止部6b
を上下方向の多段に溶着
した縦桟材6と、異なる空間の規制枠6a/1が備わる複数種の規制手段6a
とで構成
した
図9で示す体操ができる椅子1/1の実施形態に、正転および逆転可能または一定範囲での正転逆転を反復する既存のモーターなどの動力源を第
4支柱3n/
7の下部支点3w(
図1参照)から下方の脚部2/1に設置して、係る動力源の回転力で第
4支柱3n/
7に偏心した回転を伝達する構造を想定する。(図示せず)
係る構造では、動力源の回転軸の先端に取り付ける筒体を設け、この筒体が密嵌した状態で嵌着する凹状の嵌合部を
、弾性体30底面の外壁31と内壁32との間隔に凹設して、この嵌合部に係る回転軸の先端に取り付けられた筒体を嵌着する。(図示せず)
【0227】
この場合、第
4支柱3n/
7の中心(空間3h)から離れた外壁31と内壁32との間隔に前記嵌合部
を凹設
したことから、前記動力源を起動すると、第
4支柱3n/
7が偏心した回転を開始する。
係る構造において、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数を減少させて第
4支柱3n/
7の変形に抗する弾性復元力を低減させるとともに
、係止部6bに規制手段6a(外枠6d)が係着され
ていない状態を想定する。
この場合、第
4支柱3n/
7の円周方向に向けた可撓性(湾曲性)が向上する
こと、第
4支柱3n/
7の傾動量(傾斜角)ならびに旋回範囲が規制されない
こと、作用点3uと始点3w(
図2参照)
とが第
4支柱3n/
7の上下方向の離れた箇所に移行
する
ことから、座席5/1が大きな長円を描きながら偏心した状態で旋回する。係る状態では、並行してツイスト運動を行うこともできる。
反して、弾性部材3d類またはコイルスプリング3d/4の納置数を増加させて第
4支柱3n/
7の変形に抗する弾性復元力を増強させるとともに
、上段に配置
した係止部6bに
、狭い空間を有する規制手段6aの外枠6d(
図20下方参照)
を係着さ
せた状態を想定する。
係る状態では、円周方向に向けた可撓性(湾曲性)が低下する
こと、第
4支柱3n/
7の傾動量(傾斜角)ならびに旋回範囲が
、係る規制手段6aによって規制される
こと、作用点3uが座席開口部5aの直下であって
、始点3wが規制枠6a/1の下側近傍に移行され、作用点3uと始点3wが近接(
図20下方参照)する
ことから、座席5/1が小幅な長円を描きながら偏心して旋回する。係る状態では、並行してツイスト運動を行うこともできる。
【0228】
また、前述した第
4支柱3n/
7が動力源の起動によって偏心した円周を描く構造を利用して
、第2支柱3n類あるいは第1支柱3類に応用する策もある。
ちなみに、以上で述べた第1および第2実施形態では、脚部2・2/1の内部に螺設
した螺子管2dと
、第1支柱3類
・第3支柱3類もしくは弾性体30または30/1の下端から適度上方までに刻設
した螺子3f
とが螺合され、第1支柱3類
・第3支柱3類または第2支柱3n類
・第4支柱3n類が脚部2・2/1上に設置されている。
【0229】
続いて、
図22で紹介した弾性体30の外壁31のみに収容部3e
を周設
した第2支柱3nを、椅子支柱とは異なる使途に転用する例を添付した図面に沿って以下で説明する。
図33には、弾力性に富む素材を使用して外壁8/2と
、内壁8/3と、内壁8/3の内側に位置する空間3hと
、外壁8/2の中央近傍に貫設
した開口部30aと
、外壁8/2の左右両側のそれぞれに貫設
した開口部3b・3b
とからなる筒状の基部8/1ならびに扁平した縦長の袋状で内部に密閉空間8bを有し
、開口部30b・30bの配置に対応した位置で
、密閉空間8bの裏面に貫設
した開口部30b/1・30b/1
とからなる複数体の流体袋8a
を外壁8/2に周設
したアーム8要部の部分断面図が示されている。
【0230】
図33上方ならびに
図34の図示例では、伸縮性に富む素材で中空のリング状に作られた緊締手段9が流体袋8aの周囲に巻装されており、緊締手段9の内側に開設
した接合孔9d/1と、この接合孔9d/1と接続される注入孔9d
を一端に開設
して、他端に注入孔9h
を開設
した注入管9a
を開口部30aの外壁8/2側から内壁8/3に向けて挿通
