(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
撮影空間において利用者を被写体として撮影し、得られた撮影画像に対して利用者に編集入力を行わせ、前記撮影画像を所定のシール紙に印刷する写真シール作成装置であって、
撮影に関する撮影条件を選択する選択手段と、
複数の楽曲のいずれかを、前記撮影空間において出力される前記楽曲として選択させるための選択画面を表示する表示手段と、
前記撮影空間において、前記選択画面に表示される前記複数の楽曲のうち、前記利用者によって選択された楽曲を出力する出力手段と
を備え、
前記表示手段は、前記選択画面に表示される、前記撮影空間において出力される前記楽曲の候補のうちのいずれか1つまたは複数を、選択された前記撮影条件に応じた前記楽曲に変更し、他の前記楽曲の候補を、選択された前記撮影条件に応じた前記楽曲に変更しない
写真シール作成装置。
前記選択手段は、前記撮影条件として、利用者の指示に応じて、前記撮影画像における被写体の背景に合成させる背景画像を分類するカテゴリ、および、選択された前記カテゴリに分類される前記背景画像のうちの少なくともいずれか1つを選択し、
前記表示手段は、前記選択画面に表示される前記複数の楽曲のうちのいずれか1つまたは複数を、選択された前記カテゴリまたは前記背景画像に応じた前記楽曲に変更する
請求項1または2に記載の写真シール作成装置。
前記選択手段は、前記撮影条件として、利用者の指示に応じて、前記撮影画像における被写体の背景に合成させる背景画像であって、所定のテーマで統一された複数の前記背景画像を1組のセットとするセット背景を分類するカテゴリ、および、選択された前記カテゴリに分類される前記セット背景のうちの少なくともいずれか1つを選択し、
前記表示手段は、前記選択画面に表示される前記複数の楽曲のうちのいずれか1つまたは複数を、選択された前記カテゴリまたは前記セット背景に応じた前記楽曲に変更する
請求項1または2に記載の写真シール作成装置。
撮影空間において利用者を被写体として撮影し、得られた撮影画像に対して利用者に編集入力を行わせ、前記撮影画像を所定のシール紙に印刷する写真シール作成装置の撮影方法であって、
前記写真シール作成装置が、
撮影に関する撮影条件を選択し、
複数の楽曲のいずれかを、前記撮影空間において出力される前記楽曲として選択させるための選択画面を表示し、
前記撮影空間において、前記選択画面に表示される前記複数の楽曲のうち、前記利用者によって選択された楽曲を出力する
ステップを含み、
前記ステップは、前記選択画面に表示される、前記撮影空間において出力される前記楽曲の候補のうちのいずれか1つまたは複数を、選択された前記撮影条件に応じた前記楽曲に変更し、他の前記楽曲の候補を、選択された前記撮影条件に応じた前記楽曲に変更しない
撮影方法。
撮影空間において利用者を被写体として撮影し、得られた撮影画像に対して利用者に編集入力を行わせ、前記撮影画像を所定のシール紙に印刷する写真シール作成装置を制御する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
撮影に関する撮影条件を選択する選択ステップと、
複数の楽曲のいずれかを、前記撮影空間において出力される前記楽曲として選択させるための選択画面を表示する表示ステップと、
前記撮影空間において、前記選択画面に表示される前記複数の楽曲のうち、前記利用者によって選択された楽曲を出力する出力ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記選択画面に表示される、前記撮影空間において出力される前記楽曲の候補のうちのいずれか1つまたは複数を、選択された前記撮影条件に応じた前記楽曲に変更し、他の前記楽曲の候補を、選択された前記撮影条件に応じた前記楽曲に変更しない
プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
[写真シール作成装置の外観構成]
図1および
図2は、写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。
【0023】
写真シール作成装置1は、撮影画像や編集済み画像を提供するゲーム機である。画像の提供は、シール紙に印刷した形で行われることもあるし、サーバに送信した画像を利用者の携帯端末上で閲覧可能にする形で行われることもある。写真シール作成装置1は、アミューズメント施設などの施設や店舗に設置される。利用者は、主に女子高生や若い女性が中心とされる。利用者は1人であることもあるが、主に、1組あたり2人や3人等の複数人である。
【0024】
写真シール作成装置1で遊ぶ利用者は、自身が被写体となって撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像の中から選択した画像を、手書きの文字やスタンプ画像を合成して編集することにより、撮影画像を彩り豊かな画像にする。利用者は、撮影画像や編集済み画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させる。
【0025】
図1に示すように、写真シール作成装置1は、基本的に、撮影ユニット11と編集ユニット12が接した状態で設置されることによって構成される。
【0026】
撮影ユニット11は、事前接客部20、撮影部21、および背景部22から構成される。事前接客部20は、撮影部21の両側面に設置されており、それぞれの前方の空間が、事前接客処理を行う事前接客空間となる。また、撮影部21と背景部22は所定の距離だけ離れて設置され、撮影部21と背景部22の間に形成される空間が、撮影処理を行う撮影空間となる。
【0027】
事前接客部20は、写真シール作成装置1によって提供されるゲームを紹介するガイダンスを行ったり、撮影空間で行われる撮影処理における各種の設定を行ったりする事前接客処理を行う装置である。事前接客部20には、利用者による代金を受け取る硬貨投入口、各種の操作に用いられるタブレット内蔵モニタやタッチペンが設けられる。事前接客部20は、撮影空間の空き状況に応じて、適宜、事前接客空間にいる利用者を撮影空間へと案内する。
【0028】
撮影部21は、利用者を被写体とした撮影処理を行う装置である。撮影部21は、撮影空間に入った利用者の正面に位置する。撮影空間に臨む撮影部21の正面には、カメラや各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。撮影空間にいる利用者から見て右側の面を右側面、左側の面を左側面とすると、撮影部21の右側面が側面パネル41Aにより構成され、左側面が側面パネル41B(
図3)により構成され、さらに、正面が正面パネル42により構成される。なお、側面パネル41A,41Bそれぞれには、上述した事前接客部20が設置される。
【0029】
背景部22は、正面を向いて撮影を行っている利用者の背面側に位置する板状の部材である背面パネル51、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル41Aより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52A、および、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル41Bより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52B(
図3)から構成される。
【0030】
撮影部21の右側面を構成する側面パネル41Aと背景部22の側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられる。側面パネル41Aと側面パネル52Aは、上部が板状の部材である連結部23Aによって連結され、下部が、床面に設けた例えば金属製の部材である連結部23A’によって連結される。撮影部21の左側面を構成する側面パネル41Bと背景部22の側面パネル52Bも同様に、ほぼ同一平面に設けられ、上部において連結部23B(図示せず)によって連結され、下部において連結部23B’(図示せず)によって連結される。
【0031】
撮影部21の側面パネル41A、連結部23A、および背景部22の側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口となる。また、撮影部21の側面パネル41B、連結部23B、および背景部22の側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口となる。
【0032】
背景部22の上部には、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bに支持される形で背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25には、撮影によって得られる撮影画像において利用者の背景に写る所定の色の背景カーテンが収納される。背景カーテンユニット25は、撮影と連動して、適宜、撮影空間内に、例えば緑色のクロマキー用のカーテンを下ろす。
