(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5771258
(24)【登録日】2015年7月3日
(45)【発行日】2015年8月26日
(54)【発明の名称】オープンループ送信ダイバーシティのための方法、装置及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
H04B 7/06 20060101AFI20150806BHJP
H04W 88/02 20090101ALI20150806BHJP
H04J 99/00 20090101ALI20150806BHJP
【FI】
H04B7/06
H04W88/02 141
H04J15/00
【請求項の数】31
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2013-233311(P2013-233311)
(22)【出願日】2013年11月11日
(62)【分割の表示】特願2011-512094(P2011-512094)の分割
【原出願日】2009年6月2日
(65)【公開番号】特開2014-68357(P2014-68357A)
(43)【公開日】2014年4月17日
【審査請求日】2013年11月27日
(31)【優先権主張番号】12/156,894
(32)【優先日】2008年6月4日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】513311642
【氏名又は名称】ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア
(74)【代理人】
【識別番号】100092093
【弁理士】
【氏名又は名称】辻居 幸一
(74)【代理人】
【識別番号】100082005
【弁理士】
【氏名又は名称】熊倉 禎男
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(72)【発明者】
【氏名】ホーリ カリ ユハニ
(72)【発明者】
【氏名】パユコスキ カリ ペッカ
(72)【発明者】
【氏名】ティイロラ エサ タパニ
【審査官】
佐藤 敬介
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2008/041675(WO,A1)
【文献】
特開2008−048093(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/06
H04J 99/00
H04W 88/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイムスロットにおいてユーザ装置の第1アンテナから第1基準信号を使用して第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするよう送信を行うステップと、
前記タイムスロットにおいてユーザ装置の第2アンテナから第2基準信号を使用して第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするよう送信を行うステップと、
を備え、前記第1基準信号及び第2基準信号は、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、前記サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は前記第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第2基準信号が第1基準信号に対して直交するようにした方法であって、
前記第1アンテナからの送信及び前記第2アンテナからの送信は、前記第1基準信号及び前記第2基準信号の各々により乗算された同じ記号を含み、
前記方法は、第1又は第2のアンテナから送信を行う前に、少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを経てデータを受け取り、そしてその少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを少なくとも第1の物理的アップリンク制御チャンネルへマップすることを更に含み、
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが1つの物理的ダウンリンクチャンネルだけである場合は、ユーザ装置は、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第1制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第2制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップし、又は
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが少なくとも第1及び第2の物理的ダウンリンクチャンネルである場合は、ユーザ装置は、第1の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、第2の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップする、
ことを含む方法。
【請求項2】
前記タイムスロットにおいてユーザ装置の第3アンテナから第3基準信号を使用して第3の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするよう送信を行うステップを更に備え、前記第3基準信号のチャンネルは、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、前記サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は前記第1及び第2、並びに第3の基準信号の少なくとも2つに適用されるカバーコードにより、前記第1基準信号及び第2基準信号の両方に対して直交するようにした、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1基準信号は、第1のサイクリックシフトによりサイクリックにシフトされ、前記第2基準信号は、第2のサイクリックシフトによりサイクリックにシフトされ、そして前記第1及び第2のサイクリックシフトは、互いに直交する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1及び第2の基準信号は、少なくとも、それらのうちの少なくとも一方に適用されるカバーコードにより互いに直交される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1アンテナからの送信及び前記第2アンテナからの送信は、前記第1及び第2の各基準信号により乗算された異なる記号を含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記第1アンテナ及び第2アンテナからの送信は、
スケジューリング要求指示子を送信すること、又は
少なくとも第1基準信号が持続的に割り当てられるダウンリンクリソースへマップされるようにその持続的に割り当てられるダウンリンクリソースにおいて受け取られるデータに対する確認を送信すること、又は
少なくとも第1基準信号が持続的に割り当てられるダウンリンクリソースへマップされるようにその持続的に割り当てられるダウンリンクリソースに基づいて受け取られないデータに対する否定確認を送信すること、
のうちの1つを含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
第1及び第2のアンテナからの送信は、各々、データが適切に受け取られた場合の確認、又はデータが適切に受け取られない場合の否定確認を含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルは、物理的ダウンリンク制御チャンネルを経てユーザ装置へ動的に割り当てられる、