して、空間3h内の縦方向に敷設
した様子が示されている。
また、内壁8/3側から開口部30b・開口部30bに挿通
して、L字型に屈折
するとともに密閉空間8b内に突出する注入孔9c・9c
を一端に開設
して、他端に注入孔9g(図示せず)
を開設
した管状で可撓性に富む強靭な素材で作られた複数の注入管9b
を、空間3h内に敷設され
ている注入管9aの両側にそれぞれ敷設
した様子が
図33または
図34上方の図示例で示されている。
【0231】
例えば、アーム8と緊締手段9を用いて人間の指を含む手から手首関節および肘関節の動作と類似する機能が備わるロボットアームを作る場合、外壁8/2周囲の少なくとも長手方向の2箇所に、伸縮性と弾力性に富むシリコーンやラテックスなどの弾力性および伸縮性に富む素材を使用して
、気体または液体(以下流体)を注入または排出することで加圧、減圧して密閉空間8bの内圧調節ができる縦長で扁平した袋状の
図33または
図34上方の図示例で示す流体袋8aを外壁8/2と固着
、あるいは一体成型で形設する構造が考えられる。
係る構造では、密閉空間8bに流体を注入もしくは排出することによって
、流体袋8a(密閉空間8b)の内圧を調節して弾性復帰力(強度・硬度)を調節する時に不可欠となるエアコンプレッサー
、もしくは油圧シリンダー(以下加圧装置)などと接続する側の一端に開設
した注入孔9g(図示せず)と対峙する側の他端に開設
した注入孔9cを有するとともに
、可撓性で強靭な素材を使用して長手のチューブ状に作られた注入管9bを少なくとも2本設けることが望ましい。
この場合、注入孔9cをそれぞれの流体袋8aに貫設
した開口部30b/1と密閉した状態で別々に接続することで、密閉空間8bそれぞれの内圧を個別に調節することが可能になる。
【0232】
係る構造では流体袋8aを含む筒体8/1の動作時に少なくとも2本の注入管9bが連動する。
したがって、これら注入管9bとアーム8
の周辺にある物品との接触を回避するには
、筒体8/1の少なくとも2箇所に開口部30bを貫設するとともに、これら開口部30bの配置にそれぞれ対応した配置で
、流体袋8aの外壁8/2側(流体袋8aの裏面)に開口部30b/1を開設し、注入孔9cを密閉空間8b内に密閉した状態で接続し、開口部30bの外壁8/2側から注入管9b(注入孔9g)を挿通して空間3h内に敷設する策がある。
係る構造では、外壁8/2の一側面と一体成型で形設
した流体袋8aと
、外壁8/2の他の側面と一体成型で形設
した流体袋8aと、これら流体袋8aの周囲に巻装
する緊締手段9に開設
した接続孔9d/1に接続
する注入孔9d
を端部に開設
するとともに可撓性に富む強靭な素材を使用して長手のチューブ状に作られた注入管9aを
、筒体8/1に貫設
した開口部30aの外壁8/2から内壁8/3に向けて挿通して空間3h内に敷設する策を講じることが好ましい。
ちなみに、係る構造では注入孔9hに接続
した加圧装置から注入管9aを通じて流体を注入または排出して加圧・減圧することで緊締手段9を拡縮させることができる。
【0233】
さらに、開口部30aと
、複数の開口部30b
を貫設
した筒体8/1と、外壁8/2の少なくとも2箇所に形設
した流体袋8aと、これら流体袋8aの裏面にそれぞれ貫設
した開口部30b/1から密閉空間8b内に突出する注入孔9c
を端部に開設
した注入管9bと、注入管9aの端部に開設
した注入孔9dと密閉した状態で一体化
した環状の緊締手段9
とを用いて構成
したアーム8の端部に
、図34の下方で示す流体手10
を接続
したロボットアームに関する実施形態を以下で紹介する。
【0234】
例えば、
図34の上方で示すように筒体8/1の外壁8/2縦方向の2箇所に周設
した流体袋8aを上下に向けた状態で
、加圧装置と注入孔9gを接続し、注入孔9cから上側に配置
した流体袋8a内部の密閉空間8b
内に流体を注入して高圧化し、下側に配置
した流体袋8a内部の密閉空間8bには
、流体の注入量を控える
、あるいは未注入として低圧化する。
係る状態では、筒体8/1が弾力性に富む素材で筒状に形成されている
こと、上側に配置
した流体袋8a内部の密閉空間8bが高圧(硬質)である
こと、反して、下側に配置