【0033】
なお、クロマキー用のカーテンを予め撮影空間の背面となる背面パネル51に張り付けるようにしてもよい。クロマキー用のカーテンを背景として撮影が行われる場合には、合成用の背景画像を複数種類用意し、撮影処理や編集処理においてクロマキー処理を行うことで、利用者が所望する背景画像をカーテンの部分に合成することができるようにする。
【0034】
撮影空間の上方には、撮影部21の正面、連結部23A、連結部23B、および背景カーテンユニット25に囲まれた天井が形成され、その天井の一部として天井ストロボユニット24が設けられる。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、撮影に合わせて撮影空間内に向けて光を照射するストロボを内蔵する。天井ストロボユニット24の内部には、ストロボの他に蛍光灯が設けられており、撮影空間の照明としても機能する。
【0035】
編集ユニット12は、撮影画像の編集処理を行う装置である。編集ユニット12は、一方の側面が撮影部21の背面に接するように撮影ユニット11に連結して設けられる。
【0036】
図1および
図2において見える編集ユニット12の構成を正面側の構成とすると、2組の利用者が同時に編集を行うことができるように、編集ユニット12の正面側と背面側には編集に用いられる構成がそれぞれ設けられる。
【0037】
編集ユニット12の正面側は、床面に対して垂直な面であり、撮影部21の側面パネル41Aとほぼ平行な面である面61と、面61の上方に形成された斜面62から構成される。斜面62には、編集作業に用いられる構成として、タブレット内蔵モニタやタッチペンが設けられる。斜面62の右側には、照明装置64の一端を支持する柱状の支持部63Aが設けられる。斜面62の左側にも、照明装置64の他端を支持する柱状の支持部63Bが設けられる。支持部63Aの上面にはカーテンレール26を支持する支持部65が設けられる。
【0038】
編集ユニット12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、3本のレール26A乃至26Cを、上から見たときの形状がコの字状となるように組み合わせることによって構成される。平行に設けられるレール26Aと26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、他端にレール26Cの両端が接合される。
【0039】
カーテンレール26には、編集ユニット12の正面前方の空間と背面前方の空間の内部が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。カーテンレール26に取り付けられたカーテンにより囲まれる編集ユニット12の正面前方の空間と背面後方の空間が、利用者が撮影画像の編集を行う編集空間となる。
【0040】
また、後述するが、編集ユニット12の右側面には、印刷済みのシール紙が排出される排出口が設けられる。編集ユニット12の右側面前方の空間が、利用者が印刷済みのシール紙が排出されるのを待つ印刷待ち空間となる。
【0041】
[利用者の移動について]
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について説明する。
図3は、写真シール作成装置1を上から見た平面図である。
【0042】
まず、事前接客部20の前方の空間である事前接客空間A0−1または事前接客空間A0−2において硬貨投入口に代金を投入した利用者は、タブレット内蔵モニタに表示される画面に従って各種の設定を、タッチペンを用いて行う。事前接客空間A0−1,A0−2においては、例えば、撮影空間で行われる撮影に関する条件の選択などが事前接客作業として行われる。
【0043】
事前接客作業を終えた利用者は、白抜き矢印#1で示すように出入り口G1から、または白抜き矢印#2で示すように出入り口G2から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入り、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影を行う。出入り口G1は側面パネル41Aと側面パネル52Aの間の開口であり、出入り口G2は側面パネル41Bと側面パネル52Bの間の開口である。
【0044】
なお、事前接客空間A0−1と事前接客空間A0−2のそれぞれにおいて、2組の利用者が同時に事前接客作業を行うことが可能であるが、先に事前接客作業を終えた利用者が、撮影空間A1へと案内される。このとき、事前接客部20は、事前接客作業を終えていない利用者に対して、撮影処理に関するガイダンスを行うなどして、先に撮影空間A1に入った利用者が撮影を終えるまで待機させるようにする。
【0045】
撮影を終えた利用者は、白抜き矢印#3で示すように出入り口G1を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−1に移動するか、白抜き矢印#4で示すように出入り口G2を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−2に移動する。
【0046】
編集空間A2−1は、編集ユニット12の正面側の編集空間であり、編集空間A2−2は、編集ユニット12の背面側の編集空間である。編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかは、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は撮影画像の編集を開始する。編集空間A2−1の利用者と、編集空間A2−2の利用者は同時に編集を行うことができる。
【0047】
編集が終了した後、撮影画像や編集画像の印刷が開始される。画像の印刷が終了すると、編集空間A2−1での編集を終えた利用者は、白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−1から印刷待ち空間A3に移動する。また、編集空間A2−2での編集を終えた利用者は、白抜き矢印#6で示すように編集空間A2−2から印刷待ち空間A3に移動する。
【0048】
印刷待ち空間A3に移動した利用者は、編集ユニット12の右側面に設けられた排出口からシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終えることになる。
【0049】
次に、各装置の構成について説明する。
【0050】
[事前接客部の構成]
図4は、側面パネル41A(または側面パネル41B)に設置される事前接客部20の正面側の構成例を示す図である。
【0051】
事前接客部20の上方にはタブレット内蔵モニタ71が設けられる。タブレット内蔵モニタ71を挟んで左側にタッチペン72Aが設けられ、右側にタッチペン72Bが設けられる。タブレット内蔵モニタ71は、タッチペン72Aまたは72Bを用いて操作入力が可能なタブレットがディスプレイを露出するように設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ71には、コース選択や背景選択などの事前接客処理に用いられる画面が表示される。2人の利用者が同時に事前接客作業を行う場合、タッチペン72Aはタブレット内蔵モニタ71に向かって左側にいる利用者により用いられ、タッチペン72Bはタブレット内蔵モニタ71に向かって右側にいる利用者により用いられる。
【0052】
タブレット内蔵モニタ71の下には、事前接客処理の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音等の音を出力するスピーカ73が設けられ、スピーカ73の下には、利用者が硬貨を入れる硬貨投入返却口74が設けられる。
【0053】
[撮影部の構成]
図5は、撮影部21の正面の構成例を示す図である。撮影部21は、側面パネル41A、側面パネル41B、および正面パネル42が、箱状の形状を有するベース部43に取り付けられることによって構成される。
【0054】
正面パネル42の中央には、カメラユニット81が設けられる。カメラユニット81は、カメラ91、タッチパネルモニタ92、および正面ストロボ93から構成される。
【0055】
カメラ91は、例えば一眼レフカメラであり、レンズが露出するようにカメラユニット81の内部に取り付けられる。カメラ91はCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を有し、撮影空間A1にいる利用者を撮影する。カメラ91により取り込まれた動画像(以下、ライブビュー画像ともいう)は、タッチパネルモニタ92にリアルタイムで表示される。利用者により撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により取り込まれた静止画は、撮影画像として保存される。
【0056】