ことを含む請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1及び第2のアンテナの各々からの送信は、チャンネルクオリティ指示子を送信することを含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
送信手段、処理手段、及び少なくとも第1及び第2の放射手段を備えた装置において、 送信手段は、タイムスロットにおいて第1放射手段から第1基準信号を使用して第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他の装置とマルチプレクスするよう送信を行うものであり、
送信手段は、更に、前記タイムスロットにおいて第2放射手段から第2基準信号を使用して第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他の装置とマルチプレクスするよう送信を行うもので、第1及び第2の基準信号は、ゼロ自己相関コードを含み、
処理手段は、第1及び第2の基準信号をサイクリックシフトすると共に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第1及び第2の基準信号を互いに直交させる、装置であって、 前記送信手段は、前記第1及び第2の各放射手段から、前記第1及び第2の基準信号の各々により乗算された同じ記号を送信するためのものであり、
前記装置は、前記送信手段が第1又は第2の放射手段から送信を行う前に、少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを経てデータを受け取るように構成された受信器を更に備え、前記処理手段は、前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを少なくとも第1の物理的アップリンク制御チャンネルへマップするものであり、
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが1つの物理的ダウンリンクチャンネルだけである場合には、前記処理手段は、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第1制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第2制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップし、又は
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが少なくとも第1及び第2の物理的ダウンリンクチャンネルである場合には、前記処理手段は、第1の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、第2の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップする、
ことを含む装置。
【請求項11】
第3の放射手段を更に備え、
前記送信手段は、更に、前記タイムスロットにおいて第3放射手段から第3基準信号を使用して第3の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他の装置とマルチプレクスするよう送信を行うものであり、前記処理手段は、更に、第3基準信号をサイクリックシフトし、そして前記サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は前記第1及び第2並びに第3の基準信号の少なくとも2つに適用されるカバーコードにより、前記第1及び第2並びに第3基準信号を互いに直交させるようにした、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記処理手段は、前記第1基準信号を第1のサイクリックシフトによりサイクリックにシフトさせ、前記第2基準信号を第2のサイクリックシフトによりサイクリックにシフトさせ、そして前記第1及び第2のサイクリックシフトは、互いに直交する、請求項10に記載の装置。
【請求項13】
前記処理手段は、前記第1及び第2の基準信号を、少なくとも、それらのうちの少なくとも一方に適用されるカバーコードにより互いに直交させる、請求項10に記載の装置。
【請求項14】
前記送信手段は、前記第1及び第2の各放射手段から、前記第1及び第2の各基準信号により乗算された異なる記号を送信するためのものである、請求項10から13のいずれかに記載の装置。
【請求項15】
前記第1及び第2の基準信号は、前記送信手段により、
スケジューリング要求指示子、又は
前記処理手段が少なくとも第1基準信号を持続的に割り当てられるダウンリンクリソースへとマップさせるように、その持続的に割り当てられるダウンリンクリソースにおいて装置の受信器に受け取られるデータに対する確認、又は
前記処理手段が少なくとも第1基準信号を持続的に割り当てられるダウンリンクリソースへマップさせるように、その持続的に割り当てられるダウンリンクリソースに基づいて装置の受信器に受け取られないデータに対する否定確認、
のうちの1つと共に送信される、請求項10から13のいずれかに記載の装置。
【請求項16】
前記第1及び第2の基準信号は、前記送信手段により、前記受信器がデータを適切に受け取る場合の確認、又は前記受信器がデータを適切に受け取らない場合の否定確認と共に送信される、請求項10から13のいずれかに記載の装置。
【請求項17】
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルの動的割り当てを受け取るように構成された受信器を更に備える、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記送信手段は、第1及び第2の各放射手段から第1及び第2の各基準信号をチャンネルクオリティ指示子と共に送信する、請求項10から13のいずれかに記載の装置。
【請求項19】
前記送信手段は、送信器を含み、前記処理手段は、プロセッサを含み、そして前記第1及び第2の放射手段は、第1及び第2の各送信アンテナを含む、請求項10から13のいずれかに記載の装置。
【請求項20】
プロセッサにより実行されたときに直交信号を送信することに向けられるアクションを生じるインストラクションのプログラムを実施するメモリにおいて、前記アクションは、
タイムスロットにおいてユーザ装置の第1アンテナから第1基準信号を使用して第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするよう送信を行い、そして
前記タイムスロットにおいてユーザ装置の第2アンテナから第2基準信号を使用して第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするよう送信を行う、
ことを含み、前記第1基準信号及び第2基準信号は、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第2基準信号が第1基準信号に対して直交するようにした、メモリであって、
前記第1アンテナからの送信及び前記第2アンテナからの送信は、前記第1基準信号及び前記第2基準信号の各々により乗算された同じ記号を含み、
前記アクションは、第1又は第2のアンテナから送信を行う前に、少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを経てデータを受け取り、そしてその少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを少なくとも第1の物理的アップリンク制御チャンネルへマップすることを更に含み、
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが1つの物理的ダウンリンクチャンネルだけである場合は、ユーザ装置は、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第1制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第2制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップし、又は