した流体袋8a内部の密閉空間8bが低圧(軟質)である
ことから、上側に配置
した流体袋8aと下側に配置
した流体袋8aの周囲を均一に緊締して圧迫すると
、アーム8が上方に向けて屈折する。
【0235】
係る特性を利用して、筒体8/1の上下に個別で配置
した流体袋8aの周囲に緊締手段9を巻装した状態で
、注入管9aから注入孔9dを通して流体を注入して加圧した場合、緊締管9内が高圧化され
、口径が縮小されると同時に流体袋8a・8aの周囲に巻装
した緊締管9の配置箇所が
締め付けられて圧迫される。
これにより、
図34上方の図示例で示すようにアーム8の一方を固定した場合、緊締手段9
を配置
した箇所を起点としてアーム8の他方が上方に屈折する。
ちなみに、係る図示例では筒体8/1の外壁8/2と
、流体袋8a・8aは弾力性および伸縮性に富むシリコーン
、あるいはラテックスなどの素材を使用するとともに基部8/1と一体成型で形設されており、注入管9aを含む緊締手段9は別設されている。
したがって、緊締手段9を減圧して口径を拡大させた状態で配置箇所を移動することで
、アーム8が屈折する箇所の変更が自在になる。
例えば、係る構造を応用して個別に内圧が調節できる流体袋8a
を基部8/1の外壁8/2に4体周設
した場合、緊締手段9の配置箇所を起点としてアーム8を少なくとも4方向に屈折させることが可能になる。
また、個別に内圧が調節できる緊締手段9を流体袋8a周囲の複数箇所に巻装した場合、加圧する緊締手段9を切り替えることで緊締手段9の配置を変更せずにアーム8が屈折する箇所の変更が可能になる。(図示せず)
【0236】
続いて、
図34下方の実線で描写するように
、低圧時は横断面略C時形に閉じた状態を呈し、高圧時には図中の破線で示すように
、横断面略L時形に開いた状態に変形する流体手10を
、アーム8の端部に接続する実施形態を以下で紹介する。
流体手10は、弾力性と伸縮性に富むシリコーンやラテックスなどの素材を使用して横断面略C時形に閉じた形状の外皮10bと、この外皮10bで気密
した密閉空間8cと、この密閉空間8cに流体を注入または排出して加圧・減圧するために密閉空間8c内の長手方向に敷設
する、チューブ状で可撓性に富む強靭な素材を使用して一端に密閉空間8c内に突出する注入孔9f
を開設
するとともに他端に注入孔9f/1(図示せず)
を開設
した注入管9eと、流体手10の先端側で外皮10b内側の形状に沿う略C時形に曲げ加工
を施
して、外皮10bの内面に一体化で設置
した図中の斜線で示す板バネ10a
とからなる。
【0237】
また、アーム8と流体手10の特性を利用してロボットアームを構成する場合、それぞれの流体袋8aで気密され
ている密閉空間8b内に突出する注入孔9c側の基部8/1の端部に、流体手10が屈折する際の起点となる軸点10cと対峙する端部を可動な状態で接続するとともに
、流体手10(外皮10b)内部の密閉空間8c内に敷設
した注入管9eを可動な状態で基部8/1の空間3h内を通じて加圧装置まで一続きで延設することが好ましい。
【0238】
さらに、アーム8と流体手10を接続する構造では、流体手10を略C時形から略L時形に変形させる時もしくは略L時形から略C時形に復元させる時に稼働する軸点10cと対峙する側の外皮10bの外面に少なくとも2体の流体袋8aを付設して、これら流体袋8aの周囲に別の注入管9aと接続
した緊締手段9を巻装することで、可動軸10cとは異なる位置で独自に屈折する部位を流体手10に設けることが可能になる。
この場合、軸点10cと対峙する側の板バネ10aを薄型に作ることで、軸点10cとは異なる位置で屈折する流体手10(外皮10b)の変形時の柔軟性が向上する。(図示せず)
係る構造では、軸点10cと対峙する側の外皮10b(流体手10)の端部に
、注入管9eを挿通する貫通孔を貫設
した遮蔽壁を形設するとともに前記貫通孔の内側と注入管9eの外側の周辺にコーキング剤などを塗布することで
、密閉空間8c内の気密性
を保持
した状態の流体手10(外皮10b)の端部と、それぞれの注入管9bを加圧装置と接続する側と対峙する側の外壁8/2(基部8/1)の端部とを接続する策を講じることが望ましい。
この場合、外壁8/2に周設
した複数体の流体袋8aとは別体で