カメラ91の上に設けられた正面ストロボ93は、乳白アクリル板よりなる横長楕円形の発光面1つと縦長楕円形の発光面2つを有する。正面ストロボ93は、カメラ91による撮影に合わせて発光することで、被写体としての利用者の顔付近を正面から照射する。
【0057】
カメラユニット81の下に設けられたタッチパネルモニタ92は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ92は、カメラ91により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)を表示し、利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。タッチパネルモニタ92には、カメラ91により取り込まれた動画像(ライブビュー画像)や静止画像(撮影画像)が表示される。
【0058】
カメラユニット81の上方には、曲面の発光面を利用者に向けた上ストロボ82が設置される。上ストロボ82は、カメラ91による撮影に合わせて発光することで、上方から利用者を照射する。
【0059】
ベース部43の中央には利用者の下半身および足元を照射する足元ストロボ83が設けられる。
【0060】
ベース部43の上面には、足元ストロボ83の上面を挟んでスペース84A,84Bが左右に形成される。スペース84A,84Bは、撮影を行う利用者が手荷物等を置くための荷物置き場として用いられる。図示はしないが、正面パネル42の例えば天井付近には、撮影処理の案内音声、BGM、効果音等の音を出力するスピーカも設けられる。
【0061】
[背景部の構成]
図6は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す図である。
【0062】
上述したように、背面パネル51の上方には背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25のほぼ中央には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を後方中央から照射する背面中央ストロボ101が取り付けられる。
【0063】
背面パネル51の、出入り口G1側の位置には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を右後方から照射する背面右ストロボ102が取り付けられる。また、背面パネル51の、出入り口G2側の位置には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を左後方から照射する背面左ストロボ103が取り付けられる。
【0064】
[編集ユニットの構成]
図7は、編集ユニット12の正面側(編集空間A2−1側)の構成例を示す図である。
【0065】
斜面62のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131を挟んで左側にタッチペン132Aが設けられ、右側にタッチペン132Bが設けられる。
【0066】
タブレット内蔵モニタ131は、タッチペン132Aまたはタッチペン132Bを用いて操作入力が可能なタブレットがディスプレイを露出するように設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ131には、例えば撮影画像の編集に用いられる編集画面が表示される。2人の利用者が同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aはタブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者により用いられ、タッチペン132Bはタブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者により用いられる。
【0067】
図8は、編集ユニット12の右側面の構成例を示す図である。
【0068】
編集ユニット12の右側面下方にはシール紙排出口161が設けられる。編集ユニット12の内部にはプリンタが設けられており、編集空間A2−1の利用者が写る画像、または、編集空間A2−2の利用者が写る画像が所定のレイアウトでシール紙に印刷され、シール紙排出口161から排出される。
【0069】
[写真シール作成装置の内部構成]
図9は、写真シール作成装置1の内部の構成例を示すブロック図である。
図9において、上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してあり、重複する説明については適宜省略する。
【0070】
制御部201はCPU(Central Processing Unit)などよりなり、ROM(Read Only Memory)206や記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、事前接客部208A,208B、撮影部209、編集部210A,210B、および印刷部211の各構成も接続される。
【0071】
記憶部202は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体からなり、制御部201から供給された各種の設定情報等を記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201により適宜読み出される。
【0072】
通信部203は、インターネットなどのネットワークのインタフェースであり、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。通信部203は、例えば撮影画像や編集済み画像をサーバに送信する。通信部203から送信された画像は、サーバにおいて所定の記憶領域が割り当てられて保存され、サーバにアクセスしてきた携帯端末に表示されたり、ダウンロードされたりする。
【0073】
ドライブ204には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によりリムーバブルメディア205から読み出されたコンピュータプログラムやデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
【0074】
ROM206には、制御部201において実行されるプログラムやデータが記憶されている。RAM207は、制御部201が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
【0075】
事前接客部208Aは、事前接客空間A0−1にいる利用者を対象とした事前接客処理を行う。事前接客部208Aは、タブレット内蔵モニタ71、タッチペン72A,72B、スピーカ73、および硬貨処理部221から構成される。事前接客部208Bは、事前接客部208Aと同一の構成を有しており、事前接客空間A0−2にいる利用者を対象とした事前接客処理を行う。なお、以下、事前接客部208A,208Bを特に区別しない場合には、単に、事前接客部208という。
【0076】
タブレット内蔵モニタ71は、制御部201による制御に従って各種の選択画面を表示し、選択画面に対する利用者の操作を検出する。利用者の操作の内容を表す入力信号は制御部201に供給され、各種の選択処理が行われる。
【0077】
硬貨処理部221は、硬貨投入返却口74に対する硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、例えば400円などの所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、そのことを表す起動信号を制御部201に出力する。
【0078】
撮影部209は、撮影空間A1にいる利用者を対象とした撮影処理を行う。撮影部209は、背景制御部231、照明装置232、カメラ91、タッチパネルモニタ92、およびスピーカ233から構成される。
【0079】
背景制御部231は、制御部201から供給される背景制御信号に従って背景カーテンユニット25による背景カーテンの上げ下ろしを制御する。
【0080】
照明装置232は、撮影空間A1内の各ストロボであり、制御部201から供給される照明制御信号に従って発光する。撮影空間A1には、天井ストロボユニット24のストロボの他に、撮影部21の正面ストロボ93、上ストロボ82、足元ストロボ83、背景部22の背面中央ストロボ101、背面右ストロボ102、および背面左ストロボ103が設けられる。
【0081】
カメラ91は、制御部201によるシャッタ制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた画像(画像データ)を制御部201に出力する。
【0082】
編集部210Aは、編集空間A2−1にいる利用者を対象とした編集処理を行う。編集部210Aは、タブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A,132B、およびスピーカ241から構成される。編集部210Bは、編集部210Aと同一の構成を有しており、編集空間A2−2にいる利用者を対象とした編集処理を行う。なお、以下、編集部210A,210Bを特に区別しない場合には、単に、編集部210という。