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが少なくとも第1及び第2の物理的ダウンリンクチャンネルである場合は、ユーザ装置は、第1の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、第2の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップする、
ことを含むメモリ。
【請求項21】
前記アクションは、更に、前記タイムスロットにおいてユーザ装置の第3アンテナから第3基準信号を使用して第3の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするよう送信を行うことを含み、前記第3基準信号のチャンネルは、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、前記サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は前記第1及び第2、並びに第3の基準信号の少なくとも2つに適用されるカバーコードにより、前記第1基準信号及び第2基準信号の両方に対して直交するようにした、請求項20に記載のメモリ。
【請求項22】
前記第1基準信号は、第1のサイクリックシフトによりサイクリックにシフトされ、前記第2基準信号は、第2のサイクリックシフトによりサイクリックにシフトされ、そして前記第1及び第2のサイクリックシフトは、互いに直交する、請求項20に記載のメモリ。
【請求項23】
前記第1及び第2の基準信号は、少なくとも、それらのうちの少なくとも一方に適用されるカバーコードにより互いに直交される、請求項20に記載のメモリ。
【請求項24】
前記第1アンテナからの送信及び前記第2アンテナからの送信は、前記第1及び第2の各基準信号により乗算された異なる記号を含む、請求項20から23のいずれかに記載のメモリ。
【請求項25】
前記第1アンテナ及び第2アンテナからの送信は、
スケジューリング要求指示子を送信すること、又は
少なくとも第1基準信号が持続的に割り当てられるダウンリンクリソースへマップされるようにその持続的に割り当てられるダウンリンクリソースにおいて受け取られるデータに対する確認を送信すること、又は
少なくとも第1基準信号が持続的に割り当てられるダウンリンクリソースへマップされるようにその持続的に割り当てられるダウンリンクリソースに基づいて受け取られないデータに対する否定確認を送信すること、
のうちの1つを含む、請求項20から23のいずれかに記載のメモリ。
【請求項26】
前記アクションは、更に、第1又は第2のアンテナから送信を行う前に、少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを経てデータを受け取り、そしてその少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを少なくとも第1の物理的アップリンク制御チャンネルへマップすることを含み、更に、第1及び第2のアンテナからの送信は、各々、データが適切に受け取られた場合の確認、又はデータが適切に受け取られない場合の否定確認を含む、請求項20から23のいずれかに記載のメモリ。
【請求項27】
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルは、物理的ダウンリンク制御チャンネルを経てユーザ装置へ動的に割り当てられ、
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが1つの物理的ダウンリンクチャンネルだけである場合は、ユーザ装置は、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第1制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第2制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップし、又は
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが少なくとも第1及び第2の物理的ダウンリンクチャンネルである場合は、ユーザ装置は、第1の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、第2の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップする、
請求項26に記載のメモリ。
【請求項28】
タイムスロットにおいて第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て第1基準信号を含む第1の複数のユーザ装置の第1アンテナからの第1のマルチプレクスされた信号を受信するステップと、
前記タイムスロットにおいて第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て第2基準信号を含む第2の複数のユーザ装置の第2アンテナからの第2のマルチプレクスされた信号を受信するステップと、を備え、第1基準信号及び第2基準信号は、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第2基準信号が第1基準信号に対して直交され、更に、
前記第1及び第2基準信号を第1ユーザ装置へマッピングさせるステップを備え、この第1ユーザ装置は、前記第1の複数及び第2の複数の両ユーザ装置のメンバーであるようにした、方法であって、
前記第1の及び第2のマルチプレクスされた信号は各々、前記第1基準信号及び前記第2基準信号の各々により乗算された同じ記号を含み、
前記方法は、第1又は第2のアンテナから送信を行う前に、少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを経てデータを受け取り、そしてその少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを少なくとも第1の物理的アップリンク制御チャンネルへマップすることを更に含み、
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが1つの物理的ダウンリンクチャンネルだけである場合は、ユーザ装置は、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第1制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第2制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップし、又は
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが少なくとも第1及び第2の物理的ダウンリンクチャンネルである場合は、ユーザ装置は、第1の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、第2の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップする、
ことを含む方法。
【請求項29】
前記第1ユーザ装置にダウンリンクリソース割り当てを割り当て、そしてそのダウンリンクリソース割り当てに関するデータを前記ユーザ装置へ送信するステップを更に備え、
前記第1及び第2の基準信号は、送信データに対する確認又は送信データに対する否定確認の一方で乗算される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
受信器及びプロセッサを備えた装置において、
受信器は、タイムスロットにおいて第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て、第1基準信号を含む第1の複数のユーザ装置の第1アンテナから第1のマルチプレクスされた信号を受信するように構成され、