、外皮10b(流体手10)の周囲と流体袋8a
とを一体成型で設えるとともに複数体周設
することが好ましい。(図示せず)
【0239】
係る構造のアーム8と流体手10ならびに緊締手段9を用いて構成されるロボットアームでは、基部8/1の外壁8/2および外皮10bと一体成型で
、これらの周囲に少なくとも4体の流体袋8aを別々で周設するとともに
、アーム8上に配設
する4体の流体袋8aと、流体手10上に配設
する4体の流体袋8aの周囲に、1以上の緊締手段9を個別に巻装することが望ましい。(図示せず)
この場合、外壁8/2ならびに外皮10bに周設
した流体袋8aそれぞれの密閉空間8b・8c内の個々別々に注入孔9cを突設するとともに
、個別の注入管9bと接続一体化し、それぞれの密閉空間8b・8c内に流体を別々に注入・排出する構造に設えることが好ましく、アーム8上の周囲に配設
した流体袋8aと、流体手10上の周囲に配設
した流体袋8aの周囲に巻装する緊締手段9を増設し、これら緊締手段9に別々で注入管9aを接続して、それぞれの緊締手段9に個別で流体を注入・排出する構造に設えることがより好ましい。 (図示せず)
【0240】
係る構造では、外壁8/2ならびに外皮10bの周囲に流体袋8a
を各4体、計8体周設
して、これら流体袋8aに個別で流体を注入・排出する構造に設えた
こと、外壁8/2に周設
した流体袋8aと
、外皮10bの周囲に周設
した流体袋8aのそれぞれに個別で複数の緊締手段9
を巻装
したことから、少なくとも4方向にアーム8もしくは流体手10を屈折させるとともに、アーム8と流体手10の屈折方向ならびに屈折角を独自に可変または調節することも可能になる。この場合、アーム8と流体手10を異なる方向に屈折させることもできる。
また、外壁8/2の周囲と外皮10の周囲のそれぞれに各4体、計8体の流体袋8a
を一体成型で設えた
こと、これら流体袋8aに個別で流体を注入または排出することによって筒体8/2内に気密
した密閉空間8b
、あるいは外皮10内に気密
した密閉空間8cの内圧を別々に加圧・減圧できる点、それにより各流体袋8aの硬度が個別に調整できる点から、外壁8/2の上方に配置
した密閉空間8b内が高圧であると同時に密閉空間8c内が高圧な状態では、
図34の上下で示す図示例のようにアーム8が上方に向けて屈折し、流体手10は略L字形に変形する。
係る状態であっても、基部8/1ならびに流体袋8aおよび外皮10が伸縮性と弾力性に富むシリコーンやラテックスなどの素材で作られている点から、外壁8/2の上方に配置
した流体袋8aおよび外皮10bの柔軟性が保全される。
故に、アーム8と流体手10ならびに流体袋8aと緊締手段9を用いる構成は、老人や障害者などの身体介護に使用される装置の中で利用者の身体に触れる部材として好適である。
【0241】
異なる例として、前述の構造を転用して第1支柱3類
または第3支柱3類に内設
したバネ挿入孔3aならびに第2支柱3n類
または第4支柱3n類に周設
した収容部3eの開口3a/1・3a/2および開設口3z(図
32参照)を密閉することで
、バネ挿入孔3aまたは収容部3eの内部を気密
する構造を想定する。(図示せず)
係る構造の第1支柱3類
または第3支柱3類では、外壁31からバネ挿入孔3aの内部に向けて貫通孔を貫設するとともにコーキング剤などを使用して注入孔9dと隙間なく接続することで密閉し
て、注入管9aの他端に開設
した注入孔9hを加圧装置と接続した状態で流体を注入
、あるいは排出することによって、バネ挿入孔3aの内圧を加圧・減圧することができる。
係る構造の第2支柱3n類
または第4支柱3n類では、収容部3eの内部に向けて貫通孔を貫設するとともにコーキング剤などを使用して注入孔9dと隙間なく接続することで密閉し
て、注入管9aの他端に開設
した注入孔9h
を加圧装置と接続
した状態で流体を注入
、あるいは排出することによって、収容部3eの内圧を加圧・減圧することができる。
【0242】
係る構造の第1支柱3類
または第3支柱3類の場合、バネ挿入孔3a内に流体を注入
して高圧
とした状態では、変形方向に抗して作用する弾性復元力が増強する。
反して、バネ挿入孔3aから流体を排出
して低圧
とした状態では、変形方向に抗して作用する弾性復元力が減少する。