【0083】
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の操作を検出する。利用者の操作の内容を表す入力信号は制御部201に供給され、編集対象の撮影画像の編集が行われる。
【0084】
印刷部211は、印刷待ち空間A3にいる利用者に印刷済みのシール紙を提供する印刷処理を行う。印刷部211は、プリンタ251を含むように構成される。プリンタ251にはシール紙ユニット252が装着される。
【0085】
プリンタ251は、制御部201から供給された印刷データに基づいて、撮影画像や編集済み画像をシール紙ユニット252に収納されているシール紙261に印刷し、シール紙排出口161に排出する。
【0086】
[制御部の構成]
図10は、制御部201の機能構成例を示すブロック図である。
図10に示す機能ブロックのうちの少なくとも一部は、制御部201内のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。
【0087】
制御部201においては、事前接客処理部301、撮影処理部302、編集処理部303、および印刷処理部304が実現される。
【0088】
事前接客処理部301は、事前接客部208の各部を制御し、事前接客処理を行う。撮影処理部302は、撮影部209の各部を制御し、撮影処理を行う。編集処理部303は、編集部210の各部を制御し、編集処理を行う。印刷処理部304は、印刷部211のプリンタ251を制御し、印刷処理を行う。
【0089】
[事前接客処理部の機能構成例]
次に、
図11を参照して、事前接客処理部301の機能構成例について説明する。
【0090】
事前接客処理部301は、表示制御部311、入力受付部312、撮影条件選択部313、およびBGM選択部314から構成される。
【0091】
表示制御部311は、事前接客部208におけるタブレット内蔵モニタ71の表示を制御する。例えば、表示制御部311は、撮影に関する条件である撮影条件を選択させるための選択画面や、撮影空間において流れるBGMとしての楽曲を選択させるための選択画面を、タブレット内蔵モニタ71に表示させる。
【0092】
入力受付部312は、タブレット内蔵モニタ71に対する、利用者によるタッチペン72A,72Bを用いた操作入力を受け付ける。例えば、入力受付部312は、タブレット内蔵モニタ71に表示された各種の選択画面に対する選択の操作入力を受け付ける。
【0093】
撮影条件選択部313は、撮影条件を選択させるための選択画面に対する入力受付部312の受け付け結果に基づいて撮影条件を選択したり、予め決められた、複数の撮影条件のうちのいずれかを選択し、確定する。
【0094】
ここで、撮影条件には、撮影空間で行われる撮影によって得られる撮影画像において被写体の背景となる背景画像やその背景画像を分類するカテゴリ、撮影画像に対して施される画像処理や撮影時の照明制御等によって決まる被写体の写り等がある。
【0095】
BGM選択部314は、BGMを選択させるための選択画面に対する入力受付部312の受け付け結果に基づいてBGMを選択したり、予め決められた、複数のBGMのうちのいずれかを選択し、確定する。
【0096】
[撮影処理部の機能構成例]
次に、
図12を参照して、撮影処理部302の機能構成例について説明する。
【0097】
撮影処理部302は、表示制御部321、入力受付部322、撮影処理部323、目・明るさ選択部324、およびBGM出力部325から構成される。
【0098】
表示制御部321は、撮影部209におけるタッチパネルモニタ92の表示を制御する。
【0099】
入力受付部322は、タッチパネルモニタ92に対する、利用者による操作入力を受け付ける。
【0100】
撮影制御部323は、カメラ91を制御し、利用者を被写体として複数回の撮影を行い、複数枚の撮影画像を取得する。
【0101】
目・明るさ選択部324は、タッチパネルモニタ92に対する、利用者による操作入力に基づいて、撮影画像における被写体(利用者)の目の大きさや肌の明るさを選択する。
【0102】
BGM出力部325は、例えば記憶部202に保存されている種々の楽曲を再生する機能を有し、BGM選択部314によって選択され確定された、撮影空間において流れるBGMとしての楽曲を、スピーカ233から出力させる。
【0103】
[写真シール作成装置の動作]
ここで、
図13のフローチャートを参照して、写真シール作成ゲームを提供する写真シール作成装置1の動作について説明する。
【0104】
ステップS1において、事前接客処理部301は、所定の金額分の硬貨が投入されたか否かを硬貨処理部221から供給される起動信号に基づいて判定し、投入されたと判定するまで待機する。
【0105】
ステップS1において、硬貨が投入されたと判定された場合、ステップS2において、事前接客処理部301は、事前接客空間A0−1と事前接客空間A0−2のうち、硬貨の投入がなされた方の事前接客空間に対応する事前接客部208を制御し、上述した撮影条件の選択、さらには、撮影空間において流れるBGMの選択などを利用者に行わせることで、各種の設定を行う事前接客処理を行う。
【0106】
ステップS3において、事前接客処理部301は、事前接客作業を行っている利用者が、撮影空間A1へ移動可能であるか否かを判定する。具体的には、事前接客処理部301は、前の組の利用者の撮影作業の進行状況に基づいて、撮影空間A1が使用中であるか否かを判定し、撮影空間A1が使用中で、事前接客作業を行っている利用者の撮影空間A1への移動が不可能であると判定した場合、処理はステップS2に戻り、例えば撮影処理に関するガイダンス等を行うことで、事前接客処理を継続して行う。
【0107】
そして、ステップS3において、撮影空間A1が使用中でなく、撮影空間A1へ移動可能であると判定された場合、処理はステップS4に進み、事前接客処理部301は、事前接客空間A0−1または事前接客空間A0−2にいる利用者に対して、撮影空間A1への移動を案内する。撮影空間A1への移動の案内は、事前接客部208のタブレット内蔵モニタ71に案内画面を表示させることによって、または音声をスピーカ73から出力させることによって行われる。
【0108】
ステップS5において、撮影処理部302は、撮影部209を制御し、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ92にライブビュー表示させ、撮影空間A1にいる利用者を被写体として撮影し、撮影画像を取得する撮影処理を行う。
【0109】
撮影処理においては、例えば7回の撮影が行われ、撮影結果として7枚の撮影画像が得られる。もちろん、撮影が行われる回数は7回に限られない。
【0110】
ステップS6において、撮影処理部302は、撮影空間A1にいる利用者に対して、編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動を案内する。編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動の案内は、撮影部209のタッチパネルモニタ92に案内画面を表示させることによって、または音声をスピーカ233から出力させることによって行われる。
【0111】
ステップS7において、編集処理部303は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影処理を終えた利用者の移動先とした方の編集空間に対応する編集部210を制御し、撮影処理により得られた撮影画像に対して利用者に落書き編集を行わせ、落書き編集が施された編集済み画像を生成する編集処理を行う。編集処理においては、シール紙に印刷される編集済み画像や撮影画像の配置や、シール紙において編集済み画像や撮影画像が配置される領域以外の領域のデザイン(色や図柄を含む)を表すシールレイアウトも、利用者の選択によって決定される。
【0112】
なお、編集済み画像や撮影画像は、外部のサーバを介して、利用者の所有する携帯電話機等の携帯端末に送信される。そこで、編集処理においては、携帯端末が、サーバにアクセスするのに必要なURLが記載されたメールを受信するために必要な、携帯端末のメールアドレスを、利用者に入力させるようにする。
【0113】
これにより、サーバは、利用者により入力されたメールアドレス宛てに、携帯端末がサーバにアクセスするのに必要なURLが記載されたメールを送信する。そして、そのURLに基づいて、利用者が所有する携帯端末が、インターネットなどのネットワークを介して、サーバにアクセスすることで、サーバに送信された編集済み画像や撮影画像が携帯端末に提供される。
【0114】
ステップS8において、印刷処理部304は、撮影処理により得られた撮影画像、または編集処理により得られた編集済み画像を、印刷画像としてプリンタ251に出力してシール紙に印刷する印刷処理を行う(開始する)。
【0115】