受信器は、更に、前記タイムスロットにおいて第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て、第2基準信号を含む第2の複数のユーザ装置の第2アンテナから第2のマルチプレクスされた信号を受信するように構成され、第1基準信号及び第2基準信号は、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第2基準信号が第1基準信号に対して直交するようにされ、
プロセッサは、第1及び第2の基準信号を第1ユーザ装置へマッピングさせるよう構成され、この第1ユーザ装置は、前記第1の複数及び第2の複数の両ユーザ装置のメンバーである、装置であって、
前記第1の及び第2のマルチプレクスされた信号は各々、前記第1基準信号及び第2基準信号の各々により乗算された同じ記号を含み、
前記装置は、第1又は第2のアンテナから送信を行う前に、少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを経てデータを受け取り、そしてその少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを少なくとも第1の物理的アップリンク制御チャンネルへマップすることを更に含み、
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが1つの物理的ダウンリンクチャンネルだけである場合は、ユーザ装置は、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第1制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第2制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップし、又は
前記少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルが少なくとも第1及び第2の物理的ダウンリンクチャンネルである場合は、ユーザ装置は、第1の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へマップすると共に、第2の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へマップする、
ことを含む装置。
【請求項31】
ダウンリンクリソース割り当てを前記第1ユーザ装置へ送信し、そしてそのダウンリンクリソース割り当てに関するデータを前記ユーザ装置へ送信するように構成された送信器を更に備え、
前記第1及び第2の基準信号は、送信データに対する確認又は送信データに対する否定確認の一方で乗算される、請求項30に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、ワイヤレス通信システム、方法、装置及びコンピュータプログラムに係り、より詳細には、通信装置から送信される異なる制御情報メッセージをシグナリングする技術に係るが、これに限定されない。
【背景技術】
【0002】
明細書及び/又は添付図面に現れる以下の省略形は、次のように定義される。
3GPP:第3世代パートナーシッププロジェクト
ACK:確認
CAZAC:一定振幅ゼロ自己相関コード
CCE:制御チャンネル要素
CDM:コード分割マルチプレクス
CQI:チャンネルクオリティ指示子
DL:ダウンリンク
DM:デマルチプレクス
eNode B:EUTRAN/LTEシステムのベースステーション
EUTRAN:進化型UTRAN(LTE又は3.9Gとも称される)
FDD:周波数分割デュープレックス
LTE:長期進化
ITU:インターナショナルテレコミュニケーションユニオン
ITU−R:ITU無線通信セクタ
LA:位置エリア
NACK:否定ACK
OFDMA:直交周波数分割マルチアクセス
PUCCH:物理的アップリンク制御チャンネル
PDCCH:物理的ダウンリンク制御チャンネル
Rel.8:3GPPリリース8
Rel.9:3GPPリリース9
SRI:スケジューリング要求指示子
UE:ユーザ装置
UL:アップリンク
UTRA:ユニバーサル移動テレコミュニケーションシステム地上オーディオアクセス UTRAN:UTRAネットワーク
【0003】
進化型UTRAN(E−UTRAN、これは、UTRAN−LTE、E−UTRA又は3.9Gとも称される)として知られている提案された通信システムは、3GPPにおいて現在開発中である。現在研究中の仮定は、DLアクセス技術がOFDMAであり、ULアクセス技術がSC−FDMAであるというものである。
【0004】
本発明に関連したこれら及び他の問題に対し関心のある1つの当該仕様は、3GPP TS 36.211、V8.2.0(2008−03)、第三世代パートナーシッププロジェクト;技術的仕様グループ無線アクセスネットワーク;進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)及び進化型ユニバーサル地上アクセスネットワーク(E−UTRAN);物理的チャンネル及び変調(リリース8)である。
【0005】
高いデータレートを非常に低いコストで提供するために3GPP LTE Rel.8無線アクセス技術を拡張し最適化することに益々焦点が当てられている。これらの技術は、おそらくLTE Rel.10の一部分であるLTEアドバンストシステム(LTE−A)に関連している。LTE−Aは、LTE Rel.8との後方互換性を保持しながらIMTアドバンストのためのITU−R要求を満足するローカルエリア最適化無線システムである。3GPPは、LTE−Aについてのスタディアイテムを開始した。UEに2個又は4個の送信アンテナを伴うSU−MIMOは、LTE−Aの一部分であることが通常理解される(例えば、LTE Advanced Workshop; Summary of LTE Advanced Requirements presented at the Workshop, Source: 3GPP TSG RAN Chairman: Doc. Number REV-080058を参照されたい)。
【0006】
又、高いデータレートセットは、制御シグナリングのための要求を高めると仮定することができる。ACK/NACK、CQI及びスケジューリング要求のようなUL制御信号は、ULデータが存在しないときにPUCCH(物理的アップリンク制御チャンネル)を経て送信される。PUCCHでは、異なるUEが、CDMにより同じ周波数及び時間リソースにおいてマルチプレクスされる。前記で参照した3GPP TS 36.211は、マルチプレクシングを達成する2つの仕方、即ち(PUCCHフォーマット2a及び2bを参照して説明された)同じベースCAZACシーケンスの異なるサイクリックシフトを使用する仕方;及び/又は(PUCCHフォーマット1a及び1bを参照して説明された)記号のブロック間の異なる時間ドメイン拡散コードを使用する仕方を説明している。これらのフォーマットは、前記で参照した3GPP TS 36.211文書のセクション5.4.1ないし5.4.3、並びにそこに使用された定義、記号、及び省略形において詳述されている。
【0007】
閉ループスキームに要求される瞬時チャンネル状態は、PUCCH(FDDモード)では得られず、従って、ここでは、開ループ送信について考える。このような実施は、2つの問題、即ちUL測定能力、及びDLシグナリング構成、に対処する必要がある。少なくとも、ACK/NACKシグナリングが動的にスケジューリングされたDLデータに関連している場合には、(システムの複雑さ及びDLオーバーヘッドを犠牲にして)PDCCHを経て送信されるDLリソース割り当て許可に幾つかの閉ループシグナリングビットを配置できることに注意されたい。しかしながら、必要とされる測定能力を経済的に配置することは、不可能ではないまでも、困難であると思われる。
【0008】