係る構造の第2支柱3n類
または第4支柱3n類の場合、収容部3eに流体を注入
して高圧
とした状態では、変形方向に抗して作用する弾性復元力が増強する。
反して、収容部3eから流体を排出
して低圧
とした状態では、変形方向に抗して作用する弾性復元力が減少する。
ちなみに第2支柱3n類
または第4支柱3n類の場合、弾性体30または30/1の内壁32の内側に位置する空間3hの上下(弾性体30・30/1の上下)を遮蔽して密閉した状態で
、空間3h内に向けて貫通孔を貫設するとともにコーキング剤などを使用して注入孔9dと隙間なく接続し、注入管9aの他端に開設
した注入孔9h
を加圧装置と接続
した状態で流体を注入
、あるいは排出することによって、空間3hの内圧を加圧・減圧して弾性体30または30/1の変形に抗して働く弾性復元力を調節することと、可変することができる。これにより、弾性体30・30/1の変形に抗して働く弾性復元力を付勢することと、減勢することが可能になる。
【0243】
したがって、低弾性を要する時は注入管9aを介して流体を排出
して、バネ挿入孔3aもしくは収容部3e、あるいは弾性体30または30/1内部の空間3hを低圧な状態にすることで、第1支柱3類
または第3支柱3類または第2支柱3n類
または第4支柱3n類、あるいは弾性体30・30/1の変形方向に抗して働く弾性復元力(復原性)を低弾性に可変させることが可能になる。
一方、高弾性を要する時は注入管9aを介して流体を注入
して、バネ挿入孔3aもしくは収容部3e
、あるいは弾性体30または30/1内部の空間3hを高圧な状態にすることで、第1支柱3類
または第3支柱3類または第2支柱3n類
または第4支柱3n類、あるいは弾性体30・30/1の変形に抗して働く弾性復元力(復原性)を高弾性に可変させることも可能になる。
係る構造では、バネ挿入孔3aもしくは収容部3e
、あるいは弾性体30・30/1の外部から内部に向けて貫通孔を貫設して
、注入孔9dと隙間なく接続することで密閉し、注入管9aの他端に開設
した注入孔9d
を加圧装置と接続
した状態で
、注入管9aを介して流体を少しずつ注入
、あるいは排出し
て、バネ挿入孔3aもしくは収容部3e
、あるいは弾性体30・30/1の内圧を調整して第1支柱3類
または第3支柱3類または第2支柱3n類
または第4支柱3n類、あるいは弾性体30・30/1の変形に抗して働く弾性復元力(復原性)を低弾性から高弾性まで無段階に調節することが可能になる。
【0244】
ちなみに前述の構造では、注入管9a・9b・9eを通じて注入孔9c・9d・9f・9f/1・9gから液体や気体などの流体を注入
、あるいは排出して加圧・減圧することによって、流体袋8aで気密
した密閉空間8b
、あるいは外皮10bで気密
した密閉空間8cの内圧を調節してアーム8ならびに流体手10の可撓性および柔軟性
、もしくは弾性復元力の可変と微調整ができる機能を具備する。
また、バネ挿入孔3aまたは収容部3e
、あるいは弾性体30・30/1と、これらに
開設されている部位を前記遮蔽壁で気密
した空間3hと、該遮蔽壁に貫通孔
を貫設
するとともに注入管9aと隙間なく接続
した状態で、注入管9aを通じて液体や気体などの流体を注入
、あるいは排出して加圧・減圧することによって、バネ挿入孔3a内または収容部3e内
、あるいは空間3h内の内圧を調整して第1支柱3類
または第3支柱3類または第2支柱3n類
または第4支柱3n類、あるいは弾性体30・30/1の変形に抗して働く弾性復元力の可変と微調節ができる機能を具備する。
【0245】
したがって、基部8/1および流体袋8aならびに注入管9a・9b・9eをより頑丈な作りに変成して、コイルスプリングや板バネを不要とするとともに
、ダンパーなどの減衰装置を兼ねる車両に用いられるサスペンションなどの懸架装置を構成する部材に転用することも可能である。
また、第1支柱3類または第2支柱3n類
、あるいは弾性体30・30/1ならびに注入管9aをより頑丈な作りに変成して、コイルスプリングや板バネを不要とする
、ダンパーなどの減衰装置を兼ねるサスペンションなどの懸架装置を構成する部材に転用することも可能である。ちなみに係る構造では、車両の低重心化および低床化を図ることもできる。