印刷が終了すると、ステップS9において、プリンタ251は、画像が印刷されたシール紙をシール紙排出口161に排出し、処理を終了させる。このとき、編集処理部303は、編集空間A2−1または編集空間A2−2で編集処理を終えた利用者に対して、印刷が終了した旨をタブレット内蔵モニタ131に表示させることで、印刷待ち空間A3への移動を案内する。印刷待ち空間A3への移動の案内は、音声をスピーカ241から出力させることによって行われるようにしてもよい。
【0116】
[事前接客処理の流れ]
次に、
図14のフローチャートを参照して、上述した写真シール作成ゲームの一連の処理におけるステップS2の事前接客処理の流れを説明する。
【0117】
事前接客処理が開始されると、事前接客処理部301は、タブレット内蔵モニタ71やスピーカ73等を制御して、写真シール作成ゲームの流れを案内する画像や音声を出力することにより、利用者に対して写真シール作成ゲームのガイダンスを行う。
【0118】
そして、ステップS31において、表示制御部311が、背景コース選択画面をタブレット内蔵モニタ71に表示させ、入力受付部312が、タッチペン72A,72Bを用いた利用者からの指示を受け付けることで、利用者に、背景コースを選択させる。撮影条件選択部313は、入力受付部312の受け付け結果に基づいて、撮影条件の1つとして、複数の背景コースのうちのいずれか1つを選択する。背景コース選択画面は、撮影画像に合成される背景画像のタイプを決定する背景コースの選択に用いられる画面である。背景コースには、例えば、背景画像のタイプとして、背景画像が合成された撮影画像が、楽しく愉快な雰囲気の仕上がりとなる背景画像が提供される「エンジョイショット」コースと、背景画像が合成された撮影画像が、落ち着いたやや大人っぽい雰囲気の仕上がりとなる背景画像が提供される「キレイショット」コースとがある。
【0119】
ステップS32において、表示制御部311が、写りコース選択画面をタブレット内蔵モニタ71に表示させ、入力受付部312が、タッチペン72A,72Bを用いた利用者からの指示を受け付けることで、利用者に、写りコースを選択させる。撮影条件選択部313は、入力受付部312の受け付け結果に基づいて、撮影条件の1つとして、複数の写りコースのうちのいずれかを選択する。写りコース選択画面は、撮影画像における被写体の写りを決定する写りコースの選択に用いられる画面である。
【0120】
ステップS33において、表示制御部311が、名前入力画面をタブレット内蔵モニタ71に表示させ、入力受付部312が、タッチペン72A,72Bを用いた利用者からの指示を受け付けることで、利用者それぞれの名前を入力させる。名前入力画面は、利用者による名前の入力に用いられる画面である。
【0121】
ステップS34において、表示制御部311が、セット背景選択画面をタブレット内蔵モニタ71に表示させ、入力受付部312が、タッチペン72A,72Bを用いた利用者からの指示を受け付けることで、利用者に、セット背景を選択させる。撮影条件選択部313は、入力受付部312の受け付け結果に基づいて、撮影条件の1つとして、複数のセット背景のうちのいずれか1つを選択する。
【0122】
なお、セット背景は、所定のテーマで統一された複数の背景画像を1組のセットとして構成される。
【0123】
図15は、セット背景の選択の際に表示されるセット背景選択画面の例を示す図である。
【0124】
図15に示されるように、セット背景選択画面411には、セット背景が、「おすすめ」、「カラー」、「デザイン」、「イベント」といったカテゴリ毎のボタン421乃至424によって切り替えて表示されるようになされており、
図15の例では、「おすすめ」ボタン421が選択されている。「おすすめ」ボタン421が選択されているセット背景選択画面411には、6つのセット背景431乃至436がそれぞれのテーマ毎に表示されている。
【0125】
また、図示はしないが、例えば「イベント」ボタン424が選択された場合のセット背景選択画面411には、季節に応じたイベントや、誕生日などの記念日をテーマとしたセット背景が表示されるようになる。
【0126】
なお、「おすすめ」、「カラー」、「デザイン」、「イベント」といったセット背景の各カテゴリは、ボタン421乃至424による表示に限らず、タブやラジオボタン等のウィジェット(GUIの部品)によって切り替えて表示されるようにしてもよい。
【0127】
図14のフローチャートに戻り、ステップS35において、表示制御部311が、コラージュ撮影コース選択画面をタブレット内蔵モニタ71に表示させ、入力受付部312が、タッチペン72A,72Bを用いた利用者からの指示を受け付けることで、利用者に、コラージュ撮影の撮影コースを選択させる。撮影条件選択部313は、入力受付部312の受け付け結果に基づいて、撮影条件の1つとして、複数のコラージュ撮影の撮影コースのうちのいずれか1つを選択する。
【0128】
コラージュ撮影とは、撮影処理において行われる7回の撮影のうちの7回目の撮影であり、この撮影により得られる7枚目の撮影画像を、1回目から6回目の撮影により得られた6枚の撮影画像のうちの所定枚数の撮影画像とともに、所定のデザインが施されたデザイン画像上に配置されてなるコラージュ撮影画像を得るための撮影とされる。そして、コラージュ撮影コース選択画面は、コラージュ撮影画像に対してフィルタ加工(画像の明るさや透明感、色調を変更する処理)を施すか否かを決定するコース選択に用いられる画面である。
【0129】
ステップS36において、表示制御部311が、BGM選択画面をタブレット内蔵モニタ71に表示させ、入力受付部312が、タッチペン72A,72Bを用いた利用者からの指示を受け付けることで、利用者に、撮影空間において流れるBGMを選択させる。BGM選択部314は、入力受付部312の受け付け結果に基づいて、撮影空間において流れるBGMを選択する。
【0130】
図16は、撮影空間において流れるBGMとしての楽曲の選択の際に表示されるBGM選択画面の例を示す図である。
【0131】
図16に示されるように、BGM選択画面461には、その右側の領域に、BGMとしての楽曲の候補である5つの楽曲を表す楽曲ボタン471−1乃至471−5が設けられている。楽曲ボタン471−1乃至471−5のうちのいずれかが選択されると、選択された楽曲ボタンに対応する楽曲(楽曲名)が、楽曲ボタン471−1乃至471−5の左側の領域に大きく設けられてる、レコード盤を模した選択楽曲表示部472に表示される。このとき、BGM選択部314は、事前接客部208のスピーカ73を介して、選択されている楽曲ボタンに対応する楽曲を出力する。
【0132】
具体的には、楽曲ボタン471−1が選択されると、対応する楽曲「Approach」の楽曲名が選択楽曲表示部472に表示されるとともに、楽曲「Approach」がスピーカ73から出力される。楽曲ボタン471−2が選択されると、対応する楽曲「Rear」の楽曲名が選択楽曲表示部472に表示されるとともに、楽曲「Rear」がスピーカ73から出力される。
【0133】
また、楽曲ボタン471−3が選択されると、対応する楽曲「Best Song Never」の楽曲名が選択楽曲表示部472に表示されるとともに、楽曲「Best Song Never」がスピーカ73から出力される。楽曲ボタン471−4が選択されると、対応する楽曲「HARD BEAT」の楽曲名が選択楽曲表示部472に表示されるとともに、楽曲「HARD BEAT」がスピーカ73から出力される。
【0134】
そして、楽曲ボタン471−5が選択されると、対応する楽曲「バレンタイン・キッズ」の楽曲名が選択楽曲表示部472に表示されるとともに、楽曲「バレンタイン・キッズ」がスピーカ73から出力される。
【0135】
なお、楽曲ボタン471−5に対応する楽曲は、そのときの季節に応じた季節限定の楽曲とされる。例えば、楽曲ボタン471−5に対応する楽曲として、2月15日から5月31日までの間は、春をテーマにした楽曲が用意され、6月1日から9月30日までの間は、夏をテーマにした楽曲が用意される。また、10月1日から11月30日までの間は、ハロウィンをテーマにした楽曲が用意され、12月1日から12月25日までの間は、クリスマスをテーマにした楽曲が用意される。そして、12月26日から1月14日までの間は、お正月をテーマにした楽曲が用意され、1月15日から2月14日までの間は、バレンタインデーをテーマにした楽曲が用意される。
【0136】
なお、
図16は、最初にBGM選択画面461が表示されたときのデフォルトの状態を示しており、この状態では、楽曲ボタン471−1が選択され、その楽曲ボタン471−1に対応する楽曲名「Approach」が選択楽曲表示部472に表示される。また、スピーカ73からは、楽曲名が「Approach」である楽曲が出力される。
【0137】
特に、デフォルトの状態でのBGM選択画面461においては、楽曲ボタン471−1が選択されていることがわかるように、楽曲ボタン471−1が他の楽曲ボタンとは異なる色で表示されるようにすることで、利用者に対して、どの楽曲が選択され出力されているのかを認識させるとともに、他の楽曲ボタンを選択することで、他の楽曲が出力されることを認識させることができる。