開ループ送信ダイバーシティは、異なる送信アンテナに対して直交リソースを必要とする(さもなければ、送信アンテナが互いに干渉する)。Rel.8 PUCCHにはCDM形式のアクセスが使用されるために、スペース時間コーディングに利用できる付加的な(記号)スペースは存在しない(これは、周波数及び時間の両ドメインの場合にそうである)。ACK/NACKチャンネルのマルチプレクス能力は、基準信号(RS)シーケンスの数により制限される。スロット当たりのパラレルACK/NACKチャンネル(通常CP)は、3x12=36に等しい。この数は、1つのスロット中にPUCCHを経て送信されるRS記号の数に等しい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明者の知る限り、PUCCHのためのULの開ループ送信ダイバーシティ送信に関する特別の提案はない。良く知られたアラモチスキーム(例えば、WCDMAシステムのDLに使用される)を、2つの連続するOFDMA記号間に適用することができる。しかしながら、述べられているように、利用可能な記号スペースが個別の異なるUEに使用されるために、この技術をPUCCHに使用することはできない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態によれば、タイムスロットにおいてユーザ装置の第1アンテナから第1基準信号を使用して第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするように送信を行い、そしてそのタイムスロットにおいてユーザ装置の第2アンテナから第2基準信号を使用して第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするように送信を行うことを含み、第1基準信号及び第2基準信号は、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第2基準信号が第1基準信号に対して直交されるようにした方法が提供される。
【0011】
本発明の別の実施形態によれば、プロセッサによって実行されたときに直交信号を送信することに向けられるアクションを生じるインストラクションのプログラムを実施するメモリが提供される。本発明のこの実施形態では、前記アクションは、タイムスロットにおいてユーザ装置の第1アンテナから第1基準信号を使用して第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするように送信を行い、そしてそのタイムスロットにおいてユーザ装置の第2アンテナから第2基準信号を使用して第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のユーザ装置とマルチプレクスするように送信を行うことを含む。この実施形態では、第1基準信号及び第2基準信号は、各々、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第2基準信号が第1基準信号に対して直交される。
【0012】
本発明の更に別の実施形態によれば、送信器と、プロセッサと、少なくとも第1及び第2のアンテナとを備えた装置が提供される。送信器は、タイムスロットにおいて第1アンテナから第1基準信号を使用して第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他の装置とマルチプレクスするように送信を行うよう構成され、更に、送信器は、そのタイムスロットにおいて第2アンテナから第2基準信号を使用して第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他の装置とマルチプレクスするように送信を行うよう構成される。第1及び第2の基準信号は、ゼロ自己相関コードを含む。プロセッサは、第1及び第2の基準信号をサイクリックシフトし、そしてサイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第1及び第2の基準信号を互いに直交させるように構成される。
【0013】
本発明の更に別の実施形態によれば、送信手段と、処理手段と、少なくとも第1及び第2の放射手段とを備えた装置が提供される。送信手段(例えば、送信器)は、タイムスロットにおいて第1放射手段(例えば、第1送信アンテナ)から第1基準信号を使用して第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他の装置とマルチプレクスするように送信を行うものであり、更に、送信手段は、そのタイムスロットにおいて第2放射手段(例えば、第2送信アンテナ)から第2基準信号を使用して第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他の装置とマルチプレクスするように送信を行うものである。第1及び第2の基準信号は、ゼロ自己相関コードを含む。処理手段は、第1及び第2の基準信号をサイクリックシフトすると共に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第1及び第2の基準信号を互いに直交させるものである。
【0014】
本発明の更に別の実施形態によれば、タイムスロットにおいて第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て第1基準信号を含む第1の複数のユーザ装置からの第1のマルチプレクスされた信号を受信し、そしてそのタイムスロットにおいて第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て第2基準信号を含む第2の複数のユーザ装置からの第2のマルチプレクスされた信号を受信することを含み、第1基準信号及び第2基準信号は、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第2基準信号が第1基準信号に対して直交され、そして第1及び第2の基準信号を第1ユーザ装置へマッピングさせ、この第1ユーザ装置は、第1の複数の及び第2の複数の両ユーザ装置のメンバーである。
【0015】
本発明の更に別の実施形態によれば、受信器及びプロセッサを備えた装置が提供される。受信器は、タイムスロットにおいて第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て第1基準信号を含む第1の複数のユーザ装置からの第1のマルチプレクスされた信号を受信するように構成される。又、受信器は、そのタイムスロットにおいて第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て第2基準信号を含む第2の複数のユーザ装置からの第2のマルチプレクスされた信号を受信するように構成され、第1基準信号及び第2基準信号は、サイクリックシフトのゼロ自己相関コードを含み、更に、サイクリックシフトの少なくとも1つにより、又は第1及び第2の基準信号の少なくとも1つに適用されるカバーコードにより、第2基準信号が第1基準信号に対して直交される。プロセッサは、第1及び第2の基準信号を第1ユーザ装置へマッピングさせるよう構成され、この第1ユーザ装置は、第1の複数の及び第2の複数の両ユーザ装置のメンバーである。
【0016】
本発明の規範的実施形態の前記及び他の態様は、以下の詳細な説明を、添付図面を参照して読んだときに、明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の幾つかの実施形態に使用される通常のサイクリックプレフィックスを伴う18個のACK/NACKチャンネルの場合のリソース割り当てを示す従来のテーブルを示す。
【
図2】本発明の実施形態に使用されるCQIチャンネルのインデックス及びそれらチャンネルのサイクリックシフトを示すテーブルである。
【
図3】ここに述べる本発明の実施形態を具現化するのに使用される幾つかの装置を示す回路図である。
【
図4】方法の動作を示すと共に、
図2に示すデータプロセッサによるコンピュータプログラムインストラクションの実行の結果を示す論理的フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
PUCCHのためのマルチアンテナ送信構成について以下に詳細に述べるが、本発明は、これに限定されず、本発明の教示は、LTEシステムに対応するようにここに使用される異なる用語を使用する他のワイヤレス通信システムへと容易に拡張できることを理解されたい。
