特許5773241IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

関連出願の相互参照
本出願は、2007年10月15日出願の米国特許仮出願第60/980,086号及び2008年5月2日出願の米国特許仮出願第61/050,101号の恩典を主張する。これらの出願の内容はすべて参照により本明細書に組み込まれる。 発明の分野
本発明は一般に、試験センサに捕集された体液試料中の分析対象物濃度を決定する方法及びアセンブリに関する。より具体的には、本発明は一般に、試験センサの温度を計測して、分析対象物と反応する試薬の温度を決定し、試薬との反応に基づいて分析対象物濃度の正確な決定を達成する方法及びアセンブリに関する。 発明の背景
特定の生理学的異常の診断及び維持において体液中の分析対象物の定量は非常に重要である。たとえば、特定の個人においては、乳酸、コレステロール及びビリルビンがモニタリングされる。特に、糖尿病のある個人は、自らの体液中のグルコースレベルを頻繁にチェックして食事におけるグルコース摂取を規制することが重要である。そのような試験の結果は、インスリン又は他の薬を投与する必要があるかどうかを決定するために使用することができる。一つのタイプの血糖試験システムにおいては、血液試料を試験するために試験センサが使用される。 試験センサは、たとえば血糖と反応するバイオセンシング又は試薬物質を含有する。たとえば、センサの試験端は、人の指を穿刺したのち指の上に溜まった被験流体(たとえば血液)と接触するように適合されることができる。流体は、毛管作用により、センサ中を試験端から試薬物質まで延びる毛管流路に引き込まれることができ、十分な量の被験流体がセンサ中に引き込まれる。試験は通常、試験センサを試験センサ開口中に受け、光学的又は電気化学的試験法を適用する計器を使用して実施される。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、そのような試験の精度は、試験センサの温度によって影響を受けるおそれがある。たとえば、試験センサ上での血糖と試薬との化学反応の結果は、様々な温度で異なるおそれがある。正確な読みを達成するためには、実際の計測値が、反応が始まる直前に測られた実際のセンサ温度に基づいて修正される。試験センサ温度を計測するための従来方法は、試験センサ開口に近接させて配置されたサーミスタからの抵抗値を読むことを含む。サーミスタ抵抗が化学反応結果を再計算する。この修正法は、センサ温度が、試験センサ開口に近接させて配置されたサーミスタの温度と同じであるという推定に基づく。しかし、現実には、通常はプリント回路板上に位置するサーミスタは、実際には計器の温度を提供する。計器の温度は試験センサ温度とは異なるため、分析対象物計測が不正確になるおそれがある。 その結果、正確な分析対象物計測を達成するために、試験センサの温度を正確に計測し、考慮して補正する方法及びアセンブリを有することが望ましいであろう。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

体液試料中の分析対象物濃度を計測するために使用される試薬は温度の変化に敏感であることがある。換言するならば、試薬と分析対象物との反応の大きさは試薬の温度に依存する。その結果、反応に基づく試料中の分析対象物濃度のどのような計算も、試薬の温度とともに変わるおそれがある。したがって、分析対象物濃度のより正確な計測を達成するために、本発明のいくつかの実施態様は試薬の温度をも決定する。試薬の温度は、分・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施態様の、試験センサ及び計器を含む一般的な診断システムを示す図である。

【図2】試験センサが計器に挿入されている、図1の実施態様を示す図である。

【図3A】本発明の実施態様の計器の部分平面図である。

【図3B】図3Aの計器の部分拡大透視図である。

【図3C】図3Aの計器の内部側面図である。

【図3D】図3Aの計器のさらに別の内部図である。

【図3E】図3Aの計器のさらに別の内部図である。

【図3F】図3Aの計器のための例示的な処理システムを示す図である。

【図4A】本発明の実施態様が使用することができるサーモパイルセンサ及びサーミスタを示す図である。

【図4B】図4Aのサーモパイルセンサ及びサーミスタの下面図である。

【図5】本発明の実施態様が使用することができる光学検出システムの構成を示す図である。

【図6】本発明の実施態様のサーモクロミック液晶(TCLC)を使用する試験センサの図である。

【図7】温度とともに起こるサーモクロミック液晶の分子変化を示す図である。

【図8】温度に依存するサーモクロミック液晶の色の範囲を示す図である。

【図9】例示的な実験セットアップからの温度vs時間及び光学強度(RGB)vs時間のグラフである。

【図10】図9のグラフのデータから変換された温度vs色強度(RGB)のグラフである。

【図11A】RGBデータを温度データに変換するための光学処理のサブルーチンを示す図である。

【図11B】RGBデータを温度データに変換するための光学データの処理の一般的アルゴリズムを示す図である。

【図12】20℃〜40℃の温度試験の場合の温度vs時間及び光学強度(RGB)vs時間のグラフである。

【図13】図12のグラフのデータから変換された温度vs色強度(RGB)のグラフである。

【図14】図12及び13のデータに対応するTCLCベースの温度及びサーモカップルデータを示す図である。

【図15】本発明の態様にしたがってTCLC材料のアレイによって温度を計測するための「切り分けられたパイの形のTCLC構成」を示す図である。

【図16】本発明の態様の一体型コネクタ・IRセンサを示す図である。

【図17】本発明の態様の温度計測システムを有するコントローラを用いて装置、たとえばCGMセンサを校正するためのシステムを示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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