【0138】
また、BGM選択画面461には、その左下側の領域に、スピーカ73から出力される楽曲の音量を調整するための音量調整ボタン473と、スピーカ73から出力される楽曲の音量の程度を表す音量インジケータ474が設けられている。
【0139】
さらに、BGM選択画面461において、選択楽曲表示部472の下側の領域に、選択楽曲表示部472に表示されている楽曲を、撮影空間において流れるBGMに決定するためのOKボタン475が設けられている。
【0140】
すなわち、利用者は、楽曲ボタン471−1乃至471−5のうちのいずれかを選択し、スピーカ73から出力される、選択された楽曲ボタンに対応する楽曲を試聴して、OKボタン475を押下することで、その楽曲を撮影空間において流れるBGMに決定することができる。なお、予め設定された時間内であれば(BGM選択画面461の左上に表示されるカウントダウンインジケータが0になるまでは)、OKボタン475を押下するまで、楽曲ボタン471−1乃至471−5のうちのいずれかを繰り返し選択することで、それぞれの楽曲ボタンに対応する楽曲を試聴することができる。
【0141】
このようにして、BGM選択画面461において、楽曲ボタン471−1乃至471−5のうちのいずれかが選択され、OKボタン475が押下されると、処理は
図13のステップS2に戻り、それ以降の処理が行われる。
【0142】
ところで、BGM選択画面461において、楽曲ボタン471−1乃至471−5のうちの少なくともいずれか1つは、撮影条件選択部313により選択された撮影条件に応じた楽曲に対応した楽曲ボタンに変更されるようになされている。
【0143】
具体的には、楽曲ボタン471−1乃至471−5のうちの楽曲ボタン471−4に対応する楽曲が、撮影条件の1つであるセット背景に応じた楽曲に変更されるようになる。
【0144】
例えば、「イベント」ボタン424が選択された場合のセット背景選択画面411において、誕生日をテーマとしたセット背景が選択されている場合、
図17に示されるように、楽曲ボタン471−4に対応する楽曲が、撮影条件の1つであるセット背景(セット背景のテーマ)、すなわち、誕生日に応じた楽曲「ハッピーバースデートゥーユー」に変更される。
【0145】
なお、撮影条件に応じて変更される楽曲は、楽曲ボタン471−1乃至471−5のうちの楽曲ボタン471−4に対応する楽曲1つに限らず、複数の楽曲であってもよいし、全ての楽曲であってもよい。
【0146】
さらに、撮影条件に応じて変更される楽曲は、セット背景選択画面411において選択されたカテゴリ毎のボタン421乃至424に応じた楽曲であってもよい。具体的には、セット背景選択画面411において「イベント」ボタン424が選択されている場合には、楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲のうちの少なくとも1つが、その撮影日が含まれる季節に沿った楽曲に変更されるようにしてもよい。例えば、撮影日が12月20日であれば、セット背景選択画面411において「イベント」ボタン424が選択されることで表示されるセット背景のいずれが選択されたかによらず、楽曲ボタン471−1乃至471−5のうちの少なくとも1つが、クリスマスをテーマにした楽曲に変更されるようにする。
【0147】
以上のようにして、BGM選択画面461において、楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲のうちの少なくとも1つが、撮影条件の1つであるセット背景のテーマやカテゴリに応じた楽曲に変更される。すなわち、利用者がその時の気分によって選択した撮影条件(セット背景)に応じた楽曲が、撮影空間に流れるBGMの選択肢として提示されるようになる。したがって、利用者は、その時の気分に合ったBGMを探すのに手間取ることもなく、利用者によるBGM選択の手間を軽減することが可能となる。
【0148】
なお、以上においては、撮影条件の1つとしてセット背景が選択されるものとしたが、6枚の撮影画像それぞれに合成される背景画像が個別に選択されるようにしてもよい。この場合、BGM選択画面461において、楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲のうちの少なくとも1つが、背景画像のカテゴリに応じた楽曲に変更されたり、選択された6枚の背景画像において、最も多く含まれる色(具体的には、色相や輝度、彩度など)に応じた楽曲に変更されるようにしてもよい。
【0149】
例えば、選択された6枚の背景画像において、その色として原色が多く使われている場合には、楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲の少なくともいずれか1つが、アップテンポの楽曲に変更されたり、多く使われている色を含むタイトル(楽曲名)の楽曲に変更されたりする。
【0150】
また、上述した背景画像の中には、撮影画像における被写体の背景に合成される画像に加え、被写体の前景に合成されるスタンプ画像やフレーム画像といった前景画像を含むものがある。
【0151】
そこで、BGM選択画面461において、楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲のうちの少なくとも1つが、選択された背景画像に含まれる前景画像のデザインや雰囲気に応じた楽曲に変更されるようにしてもよい。
【0152】
また、以上においては、楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲のうちの少なくともいずれか1つが、撮影条件としてのセット背景や背景画像に応じた楽曲に変更されるものとしたが、他の撮影条件である背景コースや写りコース、コラージュ撮影の撮影コースに応じた楽曲に変更されるようにしてもよいし、これらの撮影条件のうちの少なくとも2つの組み合わせに応じた楽曲に変更されるようにしてもよい。
【0153】
例えば、背景コースとして「エンジョイショット」コースが選択されている場合、撮影処理においては、撮影画像の仕上がりが楽しく愉快な雰囲気となる背景画像が合成されることになるので、楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲のうちの少なくともいずれか1つが、その雰囲気に合ったアップテンポの楽曲に変更されるようにする。
【0154】
また、BGM選択画面461に表示される楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲それぞれが選択された回数を記憶部202に記憶するようにし、選択された回数が多い楽曲の上位5曲を、その順番に、楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲とするようにしてもよいし、選択された回数が多い楽曲の例えば上位2曲のみを、楽曲ボタン471−1,471−2に対応する楽曲としてもよい。
【0155】
さらに、BGM選択画面461に表示される楽曲ボタン471−1乃至471−5に対応する楽曲として、日毎、週毎、または月毎の音楽ヒットチャートの上位5曲を適用するようにしてもよい。
【0156】
なお、上述した事前接客処理においては、背景コースの選択(ステップS31)、写りコースの選択(ステップS32)、名前の入力(ステップS33)、セット背景の選択(ステップS34)、コラージュ撮影の撮影コースの選択(ステップS35)、およびBGMの選択(ステップS36)の各ステップにおける作業の最大許容時間は予め決められているが、ステップS31乃至ステップS35における各作業に要した時間に応じて、ステップS36において利用者にBGMを選択させる時間を変更するようにしてもよい。
【0157】
具体的には、ステップS31乃至ステップS35の各作業に要した時間が、それぞれの最大許容時間より短かった場合には、各ステップにおいて余った時間をステップS36の処理に振り分け、利用者にBGMを選択させる時間を延長させるようにする。
【0158】
このとき、BGM選択画面461には、「時間内なら何回でもBGMを選択できるよ!」などといったメッセージを表示させることで、利用者にBGMをよく吟味することを促すようにしてもよいし、OKボタン475が押下された時点で残り時間に余裕がある場合には、「選んだBGMでホントにいいの?」などといったメッセージを表示させることで、利用者に選択したBGMを確定させて良いか否かを確認させるようにしてもよい。
【0159】
これにより、利用者は、余裕をもって、また確実に、所望のBGMを選択することができるようになる。
【0160】
なお、ステップS31乃至ステップS35の各作業に要した時間が、それぞれの最大許容時間より短かった場合であっても、ステップS36における作業の最大許容時間を変更させないことで、写真シール作成ゲームの回転率を向上させるようにしてもよい。