【0019】
1つの規範的な態様において、これら教示の実施形態は、同じUEの異なる送信アンテナに対して個別のPUCCHチャンネルを提供する。これら教示によれば、UEは、異なるアンテナチャンネルからのビットの同じ記号/ブロックを送信することによりダイバーシティMIMOモードで送信を行うこともできるし、又は異なるアンテナ/チャンネルからのビットの異なる記号/ブロックを送信することにより情報MIMOモードで送信を行うこともできる。
【0020】
先ず、ACK/NACK送信のための特定の実施例について考える。PUCCHにおける現在のACK/NACKチャンネルチャンネル化は、
図1の実施例に示す食い違い型のACK/NACK構造に基づくものであり、これは、2008年1月14〜18日、スペイン、セビリア、3GPP TSG RAN WG1ミーティング#51bisのテーブル3(ドキュメントR1−080035)から再現され、ここで、インデックスkは、k番目のACK/NACKリソースを表す。
図1には、セル特有のサイクリックシフトオフセットパラメータ及びデルタパラメータがあり、これは、セルにおいてブロードキャストされる2つの隣接ACK/NACKリソース間のサイクリックシフト差である(例えば、システム情報を伴う)。例えば、
図1に示すチャンネル化実施例に基づいて、CAZACルートシーケンスの直交カバーコード及びサイクリックシフトを使用することができる。この同じチャンネル化構造を、これらの教示に基づき、ACK/NACK(動的にスケジュールされ及び持続的の両方)に使用することができる。
【0021】
LTEシステム及びこれら実施例の背景として、eNodeBは、セル内の複数のUEにUL及びDLリソースのいずれか又は両方を割り当てる割り当てテーブルATを、物理的ダウンリンク制御チャンネルPDCCHを経て送信する。UL制御チャンネルのリソース割り当てに関して、個々のUEは、その割り当てを読み取り、そしてUEがその割り当てられたDLリソースを経て受信するようスケジュールされたデータに対してACK/NACKを送信するときに通るUL制御リソースへとそのDL割り当てをマップする。従って、ACK/NACKリソースは、eNodeBがオリジナル割り当てを送信したときに通るDL制御リソースPDCCHから導出される。eNodeBによるリソーススケジューリングの最大の融通性を促進するために、eNodeBは、PDCCHを経てその無線リソースを動的に割り当てることができ、ここで、割り当ては、1つのタイムスロットについてのみ有効である。大量の制御データ又は規則的間隔の予想流が同じUEへ又は同じUEから送られる場合には、eNodeBは、PDCCHを経て送られるリソース割り当てを持続的割り当てとするように選択し、この持続的割り当ては、実施形態に基づいて、2つのタイムスロット、3つのタイムスロット、等の間、持続するか、或いは割り当てがキャンセルされるまで不定に持続する。持続的割り当てのキャンセルは、eNodeBからの制御シグナリングにより明確にされてもよいし、又はUEからのNACKに続いて、NACKデータの再送信をeNodeBが失敗することにより暗示されてもよい。
【0022】
持続的割り当て及びSRIについてのACK/NACKを最初に考える。本発明の一実施形態によれば、UEが持続的にスケジューリングされたデータに対してACK/NACKを送信する場合、及びUEがスケジューリング要求指示子SRI(これにより、UEは、ULリソース割り当てを望むことをeNodeBに通知する)を送信する場合に、eNodeBからの上位層シグナリング(又はそれより上位、
図3を参照)を使用して、ACK/NACK又はSRIのシグナリング時に使用すべき適用ACK/NACKチャンネル(即ち、ACK/NACKリソースを表すインデックスk)を構成する。これらの教示により、この上位層シグナリングは、複数のACK/NACKチャンネル、即ち送信アンテナごとに1つのチャンネル(例えば、2つの送信アンテナではk=3及びk=6、3つのアンテナではk=2、k=8及びk=15)と、互いに直交する同じACK/NACK又はSRIに対して同じUEに割り当てられた各ACK/NACKリソースとを含むように拡張される。上位層シグナリングへのこの拡張は、明確なものでもよいし、又はkの1つの値の既存のシグナリングが不変のままであるという点で暗示的でもよいが、UE及びeNodeBの両方は、付加的なアンテナに対する適用ACK/NACKリソースが、第1のUEアンテナに適用される明確にシグナリングされるACK/NACK/SRIに対するものであることを理解する。例えば、明確にシグナリングされるインデックスkは、第1アンテナACK/NACK/SRI送信に対して使用され、そして(k+1)は、第2アンテナACK/NACK/SRI送信に対して暗示的に理解される。
【0023】
動的なリソース割り当てにおいてUEにより受信されたデータに対しACK/NACKを送信することに関連した本発明の幾つかの規範的実施形態について以下に考える。動的にスケジュールされたデータの場合の第1の規範的実施形態では、ACK/NACKリソースは、PDCCHの第1(例えば、最下位)の制御チャンネル要素CCEに基づいている。LTE Rel.8では、PDCCHを構成するためのCCEの数について考えられる値は、1、2、4及び8に等しい。1より大きなCCEが使用される場合に、各CCEが専用のACK/NACKリソースへマップされると仮定すれば、1つ以上のACK/NACKリソースが未使用のままである。この実施形態によれば、開ループ送信ダイバーシティは、次のように特定される。第1の送信アンテナは、最下位のCCEに対応するACK/NACKチャンネルを利用する。簡単化のために、このACK/NACKチャンネルをkと表す。次いで、第2の送信アンテナは、(k+1)番目のACK/NACKチャンネルを利用する。第3の送信アンテナがある場合には、(k+2)番目のACK/NACKチャンネルを経てACK/NACKが送信され、等々となる(UEが使用に供する多数の送信アンテナに対して)。本来的に、この実施形態は、開ループ送信ダイバーシティとして使用される2つ以上のCCEが、この例において、2つ以上のCCEからACK/NACKリソースへのマップを必要とする場合に限定されることに注意されたい。
【0025】
動的にスケジュールされるデータの場合の開ループ送信ダイバーシティの第3の規範的実施形態において、UEの第1送信アンテナは、Rel.8に現在指定されているような最下位CCEに対応するACK/NACKチャンネルを利用する。UEの第2送信アンテナは、第2送信アンテナの送信に対して予約されたACK/NACKチャンネルのプールから付加的なACK/NACKチャンネルを利用する。eNodeBは、システム情報ブロードキャストにより変更され、従って、全てのUEにより知られるようにACK/NACKチャンネルのこのプールを予約することもできるし、或いはブロードキャストせずにそれ自身でそれらチャンネルを予約することもできる。プールが、少なくとも複数の送信アンテナをもつ全てのUEに知られた第1の変形例の場合に、第2送信アンテナリソースについて予約されたACK/NACKリソースのプールからの特定のACK/NACKチャンネルは、最下位のCCEに対応する。前記別の仕方で、最下位のCCEは、プールの外側の第1のACK/NACKリソースへマップすると共に、第2アンテナ送信のACK/NACKリソースについて予約されたプール内の第2のACK/NACKリソースへもマップする。どのACK/NACKリソースが予約されたプールを形成するかUEが知らない第2の変形例では、eNodeBは、個々のUEが第2のアンテナ送信のために使用する特定のACK/NACKリソースをUEのグループへ持続的に割り当てるが、UEのグループに対するこの持続的割り当ては、UEのグループ内のUEが第2アンテナ送信に対してPUCCH ACK/NACKチャンネルを同時に使用しないというスケジューリング制約で行われる。これらの変形例は、いずれも、3つ以上の送信アンテナへと容易に拡張することができる。
【0026】
UEによるCQIシグナリングのための本発明の規範的実施形態について、以下に考える。LTEシステムでは、CQI送信が、PUCCHフォーマット2、2a又は2bに基づいて行われる(上述したTS 36.211を参照)。
図2は、CQIがシグナリングされる無線リソースが、CS
indexにより与えられるサイクリックシフトCSを有するj番目のCQIチャンネルとして指示されることを示している。
図2のCQIチャンネルインデックスjの値は、上位層(eNodeB以上の)を経て明確にシグナリングされる。この規範的実施形態によるCQIレポートの開ループ送信ダイバーシティの場合に、所与のUEに対して複数のCQIリソースが割り当てられる。空間的観点から、異なるアンテナは、異なるCQIリソースを利用する(例えば、eNodeBがj=4及びj=5をシグナリングすると仮定すれば、UEの第1アンテナは、第4のCQIチャンネルを利用し、そしてUEの第2アンテナは、第5のCQIチャンネルを利用する)。CQIについての別の実施形態では、eNodeBは、jに対する1つの値しかシグナリングせず、そしてUEの異なるアンテナが、割り当てられたCQIリソースからスタートして、連続するCQIリソースを利用する(例えば、eNodeBは、j=4をシグナリングし、UEの第1アンテナは、第4のCQIチャンネルを使用し、そしてUEの第2アンテナh、第5のCQIチャンネルを使用する)。CQIに対する別の実施形態では、eNodeBは、jに対する1つの値しかシグナリングせず、そしてUEの異なるアンテナが、割り当てられたサイクリックシフトリソースからスタートして、連続するサイクリックシフトリソースをCQIリソースとして利用する(例えば、eNodeBは、j=4をシグナリングし、UEの第1アンテナは、サイクリックシフトインデックス6をもつ第4のCQIチャンネルを使用し、そしてUEの第2アンテナは、サイクリックシフトインデックス7をもつ第4のCQIチャンネルを使用する)。上述したように、これらの技術は、3つ以上のUEアンテナへと容易に拡張される。
【0027】
上述した本発明の実施形態は、付加的な空間ダイバーシティ利得によりPUCCHのカバレージを改善すると共に、リンク性能の改善(PUCCHは干渉が制限される)によりその容量を増加させる。又、それらは、記号スペースの増加(付加的な空間層)により高いUL PUCCHペイロードも可能にする。マルチプレクシング容量は、ある程度減少するが、これは、高いペイロードにより少なくとも部分的に補償することができる。しかし、動的なACK/NACKシグナリングでは、マルチプレクシング容量が低下せず、むしろ、未使用のリソースが使用に供されることに注意されたい。
【0028】
本発明の規範的実施形態の具現化に使用するのに適した種々の電子装置の簡単なブロック図である
図3について以下に説明する。
図3において、ワイヤレスネットワーク301は、ノードB(ベースステーション)のようなネットワークアクセスノード、特に、eNodeB312を経て、UE310と称される移動通信装置のような装置と通信するようにされる。ネットワーク301は、
図3に示すMME/S−GW機能を含むネットワーク制御要素(NCE)314を備え、これは、別のネットワーク、例えば、電話ネットワーク及び/又はデータ通信ネットワーク(例えば、インターネット)との接続を与える。UE310は、データプロセッサ(DP)310Aと、プログラム(PROG)310Cを記憶するメモリ(MEM)310Bと、eNodeB312と両方向ワイヤレス通信するための適当な高周波(RF)トランシーバ310Dとを備え、eNodeB312も、DP312Aと、PROG312Cを記憶するMEM312Bと、適当なRFトランシーバ312Dとを含む。これらの通信は、上述したチャンネル311を経て行われ、UE310は、その開ループダイバーシティ送信を、2つ以上のアンテナ310Eを経て送出するが、これらの教示から逸脱せずに、アンテナ310Eの1つ以上を受信用に使用してもよい。eNodeB312は、少なくとも1つの送信アンテナ312Eを有するが、典型的に、上述した個々のPUCCH上でコードマルチプレクスする複数のUEへのそれ自身のMIMO送信及び受信をサポートするアレイを有する。eNodeB312は、モデム(図示せず)及びデータ経路313を経てNCE314のモデム(図示せず)に結合される。そのデータ経路313は、LTEシステムにおいて知られたS1インターフェイスとして実施される。別のeNodeB(図示せず)へ結合するために、X2インターフェイス(図示せず)のインスタンスが存在してもよい。少なくとも、PROG310C、312Cは、関連DP310A、312Aによって実行されたときに、上述した本発明の規範的実施形態に基づき及び以下に述べるプロセス図において電子装置を動作できるようにするプログラムインストラクションを含むと仮定する。
【0029】
本発明の規範的実施形態は、UE310のDP310Aにより、又はUE310のハードウェアにより、又はそのソフトウェア及びハードウェア(及びファームウェア)の組み合わせにより実行可能なコンピュータソフトウェアで少なくとも部分的に具現化することができる。同様に、本発明の他の規範的実施形態は、eNodeB312のDP312Aにより、又はeNodeB312のハードウェアにより、又はそのソフトウェア及びハードウェア(及びファームウェア)の組み合わせにより実行可能なコンピュータソフトウェアで少なくとも部分的に具現化することができる。種々の実施形態において上述されたマッピングは、各ローカルMEM310B、312Bに記憶された関係に基づいて行われ、その幾つかは、UE310とeNodeB312との間に使用するシステムのための当該ワイヤレス規格に規定されている。
【0030】
一般的に、UE310の種々の実施形態は、セルラー電話、ワイヤレス通信能力を有するパーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレス通信能力を有するポータブルコンピュータ、ワイヤレス通信能力を有するデジタルカメラのような映像捕獲装置、ワイヤレス通信能力を有するゲーム装置、ワイヤレス通信能力を有する音楽記憶及び再生機器、ワイヤレスインターネットアクセス及びブラウジングを許すインターネット機器、並びにそのような機能の組み合わせを合体するポータブルユニット又はターミナルを含むが、これらに限定されない。
【0031】
MEM310B及び312Bは、ローカルの技術的環境に適した任意の形式のもので、適当なデータ記憶技術、例えば、半導体ベースのメモリ装置、フラッシュメモリ、磁気メモリ装置及びシステム、光学的メモリ装置及びシステム、固定メモリ及び取り外し可能なメモリを使用して実施することができる。DP310A及び312Aは、ローカルの技術的環境に適した任意の形式のもので、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャーをベースとするプロセッサの1つ以上を含むが、これらに限定されない。
【0032】
典型的には、eNodeB312によりサービスされる複数のUE310があり、これらのUEは、上述した3GPP TS 36.211に記載されたコード分割マルチプレクシング及びPUCCHフォーマットを使用して種々のPUCCH上の送信をeNodeB312へとマルチプレクスする。UE310は、同一の構成であっても、なくてもよいが、一般的には、その全部が、ワイヤレスネットワーク301内で動作するに必要な当該ネットワークプロトコル及び規格に電気的及び論理的に適合すると仮定する。
【0033】
特に
図4を参照して、更なる細部及び実施形態を以下に述べる。UEの観点から、本発明の規範的実施形態は、方法と;プロセッサ、メモリ、送信器及び受信器を含む装置と;コンピュータプログラムを実施するメモリと;を包含し、これらは、
図4のブロック410では、タイムスロットにおいてユーザターミナル/UEの第1アンテナから第1基準信号を使用して第1の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のターミナルとマルチプレクスするように送信を行い、又、