【0161】
また、上述した事前接客処理において、背景コース、写りコース、セット背景、コラージュ撮影の撮影コースといった撮影条件の選択の各ステップにおいて、最大許容時間内に、利用者によって撮影条件が選択されなかった場合(タイムアウトになった場合)、複数の撮影条件のうちの予め決められた1つが、撮影条件として選択されるようにする。同様に、BGMの選択のステップにおいて、タイムアウトになった場合も、複数の楽曲のうちの予め決められた1つが、BGMとして選択されるようにする。
【0162】
なお、上述した事前接客処理において、BGMの選択をその最後に行わせることで、続く撮影処理において流れるBGMが、利用者自身が選択した楽曲であることを、利用者に忘れさせないようにすることができる。
【0163】
[撮影処理の流れ]
次に、
図18のフローチャートを参照して、上述した写真シール作成ゲームの一連の処理におけるステップS5の撮影処理の流れを説明する。
【0164】
撮影処理が開始されると、撮影処理部302の表示制御部321が、「タッチしてね!」などといったメッセージをタッチパネルモニタ92に表示させ、入力受付部322が、利用者からの指示を受け付けることで、ステップS51において、BGM出力部325は、スピーカ233を介して、事前接客処理において利用者により選択されたBGM(楽曲)の出力を開始する。このとき、タッチパネルモニタ92には、利用者により選択された楽曲、すなわち、スピーカ233から出力される楽曲の楽曲名が表示されるようにする。
【0165】
ここで、出力される楽曲の再生開始箇所は、楽曲の中で最も盛り上がり、かつよく知られている部分であるサビの部分とする。
【0166】
なお、タッチパネルモニタ92に対する利用者の操作によってBGMの出力が開始されるのではなく、利用者の撮影空間への移動を検知してから所定の時間が経過したことによってBGMの出力が開始されるようにしてもよい。
【0167】
続いて、撮影処理部302は、タッチパネルモニタ92やスピーカ233等を制御して、まっすぐ立っている利用者の顔および上半身がそのまままっすぐ写る画像を撮影するアップ撮影のガイダンスを行った後、ステップS52において、アップ撮影を行う。
【0168】
具体的には、撮影制御部323は、カメラ91を制御し、利用者の頭の上から腰付近までの範囲が写った画像の取り込みを開始させ、カメラ91により取り込まれた動画像(ライブビュー画像)をタッチパネルモニタ92に表示させる(ライブビュー表示を行う)。次に、表示制御部321は、タッチパネルモニタ92にカウントダウンインジケータを表示し、撮影タイミングを利用者に通知する。そして、撮影タイミングになったとき、撮影制御部323は、カメラ91を制御して撮影を行い、まっすぐ立っている利用者の顔および上半身がそのまままっすぐ写った静止画像であるアップ撮影画像を取得する。取得されたアップ撮影画像は、撮影結果としてタッチパネルモニタ92に表示される。
【0169】
ステップS52においてアップ撮影が2回行われると、撮影処理部302は、タッチパネルモニタ92やスピーカ233等を制御して、まっすぐ立っている利用者の顔および上半身が左右のどちらかに傾いて写る画像を撮影するななめ撮影のガイダンスを行った後、ステップS53において、ななめ撮影を行う。
【0170】
ななめ撮影の詳細については、基本的にはアップ撮影と同様であるので、その説明は省略するが、ななめ撮影によって、まっすぐ立っている利用者の顔および上半身が左右のどちらかに傾いて写った静止画像であるななめ撮影画像が取得される。
【0171】
ステップS53においてななめ撮影が2回行われると、撮影処理部302は、タッチパネルモニタ92やスピーカ233等を制御して、まっすぐ立っている利用者の全身が写る画像を撮影する全身撮影のガイダンスを行った後、ステップS54において、全身撮影を行う。
【0172】
全身撮影の詳細についてもまた、基本的にはアップ撮影と同様であるので、その説明は省略するが、全身撮影によって、まっすぐ立っている利用者の全身が写った静止画像である全身撮影画像が取得される。
【0173】
このようにして、7回行われる撮影のうちの1回目乃至6回目の撮影が行われる。なお、この間も、スピーカ233を介して、事前接客処理において選択された楽曲がBGMとして出力されている。
【0174】
ここで、
図19を参照して、1回目乃至6回目の撮影の際にタッチパネルモニタ92に表示される撮影画面の例について説明する。
【0175】
図19に示されるように、撮影画面511の下側の領域には、事前接客処理において選択されたセット背景に含まれる6枚の背景画像それぞれに、モデルを被写体として撮影された6枚のモデル画像それぞれが合成された6枚のサンプル画像521−1乃至521−6が表示されている。
図19の例では、事前接客処理において選択されたセット背景431を構成する6枚の背景画像が、サンプル画像521−1乃至521−6にそれぞれ合成されて表示されている。
【0176】
サンプル画像521−1乃至521−6それぞれに合成されている背景画像は、1回目乃至6回目の撮影により得られる撮影画像のそれぞれに合成される。すなわち、例えば、サンプル画像521−1に合成されている背景画像は1回目の撮影により得られるアップ撮影画像に合成され、サンプル画像521−3に合成されている背景画像は3回目の撮影により得られるななめ撮影画像に合成され、サンプル画像521−5に合成されている背景画像は5回目の撮影により得られる全身撮影画像に合成される。
【0177】
撮影画面511においては、n(nは1乃至6の整数)回目の撮影が行われるときに、サンプル画像521−nが大きく表示されるとともに、撮影画面511の略中央に表示されるライブビュー画像表示領域522には、サンプル画像521−nに合成されている背景画像に、カメラ91により取り込まれたライブビュー画像が表示される。
【0178】
図19の例では、サンプル画像521−1が大きく表示され、ライブビュー画像表示領域522にはサンプル画像521−1に合成されている背景画像531−1に、ライブビュー画像(被写体は図示せず)が合成されて表示されている。すなわち、
図19は、1回目の撮影が行われる際の撮影画面511の例を示している。なお、撮影画面511におけるライブビュー画像表示領域522の右側には、サンプル画像521−2に合成されている背景画像531−2、サンプル画像521−3に合成されている背景画像531−3、およびサンプル画像521−4に合成されている背景画像531−4が、3次元的に重畳しているように表示されている。
【0179】
1回目の撮影が終わると、撮影の結果得られたアップ撮影画像は、撮影画面511におけるライブビュー画像表示領域522の左側に、背景画像531−2乃至531−4と対称的に表示されるとともに、サンプル画像521−1が表示されていた領域にも、サンプル画像521−1に代わって、1回目の撮影により得られたアップ撮影画像が表示されるようになる。
【0180】
次いで、2回目の撮影が行われるときには、サンプル画像521−2が大きく表示されるとともに、ライブビュー画像表示領域522には、ライブビュー画像表示領域522の右側に表示されていた背景画像531−2が移動して、ライブビュー画像(被写体は図示せず)に合成されて表示されるようになる。
【0181】
このようにして順次撮影が行われ、6回目の撮影が終わると、撮影処理部302は、タッチパネルモニタ92やスピーカ233等を制御して、コラージュ撮影のガイダンスを行った後、ステップS55において、7回目の撮影として、コラージュ撮影を行う。
【0182】
コラージュ撮影により、この撮影により得られる被写体の画像を、1回目から6回目の撮影により得られた6枚の撮影画像のうちの所定枚数の撮影画像とともに、所定のデザインを施したデザイン画像上に配置されてなるコラージュ撮影画像が、7枚目の撮影画像として得られる。
【0183】
7回目の撮影が終わると、ステップS56において、表示制御部321が、目・明るさ選択画面をタッチパネルモニタ92に表示させ、入力受付部322が、利用者からの指示を受け付けることで、目・明るさ選択部324は、撮影画像における被写体(利用者)の目の大きさおよび肌の明るさを選択し、1枚目乃至7枚目の撮影画像における被写体の目の大きさおよび肌の明るさを、選択された目の大きさや肌の明るさに変更するように加工する。
【0184】
ステップS56の処理が終わって所定時間が経過した後、BGM出力部325は、スピーカ233を介して出力されている、事前接客処理において利用者により選択されたBGM(楽曲)の出力を停止する。その後、処理は
図13のステップS5に戻り、それ以降の処理が行われる。
【0185】
このようにして、撮影処理が行われている間、スピーカ233からは、事前接客処理において利用者により選択された楽曲がBGMとして出力される。すなわち、事前接客処理において利用者により選択された楽曲が、セット背景等の撮影条件に応じた楽曲である場合には、撮影条件に応じた楽曲がBGMとして出力されるようになる。したがって、この場合、例えば利用者がその日の気分によって選択したセット背景のテーマに合った楽曲がBGMとして撮影空間内に流れるので、利用者は、多くのBGMの選択肢の中から手間をかけて探すことなく選んだ、その時の気分に応じたBGMを聴きながら撮影を楽しむことができる。