図4のブロック412では、その同じタイムスロットにおいてユーザターミナル/UEの第2アンテナから前記第1基準信号に直交する第2基準信号を使用して第2の物理的アップリンク制御チャンネルを経て他のターミナルとマルチプレクスするように送信を行うよう動作する。LTE特有の実施形態では、ブロック410及び412の第1及び第2の物理的アップリンク制御チャンネルは、異なるリソースであるPUCCHの異なるインスタンスであるが、LTEは、それらを同じ物理的チャンネルとして参照することに注意されたい。
【0034】
UEの観点から1つの実施形態では、第1及び第2の各基準信号で乗算された同じ記号が第1及び第2の各アンテナから送信される。又、UEの観点から別の実施形態では、第1及び第2の各基準信号で乗算された異なる記号が第1及び第2の各アンテナから送信される。これらは、
図4のブロック414に示されている。
【0035】
UEの観点から別の実施形態では、第1及び第2のアンテナから送信されるのはSRI又はCQIであり、そしてUEの観点から更に別の実施形態では、第1及び第2のアンテナから送信されるのは、ブロック416に見られるように、少なくとも第1基準信号が持続的に割り当てられるダウンリンクリソースへマップされるようにその持続的に割り当てられるダウンリンクリソースにおいてデータが受け取られる場合のACK、又は少なくとも第1基準信号が持続的に割り当てられるダウンリンクリソースへマップされるようにその持続的に割り当てられるダウンリンクリソースに基づいてデータが受け取られない場合のNACKである。これらのACK/NACK実施形態では、UEは、(第1又は第2のアンテナから送信を行う前に、ブロック408において)少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを経てデータを受け取り、そしてその少なくとも1つの物理的ダウンリンクチャンネルを少なくとも第1の物理的アップリンク制御チャンネルへとマップする。そのダウンリンクチャンネルは、ブロック406において、PDCCHを経てUEに割り当てられる。ブロック418に見られるように、ACKとされるか又はNACKとされるデータが1つの動的に割り当てられる物理的ダウンリンクチャンネルのみを経て受け取られるACK/NACK実施形態の場合には、ユーザターミナルは、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第1制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へとマップすると共に、1つの物理的ダウンリンク制御チャンネルの第2制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へとマップする。ブロック420に見られるように、ACKとされるか又はNACKとされるデータが第1及び第2の動的に割り当てられる物理的ダウンリンクチャンネルを経て受け取られるACK/NACK実施形態の場合には、ユーザターミナルは、第1の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第1基準信号へとマップすると共に、第2の物理的ダウンリンク制御チャンネルの制御チャンネル要素を経て物理的ダウンリンクチャンネルを第2基準信号へとマップする。
【0036】
UEの観点から別の実施形態では、第1基準信号は、第1サイクリックシフトを有するゼロ自己相関コード(一定振幅のゼロ自己相関CAZACコード)を含み、そして第2基準信号は、ブロック422に見られるように、第1基準信号に直交させる第2サイクリックシフトを有するゼロ自己相関コードを含む。UEの観点から更に別の実施形態では、第1及び第2の基準信号の各々は、セル特有のサイクリックシフトを伴う同じCAZACコードを含み、そして第1及び第2の基準信号は、ブロック424に見られるように、ユーザターミナルがそれらの少なくとも1つに適用するカバーコードにより直交される。[コメント:
図4の424から「セル特有(cell-specific)」を除去すべきである]
【0037】
特定のエンティティ(UE又はeNodeB)に対して
図4に示された種々のブロックは、方法のステップとして、及び/又はコンピュータプログラムコードのオペレーションから生じるオペレーションとして、及び/又は関連ファンクションを実行するように構成された複数の結合された論理回路要素として、考えられることに注意されたい。
【0038】
一般的に、種々の規範的実施形態は、ハードウェア又は特殊目的回路、ソフトウェア、ロジック又はその組み合わせで実施することができる。例えば、ある態様は、ハードウェアで実施される一方、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ又は他のコンピューティング装置で実行されるファームウェア又はソフトウェアで実施されるが、本発明は、それらに限定されない。本発明の規範的実施形態の種々の態様は、ブロック図、フローチャートとして、又は他の絵画的表現を使用して、図示して説明できるが、ここに述べるブロック、装置、システム、技術又は方法は、非限定例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊目的回路又はロジック、汎用ハードウェア又はコントローラ、又は他のコンピューティング装置、或いはその幾つかの組み合わせで実施できることも理解されたい。
【0039】
従って、本発明の規範的実施形態の少なくとも幾つかの態様は、集積回路チップ及びモジュールのような種々のコンポーネントで実施できることが明らかであろう。集積回路の設計は、全般的に、高度に自動化されたプロセスである。ロジックレベル設計を、半導体基板上に製造する準備のできた半導体回路設計へと変換するための複雑で且つパワフルなソフトウェアツールが入手できる。このようなソフトウェアツールは、良好に確立された設計ルール、及び事前に記憶された設計モジュールのライブラリーを使用して半導体基板上に導体を自動的に引き回し、コンポーネントを配置することができる。半導体回路の設計が完了すると、それにより得られた設計は、標準電子フォーマット(例えば、Opus、GDSII、等)で、半導体製造ファシリティへ、1つ以上の集積回路デバイスとして製造するために、送信される。
【0040】
当業者であれば、以上の説明を添付図面及び特許請求の範囲に関連して読んだときに、種々の変更及び適応が明らかであろう。例えば、
図4に示す幾つかのステップは、図示された以外の順序で実行することもでき、又、上述した幾つかの計算は、他の仕方で遂行することもできる。しかしながら、本発明の教示のこのような変更及び同様の変更は、全て、本発明の範囲内に包含される。
【0041】
更に、規範的実施形態は、E−UTRAN(UTRAN−LTE)システムに関連して上述したが、本発明の規範的実施形態は、この1つの特定形式のワイヤレス通信システムのみに限定使用されるものではなく、他の形式のワイヤレス通信システムにも効果的に使用できることが明らかであろう。
【0042】
「接続(connected)」、「結合(coupled)」又はその変形は、2つ以上の要素間の直接的又は間接的な接続又は結合を意味し、且つ一緒に「接続」又は「結合」される2つの要素間に1つ以上の中間要素が存在することも包含することに注意されたい。要素間の結合又は接続は、物理的、論理的又はその組み合わせである。幾つかの非限定的で且つ非徹底的な例として、ここで使用する2つの要素は、1本以上のワイヤ、ケーブル及び/又は印刷電気的接続の使用により、並びに高周波領域、マイクロ波領域及び光学的領域(可視及び非可視の両方)に波長を有する電磁エネルギーのような電磁エネルギーの使用により、一緒に「接続」又は「結合」されると考えられる。
【0043】
更に、本発明の実施例の幾つかの特徴は、他の特徴を対応的に使用せずに効果を発揮するように使用することができる。従って、以上の説明は、本発明の原理、教示、実施例、及び規範的実施形態を単に例示するものと考えられ、それらを限定するものではない。
【符号の説明】
【0044】
301:ワイヤレスネットワーク
310:UE
310A:データプロセッサ(DP)
310B:メモリ(MEM)
310C:プログラム(PROG)
310D:RFトランシーバ
310E:アンテナ
312:eNodeB
312E:アンテナ
313:データ経路
314:ネットワーク制御要素(NCE)