【0186】
なお、以上においては、ステップS56において、目の大きさおよび肌の明るさが選択されてから所定時間が経過した後に、BGMの出力が停止されるものとしたが、処理が
図13のステップS5に戻った後、ステップS6において編集空間への移動案内が行われてから所定時間経過後に、BGMの出力が停止されるようにしてもよい。
【0187】
利用者は、編集空間への移動案内が行われてからすぐに、撮影空間から編集空間へ移動するとは限らないため、編集空間への移動案内が行われてからすぐに、BGMの出力が停止されてしまうと、利用者に対して不快感や違和感を与えてしまうおそれがある。
【0188】
そこで、編集空間への移動案内が行われてから所定時間経過後に、BGMの出力が停止されるようにすることで、編集空間への移動案内が行われてからすぐに編集空間へ移動しない利用者に対して、不快感や違和感を与えることを避けることができる。
【0189】
また、
図18に示されるライブビュー画像表示領域522において、ライブビュー画像と合成されて表示される背景画像の中には、上述したように、ライブビュー画像における被写体の背景に合成される画像に加え、被写体の前景に合成されるスタンプ画像やフレーム画像といった前景画像を含むものがある。
【0190】
そこで、ライブビュー画像表示領域522において表示される背景画像や、その背景画像に含まれる前景画像(スタンプ画像やフレーム画像)の色味やデザイン、形状、配置等を、事前接客処理において選択された楽曲、すなわち、撮影空間において流れているBGMに応じて変えるようにしてもよい。
【0191】
例えば、撮影空間において流れているBGMに応じて、背景画像に含まれるスタンプ画像や背景画像自体に、そのBGMの楽曲名や、サビの部分の歌詞を表す文字が表示されるようにしてもよい。
【0192】
さらには、撮影空間において流れているBGMに応じて、撮影空間における撮影時間を変更させるようにしてもよい。例えば、撮影空間において流れているBGMがアップテンポな楽曲である場合には、撮影と撮影との間の時間を短縮させ、その分、撮影回数を増やすようにしてもよい。この場合、得られた撮影画像の中から、編集処理の対象となる編集対象画像を利用者に選択させるようにする。
【0193】
また、撮影空間において流れているBGMに応じて、撮影空間内において発光させるストロボの数や発光タイミングを変更させるようにしてもよいし、サンプル画像521−1乃至521−6に表示されるモデル画像のポーズを変更させるようにしてもよい。
【0194】
なお、撮影空間において流れているBGM自体が、適宜アレンジされて出力されるようにしてもよい。例えば、事前接客処理において利用者により選択された撮影条件に応じて、BGMのテンポ(再生速度も含む)や音量が設定されるようにする。このとき、撮影画面511の所定の領域には、そのBGMに対応した映像や、その楽曲のプロモーションビデオ(ミュージックビデオ)が表示されるようにしてもよい。さらには、アレンジされたBGMに応じて、上述したような、背景画像に含まれるスタンプ画像等の色味やデザイン、形状、配置、撮影空間内において発光させるストロボの数や発光タイミング、サンプル画像521−1乃至521−6に表示されるモデル画像のポーズが変更されるようにしてもよい。
【0195】
以上においては、出力される楽曲の再生開始箇所は、そのサビの部分とするようにしたが、楽曲の冒頭であってももちろんよい。
【0196】
さらに、出力される楽曲の再生開始箇所を利用者に選択させるようにしてもよい。この場合、撮影画面511には、
図20に示されるように、出力される楽曲の再生に関する操作を利用者に行わせるための再生操作領域541を設けるようにする。
【0197】
再生操作領域541において、シークバー551上でスライダ552が利用者の操作によって移動させられることによって、楽曲の再生開始箇所が設定され、シークバー551の右側には、楽曲の再生開始箇所や再生中の時間的位置を表す再生時間553が表示される。
【0198】
この状態で、再生ボタン554が操作されると、楽曲の再生が開始される。楽曲が再生されている最中に、早送りボタン555が操作されることで、楽曲が早送り再生され、巻き戻しボタン556が操作されることで、楽曲が巻き戻し再生され、停止ボタン557が操作されることで、楽曲の再生が停止される。また、音量調整部558が操作されることで、再生されている楽曲の音量が調整される。
【0199】
このような構成により、利用者は、楽曲の再生開始箇所として、好みの箇所を指定することが可能となる。
【0200】
なお、楽曲の再生開始箇所を、シークバー551上のスライダ552の位置で設定する以外にも、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ・・・等のように、楽曲を複数の部分に分け、その再生開始部分を利用者に選択させるようにしてもよい。
【0201】
また、編集処理においては、利用者の選択によりシールレイアウトが選択されるものとしたが、選択の対象となる複数のシールレイアウトの少なくともいずれか1つが、事前接客処理において利用者により選択されたBGMに変更されるようにしてもよいし、事前接客処理において、BGMの選択より前にシールレイアウトを選択させるようにし、その選択されたシールレイアウトに応じて、BGMの候補である楽曲の少なくともいずれか1つが、変更されるようにしてもよい。
【0202】
さらに、上述したように、編集処理においては、利用者に、その利用者が所有する携帯端末のメールアドレスを入力させるようになされているが、このメールアドレス宛に、事前接客処理において選択された楽曲、すなわち、撮影空間において流れたBGMが送信されてくるようにしてもよいし、その楽曲をダウンロードするためのURLが記載されたメールが送信されてくるようにしてもよい。
【0203】
この場合、写真シール作成ゲームのプレイ回数に応じたポイントを、利用者毎に付与するようにし、その累積ポイントが所定の値に達したときに、利用者の所有する携帯端末に楽曲が提供されるようにしてもよい。なお、写真シール作成ゲームのプレイ回数やポイントは、携帯端末等から専用のサイトにアクセスすることで確認できるようにする。
【0204】
さらに、利用者が所有する携帯端末や携帯型音楽プレーヤと写真シール作成装置1とで、USB(Universal Serial Bus)コネクタを介した通信や、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を行わせ、携帯端末や携帯型音楽プレーヤに保存されている楽曲を、BGMとしての楽曲の候補とするようにしてもよい。
【0205】
通常、利用者が所有する携帯端末や携帯型音楽プレーヤには、利用者の好みの楽曲が保存されているので、利用者は、自分の好みの楽曲を、確実に撮影空間に流れるBGMに選択することができ、好みのBGMを聴きながら撮影を楽しむことができる。
【0206】
なお、BGMの選択肢となる楽曲として、例えば、有名なアーティストに、写真シール作成装置1の世界観やコンセプトに合ったオリジナルの楽曲を提供してもらうことで、写真シール作成装置1において、利用者に特別な気持ちで写真シール作成ゲームをプレイしてもらうことができる。
【0207】
また、上述した処理においては、事前接客処理において、撮影空間において流れるBGMを選択させるようにしたが、撮影処理において、事前接客空間から撮影空間に移動してきた直後に、BGMを選択させるようにすることも可能である。
【0208】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0209】
この記録媒体は、例えば、
図9に示されるように、装置本体とは別に、写真シール作成装置1の管理者にプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROMおよびDVDを含む)、光磁気ディスク(MDを含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で管理者に配信される、プログラムが記録されているROM206や、記憶部202に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0210】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0211】
以上において、印刷媒体は、シール紙や写真紙に限られるものではなく、例えば、所定のサイズの紙やフィルム、ポスター用の紙、テレホンカードなどのカード、あるいは、Tシャツなどの布地などに印刷するようにしてもよい。
【0212】
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。